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JP2010174074A - 銅配線半導体用洗浄剤 - Google Patents

銅配線半導体用洗浄剤 Download PDF

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JP2010174074A
JP2010174074A JP2009015876A JP2009015876A JP2010174074A JP 2010174074 A JP2010174074 A JP 2010174074A JP 2009015876 A JP2009015876 A JP 2009015876A JP 2009015876 A JP2009015876 A JP 2009015876A JP 2010174074 A JP2010174074 A JP 2010174074A
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hydroxide
copper
copper wiring
ffm
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JP2009015876A
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Tsutomu Kojima
努 小嶋
Mutsumi Nakanishi
睦 中西
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

【課題】 銅配線にスクラッチを生じると配線の断線による導電不良を引き起こす。そこで銅配線にスクラッチを生じさせない(スクラッチ抑制効果がある)銅配線半導体用洗浄剤を提供する。
【解決手段】 第4級アンモニウムヒドロキシド、アミン、有機酸を含有し、pHがアルカリ性であって、銅がめっきされたシリコンウエハー(C)の銅表面の洗浄剤中での静止摩擦力であって、原子間力顕微鏡とカンチレバーを使用して測定した静止摩擦力が400nNである銅配線半導体用洗浄剤を用いて洗浄する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、 本発明は、銅配線半導体用の水系の洗浄剤に関する。
従来よりCMP(化学的機械的研磨)工程後に半導体基板上および素子を洗浄するための洗浄液として、非イオン界面活性剤、キレート剤、キレート促進剤とを含有してなることを特徴とする半導体基板用洗浄液が知られている(特許文献1)。
特開2004−235619号公報
しかし、上記の洗浄剤を用いて銅配線を有する半導体基板または半導体をCMP工程後に洗浄した場合は、半導体等の銅配線にスクラッチが生じる等の問題点がある。
銅配線にスクラッチが生じると、半導体配線の断線による導電不良を引き起こす。この問題は、半導体等が多層配線基板の場合、層間配線、特に層と層との間に設けられたVIAと呼ばれる連結部において、顕著に顕れる。なお、スクラッチとはCMP後洗浄工程で、CMP工程で残留した砥粒(シリカ等)と銅表面がこすれることによって生じるキズである。
そこで、本発明は、銅配線にスクラッチを生じさせない(スクラッチ抑制効果がある)銅配線半導体用洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成するべく検討を行った結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、4級アンモニウムヒドロキシド(A)、アミン(B)および水を必須成分とし、25℃でのpHが3.0〜14.0である銅配線半導体用洗浄剤であって、銅がめっきされたシリコンウェハー(C)の銅表面の洗浄剤中での静止摩擦力Ftが400nN以下であることを特徴とする銅配線半導体用洗浄剤(D)である。
本発明の銅配線半導体用の洗浄剤は、スクラッチ抑制効果に優れ、本発明の銅配線半導体用洗浄剤を用いて半導体を製造すると、半導体の断線による導電不良を防止できる。
本発明の静止摩擦力を求めるためのフリクショナルカーブのチャート図を例示する。 縦軸が電圧値(nm)、横軸が微小変位(nm)を示す。 カンチレバーがたわんだ様子を示している。 カンチレバーがねじれた様子を示している。
本発明の銅配線半導体用洗浄剤(D)は、4級アンモニウムヒドロキシド(A)、アミン(B)および水を必須成分とし、25℃でのpHが3.0〜14.0である。
そして、この洗浄液中に、銅がめっきされたシリコンウエハー(C)を浸漬し、原子間力顕微鏡(AFM)とカンチレバーを使用して測定したときの銅表面の静止摩擦力Ftが400nN以下であることを特徴とする。
この銅表面の静止摩擦力Ftについては、測定方法、算出方法を後に詳述する。
第1成分の4級アンモニウムヒドロキシド(A)は下記一般式(1)で表される。

〔 NR 〔 OH 〕 (1)

上記一般式(1)において、4個のRはそれぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキル基、またはその一部が水酸基で置換されている炭素数1〜4のアルキル基である。
が無置換のアルキル基の場合、半導体基板や半導体素子に対する洗浄性(研磨粒子等の除去性)の観点から、その炭素数は1〜4が好ましく、さらに好ましくは1〜3、特に好ましくは1〜2である。また、Rが水酸基で置換されているアルキル基の場合の炭素数は、1〜4が好ましく、さらに好ましくは1〜3、特に好ましくは2〜3である。
一般式(1)で表される4級アンモニウムヒドロキシド(A)としては、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド(A1)、(ヒドロキシアルキル)トリアルキルアンモニウムヒドロキシド(A2)、ビス(ヒドロキシアルキル)ジアルキルアンモニウムヒドロキシド(A3)及びトリス(ヒドロキシアルキル)アルキルアンモニウムヒドロキシド(A4)が挙げられる。
テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド(A1)としては、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、モノメチルトリエチルアンモニウムヒドロキシド、ジメチルジエチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルモノエチルアンモニウムヒドロキシド、モノメチルトリプロピルアンモニウムヒドロキシド、ジメチルジプロピルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルモノプロピルアンモニウムヒドロキシド、モノメチルトリブチルアンモニウムヒドロキシド、ジメチルジブチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルモノブチルアンモニウムヒドロキシド、モノエチルトリプロピルアンモニウムヒドロキシド、ジエチルジプロピルアンモニウムヒドロキシド、トリエチルモノプロピルアンモニウムヒドロキシド、モノエチルトリブチルアンモニウムヒドロキシド、ジエチルジブチルアンモニウムヒドロキシド、トリエチルモノブチルアンモニウムヒドロキシド、モノプロピルトリブチルアンモニウムヒドロキシド、ジプロピルジブチルアンモニウムヒドロキシド及びトリプロピルモノブチルアンモニウムヒドロキシド等が含まれる。
ヒドロキシアルキル)トリアルキルアンモニウムヒドロキシド(A2)としては、コリン{(2−ヒドロキシエチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド}、(2−ヒドロキシエチル)トリエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシエチル)ジメチルエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシエチル)メチルジエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシエチル)トリプロピルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシエチル)トリブチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシプロピル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシプロピル)トリエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシプロピル)メチルジエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシプロピル)ジメチルエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシプロピル)トリプロピルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシプロピル)トリブチルアンモニウムヒドロキシド、(4−ヒドロキシブチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド、(4−ヒドロキシブチル)トリエチルアンモニウムヒドロキシド、(4−ヒドロキシブチル)ジメチルエチルアンモニウムヒドロキシド、(4−ヒドロキシブチル)メチルジエチルアンモニウムヒドロキシド、(4−ヒドロキシブチル)トリプロピルアンモニウムヒドロキシド、(4−ヒドロキシブチル)トリブチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシブチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシブチルトリエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシブチル)ジメチルエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシブチル)メチルジエチルアンモニウムヒドロキシド、(2−ヒドロキシブチル)トリプロピルアンモニウムヒドロキシド及び(2−ヒドロキシブチル)トリブチルアンモニウムヒドロキシド等が含まれる。
ビス(ヒドロキシアルキル)ジアルキルアンモニウムヒドロキシド(A3)としては、ビス(2−ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシエチル)ジエチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシエチル)メチルエチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシプロピル)メチルエチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(4−ヒドロキシブチル)ジメチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(4−ヒドロキシブチル)ジエチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(4−ヒドロキシブチル)メチルエチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシブチル)ジメチルアンモニウムヒドロキシド、ビス(2−ヒドロキシブチル)ジエチルアンモニウムヒドロキシド及びビス(2−ヒドロキシブチル)メチルエチルアンモニウムヒドロキシド等が含まれる。
トリス(ヒドロキシアルキル)アルキルアンモニウムヒドロキシド(A4)としては、トリス(2−ヒドロキシエチル)メチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキシエチル)エチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキシエチル)プロピルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキシエチル)ブチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキプロピル)メチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキプロピル)エチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキプロピル)プロピルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキプロピル)ブチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(4−ヒドロキブチル)メチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(4−ヒドロキブチル)エチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(4−ヒドロキブチル)プロピルアンモニウムヒドロキシド、トリス(4−ヒドロキブチル)ブチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキブチル)メチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキブチル)エチルアンモニウムヒドロキシド、トリス(2−ヒドロキブチル)プロピルアンモニウムヒドロキシド及びトリス(2−ヒドロキブチル)ブチルアンモニウムヒドロキシド等が含まれる。
これらのうち、洗浄性とスクラッチ抑制効果等の観点から、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド(A1)及び(ヒドロキシアルキル)トリアルキルアンモニウムヒドロキシド(A2)が好ましく、特に好ましくはテトラアルキルアンモニウムヒドロキシド(A1)である。
第4級アンモニウムヒドロキシド(A)の含有量は、洗浄性、スクラッチ抑制効果等の観点から、第4級アンモニウムヒドロキシド(A)、アミン(B)、水及び有機酸(E)の合計重量に基づいて、0.01〜10重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜5重量%、特に好ましくは0.01〜3重量%である。
本発明における第2の必須成分のアミン(B)は下記一般式(2)で表される脂肪族アミンである。
NR (2)
一般式(2)において、Rはそれぞれ独立に水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を表す。
脂肪族アミンとしては、炭素数1〜6のアルキルアミン、炭素数2〜6のアルカノールアミン、炭素数2〜5のアルキレンジアミン、分子内にアミノ基を3〜5個含むポリアルキレンポリアミン等が含まれる。
アルキルアミンとしては、炭素数C1〜6のモノアルキルアミン{(メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン及びヘキシルアミン等)}及び炭素数2〜6のジアルキルアミン{(ジメチルアミン、エチルメチルアミン、プロピルメチルアミン、ブチルメチルアミン、ジエチルアミン、プロピルエチルアミン及びジイソプロピルアミン等)}炭素数2〜6のトリアルキルアミン{(トリメチルアミン、エチルジメチルアミン、ジエチルメチルアミン、トリエチルアミン、トリn−プロピルアミン、トリn−ブチルアミン等)}が含まれる。
アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、ジエチルアミノエタノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、N−(アミノエチル)エタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール等が含まれる。
アルキレンジアミンとしては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン及びヘキサメチレンジアミン等が含まれる。
アミノ基を3〜5個含むポリアルキレンポリアミンとしては、炭素数が2〜5個のアルキレン基を含むもので、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ヘキサメチレンヘプタミン、イミノビスプロピルアミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン及びペンタエチレンヘキサミン等が含まれる。
これらのアミン(B)のうち、スクラッチ抑制の観点から、好ましくはアルカノールアミンであり、さらに、錯化作用の観点等から、モノエタノールアミン、トリエタノールアミンが好ましい。
アミン(B)の含有量は、洗浄性及びスクラッチ抑制の観点から、4級アンモニウムヒドロキシド(A)、アミン(B)、水およびカルボン酸(E)の合計重量に基づいて、0.001〜3重量%が好ましく、さらに好ましくは0.001〜2重量%、特に好ましくは0.001〜1重量%である。
水としては、特に限定されないが、JIS K0552−1994に準拠して測定される電気伝導率が0.055〜1μS/cmの水が好ましく、さらに好ましくは0.056〜0.1μS/cm、特に好ましくは0.057〜0.08μS/cmの水である。この範囲であると、洗浄性がさらに優れる。
本発明の銅配線半導体用の水系洗浄剤は、4級アンモニウムヒドロキシド(A)とアミン(B)以外に、さらに有機酸(E)を併用することにより、摩擦力が低減でき、スクラッチを抑制することができる。
併用することにより摩擦力が低減でき、スクラッチ抑制できる効果が期待できる有機酸(E)としては、ぎ酸、酢酸等のモノカルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等のジカルボン酸、;トリメリト酸、トリカルバリリル酸等のトリカルボン酸;ヒドロキシ酪酸、乳酸、サリチル酸等のオキシモノカルボン酸;リンゴ酸、没食子酸、アスコルビン酸、酒石酸等のオキシジカルボン酸;クエン酸等のオキシトリカルボン酸;アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノカルボン酸等が挙げられる。
これらのうち、銅腐食抑制の観点から有機酸が好ましく、さらに洗浄性及び銅腐食抑制の観点からオキシカルボン酸が好ましく、さらに銅腐食抑制の観点からオキシトリカルボン酸がこのましく、特にこのましくはクエン酸である。
有機酸(E)の含有量は、洗浄性及びスクラッチ抑制効果等の観点から、4級アンモニウムヒドロキシド(A)、アミン(B)及び水及びカルボン酸(E)の重量に基づいて、0.01〜10.0重量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜5.0重量%、特に好ましくは0.01〜2.0重量%である。
pHは銅腐食抑制の観点から、25℃でのpHが3.0〜14.0が好ましく、さらに好ましくは7.0〜14.0、特に好ましくは8.0〜13.0である。
本発明でフリクショナルカーブから静止摩擦力を求める。
フリクショナルカーブのチャート図を図1として例示する。
このチャート図は縦軸が電圧値(nm)、横軸が微小変位(nm)を示す。
図2は、カンチレバーがたわんだ様子を示している。
カンチレバーがたわんだ微小変位をΔX[nm]、たわみ角度変位をθDIF[rad]、カンチレバーの長さをL[μm]と表す。
図3は、カンチレバーがねじれた様子を示している。
探針の長さをd[μm]、ねじれ角度変位をθFFM[rad]、カンチレバーがねじれた微小変位をΔX[nm]を表す。
カンチレバーは、図2のように、微小変位ΔXたわんだり、図3のように、ねじれたりする。
図2と図3で、微小変位ΔXを生じた場合の角度変位θをたわみとねじれで表すと、たわみ変位θDIFおよびねじれ変位θFFMはそれぞれ次のようになる。
θDIF[rad]=ΔX[nm]×10−9/L[μm]×10―6=(ΔX/L)×10−3
θFFM[rad]=ΔX[nm]×10−9/d[μm]×10―6=(ΔX/d)×10−3
ここで、たわみ感度SDIFは、ΔX=1nmのたわみ変位に対する検出器の垂直方向の信号差である。
従って、たわみ検出の電気系のゲインをGDIF、レバーから検出器までの距離などの光学系で決まる補正定数をKとすると、以下の式で表される。
DIF[mV/nm]=K×GDIF×θDIF=K×GDIF/L×10−3
同様にねじれ感度SFFM[mV/nm]は、ΔX=1nmのねじれ変位に対する検出器の水平方向の信号差である。従って、ねじれ検出の電気系のゲインをGFFMとすると、光学系はたわみもねじれも全く同じなのでKは共通となり、以下の式で表される。
FFM[mV/nm]=K×GFFM×θFFM=K×GFFM/d×10−3
ここで、SDIFは実測が可能なので、SFFMは、SDIFを使って次のように表せる。
FFM[mV/nm]=(GFFM/GDIF)×(L/d)×SDIF
微小変位ΔXを生じた場合のフリクショナルカーブの電圧値であるFFMをフリクショナルカーブ往復の差の半値とすると、FFMはねじれ感度SFFMを使って以下の式で表される。
FFM[mV]=SFFM[mV/nm]×ΔX[nm]
一方、摩擦力Ftは、ねじれのバネ定数をCt[N/m]とすると、以下の式で表される。
Ft[N]=Ct[N/m]×ΔX[nm]×10−9
これらの2式より、FtはCtとSFFMとFFMで表される。
Ft[N]=Ct[N/m]/SFFM[mV/nm]×FFM[mV]×10−9(1)
従って、SFFMとFFMを実測することにより、本発明の静止摩擦力Ftを算出することができる。
<電話で打ち合わせたように、このままにしておきます。>↓
銅がめっきされたシリコンウェハー(C)とは、半導体基板上に銅がめっきされたウェハを表す。
半導体基板とは、シリコン(以下、Siと表記する)または炭化珪素(以下、SiCと表記する)上に、二酸化珪素(以下、SiOと表記する)、炭素をドープした酸化珪素(以下、SiOCと表記する)及びSiOC内に空孔があるポーラスSiOCからなる群から選ばれる1種以上の化合物が積層している基板である。
これらのうち、市場で一番よく用いられている基板であるという観点から、Si上にSiO、SiOC(ポーラスSiOCを含む)が積層しているものが好ましく、さらに好ましくはSi上にSiOC(ポーラスSiOCを含む)が積層したものである。
半導体基板の厚みは0.1mm〜2mmが好ましく、さらに好ましくは0.3mm〜1.5mmである。
半導体基板の銅めっきの厚みは1nm〜1mmが好ましく、さらに好ましくは10nm〜1μmである。
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、特に定めない限り、%は重量%、部は重量部を示す。
実施例1
ポリエチレン製容器に水96.67部を加えた後、25%テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド水溶液(A−1)(商品名:「TMAH25%」;多摩化学製)を3.2部加え、モノエタノールアミン(B−1)0.03部を加え、クエン酸(D−1)を0.1部加える。25℃でマグネチックスターラーにより5分間撹拌し、本発明の銅配線半導体用洗浄剤(D−1)を配合した。
実施例2
実施例1において、クエン酸をシュウ酸とした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−2)を得た。
実施例3
実施例1において、クエン酸をアクリル酸とした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−3)を得た。
実施例4
実施例1において、モノエタノールアミンをトリエタノールアミンとした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−4)を得た。
実施例5
実施例4において、クエン酸をシュウ酸とした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−5)を得た。
実施例6
実施例4において、クエン酸をアクリル酸とした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−6)を得た。
実施例7
実施例1において、クエン酸を添加しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−7)を得た。
実施例8
実施例4において、クエン酸を添加しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の洗浄剤(D−8)を得た。
比較例1
実施例1において、モノエタノールアミンを添加しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための洗浄剤(D’−1)を得た。
比較例2
実施例3において、モノエタノールアミンを添加しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための洗浄剤(D’−2)を得た。
比較例3
実施例1において、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシドを添加しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための洗浄剤(D’−3)を得た。
比較例4
実施例6において、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシドを添加しない以外は、実施例1と同様な操作を行い、比較のための洗浄剤(D’−4)を得た。
実施例1〜8で作成した本発明の洗浄剤(D−1)〜(D−8)、および比較例1〜4で作成した比較のための洗浄剤(D’−1)〜(D’−4)の(1)pH、(2)静止摩擦力、(3)銅表面のラフネスを以下の方法で測定した。
その結果を表1に示す。
Figure 2010174074
<pHの測定>
pHメーターを用いて25℃で測定した。
<静止摩擦力の測定>
静止摩擦力は、前述した方法で測定した。
なお、AFM装置はエスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社製の「E−sweep」、型番SPI4000を使用し、カンチレバーは「Rect Wide40 Leng100」を用いた。なお、測定範囲は10nmである。
静止摩擦力の測定結果から、下記の判定基準により表1に示す。
◎:400nN未満
○:400nN以上、600nN未満
×:600nN以上
<銅表面のラフネスの測定>
同上のAFM装置を使用し、カンチレバーは「DFM40N/m」を用いて、測定範囲は20μm×20μm、測定ポイントは256×256ヶ所で銅表面のラフネス(表面粗さ)を測定した。
なお、銅表面のラフネスは銅をめっきしたシリコンウェハー(C)を研磨した後のウェハを用いて測定した。
◎:中心線平均表面粗さ←<ここでの測定値はRaと呼ばれている表面粗さの定義を使用しています。Raとは中心線平均粗さが定義です。>が0.7nm未満
○:0.7nm以上、1.0nm未満
×:1.0nm以上
表1から明らかなように、実施例1〜8の本発明の洗浄剤はいずれも、静止摩擦力と銅表面のラフネスで優れた性能を示した。
一方、アミン成分を含まない比較例1と2、および第4級アンモニウムヒドロキシドを含まない比較例3と4は静止摩擦力と銅表面のラフネスが不十分であることがわかる。
本発明の銅配線半導体用洗浄剤は、静止摩擦力が優れているため、スクラッチ低減としても有用である。また、本発明の銅配線半導体用洗浄剤は、CMP後洗浄剤として有用である。
ΔX:たわみ微小変位[nm]またはねじれ微小変位[nm]
θDIF:たわみ変位角度[rad]
θFFM:ねじれ変位角度[rad]
L:カンチレバーの長さ[μm]
d:探針の長さ[μm]

Claims (6)

  1. 4級アンモニウムヒドロキシド(A)、アミン(B)および水を必須成分とし、25℃でのpHが3.0〜14.0である銅配線半導体用洗浄剤であって、銅がめっきされたシリコンウエハー(C)の銅表面の洗浄剤中での下記測定方法による静止摩擦力Ftが400nN以下であることを特徴とする銅配線半導体用洗浄剤(D)。
    静止摩擦力(Ft)の測定方法:洗浄液中に銅がめっきされたシリコンウエハー(C)を浸漬し、原子間力顕微鏡とカンチレバーを使用して測定し、銅表面の静止摩擦力を下記数式(1)から算出する。
    Ft(N)=Ct/SFFM×FFM×10−9/S (1)
    但し、Ct(N/m)はねじれのバネ定数;FFM(mV)はねじれ変位の電圧値;
    FFM(mV/nm)はねじれ感度を表す。
  2. 該アミン(B)が脂肪族アミン(B1)である請求項1記載の銅配線半導体用洗浄剤。
  3. 洗浄剤 として使用時の アミン(B)の含有量が0.001〜10重量%である請求項1または2記載の銅配線半導体用洗浄剤。
  4. さらに有機酸(E)を含有する請求項1〜3いずれか記載の銅配線半導体用洗浄剤。
  5. 該有機酸(E)がカルボン酸(E1)である請求項1〜4いずれか記載の銅配線半導体用洗浄剤。
  6. 請求項1〜5のいずれか記載の銅配線半導体用洗浄剤(D)で洗浄することを特徴とする半導体基板または半導体素子の製造方法。
JP2009015876A 2009-01-27 2009-01-27 銅配線半導体用洗浄剤 Pending JP2010174074A (ja)

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