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JP2010018597A - 飛来害虫忌避剤。 - Google Patents

飛来害虫忌避剤。 Download PDF

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JP2010018597A
JP2010018597A JP2008202392A JP2008202392A JP2010018597A JP 2010018597 A JP2010018597 A JP 2010018597A JP 2008202392 A JP2008202392 A JP 2008202392A JP 2008202392 A JP2008202392 A JP 2008202392A JP 2010018597 A JP2010018597 A JP 2010018597A
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JP
Japan
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repellent
flying insect
flying
insect repellent
cinnamate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2008202392A
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English (en)
Inventor
Yuichi Negishi
裕一 根岸
Masafumi Tsuruoka
理文 鶴岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Chemical Industries Ltd filed Critical Daiwa Chemical Industries Ltd
Priority to JP2008202392A priority Critical patent/JP2010018597A/ja
Publication of JP2010018597A publication Critical patent/JP2010018597A/ja
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Abstract

【課題】 人体に対して悪影響を与えることがない、天然成分由来の飛来害虫忌避剤を提供する。
【解決手段】 桂皮酸誘導体の一種である、酢酸シンナミル、アミルシンナメート、イソアミルシンナメートを用いることで、人体に対して悪影響を与えることが無く、DEETに匹敵する飛来害虫忌避性能を有する防虫剤を提供することができる。

Description

本発明は、桂皮酸誘導体を有効成分として含む飛来害虫忌避剤及び該忌避剤を用いて飛来害虫を忌避する方法に関する。
現在、飛来害虫、例えば、蚊、サシバエ等による吸血行動や、ショウジョウバエ、イエバエ、ヒメイエバエ等による飛来行動が、マラリア、黄熱、テング熱、西ナイル熱、フィラリア症等の、罹患率・致死率の点に置いて、危険性の高い疾病を媒介する事が広く知られている。
また、近年の温暖化現象の影響で、これら飛来害虫の北限生息域の上昇が観察されている。
これら飛来害虫を駆除する物として、従来は殺虫剤を用いた物が数多く上場されているが、殺虫・ノックダウンを目的とする為に、その高濃度使用時の人体への影響がしばしば懸念されて来た。
また、飛来害虫、特に蚊に対する忌避成分として、N,N−ジエチルトルアミド(以下、「DEET」とする)が有名である。しかしながら、DEETはスプレー、ローション等の形態で人体・家畜類の体表面に直接塗布され、飛来害虫との直接接触を持ってその忌避効果を有効に発揮する。その為、空間に対する忌避効果が低いことが知られている。
加えて、最近になってDEETに神経・皮膚刺激性が指摘されている。毒性が照明され、使用禁止措置が取られた訳ではないが(非特許文献1参照)、その毒性への懸念から更に低毒性の害虫忌避剤が望まれている(特許文献1〜6参照)。また、天然物由来のモノテルペノイドであるシトラールおよびシトロネラールが、蚊に対する忌避性を示す事が報告されている(特許文献7参照)。しかしながら、これまでDEETに匹敵する忌避効果を示した害虫忌避成分は提案されていない。
厚生労働省:薬食安発第0824003号 特開昭59−128319号公報 特開昭59−181202号公報 特開2005−170914号公報 特開2005−97294号公報 特開2004−49601号公報 特開2004−51564号公報 特開平05−271170号公報
本発明の目的は、飛来害虫(蚊、サシバエ、ショウジョウバエ、イエバエ、ヒメイエバエ等)に対して忌避効果が高く、その忌避効果が長時間に亘って持続し、かつ、人体に対する安全性の高い害虫忌避剤を提供することである。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、天然成分である桂皮酸誘導体の酢酸シンナミル、アミルシンナメート及びイソアミルシンナメートに高い飛来害虫忌避効果がある事を見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、酢酸シンナミル、アミルシンナメートおよびイソアミルシンナメートのうち、いずれか1種又は2種以上を含有する事を特徴とする飛来害虫忌避剤である。
本発明の害虫忌避剤は、メラミン系樹脂又はウレタン系樹脂を主成分とする皮膜からなるマイクロカプセル製剤であることを特徴とする。
本発明の飛翔害虫忌避剤は、高い害虫忌避効果を有し、その害虫忌避効果が長時間に亘って持続し、天然由来成分である為に人体に対する安全性が極めて高い。
本発明において、酢酸シンナミル、アミルシンナメート、イソアミルシンナメートと併用する害虫昆虫忌避成分としては特に制限されず、公知の物を使用できる。
酢酸シンナミル、アミルシンナメート、イソアミルシンナメートとそれ以外の害虫忌避成分との使用割合は特に制限されないが、好ましくは重量比で50:1〜1:50である。
本発明おいて用いられる飛来害虫忌避成分を内蔵したマイクロカプセルの壁材は、メラミン樹脂またはウレタン樹脂を主成分とすることが望ましい。またマイクロカプセルの大きさは、平均粒径1〜200μm、好ましくは1〜20μmであることが望ましい。
本発明でいう繊維構造物とは、糸条、紐類、織物、編物、不織布、立毛布、皮革、毛皮、これらの2次製品、例えばコート、着物、スーツ、セーター、スカート、スラックス、カーディガン、スポーツウェア、ドレスシャツ、カジュアルウェア等の外衣、パジャマ、ショーツ、ランジェリー、ファンデーション、等の下着類、ストッキング、ソックス等の靴下類、スリッパ等の履物類、布団側地、シーツ、布団カバー、毛布、枕等の寝装品、手袋、ネクタイ、スカーフ、ショール、メガネ拭き等の小物類、カーテン、カーペット、壁張り布、椅子張り布、室内装飾品、自動車内装材等を包含する。
本発明の害虫忌避剤を人に適用する場合には、例えば首筋や腕などの皮膚露出部にクリームまたはローション剤等として直接塗布するか、エアゾール剤等として噴霧することが出来る。また、繊維構造物やフェルト、紙等のシート状に噴霧、含浸するか、プラスチック等に練り込んだりする事によって飛来害虫忌避シートが得られ、台所や洋服ダンス、テントやレジャーシート等における害虫忌避に利用できる。また、ペットなどに適用する場合には、本発明の害虫忌避剤を樹脂製首輪に練り込みまたは含浸させて用いると良い。
以下、実施例により詳細説明する。しかし本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例(防蚊性能評価方法)
試料作成:DEET、酢酸シンナミル、アミルシンナメート、イソアミルシンナメートを含有する、主にウレタン樹脂からなるマイクロカプセル製剤を作製した。表1に各忌避成分の含有量を示す。
綿布に各カプセルが着量4g/mとなるようにパディング加工を行い、80℃で10分乾燥し、更に150℃で2分キュアリングを行い試験試料とした。この時、バインダーをマイクロカプセル製剤に対して等量加えている。
また、耐洗濯性能評価として、連続洗濯10回を行った物を洗濯後試料とした。(JIS L 0217:103法)
Figure 2010018597
約30×30×30cmの大きさの蚊飼育用ケ−ジに、供試蚊30匹を放ち25±2℃、湿度70〜80%の条件下で、モニターの人の腕に筒状にした試料を巻き、(指部分の刺咬を防除するため、ビニール手袋をはめた。)ケージ中に2分間放置した。この間、腕に巻いた試料に止まった蚊の数を計数した。計数した蚊の数から、次式より静止率を算出した。また、未加工布での蚊の静止数との比較により、忌避率を算出した。結果を表2に示す。
Figure 2010018597
供試虫として、ヒトスジシマカ雌成虫(大阪府立公衆衛生研究所より分与されたOT74系、羽化後7日程度で交尾を終えたもの)を使用した。
Figure 2010018597
以上のごとく、酢酸シンナミル、アミルシンナメート、イソアミルシンナメートを使用することにより、DEETに匹敵する良好な飛来害虫忌避剤を提供することができる。

Claims (6)

  1. 桂皮酸誘導体である酢酸シンナミル、アミルシンナメート及びイソアミルシンナメートのうち、いずれか1種又は2種以上を有効成分として含有することを特徴とする飛来害虫忌避剤。
  2. 請求項1を有効成分とした、メラミン系樹脂又は、ウレタン系樹脂を皮膜成分とするマイクロカプセル製剤。
  3. 請求項2のカプセル製剤とバインダーとからなる処理液を付与した、飛来害虫忌避効果を有する繊維構造物。
  4. ゲルの形態である、請求項1ないし2に記載の飛来害虫忌避剤。
  5. ワックスの形態である、請求項1ないし2に記載の飛来害虫忌避剤。
  6. インキの形態である、請求項1ないし2に記載の飛来害虫忌避剤。
JP2008202392A 2008-07-09 2008-07-09 飛来害虫忌避剤。 Pending JP2010018597A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089315A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 花王株式会社 着用物品及び生物忌避効果の評価方法
JP2019001768A (ja) * 2017-06-09 2019-01-10 大和化学工業株式会社 害虫忌避マイクロカプセル組成物及び該マイクロカプセルによって処理された繊維・不織布構造物。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089315A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 花王株式会社 着用物品及び生物忌避効果の評価方法
JP2019001768A (ja) * 2017-06-09 2019-01-10 大和化学工業株式会社 害虫忌避マイクロカプセル組成物及び該マイクロカプセルによって処理された繊維・不織布構造物。

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