JP2010110029A - モールドモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、固定子と回路基板を樹脂成形するモールドモータで、モータ内側から軸受を挿入する場合、軸受を挿入するためのスペースφAだけ回路基板に孔を形成する必要があり、電子部品の実装面積が狭くなり、配線のレイアウトの自由度が低くなるという問題があった。
【解決手段】 固定子2と回路基板3とが樹脂にてモールド成形されたモールドモータ1において、軸受ハウジング11がモータ外側方向に開口され、軸受7が外側から取り付けられる構成とし、回路基板3が反回転子挿入口側の軸受ハウジング直下まで配される構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 固定子2と回路基板3とが樹脂にてモールド成形されたモールドモータ1において、軸受ハウジング11がモータ外側方向に開口され、軸受7が外側から取り付けられる構成とし、回路基板3が反回転子挿入口側の軸受ハウジング直下まで配される構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エアコン用のファンモータなどに使われ、樹脂で固定子などの部品を覆ったモールドモータに関するものである。
樹脂部材にて固定子および回路基板を覆うモールドモータは、従来より知られている。(特許文献1参照)
上記のようなモールドモータは、樹脂にて固定子および回路基板を覆っているので、防水性、絶縁性に優れ、また、鋼板製のフレームを用いるよりも安価で製造できるなどの利点がある。
特開2000−14071号公報
しかしながら、図4のような位置に回路基板を配していると、反回転子挿入口側のブラケットおよび軸受を挿入するために、回路基板の中央部に軸受を挿通させるための孔を形成する必要がある。
しかしながら、回路基板にこのような孔を設けることで、電子部品を搭載できる実装面積が狭くなり、搭載する電子部品の数や大きさが限られる、配線のレイアウトが制限されるなどの問題があった。
また、回路基板の実装面積を確保するために、反回転子挿入口側の軸受ハウジングより外側に配す方法もあるが、この方法であると、モータの軸方向長さが長くなる、固定子から基板への渡り線が長くなるなどの問題があり、出来るだけ従来の位置に基板を配したいものである。
本発明は、前記従来の問題を顧みて、モータ全体の大きさを変えることなく、基板の実装面積を大きく確保するための構成を提供するものである。
請求項1の発明は、鉄心に巻線を施された固定子と、前記固定子の内周に配され、回転軸が取り付けられた回転子と、前記回転軸の両側を摺動支持する軸受と、前記軸受を収める軸受ハウジングと、各種電子部品を備えた回路基板とを備え、前記固定子と回路基板を樹脂にて覆い、モータフレームとしたモールドモータにおいて、前記軸受ハウジングは、モータ外側方向に開口されることで、前記軸受が外側から取り付けられ、前記回路基板は、反回転子挿入口側の軸受ハウジングの直下まで配され、樹脂にて覆われていることを特徴とするモールドモータを提供するものである。
請求項2の発明は、前記反回転子挿入口側の軸受ハウジングに、鋼板製の軸受ブラケットを挿入し、軸受を嵌合したことを特徴とする請求項1記載のモールドモータを提供するものである。
請求項3の発明は、前記反回転子挿入側口の軸受ハウジングを、前記樹脂製フレームと一体に形成し、軸受を嵌合したことを特徴とする請求項1記載のモールドモータを提供するものである。
本発明のモールドモータの構成は、モータ全体の大きさを変えることなく、電子部品の実装面積を広く確保することができる。それにより、電子部品の数や大きさ、配線のレイアウトにおいて自由度が高くなり、制御性に優れたモータを提供することができる。
本発明の実施例について、図1〜3を用いて説明する。図1は、本発明のモータの断面図である。図2は、反回転子挿入口側の拡大図である。図3は、他の実施例の図である。
(本実施例の構成)
図1より、本発明のモータ1は、円筒形の鉄心に巻線を巻装した固定子2と、固定子2の近傍に配された回路基板3とが、樹脂によってモールドされてモータフレーム4が形成されている。この固定子2と回路基板4とは、図示していないが、渡り線にて接続されており、回路基板4上の電子部品からの制御信号により固定子2への通電が制御され、モータ1が駆動される。
図1より、本発明のモータ1は、円筒形の鉄心に巻線を巻装した固定子2と、固定子2の近傍に配された回路基板3とが、樹脂によってモールドされてモータフレーム4が形成されている。この固定子2と回路基板4とは、図示していないが、渡り線にて接続されており、回路基板4上の電子部品からの制御信号により固定子2への通電が制御され、モータ1が駆動される。
また、回転子5は、円形の回転子ヨークの周囲にマグネットが配されており、中心には回転軸6が取り付けられている。上記のように、ヨークの周囲にマグネットを配す構成以外に、樹脂製のマグネットにより回転軸6が取り付けられた構成であっても良い。また、回転軸6の両側には軸受7,8によって摺動支持されており、反回転子挿入口側の軸受7は軸受ブラケット9に、回転子挿入口側の軸受8は軸受ブラケット10にそれぞれ嵌合固定されている。
図1,2より、回路基板3は、固定子2の反回転子挿入口側に配されている。この回路基板3は、略円形状の基板の中心に回転軸6を挿通する孔12が形成されており、この孔の径は、回転軸6の径より若干大きい程度である。そして、回路基板3は、樹脂にてモータフレーム4と一体に覆われ、反回転子挿入口側は軸孔以外が完全に仕切られている。
上記基板を埋め込んだ外側には、モータ外側に向けて軸受ハウジング11を形成する。そして、軸受ハウジング11には、金属製の軸受ブラケット9が取り付けられ、軸受7を嵌合している。
上記構成により、従来の構成と比較して、モータの軸方向の長さは同じでありながら、φA分だけ回路基板の面積が大きくなっている。
(本実施例の組立方法)
コイルを鉄心に巻いた固定子2と、回路基板3とを成形金型にセットし、射出成形にてこれらの部品を樹脂にてモールドする。モールド成形されたモータフレーム4は凹状に形成され、中心に軸孔12が形成されている。また、軸孔12付近外側には、軸受を納める軸受ハウジング11が形成され、軸受ブラケット9が取り付けられる。この軸受ブラケット9は、モールドフレーム11が形成された後に取り付けても良いが、モールド成形する際に、成形金型にセットしてインサート成形されても良い。
コイルを鉄心に巻いた固定子2と、回路基板3とを成形金型にセットし、射出成形にてこれらの部品を樹脂にてモールドする。モールド成形されたモータフレーム4は凹状に形成され、中心に軸孔12が形成されている。また、軸孔12付近外側には、軸受を納める軸受ハウジング11が形成され、軸受ブラケット9が取り付けられる。この軸受ブラケット9は、モールドフレーム11が形成された後に取り付けても良いが、モールド成形する際に、成形金型にセットしてインサート成形されても良い。
次に、モータフレーム4の回転子挿入口から回転子5を挿入し、軸孔12に回転軸6を挿通したあと、軸受7を取り付け、回転軸6を摺動支持している。また、反対側には金属製の軸受ブラケット10が回転軸6を挿通して、モータフレーム4に嵌合あるいはネジ止めして固定される。そして、軸受8が取り付けられることで、回転軸6を摺動支持している。
(他の実施例)
図1では、軸受ブラケット9を埋め込んでいるが、軸受との精度を厳しく求めるものでなければ、図3のように軸受ブラケット9が無くても良い。軸受ブラケット9が無いため安価なものを提供することができる。
図1では、軸受ブラケット9を埋め込んでいるが、軸受との精度を厳しく求めるものでなければ、図3のように軸受ブラケット9が無くても良い。軸受ブラケット9が無いため安価なものを提供することができる。
また、軸受7,8を取り付けた後止め輪を取り付けることで、軸受を確実に固定することができる。
また、本願発明では外側に向けて軸受が取り付けられているので、軸受にゴミや塵が入りやすい環境では、蓋などを設けても良い。
1 モータ
2 固定子
3 回路基板
4 モールド部
5 回転子
6 回転軸
7,8 軸受
9,10 軸受ブラケット
11 軸受ハウジング
12 軸孔
2 固定子
3 回路基板
4 モールド部
5 回転子
6 回転軸
7,8 軸受
9,10 軸受ブラケット
11 軸受ハウジング
12 軸孔
Claims (3)
- 固定子鉄心に巻線を施された固定子と、
前記固定子の内周に配され、回転軸が取り付けられた回転子と、
前記回転軸の両側を摺動支持する軸受と、
前記軸受を収める軸受ハウジングと、
各種電子部品を搭載した回路基板と、を備え、
前記固定子と回路基板を樹脂にて覆い、モータフレームとしたモールドモータにおいて、
前記軸受ハウジングは、モータ外側方向に開口されることで、前記軸受が外側から取り付けられ、
前記回路基板は、反回転子挿入口側の軸受ハウジングの直下まで配され、樹脂にて覆われていることを特徴とするモールドモータ。 - 前記反回転子挿入口側の軸受ハウジングに、鋼板製の軸受ブラケットを挿入し、軸受を嵌合したことを特徴とする請求項1記載のモールドモータ。
- 前記反回転子挿入側口の軸受ハウジングを、前記樹脂製フレームと一体に形成し、軸受を嵌合したことを特徴とする請求項1記載のモールドモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008276371A JP2010110029A (ja) | 2008-10-28 | 2008-10-28 | モールドモータ |
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|---|---|---|---|
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Publications (1)
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|---|---|
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008276371A Pending JP2010110029A (ja) | 2008-10-28 | 2008-10-28 | モールドモータ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130054136A (ko) | 2011-11-16 | 2013-05-24 | 니혼 덴산 테크노 모터 가부시키가이샤 | 몰드 모터 |
| JP2013128390A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-06-27 | Nidec Techno Motor Corp | モールドモータ |
| CN109268940A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-01-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其风机 |
| JP2022157471A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社ミクニ | 回転駆動装置 |
Citations (3)
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| JPH04334942A (ja) * | 1991-05-08 | 1992-11-24 | Mitsubishi Electric Corp | 樹脂モールドモータ |
| JPH0638429A (ja) * | 1992-04-21 | 1994-02-10 | Shinano Kenshi Kk | 電動機の巻線固定子 |
-
2008
- 2008-10-28 JP JP2008276371A patent/JP2010110029A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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| CN109268940B (zh) * | 2018-11-01 | 2024-06-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其风机 |
| JP2022157471A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社ミクニ | 回転駆動装置 |
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