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JP2010170749A - コネクタ - Google Patents

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JP2010170749A
JP2010170749A JP2009010398A JP2009010398A JP2010170749A JP 2010170749 A JP2010170749 A JP 2010170749A JP 2009010398 A JP2009010398 A JP 2009010398A JP 2009010398 A JP2009010398 A JP 2009010398A JP 2010170749 A JP2010170749 A JP 2010170749A
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JP
Japan
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connector
lock arm
housing
slide member
displacement member
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Application number
JP2009010398A
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English (en)
Inventor
Nobusuke Otsu
信亮 大津
Takehiro Hayashi
武弘 林
Kenji Abe
健治 阿部
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Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics Japan GK
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】狭い空間でも容易かつ確実に嵌合を解除することができるコネクタを低コストで提供することを目的とする。
【解決手段】プラグ側のコネクタ10のハウジング100に対し、スライド部材300を、リセプタクル側のコネクタ40に対するコネクタ10の挿抜方向にスライド移動可能に設け、スライド部材300と、ハウジング100のロックアーム110とを、糸状のロックアーム変位部材400により連結した。スライド部材300をハウジング100から後方に離間する方向にスライドさせ、ハウジング100およびガイド部材200に対しロックアーム変位部材400を変位させる。その変位方向は、ガイド部材200の貫通孔204の出口において変換され、これによって、ロックアーム110の係止突起111がハウジング100の内方に変位し、係止突起111の段部43との係合が解除される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ等の線状体の接続に用いられるコネクタに関する。
周知の通り、光ファイバや電線を、他の光ファイバや電線、あるいは各種の機器に接続するには、コネクタが用いられている。図7(a)に示すように、光ファイバや電線の端部に設けられたオス型またはメス型のコネクタ1は、他の光ファイバや電線あるいは各種の機器等に設けられたメス型またはオス型のコネクタ2に嵌合する。そして、コネクタ1とコネクタ2との嵌合を維持できるよう、ロック機構を備える。
このようなロック機構は、一般に、コネクタ1に弾性変形可能なカンチレバー(片持ち梁)状のロックアーム3を設け、コネクタ2にロックアーム3が係合する係合段部4を設ける。ロックアーム3は、コネクタ1の外周面に露出する押圧部5を備え、この押圧部5を押圧することで、ロックアーム3の係合段部4への係合を解除し、コネクタ1をコネクタ2との嵌合状態から解除できるようになっている。
また、ロックアーム3の係合段部4への係合を解除するために、ロックアーム3を直接押圧することなく、ロック解除具を用いる技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−71888号公報
しかしながら、ロックアーム3に設けられた押圧部5により、ロックアーム3の係合段部4への係合を解除する構造では、図7(b)に示すように、コネクタ1の近傍に、突起6等の障害物があった場合、押圧部5と突起6等の障害物との間に指を入れるのが困難となり、押圧部5を指で押圧してコネクタ1のコネクタ2への嵌合状態を解除することができず、コネクタ1をコネクタ2から引き抜くことができなくなることがある。
一方、特許文献1に記載の技術によれば、ロック解除具の後端が、コネクタの後方に延びている。したがって、図7(b)に示したように突起6等の障害物があっても、コネクタ1の解除動作自体は行うことが可能となっている。
しかし、ロック解除具でロックアーム3を確実に操作するため、ロックアーム3の先端部と、ロック解除具の先端部とを、高精度で加工しなければならず、それには手間とコストが掛かるという問題がある。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、狭い空間でも容易かつ確実に嵌合を解除することができるコネクタを低コストで提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明は、光ファイバまたは電線からなる線状体を受容するコネクタであって、線状体を受容する受容開口を有したハウジングと、ハウジングに設けられ、他の線状体または機器に設けられた他のコネクタと嵌め合う嵌め合い部と、ハウジングに設けられ、嵌め合い部が他のコネクタに嵌め合った状態を維持するため、ハウジングから一方向に延伸し、その先端部に他のコネクタに係止可能な係止突起を有したロックアームと、係止突起以外の延伸部分においてロックアームに一端が連結され、ロックアームを弾性変形させることで係止突起をハウジングの内方に向けて変位させる変位部材と、を備えることを特徴とする。
このようなコネクタは、外力により変位部材を変位操作してロックアームを弾性変形させると、係止突起がハウジングの内方に向けて変位する。すると、他の線状体または機器に設けられた他のコネクタとロックアームとの係止が解除され、ハウジングの嵌め合い部における嵌め合いを解除できる。
ここで、変位部材は、係止突起以外の延伸部分においてロックアームに一端が連結されている。係止突起の部分において変位部材を連結しようとした場合、ロックアームや変位部材の加工や組立に高い精度が要求されてしまうが、係止突起以外の延伸部分で連結することで、これを回避できる。
ロックアームに対する変位部材の連結位置は、係止突起以外の延伸部分であればいかなる位置であっても良いが、ロックアームの中間部に、ロックアームを外力により押圧するための押圧凸部が形成されている場合に、変位部材は、係止突起と押圧凸部との間の領域にてロックアームに連結するのが好ましい。変位部材は、押圧凸部よりも係止突起側、すなわちロックアームの先端部側にて連結されることになり、より大きなモーメントでロックアームを弾性変形させやすい。
ロックアームは、いかなる形状であっても良いが、基端部側から規定長の位置に段部が形成され、段部よりも基端部側の断面積に対し、段部よりも先端部側の断面積が小さく形成されたものとし、変位部材は、段部にてロックアームに連結するのが好ましい。
ロックアームの段部よりも先端部側の断面積が小さく形成されることで、先端部側は基端部側よりも弾性変形しやすくなる。さらに、変位部材は、段部にてロックアームに連結することで、変位部材のロックアームに対する位置決めが容易となる。
このような変位部材は、その機能を果たすことができるのであれば、例えばリンクを有したロッド等であっても良いが、実際的には、繊維質の糸状体またはワイヤを採用するのが好ましい。特に、ケブラー(登録商標)等の、引張強度の高い糸状体を用いるのが好ましい。
このような糸状体やワイヤは、柔軟性を有するので、その取り回しの自由度が高く、またロックアーム等への連結も行いやすい。すなわち、糸状体またはワイヤは、巻き付け、結び付け、または環状にした部分を係止することでロックアームに連結することができる。
コネクタに、他のコネクタに対するコネクタの挿抜方向に沿ってスライド移動可能なスライド部材を設け、変位部材は、スライド部材に他端を連結することができる。これにより、変位部材は一端がロックアームに連結され、他端がスライド部材に連結される。したがって、スライド部材の方向へのスライド移動により、ロックアームを弾性変形させて、係止突起をハウジングの内方に向けて変位させ、他の線状体または機器に設けられた他のコネクタとの係止解除操作を行うことができる。
このとき、スライド部材を、他のコネクタからコネクタを引き抜く方向にスライド移動させたときに、変位部材によりロックアームを引っ張ることでハウジングの内方に向けて弾性変形させるのが好ましい。これにより、コネクタの周囲に干渉物があった場合にも、スライド部材を引っ張ることができるスペースのみ確保できればよい。したがって、スライド部材は、コネクタにおいて、他のコネクタから離間する側に設けるのが好ましい。
ハウジングに装着され、スライド部材のスライド方向を規制するガイド部材をさらに備えることもできる。このようなガイド部材は、既存のハウジングにスライド部材を設ける場合に、スライド部材をスライド自在に設けるために有効である。
そして、スライド部材をコネクタの挿抜方向に沿ってスライド移動させたときに、スライド部材とともに同じ方向に変位する変位部材の変位方向を、ガイド部材により、係止突起をハウジングの内方に向けて変位させる方向に変換する。
また、スライド部材に、このスライド部材をコネクタの挿抜方向にスライド移動させるときに保持するための保持凹部を形成するのが好ましい。ここで、線状体がコネクタにおいて一方向に並列している場合、保持凹部は、線状体の並列方向とは異なる方向に形成するのが好ましい。これにより、一方向に並列した線状体を挟みこむ方向からスライド部材の保持凹部を保持して、スライド部材のスライド操作を行うことができる。
本発明によれば、変位部材は、係止突起以外の延伸部分においてロックアームに一端が連結されているので、係止突起の部分において変位部材を連結しようとした場合のように、加工や組立に高い精度が要求されてしまうこともなく、ロックアームと変位部材を確実に連結することができる。その結果、コネクタの加工や組み立てに要する手間とコストを抑えることができる。
また、変位部材として、ケブラー(登録商標)等の、引張強度の高い糸状体を用いることで、取り回しの自由度が高く、またロックアーム等への連結も行いやすい。
さらに、コネクタに、他のコネクタに対するコネクタの挿抜方向に沿ってスライド移動可能なスライド部材を設け、変位部材をスライド部材に連結することで、変位部材によりロックアームとスライド部材を連結することができる。
加えて、ハウジングに装着され、スライド部材のスライド方向を規制するガイド部材をさらに備え、スライド部材をコネクタの挿抜方向に沿ってスライド移動させることで、スライド部材とともに同じ方向に変位する変位部材の変位方向を、ガイド部材により、係止突起をハウジングの内方に向けて変位させる方向に変換することができる。
これにより、スライド部材の前記方向へのスライド移動により、ロックアームを弾性変形させて、係止突起をハウジングの内方に向けて変位させ、他の線状体または機器に設けられた他のコネクタとの係止解除操作を行うことができる。スライド部材のスライド操作方向は他のコネクタに対するコネクタの挿抜方向であるので、狭い空間でも容易かつ確実に嵌合を解除することができる。
本実施の形態におけるコネクタと、当該コネクタを接続する光モジュールとを示す断面図である。 図1に示すコネクタの外観を示す斜視図である。 図1に示すコネクタにおける光ファイバの受容部を示す断面図である。 コネクタの要部を示す斜視図である。 コネクタを抜くときの一連の状態の変化を示す図であり、(a)は光モジュールにコネクタが接続された状態を示す断面図、(b)はスライド部材をスライドさせてロックアームを弾性変形させ、係止突起による係合を解除した状態を示す断面図である。 図5に続く状態を示す図であり、(a)は、コネクタを光モジュールから引き抜いた状態を示す断面図、(b)はスライド部材を離して元の位置に復帰した状態を示す断面図である。 (a)は従来のコネクタを示す図であり、(b)は干渉物によってコネクタのロック爪の解除操作を行えない場合を示す図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態におけるコネクタ10の構成を説明するための斜視図である。
図1に示すように、プラグ側のコネクタ10は、光ファイバ(線状体)20どうし、あるいは光ファイバ20を光モジュール30等のデバイスに接続するもので、リセプタクル側のコネクタ40に挿入・嵌合される。
図1、図2に示すように、コネクタ10は、光ファイバ20の端部に設けられるハウジング100と、ハウジング100に固定されるガイド部材200と、コネクタ10のコネクタ40に対する挿抜方向に沿って進退可能に設けられるスライド部材300と、から構成されている。
本実施の形態においては、コネクタ10は、2本の光ファイバ20を受容するものとするが、以下に示す構成は、1本のみ、あるいは3本以上の光ファイバ20を受容する構成にも適用可能である。
ハウジング100は、例えば樹脂製である。ハウジング100には、光ファイバ20をそれぞれ受容する2個のファイバ受容部101A、101Bが形成されている。図3に示すように、これらファイバ受容部101A、101Bには、略筒状のリセプタクルすなわち挿入開口102A、102Bが形成されている。挿入開口102A、102Bには、フェルール105が設けられている。光ファイバ20の先端部は、フェルール105に設けられた筒状の受容部に受容される。
フェルール105は、ハウジング100から筒状に延出するインサート部(嵌め合い部)106の内方に位置している。図1に示したように、インサート部106は、リセプタクル側のコネクタ40に形成された受容口41に挿入可能な断面形状を有している。受容口41には、フェルールアダプタ42が設けられており、インサート部106を受容口41に嵌合させたときに、フェルール105がフェルールアダプタ42に挿入され、プラグ側のコネクタ10とリセプタクル側のコネクタ40とにおいて、光接続がなされる。
なお、以下の説明において、ハウジング100においてインサート部106が設けられている側を「前方」あるいは「前端側」、インサート部106とは反対側の、光ファイバ20を受容する側を「後方」あるいは「後端側」と適宜称する。
図3に示したように、ハウジング100の外周面には、挿入開口102A、102Bの一部に連通するスロット103が形成されている。スロット103は、挿入開口102A、102Bに光ファイバ20を挿入したときに、スロット103内に光ファイバ20の外周面の一部が露出する。
スロット103には、挿入開口102A、102Bに挿入された光ファイバ20を保持する保持部材104が挿入される。保持部材104は、ハウジング100と同材料により形成され、例えば断面U字状、あるいはV字状をなしている。スロット103に挿入された保持部材104は、断面U字状、あるいはV字状の部分104aで、スロット103内に露出した光ファイバ20を挿入開口102A、102Bの内周面に押し付けることで、光ファイバ20の端部をハウジング100で保持する。保持部材104は、スロット103から抜けないよう、スロット103に嵌合されている。
図1、図2、図4に示すように、ハウジング100の側面100aにおいて、二つのファイバ受容部101A、101Bの間には、インサート部106を受容口41に嵌合させたときに、その嵌合状態をロックするためのロックアーム110がハウジング100と一体に形成されている。ロックアーム110は、片持ち梁状で、その基端部110aはハウジング100の後端側においてハウジング100に一体化され、ハウジング100の前端側に向けて延びている。これによりロックアーム110は、基端部110aを固定端とし、先端部110bを自由端として、ハウジング100の側面100aに直交する方向に弾性変形可能となっている。
図1に示したように、ロックアーム110の先端部110bには、係止突起111が、無負荷状態において、インサート部106から外周側に突出するよう形成されている。係止突起111は、インサート部106を受容口41に挿入したときに、受容口41の内周面に形成された段部43と係合することで、インサート部106が受容口41から抜けるのを防止する。
また、ロックアーム110の中間部には、ハウジング100の側面100aよりも突出する押圧凸部112が形成されている。この押圧凸部112を、ハウジング100の内方に向けて押圧すると、ロックアーム110の先端部110b側が基端部110a側を中心として弾性変形し、係止突起111の段部43との係合が解除され、インサート部106を受容口41から引き抜くこと、つまりプラグ側のコネクタ10を、リセプタクル側のコネクタ40から引き抜くことが可能となる。
ロックアーム110の先端部110bの係止突起111と、中間部の押圧凸部112との間において、ロックアーム110には段部113が形成されている。ロックアーム110は、段部113よりも押圧凸部112側の断面積に対し、段部113よりも係止突起111側の断面積が小さくなっている。段部113は、後述するロックアーム変位部材(変位部材)400を係止するために用いられる。したがって、この段部113に代えて、ロックアーム110にロックアーム変位部材400を係止するための係止溝等を形成しても良い。ただし、本実施の形態においては、前述の如く段部113よりも押圧凸部112側の断面積に対し、段部113よりも係止突起111側の断面積を小さくすることで、ロックアーム110の剛性を調整している。
図1、図4に示したように、ハウジング100の後端部には、ファイバ受容部101A、101Bの間に、前端部に向けて延びる穴108が形成されている。
ガイド部材200は、この穴108に挿入されてハウジング100に装着される。すなわち、ガイド部材200は、ハウジング100の後端面100bに沿うベース部201と、ベース部201から突出し、穴108に挿入される挿入ガイド部202と、ベース部201から挿入ガイド部202と平行に延び、ハウジング100の側面100aに沿うアーム部203と、が一体に形成されている。
図1に示したように、挿入ガイド部202は、穴108に挿入されたときに、ロックアーム110の下方に位置する。挿入ガイド部202は、ベース部201側の基端部202aが、穴108の断面形状に対応し、先端部202b側はロックアーム110が弾性変形したときにロックアーム110との干渉を避けるため、先端に行くに従いロックアーム110から離間する傾斜面202cとされている。
また、ベース部201および挿入ガイド部202には、光ファイバ20の延伸方向と平行に延びる貫通孔204が形成されている。貫通孔204は、ベース部201側の規定長部分が大径部204aとされ、先端部側の残部が小径部204bとされている。ガイド部材200は、挿入ガイド部202を穴108に挿入し、ベース部201がハウジング100の後端面100bに突き当たった状態で、先端部200aがロックアーム110の段部113のほぼ直下に位置する。
また、図2に示したように、アーム部203は、二つのアーム205A、205Bに分岐している。これら二つのアーム205A、205Bは、ガイド部材200をハウジング100に装着した状態で、ロックアーム110を避け、さらに、それぞれの先端部がハウジング100のスロット103を覆うよう形成されている。アーム205A、205Bの先端部には、ハウジング100に形成された係止凹部109に係止される係止爪(図示無し)が突出形成されている。
これにより、ガイド部材200は、挿入ガイド部202がハウジング100の穴108に挿入され、さらにアーム205A、205Bの先端部の係止爪がハウジング100の係止凹部109に係止されることで、ハウジング100に取り付け固定される。
スライド部材300は、ブロック状の本体301と、本体301の側面から一方の側に突出形成されたステム302とが一体形成されてなる。
本体301は、光ファイバ20、20が並列する方向と直交する方向に位置し、対となる二つの側面に湾曲面状の保持凹部303、303が形成されている。この本体301は、スライド部材300をガイド部材200に装着した状態で、二本の光ファイバ20、20の間に位置し、保持凹部303、303が、これら光ファイバ20、20の一方の側と他方の側とに臨むようになっている。
ステム302は、ガイド部材200の貫通孔204の大径部204aに挿入可能な断面形状とされている。ステム302を大径部204aに挿入すると、大径部204aと小径部204bとの境界部分の段部により、ステム302の挿入量が規制される。
このようなスライド部材300の内部には中空の空間305と、ステム302の中心軸線に沿ってステム302の先端部から空間305に連通する孔306とが形成されている。
空間305には、空間305を横切るように一方向に延びる支持軸307が形成されている。
孔306は、空間305に対し、接線方向に延びるよう形成されている。孔306は、ステム302をガイド部材200の貫通孔204に挿入したときに、小径部204bに連続する。
図2に示したように、このような空間305および孔306を有したスライド部材300は、例えば支持軸307の軸線に直交する断面に沿って二分割された分割体308A、308Bからなる。二つの分割体308A、308Bは、互いに組み合わせて接着、溶着等の各種の手段により一体に接合されている。
スライド部材300には、スライド部材300をハウジング100から後方に離間する方向にスライドさせたときに、ロックアーム110を弾性変形させ、先端部110bの係止突起111をハウジング100の内方に変位させるため、ロックアーム変位部材400が設けられている。ロックアーム変位部材400は、糸状、あるはワイヤ状であり、本実施の形態では、ケブラー(登録商標)繊維製のものを用いるのが好ましい。
このロックアーム変位部材400は、両端が輪状とされ、一端400a側の輪が支持軸307に掛けられ、他端400b側の輪がロックアーム110の段部113に掛けられている。そして、ロックアーム変位部材400は、スライド部材300の空間305から孔306、ガイド部材200の貫通孔204を通り、ガイド部材200の先端部200aの貫通孔204の出口においてその方向が変換され、ロックアーム110の段部113に至る。このとき、空間305から孔306および貫通孔204内においてロックアーム変位部材400が連続する方向と、ガイド部材200の先端部200aの貫通孔204の出口からロックアーム110の段部113に至る部分でロックアーム変位部材400が連続する方向とは、互いに直交するのが好ましい。
このような構成によれば、プラグ側のコネクタ10をリセプタクル側のコネクタ40から引き抜くときには、図5(a)に示すように、プラグ側のコネクタ10をリセプタクル側のコネクタ40に嵌合させた状態で、スライド部材300をハウジング100から後方に離間する方向にスライドさせる。このとき、スライド部材300は、並列する光ファイバ20、20の一方の側と他方の側に露出する保持凹部303、303をつまみ、プラグ側のコネクタ10をリセプタクル側のコネクタ40から引っ張る。
すると、図5(b)に示すように、ハウジング100およびガイド部材200に対し、スライド部材300のみが後方に移動する。すると、スライド部材300と一体に支持軸307がスライドし、一端400aが支持軸307に掛けられたロックアーム変位部材400が、その長さ方向、すなわち後方に変位する。
すると、ロックアーム変位部材400の変位方向は、ガイド部材200の先端部200aの貫通孔204の出口において変換され、これによって、ロックアーム110の先端部110bの係止突起111がハウジング100の内方に変位される。その結果、係止突起111の段部43との係合が解除される。
その状態から、スライド部材300をさらに同じ方向に引っ張ると、図6(a)に示すように、インサート部106を受容口41から引き抜くこと、つまりプラグ側のコネクタ10を、リセプタクル側のコネクタ40から引き抜くことが可能となる。
この後は、スライド部材300を離せば、図6(b)に示すように、弾性変形していたロックアーム110が元の形状に復帰し、これによって変位部材400が引っ張られてスライド部材300が元の状態、つまりガイド部材200に突き当たった状態に戻る。
このように、ハウジング100の後方に設けられたスライド部材300を、後方、つまり光ファイバ20が導出する方向にスライドさせることでロックアーム110とリセプタクル側のコネクタ40との係合を解除することができる。したがって、プラグ側のコネクタ10を、リセプタクル側のコネクタ40に嵌合させた状態で、コネクタ10の周囲に十分なスペースが確保できない場合であっても、コネクタ10のロックを容易かつ確実に解除して、コネクタ40から引き抜くことができる。
また、ロックアーム変位部材400を、支持軸307とロックアーム110の段部113に掛けることでロックアーム110を操作できる構造が実現できるので、ガイド部材200、スライド部材300、ロックアーム変位部材400は、特に高精度とすることなく、低コストで上記効果を有するコネクタ10を得ることができる。
しかも、ガイド部材200、スライド部材300、ロックアーム変位部材400を、既存のハウジング100に合わせて設計することで、ハウジング100については設計変更することなくそのまま用いることが可能である。また、そのようなガイド部材200、スライド部材300、ロックアーム変位部材400は、既存のコネクタ10のハウジング100にも装着することが可能である、という効果も得られる。
なお、上記実施の形態では、コネクタ10の各部についてその構成を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、各部の形状や構造を適宜変更しても良い。
また、光ファイバ20のコネクタ10に本発明を適用したが、電線等のコネクタにも本発明を適用することが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10…コネクタ、20…光ファイバ(線状体)、30…光モジュール、40…コネクタ、100…ハウジング、102A、102B…挿入開口、106…インサート部(嵌め合い部)、110…ロックアーム、110b…先端部、111…係止突起、112…押圧凸部、113…段部、200…ガイド部材、200a…先端部、204…貫通孔、300…スライド部材、400…ロックアーム変位部材(変位部材)、400a…一端、400b…他端

Claims (9)

  1. 光ファイバまたは電線からなる線状体を受容するコネクタであって、
    前記線状体を受容する受容開口を有したハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、他の線状体または機器に設けられた他のコネクタと嵌め合う嵌め合い部と、
    前記ハウジングに設けられ、前記嵌め合い部が前記他のコネクタに嵌め合った状態を維持するため、前記ハウジングから一方向に延伸し、その先端部に前記他のコネクタに係止可能な係止突起を有したロックアームと、
    前記係止突起以外の延伸部分において前記ロックアームに一端が連結され、前記ロックアームを弾性変形させることで前記係止突起を前記ハウジングの内方に向けて変位させる変位部材と、
    を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロックアームの中間部に、前記ロックアームを外力により押圧するための押圧凸部が形成され、
    前記変位部材は、前記係止突起と前記押圧凸部との間の領域にて前記ロックアームに連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ロックアームは、基端部側から規定長の位置に段部が形成され、前記段部よりも基端部側の断面積に対し、前記段部よりも先端部側の断面積が小さく形成され、
    前記変位部材は、前記段部にて前記ロックアームに連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記変位部材は、繊維質の糸状体またはワイヤであることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記糸状体または前記ワイヤは、巻き付け、結び付け、または環状にした部分を係止することで前記ロックアームに連結されていることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記コネクタに、前記他のコネクタに対する前記コネクタの挿抜方向に沿ってスライド移動可能なスライド部材が設けられ、
    前記変位部材は、前記スライド部材に他端が連結され、前記スライド部材の前記方向へのスライド移動により、前記ロックアームを弾性変形させることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  7. 前記ハウジングに装着され、前記スライド部材のスライド方向を規制するガイド部材をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記スライド部材を前記コネクタの挿抜方向に沿ってスライド移動させることで、前記スライド部材とともに前記方向に変位する前記変位部材の変位方向を、前記ガイド部材により、前記係止突起を前記ハウジングの内方に向けて変位させる方向に変換することを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
  9. 前記スライド部材に、当該スライド部材を前記コネクタの挿抜方向にスライド移動させるときに保持するための保持凹部が形成され、
    前記線状体が一方向に並列している場合、前記保持凹部は、前記線状体の並列方向とは異なる方向に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。
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