JP2010193120A - シリコンマイクロホン - Google Patents
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Abstract
【課題】シリコンマイクロホンのマイクパッケージに形成した音響穴を通して該マイクパッケージの内部空間を見通せないようにする該音響穴の屈曲構造を簡易に実現する。
【解決手段】板材26と両面接着フィルム28を貼り合わせて2層構造の蓋22を構成する。板材26および両面接着フィルム28には面方向に相互に重ならない位置に穴26a,28aをそれぞれ形成する。板材26の下面に溝26bを形成する。穴26a、溝26b、穴28aは相互に連通して音響穴24を構成する。板材32、両面接着フィルム34、板材36を貼り合わせて3層構造の蓋22を構成することもできる。板材32,36には面方向に相互に重ならない位置に穴32a,36aをそれぞれ形成する。両面接着フィルム34には、穴32a,36aどうしを相互に連通させる長円形の穴34aを形成する。穴32a,34a,36aは相互に連通して音響穴24を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】板材26と両面接着フィルム28を貼り合わせて2層構造の蓋22を構成する。板材26および両面接着フィルム28には面方向に相互に重ならない位置に穴26a,28aをそれぞれ形成する。板材26の下面に溝26bを形成する。穴26a、溝26b、穴28aは相互に連通して音響穴24を構成する。板材32、両面接着フィルム34、板材36を貼り合わせて3層構造の蓋22を構成することもできる。板材32,36には面方向に相互に重ならない位置に穴32a,36aをそれぞれ形成する。両面接着フィルム34には、穴32a,36aどうしを相互に連通させる長円形の穴34aを形成する。穴32a,34a,36aは相互に連通して音響穴24を構成する。
【選択図】図1
Description
この発明はシリコンマイクロホン(「MEMSマイクロホン」とも称される)に関し、マイクパッケージに形成した音響穴を通して該マイクパッケージの内部空間を見通せないようにする該音響穴の屈曲構造を簡易に実現したものである。
シリコンマイクロホンは一般に、マイクパッケージ内にマイク素子を収容配置し、該マイクパッケージの外部空間の音を該マイクパッケージに形成された音響穴から該マイクパッケージの内部空間に取り込んで該マイク素子で受音するように構成されている。シリコンマイクロホンは外部空間から音響穴を通して異物や水滴などが内部空間に進入するとマイク素子が破損したり、性能が低下したりする。そこで音響穴を通して異物や水滴などが進入するのを防止するようにした(言い換えれば環境フィルタを構築して耐環境性を改善した)シリコンマイクロホンとして下記特許文献1に記載のものがあった。このシリコンマイクロホンは音響穴を屈曲構造に形成することにより、異物や水滴などが該音響穴を通して内部空間に進入するのを防止したものである。
前記特許文献1記載のシリコンマイクロホンによれば、マイクパッケージの板面にその厚み方向に屈曲する音響穴の屈曲構造を形成するのは難しかった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、マイクパッケージに形成した音響穴を通して該マイクパッケージの内部空間を見通せないようにする該音響穴の屈曲構造を簡易に実現したシリコンマイクロホンを提供しようとするものである。
この発明はマイクパッケージ内にマイク素子を収容配置し、該マイクパッケージの外部空間の音を該マイクパッケージに形成された音響穴から該マイクパッケージの内部空間に取り込んで前記マイク素子で受音するシリコンマイクロホンにおいて、前記マイクパッケージの前記音響穴を形成する板面を複数層の積層構造に形成し、前記各層にそれぞれ穴を形成し、該各層に形成する前記穴のうち少なくとも1層に形成する穴は他の少なくとも1層に形成する穴に対して面方向に相互に重ならない位置に形成し、該両層間には該両穴を相互に連通させる面方向に延在する連通路を形成し、もって相互に連通する前記各穴および前記連通路により前記音響穴を、該音響穴を通して前記板面の表裏間を見通せない状態に該板面の厚み方向に非直線状に形成してなるものである。これによれば複数層の積層構造により音響穴を板面の厚み方向に非直線状に形成して、該音響穴を通して板面の表裏間を見通せない状態に形成できるので、板材を1層で構成して該板材に音響穴を、該板材の表裏間を該音響穴を通して見通せない状態に形成する場合に比べて該音響穴を簡易に形成することができる。
この発明において前記積層構造は例えば複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成することができる。あるいは積層構造の一部の層を接着剤等の塗膜の塗布により構成することもできる。
この発明は前記積層構造を複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成する場合は、前記音響穴を形成する板面が少なくとも2枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、該2枚の板材またはフィルムに形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、該2枚の板材またはフィルムの貼り合わせ面の少なくとも一方の面に前記両穴を相互に連通させる溝を形成し、該溝により前記連通路を構成することができる。これによれば連通路を構成するための独立した板材またはフィルムが不要なので、板材またはフィルムの貼り合わせ枚数を少なくすることができる。
この発明は前記積層構造を複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成する場合は、前記音響穴を形成する板面が少なくとも3枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、該3枚の板材またはフィルムのうち両側の2枚の板材またはフィルムに形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、該両側の2枚の板材またはフィルムに挟まれた中間の板材またはフィルムに形成する前記穴を前記両側の2枚の板材またはフィルムに形成する穴どうしを相互に連通させる穴に形成し、該中間の板材またはフィルムに形成した穴により前記連通路を構成することができる。これによれば連通路を中間の板材またはフィルムに形成した穴で構成できるので、溝で連通路を構成する場合に比べて連通路を容易に作ることができる。
この発明は前記積層構造を複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成する場合は、前記音響穴を形成する板面が前記マイクパッケージの側壁の開口部を塞ぐ蓋を構成し、該蓋が板材に両面接着フィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、該蓋を該両面接着フィルム側を前記側壁の開口部端面に貼り合わせて該開口部を塞いでなり、前記板材と前記両面接着フィルムにそれぞれ形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、前記板材の、前記両面接着フィルムと貼り合わされる面に該板材の前記穴と該両面接着フィルムの前記穴とを相互に連通させる溝を形成し、該溝により前記連通路を構成することができる。これによれば両面接着フィルムを使用するので、板材との貼り合わせおよび側壁の開口部端面との貼り合わせに接着剤を別途使用する必要がなく、製造が容易である。また連通路を構成するための独立した板材またはフィルムが不要なので、板材またはフィルムの貼り合わせ枚数を少なくすることができる。
この発明は前記積層構造を複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成する場合は、前記音響穴を形成する板面が前記マイクパッケージの側壁の開口部を塞ぐ蓋を構成し、該蓋が第1の板材、両面接着フィルム、第2の板材を重ねて貼り合わせた構造を有し、該蓋を該第2の板材側を前記側壁の開口部端面に貼り合わせて該開口部を塞いでなり、前記第1の板材と前記第2の板材にそれぞれ形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、前記両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第1の板材の前記穴と前記第2の板材の前記穴とを相互に連通させる穴に形成し、該両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成することができる。これによれば両面接着フィルムを使用するので第1の板材と第2の板材の貼り合わせに接着剤を別途使用する必要がなく、製造が容易である。また連通路を中間の板材またはフィルムに形成した穴で構成できるので、溝で連通路を構成する場合に比べて連通路を容易に作ることができる。またこの場合、前記第2の板材に形成する前記穴を、該第2の板材の、前記該第1の板材の前記穴と面方向に相互に重ならない周縁部付近に沿って全周に複数個形成し、前記両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成した前記複数個の穴の全体を包囲する穴に形成し、該両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成することができる。これによれば音響穴を第2の板材の周縁部付近に沿って全周に複数個形成したので、マイクパッケージの内部空間で共振が起こりにくくなり、マイク出力の周波数特性が平坦化されて音響特性が向上する。
この発明は前記積層構造を複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成する場合は、前記音響穴を形成する板面が前記マイクパッケージの側壁の開口部を塞ぐ蓋を構成し、該蓋が第1の板材、第1の両面接着フィルム、第2の板材、第2の両面接着フィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、該蓋を該第2の両面接着フィルム側を前記側壁の開口部端面に貼り合わせて該開口部を塞いでなり、前記第1の板材と前記第2の板材にそれぞれ形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、前記第1の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第1の板材の前記穴と前記第2の板材の前記穴とを相互に連通させる穴に形成し、該第1の両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成し、前記第2の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成された前記穴に連通する穴に形成することができる。これによれば第1の両面接着フィルムを使用するので第1の板材と第2の板材の貼り合わせに接着剤を別途使用する必要がなく、また第2の両面接着フィルムを使用するので側壁の開口部端面との貼り合わせに接着剤を別途使用する必要がなく、製造が容易である。またこの場合、前記第2の板材に形成する前記穴を、該第2の板材の、前記該第1の板材の前記穴と面方向に相互に重ならない周縁部付近に沿って全周に複数個形成し、前記第1の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成した前記複数個の穴の全体を包囲する穴に形成し、該第1の両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成し、前記第2の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成された前記穴に連通する穴に形成することができる。これによれば音響穴を第2の板材の周縁部付近に沿って全周に複数個形成したので、マイクパッケージの内部空間で共振が起こりにくくなり、マイク出力の周波数特性が平坦化されて音響特性が向上する。
この発明において積層構造の一部の層を両面接着フィルムで構成する場合は、該両面接着フィルムを熱硬化性両面接着フィルムで構成することができる。これによれば両面接着フィルムを熱硬化性両面接着フィルムで構成したので、高温に耐えることができ、鉛フリーハンダリフロー工程で搭載基板に実装することが可能となる。
この発明において積層構造の全部の層または一部の層を導電性に構成することができる。これによればマイクパッケージに電磁シールド性を持たせることができる。例えば積層構造を複数枚の板材と両面接着フィルムを重ねて貼り合わせて構成する場合は、板材を金属板等の導電性板材で構成し、両面接着フィルムを導電性両面接着フィルムで構成することができる。
以下この発明の実施の形態を説明する。以下の実施の形態ではマイクパッケージの蓋を積層構造とし、かつマイクパッケージの側壁と蓋に電磁シールド性を持たせる場合について説明する。
《実施の形態1》
この発明の実施の形態1を図1に示す。シリコンマイクロホン10はマイクパッケージ12の内部空間13に、マイクロホン本体を構成するMEMSチップ14(マイク素子)と、MEMSチップ14の出力音響信号にインピーダンス変換等の信号処理をするLSIチップ16を収容配置して構成される。マイクパッケージ12は、底板を構成する回路基板18と、回路基板18の上面に接合固定される枠状の金属等の導電性の側壁20と、側壁20の開口部端面20aに接合固定される蓋22(前面板)とで構成され、長四角形の前面形状を有する直方体状に構成されている。マイクパッケージ12の外寸は例えば、前面側から見て長手方向が4〜5mm、短手方向が3〜4mmであり、厚みが1〜1.5mm程度である。MEMSチップ14とLSIチップ16は回路基板18上に接合固定されている。MEMSチップ14の表面14aには蓋22に対面してダイヤフラム(メンブレン)による受音面15が配置されている。LSIチップ16の出力信号は回路基板18の下面に配置された出力端子(図示せず)から外部に出力される。側壁20は回路基板18の下面に配置されたグランド端子に接続されている。蓋22には厚み方向に屈曲した音響穴24が形成されている。マイクパッケージ12には音響穴24以外の開口部は形成されていない。外部空間25の音は音響穴24から取り込まれ、マイクパッケージ12の内部空間13を経てMEMSチップ14の受音面15で受音される。
この発明の実施の形態1を図1に示す。シリコンマイクロホン10はマイクパッケージ12の内部空間13に、マイクロホン本体を構成するMEMSチップ14(マイク素子)と、MEMSチップ14の出力音響信号にインピーダンス変換等の信号処理をするLSIチップ16を収容配置して構成される。マイクパッケージ12は、底板を構成する回路基板18と、回路基板18の上面に接合固定される枠状の金属等の導電性の側壁20と、側壁20の開口部端面20aに接合固定される蓋22(前面板)とで構成され、長四角形の前面形状を有する直方体状に構成されている。マイクパッケージ12の外寸は例えば、前面側から見て長手方向が4〜5mm、短手方向が3〜4mmであり、厚みが1〜1.5mm程度である。MEMSチップ14とLSIチップ16は回路基板18上に接合固定されている。MEMSチップ14の表面14aには蓋22に対面してダイヤフラム(メンブレン)による受音面15が配置されている。LSIチップ16の出力信号は回路基板18の下面に配置された出力端子(図示せず)から外部に出力される。側壁20は回路基板18の下面に配置されたグランド端子に接続されている。蓋22には厚み方向に屈曲した音響穴24が形成されている。マイクパッケージ12には音響穴24以外の開口部は形成されていない。外部空間25の音は音響穴24から取り込まれ、マイクパッケージ12の内部空間13を経てMEMSチップ14の受音面15で受音される。
蓋22および音響穴24の構造について説明する。蓋22は同一外形の複数枚の板材(薄板)またはフィルムを重ねて貼り合わた積層構造で構成されている。すなわち蓋22は金属板等の導電性板材26の下面に導電性両面接着フィルム28を貼り付けて構成されている。蓋22は導電性両面接着フィルム28により側壁20の開口部端面20aに接合固定される。したがって側壁20と蓋22は互いに導通して電磁シールド性となっている。導電性板材26の板厚は例えば0.1mm程度に構成することができる。導電性両面接着フィルム28の厚さは例えば100μm程度に構成することができる。また側壁20および導電性板材26を金属等の導電性耐熱材料で構成し、導電性両面接着フィルム28を熱硬化型接着フィルムで構成すれば、シリコンマイクロホン10全体が耐熱性となり、シリコンマイクロホン10を鉛フリーハンダリフロー工程で搭載基板に実装することができる。熱硬化型導電性両面接着フィルムとしては例えばタツタシステム・エレクトロニクス株式会社製FPC用熱硬化型導電性ボンディングフィルム「CBF−300」(フィルム厚:40μm)を所望のフィルム厚に構成したものを使用することができる。
蓋22を構成する導電性板材26には1個の穴26aが形成されている。導電性両面接着フィルム28には、穴26aと面方向に相互に重ならない位置(この実施の形態では穴26aを挟んで両側位置)に2個の穴28aが形成されている。導電性板材26の下面(導電性両面接着フィルム28との貼り合わせ面)には穴26aを挟んでその面方向両側に延在する複数本の直線状の溝26bが形成されている。この溝26bは穴26a,28aどうしを相互に連通させて、穴26a、溝26b、穴28aの全体で、蓋22の厚み方向に屈曲して貫通する音響穴24を構成している。穴26a,28aは面方向に相互に重ならない位置に形成されているので、マイクパッケージ12の外部空間25から音響穴24を通して内部空間13を見通すことができない。したがって外部空間25から音響穴24を通して異物(ゴミ等)、水滴(雨滴、話者の唾液等)等が内部空間13に進入するのを阻止することができる。また導電性板材26および導電性両面接着フィルム28が不透明であれば、導電性板材26および導電性両面接着フィルム28を透過して外部空間25の光線が内部空間13に進入するのも阻止することができる。したがって耐環境性が向上する。また音響穴24が屈曲しているのでヘルムホルツ共鳴を起こりにくくする設計が可能であり、ヘルムホルツ共鳴を回避するために従来は音響穴を大きく設計しなければならなかったようなマイクパッケージでも、この屈曲した音響穴24を採用することによりヘルムホルツ共鳴を起こりにくくすることができるので、音響穴24を小さくすることができ、この点からも耐環境性が向上する。なお溝26bの深さは所望のマイク出力特性が得られる値に設定し、導電性板材26の板厚はこの溝26bの所望の深さを実現できる値に設定する。
シリコンマイクロホン10の全体を耐熱性材料で構成する場合のシリコンマイクロホン10の組み立ておよび実装手順の一例を説明する。
(1)MEMSチップ14とLSIチップ16を接合固定した回路基板18上に側壁20を接合固定する。
(2)穴26aおよび溝26bが形成された導電性板材26の下面に、穴28aが形成された熱硬化型導電性両面接着フィルム28を貼り付けて蓋22を作る。
(3)熱硬化型導電性両面接着フィルム28側を下に向けて蓋22を側壁20の開口部端面20aに載置し、加熱して、蓋22を側壁20に接合する。蓋22と側壁20は熱硬化型導電性両面接着フィルム28を介して導通する。
(4)以上のようにして完成したシリコンマイクロホン10を、クリームはんだが印刷された搭載基板の所定箇所に載せて鉛フリーハンダリフロー工程で該基板に実装する。
(1)MEMSチップ14とLSIチップ16を接合固定した回路基板18上に側壁20を接合固定する。
(2)穴26aおよび溝26bが形成された導電性板材26の下面に、穴28aが形成された熱硬化型導電性両面接着フィルム28を貼り付けて蓋22を作る。
(3)熱硬化型導電性両面接着フィルム28側を下に向けて蓋22を側壁20の開口部端面20aに載置し、加熱して、蓋22を側壁20に接合する。蓋22と側壁20は熱硬化型導電性両面接着フィルム28を介して導通する。
(4)以上のようにして完成したシリコンマイクロホン10を、クリームはんだが印刷された搭載基板の所定箇所に載せて鉛フリーハンダリフロー工程で該基板に実装する。
《実施の形態2》
この発明の実施の形態2を図2に示す。これは蓋22を3層構造にし、また蓋22と側壁20との接合に導電性接着剤38を使用したものである。音響穴24の構造を除いて、他の構造は実施の形態1と同じである。実施の形態1と共通する部分には同一の符号を用いる。
この発明の実施の形態2を図2に示す。これは蓋22を3層構造にし、また蓋22と側壁20との接合に導電性接着剤38を使用したものである。音響穴24の構造を除いて、他の構造は実施の形態1と同じである。実施の形態1と共通する部分には同一の符号を用いる。
蓋22の構造について説明する。蓋22は同一外形の複数枚の板材(薄板)またはフィルムを重ねて貼り合わた積層構造で構成されている。すなわち蓋22は板材32の下面に両面接着フィルム34を貼り付け、両面接着フィルム34の下面に金属板等の導電性板材36を貼り付けて構成されている。側壁20の開口部端面20aに導電性接着剤38を塗布し、その上に導電性板材36側を下に向けて蓋22を被せて導電性接着剤38を固化する。これにより蓋22は導電性接着剤38を介して側壁20の開口部端面20aに接合固定される。このとき導電性板材36は導電性接着剤38を介して側壁20と導通するので、側壁20および蓋22は電磁シールド性となる。
板材32および両面接着フィルム34は導電性、非導電性のいずれで構成することもできる。板材32および両面接着フィルム34を導電性に構成すれば蓋22全体が導電性となり、側壁20とともに蓋22全体を電磁シールド性にすることができる。また板材32および両面接着フィルム34を非導電性にすればシリコンマイクロホン30を安価に構成できる可能性がある。また板材32を金属、熱硬化樹脂、セラミックス等の耐熱材料で構成し、両面接着フィルム34を熱硬化型接着フィルムで構成し、導電性板材36および側壁20を金属等の導電性耐熱材料で構成すればシリコンマイクロホン30の全体が耐熱性となり、鉛フリーハンダリフロー工程で搭載基板に実装することができる。また板材32を金属等の導電性耐熱材料で構成し、両面接着フィルム34を熱硬化型導電性接着フィルムで構成し、導電性板材36および側壁20を金属等の導電性耐熱材料で構成すれば、側壁20とともに蓋22全体が電磁シールド性でかつシリコンマイクロホン30の全体が耐熱性となり、鉛フリーハンダリフロー工程で搭載基板に実装することができる。
音響穴24の構造について説明する。蓋22の上層を構成する板材32には1個の穴32aが形成されている。下層を構成する導電性板材36には、穴32aと面方向に相互に重ならない位置に穴36aが形成されている。中間層を構成する両面接着フィルム34には、穴32a,36aどうしを相互に連通させる長円形の穴34aが形成されている。これにより穴32a,34a,36aは相互に連通して蓋22の厚み方向に屈曲して貫通する音響穴24を構成している。穴32a,36aは面方向に相互に重ならない位置に形成されているので、マイクパッケージ12の外部空間25から音響穴24を通して内部空間13を見通すことができない。したがって外部空間25から音響穴24を通して異物、水滴等が内部空間13に進入するのを阻止することができ、耐環境性が向上する。また板材32および導電性板材36が不透明であれば、板材32および導電性板材36を透過して外部空間25の光線が内部空間13に進入するのも阻止することができる。
シリコンマイクロホン30の全体を耐熱性材料で構成する場合のシリコンマイクロホン30の組み立ておよび実装手順の一例を説明する。
(1)MEMSチップ14とLSIチップ16を接合固定した回路基板18上に側壁20を接合固定する。
(2)穴32aが形成された板材32の下面に、穴34aが形成された熱硬化型両面接着フィルム34を貼り付け、熱硬化型両面接着フィルム34の下面に、穴36aが形成された導電性板材36を貼り付けて蓋22を作る。
(3)側壁20の開口部端面20aの全周に導電性接着剤38を塗布し、その上に導電性板材36側を下に向けて蓋22を被せて導電性接着剤38を固化し、蓋22を側壁20に接合する。導電性板材36は導電性接着剤38を介して側壁20と導通する。
(4)以上のようにして完成したシリコンマイクロホン30を、クリームはんだが印刷された搭載基板の所定箇所に載せて鉛フリーハンダリフロー工程で該基板に実装する。
(1)MEMSチップ14とLSIチップ16を接合固定した回路基板18上に側壁20を接合固定する。
(2)穴32aが形成された板材32の下面に、穴34aが形成された熱硬化型両面接着フィルム34を貼り付け、熱硬化型両面接着フィルム34の下面に、穴36aが形成された導電性板材36を貼り付けて蓋22を作る。
(3)側壁20の開口部端面20aの全周に導電性接着剤38を塗布し、その上に導電性板材36側を下に向けて蓋22を被せて導電性接着剤38を固化し、蓋22を側壁20に接合する。導電性板材36は導電性接着剤38を介して側壁20と導通する。
(4)以上のようにして完成したシリコンマイクロホン30を、クリームはんだが印刷された搭載基板の所定箇所に載せて鉛フリーハンダリフロー工程で該基板に実装する。
《実施の形態3》
この発明の実施の形態3を図3に示す。これは実施の形態2(図2)の導電性接着剤38に代えて蓋22の下面に導電性両面接着フィルム39を貼り付けて、該導電性両面接着フィルム39で側壁20との接合を行うようにしたものである。音響穴24の構造を除いて、他の構造は実施の形態2と同じである。実施の形態2と共通する部分には同一の符号を用いる。
この発明の実施の形態3を図3に示す。これは実施の形態2(図2)の導電性接着剤38に代えて蓋22の下面に導電性両面接着フィルム39を貼り付けて、該導電性両面接着フィルム39で側壁20との接合を行うようにしたものである。音響穴24の構造を除いて、他の構造は実施の形態2と同じである。実施の形態2と共通する部分には同一の符号を用いる。
蓋22の構造について説明する。蓋22は同一外形の複数枚の板材(薄板)またはフィルムを重ねて貼り合わた積層構造で構成されている。すなわち蓋22は板材32の下面に両面接着フィルム34を貼り付け、両面接着フィルム34の下面に導電性板材36を貼り付け、導電性板材36の下面に導電性両面接着フィルム39を貼り付けて構成されている。蓋22は導電性両面接着フィルム39により側壁20の開口部端面20aに接合固定される。これにより蓋22と側壁20は導電性両面接着フィルム39を介して導通するので、側壁20および蓋22は電磁シールド性となる。
板材32および両面接着フィルム34は導電性、非導電性のいずれで構成することもできる。板材32および両面接着フィルム34を導電性に構成すれば蓋22全体が導電性となり、側壁20とともに蓋22全体を電磁シールド性にすることができる。また板材32および両面接着フィルム34を非導電性にすればシリコンマイクロホン40を安価に構成できる可能性がある。また板材32を金属、熱硬化樹脂、セラミックス等の耐熱材料で構成し、両面接着フィルム34,39を熱硬化型接着フィルムで構成し、導電性板材36を金属等の耐熱材料で構成すればシリコンマイクロホン40の全体が耐熱性となり、鉛フリーハンダリフロー工程で搭載基板に実装することができる。また板材32および導電性板材36を金属等の導電性耐熱材料で構成し、両面接着フィルム34,39を熱硬化型導電性接着フィルムで構成すれば、側壁20とともに蓋22全体が電磁シールド性でかつシリコンマイクロホン40の全体が耐熱性となり、鉛フリーハンダリフロー工程で搭載基板に実装することができる。
音響穴24の構造について説明する。板材32、両面接着フィルム34、導電性板材36に形成する穴32a,34a,36aは実施の形態2(図2)と同じである。導電性両面接着フィルム39には導電性板材36の穴36aに連通する穴39aが形成されている。これにより穴32a,34a,36a,39aは相互に連通して、蓋22の厚み方向に屈曲して貫通する音響穴24を構成する。
シリコンマイクロホン40の全体を耐熱性材料で構成する場合のシリコンマイクロホン40の組み立ておよび実装手順の一例を説明する。
(1)MEMSチップ14とLSIチップ16を接合固定した回路基板18上に側壁20を接合固定する。
(2)穴32aが形成された板材32の下面に、穴34aが形成された熱硬化型両面接着フィルム34を貼り付け、熱硬化型両面接着フィルム34の下面に、穴36aが形成された導電性板材36を貼り付け、導電性板材36の下面に、穴39aが形成された熱硬化型導電性両面接着フィルム39を貼り付けて蓋22を作る。
(3)熱硬化型導電性両面接着フィルム39側を下に向けて蓋22を側壁20の開口部端面20aに載置し、加熱して、蓋22を側壁20に接合する。蓋22と側壁20は熱硬化型導電性両面接着フィルム39を介して導通する。
(4)以上のようにして完成したシリコンマイクロホン40を、クリームはんだが印刷された搭載基板の所定箇所に載せて鉛フリーハンダリフロー工程で該基板に実装する。
(1)MEMSチップ14とLSIチップ16を接合固定した回路基板18上に側壁20を接合固定する。
(2)穴32aが形成された板材32の下面に、穴34aが形成された熱硬化型両面接着フィルム34を貼り付け、熱硬化型両面接着フィルム34の下面に、穴36aが形成された導電性板材36を貼り付け、導電性板材36の下面に、穴39aが形成された熱硬化型導電性両面接着フィルム39を貼り付けて蓋22を作る。
(3)熱硬化型導電性両面接着フィルム39側を下に向けて蓋22を側壁20の開口部端面20aに載置し、加熱して、蓋22を側壁20に接合する。蓋22と側壁20は熱硬化型導電性両面接着フィルム39を介して導通する。
(4)以上のようにして完成したシリコンマイクロホン40を、クリームはんだが印刷された搭載基板の所定箇所に載せて鉛フリーハンダリフロー工程で該基板に実装する。
《実施の形態4》
この発明の実施の形態4を図4に示す。これは実施の形態2(図2)の3層構造の蓋22に形成する音響穴24の構造を変更したものである。他の構造は実施の形態2と同じである。実施の形態2と共通する部分には同一の符号を用いる。
この発明の実施の形態4を図4に示す。これは実施の形態2(図2)の3層構造の蓋22に形成する音響穴24の構造を変更したものである。他の構造は実施の形態2と同じである。実施の形態2と共通する部分には同一の符号を用いる。
音響穴24の構造について説明する。蓋22の上層を構成する板材32の中央部には1個の穴32aが形成されている。下層を構成する導電性板材36には、板材32の穴32aと面方向に相互に重ならない周縁部付近に沿って、穴36aが全周にわたり複数個形成されている。中間層を構成する両面接着フィルム34には、導電性板材36に形成した複数個の穴36aの全体を包囲するように、外枠だけを残して長四角形の穴34aが形成されている。これにより穴32a,34a,36aは相互に連通して、蓋22の厚み方向に屈曲して貫通する音響穴24を構成する。穴32a,36aは面方向に相互に重ならない位置に形成されているので、マイクパッケージ12の外部空間25から音響穴24を通して内部空間13を見通すことができない。したがって外部空間25から音響穴24を通して異物、水滴等が内部空間13に進入するのを阻止することができ、耐環境性が向上する。また板材32および導電性板材36が不透明であれば、板材32および導電性板材36を透過して外部空間25の光線が内部空間13に進入するのも阻止することができる。またマイクパッケージ12の内部空間13に臨む導電性板材36の周縁部付近に沿って穴36aを全周にわたり形成したので、マイクパッケージ12の内部空間13で共振が起こりにくくなり、マイク出力の周波数特性が平坦化されて音響特性が向上する。
このシリコンマイクロホン42は実施の形態2(図2)で説明したのと同様の手順で組み立ておよび実装をすることができる。
《実施の形態5》
この発明の実施の形態5を図5に示す。これは実施の形態3(図3)の4層構造の蓋22に形成する音響穴24の構造を変更したものである。他の構造は実施の形態3と同じである。実施の形態3と共通する部分には同一の符号を用いる。またこれは実施の形態4(図4)の導電性接着剤38に代えて蓋22の下面に導電性両面接着フィルム39を貼り付けて、該導電性両面接着フィルム39で側壁20との接合を行うようにしたものでもある。
この発明の実施の形態5を図5に示す。これは実施の形態3(図3)の4層構造の蓋22に形成する音響穴24の構造を変更したものである。他の構造は実施の形態3と同じである。実施の形態3と共通する部分には同一の符号を用いる。またこれは実施の形態4(図4)の導電性接着剤38に代えて蓋22の下面に導電性両面接着フィルム39を貼り付けて、該導電性両面接着フィルム39で側壁20との接合を行うようにしたものでもある。
音響穴24の構造について説明する。蓋22の第1層(最上層)を構成する板材32の中央部には1個の穴32aが形成されている。第3層を構成する導電性板材36には、板材32の穴32aと面方向に相互に重ならない周縁部付近に沿って、穴36aが全周にわたり複数個形成されている。第4層を構成する導電性両面接着フィルム39には板材32の複数の穴32aにそれぞれ連通する複数の穴39aが形成されている。第2層を構成する両面接着フィルム34には、導電性板材36に形成した複数個の穴36aの全体を包囲するように、外枠だけを残して長四角形の穴34aが形成されている。これにより穴32a,34a,36a,39aは相互に連通して、蓋22の厚み方向に屈曲して貫通する音響穴24を構成する。穴32a,36aは面方向に相互に重ならない位置に形成されているので、マイクパッケージ12の外部空間25から音響穴24を通して内部空間13を見通すことができない。したがって外部空間25から音響穴24を通して異物、水滴等が内部空間13に進入するのを阻止することができ、耐環境性が向上する。また板材32および導電性板材36(または導電性両面接着フィルム39)が不透明であれば、板材32および導電性板材36(または導電性両面接着フィルム39)を透過して外部空間25の光線が内部空間13に進入するのも阻止することができる。またマイクパッケージ12の内部空間13に臨む導電性両面接着フィルム39および導電性板材36の周縁部付近に沿って相互に連通する穴39a,36aを全周にわたり形成したので、マイクパッケージ12の内部空間13で共振が起こりにくくなり、マイク出力の周波数特性が平坦化されて音響特性が向上する。
このシリコンマイクロホン44は実施の形態3(図3)で説明したのと同様の手順で組み立ておよび実装をすることができる。
なお前記各実施の形態ではマイクパッケージに電磁シールド性を持たせる場合について説明したが、マイクパッケージに電磁シールド性が不要な場合は蓋を構成する板材並びに両面接着フィルム、および側壁は導電性である必要なはい。また前記各実施の形態では板材(薄板)とフィルムを交互に貼り合わせるようにしたが、板材どうしを貼り合わせあるいはフィルムどうしを貼り合わせて音響穴を形成する板面を構成することもできる。また前記実施の形態では板材またはフィルムにより積層構造の各層を構成したが、積層構造の一部の層を塗膜の塗布により構成することもできる。例えば、穴が形成された板材に接着剤層を連通路をパターン形成して塗布し、該接着剤層の上に、穴が形成された別の板材を貼り合わせて蓋を構成することができる。これは図2のシリコンマイクロホン30において両面接着フィルム34を接着剤層に置き換えたものに相当する。接着剤層を必要に応じて導電性、熱硬化性にすることにより、前記各実施の形態と同様に電磁シールド性および鉛フリーハンダリフロー工程に対する耐熱性を任意に設定することができる。また前記各実施の形態ではマイクパッケージの蓋に音響穴を構成する場合について説明したが、この発明はマイクパッケージの蓋以外の板面(例えば側壁)に音響穴を形成する場合にも適用することができる。
また前記実施の形態では底板18と、側壁20と、蓋22を組み立ててマイクパッケージを構成したが、リードフレームをモールド樹脂で封止する構造を有するシリコンマイクロホンの場合は、リードフレームをモールド樹脂で封止して該モールド樹脂で底板と側壁に相当する部分を成型し、側壁の上端部に蓋を接着してマイクパッケージを構成することができる。この場合、前記各実施の形態と同様に、蓋を複数層の積層構造に形成することにより、該蓋に音響穴を該蓋の厚み方向に非直線状に形成することができる。蓋に電磁シールド性を持たせる場合は、蓋を金属等の導電性材料で構成し、該蓋が被せられる側壁の上端面の一部にリードフレームを露出させ、側壁の上端面に蓋を導電性接着剤で接合固定して蓋とリードフレームとを該導電性接着剤を介して導通させ、該リードフレームの端子をグランド電位に接続すればよい。
10,30,40,42,44…シリコンマイクロホン、12…マイクパッケージ、13…マイクパッケージの内部空間、14…MEMSチップ(マイク素子)、20…マイクパッケージの側壁、22…マイクパッケージの蓋(音響穴を形成する板面)、24…音響穴、25…マイクパッケージの外部空間、26,32,36…板材、26a,28a,32a,36a,39a…穴、26b…溝(連通路)、28,34,39…両面接着フィルム、34a…穴(連通路)、38…導電性接着剤
Claims (11)
- マイクパッケージ内にマイク素子を収容配置し、該マイクパッケージの外部空間の音を該マイクパッケージに形成された音響穴から該マイクパッケージの内部空間に取り込んで前記マイク素子で受音するシリコンマイクロホンにおいて、
前記マイクパッケージの前記音響穴を形成する板面を複数層の積層構造に形成し、
前記各層にそれぞれ穴を形成し、
該各層に形成する前記穴のうち少なくとも1層に形成する穴は他の少なくとも1層に形成する穴に対して面方向に相互に重ならない位置に形成し、該両層間には該両穴を相互に連通させる面方向に延在する連通路を形成し、
もって相互に連通する前記各穴および前記連通路により前記音響穴を、該音響穴を通して前記板面の表裏間を見通せない状態に該板面の厚み方向に非直線状に形成してなるシリコンマイクロホン。 - 前記積層構造が複数枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせて構成される請求項1記載のシリコンマイクロホン。
- 前記音響穴を形成する板面が少なくとも2枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、
該2枚の板材またはフィルムに形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、
該2枚の板材またはフィルムの貼り合わせ面の少なくとも一方の面に前記両穴を相互に連通させる溝を形成し、
該溝により前記連通路を構成してなる請求項2記載のシリコンマイクロホン。 - 前記音響穴を形成する板面が少なくとも3枚の板材またはフィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、
該3枚の板材またはフィルムのうち両側の2枚の板材またはフィルムに形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、
該両側の2枚の板材またはフィルムに挟まれた中間の板材またはフィルムに形成する前記穴を前記両側の2枚の板材またはフィルムに形成する穴どうしを相互に連通させる穴に形成し、
該中間の板材またはフィルムに形成した穴により前記連通路を構成してなる請求項2記載のシリコンマイクロホン。 - 前記音響穴を形成する板面が前記マイクパッケージの側壁の開口部を塞ぐ蓋を構成するものであり、
該蓋が板材に両面接着フィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、該蓋を該両面接着フィルム側を前記側壁の開口部端面に貼り合わせて該開口部を塞いでなり、
前記板材と前記両面接着フィルムにそれぞれ形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、
前記板材の、前記両面接着フィルムと貼り合わされる面に該板材の前記穴と該両面接着フィルムの前記穴とを相互に連通させる溝を形成し、
該溝により前記連通路を構成してなる請求項2記載のシリコンマイクロホン。 - 前記音響穴を形成する板面が前記マイクパッケージの側壁の開口部を塞ぐ蓋を構成するものであり、
該蓋が第1の板材、両面接着フィルム、第2の板材を重ねて貼り合わせた構造を有し、該蓋を該第2の板材側を前記側壁の開口部端面に貼り合わせて該開口部を塞いでなり、
前記第1の板材と前記第2の板材にそれぞれ形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、
前記両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第1の板材の前記穴と前記第2の板材の前記穴とを相互に連通させる穴に形成し、
該両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成してなる請求項2記載のシリコンマイクロホン。 - 前記第2の板材に形成する前記穴を、該第2の板材の、前記該第1の板材の前記穴と面方向に相互に重ならない周縁部付近に沿って全周に複数個形成し、
前記両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成した前記複数個の穴の全体を包囲する穴に形成し、
該両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成してなる請求項6記載のシリコンマイクロホン。 - 前記音響穴を形成する板面が前記マイクパッケージの側壁の開口部を塞ぐ蓋を構成するものであり、
該蓋が第1の板材、第1の両面接着フィルム、第2の板材、第2の両面接着フィルムを重ねて貼り合わせた構造を有し、該蓋を該第2の両面接着フィルム側を前記側壁の開口部端面に貼り合わせて該開口部を塞いでなり、
前記第1の板材と前記第2の板材にそれぞれ形成する前記穴を面方向に相互に重ならない位置に形成し、
前記第1の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第1の板材の前記穴と前記第2の板材の前記穴とを相互に連通させる穴に形成し、該第1の両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成し、
前記第2の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成された前記穴に連通する穴に形成してなる請求項2記載のシリコンマイクロホン。 - 前記第2の板材に形成する前記穴を、該第2の板材の、前記該第1の板材の前記穴と面方向に相互に重ならない周縁部付近に沿って全周に複数個形成し、
前記第1の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成した前記複数個の穴の全体を包囲する穴に形成し、
該第1の両面接着フィルムに形成した穴により前記連通路を構成し、
前記第2の両面接着フィルムに形成する前記穴を前記第2の板材に形成された前記穴に連通する穴に形成してなる請求項8記載のシリコンマイクロホン。 - 前記両面接着フィルムを熱硬化性両面接着フィルムで構成してなる請求項5から9のいずれか1つに記載のシリコンマイクロホン。
- 前記板材を金属板等の導電性板材で構成し、両面接着フィルムを導電性両面接着フィルムで構成してなる請求項5から10のいずれか1つに記載のシリコンマイクロホン。
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2009
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