JP2010026948A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで導入可能な通信装置を用いて遠隔地等からPLCの操作や設定変更を実行可能にする。
【解決手段】通信モジュール1は、制御部2と、プログラムや設定値等が記憶されたメモリ3と、インターネットに接続された通信部4と、PLC20に接続するための接続端子5を備えており、PLC20に接続されて用いられる。制御部2の電子メールアクセス部12は、インターネットに接続された電子メールサーバの所定のユーザのメールボックスの電子メールにアクセスする。制御部2のメモリアクセス部11に含まれる電子メール指示実行部14は、アクセスされた電子メールに含まれる情報に基づいて、PLC20や通信モジュール1のメモリ3,23の読み書き処理を実行する。専用のサーバ等を設ける必要がなく、電子メールの仕組みを用いて、低コストでPLC20等を遠隔値等から操作可能にすることができる。
【選択図】図2
【解決手段】通信モジュール1は、制御部2と、プログラムや設定値等が記憶されたメモリ3と、インターネットに接続された通信部4と、PLC20に接続するための接続端子5を備えており、PLC20に接続されて用いられる。制御部2の電子メールアクセス部12は、インターネットに接続された電子メールサーバの所定のユーザのメールボックスの電子メールにアクセスする。制御部2のメモリアクセス部11に含まれる電子メール指示実行部14は、アクセスされた電子メールに含まれる情報に基づいて、PLC20や通信モジュール1のメモリ3,23の読み書き処理を実行する。専用のサーバ等を設ける必要がなく、電子メールの仕組みを用いて、低コストでPLC20等を遠隔値等から操作可能にすることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、PLC(Programmable Logic Controller)を通信ネットワークに接続するために、当該PLCに接続され又はPLCに内蔵されて用いられる通信装置に関する。
従来より、生産システム等のFA(Factory Automation)化が進展するに伴い、遠隔地等においてPLC(Programmable Logic Controller)からの情報の取得を可能にするために、PLCを通信ネットワークに接続した通信システムが用いられている。特許文献1には、メールサーバが接続されているLAN(Local Area Network)にPLCを接続し、PLCからメールサーバを経由して電子メールで種々の情報を送信し、遠隔地にいるユーザに通知可能にした通信システムが開示されている。
ところで、生産システム等においては、遠隔地等において、PLCからの情報を取得するだけでなく、PLCの操作や設定変更を任意のタイミングで行いたいというニーズもある。従来、遠隔地からPLCの操作や設定変更を行えるようにするためには、PLCが接続された通信ネットワーク内に外部からアクセス可能な専用ウェブサーバ等を設置したり、又はPLC自体に外部からアクセス可能なウェブサーバ機能等を設けたりする必要があった。しかしながら、このように専用サーバや、サーバ機能を有するPLCを用意する場合、通信システム構築に多額のコストが必要になるという問題がある。特許文献1に記載の通信システムでは、電子メールを送受信するために、LAN内にメールサーバを設置することが必要である。従って、特に比較的規模が小さいLANなどの通信ネットワークしか有していない場合には、このような通信システムを導入するには多額のコストが必要になる。
特開2000−137506号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、PLCと共に用いることにより遠隔地等からPLCの操作や設定変更を実行可能にすることができる、低コストで導入可能な通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、PLC(Programmable Logic Controller)に接続されて又はPLCに内蔵されて用いられる通信装置であって、前記PLCのメモリ及び/又は通信装置自身のメモリに読み書きするためのメモリアクセス手段と、有線及び/又は無線を介して通信ネットワークに接続されるネットワーク通信手段と、前記通信ネットワークに接続された電子メールサーバと通信し当該電子メールサーバの所定のユーザのメールボックスに保存された電子メールにアクセスする電子メールアクセス手段とを備え、前記メモリアクセス手段は、前記電子メールアクセス手段によりアクセスした電子メールに含まれる情報に基づいて前記PLCのメモリ及び/又は通信装置自身のメモリに読み書きする電子メール指示実行手段をさらに有しているものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電子メール指示実行手段は、前記電子メールアクセス手段によりアクセスされた電子メールの所定の領域に、予め設定された所定の識別子が含まれているかどうか判別する識別子判別手段を有し、前記識別子判別手段が前記識別子が含まれていないと判断した電子メールに含まれる情報を無視し、前記識別子判別手段が前記識別子が含まれていると判断した電子メールに含まれる前記識別子を除く情報に基づいて前記PLCのメモリ及び/又は通信装置自身のメモリの読み書き動作を行うように構成されているものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、PLCに接続されたとき、そのPLCとの間の通信について所定のパラメータを自動的に設定して通信可能にし、当該PLCと共に使用可能になるように構成されているものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項の発明において、通信装置と接続されたPLCの情報を表示するための表示部をさらに備えたものである。
請求項1の発明によれば、電子メールを通信ネットワークに接続された電子メールサーバのメールボックスに送信することにより、その電子メールに基づいてPLCや通信機器のメモリに読み書きさせることができる。従って、遠隔地からPLCや専用サーバなどに直接アクセス可能にする必要がなく、電子メールにアクセスするための簡易で容易な設定を行うだけで、遠隔地からPLCの操作等を実行させることができる。電子メールアクセス手段は、所定のユーザのメールボックスに保存された電子メールにアクセスすることができるので、専用のメールサーバを設けることなく、既設のメールサーバのメールボックスを利用することができるので、システム構築に必要なコストを低く抑えることができる。
請求項2の発明によれば、複数のPLC及び通信装置を同一の通信ネットワークに接続している状態でも、電子メールに識別子を含ませることにより、その電子メールに基づきメモリ読み書きさせる通信装置を、当該識別子に対応する通信装置に限定させることができる。従って、1つの電子メールのメールボックスのみを利用して、複数のPLCの操作等を遠隔地から容易に行うことができ、システム構築に必要なコストをさらに低く抑えることができる。
請求項3の発明によれば、PLCに接続するだけで使用可能になるので、PLCとの接続作業を容易に行うことができる。
請求項4の発明によれば、例えばPLCや通信装置に外部のパーソナルコンピュータなどを接続しなくても、表示部を介してPLCの情報を確認することができる。従って、よりPLCを用いたシステムの利便性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る通信装置を用いた通信システム100の構成を示す。通信モジュール(通信装置)1は、後述するように、工場などにおいて生産システムの制御を行うように配置されたPLC(Programmable Logic Controller)20に接続されて用いられる。通信モジュール1は、例えば、LANケーブル等を介して、ハブ60に接続される。ハブ60には、通信モジュール1の他に、例えば、ユーザ等が工場等において操作可能なパーソナルコンピュータ70等が接続されている。すなわち、通信モジュール1が接続されたPLC20は、パーソナルコンピュータ70等と共に、イントラネット(通信ネットワーク)90を構成する。なお、図においては、ハブ60やパーソナルコンピュータ70を1台ずつ示しているが、それぞれ複数台が互いに接続されてさらに大規模なイントラネット90が構築されていてもよい。
本実施形態において、ハブ60は、インターネット(通信ネットワーク)110に接続されている。インターネット110には、例えば、イントラネット90のほか、電子メールサーバ120や、他のパーソナルコンピュータ150や携帯電話151等の種々の情報端末が通信可能に接続されている。ユーザは、パーソナルコンピュータ150や携帯電話151等を利用して、電子メールサーバ120の所定のユーザのメールボックスを宛先として電子メールを送信することができる。ハブ60は、ルータとして機能するように構成されており、イントラネット90内の通信モジュール1やパーソナルコンピュータ70等は、インターネット110を介して、電子メールサーバ120や、パーソナルコンピュータ150等と通信可能に構成されている。
図2は、PLC20及びそれに接続された通信モジュール1のブロック構成を示す。通信モジュール1は、制御部2と、種々の動作に必要なプログラムや設定値等が記憶されたメモリ3と、LANケーブル等を接続可能なネットワーク端子4aを含む通信部(ネットワーク通信手段)4と、PLC20に接続するための接続端子5を備えている。また、通信モジュール1は、外部からユーザが視認可能な液晶パネルである表示部6と、例えばメモリ3に保存されている設定値の変更等を行う際に外部からユーザにより操作可能な、ボタン等のスイッチで構成された操作入力部7とを有している。制御部2は、CPU等の制御回路で構成されており、例えばメモリ3等に記憶されたプログラムや設定値などを用いて、後述のように種々の機能を実行可能である。通信部4は、例えばTCP/IPプロトコルにより、イントラネット90やインターネット110を介して、通信モジュール1と、電子メールサーバ120や他のパーソナルコンピュータ150等とを通信可能にする。表示部6には、メモリ3の所定のレジスタの値等を表示させることができるように構成されている。このように表示部6が設けられていることにより、例えばPLC20や通信モジュール1に外部のパーソナルコンピュータなどを接続しなくても、表示部6を介してPLC20等の情報を確認することができる。従って、PLC20を用いた通信システム100の利便性をより向上させることができる。
他方、PLC20は、CPU等の制御回路で構成された制御部22と、制御部22で実行可能なラダープログラムや各種設定値、及びPLC20に接続された測定機器等から送信された測定値等が記憶されるメモリ23と、制御対象機器が接続される入力端子24及び出力端子25等を有している。PLC20には、例えば表示器や入力機器等を接続可能な接続端子26が設けられている。接続端子26及び通信モジュール1の接続端子5は、例えばRS−232C規格に対応したシリアルポートである。通信モジュール1の制御部2は、互いの接続端子5,26が通信ケーブルなどを介して接続されると、PLC20との間の通信に必要な、通信速度やパリティ設定等の所定のパラメータを自動的に設定するように構成されている。この自動設定は、例えば、制御部2が、予め登録されている複数種類の通信プロトコルでPLC20との通信を試み、通信可能なプロトコルを特定すること等により行うことができる。これにより、PLC20に通信モジュール1を接続するだけで、自動的にPLC20と通信モジュール1とが互いにシリアル通信可能になり、PLC20との接続作業を容易に行うことができる。
通信モジュール1やPLC20は、例えば、パーソナルコンピュータを通信ケーブルを介して通信モジュール1やPLC20に接続し、初期設定やその後の設定変更等を行うことができるように構成されている。当該パーソナルコンピュータにおいて動作させているアプリケーションソフト等によりメモリ3,23等にアクセスして設定値やラダープログラム等を書き込んだり、予め作成された設定値等を有する設定ファイル等をメモリ3,23等に書き込んだりすることにより、初期設定や設定変更を行うことが可能である。
ここで、通信モジュール1の制御部2が実行可能な種々の機能について説明する。制御部2は、例えば、それぞれプログラムを実行させることにより、メモリアクセス部(メモリアクセス手段)11、電子メールアクセス部(電子メールアクセス手段)12、電子メール作成部(電子メール作成手段)13a、電子メール送信部(電子メール送信手段)13bを機能させることができる。
メモリアクセス部11は、通信モジュール1のメモリ3に情報の読み書きを行うほか、PLC20のメモリ23にアクセスし、通信モジュール1からメモリ23に情報の読み込み、書き込み操作を行うことを可能にする。メモリ23のデータレジスタの値を変更することにより、PLC20に位置決め制御の態様を変更させたり、また、このPLC20により制御する生産システムの生産数情報を、対応するデータレジスタの値を読み込むことにより取得したりすることができる。
電子メールアクセス部12は、例えば、POP(Post Office Protocol)により、電子メールにアクセスすることを可能にする。電子メールアクセス部12は、例えば、予めメモリ3に設定されたメールサーバ情報やアカウント情報に基づいて、メールサーバ情報及びアカウント情報に対応する電子メールサーバ120のユーザのメールボックスに保存された電子メールにアクセスする。そして、電子メールアクセス部12は、アクセスした電子メールのうちメモリ3に取得していないものがあれば、その電子メールをメモリ3にダウンロードする。このとき、電子メールアクセス部12は、アクセスした電子メールを、当該メールボックスから削除しないように設定されている。なお、メールサーバ情報は、例えば、サーバ名、ポート名等を含み、アカウント情報は、例えば、ユーザ名やユーザ名に対応するパスワード等を含む。なお、電子メールアクセス部12は、他のIMAP(Internet Message Access Protocol)等の通信プロトコルにより、電子メールサーバ120のメールボックスに保存された電子メールにアクセスするように構成されていてもよい。電子メールアクセス部12は、予めユーザにより設定された所定時間毎(例えば、数分毎)に実行されるように設定されている。
電子メール作成部13aは、例えば、メモリ3に記憶された所定のテンプレートに従って、PLC20のメモリ23からメモリアクセス部11により読み込まれた測定値等を含む電子メールを生成する。このとき、例えば複数種類ある測定値等のうちどの値を生成する電子メールに含めるかどうかは、メモリ3の所定アドレスに記憶された設定値等に基づいて決定される。電子メールは、例えば、メモリ3において設定値として記録されている所定のメール送信条件を満たす場合に生成される。生成された電子メールは、後述するように、電子メール送信部13bにより送信される。電子メール作成部13aにより作成される電子メールの内容は、例えば、定時毎の測定値をCSV形式で並べ、その測定値の内容に応じて異常の有無等のコメントを添えた所定の日報形式のものとすることができるが、これに限られない。
電子メール送信部13bは、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)により、電子メールを送信することを可能にする。電子メール送信部13bは、例えば、予めメモリ3に設定された送信メールサーバ情報等に基づいて、その送信メールサーバ情報に対応しメール転送プログラムが動作している電子メールサーバ120を経由させ、電子メール作成部13aにより作成された電子メールを送信する。このとき、電子メール送信部13bは、予めメモリ3に設定された送信先メールアドレス情報に基づいて、電子メールの送信先を指定し、電子メールの送信を行う。電子メール送信部13bは、電子メール作成部13aにより電子メールが作成された場合に実行される。
ここで、本実施形態において、メモリアクセス部11は、電子メール指示実行部(電子メール指示実行手段)14を有している。電子メール指示実行部14は、電子メールアクセス部12により電子メールへのアクセスが行われると実行される。電子メール指示実行部14は、電子メールアクセス部12によりアクセスされ取得された電子メールの内容を解析し、当該電子メールに含まれる情報に基づいて、PLC20のメモリ23及び/又は通信モジュール1のメモリ3の読み書き動作等を実行する(メモリ読み書き処理)。電子メール指示実行部14は、例えば、電子メールの本文中に、予め設定された所定の動作を示す数値又はコマンド等が含まれる場合、当該数値又はコマンド等に対応する所定の動作を実行する。所定の動作としては、例えば、メモリ23やメモリ3の指定アドレスの読み込み動作や、書き込み動作がある。このようにメモリ3,23への読み込み動作や書き込み動作を実行させることにより、通信モジュール1やPLC20の種々の設定を変更することができる。例えば、PLC20がメモリ23に記録している測定値のうち、通信モジュール1を用いてモニタするものを指定したり、その測定値のモニタを開始・停止したり、PLC20による制御に関するパラメータの読み出し・変更を行ったりすることができる。なお、メモリ3の所定のアドレスの値を変更することにより、所定のタイミングで電子メール送信部13bにより電子メールを送信させる機能を実行させることができるようにしてもよい。この場合、電子メールに含まれる数値又はコマンド等に応じて、電子メールを送信する所定の時刻を変更したり、また、電子メールを送信するトリガとなる生産数や温度などの所定の測定値についての閾値設定を変更したりすることができる。すなわち、本実施形態においては、電子メール指示実行部14は、電子メールの数値又はコマンド等に応じて、ユーザがPLC20を操作盤等を用いて操作したり通信モジュール1の操作入力部7等を操作して行うのと略同等な機能を実行可能である。
なお、本実施形態において、電子メール指示実行部14には、電子メールアクセス部12によりアクセスされた電子メールの所定の領域に、予め設定された所定の識別子が含まれているかどうか判別する識別子判別部(識別子判別手段)15が含まれている。所定の識別子としては、例えば、「PLC001」等、当該通信モジュール1を示す所定の文字列が用いられる。また、所定の領域としては、例えば、件名(Subject)等、電子メールのヘッダの所定の項目がこれに該当するが、電子メール全体を所定の領域とし、電子メール全文中に識別子が含まれるか判別してもよい。なお、所定の識別子や所定の領域は、他の設定値と同様に、例えば、パーソナルコンピュータを通信モジュール1に接続してメモリ3に書き込まれている設定値を変更すること等により、変更可能に構成されている。電子メール指示実行部14は、識別子判別部15が識別子が含まれていないと判断した電子メールに含まれる情報は無視する。また、電子メール指示実行部14は、識別子判別部15が識別子が含まれていると判断した電子メールについては、その識別子を除く情報に基づいて、上述のように、メモリ3,23の読み書き動作等を実行する。
また、電子メール指示実行部14は、上述のように電子メールの情報に基づいてメモリ読み書き処理を実行したとき、その実行結果をユーザに知らせるための電子メール(レスポンスメール)を生成する機能を有している。このように生成されたレスポンスメールは、電子メール送信部13bにより送信される。送信されたレスポンスメールをユーザが受信することにより、ユーザは、遠隔地にいる場合であっても、実行が成功したか、失敗したか等を知ることができ、それに応じて速やかに必要な対応をとることが可能になる。
次に、この通信モジュール1の動作について説明する。図3は、通信モジュール1が起動されて通常動作に移るまでに行われる処理を示す。通信モジュール1が起動されると、初期化処理が実行される(S11)。初期化処理は、制御部2の入出力の初期化や、メモリ3の初期化、各種割り込み処理の初期化等の種々の処理を含んでいる。初期化処理の後には、フラグチェック処理と(S12)、そのフラグチェック処理の結果に基づくタスク処理(S13)が繰り返し行われる。タスク処理としては、例えば、上述のメモリアクセス部11によるメモリ3,23への読み書きタスクや、電子メールアクセス部12による電子メール取得タスクや、電子メール送信部13bによる電子メール送信タスク、電子メール指示実行部14による電子メール解析タスク等の種々のタスクが含まれる。これらの各タスクは、フラグチェック処理においてそのタスクに対応するフラグが立っている場合に、その後のタスク処理において実行される。タスク処理が終了すると、その結果に応じて、再度フラグチェック処理が行われて対応するタスクが実行される。
図4は、この通信モジュール1の動作のうち、主に電子メールの情報に基づいて制御部2の制御により行われる動作を示す。図に示す動作は、例えば、通信モジュール1が起動されているときには常に実行されている。なお、図に示す動作の他に、ユーザによる操作入力部7の操作等があった場合には、それに応じた機能が実行される。まず、制御部2は、現在の状態がメール送信条件にマッチせず、電子メール作成部13aにより電子メールが生成されない状態である場合には(S21:NO)、電子メールアクセス部12による電子メールの取得時刻が到来するまで、待機状態となる(S22:NO)。ここで、メール送信条件としては、例えば、時刻や、PLC20のメモリ23に記録された生産数又は温度等の測定値の所定値を閾値として設定することができる。このとき、電子メールの取得時刻が到来すると(S22:YES)、電子メールアクセス部12による電子メールサーバ120のユーザのメールボックスへのアクセスが行われ、メールボックスにあるもののうちまだ取得されていない電子メールの取得が行われる。電子メールは、例えば、一時的にメモリ3に記録される。取得された電子メールは、解析され、先ず、識別子判別部15により、所定の領域にその通信モジュール1に設定されている識別子が含まれているどうかが判断される(S23,S24)。取得された電子メールに識別子が含まれていない場合には、当該電子メールは破棄され、取得された電子メールのうち全てについて識別子が含まれていなければ、電子メールに基づく処理は何ら実行されず、再び上述の待機状態となる(S24:NO)。
取得された電子メールのうち、識別子が含まれているものがあれば(S24:YES)、電子メール指示実行部14により、当該電子メールに基づいて、上述のようにメモリ読み書き処理が実行される(S25)。メモリ読み書き処理が実行された後の状態が、メール送信条件に適合しない場合には(S21:NO)、再び、待機状態となる。
ここで、待機状態において、時刻や測定値がメール送信条件に適合したり、例えばメール送信要求を示す電子メールに応じてメモリ読み書き処理が実行され(S25)、その後の状態でメール送信条件に適合したりすると(S21:YES)、電子メール作成部13aにより、送信する電子メールの生成処理が上述のように実行される(S31)。電子メールが生成されると、その電子メールは、電子メール送信部13bにより、例えば電子メールサーバ120を経由して所定の宛先に送信される(S32)。電子メールが送信されると、再び待機状態となる。
このように、本実施形態においては、電子メールをインターネット110に接続された電子メールサーバ120のユーザのメールボックスに送信することにより、その電子メールに基づいて通信モジュール1やPLC20のメモリ3,23に読み書きさせることができる。従って、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)との契約によりユーザが通常の業務で利用可能な既存の電子メールのメールボックス(メールアドレス)を利用して、遠隔地からPLC20や通信モジュール1の操作等を実行させることができる。このような遠隔地からの操作を実現可能にするためには、通信モジュール1に、電子メールサーバ120等を用いて電子メールを送受信するため簡易で容易な設定を行う作業だけで済む。従って、インターネット110からイントラネット90内にアクセス可能にしたり、遠隔地からPLC20や専用サーバなどに直接アクセス可能な大規模な通信システム等を新たに構築したり、PLC20の操作を行うための専用メールボックスを用意する必要がなく、システム構築に必要なコストを低く抑えることができる。
また、本実施形態では、電子メールに識別子が含まれるかどうかを判別し、含まれる電子メールについてのみに含まれる情報に応じてメモリ読み書き処理を実行させることができる。従って、上述のように、PLC20等の操作に利用する電子メールのメールボックスをユーザの通常の業務などに利用しているユーザのメールボックスと共用しても、PLC20の操作に利用する電子メールとそれ以外の電子メールとを混同するおそれもなく、低コストでより確実に遠隔地からの操作を実現することができる。なお、このようにメールボックスを共有する場合、ユーザがパーソナルコンピュータ等でメール受信時にメールボックスからPLC20等の操作に用いる電子メールを削除せず、一定期間メールボックス内に保持するように設定すればよい。
また、電子メール指示実行部14は、通信モジュール1に対応する識別子が含まれていない電子メールは無視するので、PLC20とそれに接続した通信モジュール1が複数台イントラネット90に接続されているときにも、便利である。すなわち、指定したい通信モジュール1についての識別子を所定の領域に含ませた電子メールを作成して電子メールサーバ120に送信することにより、複数台のうちから指定した通信モジュール1を介して、当該通信モジュール1に接続されているPLC20等のメモリ読み書き処理を確実に実行させることができる。このとき、複数台の通信モジュール1についての識別子を1つの電子メールに含ませることにより、その1つの電子メールを作成し送信することで、複数台の通信モジュール1に電子メールに対応する動作を実行させることができる。従って、各通信モジュール1について1対1に対応する電子メールを送信する必要がなくなり、電子メールの操作及び管理を容易に行うことができるようになる。また、通信モジュール1が、同一のイントラネット90になく、それぞれ離れたイントラネット90に分散して配置されている場合であっても、共通にアクセス可能なインターネット110にある電子メールサーバ120を経由して電子メールを取得し、メモリ読み書き処理を実行させることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、通信モジュールは、PLCにいわゆる外付けされるものではなく、PLCに内蔵されて用いられるものであってもよい。また、通信部は、有線接続ではなく、いわゆる無線LAN経由でイントラネット90に通信可能に無線接続されるように構成されていてもよいし、有線接続と無線接続を併用してイントラネット90等に接続可能に構成されていてもよい。また、電子メールに、所定の記載形式でラダープログラム等を示すデータを記載して、電子メール指示実行手段が、その電子メールの記載に基づいて、PLC20のメモリ23に、そのラダープログラムを実行可能に書き込むことができるようにしてもよい。電子メールを送信するだけの簡単な操作で、遠隔地からでも複数台のPLC20の動作を変更させることができる。さらにまた、通信モジュールは、上述のレスポンスメールやその他の電子メールを自身から送信する機能を有していなくてもよい。
1 通信モジュール(通信装置)
3 (通信モジュールの)メモリ
4 通信部(ネットワーク通信手段)
6 表示部
11 メモリアクセス部(メモリアクセス手段)
12 電子メールアクセス部(電子メールアクセス手段)
14 電子メール指示実行部(電子メール指示実行手段)
15 識別子判別部(識別子判別手段)
20 PLC
23 (PLCの)メモリ
90 イントラネット(通信ネットワーク)
110 インターネット(通信ネットワーク)
120 電子メールサーバ
3 (通信モジュールの)メモリ
4 通信部(ネットワーク通信手段)
6 表示部
11 メモリアクセス部(メモリアクセス手段)
12 電子メールアクセス部(電子メールアクセス手段)
14 電子メール指示実行部(電子メール指示実行手段)
15 識別子判別部(識別子判別手段)
20 PLC
23 (PLCの)メモリ
90 イントラネット(通信ネットワーク)
110 インターネット(通信ネットワーク)
120 電子メールサーバ
Claims (4)
- PLC(Programmable Logic Controller)に接続されて又はPLCに内蔵されて用いられる通信装置であって、
前記PLCのメモリ及び/又は通信装置自身のメモリに読み書きするためのメモリアクセス手段と、
有線及び/又は無線を介して通信ネットワークに接続されるネットワーク通信手段と、
前記通信ネットワークに接続された電子メールサーバと通信し当該電子メールサーバの所定のユーザのメールボックスに保存された電子メールにアクセスする電子メールアクセス手段とを備え、
前記メモリアクセス手段は、前記電子メールアクセス手段によりアクセスした電子メールに含まれる情報に基づいて前記PLCのメモリ及び/又は通信装置自身のメモリに読み書きする電子メール指示実行手段をさらに有していることを特徴とする通信装置。 - 前記電子メール指示実行手段は、前記電子メールアクセス手段によりアクセスされた電子メールの所定の領域に、予め設定された所定の識別子が含まれているかどうか判別する識別子判別手段を有し、
前記識別子判別手段が前記識別子が含まれていないと判断した電子メールに含まれる情報を無視し、
前記識別子判別手段が前記識別子が含まれていると判断した電子メールに含まれる前記識別子を除く情報に基づいて前記PLCのメモリ及び/又は通信装置自身のメモリの読み書き動作を行うように構成されていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - PLCに接続されたとき、そのPLCとの間の通信について所定のパラメータを自動的に設定して通信可能にし、当該PLCと共に使用可能になるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
- 通信装置と接続されたPLCの情報を表示するための表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の通信装置。
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| JP2008190259A JP2010026948A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 通信装置 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JP5859176B1 (ja) * | 2014-10-10 | 2016-02-10 | 三菱電機株式会社 | プログラマブルロジックコントローラ |
| US10225133B2 (en) | 2014-03-17 | 2019-03-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Management system for a control system, gateway device, server device, management method, gateway method, and management process execution method |
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2008
- 2008-07-23 JP JP2008190259A patent/JP2010026948A/ja not_active Withdrawn
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