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JP2010151310A - フロントフォークのオイルロック装置 - Google Patents

フロントフォークのオイルロック装置 Download PDF

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JP2010151310A JP2009249522A JP2009249522A JP2010151310A JP 2010151310 A JP2010151310 A JP 2010151310A JP 2009249522 A JP2009249522 A JP 2009249522A JP 2009249522 A JP2009249522 A JP 2009249522A JP 2010151310 A JP2010151310 A JP 2010151310A
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Abstract

【課題】 フロントフォークのオイルロック装置において、圧側と伸側の減衰力を互いに独立して調整でき、十分なオイルロック荷重を得ることができ、最圧縮状態から伸長行程への反転時の抜け音も防止すること。
【解決手段】 フロントフォーク10のオイルロック装置において、インナチューブ12の先端部内周に設けたピストン20が、カラー30の上下に上バルブ31と下バルブ32を設け、上バルブ31の上部に上バルブシート41を設け、下バルブ32の下部に下バルブシート42を設けてなり、最圧縮行程で、上バルブ31は油孔25を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブ32は油孔25より中空ロッド16の下端側に位置するもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は二輪車等のフロントフォークのオイルロック装置に関する。
フロントフォークのオイルロック装置として、特許文献1に記載の如く、車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、アウタチューブ内の底部に、インナチューブ内周に摺接する隔壁部を備えた中空ロッドを立設し、中空ロッドの外周に、インナチューブの先端部内周に設けたピストン弁が進退する油室を区画し、中空ロッドの内周に上部をエア室とした油溜室を区画し、中空ロッドの下部に、前記油室と油溜室を連通する油孔を設けた二輪車等のフロントフォークのオイルロック装置において、前記インナチューブの先端部内周に、前記ピストン弁を設け、該ピストン弁の内周と前記中空ロッド外周との間に環状の内周側流路を形成するとともに、該ピストン弁の外周と前記インナチューブ内周との間に環状の外周側流路を形成し、前記インナチューブの先端部内周に、前記ピストン弁の上下の端面が接離する上下の環状のバルブシートを設け、上下のバルブシートが前記中空ロッドの外周との間に、前記外周側流路を前記油室に連通する流路を設け、前記ピストン弁の上下の端面に、径方向に貫通する切欠部を形成したものがある。
特許文献1に記載のフロントフォークでは、圧縮行程で、インナチューブが中空ロッドの外周の油室に進入すると、容積が縮小するピストン弁の下部の下油室の圧力が高くなる。ピストン弁は上方に移動して上バルブシートに当接する。ピストン弁の下部の下油室の作動油は、ピストン弁の内周側流路を通り上油室に流入する他に、ピストン弁の下端面の切欠部が下バルブシートとの間に形成する流路、ピストン弁の外周側流路、ピストン弁の上端面の切欠部が上バルブシートとの間に形成する流路を通り上油室に流入し、圧側減衰力を発生する。同時に、中空ロッドの外周の油室に進入したインナチューブの進入体積分の作動油が、下油室から中空ロッドの下部の油孔を通って油溜室に流出する。
また、ピストン弁が中空ロッドの下部の油孔を閉塞し、圧縮行程の最終段階に入ると、ピストン弁の下部の下油室(オイルロック油室)の作動油は、ピストン弁の下端面の切欠部が下バルブシートとの間に形成する流路、ピストン弁の内周側流路及び外周側流路、ピストン弁の上端面の切欠部が上バルブシートとの間に形成する流路のみを通り、上油室及び油溜室に流れる。その結果、オイルロック油室から流出する作動油の流路面積が中空ロッドの下部の油孔の分だけ減少してオイルロック状態になり、圧側減衰力が大きくなって、アウタチューブとインナチューブの底付きを緩衝する。
他方、アウタチューブとインナチューブの底付き状態から、伸長行程に移ると、ピストン弁は下方に移動し、下バルブシートに当接する。ピストン弁の上部の上油室の作動油は、ピストン弁の上端面の切欠部が上バルブシートとの間に形成する流路、ピストン弁の内周側流路及び外周側流路、ピストン弁の下端面の切欠部が下バルブシートとの間に形成する流路を通り、ピストン弁の下部のオイルロック油室に流れ、オイルロック油室の負圧をスムースに解消し、伸長行程反転時の抜け音を防止する。
更に、ピストン弁が上昇すると、ピストン弁の上部の上油室の作動油は、ピストン弁の上端面の切欠部が上バルブシートとの間に形成する流路、ピストン弁の内周側流路及び外周側流路、ピストン弁の下端面の切欠部が下バルブシートとの間に形成する流路を通り、ピストン弁の下部の下油室に置換流動し、伸側減衰力を発生する。同時に、中空ロッドの外周の油室から退出するインナチューブの退出体積分の作動油が、油溜室から中空ロッドの下部の油孔を通って下油室に流入する。
特開2004-324750
特許文献1に記載のフロントフォークは、単一のピストン弁を用いて、圧側と伸側の減衰力を発生させ、かつオイルロック装置を構成するものであり、以下の問題点がある。
(1)ピストン弁の上部の上油室と下部の下油室の間で油を流して減衰力を発生させる、ピストン弁まわりの絞り流路(ピストン弁の内周側流路)が、圧側と伸側で共用される。従って、圧側と伸側の減衰力を互いに独立して調整できない。
(2)最圧縮行程で、ピストン弁の下部の下油室(オイルロック油室)の油は、ピストン弁の内周側と外周側の両流路を通るから、オイルロック油室から上油室への油の流路面積を十分に縮小できず、十分なオイルロック荷重を得ることができない。
本発明の課題は、フロントフォークのオイルロック装置において、圧側と伸側の減衰力を互いに独立して調整でき、十分なオイルロック荷重を得ることができ、最圧縮状態から伸長行程への反転時の抜け音も防止することにある。
請求項1の発明は、車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、アウタチューブ内の底部に、インナチューブ内周に摺接する隔壁部を備えた中空ロッドを立設し、中空ロッドの外周に、インナチューブの先端部内周に設けたピストンが進退する油室を区画し、中空ロッドの内周に上部をエア室とした油溜室を区画し、中空ロッドの下部に、前記油室と油溜室を連通する油孔を設けたフロントフォークのオイルロック装置において、前記ピストンが、インナチューブの先端側内周に設けたカラーの上着座面の上部に上バルブを設け、カラーの下着座面の下部に下バルブを設け、上バルブの上部に上バルブシートを設け、下バルブの下部に下バルブシートを設けてなり、上バルブはカラーの上着座面と上バルブシートの間で移動し、カラーの上着座面と接離でき、中空ロッド外周との間に内周側流路を形成するとともに、インナチューブの内周との間に外周側流路を形成し、下バルブはカラーの下着座面と下バルブシートの間で移動し、カラーの下着座面と接離でき、中空ロッド外周との間に内周側流路を形成するとともに、インナチューブの内周との間に外周側流路を形成し、上バルブシートは中空ロッド外周との間に、上バルブの外周側流路を前記油室に連通する流路を設け、下バルブシートは中空ロッド外周との間に、下バルブの外周側流路を前記油室に連通する流路を設け、最圧縮行程で、上バルブは前記油孔を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブは前記油孔より中空ロッドの下端側に位置するようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記カラーの上着座面又は下着座面がテーパ形状をなすようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記上バルブ又は下バルブが、内径の周方向複数位置に突出して中空ロッドの外周に接するセンタリング用突部を備えるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記上バルブがカラーの上着座面の全周に隙間なく線接触でき、又は下バルブがカラーの下着座面の全周に隙間なく線接触できるようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において更に、前記上バルブ又は下バルブが内径の形状の異なる複数種のものを用意されて選択使用されるようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの発明において更に、前記上バルブと下バルブが互いに共用されるようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかの発明において更に、前記上バルブシートと下バルブシートが平板状をなすようにしたものである。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの発明において更に、前記上バルブシートと下バルブシートが互いに共用されるようにしたものである。
(請求項1)
(a)圧縮行程では、ピストンの下部の下油室の油が絞り流路となる下バルブの内周側流路を通って上油室に流れる過程で、圧側減衰力を発生する。他方、伸長行程では、ピストンの上部の上油室の油が絞り流路となる上バルブの内周側流路を通って下油室に流れる過程で、伸側減衰力を発生する。従って、圧側と伸側の減衰力を発生させる絞り流路が別流路になり、それらの減衰力を互いに独立して調整できる。
(b)最圧縮行程で、ピストンの下部の下油室(オイルロック油室)の油は、下バルブの内周側流路だけを通り、外周側流路を通らない。従って、オイルロック油室から上油室及び油溜室への油の流路面積を十分に縮小でき、十分なオイルロック荷重を得ることができる。
(c)最圧縮行程では、上バルブは油孔を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブは油孔より中空ロッドの下端側に位置するから、中空ロッドの内周の油溜室の油圧Paが必ず下バルブの上部に及ぶ。従って、最圧縮状態から伸長行程への反転時に、オイルロック油室の油圧Pbが負圧になると、Pa>Pbの差圧が下バルブをカラーの下面から離隔させるように押下げる。これにより、油溜室及び上油室の油が、直ちに下バルブの外周側流路を通って下油室(オイルロック油室)に流入し、オイルロック油室の負圧をスムースに解消し、伸長行程反転時の抜け音を防止する。
(請求項2)
(d)カラーの上着座面又は下着座面がテーパ形状をなす。カラーの上着座面は、圧縮行程で、ピストンの下部の下油室の油が下バルブの内周側流路を通ってから、上油室へ流れる上バルブの外周側流路を形成するものであり、この圧縮行程の油の流れをその上着座面のテーパ形状に沿わせてスムースにする。
他方、カラーの下着座面は、伸長行程で、ピストンの上部の上油室の油が上バルブの内周側流路を通ってから、下油室へ流れる下バルブの外周側流路を形成するものであり、この伸長行程の油の流れをその下着座面のテーパ形状に沿わせてスムースにする。
特に、最圧縮行程から伸長行程反転時に、上述(c)の油溜室及び上油室の油を下油室(オイルロック室)に流入させる下バルブの外周側流路が、カラーのテーパ形状の下着座面によって形成され、その油の流れを下着座面のテーパ形状に沿わせて格別にスムースにし、オイルロック油室の負圧を一層スムースに解消し、伸長行程時の抜け音を一層確実に防止する。
(請求項3)
(e)上バルブ又は下バルブが、内径の周方向複数位置に突出して中空ロッドの外周に接するセンタリング用突部を備える。従って、上バルブ又は下バルブは、中空ロッドの外周に対してセンタリング維持され、結果としてそれらの内周側流路の形状を安定化し、前述(a)の発生減衰力を安定化する。
(請求項4)
(f)上バルブの環状外周面がカラーの上着座面の全周に隙間なく線接触できるから、伸長行程で、上バルブがカラーの上着座面の全周に線接触してそのシール性を確保でき、ひいては前述(a)の上バルブの内周側流路により一定の絞り流路を形成し、一定の伸側減衰力を発生するものになる。
また、下バルブの環状外周面がカラーの下着座面の全周に隙間なく線接触できるから、圧縮行程で、下バルブがカラーの下着座面の全周に線接触してそのシール性を確保でき、ひいては前述(a)の下バルブの内周側流路により一定の絞り流路を形成し、一定の圧側減衰力を発生するものになる。
(請求項5)
(g)上バルブ又は下バルブが内径の形状の異なる複数種のものを用意されて選択使用される。従って、上バルブ又は下バルブの内周側流路の形状を選択適用でき、上述(a)の発生減衰力の特性を多様化できる。
(請求項6)
(h)上バルブと下バルブは同一の中空ロッドの外周に装填されて共用され、フロントフォークの部品点数を削減できる。
(請求項7)
(i)上バルブシートと下バルブシートが平板状をなすものとすることにより、上バルブシートと下バルブシートを簡易に作製(例えば1工程プレス加工)でき、コスト低減できる。
(請求項8)
(j)上バルブシートと下バルブシートが互いにインナチューブの先端側内周に設けられて共用され、フロントフォークの部品点数を削減できる。
図1は実施例1のフロントフォークを示す全体断面図である。 図2はフロントフォークの下部構造を示す半断面図である。 図3はフロントフォークの圧縮行程を示す半断面図である。 図4はフロントフォークの最圧縮状態を示す半断面図である。 図5はフロントフォークの伸長行程を示す半断面図である。 図6は上バルブを示す平面図である。 図7は上バルブシートを示し、(A)は断面図、(B)は下面図である。 図8は下バルブを示す平面図である。 図9は下バルブシートを示し、(A)は断面図、(B)は上面図である。 図10はチェック弁を示し、(A)は断面図、(B)は下面図である。 図11は実施例2のフロントフォークのオイルロック装置を示す半断面図である。 図12はフロントフォークの圧縮行程を示す半断面図である。 図13はフロントフォークの最圧縮状態を示す半断面図である。 図14はフロントフォークの伸長行程を示す半断面図である。 図15はカラーを示す断面図である。 図16は上バルブを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図17は上バルブシートを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図18は下バルブを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図19は下バルブシートを示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。
(実施例1)(図1〜図10)
二輪車等のフロントフォーク10は、図1、図2に示す如く、車輪側のアウタチューブ11内に車体側のインナチューブ12を摺動自在に嵌合している。アウタチューブ11のインナチューブ12が挿入される開口端には、ダストシール13、オイルシール14が設けられている。
アウタチューブ11の底部には、ボルト15が挿入され、このボルト15により中空ロッド16が立設されている。中空ロッド16の上端部は拡径され、インナチューブ12の内周に摺接する隔壁部17を形成する。本実施形態では、隔壁部17の外周に設けたリング溝17Aに、ピストンリングからなる後述のチェック弁50を設け、このチェック弁50をインナチューブ12の内周に摺接させている。
中空ロッド16の隔壁部17の上端面と、インナチューブ12の上端部に設けられているばねシート18との間には、懸架スプリング19が介装されている。ばねシート18は、インナチューブ12の上端内径部にOリング18Aを介して封着され、ストッパリング18Bで保持されている。
フロントフォーク10は、インナチューブ12の先端部内周にピストン20を設け、中空ロッド16の外周にピストン20が進退する上下の油室21、22を区画し、中空ロッド16の内周に上部をエア室24とした油溜室23を区画し、中空ロッド16の下部に、油室21、22と油溜室23を連通する油孔25を設けている。油溜室23はインナチューブ12の内部にまで及び、エア室24はインナチューブ12の上端部のばねシート18で封止される。油孔25は、中空ロッド16の軸方向及び周方向の複数位置に穿設される。
ピストン20は、インナチューブ12の先端部内周に環状体からなるカラー30を設け、カラー30の上端面たる上着座面30Uに上バルブ31を接離可能に設け、カラー30の下端面たる下着座面30Lに下バルブ32を接離可能に設ける。更に、ピストン20は、上バルブ31の上部に上バルブシート41を設け、下バルブ32の下部に下バルブシート42を設ける。ピストン20のカラー30、上下のバルブシート41、42はインナチューブ12に加締め固定される。カラー30は、中空ロッド16の外周との間に環状流路30Aを形成する。
上バルブ31は、図6に示す如くの環状体からなり、上バルブシート41の内周に広い環状間隙を介して納められ、カラー30の上着座面30Uと上バルブシート41の上端ストッパ41Sの間で、中空ロッド16の外周に摺接して上下移動する。上バルブ31は、下移動時にカラー30の上着座面30Uにその下端面を隙間なく接してシールし、カラー30から離れる上移動時に上バルブシート41の上端ストッパ41Sにその上端面を衝合し、中空ロッド16の外周との間に環状の内周側流路31Aを形成するとともに、インナチューブ12の内周(本実施例では上バルブシート41の内周)との間に環状の外周側流路31Bを形成する。上バルブ31の内周側流路31Aは伸側絞り流路になる。
下バルブ32は、図8に示す如くの環状体からなり、下バルブシート42の内周に広い環状間隙を介して納められ、カラー30の下着座面30Lと下バルブシート42の下端ストッパ42Sの間で、中空ロッド16の外周に摺接して上下移動する。下バルブ32は、上移動時にカラー30の下着座面30Lにその上端面を隙間なく接してシールし、カラー30から離れる下移動時に下バルブシート42の下端ストッパ42Sにその下端面を衝合し、中空ロッド16の外周との間に環状の内周側流路32Aを形成するとともに、インナチューブ12の内周(本実施例では下バルブシート42の内周)との間に環状の外周側流路32Bを形成する。下バルブ32の内周側流路32Aは圧側絞り流路になる。
尚、下バルブ32は、図8に示す如く、内径の周方向4位置に半径方向に向けて突出して中空ロッド16の外周に接するセンタリング用突部32Pを備える。上バルブ31も、同様のセンタリング用突部を備えることができる。
上バルブシート41は、図7に示す如くの環状体からなり、環状体の上端内周の周方向4位置から内方に突出する上端ストッパ41Sを備える。上バルブシート41は、中空ロッド16の外周との間に、上バルブ31の内周側流路31A、外周側流路31Bを上油室21に連通する上流路41Aを形成する。
下バルブシート42は、図9に示す如くの環状体からなり、環状体の下端内周の周方向4位置から内方に突出する下端ストッパ42Sを備える。下バルブシート42は、中空ロッド16の外周との間に、下バルブ32の内周側流路32A、外周側流路32Bを下油室22に連通する下流路42Aを形成する。
フロントフォーク10は、最圧縮行程(図4)で、上バルブ31が油孔25を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブ32が油孔25より中空ロッド16の下端側に位置する。本実施例では、上バルブ31が中空ロッド16の複数の油孔25のうち、下端側に設けてある油孔25を部分的に開き、油溜室23をカラー30の環状流路30Aに連通させている。下バルブ32は中空ロッド16の下端側に設けてある油孔25より中空ロッド16の更に下端側に位置する。
フロントフォーク10は、上バルブ31又は下バルブ32が、内径の形状の異なる複数種のもの、換言すればそれらの内径の形状に起因する絞り特性の異なる複数種のものを用意され、それらのいずれかを選択使用できる。また、上バルブ31と下バルブ32は互いに共用できる。
チェック弁50は、中空ロッド16の隔壁部17の外周に設けたリング溝17Aに上下動可能に装着されるC字状ピストンリングからなり、インナチューブ12の内周に摺接するとともに、リング溝17Aの溝底部との間に環状流路51を形成する。チェック弁50は、図10に示す如く、隔壁部17のリング溝17Aにおいて、上油室21寄りの下側溝側壁部に接する下端面に、径方向に貫通する切欠部50Aを形成して備える。チェック弁50は、(a)圧縮行程時には、下動(インナチューブ12の中空ロッド16に対する相対的な下向き移動に連れて下動する)し、該チェック弁50の上端面と隔壁部17のリング溝17Aの上側溝側壁部との間に間隙を形成して開弁し、隔壁部17の上部の油溜室23の作動油が環状流路51、切欠部50Aを通って中空ロッド16の外周の上油室21へ流れることを許容し、上油室21の負圧化を防止し、(b)伸長行程時には、上動(上油室21の油の高圧化と、インナチューブ12の中空ロッド16に対する相対的な上向き移動によって上動する)し、該チェック弁50の上端面を隔壁部17のリング溝17Aの上側溝側壁部に密着させて閉弁し、中空ロッド16の外周の上油室21の作動油が隔壁部17の上部の油溜室23に流れることを阻止する。
フロントフォーク10は、上油室21と油溜室23を連通する油孔(小孔)26を中空ロッド16に設け、伸長行程時に、この油孔(小孔)を用いて、上油室21から油溜室23に流出する油の通路抵抗に基づき、伸側減衰力を発生する。
尚、フロントフォーク10では、インナチューブ12に設けた上バルブシート41と、中空ロッド16の隔壁部17の間に、最大伸長時のリバウンドスプリング27を設けている。
フロントフォーク10にあっては、車輪が受ける衝撃を懸架スプリング19と、エア室24の空気ばねによって吸収して緩衝し、この衝撃の吸収に伴なう懸架スプリング19の伸縮振動を油室21、22で生ずる減衰力によって抑制する。
即ち、フロントフォーク10は以下の如くに減衰作用を行なう。
(圧縮行程)
インナチューブ12が中空ロッド16の外周の油室21、22内に進入すると(図2)、容積が縮小するピストン20の下部の下油室22の圧力が高くなる。ピストン20の下バルブ32が上方に移動してカラー30の下着座面30Lに隙間なく接してシールし、上バルブ31が上方に移動して上バルブシート41の上端ストッパ41Sに衝合する。ピストン20の下部の下油室22の作動油は、下バルブシート42の下流路42A、下バルブ32の内周側流路32A(圧側絞り流路)を通り、カラー30の環状流路30A、上バルブ31の外周側流路31B、上バルブシート41の上流路41A経由で上油室21に流れ、下バルブ32の内径形状に起因する内周側流路32Aの絞り抵抗に基づく圧側減衰力が発生する。
尚、ピストン20の上部の上油室21の容積が拡張して圧力が低くなるから、中空ロッド16の隔壁部17に設けてあるチェック弁50が開弁し、隔壁部17の上部の油溜室23の作動油がチェック弁50の環状流路51、切欠部50Aを通って上油室21に流入する。
また、インナチューブ12の油室21、22への進入体積相当分の作動油が、下油室22から中空ロッド16の下部に形成してある複数の油孔25を通り、中空ロッド16の内周の油溜室23に流れる。複数の油孔25で圧側減衰力を発生する。
ピストン20が中空ロッド16の下部の複数の油孔25を順次閉塞し、圧縮行程の最終段階(図3〜図4)に入ると、ピストン20の下部の下油室22(オイルロック油室22A)の作動油は、下バルブシート42の下流路42A、下バルブ32の内周側流路32A(圧側絞り流路)のみを通った後、カラー30の環状流路30Aから、上バルブ31の外周側流路31B、上バルブシート41の上流路41A経由で上油室21に、又は油孔25経由で油溜室23に流れる。その結果、オイルロック油室22Aから上油室21又は油溜室23への作動油の流路面積が中空ロッド16の下部の油孔25の分だけ縮小してオイルロック状態になり、圧側減衰力が大きくなって、アウタチューブ11とインナチューブ12の底突きを緩衝する。
この最圧縮状態では、前述の如く、上バルブ31は油孔25を完全には閉鎖せず、下バルブ32は油孔25より中空ロッド16の下端側に位置する。これにより、油溜室23の油圧Paがカラー30の環状流路30Aを介して上バルブ32の上部に及ぶ。
(伸長行程)
アウタチューブ11とインナチューブ12の最圧縮状態から、伸長行程(図4〜図5)へ反転すると、油溜室23の油圧Paとオイルロック油室22Aの油圧Pbの差圧により、下バルブ32が押下げられてカラー30の下着座面30Lから離れ、下バルブシート42の下端ストッパ42Sに衝合する。その結果、ピストン20の上部の上油室21及び油溜室23の作動油が、下バルブ32の外周側流路32Bを通ってオイルロック油室22Aに流れ、オイルロック油室22Aの負圧をスムースに解消し、伸長行程反転時の抜け音を防止する。
このようにしてインナチューブ12が中空ロッド16の内周の油室21、22から退出すると、容積が縮小するピストン20の上部の上油室21の圧力が高くなる。ピストン20の上バルブ31が下方に移動してカラー30の上着座面30Uに隙間なく接してシールし、下バルブ32が下方に移動して下バルブシート42の下端ストッパ42Sに衝合する。ピストン20の上部の上油室21の作動油は、上バルブシート41の上流路41A、上バルブ31の内周側流路31A(伸側絞り流路)を通り、カラー30の環状流路30A、下バルブ32の外周側流路32B、下バルブシート42の下流路42A経由で下油室22に流れ、上バルブ31の内径形状に起因する内周側流路31Aの絞り抵抗に基づく伸側減衰力が発生する。
また、ピストン20の上部の上油室21の作動油は、中空ロッド16の上部に穿設した油孔(小孔)26を通り、中空ロッド16の内周の油溜室23に流れ、これによっても伸側減衰力を発生する。尚、油孔(小孔)26はなくても良い。
また、インナチューブ12の油室21、22からの退出体積相当分の作動油が、中空ロッド16の内周の油溜室23から中空ロッド16の下部に形成してある油孔25を通り、下油室22へ補給される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)圧縮行程では、ピストン20の下部の下油室22の油が絞り流路32Aとなる下バルブ32の内周側流路32Aを通って上油室21に流れる過程で、圧側減衰力を発生する。他方、伸長行程では、ピストン20の上部の上油室21の油が絞り流路31Aとなる上バルブ31の内周側流路31Aを通って下油室22に流れる過程で、伸側減衰力を発生する。従って、圧側と伸側の減衰力を発生させる絞り流路が別流路になり、それらの減衰力を互いに独立して調整できる。
(b)最圧縮行程で、ピストン20の下部の下油室22(オイルロック油室22A)の油は、下バルブ32の内周側流路32Aだけを通り、外周側流路32Bを通らない。従って、オイルロック油室22Aから上油室21及び油溜室23への油の流路面積を十分に縮小でき、十分なオイルロック荷重を得ることができる。
(c)最圧縮行程では、上バルブ31は油孔25を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブ32は油孔25より中空ロッド16の下端側に位置するから、中空ロッド16の内周の油溜室23の油圧Paが必ず下バルブ32の上部に及ぶ。従って、最圧縮状態から伸長行程への反転時に、オイルロック油室22Aの油圧Pbが負圧になると、Pa>Pbの差圧が下バルブ32をカラー30の下着座面30Lから離隔させるように押下げる。これにより、油溜室23及び上油室21の油が、直ちに下バルブ32の外周側流路32Bを通って下油室22(オイルロック油室22A)に流入し、オイルロック油室22Aの負圧をスムースに解消し、伸長行程反転時の抜け音を防止する。
(d)上バルブ31又は下バルブ32が、内径の周方向複数位置に突出して中空ロッド16の外周に接するセンタリング用突部32Pを備える。従って、上バルブ31又は下バルブ32は、中空ロッド16の外周に対してセンタリング維持され、結果としてそれらの内周側流路31A、32Aの形状を安定化し、前述(a)の発生減衰力を安定化する。
(e)上バルブ31又は下バルブ32が内径の形状の異なる複数種のものを用意されて選択使用される。従って、上バルブ31又は下バルブ32の内周側流路31A、32Aの形状を選択適用でき、上述(a)の発生減衰力の特性を多様化できる。
(f)上バルブ31と下バルブ32は同一の中空ロッド16の外周に装填されて共用され、フロントフォーク10の部品点数を削減できる。
(実施例2)(図11〜図19)
実施例2のフロントフォーク10が実施例1におけると異なる点は、ピストン20の構造にある。
実施例2のピストン20は、図11に示す如く、インナチューブ12の先端側内周にカラー130を設けた。カラー130は、図15に示す如くの環状体であり、パイプ素材からプレス加工することにて作製でき、その軸方向中間部を小径筒部131とし、両端部を大径筒部132、132とし、小径筒部131と大径筒部132の境界部をテーパ部133とした。インナチューブ12の先端部内周にカラー130の両端大径筒部132が嵌合可能にされ、小径筒部131は中空ロッド16の外周との間に環状流路130Aを形成する。小径筒部131の周方向複数位置には孔131Aが開けられている。
ピストン20は、カラー130の上テーパ部133が形成するテーパ形状の上着座面130Uの上部に上バルブ141を接離可能に設け、カラー130の下テーパ部133が形成するテーパ形状の下着座面130Lの下部に下バルブ142を接離可能に設ける。更に、ピストン20は、上バルブ141の上部に上バルブシート151を設け、下バルブ142の下部に下バルブシート152を設ける。ピストン20のカラー130、上下のバルブシート151、152はインナチューブ12の先端部内周に嵌合されて加締固定され、カラー130の上着座面130Uと上バルブシート151の間に上バルブ141が装填され、カラー130の下着座面130Lと下バルブシート152の間に下バルブ142が装填される。
上バルブ141は、図16に示す如くの環状体からなり、その半径上の横断面が円筒状内周面141Fと円弧状外周面141Rをもつ。上バルブ141は、カラー130の上着座面130Uと中空ロッド16の外周との間に納められ、カラー130の上着座面130Uと上バルブシート151の上端ストッパ151Sの間で、中空ロッド16の外周に摺接して上下移動する。上バルブ141は、下移動時にカラー130の上着座面130Uの全周にその円弧状外周面141Rの下面を隙間なく線接触してシールされ、その円筒状内周面141Fが中空ロッド16の外周との間に環状の微小隙間からなる内周側流路141Aを形成する。上バルブ141は、カラー130の上着座面130Uから離れる上移動時に、上バルブシート151の上端ストッパ151Sにその円弧状外周面141Rの上面を衝合し、カラー130の上着座面130Uとの間に広い外周側流路141Bを形成する。
下バルブ142は、図18に示す如くの環状体からなり、その半径上の横断面が円筒状内周面142Fと円弧状外周面142Rをもつ。下バルブ142は、カラー130の下着座面130Lと中空ロッド16の外周との間に納められ、カラー130の下着座面130Lと下バルブシート152の下端ストッパ152Sの間で、中空ロッド16の外周に摺接して上下移動する。下バルブ142は、下移動時にカラー130の下着座面130Lの全周にその円弧状外周面142Rの上面を隙間なく線接触してシールされ、その円筒状内周面142Fが中空ロッド16の外周との間に環状の微小隙間からなる内周側流路142Aを形成する。下バルブ142の内周側流路142Aは、圧側絞り流路になる。下バルブ142は、カラー130の下着座面130Lから離れる下移動時に、下バルブシート152の下端ストッパ152Sにその円弧状外周面142Rの下面を衝合し、カラー130の下着座面130Lとの間に広い外周側流路142Bを形成する。
尚、下バルブ142と上バルブ142は、図16、図18に示す如く、内径の周方向4位置に半径方向に向けて突出して中空ロッド16の外周に接するセンタリング用突部141P、142Pを備える。
上バルブシート151は、図17に示す如くの平板環状体からなり、環状体の内周の周方向5位置から内方に突出する上端ストッパ151Sを備える。上バルブシート151は、中空ロッド16の外周との間に、上バルブ141の内周側流路141A、外周側流路141Bを上油室21に連通する上流路151Aを形成する。
下バルブシート152は、図19に示す如くの平板環状体からなり、環状体の内周の周方向5位置から内方に突出する下端ストッパ152Sを備える。下バルブシート152は、中空ロッド16の外周との間に、下バルブ142の内周側流路142A、外周側流路142Bを下油室22に連通する下流路152Aを形成する。
フロントフォーク10は、最圧縮行程(図13)で、上バルブ141が油孔25を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブ142が油孔25より中空ロッド16の下端側に位置する。本実施例では、上バルブ141が中空ロッド16の複数の油孔25のうち、下端側に設けてある油孔25を部分的に開き、油溜室23をカラー130の環状流路130Aに連通させている。下バルブ142は中空ロッド16の下端側に設けてある油孔25より中空ロッド16の更に下端側に位置する。
フロントフォーク10は、上バルブ141又は下バルブ142が、内径の形状の異なる複数種のもの、換言すればそれらの内径の形状に起因する絞り特性の異なる複数種のものを用意され、それらのいずれかを選択使用できる。また、上バルブ141と下バルブ142は互いに共用できる。
フロントフォーク10は、上バルブシート151と下バルブシート152を互いに共用することができる。
フロントフォーク10は、ピストン20の上述した構造を除き、実施例1におけると同様であり、車輪が受ける衝撃を懸架スプリング19と、エア室24の空気ばねによって吸収して緩衝し、この衝撃の吸収に伴なう懸架スプリング19の伸縮振動を油室21、22で生ずる減衰力によって抑制する。
即ち、フロントフォーク10は以下の如くに減衰作用を行なう。
(圧縮行程)
インナチューブ12が中空ロッド16の外周の油室21、22内に進入すると(図12)、容積が縮小するピストン20の下部の下油室22の圧力が高くなる。ピストン20の下バルブ142が上方に移動してカラー130の下着座面130Lに隙間なく接してシールし、上バルブ141が上方に移動して上バルブシート151の上端ストッパ151Sに衝合する。ピストン20の下部の下油室22の作動油は、下バルブシート152の下流路152A、下バルブ142の内周側流路142A(圧側絞り流路)を通り、カラー130の環状流路130A、上バルブ141の外周側流路141B、上バルブシート151の上流路151A経由で上油室21に流れ、下バルブ142の内径形状に起因する内周側流路142Aの絞り抵抗に基づく圧側減衰力が発生する。
尚、ピストン20の上部の上油室21の容積が拡張して圧力が低くなるから、中空ロッド16の隔壁部17に設けてあるチェック弁50が開弁し、隔壁部17の上部の油溜室23の作動油がチェック弁50の環状流路51、切欠部50Aを通って上油室21に流入する。
また、インナチューブ12の油室21、22への進入体積相当分の作動油が、下油室22から中空ロッド16の下部に形成してある複数の油孔25を通り、中空ロッド16の内周の油溜室23に流れる。複数の油孔25で圧側減衰力を発生する。
ピストン20が中空ロッド16の下部の複数の油孔25を順次閉塞し、圧縮行程の最終段階(図13)に入ると、ピストン20の下部の下油室22(オイルロック油室22A)の作動油は、下バルブシート152の下流路152A、下バルブ142の内周側流路142A(圧側絞り流路)のみを通った後、カラー130の環状流路130Aから、上バルブ141の外周側流路141B、上バルブシート151の上流路151A経由で上油室21に、又は油孔25経由で油溜室23に流れる。その結果、オイルロック油室22Aから上油室21又は油溜室23への作動油の流路面積が中空ロッド16の下部の油孔25の分だけ縮小してオイルロック状態になり、圧側減衰力が大きくなって、アウタチューブ11とインナチューブ12の底突きを緩衝する。
この最圧縮状態では、前述の如く、上バルブ141は油孔25を完全には閉鎖せず、下バルブ142は油孔25より中空ロッド16の下端側に位置する。これにより、油溜室23の油圧Paがカラー130の環状流路130Aを介して下バルブ142の上部に及ぶ。
(伸長行程)
アウタチューブ11とインナチューブ12の最圧縮状態から、伸長行程(図14)へ反転すると、油溜室23の油圧Paとオイルロック油室22Aの油圧Pbの差圧により、下バルブ142が押下げられてカラー130の下着座面130Lから離れ、下バルブシート152の下端ストッパ152Sに衝合する。その結果、ピストン20の上部の上油室21及び油溜室23の作動油が、下バルブ142の外周側流路142Bを通ってオイルロック油室22Aに流れ、オイルロック油室22Aの負圧をスムースに解消し、伸長行程反転時の抜け音を防止する。
このようにしてインナチューブ12が中空ロッド16の内周の油室21、22から退出すると、容積が縮小するピストン20の上部の上油室21の圧力が高くなる。ピストン20の上バルブ141が下方に移動してカラー130の上着座面130Uに隙間なく接してシールし、下バルブ142が下方に移動して下バルブシート152の下端ストッパ152Sに衝合する。ピストン20の上部の上油室21の作動油は、上バルブシート151の上流路151A、上バルブ141の内周側流路141A(伸側絞り流路)を通り、カラー130の環状流路130A、下バルブ142の外周側流路142B、下バルブシート152の下流路152A経由で下油室22に流れ、上バルブ141の内径形状に起因する内周側流路141Aの絞り抵抗に基づく伸側減衰力が発生する。
また、ピストン20の上部の上油室21の作動油は、中空ロッド16の上部に穿設した油孔(小孔)26を通り、中空ロッド16の内周の油溜室23に流れ、これによっても伸側減衰力を発生する。尚、油孔(小孔)26はなくても良い。
また、インナチューブ12の油室21、22からの退出体積相当分の作動油が、中空ロッド16の内周の油溜室23から中空ロッド16の下部に形成してある油孔25を通り、下油室22へ補給される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)圧縮行程では、ピストン20の下部の下油室22の油が絞り流路142Aとなる下バルブ142の内周側流路142Aを通って上油室21に流れる過程で、圧側減衰力を発生する。他方、伸長行程では、ピストン20の上部の上油室21の油が絞り流路141Aとなる上バルブ141の内周側流路141Aを通って下油室22に流れる過程で、伸側減衰力を発生する。従って、圧側と伸側の減衰力を発生させる絞り流路141Aが別流路になり、それらの減衰力を互いに独立して調整できる。
(b)最圧縮行程で、ピストン20の下部の下油室22(オイルロック油室22A)の油は、下バルブ142の内周側流路142Aだけを通り、外周側流路142Bを通らない。従って、オイルロック油室22Aから上油室21及び油溜室23への油の流路面積を十分に縮小でき、十分なオイルロック荷重を得ることができる。
(c)最圧縮行程では、上バルブ141は油孔25を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブ142は油孔25より中空ロッド16の下端側に位置するから、中空ロッド16の内周の油溜室23の油圧Paが必ず下バルブ142の上部に及ぶ。従って、最圧縮状態から伸長行程への反転時に、オイルロック油室22Aの油圧Pbが負圧になると、Pa>Pbの差圧が下バルブ142をカラー130の下着座面130Lから離隔させるように押下げる。これにより、油溜室23及び上油室21の油が、直ちに下バルブ142の外周側流路142Bを通って下油室22(オイルロック油室22A)に流入し、オイルロック油室22Aの負圧をスムースに解消し、伸長行程反転時の抜け音を防止する。
(d)カラー130の上着座面130U又は下着座面130Lがテーパ形状をなす。カラー130の上着座面130Uは、圧縮行程で、ピストン20の下部の下油室22の油が下バルブ142の内周側流路142Aを通ってから、上油室21へ流れる上バルブ141の外周側流路141Bを形成するものであり、この圧縮行程の油の流れをその上着座面130Uのテーパ形状に沿わせてスムースにする。
他方、カラー130の下着座面130Lは、伸長行程で、ピストン20の上部の上油室21の油が上バルブ141の内周側流路141Aを通ってから、下油室22へ流れる下バルブ142の外周側流路142Bを形成するものであり、この伸長行程の油の流れをその下着座面130Lのテーパ形状に沿わせてスムースにする。
特に、最圧縮行程から伸長行程反転時に、上述(c)の油溜室23及び上油室21の油を下油室22(オイルロック室22A)に流入させる下バルブ142の外周側流路142Bが、カラー130のテーパ形状の下着座面130Lによって形成され、その油の流れを下着座面130Lのテーパ形状に沿わせて格別にスムースにし、オイルロック油室22Aの負圧を一層スムースに解消し、伸長行程時の抜け音を一層確実に防止する。
(e)上バルブ141又は下バルブ142が、内径の周方向複数位置に突出して中空ロッド16の外周に接するセンタリング用突部141P、142Pを備える。従って、上バルブ141又は下バルブ142は、中空ロッド16の外周に対してセンタリング維持され、結果としてそれらの内周側流路141A、142Aの形状を安定化し、前述(a)の発生減衰力を安定化する。
(f)上バルブ141の環状外周面がカラー130の上着座面130Uの全周に隙間なく線接触できるから、伸長行程で、上バルブ141がカラー130の上着座面130Uの全周に線接触してそのシール性を確保でき、ひいては前述(a)の上バルブ141の内周側流路141Aにより一定の絞り流路141Aを形成し、一定の伸側減衰力を発生するものになる。
また、下バルブ142の環状外周面がカラー130の下着座面130Lの全周に隙間なく線接触できるから、圧縮行程で、下バルブ142がカラー130の下着座面130Lの全周に線接触してそのシール性を確保でき、ひいては前述(a)の下バルブ142の内周側流路142Aにより一定の絞り流路141Aを形成し、一定の圧側減衰力を発生するものになる。
(g)上バルブ141又は下バルブ142が内径の形状の異なる複数種のものを用意されて選択使用される。従って、上バルブ141又は下バルブ142の内周側流路141A、142Aの形状を選択適用でき、上述(a)の発生減衰力の特性を多様化できる。
(h)上バルブ141と下バルブ142は同一の中空ロッド16の外周に装填されて共用され、フロントフォーク10の部品点数を削減できる。
(i)上バルブシート151と下バルブシート152が平板状をなすものとすることにより、上バルブシート151と下バルブシート152を簡易に作製(例えば1工程プレス加工)でき、コスト低減できる。
(j)上バルブシート151と下バルブシート152が互いにインナチューブ12の先端側内周に設けられて共用され、フロントフォーク10の部品点数を削減できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明によれば、フロントフォークのオイルロック装置において、圧側と伸側の減衰力を互いに独立して調整でき、十分なオイルロック荷重を得ることができ、最圧縮状態から伸長行程への反転時の抜け音も防止することができる。
10 フロントフォーク
11 アウタチューブ
12 インナチューブ
16 中空ロッド
17 隔壁部
20 ピストン
21、22 油室
23 油溜室
24 エア室
25 油孔
30 カラー
31、141 上バルブ
31A、141A 内周側流路
31B、141B 外周側流路
32、142 下バルブ
32A、142A 内周側流路
32B、142B 外周側流路
32P、141P、142P センタリング用突部
41、151 上バルブシート
41A、151A 上流路
42、152 下バルブシート
42A、152A 下流路

Claims (8)

  1. 車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、
    アウタチューブ内の底部に、インナチューブ内周に摺接する隔壁部を備えた中空ロッドを立設し、
    中空ロッドの外周に、インナチューブの先端部内周に設けたピストンが進退する油室を区画し、
    中空ロッドの内周に上部をエア室とした油溜室を区画し、
    中空ロッドの下部に、前記油室と油溜室を連通する油孔を設けたフロントフォークのオイルロック装置において、
    前記ピストンが、インナチューブの先端側内周に設けたカラーの上着座面の上部に上バルブを設け、カラーの下着座面の下部に下バルブを設け、上バルブの上部に上バルブシートを設け、下バルブの下部に下バルブシートを設けてなり、
    上バルブはカラーの上着座面と上バルブシートの間で移動し、カラーの上着座面と接離でき、中空ロッド外周との間に内周側流路を形成するとともに、インナチューブの内周との間に外周側流路を形成し、
    下バルブはカラーの下着座面と下バルブシートの間で移動し、カラーの下着座面と接離でき、中空ロッド外周との間に内周側流路を形成するとともに、インナチューブの内周との間に外周側流路を形成し、
    上バルブシートは中空ロッド外周との間に、上バルブの外周側流路を前記油室に連通する流路を設け、
    下バルブシートは中空ロッド外周との間に、下バルブの外周側流路を前記油室に連通する流路を設け、
    最圧縮行程で、上バルブは前記油孔を少なくとも完全には閉鎖せず、下バルブは前記油孔より中空ロッドの下端側に位置することを特徴とするフロントフォークのオイルロック装置。
  2. 前記カラーの上着座面又は下着座面がテーパ形状をなす請求項1に記載のフロントフォークのオイルロック装置。
  3. 前記上バルブ又は下バルブが、内径の周方向複数位置に突出して中空ロッドの外周に接するセンタリング用突部を備える請求項1又は2に記載のフロントフォークのオイルロック装置。
  4. 前記上バルブがカラーの上着座面の全周に隙間なく線接触でき、又は下バルブがカラーの下着座面の全周に隙間なく線接触できる請求項1〜3のいずれかに記載のフロントフォークのオイルロック装置。
  5. 前記上バルブ又は下バルブが内径の形状の異なる複数種のものを用意されて選択使用される請求項1〜4のいずれかに記載のフロントフォークのオイルロック装置。
  6. 前記上バルブと下バルブが互いに共用される請求項1〜5のいずれかに記載のフロントフォークのオイルロック装置。
  7. 前記上バルブシートと下バルブシートが平板状をなす請求項1〜6のいずれかに記載のフロントフォークのオイルロック装置。
  8. 前記上バルブシートと下バルブシートが互いに共用される請求項1〜7のいずれかに記載のフロントフォークのオイルロック装置。
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