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JP2010030622A - ベーパ回収システム - Google Patents

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JP2010030622A
JP2010030622A JP2008192770A JP2008192770A JP2010030622A JP 2010030622 A JP2010030622 A JP 2010030622A JP 2008192770 A JP2008192770 A JP 2008192770A JP 2008192770 A JP2008192770 A JP 2008192770A JP 2010030622 A JP2010030622 A JP 2010030622A
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oil
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JP2008192770A
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Mitsuhiro Tobe
光浩 戸辺
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Tokico System Solutions Co Ltd
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Tokico Technology Ltd
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Abstract


【課題】ベーパ吸引ライン内に大量の油液を吸い込んでしまった場合であっても、ベーパ回収ポンプ内への油液の吸い込みを防止できるベーパ回収システムを提供する。
【解決手段】ベーパ回収ポンプ37の吸引側のベーパ吸引路34に、ベーパ吸引ライン32内に吸い込んでしまった油液を一時的に貯留することができる油液貯留チャンバ42を備えた油液吸込防止機構40を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、給油ノズルを使用して油液を補給しているときにタンク内で発生したベーパを、給油口からタンク外部へ漏出させないように回収するベーパ回収システムに関する。
給油所等に設置され、車両の燃料タンクへの油液の補給を行う給油装置では、安全面及び環境面から、給油ノズルを使用して油液を補給しているときにタンク内で発生したベーパ(油蒸気)を、給油口からタンク外部へ漏出させないように回収するベーパ回収システムを備えた給油装置の需要が増加傾向にある。
通常、ベーパ回収システムは、給油対象の給油口に挿入される給油ノズルの吐出パイプ又はその近傍に、給油ノズルを使用して油液を補給しているときにタンク内で発生したベーパを回収するため、ベーパ吸引ラインの一端側の開口(吸引口)を臨ませ、ベーパ吸引ラインの他端側に設けられたベーパ回収ポンプの作動によって、ベーパ吸引ラインを介して吐出パイプ周辺の雰囲気を吸引し、吸引雰囲気中に含まれるベーパを貯油タンクに回収する構成になっている。
また、このような構成からなるベーパ回収システムにおいては、ベーパ回収ポンプの吸引側にはベーパ吸引ラインを介して吸引された雰囲気中に含まれるゴミ等の異物を除去するためのフィルタが設けられている。
特開平6−342999号公報
ところで、上述した構成から給油装置のベーパ回収システムの場合、万が一、ベーパ吸引ラインの一端側の開口(吸引口)から油液を吸い込んでしまった場合であっても、吸い込んでしまった油液が少量であればフィルタで除去できるようになっており、ベーパ回収ポンプの吸引側には、吸い込んだ油液が到らないようになっている。
しかしながら、最近の車輌における燃料タンクの車体配置位置の多様化、これに伴う給油口から燃料タンクに到る導入管の延設形状の複雑化等によって、車種によっては、ガソリン等の油液を補給している最中に、給油口内の液面が急激に上昇してしまう車輌が増加傾向にある。
このような車輌に対する給油作業では、給油口に挿入された吐出パイプ筒先に液面が到達したのを検知して油液の吐出を自動的に停止させる給油ノズルに備えられた自動給油停止機能が作動しても、給油口内の上面の開口端付近にまで液面が到達してしまう傾向が多い。
給油所作業員が給油作業を行う、いわゆるフルサービスの給油所の場合は、このような燃料タンクの給油口内液面が急激に上昇する車種については、給油所作業員間で予め把握しておくことができるため、ベーパ吸引ライン内に油液を吸い込まないように給油ノズルの操作を加減しながら油液の補給が行えるものの、顧客自身が給油所管理者の指示のもと給油作業を行うセルフサービス方式の給油所では、このような給油口内液面の急激な上昇に対して、注意が払われないことが多い。
そのため、給油作業の実施に伴い、ベーパ吸引ライン内に油液を吸い込んでしまう機会や吸い込んでしまう油液の量が多くなっている。
この結果、従来はフィルタで除去可能であった、給油作業中にベーパ吸引ライン内に吸い込まれてしまった油液がベーパ回収ポンプにまで到ってしまうことが生じ、ベーパ回収ポンプひいてはベーパ回収システムの故障原因になっていた。
本発明は、このような問題点を勘案してなされものであって、万が一、ベーパ吸引ライン内に大量の油液を吸い込んでしまった場合であっても、ベーパ回収ポンプ内への油液の吸い込みを防止できるようにしたベーパ回収システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、さらに、ベーパ吸引ライン内に吸い込んでしまった大量の油液を、ベーパ回収ポンプに到る前に安全かつ確実にベーパ吸引ライン内から排出できるようにしたベーパ回収システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、ベーパ回収ポンプの吸引側のベーパ吸引路に、ベーパ吸引ライン内に吸い込んでしまった油液を一時的に貯留することが可能な空間部品(チャンバ)を設置したことを特徴とする。
また、本発明は、このチャンバに、貯まった油液をポンプの吸込側に自動的に戻す排出機構を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ベーパ吸引ライン内に吸い込んでしまった油液を一時的に貯留するチャンバをベーパ回収ポンプの吸引側のベーパ吸引ラインに配置したことで、ベーパ回収ポンプ内への油液の吸い込みを防止でき、ベーパ回収ポンプひいてはベーパ回収システムの故障を低減できる。
また、本発明によれば、このチャンバに、貯まった油液をポンプの吸込側に自動的に戻す排出機構を設けたことにより、チャンバ内に大量の油液を吸い込んでしまった場合であっても、ベーパ回収ポンプ内への油液の吸込防止の信頼性が向上し、貯まった油液はポンプの吸込側に自動的に戻されるので、安全面及び環境面からも性能向上がはかれる。
本発明の一実施の形態に係るベーパ回収システムについて、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るベーパ回収システムを適用した給油装置の実施例の外観図である。
給油装置1は、装置本体2から導出され、先端に給油ノズル3を備え、途中に安全継手4が介在された給油ホース5を備えている。給油ホース5の基端は、給油ノズル3から給油対象のタンクに補給された油量を計測するために、装置本体2内に設けられた流量計6の流出側に配管等を介して連通されている。流量計6には、単位流量の計測毎に対応した流量パルス信号を出力する流量パルス発信器7が付設されている。流量計6の流入側は、同じく装置本体2内に設けられ、ポンプ駆動用モータ9の作動により給油ノズル3に油液を供給するポンプ8の吐出側に連通されている。ポンプ8の吸込側は、配管を介して、図示せぬ地下タンク(貯油タンク)に連通され、ポンプ8はこの地下タンクに貯留された所定の油種の油液を汲み上げ、給油ノズル3に供給する。
装置本体2の壁面には、給油作業を行っていない待機時に給油ノズル3を収納しておくノズル掛け(ノズル収納部)11が設けられている。ノズル掛け11には、ノズル掛け11に対する給油ノズル3の収納状態/非収納状態を検出するノズルスイッチ12が付設されている。このノズルスイッチ12による給油ノズル3の収納状態/非収納状態の検出信号は、給油制御装置20に供給される。
給油制御装置20は、ノズルスイッチ11から出力される非収納状態/収納状態の検出信号に基づいてポンプ駆動用モータ9の駆動/停止を制御して、給油ノズル3への油液の供給/供給停止を制御する。また、給油制御装置20は、この給油ノズル3を用いた給油作業の実施に伴い、その際に流量パルス発信器7から出力される流量パルス信号に基づいて給油量を演算し、この演算した給油量を含む給油データを図示せぬ給油量表示器に表示制御する。さらに、給油制御装置20は、ベーパ回収制御装置としても機能し、ノズルスイッチ11から出力される非収納状態/収納状態の検出信号に応じて、ベーパ回収システム30のベーパ回収ポンプ37の駆動/停止についても、制御するようになっている。
次に、給油装置1の、給油ノズル3及び給油ホース5を備えてなる給油系統21毎に対応して設けられているベーパ回収システム30の実施例について説明する。
給油対象の給油口に挿入される、給油ノズル3のノズル本体3aから延びる吐出パイプ3bの基端側部分には、吐出パイプ3bの先端側が給油対象の給油口に挿入され状態で給給油口の開口を覆うように蓋材(いわゆる、ベーパコレクタ)31が設けられている。蓋材31は、給油作業の実施に伴い、給油口からの跳ね返り油液の飛散やベーパの外部への漏出を防止する。
給油ホース5には、ベーパ回収用通路としてのベーパ吸引ライン32が、給油ホース5の長さ方向にその油液通路とは独立させて、給油ホース5に一体的に沿わせて延設されている。ベーパ吸引ライン32の先端側は、ノズル本体3aを介して、吐出パイプ3bの蓋材31部分に到り、蓋材31若しくはその近傍の筒先側の吐出パイプ3b部分に開口している。このベーパ吸引ライン32の先端側の開口は、吐出パイプ3bが給油口に挿入され、蓋材31により給油口が覆われた状態で、給油口内部に臨むようになっている。また、このベーパ吸引ライン32の、例えばノズル本体3a部分には、ポンプ8の駆動により給油ノズル3に供給される油液の液圧を受けて開弁するベーパ吸引バルブ33が設けられている。ベーパ吸引バルブ33は、給油作業の実施中/待機中(非実施中)に対応してベーパ吸引ライン32を連通/遮断し、ベーパ吸引ライン32の先端側開口から、吐出パイプ3b部分周囲の雰囲気の吸引を許容/許容停止する。
これに対し、ベーパ吸引ライン32の基端側は、給油ホース5の基端側から導出されて、接続通路34を介してフィルタ35の入口側に連通されている。フィルタ35は、ベーパ吸引ライン32の先端側開口から吸引された雰囲気に含まれた塵埃等を除去し、ベーパ以外の不適な異物をベーパ回収ポンプ37が吸い込まないようにしている。フィルタ35の出口側は、吸引通路36を介してベーパ回収ポンプ37の吸引側に連通され、ベーパ回収ポンプ37の吐出側は、戻し通路38を介して、前述したポンプ8の吸込側が配管を介して連通されている図示せぬ地下タンク(貯油タンク)の気相に連通されている。
上述したような構成からなる、給油装置1に適用された本実施の形態のベーパ回収システム30では、そのベーパ吸引ライン32内に吸い込んでしまった油液を一時的にチャンバに貯留して、ベーパ回収ポンプ37が油液を吸い込んでしまうのを防止する油液吸込防止機構40を備えている。
油液吸込防止機構40は、ベーパ吸引ライン32の基端側をフィルタ35の入口側に連通する接続通路34部分に配置され、給油作業の際にベーパ吸引ライン32内に吸い込んでしまった油液を一時的に貯留するチャンバ42を有する構成になっている。
図2は、ベーパ回収システムに設けられた油液吸込防止機構の構成図である。
図示の例では、油液吸込防止機構40は、筐体41内に、上下方向に並べて画成された、油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43とを備えている。油液貯留チャンバ42には、その上部位置にベーパ吸引側接続口42aとベーパ排出側接続口42bとが形成されている。ベーパ吸引側接続42aは、継手44を介して、図1に示す接続配管34の、ベーパ吸引ライン32の基端側と連通された上流側接続配管部34aと接続され、ベーパ排出側接続口42bは、継手44を介して、ベーパ回収ポンプ37の吸引側と連通された下流側接続配管部34bが接続されている。ベーパ吸引側接続口42aとベーパ排出側接続口42bとのチャンバ側の開口面は互いに対向しないように、例えば油液貯留チャンバ42の天井面に下向きに開口している。これにより、誤ってベーパ吸引ライン32を介して吸引された油液が、ベーパ吸引側接続口42aからベーパ排出側接続口42bへ直接流入してしまうのを防ぎ、油液貯留チャンバ42内に一旦貯留される構成になっている。
そして、互いに画成された油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43との間は、弁通路45によって連通されている。弁通路45の弁機構収納チャンバ43側の開口縁部は、弁機構収納チャンバ43内に収納されている弁体46が離着座する弁座部47になっている。弁体46は、弁機構収納チャンバ43を排出室43aと液圧室43bとに画成するダイアフラム49にその弁軸部が接続され、ダイアフラム49の可撓変位に応動して、弁座部47に離着座可能に排出室43a内に保持されている。この弁体46には、弁体46を弁座部47から離座させる方向に常時付勢する、例えばコイルバネ等によって構成された付勢手段48が付設されている。
弁機構収納チャンバ43は、ダイアフラム49で画成された排出室43aに油液排出口50が開口し、液圧室43bに液圧導入口51が開口している。油液排出口50には、戻し配管52が継手44を介して接続され、この戻し配管52によって、液圧室43bは地下タンクに連通されるようになっている。図示の例では、戻し配管52は、図1に示すように、装置本体2内で地下タンクと連通されている戻し通路38に連通されている。また、弁機構収納チャンバ43は、ダイアフラム49で画成された液圧室43に液圧導入口50が開口している。液圧導入口50には、液圧導入配管53が継手44を介して接続され、この液圧導入配管53によって、ポンプ8の吐出側の液通路に連通されている。図示の例では、この液圧導入配管53は、装置本体2内でポンプ8の吐出側と流量計6の流入側との間を連通するための油液通路に連通されている。これにより、ポンプ8の駆動中は、ポンプ8から吐出される油液の吐出圧が液圧導入口50を介して液圧室43bに作用し、ポンプ8の停止中は、ポンプ8の駆動中に作用する液の吐出圧よりも低い液圧(例えば、図示せぬ、ポンプ8の吐出側と吸込側とを連通するリリーフ通路に設けられたリリーフ弁の開弁圧)が作用するようになっている。
これに伴い、弁体46を弁座部47から離座させる方向に常時付勢する付勢手段48の付勢力は、ポンプ8の駆動中にポンプ8から吐出される油液がダイアフラム49に作用する圧力よりも小さく、ポンプ8の停止中にポンプ8の吐出側の油液がダイアフラム49に作用する圧力よりも大きくなるように、予め設定されている。
この結果、ポンプ8の作動中にポンプ8の吐出側の液圧がダイアフラム49に作用している状態では、ダイアフラム49は、付勢手段48の付勢力に抗して、弁体46を弁座部47に着座させるように可撓変位し、図2に示すように、油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43の排出室43aとの間は、遮断状態になっている。また、ポンプ8の停止中にポンプ8の吐出側の液圧がダイアフラム49に作用している状態では、ダイアフラム49は、付勢手段48の付勢力によって、弁体46を弁座部47から離座させるように可撓変位し、図3に示すように、油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43の排出室43aとの間は、連通状態になっている。
これら弁機構収納チャンバ43に対して追加された、弁機構収納チャンバ43をはじめとした各部構成は、油液貯留チャンバ42に貯留している油液を地下タンクに戻すための戻し弁機構を構成する。
図3は、図2示した油液吸込防止機構の状態の対となる別状態を示した図である。
次に、上述のように構成された本実施形態のベーパ回収システム30が適用された給油装置1の作用について説明する。
例えば、セルフサービス方式の給油所において、作業者は、給油装置1を用いて給油作業を実施するに際して、図示せぬ給油作業端末機を操作して、給油装置1を用いての必要な給油作業条件を入力する。この給油装置1を用いての給油作業条件の入力が適正になされると、給油作業端末機から給油装置1の給油制御装置20には、図示せぬ通信ラインを介して給油作業開始許可が供給され、給油ノズル3の操作に基づく給油装置1の作動が可能になる。
そして、作業者が、給油作業を行うために給油ノズル3をノズル収納部11から取り出し、ノズルスイッチ12から給油制御装置20に非収納状態の検出信号が供給されると、給油制御装置20は、ポンプ駆動用モータ9を起動してポンプ8を駆動するとともに、ベーパ回収システム30のベーパ回収ポンプ37も駆動する。
したがって、作業者は、給油ノズル3の吐出パイプ3bを給油対象の給油口に挿入し、ノズル本体3aに備えられている操作レバーを開弁操作しさえすれば、ノズル本体3a内の弁機構が開弁し、ポンプ駆動用モータ9の駆動によってポンプ8から給油ノズル3に供給される油液を、吐出パイプ3bから給油対象に補給することができる。
このポンプ駆動用モータ9の駆動によって、ポンプ8から給油ノズル3に油液が供給されている状態にあっては、給油ノズル3の開弁操作に係わらず、給油ノズル3のノズル本体3a内の弁機構よりも上流側の、給油ホース5も含めたポンプ8の吐出側の油液通路には、ポンプ8から吐出される油液の吐出圧が作用するようになる。
これにより、ベーパ吸引ライン32の、ポンプ8の駆動により給油ノズル3に供給される油液の液圧を受けて作動するベーパ吸引バルブ33は開弁し、ベーパ吸引ライン32を連通して、ベーパ回収ポンプ37の駆動による、ベーパ吸引ライン32の先端側開口からの、吐出パイプ3b部分周囲の雰囲気の吸引も、給油ノズル3のノズル収納部11から取り出しとともに開始されるようになる。
その際、ベーパ吸引ライン32が連通する液吸込防止機構40は、弁機構収納チャンバ43の液圧室43bの内圧も、液圧導入配管53を介して作動中のポンプ8の吐出側の液圧になっている。これにより、ダイアフラム49には、作動中のポンプ8の吐出側の液圧が作用している状態になっており、図2に示す状態になっている。すなわち、ダイアフラム49は、付勢手段48の付勢力に抗して、弁体46を弁座部47に着座させるように可撓変位し、油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43の排出室43aとの間は遮断状態になっている。そのため、ベーパ回収ポンプ37は、液吸込防止機構40の油液貯留チャンバ42を介して、そのベーパ吸引側接続口42aから、ベーパ吸引ライン32の先端側開口の周囲の雰囲気を専ら吸引することができる状態になっている。この結果、ベーパ回収ポンプ37の吸引能力を損なうことなく、ベーパ吸引ライン32の先端側開口の周囲の雰囲気の吸引に十分に生かすことができる。
そして、作業者が、給油ノズル3の吐出パイプ3bを給油対象の給油口に挿入し、ノズル本体3aの操作レバーを開弁操作して給油対象に油液の補給を行っている状態にあっては、給油の進行に伴い、給油対象の給油口から外部へ溢出しようとするベーパは、ベーパ吸引ライン32,油液吸込防止機構40,及びフィルタ35を介してベーパ回収ポンプ37により吸引され、戻し通路38を介して地下タンクの気相に戻される。これにより、油液の補給作業に伴い、給油対象の給油口から溢出するベーパが外部へ漏出するのを、抑制することができる。
その後、給油口に挿入された吐出パイプ筒先に液面が到達すると、給油ノズルに備えられた自動給油停止機能がこれを検知してノズル本体3aの内の弁機構を自動的に閉弁し、いわゆる満タン給油を、作業者の給油ノズル3の操作レバーの閉弁操作によらずとも、安全に終了させることができる。
その際、自動給油停止機能が作動しても、給油口内の上面の開口端付近にまで液面が到達してしまう場合にあっては、先端側開口からベーパ吸引ライン32内に油液を吸い込んでしまうころがある。
このような場合にあっても、ベーパ吸引ライン32に吸い込まれた油液は、フィルタ35及びベーパ回収ポンプ37に対して上流側に位置する油液吸込防止機構40に流入した段階で、ベーパ吸引側接続口42aから油液貯留チャンバ42に流入した段階で、油液とベーパが分離され、油液は油液貯留チャンバ42内に一旦貯留される。そのため、ベーパ吸引ライン32に吸い込まれた油液は、油液貯留チャンバ42のベーパ排出側接続口42bから下流側のフィルタ35及びベーパ回収ポンプ37に到ることはない。これにより、ベーパ回収ポンプ37内への油液の吸い込みを防止でき、ベーパ回収ポンプ37ひいてはベーパ回収システム30の故障を低減できる。
一方、給油作業を終えた作業者が、操作レバーを閉弁操作した後、給油ノズル3をノズル収納部11に収納して戻すと、ノズル収納部11に付設されたノズルスイッチ12から、給油制御装置20に収納状態の検出信号が供給される。給油制御装置20は、この収納状態の検出信号の入力によって、ポンプ駆動用モータ9を停止してポンプ8の駆動を停止するとともに、ベーパ回収システム30のベーパ回収ポンプ37の駆動も停止する。そして、給制御装置20は、今回の給油作業の実施に伴う給油量等の給油結果情報を、図示せぬ給油作業端末機に通信ラインを介して伝送した後、次回の給油作業に備えて待機状態になる。
そして、本実施の形態のベーパ回収システム30では、このポンプ8が駆動停止した待機状態になると、直前の給油作業により油液吸込防止機構40の油液貯留チャンバ42内に貯留された油液は、自動的に油液貯留チャンバ42から排出され、ベーパ回収ポンプ37を通過することなく戻し配管52を介して地下タンクに戻されるようになっている。この場合の油液吸込防止機構40の動作は、次のとおりである。
すなわち、ポンプ8が駆動停止すると、油液吸込防止機構40は、作動中のポンプ8の吐出側の液圧が弁機構収納チャンバ43の液圧室43bに作用しなくなり、液圧室43bの内圧はポンプ8が駆動しているときに対して低下する。これにより、ダイアフラム49には、作動中のポンプ8の吐出側の液圧が作用しなくなり、図2に示す状態から図1に示す状態になる。すなわち、ダイアフラム49は、付勢手段48の付勢力によって、弁体46を弁座部47から離座させるように可撓変位することになり、油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43の排出室43aとの間が連通状態になる。そのため、直前の給油作業で、油液貯留チャンバ42内に貯留された油液は、連通状態になっている排出室43aを介して、ベーパ排出側接続口42bから戻し配管52を介して、地下タンクに戻される。
したがって、本実施の形態のベーパ回収システム30によれば、給油装置の稼動状態(給油作業中状態)/待機状態(非給油作業中状態)に応じて駆動/停止するポンプ8の吐出側のエ気圧の変化を利用して、油液吸込防止機構40の油液貯留チャンバ42と弁機構収納チャンバ43の排出室43aとの間を連通/遮断する弁体46を開閉するようにしたから、1回の給油作業の終了毎に、直前の給油作業で油液貯留チャンバ42内に貯留された油液が、自動的に戻し配管52を介して地下タンクに排出される。この結果、1回の給油作業でベーパ吸引ライン32を介して油液貯留チャンバ42内に油液を大量に吸い込んでしまった場合でも、次の給油作業の開始に当たっては、油液貯留チャンバ42内の貯留油液はゼロとなるため、ベーパ回収ポンプ37内への油液の吸い込みをより確実に防止することが可能になる。
以上のように、本実施の形態のベーパ回収システム30は構成されるが、その各部の具体的構成については、種々の変更が可能である。
例えば、上述の図1,2に示した油液吸込防止機構40の構成において、液圧室43bにポンプ8の吐出側の液圧を導入することを廃し、液圧室43bを一定圧力状態(例えば、大気圧状態)に保ち、弁体46を弁座部47に対して離座方向に付勢する付勢手段48に代えて、弁体46を弁座部47に対して離座方向にダイアフラム49を付勢する付勢手段46’(図示省略)を液圧室43b内に設けることでも、給油作業でベーパ吸引ライン32を介して油液を大量に吸い込んでしまった場合でも、油液貯留チャンバ42内に一時貯留しておき、油液貯留チャンバ42内に貯留した油液を自動的に地下タンクに排出することができる。
この場合、弁体46を弁座部47に対して離座方向にダイアフラム49を付勢する付勢手段46’の付勢力を、油液貯留チャンバ42内に一時貯留させる油液量との関係で設定する。すなわち、少量の油液の重量がダイアフラム49に作用しているだけの場合は、付勢手段46’の付勢力によってダイアフラム49に作用するこの少量の油液の重量に抗して弁体46は閉弁状態になり、油液貯留チャンバ42内に一時貯留させる油液量が所定量になり、ダイアフラム49に作用する油液の重量が所定量になると付勢手段46’の付勢力に抗して弁体46を開弁させるようにする。
このような油液吸込防止機構40の構成によれば、油液貯留チャンバ42内には貯留される所定量を超える油液は随時、自動的に地下タンクに排出されるから、ベーパ回収ポンプ37内への油液の吸い込みを防止することができる。
また、本発明の形態のベーパ回収システムにおいては、複数の給油系統21毎に対応して設けられたベーパ吸引ライン32それぞれに対して、ベーパ回収ポンプ37を共用化したベーパ回収システムにも適用可能である。
本発明の一実施の形態に係るベーパ回収システムを適用した給油装置の外観図である。 ベーパ回収システムに設けられた油液吸込防止機構の一実施例の構成図である。 図2示した油液吸込防止機構の状態の対となる別状態を示した図である。
符号の説明
1 給油装置、 2 装置本体、 3 給油ノズル、 3a ノズル本体、
3b 吐出パイプ、 4 安全継手、 5 給油ホース、 6 流量計、
7 流量パルス発信器、 8 ポンプ、 9 ポンプ駆動用モータ、
11 ノズル掛け(ノズル収納部)、 12 ノズルスイッチ、
20 給油制御装置、 21 給油系統、 30 ベーパ回収システム、
31 蓋材、 32 ベーパ吸引ライン、 33 ベーパ吸引バルブ、
34 接続通路、 34a 上流側接続配管部、 34b 下流側接続配管部、
35 フィルタ、 36 吸引通路、 37 ベーパ回収ポンプ、
38 戻し通路、 40 油液吸込防止機構、 41 筐体、
42 油液貯留チャンバ、 42a ベーパ吸引側接続口、
42b ベーパ排出側接続口、 43 弁機構収納チャンバ、 43a 排出室、
43b 液圧室、 44 継手、 45 弁通路、 46 弁体、 47 弁座部、
48 付勢手段、 49 ダイアフラム、 50 油液排出口、 51 液圧導入口、
52 戻し配管、 53 液圧導入配管

Claims (2)

  1. 給油ノズル側で生じたベーパを先端側の開口から吸引するベーパ吸引ラインと、
    該ベーパ吸引ラインの基端側と吸引側が連通されているベーパ回収ポンプとを備え、給油作業の際に前記給油ノズル側で生じたベーパを回収するベーパ回収システムであって、
    前記ベーパ吸引ラインの基端側と前記ベーパ回収ポンプの吸引側とを連通する接続通路に、先端側の開口から前記ベーパ吸引ライン内に吸い込んでしまった油液を一時的に貯留しておく油液貯留チャンバを含む油液吸込防止機構を配置し、当該吸い込んでしまった油液が前記ベーパ回収ポンプに到らぬようにしたことを特徴とするベーパ回収システム。
  2. 油液吸込防止機構には、前記油液貯留チャンバを、前記給油ノズルに供給する油液を貯留する貯油タンクに戻すための戻し流路に対して連通/遮断する戻し弁機構が備えられていることを特徴とする請求項1記載のベーパ回収システム。
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