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JP2010151488A - 地絡検出装置および地絡検出システム - Google Patents

地絡検出装置および地絡検出システム Download PDF

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JP2010151488A JP2008327424A JP2008327424A JP2010151488A JP 2010151488 A JP2010151488 A JP 2010151488A JP 2008327424 A JP2008327424 A JP 2008327424A JP 2008327424 A JP2008327424 A JP 2008327424A JP 2010151488 A JP2010151488 A JP 2010151488A
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Akiyoshi Fukui
昭圭 福井
Takashi Takeda
隆 武田
Akira Matsumoto
暁 松本
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Abstract

【課題】非接地系の電力供給において、地絡の発生を検出する地絡検出装置および地絡検出システムを提供する。
【解決手段】地絡検査タイミングに達したことがタイマー806によって計測されると、この地絡検査タイミングのときに限り、接地開閉部809を閉じて、電線6a、6bのS相を接地させることにより、非接地系の電力系統を接地系の電力系統に変更することで、非接地系の電力系統における地絡発生を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、非接地系の電力系統に利用される地絡検出装置および地絡検出システムに関する。
従来、例えば、大容量の電源装置から、異なるフロアに設置された複数の負荷装置に電力を供給する場合、フロアごとに、電源装置と負荷装置との間に分電盤等を配置することで、電源装置と各フロアの負荷装置とを絶縁する非接地系の電力系統の技術がある。
このような非接地系の電力系統では、例えば、落雷によりビル等に直撃雷サージが侵入した場合、各フロア間で数kVのレベルの電位差が発生することによる不具合を防止することができるが、地絡電流が電源装置に流れる経路が形成されず、地絡を検出できない。
例えば、地絡事故が発生した場合、保護装置により事故区間を除去するための技術がある(特許文献1参照)。
また、接地系の電力系統において、地絡が発生した場合の地絡電流を検出する地絡検出装置がある(特許文献2参照)。
特開平5−15047号公報 特開平10−112929号公報
しかしながら、従来の非接地系の電力系統において、地絡検出が行われておらず、例えば、非接地系の電力系統において、電源装置から負荷装置へ供給される電力が三相交流の場合、これらのうちの複数の線が地絡してしまうと、負荷装置等が短絡し、これら装置が異常発熱し、あるいは焼損するなどのおそれがある。
また、接地系の電力系統における地絡電流の検出方法を、非接地系の電力系統に適用することは困難である。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたものであって、その目的は、非接地系の電力系統において、地絡の発生を検出する地絡検出装置および地絡検出システムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、電源装置と負荷装置との間を絶縁部において絶縁しつつ前記電源装置からの電力を前記負荷装置に供給する分電盤に設けられる地絡検出装置であって、前記電源装置から前記絶縁部を介して提供される電力を前記負荷装置に供給する複数の電線のいずれかを、接地点と接続または非接続とする接地開閉部と、前記電線と前記接地点が接続されると、前記電線を流れる電流値を計測する電流計測部と、を有することを特徴とする地絡検出装置である。
また、本発明にかかる地絡検出装置は、前記電流計測部によって計測された電流値と、地絡を検出するために予め設定されている地絡検出閾値とを比較し、前記電流値が前記地絡検出閾値以上であった場合、前記地絡を検出する制御部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる地絡検出装置は、前記電流計測部によって計測された電流値と、複数の電流閾値とを比較し、前記電流閾値との関係に応じて、地絡の発生状況を判断する制御部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、電源装置と、前記電源装置から電力が供給される負荷装置と、前記電源装置と前記負荷装置との間を絶縁部において絶縁しつつ、前記電源装置から前記電力を前記負荷装置に供給する分電盤内に設けられ、前記絶縁部を介して提供される電力を前記負荷装置に供給する複数の電線のいずれかを、接地点と接続または非接続とする接地開閉部と、前記電線と前記接地点が接続されると、前記電線を流れる電流値を計測する電流計測部とを備える地絡検出装置と、を有することを特徴とする地絡検出システムである。
本発明の一実施の形態によると、本発明にかかる地絡検出装置および地絡検出システムは、接地開閉部により電線を接地させることで、分電盤と負荷装置との間で地絡が起きた場合に、電線と電源装置との間に地絡電流の流れる経路が形成されるため、非接地系の電力系統における地絡を検出することができる。このため、例えば、電源装置から負荷装置へ供給される三相交流において、少なくとも1線の地絡発生を検出することができるため、負荷装置等が短絡する問題を回避し、地絡による異常発熱や、焼損を防止することができる。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明にかかる地絡検出装置および地絡検出システムについて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる地絡検出システムの一例を示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態にかかる地絡検出装置の一例を示すブロック図である。図3は、本発明の実施形態にかかる地絡検出方法の一例を示すフローチャートである。
図1に示すとおり、本実施の形態にかかる地絡検出システム100は、商用電力系統1と、変圧器2と、電源装置3と、複数の負荷装置4と、複数の分電盤5と、電線6と、複数の接地端子箱7と、分電盤5内に設けられた複数の地絡検出装置8とを備える。以下、複数の負荷装置4が、複数階からなる施設9内の各フロアに配置される例について説明する。
商用電力系統1は、例えば、一般商用電力を供給する電力供給機構であって、例えば、三相交流を用いた三相交流電源である。商用電力系統1は、変圧器2を介して、施設9の全体負荷(複数の負荷装置4)に対して電力を供給する電源装置3と接続されている。
変圧器2は、商用電力系統1から供給された電力の電圧を、電源装置3への電力供給に応じた電圧に変換し、電源装置3に供給する。
電源装置3は、例えば、大容量の電力を供給する無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)であって、電線6を介して複数の負荷装置4と接続されており、これら複数の負荷装置4に電力を供給する。
負荷装置4は、施設9の各フロアに設けられる負荷であって、例えば通信機能等を有する装置を含む。
分電盤5は、電源装置3と複数の負荷装置4との間を絶縁しつつ、電源装置3からの電力を負荷装置4に供給する。分電盤5は、分電盤トランス51と、零相変流器52と、地絡検出装置53とを備える。
分電盤トランス51は、1次側が電源装置3と、2次側が負荷装置4と接続され、電源装置3と複数の負荷装置4との間を絶縁する絶縁部であって、電源装置3から入力される電力の電圧を変換し、負荷装置4に出力する。なお、この分電盤トランス51の中性点は非接地である。
零相変流器(Zero phase sequence Current Transformer:ZCT)52は、分電盤トランス51の2次側に接続され、分電盤5と負荷装置4とを接続する電線6に流れる電流を測定する。零相変流器52は、地絡検出装置53と接続され、測定した電流値を地絡検出装置53に出力する。
また、零相変流器52は、後述する電線6(R相、S相、T相)の各相の合成された電流値を検出する。零相変流器52は、電線6の三相の電流のバランスがとれているときは、各相の位相が120度毎にずれている為、これら三相分の電流が合成された電流値=0を検出する。しかし、三相の電流のバランスが崩れると、零相変流器52によって検出される電線6を流れる電流値が変化する。
地絡検出装置53は、分電盤トランス51の2次側であって、分電盤トランス51と零相変流器52との間の電線と接続され、零相変流器52から出力された電流値に基づき地絡を検出する。なお、詳細については、図2を用いて後述する。
電線6は、分電盤5を介して、電源装置3と負荷装置4を接続し、R相、S相、T相の三相からなる三相3線式の電線である。なお、電線6は、電源装置3と複数の負荷装置4とを接続するため、分岐点6cにおいて負荷装置4ごとに分岐されている。以下、電源装置3から分岐点6cまでを接続する電線を母線6aと、分岐点6cから各負荷装置4とを接続する電線を負荷電線6bとをいう。
接地端子箱7は、施設9の各フロアに設置され、接地端子7aと地面とを接続する。電源装置3、負荷装置4および地絡検出装置8は、それぞれ、フレームグランドFGを介して接地端子箱7の接地端子7aと接続されることで接地される。
以下、図2を用いて、地絡検出装置53について説明する。
図2に示す通り、地絡検出装置53は、制御部801と、電流計測部803と、記憶部804と、設定記憶部805と、タイマー806と、表示部807と、操作部808と、接地開閉部809と、地絡電流線810と、入力インターフェースとを備える。
制御部801は、地絡検出装置53を統括的に制御し、例えば、零相変流器52によって検出された電流値と、設定記憶部805に記憶されている地絡検出閾値を比較し、計測された電流値が地絡検出閾値以上であった場合、地絡を検出する。
電流計測部803は、零相変流器52によって検出された負荷電線6bを流れる電流値を計測し、計測結果を記録部804に記憶する。
よって、制御部801は、零相変流器52によって検出され、電流計測部803によって計測された負荷電線6bを流れる電流値に基づき、この電流値が地絡検出閾値以上であった場合に、地絡が発生したことを検出することができる。なお、負荷電線6bを流れる三相の電流のバランスは、地絡が発生していない場合であっても、負荷電線6b等の劣化やその他ノイズの発生等により崩れる場合がある。このため、地絡検出閾値は、これらを検出しない程度の電流値の変化量に相当する値であって、零相変換機52や電流計測部803の設計仕様等に応じて異なる。
記憶部804は、電流計測部803によって計測された負荷電線6bを流れる電流値を記憶する。
設定記憶部805には、電流計測部803によって計測された電流値と比較される地絡検出閾値が記憶されている。この地絡検出閾値とは、地絡を検出するために予め設定されている閾値であって、例えば、地絡が発生したことを判断するための電流値が閾値として設定されている。
タイマー806は、予め記憶部804に記録されている地絡検査タイミング、あるいは入力インターフェース811によってユーザにより設定される地絡検査タイミングを計測するタイマーである。タイマー806は、例えば、地絡検査タイミングまでの所定間隔時間をカウントし、カウントがゼロになった場合、地絡検査タイミングを計測する構成を有する。
表示部807は、制御部801によって地絡が検出された場合、「地絡が発生」した旨を表示する。
操作部808は、制御部801からの指示に従って、接地開閉部809の開閉を操作する。
接地開閉部809は、一端が地絡電流線810を介して、例えば負荷電線6bのS相の電線と接続され、他端がフレームグランドFGと接地端子箱7の接地端子7aを介して、接地されている。接地開閉部809は、例えばスイッチであって、操作部808によってスイッチが閉じる操作がなされると、地絡電流線810と接地点とを接続し(導通状態)、スイッチが開く操作がなされると、地絡電流線810と接地点とを非接続状態(非導通状態)にする。ここでは、S相の電線を接地させる例について説明したが、本発明はこれに限られず、R相、あるいはT相の電線を接地させてもよい。
地絡電流線810は、一端が接地開閉部809と接続され、他端が負荷電線6bのS相の電線と接続されている。接地開閉部809が閉じられることにより、負荷電線6bが接地させると、負荷電線6bの1線(例えばS相)が接地点と接続されるため、地絡電流のループが形成され、地絡電流線810に地絡電流が流れる。
入力インターフェース811は、設定記録部805、タイマー806とそれぞれ接続され、地絡検出閾値や地絡検査タイミングの変更や設定がユーザによって入力される。
次に、図3を用いて、地絡検出装置8における地絡検出方法について説明する。
図3に示す通り、タイマー806は、地絡検査タイミングに到達したか否かを計測し、カウントがゼロになった場合、地絡検査タイミングに達したことを計測する(ステップST1)。制御部805は、タイマー806によって地絡検査タイミングに達したことが計測された場合、既に地絡が検出されていることにより、表示部804に対して「地絡が発生」された旨を表示する指示がなされているか否かを検出する(ステップST2)。表示部804に「地絡が発生」された旨を表示する指示がなされていない場合(ステップST2−NO)、すなわち、前回の地絡検出において地絡が検出されていない場合、制御部801は、操作部808に、接地開閉部809を閉じるよう(導通状態にするよう)指示する(ステップST3)。操作部808は、制御部801からの指示を受けて、接地開閉部809にスイッチを閉じる操作をする。これにより、接地開閉部809は、地絡電流線810と接地点とを接続し、負荷電線6bのS相の電線を接地させる(ステップST4)。
接地開閉部809によって、負荷電線6bのS相の電線が接地されると、地絡電流が電源装置に流れる経路が形成され、負荷電線6bのS相の電線から地絡電流線810に地絡電流が流れ込み、負荷電線6bの三相の電流のバランスが崩れ、零相変流器52によって検出される電流値が「0」から変化する。電流計測部803は、負荷電線6bのS相の電線が接地されている状態で、零相変流器52によって検出された電流値を計測し、記憶部804に記憶する(ステップST5)。制御部801は、記憶部804から、ステップST5において電流計測部803によって計測された電流値、および設定記憶部805に記憶されている地絡検出閾値を読み出し、電流値と地絡検出閾値を比較する(ステップST6)。
制御部801は、電流値が地絡検出閾値以上である場合(ステップST6−YES)、地絡が発生していることを検出し、表示部807に「地絡が発生」していることを表示させ、操作部808に、接地開閉部809のスイッチを開くよう指示する(ステップST8)。操作部808は、制御部801からの指示により、接地開閉部809のスイッチを開く操作をし(ステップST9)、接地開閉部809は、地絡電流線810と接地点との接続を解除する。
一方、ステップST2に戻って、表示部804に「地絡が発生」していることを表示する指示がなされている場合(ステップST2−YES)、地絡検出装置8によって、既に地絡が検出されているため、タイマー806による地絡検査タイミングの計測が継続されている場合、その計測を停止させる(ステップST10)。
また、ステップST6に戻って、電流値が地絡検出閾値未満である場合(ステップST6−NO)、制御部801は、地絡が発生していないと判断し、操作部808に、接地開閉部809のスイッチを開くよう(非導通状態にするよう)指示する(ステップST11)。操作部808は、制御部801からの指示により、接地開閉部809のスイッチを開く操作をし(ステップST12)、接地開閉部809は、地絡電流線810と接地点との接続を解除する。また、制御部801は、タイマー806をリセットする(ステップST13)。これにより、タイマー806は、地絡検査タイミングの計測を再びスタートし、地絡検査タイミングに到達するまで、すなわちカウントがゼロになるまで計測する。
このように、地絡検出装置8は、地絡検査タイミングに達したことがタイマー806によって計測されると、この地絡検査タイミングのときに限り、負荷電線6bのS相の電線を接地し、地絡電流が電源装置3に流れる経路を形成させ、すなわち、非接地系の電力系統を接地系の電力系統に一次的に変更する。これにより、地絡検出装置8は、非接地系の電力系統における地絡発生を検出することができる。よって、例えば、負荷電線6bを構成するR相、S相、T相の電線うち、いずれか1つが地絡したことを検出できるため、複数の電線が地絡し、負荷装置4が短絡することを防止することができる。また、負荷装置4に通信機能を有する通信装置が含まれている場合、短絡によって通信が不能となりシステムダウンする事態を回避することができる。
[第2の実施形態]
次に、図4を用いて、本発明に係る地絡検出装置および地絡検出システムの他の例について説明する。図4は、第2の実施形態に係る地絡検出システム200の一例を示す概略図である。なお、図1を用いて説明した構成と同じ機能や効果を有する構成については、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示す通り、本実施形態に係る地絡検出システム200は、電源装置3と分岐点6cとの間の母線6aと接続された、分電盤トランス151および零相変流器152と、地絡電流線810が母線6aのS相と接続されている地絡検出装置153とを備える。また、地絡検出システム200は、分岐点6cと負荷装置41〜4Nとの間の負荷電線6bと接続される複数の配線用遮断器( Molded-Case Circuit Breaker :MCCB )154、155、156を備える。
配線用遮断器154〜156は、例えば、負荷電線6bの接続を切り替えるスイッチ機構を有する電磁式の遮断器であって、負荷電線6bに一定の閾値以上の過電流が流れると、スイッチ機構を制御して負荷電線6bを非接続状態にする。
よって、地絡検出装置153は、複数の負荷装置41〜4Nに電源装置3からの電力を供給する母線6aに流れる電流値を計測し、この電流値に基づき、母線6aのS相の電線を接地させ、地絡を検出することができる。
この構成により、地絡検出装置153は、負荷装置41〜4Nのいずれかにおいて地絡が発生したことを検出することができ、かつ、地絡検出装置153が1つで済むため低コスト化が図られる。
[第3の実施形態]
次に、図5を用いて、本発明に係る地絡検出装置および地絡検出システムの他の例について説明する。図5は、第3の実施形態に係る地絡検出システム300の一例を示す概略図である。なお、図1を用いて説明した構成と同じ機能や効果を有する構成については、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示す通り、本実施形態に係る地絡検出システム300は、電源装置3と分岐点6cとの間の母線6aと接続された分電盤トランス251と、分岐点6cと各負荷装置41〜4Nとの間の負荷電線6bとそれぞれ接続される零相変流器252、253、254と、分岐点6cと各負荷装置41〜4Nとの間の負荷電線6bと接続される複数の配線用遮断器256、267、258を備える。
地絡検出装置255は、零相変流器252〜254によって検出された各負荷電線6bの電流値がそれぞれ入力される複数の電流計測部8031、8032、8033と、この電流計測部8031〜8033によって計測された電流値を記憶する記憶部8041、8042、8043とを備え、地絡電流線810が母線6aのS相と接続されている。
制御部801は、零相変流器252〜254によって検出され、電流計測部8031〜8033によって計測された各負荷電線6bを流れる電流値に基づき、この電流値が地絡検出閾値以上であった場合に、地絡が発生したことを検出するとともに、地絡が発生した箇所を特定することができる。すなわち、制御部801は、地絡閾値以上であった電流値を読み出した記憶部8041〜8043から、この電流値を検出した零相変流器252〜254を特定し、地絡が発生している負荷電線6bを検出する。
表示部807は、制御部801によって検出された地絡が発生している負荷電線6b、あるいは、当該負荷電線6bを介して電源装置3と接続されている負荷装置41〜4Nを表示することで、地絡が発生している箇所をユーザに伝える。
この構成により、地絡検出装置255は、零相変流器252〜254によって各負荷電線6bから検出された電流値に基づき、地絡を検出するとともに、地絡が発生した負荷電線6bを特定することができ、かつ、各負荷装置41〜4Nに対応する零相変流器252〜254を用いることにより地絡検出装置153が1つで済む。
[第4の実施形態]
次に、図6を用いて、本発明に係る地絡検出装置および地絡検出システムの他の例について説明する。図6は、第4の実施形態に係る地絡検出システム400の一例を示す概略図である。なお、図1を用いて説明した構成と同じ機能や効果を有する構成については、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示す通り、本実施形態に係る地絡検出システム400は、電源装置3と分岐点6cとの間の母線6aと接続された、分電盤トランス351および零相変流器352と、地絡電流線810が母線6aのS相と接続されている地絡検出装置353とを備える。また、地絡検出システム400は、分岐点6cと負荷装置41〜4Nとの間の負荷電線6bと接続される複数の配線用遮断器354、355、356を備える。
地絡検出装置353は、配線用遮断器354、355、356のそれぞれと接続されている開閉器操作部812を備える。開閉器操作部812は、制御部801と接続され、制御部801によって地絡が検出された場合、配線用遮断器354、355、356の接続を遮断する。
つまり、電源装置3と各負荷装置41〜4Nとの間の少なくとも1箇所で地絡が発生した場合、制御部810は、地絡の発生を検出し、電源装置3から全ての負荷装置41〜4Nに提供される電力を遮断するよう、開閉器操作部812に指示をする。開閉器操作部812は、制御部810からの指示により、配線用遮断器354、355、356の接続を全て遮断する。
この構成により、地絡検出システム400は、電源装置3と各負荷装置41〜4Nとの間の少なくとも1箇所で地絡が発生した場合、電源装置3から全ての負荷装置41〜4Nに提供される電力を遮断することができる。
[第5の実施形態]
次に、図7を用いて、本発明に係る地絡検出装置および地絡検出システムの他の例について説明する。図7は、第5の実施形態に係る地絡検出システム500の一例を示す概略図である。なお、図1を用いて説明した構成と同じ機能や効果を有する構成については、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示す通り、本実施形態に係る地絡検出システム500は、電源装置3と分岐点6cとの間の母線6aと接続された分電盤トランス451と、分岐点6cと各負荷装置41〜4Nとの間の負荷電線6bとそれぞれ接続される零相変流器452、453、454と、分岐点6cと各負荷装置41〜4Nとの間の負荷電線6bと接続される複数の配線用遮断器457、468、459を備える。
地絡検出装置456は、零相変流器452〜454によって検出された各負荷電線6bの電流値がそれぞれ入力される複数の電流計測部8031〜8033と、この電流計測部8031〜8033によって計測された電流値を記憶する記憶部8041〜8043とを備え、地絡電流線810が母線6aのS相と接続されている。
制御部801は、零相変流器452〜454によって検出され、電流計測部8031〜8033によって計測された各負荷電線6bを流れる電流値に基づき、この電流値が地絡検出閾値以上であった場合に、地絡が発生したことを検出するとともに、地絡が発生した負荷電線6bを特定することができる。すなわち、制御部801は、地絡閾値以上であった電流値を読み出した記憶部8041〜8043から、この電流値を検出した零相変流器452〜454を特定し、地絡が発生している負荷電線6bを検出する。
また、地絡検出装置456は、配線用遮断器457〜479のそれぞれと接続されている開閉器操作部812を備える。開閉器操作部812は、制御部801と接続され、制御部801によって地絡が検出された場合、配線用遮断器457〜479の接続を遮断する。
つまり、制御部810は、電源装置3と各負荷装置41〜4Nとの間の地絡を検出するとともに、地絡が発生した負荷電線6bを特定し、電源装置3から地絡が検出された負荷電線6bに提供される電力を遮断するよう、開閉器操作部812に指示をする。例えば、制御部810が、電流計測部8032によって計測された電流値に基づき地絡を検出した場合、制御部801は、開閉器操作部812に、配線用遮断器458の接続を遮断するよう指示する。開閉器操作部812は、制御部810からの指示により、配線用遮断器458の接続を遮断する。
この構成により、地絡検出システム500は、地絡が発見された負荷電線6bと接続される負荷装置41〜4Nへの電力供給を遮断することができる。
なお、本実施の形態において、設定記憶部805が記憶する地絡検出閾値として、地絡の有無を検出するための一つの閾値からなる例を説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、設定記憶部805に、地絡の発生情報を判断するための複数の閾値として、地絡と判断される第1の電流閾値と、この第1の電流閾値より低い第2の電流閾値を記憶する構成であってもよい。この場合、制御部801は、電流計測部803によって計測された電流値が、第1の電流値以上であれば地絡を判断し、第1の電流値未満で第2の電流値以上であれば、地絡が発生する可能性の高い地絡警戒状態であることを判断する。表示部807は、制御部801によって、電流計測部803によって計測された電流値が、第1の電流値以上ある場合は、「地絡が発生」している旨を表示し、第1の電流値未満で第2の電流値以上の場合は、「地絡警戒状態」である旨を表示する。これにより、地絡が発生する以前に、地絡の発生可能性をユーザに伝えることができる。
また、制御部801は、電流計測部803によって計測された電流値、あるいは記憶部804に記憶されている過去に計測された電流値と、第1の電流値および第2の電流値のそれぞれとを比較し、この比較による負荷電線6bに流れる電流値の状態(地絡状態であるか、地絡警戒状態であるか等)の経時的変化を、記憶部804に記憶する構成であってもよい。これにより、ユーザは、入力インターフェース811を介して記憶部804に記憶されているこれら情報を読み出し、地絡発生の傾向を把握し、あるいは予測することができる。
さらに、記憶部804に記憶されている地絡検出閾値の第2の電流値は、地絡の警戒レベルを検出するための複数の電流値が段階的に設定されている構成であってもよい。これにより、制御部801は、地絡警戒状態を段階的に検出することができる。また、制御部801は、一定間隔内において、検出される警戒レベルごとの地絡警戒状態の検出回数を計測し、この検出回数が閾値以上であった場合は、表示部804にその旨を表示する構成であってもよい。これにより、制御部801は、地絡警戒状態の検出精度を高めることができる。
また、本実施の形態おいて、負荷電線6bに流れる電流を検出する構成として零相変流器52を例に説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、高抵抗地絡検出装置等を利用する構成であってもよい。
さらに、本実施の形態において、タイマー806は、地絡検査タイミングを行う一定の時間が経過するか否かを計測する構成を例に説明したが、例えば、地絡検査タイミングとして24時間が経過したことを計測し、負荷装置4等の稼働率の低い時間帯、例えば深夜0時にタイマーカウントがゼロとなるように設定するものであってもよい。また、本発明はこれに限られず、タイマー809は、時計を備え、この時計に設定された時刻を検出することで、地絡検査タイミングを測定する構成であってもよい。
また、設定記憶部805と、この設定記憶部805に記憶されている地絡検出閾値を入力する入力インターフェースの構成として、ダイヤルや、ディップスイッチ等が利用できる。
さらに、表示部807は、例えば液晶装置であって、「地絡が発生」という文字を表示する構成であってもよく、LEDやランプ等を点灯あるいは点滅させることにより、「地絡が発生」していることを表わす構成であってもよい。
本実施の形態にかかる地絡検出システムの一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる地絡検出装置の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる地絡検出装置における地絡検出方法の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る地絡検出システムの一例を示す概略図である。 第3の実施形態に係る地絡検出システムの一例を示す概略図である。 第4の実施形態に係る地絡検出システムの一例を示す概略図である。 第5の実施形態に係る地絡検出システムの一例を示す概略図である。
符号の説明
1 商用電力系統
2 変圧器
3 電源装置
4 負荷装置
5 分電盤
6 電線
7 接地端子箱
9 施設
51 分電盤トランス(絶縁部)
52 零相変流器
53 地絡検出装置 100 地絡検出システム
801 制御部
803 電流計測部
804 記憶部
805 設定記憶部
806 タイマー
807 表示部
808 操作部
809 接地開閉部
810 地絡電流線

Claims (4)

  1. 電源装置と負荷装置との間を絶縁部において絶縁しつつ前記電源装置からの電力を前記負荷装置に供給する分電盤に設けられる地絡検出装置であって、
    前記電源装置から前記絶縁部を介して提供される電力を前記負荷装置に供給する複数の電線のいずれかを、接地点と接続または非接続とする接地開閉部と、
    前記電線と前記接地点が接続されると、前記電線を流れる電流値を計測する電流計測部と、
    を有することを特徴とする地絡検出装置。
  2. 前記電流計測部によって計測された電流値と、地絡を検出するために予め設定されている地絡検出閾値とを比較し、前記電流値が前記地絡検出閾値以上であった場合、前記地絡を検出する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。
  3. 前記電流計測部によって計測された電流値と、複数の電流閾値とを比較し、前記電流閾値との関係に応じて、地絡の発生状況を判断する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。
  4. 電源装置と、
    前記電源装置から電力が供給される負荷装置と、
    前記電源装置と前記負荷装置との間を絶縁部において絶縁しつつ、前記電源装置から前記電力を前記負荷装置に供給する分電盤内に設けられ、
    前記絶縁部を介して提供される電力を前記負荷装置に供給する複数の電線のいずれかを、接地点と接続または非接続とする接地開閉部と、前記電線と前記接地点が接続されると、前記電線を流れる電流値を計測する電流計測部とを備える地絡検出装置と、
    を有することを特徴とする地絡検出システム。
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