JP2010110072A - 電源瞬断対策回路および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源瞬断時に所要の大電流を負荷回路へ安定供給が可能な電源瞬断対策回路を提供する。
【解決手段】電源瞬断時の電源供給ラインを、低い電源電圧で動作可能な第1の負荷回路LD1への第1の電源供給ラインVSL1と高い電源電圧が必要な第2の負荷回路LD2への第2の電源供給ラインVSL2とに分割する。低電圧側は、第1の充放電コンデンサC1、入力側と第1の充放電コンデンサC1との接続を制御する第1のスイッチQ1、第1の充放電コンデンサC1とレギュレータREGとの出力側の互いの接続を制御する第2のスイッチQ2を少なくとも含み、高電圧側は、高電圧側の第2の充放電コンデンサC2、昇圧用のステップアップ・コンバータSUC、第2の負荷回路LD2へ安定した電源電圧を出力するレギュレータREG、レギュレータREGの出力を通常時には開放し、瞬断時には第2の負荷回路LD2へ接続する第3のスイッチQ3を少なくとも含む。
【選択図】 図3
【解決手段】電源瞬断時の電源供給ラインを、低い電源電圧で動作可能な第1の負荷回路LD1への第1の電源供給ラインVSL1と高い電源電圧が必要な第2の負荷回路LD2への第2の電源供給ラインVSL2とに分割する。低電圧側は、第1の充放電コンデンサC1、入力側と第1の充放電コンデンサC1との接続を制御する第1のスイッチQ1、第1の充放電コンデンサC1とレギュレータREGとの出力側の互いの接続を制御する第2のスイッチQ2を少なくとも含み、高電圧側は、高電圧側の第2の充放電コンデンサC2、昇圧用のステップアップ・コンバータSUC、第2の負荷回路LD2へ安定した電源電圧を出力するレギュレータREG、レギュレータREGの出力を通常時には開放し、瞬断時には第2の負荷回路LD2へ接続する第3のスイッチQ3を少なくとも含む。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電源瞬断対策回路および電子機器に関する。つまり、瞬断対策機能を有する電源回路および電子機器に関する。なお、本発明は、入力電源の瞬断対策を要する電子機器のみでなく、メモリ等の記憶情報の長時間バックアップなど、バックアップ機能を必要とする電子機器などに好適に適用することも可能である。
電源からの電力により駆動するシステムを構築するためには、システム機能の実現に必要な各種の要素機能が実施される複数の機材を互いに接続してシステム構築を行う場合がほとんどであり、相互に接続された複数の機材のいずれかの異常等により、システム自身が誤動作等を引き起こさないように、最低限の対策を施すことが必須である。電源の瞬断に対する対策もその一つであり、電源瞬断による内部回路のリセット動作、イニシャライズ動作が発生したり、あるいは、初期設定作業が必要となったりする等の障害を防ぐことも重要である。しかし、システムサイズや各機材の寸法の制約等により、電源の瞬断発生時において、システムを構成する機材全体を継続して動作させることは困難であった。
かかる問題を解決するために、各種の提案がなされている。例えば、図6は、従来の電源瞬断対策回路の回路構成を示す回路図であり、特許文献1の特開平6−30524号公報「電源回路」に記載されているように、コンデンサの充放電特性を利用して電源の瞬断対策を行う場合の回路構成について、その基本的な電源瞬断対策回路を示している。
図6の電源瞬断対策回路において、電源の瞬断がない通常時においては、負荷回路LDへの電源供給ラインとして、ツェナーダイオードCR2を介して、負荷回路LDへ入力電源電圧Vinを供給すると同時に、ツェナーダイオードCR1を介して充放電コンデンサC3の充電を行う。しかし、入力電源電圧Vinが瞬断した時は、充放電コンデンサC3が放電を開始し、ツェナーダイオードCR3を介して、充放電コンデンサC3の放電電圧を負荷回路LDへ供給するという回路構成としている。
特開平6−30524号公報(第4−5頁)
しかしながら、図6のようなコンデンサの充放電特性を利用した電源瞬断対策回路は、負荷回路LDの消費電流が少ない場合には、有効であるが、負荷回路LDとして多くの機材からなるシステム全体を動作させるためには、一般に、消費電流が多くなり、かかるシステムにおいては、充放電コンデンサC3自身の持つ内部抵抗により、放電時に、電圧低下が発生し、負荷回路LD側のすべての機材の動作を保障するために十分な電源供給を行うことは困難となる。
さらに、消費電流が増えれば増えるほど、電圧低下は大きくなり、電源瞬断対策回路としての充放電コンデンサC3の放電開始電圧と放電終止電圧(つまり、負荷回路LDを構成する各構成品回路が正常に動作するための最低動作保障電圧)との差が少なくなり、放電時間が短くなって、電源瞬断から復旧するまでの時間の間、負荷回路LDを安定して動作させることがより困難になってしまう。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、通常時のみならず、電源瞬断時においても、大電流を負荷回路へ供給することを可能とする電源瞬断対策回路および電子機器を提供することを目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による電源瞬断対策回路および電子機器は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)入力電源から負荷回路へ電源電圧を供給する電源供給ラインに充放電用の充放電コンデンサを接続することにより、前記負荷回路へ供給する電源電圧の瞬断を防止する電源瞬断対策回路において、前記入力電源と前記充放電コンデンサとの間に電源電圧を昇圧するステップアップ・コンバータを挿入し、前記充放電コンデンサを高電圧で充放電させる電源瞬断対策回路。
本発明の電源瞬断対策回路および電子機器によれば、以下のような効果を得ることができる。
第1に、昇圧用のステップアップ・コンバータ(Step Up Converter)を用いて、充放電コンデンサを高電圧による充放電動作とすることにより、放電開始から放電終止までの放電時間を長くすることが可能となる。而して、通常時のみならず、電源瞬断時においても、大電流を負荷回路へ安定して供給することが可能である。また、高電圧で放電する充放電コンデンサと負荷回路との間に、安定した電圧を出力するレギュレータを備えることにより、電源瞬断時において、負荷回路の定格電圧を超える過大な電源電圧が出力されることを確実に防止することができる。
第2に、負荷回路への電源供給ラインを通常時と瞬断時とで別ラインとすることにより、昇圧用のステップアップ・コンバータを、充放電コンデンサの充電用にのみ使用することが可能となり、負荷回路の消費電流に影響されることなく、ステップアップ・コンバータとして用いるDC/DCコンバータ(DC/DC Converter)の電流容量を小さく抑えることができるため、実装上のサイズも小さくすることができ、実装面における効果も期待することができる。
第3に、負荷回路側の各機材に使用されているデバイスについて、最低動作保障電圧が比較的高いものと、比較的低いものとの2つにグループ分けし、グループ分けしたそれぞれへの電源供給ラインをそれぞれ別ラインとして分割することにより、消費電流を分散させることが可能になり、供給電圧の低下を抑えることができる。
第4に、入力電源から負荷回路への電源供給ライン上において、入力電源と充放電コンデンサとの間に第1のスイッチを挿入し、かつ、該充放電コンデンサと負荷回路との間に第2のスイッチを挿入し、電源瞬断から復旧する際に、第2のスイッチをONにする前に、第1のスイッチをON状態に切り換えることにより、前記充放電コンデンサから大量の突入電流が流れて、電源電圧が大幅に低下して、負荷回路が動作できなくなる事態の発生をより確実に防止することができる。また、高電圧側の負荷回路への電源供給系として高電圧用の充放電コンデンサとステップアップ・コンバータとレギュレータとを備えた別系統の電源供給ラインを設けている場合、該レギュレータと負荷回路との間に第3のスイッチを挿入し、入力電源からの電源供給再開に先立って、あるいは、第1のスイッチおよび第2のスイッチをONにする前に、前記第3のスイッチをOFF状態に切り換えることにより、前記レギュレータの前段の高電圧用の充放電コンデンサから大量の突入電流が流れて、電源電圧が大幅に低下して、負荷回路が動作できなくなる事態の発生についてもより確実に防止することができる。
以下、本発明による電源瞬断対策回路および電子機器の好適な実施例について添付図を参照して説明する。ここで、本発明による電子機器としては、電源瞬断による誤動作を防止することが必要な電子機器やバックアップ機能を備えることが必要な電子機器であれば、携帯電話機や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)等の携帯用の小型の電子機器であっても良いし、デスクトップ型のPC(Personal Computer)等、各種の情報を処理する据え置き型の電子機器であっても良い。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明においては、主に、次の2つの手段を用いて、平常時のみならず、電源瞬断時においても、大電流を負荷回路側へ安定して供給することを可能とし、而して、電源瞬断時においても、負荷側の機材全体を動作させるために必要な電源の供給を可能としている。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明においては、主に、次の2つの手段を用いて、平常時のみならず、電源瞬断時においても、大電流を負荷回路側へ安定して供給することを可能とし、而して、電源瞬断時においても、負荷側の機材全体を動作させるために必要な電源の供給を可能としている。
(1)昇圧用のステップアップ・コンバータを介して高電圧で充放電コンデンサを充電し、負荷回路が接続される充放電コンデンサの後段にはレギュレータを挿入することによって、安定した電源電圧を負荷回路側の各機材に供給する。これにより、充放電コンデンサの放電開始電圧と放電終止電圧との差を大きくすることを可能とし、放電時間を長くすることができ、電源瞬断時の負荷回路を構成する各機材の動作を継続させることができる。而して、通常時のみならず、電源瞬断時においても、大電流を負荷回路へ安定して供給することが可能である。
(2)負荷回路側の各機材に使用されているデバイスについて、最低動作保障電圧があらかじめ定めた閾値以上に高い電源電圧が必要なものと、該閾値よりも低い電源電圧で動作が可能なものとの2つにグループ分けし、グループ分けしたそれぞれへの電源供給ラインをそれぞれ別ラインとして分割する。これにより、消費電流を分散させることになり、電圧低下を抑えることができる。
例えば、本発明による電源瞬断対策回路は、図1のブロック図に示すように、2つの外部電源(「第1の外部電源VS1」および「第2の外部電源VS2」)を切り換えて使用する場合、切り換え時に発生する入力電源電圧の瞬断に関して、外部電源の切換え中(電源瞬断中)であっても、負荷回路LD側の対象機材が正常な動作を継続することができるように、該対象機材内部の各構成品に対して、安定した電源を供給することを可能としている。
つまり、図1に示す電源瞬断対策回路は、図6に示した従来技術の場合と同様に、基本的には、充放電コンデンサC2の充放電特性を利用したものであるが、図6の場合とは異なり、電源電圧昇圧用のステップアップ・コンバータSUC(Step Up Converter)によって高電圧で充放電コンデンサC2を充電し、負荷回路LD(Load)側の各構成品に対しては、レギュレータREG(Regulator)により安定化した電圧を供給すること、さらには、負荷回路LD側の各構成品内部の動作保障電圧の大小により、電源供給ラインを2つのラインに分割することによって、電源瞬断中であっても、供給電圧の低下を抑え、負荷回路LD側の各構成品つまり機材全体を継続して動作させることを可能としている。
(本発明の実施例)
図2は、本発明による電源瞬断対策回路の回路構成の一例を示す回路図であり、ステップアップ・コンバータSUCによって昇圧することにより、高電圧で充放電コンデンサC2を充電するとともに、充放電コンデンサC2の後段のレギュレータREGによって安定化した電源電圧を負荷回路LD側に供給する場合の回路構成を示している。なお、電源が瞬断していない通常時においては、図示していないが、ステップアップ・コンバータSUC、レギュレータREGを介さない別系統の電源供給ラインつまり瞬断時とは別の電源供給ラインを介して、入力電源電圧Vinが負荷回路LDへ直接供給されるように構成しても良い。
図2は、本発明による電源瞬断対策回路の回路構成の一例を示す回路図であり、ステップアップ・コンバータSUCによって昇圧することにより、高電圧で充放電コンデンサC2を充電するとともに、充放電コンデンサC2の後段のレギュレータREGによって安定化した電源電圧を負荷回路LD側に供給する場合の回路構成を示している。なお、電源が瞬断していない通常時においては、図示していないが、ステップアップ・コンバータSUC、レギュレータREGを介さない別系統の電源供給ラインつまり瞬断時とは別の電源供給ラインを介して、入力電源電圧Vinが負荷回路LDへ直接供給されるように構成しても良い。
なお、図2において、ツェナーダイオードCR4は、1次側(入力側)への放電を避けるためのものであり、レギュレータREGは、充放電コンデンサC2が高電圧で充放電するので、負荷回路LDの電源定格を越える電源電圧が負荷回路LDへ供給されることを避けるために、負荷回路LDの電源定格を越えることがない安定した電源電圧を供給するための回路である。
しかし、図2の回路構成のままでは、1つの電源供給ラインを介して負荷回路LD全体へ電源電圧を供給することになり、負荷回路LD全体の動作に必要とする電流が増加するにつれて、昇圧用のステップアップ・コンバータSUCに必要な電流容量が増え、部材寸法が大きくなり、実装面において実装が困難となるという新たな問題が発生し兼ねない。
図3は、本発明による電源瞬断対策回路の回路構成の他の例を示す回路図であり、図2の電源瞬断対策回路において発生する可能性がある問題を解決した回路構成例を示している。
図3の電源瞬断対策回路において、まず、レギュレータREGの後段に第3のスイッチQ3を設ける。ここで、該第3のスイッチQ3は、第2の負荷回路LD2への電源電圧の低下を極力抑えるため、ON抵抗が小さいトランジスタ例えばMOS FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を使用する。
さらに、負荷回路LDに使用しているデバイスの最低動作保障電圧の大小により、低電圧側の第1の負荷回路LD1および高電圧側の第2の負荷回路LD2の2つの負荷グループに分割し、電源瞬断時において、それぞれの負荷グループに対して別個に電源を供給するために、電源供給ラインを低電圧側の第1の電源供給ラインVSL1(Voltage Supply Line 1)と高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2(Voltage Supply Line 2)との2系統とすることにより、消費電流を分散させ、電源電圧の低下を抑えた回路構成とする。
図3の電源瞬断対策回路の構成をさらに説明すると、次の通りである。つまり、図3の電源瞬断対策回路は、入力電源電圧Vinの低下(瞬断)の発生を検出する電圧低下検出回路DETおよび該電圧低下検出回路DETの検出結果によりスイッチQ1,Q2,Q3のON/OFFを制御するための制御信号を出力する制御信号出力回路OUTを備えるとともに、低電圧側の第1の負荷回路LD1へ電源を供給するための第1の電源供給ラインVSL1を構成する第1の電源供給系および高電圧側の第2の負荷回路LD2へ電源を供給するための第2の電源供給ラインVSL2を構成する第2の電源供給系を備えている。
ここで、低電圧側の第1の電源供給ラインVSL1側を構成する第1の電源供給系の回路素子は、瞬断対策用の第1の充放電コンデンサC1、通常時には、第1の充放電コンデンサC1とレギュレータREGとの出力側を互いに接続して、入力電源電圧Vinを第1の負荷回路LD1、第2の負荷回路LD2の双方に供給し、瞬断発生時には、第1の充放電コンデンサC1とレギュレータREGとの出力側の接続を切り離し、第1の充放電コンデンサC1の放電電圧を第1の負荷回路LD1のみに供給するための第2のスイッチQ2、入力側への放電を避けるための第1のスイッチQ1を少なくとも含んで構成されている。ここで、第1のスイッチQ1、第2のスイッチQ2は、ON抵抗が少ないトランジスタ例えばMOS FETを用いて構成することが望ましい。
一方、高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2側を構成する第2の電源供給系の回路素子は、瞬断対策用の第2の充放電コンデンサC2、該第2の充放電コンデンサC2を高電圧で充電するために、入力電源電圧Vinを昇圧するステップアップ・コンバータSUC(Step Up Converter)、第2の充放電コンデンサC2の高電圧の放電により第2の負荷回路LD2に定格値を越える過大な電源電圧が印加されて、第2の負荷回路LD2が破損することを保護するためのレギュレータREG(Regulator)、通常時には、レギュレータREGの出力を第2の負荷回路LD2から切り離し、瞬断発生時には、レギュレータREGの出力を第2の負荷回路LD2へ供給するための第3のスイッチQ3、入力側への放電を避けるためのツェナーダイオードCR4を少なくとも含んで構成されている。なお、第3のスイッチQ3についても、前述のように、ON抵抗が少ないトランジスタ例えばMOS FETを用いて構成することが望ましい。
(実施例の動作の説明)
次に、図3に示す電源瞬断対策回路の動作の一例を図4、図5を用いて説明する。まず、図4を用いて、電源の瞬断がない通常時の動作について説明する。図4は、図3において負荷回路側へ入力電源電圧Vinを供給するための通常時の電源供給ラインの一例を示す電源系統図であり、2つの破線が、通常時における、第2の充放電コンデンサC2への充電ラインCUL(Charge-Up Line)と、第1の負荷回路LD1および第2の負荷回路LD2への共通の電源供給ラインVSL(Voltage Supply Line)とをそれぞれ示している。
次に、図3に示す電源瞬断対策回路の動作の一例を図4、図5を用いて説明する。まず、図4を用いて、電源の瞬断がない通常時の動作について説明する。図4は、図3において負荷回路側へ入力電源電圧Vinを供給するための通常時の電源供給ラインの一例を示す電源系統図であり、2つの破線が、通常時における、第2の充放電コンデンサC2への充電ラインCUL(Charge-Up Line)と、第1の負荷回路LD1および第2の負荷回路LD2への共通の電源供給ラインVSL(Voltage Supply Line)とをそれぞれ示している。
通常時において入力電源電圧Vinが電圧降下もなく正常に入力されている場合、電圧低下検出回路DETは、入力電源電圧Vinが正常であることを、制御信号出力回路OUTへ通達する。入力電源電圧Vinが正常である旨を受け取った制御信号出力回路OUTは、第1のスイッチQ1および第2のスイッチQ2をONさせるための制御信号を第1の制御信号CONT1として出力するとともに、第3のスイッチQ3をOFFさせるための制御信号を第2の制御信号CONT2として出力する。
この結果、電源瞬断時における高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2の構成要素の1つである第3のスイッチQ3がOFFとなるため、レギュレータREGの出力は無負荷となり、ステップアップ・コンバータSUCにより昇圧された電源電圧Vo2は、破線に示す充電ラインCULのように、第2の充放電コンデンサC2の充電のみに使用される。
さらに、電源瞬断時における低電圧側の第1の電源供給ラインVSL1の構成要素である第1のスイッチQ1および第2のスイッチQ2がともにONになることから、入力電源電圧Vinは、第1の充放電コンデンサC1を充電するとともに、破線に示す電源供給ラインVSLのように、電源電圧Vo1として、低電圧側の第1の負荷回路LD1の動作電源となり、かつ、第2のスイッチQ2を介して、高電圧側の第2の負荷回路LD2の動作電源となっている。
つまり、電源瞬断時における低電圧側の第1の電源供給ラインVSL1を構成する第1の電源供給系の各構成要素は、通常時においては、低電圧側の第1の負荷回路LD1および高電圧側の第2の負荷回路LD2に対して入力電源電圧Vinを供給するための電源供給ラインVSLを構成している。一方、電源瞬断時における高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2を構成する第2の電源供給系の各構成要素のうち、ステップアップ・コンバータSUCおよびツェナーダイオードCR4は、通常時においては、第2の充放電コンデンサC2を充電するための充電ラインCULを構成し、第3のスイッチQ3は、通常時においては、OFF状態になって、レギュレータREGから出力される電源電圧Vo3を高電圧側の第2の負荷回路LD2へ供給しないようにするスイッチング機能を果たしている。
次に、図5を用いて、電源の瞬断が発生した場合の動作について説明する。図5は、図3において電源瞬断時に負荷回路側へ電源電圧を供給する電源供給ラインの一例を示す電源系統図であり、2つの破線が、瞬断発生時において、低電圧側の第1の負荷回路LD1へ電源電圧を供給する第1の電源供給ラインVSL1(Voltage Supply Line 1)と、高電圧側の第2の負荷回路LD2へ電源電圧を供給する第2の電源供給ラインVSL2(Voltage Supply Line 2)とをそれぞれ示している。
入力電源電圧Vinの瞬断が発生すると、電圧低下検出回路DETは、瞬断が発生したことを制御信号出力回路OUTへ通達する。入力電源電圧Vinが瞬断した旨を受け取った制御信号出力回路OUTは、通常時の場合とは逆に、第1のスイッチQ1および第2のスイッチQ2をOFFさせるための制御信号を第1の制御信号CONT1として出力し、第3のスイッチQ3をONさせるための制御信号を第2の制御信号CONT2として出力する。
ここで、入力電源電圧Vinが断となっていることから、第2の充放電コンデンサC2を充電するためのステップアップ・コンバータSUCから出力される電源電圧Vo2も低下し、第2の充放電コンデンサC2が高電圧で放電を開始することになる。この結果、前述のように、第3のスイッチQ3はON状態であり、かつ、第2のスイッチQ2がOFF状態になっているので、高電圧で放電を開始した第2の充放電コンデンサC2の放電電圧は、レギュレータREGにより安定化された電源電圧Vo3となって、破線に示す高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2を介して、第2の負荷回路LD2へ供給される。
しかる後、第2の充放電コンデンサC2の放電動作は、時間の経過とともに放電電圧が次第に低下していくが、それに応じて低下したレギュレータREGの出力電源電圧Vo3が、高電圧側の第2の負荷回路LD2を動作させるために十分な電圧を供給することができなくなるまで、あるいは、瞬断が復旧して、第3のスイッチQ3がONからOFF状態に切り換えられるまで、レギュレータREGにより安定化された電源電圧Vo3が、高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2を介して、高電圧側の第2の負荷回路LD2へ供給される状態が継続する。
さらに、第3のスイッチQ3がONになり、第2の充放電コンデンサC2の放電電圧を第2の負荷回路LD2へ供給する動作が開始されると同時に、第1のスイッチQ1および第2のスイッチQ2がOFF状態に切り換わっているので、低電圧側の第1の充放電コンデンサC1も放電を開始する。放電を開始した第1の充放電コンデンサC1からの電源電圧Vo1は、破線で示すように、高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2とは別ラインの低電圧側専用の第1の電源供給ラインVSL1を介して、第2の負荷回路LD2へ供給される。なお、第2のスイッチQ2がOFF状態であるため、第1の充放電コンデンサC1が放電する電源電圧Vo1は、高電圧側の第2の負荷回路LD2へ供給されることはなく、低電圧側の第1の負荷回路LD1の動作のみに使用される。
つまり、電源瞬断時においては、低電圧側の第1の負荷回路LD1へ第1の充放電コンデンサC1の放電電圧すなわち電源電圧Vo1を供給する第1の電源供給ラインVSL1と、高電圧側の第2の負荷回路LD2へ第2の充放電コンデンサC2の高電圧の放電電圧をレギュレータREGにより安定化させた電源電圧Vo3を供給する第2の電源供給ラインVSL2とが、2つの電源供給ラインとして分割されて別々に形成されることになる。また、低電圧側の第1の電源供給ラインVSL1を構成する第1の電源供給系の各構成要素のうち、第1のスイッチQ1は、電源瞬断時においてはOFF状態になって、第1の充放電コンデンサC1の放電電圧が入力側へ流れ込むことを避けるためのスイッチング機能を果たし、第2のスイッチQ2は、電源瞬断時においてはOFF状態になって、第1の充放電コンデンサC1とレギュレータREGとの出力側の互いの接続を切り離すためのスイッチング機能を果たしている。さらに、高電圧側の第2の電源供給ラインVSL2を構成する第2の電源供給系の構成要素の1つであるツェナーダイオードCR4は、第2の充放電コンデンサC2の放電電圧が入力側へ流れ込むことを避けるための機能を果たしている。
なお、入力電源電圧Vinが瞬断から復旧した場合は、第1のスイッチQ1、第2のスイッチQ2、第3のスイッチQ3は、瞬断がない通常時の状態に復帰し、図4にて説明したように、電源供給ラインVSLを用いて、入力電源電圧Vinによる第1の充放電コンデンサC1への充電と低電圧側の第1の負荷回路LD1および高電圧側の第2の負荷回路LD2への電源供給(電源電圧Vo1)とが再開されるとともに、充電ラインCULを用いて、ステップアップ・コンバータSUCが出力する電源電圧Vo2による第2の充放電コンデンサC2への充電動作が再開される。
ここで、かかる復旧動作時において、入力電源電圧Vinによる充電動作や第1、第2の負荷回路LD1,LD2への給電動作が再開された際に、第2の充放電コンデンサC2の放電量が多いと、入力電源電圧Vinが復旧した瞬間につまり第1のスイッチQ1、第2のスイッチQ2がONとなった瞬間に、負荷回路側へ急激に放電電流が流れ込むため、入力電源電圧Vinの電圧が低下し、第1の負荷回路LD1および第2の負荷回路LD2の最低動作保障電圧を満たさなくなるおそれがある。
したがって、第2の充放電コンデンサC2と第2の負荷回路LD2との接続状態をON/OFFする第3のスイッチQ3は、入力電源電圧Vinからの電源供給が再開されるよりも、先に、OFF状態に切り換えて、つまり、入力電源電圧Vin側と第1の充放電コンデンサC1との接続を行う第1のスイッチQ1と第1の充放電コンデンサC1と第1の負荷回路LD1および第2の負荷回路LD2との接続を行う第2のスイッチQ2とをON状態に切り換えるよりも、先に、OFF状態に切り換えて、第2の充放電コンデンサC2から第2の負荷回路LD2を切り離すように調整されている。また、入力電源電圧Vin側と第1の充放電コンデンサC1との接続を行う第1のスイッチQ1は、第1の充放電コンデンサC1と第1の負荷回路LD1および第2の負荷回路LD2との接続を行う第2のスイッチQ2よりも、先に、ON状態に切り換えるように調整されている。
なお、本発明による電源瞬断対策回路は、入力電源電圧Vinの瞬断対策のみに限るものではなく、例えば、各種の制御回路の設定状況やメモリ等の記憶情報の長時間に亘るバックアップを必要とするような電子機器におけるバックアップ回路などとしても応用することができる。つまり、制御回路に設定されている制御情報やメモリ等に記憶されている記憶情報をバックアップするバックアップ回路を備えた電子機器において、電源瞬断時やノイズ発生時の誤動作を防止することを可能とするために、前述のような電源瞬断対策回路をバックアップ回路に組み込むようにすることも可能である、
(効果の説明)
以上に説明したように、本実施例による電源瞬断対策回路においては、次のような効果が得られる。
以上に説明したように、本実施例による電源瞬断対策回路においては、次のような効果が得られる。
第1に、図2に示すように、昇圧用のステップアップ・コンバータSUCを用いて、充放電コンデンサC2を高電圧による充放電動作とすることにより、放電開始から放電終止までの放電時間を長くすることが可能となる。而して、通常時のみならず、電源瞬断時においても、大電流を負荷回路LDへ安定して供給することが可能である。また、高電圧で充放電する充放電コンデンサC2と負荷回路LDとの間に、安定した電圧を出力するレギュレータREGを備えることにより、電源瞬断時において、負荷回路LDの定格電圧を超える過大な電源電圧が出力されることを確実に防止することができる。
第2に、負荷回路LDへの電源供給ラインを通常時と瞬断時とで別ラインとすることにより、昇圧用のステップアップ・コンバータSUCを、充放電コンデンサC2の充電用にのみ使用することが可能となり、負荷回路LDの消費電流に影響されることなく、ステップアップ・コンバータSUCとして用いるDC/DCコンバータ(DC/DC Converter)の電流容量を小さく抑えることができるため、実装上のサイズも小さくすることができ、実装面における効果も期待することができる。
第3に、負荷回路LD側の各機材に使用されているデバイスについて、図3に示すように、最低動作保障電圧が比較的低い第1の負荷回路LD1と、比較的高い第2の負荷回路LD2との2つにグループ分けし、グループ分けしたそれぞれへの電源供給ラインを低電圧側の第1の電源供給ラインVSL1と高電圧側の電源供給ラインVSL2としてそれぞれ別のラインに分割することにより、消費電流を分散させることが可能になり、供給電圧の低下を抑えることができる。
第4に、入力電源電圧Vinから第1、第2の負荷回路LD1,LD2への電源供給ラインVSL上において、入力電源電圧Vinと第1の充放電コンデンサC1との間に第1のスイッチQ1を挿入し、該第1の充放電コンデンサC1と高電圧側の第2の負荷回路LD2との間に第2のスイッチQ2を挿入し、かつ、高電圧で充放電する第2の充放電コンデンサC2の後段のレギュレータREGと第2の負荷回路LD2との間に第3のスイッチQ3を挿入し、電源瞬断から復旧する際に、入力電源電圧Vinからの電源供給再開に先立って、あるいは、第1のスイッチQ1および第2のスイッチQ2をONにする前に、第3のスイッチQ3をOFF状態に切り換えることにより、該第2の充放電コンデンサC2から大量の突入電流が流れて、電源電圧が大幅に低下して、第2の負荷回路LD2が動作できなくなる事態の発生をより確実に防止することができる。さらに、第2のスイッチQ2をONにする前に、第1のスイッチQ1をON状態に切り換えることにより、第1の充放電コンデンサC1から大量の突入電流が流れて、電源電圧が大幅に低下して、第1、第2の負荷回路LD1,LD2が動作できなくなる事態の発生についてもより確実に防止することができる。
つまり、図2に示すような回路構成において、入力電源電圧Vinから負荷回路LDへの電源供給ラインVSL上において、入力電源電圧Vinと充放電コンデンサC2との間に前段スイッチとして第1のスイッチQ1を挿入し、かつ、該充放電コンデンサC2と負荷回路LDとの間に後段スイッチとして第2のスイッチQ2を挿入し、電源瞬断から復旧する際に、後段スイッチの第2のスイッチQ2をONにする前に、前段スイッチの第1のスイッチQ1をON状態に切り換えることにより、前記充放電コンデンサC2から大量の突入電流が流れて、電源電圧が大幅に低下して、負荷回路LDが動作できなくなる事態の発生をより確実に防止することができる。
また、図3に示すように、前記第1のスイッチQ1、前記第2のスイッチQ2、第1の充放電コンデンサC1を少なくとも備えて、低電圧側の第1の負荷回路LD1へ電源を供給する第1の電源供給ラインVSL1とは別に、高電圧側の第2の負荷回路LD2への電源供給系として高電圧用の第2の充放電コンデンサC2とステップアップ・コンバータSUCとレギュレータREGとを少なくとも備えた第2の電源供給ラインVSL2を設けている場合、レギュレータREGと第2の負荷回路LD2との間に第3のスイッチQ3を挿入し、入力電源電圧Vinからの電源供給再開に先立って、あるいは、第1のスイッチQ1および第2のスイッチQ2をONにする前に、第3のスイッチQ3をOFF状態に切り換えることにより、レギュレータREGの前段の高電圧用の第2の充放電コンデンサC2から大量の突入電流が流れて、電源電圧が大幅に低下して、第2の負荷回路LD2が動作できなくなる事態の発生についてもより確実に防止することができる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。例えば、本発明の実施態様は、課題を解決するための手段における構成(1)に加えて次のような構成として表現できる。
(2)前記充放電コンデンサと前記負荷回路との間に、安定した電圧を出力するレギュレータを挿入し、前記負荷回路の定格値を超えなく、かつ、安定して動作することが可能な電源電圧を前記負荷回路に供給する上記(1)の電源瞬断対策回路。
(3)前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの間に、前記充放電コンデンサから前記入力電源側への放電動作を防止するためのツェナーダイオードを挿入している上記(1)または(2)の電源瞬断対策回路。
(4)前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの間に、前記充放電コンデンサから前記入力電源側への放電動作を防止し、かつ、前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの接続をON/OFFする前段スイッチを挿入し、前記充放電コンデンサと前記負荷回路との間に、前記充放電コンデンサと前記負荷回路との接続をON/OFFする後段スイッチを挿入している上記(1)または(2)の電源瞬断対策回路。
(5)前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記後段スイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記前段スイッチをON状態に切り換える上記(4)の電源瞬断対策回路。
(6)前記負荷回路を構成する各構成要素を、最低動作保障電圧があらかじめ定めた閾値よりも低い電源電圧で動作が可能な低電圧側の第1の負荷回路と、最低動作保障電圧が前記閾値以上の高い電源電圧が必要な高電圧側の第2の負荷回路との2つにグループ分けし、入力電源が瞬断した場合、低電圧側の前記第1の負荷回路へ電源電圧を供給するための第1の電源供給ラインを構成する第1の電源供給系と、高電圧側の前記第2の負荷回路へ電源電圧を供給するための第2の電源供給ラインを構成する第2の電源供給系との2つに分割して、当該電源瞬断対策回路の各構成要素が配置されている上記(1)ないし(5)のいずれかの電源瞬断対策回路。
(7)前記第2の電源供給系を構成する構成要素は、高電圧側の瞬断対策用の第2の充放電コンデンサと、前記第2の充放電コンデンサを高電圧で充電するために前記入力電源と前記第2の充放電コンデンサとの間に挿入された前記ステップアップ・コンバータと、前記第2の負荷回路へ安定した電源電圧を出力するために前記第2の充放電コンデンサと前記第2の負荷回路との間に挿入されたレギュレータと、前記入力電源の瞬断がない通常時においては、前記レギュレータの出力を前記第2の負荷回路から切り離し、一方、前記入力電源の瞬断発生時には、前記レギュレータの出力を前記第2の負荷回路へ接続するための第3のスイッチと、を少なくとも含んで構成されている上記(6)の電源瞬断対策回路。
(8)前記第1の電源供給系を構成する構成要素は、低電圧側の瞬断対策用の第1の充放電コンデンサと、前記第1の充放電コンデンサから前記入力電源側への放電を防止するとともに前記入力電源と前記第1の充放電コンデンサとの接続をON/OFFする第1のスイッチと、前記入力電源の瞬断がない通常時においては、前記第1の充放電コンデンサと前記レギュレータとの出力側を互いに接続し、入力電源を前記第1の負荷回路および前記第2の負荷回路の双方に供給し、一方、前記入力電源の瞬断発生時には、前記第1の充放電コンデンサと前記レギュレータとの出力側の接続を切り離し、前記第1の充放電コンデンサの放電電圧を前記第1の負荷回路のみに供給する第2のスイッチと、を少なくとも含んで構成されている上記(7)の電源瞬断対策回路。
(9)前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記入力電源からの電源供給の再開に先立って、あるいは、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記第3のスイッチをOFF状態に切り換える上記(8)の電源瞬断対策回路。
(10)前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記第2のスイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記第1のスイッチをON状態に切り換える上記(9)の電源瞬断対策回路。
(11)制御回路の制御情報、メモリに記憶されている記憶情報をバックアップするバックアップ回路を備えた電子機器において、電源瞬断発生時やノイズ発生時の誤動作を防止するための保護機構として、請求項1ないし10のいずれかに記載の電源瞬断対策回路を、前記バックアップ回路に備えている電子機器。
(2)前記充放電コンデンサと前記負荷回路との間に、安定した電圧を出力するレギュレータを挿入し、前記負荷回路の定格値を超えなく、かつ、安定して動作することが可能な電源電圧を前記負荷回路に供給する上記(1)の電源瞬断対策回路。
(3)前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの間に、前記充放電コンデンサから前記入力電源側への放電動作を防止するためのツェナーダイオードを挿入している上記(1)または(2)の電源瞬断対策回路。
(4)前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの間に、前記充放電コンデンサから前記入力電源側への放電動作を防止し、かつ、前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの接続をON/OFFする前段スイッチを挿入し、前記充放電コンデンサと前記負荷回路との間に、前記充放電コンデンサと前記負荷回路との接続をON/OFFする後段スイッチを挿入している上記(1)または(2)の電源瞬断対策回路。
(5)前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記後段スイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記前段スイッチをON状態に切り換える上記(4)の電源瞬断対策回路。
(6)前記負荷回路を構成する各構成要素を、最低動作保障電圧があらかじめ定めた閾値よりも低い電源電圧で動作が可能な低電圧側の第1の負荷回路と、最低動作保障電圧が前記閾値以上の高い電源電圧が必要な高電圧側の第2の負荷回路との2つにグループ分けし、入力電源が瞬断した場合、低電圧側の前記第1の負荷回路へ電源電圧を供給するための第1の電源供給ラインを構成する第1の電源供給系と、高電圧側の前記第2の負荷回路へ電源電圧を供給するための第2の電源供給ラインを構成する第2の電源供給系との2つに分割して、当該電源瞬断対策回路の各構成要素が配置されている上記(1)ないし(5)のいずれかの電源瞬断対策回路。
(7)前記第2の電源供給系を構成する構成要素は、高電圧側の瞬断対策用の第2の充放電コンデンサと、前記第2の充放電コンデンサを高電圧で充電するために前記入力電源と前記第2の充放電コンデンサとの間に挿入された前記ステップアップ・コンバータと、前記第2の負荷回路へ安定した電源電圧を出力するために前記第2の充放電コンデンサと前記第2の負荷回路との間に挿入されたレギュレータと、前記入力電源の瞬断がない通常時においては、前記レギュレータの出力を前記第2の負荷回路から切り離し、一方、前記入力電源の瞬断発生時には、前記レギュレータの出力を前記第2の負荷回路へ接続するための第3のスイッチと、を少なくとも含んで構成されている上記(6)の電源瞬断対策回路。
(8)前記第1の電源供給系を構成する構成要素は、低電圧側の瞬断対策用の第1の充放電コンデンサと、前記第1の充放電コンデンサから前記入力電源側への放電を防止するとともに前記入力電源と前記第1の充放電コンデンサとの接続をON/OFFする第1のスイッチと、前記入力電源の瞬断がない通常時においては、前記第1の充放電コンデンサと前記レギュレータとの出力側を互いに接続し、入力電源を前記第1の負荷回路および前記第2の負荷回路の双方に供給し、一方、前記入力電源の瞬断発生時には、前記第1の充放電コンデンサと前記レギュレータとの出力側の接続を切り離し、前記第1の充放電コンデンサの放電電圧を前記第1の負荷回路のみに供給する第2のスイッチと、を少なくとも含んで構成されている上記(7)の電源瞬断対策回路。
(9)前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記入力電源からの電源供給の再開に先立って、あるいは、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記第3のスイッチをOFF状態に切り換える上記(8)の電源瞬断対策回路。
(10)前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記第2のスイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記第1のスイッチをON状態に切り換える上記(9)の電源瞬断対策回路。
(11)制御回路の制御情報、メモリに記憶されている記憶情報をバックアップするバックアップ回路を備えた電子機器において、電源瞬断発生時やノイズ発生時の誤動作を防止するための保護機構として、請求項1ないし10のいずれかに記載の電源瞬断対策回路を、前記バックアップ回路に備えている電子機器。
C1 第1の充放電コンデンサ
C2 第2の充放電コンデンサ(または充放電コンデンサ)
C3 充放電コンデンサ
CONT1 第1の制御信号
CONT2 第2の制御信号
CR1 ツェナーダイオード
CR2 ツェナーダイオード
CR3 ツェナーダイオード
CR4 ツェナーダイオード
CUL 充電ライン
DET 電圧低下検出回路
LD 負荷回路
LD1 第1の負荷回路
LD2 第2の負荷回路
OUT 制御信号出力回路
Q1 第1のスイッチ
Q2 第2のスイッチ
Q3 第3のスイッチ
REG レギュレータ(Regulator)
SUC ステップアップ・コンバータ(Step Up Converter)
Vin 入力電源電圧
VS1 第1の外部電源
VS2 第2の外部電源
VSL 電源供給ライン
VSL1 第1の電源供給ライン
VSL2 第2の電源供給ライン
C2 第2の充放電コンデンサ(または充放電コンデンサ)
C3 充放電コンデンサ
CONT1 第1の制御信号
CONT2 第2の制御信号
CR1 ツェナーダイオード
CR2 ツェナーダイオード
CR3 ツェナーダイオード
CR4 ツェナーダイオード
CUL 充電ライン
DET 電圧低下検出回路
LD 負荷回路
LD1 第1の負荷回路
LD2 第2の負荷回路
OUT 制御信号出力回路
Q1 第1のスイッチ
Q2 第2のスイッチ
Q3 第3のスイッチ
REG レギュレータ(Regulator)
SUC ステップアップ・コンバータ(Step Up Converter)
Vin 入力電源電圧
VS1 第1の外部電源
VS2 第2の外部電源
VSL 電源供給ライン
VSL1 第1の電源供給ライン
VSL2 第2の電源供給ライン
Claims (11)
- 入力電源から負荷回路へ電源電圧を供給する電源供給ラインに充放電用の充放電コンデンサを接続することにより、前記負荷回路へ供給する電源電圧の瞬断を防止する電源瞬断対策回路において、前記入力電源と前記充放電コンデンサとの間に電源電圧を昇圧するステップアップ・コンバータを挿入し、前記充放電コンデンサを高電圧で充放電させることを特徴とする電源瞬断対策回路。
- 前記充放電コンデンサと前記負荷回路との間に、安定した電圧を出力するレギュレータを挿入し、前記負荷回路の定格値を超えなく、かつ、安定して動作することが可能な電源電圧を前記負荷回路に供給することを特徴とする請求項1に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの間に、前記充放電コンデンサから前記入力電源側への放電動作を防止するためのツェナーダイオードを挿入していることを特徴とする請求項1または2に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの間に、前記充放電コンデンサから前記入力電源側への放電動作を防止し、かつ、前記ステップアップ・コンバータと前記充放電コンデンサとの接続をON/OFFする前段スイッチを挿入し、前記充放電コンデンサと前記負荷回路との間に、前記充放電コンデンサと前記負荷回路との接続をON/OFFする後段スイッチを挿入していることを特徴とする請求項1または2に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記後段スイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記前段スイッチをON状態に切り換えることを特徴とする請求項4に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記負荷回路を構成する各構成要素を、最低動作保障電圧があらかじめ定めた閾値よりも低い電源電圧で動作が可能な低電圧側の第1の負荷回路と、最低動作保障電圧が前記閾値以上の高い電源電圧が必要な高電圧側の第2の負荷回路との2つにグループ分けし、入力電源が瞬断した場合、低電圧側の前記第1の負荷回路へ電源電圧を供給するための第1の電源供給ラインを構成する第1の電源供給系と、高電圧側の前記第2の負荷回路へ電源電圧を供給するための第2の電源供給ラインを構成する第2の電源供給系との2つに分割して、当該電源瞬断対策回路の各構成要素が配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電源瞬断対策回路。
- 前記第2の電源供給系を構成する構成要素は、高電圧側の瞬断対策用の第2の充放電コンデンサと、前記第2の充放電コンデンサを高電圧で充電するために前記入力電源と前記第2の充放電コンデンサとの間に挿入された前記ステップアップ・コンバータと、前記第2の負荷回路へ安定した電源電圧を出力するために前記第2の充放電コンデンサと前記第2の負荷回路との間に挿入されたレギュレータと、前記入力電源の瞬断がない通常時においては、前記レギュレータの出力を前記第2の負荷回路から切り離し、一方、前記入力電源の瞬断発生時には、前記レギュレータの出力を前記第2の負荷回路へ接続するための第3のスイッチと、を少なくとも含んで構成されていることを特徴とする請求項6に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記第1の電源供給系を構成する構成要素は、低電圧側の瞬断対策用の第1の充放電コンデンサと、前記第1の充放電コンデンサから前記入力電源側への放電を防止するとともに前記入力電源と前記第1の充放電コンデンサとの接続をON/OFFする第1のスイッチと、前記入力電源の瞬断がない通常時においては、前記第1の充放電コンデンサと前記レギュレータとの出力側を互いに接続し、入力電源を前記第1の負荷回路および前記第2の負荷回路の双方に供給し、一方、前記入力電源の瞬断発生時には、前記第1の充放電コンデンサと前記レギュレータとの出力側の接続を切り離し、前記第1の充放電コンデンサの放電電圧を前記第1の負荷回路のみに供給する第2のスイッチと、を少なくとも含んで構成されていることを特徴とする請求項7に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記入力電源からの電源供給の再開に先立って、あるいは、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記第3のスイッチをOFF状態に切り換えることを特徴とする請求項8に記載の電源瞬断対策回路。
- 前記入力電源の瞬断から復旧する際に、前記第2のスイッチをON状態に切り換えるのに先立って、前記第1のスイッチをON状態に切り換えることを特徴とする請求項9に記載の電源瞬断対策回路。
- 制御回路の制御情報、メモリに記憶されている記憶情報をバックアップするバックアップ回路を備えた電子機器において、電源瞬断発生時やノイズ発生時の誤動作を防止するための保護機構として、請求項1ないし10のいずれかに記載の電源瞬断対策回路を、前記バックアップ回路に備えていることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008277678A JP2010110072A (ja) | 2008-10-29 | 2008-10-29 | 電源瞬断対策回路および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010110072A true JP2010110072A (ja) | 2010-05-13 |
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP2010110072A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2016175286A1 (ja) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | 株式会社アイピーコア研究所 | 給電システム |
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| CN112740506A (zh) * | 2018-09-13 | 2021-04-30 | 松下知识产权经营株式会社 | 电源装置以及具备该电源装置的马达控制装置 |
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-
2008
- 2008-10-29 JP JP2008277678A patent/JP2010110072A/ja active Pending
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