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JP2010176770A - 記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、及び、記録媒体再生プログラム - Google Patents

記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、及び、記録媒体再生プログラム Download PDF

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JP2010176770A
JP2010176770A JP2009020639A JP2009020639A JP2010176770A JP 2010176770 A JP2010176770 A JP 2010176770A JP 2009020639 A JP2009020639 A JP 2009020639A JP 2009020639 A JP2009020639 A JP 2009020639A JP 2010176770 A JP2010176770 A JP 2010176770A
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Hidetaka Urabe
英孝 卜部
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

【課題】交替処理によるバッファアンダーフローの低減に貢献する。
【解決手段】読み取り手段3を移動させて記録媒体12から読み取った所定量のデータがバッファ10に格納されると、移動停止手段P1によって読み取り手段3の移動を停止させると共に、出力手段9によって該バッファ10に格納されているデータを出力する。交替情報取得手段P2によって記録媒体12から取得された交替情報に基づいて、欠陥領域特定手段P3によって前記記録領域の欠陥領域が特定される。バッファ10に格納されているデータの減少中に、前記特定した欠陥領域に読み取り手段3が移動したときに、バッファ10に格納されるデータ量が所定量近傍となる読み取り手段3の移動開始タイミングを移動開始タイミング検出手段P4によって検出する。そして、停止している読み取り手段3は、検出された移動開始タイミングで移動再開手段P5によって移動が再開される。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録領域中の欠陥領域の替わりにデータが記録される交換領域を有する記録媒体を再生する記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラム、等に関するものである。
例えば、BD−R(Blu-ray Disc Recordable)等のディスク状の記録媒体が知られている。該記録媒体に対しては、記録領域に対してレーザ光の照射を行ってデータの記録を行っている。そして、当該記録領域において、記録媒体の製造上の欠陥、製造後に生じた傷や汚れなどによって、データの記録/再生を行うことができない欠陥領域が生じる場合があった。そこで、その欠陥領域による記録容量の損失を補うために、記録媒体は交替用の記録領域である交替領域を確保している。従って、記録媒体に欠陥領域が生じている場合、本体欠陥領域に記録するはずであったデータは、交替領域に記録できるようになり、記録対象のデータの全てを当該記録媒体に記録できるようになっている。
しかし、記録媒体の記録領域からの読み出しを行う場合、読み出し対象の連続するデータの一部が交替領域に記録されていると、光ピックアップ等の読み取り部を記録領域から交替領域に移動させた後、交替領域から記録領域に移動させるシーク動作が生じてしまう。そのため、シーク動作により、データの読み出しが一時的に中断され、その間、読み出しデータの転送が行われなくなるため、読み出しデータの転送レートが低下してしまうという問題が生じていた。
また、近年の記録媒体再生装置は、再生データの転送レートを確保するために、記録媒体から読み取ったデータを一時的に格納するバッファ等を有している。しかし、交替領域から記録領域にアクセスするために、読み取り部のシーク動作が頻発すると、前記バッファ等に格納するデータがなくなる、或いは、非常に少なくなり、バッファアンダーフローの状態となってデータの転送が中断されていた。
上述した問題を解消するために、特許文献1に記載されたディスクドライブ装置が提案されている。該ディスクドライブ装置は、まず、装填されたディスクが交替処理の行われたディスクであるか否かの判断を行う。そして、該ディスクドライブ装置は、交替処理が行われたディスクであると判断した場合、ホストコンピュータ等からの命令を実行しているか否かの判定を行い、交替処理を実行していないと判定した場合に、交替領域にアクセスして交替データの再生を行い、キャッシュメモリに格納している。このようにホストコンピュータがアイドル状態時に、交替領域を先読みする(欠陥領域にアクセスする前に予め交替領域を読み込む)ことで、再生データの転送レートが低下しないようにしている。
特開2002−56619号公報
しかしながら、従来のディスクドライブ装置は、交替処理を有している場合、ディスクの欠陥領域の位置によっては、上述したバッファアンダーフローが依然として生じる可能性があった。例えば、図8に示すように、該ディスクドライブ装置は、読み取り部を記録領域に対して相対的に移動させながら、バッファからデータを出力するよりも速い速度でディスクから読み取ったデータをバッファに蓄積する(期間A)。そして、該ディスクドライブ装置は、バッファにデータがフルに蓄積されると、光ディスクからのデータの読み込み及び読み取り部の移動を停止し、引き続きバッファに蓄積したデータを出力(再生)する。これにより、バッファのデータ量はその出力に応じて減少する(期間B)。
また、該ディスクドライブ装置は、バッファのデータ量が予め定められた再シーク開始容量以下となったことを検出すると、読み取り部をディスクの読み取り再開位置まで移動させた後、読み取り部の読み取りを再開させる。即ち、該ディスクドライブ装置は、その再開時点Rの読み取り部の位置から再開位置(読み込みを停止したデータの次のデータの位置)までのシークに要する時間(期間B1)の経過後、ディスクからのデータの読み取りを再開する。そして、該ディスクドライブ装置は、光ディスクからのデータの読み込みを再開することで、読み取ったデータがバッファに蓄積され始める。以降は、これらの期間A,Bが繰り返される。
しかし、ディスクの読み取りを再開した後、図8中の時間Tdにおいて、読み取り部がディスクの欠陥領域Dに到達すると、該ディスクドライブ装置は、当該欠陥領域Dに対応した交替領域に向けて読み取り部を移動させる。そして、読み取り部が時間Tsに交替領域に到達すると、該ディスクドライブ装置は、読み取り部によって当該欠陥領域Dからデータを読み取ってバッファに蓄積する。該読み取りが終了すると、該ディスクドライブ装置は、記録領域の読み取り再開位置まで読み取り部を移動させる。そして、この間はバッファからデータが出力(再生)し続けているので、読み取り部が前記再開位置に辿り着くまでの期間C(移動量)によっては、図8に示すように、バッファのデータがなくなってしまうバッファアンダーフローBUが発生してしまう。即ち、ディスクの欠陥領域と読み取り部の移動再開のタイミングの関係によっては、依然としてバッファアンダーフローの発生を防止することができないという問題がある。このように本発明が解決しようとする課題は、上記した問題が一例として挙げられる。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、交替処理によるバッファアンダーフローの低減に貢献することが可能な記録媒体再生装置、等を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の記録媒体再生装置は、記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して相対的に移動して、前記記録領域及び前記交替領域からデータを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段が読み取ったデータを格納するバッファと、前記バッファに格納されたデータを出力する出力手段と、を有する記録媒体再生装置において、前記出力手段が出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる移動停止手段と、前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する交替情報取得手段と、前記交替情報取得手段が取得した交替情報に基づいて、前記記録領域の欠陥領域を特定する欠陥領域特定手段と、前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する移動開始タイミング検出手段と、前記移動開始タイミング検出手段によって検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる前記移動再開手段と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項4記載の記録媒体再生方法は、記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して読み取り手段を相対的に移動させ、前記記録領域及び前記交替領域からバッファが所定量となるデータを読み出して格納し、該バッファに格納されたデータを出力する記録媒体再生方法において、前記データを出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる過程と、前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する過程と、前記取得した交替情報に基づいて前記記録領域の欠陥領域を特定する過程と、前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する過程と、前記検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる過程と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項5記載の記録媒体再生プログラムは、記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して相対的に移動して、前記記録領域及び前記交替領域からデータを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段が読み取ったデータを格納するバッファと、前記バッファに格納されたデータを出力する出力手段と、を有する記録媒体再生装置のコンピュータを、前記出力手段が出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる移動停止手段と、前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する交替情報取得手段と、前記交替情報取得手段が取得した交替情報に基づいて、前記記録領域の欠陥領域を特定する欠陥領域特定手段と、前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する移動開始タイミング検出手段と、前記移動開始タイミング検出手段によって検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる前記移動再開手段と、して機能させるための記録媒体再生プログラムである。
本発明に係る記録媒体再生装置の基本構成を示す構成図である。 本発明の実施例に係る光ディスク再生装置の概略構成を示す構成図である。 図2に示すバッファのデータ格納領域の構造を示す図である。 光ディスクに欠陥領域が存在する場合の再生動作を説明するための図である。 光ディスクに欠陥領域が存在する場合のバッファのデータ量の変化を説明するための図である。 図2中のマイコンが実行するディスク挿入時処理の一例を示すフローチャートである。 図2中のマイコンが実行する読み込み制御処理の一例を示すフローチャートである。 光ディスクに欠陥領域が存在する場合の従来のバッファのデータ量変化を説明するための図である。
以下、本発明に係る記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、及び、記録媒体再生プログラムの一実施の形態を、図1の基本構成図を参照して以下に説明する。
図1において、記録媒体再生装置1は、記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体12に対して相対的に移動して、前記記録領域及び前記交替領域からデータを読み取る読み取り手段3と、前記読み取り手段3が読み取ったデータを格納するバッファ10と、前記バッファ10に格納されたデータを出力する出力手段9と、を有する記録媒体再生装置1において、前記出力手段9が出力するよりも速い速度で前記読み取り手段3が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段3の移動及び読み取りを停止させる移動停止手段P1と、前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する交替情報取得手段P2と、前記交替情報取得手段P2が取得した交替情報に基づいて、前記記録領域の欠陥領域を特定する欠陥領域特定手段P3と、前記読み取り手段3が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファ10に格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する移動開始タイミング検出手段P4と、前記移動開始タイミング検出手段P4によって検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段P1が停止させた前記読み取り手段3の移動を開始させて前記読み取りを再開させる前記移動再開手段P5と、を有している。
また、記録媒体再生方法は、記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して読み取り手段を相対的に移動させ、前記記録領域及び前記交替領域からバッファが所定量となるデータを読み出して格納し、該バッファに格納されたデータを出力する記録媒体再生方法において、前記データを出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる過程と、前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する過程と、前記取得した交替情報に基づいて前記記録領域の欠陥領域を特定する過程と、前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを検出する過程と、前記検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる過程と、を有している。
さらに、記録媒体再生プログラムは、記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体12に対して相対的に移動して、前記記録領域及び前記交替領域からデータを読み取る読み取り手段3と、前記読み取り手段3が読み取ったデータを格納するバッファ10と、前記バッファ10に格納されたデータを出力する出力手段9と、を有する記録媒体再生装置1のコンピュータ11を、前記出力手段9が出力するよりも速い速度で前記読み取り手段3が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段3の移動及び読み取りを停止させる移動停止手段P1と、前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体12から取得する交替情報取得手段P2と、前記交替情報取得手段P2が取得した交替情報に基づいて、前記記録領域の欠陥領域を特定する欠陥領域特定手段P3と、前記読み取り手段3が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファ10に格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段3の移動開始タイミングを予め検出する移動開始タイミング検出手段P4と、前記移動開始タイミング検出手段P4によって検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段P1が停止させた前記読み取り手段3の移動を開始させて前記読み取りを再開させる前記移動再開手段P5と、して機能させるための記録媒体再生プログラムとなっている。
このような記録媒体再生装置1によれば、読み取り手段3を移動させて、出力手段9が出力するよりも速い速度で記録媒体12から読み取った所定量(例えば、フル、予め定められたデータ量など)のデータがバッファ10に格納されると、移動停止手段P1によって読み取り手段3の移動を停止させると共に、出力手段9によって該バッファ10に格納されているデータを出力する。また、交替情報取得手段P2によって記録媒体12から取得された交替情報に基づいて、欠陥領域特定手段P3によって前記記録領域の欠陥領域が特定される。そして、バッファ10に格納されているデータの減少中に、前記特定した欠陥領域に読み取り手段3が移動したときに、バッファ10に格納されるデータ量が所定量近傍となる読み取り手段3の移動開始タイミングを移動開始タイミング検出手段P4によって検出する。そして、停止している読み取り手段3は、検出された移動開始タイミングで移動再開手段P5によって移動を開始して読み取りを再開する。その結果、読み取り手段3が欠陥領域に移動したときに、バッファ10は所定量のデータを格納することになる。
よって、記録媒体再生装置1は、読み取り手段3が光ディスク12の欠陥領域に移動したときに、バッファに所定量のデータを格納した状態となるように読み取り手段3の移動を開始させることを可能としたから、欠陥領域と交替領域との間を読み取り手段3が移動しても、バッファ10には十分なデータが格納されているため、該交替処理中にバッファ10のデータがなくなることを低減させることができる。従って、光ディスク12の交替処理によるバッファアンダーフローの発生の低減に貢献することができるため、出力する映像や音声の途切れを抑制することができる。また、バッファアンダーフローが発生したとしても、バッファアンダーフローの時間を従来よりも短くすることができるため、映像や音声の途切れ時間を短くすることができる。
また、上述した記録媒体再生装置1は、前記移動開始タイミング検出手段P4が移動開始タイミングを検出していない状態で、前記バッファ10のデータ量が予め定められた所定残量まで減少したときに前記読み取り手段3の移動を再開させる第2移動再開手段P6を有している。
このような記録媒体再生装置1によれば、移動開始タイミング検出手段P4が開始タイミングを検出する前に、バッファ10のデータ量が所定残量まで減少すると、第2移動再開手段P6によって読み取り手段3の移動を再開させるようにしたことから、予め定める所定残量に欠陥領域等を考慮して設計する必要がなくなるため、読み取り手段3の効率的な移動制御に貢献することができる。
さらに、上述した記録媒体再生装置1は、前記バッファ10に格納されているデータ量の減少中に、移動を再開させたときの前記読み取り手段3が前記欠陥領域に辿りついたときの前記バッファ10のデータ残量を算出するデータ残量算出手段P7を有し、前記移動開始タイミング検出手段P4が、前記データ残量算出手段P7によって算出したデータ残量が前記所定量となったタイミングを前記移動開始タイミングとして検出する手段となっている。
このような記録媒体再生装置1によれば、バッファ10のデータ量の減少中に、移動を再開させた読み取り手段3が欠陥領域に辿りついたときのデータ残量をデータ残量算出手段P7によって算出し、該データ残量がバッファ10の所定量となったタイミングを移動開始タイミングとして検出するようにしたことから、算出式、換算テーブル、等によってバッファ10のデータ残量を算出することができるため、処理の複雑化を回避することができる。従って、バッファ10の容量を必要以上に大きくする必要がなくなり、コストダウンに貢献することができる。
以下、上述した本発明の記録媒体再生装置としての光ディスク再生装置を、図2乃至図7の図面を参照して以下に説明する。なお、上述した図1に示す基本構成のところで説明したものと同一あるいは相当する部分には同一符号を付して説明する。
図2において、光ディスク再生装置1は、ディスクモータ2と、前記読み取り手段としての光ピックアップ3と、キャリッジモータ4と、リードスクリュー5と、RFアンプ6と、サーボ信号処理部7と、ドライバ8と、音声/映像信号処理部9と、バッファ10と、マイクロコンピュータ(以下マイコンともいう)11と、を有して構成している。
ディスクモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた記録媒体としての光ディスク12を回転させるためのモータであり、スピンドルモータなどで構成されている。なお、本実施例では、光ディスク12がBD−R/REである場合について説明する。
光ピックアップ3は、光ディスク12に照射するレーザ光を発生させるレーザダイオードや、光ディスク12上にレーザダイオードからのレーザ光を集光するための対物レンズ、サーボ信号処理部7からの信号によりフォーカス方向やトラッキング方向に対物レンズを移動するためのアクチュエータおよび光ディスク12から反射された反射光を受けるフォトダイオードや、レーザ光を対物レンズへ導いたり、反射光を受光器へ導く光学系などを備えている。光ピックアップ3は、フォトダイオードの出力から光ディスク12に記録されている映像や音楽などのトラックデータを含むRF信号やフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号などを生成して、RFアンプ6へ出力する。
キャリッジモータ4は、後述するリードスクリュー5を通じて光りピックアップ3を、光ディスク12の径方向と平行に設置されている。リードスクリュー5は、キャリッジモータ4の回転軸と機械的に接続されており、キャリッジモータ4の回転に合わせて回転する。リードスクリュー5のネジ溝やネジ山は光ピックアップ3に形成されたネジ山やネジ溝と噛み合っており、リードスクリュー5が回転することで、光ピックアップ3が光ディスク12の径方向に沿って移動する。
RFアンプ6は、高周波を増幅する回路またはその素子である。RFアンプ6は、光ピックアップ3から入力される信号を所定の値に増幅し、サーボ信号処理部7に出力する。
サーボ信号処理部7は、RFアンプ6から入力されるフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号に基づいて、光ピックアップ3のアクチュエータを駆動させることで、フォーカスおよびトラッキングの制御などを行い、光ディスク12に記録されたデータを正確に読めるようにする。また、サーボ信号処理部7は、入力されたフォーカスエラー信号のレベルをマイコン11へ出力する。さらに、サーボ信号処理部7は、光ディスク12に記録された映像や音楽などを含むRF信号をアナログ/デジタル変換して音声/映像信号処理部9に出力する。
ドライバ8は、サーボ信号処理部7から入力された信号からディスクモータ2および光ピックアップ3のアクチュエータおよびキャリッジモータ4への駆動信号を生成して出力する。
音声/映像信号処理部9は、サーボ信号処理部7から入力された信号にエラー訂正などを行った後、復調やデコードを行ってバッファ10に出力する。そして、音声/映像信号処理部9は、マイコン11からの要求に従ってバッファ10から読み出してホストコンピュータ20へ出力する。このように本実施例では、音声/映像信号処理部9が請求項中の出力手段に相当している。これに代えて、前記出力手段をマイコン11などで実現させることもできる。
バッファ10は、振動などによって再生がとぎれないように、音声/映像信号処理部9で再生する映像や音声などのデータを、一次的に格納するメモリとなっている。バッファ10は、光ディスク12から通常の数倍速の再生速度で読み込んだ所定量のデータを格納する。即ち、データを出力するよりも速い速度でピックアップ3が読み取ったデータを格納(バッファリング)する。バッファ10は、格納したデータを通常の再生速度で音声/映像信号処理部9に出力する。
マイコン11は、光ディスク再生装置1全体の制御を司る。マイコン11は、公知であるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、等を有している。マイコン11は、ホストコンピュータ20からの命令に基づいて、光ディスク12の挿入や排出、再生や停止およびトラックサーチなどの光ディスク再生装置1の各操作に関する制御を行う。
マイコン11は、上述した図1に示す移動停止手段P1、交替情報取得手段P2、欠陥領域特定手段P3、移動開始タイミング検出手段P4、移動再開手段P5、第2移動開始手段P6、データ残量算出手段P7、等の各種手段として前記CPU(コンピュータ)を機能させるための記録媒体再生プログラム等を前記ROM等に記憶している。
光ディスク12は、図3に示すように、リードイン領域E1と、データ領域E2と、リードアウト領域E3と、を有している。リードイン領域E1は、管理領域であり、後述するユーザデータ領域E21における欠陥領域としての欠陥セクタのアドレスやその欠陥セクタに対応する交替領域内の交替セクタ(交替データ)のアドレスなどの交替情報が記録されている。また、リードアウト領域E3にはデータ領域の終端を示す情報が記録されている。
データ領域E2は、ユーザデータ領域E21と、交替領域E22,E23とを有している。ユーザデータ領域E21は、光ディスク12の記録領域に相当し、光ディスク再生装置1で再生するデータが記録されている。交替領域E22,E23は、ユーザデータ領域E21の欠陥セクタに本来記録すべきデータが記録されている。なお、図3に示す本実施例では、2つの交替領域E22,E23を設けた場合について説明するが、1カ所にまとめて設ける構成とすることもできる。また、1つの交替領域E22,E23の各々が複数セクタで構成されていてもよい。つまり、複数の欠陥セクタに対応するデータが1つの交替領域E22,E23に記録されていてもよい。
交替処理については、従来技術でも説明したが図4を用いて具体的に説明する。交替処理とはユーザデータ領域E21に欠陥セクタがある場合、本来そのセクタに記録する予定だったデータを交替領域E22,E23に記録し、欠陥セクタのアドレスや交替領域のアドレスなどの交替情報をリードイン領域E1に記録し、また、データを読み込むときに、欠陥セクタにアクセスした際には交替情報を参照して交替領域E22,E23からデータを読み込む処理である。
図4の場合、ユーザデータ領域E21のセクタ1からセクタ9までのうち欠陥セクタがセクタ3とセクタ7であり、それぞれに対応する交替セクタが交替領域E22,E23内のセクタCとセクタFであったとする。この場合、光ディスク再生装置1は、セクタ1から順次アクセスする場合には、セクタ1、2、C、4、5、6、F、8、9の順にアクセスすることになる。
次に、上述したマイコン11は、バッファ10のデータを消費している時などに、予め定められたバッファ量算出式によってバッファ量(データ残量)を算出する。該バッファ量算出式の一例を、図5の図面を参照して以下に説明する。
まず、バッファ量算出式のパラメータについて説明する。光ピックアップ3の現在位置を「Cp」とする。次にバッファリングすべきデータ位置を「Nbp」とする。単位距離当たりの単位シーク時間を「St」とする。単位時間当たりの消費バッファ量を「Mrb」とする。単位距離当たりの単位バッファリング時間を「Bt」とする。光ピックアップ3の現在位置より先にある最も近い欠陥領域位置を「Ndp」とする。単位時間当たりのバッファリング量(消費バッファ量を考慮した量)を「Mb」とする。現在のバッファ残量を「Mcb」とする。
光ピックアップ3のシークを開始した場合に、次にバッファリングすべきデータ位置Nbpにシークするまでのシーク時間Mtは、式1で算出することができる。
Mt=St*(Nbp−Cp) ・・・(式1)
式1で算出したシーク時間Mtで消費されるバッファ量Bmは、式2で算出することができる。
Bm=Mrb*St*(Nbp−Cp) ・・・(式2)
シーク終了位置、即ち次にバッファリングすべき位置Nbpから欠陥領域位置Ndpまでバッファリングした場合のバッファリング時間Mbfは、式3で算出することができる。
Mbf=Bt*(Ndp−Nbp) ・・・(式3)
式3で算出したバッファリング時間Mbfでバッファリングされるバッファ量Mdは、式4で算出することができる。
Md=Mb*Bt*(Ndp−Nbp) ・・・(式4)
直ぐにシークを開始した場合に欠陥領域位置Ndpに辿りついたときのバッファ量MAは、式5に示すバッファ量算出式で算出することができる。
MA=Mcb−(Mrb*St*(Nbp−Cp))+(Mb*Bt*(Ndp−Nbp)) ・・・(式5)
マイコン11は、上述したバッファ量算出式と、本光ディスク再生装置1に対応した単位シーク時間St、消費バッファ量Mrb、単位バッファリング時間Bt、バッファリング量Mb、等のバッファ量算出式のパラメータと、を前記RAM等に予め記憶している。
マイコン11は、式5のバッファ量算出式で算出したバッファ量MAに基づいて、シークを開始すべきか否かを判定するための判定条件を予め記憶している。そして、本実施形態では、判定条件としてバッファ量MA<=バッファ量フルとしている。マイコン11は、バッファ10のデータを消費しているときに、所定の間隔でバッファ量MAを算出し、バッファ量MA<=バッファ量フルとなったときに、シーク開始タイミングRと判定する。即ち、該シーク開始タイミングRは、バッファ10のバッファ量と欠陥領域Dまでのシーク時間等の関係に応じて変化するものである。また、該シーク開始タイミングRは、バッファリング開始タイミングに相当している。
これにより、バッファ10のデータ量がフルに近い場合は、算出するバッファ量MAはバッファ量フル以上となっているが、バッファ10のデータの消費に応じて、算出するバッファ量MAはバッファ量フルに近づく。そして、バッファ量がバッファ量フル以下になったときに、光ピックアップ3のシークを開始する。その結果、光ピックアップ3が欠陥領域Dに到達するときに、バッファ10がバッファ量フルとなる。なお、前記判定条件としては、バッファ量フルに限定するものではなく、例えば、バッファ量フルの近傍、バッファ量フルの前後所定範囲、などというように、種々異なる実施形態とすることができる。
次に、図6又は図7に示すフローチャートに基づいて、上述したマイコン11のCPUが実行するディスク挿入時処理と読み込み制御処理の一例を以下に説明する。なお、ここでは、説明を簡単化するために、本発明に関係する処理部分のみを説明する。また、図7に示す読み込み制御処理は、光ディスク12からのデータの読み込み時に起動され、その読み込み終了に応じて終了することを前提としている。また、光ディスク12からデータを読み込む際はバッファ10からデータを出力する速度よりも速い速度で読み込み(バッファリングし)、読み込み制御処理中は常にバッファ10からデータが出力(再生)していることを前提としている。
まず、マイコン11は、図6に示すディスク挿入時処理を実行すると、ステップS11の処理において、光ピックアップ3のレーザをONにした状態で、ディスクモータ2の回転開始を要求し、その後ステップS12の処理に進む。これにより、光ディスク再生装置1は、スピンアップ動作に入る。
マイコン11は、ステップS12の処理において、光ディスク12から反射された反射光等に基づいて、光ディスク12がBD−R/REであるか否かを判定する。マイコン11は、光ディスク12がBD−R/REではないと判定した場合(S12でNo)、処理を終了する。一方、マイコン11は、光ディスク12がBD−R/REであると判定した場合(S12でYes)、ステップS13の処理に進む。
マイコン11は、ステップS13の処理において、光ディスク12のリードイン領域E1からその管理情報と共に前記交替情報を取得して前記RAM等に記憶し、その後処理を終了する。
以上説明した図6に示すディスク挿入時処理をマイコン11が実行することで、上述した図1に示す請求項中の交替情報取得手段P1として機能することになる。本実施例では、交替情報を光ディスク12から取得する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、交替情報を光ディスク12とは異なる予め定められた記憶領域(ハードディスク装置、Webサイト、等)から取得する実施形態とすることもできる。
次に、マイコン11は、図7に示す読み込み制御処理を実行すると、ステップS31の処理において、バッファ10のデータ残量を算出し、バッファ10のバッファ量はフルであるか否かを判定する。マイコン11は、バッファ10がフルであると判定した場合(S31でYes)、ステップS32の処理に進む。マイコン11は、ドライバ8を制御して光ピックアップ3のシークを停止させ、その後ステップS37の処理に進む。
また、マイコン11は、バッファ10がフルではないと判定した場合(S31でNo)、ステップS33の処理において、バッファ10のデータ量に変化に基づいて、バッファリング中であるか否かを判定する。マイコン11は、バッファリング中であると判定した場合(S33でYes)、つまりバッファ10のデータ量が増加していると、ステップS31の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、マイコン11は、バッファリング中ではないと判定した場合(S33でNo)、つまりバッファ10のデータ量が減少していると、ステップS34の処理に進む。
マイコン11は、ステップS34の処理において、前記RAM等に記憶している前記交替情報に基づいて、光ピックアップ3を移動すべきトラッキング方向における欠陥領域Dを特定し、その欠陥領域位置Ndpを前記RAM等に記憶し、その後ステップS35の処理に進む。なお、欠陥領域の特定については、次に光ピックアップ3の移動を開始して読み取りを再開させてから再びバッファ10がフルになるまで光ピックアップ3が移動する再開時移動範囲内における欠陥領域を特定することで、特定対象範囲を最小限に抑えることができる。
マイコン11は、ステップS35の処理において、直ぐに移動させた光ピックアップ3が欠陥領域Dに到達したときのバッファ10の前記バッファ量(データ残量)MAを、上述したバッファ量算出式を用いて算出する。より詳細には、前記RAM等に記憶された最新の光ピックアップ3の現在位置Cp、次にバッファリングすべきデータ位置Nbp、光ピックアップ3の現在位置より先にある最も近い欠陥領域位置Ndp、現在のバッファ残量Mcb、等を取得又は算出し、それらをバッファ量算出式のパラメータとして用いて算出する。そして、マイコン11は、算出した該バッファ量MA<=バッファ量フルの判定条件を満たしているか否かを判定し、該判定条件を満たしているとき(タイミング)を移動開始タイミングとして検出する。また、マイコン11は、該判定条件を満たしていないときに、バッファ10のデータ量が、予め定められた再シーク開始容量Br以下となったタイミングを再シーク開始タイミングとして検出し、その後ステップS36の処理に進む。
マイコン11は、ステップS36の処理において、ステップS35の検出結果に基づいて、光ピックアップ3のシークを再開するか否かを判定する。マイコン11は、シークを再開しないと判定した場合(S36でNo)、ステップS37の処理に進む。そして、マイコン11は、ステップS37の処理において、ポーズ処理を実行することで、所定時間にわたって処理を休止し、その後ステップS31の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。
一方、マイコン11は、ステップS36でシークを再開すると判定した場合(S36でYes)、ステップS38の処理において、ドライバ8を制御して光ピックアップ3のシークを開始させ、その後ステップS31の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。
以上説明した図7に示す読み込み制御処理をマイコン11が実行することで、上述した図1に示す請求項中の移動停止手段P1、欠陥領域特定手段P3、移動開始タイミング検出手段P4、移動再開手段P5、第2移動再開手段P6、データ残量検出手段P7として機能することになる。そして、図7に示すフローチャート中のステップS32が移動停止手段P1、ステップS34が欠陥領域特定手段P3、ステップS35が移動開始タイミング検出手段P4、ステップS38が移動再開手段P5及び第2移動再開手段P6、ステップS31がデータ残量検出手段P7にそれぞれ相当している。
次に、上述した構成の光ディスク再生装置1の動作(作用)の一例を、図5の図面等を参照して以下に説明する。
光ディスク再生装置1は、欠陥領域Dを有する光ディスク12が挿入されると、該光ディスク12から管理情報、交替情報等を取得して前記RAM等に記憶する。光ディスク再生装置1は、利用者等からの再生要求に応じて、光ピックアップ3を読み取り開始位置に移動させて光ディスク12からデータの読み取りを開始し、図5に示すように該読み取ったデータのバッファリングを開始する。そして、光ディスク再生装置1は、期間Aが経過してバッファ10のデータ量がフルになると、光ピックアップ3の移動を停止させる。
光ディスク再生装置1は、バッファ10に蓄積されたデータを音声/映像信号処理部9によってホストコンピュータ20に徐々に出力すると、バッファ10のデータ量は徐々に減少する(期間B)。光ディスク再生装置1は、データ残量が減少する期間B中は、所定間隔毎に上述したバッファ量算出式を用いてバッファ10のバッファ残量を算出し、該バッファ残量がバッファ量フル以下になったか否かを判定する。
そして、光ディスク再生装置1は、該算出したバッファ残量がバッファ量フル以下になっていないときに、バッファ10のデータ残量が再シーク開始容量Br以下であると判定した場合、このタイミングを再シーク開始タイミングとして検出し、光ピークアップ3のシークを再開させる。これにより、バッファ10には光ピックアップ3によって読み取られたデータが追加格納されるため、バッファ10のデータ量は徐々に増加することになる。
また、光ディスク再生装置1は、該算出したバッファ残量がバッファ量フル以下になっていると判定した場合、図5中に示す時点を移動開始タイミングRとして検出し、光ピークアップ3のシークを再開させる。これにより、バッファ10のデータ量は徐々に増加することになる。そして、光ディスク再生装置1は、図5中の時間Tdにおいて、光ピックアップ3が光ディスク12の欠陥領域Dに到達すると、前記RAM等の交替情報に基づいて交替領域E22,E23の中から欠陥領域Dに対応した領域を特定し、光ピックアップ3を該交替領域E22,E23に向けて移動させる。
光ディスク再生装置1は、光ピックアップ3が時間Tsに交替領域E22,E23に到達すると、該光ピックアップ3によって交替領域E22,E23からデータを読み取ってバッファ10に追加格納する。光ディスク再生装置1は、時間Teにおいて、その交替領域E22,E23からのデータ読み取りが終了すると、ユーザデータ領域E21の読み取り再開位置まで光ピックアップ3を移動させる。光ディスク再生装置1は、この時間Teからバッファ10のデータ残量がなくなる時間Trまでの期間D内に光ピックアップ3をユーザデータ領域E21に辿り着かせる確率を向上させることができる。
以上説明した光ディスク再生装置1は、光ピックアップ3が光ディスク12の欠陥領域に移動したときに、バッファに所定量のデータを格納した状態となるように光ピックアップ3の移動を開始させることを可能としたから、欠陥領域Dと交替領域E22,E23との間を光ピックアップ3が移動しても、バッファ10には十分なデータが格納されているため、該交替処理中にバッファ10のデータがなくなることを低減させることができる。従って、光ディスク12の交替処理によるバッファアンダーフローの発生の低減に貢献することができるため、出力する映像や音声の途切れを抑制することができる。また、バッファアンダーフローが発生したとしても、バッファアンダーフローの時間を従来よりも短くすることができるため、映像や音声の途切れ時間を短くすることができる。
また、光ディスク再生装置1は、開始タイミングRを検出する前に、バッファ10のデータ量が所定残量Brまで減少すると、光ピックアップ3の移動を再開させるようにしたことから、予め定める再シーク開始容量Brに欠陥領域等を考慮して設計する必要がなくなるため、光ピックアップ3の効率的な移動制御に貢献することができる。
さらに、光ディスク再生装置1は、バッファ10のデータ量の減少中に、移動を再開させた光ピックアップ3が欠陥領域Dに辿りついたときのデータ残量をマイコン11によって算出し、該データ残量が所定量である再シーク開始容量Brとなったタイミングを移動開始タイミングとして検出するようにしたことから、算出式、換算テーブル、等によってバッファ10のデータ残量を算出することができるため、処理の複雑化を回避することができる。従って、バッファ10の容量を必要以上に大きくする必要がなくなり、コストダウンに貢献することができる。
なお、上述した実施例では、本発明の記録媒体再生装置が光ディスク再生装置1である場合について説明した。これに代えて、記録媒体再生装置をオーディオ装置、カーナビゲーション装置、等の各種電子機器によって実現することができる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 記録媒体再生装置(光ディスク再生装置)
3 読み取り手段(光ピックアップ)
9 出力手段(音声/映像信号処理部)
10 バッファ
12 記録媒体(光ディスク)
P1 移動停止手段
P2 交替情報取得手段
P3 欠陥領域特定手段
P4 移動開始タイミング検出手段
P5 移動再開手段
P6 第2移動再開手段
P7 データ残量検出手段

Claims (5)

  1. 記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して相対的に移動して、前記記録領域及び前記交替領域からデータを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段が読み取ったデータを格納するバッファと、前記バッファに格納されたデータを出力する出力手段と、を有する記録媒体再生装置において、
    前記出力手段が出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる移動停止手段と、
    前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する交替情報取得手段と、
    前記交替情報取得手段が取得した交替情報に基づいて、前記記録領域の欠陥領域を特定する欠陥領域特定手段と、
    前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する移動開始タイミング検出手段と、
    前記移動開始タイミング検出手段によって検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる前記移動再開手段と、
    を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 前記移動開始タイミング検出手段が移動開始タイミングを検出していない状態で、前記バッファのデータ量が予め定められた所定残量まで減少したときに前記読み取り手段の移動を再開させる第2移動再開手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。
  3. 前記バッファに格納されているデータ量の減少中に、移動を再開させたときの前記読み取り手段が前記欠陥領域に辿りついたときの前記バッファのデータ残量を算出するデータ残量算出手段を有し、
    前記移動開始タイミング検出手段が、前記データ残量算出手段によって算出したデータ残量が前記所定量となったタイミングを前記移動開始タイミングとして検出する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体再生装置。
  4. 記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して読み取り手段を相対的に移動させ、前記記録領域及び前記交替領域からバッファが所定量となるデータを読み出して格納し、該バッファに格納されたデータを出力する記録媒体再生方法において、
    前記データを出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる過程と、
    前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する過程と、
    前記取得した交替情報に基づいて前記記録領域の欠陥領域を特定する過程と、
    前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する過程と、
    前記検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる過程と、
    を有することを特徴とする記録媒体再生方法。
  5. 記録領域と該記録領域の欠陥領域と交替する交替領域とを有する記録媒体に対して相対的に移動して、前記記録領域及び前記交替領域からデータを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段が読み取ったデータを格納するバッファと、前記バッファに格納されたデータを出力する出力手段と、を有する記録媒体再生装置のコンピュータを、
    前記出力手段が出力するよりも速い速度で前記読み取り手段が前記データを読み取って、前記バッファに所定量のデータが格納されたときに前記読み取り手段の移動及び読み取りを停止させる移動停止手段と、
    前記欠陥領域と前記交替領域とを関連付ける交替情報を前記記録媒体から取得する交替情報取得手段と、
    前記交替情報取得手段が取得した交替情報に基づいて、前記記録領域の欠陥領域を特定する欠陥領域特定手段と、
    前記読み取り手段が前記欠陥領域に移動したときに、前記バッファに格納されるデータ量が前記所定量近傍となる前記読み取り手段の移動開始タイミングを予め検出する移動開始タイミング検出手段と、
    前記移動開始タイミング検出手段によって検出された移動開始タイミングで、前記移動停止手段が停止させた前記読み取り手段の移動を開始させて前記読み取りを再開させる前記移動再開手段と、
    して機能させるための記録媒体再生プログラム。
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