JP2010198261A - 組織連携表示システム及び処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の端末と、前記複数の端末から送信されたデータを処理する処理装置と、アンケート回答を入力する入力装置と、を含むセンサネットシステムであって、前記各端末は、物理量を検出するセンサと、前記センサが検出した物理量を示すデータを送信するデータ送信部と、を備え、前記処理装置は、前記端末から送信されたデータに基づいて現状の組織の連携の形態をプロットし、さらに前記入力装置から送信されたデータに基づいて将来期待される連携の形態を、前記現状の組織の連携の形態と重ね合わせてプロットする。
【選択図】 図2
Description
すなわち、組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末と、入力装置と、複数の端末及び入力装置から送信されるデータを処理する処理装置と、を具備する組織連携表示システムである。端末は、他の端末との対面状態を検出するセンサと、対面状態を示すデータを処理装置に送信するデータ送信部とを備える。入力装置は、組織に関連するデータの入力を受ける入力部と、組織に関連するデータを処理装置に送信する送信部とを備える。処理装置は、対面状態を示すデータに基づいて複数の人物の現在の連携の形態を算出する第1の算出部と、組織に関連するデータに基づいて複数の人物の将来の連携の形態を算出する第2の算出部と、複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、現在の連携の形態と将来の連携の形態とをあわせて描く描画部と、を有する。そして、接続される表示装置に、描かれた現在の連携の形態と将来の連携の形態とを表示する。
また、組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末と、入力装置と、複数の端末及び入力装置から送信されるデータを処理する処理装置と、を具備する組織連携表示システムである。端末は、物理量を検出するセンサと、物理量を示すデータを処理装置に送信するデータ送信部と、を備える。入力装置は、端末を装着した人物の主観評価に関するデータの入力を受ける入力部と、主観評価に関するデータを送信する送信部とを備える。処理装置は、物理量を示すデータに基づいて複数の人物の現在の連携を算出する第1の算出部と、主観評価に関するデータに基づいて複数の人物の将来の連携の形態を算出する第2の算出部と、複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、現在の連携の形態と将来の連携の形態とをあわせて描く描画部と、を有する。そして、接続される表示装置に、描かれた現在の連携の形態と将来の連携の形態とを表示する。
また、組織に属する複数の人物それぞれに装着される端末で検出された対面状態を示すデータ、及び、組織に関連するデータを受信する受信部と、対面状態を示すデータに基づいて複数の人物の現在の連携の形態を算出する第1の算出部と、組織に関連するデータに基づいて複数の人物の将来の連携の形態を算出する第2の算出部と、複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、現在の連携の形態と将来の連携の形態とをあわせて描く描画部と、を有する処理装置である。
より具体的には、メンバに対して誰とよりコミュニケーションを増やしたいかというアンケートを行う。日々の対面に関するセンサデータから現在の連携の形態を可視化し、さらにアンケートによって将来期待される連携の形態を可視化したものを重ねることで、現在と将来の形態を比較し、合わせて分析することを可能にする。
また、対象になる人物が装着したセンサ端末によって物理量を示すデータを取得し、かつ、アンケートによって各人物の主観評価に関するデータを取得し、現在の連携の形態をネットワーク図で描画し、それにアンケートによる将来期待する連携の形態を重ねて描画することで、現在の連携と将来期待する連携を合わせて表現する表示システムを実現する。
<図1:全体の処理の流れの概要>
図1に、第1の実施の形態の装置の概要を示す。第1の実施の形態では、無線送受信器を有するセンサ端末(TR)を組織の各メンバがユーザ(US)として装着し、その端末(TR)によって各メンバ間の交流(インタラクション)に関するセンサデータを取得する。ユーザ(US)同士が対面した際にはそれぞれの端末(TR)間で赤外線を送受信することで対面を検知している。取得したセンサデータは無線によってパーソナルエリアネットワーク(PAN)を形成する基地局(GW)に送信され、ネットワーク(NW)を通じてセンサネットサーバ(SS)に格納される。また、別途、各ユーザ(US)はアンケート入力用クライアント(QC)を用いてアンケートに回答する。回答された情報は、ネットワーク(NW)を通じてセンサネットサーバ(SS)に格納される。ここのアンケートでは、現在以上にコミュニケーションしたいと期待する他者は誰かを尋ねる。これらのセンサデータとアンケート結果から組織連携に関する表示を作成する際には、クライアント(CL)からアプリケーションサーバ(AS)に依頼を出し、対象となるメンバのセンサデータとアンケートデータをセンサネットサーバ(SS)から取り出す。それをアプリケーションサーバ(AS)において処理・解析し、画像を作成する。さらにその画像をクライアント(CL)に戻しディスプレイに表示(CLDP)する。この一連の組織連携表示システムを実現した。
<図2:ネットワーク表示の例とその効果>
図2に、第1の実施の形態による表示の例を示す。この図では、1人の人物を1つの丸印(以下、「ノード(Node)」と呼ぶ)で表し、人物間の関係の有無を線(以下、「リンク(Link)」と呼ぶ)の有無で表す。このようなノードとリンクによって、複数の人物間の関係を表現した図をネットワーク図(Network Diagram)と呼ぶ。
本発明では、まずセンサデータによってノードの配置を決定して直線でリンクを引き、その後アンケートによるデータを別の線種のリンクとして書き加える方法を開示する。図2の例では、対面による現在の連携の形態を見やすくすることを優先するためにセンサデータによって配置を決定したが、将来期待する連携の形態を優先したい場合にはアンケートデータによって配置を決定する方法を採用してもよい。
<図3:発明の説明用図面>
図2のネットワーク図の作成プロセスを模式的に示したものが図3である。まず、任意の人物間の対面の有無を示す対面マトリクス(ASMM)の情報に基づき、ノードの配置とリンクの有無を決め、対面ネットワーク図を描画する(NDIR)。また、ネットワーク図(NDIR)とノードの位置を同じにして、アンケート回答によるアンケートマトリクス(ASMQ)の情報に基づいてノード間に矢印のあるリンクを引き、アンケートネットワーク図(NDQD)を描画する。この際に、リンク同士が交わって見づらくなるようであったら、リンクを曲線にして交わりを減らしても良い。対面ネットワーク図(NDIR)とアンケートネットワーク図(NDQD)とを比較し、両方に共通しているリンクはアンケートネットワーク図(NDQD)と同じ向きの矢印の二重線とし、対面ネットワーク図(NDQD)のみに存在するリンクは実線、アンケートネットワーク図(NDQD)のみに存在するリンクは矢印の点線で表示して合成ネットワーク図(NDIQ)を作成する。もちろん、対面ネットワーク図(NDIR)とアンケートネットワーク図(NDQD)とを必ず先に描画する必要はなく、対面マトリクスとアンケートマトリクスのデータのみから合成ネットワーク図(NDIQ)における線種と、矢印の有無及び向きを決定しても良い。
<図39〜42:配置アルゴリズムの実行順序>
図39に,本発明における,配置アルゴリズムの実行による合成ネットワーク図を作成するまでの処理の手順を示す。比較のため,配置アルゴリズムを実行しない場合の例を図40に,実行する順序を変えた場合の例を図41,図42に示す。
配置アルゴリズムは,入力するマトリクスにおいて閾値以上の値のある要素,つまり,人物間にリンクのある場合に,対面マトリクスの値に基づいてその人物に対応するノード同士が近くになるように配置する。複数のノードがある場合には,全体として最適になるように配置が決められる。このアルゴリズムによって,複数の人物同士の関連を集団として直感的に理解することができるようになる。つまり,相互にリンクの多い集団は密接した塊に見えるように配置され,リンクの少ない集団同士は離れて配置される。
<図4〜図6:全体システムの流れ>
図4から図6は、本発明の実施の形態の組織連携表示システムを実現するセンサネットワークシステムの全体構成を説明するブロック図である。図示の都合上分割して示してあるが、各々図示された各処理は相互に連携して実行される。端末(TR)でそれを装着した人物の動きやコミュニケーションに関するセンサデータを取得し、センサデータは基地局(GW)を経由して、センサネットサーバ(SS)格納する。また、アンケート入力用クライアント(QC)によってユーザ(US)のアンケート回答のデータがセンサネットサーバ(SS)に格納される。また、アプリケーションサーバ(AS)においてセンサデータの解析を行い、解析結果であるネットワーク図をクライアント(CL)で出力する。図4から図6はこれらの一連の流れを示す。
<図4:全体システム(1)(CL・AS)>
<クライアント(CL)について>
クライアント(CL)は、ユーザ(US)との接点となって、データを入出力する。クライアント(CL)は、入出力部(CLIO)、送受信部(CLSR)、記憶部(CLME)及び制御部(CLCO)を備える。
<アプリケーションサーバ(AS)について>
アプリケーションサーバ(AS)は、センシングデータを処理及び解析する。クライアント(CL)からの依頼を受けて、又は、設定された時刻に自動的に、解析アプリケーションが起動する。解析アプリケーションは、センサネットサーバ(SS)に依頼を送って、必要なセンシングデータやアンケートデータを取得する。さらに、解析アプリケーションは、取得したデータを解析し、その結果をクライアント(CL)に返す。あるいは、解析結果をそのままアプリケーションサーバ(AS)内の記憶部(ASME)に記録しておいてもよい。
<図5:全体システム(2)(SS・GW・QC)>
図5は、センサネットサーバ(SS)、アンケート入力用クライアント(QC)及び基地局(GW)の一実施例の構成を示している。
<センサネットサーバ(SS)について>
センサネットサーバ(SS)は、全ての端末(TR)から集まったデータを管理する。具体的には、センサネットサーバ(SS)は、基地局(GW)から送られてくるセンシングデータをセンシングデータベース(SSDB)に格納し、また、アプリケーションサーバ(AS)及びクライアント(CL)からの要求に基づいてセンシングデータを送信する。さらに、センサネットサーバ(SS)は、基地局(GW)からの制御コマンドを受信し、その制御コマンドから得られた結果を基地局(GW)に返信する。
<アンケート入力用クライアント(QC)について>
アンケート入力用クライアント(QC)は、ユーザ(US)がアンケートの回答を入力するための装置である。ボタンやマウスなどの入力装置と、ディスプレイやマイクなどの出力装置を備えており、アンケートの設問をユーザ(US)に提示し、その回答を入力させる。アンケート入力用クライアント(QC)は、クライアント(CL)、またはアプリケーションサーバ(AS)、またはセンサネットサーバ(SS)と同じパーソナルコンピュータを用いても良いし、端末(TR)を用いても良い。また、ユーザ(US)にアンケート入力用クライアント(QC)を直接操作させるのではなく、紙の回答用紙に書かれた回答を代理人がまとめてアンケート入力用クライアント(QC)から入力しても良い。
<基地局(GW)について>
基地局(GW)は、端末(TR)とセンサネットサーバ(SS)を仲介する役目を持つ。無線の到達距離を考慮して、居室・職場等の領域をカバーするように複数の基地局(GW)が配置される。
<図6:全体システム(3)(TR)>
図6は、センサノードの一実施例である端末(TR)の構成を示している。ここでは端末(TR)は名札型の形状をしており、人物の首からぶら下げることを想定しているが、これは一例であり、他の形状でもよい。端末(TR)は、多くの場合には、この一連のシステムの中に複数存在し、組織に属する人物がそれぞれ身に着けるものである。端末(TR)は人間の対面状況を検出するための複数の赤外線送受信部(AB)、装着者の動作を検出するための三軸加速度センサ(AC)、装着者の発話と周囲の音を検出するためのマイク(AD)、端末の裏表検知のための照度センサ(LS1F、LS1B)、温度センサ(AE)の各種センサを搭載する。搭載するセンサは一例であり、装着者の対面状況と動作を検出するために他のセンサを使用してもよい。
<図7:データ格納のシーケンス>
図7は、本発明の実施の形態において実行される、センシングデータとアンケートデータの2種類のデータを格納する手順を示すシーケンス図である。
<図8:データ解析のシーケンス図>
図8は、データ解析、すなわち、センシングデータとアンケートデータを用いてネットワーク図を描画するまでのシーケンスを示す。
<図9:ネットワーク図描画フローチャート>
図9は、本発明の第1の実施の形態において、アプリケーションの立ち上げから表示画面がユーザ(US)に提供されるまでの大まかな処理の流れを示すフローチャートである。
<図10:ユーザID対応表(ASUIT)の見本>
図10は、アプリケーションサーバ(AS)の記憶部(ASME)内に保管される、ユーザID対応表(ASUIT)の形式の例である。ユーザID対応表(ASUIT)にはユーザ番号(ASUIT1)、ユーザ名(ASUIT2)、端末ID(ASUIT3)及び役職(ASUIT4)を相互に関連付けて記録されている。ユーザ番号(ASUIT1)は対面マトリクス(ASMM)やアンケートマトリクス(ASMQ)におけるユーザ(US)の並び順を規定するためのものである。また、ユーザ名(ASUIT2)は表示するネットワーク図などに示すユーザの氏名もしくはニックネームの表記であり、端末ID(ASUIT3)はユーザ(US)が所有する端末(TR)の端末情報を示すものである。これによって、特定の端末(TR)から得られたセンサデータを、そのユーザ(US)の行動を表す情報と捉えて解析することができる。役職(ASUIT4)はユーザ(US)の組織内での職位を示す情報であり、ネットワーク図上で職位を区別して表示する際に用いる。職位を区別する必要がない場合には、役職(ASUIT4)のカラムはなくても良い。もしくは、他の年齢などの属性情報のカラムを追加しても良い。組織のメンバ構成や職位などに変更があった場合には、ユーザID対応表(ASUIT)を書き換えることで、解析結果にも反映される。また、個人情報であるユーザ名(ASUIT2)はアプリケーションサーバ(AS)内に置かず、ユーザ名(ASUIT2)と端末ID(ASUIT3)との対応表を別途クライアント(CL)に置くことで、アプリケーションサーバ(AS)で作成した画像に、クライアント(CL)上でユーザ名(ASUIT2)を付与して表示させることも可能である。これによって、アプリケーションサーバ(AS)の管理者とクライアント(CL)の管理者が異なる場合に、個人情報の管理に関する煩雑さを回避することが可能である。
<図11:解析条件設定ウィンドウの見本>
図11は、クライアント(CL)における解析条件設定(CLIS)において、ユーザ(US)に条件を設定させるために表示される解析条件設定ウィンドウ(CLISWD)である。
<図12、図15〜17:対面マトリクス作成のフローチャート>
図12は、本発明の第1の実施の形態において、図9の対面データ取得(ASDG)と対面マトリクス作成(ASIM)のステップの詳細を示したフローチャートである。
<図13、18〜21:アンケートマトリクス作成のフローチャート>
図13は、本発明の第1の実施の形態において、図9のアンケートデータ取得(ASQG)とアンケートマトリクス作成(ASIQ)のステップの詳細を示したフローチャートである。
<アンケートの内容について>
アンケートの設問用紙の一例を図18に、その回答用紙の一例を図19に示す。このアンケートは、対象組織に所属する個々のメンバに回答を依頼するものである。回答を依頼するメンバはネットワーク図の表示対象メンバと一致していることが望ましいが、一部一致していなくても構わない。
このアンケートは、対象組織の現状を捉えて組織改善のヒントとして役立てるために活用できるが、本発明では、メンバが誰と今以上にコミュニケーションしたいと感じているかを知るために利用する。その目的のために、図18における設問(B)Q2と設問(C)Q7の回答結果を、本発明で利用する。アンケートは、アンケート入力用クライアント(QC)を用いて各ユーザが入力しても良いし、設問用紙と回答用紙を紙に印刷して配布し、直接記入してもらったものを、代表者がアンケート入力用クライアント(QC)を用いて入力しても良い。なお、アンケートに回答した人物(回答者)、アンケートでコミュニケーションしたいと名前を挙げられた人物(被回答者)と、端末ID(ASUIT3)とを結び付けられることが必要である。端末(TR)を所有していない人物には、「その他」として仮の端末IDを割り振り、解析に用いればよい。
<アンケートテーブルの作成について>
ユーザ(US)がアンケートの回答を入力した際には、図5のアンケート入力用クライアント(QC)において、入力されたアンケート回答用紙のデータを読み込むアンケートデータ収集(QCDG)と、アンケート回答用紙の中から必要な設問の回答を抽出するアンケートデータ抽出(QCDC)が行われる。本発明の例では、アンケートデータ抽出(QCDC)において、設問(B)に△を付けられた人物(すなわち、コミュニケーションを期待される人物、連携を期待される人物)と、設問(C)Q7に4または5と回答された人物とを抽出し、回答者はこれらの被回答者とのコミュニケーションを期待しているとみなし、被回答者のユーザ番号をアンケートデータテーブルに格納する。
<アンケートマトリクスの作成手順について>
図13のアンケートマトリクス作成の大まかな手順は、開始(ASQGST)からアンケートデータ取得(ASQG)とアンケートマトリクス作成(ASIQ)を行い、終了(ASQGEN)という流れになる。アンケートデータ取得(ASQG)は、センサネットサーバ(SS)内のアンケートデータテーブル(SSDQ)の中から必要なアンケートデータを取得するプロセスである。
<図14:ネットワーク図描画のフローチャート>
図14は、本発明の第一の実施の形態における、図9におけるネットワーク図描画(ASDP)の詳細な手順を説明するフローチャートである。ネットワーク図描画(ASDP)では、図39で説明したフローに基づいて、ネットワーク図を描画することを特徴とする。
次に、一組の人物のペアを選択し(ASDP4)、その人物間に対面があり、かつ、アンケート回答がない場合(ASDP5)には、その人物に対応するノード間に実線の直線でリンクを描画する(ASDP6)。なお、何らかの閾値を設けておき、該当するペアに対応する対面マトリクスの要素の値が閾値以上である場合には、対面があると判別する。また、別の基準で対面の有無を決めても良い。また、対面マトリクスの要素の値が大きいほど、太い線でリンクを引いても良い。次に、対面があり、かつ、アンケート回答もある場合(ASDP7)には、二重線の矢印付直線でリンクを描画する(ASDP8)。全てのペアについて選択が終わるまで(ASDP9)、(ASDP4〜ASDP8)の手順を繰り返す。また、次に再度、一組の人物のペアを選択(ASDP10)し、その人物間に対面があり、かつ、アンケート回答もある場合には(ASDP11)、点線の矢印つきの曲線でリンクを描画する(ASDP12)。全てのペアについて選択が終わるまで(ASDP13)、(ASDP10〜ASDP12)の手順を繰り返し、終了(ASDPEN)となる。
<図22:影で示す場合のネットワーク図の例>
図22に、本発明の第2の実施の形態によって作成したネットワーク図の一例を示す。これは、図2と同じデータを別の形で表現したものである。第1の実施の形態と異なる点は、アンケートによる回答結果を、線ではなく、人物を示すノードの背後の影で現している点である。対面データによるノードの配置方法は第1の実施の形態と同様であり、対面の有無を示すリンクは全て実線で表示している。
よって、彼らが組織の生産性を決定付けるボトルネックとなっている可能性があり、他の人を育てて仕事を配分することで生産性を向上できると考えられる。この例のように、対面データによる現状の組織の連携の形態と、アンケートデータの期待度による将来期待する組織の連携の形態とを合わせて表現することで、組織を多様な視点から理解することが容易となり、組織の生産性を向上させるための分析が可能になる。
<図23:影で示す場合のネットワーク図描画のフローチャート>
本発明の第2の実施の形態を実現するための装置の構成は、第1の実施の形態と同様である。図14に示した、ネットワーク図描画(ASDP)の手順のみが異なる。本発明の第2の実施の形態における、ネットワーク図描画(ASDP)のフローチャートを図23に示す。
<図24:フロー理論の概要を説明>
心理学者のM.チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)は、「フロー理論」において、難易度(Challenge)と能力発揮度(Skill)とが共に高い活動に取り組む際に、最も高い没入感が得られることを見出した。図24にフロー理論を説明する図を示す。
難易度とは、新しい課題に挑戦している度合いであり、能力発揮度とは自身の有するスキルや技術を十分に発揮している度合いである。能力発揮度と比較して難易度が高い活動に取り組む際には、人はその活動を達成する見込みを得られず「不安(Anxiety)」な状態になる。また逆に、能力発揮度と比較して難易度が低い活動に取り組む場合には、人はその活動を簡単にこなすことができ、「余裕(Relaxation)」と感じることになる。また、能力発揮度も難易度も共に低い活動に取り組む場合、例えば単純作業の場合には、人は「無関心(Apathy)」、つまりは退屈な状態になる。これらに対して、能力発揮度も難易度も共に高い活動に取り組む、つまり自分の能力の限界と釣り合った難易度をもつ課題に取り組む場合には、「フロー(Flow)」状態、つまり没頭して完全に集中している状態になるという。この状態では自己の意識が忘れ去られ、何かに流されているような感覚になるため、フローと名づけられた。フロー状態になると、人は、課題に取り組むことが苦痛ではなく楽しさとして感じられ、また最も生産性が向上する。
よって、組織においては、それぞれのメンバがなるべく多くフロー状態になるように、適切に課題を配分することができれば、生産性を最大限に向上させることが可能になる。そのために、本発明の第3の実施の形態では、メンバの現在の状態を可視化し、さらにフロー状態を促すようにマネジメントするために活用することを目的とする。
<図25:フローレベルの可視化方法(二次元マップ)>
図25に、本発明の第3の実施の形態による、複数メンバのフロー状態の分布を可視化した例を示す。本発明では、センサネットの端末(TR)による行動のセンシングデータ又はアンケート回答によって、後述するように2種類のフローレベルである難易度と能力発揮度を数値化する。難易度と能力発揮度を正規化した値で算出することで、図25のようにフロー・不安・余裕・無気力の4種類の状態を、両軸のフローレベルの正負によって分類することが可能である。
<図26:フローレベルの可視化方法(ネットワーク図)>
図26に、第3の実施の形態による、複数メンバのフロー状態をネットワーク図上に合わせて可視化した例を示す。ネットワーク図については、第1の実施の形態と同様に、対面コミュニケーションに関するセンシングデータから描画したものであり、それに各メンバの4種類の状態を影として重ねて描画している。影として描画する方法は、第2の実施の形態と同様である。図26では、フロー・不安・余裕・無気力の4種類の状態を、影の模様の違いで表しているが、4色の色によって区別しても良い。
このように、対面による現在の組織の連携の形態と、フロー状態とを合わせて表示することで、連携のどのような位置にいるメンバがフロー状態になりやすいのか、もしくはなりにくいのかを知ることができる。そのため、連携の形態を改善することによって、より多くのメンバのフロー状態を促し、生産性を向上させることが可能になる。
<図27:第3の実施の形態のシステム図>
図27は、第3の実施の形態の組織連携表示システムを実現するセンサネットシステムの全体構成を説明するブロック図である。アプリケーションサーバ(AS)の構成のみが、第1の実施の形態と異なるため、異なる部分のみについて述べる。他のシステム構成と処理のシーケンスについては、第1の実施の形態の図5〜図8と同様である。
一方、アンケートに回答した時刻の前後の、端末(TR)から取得したセンシングデータとアンケートとの関連を分析する。これにより、どのような行動パターンを取ったときにそのユーザ(US)がフロー状態になるのかという傾向を求められる。それによって、アンケート回答がない日においても、センシングデータがあれば難易度と能力発揮度の2つのフローレベルを計算することができる。
センシングデータとアンケートとの関連を分析する点についてより詳しく述べる。対面・加速度・音などのセンシングデータから特徴量を抽出し、それらの特徴量を説明変数、難易度の回答値を目的変数として重回帰分析を行い、各特徴量に関する重回帰係数、つまり重み付けの度合いを求める。ここでは重回帰係数をフローパラメータと呼ぶ。同様にして、各特徴量を説明変数、能力発揮度の回答値を目的変数とした重回帰分析を行い、能力発揮度に対するフローパラメータも求める。
アンケート回答のない日には、センシングデータから特徴量を抽出し、各特徴量にフローパラメータの値を掛けて合成することで、難易度と能力発揮度のフローレベルを算出できる。フローパラメータの計算は、アンケート回答のデータが増えた際にその都度行っても良いし、アンケートよりも長い間隔で行い、更新されるものであっても良い。
<図28:特徴量抽出のフローチャート>
図28に、行動特徴量抽出(ASFC)の処理のフローチャートを示す。行動特徴量は、人物の行動パターンを示すものであり、端末(TR)から取得した対面・加速度・音などのセンシングデータを処理して算出した値である。例えば1〜2Hzの動きのリズムの回数や、1〜2Hzの動きのリズムが30秒以上継続した回数、誰かと対面していた時間などの、1人の人物にまつわる行動に関する特定の性質を持つセンシングデータのパターンをカウントしたものである。
<図29:パラメータ計算のフローチャート>
図29に、フローパラメータ計算(ASFK)の処理のフローチャートを示す。フローパラメータ計算(ASFK)処理では、開始(FKST)後、行動特徴量テーブル(ASFA)の値を読み込み(FK01)、センサネットサーバ(SS)のアンケートデータテーブル(SSDQ)からアンケートデータを取得する(FK02)。行動特徴量とアンケートデータは1人の人物について、近い時刻、例えば同じ日のデータが対応するように数組揃えて取得する。
次に分析対象のメンバから1人の人物を選択し(FK03)、その人物のアンケート回答の能力発揮度を目的変数、複数の特徴量データを説明変数とする重回帰分析を行い、各特徴量に対応する重回帰係数を計算する(FK04)。同様にして、アンケート回答の難易度を目的変数として各特徴量に対応する重回帰係数を計算する(FK05)。そして、それらの重回帰係数をフローパラメータとしてフローパラメータテーブル(ASFP)に入力する(FK06)。手順(FK03〜FK06)を繰り返し、分析対象の全ての人物について計算を完了(FK07)すれば終了(FKEN)となる。
<図30:フローレベル計算のフローチャート>
図30に、フローレベル計算(ASFD)の処理のフローチャートを示す。これは、フローレベルを知りたい日や期間のアンケートデータかセンシングデータを用いて、フローレベルを数値で求める処理である。該当日(もしくは期間)のアンケート回答がある場合にはそれから求める。ない場合には、フローパラメータ計算(ASFK)処理で求めたフローパラメータを用いて、該当日のセンシングデータからフローレベルを概算する。
一方、該当日のアンケートデータがない(FD02)場合には、行動特徴量テーブル(ASFA)から該当日の行動特徴量を取得する(FD21)。さらに、フローパラメータテーブル(ASFP)からフローパラメータを読み込む。各行動特徴量と、それぞれに対応する能力発揮度のフローパラメータを掛けたものの総和を取ることによって、能力発揮度のフローレベルを算出する(FD23)。同様にして、難易度のフローレベルを算出する(FD24)。このようにして求めた、能力発揮度と難易度のフローレベルの値の正負の組み合わせから、図25のように、フロー・不安・余裕・無関心のうちの1つの状態に判定する(FD03)。手順(FD01〜FD03)を繰り返し、分析対象の全ての人物について計算を完了(FD04)すれば終了(FDEN)となる。
<図31:メールのアンケート見本>
図31に、第3の実施の形態における、アンケートの設問の例を示す。第3の実施の形態では、能力発揮度と難易度について、数値もしくは順序のある尺度(良い・普通・悪い、などの組み合わせ)で複数回、ユーザ(US)に回答させることが必要である。図31では、アンケート入力用クライアント(QC)から電子メールでアンケートの設問を送信し、ユーザ(US)がそれに返信することで回答を入力する場合のメール文面の例である。アンケート入力用クライアント(QC)が送信するメールの例が(QCSS01)、それにユーザ(US)が返信した例が(QCSS02)である。アンケート入力用クライアント(QC)は返信されたメール(QCSS02)のテキストから各設問に対する回答部分を抽出し、センサネットサーバ(SS)内のアンケートデータテーブル(SSDQ)に格納する。
<図32:端末からのアンケート入力例>
図32は、本発明の第3の実施の形態において、端末(TR)からアンケートに回答する場合の例である。つまり、端末がアンケート入力用クライアントの機能を兼ねるものである。アンケートの内容はメールによるものと同様である。端末(TR)の表示装置(LCDO)に各設問が表示され、ユーザ(US)はボタン1(BTN1)〜ボタン3(BTN3)を操作することで各設問の回答の数値を選択する。回答された結果のデータは端末(TR)の無線機能を通じて基地局(GW)へ送信され、センサネットサーバ(SS)内のアンケートデータテーブル(SSDQ)に格納される。
<図33:アンケートデータテーブル>
図33は、図31の電子メール、もしくは図32の端末(TR)経由で収集したアンケートデータを格納する、アンケートデータテーブル(SSDQ)の例である。回答者であるユーザ(US)を識別するユーザ番号(SSDQ01)と、アンケート回答を取得した時刻(SSDQ02)、各設問の回答値(SSDQ03〜SSDQ09)を組にして格納する。
<図34:アンバランスな三者関係の分類例>
組織の連携において、ある人物Xにとって共に業務を行っている人物がAとBの2人いるが、その人物AとBの二者間でコミュニケーションができていないという構造の場合、人物AとBの間の業務の調整や連絡を人物Xが担わなくてはいけなくなり、人物Xの負担になる。ネットワーク図において、ある三者を結ぶ三角形のうちの二辺にはリンクがあるが、残り一辺にリンクがないという、アンバランスな三者関係の構造に着目する。
第4の実施の形態では、対面に関するセンシングデータからネットワーク図を作成し、上記のようなアンバランスな三者関係構造を抽出する。さらに、三者間の地位や活動状態などの何らかの相対的な関係性の情報を合わせ、アンバランスな三者関係の分類を行う。
なお、相対的な関係性の情報としては、相対的な活動の度合い、フロー状態の度合いなどセンシングデータから得た情報や,主観的な評価による情報を処理したものを用いても良い。
<図35:システム構成>
図35は、第4の実施の形態における、センサネットシステムの構成を示したブロック図である。アプリケーションサーバ(AS)内以外の構成は、本発明の第1の実施の形態と同様であるため省略した。なお、アンケートの収集は、相対的関係性情報として用いる場合には実施する。
<図36:フローチャート>
図36は、第4の実施の形態によってネットワーク図を描画する際のフローチャートである。開始(ASST)から解析条件設定(ASIS)、対面データ取得(ASDG)、対面マトリクス作成(ASIM)までの手順は、第1の実施の形態である図9のフローチャートと同様である。
対面マトリクス作成(ASIM)後、アンバランス三者関係抽出(ASTC)では、対面マトリクスの全ての三者間の値を検討し、アンバランスな構造になっている組を抽出する。次に、アンバランス三者関係分類(ASTB)では、抽出された組について、相対的関係性情報(ASSK)を参照し、それらの構造を分類する。
ネットワーク図描画(ASDP)では、第1または第2の実施の形態と同様にして、対面マトリクスからネットワーク図を描画し、抽出されたアンバランス三者関係構造を表示する。それらの結果をクライアント(CL)で画面表示(CLDP)し、終了(ASEN)となる。
<図37:ネットワーク図での表現>
図37は、アンバランス三者関係構造をネットワーク図上に表現した場合の一例である。各メンバについて、圧迫されている構造の数(図34の例における人物Xに相当している構造の数)をカウントし、その被圧迫度が強いほど直系の大きな影で示す。また、影の色または模様を、抽出された中で最も数の多い分類によって決定している。他にも、例えば、アンバランスな構造にある三者を曲線で囲むなどしてネットワーク図上に表現しても良い。
<図38:時系列変化>
図38は、組織全体におけるアンバランスな三者関係構造の数とカウントし、その時系列変化を折れ線グラフとして表現した場合の一例である。アンバランスな三者関係構造の数が多い場合には、組織全体の連携がうまく取れていないと言えるため、時系列変化を可視化することで連携の悪化に気づくことができる。
GW、GW2、GW3 基地局
US、US2〜5 ユーザ
QC アンケート入力用クライアント
NW ネットワーク
PAN パーソナルエリアネットワーク
SS センサネットサーバ
AS アプリケーションサーバ
CL クライアント
Claims (20)
- 組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末と、入力装置と、上記複数の端末及び上記入力装置から送信されるデータを処理する処理装置と、を具備する組織連携表示システムであって、
上記端末は、他の端末との対面状態を検出するセンサと、上記対面状態を示すデータを上記処理装置に送信するデータ送信部と、を備え、
上記入力装置は、上記組織に関連するデータの入力を受ける入力部と、上記組織に関連するデータを上記処理装置に送信する送信部と、を備え、
上記処理装置は、上記対面状態を示すデータに基づいて上記複数の人物の現在の連携の形態を算出する第1の算出部と、上記組織に関連するデータに基づいて上記複数の人物の将来の連携の形態を算出する第2の算出部と、上記複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、上記現在の連携の形態と上記将来の連携の形態とをあわせて描く描画部と、を有し、
接続される表示装置に、上記描かれた上記現在の連携の形態と上記将来の連携の形態とを表示する組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記第1の算出部は、上記対面状態を検出した回数から、上記複数の人物間の対面の有無を判定する組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記組織に関連するデータとは、コミュニケーションを期待される人物を示すデータであって、
上記第2の算出部は、上記コミュニケーションを期待される人物に基づいて、上記複数の人物間のコミュニケーションの期待の有無を判定する組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記描画部は、上記記号間を線で結ぶことにより上記現在の連携の形態を描き、上記複数の人物間の対面時間に基づいて上記線の太さを決定する組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記描画部は、上記記号間を線で結ぶことにより上記現在の連携の形態を描く一方、上記現在の連携の形態を示す線とは異なる種類又は色の線で上記記号間を結ぶことにより、上記将来の連携の形態を描く組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記組織に関連するデータとは、連携を期待される人物を示すデータであって、
上記描画部は、上記連携を期待される人物ごとに連携の期待度を算出し、上記連携を期待される人物に対応する記号の背後に、上記期待度を影として描く組織連携表示システム。 - 請求項6に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記描画部は、上記期待度の大きさに基づいて上記影の大きさを決定する組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記記号間において上記現在の連携の形態が表示され、上記現在の連携の形態が表示される記号間以外の記号間においても上記将来の連携の形態が表示される組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記端末と上記入力装置は、同一装置である組織連携表示システム。 - 請求項1に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記描画部は、上記現在の連携の形態に基づいて上記複数の人物それぞれに対応する記号の配置を決定した後、上記配置が決定した記号に関連づけて上記将来の連携の形態を重畳して描く組織連携表示システム。 - 組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末と、入力装置と、上記複数の端末及び上記入力装置から送信されるデータを処理する処理装置と、を具備する組織連携表示システムであって、
上記端末は、物理量を検出するセンサと、上記物理量を示すデータを上記処理装置に送信するデータ送信部と、を備え、
上記入力装置は、上記端末を装着した人物の主観評価に関するデータの入力を受ける入力部と、上記主観評価に関するデータを送信する送信部とを備え、
上記処理装置は、上記物理量を示すデータに基づいて上記複数の人物の現在の連携を算出する第1の算出部と、上記主観評価に関するデータに基づいて上記複数の人物の将来の連携の形態を算出する第2の算出部と、上記複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、上記現在の連携の形態と上記将来の連携の形態とをあわせて描く描画部と、を有し、
接続される表示装置に、上記描かれた上記現在の連携の形態と上記将来の連携の形態とを表示する組織連携表示システム。 - 請求項11に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記主観評価を示すデータは、連携を期待される人物を示すデータであって、
上記描画部は、上記連携を期待される人物ごとに連携の期待度を算出し、上記記号間を線で結ぶことにより上記現在の連携の形態を描く一方、上記連携を期待される人物に対応する記号の背後に、上記期待度を影として描く組織連携表示システム。 - 組織に属する複数の人物それぞれに装着される端末で検出された対面状態を示すデータ、及び、上記組織に関連するデータを受信する受信部と、
上記対面状態を示すデータに基づいて上記複数の人物の現在の連携の形態を算出する第1の算出部と、
上記組織に関連するデータに基づいて上記複数の人物の将来の連携の形態を算出する第2の算出部と、
上記複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、上記現在の連携の形態と上記将来の連携の形態とをあわせて描く描画部と、を有する処理装置。 - 請求項13に記載の処理装置において、
上記組織に関連するデータとは、連携を期待される人物を示すデータであって、
上記描画部は、上記連携を期待される人物ごとに連携の期待度を算出し、上記連携を期待される人物に対応する記号の背後に、上記期待度を影として描く処理装置。 - 請求項14に記載の処理装置において、
上記描画部は、上記期待度の大きさに基づいて上記影の大きさを決定する処理装置。 - 請求項13に記載の処理装置において、
上記描画部は、上記現在の連携の形態に基づいて上記複数の人物それぞれに対応する記号の配置を決定した後、上記配置が決定した記号に関連づけて上記将来の連携の形態を重畳して描く処理装置。 - 組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末と、入力装置と、上記複数の端末及び上記入力装置から送信されるデータを処理する処理装置と、を具備する組織連携表示システムであって、
上記端末は、物理量を検出するセンサと、上記物理量を示すデータを上記処理装置に送信するデータ送信部と、を備え、
上記入力装置は、上記端末を装着した人物の主観評価に関するデータの入力を受ける入力部と、上記主観評価に関するデータを送信する送信部とを備え、
上記処理装置は、上記物理量を示すデータに基づいて上記複数の人物の現在の連携を算出する第1の算出部と、上記主観評価に関するデータに基づいて上記端末を装着した人物の心理状態を算出する第2の算出部と、上記複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて、上記現在の連携の形態と上記心理状態とをあわせて描く描画部と、を有し、
接続される表示装置に、上記描かれた上記現在の連携の形態と上記心理状態とを表示する組織連携表示システム。 - 請求項17に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記主観評価は、上記端末を装着する人物の能力発揮度及び当該人物が取り組む課題の難易度であって、
上記第2の算出部は、上記能力発揮度及び上記難易度から上記人物が集中している状態を示すフロー状態を上記心理状態として算出する組織連携表示システム。 - 請求項17に記載の組織連携表示システムにおいて、
上記端末と上記入力装置は、同一装置である組織連携表示システム。 - 組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末と、上記複数の端末から送信されるデータを処理する処理装置と、を具備する組織連携表示システムであって、
上記端末は、他の端末との対面状態を検出するセンサと、上記対面状態を示すデータを上記処理装置に送信するデータ送信部と、を備え、
上記処理装置は、上記複数の人物のうちの三人について、二組の人物間には連携があるが他の一組の人物間には連携がない三者関係を、上記対面状態を示すデータから抽出する三者関係抽出部と、上記三人の相対関係を示す情報を用いて上記三者関係を分類する三者関係分類部と、上記対面状態を示すデータに基づいて上記複数の人物の現在の連携の形態を算出する制御部と、上記複数の人物それぞれに対応する記号に関連づけて上記現在の連携の形態と上記分類された三者関係とをあわせて描く描画部と、を有し、
接続される表示装置に、上記描かれた上記現在の連携の形態と上記分類された三者関係とを表示する組織連携表示システム。
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