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JP2010028105A - 記憶素子及び記憶素子の作製方法 - Google Patents

記憶素子及び記憶素子の作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい安価な記憶素子と、その製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁性基板100上の第1の導電体101上に、0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、溶媒及び樹脂を含む導電性ペースト102を配置し、溶媒を気化させて導電性ペースト102中に含まれる導電性を有する粒子103同士を接触させ、導電性ペースト102の導電性を向上させる。一方、第1の導電体101と導電性を有する粒子103の間には、薄い樹脂の層105が残存し、樹脂の層105は、電圧印加によって絶縁破壊させることが可能である。そのため、樹脂の層105は、メモリ層として機能させることが可能である。このように、メモリ層を有する第2の導電体106を形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は記憶素子、当該記憶素子を有する半導体装置、及び記憶素子の作製方法に関する。
近年、記憶素子を含む半導体装置の発展は著しく、高機能化はもちろんのこと、より安く、より便利に利用できる半導体装置が求められている。
書き換え不能メモリ(Read Only Memoly:ROM)の一種として、ユーザによって書き込みが可能である記憶素子がある。このような記憶素子を搭載したRFID(Radio Frequency Identification)タグを用いることによって、記憶素子の書き換えなどの不正を防止しつつ、商品管理や荷物管理を簡便に行うことができる。
このような記憶素子としては、ヒューズ型やアンチヒューズ型のもの等が代表的である。ヒューズ型の記憶素子は、電圧によって素子を焼き切ることによって書き込みを行い、アンチヒューズ型の記憶素子は、絶縁部を導通(ショート)することによって書き込みを行っている。ヒューズ型の記憶素子は、素子を焼き切る為に大きな電圧を必要とする、若しくは焼き切った後にゴミが発生するといった問題がある。そのため、上記した2つの型の記憶素子ではアンチヒューズ型の記憶素子の開発が盛んに行われている。アンチヒューズ型の記憶素子としては、導電体間に設けられた酸化シリコン膜等の絶縁膜を絶縁破壊し、導電体同士を導通させるものなどが代表的である。その他にも、有機材料を導電体間に設け、当該有機材料を絶縁破壊し、導電体同士を導通させるもの、アモルファスシリコンを導電体間に設け、シリサイド化させることにより、導電層同士を導通させるもの等の開発も行われている(例えば特許文献1参照)。なお、本明細書中においては、上記の酸化シリコン膜、有機材料、アモルファスシリコンのように、導電体間に設けられ、不可逆反応によって導電体間を導通させる層をメモリ層とも呼ぶ。
特許3501416号公報
しかし、上記した記憶素子を搭載したRFIDタグは、当該記憶素子が書き換え不能であるが故に使い捨てとならざるを得ない。そのため、当該RFIDタグの単価が高くなり、RFIDタグを用いた商品や荷物管理システムの普及の障害となっている。
そこで本発明の一態様では、簡便に安価な記憶素子を提供することを課題の一とする。
また、記憶素子を作製する為の工程数を削減することによって、人的、時間的ロスを削減し、安価に記憶素子を提供することができるようになる。そのため、本発明の一態様は、記憶素子の作製方法において、工程数の少ない記憶素子の作製方法を提供することを課題の一とする。
また、RFIDタグに用いられる記憶素子は、低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、低消費電力な記憶素子であることが好ましい。そのため、本発明の一態様は、低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい記憶素子を提供することを課題の一とする。
上記課題を鑑み、本発明者は導電体上に、導電性を有する粒子、溶媒及び樹脂を含む導電性ペーストを配置し、溶媒を気化させて記憶素子を作製する方法によって上記課題を解決することができることを見いだした。
すなわち、本発明の一態様は、第1の導電体を形成し、第1の導電体上に、0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、樹脂、及び溶媒を含む導電性ペーストを配置し、溶媒を気化して、導電性を有する粒子と、第1の導電体と導電性を有する粒子の間に樹脂を含むメモリ層と、を有する第2の導電体を形成する記憶素子の作製方法である。
また、本発明の一態様は第1の導電体及び第2の導電体を形成し、第1の導電体及び第2の導電体の間を埋めるように0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、樹脂、及び溶媒を含む導電性ペーストを配置し、溶媒を気化して、第1の導電体と第2の導電体の間に、樹脂を含むメモリ層を形成する記憶素子の作製方法である。
また、本発明の一態様は、第1の導電体を形成し、第1の導電体上に、0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、樹脂、及び溶媒を含む導電性ペーストを配置し、溶媒を気化して、第1の導電体の一部に重なって、導電性を有する粒子と、第1の導電体と導電性を有する粒子の間に樹脂を含むメモリ層と、を有する第2の導電体を形成する記憶素子の作製方法である。
また、本発明の一態様は、上記構成において、導電性ペーストに含まれる溶媒の気化が、樹脂の耐熱温度以下の温度で行われる記憶素子の作製方法である。
また、本発明の一態様は、上記構成において、導電性ペーストに含まれる溶媒の気化が、10℃以上280℃以下の温度で行われる記憶素子の作製方法である。
また、本発明の一態様は、上記構成において、導電性ペーストに含まれる溶媒の気化が、80℃以上240℃以下の温度で行われる記憶素子の作製方法である。
また、本発明の一態様は、上記構成において、前記導電性を有する粒子が、銀粒子である記憶素子の作製方法である。
上記した記憶素子の作製方法によると、メモリ層は導電性ペーストを用いて作製されるため、液滴吐出法などを用いて選択的に配置することができる。これにより、フォトリソグラフィやそれに続くエッチング等の工程を削減することができる。また、導電性ペーストに含まれた溶媒を気化させた後の導電性ペーストがメモリ層と第2の導電体の2役を担う構成では、メモリ層と第2の導電体を別々に作製しなくとも、記憶素子を作製することができ、さらに作製工程を減らすことができる。また、特殊な材料を使用することなく、市販される導電性ペーストを用いることができるため、安価に記憶素子を作製することができる。また、導電性ペーストのパターンは吐出法や印刷法などにより形成されるため、パターンを形成するためのエッチング等の工程を経なくとも良い。以上のことから、本発明を実施することによって、簡便に安価な記憶素子を提供することができるようになる。また、このように作製された記憶素子は低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい記憶素子とすることができる。
また、上記課題を解決するための一態様は、上記作製方法により作製された記憶素子であり、その具体的な構成は、第1の導電体と、第2の導電体と、第1の導電体と第2の導電体に接して挟まれた組成物とを有し、組成物は、少なくとも、0.1μm以上10μm以下の大きさを有する銀からなる導電性を有する粒子と、第1の導電体と導電性を有する粒子の間にエポキシ樹脂とを有する記憶素子である。
また、本発明の一態様は、第1の導電体と、第1の導電体に接して設けられた組成物とを有し、組成物は、少なくとも、0.1μm以上10μm以下の大きさを有する銀からなる導電性を有する粒子と、第1の導電体と導電性を有する粒子の間のエポキシ樹脂とを有する記憶素子である。
このような構成の記憶素子は、少ない作製工程で作製することができる記憶素子であり、また、安価に作製することができる記憶素子である。また、低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい記憶素子とすることができる。
本発明の一態様を実施することによって、簡便に安価な記憶素子を提供することができる。また、記憶素子が搭載された半導体装置を簡便、安価に提供することができる。
また、本発明の一態様を実施することによって、少ない工程数で記憶素子を作製することができる。
また、本発明の一態様を実施することによって、低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい記憶素子を提供することができる。
記憶素子の一構成例及び作製方法について説明する図。 記憶素子の一構成例について説明する図。 液滴吐出装置の一態様を示す図。 半導体装置の一構成例について説明する図。 半導体装置が有するメモリセルについて説明する図。 記憶素子の一構成例について説明する図。 半導体装置の一構成例について説明する図。 半導体装置が有するメモリセルについて説明する図。 薄膜トランジスタの一態様について説明する図。 半導体装置の断面の一部を説明する図。 半導体装置の一構成例について説明する図。 半導体装置の断面の一部を説明する図。 半導体装置の断面の一部を説明する図。 半導体装置について説明する図。 チップ状の半導体装置について説明する図。 半導体装置を搭載した物品について説明する図。 半導体装置を搭載した携帯電話について説明する図。 記憶素子の電圧−電流特性を表す図。 記憶素子の断面を表す図面代用写真。 記憶素子の断面を表す図面代用写真。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
図1を用いて記憶素子及びその作製方法を説明する。
まず、基板100上に、第1の導電体101を形成する(図1(A)参照)。
基板100は、ガラス基板やプラスチック基板、セラミック基板など、絶縁性を有し、且つ作製された素子を保持しうるものであればどのような材料の基板を用いても良い。
第1の導電体101に用いることが可能な導電性の高い材料としては例えば、金、銀、白金、ニッケル、タングステン、パラジウム、アルミニウム、マンガン、チタン、タンタルなどの金属、及びそれらの窒化物(例えば窒化チタン、窒化タングステン、窒化モリブデンなど)の他、周期表の第1族または第2族に属するリチウムやセシウムなどのアルカリ金属やマグネシウム、カルシウム、ストロンチウムなどのアルカリ土類金属、さらにこれらいずれかを含む合金(例えばマグネシウムと銀の合金やアルミニウムとリチウムの合金など)等を用いることができる。また、ユーロピウムやイッテルビウムなどの希土類金属及びこれらを含む合金を用いても良い。また、透明導電膜として知られるインジウム鉛酸化物(ITO)、シリコンを含有したインジウム鉛酸化物、2〜20wt%の酸化亜鉛を含む酸化インジウムなどを用いる事も可能である。また、第1の導電体101は、上記の材料の単層または積層構造で形成することができる。
なお、第1の導電体101の形成方法に特に限定は無い。例えば、第1の導電体101の形成方法として、蒸着法、スパッタ法、CVD法、印刷法、電解メッキ法、無電解メッキ法、スピンコート法等公知の方法を用いることができる。
次に、第1の導電体101上に、液滴吐出法や印刷法などの塗布法を用いて、導電性を有する粒子が分散された導電性ペースト102を吐出もしくは印刷する(図1(B)参照)。導電性ペースト102を吐出する方法には例えば液滴吐出法がある。液滴吐出法は、所定の物質を含む液滴を細孔から吐出してパターンを形成する方法である。ここでは導電性を有する粒子103を溶媒及び樹脂104に分散した導電性ペースト102を吐出(噴出)する。なお、吐出される材料を吐出材料とも言う。導電性ペースト102を印刷する方法としては、代表的にはスクリーン印刷法などを用いることができる。
導電性を有する粒子103として、金、銀、白金、ニッケル、銅、パラジウム、タンタル、イリジウム、ロジウム、タングステン、アルミニウム、鉄、亜鉛、錫、チタン、インジウム、ジルコニウム、バリウムなどから選択された金属元素、またはこれらの元素を主成分とする合金材料を用いることができる。また、カドミウム、亜鉛の金属硫化物、鉄、チタン、ゲルマニウム、シリコン、ジルコニウム、バリウムなどの酸化物、ハロゲン化銀等を用いてもよい。この中でも、金、銀、白金などは変質しにくく、好適に用いることができる。また、導電性を有する粒子103は、少なくとも表面が導電性を有する材料で形成されていれば良く、内部が絶縁性を有する物質であっても良い。なお、第1の導電体101の材料と、導電性を有する粒子103の材料は異なる物質からなるものを用いることが好ましい。
導電性ペースト102に含まれる導電性を有する粒子103の形状は特に限定されない。例えば、導電性を有する粒子103の形状として、球形、フレーク状、ロッド状、プレート状、塊状などの形状を取ることが可能である。また、異なる形状の導電性を有する粒子103が混在するものであっても良い。なお、導電性を有する粒子103の大きさは、小さすぎると分散性に問題があり、大きすぎるとパターンの形成に支障が出ることから0.1μm以上10μm以下であることが好ましい。この範囲であれば、様々な大きさの導電性を有する粒子103が含まれていても良い。なお、分散性を改善するために表面を有機材料で被覆したnmレベルの微粒子は、低温の焼成で溶媒を気化させても微粒子同士の接触による導通を得ることが困難である。そのため、nmレベルの微粒子のみを含む導電性ペーストを、メモリ層を有する第2の導電体を形成するために用いられる導電性を有する粒子として用いることは困難である。ただし、上記の大きさの導電性を有する粒子103の他に、1nm以上0.1μm未満の微粒子が補助的に混在することは本発明を妨げるものではない。
また、導電性を有する粒子103は、気相法、液相法、固相法のいずれを用いて形成されたものであってもよく、その作製方法は限定されない。
導電性ペースト102に含まれる溶媒には、水または有機溶媒を用いることができる。なお、有機溶媒は、水溶性有機溶媒でも非水溶性有機溶媒であっても良い。例えば、水溶性有機溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブチルアルコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、エチレングリコールなどのアルコール、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテル及びそのエステル、2−ピロリドン、N−メチルピロリドンなどの水溶性含窒素有機化合物や酢酸エチル、酢酸ブチルカルビトールなどの酢酸エステル等が挙げられる。また、非水溶性有機溶媒としては、オクタン、ノナン、デカンなどのアルカンやシクロアルカン、トルエン、キシレン、ベンゼン、ジクロロベンゼンなどの芳香族などが挙げられる。これらの溶媒は必ずしも一種で使用する必要は無く、複数種を混合して用いる事も可能である。
導電性ペースト102に含まれる樹脂としては、上述したような溶媒に可溶であり、且つ該溶媒を気化させた後、前記導電性を有する粒子を塗布した面に保持可能である樹脂を用いる。このような樹脂としては、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ユリア樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂などが挙げられる。なお、導電性ペースト102に含まれる樹脂は、これらに限られることはない。
導電性ペースト102には、以上に述べたものの他、バインダーや分散剤のような他の物質が含まれていても良い。なお、導電性ペースト102中に含まれる導電性を有する粒子103の割合は80wt%〜95wt%程度であることが好ましい。
このように、導電性ペースト102とは以上に説明したような材料を含む導電性の組成物を表している。
以上で説明したような導電性ペースト102は新たに調合してもよいが、市販されているものを用いることもできる。例えば、導電性を有する粒子103として銀を用いた市販の銀ペーストは、入手が容易であり且つ価格が安価であることから、導電性ペースト102に適用した場合、より簡便に安価な記憶素子を作製することが出来るようになる。
なお、導電性ペースト102を吐出もしくは印刷する前に、第1の導電体101上に酸化膜を形成しても良い。該酸化膜としては自然酸化膜を含む事とする。もちろん、オゾン処理など、工程を追加することにより形成された酸化膜であっても良い。但し、当該酸化膜を形成することによって、書き込み電圧や読み出し電圧を著しく上昇させることが無い膜厚、膜質の酸化膜を形成する。例えば、第1の導電体101にチタンを用いた場合は、自然酸化膜を好適に用いることができる。
続いて、第1の導電体101上に形成した導電性ペースト102に含まれる溶媒を気化させることによって、導電性ペースト102中に含まれる導電性を有する粒子103同士を接触させ、導電性ペースト102の導電性を向上させる。この際、同種材料よりなる導電性を有する粒子103同士は互いに接触して導電性ペースト102内部の抵抗値は減少し、導電体として充分使用可能な導電性を得ることができる。一方、第1の導電体101と導電性を有する粒子103の間には、薄い樹脂の層105が残存する。上記方法によって形成された樹脂の層105は、電圧印加によって絶縁破壊させることが可能である。そのため、樹脂の層105は、メモリ層として機能させることが可能である。このように、メモリ層を有する第2の導電体106を形成することができる(図1(C)参照)。
溶媒を気化させる為には、加熱を行っても行わなくとも良いが、加熱を行う場合は樹脂の耐熱温度を越えない温度で行うことが好ましい。これは、樹脂の耐熱温度を超えて加熱してしまうと、第1の導電体101と導電性を有する粒子103が多く接触し、ショートする、又は逆に第1の導電体101と導電性を有する粒子103の間に厚い樹脂の層105が形成され、完全に絶縁化することにより記憶素子としての機能を失う可能性がある為である。なお、耐熱温度とは、物質がその物性を維持することが可能な最も高い温度の事を言う。つまり、熱をかけることにより、当該樹脂または導電性ペースト102にふくれ、ひび割れ、変形、変色、透明性の喪失などがない温度で加熱する。これをふまえ、導電性ペースト102に含まれる溶媒を気化させる工程は室温から280℃の範囲で行う事が好ましい。なお、記憶素子としての動作の安定性を考慮すると、80℃から240℃の範囲として当該工程を行うことが好ましい。また、これらの温度を測定または設定する際は雰囲気温度ではなく、基板温度を基準とする。
以上のように作製された記憶素子は、当該記憶素子が有する導電体間に電圧を印加することによって絶縁破壊を起こし、ショートさせる(導電体間の抵抗値を減少させる)ことによって書き込みを行うことができる。
なお、記憶素子の素子構造は図1の構成に限らず、図2に示すような構造であっても良い。図2に示すような構造を有する記憶素子は、第1の導電体101と、層300と、メモリ層を有する第2の導電体106とを有する。層300は、第1の導電体101とメモリ層を有する第2の導電体106に挟持された構成である。なお、層300の膜厚は特に限定されないが、0.1nm以上50nm以下であることが好ましい。
層300は絶縁層であり、絶縁性を有する無機化合物または有機化合物を用いて形成することができる。たとえば、絶縁性を有する無機化合物としては、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化ルビジウム、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム等の酸化物、フッ化リチウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化ルビジウム、フッ化ベリリウム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化ストロンチウム、フッ化バリウム等のフッ化物、その他絶縁性を有する窒化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、炭酸塩、硫酸塩もしくは硝酸塩などが挙げられる。また、絶縁性を有する有機化合物としては、ポリイミド、アクリル、ポリアミド、ベンゾシクロブテン、ポリエステル、ノボラック樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フラン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等を用いる事ができる。また、シリコンと酸素の結合で主鎖骨格構造が構成される、いわゆるシロキサン系の材料を用いても良い。
図2に示すように絶縁層を設けることで、読み取り電圧を印加した際に未書き込み素子に流れるリーク電流をより小さくすることができる。よって、読み取り時における消費電力を低減することができる。
なお、本実施の形態の記憶素子における書き込みは、メモリ層が薄い為低電圧で行うことが可能である。しかしながら、条件によっては読み取り時におけるリーク電流が増えてしまう場合がある。このような場合に、層300を設けると特に有効である。
層300は、蒸着法、スパッタ法、CVD法、印刷法、スピンコート法、ゾルゲル法、及び液滴吐出法などにより形成することができる。なかでも、絶縁性を有する有機化合物を印刷法、スピンコート法、又は液滴吐出法等の溶液プロセスで形成することが好ましい。この場合、層300は、溶媒に溶解させた絶縁性を有する有機化合物を第1の導電体上に形成し、溶媒を除去することによって形成される。このような溶液プロセスで形成された絶縁層は密度が低く嵩高くなる。そのため、他の方法若しくは他の絶縁材料を用いて形成された絶縁層に比べ、層300として設けた場合に書き込み電圧の上昇を招き難い。その結果、書き込み電圧を殆ど上昇させることなく読み取り時における未書き込み素子に流れるリーク電流を低減することができる。
また、層300は半導体層であっても良く、酸化モリブデン、酸化錫、酸化ビスマス、シリコン、酸化バナジウム、酸化ニッケル、酸化亜鉛、シリコンゲルマニウム、ヒ化ガリウム、窒化ガリウム、酸化インジウム、リン化インジウム、窒化インジウム、硫化カドミウム、テルル化カドミウム、チタン酸ストロンチウム等の無機半導体を用いることができる。
これら半導体層も液滴吐出法や印刷法を用いて形成することができる。また、他の形成方法としては、抵抗加熱や電子ビームを用いた蒸着法、スパッタ法、CVD法、スピンコート法、ゾルゲル法などを用いて形成しても良い。
以上のように、第1の導電体101とメモリ層を有する第2の導電体106の間にさらに絶縁層もしくは半導体層を設けることによって、読み取り時における未書き込み素子に流れるリーク電流を低減することができる。これにより消費電力を低減することが可能となる。
ここで、導電性ペーストを塗布する際に用いる液滴吐出装置の一態様を図3に示す。液滴吐出手段203の個々のヘッド205、ヘッド212は制御手段207に接続され、それをコンピュータ210で制御することにより予めプログラミングされたパターンに描画することができる。描画するタイミングは、例えば、記憶素子が設けられる基板200上に形成されたマーカー211を基準に行えば良い。または、基板200の縁を基準とすることもできる。この基準を撮像手段204により検出し、画像処理手段209にてデジタル信号に変換したものをコンピュータ210で認識して制御信号を発生させて制御手段207に送る。撮像手段204としては、電荷結合素子(CCD)や相補型金属酸化物半導体(CMOS)を利用したイメージセンサなどを用いることができる。基板200上に形成されるパターンの情報は記憶媒体208に格納されたものである。当該情報をもとにして制御手段207に制御信号を送り、液滴吐出手段203の個々のヘッド205、ヘッド212を個別に制御する。吐出材料は、材料供給源213、材料供給源214より配管を通してヘッド205、ヘッド212にそれぞれ供給される。
ヘッド205内部は、点線206が示すように液状の材料を充填する空間と、吐出口であるノズルとを有する構造となっている。ここでは図示していないが、ヘッド212もヘッド205と同様の内部構造を有する。例えば、ヘッド205とヘッド212におけるノズルのサイズを異ならせると、異なる材料を異なる幅で同時に描画することができる。もちろん、同じ材料を異なる幅で同時に描画することも可能である。
また、大型基板を用いる場合、ヘッド205、ヘッド212を図中の矢印の方向に自在に走査し、描画する領域を自由に設定することができる。そのため、同じパターンを一枚の基板に複数描画することもできる。また、ステージを動かし、描画する領域を自由に設定しても良い。もちろん、ヘッド及びステージを同時に動かしても良い。
なお、吐出材料の粘度は20mPa・s以下が好適である。これはノズルから材料を円滑に吐出できるようにするためである。また、吐出材料の表面張力は、40mN/m以下が好ましい。ただし、用いる溶媒や用途等に合わせて、吐出材料の粘度等は適宜調整するとよい。具体的には、吐出材料の粘度は5mPa・s以上20mPa・s以下に設定するとよい。
上記のような液滴吐出装置を用いて吐出材料を所望の位置に吐出し、その後乾燥することで該溶媒を気化させる。なお、上記のような液滴吐出装置は、所望の位置に吐出材料を吐出することが可能であるため、材料の利用効率を高いものとすることができる。
ここでは、液滴吐出法を用いて、吐出材料を第1の導電体101上の所望の位置に吐出する例を示したが、導電性ペーストの形成方法は、これに限定されない。例えば、導電性ペーストを高粘度化することによりスクリーン印刷をはじめとする各種印刷法を用いることも可能である。
また、以上の説明では、第1の導電体101をメモリ層を有する第2の導電体106より先に形成する例を示したが、先にメモリ層を有する第2の導電体106を導電性ペーストによって形成し、当該導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させてから第1の導電体101を形成する構成であっても良い。
以上のようにして、作製された記憶素子は、メモリ層と第2の導電体を別々に作製しなくとも、記憶素子を作製することができ、工程数を削減することができる。工程数が減ることによって記憶素子を作製する為の時間の短縮となり、人件費を削減することができる。また、導電性ペーストのパターンは液滴吐出法や印刷法などにより形成されるため、パターンを形成するためのエッチング等の工程を経なくとも良い。フォトリソグラフィやエッチング等の工程は時間や手間がかかるだけでなく、多くの資源を消費する。メモリ層、第2の導電体を別々に形成するとさらに多くの資源を消費することになるが、本実施の形態で説明したような作製方法で作製された記憶素子は、メモリ層、第2の導電体を同時に形成するだけでなく、フォトリソグラフィやエッチングを用いずにそれらを形成することが可能であるため、非常に効果的に資源や時間、手間の削減を実現し、安価、簡便に記憶素子を作製することができる。さらには、特殊な材料を使用することなく、市販される導電性ペーストを用いることもできるため、より安価に記憶素子を作製することができる。以上のことから、本実施の形態で示した方法を用いることによって、簡便に安価な記憶素子を提供することができるようになる。また、以上のような構成を有する記憶素子は、少ない作製工程で作製することができる記憶素子であることから、安価な記憶素子とすることができる。また、低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい記憶素子とすることができる。
なお、本実施の形態の記憶素子は、メモリ層と第2の導電体を別々に形成する構成であっても良い。この場合、まず、基板上に第1の導電体と第2の導電体を形成し、少なくとも第1の導電体と第2の導電体との間を埋めるように、導電性ペーストを配置する。その後、配置した導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させることによって、第1の導電体と、第2の導電体と、第1の導電体及び第2の導電体とは別に設けられた導電性ペーストからなるメモリ層とを有する記憶素子を作製することができる。
また、基板上に第1の導電体を形成し、第1の導電体に少なくとも一部を接して導電性ペーストを配置し、導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させてから、第2の導電体を形成することで、同様に第1の導電体と、第2の導電体と、第1の導電体及び第2の導電体とは別に設けられた導電性ペーストからなるメモリ層とを有する記憶素子を作製することができる。
これらの場合、第2の導電体は第1の導電体と同様の材料を用いて形成すれば良い。
このように作製された第1の導電体と、第2の導電体と、第1の導電体及び第2の導電体とは別に設けられた導電性ペーストからなるメモリ層とを有する記憶素子は、メモリ層を導電性ペーストで形成し、当該導電性ペーストのパターンは液滴吐出法や印刷法を用いることによって形成することができるため、パターンを形成する為のフォトリソグラフィ及びそれに続くエッチングを用いずに形成することができる。そのため資源や時間、手間の削減を実現し、安価、簡便に記憶素子を作製することができる。また、特殊な材料を使用することなく、市販される導電性ペーストを用いることもできるため、より安価に記憶素子を作製することができる。以上のことから、本実施の形態で示した作製方法を用いて記憶素子を作製することによって、簡便に安価な記憶素子を提供することができるようになる。また、以上のような構成を有する記憶素子は、少ない作製工程で作製することができる記憶素子であることから、安価な記憶素子とすることができる。また、低電圧で書き込み、読み出しを行うことができる、消費電力の小さい記憶素子とすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1の記憶素子を有する半導体装置、代表的には記憶装置について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、パッシブマトリクス型の記憶装置について示す。
本実施の形態で示す半導体装置の一構成例を図4(A)に示す。半導体装置400は、記憶素子401がマトリクス状に設けられたメモリセルアレイ411、デコーダ412、413、セレクタ414、読み出し/書き込み回路415を有する。なお、ここで示す半導体装置400の構成はあくまで一例であり、センスアンプ、出力回路、バッファ等の他の回路を有していてもよい。
なお、デコーダ412、413、セレクタ414、読み出し/書き込み回路415、インターフェース等は、記憶素子と同様に基板上に形成しても良いし、ICチップとして外付けしても良い。
記憶素子401は、ワード線Wy(1≦y≦n)に接続される第1の導電体と、ビット線Bx(1≦x≦m)に接続される第2の導電体とを有する。第2の導電体は、第1の導電体と重畳する部分においてメモリ層も兼ねている。なお、ビット線Bxと第2の導電体が電気的に接続する部分は、予めレーザボンディングや電圧をかけてショートさせておくことなどによって導通を確実としておくことが好ましい。
メモリセルアレイ411の上面図と断面図の一例に関して図5に示す。なお、図5(A)はメモリセルアレイ411の一部の上面図を示している。
メモリセルアレイ411には、記憶素子401がマトリクス状に設けられている。記憶素子401は、基板上に、第1の方向(A−B)に延びた第1の導電体510と、第1の方向と垂直な第2の方向(C−D)に延びたメモリ層を有する第2の導電体512とを有する。なお、複数設けられたメモリ層を有する第2の導電体512の各々の間には第2の方向に延びた隔壁(絶縁層)520が設けられており、第1の方向(A−B)に隣接する記憶素子は、隔壁(絶縁層)520により分離されている。なお、記憶素子401に用いられる各々の層は、実施の形態1で示した物質を用いて形成することができる。また、メモリ層を有する第2の導電体512は実施の形態1に示したように作製することで同一の吐出物より同一工程にて作製することもできる。なお、図5(A)では、隔壁(絶縁層)520及び第2の導電体512を覆うように設けられた保護膜として機能する絶縁層が省略されている。
なお、本実施の形態における第1の導電体510は、実施の形態1における第1の導電体101に相当し、メモリ層を有する第2の導電体512は、実施の形態1におけるメモリ層を有する第2の導電体106に相当する。また、実施の形態1と同一部分又は同様な機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
図5(A)におけるA−B間の断面構造の一例を図5(B)に、C−D間の断面構造の一例を図5(C)に示す。記憶素子401が設けられた基板521には、ガラス基板や可撓性基板の他、石英基板、シリコン基板、金属基板、ステンレス基板、繊維質な材料からなる紙等を用いることができる。可撓性基板とは、折り曲げることができる(フレキシブル)基板のことである。例えば、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテルスルフォン等からなるプラスチック基板等が挙げられる。また、フィルム(ポリプロピレン、ポリエステル、ビニル、ポリフッ化ビニル、塩化ビニルなどからなる)を用いることもできる。
また、絶縁性を有する基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を設けてその上に記憶素子401を設けてもよいし、上記基板の代わりにシリコン等の半導体基板やSOI(Silicon on Insulator)基板を用いて電界効果トランジスタ(FET)を形成しその上に記憶素子401を設けてもよい。また、記憶素子401と薄膜トランジスタまたは電界効果トランジスタを貼り合わせることによって設けてもよい。この場合、記憶素子と薄膜トランジスタまたは電界効果トランジスタは別工程で作製し、その後、導電性フィルムや異方性導電接着剤等を用いて貼り合わせることによって設けることができる。
図5(B)及び図5(C)では、まず基板521上に第1の導電体510を、蒸着法、スパッタ法、CVD法、印刷法、電解メッキ法、無電解メッキ法、液滴吐出法等を用いて形成する。次に、隔壁(絶縁層)520を、スパッタ法、CVD法、印刷法、液滴吐出法、スピンコート法、蒸着法等を用いて形成する。なお、隔壁(絶縁層)520には、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン等の無機絶縁性材料、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらの誘導体、又はポリイミド、芳香族ポリアミド、ポリベンゾイミダゾールなどの耐熱性高分子、又はシロキサン樹脂を用いてもよい。また、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラールなどのビニル樹脂、エポキシ樹脂、ノボラック樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂等の樹脂材料を用いても良いし、ベンゾシクロブテン、パリレン、フッ化アリーレンエーテル、ポリイミドなどの有機材料、水溶性ホモポリマーと水溶性共重合体を含む組成物等を用いてもよい。また、図5(B)に示す隔壁(絶縁層)520の断面図において、隔壁(絶縁層)520の側面は、第1の導電体510の表面に対して10度以上60度未満、好ましくは25度以上45度以下の傾斜角を有することが好ましい。さらには、湾曲していることが好ましい。このような形状とすることで、液滴吐出法等の塗布法を用いてメモリ層を有する第2の導電体512を形成する際に吐出する導電性ペーストが所望の位置より不要に広がることを防ぐことができる。
次に、第1の導電体510上に液滴吐出法等の塗布法を用いて導電性を有する粒子、溶媒、及び樹脂を含む導電性ペーストを吐出し、溶媒を気化させる。これにより、導電性を有する粒子が互いに接触することで第2の導電体として機能しうる導電性を吐出物に発現させつつ、第1の導電体と導電性を有する粒子との間に残存する樹脂がメモリ層として機能する記憶素子401を作製することが出来る。なお、溶媒を気化させる温度は、室温以上、当該樹脂の耐熱温度以下であることが好ましい。
続いて、隔壁(絶縁層)520、並びにメモリ層を有する第2の導電体512を覆うように保護膜として機能する絶縁層522を設けることが好ましい。絶縁層522には、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン等を用いることができ、水分や酸素等の侵入を防ぐことができる。
また、図5(C)に示す第1の導電体510の断面図において、第1の導電体510の側面は、基板521の表面に対し10度以上90度未満の傾斜を有することが好ましい。また、第1の導電体510は曲率半径が連続的に変化する形状であっても良い。このような形状とすることで、第1の導電体510上に積層するメモリ層を有する第2の導電体512等のカバレッジを良好なものとすることができる。
なお、メモリ層を有する第2の導電体512を形成するために用いられる吐出材料は、液状であるため被形成領域の表面状態に大きく影響を受ける。そのため、隔壁(絶縁層)520にぬれ性を制御する処理を施しても良い。固体表面のぬれ性は、表面の化学的性質及び物理的な表面形状(表面粗さ)に影響をうける。ここでは、表面のぬれ性を制御する処理とは、液状の吐出材料の付着領域に該吐出材料に対してぬれ性の異なる領域を形成することを指す。なお、ぬれ性の異なる領域とは、吐出材料に対し、ぬれ性に差を有する、即ち吐出材料の接触角が異なる領域である。吐出材料の接触角が大きい領域は、よりぬれ性が低い領域(以下、低ぬれ性領域ともいう)であり、接触角が小さい領域はぬれ性の高い領域(以下、高ぬれ性領域ともいう)である。接触角が大きいと液状の吐出材料は領域表面上で広がらず、接触角が小さいと吐出材料は広がる。このように、ぬれ性が異なる領域では、表面エネルギーも異なり、低ぬれ性領域における表面エネルギーは小さく、高ぬれ性領域表面における表面エネルギーは大きい。
なお、ぬれ性の違いは両領域の相対的な関係である。ここではメモリ層を有する第2の導電体512が形成されない領域である隔壁(絶縁層)520上に低ぬれ性領域を形成する。選択的に低ぬれ性領域を形成する方法としては、マスク層を形成し、該マスク層を用いて、選択的に低ぬれ性物質からなる層を形成する方法、又は選択的にぬれ性を低める表面処理を行う方法などを用いることができる。
例えば、表面のぬれ性を制御する方法として、光照射のエネルギーによって表面の物質を分解し、領域表面を改質し、ぬれ性を変化させる方法がある。ぬれ性が低い物質として、フッ化炭素基(フッ化炭素鎖)を含む物質、またはシランカップリング剤を含む物質を用いることができる。シランカップリング剤は単分子膜を形成することができるため、改質を効率よく行え、短時間でぬれ性を変化させることができる。また、シランカップリング剤は、フッ化炭素鎖を有するもの、アルキル基を有するものなどを基板に配列させることで表面のぬれ性を低めることができる。また、ぬれ性が低い物質としてチタネートカップリング剤、アルミネートカップリング剤を用いてもよい。
液状の吐出材料はぬれ性の高い方へ移動するため、より正確な位置へのパターン形成が可能となる。また、材料の利用効率を向上させることができる。
また、図6(A)のC−D間の断面構造に示されるように、記憶素子401において第1の導電体510と基板521との間に整流性を有する素子を設けてもよい。整流性を有する素子とは、ショットキー・バリア型、PIN型、PN型のダイオードの他、ダイオード接続されているトランジスタ等があげられる。ここでは、第3の導電体612及び半導体層613で構成されるダイオード611を第1の導電体510の下に接して設けている。なお、各記憶素子に対応するダイオード611は、層間絶縁膜614により分離されている。また、整流性を有する素子は第2の導電体512の上に接して反対側に設けてもよい。
また、第2の方向(C−D)において隣接する記憶素子間への電界の影響が懸念される場合は、図6(B)に示すように各記憶素子の第1の導電体510の間に隔壁(絶縁層)621を設けてもよい。これにより、隣接する記憶素子間への電界の影響を防止するだけでなく、第1の導電体510を覆ってメモリ層を有する第2の導電体512を設ける際に第1の導電体510の段差により生じる段切れを防止することができる。
なお、図6(B)に示す隔壁(絶縁層)621の断面図において、隔壁(絶縁層)621の側面は、第1の導電体510の表面に対して10度以上60度未満、好ましくは25度以上45度以下の傾斜角度を有することが好ましい。さらには、湾曲していることが好ましい。このように隔壁(絶縁層)621を設けた後、第1の導電体510および隔壁(絶縁層)621を覆うようにメモリ層を有する第2の導電体512を形成する。
次に、記憶素子へのデータの書き込み動作について説明する。ここでは、電気的作用、代表的には電圧の印加によりデータの書き込みを行う場合について図4(A)を用いて説明する。なお、書き込みは記憶素子の電気的特性を変化させることで行うが、記憶素子の初期状態(電気的作用を加えていない状態)をデータ「0」、電気的特性を変化させた状態をデータ「1」とする。
記憶素子401にデータ「1」を書き込む場合、まず、デコーダ412、413およびセレクタ414によって記憶素子401を選択する。具体的には、デコーダ413によって、記憶素子401に接続されるワード線W3に所定の電位V2を出力する。また、デコーダ412とセレクタ414によって、記憶素子401に接続されるビット線B3を読み出し/書き込み回路415に接続する。そして、読み出し/書き込み回路415からビット線B3へ書き込み電位V1を出力する。こうして、当該記憶素子401を構成する第1の導電体と第2の導電体の間に電圧Vw=V1−V2を印加する。電圧Vwを適切に選ぶことで、当該導電体間に設けられたメモリ層を物理的もしくは電気的に変化させる。このメモリ層の物理的もしくは電気的な変化が、データ「1」の書き込みに相当する。具体的には、読み出し電圧において、データ「1」の状態の第1の導電体と第2の導電体の間の電気抵抗が、データ「0」の状態と比べて、大幅に小さくなるように変化させれば良い。単に、第1の導電体と第2の導電体を短絡(ショート)させても良い。電圧Vwは、例えば3V以上かつ10V以下、あるいは−10V以上かつ−3V以下とすればよい。
なお、非選択のワード線および非選択のビット線には、接続される記憶素子にデータ「1」が書き込まれないよう制御する。例えば、非選択のワード線および非選択のビット線を浮遊状態とする、記憶素子にダイオード特性などの選択性を確保できる特性を付与する、または、非選択のワード線および非選択のビット線に同程度の電位を出力する、などにより記憶素子にデータ「1」が書き込まれないよう制御すればよい。
一方、記憶素子401にデータ「0」を書き込む場合は、記憶素子401には電気的作用を加えなければよい。回路動作上は、例えば、「1」を書き込む場合と同様に、デコーダ412、413およびセレクタ414によって記憶素子401を選択する。このとき、読み出し/書き込み回路415からビット線B3への出力電位を、選択されたワード線W3の電位あるいは非選択ワード線の電位と同程度とする。これにより、記憶素子401を構成する第1の導電体と第2の導電体の間に印加される電圧を低くし、記憶素子401の電気的特性が変化しないようにする。
続いて、記憶素子からデータの読み出しを行う際の動作について図4(B)を用いて説明する。データの読み出しは、記憶素子を構成する第1の導電体と第2の導電体の間の電気的特性が、データ「0」を有する記憶素子とデータ「1」を有する記憶素子とで異なることを利用して行う。例えば、データ「0」を有する記憶素子を構成する第1の導電体と第2の導電体の間の実効的な電気抵抗(以下、単に記憶素子の電気抵抗と呼ぶ)を、読み出し電圧においてR0、データ「1」を有する記憶素子の電気抵抗を、読み出し電圧においてR1とし、電気抵抗の差を利用して読み出す方法を説明する。なお、R1<<R0とする。読み出し/書き込み回路415は、読み出し部分の構成として、例えば図4(B)に示す抵抗素子450と差動増幅器451を有する回路を用いることができる。抵抗素子450は抵抗値Rrを有し、R1<Rr<R0であるとする。また、抵抗素子450の代わりに図4(C)に示すように、トランジスタ452を用いても良いし、差動増幅器451の代わりにクロックトインバータ453を用いることも可能である。クロックトインバータ453には、読み出しを行うときにHigh、行わないときにLowとなる、信号φ又はその反転信号が入力される。もちろん、回路構成は図4(B)及び(C)に限定されない。
記憶素子402からデータの読み出しを行う場合、まず、デコーダ412、413およびセレクタ414によって記憶素子402を選択する。具体的には、デコーダ413によって、記憶素子402に接続されるワード線Wyに所定の電位Vyを出力する。また、デコーダ412とセレクタ414によって記憶素子402に接続されるビット線Bxを、読み出し/書き込み回路415のノードPに接続する。その結果、ノードPの電位Vpは、VyとV0が抵抗素子450(抵抗値Rr)と記憶素子402(抵抗値R0もしくはR1)による抵抗分割によって決定される値となる。従って、記憶素子402がデータ「0」を有する場合のノードPの電位Vp0は、Vp0=Vy+(V0−Vy)×R0/(R0+Rr)となる。また、記憶素子402がデータ「1」を有する場合のノードPの電位Vp1には、Vp1=Vy+(V0−Vy)×R1/(R1+Rr)となる。その結果、図4(B)では、VrefをVp0とVp1の間となるように選択することで、図4(C)ではクロックトインバータ453の変化点をVp0とVp1の間となるように選択することで、データ「0」/「1」に応じて、出力電位VoutとしてLow/High(もしくはHigh/Low)が出力され、読み出しを行うことができる。
例えば、差動増幅器451をVdd=1.5Vで動作させ、Vy=0V、V0=1.5V、Vref=0.75Vとする。仮に、R0/Rr=Rr/R1=9とすると、記憶素子のデータが「0」の場合、Vp0=1.35VとなりVoutはHighが出力され、記憶素子のデータが「1」の場合、Vp1=0.15VとなりVoutはLowが出力される。こうして、記憶素子の読み出しを行うことができる。
上記の方法では、記憶素子に保持される「0」又は「1」のデータは、メモリ層の抵抗値の相違と抵抗分割を利用した電圧値で判別される。もちろん、読み出し方法は、この方法に限定されない。例えば、抵抗値の相違を利用する以外に、電流値の差を利用して読み出しても構わない。また、記憶素子の電気的特性がデータ「0」とデータ「1」とでしきい値電圧が異なるダイオード特性を有する場合には、しきい値電圧の差を利用して読み出しても構わない。
また、絶縁性を有する基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を設けてその上に記憶素子又はメモリセルアレイを設けてもよいし、絶縁性を有する基板の代わりにシリコン等の半導体基板やSOI基板を用いて電界効果トランジスタ(FET)を形成しその上に記憶素子又はメモリセルアレイを設けてもよい。
本実施の形態で示した半導体装置は、データの書き込みが一度だけではなく、追加(追記)が可能である。一方、書き込みを一度行った記憶素子に対しデータを消去することは不可能なため、書き換えによる偽造を防止することができる。また、本実施の形態で示した半導体装置は、簡便に作製することができる記憶素子を有するため、性能及び信頼性に優れた半導体装置を安価に作製することが可能である。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。例えば、本実施の形態で示した半導体装置が有する記憶素子には、実施の形態1で示した第1の導電体と、メモリ層を有する第2の導電体との間に絶縁層もしくは半導体層が設けられた構成を適用することもできる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態1の記憶素子を有する半導体装置について図7を用いて説明する。なお、具体的に本実施の形態では、アクティブマトリクス型の記憶装置について説明する。
本実施の形態で示す半導体装置の一構成例を図7(A)に示す。半導体装置700は、メモリセル701がマトリクス状に設けられたメモリセルアレイ711、デコーダ712、713、セレクタ714、読み出し/書き込み回路715を有する。なお、ここで示す半導体装置700の構成はあくまで一例であり、センスアンプ、出力回路、バッファ等の他の回路を有していてもよい。
なお、デコーダ712、713、セレクタ714、読み出し/書き込み回路715、インターフェース等は、記憶素子と同様に基板上に形成しても良いし、ICチップとして外付けしても良い。
メモリセル701は、ビット線Bx(1≦x≦m)に接続される第1の配線と、ワード線Wy(1≦y≦n)に接続される第2の配線と、薄膜トランジスタ721と、記憶素子722とを有する。記憶素子722は、一対の導電体の間にメモリ層が挟持された構造を有する。
次に、上記構成を有するメモリセルアレイ711の上面図と断面図の一例に関して図8を用いて説明する。なお、図8(A)はメモリセルアレイ711の一部の上面図を示している。
メモリセルアレイ711は、複数のメモリセル701がマトリクス状に設けられている。又、メモリセル701は、絶縁表面を有する基板上にスイッチング素子として機能する薄膜トランジスタ721および当該薄膜トランジスタ721に接続された記憶素子722が設けられている。
図8(A)におけるA−B間の断面構造の一例を図8(B)に示す。なお、図8(A)では、第1の導電体810上に設けられている、隔壁(絶縁層)822、メモリ層を有する第2の導電体811、絶縁層522が省略されている。
メモリセル701は、薄膜トランジスタ721と、記憶素子801と、絶縁層821と、第1の導電体810の一部を覆う隔壁(絶縁層)822とを有する。なお、記憶素子801を覆って保護膜として機能する絶縁層522が設けられている。絶縁表面を有する基板521上に形成された薄膜トランジスタ721に接続された記憶素子801は、絶縁層821上に形成された第1の導電体810と、メモリ層を有する第2の導電体811とを有する。また、薄膜トランジスタ721は、スイッチとして機能するものであれば特に限定されず、薄膜トランジスタである必要はない。
薄膜トランジスタ721について、図9を用いて説明する。図9(A)はトップゲート型の薄膜トランジスタを薄膜トランジスタ721に適用する一例を示している。基板521上に下地膜として絶縁層901が設けられ、絶縁層901上に薄膜トランジスタ910が設けられている。薄膜トランジスタ910は、絶縁層901上に半導体層902及びゲート絶縁層として機能する絶縁層903が形成され、さらに半導体層902上には絶縁層903を介してゲート電極904が形成されている。なお、薄膜トランジスタ910上には保護層として機能する絶縁層905及び層間絶縁層として機能する絶縁層821が設けられている。また、半導体層のソース領域及びドレイン領域それぞれに接続する配線907が形成されている。
絶縁層901には、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、または酸化窒化シリコン膜等の絶縁膜を用い、これら絶縁膜を単層又は2以上の複数層で形成する。なお、絶縁層901は、スパッタ法、CVD法等を用いて形成すればよい。
半導体層902は、アモルファスシリコン等の非晶質半導体、セミアモルファス半導体、微結晶半導体等の他、ポリシリコン等の結晶性半導体を用いても良い。
特に、非晶質若しくは微結晶の半導体を、レーザ光の照射により結晶化させた結晶性半導体、加熱処理により結晶化させた結晶性半導体、加熱処理とレーザ光の照射を組み合わせて結晶化させた結晶性半導体を適用することが好ましい。加熱処理においては、シリコン半導体の結晶化を助長する作用のあるニッケルなどの金属元素を用いた結晶化法を適用することができる。
レーザ光を照射して結晶化する場合には、連続発振レーザ光の照射若しくは繰り返し周波数が10MHz以上であって、パルス幅が1ナノ秒以下、好ましくは1乃至100ピコ秒である高繰返周波数超短パルス光を照射することによって、結晶性半導体が溶融した溶融帯を、当該レーザ光の照射方向に連続的に移動させながら結晶化を行うことができる。このような結晶化法により、大粒径の結晶を有し、結晶粒界が一方向に延びる結晶性半導体を得ることができる。キャリアのドリフト方向を、この結晶粒界が延びる方向に合わせることで、トランジスタにおける電界効果移動度を高めることができる。例えば、電界効果移動度を400cm/V・sec以上にすることができる。
上記結晶化工程を、ガラス基板の耐熱温度(約600℃)以下の温度において行う場合、大面積ガラス基板を用いることが可能である。このため、一度に大量の半導体装置を作製することができ、低コスト化が可能である。
また、高耐熱性基板を用いて、ガラス基板の耐熱温度以上の加熱により結晶化工程を行い、半導体層902を形成してもよい。代表的には、絶縁性基板に石英基板を用い、非晶質若しくは微結晶の半導体を700度以上で加熱して半導体層902を形成する。この結果、結晶性の高い半導体を形成することが可能である。この場合、応答速度や移動度などの特性が良好で、高速な動作が可能な薄膜トランジスタを提供することができる。
ゲート電極904は金属又は一導電型の不純物を添加した多結晶半導体で形成することができる。金属を用いる場合は、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)などを用いることができる。また、金属を窒化させた金属窒化物を用いることができる。さらに、当該金属窒化物からなる第1層と金属から成る第2層とを積層させた構造としても良い。積層構造とする場合には、第1層の端部が第2層の端部より外側に突き出した所謂ハット形状としても良い。このとき第1層を金属窒化物とすることで、バリアメタルとすることができる。すなわち、第2層の金属が、絶縁層903やその下層の半導体層902に拡散することを防ぐことができる。
なお、ゲート電極904の側面には、サイドウォール(側壁スペーサ)908を形成しても良い。サイドウォールは、CVD法により絶縁層を形成し、該絶縁層をRIE(Reactive ion etching:反応性イオンエッチング)法により異方性エッチングすることで形成できる。
半導体層902、絶縁層903、ゲート電極904などを組み合わせて構成されるトランジスタは、シングルドレイン構造、LDD(低濃度ドレイン)構造、ゲートオーバーラップドレイン構造など各種構造を適用することができる。なお、図9(A)では、サイドウォールが重畳する半導体層において、低濃度不純物領域909が形成されるLDD構造の薄膜トランジスタを示している。また、シングルゲート構造、等価的には同電位のゲート電圧が印加されるトランジスタが直列に接続された形となるマルチゲート構造、半導体層を上下にゲート電極で挟むデュアルゲート構造を適用することも可能である。
絶縁層821は、酸化シリコン及び酸化窒化シリコンなどの無機絶縁材料、又はアクリル樹脂及びポリイミド樹脂などの有機絶縁材料で形成する。スピン塗布やロールコーターなど塗布法を用いる場合には、有機溶媒中に溶かされた絶縁膜材料を塗布した後、熱処理により形成される酸化シリコンなどの絶縁層を、絶縁層821として用いることもできる。例えば、シロキサン結合を含む塗布膜を形成し、200〜400度で熱処理することにより形成可能な絶縁層を、絶縁層821として用いることができる。絶縁層821を、塗布法で形成する絶縁層やリフローにより平坦化した絶縁層を形成することで、その層上に形成する配線の断線を防止することができる。また、多層配線を形成する際にも有効に利用することができる。
絶縁層821の上に形成される配線907は、ゲート電極904と同じ層で形成される配線と交差して設けることが可能であり、多層配線構造を形成している。絶縁層821と同様の機能を有する絶縁層を複数積層して、その層上に配線を形成することで多層配線構造を形成することができる。配線907はチタン(Ti)とアルミニウム(Al)の積層構造、モリブデン(Mo)とアルミニウム(Al)の積層構造など、アルミニウム(Al)のような低抵抗材料と、チタン(Ti)やモリブデン(Mo)などの高融点金属材料を用いたバリアメタルとの組み合わせで形成することが好ましい。
図9(B)は、ボトムゲート型の薄膜トランジスタを適用する一例を示している。基板521として絶縁性を有する基板上に絶縁層901が形成され、その上に薄膜トランジスタ920が設けられている。薄膜トランジスタ920には、ゲート電極904、ゲート絶縁層として機能する絶縁層903及び半導体層902が設けられ、さらにその上にはチャネル保護層921、保護層として機能する絶縁層905及び層間絶縁層として機能する絶縁層821が設けられている。さらにその上層には、保護層として機能する絶縁層を形成しても良い。半導体層のソース領域及びドレイン領域それぞれに接続された配線907は、絶縁層905の層上若しくは絶縁層821の層上に形成することができる。なお、ボトムゲート型の薄膜トランジスタの場合は、絶縁層901が形成されなくともよい。
また、基板521が可撓性を有する基板である場合、耐熱温度がガラス基板等の非可撓性基板と比較して低い。このため、薄膜トランジスタの半導体層に、有機半導体を用いて形成することが好ましい。
ここで、半導体層に有機半導体を用いる薄膜トランジスタの構造について、図9(C)、(D)を参照して説明する。図9(C)は、スタガ型の有機半導体トランジスタを適用する一例を示している。可撓性を有する基板930上に有機半導体トランジスタ931が設けられている。有機半導体トランジスタ931は、ゲート電極932、ゲート絶縁膜として機能する絶縁層933、ゲート電極932及び絶縁層933が重畳する場所に設けられた半導体層934とを有し、半導体層934には配線907が接続されている。なお、半導体層は、ゲート絶縁膜として機能する絶縁層933と配線907に接する。
ゲート電極932は、ゲート電極904と同様の材料及び手法により、形成することができる。また、液滴吐出法を用い、乾燥・焼成してゲート電極932を形成することができる。また、可撓性を有する基板930上に、微粒子を含むペーストを印刷法により印刷し、乾燥・焼成してゲート電極932を形成することができる。微粒子の代表例としては、金、銅、金と銀の合金、金と銅の合金、銀と銅の合金、金と銀と銅の合金のいずれかを主成分とする微粒子でもよい。また、インジウム錫酸化物(ITO)などの導電性酸化物を主成分とする微粒子でもよい。
ゲート絶縁膜として機能する絶縁層933は、絶縁層903と同様の材料及び手法により形成することができる。但し、有機溶媒中に溶解する絶縁膜材料を塗布した後、熱処理により絶縁層を形成する場合、熱処理温度が可撓性を有する基板の耐熱温度より低い温度で行う。
有機半導体トランジスタの半導体層934の材料としては、多環芳香族化合物、共役二重結合系化合物、フタロシアニン、電荷移動型錯体等が挙げられる。例えばアントラセン、テトラセン、ペンタセン、6T(ヘキサチオフェン)、TCNQ(テトラシアノキノジメタン)、PTCDA(ペリレンカルボン酸無水化物)、NTCDA(ナフタレンカルボン酸無水化物)などを用いることができる。また、有機半導体トランジスタの半導体層934の材料としては、有機高分子化合物等のπ共役系高分子、カーボンナノチューブ、ポリビニルピリジン、フタロシアニン金属錯体等が挙げられる。特に骨格が共役二重結合から構成されるπ共役系高分子である、ポリアセチレン、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチエニレン、ポリチオフェン誘導体、ポリ(3アルキルチオフェン)、ポリパラフェニレン誘導体又はポリパラフェニレンビニレン誘導体を用いると好ましい。
また、有機半導体トランジスタの半導体層の形成方法としては、蒸着法、塗布法、スピンコーティング法、バーコート法、溶液キャスト法、ディップ法、スクリーン印刷法、ロールコーター法又は液滴吐出法を用いることができる。厚さは1nm以上1000nm以下、好ましくは10nm以上100nm以下が望ましい。
図9(D)は、コプレナー型の有機半導体トランジスタを適用する一例を示している。可撓性を有する基板930上に有機半導体トランジスタ941が設けられている。有機半導体トランジスタ941は、ゲート電極932、ゲート絶縁膜として機能する絶縁層933、ゲート電極932及び絶縁層933が重畳する場所に設けられた半導体層934とを有し、半導体層934には配線907が接続されている。また、配線907は、ゲート絶縁膜として機能する絶縁層933及び半導体層934に接する。
薄膜トランジスタや有機半導体トランジスタはスイッチング素子として機能し得るものであれば、どのような構成で設けてもよい。なお、配線907を記憶素子における第1の導電体として利用しても良いし、配線907に記憶素子を接続しても良い。
また、単結晶基板やSOI基板を用いてトランジスタを形成し、その上に記憶素子を設けてもよい。SOI基板はウェハの貼り合わせによる方法や酸素イオンをシリコン基板内に打ち込むことにより内部に絶縁層831を形成するSIMOXと呼ばれる方法を用いて形成すればよい。
例えば、基板に単結晶半導体を用いた場合、図8(C)に示すように単結晶半導体基板830を用いて設けられた電界効果トランジスタ832に記憶素子801が接続されていている。また、電界効果トランジスタ832の配線を覆うように絶縁層833を設け、当該絶縁層833上に記憶素子801を設けている。
このような単結晶半導体で形成されるトランジスタは、応答速度や移動度などの特性が良好なため高速な動作が可能なトランジスタを提供することができる。また、トランジスタは、その特性のバラツキが少ないために、高い信頼性を実現した半導体装置を提供することができる。
また、絶縁層833を設けて記憶素子801を形成することによって第1の導電体810を自由に配置することができる。つまり、図8(B)の構成では、トランジスタに接続された配線を避けた領域に記憶素子を設ける必要があったが、絶縁層833を設けることによって、例えば、図8(C)のようにトランジスタ832の上方にも記憶素子801を形成することが可能となる。その結果、記憶回路をより高集積化することが可能となる。もちろん、電界効果トランジスタ832が有する配線907を記憶素子が有する第1の導電体としても良い。
なお、記憶素子801は、絶縁層833上に形成される第1の導電体810と、メモリ層を有する第2の導電体811とを有し、実施の形態1と同様にして作製する。
また、基板上に剥離層を設け、剥離層上にトランジスタを有する層1030及び記憶素子801を形成した後、トランジスタを有する層1030及び記憶素子801を剥離層を利用して基板から剥離し、図10に示すように接着層1032を用いてトランジスタを有する層1030及び記憶素子801を前記基板と異なる基板1031と貼り合わせても良い。剥離方法としては、(1)耐熱性の高い基板とトランジスタを有する層の間に剥離層として金属酸化物層を設け、当該金属酸化物層を結晶化により脆弱化して、当該トランジスタを有する層を剥離する方法、(2)耐熱性の高い基板とトランジスタを有する層の間に剥離層として水素を含む非晶質シリコン膜を設け、レーザ光の照射またはエッチングにより当該非晶質シリコン膜を除去することで、当該トランジスタを有する層を剥離する方法、(3)トランジスタを有する層が形成された耐熱性の高い基板を機械的に削除する、又は溶液やNF、BrF、ClF等のフッ化ハロゲンガスによるエッチングで除去する方法、(4)耐熱性の高い基板とトランジスタを有する層の間に剥離層として金属層及び金属酸化物層を設け、当該金属酸化物層を結晶化により脆弱化し、金属層の一部を溶液やNF、BrF、ClF等のフッ化ハロゲンガスによりエッチングで除去した後、脆弱化された金属酸化物層において当該トランジスタを有する層を物理的に剥離する方法等を用いればよい。
また、基板1031として、可撓性基板、フィルム、繊維質な材料からなる紙等を用いることで、記憶装置の小型、薄型、軽量化を図ることが可能である。
次に、記憶装置に代表される半導体装置700へのデータの書き込み動作について図7(A)を用いて説明する。実施の形態2と同様、ここでは電気的作用、代表的には電圧印加によりデータの書き込みを行うときの動作について説明する。なお、書き込みはメモリセルの電気的特性を変化させることで行うが、メモリセルの初期状態(電気的作用を加えていない状態)をデータ「0」、電気的特性を変化させた状態をデータ「1」とする。
y行かつx列目のメモリセル701にデータを書き込む場合について説明する。メモリセル701にデータ「1」を書き込む場合、まず、デコーダ712、713およびセレクタ714によってメモリセル701を選択する。具体的には、デコーダ713によって、メモリセル701に接続されるワード線Wyに所定の電位V22を出力する。また、デコーダ712とセレクタ714によって、メモリセル701に接続されるビット線Bxを読み出し/書き込み回路715に接続する。そして、読み出し/書き込み回路715からビット線Bxへ書き込み電位V21を出力する。
こうして、メモリセルを構成する薄膜トランジスタ721をオン状態とし、記憶素子722に、共通電極及びビット線を電気的に接続し、おおむねVw=Vcom−V21の電圧を印加する。Vcomとは、記憶素子722における共通電極、即ち第2の導電体の電位である。電圧Vwを適切に選ぶことで、第1の導電体および第2の導電体の間に設けられたメモリ層を物理的もしくは電気的に変化させる。このメモリ層の物理的もしくは電気的な変化が、データ「1」の書き込みに相当する。具体的には、読み出し電圧において、データ「1」の状態の第1の導電体と第2の導電体の間の電気抵抗が、データ「0」の状態と比して、大幅に小さくなるように変化させれば良い。単に第1の導電体と第2の導電体を短絡(ショート)させてもよい。なお、電圧Vwは例えば3V以上かつ10V以下、あるいは−10V以上かつ−3V以下とすればよい。
なお、非選択のワード線および非選択のビット線には、接続されるメモリセルにデータ「1」が書き込まれないよう制御する。具体的には、非選択のワード線に接続されるメモリセルのトランジスタをオフ状態とする、若しくは第1の導電体にVcomと同程度の電位を与えるとよい。
一方、メモリセル701にデータ「0」を書き込む場合は、メモリセル701に電気的作用を加えなければよい。回路動作上は、例えば、「1」を書き込む場合と同様に、デコーダ712、713およびセレクタ714によってメモリセル701を選択する。このとき、読み出し/書き込み回路715からビット線Bxへの出力電位をVcomと同程度とするか、メモリセルの薄膜トランジスタ721をオフ状態とする電位とする。その結果、記憶素子722には、電気的特性が変化しない程度に小さい電圧が印加されるか、電圧が印加されないため、データ「0」書き込みが実現される。
次に、電気的作用により、データの読み出しを行う際の動作について図7(B)を用いて説明する。データの読み出しは、記憶素子722の電気的特性が、データ「0」を有するメモリセルとデータ「1」を有するメモリセルとで異なることを利用して行う。例えば、データ「0」を有するメモリセルを構成する記憶素子の電気抵抗が読み出し電圧においてR0、データ「1」を有するメモリセルを構成する記憶素子の電気抵抗が読み出し電圧においてR1とし、電気抵抗の差を利用して読み出す方法を説明する。なお、R1<<R0とする。読み出し/書き込み回路715は、読み出し部分の構成として、例えば図7(B)に示す抵抗素子750と差動増幅器751を用いた回路を考えることができる。抵抗素子750は抵抗値Rrを有し、R1<Rr<R0であるとする。抵抗素子750の代わりに、図7(C)に示すようにトランジスタ752を用いても良いし、差動増幅器751の代わりにクロックトインバータ753を用いることも可能である。もちろん、回路構成は図7(B)及び(C)に限定されない。
y行x列目メモリセル702からデータの読み出しを行う場合、まず、デコーダ712、713およびセレクタ714によってメモリセル702を選択する。具体的には、デコーダ713によって、メモリセル702に接続されるワード線Wyに所定の電位V24を出力し、薄膜トランジスタ721をオン状態にする。また、デコーダ712とセレクタ714によって、メモリセル702に接続されるビット線Bxを読み出し/書き込み回路715のノードPに接続する。その結果、ノードPの電位Vpは、VcomとV0が抵抗素子750(抵抗値Rr)と記憶素子722(抵抗値R0もしくはR1)による抵抗分割によって決定される値となる。従って、メモリセル702がデータ「0」を有する場合のノードPの電位Vp0には、Vp0=Vcom+(V0−Vcom)×R0/(R0+Rr)となる。また、メモリセル702がデータ「1」を有する場合のノードPの電位Vp1には、Vp1=Vcom+(V0−Vcom)×R1/(R1+Rr)となる。その結果、図7(B)では、VrefをVp0とVp1の間となるように選択することで、図7(C)では、クロックトインバータ753の変化点をVp0とVp1の間となるように選択することで、出力電位Voutがデータ「0」/「1」に応じて、Low/High(もしくはHigh/Low)が出力され、読み出しを行うことができる。
例えば、差動増幅器751をVdd=1.5Vで動作させ、Vcom=0V、V0=1.5V、Vref=0.75Vとする。仮に、R0/Rr=Rr/R1=9とし、薄膜トランジスタ721のオン抵抗を無視できるとすると、メモリセルのデータが「0」の場合、Vp0=1.35VとなりVoutはHighが出力され、メモリセルのデータが「1」の場合、Vp1=0.15VとなりVoutはLowが出力される。こうして、メモリセルの読み出しを行うことができる。
上記の方法では、記憶素子に保持される「0」又は「1」のデータは、記憶素子722の抵抗値の相違と抵抗分割を利用した電圧値で判別される。もちろん、読み出し方法は、この方法に限定されない。例えば、抵抗値の相違を利用する以外に、電流値の差を利用して読み出しても構わない。また、メモリセルの電気的特性が、データ「0」とデータ「1」とで、しきい値電圧が異なるダイオード特性を有する場合には、しきい値電圧の差を利用して読み出しても構わない。
また、絶縁性を有する基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を設けてその上に記憶素子又はメモリセルアレイを設けてもよいし、絶縁性を有する基板の代わりにシリコン等の半導体基板やSOI基板を用いて電界効果トランジスタ(FET)を形成しその上に記憶素子又はメモリセルアレイを設けてもよい。
本実施の形態で示した半導体装置は、データの書き込みが一度だけではなく、追加(追記)が可能である。一方、書き込みを一度行った記憶素子に対しデータを消去することは不可能なため、書き換えによる偽造を防止することができる。また、本実施の形態で示した半導体装置は、簡便に作製することができる記憶素子を有するため、性能及び信頼性に優れた半導体装置を安価に作製することが可能である。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。例えば、本実施の形態で示した半導体装置が有する記憶素子には、実施の形態1で示した第1の導電体と、メモリ層を有する第2の導電体との間に絶縁層もしくは半導体層が設けられた構成を適用することもできる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、上記実施の形態で示した記憶装置を有する半導体装置の一構成例に関して図面を用いて説明する。
本実施の形態で示す半導体装置は、非接触でデータの読み出しと書き込みが可能であることを特徴としている。当該半導体装置のデータの伝送形式は、一対のコイルを対向に配置して相互誘導によって交信を行う電磁結合方式、誘導電磁界によって交信する電磁誘導方式、電波を利用して交信する電波方式のいずれの方式を用いてもよい。また、データの伝送に用いるアンテナは2通りの設け方がある。1つはトランジスタおよび記憶素子が設けられた基板上にアンテナを設ける場合、もう1つはトランジスタおよび記憶素子が設けられた基板に端子部を設け、当該端子部に別の基板に設けられたアンテナを接続して設ける場合である。
本実施の形態で示す半導体装置の構成について、図11を参照して説明する。図11(A)に示すように、半導体装置20は、非接触でデータを交信する機能を有し、電源回路11、クロック発生回路12、データ復調/変調回路13、他の回路を制御する制御回路14、インターフェース回路15、記憶回路16、バス17、アンテナ18を有する。
また、図11(B)に示すように、半導体装置20は、非接触でデータを交信する機能を有し、電源回路11、クロック発生回路12、データ復調/変調回路13、他の回路を制御する制御回路14、インターフェース回路15、記憶回路16、バス17、アンテナ18の他、中央処理ユニット1を有しても良い。
また、図11(C)に示すように、半導体装置20は、非接触でデータを交信する機能を有し、電源回路11、クロック発生回路12、データ復調/変調回路13、他の回路を制御する制御回路14、インターフェース回路15、記憶回路16、バス17、アンテナ18、中央処理ユニット1の他、検出素子3、検出回路4からなる検出部2を有しても良い。
電源回路11は、アンテナ18から入力された交流信号を基に、半導体装置20の内部の各回路に供給する各種電源を生成する回路である。クロック発生回路12は、アンテナ18から入力された交流信号を基に、半導体装置20の内部の各回路に供給する各種クロック信号を生成する回路である。データ復調/変調回路13は、リーダライタ19と交信するデータを復調/変調する機能を有する。制御回路14は、記憶回路16を制御する機能を有する。アンテナ18は、電磁界又は電波を用いて送受信を行う機能を有する。リーダライタ19は、半導体装置との交信及びそのデータに関する処理を制御する。なお、半導体装置は上記構成に制約されず、例えば、電源電圧のリミッタ回路や暗号処理専用ハードウエアといった他の要素を追加した構成であってもよい。
記憶回路16は、実施の形態1に示した記憶素子から選択される1つ又は複数の記憶素子を有する。記憶回路16として、実施の形態1に示した記憶素子を用いることにより、簡便安価に記憶回路を作製することができる。
また、記憶素子へのデータの書き込みの機会は一度だけではなく、データの追加(追記)が可能である。一方、書き込みを一度行った記憶素子に対しデータを消去することは不可能なため、書き換えによる偽造を防止することができる。よって、性能及び信頼性に優れた半導体装置を安価に作製することが可能である。
また、検出部2は、温度、圧力、流量、光、磁気、音波、加速度、湿度、気体成分、液体成分、その他の特性を物理的又は化学的手段により検出することができる。なお、検出部2は、物理量または化学量を検出する検出素子3と当該検出素子3で検出された物理量または化学量を電気信号等の適切な信号に変換する検出回路4とを有している。検出素子3としては、抵抗素子、容量結合素子、誘導結合素子、光起電力素子、光電変換素子、熱起電力素子、トランジスタ、サーミスタ、ダイオード等で形成することができる。なお、検出部2は複数設けてもよく、この場合、複数の物理量または化学量を同時に検出することが可能である。
また、ここでいう物理量とは、温度、圧力、流量、光、磁気、音波、加速度、湿度等を指し、化学量とは、ガス等の気体成分やイオン等の液体成分等の化学物質等を指す。化学量としては、他にも、血液、汗、尿等に含まれる特定の生体物質(例えば、血液中に含まれる血糖値等)等の有機化合物も含まれる。特に、化学量を検出しようとする場合には、必然的にある特定の物質を選択的に検出することになるため、あらかじめ検出素子3に検出したい物質と選択的に反応する物質を設けておく。例えば、生体物質の検出を行う場合には、検出素子3に検出させたい生体物質と選択的に反応する酵素、抗体分子または微生物細胞等を高分子等に固定化して設けておくことが好ましい。
次に、複数の素子および記憶素子が設けられた基板上にアンテナが設けられた半導体装置の一構成例を図12に示す。なお、図12は記憶回路16とアンテナ18の部分断面図である。
図12(A)はパッシブマトリクス型で構成される記憶回路を有する半導体装置を示している。半導体装置は、基板1350上に複数のトランジスタ1300、1301を有する層1351と、複数のトランジスタを有する層1351の上方に形成される記憶素子部1352及びアンテナとして機能する導電層1353とを有する。
なお、ここでは複数のトランジスタを有する層1351の上方に記憶素子部1352及びアンテナとして機能する導電層1353を有する場合を示しているが、この構成に限られず記憶素子部1352またはアンテナとして機能する導電層1353を、複数のトランジスタを有する層1351の下方や同一の層に有してもよい。
記憶素子部1352は複数の記憶素子1352a、1352bを有する。記憶素子1352aは、絶縁層1252上に設けられた第1の導電体1210と、第1の導電体1210上に設けられたメモリ層を有する第2の導電体1211aとを有する。また、記憶素子1352bは、絶縁層1252上に設けられた第1の導電体1210と、第1の導電体1210上に設けられたメモリ層を有する第2の導電体1211bとを有する。なお、個々の記憶素子1352a、1352bは隔壁(絶縁層)1374により分離されている。
記憶素子部1352における第1の導電体1210は、複数のトランジスタ1301の配線に接続されており、記憶素子部1352は上記実施の形態で示した記憶素子と同様の材料及び作製方法を用いて形成することができる。また、メモリ層を有する第2の導電体1211a、1211b及びアンテナとして機能する導電層1353を覆って保護膜として機能する絶縁層522が形成されている。
なお、アンテナとして機能する導電層1353は導電層1360上に設けられている。導電層1360は、隔壁(絶縁層)1374を設けた後形成すれば良く、記憶素子部1352における第1の導電体1210と同一工程にて形成された配線1310を介して複数のトランジスタ1300の少なくとも一つと接続されている。
アンテナとして機能する導電層1353は、CVD法、スパッタ法、スクリーン印刷やグラビア印刷等の印刷法、液滴吐出法、ディスペンサ法、メッキ法等を用いて、導電性材料により形成する。導電性材料は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層構造又は積層構造で形成する。
複数のトランジスタを有する層1351に含まれるトランジスタは、実施の形態3で示したトランジスタ等を適宜選択し、用いることができる。
また、基板上に剥離層を設け、前記剥離層上に複数のトランジスタを有する層1351、記憶素子部1352、及びアンテナとして機能する導電層1353を形成し、実施の形態3に示した剥離方法を適宜用いてトランジスタを有する層1351、記憶素子部1352及びアンテナとして機能する導電層1353を剥離し、前記基板とは異なる基板上に接着層を用いて貼り付けてもよい。貼り付けが行われる基板としては、実施の形態2の基板521で示した可撓性基板、フィルム、繊維質な材料からなる紙、基材フィルム等を用いることで、記憶装置の小型、薄型、軽量化を図ることが可能である。
図12(B)にアクティブマトリクス型の記憶回路を有する半導体装置の一例を示す。なお、図12(B)については、図12(A)と異なる部分に関して説明する。
図12(B)に示す半導体装置は、基板1350上に複数のトランジスタ1300、1301を有する層1351と、複数のトランジスタを有する層1351の上方に記憶素子部1356及びアンテナとして機能する導電層1353とを有する。なお、ここでは複数のトランジスタを有する層1351の上方に記憶素子部1356及びアンテナとして機能する導電層1353を有する場合を示しているが、記憶素子部1356やアンテナとして機能する導電層1353を、複数のトランジスタを有する層1351の下方や同一の層に有してもよい。
記憶素子部1356は、記憶素子1356a、1356bを有する。記憶素子1356aは、絶縁層1252上に形成される第1の導電体1210aと、第1の導電体1210a上に設けられたメモリ層を有する第2の導電体1211とを有する。記憶素子1356bは、絶縁層1252上に形成される第1の導電体1210bと、第1の導電体1210b上に設けられたメモリ層を有する第2の導電体1211とを有する。なお、記憶素子1356a、1356bは隔壁(絶縁層)1374により分離されており、記憶素子部1356は上記実施の形態で示した記憶素子と同様の材料及び作製方法を用いて形成することができる。また、記憶素子を構成する第1の導電体の各々にはトランジスタの配線が接続されている。すなわち、記憶素子はそれぞれ一つのトランジスタに接続されている。
また、基板上に剥離層を設け、前記剥離層上に複数のトランジスタを有する層1351、記憶素子部1356、及びアンテナとして機能する導電層1353を形成し、実施の形態3に示す剥離方法を適宜用いて複数のトランジスタを有する層1351、記憶素子部1356、及びアンテナとして機能する導電層1353を剥離し、前記基板とは異なる基板上に接着層を用いて貼り付けてもよい。
次に、複数のトランジスタを有する層、アンテナに接続される端子部、及び記憶素子を有する第1の基板と、当該端子部に接続されるアンテナが形成された第2の基板とを有する半導体装置の一構成例に関して図13を用いて説明する。なお、図13に関し図12と異なる部分に関して説明を行う。
図13(A)はパッシブマトリクス型の記憶装置を有する半導体装置の一例を示している。半導体装置は、基板1350上に形成された複数のトランジスタ1300、1301を有する層1351と、複数のトランジスタを有する層1351の上方に形成される記憶素子部1352と、アンテナに接続する端子部と、アンテナとして機能する導電層1357が形成された基板1365とを有し、導電層1357と接続端子となる導電層1360とは樹脂1375中に含まれる導電性粒子1359により電気的に接続されている。なお、複数のトランジスタを有する層1351と記憶素子部1352等を有する基板1350と、アンテナとして機能する導電層1357が設けられた基板1365とは、接着性を有する樹脂1375により貼り合わされている。
また、銀ペースト、銅ペースト、カーボンペースト等の導電性接着剤や半田接合を行う方法を用いてアンテナとして機能する導電層1357と接続端子となる導電層1360とを接続してもよい。ここでは複数のトランジスタを有する層1351の上方に記憶素子部1352を設けた場合を示しているが、この構成に限られず記憶素子部1352を、複数のトランジスタを有する層1351の下方や同一の層に有してもよい。
図13(B)はアクティブマトリクス型の記憶装置を有する半導体装置の一例を示している。半導体装置は、基板1350上に形成された複数のトランジスタ1300、1301を有する層1351と、複数のトランジスタを有する層1351の上方に形成される記憶素子部1356と、トランジスタに接続する端子部と、アンテナとして機能する導電層1357が形成された基板1365とを有し、導電層1357と接続端子となる導電層1360とは樹脂1375中に含まれる導電性粒子1359により電気的に接続されている。なお、複数のトランジスタを有する層1351と記憶素子部1356等を有する基板1350と、アンテナとして機能する導電層1357が設けられた基板1365とは、接着性を有する樹脂1375により貼り合わされている。
また、銀ペースト、銅ペースト、カーボンペースト等の導電性接着剤や半田接合を行う方法を用いて複数のトランジスタを有する層1351及び記憶素子部1356等を有する基板1350と、アンテナとして機能する導電層1357が設けられた基板1365とを貼り合わせてもよい。ここでは複数のトランジスタを有する層1351の上方に記憶素子部1356を設けた場合を示しているが、この構成に限られず記憶素子部1356を、複数のトランジスタを有する層1351の下方や同一の層に有してもよい。
また、基板上に剥離層を形成し、前記剥離層上に複数のトランジスタを有する層1351、記憶素子部1352もしくは記憶素子部1356を形成し、実施の形態3に示す剥離方法を適宜用いて複数のトランジスタを有する層1351及び記憶素子部1352、1356を剥離し、前記基板とは異なる基板上に接着層を用いて貼り付けてもよい。
さらには、記憶素子部1352、1356を、アンテナとして機能する導電層1357が設けられた基板1365に設けてもよい。すなわち、複数のトランジスタを有する層が形成される第1の基板と、記憶素子部及びアンテナとして機能する導電層が形成される第2の基板とを、導電性粒子を含む樹脂により貼り合わせてもよい。
本実施の形態で示した半導体装置は、データの書き込みが一度だけではなく、追加(追記)が可能である。一方、書き込みを一度行った記憶素子に対しデータを消去することは不可能なため、書き換えによる偽造を防止することができる。また、本実施の形態で示した半導体装置は、簡便に歩留り良く作製することができる記憶素子を有するため、性能及び信頼性に優れた半導体装置を安価に作製することが可能である。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。例えば、本実施の形態で示した半導体装置が有する記憶素子には、実施の形態1で示した第1の導電体と、メモリ層を有する第2の導電体との間に絶縁層もしくは半導体層が設けられた構成を適用することもできる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、記憶素子を有する半導体装置の一例に関して図面を用いて説明する。本実施の形態の半導体装置の上面図を図14(A)に、図14(A)における線X−Yの断面図を図14(B)に示す。
図14(A)に示すように、基板1400上に、記憶素子を有する記憶素子部1404、回路部1421、及びアンテナ1431が形成されている。図14(A)及び(B)は、作製工程途中であり、作製条件に耐えうる基板1400上に記憶素子部1404、回路部1421、及びアンテナ1431を形成した状態である。材料及び作製工程は上記実施の形態と同様に適宜選択し、作製すればよい。
基板1400上に剥離層1452、絶縁層1453を介して記憶素子部1404にはトランジスタ1441、回路部1421にはトランジスタ1442a、1442b、1442cが設けられている。トランジスタ1441及びトランジスタ1442a、1442b、1442c上には絶縁層1461、絶縁層1454、絶縁層1455が形成されており、絶縁層1455上には記憶素子1443が形成されている。
記憶素子1443は、絶縁層1455上に設けられた第1の導電体1410dと、メモリ層を有する第2の導電体1411とを有している。なお、記憶素子1443は上記実施の形態で示した記憶素子と同様の材料及び作製方法を用いて形成することができる。図14では省略されているが、隔壁として機能する絶縁層1460b等により多数設けられた記憶素子1443は個々に隔てられている。
第1の導電体1410dはトランジスタ1441の配線層と接続されている。一方、第2の導電体1411は、配線1450を介して配線層1456aに積層された導電層1457cと接続されている。また、絶縁層1455上には導電層と図14(A)で示すアンテナ1431が積層して設けられている。図14(B)において、前記導電層は、導電層1457a、導電層1457b、導電層1457e、導電層1457fであり、導電層1457aとアンテナ1431a、導電層1457bとアンテナ1431b、及び導電層1457fとアンテナ1431dとがそれぞれ積層された構成となっている。なお、導電層1457eとアンテナ1431cは、絶縁層1455に形成された配線層1456bに達する開口部に形成され、導電層1457eと配線層1456bとが接続されている。このようにして、アンテナと記憶素子部1404及び回路部1421とが電気的に接続されている。また、アンテナ1431a、アンテナ1431b、アンテナ1431c、及びアンテナ1431dの下にそれぞれ形成されている導電層1457a、導電層1457b、導電層1457e、導電層1457fは、絶縁層1455とアンテナとの密着性を向上させる効果も有する。本実施の形態では、絶縁層1455にポリイミド膜を用い、導電層1457a、導電層1457b、導電層1457e、及び導電層1457fにチタン膜を用い、アンテナ1431a、アンテナ1431b、アンテナ1431c、及びアンテナ1431dにアルミニウム膜を用いている。
なお、第1の導電体1410dとトランジスタ1441、導電層1457cと配線層1456a、及び導電層1457eと配線層1456bがそれぞれ接続するために絶縁層1455に開口(コンタクトホールとも言う)を形成している。開口を大きくし、導電材料同士の接触面積を増加した方がより低抵抗となるため、本実施の形態では、第1の導電体1410dとトランジスタ1441が接続する開口が一番小さく、その次が導電層1457cと配線層1456aが接続する開口、導電層1457eと配線層1456bが接続する開口が一番大きいというように順に開口を大きく設定している。本実施の形態では、第1の導電体1410dとトランジスタ1441が接続する開口を5μm×5μm、導電層1457cと配線層1456aが接続する開口を50μm×50μm、導電層1457eと配線層1456bが接続する開口を500μm×500μmとしている。
本実施の形態では、絶縁層1460aからアンテナ1431bまでの距離aを500μm以上、第2の導電体1411に接続された配線1450の端部から絶縁層1460aの端部までの距離bを250μm以上、第2の導電体1411の端部から絶縁層1460cの端部までの距離cを500μm以上、絶縁層1460cの端部からアンテナ1431cまでの距離dを250μm以上としている。なお、回路部1421は部分的に絶縁層1460cが形成されており、トランジスタ1442a、1442b、1442cも絶縁層1460cに覆われていない領域と覆われている領域がある。
以上のような半導体装置を用いることで、外部入力部から電源電圧や信号を記憶素子部1404に直接入力することで、記憶素子部1404にデータ(情報に相当する)を書き込む、もしくは記憶素子部1404からデータを読み出すことが可能となる。
また、アンテナは、記憶素子部に対して、重なって設けてもよいし、重ならずに周囲に設ける構造でもよい。また重なる場合も全面が重なってもよいし、一部が重なっている構造でもよい。例えば、アンテナと記憶素子部が重なる構成であると、アンテナが交信する際に信号に載っているノイズや電磁誘導により発生する起電力の変動等の影響による、半導体装置の動作不良を減らすことが可能である。
また、上述した非接触でデータの入出力が可能である半導体装置における信号の伝送方式は、電磁結合方式、電磁誘導方式、またはマイクロ波方式等を用いることができる。伝送方式は、用途を考慮して適宜選択すればよく、伝送方式に伴って最適なアンテナを設ければよい。
図15(A)乃至(D)に、基板1501上に形成されたアンテナとして機能する導電層1502及び記憶素子1503を有するチップ状の半導体装置の例を示す。なお、半導体装置には記憶素子の他、集積回路等を搭載していても良い。
半導体装置における信号の伝送方式として、マイクロ波方式(例えば、UHF帯(860〜960MHz帯)、2.45GHz帯等)を適用する場合には、信号の伝送に用いる電磁波の波長を考慮してアンテナとして機能する導電層の長さ等の形状を適宜設定すればよい。例えば、アンテナとして機能する導電層を線状(例えば、ダイポールアンテナ(図15(A)参照))、平坦な形状(例えば、パッチアンテナ(図15(B)参照))、またはリボン型の形状(図15(C)及び(D)参照)等に形成することができる。また、アンテナとして機能する導電層の形状は線状に限られず、電磁波の波長を考慮して曲線状や蛇行形状またはこれらを組み合わせた形状で設けてもよい。
また、半導体装置における信号の伝送方式として、電磁結合方式または電磁誘導方式(例えば13.56MHz帯)を適用する場合には、磁界密度の変化による電磁誘導を利用するため、アンテナとして機能する導電層を輪状(例えば、ループアンテナ)、らせん状(例えば、スパイラルアンテナ)に形成することが好ましい。
また、電磁結合方式または電磁誘導方式を適用する場合であって、アンテナを備えた半導体装置を金属に接して設ける場合には、当該半導体装置と金属との間に透磁率を備えた磁性材料を設けることが好ましい。アンテナを備えた半導体装置を金属に接して設ける場合には、磁界の変化に伴い金属に渦電流が流れ、当該渦電流により発生する反磁界によって、磁界の変化が弱められて通信距離が低下する。そのため、半導体装置と金属との間に透磁率を備えた材料を設けることにより金属の渦電流を抑制し通信距離の低下を抑制することができる。なお、磁性材料としては、高い透磁率を有し高周波損失の少ないフェライトや金属薄膜を用いることができる。
また、アンテナを設ける場合には、1枚の基板上にトランジスタ等の半導体素子とアンテナとして機能する導電層を直接作り込んで設けてもよいし、半導体素子とアンテナとして機能する導電層を別々の基板上に設けた後に、電気的に接続するように貼り合わせることによって設けてもよい。
本実施の形態で示した半導体装置は、データの書き込みが一度だけではなく、追加(追記)することが可能である。一方、書き込みを一度行った記憶素子に対しデータを消去することは不可能なため、書き換えによる偽造を防止することができる。また、本実施の形態で示した半導体装置は、簡便に歩留り良く作製することができる記憶素子を有するため、性能及び信頼性に優れた半導体装置を安価に作製することが可能である。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。例えば、本実施の形態で示した半導体装置が有する記憶素子には、実施の形態1で示した第1の導電体と、メモリ層を有する第2の導電体との間に絶縁層もしくは半導体層が設けられた構成を適用することもできる。
(実施の形態6)
上記実施の形態で示した半導体装置は、無線チップとして機能させることができる。無線チップの用途は広範にわたるが、例えば、紙幣、硬貨、有価証券類、無記名債券類、証書類(運転免許証や住民票等、図16(A)参照)、包装用容器類(包装紙やボトル等、図16(C)参照)、記録媒体(DVDソフトやビデオテープ等、図16(B)参照)、乗物類(自転車等、図16(D)参照)、身の回り品(鞄や眼鏡等)、食品類、植物類、動物類、人体、衣類、生活用品類、電子機器等の商品や荷物の荷札(図16(E)、図16(F)参照)等の物品に設けて使用することができる。電子機器とは、液晶表示装置、EL表示装置、テレビジョン装置(単にテレビ、テレビ受像機、テレビジョン受像機とも呼ぶ)及び携帯電話等を指す。
半導体装置1610は、上述した記憶素子を有し、プリント基板に実装する、表面に貼る、埋め込むなどにより、物品に固定される。例えば、本なら紙に埋め込んだり、有機樹脂からなるパッケージなら当該有機樹脂に埋め込んだりして各物品に固定される。半導体装置1610は、小型、薄型、軽量を実現するため、物品に固定した後も、その物品自体のデザイン性を損なうことがない。また、紙幣、硬貨、有価証券類、無記名債券類、証書類等に半導体装置1610を設けることにより、認証機能を設けることができ、この認証機能を活用すれば、偽造を防止することができる。また、包装用容器類、記録媒体、身の回り品、食品類、衣類、生活用品類、電子機器等に半導体装置1610を設けることにより、検品システム等のシステムの効率化を図ることができる。また、これらをより安価に実現することができる。
次に、上記実施の形態で示した半導体装置を実装した電子機器の一態様について図17を用いて説明する。ここで例示する電子機器は携帯電話機であり、筐体1700、1706、パネル1701、ハウジング1702、プリント配線基板1703、操作ボタン1704、バッテリ1705を有する。パネル1701はハウジング1702に脱着自在に組み込まれ、ハウジング1702はプリント配線基板1703に嵌着される。ハウジング1702はパネル1701が組み込まれる電子機器に合わせて、形状や寸法が適宜変更される。プリント配線基板1703には、パッケージングされた複数の半導体装置が実装されており、このうちの1つとして、上記実施の形態で示した半導体装置を用いることができる。プリント配線基板1703に実装される複数の半導体装置は、コントローラ、中央処理ユニット(CPU、Central Processing Unit)、メモリ、電源回路、音声処理回路、送受信回路等のいずれかの機能を有する。
パネル1701は、接続フィルム1708を介して、プリント配線基板1703と接続される。上記のパネル1701、ハウジング1702、プリント配線基板1703は、操作ボタン1704やバッテリ1705と共に、筐体1700、1706の内部に収納される。パネル1701が含む画素領域1709は、筐体1700に設けられた開口窓から視認できるように配置されている。
上記実施の形態で示した半導体装置は、小型、薄型、軽量であるため、電子機器の筐体1700、1706内部の限られた空間を有効に利用することができる。なお、筐体1700、1706は、携帯電話機の外観形状を一例として示したものであり、本実施の形態に係る電子機器は、その機能や用途に応じて様々な態様に変容しうる。
なお、半導体装置が有する記憶素子は、第1の導電体と、メモリ層を有する第2の導電体とを有する。なお、メモリ層を有する第2の導電体は、第1の導電体上に塗布された導電性ペーストを、当該導電性ペーストに含まれる溶剤を気化させることで作製することができる。よって、作製工程を簡略化することができるため、安価に記憶素子を作製することが可能となる。また、導電性ペーストの塗布をインクジェット法などの液滴吐出法や、スクリーン印刷などの印刷法によって行うことで材料の利用効率を高いものとすることができ、さらに安価に記憶素子を作製することが出来るようになる。
また、このような記憶素子を有する半導体装置は、データの書き込みが一度だけではなく、追加(追記)することが可能である。一方、書き込みを一度行った記憶素子に対しデータを消去することは不可能なため、書き換えによる偽造を防止することができる。よって、性能及び信頼性に優れた半導体装置を安価に作製することが可能である。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。例えば、本実施の形態で示した半導体装置が有する記憶素子には、実施の形態1で示した第1の導電体と、メモリ層を有する第2の導電体との間に絶縁層もしくは半導体層が設けられた構成を適用することもできる。
本実施例では、実施の形態1で示した記憶素子を作製し、温度条件を代えて導電性ペーストに含まれる溶媒を気化し、メモリ特性を測定した結果を示す。なお、導電性ペーストは、住友電気工業株式会社製、導電性ペースト(型番AGEP−201X)を用いた。また、この導電性ペーストは、導電性を有する粒子として銀が、樹脂としてはエポキシ系の樹脂が、溶媒としては酢酸ブチルカルビトールが用いられている。
当該記憶素子の作製方法を以下に示す。まず、ガラス基板上に、スパッタ法により10mm×10mmの大きさで第1の導電体を形成した。続いて、第1の導電体上に導電性ペーストを塗布した。その後、所定の温度条件で溶媒を気化させ、記憶素子を作製した。温度条件の変更は基板温度の設定を変更することで行った。なお、第1の導電体はチタンで形成した。
つづいて、作製した記憶素子のメモリ特性を測定した。第1の導電体及びメモリ層を有する第2の導電体にマニュアルプローバーを接続し、電圧を低電圧から高電圧へスイープさせて第1の導電体と第2の導電体の間に流れる電流を測定した。
結果を図18に示す。図18において、ショートと記載のデータは電圧印加以前から第1の導電体と第2の導電体がショートしている素子のデータであり、温度が記載されているデータは当該温度で導電性ペーストの溶媒を気化させた素子のデータである。
図18から、320℃、360℃で導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させた素子は、電圧印加以前から第1の導電体と第2の導電体がショートしている素子と同様の特性を示した。つまり、記憶素子としての使用は難しいものであることがわかった。これは、導電性ペーストの耐熱温度を超えて加熱を行ってしまったことが原因と考えられる。
80℃から280℃で導電性ペーストの溶媒を気化させた素子は、印加される電圧に応じて電流値が大きく変化した。つまり、ある電圧以上において第1の導電体と第2の導電体がショートすることがわかった。そのため、80℃から280℃で導電性ペーストの溶媒を気化させた素子は、アンチヒューズ型の記憶素子として用いることが可能であることがわかった。なお、40℃で導電性ペーストの溶媒を気化させた素子は、図18に示された電圧範囲においてはショートしていないが、概ね7.5V以下の電圧でショートし、アンチフューズ型の記憶素子として動作可能であることがわかった。もちろん、第2の導電体は基板に平行な方向における導電率は、導電体として使用に耐えうる値を示した。
また、室温(25℃程度)で導電性ペーストの溶媒を気化させた素子は、気化させる時間を3日から7日とることによって、同様に第2の導電体がメモリ層を有する導電体として用いることができるようになることもわかった。
なお、特に、80℃から240℃の範囲で導電性ペーストに含まれる溶媒を気化した素子は、明確な抵抗値の変化が見受けられたことから、記憶素子として、より好ましい特性を有する素子であると言える。
本実施例では、実施例1と同様の構成を有する記憶素子の断面写真を示す。すなわち、第1の導電体110をチタン、メモリ層を有する第2の導電体を、住友電気工業株式会社製、導電性ペースト(型番AGEP−201X)を用いて作製した記憶素子である。
図19(A)は導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させる温度を200℃とした記憶素子の断面写真、図19(B)は300℃で導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させた記憶素子の断面写真である。
溶媒を気化させる温度を200℃とした記憶素子には、第1の導電体110と、導電性を有する粒子103との間に薄く樹脂104の層が残存しているのがわかる。当該記憶素子は、この樹脂の層がメモリ層としての役割を担うことによって、記憶素子として機能する。一方、溶媒を気化させる温度を300℃とした素子(図19(B))には、第1の導電体110と、導電性を有する粒子103との間には樹脂の層が残存しておらず、第1の導電体110と導電性を有する粒子103が接触してしまっていることから、記憶素子として動作させることは難しい。
以上のように、導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させる温度によって、第1の導電体と、導電性ペーストにおける導電性を有する粒子との間の環境が変化する。そのため、導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させる温度によって、記憶素子として用いることができる素子と、記憶素子として用いることが困難な素子とが作製されることがわかった。
なお、図19(A)及び図19(B)において、符号113が付されているのは、第1の導電体であるチタンの酸化膜である。
なお、図20(A)は、200℃で導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させた記憶素子の倍率の異なる断面写真であるが、基板に平行な方向への導通は、導電性を有する粒子103同士が互いに接触して電流が流れる経路が形成されていることから、問題なく行われることが示唆される。
また、図20(B)は300℃で導電性ペーストに含まれる溶媒を気化させた記憶素子の断面写真である。図20(A)と同様に導電性を有する粒子同士が互いに接触しているが、大きな空洞が出来てしまっていることもわかる。これは、樹脂からの脱ガスなど、樹脂の耐熱温度以上の熱がかけられたことによる影響であると考えられる。
1 中央処理ユニット
2 検出部
3 検出素子
4 検出回路
11 電源回路
12 クロック発生回路
13 データ復調/変調回路
14 制御回路
15 インターフェース回路
16 記憶回路
17 バス
18 アンテナ
19 リーダライタ
20 半導体装置
100 基板
101 導電体
102 導電性ペースト
103 粒子
104 樹脂
105 層
106 導電体
110 導電体
113 酸化膜
200 基板
203 液滴吐出手段
204 撮像手段
205 ヘッド
206 点線
207 制御手段
208 記憶媒体
209 画像処理手段
210 コンピュータ
211 マーカー
212 ヘッド
213 材料供給源
214 材料供給源
300 層
400 半導体装置
401 記憶素子
402 記憶素子
411 メモリセルアレイ
412 デコーダ
413 デコーダ
414 セレクタ
415 回路
450 抵抗素子
451 差動増幅器
452 トランジスタ
453 クロックトインバータ
510 導電体
512 導電体
520 隔壁(絶縁層)
521 基板
522 絶縁層
611 ダイオード
612 導電体
613 半導体層
614 層間絶縁膜
621 隔壁(絶縁層)
700 半導体装置
701 メモリセル
702 メモリセル
711 メモリセルアレイ
712 デコーダ
713 デコーダ
714 セレクタ
715 回路
721 薄膜トランジスタ
722 記憶素子
750 抵抗素子
751 差動増幅器
752 トランジスタ
753 クロックトインバータ
801 記憶素子
810 導電体
811 導電体
821 絶縁層
822 隔壁(絶縁層)
830 単結晶半導体基板
831 絶縁層
832 トランジスタ
833 絶縁層
901 絶縁層
902 半導体層
903 絶縁層
904 ゲート電極
905 絶縁層
907 配線
908 サイドウォール(側壁スペーサ)
909 低濃度不純物領域
910 薄膜トランジスタ
920 薄膜トランジスタ
921 チャネル保護層
930 基板
931 有機半導体トランジスタ
932 ゲート電極
933 絶縁層
934 半導体層
941 有機半導体トランジスタ
1030 層
1031 基板
1032 接着層
1210 導電体
1210a 導電体
1210b 導電体
1211 導電体
1211a 導電体
1211b 導電体
1252 絶縁層
1300 トランジスタ
1301 トランジスタ
1310 配線
1350 基板
1351 層
1352 記憶素子部
1352a 記憶素子
1352b 記憶素子
1353 導電層
1356 記憶素子部
1356a 記憶素子
1356b 記憶素子
1357 導電層
1359 導電性粒子
1360 導電層
1365 基板
1374 隔壁(絶縁層)
1375 樹脂
1400 基板
1404 記憶素子部
1410d 導電体
1411 導電体
1421 回路部
1431 アンテナ
1431a アンテナ
1431b アンテナ
1431c アンテナ
1431d アンテナ
1441 トランジスタ
1442a トランジスタ
1442b トランジスタ
1442c トランジスタ
1443 記憶素子
1450 配線
1452 剥離層
1453 絶縁層
1454 絶縁層
1455 絶縁層
1456a 配線層
1456b 配線層
1457a 導電層
1457b 導電層
1457c 導電層
1457e 導電層
1457f 導電層
1460a 絶縁層
1460b 絶縁層
1460c 絶縁層
1461 絶縁層
1501 基板
1502 導電層
1503 記憶素子
1610 半導体装置
1700 筐体
1701 パネル
1702 ハウジング
1703 プリント配線基板
1704 操作ボタン
1705 バッテリ
1706 筐体
1708 接続フィルム
1709 画素領域

Claims (11)

  1. 第1の導電体を形成し、
    前記第1の導電体上に、0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、樹脂、及び溶媒を含む導電性ペーストを配置し、
    前記溶媒を気化して、前記導電性を有する粒子と、前記第1の導電体と前記導電性を有する粒子の間に前記樹脂を含むメモリ層と、を有する第2の導電体を形成することを特徴とする記憶素子の作製方法。
  2. 第1の導電体及び第2の導電体を形成し、
    前記第1の導電体及び前記第2の導電体の間を埋めるように、0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、樹脂、及び溶媒を含む導電性ペーストを配置し、
    前記溶媒を気化して、前記第1の導電体と前記第2の導電体との間に、前記樹脂を含むメモリ層を形成することを特徴とする記憶素子の作製方法。
  3. 第1の導電体を形成し、
    前記第1の導電体の一部に接して、0.1μm以上10μm以下の大きさの導電性を有する粒子、樹脂、及び溶媒を含む導電性ペーストを配置し、
    前記溶媒を気化して、前記第1の導電体の一部に重なって、前記導電性を有する粒子と、前記第1の導電体と前記導電性を有する粒子の間に前記樹脂を含むメモリ層と、を有する第2の導電体を形成することを特徴とする記憶素子の作製方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記溶媒の気化が、前記樹脂の耐熱温度以下の温度で行われる記憶素子の作製方法。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記溶媒の気化が、10℃以上280℃以下の温度で行われる記憶素子の作製方法。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記溶媒の気化が、80℃以上240℃以下の温度で行われる記憶素子の作製方法。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記導電性を有する粒子が、銀粒子である記憶素子の作製方法。
  8. 第1の導電体と、
    第2の導電体と、
    前記第1の導電体と前記第2の導電体に接して挟まれた組成物と、を有し、
    前記組成物は、少なくとも、0.1μm以上10μm以下の大きさを有する銀からなる導電性を有する粒子と、前記第1の導電体と前記導電性を有する粒子の間のエポキシ樹脂とを有する記憶素子。
  9. 第1の導電体と、
    前記第1の導電体に接して設けられた組成物と、を有し、
    前記組成物は、少なくとも、0.1μm以上10μm以下の大きさを有する銀からなる導電性を有する粒子と、前記第1の導電体と前記導電性を有する粒子の間のエポキシ樹脂とを有する記憶素子。
  10. 請求項8又は請求項9において、
    前記第1の導電体と前記薄いエポキシ樹脂の間に絶縁層を有する記憶素子。
  11. 請求項10において、
    前記絶縁層が、前記第1の導電体の酸化物である記憶素子。
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