JP2010100799A - 単孔中空ポリマー微粒子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非架橋ポリマーを含有する種粒子を、水を含有する分散媒中に分散させた種粒子分散液と、重付加性油性物質と、油溶性溶剤とを混合し、前記種粒子に前記重付加性油性物質と前記油溶性溶剤とを吸収させて膨潤粒子液滴の分散液を調製する工程と、前記膨潤粒子液滴の分散液と、前記重付加性油性物質と重付加反応する重付加性水性物質とを混合することにより、前記膨潤粒子液滴と、前記分散媒との界面で前記重付加性油性物質と前記重付加性水性物質とを重合させる工程とを有する単孔中空ポリマー微粒子の製造方法。
【選択図】なし
Description
外径を揃える目的で、篩いやメッシュ等で分級操作を実施しても、充分に均一な外径分布の中空ポリマー微粒子を得ることは困難である。また、仮に外径を揃えたとしても内径を揃えることはできない。
また、得られた中空ポリマー微粒子を、比重差等を活用した流体力学的方法により分級する方法も知られている。しかし、外径が大きく内径も大きい(中空度の高い)微粒子と、外径が小さく内径も小さい(中空度の低い)微粒子とは同様の移動性を有してしまうことから、この方法ではこれらを分級することはできなかった。
例えば、特許文献1には、架橋性モノマー、親水性モノマー及びその他のモノマーを含む重合性モノマー成分を、この重合性モノマー成分によるコポリマーとは異なる組成の異種ポリマー微粒子の存在下において水性分散媒体中で分散させて当該異種ポリマー微粒子に重合性モノマー成分を吸収させ、次いで重合性モノマー成分を重合させる工程を有する、単一の内孔を有するポリマー粒子の製造方法が記載されている。上記特許文献1において、上記異種ポリマーの例として、ポリスチレン、又は、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルエステル、メタクリルエステル及びブタジエンから選択される少なくとも1種とスチレンとのコポリマーが挙げられている。また、上記架橋性モノマーの例として、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート等が挙げられている。上記親水性モノマーの例としてアクリル酸、メタクリル酸、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ビニルピリジン、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート等が挙げられている。その他のモノマーの例として、スチレン等が挙げられている。しかしながら、特許文献1に記載された方法では、外径及び内径が充分に均一な中空ポリマー微粒子を得ることは難しかった。特許文献1の実施例においても、概ね単孔の中空ポリマー微粒子は得られているものの、その外径、内径ともに均一でなく、また、単孔構造の微粒子だけではなく複数の孔を有する微粒子が混じっていた。
以下に本発明を詳述する。
上記非架橋ポリマーを構成する非架橋性モノマーは特に限定されず、例えば、スチレン、メタクリル酸メチル、メタクリル酸−n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸等が挙げられる。
上記架橋性モノマーは特に限定されず、例えば、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート等が挙げられる。
なお、上記種粒子の粒子径のCv値は、粒子径測定装置により測定される体積平均粒子径mと標準偏差σから、下記式(1)により算出することができる。
Cv=σ/m×100(%) (1)
なお、上記単孔中空ポリマー微粒子の平均外径は、走査型電子顕微鏡により、1視野に約100個の粒子が観察できる倍率で観察し、任意に選択した50個の粒子についてノギスを用いて最長径を測定し、最長径の数平均値を求めることにより算出することができる。
上記分散剤は特に限定されず、例えば、アルキル硫酸スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
上記重付加性油性物質は特に限定されず、例えば、油性エポキシ化合物、油性アミン化合物、油性ポリチオール化合物、油性ジイソシアネート等が挙げられる。
上記油性アミン化合物は特に限定されず、水相−有機相の二相系において、有機相側に分配されるアミン化合物であればよく、例えば、炭素数5以上の脂肪族アミン、脂環式アミン等が挙げられる。脂肪族アミンとして、窒素原子に炭素数5以上のアルキル基が結合している第一級アミン、第二級アミン又は第三級アミンが挙げられる。なかでも、窒素原子に炭素数5〜16のアルキル基が結合している第一級アミン又は第三級アミンが好ましく、窒素原子に炭素数5〜10のアルキル基が結合した第三級アミンがより好ましい。脂環式アミンとして、炭素数5以上の窒素原子を含む複素環構造を有するアミンが好ましく、ピペリジン又はピペリジン誘導体がより好ましい。例えば、トリ−n−オクチルアミン、ピペリジン、トリ−n−ヘキシルアミン、n−オクチルアミン、メタキシレンジアミン、イソフォロンジアミン、ノルボルネンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン等が挙げられる。
n−オクタノールと水とを充分に混合した混合液を24時間放置した後、混合液に溶剤を加えてさらに混合する。その後、オクタノール相中に含まれる溶剤濃度(Co)と水相中に含まれる溶剤濃度(Cw)とをガスクロマトグラフィーにより測定し、得られたCo及びCwを用いて、下記式(2)からlogPowを算出できる。
logPow=log(Co/Cw) (2)
Co:オクタノール相中の溶剤濃度
Cw:水相中の溶剤濃度
これらの油溶性溶剤は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記硬化剤は特に限定されず、例えば、2−エチル−4−メチルイミダゾール(2E4MZ)、2−メチルイミダゾール(2MZ)等のイミダゾール化合物や、ポリエチレンポリアミン、メタキシレンジアミン等のポリアミン化合物や、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸等の酸無水物が挙げられる。上記硬化促進剤は特に限定されず、例えば、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸等の塩素置換カルボン酸化合物や、p−クロロフェノール、o−クロロフェノール等の塩素置換フェノール化合物や、p−ニトロフェノール等のニトロ置換フェノール化合物や、チオフェノール、2−メルカプトエタノール等のメルカプタン化合物が挙げられる。これらの油溶性溶剤を用いた場合には、上記油溶性溶剤を内包する単孔中空ポリマー微粒子を製造することができる。
なお、上記油溶性溶剤と上記重付加性油性物質とが同一であってもよい。
これらの油溶性溶剤は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記重付加性油性物質と上記油溶性溶剤とは、これらの混合物の乳化液を調製して上記種粒子分散液に加えて混合してもよいし、各々の乳化液を別個に調製して上記種粒子分散液に加えて混合してもよい。なお、上記乳化液に、上記種粒子分散液を加えて混合してもよい。
上記重付加性油性物質等の乳化液の分散媒は、乳化剤を含有することが好ましい。上記乳化剤は特に限定されず、例えば、アルキル硫酸スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
上記重付加性油性物質が油性エポキシ化合物である場合、上記重付加性水性物質として、水性アミン化合物等が挙げられる。
上記水性アミン化合物は特に限定されず、例えば、ポリメチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、アミノエチルピペラジン、イソホロンジアミン等の脂肪族アミンや、キシリレンジアミン、ジアミノジフェニルエーテル、トルエンジアミン等の芳香族アミンや、無水フタル酸誘導体、無水マレイン酸−ビニルエーテル共重合物等の酸無水物や、ポリフェノールや、ポリチオールや、ベンジルジメチルアミン等の3級アミンや、2−エチル−4−メチルイミダゾール等のイミダゾール等が挙げられる。
上記水性エポキシ化合物は特に限定されず、例えば、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル等が挙げられる。
上記水性ジオール化合物は特に限定されず、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等が挙げられる。
本発明の単孔中空ポリマー微粒子の製造方法では、得られたコアシェル粒子を、純水を用いて繰り返して洗浄し、真空乾燥して上記油溶性溶剤を揮発させることにより、空洞を有する単孔中空ポリマー微粒子を製造してもよく、上記油溶性溶剤を揮発させずに上記油溶性溶剤を内包する単孔中空ポリマー微粒子を製造してもよい。
本発明の単孔中空ポリマー微粒子の製造方法を用いて製造される単孔中空ポリマー微粒子もまた、本発明の1つである。
本発明の単孔中空ポリマー微粒子は、空洞を有する場合、外径及び内径が極めて均一であることから、ごく少量の添加で比表面積を向上させることができ、光拡散性、軽量性、断熱性、クッション性、紫外線や可視光や赤外線等の選択吸収や反射、透過性を制御することができる。
なお、本発明の単孔中空ポリマー微粒子の外径のCv値は、上記種粒子の粒子径のCv値と同様に算出することができる。
なお、本発明の単孔中空ポリマー微粒子の内径のCv値は、上記種粒子の粒子径のCv値と同様に算出することができる。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム3重量部、n−オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径0.5μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
得られた膨潤粒子液滴の分散液を撹拌しながら、重付加性水性物質として1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン(三菱ガス化学社製「1,3−BAC」)1重量部を滴下し、80℃で5時間反応させることにより、コアがヘプタン、シェルがポリエポキシにより形成されている、コアシェル粒子分散液を得た。
得られたコアシェル粒子を、純水を用いて繰り返して洗浄し、真空乾燥してヘプタンを揮発させて、ポリマー微粒子を得た。
重付加性油性物質としてポリオキシプロピレントリアミン(BASF社製「D−230」)1重量部を用い、かつ、重付加性水性物質として水性エポキシ(ナガセケムテックス社製「デナコールEX−1310」)10重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマー微粒子を得た。
重付加性油性物質としてヘキサメチレンジイソシアネート型樹脂(旭化成ケミカルズ社製「デュラネートTSA−100」)10重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマー微粒子を得た。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム5重量部、n−オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径0.2μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム0.5重量部、n−オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径2.0μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム0.5重量部、塩化ナトリウム0.1重量部、n−オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径5.0μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
重付加性油性物質としてビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製「エピコート828」)10重量部、油溶性溶剤としてヘプタン90重量部を均一に溶解し、多孔質膜を通して乳化剤と水とを含有する連続層に分散させ、乳化分散液を調製した。
得られた乳化分散液を撹拌しながら、重付加性水性物質として1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン(三菱ガス化学社製「1,3−BAC」)1重量部を滴下し、80℃で5時間反応させることにより、コアがヘプタン、シェルがポリエポキシにより形成されている、コアシェル粒子分散液を得た。
得られたコアシェル粒子を、純水を用いて繰り返して洗浄し、真空乾燥してヘプタンを揮発させて、ポリマー微粒子を得た。
実施例1〜6、比較例1で得られたポリマー微粒子について、以下の方法により評価を行った。結果を表1に示した。
得られたポリマー微粒子を、走査型電子顕微鏡により、1視野に約100個が観察できる倍率で観察し、任意に選択した50個の微粒子についてノギスを用いて最長径を測定し、この値の数平均値と変動係数を求め、これらを平均外径、外径Cv値とした。
得られたポリマー微粒子を、エポキシ樹脂に包埋した後、樹脂を硬化させ、マイクロトームで断面切片を切り出した。得られた切片を走査型電子顕微鏡により、1視野に約100個の断面が観察できる倍率で観察した。
単孔性について、任意に選択した50個の微粒子の断面を観察して、単一の孔が存在する粒子の数が49個以上であった場合を「◎」、45〜48個であった場合を「○」、40〜44個であった場合を「△」、39個以下であった場合を「×」と評価した。
また、任意に選択した50個の微粒子の断面について、ノギスを用いて単一の孔の最長径を計測し、この値の数平均値と変動係数を求め、これらを平均内径、内径Cv値とした。なお、平均内径、内径Cv値は、単孔の孔が存在する粒子について算出した。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム3重量部、n―オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径0.5μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
得られた膨潤粒子液滴の分散液を撹拌しながら、重付加性水性物質として水性エポキシ(ナガセケムテックス社製「デナコールEX−1310」)1重量部を滴下し、80℃で10時間反応させることにより、コアがトルエン/2−エチル−4−メチルイミダゾール(2E4MZ)、シェルがエポキシ樹脂により形成されている、コアシェル粒子分散液を得た。
得られたコアシェル粒子を、純水を用いて繰り返して洗浄し、真空乾燥してトルエンを揮発させて、ポリマー微粒子を得た。
重付加性油性物質かつ油溶性溶剤として2−メチルイミダゾール(2MZ)100重量部を用いた以外は、実施例7と同様にしてポリマー微粒子を得た。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム5重量部、n―オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径0.2μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム0.5重量部、n―オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径2.0μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
スチレン100重量部、過硫酸カリウム0.5重量部、塩化ナトリウム0.1重量部、n―オクチルメルカプタン25重量部、水2500重量部を混合し、攪拌しながら70℃で24時間反応させて、体積平均粒子径5.0μm、Cv値15%、かつ、球状の非架橋のポリスチレン粒子が1.5重量%の濃度で水に分散された種粒子分散液を調製した。
メタクリル酸2重量部、アクリロニトリル8重量部及び2,2−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)0.1重量部を含有するイソプロピルアルコール溶液400重量部に、あらかじめ平均粒子径5μmに微粉砕した1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール90重量部を分散させた。この分散液を、窒素雰囲気下、50℃で3時間反応させることにより、コアが1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、シェルがメタクリル酸/アクリロニトリル共重合体により形成されている、コアシェル粒子分散液を得た。その後、得られた分散液を濾過してポリマー微粒子を得た。
温度計、還流冷却器及びテフロン(登録商標)製半月型攪拌装置を備えた内容積1000mLの三ツ口丸底フラスコに、2−メチルイミダゾール(2MZ)28.0g及びアクリルポリマー(東亞合成社製「レゼダGP−300」)4.99gを仕込み、次いで、メチルイソブチルケトン(MIBK)593.95gを加え、温度を70℃に上げて完全に溶解した。次いで、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製「エピコート828」)の50重量%MIBK溶液143.74gを加えて混合し、混合物を300rpmの速度で攪拌しながら70℃で10時間反応させ、反応率をほぼ100%まで到達させることにより、コアが2−メチルイミダゾール(2MZ)、シェルがアクリルポリマーにより形成されている、コアシェル粒子分散液を得た。その後、得られた分散液を濾過してポリマー微粒子を得た。
重付加性油性物質かつ油溶性溶剤として2−エチル−4−メチルイミダゾール(2E4MZ)100重量部及び油溶性溶剤としてトルエン100重量部を均一に溶解した混合液に、乳化剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン2重量部と水とを加えて混合し、乳化液を調製した。
実施例7〜11、比較例2〜4で得られたポリマー微粒子について、以下の方法により評価を行った。結果を表2に示した。
得られたポリマー微粒子を、走査型電子顕微鏡により、1視野に約100個が観察できる倍率で観察し、任意に選択した50個の微粒子についてノギスを用いて最長径を測定し、この値の数平均値と変動係数を求め、これらを平均外径、外径Cv値とした。
得られたポリマー微粒子を、エポキシ樹脂に包埋した後、樹脂を硬化させ、マイクロトームで断面切片を切り出した。得られた切片を走査型電子顕微鏡により、1視野に約100個の断面が観察できる倍率で観察した。
単孔性について、任意に選択した50個の微粒子の断面を観察して、単一の孔が存在する粒子の数が49個以上であった場合を「◎」、45〜48個であった場合を「○」、40〜44個であった場合を「△」、39個以下であった場合を「×」と評価した。
また、任意に選択した50個の微粒子の断面について、ノギスを用いて単一の孔の最長径を計測し、この値の数平均値と変動係数を求め、これらを平均内径、内径Cv値とした。なお、平均内径、内径Cv値は、単孔の孔が存在する粒子について算出した。
得られたポリマー微粒子10重量部と、エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製「JER828」)100重量部との混合物を、40℃で7日間放置した。放置後、混合物がゲル状態になっていない場合を「○」、ゲル状態になった場合を「×」と評価した。
Claims (7)
- 非架橋ポリマーを含有する種粒子を、水を含有する分散媒中に分散させた種粒子分散液と、重付加性油性物質と、油溶性溶剤とを混合し、前記種粒子に前記重付加性油性物質と前記油溶性溶剤とを吸収させて膨潤粒子液滴の分散液を調製する工程と、
前記膨潤粒子液滴の分散液と、前記重付加性油性物質と重付加反応する重付加性水性物質とを混合することにより、前記膨潤粒子液滴と、前記分散媒との界面で前記重付加性油性物質と前記重付加性水性物質とを重合させる工程とを有する
ことを特徴とする単孔中空ポリマー微粒子の製造方法。 - 重付加性油性物質と、油溶性溶剤とを、水を含有する分散媒中に分散させた乳化液と、種粒子分散液とを混合することを特徴とする請求項1記載の単孔中空ポリマー微粒子の製造方法。
- 種粒子は、粒子径のCv値が30%以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の単孔中空ポリマー微粒子の製造方法。
- 油溶性溶剤は、硬化剤又は硬化促進剤であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の単孔中空ポリマー微粒子の製造方法。
- 請求項1、2、3又は4記載の単孔中空ポリマー微粒子の製造方法を用いて製造されることを特徴とする単孔中空ポリマー微粒子。
- 平均外径が0.1〜100μmであり、かつ、外径のCv値が10%以下であることを特徴とする請求項5記載の単孔中空ポリマー微粒子。
- 内径のCv値が10%以下であることを特徴とする請求項5又は6記載の単孔中空ポリマー微粒子。
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