JP2010159784A - 配管接続構造および配管接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管と配管の接続をボルト部とナット部によるねじで行うことにより、移送媒体の漏れ、あるいは火災発生の恐れのない配管接続構造および配管接続方法を提供する。
【解決手段】それぞれ中空孔1a、1bを有する第1の配管1と第2の配管2を接続する配管接続構造であって、第1の配管1に装着し、第1の配管1の端部に形成されたフレア部1bを押圧する押圧部3bを有するナット部3と、第2の配管2に装着し、外周面にナット部3とねじ結合する雄ねじ部4aを有すると共に、第2の配管2の端部に形成されたフレア部2bに対向する部位4bを有するボルト部4と、フレア部1bとフレア部2bとの間に配設され、第1の配管1と第2の配管2のそれぞれの中空孔1a、1bに連通する貫通孔5cを有するアダプター5とを備え、ボルト部4とナット部3を所定のトルクで締め付けて第1の配管1と第2の配管2とを接続する。
【選択図】図1
【解決手段】それぞれ中空孔1a、1bを有する第1の配管1と第2の配管2を接続する配管接続構造であって、第1の配管1に装着し、第1の配管1の端部に形成されたフレア部1bを押圧する押圧部3bを有するナット部3と、第2の配管2に装着し、外周面にナット部3とねじ結合する雄ねじ部4aを有すると共に、第2の配管2の端部に形成されたフレア部2bに対向する部位4bを有するボルト部4と、フレア部1bとフレア部2bとの間に配設され、第1の配管1と第2の配管2のそれぞれの中空孔1a、1bに連通する貫通孔5cを有するアダプター5とを備え、ボルト部4とナット部3を所定のトルクで締め付けて第1の配管1と第2の配管2とを接続する。
【選択図】図1
Description
この発明は、空調用冷凍サイクルの冷媒を移送する配管などの接続に用いられる配管接続構造および配管接続方法に関するものである。
従来、この種の配管接続構造として、図3に示すように、接続対象の第1および第2の金属配管30、31のうち、第1の金属配管30にナット部32を嵌合した後に、この金属配管30の端部にフレア部30aを一体成形し、第2の金属配管31の端部には雄ねじ部33aを有するユニオン部33を一体に接合し、このユニオン部33にフレア部30aの形状に対応した円錐状のシール面を形成することにより構成したものがある。そして、前記構成において、ナット部32をユニオン部33の雄ねじ部33aに締め付けて、フレア部30aをユニオン部33のシール面上に直接圧接させ、金属面同士のメタルシールにより第1の金属配管30と第2の金属配管31を接続する配管接続構造が周知である。
前記配管接続構造においては、配管接続部に振動等が加わった際、この振動等が原因となって、メタルシール部に摩耗、変形等が発生し、メタルシール部の面圧が低下してシール機能を低下させる問題がある。そこで、この問題を解決するものとして、ナット部32とフレア部30aとの間に、ナット部32の締め付けにより弾性的に圧縮変形して弾性力を発生する弾性部材34を介在させた配管接続構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記特許文献1において提案された配管接続構造によれば、メタルシールのためのフレア部圧着力をナット部32の締め付け力で直接発生させるのでなく、ナット部32とフレア部30aとの間に介在した弾性部材34の弾性力でフレア部圧着力を発生させることになる。従って、配管接続部に振動等による力が加わった場合でも、弾性部材34が弾性的に伸縮して、メタルシール部に加わる力を緩和でき、その結果、振動等に起因するメタルシール部の摩耗、変形等を抑制することができる。
しかし、前記配管接続構造は、金属配管の端部に雄ねじ部を有するユニオン部を溶接により一体に接合するものである。これは、既設配管を取り替えるような場合に、予め金属配管とユニオン部の一体物を製作して置くことが困難で、従って、工場等で金属配管とユニオン部を別々に加工し、それを配管現場において接続する工法が取られており、この接続工法に溶接が用いられるのが一般的である。
前記配管接続構造のように、ユニオン部を金属配管の端部に接続するに際し、溶接を用いる工法は、作業者の溶接技術の差によって接続不良による移送媒体、例えば冷媒の漏れが発生したり、あるいは配管現場での溶接作業により周囲に火花が飛散し、火災の発生原因になる課題を有している。
この発明は、前記課題を解決するために成されたもので、配管と配管の接続をボルト部とナット部によるねじで行うことにより、移送媒体の漏れ、あるいは火災発生の恐れのない配管接続構造および配管接続方法を提供するものである。
この発明に係る配管接続構造は、それぞれ中空孔を有する第1の配管と第2の配管を接続する配管接続構造であって、前記第1の配管に装着し、前記第1の配管の端部に形成されたフレア部を押圧する押圧部を有するナット部と、前記第2の配管に装着し、外周面に前記ナット部とねじ結合する雄ねじ部を有すると共に、前記第2の配管の端部に形成されたフレア部に対向する部位を有するボルト部と、前記第1の配管の端部に形成されたフレア部と前記第2の配管の端部に形成されたフレア部との間に配設され、前記第1の配管と前記第2の配管のそれぞれの中空孔に連通する貫通孔を有するアダプターとを備え、前記ボルト部と前記ナット部を所定のトルクで締め付けて前記第1の配管と前記第2の配管とを接続するものである。
この発明に係る配管接続構造によれば、溶接を用いることなく、配管と配管の接続を行うことができる。従って、作業者の溶接技術の差による接続不良によって、移送媒体の漏れが発生したり、あるいは配管現場での溶接作業により周囲に火花が飛散して火災が発生する恐れを解消することができる。
以下、添付の図面を参照して、この発明に係る配管接続構造および配管接続方法について好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものでない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る配管接続構造を説明する断面図である。図1において、例えば、空調用冷凍サイクルの冷媒配管を構成する第1および第2の金属配管1、2はアルミニウム合金で構成されており、それぞれの金属配管1、2には同じ内径の中空孔1a、2aが設けられている。そして、第1の金属配管1にはナット部3を装着した後に、端部に円錐状に拡大するフレア部1bが一体成形されている。また、第2の金属配管2にはボルト部4を装着した後に、端部に円錐状に拡大するフレア部2bが一体成形されている。なお、ナット部3およびボルト部4もアルミニウム合金で構成されている。
図1は、この発明の実施の形態1に係る配管接続構造を説明する断面図である。図1において、例えば、空調用冷凍サイクルの冷媒配管を構成する第1および第2の金属配管1、2はアルミニウム合金で構成されており、それぞれの金属配管1、2には同じ内径の中空孔1a、2aが設けられている。そして、第1の金属配管1にはナット部3を装着した後に、端部に円錐状に拡大するフレア部1bが一体成形されている。また、第2の金属配管2にはボルト部4を装着した後に、端部に円錐状に拡大するフレア部2bが一体成形されている。なお、ナット部3およびボルト部4もアルミニウム合金で構成されている。
第1の金属配管1のフレア部1bと第2の金属配管2のフレア部2bとの間には、例えばゴム系の弾性部材で構成されるアダプター5が配設されている。このアダプター5は、図2(a)に側面図を示すと共に、(b)に正面図、(c)に斜視図を示す構成となっている。即ち、アダプター5は、円錐体の頂部を切断して構成した円錐台形状体2個が、その底面を互いに接合した形状を示す外形形状に構成されている。そして、アダプター5の一方の円錐面5aに金属配管1のフレア部1bが当接し、他方の円錐面5bに金属配管2のフレア部2bが当接するように配設されている。また、アダプター5には、アダプター5の中央部である前記円錐体の頂部から他の頂部を貫通する貫通孔5cが形成されており、この貫通孔5cの内径は、第1および第2の金属配管1、2に設けられた中空孔1a、2aの内径と等しく構成されている。
ボルト部4は円筒状の形状であり、外周面に雄ねじ部4aが形成され、ボルト部4の先端部にはフレア部2bに対向する部位、例えば、フレア部2bの円錐形状に対応した円錐形状面4bが形成されている。
ナット部3にはボルト部4の雄ねじ部4aにねじ結合される雌ねじ部3aが形成されると共に、フレア部1bをアダプター5の一方の円錐面5a上に圧着させるための円錐形状の押圧部3bが形成されている。
実施の形態1に係る配管接続構造は前記のように構成されており、次に、配管の接続方法について説明する。図1において、先ず、第1の金属配管1の外周上にナット部3を装着すると共に、第2の金属配管2の外周上にボルト部4を装着する。
次に、第1の金属配管1の端部に円錐状に拡大するフレア部1bを形成すると共に、第2の金属配管2の端部に円錐状に拡大するフレア部2bを形成する。
その後、フレア部1bとフレア部2bとの間に、第1の金属配管1の中空孔1a、第2の金属配管2の中空孔2a、およびアダプター5の貫通孔5cが連通するようにアダプター5を配設する。そして、ナット部3の雌ねじ部3aをボルト部4の外周面に嵌合し、雄ねじ部4aに所定の締め付けトルクで締め付ける。
このナット部3の締め付けにより、第1の金属配管1のフレア部1bはアダプター5の一方の円錐面5aに押し付けられ、第2の金属配管2のフレア部2bはアダプター5の他方の円錐面5bに押し付けられる。この締め付けによってアダプター5が弾性的に所定量圧縮されるので、その圧縮変形に基づく弾性力が発生する。従って、第1の金属配管1のフレア部1b、第2の金属配管2のフレア部2bには、アダプター5の弾性力が常時作用する。これにより、フレア部1bとアダプター5の円錐面5a、およびフレア部2bとアダプター5の円錐面5bとの間に密着したシール部を形成することができる。
以上のように、実施の形態1に係る配管接続構造および配管接続方法によれば、溶接を用いることなく、第1の金属配管1と第2の金属配管2の接続を行うことができる。従って、作業者の溶接技術の差による接続不良によって、冷媒の漏れが発生したり、あるいは配管現場での溶接作業により周囲に火花が飛散して火災が発生する恐れを解消することができる。
また、第1の金属配管1のフレア部1bと第2の金属配管2のフレア部2bとの間に配設されたアダプター5を弾性部材で構成することにより、例え、第1の金属配管1と第2の金属配管2との配管接続部に振動等による力が加わった場合でも、弾性部材で構成されたアダプター5が弾性的に伸縮して、フレア部1bとアダプター5の円錐面5a、およびフレア部2bとアダプター5の円錐面5bとの間にシール部に加わる力を緩和でき、その結果、振動等に起因するシール部の摩耗、変形等を抑制することができる。
なお、前記実施の形態1においては、この発明を金属配管相互の接続に適用した場合について説明したが、この発明は、接続される配管が金属配管相互に限定されるものではなく、金属配管と硬質樹脂等の非金属配管の接続であってもよく、また、非金属配管相互を接続する場合であっても良い。
また、前記実施の形態1においては、この発明を空調用冷凍サイクルの冷媒を移送する金属配管相互の接続に適用した場合について説明したが、この発明は、冷媒の移送に限定されるものではなく、冷媒以外の媒体の移送にも適用できることは勿論である。
1、30 第1の金属配管
1a、2a 中空孔
1b、2b、30a フレア部
2、31 第2の金属配管
3、32 ナット部
3a 雌ねじ部
3b 押圧部
4 ボルト部
4a、33a 雄ねじ部
4b 円錐形状面
5 アダプター
5a、5b 円錐面
5c 貫通孔
33 ユニオン部
34 弾性部材
1a、2a 中空孔
1b、2b、30a フレア部
2、31 第2の金属配管
3、32 ナット部
3a 雌ねじ部
3b 押圧部
4 ボルト部
4a、33a 雄ねじ部
4b 円錐形状面
5 アダプター
5a、5b 円錐面
5c 貫通孔
33 ユニオン部
34 弾性部材
Claims (4)
- それぞれ中空孔を有する第1の配管と第2の配管を接続する配管接続構造であって、
前記第1の配管に装着し、前記第1の配管の端部に形成されたフレア部を押圧する押圧部を有するナット部と、
前記第2の配管に装着し、外周面に前記ナット部とねじ結合する雄ねじ部を有すると共に、前記第2の配管の端部に形成されたフレア部に対向する部位を有するボルト部と、
前記第1の配管の端部に形成されたフレア部と前記第2の配管の端部に形成されたフレア部との間に配設され、前記第1の配管と前記第2の配管のそれぞれの中空孔に連通する貫通孔を有するアダプターとを備え、
前記ボルト部と前記ナット部を所定のトルクで締め付けて前記第1の配管と前記第2の配管とを接続することを特徴とする配管接続構造。 - 前記アダプターは、弾性部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の配管接続構造。
- 前記アダプターは、前記第1の配管の端部に形成されたフレア部に当接するとともに、前記第2の配管の端部に形成されたフレア部に当接する外形形状を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配管接続構造。
- それぞれ中空孔を有する第1の配管と第2の配管を接続する配管接続方法であって、
前記第1の金属配管1の外周上にナット部を装着すると共に、第2の金属配管の外周上にボルト部を装着する工程と、
前記第1の金属配管の端部に円錐状に拡大するフレア部を形成すると共に、第2の金属配管の端部に円錐状に拡大するフレア部を形成する工程と、
前記第1の金属配管の端部に形成されたフレア部と前記第2の金属配管の端部に形成されたフレア部との間に、前記第1の金属配管の中空孔および前記第2の金属配管の中空孔に連通する貫通孔を有するアダプターを配設する工程と、
前記ナット部を前記ボルト部の外周面に嵌合し、前記ナット部と前記ボルト部とを所定の締め付けトルクで締め付ける工程と、
を含む工程からなることを特徴とする配管接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009000967A JP2010159784A (ja) | 2009-01-06 | 2009-01-06 | 配管接続構造および配管接続方法 |
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| JP2009000967A JP2010159784A (ja) | 2009-01-06 | 2009-01-06 | 配管接続構造および配管接続方法 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2010159784A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101281050B1 (ko) | 2012-01-10 | 2013-07-01 | 대한주물공업 주식회사 | 건축용 배관 연결구 |
| CN113006917A (zh) * | 2019-12-19 | 2021-06-22 | 锋宏泰尼克精密件技术(昆山)有限公司 | 一种汽车发动机与排气系统管道的连接结构 |
-
2009
- 2009-01-06 JP JP2009000967A patent/JP2010159784A/ja active Pending
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