JP2010019448A - 空調システム - Google Patents
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Abstract
【課題】工場建屋等の大規模空間を有した建造物に好適であり、しかも室内空間の利用上の制約を解消することができる地熱利用の空調システムを提供することを目的とする。
【解決手段】地中Eに埋設した地熱利用チューブ10を介して外気を導入することにより、建造物内部の空調を行う空調システム100であって、地熱利用チューブ10に建造物内部の上方域に配設した吹き出しダクト12を接続するとともに、この吹き出しダクト12の吹き出し口12aを建造物内部の下方域に開口させ、吹き出し口12aから空気を放出するようにしている。
【選択図】図1
【解決手段】地中Eに埋設した地熱利用チューブ10を介して外気を導入することにより、建造物内部の空調を行う空調システム100であって、地熱利用チューブ10に建造物内部の上方域に配設した吹き出しダクト12を接続するとともに、この吹き出しダクト12の吹き出し口12aを建造物内部の下方域に開口させ、吹き出し口12aから空気を放出するようにしている。
【選択図】図1
Description
本発明は、地熱を利用した空調システムに関するもので、特に、工場建屋等の大規模空間を有した建造物の冷房を行う場合に好適な空調システムに関するものである。
地熱を利用して省エネルギー化を図った空調システムとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。この空調システムは、床下空間から導入した空気を地中に埋設した地熱利用チューブに供給した後、屋根裏空間に放出するようにしたものである。
この空調システムによれば、地熱利用チューブにおいて床下空間から導入した空気と地中との間で熱交換が行われることになる。ここで、夏期においては外気温度に比べて地中温度が低いため、地熱利用チューブに導入された外気の温度が低下することになり、室内の温度低下を図ることができるようになる。
一方、工場建屋等の大規模空間に好適な地熱利用の空調システムとして、本件特許出願人は、既に特願2008−124903に示す空調システムを提供している。
ところで、特許文献1の空調システムにあっては、屋根裏空間に放出された空気を床下に導くために建物の壁に空間を構成する必要がある。このため、工場建屋等の大規模空間を有した建造物の温度調節を行う場合には、導入コストが著しく増大することになる。しかも、特許文献1の空調システムは、建造物全体を温度調節対象とするものである。従って、工場建屋等の大規模空間を有した建造物の空調には不向きであり、室内を所望の冷房温度に調節することが困難になる恐れもある。
一方、上記の特願2008−124903の地熱利用の空調システムでは、空調空気の吹き出し口を柱際の床面に設けてあり、この吹き出し口が機器のレイアウト上の障害となったり、作業上の制約となる恐れがある。また、将来、機械基礎やピット等を床下に構築する際に、この吹き出し口に対する配慮が必要となる可能性がある。
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、工場建屋等の大規模空間を有した建造物に好適であり、しかも室内空間の利用上の制約を解消することができる地熱利用の空調システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る空調システムは、地中に埋設した地熱利用チューブを介して外気を導入することにより、建造物内部の空調を行う空調システムであって、前記地熱利用チューブに建造物内部の上方域に配設した吹き出しダクトを接続するとともに、この吹き出しダクトの吹き出し口を建造物内部の下方域に開口させ、該吹き出し口から空気を放出することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る空調システムは、上述した請求項1において、建造物の屋根下に配設され、かつ複数の吹き出しダクトが接続された分配チューブを有し、前記地熱利用チューブは、一端部が外気導入ダクトに接続される一方、他端部が前記分配チューブに接続され、前記外気導入ダクトから導入された外気を前記分配チューブに導くことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る空調システムは、上述した請求項2において、前記地熱利用チューブと前記分配チューブとの間に補助熱交換器を介在させたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る空調システムは、上述した請求項1から請求項3のいずれか一つにおいて、前記吹き出し口を床から3mの高さに設けたことを特徴とする。
本発明によれば、吹き出しダクトの吹き出し口を建造物内部の下方域に開口させるようにしているため、工場建屋等の大規模空間を有した建造物の内部においても人が多くいる下層部分のみを効率良く冷房することができるようになる。しかも空調空気は、建造物内部の上方域に配設された吹き出しダクトの吹き出し口から放出され、床面に吹き出し口を設ける必要はない。このため、吹き出し口が機器のレイアウト上の障害となったり、作業上の制約となる恐れはなくなる。また、将来、機械基礎やピット等を床下に構築する際の吹き出し口に対する配慮も不要となる。従って、室内空間の利用上の制約を解消することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る空調システムの好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1〜図5は、本発明の実施の形態1である空調システム100を示したものである。ここで例示する空調システム100は、幅Wが約110m、奥行Dが約140m、高さHが約10mの工場建屋(建造物)を適用対象とし、外壁1によって囲まれた室内の温度調節を行うものである。図には明示していないが、この工場建屋は、室内に仕切りとなる壁がなく、室内が単一の大規模空間として構成されたものである。工場建屋の室内には、複数の柱2が等間隔に設けられている。本実施の形態1で適用対象となる工場建屋では、幅Wの方向に約22m間隔で奥行Dの方向に約12m間隔となるように合計60本の柱2が設けられている。
図1〜図5は、本発明の実施の形態1である空調システム100を示したものである。ここで例示する空調システム100は、幅Wが約110m、奥行Dが約140m、高さHが約10mの工場建屋(建造物)を適用対象とし、外壁1によって囲まれた室内の温度調節を行うものである。図には明示していないが、この工場建屋は、室内に仕切りとなる壁がなく、室内が単一の大規模空間として構成されたものである。工場建屋の室内には、複数の柱2が等間隔に設けられている。本実施の形態1で適用対象となる工場建屋では、幅Wの方向に約22m間隔で奥行Dの方向に約12m間隔となるように合計60本の柱2が設けられている。
地中Eにおいて工場建屋の床面Fの下方域となる部位には、地熱利用チューブ10が埋設してある。地熱利用チューブ10は、ポリエチレン等の熱伝導性に富んだ合成樹脂材料によって円筒状に構成したもので、工場建屋の床面Fに沿う態様で地中Eにほぼ水平に配置してある。本実施の形態1では、Φ800mmのポリエチレン製地熱利用チューブ10を5本用意し、図2及び図3に示すように、これら5本の地熱利用チューブ10をそれぞれ地表面E1から1500mm掘り下げた位置であって、工場建屋の奥行方向に沿って延長120mに亘り埋設してある。このように、地熱利用チューブ10の長さを工場建屋の奥行D(約140m)と同程度にすることで、地中Eとの熱交換可能な区間を十分に確保するようにしている。
図1に示すように、個々の地熱利用チューブ10において工場建屋の床面Fの下方域外に延在した一端側には、上方に向けて湾曲成形した導入ダクト接続部10aが構成してある。一方、個々の地熱利用チューブ10の他端側には、工場建屋の屋根Cの下側(天井裏)に向けて延在した接続チューブ34の下端が接続してある。個々の接続チューブ34の上端は、工場建屋の屋根Cの下側に配設された分配チューブ21に接続している。
それぞれの地熱利用チューブ10には、外気導入ダクト11及び複数の吹き出しダクト12が取り付けてある。外気導入ダクト11は、基端部を介して地熱利用チューブ10の導入ダクト接続部10aに接続したもので、導入ダクト接続部10aから鉛直上方に向けて延在し、先端部が地表面E1から露出して屋外に開口している。本実施の形態1では、図1に示すように、先端部が水平方向に向けて略直角に湾曲した外気導入ダクト11を適用している。外気導入ダクト11を配置する部位としては、工場建屋の陰になって日の当たらない北側であることが好ましい。
それぞれの外気導入ダクト11には、送風ファン13が設けてある。送風ファン13は、駆動した場合に外気導入ダクト11の内部に外気を導入するものである。本実施の形態1では、地熱利用チューブ10の内部を通過する空気の流速が約2m/sとなる送風ファン13を適用している。
吹き出しダクト12は、図5に示すように、工場建屋内の上方域に奥行方向に沿って配設された分配チューブ21の両側周面から、それぞれ水平方向に向けて延在する水平部121と、水平部121の先端に接続され鉛直下方に向けて湾曲した鉛直部122とからなる。個々の鉛直部122の下端には吹き出し口12aが形成され、工場建屋の室内に開口している。吹き出し口12aの位置は、室内での作業や各種機械のレイアウトに支障とならないように、床面Fからの高さ(h)3mの位置としてある。このようにすることで、吹き出し口12aが機器のレイアウト上の障害となったり、作業上の制約となる恐れはなくなる。また、将来、機械基礎やピット等を床下に構築する際の吹き出し口に対する配慮も不要となる。従って、室内空間の利用上の制約を解消することができる。
本実施の形態1の接続チューブ34は、Φ600mmのスパイラルダクトを適用しており、ダクトの周囲には保温材が巻回されてある。分配チューブ21は、Φ800mmのスパイラルダクトを適用しており、ダクトの周囲には保温材が巻回されてある。吹き出しダクト12は、水平部121についてはΦ200mmのスパイラルダクトを適用しており、ダクトの周囲には保温材が巻回されてある。このように、室内の各ダクトに保温材を巻回することによって、空調空気の温度ロスの発生を抑制するようにしている。吹き出しダクト12の鉛直部122についてはΦ200mmの塩化ビニル製フレキシブルダクトを適用している。このフレキシブルダクトの下端は蛇腹状に構成してあり、曲げることで吹き出し口12aの向きを例えば斜め下方など任意の方向に適宜変更できるようにしてある。鉛直部122は、鉛直中央の外周に取り付けた4本の斜材30を介して屋根Cの下側に固定されてある。
上記のように構成した空調システム100においては、外気導入ダクト11の送風ファン13を駆動すると、外気導入ダクト11を通じて地熱利用チューブ10に外気が導入され、順次下流に送給されるとともに、それぞれの吹き出しダクト12の吹き出し口12aから工場建屋の室内に放出されることになる。
ここで、春期、夏期、秋期においては外気温度に比べて地中Eの温度が低くなる傾向にある。従って、外気導入ダクト11に導入された比較的高温状態の外気は、地熱利用チューブ10の内部を通過する間に地中Eの土砂との間において熱交換を行い、屋外の空気に比べて温度が約4℃程度低下することになる。この結果、各外気導入ダクト11の送風ファン13さえ駆動すれば、外気よりも4℃程度温度の低い空気を工場建屋の室内に供給することができる。これにより、冷房機を設置することに比べて、ランニングコストの増大や排出される二酸化炭素量の増大を招来することなく工場建屋を冷房することが可能になる。
しかも、上述したように吹き出しダクト12の吹き出し口12aを工場建屋の床面Fから3mの高さhの位置に設定しているとともに、地熱利用チューブ10の内部を通過する空気の流速が約2m/s程度であるため放出される空気も穏やかなものとなる。従って、吹き出しダクト12の吹き出し口12aから放出された空気は、その大部分が工場建屋の室内において下層部分にのみ供給され、上層部分に至ることがない。つまり、上記空調システム100では、工場建屋の大規模空間である室内において下層部分のみが冷房されることになる。こうした空調システム100にあっては、室内の上層部分は高温状態のままとなるが、人が多くいるのは室内の下層部分であり、結果的に大規模空間となる室内を効率良く冷房できることになる。こうした点からも、ランニングコストの低減及び排出される二酸化炭素量の低減を図ることが可能になる。
尚、冬期においては外気温度に比べて地中Eの温度が高くなる傾向にある。従って、外気導入ダクト11に導入された比較的低温状態の外気は、地熱利用チューブ10の内部を通過する間に地中Eの土砂との間において熱交換を行い、屋外の空気に比べて温度が約4℃程度上昇することになる。この結果、各外気導入ダクト11の送風ファン13を駆動すれば、外気よりも4℃程度温度の高い空気を工場建屋の室内に供給することができる。従って、この空調システム100と別途設置の暖房機を設置することで、暖房機のみを設置することに比べて、ランニングコストの増大や排出される二酸化炭素量の増大を招来することなく工場建屋を暖房することが可能になる。但し、この場合には、吹き出し口12aから放出された比較的温度の高い空気が室内の上層部分にまで到達することになる。従って、室内の上方部に上層部分の空気を下層部分に送給する送風機を設置しておくことが好ましい。
(実施の形態2)
図6及び図7は、本発明の実施の形態2である空調システム200を示したものである。図6及び図7に示すように、本実施の形態2の接続チューブ34の上方の屋根Cの下側を通過する部分に補助熱交換器35を備えてもよい。
図6及び図7は、本発明の実施の形態2である空調システム200を示したものである。図6及び図7に示すように、本実施の形態2の接続チューブ34の上方の屋根Cの下側を通過する部分に補助熱交換器35を備えてもよい。
補助熱交換器35は、リターン口35aを開口させた場合に室内の上層部分に滞留した比較的温度の高い空気をリターン空気として取り入れ、接続チューブ34を通過する空気にこのリターン空気を混合させて温度上昇を図る機能を有している。また、補助熱交換器35は、内部に図示せぬ温水ヒータ等の加熱手段を備えており、接続チューブ34を通過する空気を加温する機能を有している。尚、実施の形態2において実施の形態1と同様の構成に関しては、同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
上記のように構成した空調システム200においては、外気導入ダクト11の送風ファン13を駆動すると、外気導入ダクト11を通じて地熱利用チューブ10に外気が導入され、その後、接続チューブ34、分配チューブ21を順次下流に送給され、それぞれの吹き出しダクト12の吹き出し口12aから工場建屋の室内に放出されることになる。
ここで、春期、夏期、秋期においては外気温度に比べて地中Eの温度が低くなる傾向にある。従って、接続チューブ34に介在させた補助熱交換器35を停止させておけば、外気導入ダクト11に導入された比較的高温状態の外気は、地熱利用チューブ10の内部を通過する間に地中Eの土砂との間において熱交換を行い、屋外の空気に比べて温度が約4℃程度低下することになる。この結果、各外気導入ダクト11の送風ファン13さえ駆動すれば、外気よりも4℃程度温度の低い空気を工場建屋の室内に供給することができる。これにより、ランニングコストの増大や排出される二酸化炭素量の増大を招来することなく工場建屋を冷房することが可能になる。
しかも、上述したように吹き出しダクト12の吹き出し口12aを工場建屋の床面Fから3mの高さhの位置に設定しているとともに、地熱利用チューブ10の内部を通過する空気の流速が約2m/s程度であるため放出される空気も穏やかなものとなる。従って、吹き出しダクト12の吹き出し口12aから放出された空気は、その大部分が工場建屋の室内において下層部分にのみ供給され、上層部分に至ることがない。つまり、上記空調システム200では、工場建屋の大規模空間である室内において下層部分のみが冷房されることになる。こうした空調システム200にあっては、室内の上層部分は高温状態のままとなるが、人が多くいるのは室内の下層部分であり、結果的に大規模空間となる室内を効率良く冷房できることになる。こうした点からも、ランニングコストの低減及び排出される二酸化炭素量の低減を図ることが可能になる。
冬期においては外気温度に比べて地中Eの温度が高くなる傾向にある。従って、外気導入ダクト11に導入された比較的低温状態の外気は、地熱利用チューブ10の内部を通過する間に地中Eの土砂との間において熱交換を行い、屋外の空気に比べて温度が約4℃程度上昇することになる。そして、冬期においては上述した補助熱交換器35を駆動することにより、分配チューブ21を通過する空気の温度をさらに上昇させることが可能となり、工場建屋の室内を十分に暖房することが可能となる。この場合、補助熱交換器35には地熱によって暖められた空気もしくは室内の上層部分に滞留していた比較的高温状態の空気が導入されることになるため、直接外気を導入するものに比べて熱交換効率の向上を図ることができるようになる。これにより、ランニングコストの増大や排出される二酸化炭素量の増大を招来することなく工場建屋を暖房することが可能になる。
尚、上述した補助熱交換器35は、必ずしも室内の暖房時にのみ駆動する必要はなく、冷却器を備えたものであれば、冷房時に駆動するようにしても良い。但し、リターン空気を導入するためのリターン口35aは閉塞した状態に維持する必要がある。この冷房時においても、地熱によって冷却された空気が補助熱交換器35に導入されることになるため、直接外気を導入するものに比べて熱交換効率の向上を図ることが可能である。
また、補助熱交換器35として熱交換した後の空気を分配チューブ21に送給する送風ファンを備えたものを適用した場合には、外気導入ダクト11の送風ファン13を省略しても良い。
尚、上述した実施の形態1及び2では、いずれも吹き出しダクト12の吹き出し口12aを床面Fから3mの高さhに配置するようにしているが、本発明はこれに限定されず、工場建屋の室内において下方域に開口させることができ、室内利用に支障を与えなければいかなる高さに配置しても良い。吹き出し口12aを開口させる室内の下方域とは、上述したように、吹き出し口12aから放出した空気が人の多くいる室内の下層部分にのみ供給される高さである。
また、上述した実施の形態1及び2では、いずれも工場建屋を適用対象とした空調システムを例示しているが、その他の建造物に対しても同様に適用することが可能である。
さらに、上述した実施の形態1及び2で記載した具体的な数値は例示を目的とするものであって、本発明を限定するものではない。例えば、分配チューブ21の径と地熱利用チューブ10の径とを同一にしているが、必ずしも同じ径にする必要はなく、建造物の規模に応じて室内に供給する風量や熱交換効率等の条件によって適宜設定すれば良い。
以上説明したように、本発明によれば、吹き出しダクトの吹き出し口を建造物内部の下方域に開口させているため、工場建屋等の大規模空間を有した建造物の内部においても人が多くいる下層部分のみを効率良く冷房することができるようになる。しかも吹き出し口は、建造物内部の屋根下に配設された吹き出しダクトの鉛直部の下端に設けられるので、床面に吹き出し口を設ける必要はない。このため、吹き出し口が機器のレイアウト上の障害となったり、作業上の制約となる恐れはなくなる。また、将来、機械基礎やピット等を床下に構築する際の吹き出し口に対する配慮も不要となる。従って、室内空間の利用上の制約を解消することができる。
2 柱
10 地熱利用チューブ
10a 導入ダクト接続部
11 外気導入ダクト
12 吹き出しダクト
12a 吹き出し口
13 送風ファン
21 分配チューブ
34 接続チューブ
35 補助熱交換器
35a リターン口
100,200 空調システム
121 水平部
122 鉛直部
C 屋根
E 地中
F 床面
10 地熱利用チューブ
10a 導入ダクト接続部
11 外気導入ダクト
12 吹き出しダクト
12a 吹き出し口
13 送風ファン
21 分配チューブ
34 接続チューブ
35 補助熱交換器
35a リターン口
100,200 空調システム
121 水平部
122 鉛直部
C 屋根
E 地中
F 床面
Claims (4)
- 地中に埋設した地熱利用チューブを介して外気を導入することにより、建造物内部の空調を行う空調システムであって、
前記地熱利用チューブに建造物内部の上方域に配設した吹き出しダクトを接続するとともに、この吹き出しダクトの吹き出し口を建造物内部の下方域に開口させ、該吹き出し口から空気を放出することを特徴とする空調システム。 - 建造物の屋根下に配設され、かつ複数の吹き出しダクトが接続された分配チューブを有し、
前記地熱利用チューブは、一端部が外気導入ダクトに接続される一方、他端部が前記分配チューブに接続され、前記外気導入ダクトから導入された外気を前記分配チューブに導くことを特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記地熱利用チューブと前記分配チューブとの間に補助熱交換器を介在させたことを特徴とする請求項2に記載の空調システム。
- 前記吹き出し口を床から3mの高さに設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の空調システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008178269A JP2010019448A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008178269A JP2010019448A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 空調システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010019448A true JP2010019448A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41704543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008178269A Pending JP2010019448A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 空調システム |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2010019448A (ja) |
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