図1は、本発明を適用した情報受信システムの構成例を示している。このテレビ受信システムは、図1に示すように、無線通信により接続される選局装置101と、表示装置102とにより構成される。選局装置101は、例えば家庭の屋内に設置されて用いられるものである。また、表示装置102は、使用者の近傍において用いられるものである。
そして、図1に示すように、選局装置101には、屋外に設置されたテレビ放送信号受信用の受信アンテナ111に接続されて屋外から屋内に引き込まれたアンテナケーブル111cbが接続されるとともに、電話網に接続されて屋外から屋内に引き込まれた電話線Lが接続される。
そして、選局装置101は、アンテナ111により受信して選局したテレビ放送信号を復調して、これを送受信アンテナ118を通じて表示装置102に向けて無線送信したり、あるいは、電話線Lを通じて送信されてくる信号を受信して復調し、これを送受信アンテナ118を通じて、表示装置102に向けて無線送信する。
また、選局装置101は、表示装置102から指示情報や電子メールなどの送信情報を送受信アンテナ118を通じて受信し、受信した指示情報に応じて選局するテレビ放送信号を変えたり、送信情報を電話線Lを通じて送信したりすることができるものである。
表示装置102は、選局装置101から無線送信されてくるテレビ放送番組の信号を受信し、受信した信号に含まれる画像信号に応じた画像をLCD(Liquid Crystal Display)125の表示画面に表示するとともに、受信した信号に含まれる音声信号による音声をスピーカから放音することにより、テレビ放送番組の視聴を可能にする。
また、表示装置102は、選局装置101が電話線Lを通じて受信して無線送信してくる例えば電子メールやインターネットのホームページなどの信号を受信し、受信した信号から表示用信号を形成し、この表示用信号に応じた画像をLCD125に表示して使用者に提供することができるものである。
さらに、この実施の形態の表示装置102のLCD125の表示画面には、タッチパネル351が貼付されており、LCD125の表示画面に表示される表示情報とタッチパネル351とにより、使用者からの各種の指示入力などの情報の入力を受け付けることができるようにしている。そして、タッチパネル351を用いることによって、電子メールを作成して送信したり、自分宛ての電子メールを受信して表示したりするなど各種の操作を行うことができるようにしている。
このように、選局装置101は、テレビ放送信号や、電話線Lを通じて提供される各種の情報を、この実施の形態のテレビ受信システムに取り込んだり、この実施の形態のテレビ受信システムから電話線Lを通じて通信ネットワークに情報を送出したりするインターフェースとしての機能を有している。また、表示装置102は、選局装置101によりこの実施の形態のテレビ受信システムに取り込まれた情報を使用者に提供したり、使用者からの情報を受け付けるユーザインターフェースとしての機能を有している。
そして、選局装置101は、図1に示すように、アンテナケーブル111cbとの接続端子T1や電話線Lとの接続端子T2が設けられた位置に応じて、その両方に確実に接続することが可能な位置に設置して用いる。そして、図1に示したように、選局装置101と表示装置102とは、無線接続されるので、選局装置101からの無線信号の受信が可能なエリアであれば何処ででも、表示装置102を用いることによって目的とするテレビ放送番組を視聴したり、インターネットに接続して電子メールのやり取りを行うなどのことができるようにしている。
図2は、選局装置101のより詳細な構成を示すブロック図である。この選局装置101の各部は、制御部200によって制御するようにされている。
制御部200は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、EEPROM(Electrically Erasable Programable Read Only Memory)204がCPUバス206を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータである。
ここで、ROM202は、この実施の形態の選局装置101において実行する各種の処理プログラムや処理に必要なデータなどが記録されたものである。RAM203は、各種の処理において得られたデータを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の処理の作業領域として用いられるものである。
EEPROM204は、いわゆる不揮発性のメモリであり、電源が落とされても、記憶保持した情報が失われることがなく、例えば、選局装置101の主電源が落とされる直前まで選局していた放送チャンネルの情報を記憶保持し、電源投入後においては、前回電源が落とされる直前まで選局していたチャンネルの放送信号を選局するようにするいわゆるラストチャンネルメモリ機能を実現することなどができるようにしている。
そして、図2に示すように、この実施の形態の選局装置101は、屋外に設置されたテレビ放送信号受信用の受信アンテナ111からのアンテナケーブル111cbは、選局装置101の選局部112に接続され、受信アンテナ111により受信されたテレビ放送信号は、選局部112に供給される。
選局部112は、受信アンテナ111からのテレビ放送信号の中から、制御部200からの選局指示信号に応じたテレビ放送信号を選局し、この選局したテレビ放送信号を復調部113に供給する。復調部113は、これに供給されたテレビ放送信号を復調して、復調後の信号(テレビ番組の信号)をスイッチ回路114の入力端aに供給する。
スイッチ回路114は、制御部200からの切り換え制御信号により切り換え制御され、復調部113から入力端aに供給されるテレビ番組の信号を出力するのか、制御部200から入力端bに供給される信号を出力するのかを切り換える。なお、制御部200からスイッチ回路114に供給される信号は、後述もするように、電話線L通じて選局装置101に供給され、モデム部210を通じて受信した電子メールやインターネットのいわゆるホームページの情報などの信号である。
そして、スイッチ回路114から出力された信号は、圧縮処理部115に供給される。圧縮処理部115は、これに供給された信号を所定の圧縮方式を用いてデータ圧縮する。この圧縮処理部115においては、例えば、MPEG(Moving Picture Expert Group)方式やWavelet方式などのデータ圧縮方式を用いて、スイッチ回路114からの信号をデータ圧縮する。
圧縮処理部115においてデータ圧縮された信号は、送信信号形成部116に供給される。送信信号形成部116は、予め決められた通信プロトコルに準拠した送信信号を形成する。この実施の形態においては、IEEE(Institute Electrical and Electronics Engineers)802.11方式のプロトコル、あるいは、その発展プロトコルに準拠した送信信号を形成する。
送信信号形成部116において形成された送信信号は、無線部117の送信処理部117Sに供給される。送信処理部117Sは、制御部200からの制御信号に応じて、送信信号の変調処理や増幅処理を行う。送信処理部117Sにおいて処理された送信信号は、共用部117K、送受信アンテナ118を通じて無線送信される。
共用部117Kは、送信信号と受信信号とが干渉し合うことを防止するものである。すなわち、この実施の形態の選局装置101は、前述したように、表示装置102から無線送信される指示情報などを送受信アンテナ118を通じて受信することができるように構成されたものである。そこで、共用部117Kは、送信処理部117Sからの送信信号が、送受信アンテナ118を通じて受信される受信信号に対して干渉することがないようにしている。
そして、送受信アンテナ118を通じて受信した表示装置102からの例えば選局指示などの信号は、共用部117Kを通じて受信処理部117Rに供給される。受信処理部117Rは、これに供給された信号を復調するなどの処理を行って、制御部200が扱える信号にし、この信号を制御部200に供給する。
制御部200は、受信処理部117Rからの信号が、選局指示などの指示信号であるときには、その指示信号に応じて各部を制御する。したがって、受信処理部117Rから制御部200に供給された信号が、選局指示であった場合には、制御部200は、供給された選局指示に応じた選局指示信号を選局部112に供給し、選局するテレビ放送信号を換えることができるようにされている。
また、受信処理部117Rから制御部200に供給された信号が、電子メールなどの送信情報であった場合には、制御部200は、後述もするように、モデム部210および電話線Lを通じて、電話回線を接続し、送信情報を接続した電話回線に送出して、目的とする相手先に送信する。
モデム部210は、図2に示すように、インターフェース(図2においては、I/Fと記載)部211と、通信部212とからなっている。I/F部211は、相手先と選局装置101との間に電話網を通じて接続される通信回線と、この選局装置101との間のインターフェースであり、電話回線(電話線L)を通じて送信されてくる信号を受信したり、選局装置101からの信号を送信したりする。
通信部212は、I/F回路211を通じて受信した信号を復調して、これを制御部200に供給したり、制御部200からの送信信号を変調して、これをI/F回路211に供給する。これにより、電話回線が接続された相手先との間で、各種のデータの送受を行うことができるようにされる。
したがって、前述したように、この実施の形態の選局装置101は、モデム部210、電話線L、および、所定のISP(Internet Service Provider)を通じてインターネットに接続し、インターネットを通じて各種の情報の提供を受けたり、電子メールを受信したり送信したり、あるいは、チャットをすることができるようにされる。
このため、制御部200は、モデム部210を制御して、オフフックしたりオンフックするなどのことができるとともに、オフフックするようにモデム部210を制御したときには、ダイヤル信号を電話回線に送出するようにするいわゆるダイヤラとしての機能なども備えたものである。
なお、図2に示すように、制御部200には、電源のオン/オフキーや各種の設定キーが設けられたキー入力部215が接続されており、選局装置101の主電源のオン/オフや、各種の設定入力が、このキー入力部215を通じて行うことができるようにされている。
このように、この実施の形態の選局装置101は、テレビ放送信号を受信、選局して復調し、この復調したテレビ放送番組の信号をデータ圧縮して、所定の通信プロトコルにしたがって無線送信することができるものである。また、電話回線を通じて提供される情報を受信して復調し、これをテレビ放送信号の場合と同様に、データ圧縮して、所定の通信プロトコルにしたがって無線送信することができるものである。
また、この実施の形態の選局装置101は、後述する表示装置102から無線送信されてくる選局指示などの指示情報を受信し、その情報に応じた処理を行ったり、表示装置102から送信されてくる電子メールなどの送信情報を、モデム部210を通じて送信することができるものである。
次に、前述した選局装置101と無線接続される表示装置102について説明する。図3は、この表示装置102を説明するための図である。この表示装置102は、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304がCPUバス305を通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータの制御部300によって制御するようにされている。
ROM302には、この表示装置102において実行する各種の処理プログラムや処理に必要なデータなどが記録されたものである。RAM303は、各種の処理において得られたデータを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の処理の作業領域として用いられるものである。
EEPROM304は、いわゆる不揮発性のメモリであり、電源が落とされても、記憶保持した情報が失われることがなく、例えば、各種の設定パラメータや、作成した電子メールや受信した電子メール、チャットの内容(テキストデータ)などを記憶保持することができるものである。
まず、選局装置101からの無線信号を受信する場合の表示装置102の動作について説明する。選局装置101からの所定の通信プロトコルに準拠した無線信号は、送受信アンテナ121により受信され、共用部122Kを通じて受信処理部122Rに供給される。受信処理部122Rは、これに供給された信号を復調するなどの処理を行って、復調後の信号を伸長処理部123に供給する。
前述したように、選局装置101は、無線送信する信号は、データ圧縮して送信してくるので、表示装置102の伸長処理部123は、選局装置101からの変調された信号を伸長して元の信号を復元する。そして、復元した信号がテレビ放送番組の信号である場合などにおいては、復元された信号は、画像信号と音声信号とからなっているので、画像信号は、画像信号処理部124に供給され、音声信号は音声信号処理部126に供給される。
画像信号処理部124は、伸長処理部123からの画像信号から表示用信号を形成し、これをLCD125に供給する。これにより、LCD125には、選局装置101から無線送信されてきた画像信号に応じた画像が表示される。一方、音声信号処理部126は、これに供給された音声信号からスピーカ127に供給する音声信号を形成し、これをスピーカ127に供給する。これにより、スピーカ127からは、選局装置101から無線送信されてきた音声信号に応じた音声が放音される。
このように、表示装置102は、選局装置101から無線送信されてくるテレビ放送番組などの信号を受信して、その受信した信号の画像信号や音声信号を再生して出力することにより、使用者に提供することができるものである。
ユーザがタッチパネル351を操作し、電子番組ガイドの取得を指令すると、この指令に基づき、CPU301は、送信処理部122S、共用部122Kを介して、アンテナ121から、電波で、所定のサーバに対するアクセスを要求する。
この要求は、アンテナ118から、共用部117K、受信処理部117Rを介して、CPU201に伝達される。そこで、CPU201は、通信部212を制御し、I/F211を介して、所定のISPに接続させ、そこから、インターネットを介して所定のサーバにさらに接続させる。そしてそのサーバから、電子番組ガイドのデータの返信を受ける。CPU201は、I/F211および通信部212を介してそのサーバから電子番組ガイドのデータを受信すると、これをRAM203に供給し、一旦、記憶させる。
さらに、CPU201はRAM203に記憶された電子番組ガイドの画像データを送信信号形成部116に供給し、送信信号を形成させる。この送信信号形成部116により形成された送信信号は、入力された電子番組ガイドの画像信号を送信信号に変換され、送信処理部117S、共用部117Kからアンテナ118を介して、電波で表示装置102に出力される。
表示装置102においては、アンテナ121を介してこの電波が受信され、共用部122K、受信処理部122Rを介して、伸長処理部123に供給される。
伸長処理部123は、受信処理部122Rより供給された電子番組ガイドの画像データを伸長処理した後、EEPROM304に記憶させる。
さらに、ユーザがタッチパネル351を操作して、電子番組ガイドの表示を指令すると、CPU301は、EEPROM304に記憶された電子番組ガイドのデータをそこから読み出すと、それを伸長処理部123に供給し、そこから、画像信号処理部124に供給し、所定の処理を行わせた後、LCD125に出力し、表示させる。
以上のようにして、LCD125には、例えば、図4で示すような電子番組ガイドが表示される。
この表示例においては、ウインドウ20上に、表示部21と表示部22が設けられ、表示部21には、デジタルテレビジョン放送されている各チャンネルの番号とその放送局の名称が表示されている。また、表示部22には、現在時刻以後の1時間毎の時間帯が表示されている。そして、表示部21と表示部22により規定されるマトリックス上の各領域の表示部23には、表示部21で指定されるチャンネルで、表示部22に表示されている時間帯において放送されている番組のタイトルが表示されている。
表示部21の上には、表示部24が形成されており、この表示部24には、後述するように、詳細情報や警告などが表示されるようになされている。
また、表示部24のさらに上方には、24時間ボタン25、リアルタイムボタン26、およびチャットボタン27などのボタンが表示されている。
ボタンの表示欄の上には、さらにURLの表示欄が設けられており、その右側には、全画面ボタン31、マイナス(−)ボタン32、プラス(+)ボタン33、子画面ボタン34が、それぞれ表示されている。
図5は、24時間ボタン25が操作された場合におけるCPU301の処理の例を表している。すなわち、ユーザがタッチパネル351を操作して、24時間ボタン25をオンすると、図5のフローチャートに示す処理が開始される。
ステップS1において、CPU301はEEPROM304に記憶されている電子番組ガイドデータの中から、現在時刻から24時間の間に放送される番組を検索する。そして、ステップS2において、検索された番組の番組表をRAM303に展開し、それを読み出して、伸長処理部123,画像信号処理部124を介して、LCD125に出力し、表示させる。
すなわち、この例においては、電子番組ガイドの表示を指令すると、デフォルトで24時間ボタン25が押された場合と同様の処理が実行され、LCD125には、図4に示すような画像が表示される。
LCD125に、図4に示されるような電子番組ガイドが表示されてる状態において、ユーザがタッチパネル351を操作して、表示部21に表示されているチャンネルのうちの1つのチャンネルを指定すると、その操作に対応する信号がCPU301に入力される。CPU301は、表示部21のうちの所定のチャンネルが選択されたことを、送信処理部122S、共用部122K、アンテナ121を介して選局装置101に通知する。
選局装置101のCPU201は、アンテナ118、共用部117K、受信処理部117Rを介してこの信号を受信すると、図6のフローチャートに示す処理を実行する。
最初にステップS11において、CPU201は、選択されたチャンネル番号を取得する。すなわち、CPU201は、表示装置102から送信されてきたチャンネル番号を取得する。
次に、ステップS12に進み、CPU201は、ステップS11で取得したチャンネルが受信チャンネルとして既に設定されているか否かをEEPROM204に記憶されてるデータに基づいて判定する。
すなわち、ユーザは、この選局装置101の使用を開始するに先立って、自分自身が居住している地域(選局装置101を使用する地域)を予め設定している。例えば、ユーザが東京都に居住している場合、東京都は、「東京」、「八王子」、または「多摩」の3つの放送地域に区分される。ユーザは、この3つの放送地域のうちのどの放送地域に自分自身が居住しているのかを、キー入力部215を操作することで予め設定し、EEPROM204に記憶させている。
例えば、今、ユーザが東京都に居住しており、ステップS11において、取得したチャンネル番号が第4チャンネル(JPNテレビ)である場合、このチャンネルの放送が東京都で受信できるか否かが判定される。このチャンネルは、ユーザにより放送地域が、例えば「東京」と設定されている場合、受信可能と判定される。
そこで、この場合には、ステップS13に進み、CPU201は、ステップS11で取得されたチャンネルを受信するよう選局部112を制御する。そして、ステップS14において、CPU201は、受信されたチャンネルの画像を表示させるように各部を制御する。
これにより、選局部112が指定されたチャンネルの放送局を選局し、選局部112は、その選択局の受信信号を復調部113に出力する。復調部113は、受信した信号を復調し、スイッチ114の接点aを介して、圧縮処理部115に出力する。
圧縮処理部115は、入力された信号をMPEG方式で圧縮し、送信信号形成部116に出力する。送信信号形成部116は、入力された信号を送信信号に変換し、送信処理部117Sと共用部117Kを介して、アンテナ118から電波で表示装置102に出力させる。
表示装置102では、アンテナ121でこの電波を受信すると、受信信号が共用部122Kから受信処理部122Rに供給される。受信処理部122Rで受信処理された信号は、伸長処理部123に供給され、伸長処理される。そして、画像データは、画像信号処理部124に供給され、処理され後、LCD125に出力され、表示される。一方、音声データは、音声信号処理部126に出力され、処理された後、スピーカ127から出力される。
以上のようにして、例えば、図7に示されるように、ユーザが指定した番組の画像がLCD125に表示される。所定のチャンネルの画像が表示されたとき、表示部35には、その受信チャンネルの数字が表示される。図7の例の場合、「4ch」の文字が表示されている。
なお、表示装置102のCPU301は、電子番組ガイドのウインドウ20の上に、ウインドウ41を配置し、そのウインドウ41の中に、受信したチャンネルの画像を描画し、表示させる。
一方、ステップS12において、ステップS11で取得されたチャンネルが受信チャンネルとして設定されていないと判定された場合、ステップS15に進み、CPU201は、その番組は視聴できない番組であることを表すメッセージを生成し、送信処理部117S、共用部117Kからアンテナ118を介して、表示装置102に出力させる。
表示装置102のCPU301は、アンテナ121、共用部122K、受信処理部122Rを介してこの信号を受信すると、これを伸長処理部123から画像信号処理部124を介して、LCD125に出力し、表示させる。
これにより、例えば、図8に示されるように、電子番組ガイドのウインドウ20上の表示部24に「この番組は、この地域では受信できません。」のような警告メッセージが表示される。なお、これに合わせて、音声信号として警告音を発生させることもできる。この場合、この音声信号による警告は、音声信号処理部126を介して、スピーカ127から出力される。
このようにして、例えば、「東京」に居住しているユーザが、「東京」では放送されていないチャンネルの番組を指定した場合には、そのことが警告される。
従って、ユーザは、装置が故障している、あるいは電子番組ガイドが正しく機能していない、といった誤認をする恐れが抑制される。
なお、ユーザに指定した番組が視聴できないことを認識させるには、この他、例えば、ウインドウ41の本来指定した番組が表示される画像を透明な状態にしても良い。この場合、ウインドウ41の裏側には、ウインドウ20が配置されているため、ウインドウ20の画像(今の場合、電子番組ガイド)の画像が表示されることになる。
また、図4に示されるような電子番組ガイドが表示されている状態において、ユーザが、タッチパネル351を操作して、表示部23のうち、所定の番組に対応する領域を指定すると、図9のフローチャートに示す詳細情報表示処理が実行される。
すなわち、表示装置102のCPU301は、その操作された領域の番組に対応する詳細情報をEEPROM204に記憶されている電子番組ガイドのデータの中から読み出し、これをRAM303に展開されている電子番組ガイドの表示部24に書き込ませる。そして、この画像データが転送されるので、LCD125には、例えば、図10に示されるような画像が表示される。
この図10の例においては、表示部23上の第3チャンネルのNHH教育テレビの21時35分から放送される番組「趣味:イントラネット入門」の欄が指定されたことに伴って、その詳細情報として「イントラネットの現状と今後の展望について、具体的事例を基に検証します。」の詳細情報が表示部24に表示されている。
なお、この詳細情報の表示処理は、後述する図12の詳細ボタン71が操作された場合にも実行される。
図4に示されているボタンのうち、リアルタイムボタン26が操作されると、CPU301は図11のフローチャートに示される処理を実行する。
すなわち、CPU301は、EEPROM304に記憶されている電子番組ガイドのデータから、現在時刻において放送されている番組を検索する。そして、ステップS42において、検索された番組の番組表を生成し、それをLCD125に出力し、表示させる。
すなわち、CPU301は、EEPROM304に記憶されている電子番組ガイドのデータの中から、現在放送されている番組を検索すると、それを番組表として作成し、RAM303に記憶させる。CPU301はRAM303に記憶させた電子番組ガイドをLCD125に出力し、表示させる。
これにより、例えば、図12に示されるような画像がLCD125に表示される。この表示例においては、ウインドウ41の大きさが、図7に示されている状態より小さくされ、その右側にウインドウ51が配置されている。そして、このウインドウ51の表示部61に、現在時刻において放送されている番組のタイトルが表示され、その右側の表示部62に、その番組が放送されているチャンネル番号を表す数字が表示されている。
この状態において、CPU201は、図13のフローチャートに示される処理を実行する。
すなわち、最初にステップS51において、ユーザが、表示部61に表示されている番組のタイトル、または表示部62に表示されているチャンネル番号を選択することにより、所定の番組を選択したか否かが判定され、表示装置102からの信号に基づき、番組が選択されたと判定された場合、ステップS52に進み、CPU201は、選局部112を制御し、選択された番組を受信させ、出力させる。
これにより、例えば、図12の番号3で示すチャンネルが選択された場合、「7時のニュース」の番組が、それまでの番組に代えて受信され、表示される。
なお、この図12に示す状態において、詳細ボタン71が操作されると、そのときウインドウ41に表示されている番組の詳細情報がウインドウ51に表示される。
次に、チャットボタン27が操作された場合における処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。この処理は、ユーザがチャットボタン27を操作したとき開始される。
最初に、ステップS61において、CPU301は、図15に示されるように、チャットウインドウ81をLCD125に表示させる。次にステップS62において、CPU301は、現在番組をウインドウ41に表示中か否かを判定する。ウインドウ41に番組を表示中である場合には、ステップS63に進み、CPU301は、今受信されているチャンネルの番組に対応するチャットルームを検索する処理を実行する。具体的には、CPU301は、CPU201を介して、インターネットに接続し、インターネットに接続されている所定のサーバに、ユーザが今受信しているチャンネルの番号に対応して開かれているチャットルームの検索を要求する。サーバは、この要求に対応して指定された放送チャンネルに対応して開かれているチャットルームを検索する。
これに対してステップS62において、今、番組を表示中ではないと判定された場合、ステップS64において、CPU301は、全てのチャットルームの検索をサーバに要求する。
サーバは、選局装置101からの要求に基づいて、そのとき開かれているチャットルームを検索し、検索されたチャットルームのアイコンを転送してくる。
CPU301は、CPU201を介して、このチャットルームのアイコンを受信すると、ステップS65において、これをLCD125に表示させる。
これにより、例えば、図15に示されるように、チャットウインドウ81の表示部83に、そのとき開かれているチャットルームのアイコン95が表示される。このアイコンは、上述したように、ウインドウ41に番組が表示されている場合には、この番組に関連して開かれているチャットルームのアイコンだけとされる。これにより、各ユーザは、今放送されている番組に関連したチャットを楽しむことができる。
これに対して、番組が表示されていない場合には、表示部83には、その時点において開かれているチャットルームに対応するアイコンが全て表示される。
次にステップS66において、CPU301は、チャットルームのアイコン95が選択されたか否かを判定する。アイコン95が選択されていないと判定された場合には、ステップS67に進み、CPU301はウインドウ81の表示部82に表示されている「話に参加する」ボタン91が押されたか否かを判定する。このボタンが押されていないと判定された場合には、ステップS68に進み、CPU301は、「チャットルームの作成」ボタン92が押されたか否かを判定する。このボタンも押されていないと判定された場合は、ステップS69に進み、CPU301は、「メニューを閉じる」ボタン93が押されたか否かを判定し、押されていない場合には、ステップS66に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
ステップS66において、チャットルームのアイコン95が選択されたと判定された場合、ステップS70に進み、CPU301は、選択されたアイコン95に対応するチャットルームのチャットを表示部82に表示させる。すなわち、CPU301は、選択されたアイコンに対応するチャットの内容の転送をサーバに要求し、転送されてきたチャットの内容を、LCD125に表示させる。
ステップS67において、「話に参加する」ボタン91が操作されたと判定された場合、ステップS71に進み、CPU301は、表示部82に表示されているチャットルーム(ステップS70の処理で表示されたチャットルーム)にユーザを参加させる処理を実行する。
具体的には、CPU301は、タッチパネル351またはキー入力部329を介して入力されたテキストデータをサーバに転送し、このチャットルームに参加している各ユーザに配信させる。
一方、ステップS68において、「チャットルーム作成」ボタン92が操作されたと判定された場合、ステップS72に進み、CPU301は、チャットルームを作成する処理を実行する。すなわち、このとき、CPU301は、サーバに新たなチャットルームの作成を要求する。 サーバは、この要求を受けたとき、新たなチャットルームを作成する。新たなチャットルームが作成されたとき、対応するアイコン95が新たに生成され、サーバから各ユーザに配信される。各ユーザは、新たに生成されたアイコン95を選択することで、そのチャットルームの内容を表示部82に表示させることができる。そして、必要に応じて、「話に参加する」ボタン91を操作することで、そのチャットルームに参加することができる。
ステップS69において、「メニューを閉じる」ボタン93が操作されたと判定された場合は、ステップS73に進み、CPU301はチャットウインドウ81を閉じる処理を実行する。
すなわち、CPU301はサーバにチャットの転送の終了を要求する。この要求に基づいて、以後、サーバは、チャットデータを転送してこなくなる。そして、CPU301は、チャットウインドウ81の表示を終了し、ウインドウ41を図7に示されるような元の大きさに戻す。
以上においては、電子番組ガイドのデータを、表示装置102のEEPROM304に記憶させるようにしたが、選局装置101のEEPROM204に記憶させるようにすることもできる。
図15に示されるように、テレビジョン放送の画像とチャットが表示されている状態においては、図16に示されるような処理が実行される。
ステップS91乃至ステップS94において、CPU301は、それぞれ全画面ボタン31、マイナスボタン32、プラスボタン33、または子画面ボタン34がオンされたか否かを判定する。
ステップS91において、全画面ボタン31が操作されたと判定された場合、CPU301は、ステップS95に進み、選局部112により受信されたチャンネルの画像が表示されるウインドウ41を、図7に示される大きさ(最も大きい大きさ)に拡大して、表示させる。
ステップS92において、子画面ボタン34がオンされたと判定された場合、ステップS96に進み、CPU301は、ウインドウ41に表示されている子画面をオンまたはオフさせる。例えば、図15に示されるように、ウインドウ41に子画面の画像が表示されている状態のとき、子画面ボタン34は、「子画面切」のボタンとされている。この状態のとき、子画面ボタン34がオンされると、ウインドウ41の子画面は、オフ(消去)される。
これに対して、子画面が表示されていない状態においては、例えば図4に示されるように、子画面ボタン34は、「子画面入」ボタンとされる。この状態において、子画面ボタン34がオンされた場合には、ウインドウ41が表示され、そこに子画面として、受信チャンネルの画像が表示される。
ステップS93において、マイナスボタン32がオンされたと判定された場合、ステップS97に進み、CPU301は受信チャンネルのチャンネル番号を1つ減少させる。すなわち、このとき、CPU301は、CPU201に、受信チャンネルのチャンネル番号を1つだけ減少させるように要求する。CPU201は、この要求に基づいて、選局部112を制御し、受信チャンネルのチャンネル番号を1つだけ小さい番号に変更させる。その結果、ウインドウ41には、1つだけ番号が小さいチャンネルの画像が表示される。
これに対して、ステップS94において、プラスボタン33がオンされたと判定された場合、ステップS98に進み、CPU301は、チャンネル番号を1つ増加させる処理を実行する。すなわち、このときCPU301は、CPU201に、受信チャンネル番号を1つだけ大きくさせるように要求する。CPU201は、この要求に対応して、選局部112を制御し、受信チャンネルの番号を1つだけ大きな値に変更させる。その結果、ウインドウ41には、1つだけ大きい番号のチャンネルの画像が表示される。
このように、この例においては、インターネットを介して受信したウェブ情報(図15の例の場合、チャット)と、テレビジョン放送の画像が同時に表示されている状態において、受信チャンネルを変更することができる。そして、その受信チャンネルが表示されている画像を、大きくしたり、消去することができる。
なお、子画面が消去されたとき、CPU201はEEPROM204に、それまで受信されていたチャンネル番号を記憶させる。従って、その後、再び、テレビジョン放送の受信が指令されたとき、特にチャンネルの指定がない場合には、ラストチャンネルとしてEEPROM204に記憶されているチャンネルが、選局部112により選局される。
なお、図16のフローチャートに示される処理は、図4、図7、図8、図10、または図12に示されるような画像が表示されている状態においても、同様に実行される。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。