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JP2010181770A - シール剤塗布装置 - Google Patents

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Seiichi Sato
誠一 佐藤
Mitsuru Yahagi
充 矢作
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Abstract

【課題】1軸方向に移動自在なステージを用いてガラス基板にシール剤を矩形状に能率良く塗布できるようにしたシール剤塗布装置を提供する。
【解決手段】ガラス基板Sを保持する1軸方向に移動自在なステージ3と、ステージ3の移動方向をX軸方向として、ステージ3の移動経路を跨ぐようにして配置した門型のフレーム5にX軸方向に直交するY軸方向に位置調整自在に配置したシール剤の塗布ヘッド6〜6と、ガラス基板SをX軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向の軸線回りに回転させる回転機構11とを備える。そして、回転機構11でガラス基板Sを90°回転することにより、ステージ3をX軸方向に移動させたときのガラス基板Sに対する塗布ヘッド6〜6の走査方向を90°切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス基板に液晶を封止するためのシール剤を塗布するシール剤塗布装置に関する。
従来、この種のシール剤塗布装置として、互いに直交するX軸方向とY軸方向とに移動自在なステージと、ステージのX軸方向の移動経路を跨ぐようにして配置したY軸方向に長手の門型のフレームと、フレームに配置したシール剤の塗布ヘッドとを備え、ステージにガラス基板を保持させた状態で、ステージをX軸方向一方とY軸方向一方とX軸方向他方とY軸方向他方とに順に動かして、塗布ヘッドをガラス基板に対し矩形状に走査することにより、ガラス基板にシール剤を矩形状に塗布するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上記従来例のものでは、X軸方向からY軸方向への走査方向の変更部分であるコーナー部やY軸方向からX軸方向への走査方向の変更部分であるコーナー部において、塗布ヘッドからシール剤を継続して吐出しながら、ステージのX軸方向やY軸方向の移動速度を減速しつつステージのY軸方向やX軸方向の移動を開始し、一筆書きで矩形状にシール剤を塗布している。そのため、コーナー部ではアールの付いた形状にシール剤が塗布されてしまう。コーナー部でのアールを除去するには、コーナー部でステージのX軸方向やY軸方向の移動速度を停止すると共にシール剤の吐出を一旦停止し、その後ステージのY軸方向やX軸方向への移動を開始すると共に、この移動の開始に合わせてシール剤の吐出を再開する必要がある。
ところで、上記従来例では、ステージをX軸方向とY軸方向とに移動させるために、X軸方向に移動するX軸テーブル上に、ステージをY軸方向に移動自在に支持すると共に、ステージをY軸方向に移動させる駆動手段を設けている。ここで、最近はガラス基板が大型化しており、ステージも大型化して、X軸テーブルに大きな荷重が作用するようになっている。その結果、X軸テーブルの移動速度を速くすると、X軸テーブルを停止する際の慣性力が大きくなって、ステージのX軸方向の停止位置精度を出せなくなる。そのため、シール剤を能率良く塗布することが困難になっている。
特開2007−144279号公報
本発明は、以上の点に鑑み、1軸方向に移動自在なステージを用いてガラス基板にシール剤を矩形状に能率良く塗布できるようにしたシール剤塗布装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ガラス基板に液晶を封止するためのシール剤を矩形状に塗布するシール剤塗布装置であって、ガラス基板を保持するステージと、ステージを跨ぐようにして配置した門型のフレームとを備え、フレームとステージを1軸方向に相対移動自在とし、この相対移動方向をX軸方向として、フレームに、シール剤の塗布ヘッドをX軸方向に直交するY軸方向に位置調整自在に配置すると共に、ステージに、ガラス基板をX軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向の軸線回りに回転させる回転機構を設け、回転機構で基板を90°回転することにより、ステージをX軸方向に相対移動させたときのガラス基板に対する塗布ヘッドの走査方向を90°切り替え自在とすることを特徴とする。
本発明によれば、ガラス基板を90°回転させることにより、回転前にフレームに対しステージをX軸方向に相対移動させたときのガラス基板に対する塗布ヘッドの走査方向と、回転後にフレームに対しステージをX軸方向に相対移動させたときのガラス基板に対する塗布ヘッドの走査方向とを90°異ならせることができるため、ステージ及びフレームがX軸方向にのみ相対移動するものであっても、ガラス基板に矩形状にシール剤を塗布できる。そして、例えば、ステージをX軸方向とY軸方向とに移動させるものと異なり、ステージをX軸方向に移動させる駆動機構に作用する慣性力が小さくなる。従って、ステージの移動速度を速くすることが可能になり、シール剤を能率良く塗布できる。
また、本発明においては、矩形状の1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布するために塗布ヘッドが少なくとも一対設けられていることが望ましい。これによれば、ステージの1回のX軸方向移動で矩形状の1組の対辺に沿ってシール剤を塗布し、次に、ガラス基板を90°回転させてからステージを1回X軸方向に移動させることにより、矩形状の残りの1組の対辺に沿ってシール剤を塗布することができる。従って、シール剤を一層高能率で塗布でき、生産性が向上する。
尚、ステージをX軸方向とY軸方向とに移動自在とする上記従来例のものでは、一対の塗布ヘッドを設けて、ステージのX軸方向への移動時にY軸方向に対向する一組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布できても、ステージのY軸方向の移動時にX軸方向に対向する残りの1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布することはできない。本発明の如くガラス基板を90°回転することで、初めて残りの1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布することが可能になる。
また、本発明において、回転機構は、ステージにZ軸方向の軸線回りに回転自在に設けた、ガラス基板の裏面中央部に吸着自在な吸着手段と、吸着手段に回転力を付与する回転力付与手段とで構成され、ステージに、吸着手段での吸着箇所以外のガラス基板の裏面領域に気体を供給する気体供給手段を備え、気体供給手段からの気体の供給でガラス基板をステージから浮かせ又はステージに作用するガラス基板の荷重を軽減した状態で吸着手段と一体にガラス基板を回転させることが望ましい。これによれば、ガラス基板が大型化して重量が大きくなっても、ガラス基板を軽い力で回転できる。そのため、回転力付与手段を小型軽量化でき、ステージをX軸方向に移動させる駆動機構に作用する慣性力が回転機構により増加することを抑制できる。
また、本発明において、回転機構は、ステージにZ軸方向の軸線回りに回転自在に設けた、ガラス基板を保持する保持トレーと、保持トレーに回転力を付与する回転力付与手段とで構成され、ステージに、保持トレーの裏面に気体を供給する気体供給手段を備え、気体供給手段からの気体の供給で保持トレーをステージから浮かせ又はステージに作用する保持トレーの荷重を軽減した状態で保持トレーと一体にガラス基板を回転させるようにしてもよい。このものでも、回転力付与手段を小型軽量化でき、ステージをX軸方向に移動させる駆動機構に作用する慣性力が回転機構により増加することを抑制できる。
本発明の第1実施形態のシール剤塗布装置を示す側面図。 第1実施形態のシール剤塗布装置の正面図。 第1実施形態のシール剤塗布装置のステージ部分を示す平面図。 図3のIV−IV線で切断した拡大断面図。 基板へのシール剤の塗布手順を示す説明図。 第2実施形態のシール剤塗布装置のステージ部分を示す平面図。 図6のVII−VII線で切断した断面図。
以下、1枚のガラス製のマザー基板(以下、基板と略称する)に、複数の液晶パネル領域を設定し、液晶を封止するためのシール剤を各パネル領域の周辺に矩形状に塗布するようにしたシール剤塗布装置に本発明を適用した実施形態について説明する。
図1、図2を参照して、このシール剤塗布装置は、プラットホーム1を備え、このプラットホーム1上に直方体形状のベース板2が配置されている。ベース板2上には、基板Sを保持するステージ3がベース板2の上面に固定したガイドレール4に沿って水平の1軸方向(X軸方向)に移動自在に支持されている。そして、図示省略したモータにより送りねじ機構を介してステージ3がX軸方向に往復動されるようにしている。
ベース板2上には、更に、X軸方向に直交する水平方向(Y軸方向)に長手の門型のフレーム5がステージ3の移動経路を跨ぐようにして配置されている。フレーム5には、Y軸方向に並べて第1〜第4の4個の塗布ヘッド6〜6が配置されている。各塗布ヘッド6〜6は、フレーム5に固定したガイドレール7に沿ってY軸方向に移動自在に支持されている。そして、各塗布ヘッド6〜6に、フレーム5に固定したラック8に噛合する出力軸上のピニオン9aを有するモータ9を搭載し、モータ9の作動で各塗布ヘッド6〜6をY軸方向に位置調整できるようにしている。また、各塗布ヘッド6〜6の下端には、シール剤を吐出するノズル6aが上下方向に位置調整自在に設けられている。尚、第2と第3の塗布ヘッド6,6のノズル6aはY軸方向内側に偏った位置に設けられている。
図3、図4を参照して、ステージ3には、基板Sの裏面中央部に吸着自在な吸着手段10と、吸着手段10に回転力を付与する回転力付与手段11とで構成される回転機構と、吸着手段10での吸着箇所以外の基板Sの裏面領域に気体を供給する気体供給手段12とが設けられている。
吸着手段10は、ステージ3の上面中央部に形成した凹部3aに収納される吸着パッドやポーラス構造の円盤から成り、図示省略した排気管を介して真空ポンプに接続されている。そして、真空ポンプを作動させると、吸着手段10がその表面全体で基板Sの裏面に吸着するようになっている。また、吸着手段10には、X軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向(上下方向)の支軸10aが垂設されている。そして、ステージ3に凹部3aと同心の貫通孔3bを形成し、この貫通孔3bに装着したボールベアリング13で支軸10aを軸支することにより、吸着手段10をZ軸方向の軸線回りに回転自在としている。更に、支軸10aをボールベアリング13のインナーレース13aに上下方向に摺動自在にスプライン嵌合させると共に、支軸10aを直動アクチュエータ14で上下動自在としている。これにより、吸着手段10がステージ3の上面から上方に出没自在となる。
回転力付与手段11は、モータ11aと、モータ11aの出力軸上のウォーム11bと、ボールベアリング13のインナーレース13aに固定した、ウォーム11bに噛合するウォームホイール11cとで構成されている。そして、モータ11aの作動によりウォームホイール11cが回転し、この回転力がインナーレース13aと支軸10aとを介して吸着手段10に伝達されるようにしている。
気体供給手段12は、ステージ3の上面に形成した複数の凹溝3c内に所定の間隔を存して装着したポーラス構造の複数のエアパッド12aと、図示省略したコンプレッサ等から各エアパッド12aに圧縮空気等の気体を供給するガス管12bとで構成されている。
以上の構成によれば、吸着手段10を直動アクチュエータ14により上昇させると共に、気体供給手段12から気体を供給して、基板Sをステージ3から浮かせ、この状態で基板Sを吸着手段10と一体にZ軸方向の軸線回りに回転させることができる。そのため、基板Sが大型化して重量が大きくなっても、基板Sを軽い力で回転でき、回転力付与手段11を小型軽量化できる。その結果、ステージ3をX軸方向に移動させる駆動機構に作用する慣性力が回転機構により増加することを抑制できる。尚、気体供給手段12からの気体供給でステージ3に作用する基板Sの荷重をある程度軽減できれば、基板Sを回転させる際の摩擦抵抗を減少できるから、基板Sをステージ3から浮上させることは必ずしも必要ではない。
尚、基板Sを吸着手段10のみで吸着したのでは、ステージ3の移動開始時や移動停止時に、吸着力不足でステージ3に対し基板Sが位置ずれする可能性がある。そこで、本実施形態では、ステージ3の上面に、真空ポンプに通じる吸着溝3dをX軸方向及びY軸方向に延在させて複数本形成している。そして、ステージ3を移動させる際は、吸着溝3dを真空引きすることで、基板Sをその略全域に亘って吸着保持するようにしている。
次に、本実施形態のシール剤塗布装置による基板Sへのシール剤の塗布作業手順について説明する。尚、基板Sに固定の座標系の互いに直交する座標軸をx軸及びy軸として、y軸方向一側に一列縦隊で4個のパネル領域Sl〜Slを設定すると共に、y軸方向他側に一列縦隊で4個のパネル領域Sr〜Srを設定し、各パネル領域の周辺にシール剤を矩形状に塗布するものとする。
先ず、ステージ3にx軸がステージ3の移動方向たるX軸方向と平行になるように基板Sを保持させる。次に、第1と第2の塗布ヘッド6,6を、基板Sのy軸方向一側のパネル領域Sl〜Slの周辺を画定する矩形状のy軸方向に対向する1組の対辺の位置Sl(a)、Sl(b)に合わせて位置調整すると共に、第3と第4の塗布ヘッド6,6を、基板Sのy軸方向他側のパネル領域Sr〜Srの周辺を画定する矩形状のy軸方向に対向する1組の対辺の位置Sr(a)、Sr(b)に合わせて位置調整する。この状態でステージ3をX軸方向に移動させて、各塗布ヘッド6〜6を基板Sに対しx軸方向に走査し、図5(a)に示す如く、各パネル領域の周辺を画定する矩形状のy軸方向に対向する1組の対辺に沿ってシール剤aを塗布する。
次に、y軸がX軸方向と平行になるように基板Sを回転機構により90°回転させ、同時に、第1と第2の塗布ヘッド6,6を、基板Sのパネル領域Sl,Srの周辺を画定し、未だシール剤が塗布されていない対向する1組の対辺の位置Sr(c)、Sr(d)に合わせて位置調整すると共に、第3と第4の塗布ヘッド6,6を、パネル領域Sl,Srのx軸方向に隣接するパネル領域Sl,Srの周辺を画定し、未だシール剤が塗布されていない対向する1組の対辺の位置Sr(a)、Sr(b)に合わせて位置調整する。この状態でステージ3をX軸方向に移動させて、各塗布ヘッド6〜6を走査し、図5(b)に示す如く、これらパネル領域Sl〜Srの周辺を画定する矩形状の未だシール剤が塗布されていない対向する1組の対辺に沿ってシール剤aを塗布する。
次に、第1と第2の塗布ヘッド6,6を、基板Sのパネル領域Sl,Srの周辺を画定し、未だシール剤が塗布されていない対向する1組の対辺の位置Sr(a)、Sr(b)に合わせてY軸方向に位置調整すると共に、第3と第4の塗布ヘッド6,6を、パネル領域Sl,Srのx軸方向に隣接するパネル領域Sl,Srの周辺を画定し、未だシール剤が塗布されていない対向する1組の対辺の位置Sr(a)、Sr(b)に合わせて位置調整する。この状態でステージ3をX軸方向に移動させて、各塗布ヘッド6〜6を走査し、図5(c)に示す如く、これらパネル領域Sl〜Srの周辺を画定する矩形状の未だシール剤が塗布されていない対向する1組の対辺に沿ってシール剤aを塗布する。
ここで、本実施形態によれば、ステージ3がX軸方向にのみ移動するものであっても、基板Sを90°回転させることで、基板Sに矩形状にシール剤を塗布できる。そして、ステージ3をX軸方向とY軸方向とに移動させるものと異なり、ステージ3をX軸方向に移動させる駆動機構に作用する慣性力が小さくなる。従って、ステージ3の移動速度、即ち、基板Sに対する塗布ヘッド6〜6の走査速度を速くすることが可能になり、シール剤を能率良く塗布できる。
更に、第1と第2の一対の塗布ヘッド6,6と、第3と第4の一対の塗布ヘッド6,6とにより、夫々矩形状のy軸方向に対向する1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布し、次に、ガラス基板を90°回転させてからステージ3をX軸方向に移動させることにより、矩形状のx軸方向に対向する1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布することができる。従って、シール剤を一層高能率で塗布でき、生産性が向上する。
次に、回転機構の構成を変更した第2実施形態について図6及び図7を参照して説明する。尚、上記第1実施形態と同様の部材、部位には上記と同一の符号を付している。第2実施形態では、回転機構を、ステージ3にZ軸方向の軸線回りに回転自在に設けた、基板Sを保持する保持トレー15と、保持トレー15に回転力を付与する回転力付与手段16とで構成している。
保持トレー15の裏面中央部には、Z軸方向の支軸15aが垂設されている。そして、ステージ3の中央部に形成した貫通孔3bにボールベアリング13を装着し、支軸15aをボールベアリング13のインナーレース13aに上下方向に摺動自在にスプライン嵌合させている。尚、保持トレー15の上面には、真空ポンプに通じる吸着溝15bがX軸方向及びY軸方向に延在させて複数本形成されており、吸着溝15bを真空引きすることで、基板Sをその略全域に亘って吸着保持できるようにしている。
回転力付与手段16は、上記第1実施形態と同様に、モータ16aと、モータ16aの出力軸上のウォーム16bと、ボールベアリング13のインナーレース13aに固定した、ウォーム16bに噛合するウォームホイール16cとで構成されている。そして、モータ16aの作動によりウォームホイール16cが回転し、この回転力がインナーレース13aと支軸15aとを介して保持トレー15に伝達されるようにしている。
また、ステージ3には、保持トレー15の裏面に気体を供給する気体供給手段17が設けられている。気体供給手段17は、ステージ3の上面の複数個所に形成した凹孔17a内に装着したエアパッド17bと、エアパッド17bに圧縮空気等の気体を供給するガス管17cとで構成されている。尚、保持トレー15の裏面には、軽量化のため複数の窪み15cが形成されている。この窪み15cは、気体供給手段17からの気体を受け入れる空間となり、保持トレー15をステージ3から安定して浮上させるのにも役立つ。
基板Sを回転させる際は、保持トレー15に基板Sを吸着保持させたまま、気体供給手段17の各エアパッド17bに気体を供給して、保持トレー15をステージ3から浮かせ、この状態で回転力付与手段16により保持トレー15を回転させる。従って、第2実施形態においても、保持トレー15を軽い力で回転でき、回転力付与手段16を小型軽量化できる。その結果、ステージ3をX軸方向に移動させる駆動機構に作用する慣性力が回転機構により増加することを抑制できる。尚、気体供給手段17からの気体供給でステージ3に作用する保持トレー15の荷重をある程度軽減できれば、保持トレー15を回転させる際の摩擦抵抗を減少できるから、保持トレー15をステージ3から浮上させることは必ずしも必要ではない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態は、基板Sに設定される複数のパネル領域の周辺にシール剤を塗布するものであるが、基板全域に亘る単一のパネル領域の周辺にシール剤を塗布する装置にも本発明を適用できる。この場合、フレームに一対の塗布ヘッドを設け、ステージをX軸方向に移動させて、基板の1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布した後、基板を90°回転させてからステージをX軸方向に移動させて、基板の残りの1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布することにより、能率良くシール剤を塗布できる。
なお、上記実施形態では、シール剤の塗布を、ステージをX軸方向に移動させることにより行うものを例として説明したが、これに限定されるものではなく、シール剤を塗布する塗布ヘッドを有するフレームをX軸方向に移動自在に構成し、このフレームまたはフレーム及びステージの両者をX軸方向に移動させながらシール剤の塗布を行うこともできる。
S…ガラス基板、3…ステージ、5…フレーム、6〜6…塗布ヘッド、10…吸着手段、11…回転力付与手段、12…気体供給手段、15…保持トレー、16…回転力付与手段、17…気体供給手段。

Claims (4)

  1. ガラス基板に液晶を封止するためのシール剤を矩形状に塗布するシール剤塗布装置であって、
    ガラス基板を保持するステージと、ステージを跨ぐようにして配置した門型のフレームとを備え、フレームとステージを1軸方向に相対移動自在とし、この相対移動方向をX軸方向として、フレームに、シール剤の塗布ヘッドをX軸方向に直交するY軸方向に位置調整自在に配置すると共に、ステージに、ガラス基板をX軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向の軸線回りに回転させる回転機構を設け、
    回転機構で基板を90°回転することにより、ステージをX軸方向に相対移動させたときのガラス基板に対する塗布ヘッドの走査方向を90°切り替え自在とすることを特徴とするシール剤塗布装置。
  2. 前記矩形状の1組の対辺に沿って同時にシール剤を塗布するために前記塗布ヘッドが少なくとも一対設けられることを特徴とする請求項1記載のシール剤塗布装置。
  3. 前記回転機構は、前記ステージにZ軸方向の軸線回りに回転自在に設けた、前記ガラス基板の裏面中央部に吸着自在な吸着手段と、吸着手段に回転力を付与する回転力付与手段とで構成され、ステージに、吸着手段での吸着箇所以外のガラス基板の裏面領域に気体を供給する気体供給手段を備え、気体供給手段からの気体の供給でガラス基板をステージから浮かせ又はステージに作用するガラス基板の荷重を軽減した状態で吸着手段と一体にガラス基板を回転させることを特徴とする請求項1又は2記載のシール剤塗布装置。
  4. 前記回転機構は、前記ステージにZ軸方向の軸線回りに回転自在に設けた、前記ガラス基板を保持する保持トレーと、保持トレーに回転力を付与する回転力付与手段とで構成され、ステージに、保持トレーの裏面に気体を供給する気体供給手段を備え、気体供給手段からの気体の供給で保持トレーをステージから浮かせ又はステージに作用する保持トレーの荷重を軽減した状態で保持トレーと一体にガラス基板を回転させることを特徴とする請求項1又は2記載のシール剤塗布装置。
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