JP2010032027A - 配管耐震用サポート - Google Patents
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Abstract
【課題】配管耐震用サポートを構成する吊材と横架材とをボルトとナットにより連結固定することにより、ガセットプレートと溶接作業を不要として、製作が容易で、且つコストの低減を図ることができる配管耐震用サポートを提供する。
【解決手段】間隔を有して配設された2本の溝型鋼より成る吊材1の平板状の背面板2の下端に、溝型鋼より成る横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させ、且つ該接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に接合固定する一方、1本、または複数本の配管8の上方より被着するUバンド9の両端部を挿入固定する貫通孔10を穿設したL字状の取付金具11を、前記Uバンド9の各両端部下面に位置する、前記横架材3の平板状の背面板4の上端部にボルト12とナット13とを介して接合固定する。
【選択図】図1
【解決手段】間隔を有して配設された2本の溝型鋼より成る吊材1の平板状の背面板2の下端に、溝型鋼より成る横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させ、且つ該接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に接合固定する一方、1本、または複数本の配管8の上方より被着するUバンド9の両端部を挿入固定する貫通孔10を穿設したL字状の取付金具11を、前記Uバンド9の各両端部下面に位置する、前記横架材3の平板状の背面板4の上端部にボルト12とナット13とを介して接合固定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、工場建築物やプラント構造物において、各階の天井付近に、比較的大口径の配管を吊持して支持することができる配管耐震用サポートに関するものであって、特に、配管耐震用サポートを構成する溝型鋼より成る吊材と横架材とを、ガセットプレートを用いることなく、また溶接することもなく、ボルトとナットを介して接合固定して、強度性を保持することにより、耐震性を付与すると共に、簡単、且つ容易に製作できる配管耐震用サポートに関するものである。
従来、工場建築物やプラント構造物において、各階の天井付近に、比較的大口径の配管を吊持して支持する配管耐震用サポートは、図5に示すように溝型鋼を凹字状に固定したガセットプレート接合タイプや、図6に示すようにH型鋼を凹字状に溶接固定した溶接接合タイプが汎用されている。
一方、配管耐震用サポートとして、ガセットプレート接合や、溶接接合を全く使用しないタイプにつき、過去の特許文献を遡及検索しても、1件の特許文献をも発見することができなかった。
前記従来汎用されている図5のガセットプレート接合タイプのサポート31は、溝型鋼により形成された2本の吊材32の下端部にガセットプレート33を取付けて、該各ガセットプレート33に横架材34の両端をボルト35で接合するという構造であるため、配管36を固定するUバンド37とガセットプレート33が干渉しないように、配管36と吊材32との間隔を必要以上に確保しなければならないので、横架材34の長さが長くなり、従って、その分コスト高となり、また、ガセットプレート33は、サポート製作時や現場施工時に邪魔となり、該ガセットプレート33の露出部分が作業員と接触する等、安全性に課題があった。更に、吊材32と横架材34とを直接固定するのではなく、ガセットプレート33を介して固定しているので、耐震性の面で劣るという課題があった。
また、前記従来汎用されている図6の溶接接合タイプのサポート41は、吊材42と横架材43とがその接合部において、溶接44されて一体に構成されているため、重量が嵩んでサポート製作時や現場への搬入および施工に手間がかかり、更に広い保管スペースが必要であり、また溶接44の品質を確保するために、溶接の熟練工が必要となり、コスト削減の障害となるという課題があった。更に、吊材42と横架材43とを溶接44により固定しているので、該溶接44が充分でないと、耐震性の面で劣るという課題があった。なお、図中、45は配管、46はUバンドである。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、吊材と横架材に溝型鋼を使用し、各溝型鋼の平板状面同土を当接して面接触させて、直接ボルトとナットで連結固定し、ガセットプレートを不要として、Uバンドとの干渉をなくすことにより、横架材として必要最短長さ(配管を支持する長さ)のものを使用することができ、また、前記面接触部において、吊材と横架材とをボルトとナットにより連結固定することにより、耐震性を保持することができ、更に溶接作業も不要で、吊材と横架材の現場での連結固定が可能であるので、吊材と横架材の現場への搬入が容易で、且つ製作も迅速、且つ簡単にでき、コスト削減を図ることができる配管耐震用サポートを提供しようとするものである。
本発明は、間隔を有して配設された2本の溝型鋼より成る吊材1の平板状の背面板2の下端に、溝型鋼より成る横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させ、その接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に接合固定する一方、1本、または複数本の配管8の上方より被着するUバンド9の両端部を挿入固定する貫通孔10を穿設したL字状の取付金具11を、前記Uバンド9の各両端部下面に位置する、前記横架材3の平板状の背面板4の上端部にボルト12とナット13とを介して接合固定するという手段を採用することにより、上記課題を解決した。
本発明配管耐震用サポートは、溝型鋼より成る吊材1と横架材3の平板状の各背面板2・4を当接して面接触させ、その接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に連結固定するという接合方法であるため、前記吊材1と横架材3とが強固に接合固定されるので、耐震性が付与され、更に、従来のように、ガセットプレートが不要となり、またUバンド9との干渉がないので、横架材3はガセットプレート接合タイプのものより短かい鋼材を使用することができると共に、溶接作業が不要であるため、製作が容易で、且つコストの低減を図ることができるという優れた効果を奏する。
更に、本発明配管耐震用サポートは、配管8の自重を支持すると共に、地震時において、前記配管8が水平方向に発生する慣性力(地震力)も、同時に支持することができるのて、前記地震力に抵抗することができ、耐震性を保持することができる。
本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明するに、図1は本発明配管耐震用サポートの正面図である。本発明配管耐震用サポートは、間隔を有して配設された2本の溝型鋼より成る吊材1の平板状の背面板2(図2参照)の下端に、溝型鋼より成る横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させ、且つ該接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に接合固定して形成されている。前記のように、吊材1の平板状の背面板2と横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させて、複数本のボルト5とナット6とを介して一体に接合固定することにより、曲げ、せん断、軸力の合力を伝達する剛接合を形成しているため、前記吊材1と横架材3はラーメン構造となり、耐震性が充分保持される。なお、図中、7は、前記ボルト5を嵌挿するボルト孔である。
更に、前記横架材3には、1本、または複数本の配管8(図3においては、2本の配管8が図示されている)の上方より被着して、該横架材3上に該配管8を挟持して載置するため、Uバンド9の両端部を挿入固定する貫通孔10を穿設したL字状の取付金具11が、前記Uバンド9の各両端部下面に位置する、前記横架材3の平板状の背面板4の上端部にボルト12とナット13とを介してそれぞれ接合固定されている。
これにより、配管8はUバンド9を上方より被着すると共に、該Uバンド9の両端部を貫通孔10に挿入固定することにより、前記配管8は横架材3に動揺することなく配置される。
また、前記横架材3はガセットプレートを用いることなく吊材2に接合固定されているため、従来のガセットプレートタイプのものと異なり最低必要長さの横架材3で足りる。
前記構成より成る本発明配管耐震用サポートの各吊材1の上端部は、建物大梁14に固定されるが、その固定手段は、特に限定する必要はないが、好ましくは、図4に示すような構成とすることが推奨される。すなわち、各吊材1の平板状の背面板2に、建物大梁14に当接する、該吊材1より巾広の取付片15をボルト16とナット17とで連結固定すると共に、該取付片15と前記建物大梁14間に、前記ボルト16の頭部16aの厚さ分の間隔を保持するライナープレート18を介在せしめて、前記取付片15をアンカーボルト19により建物大梁14に一体に連結固定する。
前記のように、本発明配管耐震用サポートは、溝型鋼より成る吊材1と横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させ、その接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に連結固定するという接合方法であるため、吊材1と横架材3とが強固に接合固定されて、耐震性が保持され、更に、従来のように、ガセットプレートが不要となり、またUバンド9との干渉がないので、横架材3はガセットプレート接合タイプのものより短かい鋼材を使用することができると共に、溶接作業が不要であるため、製作が容易で、且つコストの低減を図ることができる。
1 吊材
2 背面板
3 横架材
4 背面板
5 ボルト
6 ナット
7 ボルト孔
8 配管
9 Uバンド
10 貫通孔
11 取付金具
12 ボルト
13 ナット
14 建物大梁
15 取付片
16 ボルト
17 ナット
18 ライナープレート
19 アンカーボルト
2 背面板
3 横架材
4 背面板
5 ボルト
6 ナット
7 ボルト孔
8 配管
9 Uバンド
10 貫通孔
11 取付金具
12 ボルト
13 ナット
14 建物大梁
15 取付片
16 ボルト
17 ナット
18 ライナープレート
19 アンカーボルト
Claims (1)
- 間隔を有して配設された2本の溝型鋼より成る吊材1の平板状の背面板2の下端に、溝型鋼より成る横架材3の平板状の背面板4を当接して面接触させ、且つ該接触部を複数本のボルト5とナット6とを介して一体に接合固定する一方、1本、または複数本の配管8の上方より被着するUバンド9の両端部を挿入固定する貫通孔10を穿設したL字状の取付金具11を、前記Uバンド9の各両端部下面に位置する、前記横架材3の平板状の背面板4の上端部にボルト12とナット13とを介して接合固定したことを特徴とする配管耐震用サポート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008197641A JP2010032027A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 配管耐震用サポート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008197641A JP2010032027A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 配管耐震用サポート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010032027A true JP2010032027A (ja) | 2010-02-12 |
Family
ID=41736731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008197641A Pending JP2010032027A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 配管耐震用サポート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010032027A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110145643A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-08-20 | 北京市亚太安设备安装有限责任公司 | 一种抗震支吊架及其施工方法 |
| JP2019199920A (ja) * | 2018-05-17 | 2019-11-21 | サクラ化学工業株式会社 | 架台 |
| CN111750176A (zh) * | 2020-06-16 | 2020-10-09 | 浙江航鑫支吊架有限公司 | 门型双侧双向抗震支吊架及制作方法 |
-
2008
- 2008-07-31 JP JP2008197641A patent/JP2010032027A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019199920A (ja) * | 2018-05-17 | 2019-11-21 | サクラ化学工業株式会社 | 架台 |
| JP7139562B2 (ja) | 2018-05-17 | 2022-09-21 | 株式会社竹中工務店 | 架台 |
| CN110145643A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-08-20 | 北京市亚太安设备安装有限责任公司 | 一种抗震支吊架及其施工方法 |
| CN111750176A (zh) * | 2020-06-16 | 2020-10-09 | 浙江航鑫支吊架有限公司 | 门型双侧双向抗震支吊架及制作方法 |
| CN111750176B (zh) * | 2020-06-16 | 2021-09-17 | 浙江航鑫支吊架有限公司 | 门型双侧双向抗震支吊架及制作方法 |
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