JP2010038360A - クラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動手段に負荷が作用するのを抑制すると共に、出力軸の高さを低く抑えられるクラッチ装置を得る。
【解決手段】クラッチ装置40は、出力軸38と、ピニオンギヤ92と、ピニオンギヤ92から出力軸38の径方向の一方向に延設される第1クラッチ部材94と、出力軸38に固定され出力軸38の径方向の一方向に延設されるスプリングホルダ96と、スプリングホルダ96に収納される凸部材108及びコイルスプリング98と、第1クラッチ部材94に形成された凹部112と、を有している。ここで、出力軸38に駆動力を超える負荷が作用したときは、凸部材108が凹部112から外れて出力軸38が空転する。これにより、モータ本体32に負荷が作用するのを抑制できる。また、クラッチ装置40による駆動力の伝達が出力軸38の径方向で行われるため、出力軸の高さを低く抑えることができる。
【選択図】図6
【解決手段】クラッチ装置40は、出力軸38と、ピニオンギヤ92と、ピニオンギヤ92から出力軸38の径方向の一方向に延設される第1クラッチ部材94と、出力軸38に固定され出力軸38の径方向の一方向に延設されるスプリングホルダ96と、スプリングホルダ96に収納される凸部材108及びコイルスプリング98と、第1クラッチ部材94に形成された凹部112と、を有している。ここで、出力軸38に駆動力を超える負荷が作用したときは、凸部材108が凹部112から外れて出力軸38が空転する。これにより、モータ本体32に負荷が作用するのを抑制できる。また、クラッチ装置40による駆動力の伝達が出力軸38の径方向で行われるため、出力軸の高さを低く抑えることができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、クラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータに関する。
車両のウインドウガラスを払拭するワイパ装置に適用されるワイパモータのうち、揺動機構を内蔵し、ワイパブレードが取付けられたワイパアームが出力軸に固定され、払拭面を往復払拭するワイパモータが知られている。この種のワイパモータでは、ワイパアームの動作が妨げられてワイパモータの出力軸に過大な負荷が作用すると、内蔵されている揺動機構や減速機構が損傷される恐れがある。このため、ワイパモータの出力軸又は出力軸周りに、更にクラッチ装置を設けたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1のクラッチ装置は、出力軸の軸線方向に移動可能で且つ軸線回りに回転不能なクラッチディスクが設けられている。クラッチディスクと対向する位置には、出力軸の軸線方向に移動不能で且つ軸線回りに回転可能であり、駆動力が入力される入力ディスクが設けられている。そして、クラッチディスクを入力ディスクに向けて付勢するコイルスプリングが設けられている。
特許文献2のクラッチ装置は、出力軸の軸線回りに回転可能に支持され周方向に円形開口溝が設けられた出力ギアが設けられている。出力ギアの円形開口溝には、出力軸を挟んで対向する内壁2カ所に第1嵌合溝、第2嵌合溝が形成されている。そして、出力軸から第1嵌合溝、第2嵌合溝に向けて、ばねの反発力により第1連結ピース、第2連結ピースがそれぞれ付勢されている。
しかし、特許文献1のクラッチ装置では、出力軸の軸線方向にクラッチディスクが配置されているため、少なくともクラッチディスクの移動範囲分は出力軸の寸法を高くしなくてはならず、クラッチ装置の高さを低くすることが困難である。
また、特許文献2のクラッチ装置では、第1連結ピース、第2連結ピースがそれぞれ第1嵌合溝、第2嵌合溝から外れたとき、第1連結ピース及び第2連結ピースは、ばねの反発力によって依然として円形開口溝に向けて付勢されるため、連結の解除が十分ではなく、出力軸に作用した過大な負荷が駆動源まで作用してしまう。
特開2007−302038
特開昭62−166748
本発明は、駆動手段に負荷が作用するのを抑制すると共に、出力軸の高さを低く抑えられるクラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータを得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係るクラッチ装置は、回転可能に支持された出力軸と、前記出力軸に回転可能に支持され駆動力が入力される被駆動部と、前記被駆動部から前記出力軸の径方向の一方向に延設される第1クラッチ部材と、前記出力軸に固定され、前記出力軸の径方向の一方向に延設される第2クラッチ部材と、前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材のいずれか一方に前記出力軸の径方向へ移動可能に設けられた凸部材と、前記第2クラッチ部材と前記第1クラッチ部材のいずれか一方の前記凸部材との対向面に形成され、前記凸部材と係合する凹部と、を有する係合手段と、前記凸部材を付勢して前記凹部に係合させる付勢手段と、を有する。
上記構成によれば、第1クラッチ部材と第2クラッチ部材が出力軸の径方向の同一方向に位置したとき、凸部材と凹部が対向する。そして、凸部材が付勢手段によって付勢され凹部と係合して、第1クラッチ部材と第2クラッチ部材が一体となって回転可能となる。続いて、外部の駆動手段によって、駆動力が被駆動部に入力されると、第1クラッチ部材から第2クラッチ部材に駆動力が伝達され、第2クラッチ部材が固定された出力軸が回転する。
ここで、出力軸に、回転を抑制する外力がほとんど作用していないときは、被駆動部の駆動タイミングで第1クラッチ部材及び第2クラッチ部材が回転するため、駆動手段に駆動力を超える負荷はほとんど作用しない。
一方、出力軸に、回転を抑制する外力が作用したときは、出力軸及び第2クラッチ部材がその場に停留する。このとき、第1クラッチ部材は回転を続けるため、凸部材が凹部から外れて係合状態が解除される。第1クラッチ部材と第2クラッチ部材は、出力軸の径方向の一方向のみで対向するため、凸部材と凹部の係合が解除された状態では、互いに周方向でずれた配置となっており、被駆動部と第1クラッチ部材は、出力軸に干渉されずに空転する。これにより、外部の駆動手段に負荷が作用するのを抑制できる。
また、駆動力の伝達が出力軸の径方向で行われるため、出力軸の軸方向で駆動力の伝達を行うクラッチ装置に比べて、出力軸の高さを低く抑えることができ、クラッチ装置全体の高さを低くすることができる。
本発明の請求項2に係るクラッチ装置は、前記第2クラッチ部材は、前記凸部材及び前記付勢手段を収納すると共に下部が開口され、前記凸部材が出入する穴部が形成された箱体を備え、前記箱体の開口は、前記第1クラッチ部材で閉じられている。
上記構成によれば、凸部材と凹部の係合状態が解除されても、第1クラッチ部材が第2クラッチ部材の底部となっているため、第2クラッチ部材の底部を他の部材で閉じなくても、凸部材及び付勢手段が第2クラッチ部材内に保持される。これにより、凸部材の脱落を防ぐことができる。
また、凸部材の先端は、箱体の穴部から外側へ向けて突出するとき、穴部に案内されて凹部に向けられるので、凸部材の位置決めが容易となる。さらに、第2クラッチ部材の回転に合わせて凸部材の先端が回転方向に移動するとき、凸部材は穴部に接触して保持されるため、凸部材の位置変動(ガタ)が低減される。
また、第1クラッチ部材側に凸部材を設けたものに比べて、凸部材と凹部の係合領域が、出力軸の中心から径方向遠方に位置する。これにより、凸部材と凹部の係合を保持させるのに必要な付勢手段の付勢力を小さく抑えることができる。さらに、付勢手段がコイルスプリングの場合、コイルスプリングの外径、線径を小さくすることができる。
本発明の請求項3に係るクラッチ装置は、前記穴部は、前記出力軸の軸線と同方向に長穴とされている。上記構成によれば、凸部材を周方向で一箇所に位置決めできる。
本発明の請求項4に係るクラッチ装置は、前記穴部は、前記開口とつながっている。上記構成によれば、付勢手段と凸部材を第2クラッチ部材に組付けるとき、いずれも同じ開口方向から組付けられるので、組付けが容易となる。
本発明の請求項5に係るクラッチ装置は、前記箱体の上部に貫通穴が形成されている。上記構成によれば、貫通穴を介して付勢手段及び凸部材が視認可能となり、例えば、凸部材に付勢手段が正しく接触していないときは、貫通穴を介してドライバ等の道具を進入させ、付勢手段の配置を修正することができる。
本発明の請求項6に係るクラッチ装置は、前記凸部材と前記凹部が1箇所ずつ設けられている。上記構成によれば、凸部材と凹部の係合が周方向で一箇所のみとなるため、係合状態が解除されて再度復帰するときの係合が容易となる。また、複数箇所の凸部材と凹部の寸法精度を揃える必要がない。
本発明の請求項7に係るクラッチ装置は、前記凹部の外側に外側傾斜面を形成し、該外側傾斜面の傾斜角度が、前記凹部の内側傾斜面の傾斜角度よりも小さい。上記構成によれば、凸部材と凹部が再度係合するときに必要なトルクが小さくなり、係合復帰が容易となる。
本発明の請求項8に係るクラッチ装置は、前記凹部の前記内側傾斜面は、凹部の底面側に形成される底側傾斜面と、前記底側傾斜面の端部から前記凹部の開口側に向けて形成される開口側傾斜面から構成され、前記開口側傾斜面の傾斜角度を底側傾斜面の傾斜角度より小さくしている。
上記構成によれば、凸部材を底側傾斜面と当接することで解除トルクが発生する。そして、底側傾斜面から連設される開口側傾斜面の傾斜角度は、底側傾斜面の傾斜角度より小さくされている。これにより、凹部の間口が広がるため、係合が解除された凸部材を凹部に復帰させる場合に、間口が広がっていない場合と比較して、広い範囲(ズレ)で凸部材を凹部に係合復帰させることができる。
本発明の請求項9に係るクラッチ装置は、前記外側傾斜面の傾斜角度を前記開口側傾斜面の傾斜角度より小さくしている。上記構成によれば、凸部材を凹部に再度係合させるときに必要なトルクを解除トルクより小さくさせることで、容易に係合復帰させることができる。
本発明の請求項10に係るクラッチ装置は、前記外側傾斜面の幅を、前記第2クラッチ部材の幅より小さくしている。
上記構成によれば、第2クラッチ部材の幅内に、凹部の外側傾斜面を収めることで、出力軸が揺動する角度と第2クラッチ部材の幅分のスペースがあればクラッチ装置が収まり、クラッチ装置を小さくすることができる。
本発明の請求項11に係るクラッチ装置は、前記第2クラッチ部材には、前記出力軸が挿通される貫通孔が形成され、前記貫通孔又は前記出力軸には、前記出力軸の一部が圧入される圧入部が、前記付勢手段の付勢力を受ける範囲に設けられている。上記構成によれば、第2クラッチ部材の中央部に近い位置で圧入が行われるため、第2クラッチ部材の高さを低くすることができる。
本発明の請求項12に係るモータ装置は、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のクラッチ装置と、駆動力を発生するモータ本体と、前記クラッチ装置の前記被駆動部に前記モータ本体で発生する駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、を有する。
上記構成によれば、モータ本体で発生した駆動力が、駆動力伝達手段を介して、クラッチ装置の被駆動部に伝達される。そして、凸部材と凹部の係合により、第1クラッチ部材と第2クラッチ部材が一体で回転し、出力軸が回転駆動される。ここで、クラッチ装置における凸部材と凹部の係合方向は、出力軸の径方向となるため、出力軸の軸方向で係合が行われるクラッチ装置に比べて、出力軸の高さを低く抑えられる。これにより、モータ装置全体の高さを低くすることができ、モータ装置の設置スペースを低減できる。
本発明の請求項13に係るモータ装置は、前記駆動力伝達手段がリンク部材を有し、該リンク部材の可動領域と、前記第1クラッチ部材及び前記第2クラッチ部材の回転領域とが重なる。上記構成によれば、リンク部材の可動領域と第1クラッチ部材及び第2クラッチ部材の回転領域とが重ならないモータ装置と比較すると、出力軸の駆動のために、リンク部材、第1クラッチ部材、及び第2クラッチ部材が動作する領域を低減でき、モータ装置全体を小型化することができる。
本発明の請求項14に係るワイパモータは、請求項12又は請求項13に記載のモータ装置と、前記出力軸に直接的又は間接的に連結され、前記モータ本体の駆動力によって駆動されるワイパ部材と、を有する。上記構成によれば、モータ装置の出力軸の高さを低く抑えられるので、ワイパモータ全体の高さを低くすることができ、ワイパモータの車両への設置スペースを低減できる。
本発明のクラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータの第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、車両10の後部には、リヤウインドウガラス12を備えたバックドア14が設けられている。リヤウインドウガラス12の上端部には、車両10の後方に向けて断面略三角形状に突き出されたリヤスポイラ16が配設されている。リヤスポイラ16は、リヤウインドウガラス12側に向けて開放された開口部18が形成されており、内部が中空となっている。
リヤスポイラ16の内側で、バックドア14の車両パネルを構成するインナーパネル15(図9参照)とアウターパネル17(図9参照)の間の空間には、インナーパネル15に固定され所定の回転駆動(揺動)を行うモータ装置20と、モータ装置20によって回転駆動されリヤウインドウガラス12の表面を払拭するワイパ部材22とが設けられている。なお、モータ装置20とワイパ部材22でワイパモータ26が構成されている。
ワイパ部材22は、リヤウインドウガラス12表面を払拭するワイパブレード28と、ワイパブレード28を保持すると共に、一端がモータ装置20に回転可能に取付けられるワイパアーム30とで構成されている。
次に、モータ装置20の構成について説明する。
図2及び図3に示すように、モータ装置20は、駆動力を発生するモータ本体32と、モータ本体32に通電を行う通電部34と、モータ本体32で発生した駆動力を伝達するリンク機構36と、リンク機構36の回転動作によって連結動作又は連結解除動作が行われるクラッチ装置40と、リンク機構36及びクラッチ装置40を介して駆動力が伝達され回転(揺動)駆動される出力軸38とが設けられている。
モータ本体32は、通電部34に接続されており、車両10(図1参照)の制御部(図示省略)の制御によって、電源(図示省略)から通電部34を介して通電され、駆動力を発生するようになっている。
図4に示すように、モータ本体32はヨークハウジング42を備えている。ヨークハウジング42は、偏平形状の筒体で、軸線方向の一端部が絞り加工され有底の軸受部44が設けられており、他端部が開口されている。ヨークハウジング42の開口側は、リンク機構36及びクラッチ装置40を収容するハウジング70に一体的に取付けられている。ハウジング70は、下部開口が形成されており、図示しない底蓋により閉塞されている。
軸受部44には、軸受46が配設されている。一方、ヨークハウジング42の他端部には、開口を塞ぐようにして絶縁樹脂製のエンドハウジング48が固定されており、エンドハウジング48の中央部分には、軸受50が配置されている。
また、ヨークハウジング42内には、回転軸54を備えたアーマチャ52(回転子)が収容されている。アーマチャ52は、回転軸54の両端が軸受46と軸受50に挿通されることで、回転軸54を回転中心として回転可能に支持されている。さらに、ヨークハウジング42の内周壁でアーマチャ52に対向する部位には、マグネット56(固定子)が固着されている。
エンドハウジング48には、ブラシケース58を介してブラシ60が保持されている。ブラシ60は、略角柱状に形成されており、アーマチャ52の一端側(図の下方側)に設けられたコンミテータ62(整流子)の外周面に圧接されている。なお、回転軸54が回転すると、コンミテータ62もアーマチャ52と一体で回転する。また、ブラシ60の上部からは、連結用のピッグテール64が引き出されており、ピッグテール64の先端部は、図示しない給電用の接続線に接続されている。
一方、モータ本体32(アーマチャ52)の回転軸54は、エンドハウジング48よりも軸方向外側に設けられたカップリング66によって、リンク機構36のウォームギヤ68に連結されている。
ウォームギヤ68は、ハウジング70に設けられた軸受72(モータ本体32側)及び軸受74(クラッチ装置40側)に両端部が挿通され、回転自在に支持されている。また、ウォームギヤ68は、ハウジング70内に回転可能に支持されたウォームホイール76と噛合している。
ウォームホイール76は、ウォームギヤ68及び回転軸54の軸線と垂直な方向(図4の紙面手前側に向かう方向)に立設された回転軸78回りに回転するようになっている。また、ウォームホイール76は、ウォームギヤ68の軸線に対し一側方に配置されており、ウォームギヤ68に噛合した状態でハウジング70内に回転可能に収容されている。
図4及び図5に示すように、ウォームホイール76には、リンク機構36の一部を構成するセクタギヤ80が連結されている。セクタギヤ80は、ウォームホイール76の回転軸78と異なる位置(ウォームホイール76の径方向に変位した位置)で、且つ回転軸78と同方向に立設されたクランクピン(支持軸)82によって、一端がウォームホイール76に回転自在に連結されている。セクタギヤ80の他端には、噛合部としての複数の歯部84が形成されている。歯部84は、後述するクラッチ装置40のピニオンギヤ92に噛合している。
また、セクタギヤ80の厚さ方向一方側(ウォームホイール76と反対側)には、保持レバー86が配設されている。保持レバー86は、一端側に形成された貫通穴86Aを介して、セクタギヤ80の歯部84における揺動中心(歯部84のピッチ円の中心)に設けられた支軸88に連結されている。また、保持レバー86は、他端部の貫通穴86Bを介して、ハウジング70に回転可能に支持された出力軸38に回転自在に連結されている。
これにより、出力軸38と支軸88との軸間距離(軸間ピッチ)が維持されて、出力軸38の径方向に沿ったセクタギヤ80とピニオンギヤ92の噛合い状態が維持される。そして、ウォームホイール76が回転するとセクタギヤ80が往復揺動され、後述する第1クラッチ部材94が往復回転駆動される。
なお、保持レバー86のセクタギヤ80とは反対側には、上方に向けて保持レバー86を貫通した樹脂材料等からなる摺動部材90が取付けられている。摺動部材90は、ハウジング70の裏側を閉塞する底蓋(図示省略)に摺動可能に当接している。これにより、保持レバー86の厚さ方向(出力軸38の軸線方向)に沿った移動が制限されている。
ここで、主にウォームホイール76、セクタギヤ80、保持レバー86によって、リンク機構36が構成されている。
一方、図5及び図6に示すように、クラッチ装置40は、被駆動部としてのピニオンギヤ92と、第1クラッチ部材94と、出力軸38の第1クラッチ部材94よりも上方に配設された第2クラッチ部材としてのスプリングホルダ96と、付勢手段としてのコイルスプリング98と、凸部材108とを有している。
第1クラッチ部材94は、ピニオンギヤ92の上面でピニオンギヤ92から出力軸38の径方向の一方向に向けて延設されており、ピニオンギヤ92と第1クラッチ部材94は一体となっている。また、第1クラッチ部材94のピニオンギヤ92側の端部中央には、出力軸38が挿通可能な大きさで、第1クラッチ部材94及びピニオンギヤ92の中央を略鉛直方向に貫通する貫通穴95が形成されている。
ここで、第1クラッチ部材94及びピニオンギヤ92は、保持レバー86の他端部の上面側に一端が配置され、貫通穴95と他端部の貫通穴86Bとが連通した状態で出力軸38が挿通されることにより、出力軸38の周方向に回転可能となっている。
スプリングホルダ96は、一端部の略鉛直方向に出力軸38を挿通可能な大きさの貫通孔99が形成されており、他端部が貫通孔99から出力軸38の径方向の一方向に延設された箱体で構成されている。また、スプリングホルダ96は、中空で下部(底面)が開口されており、他端部の外壁102の中央には、出力軸38の軸線と同方向でスプリングホルダ96内部と連通する長穴104が形成されている。長穴104は、スプリングホルダ96の下部開口とつながっている。さらに、スプリングホルダ96の上部(上面)には、貫通孔99から出力軸38の径方向に延びる長穴で、スプリングホルダ96の内部まで貫通した貫通穴106が形成されている。
また、スプリングホルダ96は、貫通孔99に出力軸38が挿通された状態で出力軸38に固定されている。固定手段は、接着、締まり嵌め、出力軸38及び貫通孔99をDカットして係合固定させるなどの手段が挙げられる。なお、スプリングホルダ96の固定位置は、第1クラッチ部材94の貫通穴95に出力軸38を挿通したときに、スプリングホルダ96の下部開口が第1クラッチ部材94の上面によって一部又は全部を閉塞可能となる位置となっている。
ここで、スプリングホルダ96の内部には、コイルスプリング98と凸部材108が収容されている。コイルスプリング98は、一端が出力軸38側の内壁面に固定されており、他端が自由端となっている。また、凸部材108は、円板状でコイルスプリング98の他端と接触して出力軸38の径方向外側に向けて付勢される被付勢部108Aと、被付勢部108Aのコイルスプリング98と反対側の面から出力軸38の径方向外側に向けて突出した凸部108Bとが設けられている。
凸部108Bは、長穴104に挿通可能で、且つ外壁102から出力軸38の径方向外側へ所定長さ突出可能な大きさとなっている。また、被付勢部108Aのコイルスプリング98との接触面は、スプリングホルダ96の長穴104の開口面積よりも大きい面積となっている。これにより、凸部材108の出力軸38の径方向外側への移動は、被付勢部108Aがスプリングホルダ96の内壁面と接触することで規制されている。
このようにして、凸部材108は、コイルスプリング98によって出力軸38の径方向外側の一方向へ向けて付勢され、スプリングホルダ96の長穴104から凸部108Bが突出した状態で保持されている。なお、凸部材108は、凸部108Bに作用する外力の大きさによってコイルスプリング98が伸縮することにより、スプリングホルダ96の内部を出力軸38の径方向に移動可能となっている。
一方、第1クラッチ部材94のピニオンギヤ92と反対側の端部には、第1クラッチ部材94の上面から上方に向けて壁部110が立設されている。壁部110は、第1クラッチ部材94の幅(出力軸38の径方向と略直交する方向の幅)に合わせて、出力軸38を中心とする周方向に所定の幅で延設されている。また、壁部110の内側壁面(出力軸38側の面)中央には、凸部108Bと係合可能な大きさの凹部112が形成されている。ここで、1つの凸部材108と1箇所の凹部112により、クラッチ装置40の係合手段114が構成されている。
図7に示すように、凹部112の周方向(出力軸38の径方向と直交する方向)両外側には、出力軸38に向けて凸となる湾曲部(山)と、湾曲部の頂点から周方向外側にずれるに従い出力軸38から離れる方向に傾斜する外側傾斜面116A、116Bとが形成されている。なお、図7では、傾斜角度を明確にするためにコイルスプリング98の図示及びハッチングを省略している。
ここで、出力軸38を中心とする円弧の接線方向を基準線(角度0°)として、凹部112の内側傾斜面の基準線からの傾斜角度をθ1、外側傾斜面116B(116Aも同角度に設定)の基準線からの傾斜角度をθ2とすると、θ1>θ2となっている。なお、凸部108Bの先端部には、両側にテーパ面が形成されており、これらのテーパ面の角度は、凹部112の内側傾斜面の傾斜角度θ1とほぼ等しい角度となっている。
また、凹部112の内側傾斜面の傾斜角度θ1と径方向の深さは、出力軸38が駆動可能となる所定の駆動力が第1クラッチ部材94に作用したときに、凸部108Bが凹部112から外れることなく係合保持され、所定の駆動力を超える負荷が凸部108Bと凹部112の係合部に作用したときに、凸部108Bが凹部112の内側傾斜面に沿って移動し係合が解除される大きさとなっている。
次にモータ装置20及びワイパモータ26の組立てについて説明する。
図5に示すように、まず、出力軸38にスプリングホルダ96が固定される。続いて、スプリングホルダ96の内部にコイルスプリング98及び凸部材108が収容された状態で、出力軸38の下端側が第1クラッチ部材94の貫通穴95に挿通され、第1クラッチ部材94がスプリングホルダ96の下部開口を閉塞することで、クラッチ装置40が組立てられる。
続いて、軸受39に出力軸38の上端側が挿通され、さらに出力軸38の上端側がハウジング70に形成された貫通穴71に挿通されることにより、ハウジング70に軸受39が保持され、クラッチ装置40が取付けられる。
一方、モータ本体32と通電部34が組付けられ、モータ本体32から突出したウォームギヤ68を覆って、ネジ止め等の固定手段によりハウジング70が組付けられる。続いて、ハウジング70の回転軸78がウォームホイール76の貫通穴に挿通され、ウォームギヤ68とウォームホイール76が噛合される。
続いて、ウォームホイール76の下面側に形成された連結部(図示省略)にクランクピン82が回転可能に支持されることにより、ウォームホイール76にセクタギヤ80が連結される。このとき、セクタギヤ80の歯部84と、ピニオンギヤ92とが噛合される。
ここで、出力軸38の下端側が保持レバー86の貫通穴86Bに挿通され、セクタギヤ80の支軸88が保持レバー86の貫通穴86Aに挿通されることにより、リンク機構36が形成される。続いて、出力軸38のピニオンギヤ92よりも下側に、図示しない軸受及び抜止手段が設けられた状態で、ハウジング70の下部開口が底蓋(図示省略)により閉塞され、モータ装置20が組立てられる。
モータ装置20の組立てにおいて、第1クラッチ部材94の延設方向とスプリングホルダ96の延設方向とを一致させると、スプリングホルダ96の下部開口は、第1クラッチ部材94によって閉塞される。同時に凸部材108の凸部108Bが凹部112に進入して係合する。これにより、クラッチ装置40の連結が完了し、モータ本体32で発生した駆動力が、リンク機構36及びクラッチ装置40を介して出力軸38に入力されるようになる。
図1、図5、及び図9に示すように、完成したモータ装置20は、ハウジング70に形成された複数の締結孔118にネジ(図示省略)が締結されることにより、略コ字状のステイ27に固定される。さらに、モータ装置20は、ステイ27が図示しないボルト等でインナーパネル15に締結されることで、インナーパネル15とアウターパネル17の間の空間に収納される。アウターパネル17には、貫通穴23が形成されており、この貫通穴23からモータ装置20の出力軸38が突出している。ここで、出力軸38の上端にワイパアーム30が取付けられることにより、ワイパモータ26が組立てられる。
ワイパモータ26は、リヤウインドウガラス12の上端部に位置している。そして、ワイパモータ26を覆ってリヤスポイラ16がバックドア14に固定される。ワイパモータ26のワイパ部材22は、リヤスポイラ16の開口部18と対向する位置に配置されており、往復揺動してリヤウインドウガラス12の払拭を行う。
図8には、ワイパモータ26の出力軸38と規制線24との距離が模式図で示されている。規制線24は、前述のインナーパネル15とアウターパネル17(図9参照)の間の空間にモータ装置20を最小幅で設置するときの設置限界を表している。前述のリンク機構36(図2参照)による出力軸38の回転範囲は、出力軸38の中心を通り規制線24と平行となる基準線Mから180°を超えない回転角の範囲であり、出力軸38の中心から規制線24までの距離はd1となっている。
ここで、仮に出力軸38が360°回転(1回転)するものであったとき、出力軸38の中心からモータ装置20のハウジングの必要設置限界(仮想面N)までの距離はd2(d2>d1)となり、インナーパネル15とアウターパネル17(図9参照)で形成されるモータ20の設置空間を大きくしなくてはならない。しかし、本実施形態のモータ装置20では、出力軸38の回転範囲上記のように抑えることで、設置空間の省スペース化が可能となっている。
図9には、車両10のリヤスポイラ16付近の一部が模式図で示されている。図9では、図面を見易くするため、断面のハッチングの記載を一部省略している。車両10は、室内側のインナーパネル15と室外側のアウターパネル17を有しており、モータ装置20は、インナーパネル15とアウターパネル17で囲まれた空間に配設されている。また、リヤウインドウガラス12の一端部は、アウターパネル17に取付けられている。
ここで、前述のように、モータ装置20内のクラッチ装置40は、出力軸38の径方向(図9の矢印R方向)に延設され、周方向で接続(係合)が行われる構成となっているため、出力軸38の軸方向(矢印L方向)の高さd3は、クラッチ装置40の動作に影響されない。これにより、出力軸38の高さd3を低く抑えることができ、クラッチ装置40全体の高さを低くすると共に、リヤスポイラ16の高さも低く抑えることができる。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
図3及び図4に示すように、上記構成のモータ装置20(ワイパモータ26)では、通電部34を介してモータ本体32に通電されアーマチャ52が回転すると、ウォームギヤ68を介してウォームホイール76へ回転力が伝達され、ウォームホイール76が一方向へ連続回転する。
続いて、図10(a)〜(c)に示すように、ウォームホイール76が回転すると、ウォームホイール76に連結されたセクタギヤ80が往復揺動する。このセクタギヤ80の往復揺動動作によって、ピニオンギヤ92が往復回転駆動され、第1クラッチ部材94が往復揺動される。なお、図10(b)の第1クラッチ部材94の位置が初期原点位置となっており、第1クラッチ部材94は、ウォームホイール76の回転に伴い、初期原点位置から図10(a)又は図10(c)に示すように周方向に変位する。
図11(a)に示すように、第1クラッチ部材94の初期原点位置(図10(b)参照)では、凸部108Bと凹部112が係合している。ここで、出力軸38に駆動力を超える負荷(外力)が作用していないときは、凸部108Bと凹部112の係合状態が保持されるため、第1クラッチ部材94の揺動に合わせて出力軸38が揺動する(係合状態)。これにより、出力軸38に連結されたワイパ部材22(図1参照)が、出力軸38の往復回転に伴って往復駆動され、リヤスポイラ16の開口部18から下方側へ円弧状に移動を繰り返し、リヤウインドウガラス12の表面を払拭する。
一方、例えば、ワイパ部材22を介して出力軸38周りに過大な負荷(荷重)が作用すると、出力軸38が逆方向の回転もしくは拘束されることになる。なお、図11(b)、(c)では、出力軸38が逆方向に回転する状態を示している。
ここで、図11(b)に示すように、モータ装置20(図3参照)が停止又は作動状態で第1クラッチ部材94が拘束又は回転状態にあるとき、出力軸38周りに外力による過大な負荷(荷重)が作用すると、スプリングホルダ96は、第1クラッチ部材94と逆方向に回転する。このため、相対的な回転力が凹部112の内側傾斜面と凸部材108のテーパ面との接触部に作用する。この接触部に作用する凸部材108への反力が、コイルスプリング98による付勢力を超えたとき、凸部材108は、出力軸38に向けてスライド移動する。そして、凸部108Bと凹部112の係合が解除される(解除状態)。
続いて、図11(c)に示すように、スプリングホルダ96が回転移動を続けると、凸部108Bは、凹部112の外側傾斜面116Bから完全に離れる。これにより、ピニオンギヤ92及び第1クラッチ部材94は、出力軸38に干渉されずに空転する(空転状態)。なお、第1クラッチ部材94とスプリングホルダ96は、出力軸38の径方向の一方向のみで対向する構成となっているため、凸部材108と凹部112の係合が解除された状態では互いに周方向でずれた配置となっており、第1クラッチ部材94の移動は、スプリングホルダ96の移動に干渉されない。
ここで、凸部材108と凹部112の係合が解除されたときにおいても、第1クラッチ部材94は、スプリングホルダ96の底部となっているため、スプリングホルダ96の底部を他の部材で閉じなくても、凸部材108及びコイルスプリング98がスプリングホルダ96内に保持される。これにより、凸部材108の脱落を防ぐことができる。
また、凸部材108の先端は、スプリングホルダ96の長穴104から外側へ向けて突出するとき、長穴104に案内されて凹部112に向けられるので、凸部材108の位置決めが容易となる。さらに、スプリングホルダ96の回転に合わせて凸部材108の先端(凸部108B)が回転方向に移動するとき、凸部材108は長穴104の内壁に接触して保持されるため、凸部材108の位置変動(ガタ)が低減される。
また、第1クラッチ部材94側に凸部材を設けた場合に比べて、凸部材108と凹部112の係合領域が、出力軸38の中心から径方向遠方に位置する。これにより、凸部材108と凹部112の係合を保持させるのに必要なコイルスプリング98の付勢力を小さく抑えることができる。さらに、付勢手段がコイルスプリング98の場合、コイルスプリング98の外径、線径を小さくしてクラッチ装置40の小型化が可能となる。
また、長穴104は、出力軸38の軸線と同方向に形成されているため、凸部材108を周方向で一箇所に位置決めできる。さらに、長穴104は、スプリングホルダ96の下部開口とつながっている。このため、凸部材108とコイルスプリング98をスプリングホルダ96に組付けるとき、いずれも同じ下部開口方向から組付けられるので、組付けが容易となる。
また、スプリングホルダ96の上部の貫通穴106を介して凸部材108及びコイルスプリング98が視認可能となっているため、例えば、凸部材108にコイルスプリング98が正しく接触していないときは、貫通穴106を介してドライバ等の道具を進入させ、コイルスプリング98の配置を修正することができる。
ワイパモータ26(図1参照)は、例えば、ワイパ部材22の回動範囲内(正規の払拭範囲内)での作動途中においてワイパ部材22を介して出力軸38に過大な外力が作用した場合などにおいて、ピニオンギヤ92及び第1クラッチ部材94が空転状態となることにより、第1クラッチ部材94手前の駆動力伝達部品(セクタギヤ80、ウォームホイール76、ウォームギヤ68、モータ本体32等の構成)に過大な負荷が作用することを防止できる。
続いて、スプリングホルダ96に設けられたストッパ突起(図示省略)が、ハウジング24(図1参照)の内壁と接し、あるいは、スプリングホルダ96本体とハウジング24が接するなどして、スプリングホルダ96の移動が規制された状態でモータ本体32を動作させると、第1クラッチ部材94が回転し、凸部108Bが凹部112の外側傾斜面116B(反対側の場合は外側傾斜面116A)を当接しながら乗り上げ、当初の係合位置に収まる。
これにより、自動的に第1クラッチ部材94及びスプリングホルダ96の原点復帰が行なわれ、再び出力軸38(及びワイパ部材22)の駆動が可能となる。なお、前述のように、凹部112の外側傾斜面116A、116Bは、凹部112の内側傾斜面の傾斜角度よりも小さく設定されているため、所定の解除トルクよりも小さなモータ出力軸発生トルクで凸部108Bと凹部112の係合を復帰することができる。
また、クラッチ装置40は、凸部材108と凹部112が1箇所ずつ設けられているため、凸部材108と凹部112の係合が周方向で一箇所のみとなる。これにより、凸部材108と凹部112の係合状態が解除されて再度復帰するときの係合が容易となる。また、複数箇所の凸部材と凹部の寸法精度を揃える必要がない。
なお、図10(a)に示すように、本実施形態のモータ装置20は、リンク機構36がセクタギヤ80、保持レバー86を有し、これらの可動領域と、第1クラッチ部材94及びスプリングホルダ96の回転領域とが重なる(領域S)。これにより、出力軸38の駆動のために、セクタギヤ80、保持レバー86、第1クラッチ部材94、及びスプリングホルダ96が動作する領域を低減でき、モータ装置20全体を小型化することができる。
次に、本発明のクラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータの第2実施形態を図面に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図12には、前述のモータ装置20(図3参照)のクラッチ装置40に換えて設けられるクラッチ装置120の構成が示されている。クラッチ装置120は、被駆動部としてのピニオンギヤ122と、第1クラッチ部材124と、出力軸38の第1クラッチ部材124よりも上方に配設された第2クラッチ部材136と、付勢手段としてのコイルスプリング98と、凸部材108とを有している。
第1クラッチ部材124は、ピニオンギヤ122の上面でピニオンギヤ122から出力軸38の径方向の一方向に向けて延設されており、ピニオンギヤ122と第1クラッチ部材124は一体となっている。また、第1クラッチ部材124のピニオンギヤ122側の端部中央には、出力軸38が挿通可能な大きさで、第1クラッチ部材124及びピニオンギヤ122の中央を略鉛直方向に貫通する貫通穴132が形成されている。
ここで、第1クラッチ部材124及びピニオンギヤ122は、保持レバー86(図5参照)の他端部の上面側に一端が配置され、貫通穴132と他端部の貫通穴86Bとが連通した状態で出力軸38が挿通されることにより、出力軸38の周方向に回転可能となっている。
また、第1クラッチ部材124のピニオンギヤ122と反対側の端部には、出力軸38の径方向の一方向に延設された箱体からなるホルダ部126が設けられている。ホルダ部126は、中空部128が形成されており上部が開口されている。また、ホルダ部126の出力軸38側の壁の中央には、出力軸の軸線方向に沿って長穴130が形成されている。長穴130は、中空部128と連通している。
ホルダ部126の中空部128には、コイルスプリング98と凸部材108が収容されている。凸部材108は、コイルスプリング98によって出力軸38に向けて付勢され、中空部128内で出力軸38の径方向に移動可能となっており、凸部108Bが長穴130から出力軸38に向けて突出している。また、ホルダ部126の上部には、コイルスプリング98と凸部材108が収容された状態で平板状の上蓋134が取付けられ、閉止されている。これにより、コイルスプリング98及び凸部材108が中空部128から飛び出さないようになっている。
一方、第2クラッチ部材136は、一端部の略鉛直方向に出力軸38を挿通可能な大きさの貫通穴142が形成されており、貫通穴142に出力軸38が挿通された状態で出力軸38に固定されている。固定手段は、接着、締まり嵌め、出力軸38及び貫通穴142をDカットして係合固定させるなどの手段が挙げられる。なお、第2クラッチ部材136の固定位置は、第1クラッチ部材124の貫通穴132に出力軸38を挿通したときに、第2クラッチ部材136の底面が第1クラッチ部材94の上面に配置される位置となっている。
また、第2クラッチ部材136の他端側(出力軸38と反対側)の外壁面中央には、凸部108Bと係合可能な大きさの凹部138が形成されている。凹部138の周方向(出力軸38の径方向と直交する方向)両外側には、出力軸38から離れる方向に凸となる湾曲部(山)と、湾曲部の頂点から周方向外側にずれるに従い出力軸38に近づく方向に傾斜する外側傾斜面140とが形成されている。なお、外側傾斜面140の傾斜角度は、凹部138の内側傾斜面の傾斜角度よりも小さくなっている。
凹部138の内側傾斜面の傾斜角度と径方向の深さは、出力軸38が駆動可能となる所定の駆動力が第1クラッチ部材124に作用したときに、凸部108Bが凹部138から外れることなく係合保持され、所定の駆動力を超える負荷が凸部108Bと凹部138の係合部に作用したときに、凸部108Bが凹部138の内側傾斜面に沿って移動し係合が解除される大きさとなっている。
次に、本発明の第2実施形態の作用について説明する。
上記構成のクラッチ装置120が設けられたモータ装置20では、通電部34を介してモータ本体32に通電されアーマチャ52が回転すると、ウォームギヤ68を介してウォームホイール76へ回転力が伝達され、ウォームホイール76が一方向へ連続回転する。
続いて、ウォームホイール76が回転すると、ウォームホイール76に連結されたセクタギヤ80が往復揺動する。このセクタギヤ80の往復揺動動作によって、ピニオンギヤ122が往復回転駆動され、第1クラッチ部材124が往復揺動される。
図13(a)に示すように、第1クラッチ部材124の初期原点位置では、凸部108Bと凹部138が係合している。ここで、出力軸38に駆動力を超える負荷(外力)が作用していないときは、凸部108Bと凹部138の係合状態が保持されるため、第1クラッチ部材124の揺動に合わせて出力軸38が揺動する。これにより、出力軸38に連結されたワイパ部材22(図1参照)が出力軸38の往復回転に伴って往復駆動する(係合状態)。
一方、例えば、ワイパ部材22を介して出力軸38周りに過大な負荷(荷重)が作用すると、出力軸38が逆方向の回転もしくは拘束されることになる。なお、図13(b)、(c)では、出力軸38が逆方向に回転する状態を示している。
ここで、図13(b)に示すように、モータ装置20(図3参照)が停止又は作動状態で第1クラッチ部材124が拘束又は回転状態にあるとき、出力軸38周りに外力による過大な負荷(荷重)が作用すると、第2クラッチ部材136は、第1クラッチ部材124と逆方向に回転する。このため、相対的な回転力が、凹部138の内側傾斜面と凸部材108のテーパ面との接触部に作用する。この接触部に作用する凸部材108への反力が、コイルスプリング98による付勢力を超えたとき、凸部材108は、出力軸38から離れる方向に向けてスライド移動する。そして、凸部108Bと凹部138の係合が解除される(解除状態)。
続いて、図13(c)に示すように、第2クラッチ部材136が回転移動を続けると、凸部108Bは、凹部138の外側傾斜面140から完全に離れる。これにより、ピニオンギヤ122及び第1クラッチ部材124が空転する(空転状態)。
第1クラッチ部材124と第2クラッチ部材136は、出力軸38の径方向の一方向のみで対向する構成となっているため、凸部材108と凹部138の係合が解除された状態では互いに周方向でずれた配置となっており、第1クラッチ部材124の移動は、第2クラッチ部材136の移動に干渉されない。これにより、第1クラッチ部材124手前の駆動力伝達部品(セクタギヤ80、ウォームホイール76、ウォームギヤ68、モータ本体32等の構成)に過大な外力が作用することを防止できる。
続いて、第2クラッチ部材136の移動がハウジング等との接触により規制された状態でモータ本体32を動作させると、第1クラッチ部材124が回転し、凸部108Bが凹部138の外側傾斜面140を当接しながら乗り上げ、当初の係合位置に収まる。これにより、自動的に第1クラッチ部材124及び第2クラッチ部材136の原点復帰が行なわれ、再び出力軸38の駆動が可能となる。なお、前述のように、凹部138の外側傾斜面140は、凹部138の内側傾斜面の傾斜角度よりも小さく設定されているため、所定の解除トルクよりも小さなモータ出力軸発生トルクで凸部108Bと凹部138の係合を復帰することができる。
次に、本発明のクラッチ装置の他の実施例を図面に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図14(a)には、比較例として、第1実施形態のクラッチ装置40が示されている。また、図14(b)には、本実施例のクラッチ装置150が示されている。
図14(a)に示すように、クラッチ装置40では、出力軸38がスプリングホルダ96の貫通孔99及び第1クラッチ部材94の貫通穴95に挿通され、貫通孔99の上部に設けられた圧入部93で圧入固定されている。圧入部93は、貫通孔99の一部を小径として設けてもよく、出力軸38の一部を大径として設けてもよい。ここで、コイルスプリング98が収容される収容領域の高さがd6となっており、圧入部93の圧入代はd4となっている。このため、圧入部93の上面の高さは、スプリングホルダ96の貫通穴106が形成された部位の上面の高さよりもd5(d5<d4)だけ高くなっている。
一方、図14(b)に示すように、本実施例のクラッチ装置150は、ピニオンギヤ92と、第1クラッチ部材94と、出力軸162(出力軸38と圧入箇所が異なるもの)の第1クラッチ部材94よりも上方に配設された第2クラッチ部材としてのスプリングホルダ152と、コイルスプリング98と、凸部材108とを有している。
スプリングホルダ152は、一端部の略鉛直方向に出力軸162を挿通可能な大きさの貫通孔158が形成されており、他端部が貫通孔158から出力軸162の径方向の一方向に延設された箱体で構成されている。また、スプリングホルダ152は、中空で下部(底面)が開口されており、他端部の外壁の中央には、出力軸162の軸線と同方向でスプリングホルダ152内部と連通する長穴154が形成されている。
長穴154は、スプリングホルダ152の下部開口とつながっている。さらに、スプリングホルダ152の上部(上面)には、貫通孔158から出力軸162の径方向に延びる長穴で、スプリングホルダ152の内部まで貫通した貫通穴156が形成されている。スプリングホルダ152の内部には、コイルスプリング98と凸部材108が収容されている。
クラッチ装置150では、出力軸162が、スプリングホルダ152の貫通孔158及び第1クラッチ部材94の貫通穴95に挿通され、貫通孔158の鉛直方向略中央部に設けられた圧入部160で圧入固定されている。圧入部160は、貫通孔158の一部を小径として設けてもよく、出力軸162の一部を大径として設けてもよい。
ここで、スプリングホルダ152において、コイルスプリング98が収容される収容領域の高さはd6となっている。また、圧入部160は、出力軸162の軸方向でコイルスプリング98の収容領域と同じ高さの領域内(コイルスプリング98の付勢力を受ける範囲)に配置されており、圧入代はd4となっている。このため、スプリングホルダ152における貫通孔158の形成部位の上面の高さと、貫通穴156の形成部位の上面の高さは同一となっている。即ち、スプリングホルダ152は、スプリングホルダ96のd5=0としたものであり、スプリングホルダ96よりも高さが低く、薄型化されている。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
凸部材108の付勢手段は、コイルスプリング98に限らず、コイルスプリング98と同等の弾性性能を有している弾性部材(ゴム等)であれば、代替が可能である。また、コイルスプリング98の本数は、1本に限らず、複数本であってもよい。ワイパ部材22は、出力軸38に直接取付けられるだけでなく、アーム部材やリンク機構等を介して間接的に取付けられていてもよい。また、凸部材108及びコイルスプリング98が脱落しないようにスプリングホルダ96に保持される構成では、第1クラッチ部材94の下側にスプリングホルダ96が配置されていてもよい。
次に、本発明のクラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータの第3実施形態を図面に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図15に示すように、凹部180の周方向外側には、出力軸38(図16参照)に向けて凸となる湾曲部(山)と、湾曲部の頂点から周方向外側にずれるに従い出力軸38から離れる方向に傾斜する外側傾斜面182A、182Bが形成されている。
さらに、凹部180の内周傾斜面186は、凹部180の底面188側に形成される底側傾斜面186Aと、この底側傾斜面186Aの端部から凹部180の開口側に向けて形成される開口側傾斜面186Bから構成されている。
ここで、出力軸38を中心とする円弧の接線方向を基準線(角度0°)として、凹部180の底側傾斜面186Aの基準線からの傾斜角度をθ3、開口側傾斜面186Bの基準線からの傾斜角度をθ4とすると、θ3>θ4となっている。
また、外側傾斜面182A、182Bの基準線からの傾斜角度をθ5とすると、θ4>θ5となっている。なお、凸部108Bの先端部には、両側にテーパ面が形成されており、これらのテーパ面の角度は、凹部180の底側傾斜面186Aの傾斜角度θ3とほぼ等しい角度となっている。
さらに、凹部180の底側傾斜面186Aの傾斜角度θ3と深さは、出力軸38が駆動可能となる所定の駆動力が第1クラッチ部材94(図16参照)に作用したときに、凸部108Bが凹部180から外れることなく係合保持され、所定の駆動力を超える負荷が凸部108Bと凹部180の係合部に作用したときに、コイルスプリング98が圧縮され、凸部108Bは凹部180の底側傾斜面186A及び開口側傾斜面186Bに沿って移動し係合が解除される大きさとなっている。
つまり、底側傾斜面186Aの傾斜角度θ3の角度は、解除トルクを発生させるため、コイルスプリング98のスプリング力との関係で決められている。また、開口側傾斜面186Bは、コイルスプリング98を圧縮させて荷重を増加させながら係合を解除する。ここで発生するトルクは解除トルクより小さくする必要がある。このため、開口側傾斜面186Bの傾斜角度θ4は、スプリング圧縮時(ストローク最大時)の荷重により決められている。
また、外側傾斜面182A、182Bの幅は、スプリングホルダ96の幅(図15に示すW)より小さくされている。
図16(a)に示すように、第1クラッチ部材94の初期原点位置では、凸部108Bと凹部180が係合している。ここで、出力軸38に駆動力を超える負荷(外力)が作用していないときは、凸部108Bと凹部180の係合状態が保持されるため、第1クラッチ部材94の揺動に合わせて出力軸38が揺動する(係合状態)。これにより、出力軸38に連結されたワイパ部材が、出力軸38の往復回転に伴って往復駆動される構成となっている。
これに対し、例えば、ワイパ部材を介して出力軸38周りに過大な負荷(荷重)が作用すると、出力軸38が逆方向の回転もしくは拘束されることになる。なお、図16(b)、(c)では、出力軸38が逆方向に回転する状態を示している。
ここで、図16(b)に示すように、モータ装置が停止又は作動状態で第1クラッチ部材94が拘束又は回転状態にあるとき、出力軸38周りに外力による過大な負荷(荷重)が作用すると、スプリングホルダ96は、第1クラッチ部材94と逆方向に回転する。このため、相対的な回転力が凹部180の底側傾斜面186Aと凸部材108のテーパ面との接触部に作用する。この接触部に作用する凸部材108への反力が、コイルスプリング98による付勢力を超えたとき、凸部材108は、出力軸38に向けてスライド移動する。そして、凸部108Bと凹部180の係合が解除される(解除状態)。
続いて、図16(c)に示すように、スプリングホルダ96が回転移動を続けると、凸部108Bは、凹部180の外側傾斜面182から完全に離れる。これにより、ピニオンギヤ及び第1クラッチ部材94は、出力軸38に干渉されずに空転する(空転状態)。なお、第1クラッチ部材94とスプリングホルダ96は、出力軸38の径方向の一方向のみで対向する構成となっているため、凸部材108と凹部180の係合が解除された状態では互いに周方向でずれた配置となっており、第1クラッチ部材94の移動は、スプリングホルダ96の移動に干渉されない。
一方、スプリングホルダ96に設けられたストッパ突起(図示省略)が、ハウジングの内壁と接し、あるいは、スプリングホルダ96本体とハウジング24が接するなどして、スプリングホルダ96の移動が規制された状態でモータ本体を動作させると、第1クラッチ部材94が回転し、凸部108Bが凹部180の外側傾斜面182B(反対側の場合は外側傾斜面182A)を当接しながら乗り上げ、当初の係合位置に収まるようになっている。
また、図17に示すように、ストッパ突起の位置及び大きさは、係合が解除されたワイパ190が図17に示す範囲Aで可動可能となるように決められており、係合が解除された時にワイパ190は、ガラス192の外側に出ないようになっている。
そして、ワイパ190の通常揺動範囲は、前述した範囲Aより狭いため、モータの作動でクラッチの係合を復帰させようとしても凹凸が完全に一致するところまでは動かない場合がある。また、凹部180の開口側傾斜面186Bを設けることで、凹部180の開口幅を増やすことで復帰しやすくなる。さらに、係合を復帰させるため、ワイパ190をガラス192面に沿って移動させる力が必要となる。このため開口側傾斜面186Bの傾斜角度は、1N・m(WET状態のガラス面を動かす力)以上のトルクを発生させる角度にする必要がある。
このように、底側傾斜面186Aから連設される開口側傾斜面186Bの傾斜角度は、底側傾斜面186Aの傾斜角度より小さくされている。これにより、凹部180の間口が広がるため、間口が広がっていない場合と比較して、広い範囲(ズレ)で凸部108Bを凹部180に係合復帰させることができる。
また、外側傾斜面182A、182Bの傾斜角度を開口側傾斜面186Bの傾斜角度より小さくすることで、凸部108Bを凹部180に再度係合させるときに必要なトルクを解除トルクより小さくさせて係合復帰を容易にすることができる。
外側傾斜面182A、182Bの傾斜角は、図16(C)の状態で出力軸38を回転させた時、凸部108Bが外側傾斜面182Bに接することが出来るように傾斜角度を設定する。この接する位置を図15のW方向の外側にすることで傾斜角度が小さくなり、復帰するトルクが小さく容易に復帰できる。
また、外側傾斜面182A、182Bの幅を、スプリングホルダ96の幅より小さくすることで、スプリングホルダ96の幅内に、凹部180の外側傾斜面182を収まり、出力軸38が揺動する角度とスプリングホルダ96の幅分のスペースがあればクラッチ装置40が収まりクラッチ装置40を小さくすることができる。
10…車両、20…モータ装置(モータ装置)、22…ワイパ部材(ワイパ部材)、26…ワイパモータ(ワイパモータ)、32…モータ本体(モータ本体)、36…リンク機構(駆動力伝達手段)、38…出力軸(出力軸)、40…クラッチ装置(クラッチ装置)、80…セクタギヤ(リンク部材)、86…保持レバー(リンク部材)、92…ピニオンギヤ(被駆動部)、94…第1クラッチ部材(第1クラッチ部材)、96…スプリングホルダ(第2クラッチ部材、箱体)、98…コイルスプリング(付勢手段)、104…長穴(穴部)、106…貫通穴(貫通穴)、108…凸部材(凸部材)、112…凹部(凹部、内側傾斜面)、114…係合手段(係合手段)、116A…外側傾斜面(外側傾斜面)、116B…外側傾斜面(外側傾斜面)、120…クラッチ装置(クラッチ装置)、124…第1クラッチ部材(第1クラッチ部材)、136…第2クラッチ部材(第2クラッチ部材)、138…凹部(凹部)、140…外側傾斜面(外側傾斜面)、158…貫通孔(貫通孔)、180…凹部、182A、184B…外側傾斜面、186…内周傾斜面、186A…底側傾斜面、186B…開口側傾斜面、188…底面
Claims (14)
- 回転可能に支持された出力軸と、
前記出力軸に回転可能に支持され駆動力が入力される被駆動部と、
前記被駆動部から前記出力軸の径方向の一方向に延設される第1クラッチ部材と、
前記出力軸に固定され、前記出力軸の径方向の一方向に延設される第2クラッチ部材と、
前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材のいずれか一方に前記出力軸の径方向へ移動可能に設けられた凸部材と、前記第2クラッチ部材と前記第1クラッチ部材のいずれか一方の前記凸部材との対向面に形成され、前記凸部材と係合する凹部と、を有する係合手段と、
前記凸部材を付勢して前記凹部に係合させる付勢手段と、
を有するクラッチ装置。 - 前記第2クラッチ部材は、前記凸部材及び前記付勢手段を収納すると共に下部が開口され、前記凸部材が出入する穴部が形成された箱体を備え、前記箱体の開口は、前記第1クラッチ部材で閉じられている請求項1に記載のクラッチ装置。
- 前記穴部は、前記出力軸の軸線と同方向に長穴とされている請求項2に記載のクラッチ装置。
- 前記穴部は、前記開口とつながっている請求項2又は請求項3に記載のクラッチ装置。
- 前記箱体の上部に貫通穴が形成されている請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のクラッチ装置。
- 前記凸部材と前記凹部が1箇所ずつ設けられている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のクラッチ装置。
- 前記凹部の外側に外側傾斜面を形成し、該外側傾斜面の傾斜角度が、前記凹部の内側傾斜面の傾斜角度よりも小さい請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のクラッチ装置。
- 前記凹部の前記内側傾斜面は、凹部の底面側に形成される底側傾斜面と、前記底側傾斜面の端部から前記凹部の開口側に向けて形成される開口側傾斜面から構成され、
前記開口側傾斜面の傾斜角度を底側傾斜面の傾斜角度より小さくした請求項7に記載のクラッチ装置。 - 前記外側傾斜面の傾斜角度を前記開口側傾斜面の傾斜角度より小さくした請求項8に記載のクラッチ装置。
- 前記外側傾斜面の幅を、前記第2クラッチ部材の幅より小さくした請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のクラッチ装置。
- 前記第2クラッチ部材には、前記出力軸が挿通される貫通孔が形成され、前記貫通孔又は前記出力軸には、前記出力軸の一部が圧入される圧入部が、前記付勢手段の付勢力を受ける範囲に設けられている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のクラッチ装置。
- 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のクラッチ装置と、
駆動力を発生するモータ本体と、
前記クラッチ装置の前記被駆動部に前記モータ本体で発生する駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、
を有するモータ装置。 - 前記駆動力伝達手段がリンク部材を有し、該リンク部材の可動領域と、前記第1クラッチ部材及び前記第2クラッチ部材の回転領域とが重なる請求項12に記載のモータ装置。
- 請求項12又は請求項13に記載のモータ装置と、
前記出力軸に直接的又は間接的に連結され、前記モータ本体の駆動力によって駆動されるワイパ部材と、
を有するワイパモータ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2008284031A JP2010038360A (ja) | 2008-07-08 | 2008-11-05 | クラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータ |
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP2010038360A true JP2010038360A (ja) | 2010-02-18 |
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ID=42011119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2008284031A Pending JP2010038360A (ja) | 2008-07-08 | 2008-11-05 | クラッチ装置、モータ装置、及びワイパモータ |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2010038360A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101356153B1 (ko) * | 2011-12-08 | 2014-01-29 | 현대자동차주식회사 | 차량용 와이퍼장치 |
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2008
- 2008-11-05 JP JP2008284031A patent/JP2010038360A/ja active Pending
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