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JP2010032329A - 画像計測装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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JP2010032329A
JP2010032329A JP2008194057A JP2008194057A JP2010032329A JP 2010032329 A JP2010032329 A JP 2010032329A JP 2008194057 A JP2008194057 A JP 2008194057A JP 2008194057 A JP2008194057 A JP 2008194057A JP 2010032329 A JP2010032329 A JP 2010032329A
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Abstract

【課題】計測対象物の形状に応じたエッジ部分の指定及び計測方法の指定を要することなく、計測対象物を簡便に計測することができる画像計測装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】撮像素子で結像された画像を表示する表示手段332と、計測対象物における2点を示す画像の近傍にて始点及び終点の指定を受け付ける受付手段333と、始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段334と、複数の頂点エッジを検出した場合、始点近傍の頂点エッジ等と終点近傍の頂点エッジ等との距離が最大又は最小となる頂点エッジを選択する選択手段335と、始点近傍の選択した頂点エッジ等と、終点近傍の選択した頂点エッジ等との距離に基づいて、計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段336とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像された画像データに基づいて、計測対象物の寸法等を簡便に計測する画像計測装置及びコンピュータプログラムに関する
従来、計測対象物の形状を計測する装置として、計測対象物に光を照射し、照射した光の透過光又は反射光を受光レンズにより、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等の撮像素子に結像させて画像を取得し、取得した画像に基づいて計測対象物の形状を計測する画像計測装置が多々開発されている。
計測対象物の画像は、受光レンズによって計測対象物に対して極めて正確な相似形となる。画像上の寸法は、受光レンズの倍率でキャリブレーションすることにより、実際の計測対象物の寸法と正確に対応付けることができる。したがって、画像上の計測対象物の形状を正確に特定することにより、実際の計測対象物の形状を計測することができる。画像上での計測対象物の特定は、計測対象物と背景画像との境界部分(以下、エッジ部分)を検出することにより行われる。画像データ中ではエッジ部分は点の集合である。図19は、従来の画像計測装置でのエッジ点の例示図である。図20は、従来の画像計測装置でのエッジ点を用いて算出される距離の例示図である。
図19に示すように、従来の画像計測装置は、画像データの中で隣接する画素との輝度値変化が激しい箇所をエッジ点として取得することにより、エッジ部分を検出する。図20に示すように、検出したエッジ部分から特定のエッジ点を取得し、該エッジ部分と特定のエッジ点との距離を算出する。距離を算出する際には精度を高めるため、複数のエッジ点を平均化する、最小二乗法により近似することも行われる。算出された画素単位の距離に、1画素あたりの実寸法を乗算することにより、画像データ上の計測対象部分の寸法が求まる。
上述のようにエッジ点を取得するためには、エッジ部分を検出する箇所(以下、エッジ検出個所)を明確に指定しなければならず、エッジ検出箇所の指定方法には様々な方法がある。図21は、従来の画像計測装置での画像上のエッジ検出箇所の例示図である。図21(a)では、画像の直線部分を指定して単一のエッジ点を取得している。図21(b)では、矩形領域を指定して直線部分上の複数のエッジ点を取得している。図21(c)では、扇形領域を指定して円弧上の複数のエッジ点を取得している。図21(d)では、矩形領域を指定して頂点(極大値)のエッジ点を取得している。
図22は、従来の画像計測装置でのエッジ点を用いた計測方法の例示図である。図22(a)は2つのエッジ点を用いて計測する方法を、図22(b)は直線部分上の複数のエッジ点と1つのエッジ点とを用いて計測する方法を、それぞれ示している。
図21(a)〜(d)に示すように、操作者は、検出するエッジ部分に応じてエッジ検出箇所を正しく指定する必要がある。エッジ検出箇所は、始点クリック、終点クリック、ドラッグ等、種々のマウス操作を駆使して指定する必要があり、検出したエッジ部分について、いずれのエッジ部分といずれのエッジ部分とをどのように計測するかという計測方法も指定する必要がある。例えば同じ計測対象部分の距離を計測する場合であっても、図22(a)に示すように1つのエッジ点ともう1つのエッジ点との距離を算出しても良いし、図22(b)に示すように直線部分上のエッジ点から求めた直線部分と1つのエッジ点との距離を算出しても良い。操作者は、いずれの方法で計測するのか明確に指定しなければならない。
したがって、複雑な形状の計測対象物を計測する場合、上述した様々なエッジ検出箇所の指定及び計測方法の指定を行う必要があり、操作が煩雑であるとともに相当の時間を要し、様々な指定方法及び計測方法の中から最適な方法を選択することも容易ではないという問題があった。
エッジ検出箇所を簡易に指定するため、例えば特許文献1では、操作者が検出したいエッジ部分の近傍にポインタを移動してマウスをクリックすることによってエッジ位置を指定する。エッジ位置を中心として予め設定された複数の方向に延びる一定の長さのツールが被測定画像に設定され、ツールのそれぞれについてエッジ強度が測定される。エッジ強度が最も大きな値でエッジ部分に対して最適方向のツールを用いて、被測定画像のエッジ部分を検出する。操作者はエッジ位置を指定するだけで極めて簡単にエッジ部分を検出することができる。
また例えば特許文献2では、対象物の画像の輪郭を成す直線の近傍の点をマウスで指示すると、指示点を中心としてベクトルサーチによるエッジ検出が行われ、指示点の最近傍のエッジ点の座標及び法線ベクトルが検出される。エッジ検出箇所を示すキャリパが設定され、キャリパによってエッジ点の正確な座標が求められる。エッジ点に基づいて直線を求める処理と両端のエッジ位置の検出処理とが実行され、直線部分が求められる。操作者が計測対象物の画像の輪郭近傍を指示するだけで、直線の両端及び直線のパラメータを求めることができる。
円についても直線と同様にして、円の近傍の指示点の位置から円を認識し、円の周上で一方向に一定距離離れた位置にてエッジ検出の対象となるキャリパを設定し、キャリパによってエッジ点の正確な座標が検出される。エッジ検出して得たエッジ点が円周上にあるか否かを検査し、誤差の値に応じて処理することにより円のパラメータが求められる。
また特許文献2では、異なる計測対象物に対して寸法を計測する方法として、例えば2つの円について、各円のパラメータ(中心点を含む)が求められている場合に、2つの円内の点を順に連続して指示することにより、2つの円の中心間距離を求めることができる。
特許第3595014号公報 特許第3887807号公報
しかし、上述した特許文献1では、エッジ部分を簡単に検出することができるものの、検出したエッジ部分について、いずれのエッジ部分といずれのエッジ部分とをどのように計測するかという計測方法は指定しなければならない。エッジ部分を簡単に検出することにより、多少煩雑さ等を軽減することができるが、従来通り計測方法を指定しなければならないことから、操作の煩雑さは軽減されず、相当の時間を要する点は解消されておらず、何よりも操作者が最適な方法を選択することは依然として容易ではない。また特許文献1では、検出したいエッジ部分の近傍のエッジ位置を指定するので、複雑な形状の場合、意図していないエッジ部分が誤って指定されるおそれがあるという問題もあった。
また、上述した特許文献2では、エッジ部分を簡単に検出することができるだけでなく、検出したエッジ部分をどのように計測するかという計測方法を指定する必要もないので、上述のように直線、円等の一般的な形状、円と円との中心間距離を計測する場合には、簡単に短時間で計測対象物を計測することができる。しかし、2つの円の円周間の距離を計測したい場合、円周近傍である円内の点を指定しても、特許文献2では、円と円との中心間距離が計測されるように設定されているため、円周間の距離を計測することができない。円周間の距離を計測する場合には、円周近傍で円外の点を指定するように設定することも考えられるが、計測する部分によって指定方法を選択する必要性が生じることになり、却って操作が煩雑になるおそれがある。したがって、複雑な形状の場合には適用することができず、特に複雑な形状の計測対象物を計測する場合には操作の煩雑さは軽減されず、相当の時間を要し、操作者が最適な方法を選択することは依然として困難であるという問題が残されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、計測対象物の形状に応じたエッジ部分の指定及び計測方法の指定を要することなく、計測対象物を簡便に計測することができる画像計測装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る画像計測装置は、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段と、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段と、該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離が、最大又は最小となる頂点エッジを選択する選択手段と、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離の実測値を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第2発明に係る画像計測装置は、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段と、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段と、該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点に最も近接する該始点近傍の頂点エッジ及び/又は前記終点に最も近接する該終点近傍の頂点エッジを選択する選択手段と、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第3発明に係る画像計測装置は、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段と、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段と、該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の直線状のエッジ部分へ前記終点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、前記終点近傍の直線状のエッジ部分へ前記始点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は前記始点近傍で検出した前記頂点エッジと前記終点近傍で検出した前記頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する線分表示手段と、表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける選択受付手段と、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の直線状のエッジ部分と前記終点側の頂点エッジとの距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第4発明に係る画像計測装置は、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段と、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、前記始点及び終点の近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分を検出するエッジ検出手段と、前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角の二等分線と直交し、前記始点と前記終点との中点を通る直線が、前記始点側の直線状のエッジ部分及び前記終点側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する交点選択手段と、選択された2つの交点間の距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
また、第5発明に係る画像計測装置は、第4発明において、前記交点選択手段は、前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が、所定角度以下であるか否かを判断する角度判断手段を備え、該角度判断手段で所定角度以下であると判断された場合に前記交点を選択するようにしてあることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第6発明に係るコンピュータプログラムは、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、前記画像計測装置を、前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段、該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離が、最大又は最小となる頂点エッジを選択する選択手段、及び前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離の実測値を算出する算出手段として機能させることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第7発明に係るコンピュータプログラムは、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、前記画像計測装置を、前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段、該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点に最も近接する該始点近傍の頂点エッジ及び/又は前記終点に最も近接する該終点近傍の頂点エッジを選択する選択手段、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段として機能させることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第8発明に係るコンピュータプログラムは、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、前記画像計測装置を、前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段、該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の直線状のエッジ部分へ前記終点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、前記終点近傍の直線状のエッジ部分へ前記始点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は前記始点近傍で検出した前記頂点エッジと前記終点近傍で検出した前記頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する線分表示手段、表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける選択受付手段、及び選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の直線状のエッジ部分と前記終点側の頂点エッジとの距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段として機能させることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第9発明に係るコンピュータプログラムは、計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、前記画像計測装置を、前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段、前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、前記始点及び終点の近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分を検出するエッジ検出手段、前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角の二等分線と直交し、前記始点と前記終点との中点を通る直線が、前記始点側の直線状のエッジ部分及び前記終点側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する交点選択手段、及び選択された2つの交点間の距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段として機能させることを特徴とする。
また、第10発明に係るコンピュータプログラムは、第9発明において、前記交点選択手段を、前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が、所定角度以下であるか否かを判断する角度判断手段、及び該角度判断手段で所定角度以下であると判断された場合に前記交点を選択する手段として機能させることを特徴とする。
第1発明及び第6発明では、撮像素子で結像して得られた画像を表示し、計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける。始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点又は極大点を頂点エッジとして検出し、始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジを検出した場合、始点近傍の複数の頂点エッジと終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点近傍の複数の頂点エッジとの距離、又は始点近傍の複数の頂点エッジと終点近傍の複数の頂点エッジとの距離が、最大又は最小となる頂点エッジを選択する。始点近傍の選択した頂点エッジと終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、始点近傍の選択した頂点エッジと終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する。これにより、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、始点側のエッジ部分と終点側のエッジ部分との距離が最大又は最小となる頂点エッジを用いて2点間の距離を算出することができる。
ここで、「極大点」とは、始点又は終点の近傍で検出された所定の形状のエッジ部分において、始点側から終点側へ向かう方向に略直交する方向を傾き0(ゼロ)とした場合に、該形状の傾きが正から負へ転じる点を意味している。所定の形状は、特段の形状に限定されるものではなく、例えば円弧状形状、V字形状、逆V字形状等、1つの形状として把握される形状であれば何でも良い。V字形状、逆V字形状等は、2つの直線状形状と把握することもできるので、始点又は終点の近傍で検出された2つの直線状形状のエッジ部分が交差する頂点であって、直線状形状の傾きが正から負へ転じる点も「極大点」に含まれる。同様に、「極小点」とは、始点又は終点の近傍で検出された所定の形状のエッジ部分において、始点側から終点側へ向かう方向と略直交する方向を傾き0(ゼロ)とした場合に、該形状の傾きが負から正へ転じる点を意味する。また「極小点」には、始点又は終点の近傍で検出された2つの直線状形状のエッジ部分が交差する頂点であって、直線状形状の傾きが負から正へ転じる点も含む。
第2発明及び第7発明では、撮像素子で結像して得られた画像を表示し、計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける。始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点又は極大点を頂点エッジとして検出し、始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジを検出した場合、始点に最も近接する始点近傍の頂点エッジ及び/又は終点に最も近接する終点近傍の頂点エッジを選択する。始点近傍の選択した頂点エッジと終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、始点近傍の選択した頂点エッジと終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する。これにより、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、始点に最も近接する及び/又は終点に最も近接する頂点エッジを用いて2点間の距離を算出することができる。
第3発明及び第8発明では、撮像素子で結像して得られた画像を表示し、計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける。始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点又は極大点を頂点エッジとして検出し、始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジを検出した場合、始点近傍の直線状のエッジ部分へ終点近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした線分、終点近傍の直線状のエッジ部分へ始点近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は始点近傍で検出した頂点エッジと終点近傍で検出した頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示し、表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける。選択を受け付けた一の線分の始点側の頂点エッジと終点側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の始点側の直線状のエッジ部分と終点側の頂点エッジとの距離、選択を受け付けた一の線分の始点側の頂点エッジと終点側の頂点エッジとの距離、又は始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する。これにより、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、適切な線分の選択を受け付けることにより、操作者が所望する距離を確実に算出することができる。
第4発明及び第9発明では、撮像素子で結像して得られた画像を表示し、計測対象物における2点を示す画像の近傍に、始点及び終点の指定を受け付ける。始点及び終点の近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分を検出し、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角の二等分線と直交し、始点と終点との中点を通る直線が、始点側の直線状のエッジ部分及び終点側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する。選択された2つの交点間の距離に基づいて、計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する。これにより、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に直線状のエッジ部分が互いに略平行ではない場合であっても、適切な距離を算出することができる。
第5発明及び第10発明では、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が、所定角度以下であるか否かを判断し、所定角度以下であると判断された場合に交点を選択することにより、計測誤差を少なくすることが可能となる。
上記構成によれば、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍で始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、始点側のエッジ部分と終点側のエッジ部分との距離が最大又は最小となる頂点エッジ、若しくは始点に最も近接する始点近傍の頂点エッジ及び/又は終点に最も近接する終点近傍の頂点エッジを用いて2点間の距離を算出することができ、又は候補として表示された複数の線分から適切な線分の選択を受け付けることにより、操作者が所望する距離を確実に算出することができる。また、直線状のエッジ部分が互いに略平行ではない場合であっても、適切な距離を算出することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る画像計測装置について、図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像計測装置の構成を示す模式図である。図1に示すように本実施の形態1に係る画像計測装置1は、計測部2と制御ユニット3とで構成されており、計測部2にて撮像された画像データを制御ユニット3にて演算処理して、所望の形状の寸法等を計測する。
計測部2では、計測対象物20を計測部分へ移動させるステージ21を挟んで2組の照明装置が設置されている。まずステージ21上の計測対象物20を上方から照らすリング状の落射照明装置22が受光レンズユニット23に設置されている。落射照明装置22で照射された光は、計測対象物20の表面で反射して、受光レンズユニット23へ戻ってくる。これにより、計測対象物20の表面の凹凸、パターン等を撮像することができる。
また、ステージ21の下方には、計測対象物20を下方から照らす透過照明装置24が設置されている。透過照明装置24は、少なくとも光源241、反射機構242及びレンズ243で構成されており、光源241から照射された光を反射機構242にてステージ21側へ反射させ、レンズ243にてステージ21に対して略直交する方向の平行光へと変換する。これにより、計測対象物20が存在しない位置の光のみ透過して撮像することができる。
受光レンズユニット23は、少なくとも受光レンズ231、ビームスプリッタ232、高倍側結像レンズ部233、低倍側結像レンズ部236を備えている。高倍側結像レンズ部233は、結像するためのスリット234及び高倍側結像レンズ235で構成され、低倍側結像レンズ部236は、結像するためのスリット237及び低倍側結像レンズ238で構成されている。ビームスプリッタ232は、受光レンズ231からの光を二方向に分岐するプリズムである。例えばキューブ型、プレート型を使用することができる。キューブ型ビームスプリッタは、プレート型と比較して、ビームスプリッタを通過した光が屈折することがないので光軸がずれず、分岐角度のアライメント調整が容易なため好ましい。
図1では、落射照明装置22から発光した光が計測対象物20で反射した光及び透過照明装置24から発光して計測対象物20を透過した光を、高倍側結像レンズ部233及び低倍側結像レンズ部236へ誘導する一例を示している。ビームスプリッタ232により分岐された二方向の光は、低倍側結像レンズ部236及び高倍側結像レンズ部233の双方へ誘導される。
高倍側の撮像装置25は、高倍側結像レンズ部233へ誘導された光をCCD、CMOS等の撮像素子251で結像させ、高倍画像データとして制御ユニット3へ送信する。同様に低倍側の撮像装置26は、低倍側結像レンズ部236へ誘導された光をCCD、CMOS等の撮像素子261で結像させ、低倍画像データとして制御ユニット3へ送信する。上述の受光レンズ231及びビームスプリッタ232による二分岐光学系の構成により、光学系を機械的に切り替えることなく高倍画像データと低倍画像データとを同時に取得することができる。両画像データは電子的に切り替えて1つの画面上に表示することができ、また2つの画面上に別個に同時に表示することもできる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図である。図2に示すように本実施の形態1に係る画像計測装置1の制御ユニット3は、少なくともCPU(中央演算装置)33、メモリ等の記憶装置34、通信手段35及び上述したハードウェアを接続する内部バス36で構成されている。内部バス36を介して、入力装置であるマウス32、キーボード31、出力装置である表示装置27にも接続されている。
CPU33は、内部バス36を介して制御ユニット3の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置34に記憶されているコンピュータプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。記憶装置34は、例えばSRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラムの実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。
通信手段35は内部バス36に接続されており、通信線を介して高倍側の撮像装置25、低倍側の撮像装置26に接続され、高倍側の撮像装置25、低倍側の撮像装置26で撮像された画像データを受信する。また、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワークに接続されることにより、外部のコンピュータ等ともデータ送受信を行うことが可能となる。なお、記憶装置34に記憶されているコンピュータプログラムは、通信手段35を介して外部コンピュータからダウンロードされる。
制御ユニット3のCPU33は、高倍側の撮像装置25で撮像した高倍画像の高倍画像データ又は低倍側の撮像装置26で撮像した低倍画像の低倍画像データを記憶する記憶手段331、画像を表示装置27に表示する表示手段332、画像上で計測対象物20における2点を示す画像の近傍にて始点及び終点の指定を受け付ける受付手段333、始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段334、エッジ検出手段334で複数の頂点エッジを検出した場合、始点近傍のエッジ部分と終点近傍のエッジ部分との距離が最大又は最小となる頂点エッジを選択する選択手段335、及び始点近傍の直線状のエッジ部分又は頂点エッジと終点近傍の直線状のエッジ部分又は頂点エッジとの距離に基づいて計測対象物20における2点間の距離の実測値を算出する算出手段336として機能する。なお、単に「エッジ部分」と記載する場合、直線状でないエッジ部分である頂点エッジを含む。
記憶手段331は、高倍画像データ及び低倍画像データを互いに位置合わせをした状態で記憶装置34に記憶する。ここで、低倍画像と高倍画像とは、同じ受光レンズ231からの光をビームスプリッタ232で二方向に分岐した光のうちの各々一方向の光を高倍側結像レンズ235又は低倍側結像レンズ238を通して撮像素子251、261に結像させて得られているので、低倍画像の視野中心と高倍画像の視野中心とが一致するように撮像されている。記憶手段331では、低倍画像と高倍画像とを特に位置合わせをする必要はなく、中心位置が一致する低倍画像の画像データ及び高倍画像の画像データをそのまま記憶しておくことにより、指定を受け付けた始点及び終点の近傍のエッジ部分に応じて、適切な画像データを選択することができる。
表示手段332は、通信手段35にて受信した低倍画像データ又は高倍画像データを、LCD、有機ELディスプレイ等の表示装置27で低倍画像又は高倍画像として表示させる。
エッジ検出手段334は、始点及び終点の近傍のエッジ点からエッジ部分を抽出するエッジ部分抽出手段341と、抽出したエッジ部分が直線状のエッジ部分であるか否かを判断する種別判断手段342とを有し、種別判断手段342で直線状のエッジ部分ではないと判断した場合、直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出する。直線状のエッジ部分ではないと判断する直線状でないエッジ部分としては、例えば円弧状のエッジ部分、V字形状のエッジ部分、逆V字形状のエッジ部分、ジグザグ形状のエッジ部分があり、いずれのエッジ部分も極小点、極大点を有する。なお、種別判断手段342で直線状のエッジ部分であると判断した場合には、そのまま直線状のエッジ部分として検出する。
選択手段335は、エッジ検出手段334で検出した頂点エッジが、始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍に複数の頂点エッジが存在するか否かを判断する単複判断手段343と、単複判断手段343で複数の頂点エッジが存在すると判断した場合、始点及び終点の近傍のエッジ部分の種類の組み合わせが、複数の頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、複数の頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、複数の頂点エッジと複数の頂点エッジとの組み合わせのいずれの組合せかを判断する組合せ判断手段344と、始点近傍の頂点エッジ又は直線状のエッジ部分と、終点近傍の頂点エッジ又は直線状のエッジ部分との距離を算出する距離算出手段345とを有し、算出した距離が最大又は最小となる頂点エッジを選択する。
距離算出手段345は、具体的には、複数の頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせの場合、直線状のエッジ部分へ複数の頂点エッジから垂直に下ろした複数の垂線の足までの距離を算出し、複数の頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は複数の頂点エッジと複数の頂点エッジとの組み合わせの場合、頂点エッジと頂点エッジとの距離を算出する。なお、単複判断手段343で始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍に複数の頂点エッジが存在しない、すなわち始点近傍及び終点近傍のいずれにも複数の頂点エッジが存在しないと判断した場合には、1つの頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、1つの頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は直線状のエッジ部分と直線状のエッジ部分との組み合わせの場合であり、選択するべき頂点エッジはない。
図3は、受付手段333で指定を受け付ける始点及び終点の例示図である。図3に示すように、表示装置27に計測対象物20を示す画像が表示されている。計測対象物20において2点(A、B)間の距離を計測したい場合、2点(A、B)そのものを厳密に指定する代わりに、2点(A、B)を示す画像の近傍にて始点a及び終点bを指定することによって、計測したい箇所を指定する。具体的には、例えばマウスのボタンを押下して始点aを指定し、ボタンを押下した状態で移動(以下ドラッグという)し、ボタンを押下した状態を解除することにより終点bを指定する。指定を受け付けた始点a及び終点bの近傍に存在するエッジ部分をエッジ検出手段334で検出する。
計測対象物20における2点間(A、B)の距離を計測したい場合、従来は、例えば2点を含むエッジ部分を指定し、指定したエッジ部分をどのように使用して2点間の距離を計測するかという使用方法も指定しなければならなかったが、本実施の形態1に係る画像計測装置1では、2点を含むエッジ部分を詳細に指定する必要がなく、計測対象となる2点を直接指定し、しかも厳密に2点を指定する必要もない。始点a及び終点bの近傍のエッジ部分は、2点の近傍のエッジ部分でもあるため、2点の近傍の始点a及び終点bが指定されることにより、始点a及び終点bの近傍のエッジ部分を検出し、検出したエッジ部分を適切に使用して2点間の距離を計測する。図4は、エッジ検出手段334で検出するエッジ部分の一の例示図である。
図4に示すように、始点a及び終点bの近傍のエッジ点c、c、・・・から、始点a近傍に存在する円弧状のエッジ部分と、終点bの近傍に存在するV字形状のエッジ部分を検出する。直線状でない円弧状のエッジ部分及びV字形状のエッジ部分では、それぞれ極大点d及び極大点eが検出され、頂点エッジd及びeとする。なお図4に示すように、V字形状のエッジ部分の頂点は画面上では最も下に位置するが、極大点eとして検出される。検出された頂点エッジdとeとの間の距離が、計測対象の2点間の距離であるとすることを前提とし、算出手段336は、始点a近傍の頂点エッジdと、終点b近傍の頂点エッジeとの距離に基づいて、計測対象物20における2点間の距離の実測値を算出する。なお図4の例では、頂点エッジd及びeは、図3に示した計測対象の2点(A、B)と略一致する。
図5は、エッジ検出手段334で検出する直線状のエッジ部分及び複数の頂点エッジの例示図である。図5(a)は、始点a及び終点bの近傍のエッジ点c、c、・・・を示し、図5(b)は、エッジ点c、c、・・・から検出される直線状のエッジ部分及び頂点エッジを示す。図5(a)に示すように、始点a近傍のエッジ点c、c、・・・から、始点a近傍に存在する円弧状のエッジ部分、逆V字形状のエッジ部分、及び円弧状のエッジ部分と逆V字形状のエッジ部分との間のV字形状のエッジ部分を検出し、終点b近傍のエッジ点cから直線状のエッジ部分を検出する。
図5(b)に示すように、始点a近傍で検出される直線状でない、円弧状、逆V字形状、及びV字形状のエッジ部分では、それぞれ極大点f、極大点g及び極小点hが検出される。また、円弧状のエッジ部分と直線状のエッジ部分とが接続する接続点i、及び逆V字形状のエッジ部分と直線状のエッジ部分とが接続する接続点jが検出される。
検出された極大点f、極大点g、極小点h、接続点i及び接続点jは、それぞれ頂点エッジf、g、h、i及びjとする。ここで、例えば始点a近傍の1つの頂点エッジと終点b近傍の直線状のエッジ部分とが検出された場合には、1つの頂点エッジから直線状のエッジ部分に垂直に下ろした線分の長さを、計測対象の2点間の距離とする。図6は、始点aの近傍に複数の頂点エッジf、g、h、i及びjが存在し、終点bの近傍に直線状のエッジ部分が存在する場合に、計測対象の2点を選択するための組合せの候補を示す模式図である。図6は、図5(b)の形状を模式的に示している。
図6に示すように、始点a近傍に複数の頂点エッジf、g、h、i及びjが存在する場合、計測対象の2点を選択する組合せの候補として、各頂点エッジf、g、h、i及びjと、各頂点エッジf、g、h、i及びjから終点bの近傍の直線状のエッジ部分に垂直に下ろした5つの足を示す点との組み合わせが5つの候補となる。図7は、複数の候補から1つを選択する基準を示す模式図である。図7(a)は計測対象の2点を選択するための複数の組合せの候補を示し、図7(b)は距離が最大となる頂点エッジを選択する場合を示し、図7(c)は距離が最小となる頂点エッジを選択する場合を示す。
図7(a)に示すように、本実施の形態1では、始点aの近傍に複数の頂点エッジを検出した場合、頂点エッジと終点b近傍の直線状のエッジ部分との距離が図7(b)に示すように最大、又は図7(c)に示すように最小となる頂点エッジを選択する。図5(b)の例では、距離が最大となる頂点エッジを選択するように設定した場合、頂点エッジgを選択し、距離が最小となる頂点エッジを選択するように設定した場合には、頂点エッジhを選択することになる。算出手段336は、始点a近傍の頂点エッジg又はhと、終点b近傍の直線状のエッジ部分との距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
図5〜図7の例では、始点a近傍に複数の頂点エッジを検出し、終点b近傍に直線状のエッジ部分を検出した場合について説明したが、始点aの近傍に直線状のエッジ部分を検出し、終点bの近傍に複数の頂点エッジを検出した場合についても全く同様にして計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出することができる。図8は、始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジを検出した場合に、計測対象の2点を選択する組合せの候補を示す模式図である。
図8に示すように、例えば始点a近傍の頂点エッジmと、終点b近傍のすべての頂点エッジp、q、rとの3つの組合せがあり、始点a近傍のすべての頂点エッジm、n、oと、終点b近傍のすべての頂点エッジp、q、rとの9つの組合せが9つの候補となる。距離が最大となる頂点エッジを選択するように設定した場合、頂点エッジn、qを選択し、算出手段336は、始点a近傍の頂点エッジnと、終点b近傍の頂点エッジqとの距離に基づいて、計測対象物20における2点間の距離の実測値を算出する。距離が最小となる頂点エッジを選択するように設定した場合には、頂点エッジm、pを選択し、算出手段336は、始点a近傍の頂点エッジoと、終点b近傍の頂点エッジrとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
また、始点a近傍に複数の頂点エッジを検出し、終点b近傍に1つの頂点エッジを検出した場合、始点a近傍に1つの頂点エッジを検出し、終点b近傍に複数の頂点エッジを検出した場合についても、上述と同様にして最大又は最小となる頂点エッジを選択することにより、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出することができる。例えば、始点a近傍に3つの頂点エッジを検出し、終点b近傍に1つの頂点エッジを検出した場合、始点a近傍のすべての頂点エッジと、終点b近傍の1つの頂点エッジとの3つの組合せが3つの候補となる。そして、3つの候補から、距離が最大又は最小となる始点a近傍の頂点エッジを選択し、算出手段336は、始点a近傍の選択した頂点エッジと終点b近傍の1つの頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
なお、エッジ検出手段334では、極小点及び極大点を頂点エッジとして検出するようにしたが、極小点のみ又は極大点のみを頂点エッジとして限定して検出しても良い。例えば、操作者が極大点の頂点エッジしか計測しないことが分かっている場合には、無用な極小点を検出することなく迅速に処理することができる。
上述した構成の画像計測装置1の動作について、フロ−チャートに基づいて詳細に説明する。図9は、本発明の実施の形態1に係る画像計測装置1の制御ユニット3のCPU33の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように制御ユニット3のCPU33は、高倍側の撮像装置25にて計測対象物20を撮像した高倍画像を取得し、低倍側の撮像装置26にて同じ計測対象物20を撮像した低倍画像を取得する(ステップS901)。CPU33は、取得した高倍画像及び低倍画像の画像データを記憶装置34へ記憶する(ステップS902)。
CPU33は、記憶している低倍画像又は高倍画像を表示装置27に表示する(ステップS903)。CPU33は、図7(a)に示すように表示された画像上で、計測対象物20における2点を示す画像の近傍にて、始点a及び終点bの指定を受け付ける(ステップS904)。
CPU33は、始点a及び終点bの近傍のエッジ点からエッジ部分を抽出し(ステップS905)、抽出したエッジ部分が直線状のエッジ部分であるか否かを判断する(ステップS906)。
CPU33が、直線状のエッジ部分ではないと判断した場合(ステップS906:NO)、CPU33は直線状でないエッジ部分の極小点又は極大点を頂点エッジとして検出する(ステップS907)。CPU33が、直線状のエッジ部分であると判断した場合(ステップS906:YES)、CPU33は、そのまま直線状のエッジ部分として検出する(ステップS908)。
CPU33は、検出した頂点エッジについて、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在するか否かを判断する(ステップS909)。
CPU33が、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在すると判断した場合(ステップS909:YES)、CPU33は、始点a及び終点bの近傍のエッジ部分の種類の組み合わせが、複数の頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、複数の頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、複数の頂点エッジと複数の頂点エッジとの組み合わせのいずれの組合せであるかを判断する(ステップS910)。
CPU33は、複数の頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせであると判断した場合(ステップS910:直線)には、直線状のエッジ部分へ複数の頂点エッジから垂直に下ろした複数の垂線の足までの距離を算出する(ステップS911)。複数の頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は複数の頂点エッジと複数の頂点エッジとの組み合わせの場合(ステップS910:頂点)、頂点エッジと頂点エッジとの距離を算出する(ステップS912)。
CPU33は、算出した距離が最大となる頂点エッジを選択する(ステップS913)。なお、予め距離が最大となる頂点エッジが選択されるように設定されている。
CPU33は、始点a近傍の選択した頂点エッジと終点b近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、始点a近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点b近傍の選択した頂点エッジとの距離、始点a近傍の選択した頂点エッジと終点b近傍の選択した頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS914)。
CPU33が、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在しないと判断した場合(ステップS909:NO)、1つの頂点エッジ又は直線状のエッジ部分が存在すると判断した場合であり、すなわち1つの頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、1つの頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は直線状のエッジ部分と直線状のエッジ部分との組み合わせの場合であり、CPU33は、始点a近傍の直線状のエッジ部分又は1つの頂点エッジと、終点b近傍の直線状のエッジ部分又は1つの頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS914)。
以上のように本実施の形態1によれば、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、始点側のエッジ部分と終点側のエッジ部分との距離が最大又は最小となる頂点エッジを用いて2点間の距離を算出することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る画像計測装置1の構成は、実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。図10は、本発明の実施の形態2に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図と同様であることから、同一の符号を付することにより、詳細な説明は省略する。
ただし本実施の形態2では、選択手段335は、エッジ検出手段334で始点a近傍若しくは終点b近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍にて複数の頂点エッジを検出した場合、始点aに最も近接する始点a近傍の頂点エッジ及び/又は終点bに最も近接する終点b近傍の頂点エッジを選択する。したがって、選択手段335は、組合せ判断手段344及び距離算出手段345の代わりに、始点aと始点a近傍の複数の頂点エッジとの距離、及び/又は終点bと終点b近傍の複数の頂点エッジとの距離を算出する近接距離算出手段346を有し、算出した距離から始点aに最も近接する始点a近傍の頂点エッジ及び/又は終点bに最も近接する終点b近傍の頂点エッジを選択する。
実施の形態1と同様にして、例えば図6に示したように、始点a近傍に複数の頂点エッジf、g、h、i及びjが存在する場合、計測対象の2点を選択する組合せの候補として、各頂点エッジf、g、h、i及びjと、各頂点エッジf、g、h、i及びjから終点bの近傍の直線状のエッジ部分に垂直に下ろした5つの足を示す点との組合せが5つの候補となる。図11は、複数の候補から1つを選択する基準を示す模式図である。図11(a)は計測対象の2点を選択するための複数の組合せの候補を示し、図11(b)は始点aに最も近接する頂点エッジを選択する場合を示している。
図11(a)に示すように、本実施の形態2では、始点aの近傍に複数の頂点エッジを検出した場合、図11(b)に示すように、始点aに最も近接する頂点エッジを選択する。図5(b)の例では、頂点エッジhを選択することになり、算出手段336は、始点a近傍の頂点エッジhと終点b近傍の直線状のエッジ部分との距離に基づいて、計測対象物20における2点間の距離の実測値を算出する。
図5及び図11の例では、始点a近傍に複数の頂点エッジを検出し、終点b近傍に直線状のエッジ部分を検出した場合について説明したが、始点aの近傍に直線状のエッジ部分を検出し、終点bの近傍に複数の頂点エッジを検出した場合についても全く同様にして計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出することができる。
また、始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジを検出した場合、計測対象の2点を選択する組合せの候補は、実施の形態1と同様、例えば図8に示すように9つとなる。本実施の形態2では、始点a及び終点bに最も近接する頂点エッジを選択するので、始点aに最も近接する頂点エッジoと終点bに最も近接する頂点エッジqとを選択し、算出手段336は、始点a近傍の頂点エッジoと、終点b近傍の頂点エッジqとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
また、始点a近傍に複数の頂点エッジを検出し、終点b近傍に1つの頂点エッジを検出した場合、始点a近傍に1つの頂点エッジを検出し、終点b近傍に複数の頂点エッジを検出した場合についても、上述と同様にして始点aに最も近接する始点a近傍の頂点エッジ又は終点bに最も近接する終点b近傍の頂点エッジを選択することにより、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出することができる。
上述した構成の画像計測装置1の動作について、フロ−チャートに基づいて詳細に説明する。図12は、本発明の実施の形態2に係る画像計測装置1の制御ユニット3のCPU33の処理手順を示すフローチャートである。なお、本発明の実施の形態2のCPU33の処理手順のうち、図9に示した実施の形態1のフローチャートのステップS901からステップS909までは全く同じであることから説明を省略する。
図12に示すように制御ユニット3のCPU33が、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在すると判断した場合(ステップS909:YES)、CPU33は、始点aと始点a近傍の複数の頂点エッジとの距離及び/又は終点bと終点b近傍の複数の頂点エッジとの距離を算出する(ステップS1201)。
CPU33は、算出した距離から始点aに最も近接する始点a近傍の頂点エッジ及び/又は終点bに最も近接する終点b近傍の頂点エッジを選択する(ステップS1202)。
CPU33は、始点a近傍の選択した頂点エッジと終点b近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、始点a近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点b近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は始点a近傍の選択した頂点エッジと終点b近傍の選択した頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS1203)。
CPU33が、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在しないと判断した場合(ステップS909:NO)、1つの頂点エッジ又は直線状のエッジ部分であると判断した場合であり、すなわち1つの頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、1つの頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は直線状のエッジ部分と直線状のエッジ部分との組み合わせの場合であり、CPU33は、始点a近傍の直線状のエッジ部分又は1つの頂点エッジと、終点b近傍の直線状のエッジ部分又は1つの頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS1203)。
以上のように本実施の形態2によれば、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、始点に最も近接する始点近傍の頂点エッジ及び/又は終点に最も近接する終点近傍の頂点エッジを用いて2点間の距離を算出することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る画像計測装置1の構成は、実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。図13は、本発明の実施の形態3に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図と同様の構成は、同一の符号を付することにより、詳細な説明は省略する。
本実施の形態3では、制御ユニット3のCPU33は、選択手段335として機能する代わりに、エッジ検出手段334で始点a近傍若しくは終点b近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍にて複数の頂点エッジを検出した場合、始点a近傍の直線状のエッジ部分へ終点b近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした線分、終点b近傍の直線状のエッジ部分へ始点a近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は始点a近傍で検出した頂点エッジと終点b近傍で検出した頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する線分表示手段351、及び表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける選択受付手段352として機能する。したがって、算出手段336は、選択を受け付けた一の線分の始点a側の直線状のエッジ部分又は頂点エッジと、終点b側の直線状のエッジ部分又は頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
線分表示手段351は、実施の形態1の単複判断手段343と同様の機能を有して、エッジ検出手段334で検出した頂点エッジが、始点a近傍若しくは終点b近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在するか否かを判断する単複判断手段361を有し、単複判断手段361で複数の頂点エッジであると判断した場合、始点a近傍の直線状のエッジ部分へ終点b近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした線分、終点b近傍の直線状のエッジ部分へ始点a近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は始点a近傍で検出した頂点エッジと終点b近傍で検出した頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する。そして選択受付手段352は、例えば図6及び図8に示したように表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける。
なお、単複判断手段361で始点a近傍若しくは終点b近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在しない、すなわち始点a近傍及び終点b近傍のいずれにも複数の頂点エッジが存在しないと判断した場合には、1つの頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、1つの頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は直線状のエッジ部分と直線状のエッジ部分との組み合わせの場合であり、選択するべき頂点エッジはない。
したがって算出手段336では、選択を受け付けた一の線分の始点a側の頂点エッジと終点b側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の始点a側の直線状のエッジ部分と終点b側の頂点エッジとの距離、選択を受け付けた一の線分の始点a側の頂点エッジと終点b側の頂点エッジとの距離、又は始点a近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と終点b近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
上述した構成の画像計測装置1の動作について、フロ−チャートに基づいて詳細に説明する。図14は、本発明の実施の形態3に係る画像計測装置1の制御ユニット3のCPU33の処理手順を示すフローチャートである。なお、本発明の実施の形態3のCPU33の処理手順のうち、図9に示した実施の形態1のフローチャートのステップS901からステップS909までは全く同じであることから説明を省略する。
図14に示すように制御ユニット3のCPU33が、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在すると判断した場合(ステップS909:YES)、CPU33は、始点a近傍の直線状のエッジ部分へ終点b近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした垂線の線分、終点b近傍の直線状のエッジ部分へ始点a近傍で検出した頂点エッジから垂直に下ろした垂線の線分、又は始点a近傍で検出した頂点エッジと終点b近傍で検出した頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する(ステップS1401)。
CPU33は、例えば図6及び図8に示したように表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付け(ステップS1402)、選択を受け付けた一の線分の始点a側の頂点エッジと終点b側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の始点a側の直線状のエッジ部分と終点b側の頂点エッジとの距離、又は選択を受け付けた一の線分の始点a側の頂点エッジと終点b側の頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS1403)。
CPU33が、始点aの近傍若しくは終点bの近傍、又は始点a及び終点bの双方の近傍に複数の頂点エッジが存在しないと判断した場合(ステップS909:NO)、すなわち1つの頂点エッジと直線状のエッジ部分との組み合わせ、1つの頂点エッジと1つの頂点エッジとの組み合わせ、又は直線状のエッジ部分と直線状のエッジ部分との組み合わせの場合であり、選択する線分がないので、CPU33は、始点a近傍の直線状のエッジ部分又は1つの頂点エッジと、終点b近傍の直線状のエッジ部分又は1つの頂点エッジとの距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS1403)。
以上のように本実施の形態3によれば、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に始点近傍若しくは終点近傍、又は始点及び終点の双方の近傍にて複数の頂点エッジが検出された場合であっても、適切な線分の選択を受け付けることにより、操作者が所望する距離を確実に算出することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る画像計測装置1の構成は、実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。図15は、本発明の実施の形態4に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る画像計測装置1の制御ユニット3の構成を示すブロック図と同様の構成は、同一の符号を付することにより、詳細な説明は省略する。
本実施の形態4では、制御ユニット3のCPU33は、実施の形態1のような選択手段335として機能する代わりに、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角の二等分線と直交し、始点aと終点bとの中点を通る直線が、始点a側の直線状のエッジ部分及び終点b側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する交点選択手段371として機能する。したがって、算出手段336は、選択された2つの交点間の距離に基づいて、計測対象物20における2点間の距離の実測値を算出する。
またエッジ検出手段334の種別判断手段342は、抽出したエッジ部分が2つの直線状のエッジ部分であるか否かを判断する。すなわち始点a及び終点bの近傍に存在するエッジ部分のいずれもが直線状のエッジ部分であるか否かを判断する。
交点選択手段371は、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が、所定角度以下であるか否かを判断する角度判断手段372を有し、角度判断手段372で所定角度以下であると判断された場合に交点を選択する。所定角度より大きい角度であると判断された場合には、交点を選択することなく計測不可能とする。角度が大きくなるにつれ、角度が小さい場合と比較して、選択する交点がずれることによって算出される距離が大きく異なり、計測誤差が多くなる。所定角度以下である場合に交点を選択することにより、計測誤差を少なくすることができる。なお所定角度より大きい角度であると判断された場合、例えば判断された角度とともに計測不可能であることを表示装置27に表示しても良い。
図16は、交点選択手段371で選択する交点を説明する模式図である。図16(a)は、始点a及び終点bの近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分が略平行でない場合を示し、図16(b)は、交点と始点a、終点b、中点等との関係を示している。図16(a)に示すように、検出した始点a及び終点bの近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分が略平行でない場合が多い。図16(a)、(b)に示すように、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角αの二等分線tと直交し、始点aと終点bとの中点vを通る直線(線分)uが、始点a側の直線状のエッジ部分及び終点b側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点x、yを選択する。2つの交点xとyとの組合せを候補とする。2つの交点xとyとの距離に基づいて計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する。
なお、2つの直線状のエッジ部分が略平行な場合、上述の二等分線tは、2つの直線状のエッジ部分間の距離を二等分して2つの直線状のエッジ部分に略平行な直線とする。二等分線tを求める方法以外は、2つの直線状のエッジ部分が略平行ではない場合と全く同様にして2つの交点x、yを選択する。
上述した構成の画像計測装置1の動作について、フロ−チャートに基づいて詳細に説明する。図17は、本発明の実施の形態4に係る画像計測装置1の制御ユニット3のCPU33の処理手順を示すフローチャートである。なお、本発明の実施の形態4のCPU33の処理手順のうち、図9に示した実施の形態1のフローチャートのステップS901からステップS905までは全く同じであることから説明を省略する。
図17に示すように制御ユニット3のCPU33は、始点a及び終点bの近傍のエッジ点からエッジ部分を抽出し(ステップS905)、抽出したエッジ部分が2つの直線状のエッジ部分であるか否かを判断する(ステップS1701)。
CPU33が、2つの直線状のエッジ部分であると判断した場合(ステップS1701:YES)、CPU33は、2つの直線状のエッジ部分として検出する(ステップS1702)。一方、CPU33が、2つの直線状のエッジ部分ではないと判断した場合(ステップS1701:NO)、本実施の形態4で処理することができない頂点エッジが存在する場合であり、CPU33は、処理を終了する。
CPU33は、2つの直線状のエッジ部分が略平行であるか否かを判断する(ステップS1703)。
CPU33が、2つの直線状のエッジ部分が略平行であると判断した場合(ステップS1703:YES)、CPU33は、2つの直線状のエッジ部分間の距離を二等分して2つの直線状のエッジ部分に略平行な直線を二等分線として求める(ステップS1704)。
CPU33が、2つの直線状のエッジ部分が略平行ではないと判断した場合(ステップS1703:NO)、CPU33は、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が所定角度以下であるか否かを判断する(ステップS1705)。
CPU33が、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が所定角度以下であると判断した場合(ステップS1705:YES)、CPU33は、2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角を二等分する直線を二等分線として求める(ステップS1706)。一方、CPU33が、所定角度以下ではないと判断した場合(ステップS1705:NO)、所定角度より大きい角度で処理することができない場合であり、CPU33は、処理を終了する。
CPU33は、二等分線と直交して始点aと終点bとの中点を通る直線が、始点a側の直線状のエッジ部分及び終点b側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する(ステップS1707)。
CPU33は、選択した2つの交点間の距離に基づいて、計測対象物20の2点間の距離の実測値を算出する(ステップS1708)。
以上のように本実施の形態4によれば、計測対象物における2点間の距離を計測する場合に、2点を含むエッジ部分を詳細に指定することなく、計測対象となる2点の近傍の始点及び終点を指定するだけで、始点及び終点の双方の近傍に存在するエッジ部分を用いて2点間の距離を簡便に計測することができる。特に直線状のエッジ部分が互いに略平行ではない場合であっても、適切な距離を算出することができる。
図18は、他の画像計測装置1の構成を示す模式図である。図18に示すように、本画像計測装置1は、計測部2と外部コンピュータ4とで構成されており、計測部2にて撮像された画像データを外部コンピュータ4にて演算処理して、所望の形状の寸法等を計測する。
計測部2の構成及び機能は、上述した実施の形態1乃至4と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。外部コンピュータ4は、少なくともCPU(図示せず)及びメモリ等の記憶装置(図示せず)を備え、表示装置41、キーボード42、マウス43に接続されている。CPU(図示せず)は、高倍側の撮像装置25及び低倍側の撮像装置26から画像データを取得し、上述した実施の形態1乃至4における制御ユニット3のCPU33と同様の処理を実行する。
その他、本発明は上記実施の形態1乃至4に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内であれば多種の変形、置換等が可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係る画像計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像計測装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 受付手段で指定を受け付ける始点及び終点の例示図である。 エッジ検出手段で検出するエッジ部分の一の例示図である。 エッジ検出手段で検出する直線状のエッジ部分及び複数の頂点エッジの例示図である。 始点の近傍に複数の頂点エッジが存在し、終点の近傍に直線状のエッジ部分が存在する場合に、計測対象の2点を選択するための組合せの候補を示す模式図である。 複数の候補から1つを選択する基準を示す模式図である。 始点及び終点の双方の近傍に複数の頂点エッジを検出した場合に、計測対象の2点を選択する組合せの候補を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像計測装置の制御ユニットのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る画像計測装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 複数の候補から1つを選択する基準を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る画像計測装置の制御ユニットのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る画像計測装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る画像計測装置の制御ユニットのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る画像計測装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 交点選択手段で選択する交点を説明する模式図である。 本発明の実施の形態4に係る画像計測装置の制御ユニットのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 他の画像計測装置の構成を示す模式図である。 従来の画像計測装置でのエッジ点の例示図である。 従来の画像計測装置でのエッジ点を用いて算出される距離の例示図である。 従来の画像計測装置での画像上のエッジ検出箇所の例示図である。 従来の画像計測装置でのエッジ点を用いた計測方法の例示図である。
符号の説明
1 画像計測装置
2 計測部
3 制御ユニット
20 計測対象物
21 ステージ
25 撮像装置
26 撮像装置
27 表示装置
31 キーボード
32 マウス
33 CPU
34 記憶装置
35 通信手段
36 内部バス
331 記憶手段
332 表示手段
333 受付手段
334 エッジ検出手段
335 選択手段
336 算出手段
341 エッジ部分抽出手段
342 種別判断手段
343 単複判断手段
344 組合せ判断手段
345 距離算出手段

Claims (10)

  1. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、
    前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段と、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、
    前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段と、
    該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離が、最大又は最小となる頂点エッジを選択する選択手段と、
    前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離の実測値を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする画像計測装置。
  2. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、
    前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段と、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、
    前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段と、
    該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点に最も近接する該始点近傍の頂点エッジ及び/又は前記終点に最も近接する該終点近傍の頂点エッジを選択する選択手段と、
    前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする画像計測装置。
  3. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、
    前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段と、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、
    前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段と、
    該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の直線状のエッジ部分へ前記終点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、前記終点近傍の直線状のエッジ部分へ前記始点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は前記始点近傍で検出した前記頂点エッジと前記終点近傍で検出した前記頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する線分表示手段と、
    表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける選択受付手段と、
    選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の直線状のエッジ部分と前記終点側の頂点エッジとの距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする画像計測装置。
  4. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置において、
    前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段と、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段と、
    前記始点及び終点の近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分を検出するエッジ検出手段と、
    前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角の二等分線と直交し、前記始点と前記終点との中点を通る直線が、前記始点側の直線状のエッジ部分及び前記終点側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する交点選択手段と、
    選択された2つの交点間の距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする画像計測装置。
  5. 前記交点選択手段は、
    前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が、所定角度以下であるか否かを判断する角度判断手段を備え、
    該角度判断手段で所定角度以下であると判断された場合に前記交点を選択するようにしてあることを特徴とする請求項4記載の画像計測装置。
  6. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記画像計測装置を、
    前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、
    前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段、
    該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の複数の頂点エッジと前記終点近傍の複数の頂点エッジとの距離が、最大又は最小となる頂点エッジを選択する選択手段、及び
    前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離の実測値を算出する算出手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記画像計測装置を、
    前記撮像素子で結像された画像を表示する表示手段、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、
    前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段、
    該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点に最も近接する該始点近傍の頂点エッジ及び/又は前記終点に最も近接する該終点近傍の頂点エッジを選択する選択手段、及び
    前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離、前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、前記始点近傍の選択した頂点エッジと前記終点近傍の選択した頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記画像計測装置を、
    前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、
    前記始点及び終点の近傍に存在する直線状のエッジ部分を検出、又は直線状でないエッジ部分の極小点及び/又は極大点を頂点エッジとして検出するエッジ検出手段、
    該エッジ検出手段で前記始点近傍若しくは前記終点近傍、又は前記始点及び前記終点の双方の近傍にて複数の前記頂点エッジを検出した場合、前記始点近傍の直線状のエッジ部分へ前記終点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、前記終点近傍の直線状のエッジ部分へ前記始点近傍で検出した前記頂点エッジから垂直に下ろした線分、又は前記始点近傍で検出した前記頂点エッジと前記終点近傍で検出した前記頂点エッジとを結ぶ線分を示す画像を表示する線分表示手段、
    表示された複数の線分から一の線分の選択を受け付ける選択受付手段、及び
    選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の直線状のエッジ部分との距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の直線状のエッジ部分と前記終点側の頂点エッジとの距離、選択を受け付けた一の線分の前記始点側の頂点エッジと前記終点側の頂点エッジとの距離、又は前記始点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分と前記終点近傍の1つの頂点エッジ若しくは直線状のエッジ部分との距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 計測対象物が載置されるステージ上に照射した光の透過光又は反射光を撮像素子に結像させて得られる画像に基づいて、前記計測対象物における2点間の距離を計測する画像計測装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記画像計測装置を、
    前記撮像素子で結像して得られた画像を表示する表示手段、
    前記画像上で、前記計測対象物における2点を示す画像の近傍にて、始点及び終点の指定を受け付ける受付手段、
    前記始点及び終点の近傍に存在する2つの直線状のエッジ部分を検出するエッジ検出手段、
    前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角の二等分線と直交し、前記始点と前記終点との中点を通る直線が、前記始点側の直線状のエッジ部分及び前記終点側の直線状のエッジ部分と交差する2つの交点を選択する交点選択手段、及び
    選択された2つの交点間の距離に基づいて、前記計測対象物の2点間の距離の実測値を算出する算出手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 前記交点選択手段を、
    前記2つの直線状のエッジ部分の延長線が交差してなす角が、所定角度以下であるか否かを判断する角度判断手段、及び
    該角度判断手段で所定角度以下であると判断された場合に前記交点を選択する手段
    として機能させることを特徴とする請求項9記載のコンピュータプログラム。
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