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JP2010018741A - 水性インク組成物 - Google Patents

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JP2010018741A JP2008181806A JP2008181806A JP2010018741A JP 2010018741 A JP2010018741 A JP 2010018741A JP 2008181806 A JP2008181806 A JP 2008181806A JP 2008181806 A JP2008181806 A JP 2008181806A JP 2010018741 A JP2010018741 A JP 2010018741A
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Hiroki Hayashi
宏樹 林
Seiji Hamanaka
政爾 濱中
Akira Suetsugu
晃 末次
Toshihiko Shiotani
俊彦 塩谷
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Dai Nippon Toryo Co Ltd
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Dai Nippon Toryo Co Ltd
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Abstract

【課題】経時でインク特性が変化せず、インクジェットプリンタで印刷する際に安定な吐出が得られ、印字品質上好ましい印刷物が得られる水性インク組成物を提供すること。
【解決手段】顔料、水、有機溶剤、水系樹脂、安定化剤及びシリコーン系化合物よりなる水性インク組成物で、有機溶剤はグリコールジアルキルエーテルか、グリコールジアルキルエーテルとグリコールモノアルキルエーテルとの混合物を含有し、有機溶剤は該水性インク組成物の5〜39質量%を占めており、安定化剤はポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドとのブロックポリマーであり、シリコーン系化合物は分子内にポリアルキレンオキサイド構造を有し、そのHLBが4以上であり、且つ該水性インク組成物から水、有機溶剤及びシリコーン系化合物以外の成分を除いた組成物において70℃以下に曇点を有する場合においても、70℃貯蔵安定性試験が良好である水性インク組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は水性インク組成物に関し、より詳しくは、インクジェットプリンタに好適に使用し得る水性インク組成物に関する。
インクジェットプリンタに用いる水性インク組成物には、安定な吐出や非吸収性基材への良好な濡れを得るために表面調整剤を添加する必要があり、またインク組成物の調製やろ過、充填等の各生産工程での作業性の点においても表面張力の適性化は不可欠である。表面調整剤としてポリアルキレンオキサイドで変性されたシリコーン化合物を用いた種々の組成のインク組成物が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかしながら、ポリアルキレンオキサイドで変性されたシリコーン化合物は水に対して曇点を有するか又は不溶であったり、また70℃での貯蔵安定性試験において分離するものも少なくない。該シリコーン系化合物が水中で低い曇点を有する場合には有機溶剤を添加してもなお70℃以下の曇点を有し、貯蔵安定性試験において分離する場合もある。この70℃とは、インク組成物の製造、保管、輸送や使用環境等を考慮して実用上必要とされる最高温度である。
特開2004−210996号公報 特開2005−120181号公報
本発明は上記のような諸問題を解決するためになされたものであり、ポリアルキレンオキサイドで変性されたシリコーン系化合物を含有しているが、経時でインク特性が変化したり分離したりすることがなく、70℃での安定性試験においても分離することがなく、水性インク組成物として適正な表面張力が得られ、インクジェットプリンタにより印刷する際に安定な吐出が得られ、印字品質上好ましい印刷物が得られ、印字の適度な乾燥速度が得られる水性インク組成物を提供することを目的としている。
本発明者らは上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、特定の有機溶剤及び特定の安定化剤を用いることによってポリアルキレンオキサイドで変性されたシリコーン化合物が水中で70℃以下に曇点を有するにも係わらず、70℃での安定性試験においても分離することがなく、また、有機溶剤を添加してもなお70℃以下で曇点を有する場合においても70℃での安定性試験において分離することがなく、水性インク組成物として適正な表面張力が得られ、経時でインク特性が変化したり分離したりしない水性インク組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明の水性インク組成物は、顔料、水、有機溶剤、水系樹脂、安定化剤及びシリコーン系化合物よりなる水性インク組成物において、
該有機溶剤は一般式(1)
2O−(X−O)n−R1 (1)
(式中、Xは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1〜6の整数であり、R1及びR2はそれぞれ独立に炭素数1〜6のアルキル基である)
で示されるグリコールジアルキルエーテルを含有するか、又は該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと一般式(2)
HO−(X−O)n−R1 (2)
(式中、Xは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1〜6の整数であり、R1は炭素数1〜6のアルキル基である)
で示されるグリコールモノアルキルエーテルとの混合物を含有し、且つ該有機溶剤は該水性インク組成物の5〜39質量%を占めており、
該安定化剤はポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドとのブロックポリマーであり、
該シリコーン系化合物は分子内にポリアルキレンオキサイド構造を有し、そのHLBが4以上であり、且つ該水性インク組成物から水、有機溶剤及びシリコーン系化合物以外の成分を除いた組成物において70℃以下に曇点を有する場合においても、70℃貯蔵安定性試験が良好である、
ことを特徴とする。
本発明の水性インク組成物は、ポリアルキレンオキサイドで変性されたシリコーン系化合物を含有しているが、経時でインク特性が変化したり分離したりすることがなく、70℃での貯蔵安定性試験においても分離することがなく、また、有機溶剤を添加してもなお70℃以下で曇点を有する場合においても70℃での貯蔵安定性試験において分離することがなく、水性インク組成物として適正な表面張力が得られ、インクジェットプリンタにより印刷する際に安定な吐出が得られ、印字品質上好ましい印刷物が得られ、印字の適度な乾燥速度が得られる。
本発明の水性インク組成物で用いる必須の有機溶剤は一般式(1)
2O−(X−O)n−R1 (1)
(式中、Xは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1〜6の整数であり、R1及びR2はそれぞれ独立に炭素数1〜6のアルキル基である)
で示されるグリコールジアルキルエーテルである。
一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルの具体例としてジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル等のグリコールジアルキルエーテルを挙げることができる。これらの有機溶剤として、1種単独で用いることも2種以上を併用することも出来る。
また、本発明の水性インク組成物は有機溶剤として上記の一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと一般式(2)
HO−(X−O)n−R1 (2)
(式中、Xは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1〜6の整数であり、R1は炭素数1〜6のアルキル基である)
で示されるグリコールモノアルキルエーテルとの混合物を用いることもできる。この場合には、該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと該一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテルとの混合物からなり、且つ、有機溶剤の全量の20質量%以上が該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルであることが好ましい。
一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテルの具体例としてジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等を挙げることができる。これらの有機溶剤は、1種単独で用いることも2種以上を併用することも出来る。吐出性の点では、好ましくは、グリコールジアルキルエーテルとグリコールモノアルキルエーテルとの混合物を用いる。
本発明の水性インク組成物で用いる一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと水との混合溶液、並びに一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテルと水との混合溶液は−20〜70℃の範囲において均一に混合することが可能である。−20〜70℃とは、インクの製造、保管、輸送や使用等を考慮し、実用上必要とされる温度範囲である。
本発明の水性インク組成物においては、該有機溶剤は該水性インク組成物の5〜39質量%を占めることが好ましい。該有機溶剤の量が5質量%未満である場合には、水性インク組成物中に後記の安定化剤を溶解させていたとしても、分子内にポリアルキレンオキサイド構造を有するシリコーン系化合物を溶解させると、70℃以下の温度に曇点を有する場合がある。また、39質量%を超えることはVOCが高くなることであり、環境上好ましくない。
本発明の水性インク組成物においては、一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテル及び一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテル以外の有機溶剤を該水性インク組成物の10質量%以下の量で使用することも可能である。該有機溶剤としては、本発明の水性インク組成物で用いる一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと水との混合溶液、又は一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテルと水との混合溶液に、更に該有機溶剤を混合した場合に、−20〜70℃の範囲において均一に混合することが可能である有機溶剤を使用することができる。またこの場合、有機溶剤の全量の20質量%以上の該一般式(1)で示されるグリコールモノアルキルエーテルを含有することが好ましい。該有機溶剤として具体的には、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、酢酸エチル、乳酸エチル等のエステル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、γ−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン等のラクトン類、N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン等を挙げることができる。該有機溶剤は、単独で用いることも2種以上を混合して用いることも出来る。
本発明の水性インク組成物で用いる水系樹脂については、上記の有機溶剤と水とからなる混合溶液中で安定ないかなる樹脂も使用することが出来る。具体的には、水溶性のビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等、及びこれらの変性樹脂等を用いることが出来、好ましくは、水溶性ポリウレタン系樹脂、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性アクリル系樹脂、特に好ましくは水溶性ポリウレタン系樹脂を用いることができる。これらの樹脂は1種単独で用いることも2種以上を併用することも出来る。樹脂の配合量は、使用する樹脂の種類等により任意に決定できるが、通常は水性インク組成物の1〜20質量%であり、好ましくは2〜10質量%である。
本発明の水性インク組成物で用いる安定化剤はポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドのブロックポリマーである。具体例としては、ADEKA社製アデカプルロニックL−44、同L−64、同P−84、同P−104、同F−68、同F−88、同F−108、同TR−504、同TR−704、同TR−707、同TR−904、同TR−908、同TR−1304、同TR1307、第一工業製薬社製エパン485、同680、同740、同750、同785、日本油脂社製プロノン104、同204、同208を挙げることができる。これらの安定化剤は単独で用いることも2種以上を併用することも出来る。安定化剤の配合量は、使用する安定化剤の種類等により任意に決定できるが、通常は水性インク組成物の0.05〜5質量%であり、好ましくは0.1〜2質量%である。
本発明の水性インク組成物で用いるシリコーン系化合物はポリアルキレンオキサイドで変性された、即ち分子内にポリアルキレンオキサイド構造を有し、そのHLBが3以上であり、且つ該水性インク組成物から水、有機溶剤及び安定剤以外の成分を除いた組成物中において(即ち、該水性インク組成物中に含まれる量比の水、有機溶剤及び安定剤からなる組成物中において)70℃以下に曇点を有さないものである。例えば、ポリシロキサンの側鎖にポリアルキレンオキサイドを結合させた化合物や、ポリシロキサンの末端にポリアルキレンオキサイドを結合させた化合物等を挙げることができ、具体例としては、モメンティブ社製TSF4440、同4445、同4446、同4452、同4453、東レ・ダウ社製FZ−77、L−720、L−7001、L−7002、L−7604、Y−7006、FZ−2104、FZ−2105、FZ−2118、FZ−2123、FZ−2164、FZ−2191がある。シリコーン系化合物のHLBが4未満である場合には、そのようなシリコーン系化合物を含有する水性インク組成物は、経時でインク特性が変化したり分離したり、70℃での安定性試験においても分離したりすることがある。これらのポリアルキレンオキサイド構造を有するシリコーン系化合物は1種単独で用いることも2種以上を併用することも出来る。シリコーン系化合物の配合量は、使用するシリコーン系化合物の種類等により任意に決定できるが、通常は水性インク組成物の0.01〜3質量%であり、好ましくは0.1〜1質量%である。
本発明の水性インク組成物に使用できる着色顔料として、ピグメントイエロー12、13、14、17、20、24、31、55、74、83、86、93、109、110、117、125、128、129、137、138、139、147、148、150、153、154、155、166、168、180、181、185、ピグメントオレンジ16、36、38、43、51、55、59、61、64、65、71、ピグメントレッド9、48、49、52、53、57、97、122、123、149、168、177、180、192、202、206、215、216、217、220、223、224、226、227、228、238、240、244、254、ピグメントバイオレット19、23、29、30、32、37、40、50、ピグメントブルー15、15:1、15:3、15:4、15:6、22、30、64、80、ピグメントグリーン7、36、ピグメントブラウン23、25、26、ピグメントブラック7、26、27、28、カーボンブラック、酸化チタン、酸化鉄、群青、黄鉛、硫化亜鉛、コバルトブルー、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等を挙げることができる。顔料の配合量は、使用する顔料の種類等により任意に決定できるが、通常はインク組成物の0.1〜15質量%であり、好ましくは0.5〜10質量%である。
本発明の水性インク組成物は、顔料、水、特定の有機溶剤、水系樹脂、及び特定のシリコーン系化合物のみからなるものであってもよいが、各種機能を付与させるために、防カビ剤や、防腐剤、紫外線吸収剤、光安定性、体質顔料、顔料分散剤、沈降防止剤、増粘剤等の各種添加剤を配合することもできる。
本発明の水性インク組成物を調製する際には、まず、水性顔料分散液を調製する。この水性顔料分散液の調製方法については特には限定されないが、以下の方法によれば効率的に調製することができる。すなわち、顔料、顔料分散剤、及び水又は水と有機溶剤との混合溶液を混合攪拌した後、分散機にて処理して顔料を微粒子状に分散させる。この顔料分散剤については特には制限はなく、酸性、塩基性、両性、非イオン性顔料分散剤を使用することができる。また、この処理に用いる分散機としてペイントシェーカー、ボールミル、サンドミル、ナノミル等を挙げることができる。
次いで、このようにして得られた水性顔料分散液、水系樹脂、有機溶剤、安定化剤、シリコーン系化合物及び水を混合し水性インク組成物とする。本発明の水性インク組成物は電導度調整剤を含有することができ、電導度調整剤の配合量は通常は水性インク組成物の0.1〜10質量%であり、好ましくは0.5〜5質量%である。
本発明の水性インク組成物は使用するインクジェットプリンタのノズル径の約1/10以下のポアーサイズを持つフィルターで濾過し、精製することによって調製することができる。
本発明の水性インク組成物は通常のインクジェット印刷用インク組成物と同様にインクジェット印刷法に適応した特性を持っていることが必要であり、そのためにはインク組成物の粘度を1〜100cP(20℃)、表面張力を2×10-2〜6×10-2N/m、比重を0.8〜1.2の範囲にすることが望ましい。
本発明の水性インク組成物は種々のインクジェットプリンタに使用することができる。このようなインクジェットプリンタとして、例えば、荷電制御方式、インクオンデマンド方式によりインク組成物を噴出させる方式のものを挙げることができる。本発明の水性インク組成物は、特にラージフォーマットを用いた大型インクジェットプリンタにより印刷すること、例えばサインディスプレイ等の屋外用物品に印刷することを目的としたインクジェットプリンタによる印刷に好適に適用できる。また、カラーグラフィック印字部分やビデオ録画の描画においてもコントラストが明瞭で、画像の再現性が著しく良好な印刷物を得ることができる。
インクジェット印刷した後の印刷面(インク組成物)は常温〜数百℃で乾燥することにより乾燥被膜を形成する。なお、本発明の水性インク組成物を用いて印刷し得る基材については、印刷面(インク組成物)を乾燥する条件下で変形もしくは変質しないものであれば特に制限されることはない。そのような基材として、例えば、金属、ガラス、プラスチック等の基材表面、表面を樹脂でコーティングした紙、オーバーヘッドプロジェクト用の透明シート、サインディスプレイ等の屋外用物品等を挙げることができる。
以下に、本発明を実施例及び比較例によりさらに詳細に説明する。なお、実施例及び比較例の記載について「部」及び「%」は質量基準に基づくものである。
実施例1
モナーク(M)1000(キャボット社製のカーボンブラック顔料)20.0部、BYK190(ビッグケミー社製の分散剤)12.0部及びイオン交換水68.0部の混合物を、0.5mm径ジルコニアビーズを80%充填したナノミルにて処理して水性顔料分散液を得た。
得られた水性顔料分散液15.0部、水性ポリウレタン樹脂10.0部、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル30.0部、シリコーン系化合物0.2部、安定化剤0.4部及びイオン交換水44.4部を混合して水性インク組成物とした。
実施例2〜4及び比較例1〜4
第1表に示す諸成分を用い、実施例1の製造手順と同様にして実施例2〜4及び比較例1〜4の水性インク組成物を調製した。
なお、実施例1〜4及び比較例1〜4で用いた樹脂、シリコーン系化合物及び安定化剤は次の通りである。
水性ポリウレタン樹脂:SF126(第一工業製薬社製)、NV:30%、
水性アクリル樹脂:ジョンクリル537(BASF社製)、NV:46%、
水性ポリエステル樹脂:エリーテルKA−5071S(ユニチカ社製)、NV:30%
シリコーン系化合物:FZ−2105(東レ・ダウ社製)。
安定化剤:アデカプルロニックF−108(ADEKA社製)
実施例1〜4及び比較例1〜4で調製した水性インク組成物について、貯蔵安定性、吐出性、耐エタノール性、曇点を各々下記の手法にて評価した。
貯蔵安定性(1)
70℃で28日間保管し、目視にて下記基準で評価した。評価結果は第1表に示す通りであった。
○:変化無し、
△:僅かに浮遊物あり、
×:沈殿・分離を生じる。
貯蔵安定性(2)
70℃で28日間保管し、保管前後の表面張力を測定し下記基準で評価した。表面張力は協和界面化学社製の自動表面張力計CBVP−A3で測定した。評価結果は第1表に示す通りであった。
○:保管前後の表面張力値の差が0.5以下、
△:保管前後の表面張力値の差が0.5より大きく2.0以下、
×:保管前後の表面張力値の差が2.0より大きい。
吐出性
ラージフォーマット用インクジェットプリンタで1m×5mのベタ印字を行い、飛行曲がり及び抜けの本数に基づいて下記基準で評価した。評価結果は第1表に示す通りであった。
◎:飛行曲がり及び抜けなし、
○:飛行曲がり及び抜けの合計本数が1〜3本、
△:飛行曲がり及び抜けの合計本数が4〜6本、
×:飛行曲がり及び抜けの合計本数が7本以上。
耐エタノール性
ラージフォーマット用インクジェットプリンタで画像を印刷し、75%エタノール水溶液をしみ込ませたガーゼで画像を10回擦り、画像の外観を目視で評価した。評価結果は第1表に示す通りであった。
◎:痕跡なし、
○:僅かに痕跡あるが実用上問題ないレベル、
×:痕跡あり。
シリコーン化合物の曇点
実施例1〜4及び比較例1〜4で調製した水性インク組成物から顔料、顔料分散剤、樹脂固形分、安定化剤を除いた組成物を調製し、調製した組成物を撹拌しながら70℃まで加熱し、濁りを生じた場合はその温度を曇点とした。その結果は第1表に示す通りであった。
安定化剤の曇点
実施例1〜4及び比較例1〜4で調製した水性インク組成物から顔料、顔料分散剤、樹脂固形分、シリコーン化合物を除いた組成物を調製し、調製した組成物を撹拌しながら70℃まで加熱し、濁りを生じた場合はその温度を曇点とした。その結果は第1表に示す通りであった。
Figure 2010018741
第1表に示す評価結果から明らかなように、本発明の実施例1〜4の水性インク組成物は各試験項目について良い評価結果が得られ、良好な水性インク組成物であることは明らかである。

Claims (6)

  1. 顔料、水、有機溶剤、水系樹脂、安定化剤及びシリコーン系化合物よりなる水性インク組成物において、
    該有機溶剤は一般式(1)
    2O−(X−O)n−R1 (1)
    (式中、Xは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1〜6の整数であり、R1及びR2はそれぞれ独立に炭素数1〜6のアルキル基である)
    で示されるグリコールジアルキルエーテルを含有するか、又は該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと一般式(2)
    HO−(X−O)n−R1 (2)
    (式中、Xは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1〜6の整数であり、R1は炭素数1〜6のアルキル基である)
    で示されるグリコールモノアルキルエーテルとの混合物を含有し、且つ該有機溶剤は該水性インク組成物の5〜39質量%を占めており、
    該安定化剤はポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドとのブロックポリマーであり、
    該シリコーン系化合物は分子内にポリアルキレンオキサイド構造を有し、そのHLBが4以上であり、且つ該水性インク組成物から水、有機溶剤及びシリコーン系化合物以外の成分を除いた組成物において70℃以下に曇点を有する場合においても、70℃貯蔵安定性試験が良好である
    ことを特徴とする水性インク組成物。
  2. 有機溶剤が該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルのみからなることを特徴とする請求項1記載の水性インク組成物。
  3. 有機溶剤が該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルと該一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテルとの混合物からなり、且つ、有機溶剤の全量の20質量%以上が該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルであることを特徴とする請求項1記載の水性インク組成物。
  4. 該一般式(1)で示されるグリコールジアルキルエーテルがジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル又はジエチレングリコールジエチルエーテルであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の水性インク組成物。
  5. 該一般式(2)で示されるグリコールモノアルキルエーテルがジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル又はテトラエチレングリコールモノブチルエーテルであることを特徴とする請求項1、3又は4記載の水性インク組成物。
  6. 該水系樹脂がポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂或いはアクリル系樹脂であるか、又はそれらの混合物であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の水性インク組成物。
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