[go: up one dir, main page]

JP2010013286A - 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ - Google Patents

歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP2010013286A
JP2010013286A JP2009102266A JP2009102266A JP2010013286A JP 2010013286 A JP2010013286 A JP 2010013286A JP 2009102266 A JP2009102266 A JP 2009102266A JP 2009102266 A JP2009102266 A JP 2009102266A JP 2010013286 A JP2010013286 A JP 2010013286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shoe
braking
brake
braking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009102266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5335531B2 (ja
JP2010013286A5 (ja
Inventor
Walter Glaser
ウォルター・グレイザー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hollister Whitney Elevator Corp
Original Assignee
Hollister Whitney Elevator Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hollister Whitney Elevator Corp filed Critical Hollister Whitney Elevator Corp
Publication of JP2010013286A publication Critical patent/JP2010013286A/ja
Publication of JP2010013286A5 publication Critical patent/JP2010013286A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5335531B2 publication Critical patent/JP5335531B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
    • B66B5/185Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces by acting on main ropes or main cables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】寸法を縮小し、機械的、電気的、または流体的故障の可能性を軽減させる、最小限の部品を有する非常ブレーキング装置および非常ブレーキング方法を提供する。
【解決手段】エレベータかごブレーキング装置1は、カム従動子17によって1つまたは1対のブレーキシューに連結された1つまたは複数のバネ15,16を圧縮する歯車駆動アセンブリ50を備えている。バネが圧縮状態から解放されたとき、ブレーキシューは、ブレーキ作動サイクルの開始から所定時間以内に、巻上げロープ2、巻上げ装置の一部、またはかご案内レールに係合し、かつ把持するようになっている。ブレーキ作動サイクル中、バネ15,16は、カム従動子17がブレーキシューの少なくとも一方を他のブレーキシューに向かって移動させるように形作られ、かつ配置されたカム面20,21に沿って、カム従動子17を移動させることになる。
【選択図】図2A

Description

[関連出願の相互出願]
本出願は、2008年4月21日に出願された米国仮特許出願第61/125,038号の出願日の利得を主張し、その開示内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。
[発明の分野]
本発明は、非常ブレーキに関し、特に、エレベータかご用の非常ブレーキに関するものである。このような非常ブレーキは、危険な状態、例えば、エレベータかごの過速状態またはドアが開いたままエレベータかごが階床から離れる状態において、作動されるようになっている。
エレベータかごおよび他の乗り物、ならびにクレーンまたは発射装置のフック、バケットおよび材料装着具のような装置は、ケーブルまたはワイヤロープによって、2つの互いに反対の方向に移動可能とされていることが多い。
一般的に、巻上げロープによって移動可能なエレベータかごは、牽引綱車の上を通って釣合い錘に垂れているワイヤロープによって、吊り下げられている。釣合い錘は、エレベータを動かすのに必要な電力を軽減すると共に、牽引綱車に対して牽引力を発生する(すべりを阻止する)働きをするものである。牽引綱車は、モータによって直接的に駆動されるか、または歯車付き機械を介して、モータによって間接的に駆動されるようになっている。エレベータを階床に停止させ、および/または保持するために、通常のブレーキが駆動装置に加えられることになる。
エレベータかごに関して、特に、通常のエレベータ規則は、非常ブレーキが含まれていること、およびこのような非常ブレーキは、エレベータかごが所定速度を超える速度で下降するとき、このエレベータかごの下降を拘束するようになっていることを義務付けている。このような目的に沿った周知のブレーキ装置として、エレベータの巻上げロープが破断した場合でも、かご案内レールを把持する安全装置が挙げられる。
ある国では、ワイヤロープの安全係数が高く設定されていれば、これらのロープは、決して破断しないとし、案内レールを把持する安全装置の代わりに、他の非常ブレーキの使用が認められている。また、釣合い錘は、一般的にエレベータよりも重いので、機械的故障、例えば、通常のブレーキの機械的故障によって、エレベータが上昇方向に過速する危険がある。さらに、エレベータかご内の搭載人数に依存して、機械的故障が生じた場合、ドアが開いたまま、かごが階床からいずれかの方向に離れる可能性がある。多くの国では、このような事態が生じた場合に作動する非常ブレーキ装置が義務付けられていると共に、上昇するかごの過速に対する防御も義務付けられている。しかも、ドアが開いたまま階床から離れることに対する防御を義務付けるように、規則の変更を検討している国も多い。
周知のブレーキング装置の例として、巻上げドラム(牽引綱車)に作用するブレーキ、巻上げロープに作用するブレーキ、またはかごの案内レールまたは釣合い錘の案内レールに作用するブレーキが挙げられる。
ブレーキング力は、ブレーキング装置の種々の構成要素の摩耗、例えば、ブレーキシューのライニングの摩耗が生じた場合でも、実質的に一定であることが重要であると考えられている。
エレベータがいずれかの方向に過速しているとき、そのエレベータを停止するブレーキング装置は、当技術分野において知られている。周知の過速ブレーキング装置または非常ブレーキング装置の一例として、空気作動手段によって巻上げ(吊下げ)ロープに作用するブレーキ要素を備える装置が挙げられる。このような装置は、ブレーキシューのライニングが摩耗しても、ブレーキ圧力を一定に維持することができるが、ブレーキの効き目をなくす可能性がある故障を受け易いホース、タンク、および空気シリンダまたは空気圧縮機のようないくつかの構成要素を備えている。
周知の非常ブレーキング装置の他の例として、ブレーキ解除およびブレーキ作動中のブレーキ緩和が流体圧手段によって行われるブレーキ要素を備える装置が挙げられる。例えば、特許文献1を参照されたい。この特許文献は、本出願の譲渡人に譲渡されたものであり、参照することによって、ここに含まれるものとする。特許文献1に例示され、よく知られているように、このようなブレーキング装置に用いられる流体圧システムは、ホース、弁、電気ポンプ、手動ポンプ、および電気モータ、ならびにこのような部品間の接続部を備えている。流体圧システムは、通常、比較的大きい寸法を有しているので、ブレーキング装置の残りの部分から離れた筐体内に収容される必要がある。その結果、このようなブレーキング装置が設置されるとき、ブレーキング装置とそれに付随する流体圧システムの2つの別々のアセンブリが取り付けられている必要がある。従って、設置前に、十分な配置空間が、これらのアセンブリの各々の取付けに対して割り当てられる必要がある。流体圧システムがブレーキング装置の残りの部分から分離しているので、設置中、2つの別々のアセンブリの流体圧関連部品を互いに接続するために、流体圧ホースが設置される必要があり、さらに、これらの別々のアセンブリを電気的に接続するために、電気配線が設置される必要がある。
さらに、流体圧システムは、時間経過に伴って欠損または漏れが生じる可能性があるシール、接続部、ピストン、弁、および逆止弁を含んでいることがよく知られている。また、流体圧システムは、通常、漏れが生じた場合に、環境に悪影響を与える可能性のある石油基流体を含んでいる。
米国特許第5,228,540号明細書
従って、寸法を縮小し、機械的、電気的、または流体的故障の可能性を軽減させる、最小限の部品を有する非常ブレーキング装置および非常ブレーキング方法が必要とされている。
本発明の態様によれば、ブレーキング装置は、ブレーキシューを押圧し、エレベータかごのような装置の移動を制御するロープに係合させるバネと、バネを圧縮し、ブレーキング装置をブレーキ解除位置に設置するように作動可能な歯車駆動アセンブリと、を備えている。バネは、歯車駆動アセンブリに操作可能に連結されたカム/接続リンク機構を介して、ブレーキシューに接続されている。エレベータかご装置の通常の運転下では、バネは、圧縮状態に維持されている。ブレーキング装置はブレーキ解除位置からブレーキ作動位置が得られるように切り換えられると、バネは、部分的に減圧縮され、ブレーキシューをロープに押し付けることが可能となる。ブレーキ作動位置は、バネが圧縮状態から解放されてから所定時間、例えば、約0.1〜0.2秒以内に得られることになる。
一実施形態では、バネは、歯車アセンブリによって圧縮され、かつ圧縮状態に保持されることが可能である。さらに他の実施形態では、バネが、歯車アセンブリの歯車またはカムと係合可能なラッチ手段によって、圧縮状態に保持されてもよい。
他の実施形態では、歯車アセンブリは、バネの減圧縮および圧縮中、それぞれ、選択的に歯車アセンブリの少なくとも1つの歯車または軸から離脱され、および該少なくとも1つの歯車または軸に係合するクラッチ手段を備えている。バネが圧縮状態から減圧縮されている最中に、クラッチ手段を歯車アセンブリの歯車または軸から離脱させることによって、歯車の損傷を回避し、かつブレーキシューによるロープの迅速な締付けをもたらすことが可能となる。
本発明の他の態様では、ブレーキング装置は、ブレーキ作動サイクルの開始時に、ブレーキシューの移動を加速させる弾性要素を備えている。なお、ブレーキ作動サイクル中、バネは、圧縮状態から部分的に減圧縮することになる。さらに他の実施形態では、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、弾性要素が、歯車アセンブリの歯車および歯車アセンブリの歯車に連結されたモータの運動を遅くし、これによって、歯車が損傷するのを防ぐことが可能となる。なお、ブレーキ解除サイクル中、部分的に減圧縮していたバネは、圧縮されることになる。
さらに他の実施形態では、ブレーキング装置は、ブレーキシューが、(i)ブレーキ作動サイクルの終了時に、最終的な締付け力を巻上げロープのような締付け面に加え、および(ii)ブレーキ作動サイクル中にブレーキシューが締付け面に最初に接触したとき、最終的な締付け力の所定割合の力を締付け面に加えることを可能にしている。代替的実施形態では、歯車駆動アセンブリまたは歯車アセンブリの一部をなすものではない油圧手段または空圧手段を作動させて、ブレーキ作動サイクル中、ブレーキシューが最終的な締付け力の所定割合の力をロープに最初に加えるようにしている。
ブレーキング装置の一実施形態では、歯車駆動アセンブリは、カム従動子を歯車アセンブリの歯車に連結させるラック・ピニオンアセンブリを備えている。ブレーキング装置は、バネが圧縮された後に歯車アセンブリの歯車に係合するラッチをさらに備えている。ラッチが歯車アセンブリの歯車と係合している状態では、カム従動子の移動が阻止され、バネは、圧縮状態に保持されている。ブレーキ作動が望まれる場合、ラッチは、歯車アセンブリから離脱されることになる。ラックに取り付けられ、1対のカム面に乗っているカム従動子は、1つまたは複数のバネの力によって自在に移動し、一方のブレーキシューを他方のブレーキシューに向かって移動させ、これによって、ブレーキ作動サイクルの開始から所定時間内に、ブレーキシューのシューライニング間にロープを締付けし、ロープの移動を拘束することが可能となる。バネは、歯車アセンブリとラックとの相互関係によって圧縮され、このバネの圧縮の後、歯車アセンブリによって、ブレーキシューがブレーキ作動サイクル中にロープに最初に接触するとき、最終的な締付け力の所定割合の力がロープに加えられることが可能になる。
本発明の他の目的および利点は、添付の図面と関連して検討されるべきである本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかであろう。なお、図面において、同様の参照番号は、同様の要素を示している。
本発明による装置のエレベータシステムへの適用例の概略側面図である。 本発明の一態様による例示的な装置の一部の斜視図である。 図2Aに示されている装置の他の部分の斜視図である。 図2Bに示されている装置の一部の拡大図である。 図2Aに示されている装置の他の部分の拡大図である。 部品がブレーキ解除位置にある、図2Aに示されている装置の一部の正面図である。 断面線3A−3Aに沿った図3に示されている装置の側断面図である。 断面線3B−3Bに沿った図3に示されている装置の側断面図である。 断面線3C−3Cに沿った図3に示されている装置の側断面図である。 断面線3D−3Dに沿った図3に示されている装置の側断面図である。 断面線3E−3Eに沿った図3に示されている装置の側断面図である。 モータ側から見た、図2Aのブレーキング装置の歯車装置の歯車の概略的な斜視図である。 2つの可動ブレーキシューを有する例示的なブレーキング装置の一部の略側面図である。 バネの減圧縮中に、部品がブレーキ解除位置とブレーキ作動位置との間にある、図2Aに示されている装置の一部の正面図である。 断面線6A−6Aに沿った図6に示されている装置の側断面図である。 ブレーキシューのライニングがいくらか摩耗した状態下で、部品がブレーキ作動位置にある、図2Aに示されている装置の一部の正面図である。 断面線7AA−7AAに沿った図7Aに示されている装置の側断面図である。 断面線7AB−7ABに沿った図7Aに示されている装置の側断面図である。 それぞれ、断面線7AC−7ACに沿った図7Aに示されている装置の側断面図である。 ブレーキシューのライニングが殆ど摩耗していない状態下で、部品がブレーキ作動位置にある、図2Aに示されている装置の一部の正面図である。 断面線7BA−7BAに沿った図7Bに示されている装置の側断面図である。 ブレーキシューのライニングがかなり摩耗している状態下で、部品がブレーキ作動位置にある、図2Aに示されている装置の一部の正面図である。 断面線8A−8Aに沿った図8に示されている装置の側断面図である。 バネの圧縮中に、部品がブレーキ解除位置とブレーキ作動位置との間にある、図2Aに示されている装置の一部の正面図である。 断面線9A−9Aに沿った図9に示されている装置の側断面図である。 断面線9B−9Bに沿った図9に示されている装置の側断面図である。 断面線9C−9Cに沿った図9に示されている装置の側断面図である。 本発明の装置と共に用いられる概略電気回路図である。 本発明の装置と共に用いられる代替的電気回路の一部の概略図である。
以下、ブレーキング力をエレベータかごの巻上げロープに加えるブレーキング装置に関連して、本発明を説明するが、当業者にとって、該ブレーキング装置は、例えば、案内レール、または他の伝達可能な機材、例えば、牽引綱車、牽引綱車とロープとの組合せ、偏向綱車、偏向綱車とロープとの組合せ、またはエレベータかごの補償ロープなどへの他の用途を有していてもよいことは、明らかであろう。
図1は、モータ駆動される牽引綱車3の上を通る巻上げロープ2と関連する本発明の態様による例示的なブレーキング装置1を備えるエレベータシステムの側面図であり、概略的に示している。ロープ2は、綱車3の片側でエレベータかご4を吊るし、かつ巻き上げるものであり、綱車3の反対側で釣合い錘5に取り付けられている。かご4は、両側でガイドレールおよびローラによって案内されている。これらのガイドレールおよびローラの1つの組合せであるレール6およびローラ7のみが示されている。綱車3およびその支持装置は、固定ビーム8,9によって支持されている。ブレーキング装置1は、ビーム8によって支持されているが、別の固定支持体に配置されていてもよい。
ブレーキング装置1を除けば、前段で述べた機器は、従来式のものである。ブレーキング装置は、固定位置にあり、1つまたは複数のロープ2がかご4まで延在している綱車3の側で、ロープ2と係合するようになっている。あるいは、ブレーキング装置は、1つまたは複数のロープ2が釣合い錘5まで延在している綱車3の側で、ロープ2と係合するようになっていてもよい。また、ブレーキング装置1の(後述する)シューは、従来の綱車ブレーキング装置(図示せず)と同じように、綱車3の制動に適用されてもよいし、かご4に保持され、ガイドレール6に適用されてもよいし、またはもしブレーキング装置1の2つがかご4に保持されているなら、ガイドレール6およびガイドレール6と向き合った対応するガイドレール(図示せず)に適用されてもよい。いずれの場合も、ブレーキング装置が作動したとき、ブレーキング装置と他の部材との間の相対運動が拘束されることになる。
図2〜図11を参照して、例示的なブレーキング装置1について、さらに詳細に説明することにする。図1、図2Aおよび図2Bを参照すると、ブレーキング装置1は、1対の金属アングル部材11,12によって、ビーム8または他の表面に固定可能な1対の壁13,14を有する金属部材10を備えている。部材10の壁13,14間には、カム手段に圧力を加える1対の弾性要素15,16、例えば、圧縮バネが配置されている。カム手段は、カム従動子17を備えている。カム従動子17は、1対の金属リンク18,19によって旋回可能に支持されている。また、図3A、図3Eおよび図9Aを参照すると、カム従動子17は、内側シャフト30を備えている。内側シャフト30は、この内側シャフト30を囲む外側部分29に対して回転可能である。シャフト30は、1対のカム面20,21と係合している。カム面20,21は、それぞれ、壁13,14に取り付けられているか、または壁13,14の一部である。
図3C、図3E、図6Aおよび図9Aをさらに参照すると、壁13,14は、それぞれ、端125,127を有するスロット121,123を画定している。スロット121,123は、シャフト30の外径よりもわずかに大きく寸法決めされ、これによって、シャフト30は、スロット121,123内において、端125,127に向かってまたは端125,127から離れる方に移動することが可能になる。シャフト30は、スロット121,123内にあるとき、カム面部分20A,21Aに接触している。
図2A、図2Bおよび図3Eを参照すると、カム従動子17と反対側のリンク18,19の端は、金属ブレーキシュー22に取り付けられたブロック122A,122Bに旋回可能に接続されている。ブロック122A,122Bは、それぞれ、壁13,14に形成された凹部124A,124B内に収容され、これらの凹部124A,124B内において摺動可能である。凹部124内におけるブロック122の運動によって、シュー22は、固定された金属ブレーキシュー24から離れる方向にまたは金属ブレーキシュー24に向かって付勢されることになる。シュー24は、どのような従来の方法によって、壁13,14間に固定されていてもよい。シュー22,24は、それぞれ、従来のブレーキライニング25,26を有している。これらのブレーキライニング25,26は、例えば、米国ペンシルベニア州17545、マンカム(Mankum)、イースト・スティーゲル通り(East Stiegel St.)123番のレイマーク・インダストリアル・デビジョン(Raymark Industrial Division)から型式No.M−9723の商品名で市販されている種類の成形されたアスベストを含まない剛性ライニングとすることができる。
シュー22がシュー24に向かって十分な距離にわたって移動すると、ライニング25,26がロープ2と係合することは、明らかであろう。加えて、十分な圧力がライニング25,26によってロープ2に加えられると、シュー22,24に対するロープ2の移動が拘束されることになる。本発明の装置1は、従動子17が上方に移動するにつれて減少する力を加えるバネ15,16によって、このような圧力を生じさせることができる。ロープ2に加えられる圧力は、バネ15,16によって与えられる力の倍数とすることができる。さらに、以下に説明するように、このように加えられた圧力は、一定に維持されることが可能である。また、2つのバネ15,16が例示されているが、従動子17に力を加えるために、単一のバネが用いられてもよいし、または3つ以上のバネが用いられてもよい
図2A、図7Bおよび図7B−AAを参照すると、バネ15,16は、ガイド31に取り付けられている。ガイド31は、それらの下端が旋回可能に取り付けられている。図7B−AAを参照すると、ガイド31の各々は、軸に対して固定された位置に保持されたチューブ31aと、チューブ31a内において摺動可能に伸縮するロッド31bを備えている。ロッド31bの上端は、従動子部分29に固定されている。バネ15,16の上端は、それぞれ、キャップ33,34を有している。キャップ33,34は、従動子部分29が移動するとき、従動子部分29と係合し、従動子部分29に追従するように、形作られている。代替的に、バネ15,16の上端は、どのような所望の方法によって、従動子部分29に固定されていてもよい。
バネ15,16は、ブレーキング装置1がブレーキ解除位置にある状態でのエレベータかごの通常の運転中、圧縮されて保持されている。ブレーキング装置1は、かごが過速しているかまたはドアが開いたまま階床からかごが離れるような異常な状態下では、図3に示されているようなブレーキ解除位置から、図7および図8に示されているようなブレーキ作動位置が得られるように切り替えられることが可能である。装置1がブレーキ解除位置からブレーキ作動位置が得られるように切り換えられると、ブレーキ作動サイクルが行われることになる。
ブレーキ作動サイクル中、バネ15,16は、圧縮状態から解放され、圧縮状態から図7および図8に示されているような部分的減圧縮状態に、部分的に減圧縮されることになる。バネ15,16が圧縮状態から減圧縮されるにつれて、従動子17は、上方に移動することになる。カム面20,21は、図面に示されているように、シュー24から面20,21までの間隔が上方向に沿って増大するように、形作られている。従って、従動子17がカム面20,21に従って上方に移動するにつれて、従動子17は、リンク18,19によって、シュー22をシュー24の方に引張り、これによって、ライニング25,26がロープ2を把持することになる。ブレーキ作動サイクルの終了時に、装置1は、ブレーキ作動位置にあり、ブレーキシュー22,24は、最終的な締付け力をロープ2に加えることになる。ブレーキライニング25,26が摩耗していると、バネ15,16は、さらに延びるが、カム手段が機械的な利点を増大させるように設計されているので、一定の強力な締付け力をもたらすことが可能となる。装置1の1つの典型的な応用例では、500重量ポンドのバネ15,16を用いることによって、ブレーキ作動サイクルの終了時に、5000ポンドの一定の最終的な締付け力をロープに加えることが可能となる。
一実施形態では、スロット121,123およびカム面部分20A,21Aは、装置1がブレーキ解除位置にあるとき、ロープ2が互いに直線状に並んでいない場合でも、ライニング25,27がロープ2と接触しないように、ブレーキシュー22,24が互いに十分に離間するのに十分な長さを有している。
図2A、図2B、図2Cおよび図2Dを参照すると、本発明の態様によるブレーキング装置1は、歯車駆動アセンブリ50を備えている。歯車駆動アセンブリ50は、カム従動子17に連結され、ブレーキング装置1を図3に示されているようなブレーキ解除位置に設置するように、操作可能である。以下に説明するように、ブレーキ解除サイクル中、歯車センブリ50は、カム従動子17をバネ15,16が圧縮される位置まで下方に移動させるようになっている。また、歯車センブリ50は、バネ15,16が圧縮状態から解放されたとき、図7および図8に示されているようなブレーキ作動位置が、ブレーキ作動サイクルの開始から所定時間以内に得られるようになっている。さらに、歯車アセンブリ50は、巻上げロープ2のような締付けられる要素の損傷を避けるために、最終的な締付け力の所定割合の力が、ブレーキシューによって、締付けられる要素の締付け面に最初に加えられるようになっている。
図2A、図2B、図2D、図3および図4を参照すると、歯車アセンブリ50は、上壁113,114間に配置されている。壁113,114は、それぞれ、図13および図14の上面13A,14Aに取り付けられたプラットホーム115から延在している。歯車アセンブリ50は、歯車G1〜G7を備えているとよい。歯車G1は、軸202に固定されている。軸202は、上壁113の内壁面113Bから離れる方に延在し、六角形の端203で終端している。歯車G2は、歯車G1に係合し、オーバランクラッチ208によって、選択的に軸206に係合し、および軸206から離脱されるようになっている。以下にさらに説明するように、クラッチ208は、ブレーキ作動サイクルの終了間際において、歯車G1,G2が損傷するのを防ぐものである。歯車G1,G2は、第1の歯車組を構成している。
軸206は、六角形の端207から壁113の開口(図示せず)内に回転可能に受け入れられている端209まで延在している。軸206は、さらに歯車G3を備えている。歯車G3は、面113Bに近接し、軸212に固定された歯車G4に係合している。歯車G3,G4は、アセンブリ50の第2の歯車組を構成している。軸212は、壁113Bの開口(図示せず)内に回転可能に受け入れられている端213を備えている。軸212の端213と反対側の端に、歯車G5が固定されている。また、歯車G5は、軸214上の歯車G6に係合している。軸214は、自在に回転することができるように、壁113の内面113Bの開口(図示せず)内に受け入れられ、この開口から延在している。歯車G5,G6は、アセンブリ50の第3の歯車組を構成している。軸214上の歯車G6と面113Bとの間には、歯車G7が配置されている。
図2A、図2B、図2D、図3Aおよび図4を参照すると、歯車アセンブリ50は、ラック156を備えている。ラック156は、下端157、上端159、下端157と上端159との間に延在して壁114に面している表面167、および下端157と上端159との間に延在して壁113,114と直交している表面162を有している。表面162は、下端157と上端159との間に延在する突出歯161を備えている。ラック156の下端157は、脚155a,155bを備えている。脚155a,155bは、それぞれ、互いに離間し、互いに一直線に並んでいる開口(図示せず)を備えている。取付け板160が、カム従動子17の外面17Aに強固に取り付けられている。板160は、脚155a,155bの開口の大きさに対応して寸法決めされた開口(図示せず)を備えている。ネジ付き端を有するボルト155が、脚155a,155bの開口および取付け板160の位置合わせされた開口を貫通している。ナット(図示せず)が、ボルト155のネジ付き端にねじ込まれ、これによって、ラック156は、ボルト155によって、カム従動子17に旋回可能に取り付けられることになる。カム面20,21に沿ったカム従動子17の上下運動中に、カム従動子17がシュー24に向かっておよびシュー24から離れる方に移動すると、ラック156の端157が、シュー24に向かっておよびシュー24から離れる方に移動し、かつボルト155を中心に旋回し、これによって、シュー22をシュー24に向かってまたはシュー24から離れる方に移動させることになる。バネ15,16およびラック156は、カム従動子17をカム面20,21に接触させて維持するように、カム従動子17に操作可能に接続されている。
他の実施形態では、装置1のスロット121,123は、カム面20,21の形状に実質的に追従し、シャフト30のそれぞれの部分を内側に閉じ込め、これによって、カム従動子17をカム面20,21と接触させて維持するように、構成されているとよい。
図3、図3Aおよび図3Eを参照すると、ラック156は、その端159に、縁162から直交して離れる方に延在する作動アーム168を備えている。加えて、互いに離間した接点80a,80bを備える接点要素80が、上壁114の内面114Bに取り付けられている。アーム168は、ブレーキ装置1がブレーキ解除位置に保持されるとき、接触要素80の互いに離間した80a,80bに接触するのに十分な長さを有している。
図2A、図2D、図3Aおよび図3Dを参照すると、ラック156の歯161は、歯車G7の歯に係合している。ラック/ピニオン装置では一般的であるように、取付け具177が、歯車G7に近接して、ラック156を軸214に固定している。ラック156は、端157において、カム従動子17に枢動可能に取り付けられている。ラック156の歯161は、歯車G7が、ブレーキ解除サイクル中に一方向に回転駆動され、またはブレーキ作動中に反対方向に回転駆動されるとき、歯車G7の歯と連係して移動することが可能となっている。ラック156の歯161が歯車G7と連係して移動すると、カム従動子17のシャフト30は、カム面20,21に接触して保持され、カム面20,21に沿って移動することになる。
図2B、図2C、図3、図3Aおよび図3Cを参照すると、作動アーム59Aを備える組合せスイッチ57a,57bが、内面114Bに固定されている。ラック156は、端159に隣接した位置にピン168Aを備えている。ピン168Aは、表面167から壁114に向かって延在している。ピン168Aは、バネ15,16が十分に圧縮されたとき、組合せスイッチ57a,57bの作動アーム59Aを、常開スイッチ57aを閉じて常閉スイッチ57bを開ける位置に移動させるのに、十分な長さを有している。さらに、バネ15,16が減圧縮され始め、次いで、減圧縮されて保持されるとき、ピン168Aは、ラック156の上方移動によって、もはや作動アーム59Aに接触せず、これによって、アーム59Aは、常開スイッチ57aが開いて常閉スイッチ57bが閉じる位置に移動することになる。
図2A、図2Bおよび図4を参照すると、アセンブリ50は、壁113の外面113Aに取り付けられたモータ200に連結されている。モータ200は、壁113の開口(図示せず)を貫通する駆動軸を備えている。この駆動軸は、アセンブリ50の歯車G1を駆動するものである。ここでは、アセンブリ50の作動を説明するために、モータ200がブレーキ解除サイクル中にバネ15、16を圧縮するように作動したとき、図2Bおよび図4に示されているように、軸202、従って、歯車G1が方向Aに回転し、これによって、歯車G2を反対方向Bに回転させると、仮定されている。
アセンブリ50は、遠心クラッチ204を備えているとよい。クラッチ204は、装置1がブレーキ解除位置にある間、モータ200をアセンブリ50の歯車から離脱させ、ブレーキ作動サイクル中、モータ200をそのまま歯車から離脱させているようにするものである。ブレーキ作動サイクル中に、モータ200がアセンブリ50の歯車から離脱しているので、以下に述べるように、ブレーキ作動位置をブレーキ作動サイクルの開始から所定時間、例えば、約0.1〜0.2秒以内に得ることができる。
図2A、図2Bおよび図4を参照すると、遠心クラッチ204は、内面113Bに隣接してモータ200の駆動軸に固定して連結された入力軸と、軸202に固定された出力軸を有している。一実施形態では、クラッチ204は、方向Aに沿った駆動軸の回転速度が増すにつれて半径方向外方に移動する錘または錘の付いたアームを備え、クラッチ204の入力軸を強制的に出力軸に係合させるようになっている。方向Aに沿った駆動軸の回転速度が所定値に達すると、クラッチ204の入力軸および出力軸が互いに係合し、これによって、軸202を方向Aに沿った駆動軸の回転と一致させて回転させることが可能となる。クラッチ204を係合させ、軸202をモータ200の軸と共に方向Aに回転させた後、例えば、装置1のバネ15,16が完全に圧縮された場合におけるように、方向Aに沿った軸の回転が共に停止すると、クラッチ204は離脱し、これによって、モータ200の駆動軸は、軸202から離脱されることになる。
図4を参照すると、アセンブリ50は、ローラクラッチまたはオーバランクラッチ208も備えているとよい。クラッチ208は、ブレーキ作動サイクルの終了間際に、歯車G3,G4,G5,G6,G7を歯車G1,G2から分断するように、機能するものである。従って、クラッチ208は、以下に述べるように、ブレーキ作動サイクルの終了間際に、歯車G3〜G7の回転が急速に遅くなるかまたは停止するときに、望ましくは歯車G3〜G7よりも小さい質量を有する歯車G1,G2が損傷するのを防止することになる。
一実施形態では、ザ・トリントン・カンパニー(The Torrington Company)から市販されているようなオーバランクラッチ208は、外輪と、シャフトの追加によって形成される内輪を備えている。外輪および内輪は、組み合わさって、以下に述べるような一方向係止軸受の形態で作動するようになっている。図4を参照すると、外輪が方向Bに回転しているとき、または内輪が方向Aに回転しているとき、これらの内輪および外輪は、互いに係止されている。また、内輪の回転が外輪を回転させている状態で、内輪の回転速度が減少し始めるかまたは内輪が回転を停止するとき、外輪は、内輪から独立して自在に回転することが可能である。さらに、外輪が方向Aに回転され、内輪が方向Bに回転されているとき、これらの内輪および外輪は、互いに独立して、反対方向に自在に回転することが可能である。
図4を再び参照すると、オーバランクラッチ208の内輪は軸206であり、外輪(図示せず)に固定された歯車G2が、以下に述べるように、選択的に軸206に係合するかまたは軸206から離脱することが可能なように、機能するものである。歯車G1が方向Aに回転して歯車G2が方向Bに回転するブレーキ解除サイクル中、クラッチ208の外輪は、内輪に係止されることになる。外輪および内輪が互いに係止されると、軸206が方向Bに回転され、これによって、歯車G3〜G7を回転させることが可能となる。ブレーキ作動サイクルの開始時に、歯車G2および軸206は、同一速度で方向Aに回転することになる。ブレーキ作動サイクルの終了間際に、軸206の回転速度がゼロまで急速に減少し始めると、クラッチ208の外輪が内輪から離脱し、これによって、歯車G2は、軸206から離脱され、方向Aに自在に回転することが可能となる。
さらに他の態様では、摩擦クラッチ210が、アセンブリ50の歯車に連結され、歯車が回転しているかどうかを監視するようになっている。摩擦クラッチ210は、監視されている歯車が回転していないときにのみ、モータ200に通電することを可能にするものである。図3Cおよび図4を参照すると、摩擦クラッチ210は、歯車G2に連結されているとよい。また、作動アーム63Aを備える常閉スイッチ63が、壁114の表面114Bに取り付けられている。摩擦クラッチ210は、この摩擦クラッチから延在する作動アーム211を備えている。作動アーム211は、ブレーキ解除位置にあったブレーキング装置1の設定がブレーキ作動位置が得られるように切り替えられたときに、スイッチ63を開くために、常閉スイッチ63の作動アーム63Aと接触するのに十分な長さを有している。歯車G2がブレーキ作動サイクル中において方向Aに回転している限り、摩擦クラッチ210は、スイッチ63を開状態に維持し、これによって、もし電力が装置1に印加された場合でも、モータ200には通電されず、従って、モータ200は、作動されないことになる。
図2B、図2C、図3A、図6Aおよび図7A−AAを参照すると、歯止め218の端部221の先端219を歯車G4に係合させることが可能である。歯止め218の他端部223は、接続要素225に旋回可能に接続されている。接続要素225は、壁113の上面113Cに取り付けられたバネ駆動される電磁ソレノイド43のプランジャー43Aに接続されている。歯止め218は、端部221,223間の開口222において、壁113の内面113Bに固定されたピン229に旋回可能に取り付けられている。ブレーキング装置1は、バネ15,16が十分に圧縮されたブレーキ解除位置に設置された後、ソレノイド43が励磁されると、ソレノイド43のプランジャー43Aが、接続要素225をソレノイド43から離れる方に付勢し、これによって、歯止め218の端部223をソレノイド43から離れる方に付勢することになる。端部223がソレノイド43から離れる方に移動すると、歯止め218が、ピン229を中心として回転し、これによって、端部221の先端219を歯車G4の方に移動させ、歯車G4と係合させることになる。先端219が歯車G4と係合することによって、装置1は、ラッチ状態に設置されることになる。装置1がラッチ状態にあると、バネ15,16は、圧縮状態に保持されることになる。換言すれば、ブレーキ解除位置が維持されることになる。
ブレーキング装置1がブレーキ解除位置からブレーキ作動位置が得られるように切り換えられると、ソレノイド43は、脱磁されることになる。ソレノイド43が脱磁されると、ソレノイド43内のバネが伸長し、プランジャー43Aを押すことになる。従って、端部223がソレノイド43の方に移動し、これによって、歯止め218をピン229を中心として旋回させ、その結果、端部221が歯車G4から離れる方に移動し、これによって、先端219を歯車G4から離脱させることになる。ここで、装置1は、バネ15,16が圧縮状態に保持されていないラッチ解除状態にある。先端219が歯車G4から離脱されると、以下に述べるように、従動子17が解除され、バネ15,15が、従運子17を上方に向かって、図7および図8に示されている位置まで移動させることが可能となる。
代替的実施形態では、ソレノイド43は、バネを備えていない。この場合、ソレノイド43は、ソレノイド43が脱磁したとき、重力がプランジャー43Aに作用し、これによって、端部223がソレノイド43に向かって移動するように、装置1に取り付けられている。
ソレノイド43がバネを備えていないさらに他の実施形態では、先端219を有する歯止め218は、ソレノイド43が脱磁されたとき、アセンブリ50の歯車を介してバネ15,16に加えられた力が、先端219を歯車G4から離れる方に移動させるのに十分であるように、構成されている。
図8および図8Aを参照すると、ラック156のピン168Aは、ラック156がシュー22,24の過剰な摩耗に基づく量だけ上方に移動した場合に、ピン168Aが作動アーム63Aに接触し、常閉スイッチ63を開くように、スイッチ63のスイッチアーム63Aに対して配置されている。スイッチ63が開くと、装置1への電力が回復した場合でも、ブレーキング装置1は、ブレーキ作動位置に維持されている。
図10は、本発明のブレーキング装置を制御すると共に、かご運転を制御するために、周知の従来式エレベータかご回路に追加され得る電気回路を示す概略図である。破線内の装置が、ブレーキング装置1の部品である。
図10を参照すると、リード線54,55が、エレベータかごの走行を可能にするには閉成されねばならない従来式のかご回路に延在している。リード線54,55は、それぞれ、接点80A,80Bを備える接点要素80に直列に接続されている。接点80A,80Bは、バネ15,16が圧縮されたときにのみ、互いに電気的に結合されるようになっている。従って、バネ15,16が圧縮されていない場合、かごを移動させることができない。
図10をさらに参照すると、リード線58,59が、エレベータシステムの電源に延在している。リード線58は、常開制御スイッチまたは接点60および手動操作可能な常閉試験スイッチ61に直列に接続されている。試験スイッチ61が開くと、バネ15,16が解放され、ライニング25,26がロープ2に押し付けられることになる。制御スイッチまたは接点60は、種々のエレベータ運転規則を満たすのに必要な接点または回路を代表するものである。スイッチ60は、矩形62によって示されているような、エレベータかごシステム内の従来装置におけるかご速度、従って、ロープ2の速度に対する応答、およびドアが開いた状態でのエレベータかごの階床からの移動に対する応答のいずれかまたは両方によって、開くことが可能となる。この速度応答装置は、例えば、過速が生じたときに開くスイッチを有するエレベータ調速機であってもよいし、または綱車3の回転速度に依存して生じる過速信号をもたらす綱車3に接続された発電機またはエンコーダであってもよい。また、従来式のエレベータシステムは、かごがその1つまたは複数のドアが開いたまま階床から移動することを示す回路も有している。このような回路は、よく知られている方法によって、制御スイッチ60を開くようにすることもできるし、または電源を遮断する他の回路の一部とすることもできる。
スイッチ60,61が閉じていると、ソレノイド43は、常開スイッチ57aが閉じているときのみ、従来回路を介して励磁されることになる。以下に説明するように、スイッチ57aが閉じているとき、バネ15,16は、圧縮され、次いで、歯車G4と係合している歯止め先端219によって、その圧縮状態に保持されている。もしスイッチ60または61のいずれかが開くと、ソレノイド43は、脱磁され、バネ15,16を圧縮状態から解放し、これによって、ライニング25,26をロープ2と係合させ、ロープの移動を拘束することになる。
モータ200は、常閉スイッチ57b,63を介して、電源リード線58,59間に直列に接続されている。ライニング25,26の摩耗が過剰なとき、例えば、従動子17がその上方移動の限界に達したとき、またはバネ15,16の減圧縮中に、歯車G4が回転しているとき、スイッチ63は、開いている。バネ15,16が圧縮され、次いで、歯車G4と係合している歯止め先端219によって適所に保持されているとき、スイッチ57bが開き、スイッチ57aが閉じている。このように、もしスイッチ63が開いている場合、モータ200は、バネ15,16を圧縮するように作動することができず、もしバネ15,16が圧縮された後、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時にスイッチ57bが開いた場合、モータ200への電力が遮断され、これによって、モータ200は、その作動を停止することになる。
前述の説明から、通常の運転条件下では、バネ15,16は、圧縮されており、シュー22,24は、ロープ2が自在に通過することが可能なように互いに離間したライニング25,26を有していることは、明らかである。しかし、エレベータかご4の上方向または下方向のいずれかにおける過速またはドアが開いた状態でのかご4の階床からの移動のいずれかの理由から、もし制御スイッチ60が開いた場合、バネ15,16は、ソレノイド43内のバネによって解放され、ライニング25,26が、ロープ2を把持し、かご4の移動を拘束することになる。
本発明の他の態様では、ブレーキング装置1は、弾性材料、例えば、弾性要素90を備えている。弾性要素90は、ブレーキ解除サイクルの終了時にアセンブリ50の歯車に突然加えられることがある衝撃力の大きさを軽減させるために、配置されるものである。前述したように、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時に、組み合わせスイッチ57a,57bは、通常、モータ200を電源から遮断している。従って、シャフト30は、もはやスロット121,123の端125,127に向かって駆動されることがない。図2A、図2B、図2C、図3Aおよび図3Eを参照すると、組合せスイッチ57a,57bが誤調整されるかまたは機能しない場合、モータ200が継続的に作動することがあり、その結果、ブレーキ解除サイクルの終了時に、シャフト30が継続的に駆動されることになる。このような場合、シャフト30が端125,127に達するにつれて、モータを遅くし、シャフト30の移動も遅くする手段が存在しない場合、シャフト30は、スロット121,123の端125,127において装置1の固定された端面に接触するとき、突然停止することになる。ブレーキ解除サイクルの終了時における固定端面と移動しているシャフト30との間のこのような接触は、所謂、衝撃力を生じ、この衝撃力は、アセンブリ50のラック156および歯車に伝達される可能性がある。衝撃力は、モータ200ならびにアセンブリ50のラック156および歯車の質量および速度の関数であり、歯車に損傷をもたらす可能性がある。
本発明の装置1は、伝達される衝撃力の大きさを軽減し、または衝撃力がアセンブリ50の歯車に伝達されるのを回避するために配置される弾性材料を備えているとよい。従って、アセンブリ50の歯車は、例えば、もしブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時にモータ200を遮断するスイッチが誤調整されるかまたは適切に機能しない場合、ブレーキ解除サイクルの終了時に損傷するのが防がれることになる。また、弾性材料は、モータ200を遮断するスイッチが適切に作動していても、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、シャフト30の移動を徐々に遅くすることが可能である。
図2A、図3E、図6Aおよび図9Aを参照すると、一実施形態では、弾性要素90、例えば、ポリウレタンプラグまたはバネが、スロット121,123の端125,127の各々に取り付けられている。シャフト30が、スロット121,123内に移動し、端125,127に達すると、要素90が、シャフト30に接触することになる。要素90内の弾性材料は、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、端125,127に向かうシャフト30の運動に対抗し、従って、このシャフト30の運動を遅くするように作用する。その結果、要素90は、部分的に圧縮されることになる。例えば、もしモータ200が、ブレーキ解除サイクル中に不適切に通電された場合、プラグ90が部分的に圧縮されるにつれて、モータ200は、徐々に遅くなって失速し、これによって、生じた大きな衝撃力がアセンブリ50の歯車に作用することによって歯車に損傷をもたらす可能性を回避することが可能となる。
さらに他の実施形態では、図2Dを参照すると、取付け板160は、アセンブリ50のラック156および歯車に伝達されることがある衝撃力の大きさを軽減させる弾性材料を備えているとよい。代替的に、弾性材料は、カム従動子17がスロット121,123内において端125,127に向かって移動するとき、これらの端125,127と向き合うシャフト30の部分に取り付けられていてもよい。
本発明のさらに他の態様では、ブレーキ作動サイクルの開始時において、プラグ90が減圧縮され、シャフト30の運動をスロットの端から離れる方へ初期加速させ、これによって、ブレーキシュー24に向かうブレーキシュー22の移動を初期加速させることになる。
以下、歯車アセンブリ50、遠心クラッチ204、オーバランクラッチ208、摩擦クラッチ210、および弾性要素90を備えるブレーキング装置1の例示的な運転について、詳細に説明することになる。
図7を参照すると、当初、エレベータシステムがどのような故障も有せず、ブレーキング装置1が休止位置またはブレーキ作動位置にあると、想定されている。ブレーキ作動位置では、バネ15,16は、部分的に減圧縮されており、ロープ2は、シュー22,24がロープ2に加える最終的な締付け力によって、シュー22,24間に保持されており、モータ200には通電されていない。図2Bおよび図4をさらに参照すると、スイッチ57b,63が常閉位置にあると仮定し、装置1に電力が供給されると、装置1の設定がブレーキ作動位置からブレーキ解除位置を得るように切り替えられ、ブレーキ解除サイクルが開始することになる。電力の供給によって、モータ200が通電され、駆動軸を方向Aに回転させることになる。モータ200への初期通電の後、方向Aに沿った駆動軸の回転速度が所定値に達すると、クラッチ204が軸202に係合することになる。軸202が方向Aに回転し始めると、歯車G1が同一方向に回転し始めることになる。方向Aに沿った歯車G1の回転によって、歯車G2が方向Bに回転し、ローラクラッチ208が歯車G2を軸206に係合させ、これによって、歯車G2は、軸206と共に、方向Bに回転することになる。歯車G2が方向Bに回転している限り、ローラクラッチ208は、歯車G2を軸206に係合させて維持している。図9Aをさらに参照すると、軸206が方向Bに回転している間、摩擦クラッチアーム211は、下方位置に保持され、これによって、スイッチ63の作動アーム63Aに係合しないことになる。
また、歯車G3も方向Bに回転し、これによって、歯車G4、従って、軸212および歯車G5を方向Aに回転させることになる。方向Aに沿った歯車G5の回転によって、歯車G6、従って、軸214および歯車G7は、方向Bに回転することになる。
図2A、図9Aおよび図9Cを参照すると、方向Bに沿った歯車G7の回転によって、ラック156がバネ15,16に向かって下方に駆動することになる。ラック156のこの下方移動によって、カム従動子17が、面20,21に沿って下方に移動し、バネ15,16を圧縮させることになる。バネ15,16の圧縮中、カム従動子17は、継続的に、スロット121,123内に入り、それらの端125,127に向かって移動することになる。
一実施形態では、歯車アセンブリ50は、70:1の歯車比を有し、1200rpmおよび1/6馬力(hp)のモータを用いて、歯車アセンブリ50の歯車をブレーキ解除サイクルにおいて1000ポンド(lbs)を超える圧縮力をバネ15,16に加えるようになっている。
ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、シャフト30は、プラグ90に接触し、このプラグ90を部分的に圧縮することになる。プラグ90内の弾性材料は、カム従動子17が穏やかに停止するように、カム従動子17の移動を緩和させるものである。従って、バネ15,16が十分に圧縮されるとき、歯車は、それらの回転を穏やかに停止することになる。さらに、プラグ90によって、バネ15,16がブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において完全に圧縮されるとき、ブレーキシュー24から離れる方へのブレーキシュー22の移動を遅くすることが可能である。代替的に、取付け板160の弾性材料によって、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、歯車の回転を穏やかに停止させるようにしてもよい。歯車の回転の緩やかな停止は、ブレーキ解除サイクルの終了時において、アセンブリ50の歯車に伝達されることがある衝撃力の大きさを軽減させることになる。
バネ15,16が完全に圧縮されると、ブレーキング装置1は、図3に示されているようなブレーキ解除位置にある。図3を参照すると、プラグ90は、部分的に圧縮され、ラック156のアーム168が、接点80a,80bに接触し、接点要素80を閉鎖し、これによって、エレベータは、走行することが可能である。また、バネ15,16が完全に圧縮されると、ラック156のピン168Aが、アーム59Aに接触し、その結果、常閉スイッチ57bが開き、これによって、モータ200への電力を遮断してモータ200の回転を停止し、その一方、常開スイッチ57aが閉じられ、これによって、ソレノイド43を励磁することになる。
ソレノイド43が励磁されると、歯止め218がソレノイド43から離れる方に付勢され、これによって、歯止め218がピン229を中心として回転し、先端219が歯車G4と係合することになる。先端219が歯車G4と係合すると、歯車G4、従って、歯車G1,G2,G3,G5,G6,G7および軸202,206,214は、回転することができない。ここで、装置1は、ラッチ状態にあり、ブレーキ解除位置が維持されることになる。バネ15,16が圧縮状態にあるときに軸30と接触するカム面部分20A,21Aは、先端219を歯車G4に係合させて維持するために歯止め218に加えられる必要のある力が、バネ15,16が完全に圧縮されたときのバネ15,16の力と比較して小さくなるように、適切に形作られている(図2A、図3E、図6〜図9参照)。
さらに、軸202が回転を停止すると、遠心クラッチ204内の錘が内方に移動し、これによって、モータ200の駆動軸が軸202から遮断されることになる。
ブレーキング装置1がブレーキ解除位置(図3)からブレーキ作動位置が得られるように切り換えられると、ブレーキ作動サイクルが開始されることになる。ブレーキ作動サイクルでは、例えば、接点60を開けることによって、電力がアセンブリ50から遮断され、これによって、ソレノイド43は、もはや、励磁されていないことになる。ソレノイド43がもはや励磁されていないと、ソレノイド43のバネは、もはや、圧縮状態に維持されないことになる。接続要素225、従って、歯止め218の端223が、ソレノイド43に向かって移動することになる。図2Cを参照すると、ソレノイド43に向かう端223の運動による歯止め218の回転によって、先端219が歯車G4から離脱されることになる。
歯車G4が歯止め218から離脱された時点で、装置1は、ラッチ解除状態にある。バネ15,16は、減圧縮され始め、ラック156を押し上げ、これによって、以下に説明するように、歯車G7,G6,G5,G4,G3,G2,G1を回転させることになる。モータ200の駆動軸を歯車からすでに遮断している遠心クラッチ204によって、モータ200の駆動軸を回転させることなく、ブレーキ解除サイクル中に回転する方向と反対の方向に歯車を回転させることが可能となる。モータ200の駆動軸を歯車から離脱させるこのような手段が存在していない場合、バネ15,16が減圧縮し始めるとき(ブレーキング装置がブレーキ解除位置からブレーキ作動位置が得られるように切り替えられるとき)、駆動軸が方向Bに回転され、締付け力の印加を極めて緩慢にし、装置1の運転を望ましくないものにすることに留意されたい。
さらに、歯止め218が歯車G4から初期離脱するとき、プラグ90が源圧縮されることになる。プラグ90のこの減圧縮によって、シャフト30に力が加えられ、これによって、カム従動子17およびラック156の上方への初期移動を加速することになる。従って、ブレーキシュー24に向かうブレーキシュー22の移動が、初期加速されることになる。
図4および図6Aを参照すると、ラック156が上方に移動すると、歯車G7,G6が方向Aに回転し、歯車G5,G4が方向Bに回転し、歯車G3、軸206、および歯車G2が方向Aに回転し、歯車G1が方向Bに回転することになる。歯車G2が方向Aに回転すると、摩擦クラッチアーム211が、上方に移動し、スイッチ63の作動アーム63Aに接触し、これによって、常閉スイッチ63を開くことになる。スイッチ63は、歯車G2が方向Aに回転している限り、摩擦クラッチアーム211によって、開状態に保持されているので、電力が不注意によってスイッチ57bに再印加された場合でも、モータ200が回転するのを阻止することが可能となる。カム従動子17がもはや接触面20,21に沿って移動しないブレーキシューが作動される位置にラック156が達したことによって、歯車G3、従って、軸206の回転が遅くなるかまたは停止するとき、ローラクラッチ208は、歯車G2、従って、歯車G1が(フリーホイールのように)自在に回転することを可能にするように、機能することになる。換言すれば、歯車G1,G2は、軸206が遅くなるかまたは停止した後、軸206と独立して回転することになる。従って、ローラクラッチ208は、ブレーキ作動サイクルの終了間際において、歯車G1、G2の歯車の歯のせん断を防止することが可能となる。何故なら、ブレーキ作動サイクルの終了間際において、歯車G3がその回転を遅くし、または回転を停止するとき、歯車G1,G2は、高速度で回転しているからである。
一実施形態では、アセンブリ50の歯車は、例えば、ブレーキ作動サイクルの開始から約0.1〜0.2秒以内にブレーキシューによるロープの迅速な締付けを達成するような相対的な寸法、質量、および配置を有するように、選択されている。
一実施形態では、アセンブリ50の歯車は、ブレーキ作動サイクル中にブレーキシューがロープに最初に接触したとき、それぞれの歯車の回転速度がブレーキシューによって加えられるブレーキング力がロープを損傷するほど高くならないように、選択されているとよい。さらに他の実施形態では、歯車アセンブリ50は、ロープに最初に加えられるブレーキング力が、ブレーキ作動サイクルの終了時にブレーキシューによってロープに加えられる最終的な締付け力の所定割合の力となるように、ブレーキシューがロープに最初に加えられるブレーキング力の大きさを制御するように、構成されている。例えば、最初に加えられるブレーキング力は、最終的な締付け力より大きくてもよいし、または小さくてもよい。
他の実施形態では、歯車G1,G2の寸法は、ブレーキシューによってロープ2に最初に加えられるブレーキング力がロープを損傷させないようにアセンブリ50の歯車G3〜G7の回転速度を制限するように、選択されている。
一実施形態では、歯車G1,G2の第1の組は、アセンブリ50の最も小さい寸法の歯車組であり、歯車G2は、歯車G1よりも大きくなっている。ブレーキ作動サイクルおよびブレーキ解除サイクル中に、第1の歯車組の歯車は、第2および第3の歯車組の歯車よりも高速で回転することになる。歯車G1〜G7の全てがブレーキ作動サイクル中に互いに係合しているとき、より小さい寸法の歯車G1,G2が、より大きい寸法の歯車G3〜G7の回転速度を実質的に確定することになる。
さらに、ブレーキ作動サイクル中にローラクラッチ208の作動がない場合、歯車、特に、歯車G1,G2の速度に組み合わされる歯車の寸法およびそれらのモーメントによって、歯車G2,G1が破壊または寸断されることがある。オーバランクラッチ208の作動によって、歯車G1,G2は、損傷から防止され、ブレーキシューがロープに最初に加えるブレーキング力に寄与しないことになる。
さらに他の実施形態では、歯車アセンブリ50の最も弱い歯車または最も小さい寸法の歯車は、他の歯車の質量よりも小さい質量を有するように選択されている。しかし、最も小さい寸法の歯車は、ブレーキ作動サイクルの開始から約0.1〜0.2秒以内にロープの締付けをもたらし、かつロープに最初に加えられるブレーキング力が、最終的な締付け力の所定割合の力になることを可能にするのに、十分な質量を有している。
さらに他の実施形態では、歯車は、ブレーキ作動サイクル中に歯車G1の回転速度がアセンブリ50の他の歯車の1つまたは複数の回転速度の約100倍になるような、それぞれの寸法および質量を有している。
図7を再び参照すると、歯車G2がもはや回転していないブレーキ作動位置では、摩擦クラッチ211が、下方に移動し、もはや作動アーム63Aに接触せず、これによって、常閉スイッチ63が閉じることになる。常閉スイッチ63が閉じていることによって、モータ200は、電力が供給されると、作動することが可能となる。
図7および図9Aをさらに参照すると、ライニング25,26の著しい摩耗が生じていない限り、従動子17は、カム面20,21の頂部に達することがない。所定量の摩耗に達するまで、バネ15,16がライニング25,26の摩耗の分だけ伸びるので、バネ15,15の力は、カム面20,21によって増大され、一定に保持されることになる。図8を参照すると、ライニング25,26が摩耗して薄くなると、従動子17は、カム面20,21のさらに上方に移動し、このような摩耗を補償し、その一方、ラック156のピン168Aがアーム63Aに接触し、常閉スイッチ63を開くことになる。従って、モータ200は、作動することができず、装置の保守が必要とされるだろう。
それぞれの歯車の寸法および質量の選択は、多数の変数、例えば、モータのトルク、大きさおよび速度;圧縮バネの数および強度;ブレーキ作動サイクルの開始から約0.1〜0.2秒以内の最終的な締付け力によるロープの所望の締付け;最終的な締付け力の所定割合である最初に加えられる所望のブレーキング力;および所望の最終的な締付け力の関数であることをさらに理解されたい。
また、遠心クラッチ204は、クラッチ204がアセンブリ50の歯車を駆動するのに用いられるモータをブレーキ作動サイクル中にアセンブリ50から遮断させる限り、歯車アセンブリ50のどの歯車に連結されていてもよいことを理解されたい。
他の実施形態では、バネ15,16の手動の圧縮が望まれる場合、ラチェット(図示せず)のような工具を用いて、六角形の端203,207のいずれかと係合させ、次いで、軸202または206を方向AまたはBに回転させるようにしてもよい。
図2Aおよび図2Bを参照すると、アングル部材11,12が、ボルトまたは押さえネジ、例えば、ボルトまたは押さえネジ44,45によって、それぞれの壁13,14に固定されている。アングル部材12を壁14に固定するボルト45、および対応するボルトは、弧状のスロット46,47を貫通している。従って、必要に応じて、壁13,14のボルト44,45および対応するボルトを緩めることによって、図示されている位置から異なって配置されたロープ2を収容するように、壁13,14および機器支持部を傾斜させることが可能となっている。さらに、ブレーキング装置1は、どのような所望の方位、例えば、エレベータロープに対して横向きまたは上下逆に取り付けられてもよいことを理解されたい。
代替的な実施形態では、本発明のブレーキング装置1は、ブレーキシュー22,24の各々が移動可能とされ、ブレーキシュー22,24が、それぞれ、バネの減圧縮および圧縮中に、互いの方に向かってまたは互いから離れる方に移動するように、改変されてもよい。例えば、装置1のリンク18側を、図5を参照して以下に説明するようなリンク19側の構造および作動と同一の構造および作動を有するようにし、これによって、シュー22,24の両方がバネ15,16の減圧縮及び圧縮中に移動するように、改変されてもよい。
図5を参照すると、リンク19は、カムスロット領域322を画定する内面326を有するカムスロットリンク320を備えているとよい。スロット領域322は、リンク320の底端328と上端330との間に延在する縦方向寸法を有している。加えて、ブロック325は、ブロック122Bがシュー22に取り付けられているのと同じように、ブレーキシュー24に取り付けられている。従って、ブロック325は、取り付けられたシュー24と一緒に、凹部124B内において摺動可能である。ブロック325は、リンク19のカムスロット領域322内に受け入れられているカム従動子324を備えている。領域322の縦方向寸法は、リンク19の縦方向寸法に対して傾斜している。従って、リンク19がブロック122Bに旋回可能に取り付けられると共に、カムスロットリンク320においてブロック325にも取り付けられると、底端328は、上端330よりもブロック122B寄りに位置することになる。従って、バネ15,16の部分的減圧縮中、シャフト30が、図5に示されているように、カム面20に沿って上方に移動すると、カムスロットリンク320も上方に移動し、その一方、ブロック122Bは、凹部124B内においてカム面20に向かって移動し、カム従動子324は、カムスロットリンク320の底端328に向かって、内面326に沿って摺動することになる。カムスロット領域322は、ブロック122Bから離れる方に十分に傾斜しているので、ブロック122Bが、カム面20に向かって移動すると、ブロック325は、カム面20と反対の方向に移動し、その結果、ブレーキシュー22,24は、互いの方に移動することになる。バネ15,16の圧縮中、シャフト30がカム面20,21に沿って下方に移動すると、リンク19も下方に移動し、カム従動子324は、リンク320の内面326に沿って上端330に向かって摺動するので、ブロック325,122Bは、互いに離れる方に移動し、その結果、ブレーキシュー22,24は、互いに離れる方に移動することになる。
代替的実施形態では、ブレーキ作動サイクル中、歯車アセンブリ50がカム従動子17から離脱された後、米国特許第5,228,540号(“‘540特許”)に記載されているような油圧または空圧に基づくシステムを用いて、ブレーキシューによって最初加えられるブレーキング力を最終的な締付け力の所定割合の力とし、これによって、ロープの損傷を回避するようにしてもよい。なお、この特許は、参照することによって、ここに含まれるものとする。
さらに他の実施形態では、例えば、“540特許”に記載されているような油圧または空圧に基づくシステムをカム従動子に連結させ、装置1をラッチ状態に維持するのに用いるようにしてもよい。
さらに他の実施形態では、図3Eを参照すると、装置1は、センサ300を備えていてもよい。センサ300は、装置1がブレーキ解除状態にあるときにシャフト30がセンサ300に接触するように、スロット121の端124に配置されているとよい。センサ300は、電子タイマー(図示せず)および常閉スイッチ304を備えるセンサアセンブリ302の一部である。図10に示されているような装置1の電子回路が、図11に示されているようなセンサアセンブリ302を含むように改変されてもよい。図11を参照すると、センサアセンブリ302は、スイッチ60から延在するリード線、すなわちリード線59に接続されている。加えて、常閉スイッチ304は、モータ200およびスイッチ63に直列に電気接続されている。また、スイッチ304は、電子タイマーにも連結されている。ブレーキ作動サイクルの開始時において、シャフト30がもはやセンサ300に接触しなくなるとすぐに、アセンブリ302は、タイマーを作動することになる。タイマーが作動した時点で、スイッチ304が開き、これによって、モータ200への通電が阻止されることになる。いったん作動すると、タイマーは、所定の時間間隔にわたってカウントを行い、その後、アセンブリ302は、スイッチ304を常閉位置に戻すことになる。その結果、センサ300は、摩擦クラッチ210とスイッチ63との組合せと同一の機能をもたらし、ブレーキ作動サイクル中、モータ200への通電を阻止することが可能となる。代替的実施形態では、アセンブリ302のスイッチ304は、周知のエレベータ制御回路内に含まれていてもよい。
さらに他の実施形態では、ブレーキング装置1は、‘540特許に記載されているのと同様のソレノイドに連結されたラッチを有する係止アセンブリを備えていてもよい。この係止アセンブリは、装置1がブレーキ解除位置にあるとき、装置1をラッチ状態に維持するように作動することが可能となっている。係止アセンブリは、装置1に適切に取り付けられることになる。しかし、係止アセンブリは、歯車アセンブリ50の歯車の一部でもないし、歯車アセンブリ50の歯車と相互作用するものでもない。
従って、本発明の態様による歯車駆動アセンブリを備えるブレーキング装置は、例えば、エレベータシステム用の非常ブレーキに用いられたとき、以下の利点をもたらすことになる。該装置は、必要なすべての機能を含む一体品であり、2つの別々の構成要素を配置し、取付け、かつ配線する必要のある油圧または空圧システムと関連する複雑さおよび潜在的問題を解消することができる。歯車アセンブリは、歯車組を備えている。これらの歯車組は、バネを圧縮し、ブレーキ解除位置を得るのに十分な力をもたらすと共に、ブレーキシューによってロープに最初に加えられたブレーキング力が最終的な締付け力の所定割合の力になるようにすることが可能である。また、歯車アセンブリは、ブレーキ作動位置がブレーキ作動サイクルの開始から所定時間以内に得られるようにすることが可能である。さらに、該装置は、弾性材料を備えていてもよい。弾性材料は、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、バネが完全に圧縮されるとき、カム従動子の移動を遅くし、これによって、ブレーキ解除サイクルの終了時に、歯車が損傷または変形するのを防ぐように配置されている。また、弾性材料は、バネの減圧縮が開始されるとき、換言すると、ブレーキ解除位置からブレーキ作動位置が得られるように切り換えられたとき、カム従動子の移動を加速し、ブレーキシューによるロープの望ましい迅速な締付けをもたらすことになる。加えて、機械的な摩擦クラッチが、歯車アセンブリの歯車がブレーキ作動サイクル中に回転しているときにモータが作動できないことを確実にするように、スイッチを作動するように機能している。さらに、オーバランクラッチが、ブレーキ作動サイクル中に歯車の損傷または破砕を防止している。また、過摩耗スイッチが、もし装置が役に立たなくなる点まで、ブレーキシューのライニングが摩耗した場合、装置の作動を阻止している。
また、歯車アセンブリは、バネ15,16を圧縮するために通電されるので、バネ15,16が圧縮された後、異常な状態下でのブレーキの作動は、歯車アセンブリの故障によって妨げられることがない。換言すると、いったんバネ15,16が圧縮され、次いで、圧縮状態に保持されると、ブレーキの作動は、歯車アセンブリの電気的な操作性に依存しないことになる。
ここで、本発明を特定の実施形態を参照して説明したが、これらの実施形態は、本発明の原理および用途の単なる例示にすぎないことを理解されたい。従って、例示的な実施形態に対して多数の修正がなされてもよく、添付の請求項に記載されている本発明の精神および範囲から逸脱することなく、他の構成が考案されてもよいことを理解されたい。

Claims (21)

  1. 互いに対向する表面を有する1対のブレーキシューであって、前記シューの少なくとも一方は、前記シューの前記少なくとも一方の前記面が前記シューの他方の前記面に向かって移動可能となるように取り付けられている、1対のブレーキシューと、
    前記シューの前記少なくとも一方の前記面を前記シューの前記他方の前記面に向かって移動させるために、前記シューの前記少なくとも一方に接続されたカム手段と、
    前記カム手段を作動させ、これによって、前記シューの前記少なくとも一方の前記面を前記シューの前記他方の前記面に向かって移動させるために、前記カム手段に接続された圧縮可能なバネ手段と、
    前記バネ手段を圧縮するために、前記カム手段に接続された歯車駆動アセンブリと、
    前記バネ手段が圧縮された後、前記バネ手段をその圧縮状態に保持し、かつ前記バネ手段を前記圧縮状態から解放させるラッチ手段と、
    を備え、
    前記バネ手段が前記圧縮状態から解放されたとき、前記バネ手段は、前記カム手段を作動させ、前記シューの前記少なくとも一方の前記面を前記シューの前記他方の前記面に向かって移動させ、前記装置に対するブレーキ作動位置を得るようにし、前記ブレーキ作動位置は、前記解放から所定時間以内に得られることを特徴とするブレーキング装置。
  2. 前記ラッチ手段は、前記カム手段、または前記歯車駆動アセンブリの歯車に係合するものであることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  3. 前記歯車駆動アセンブリは、前記ラッチ手段を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  4. 前記ラッチ手段は、前記カム手段に係合するものであることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  5. 前記バネ手段が前記圧縮状態から解放されたとき、前記シューの前記他方に向かう前記シューの前記少なくとも一方の移動を加速させる弾性要素をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  6. 前記弾性要素は、前記カム手段と相互作用するようになっていることを特徴とする、請求項5に記載のブレーキング装置。
  7. ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時において、前記歯車アセンブリの歯車の回転速度を遅くする弾性要素をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  8. 前記バネ手段の減圧縮および圧縮中、それぞれ、選択的に前記歯車アセンブリの歯車または軸の少なくとも1つから離脱し、かつ該歯車または軸の少なくとも1つに係合するクラッチ手段をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  9. 前記歯車アセンブリは、少なくとも第1の歯車組および第2の歯車組を備え、ブレーキ作動サイクルの終了間際に、前記クラッチ手段は、前記第1の歯車組を前記第2の歯車組から離脱させるようになっていることを特徴とする、請求項8に記載のブレーキング装置。
  10. 前記歯車アセンブリの歯車が回転しているかどうかを検出し、前記歯車が回転していることを検出したとき、前記歯車アセンブリに係合可能なモータに通電されるのを妨げる手段をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  11. ブレーキ作動サイクル中、前記ブレーキシューによって締付け面に最初に加えられるブレーキング力が、ブレーキ作動サイクルの終了時において、前記ブレーキシューによって前記締付け面に加えられる最終的な締付け力の所定割合の力になることを可能にするブレーキング力制御手段をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  12. 前記ブレーキング力制御手段は、前記歯車アセンブリに連結されていることを特徴とする、請求項11に記載のブレーキング装置。
  13. 前記歯車アセンブリは、前記ブレーキング力制御手段を含んでいることを特徴とする、請求項11に記載のブレーキング装置。
  14. 前記ブレーキ作動サイクル中、前記歯車アセンブリは、前記カム手段から遮断され、前記ブレーキング力制御手段は、油圧または空圧によって作動されるようになっていることを特徴とする、請求項11に記載のブレーキング装置。
  15. 前記歯車アセンブリは、前記それぞれのブレーキシューのライニングが所定量摩耗したとき、前記歯車アセンブリの歯車に係合可能なモータに通電されるのを妨げる手段を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキング装置。
  16. 互いに対向する表面を有する1対のブレーキシューであって、前記シューの少なくとも一方は、前記シューの前記少なくとも一方の面が前記シューの他方の前記面に向かって移動可能となるように取り付けられている、1対のブレーキシューと、
    前記シューの前記少なくとも一方の前記面を前記シューの前記他方の前記面に向かって移動させるために、前記シューの前記少なくとも一方に接続されたカム手段と、
    前記カム手段に連結され、かつ前記カム手段を作動させる圧縮可能なバネ手段と、
    前記バネ手段が圧縮状態から解放されたとき、前記シューの前記他方に向かう前記シューの前記少なくとも一方の移動を加速させる弾性要素と、
    を備えていることを特徴とするブレーキング装置。
  17. 前記弾性要素は、ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時に、前記カム手段の移動を遅くするものであることを特徴とする、請求項16に記載のブレーキング装置。
  18. 少なくとも1つの圧縮可能なバネを圧縮するために、カム手段に接続された歯車組の歯車を駆動するステップであって、前記カム手段は、互いに対向する表面を有する1対のブレーキシューの少なくとも一方のブレーキシューに接続され、前記シューの前記少なくとも一方は、前記シューの前記少なくとも一方の前記面が前記シューの他方の前記面に向かっておよび該面から離れる方に移動可能となるように取り付けられている、ステップと、
    前記バネの圧縮に基づき、前記シューの前記少なくとも一方の前記面を前記シューの前記他方の前記面から離れる方に移動させるステップと、
    前記バネが圧縮された後、前記バネを圧縮状態に保持するステップと、
    前記バネが前記圧縮状態から解放されたとき、前記バネを減圧縮して前記カム手段を作動させ、前記シューの前記少なくとも一方の前記面を前記シューの前記他方の前記面に向かって移動させ、前記ブレーキシューに対するブレーキ作動位置を得るようにするステップであって、前記ブレーキ作動位置は、前記解放から所定時間以内に得られる、ステップと、
    を含んでいることを特徴とするブレーキング方法。
  19. ブレーキ作動サイクル中に、前記ブレーキシューが締付け面と最初に接触したとき、前記ブレーキシューによって、最終的な締付け力の所定割合の力を前記締付け面に加えるステップであって、前記最終的な締付け力は、前記ブレーキ作動サイクルの終了時に、前記締付け面に加えられる力である、ステップをさらに含んでいることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. ブレーキ解除サイクルの終了間際または終了時に、前記シューの前記他方から離れる方への前記シューの前記少なくとも一方の移動を遅らせるステップをさらに含んでいることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  21. 前記バネが前記圧縮状態から解放されたとき、前記シューの前記他方に向かう前記シューの前記少なくとも一方の移動を加速させるステップをさらに含んでいることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
JP2009102266A 2008-04-21 2009-04-20 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ Active JP5335531B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12503808P 2008-04-21 2008-04-21
US61/125,038 2008-04-21

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013076720A Division JP5711290B2 (ja) 2008-04-21 2013-04-02 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010013286A true JP2010013286A (ja) 2010-01-21
JP2010013286A5 JP2010013286A5 (ja) 2012-08-16
JP5335531B2 JP5335531B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=40793031

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009102266A Active JP5335531B2 (ja) 2008-04-21 2009-04-20 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ
JP2013076720A Expired - Fee Related JP5711290B2 (ja) 2008-04-21 2013-04-02 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013076720A Expired - Fee Related JP5711290B2 (ja) 2008-04-21 2013-04-02 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ

Country Status (19)

Country Link
US (1) US8511437B2 (ja)
EP (1) EP2112115B1 (ja)
JP (2) JP5335531B2 (ja)
KR (1) KR101650797B1 (ja)
CN (2) CN103964275B (ja)
AU (1) AU2009238630B2 (ja)
BR (1) BRPI0910723B1 (ja)
CA (1) CA2663349C (ja)
CY (1) CY1113327T1 (ja)
DK (1) DK2112115T3 (ja)
ES (1) ES2391367T3 (ja)
HR (1) HRP20120863T1 (ja)
MX (1) MX2009004229A (ja)
PL (1) PL2112115T3 (ja)
PT (1) PT2112115E (ja)
RU (1) RU2495290C2 (ja)
SI (1) SI2112115T1 (ja)
TW (1) TWI366549B (ja)
WO (1) WO2009131633A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013540666A (ja) * 2010-08-17 2013-11-07 ベ、フグン ロープ制動装置
CN104261297A (zh) * 2014-09-17 2015-01-07 苏州通润驱动设备股份有限公司 一种电梯曳引轮的制动装置
JP2018165183A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社日立ビルシステム エレベーター装置及びロープブレーキ装置の位置調整方法
CN111196543A (zh) * 2018-11-20 2020-05-26 梁新宇 一种防止电梯轿厢蹲底的阻拦缓冲装置

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI405706B (zh) * 2010-08-16 2013-08-21 電梯緊急逃生裝置
TWI398398B (zh) * 2010-11-04 2013-06-11 Lift Technology Co Ltd 電梯輔助逃生裝置
BR112014029119A2 (pt) 2012-05-24 2017-06-27 Inventio Ag unidade de amortecimento para um elevador
US20140288881A1 (en) * 2013-03-19 2014-09-25 Abb Technology Ag Hoist performance diagnostic, implementation and sustaining services
US20140364272A1 (en) * 2013-06-06 2014-12-11 Ma'alyuta Ltd. Transportation device for shabbat observers
US10266373B2 (en) * 2014-10-14 2019-04-23 Hangzhou Huning Elevator Parts Co., Ltd. Automatic resetting steel wire rope brake
CN108975120A (zh) * 2015-10-10 2018-12-11 乌鲁木齐九品芝麻信息科技有限公司 一种触发装置
CN105460728B (zh) * 2016-01-15 2019-02-05 任世良 一种防止电梯轿厢在停层位置意外移动的保护装置
CN105540383B (zh) * 2016-02-26 2018-05-18 上海盛蒂斯自动化设备股份有限公司 防止轿厢意外移动的夹绳器装置
CN105540378B (zh) * 2016-02-26 2018-05-22 上海盛蒂斯自动化设备股份有限公司 防止电梯轿厢意外移动的保护系统
CN105905723B (zh) * 2016-06-01 2016-12-14 田苗一 一种电梯安全控制系统
CN108557608A (zh) * 2016-12-22 2018-09-21 六安力达生产力促进中心有限公司 感应区间可调式电梯防坠器
CN106629312B (zh) * 2017-01-17 2019-03-29 上海盛蒂斯自动化设备股份有限公司 钢丝绳楔形制动器
CN106744142A (zh) * 2017-01-17 2017-05-31 上海盛蒂斯自动化设备股份有限公司 用于电梯安全防护的夹绳器装置
CN107285158B (zh) * 2017-08-08 2024-06-11 河北东方富达机械有限公司 一种甩片式电梯限速器
EP3459895B1 (en) 2017-09-22 2021-03-17 Otis Elevator Company Elevator safety gear assembly
CN107930133B (zh) * 2017-11-11 2023-11-17 华强方特(芜湖)文化科技有限公司 一种轨道车防断裂机构
DE102018202554A1 (de) * 2018-02-20 2019-08-22 Thyssenkrupp Ag Aufzugsanlage
JP6909755B2 (ja) * 2018-04-06 2021-07-28 株式会社日立ビルシステム エレベーター装置
US11230456B2 (en) 2018-05-07 2022-01-25 G.A.L. Manufacturing Company, Llc Elevator emergency brake with shoes
CN108584638A (zh) * 2018-05-14 2018-09-28 南通中尧特雷卡电梯产品有限公司 一种门机左慢门滑板组件
KR101996602B1 (ko) * 2018-11-09 2019-07-04 주식회사 휴먼엔티 로프 제동장치
EP3677534B1 (en) * 2019-01-02 2021-07-21 Otis Elevator Company Elevator safety device actuator
DE102019205906A1 (de) * 2019-04-25 2020-10-29 Robert Bosch Gmbh Elektromechanischer Bremsdruckerzeuger mit einem Getriebe, Verfahren zum Herstellen eines Getriebes eines elektromechanischen Bremsdruckerzeugers und Fahrzeug umfassend einen elektromechanischen Bremsdruckerzeuger
CN110626906A (zh) * 2019-09-12 2019-12-31 苏州科达液压电梯有限公司 双动力对折减速制停电梯
CN111332896B (zh) * 2020-03-08 2021-09-24 惠增亮 垂直升降电梯刹车盘式紧急制动系统
CN111847184B (zh) * 2020-07-30 2021-11-02 冯永芬 一种施工电梯紧急制动装置
KR102267301B1 (ko) * 2020-10-20 2021-06-21 주식회사 휴먼엔티 로프 제동장치
CN112225041A (zh) * 2020-11-04 2021-01-15 天津市航昊机电设备有限公司 一种提升罐笼变速机控制系统的压力释放装置
CN112357718B (zh) * 2020-11-09 2021-09-21 山东奔速电梯股份有限公司 无底坑家用电梯的快速制动装置
CN112682444B (zh) * 2021-01-08 2023-03-03 承德石油高等专科学校 一种连杆型常锁式碟刹装置
CN113443532B (zh) * 2021-07-29 2022-10-25 阿克陶县诚鑫路桥有限责任公司 一种施工升降机防坠安全器
CN115703610B (zh) * 2021-08-03 2025-07-22 杭州沪宁电梯部件股份有限公司 一种安全钳提拉机构及提拉总成
CN114735564B (zh) * 2022-03-25 2023-03-07 东台创跃机电有限公司 一种电梯部件用有断裂紧急承重的承重梁及其使用方法
US11975945B1 (en) 2022-11-28 2024-05-07 Otis Elevator Company Frictionless safety brake actuator
ES3041446T3 (en) 2022-11-29 2025-11-12 Otis Elevator Co Frictionless elevator safety brake actuator
CN116253263B (zh) * 2023-05-15 2023-10-20 河南工学院 一种牵引力恒定的自动排绳电动绞车
CN116733874B (zh) * 2023-07-11 2025-12-26 山东理工大学 一种基于多连杆传动的单向分布式电子机械制动执行器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06211472A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Hitachi Ltd エレベータの制動装置
JPH07509212A (ja) * 1992-07-24 1995-10-12 ホリスター−ホィットニー・エレベイター・コーポレイション ばねにより作動されるシューを備えたエレベータ用ブレーキ
JP2006188306A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用ロープブレーキ装置
WO2006078081A1 (en) * 2005-01-20 2006-07-27 Kisan Information System Co., Ltd Rope brake system of elevator by using cam
JP2006290514A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用ロープブレーキ装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2511697A (en) 1947-12-12 1950-06-13 William C Clift Elevator safety apparatus
US3327811A (en) * 1966-10-28 1967-06-27 Otis Elevator Co Governor
SU819031A1 (ru) 1978-07-10 1981-04-07 Предприятие П/Я А-3780 Ловитель кабины лифта
US4462487A (en) * 1982-04-29 1984-07-31 General Motors Corporation Combined vehicle service and parking brake control mechanism
EP0292648B1 (de) * 1987-05-22 1992-08-19 ALFRED TEVES GmbH Bremsanlage mit Blockierschutz- und/oder Antriebsschlupfregelung sowie Bremsdruckmodulator für eine solche Bremsanlage
US5101937A (en) * 1991-06-03 1992-04-07 Burrell Michael P Self centering elevator cable safety brake
US5366045A (en) * 1993-09-03 1994-11-22 Eaton Corporation Brake mechanism for a storage and retrieval vehicle
FI96838C (fi) * 1994-10-21 1996-09-10 Kone Oy Hissin turvajarru
EP1637495B1 (de) * 2003-06-16 2011-05-11 Inventio AG Seilbremse für einen Aufzug
KR100609836B1 (ko) * 2004-04-23 2006-08-11 주식회사 엘텍 엘리베이터용 로프 제동장치
BRPI0601926B1 (pt) * 2005-06-17 2018-06-12 Inventio Aktiengesellschaft Dispositivo de pára-quedas do freio
FI119768B (fi) 2006-01-16 2009-03-13 Kone Corp Hissi ja hissin jarru

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07509212A (ja) * 1992-07-24 1995-10-12 ホリスター−ホィットニー・エレベイター・コーポレイション ばねにより作動されるシューを備えたエレベータ用ブレーキ
JPH06211472A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Hitachi Ltd エレベータの制動装置
JP2006188306A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用ロープブレーキ装置
WO2006078081A1 (en) * 2005-01-20 2006-07-27 Kisan Information System Co., Ltd Rope brake system of elevator by using cam
JP2006290514A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用ロープブレーキ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013540666A (ja) * 2010-08-17 2013-11-07 ベ、フグン ロープ制動装置
CN104261297A (zh) * 2014-09-17 2015-01-07 苏州通润驱动设备股份有限公司 一种电梯曳引轮的制动装置
JP2018165183A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社日立ビルシステム エレベーター装置及びロープブレーキ装置の位置調整方法
CN111196543A (zh) * 2018-11-20 2020-05-26 梁新宇 一种防止电梯轿厢蹲底的阻拦缓冲装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013151374A (ja) 2013-08-08
PL2112115T3 (pl) 2013-01-31
SI2112115T1 (sl) 2012-12-31
CA2663349C (en) 2012-11-13
JP5335531B2 (ja) 2013-11-06
EP2112115A1 (en) 2009-10-28
EP2112115B1 (en) 2012-08-15
WO2009131633A1 (en) 2009-10-29
MX2009004229A (es) 2009-10-21
JP5711290B2 (ja) 2015-04-30
ES2391367T3 (es) 2012-11-23
AU2009238630B2 (en) 2013-09-05
US20090294220A1 (en) 2009-12-03
RU2495290C2 (ru) 2013-10-10
TWI366549B (en) 2012-06-21
PT2112115E (pt) 2012-10-30
HK1135673A1 (en) 2010-06-11
BRPI0910723A2 (pt) 2015-09-29
TW201002604A (en) 2010-01-16
US8511437B2 (en) 2013-08-20
CN103964275A (zh) 2014-08-06
DK2112115T3 (da) 2012-09-24
CN101565142B (zh) 2014-06-04
CA2663349A1 (en) 2009-10-21
KR20090111284A (ko) 2009-10-26
CY1113327T1 (el) 2016-06-22
BRPI0910723B1 (pt) 2020-05-12
CN103964275B (zh) 2017-04-12
HRP20120863T1 (hr) 2012-11-30
AU2009238630A1 (en) 2009-10-29
RU2010147361A (ru) 2012-05-27
CN101565142A (zh) 2009-10-28
KR101650797B1 (ko) 2016-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5335531B2 (ja) 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ
KR100257491B1 (ko) 브레이크장치 및 엘리베이터 시스템
CN1860077B (zh) 电梯的制动系统以及启动该制动系统的方法
US8256579B2 (en) Elevator car brake
CN102791604B (zh) 用于制动设备的致动器和升降机设施
EP0708051A1 (en) Safety brake for an elevator
CN105819302B (zh) 夹绳器
CN111032555B (zh) 具有制动蹄的电梯紧急制动器
KR101578371B1 (ko) 무대장치용 구동부의 비상제동장치
CN110857210A (zh) 电梯安全制动器、电梯和用于测试电梯安全制动器的方法
WO2005040026A1 (en) Elevator rescue drive mechanism
HK1135673B (en) Elevator car brake with shoes actuated by springs coupled to gear drive assembly
HK1098445B (en) A brake system for an elevator and the activating method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120629

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130301

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5335531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250