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JP2010028680A - 移動端末及び通信方法 - Google Patents

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JP2010028680A
JP2010028680A JP2008190287A JP2008190287A JP2010028680A JP 2010028680 A JP2010028680 A JP 2010028680A JP 2008190287 A JP2008190287 A JP 2008190287A JP 2008190287 A JP2008190287 A JP 2008190287A JP 2010028680 A JP2010028680 A JP 2010028680A
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Aki Ohashi
亜希 大橋
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Abstract

【課題】提供される通信サービスの種別に応じて移動通信システム(RAT)を切り替える場合において、ユーザが通信の要求を開始してから、実際に通信を開始できるようになるまでの接続時間を短縮できる移動端末及び通信方法を提供する。
【解決手段】
移動端末100は、ユーザによって開始されようとしている通信サービスの種別に基づいて、在圏システムの切替要因となる動作を検出する切替要因検出部121と、切替要因検出部121によって検出された切替要因と、在圏システムとして選択されている移動通信システムとに基づいて、在圏システムの切り替えが必要か否かを判定する判定部123と、在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、通信が開始される前に、当該通信を提供する移動通信システムに在圏システムを切り替える切替部125とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、提供される通信サービスの種別が異なる複数の移動通信システムに接続可能であり、何れかの移動通信システムを、在圏する移動通信システムである在圏システムとして選択する移動端末、及び当該移動端末において用いられる通信方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)において標準化された規格に従った第3世代移動通信システム(3G)では、回線交換型の通信ネットワークによって構成されるCSドメインと、パケット交換型の通信ネットワーク(IPネットワーク)によって構成されるPSドメインとが用いられる(例えば、特許文献1)。3Gでは、特定の通信サービス、具体的には音声通話や動画像などのAVコンテンツの送信は、CSドメインを用いて実行される。また、eメールの送信などのデータ通信は、PSドメインを用いて実行される。
一方、同じく3GPPにおいて標準化が進められている次世代の移動通信システムであるLong Term Evolution(LTE)では、PSドメインのみが用いられる。つまり、提供される通信サービスの種別に関わらず、全ての通信サービスはPSドメインを用いて実行される。
しかしながら、所望の通信品質を確保しつつ、PSドメインを用いて音声通話や移動端末へのAVコンテンツの送信を実現することは、優先制御など技術的に克服すべき課題があり、現状では必ずしも容易でない。そこで、少なくともLTEの運用当初においては、3GのCSドメインを用いて音声通話やAVコンテンツの送信を実現し、LTEを用いてeメールの送信などのデータ通信を実現することが予定されている。
特開2006−80673号公報(第4頁、第1図)
3GのCSドメインを用いて音声通話やAVコンテンツの送信を実現し、LTEを用いてeメールの送信などのデータ通信を実現するためには、実行される通信サービスの種別に応じて移動通信システム、いわゆるRadio Access Technology(RAT)を切り替える必要がある。
具体的には、移動端末は、3G基地局及びLTE基地局と通信可能な位置に存在する場合、何れかの基地局を介して何れかの移動通信システムに位置登録を実行することによって当該基地局のカバーエリアに在圏、つまり何れかの移動通信システム(RAT)に在圏していることを当該移動通信システムに認識させる。例えば、移動端末がLTEに在圏しているときに、ユーザが音声通話の発信操作を行った場合、移動端末は、在圏するRATをLTEから3Gに切り替える必要がある。
しかしながら、在圏するRATの切り替えには、数秒程度の時間が必要と予想される。このため、ユーザが通信の要求を開始してから、実際に通信を開始できるようになるまでの接続時間が長くなることが懸念されている。
そこで、本発明は、提供される通信サービスの種別に応じて移動通信システム(RAT)を切り替える場合において、ユーザが通信の要求を開始してから、実際に通信を開始できるようになるまでの接続時間を短縮できる移動端末及び通信方法の提供を目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、提供される通信サービスの種別(例えば、音声通話とeメールの送信)が異なる複数の移動通信システム(3Gシステム10及びLTEシステム20)に接続可能であり、何れかの移動通信システムを、在圏する移動通信システムである在圏システムとして選択する移動端末(移動端末100)であって、前記在圏システムの切替要因となる動作(例えば、eメール作成画面呼び出し)を検出する切替要因検出部(切替要因検出部121)と、前記切替要因検出部によって検出された前記切替要因と、前記在圏システムとして選択されている前記移動通信システムとに基づいて、前記在圏システムの切り替えが必要か否かを判定する判定部(判定部123)と、前記判定部によって、前記在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、要求された通信サービスに基づく通信が開始される前に、前記要求された通信サービスを提供する移動通信システムに前記在圏システムを切り替える切替部(切替部125)とを備えることを要旨とする。
このような移動端末によれば、切替要因検出部によって検出された切替要因と、在圏システムとして選択されている移動通信システムとに基づいて、在圏システムの切り替えが必要か否かが判定される。また、在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、要求された通信サービスに基づく通信が開始される前に、在圏システムが切り替えられる。このため、移動端末のユーザによって開始されようとしている通信サービスの種別に応じて迅速に在圏システムを切り替えられる。
すなわち、このような移動端末によれば、提供される通信サービスの種別に応じて移動通信システム(RAT)を切り替える場合において、ユーザが通信の要求を開始してから、実際に通信を開始できるようになるまでの接続時間を短縮できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記通信を開始するために前記移動端末のユーザによって操作されるユーザインタフェース(ユーザインタフェース110)を備え、前記切替要因検出部は、前記ユーザインタフェースに対する操作内容に基づいて、前記切替要因を検出することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、所定の処理を実行する複数のアプリケーションプログラム(アプリケーションプログラム115a)を備え、前記切替要因検出部は、前記ユーザによって開始されようとしている前記アプリケーションプログラムの起動に基づいて、前記切替要因を検出することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記切替部は、判定部によって前記在圏システムの切り替えが必要と判定されてから所定時間が経過した後に前記在圏システムを切り替え、前記所定時間は、前記ユーザが前記通信を開始するまでに必要な操作を完了するまでの時間よりも短いことを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、提供される通信サービスの種別が異なる複数の移動通信システムに接続可能であり、何れかの移動通信システムを、在圏する移動通信システムである在圏システムとして選択する移動端末において用いられる通信方法であって、前記在圏システムの切替要因となる動作を検出するステップと、検出された前記切替要因と、前記在圏システムとして選択されている前記移動通信システムとに基づいて、前記在圏システムの切り替えが必要か否かを判定するステップと、前記在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、要求された通信サービスに基づく通信が開始される前に、前記要求された通信サービスを提供する移動通信システムに前記在圏システムを切り替えるステップとを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、提供される通信サービスの種別に応じて移動通信システム(RAT)を切り替える場合において、ユーザが通信の要求を開始してから、実際に通信を開始できるようになるまでの接続時間を短縮できる移動端末及び通信方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)移動通信システムの全体概略構成、(2)移動端末の機能ブロック構成、(3)在圏RAT制御部120の詳細構成、(4)移動端末の動作、(5)作用・効果、及び(6)その他の実施形態について説明する。
なお、図面において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号が付されている。ただし、図面は模式的であり、各寸法の比率などは、現実とは異なる場合がある。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる場合がある。
(1)移動通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動通信システム1の全体概略構成図である。図1に示すように、移動通信システム1は、3Gシステム10とLTEシステム20とによって構成される。つまり、移動通信システム1は、複数の移動通信システム、いわゆるRadio Access Technology(RAT)によって構成される。
3Gシステム10は、3rd Generation Partnership Project(3GPP)において標準化された規格に従った第3世代移動通信システムである。3Gシステム10は、回線交換型の通信ネットワークによって構成されるCSドメインと、パケット交換型の通信ネットワーク(IPネットワーク)によって構成されるPSドメインとによって構成される。
LTEシステム20は、同じく3GPPにおいて標準化されたLong Term Evolution(LTE)
に従った移動通信システムである。LTEシステム20は、PSドメインのみによって構成される。
移動端末100は、3Gシステム10及びLTEシステム20に接続できる。具体的には、移動端末100は、ユーザ50の操作内容、つまり、利用する通信サービスの種別に応じて3Gシステム10またはLTEシステム20の何れかに接続する。移動端末100は、3G基地局11と無線通信を実行し、3Gシステム10に接続する。また、移動端末100は、LTE基地局21と無線通信を実行し、LTEシステム20に接続する。
移動端末100は、3G基地局11が形成するカバーエリアA10、及びLTE基地局21が形成するカバーエリアA20が重複した領域(図中の斜線部分)に位置する場合がある。このような場合、移動端末100は、3Gシステム10またはLTEシステム20の何れかを、在圏する移動通信システムである在圏システムとして選択する。具体的には、移動端末100は、3Gシステム10を介して3Gシステム10に位置登録を実行するか、LTE基地局21を介してLTEシステム20に位置登録を実行することによって、何れかの移動通信システムを在圏システムとして選択する。
本実施形態では、3Gシステム10とLTEシステム20とでは、提供される通信サービスの種別が異なる。具体的には、音声通話やAVコンテンツの送信は、3Gシステム10(CSドメイン)を用いて実現される。一方、eメールの送信などのデータ通信は、LTEシステム20を用いて実現される。
(2)移動端末の機能ブロック構成
図2は、移動端末100の機能ブロック図である。図2に示すように、移動端末100は、ユーザインタフェース110、プログラム実行部115、在圏RAT制御部120、3G通信制御部130及びLTE通信制御部140を備える。なお、以下、本発明と関連がある部分について主に説明する。したがって、移動端末100は、移動端末100としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した機能ブロック(電源部など)を備えることに留意されたい。
ユーザインタフェース110は、ユーザ50からの移動端末100に対する操作入力、及び移動端末100からユーザ50に対する出力を実現するインタフェースを提供する。具体的には、ユーザインタフェース110は、操作キー、マイク、液晶ディスプレイ及びスピーカなどによって構成される。ユーザ50は、ユーザインタフェース110を操作することによって所望の通信を要求する。
プログラム実行部115は、移動端末100に搭載されている、或いはダウンロードされたアプリケーションプログラム115aを実行する。アプリケーションプログラム115aには、通信に関連するものとして、音声通話、TV電話、動画像再生及びeメールの送受信などが含まれる。また、アプリケーションプログラム115aには、カメラ(写真や動画撮影)やゲームなどが含まれる。
在圏RAT制御部120は、移動端末100の在圏システム(在圏RAT)を制御する。在圏RAT制御部120は、3G通信制御部130及びLTE通信制御部140の状態に基づいて、3Gシステム10またはLTEシステム20の何れかを在圏システムとして選択する。具体的には、在圏RAT制御部120は、3G通信制御部130が3G基地局11から受信する無線信号の状態、及びLTE通信制御部140がLTE基地局21から受信する無線信号の状態に基づいて在圏システムとして選択する。
また、在圏RAT制御部120は、ユーザ50によって開始されようとしている通信サービスの種別に基づいて、在圏システムの切替要因となる動作(例えば、メール作成画面呼び出し)を検出し、在圏システムを切り替える。なお、在圏システムの切り替えに関する在圏RAT制御部120の具体的な機能については、後述する。
3G通信制御部130は、3G基地局11と無線通信を実行する。具体的には、3G通信制御部130は、3G基地局11を介して音声通話やAVコンテンツの受信を実行する。また、3G通信制御部130は、在圏RAT制御部120による制御に基づいて3Gシステム10に対して移動端末100の位置登録を実行する。
LTE通信制御部140は、LTE基地局21との無線通信を実行する。具体的には、LTE通信制御部140は、LTE基地局21を介してeメールの送信などのデータ通信を実行する。また、LTE通信制御部140は、在圏RAT制御部120による制御に基づいてLTEシステム20に対して移動端末100の位置登録を実行する。
(3)在圏RAT制御部120の詳細構成
図3は、在圏RAT制御部120の詳細機能ブロック図である。図3に示すように、在圏RAT制御部120は、切替要因検出部121、判定部123及び切替部125を備える。
切替要因検出部121は、在圏システムの切替要因となる動作を検出する。具体的には、切替要因検出部121は、ユーザ50によって開始されようとしている通信サービスの種別に基づいて在圏システムの切替要因となる動作を検出する。
例えば、切替要因検出部121は、ユーザ50がユーザインタフェース110を用いてeメールの作成画面呼び出す操作をすると、eメールの作成画面呼び出しを在圏システムの切替要因となる動作として検出する。つまり、切替要因検出部121は、ユーザインタフェース110に対する操作内容に基づいて切替要因を検出する。また、切替要因検出部121は、ユーザ50によって開始されようとしているアプリケーションプログラム115a(例えば、eメールの送受信)の起動に基づいて切替要因を検出することもできる。
判定部123は、切替要因検出部121によって検出された切替要因と、在圏システムとして選択されている移動通信システムとに基づいて、在圏システムの切り替えが必要か否かを判定する。
図6及び図7は、判定部123が在圏システムの切り替えが必要か否かを判定するために用いる判定テーブルの例を示す。図6に示す判定テーブルTB1は、3Gシステム10に在圏している場合に用いられる。図7に示す判定テーブルTB2は、LTEシステム20に在圏している場合に用いられる。
例えば、3Gシステム10が在圏システムとして選択されているときに、eメールの作成画面呼び出しが切替要因となる動作として検出された場合、判定部123は、判定テーブルTB1に基づいて、LTEシステム20への在圏システムに切り替えが必要と判定する。判定テーブルTB1では、eメールの送受信の開始と判定されるユーザ50の操作内容が規定される。
また、例えば、LTEシステム20が在圏システムとして選択されているときに、電話帳の呼び出しが切替要因となる動作として検出された場合、判定部123は、判定テーブルTB2に基づいて、3Gシステム10への在圏システムに切り替えが必要と判定する。判定テーブルTB2では、音声通話の開始と判定されるユーザ50の操作内容が規定される。
上述したように、本実施形態では、音声通話やAVコンテンツの移動端末100への送信は、3Gシステム10(CSドメイン)を用いて実現される。一方、eメールの送信などのデータ通信は、LTEシステム20を用いて実現される。
このため、3Gシステム10が在圏システムとして選択されているときに、eメールの送信などのデータ通信が開始されようとしていることが切替要因検出部121によって検出されると、判定部123は、LTEシステム20への在圏システムに切り替えが必要と判定する。一方、LTEシステム20が在圏システムとして選択されているときに、音声通話やAVコンテンツの受信が開始されようとしていることが切替要因検出部121によって検出されると、判定部123は、LTEシステム20への在圏システムに切り替えが必要と判定する。
切替部125は、判定部123によって在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、ユーザ50によって要求された通信サービスに基づく通信が開始される前に、要求された通信サービスを提供する移動通信システムに在圏システムを切り替える。例えば、切替部125は、ユーザ50によって音声通話が要求された場合、当該音声通話が開始される前に在圏システムを切り替える。また、切替部125は、ユーザ50によってeメールの送信が要求された場合、eメールの内容を含むパケットがLTEシステム20に向けて送信される前に在圏システムを切り替える。
また、切替部125は、判定部123によって在圏システムの切り替えが必要と判定されてから所定時間(例えば、数秒)が経過した後に在圏システムを切り替えることができる。なお、所定時間は、ユーザ50が当該通信(例えば、eメールの送信)を開始するまでに必要な操作を完了するまでの時間よりも短く設定される。
(4)移動端末の動作
次に、移動端末100の動作について説明する。具体的には、(4.1)3Gシステム10からLTEシステム20への在圏システムの切り替え及び(4.2)LTEシステム20から3Gシステム10への在圏システムの切り替えについて説明する。
(4.1)3Gシステム10からLTEシステム20への在圏システムの切り替え
図4は、3Gシステム10からLTEシステム20への在圏システムの切り替えシーケンスを示す。ここでは、移動端末100は、3Gシステム10を在圏システムとして選択しているものとする。
図4に示すように、ステップS10において、ユーザ50は、eメールを作成するため、ユーザインタフェース110を用いてeメールの作成画面を呼び出す。
ステップS20において、ユーザインタフェース110は、eメールの作成画面が呼び出されたことを在圏RAT制御部120に通知する。
ステップS30において、在圏RAT制御部120は、在圏システム(在圏RAT)の切り替えが必要か否かを判定する。具体的には、在圏RAT制御部120は、3Gシステム10に在圏している場合に用いられる判定テーブルTB1(図6参照)に基づいて、在圏システムの切り替えが必要か否かを判定する。
在圏システムの切り替えが必要な場合(ステップS30のYES)、ステップS40において、在圏RAT制御部120は、移動通信システム(RAT)の切替要求を3G通信制御部130に送信する。また、ステップS50において、在圏RAT制御部120は、移動通信システム(RAT)の切替要求をLTE通信制御部140に送信する。なお、在圏RAT制御部120は、ステップS40及びS50の処理を同時に実行しても構わない。
一方、在圏システムの切り替えが不要な場合(ステップS30のNO)、在圏RAT制御部120は、在圏システムを切り替えることなく処理を終了する。
ステップS55において、ユーザ50は、ユーザインタフェース110を用いてeメールを作成する。なお、ステップS55の処理は、ステップS10の処理(eメールの作成画面呼び出し)に引き続いて実行される。また、ステップS20〜S60の処理は、ステップS55の処理と並行して実行される。
ステップS60において、3G通信制御部130及びLTE通信制御部140は、移動通信システム(RAT)の切り替えを実行する。具体的には、3G通信制御部130は、3Gシステム10への移動端末100の位置登録を解消する。一方、LTE通信制御部140は、LTEシステム20への移動端末100の位置登録を実行する。3G通信制御部130及びLTE通信制御部140がこのような処理を実行することによって、在圏システムを切り替えが完了する。すなわち、移動端末100は、LTEシステム20を在圏システムとして選択しLTEシステム20に在圏する。
ステップS70において、ユーザ50は、ステップS55において作成したeメールの送信操作を実行する。
なお、ユーザ50の操作ミスによってeメールの作成画面を誤って呼び出したときに、在圏システムが切り替えられることを防止するため、在圏RAT制御部120は、タイマを設定し、ステップS30の処理から所定時間(例えば、数秒)が経過した後に、ステップS40,S50の処理を実行してもよい。なお、タイマは、ステップS60の処理がステップS70の処理が実行される前に完了するように設定される。
ステップS80において、ユーザインタフェース110は、eメールの送信が要求されたことを在圏RAT制御部120に通知する。
ステップS90において、在圏RAT制御部120は、eメールの送信をLTE通信制御部140に指示する。
ステップS100において、LTE通信制御部140は、在圏RAT制御部120からの指示に基づいて、eメールの内容を含むパケットをLTEシステム20に向けて送信する。
(4.2)LTEシステム20から3Gシステム10への在圏システムの切り替え
図5は、LTEシステム20から3Gシステム10への在圏システムの切り替えシーケンスを示す。ここでは、移動端末100は、LTEシステム20を在圏システムとして選択しているものとする。LTEシステム20から3Gシステム10への在圏システムの切り替えシーケンスは、上述した3Gシステム10からLTEシステム20への在圏システムの切り替えシーケンス(図4参照)とほぼ同様であるため、以下、上述した在圏システムの切り替えシーケンスと異なる部分について主に説明する。
図5に示すように、ステップS210において、ユーザ50は、音声通話を開始するため、ユーザインタフェース110を用いて電話帳を呼び出す。
ステップS220〜S250の動作は、上述したステップS20〜S50の動作とほぼ同様である。ステップS230では、在圏RAT制御部120は、LTEシステム20に在圏している場合に用いられる判定テーブルTB2(図7参照)に基づいて、在圏システムの切り替えが必要か否かを判定する。
ステップS255において、ユーザ50は、ユーザインタフェース110を用いて通話先を選択する。
ステップS260において、3G通信制御部130及びLTE通信制御部140は、移動通信システム(RAT)の切り替えを実行する。具体的には、LTE通信制御部140は、LTEシステム20への移動端末100の位置登録を解消する。一方、3G通信制御部130は、3Gシステム10への移動端末100の位置登録を実行する。3G通信制御部130及びLTE通信制御部140がこのような処理を実行することによって、在圏システムを切り替えが完了する。
ステップS270において、ユーザ50は、ステップS255において選択した通話先への発信操作を実行する。
ステップS280において、ユーザインタフェース110は、音声通話の発信が要求されたことを在圏RAT制御部120に通知する。
ステップS290において、在圏RAT制御部120は、音声通話に必要な接続処理を3G通信制御部130に指示する。
ステップS300において、3G通信制御部130は、在圏RAT制御部120からの指示に基づいて、音声通話に必要な接続処理を実行する。
(5)作用・効果
移動端末100によれば、切替要因検出部121によって検出された切替要因(例えば、eメール作成画面呼び出し)と在圏システムとして選択されている移動通信システムとに基づいて、在圏システムの切り替えが必要か否かが判定される。また、在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、要求された通信サービスに基づく通信(eメールの送信)が開始される前に在圏システムが切り替えられる。このため、ユーザ50によって開始されようとしている通信サービスの種別に応じて迅速に在圏システムを切り替えられる。
すなわち、移動端末100によれば、提供される通信サービスの種別に応じて移動通信システム(RAT)を切り替える場合において、ユーザ50が通信の要求を開始してから、実際に通信を開始できるようになるまでの接続時間を短縮できる。
本実施形態では、切替要因検出部121は、ユーザ50によるユーザインタフェース110に対する操作内容に基づいて、或いはユーザ50によって開始されようとしているアプリケーションプログラム115aの起動に基づいて、在圏システムの切替要因を検出する。このため、ユーザ50が開始しようとしている通信に応じた切替要因、つまり、在圏システムの切り替え要否を確実に検出できる。
本実施形態では、判定部123によって在圏システムの切り替えが必要と判定されてから所定時間が経過した後に在圏システムが切り替えられる。このため、ユーザ50の操作ミスなどによってユーザ50が開始を意図していない通信に応じた切替要因が検出された場合に、不要な在圏システムの切り替えが発生することを防止できる。
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものと理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなる。
例えば、上述した本発明の実施形態では、在圏RAT制御部120(判定部123)は、判定テーブルTB1及び判定テーブルTB2を用いて、在圏システムの切り替えが必要か否かを判定したが、在圏RAT制御部120は、図8に示すフラグ情報F1を用いて在圏システムの切り替えが必要か否かを判定してもよい。
図8に示すように、フラグ情報F1では、各アプリケーションプログラムに、「通信フラグ」、「3Gフラグ」及び「LTEフラグ」が対応付けられる。
「通信フラグ」は、当該アプリケーションプログラムが3Gシステム10またはLTEシステム20との通信を必要とするか否か、つまり、在圏システムの切り替えの判定対象であるか否かを示す。「3Gフラグ」は、当該アプリケーションプログラムによって実行される通信が3Gシステム10を用いることを示す。「LTEフラグ」は、当該アプリケーションプログラムによって実行される通信がLTEシステム20を用いることを示す。
なお、在圏RAT制御部120は、「通信フラグ」を用いず、各アプリケーションプログラムに対応付けられた「3Gフラグ」及び「LTEフラグ」のみを用いて在圏システムの切り替えが必要か否かを判定してもよい。つまり、在圏RAT制御部120は、「3Gフラグ」及び「LTEフラグ」のみ用いる場合、「3Gフラグ」及び「LTEフラグ」の何れも「真」(YES)でない場合には、当該アプリケーションプログラムが3Gシステム10またはLTEシステム20との通信を必要としないと判定する。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る移動通信システム1の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る移動端末100の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る在圏RAT制御部120の詳細機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る3Gシステム10からLTEシステム20への在圏システムの切り替えシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係るLTEシステム20から3Gシステム10への在圏システムの切り替えシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係る3Gシステム10に在圏している場合に用いられる判定テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るLTEシステム20に在圏している場合に用いられる判定テーブルの一例を示す図である。 本発明の変更例に係る判定テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1移動通信システム、10…3Gシステム、11…3G基地局、20…LTEシステム、21…LTE基地局、50…ユーザ、100…移動端末、110…ユーザインタフェース、115…プログラム実行部、115a…アプリケーションプログラム、120…在圏RAT制御部、121…切替要因検出部、123…判定部、125…切替部、130…3G通信制御部、140…LTE通信制御部、A10,A20…カバーエリア、TB1,TB2…判定テーブル、F1…フラグ情報

Claims (5)

  1. 提供される通信サービスの種別が異なる複数の移動通信システムに接続可能であり、何れかの移動通信システムを、在圏する移動通信システムである在圏システムとして選択する移動端末であって、
    前記在圏システムの切替要因となる動作を検出する切替要因検出部と、
    前記切替要因検出部によって検出された前記切替要因と、前記在圏システムとして選択されている前記移動通信システムとに基づいて、前記在圏システムの切り替えが必要か否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、要求された通信サービスに基づく通信が開始される前に、前記要求された通信サービスを提供する移動通信システムに前記在圏システムを切り替える切替部と
    を備える移動端末。
  2. 前記通信を開始するために前記移動端末のユーザによって操作されるユーザインタフェースを備え、
    前記切替要因検出部は、前記ユーザインタフェースに対する操作内容に基づいて、前記切替要因を検出する請求項1に記載の移動端末。
  3. 所定の処理を実行する複数のアプリケーションプログラムを備え、
    前記切替要因検出部は、前記ユーザによって開始されようとしている前記アプリケーションプログラムの起動に基づいて、前記切替要因を検出する請求項1に記載の移動端末。
  4. 前記切替部は、判定部によって前記在圏システムの切り替えが必要と判定されてから所定時間が経過した後に前記在圏システムを切り替え、
    前記所定時間は、前記ユーザが前記通信を開始するまでに必要な操作を完了するまでの時間よりも短い請求項1に記載の移動端末。
  5. 提供される通信サービスの種別が異なる複数の移動通信システムに接続可能であり、何れかの移動通信システムを、在圏する移動通信システムである在圏システムとして選択する移動端末において用いられる通信方法であって、
    前記在圏システムの切替要因となる動作を検出するステップと、
    検出された前記切替要因と、前記在圏システムとして選択されている前記移動通信システムとに基づいて、前記在圏システムの切り替えが必要か否かを判定するステップと、
    前記在圏システムの切り替えが必要と判定された場合、要求された通信サービスに基づく通信が開始される前に、前記要求された通信サービスを提供する移動通信システムに前記在圏システムを切り替えるステップと
    を備える通信方法。
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