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JP2010013009A - 走行車システム - Google Patents

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JP2010013009A
JP2010013009A JP2008176117A JP2008176117A JP2010013009A JP 2010013009 A JP2010013009 A JP 2010013009A JP 2008176117 A JP2008176117 A JP 2008176117A JP 2008176117 A JP2008176117 A JP 2008176117A JP 2010013009 A JP2010013009 A JP 2010013009A
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Takanori Izumi
孝憲 泉
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

【課題】給電線からの磁界の漏洩を抑えることができる非接触給電方式の走行車システムを提供する。
【解決手段】 天井走行車システムは、受電ピックアップを有する走行車を走行させるためのシステムであって、一対の給電線17,17と、非磁性の導電体からなるプレート部材62とを備えている。一対の給電線17,17は、天井走行車の走行経路に沿って配置され受電ピックアップに給電するための部材である。プレート部材62は、走行路に沿って延びる主面部69と、主面部69から延び一対の給電線17,17を挟んで対向する一対の側面部71,73とを有する。一対の給電線17,17のそれぞれから近い側の一対の側面部71,73までの距離L1,L2が同一である。
【選択図】図5

Description

本発明は、走行車システム、特に、非接触給電方式により走行車に給電する走行車システムに関する。
従来、半導体製造工場等、塵埃の発生が問題となるクリーンルームでは、物品を搬送するために、軌道上に搬送台車を走行させるようにした技術が知られている。これら搬送台車の駆動源としては、通常はモータが使用される。また、モータへの電力供給は、搬送台車の軌道に沿って架設された2本の給電線からの電磁誘導によって行われる。
以下、電磁誘導による非接触給電方式について説明する。
2本の給電線は、軌道に沿って設けられた給電レールの給電線ホルダに保持されている。搬送台車の電力受電ユニットには、断面がほぼ「E」字型したフェライト製のコアが固定されている。コアの中央の突出片は、コイルが巻かれており、2本の給電線の間に非接触で挿入されている。給電線に高周波電流を流すことで、そこに発生する磁界がコアに巻かれたコイルに作用して、その結果、コイルに誘導電流が流れる。以上のようにして、給電線から搬送台車の電力受電ユニットに非接触で電力が供給され、その電力がモータや制御機器で利用される(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2002−234366号公報
以上に述べたように、走行車システムの非接触給電方式の給電線から磁界が発生しており、この磁界の一部が給電レールから外部に漏洩している。そして、走行車システムが半導体工場に採用されている場合は、給電レールからの漏れ磁界が電子ビーム式検査装置に影響して誤測定を生じさせることがある。特に、半導体デザインルールにおける微小ノード化が進むにつれて誤測定の問題が懸念されている。
本発明の課題は、給電線からの磁界の漏洩を抑えることができる非接触給電方式の走行車システムを提供することにある。
本発明に係る走行車システムは、受電ピックアップを有する走行車を走行させるためのシステムであって、一対の給電線と、非磁性の導電体からなるプレート部材とを備えている。一対の給電線は、走行車の走行経路に沿って配置され受電ピックアップに給電するための部材である。プレート部材は、走行路に沿って延びる主面部と、主面部から延び一対の給電線を挟んで対向する一対の側面部とを有する。一対の給電線のそれぞれから近い側の一対の側面部までの距離が同一である。
このシステムでは、プレート部材が非磁性体であるため、給電線から発生する磁界が外部に漏れにくい。プレート部材に渦電流が発生することで、磁気シールドを構成するからである。そのため、漏洩磁界による悪影響を他の装置に与えにくい。また、一対の給電線のそれぞれから近い側の一対の側面部までの距離を同一にすることにより、一対の給電線からそれぞれ生じる磁界のバランスを保つことができる。これにより、他の装置に漏洩磁界による悪影響を与えにくいという効果が高くなる。
一対の側面部が主面部から延びる長さが同一であり、一対の側面部の先端は一対の給電線を覆う位置まで延びていることが好ましい。この場合は、一対の側面部が主面部から延びる長さが同一であるため、一対の給電線からそれぞれ生じる磁界のバランスを保つことができる。これにより、漏洩磁界による悪影響を他の装置に与えにくいという効果が高くなる。さらに、一対の側面部の先端は一対の給電線を覆う位置まで延びているため、給電線から発生する磁界が外部により漏れにくくなる。
走行車システムは、走行経路に沿って連続して設けられ、一対の給電線を保持する樹脂製のホルダをさらに備えており、プレート部材はホルダに対して一対の給電線側に配置されていることが好ましい。この場合は、プレート部材がホルダの内側に配置されているため、走行車システムに他の部材が衝突しても、プレート部材からの塵が外部に出にくくなっている。この結果、走行車システムをクリーンルーム内に適用しても問題が生じにくい。
ホルダは、走行経路に沿って連続しておりプレート部材を内側に保持していることが好ましい。走行車システムは、ホルダに保持されてプレート部材をホルダに固定するとともに一対の給電線を保持する内側ホルダをさらに備えている。この場合は、内側ホルダがプレート部材の保持機能と給電線の保持機能とを有しているため、部品点数が少なくなる。
さらに、内側ホルダは複数のホルダ部材を有していることが好ましい。この場合は、内側ホルダは複数の部材からなるため、組立・分解作業性が向上する。つまり、ホルダ部材は外側のホルダやプレート部材に対して小さな部材であり、嵌め込むときには、外側ホルダやプレート部材に対して厳密な位置決めをすることなく嵌め込み作業ができる。また、取り外すときにも小さな部材を一つずつ外すだけで良いため、作業性がよい。さらに、複数のホルダ部材が部分的に配置されることによって、プレート部材の主面部の多くの部分が露出した状態になる。したがって、内側ホルダによる磁束の低減作用が発生しにくい。
一対の給電線とプレート部材の組は、合計二組あり、走行路の両側にそれぞれ配置されていることが好ましい。プレート部材の主面部は一対の給電線の側方外側に配置され、一対の側面部は他の銅製のプレート部材側に延びている。
本発明に係る走行車システムでは、一対の給電線からそれぞれ生じる磁界のバランスを保つことができるため、他の装置に漏洩磁界による悪影響を与えにくいという効果が高くなる。
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)天井走行車システム
図1は、給電線を用いた非接触給電供給方式による天井走行車システム1の模式図である。天井走行車システム1は、半導体工場などのクリーンルームなどに設けられ、後述するFOUP(Front Opening Unified Pod)を搬送する。天井走行車システム1は、主に、レール3と、レール3に沿って走行する天井走行車5とを有している。
半導体工場内の構成について説明する。半導体工場は、複数のベイ(工程)を有しており、遠隔のベイ同士を接続するためにインターベイルート51が設けられており、さらに各ベイはイントラベイルート53を有している。各ルート51,53はレール3により構成されている。
イントラベイルート53に沿って、半導体処理装置などの複数の処理装置55,55が配置されている。さらに、処理装置55,55の近傍には、ロードポート57が設けられている。ロードポート57は、イントラベイルート53の直下に設けられている。以上の構成において、天井走行車5はレール3を走行してロードポート57間で後述するFOUPを搬送する。
(2)レール
レール3は、図2に示すように、複数の支柱7によって天井9から吊り下げられている。レール3は、主に、走行レール11と、走行レール11の下部に設けられた給電レール13とを有している。
(a)走行レール
走行レール11は、例えばアルミ製であり、図3に示すように、断面視逆U字状に構成されており、上面部11aと、両側面部11bとを有している。両側面部11bの下には、内側に延びる一対の第1走行面11cが形成されている。さらに、両側面部11bの内側面の上部には第2走行面11dが形成され、上面部11aの下側面に第3走行面11eが形成されている。
(b)給電レール
給電レール13は、走行レール11の下部両側に設けられた一対の給電線ホルダ15,15から主に構成されている。給電線ホルダ15,15には、銅線などの導電線を絶縁材料で被覆したリッツ線からなる一対の給電線17,17が配置されている。給電線17の一端には電力供給装置(図示せず)が設けられ、一対の給電線17,17に高周波電流が供給されるようになっている。
(3)天井走行車
天井走行車5は、主に、走行部21と、受電部23と、昇降駆動部25とを有している。走行部21は、走行レール11内に配置され、レール3上を走行するための機構である。受電部23は、給電レール13内に配置され、一対の給電線17,17から電力を供給されるための機構である。昇降駆動部25は、給電レール13の下方に配置され、FOUP4を保持すると共に上下に昇降させるための機構である。
(a)走行部
走行部21は、主に、走行レール11内に配置されており、一対の第1ガイド輪18,18と、一対の第2ガイド輪19,19と、走行駆動輪20と、モータ(図示せず)とを有している。一対の第1ガイド輪18,18は、走行部21の下部両側に配置され、左右方向に延びる車軸に回転自在に支持されている。第1ガイド輪18,18は、走行レール11の第1走行面11c上に載置されている。
第2ガイド輪19,19は、走行部21の上部両側に配置され、垂直方向に延びる車軸に回転自在に支持されている。第2ガイド輪19,19は、走行レール11の第2走行面11dをガイド面として、横方向(進行方向の左右方向)の位置ズレを防止している。
走行駆動輪20は、走行部21の略中央に配置され、走行レール11の第3走行面11eに、スプリングなどの押圧手段により押圧されている。走行駆動輪20は、モータ(図示せず)によって駆動される。その結果、天井走行車5はレール3上を走行する。
(b)受電部
受電部23は、一対の給電線17,17から電力を得るための一対のピックアップユニット27を有している。具体的には、一対のピックアップユニット27,27は、給電レール13内で左右に並んで配置されている。各ピックアップユニット27は、断面が略E字型をしたフェライト製のコア29と、コア29に巻かれたピックアップコイル31とを有している。具体的には、コア29は、両側の突出部29aと、その間の中央の突出部29bとを有しており、ピックアップコイル31は中央の突出部29bに巻かれている。
給電線ホルダ15に保持された一対の給電線17,17が、両側の突出部29aと中央の突出部29bとの間に、それぞれ配置されている。この一対の給電線17,17に高周波電流を流すことによって発生する磁界がピックアップコイル31に作用して、ピックアップコイル31に誘導電流が発生する。このようにして、一対の給電線17,17からピックアップユニット27に非接触で電力を供給し、走行用のモータ(図示せず)を駆動したり、制御機器に電力を供給したりする。このように給電レール13の一対の給電線17,17と天井走行車5の受電部23とによって、非接触給電部33が構成されている。
(c)昇降駆動部
昇降駆動部(ホイスト)25は、図2に示すように、主に、本体フレーム35と、横送り部37と、θドライブ39と、ホイスト本体41と、昇降台43とを備えている。
本体フレーム35は、受電部23の下部に固定された部材である。本体フレーム35の前後には、前後フレーム45,47が設けられている。
横送り部37は、θドライブ39、ホイスト本体41および昇降台43を例えば側方に横送りし、走行レール3の側方に設けたサイドバッファ(図示せず)との間で、FOUP4を受け渡しできる。θドライブ39は、ホイスト本体41を水平面内で回動させて、FOUP4の受け渡しを容易にする。ホイスト本体41内には、昇降台43を昇降させるための昇降手段(図示せず)が設けられている。昇降手段は、例えば、4組の巻き取りドラムであり、巻き取りドラムにはベルト59が巻きかけられている。ベルト59の端部には昇降台43が取り付けられている。図4に、ベルト59が巻き取りドラムから繰り出されて、昇降台43がFOUP4と共に下降している状態を示している。
FOUP4は、内部に複数の半導体ウェハを収容しており、前面に開閉自在の蓋が設けられている。FOUP4の上部にはフランジ49が設けられており、フランジ49は昇降台43でチャックされている。
(4)給電線ホルダ
図5〜図8を用いて、給電線ホルダ15の構造について説明する。なお、一対の給電線ホルダ15,15の構造は概ね同じであるため、一方の構造のみを説明する。
給電線ホルダ15は、外側ホルダ61と、プレート部材62と、内側ホルダ63とから構成されている。外側ホルダ61とプレート部材62は共に所定の対応長さを有しており、その一対の組合せに対して内側ホルダ63は複数個が対応している。
外側ホルダ61は、樹脂製の一体成形部材であり、主に、主面部65と、主面部65の端部から側方に延びる一対の側面部67,68とを有している。主面部65は、図5,図6の紙面奥行き方向に延びており、断面では上下方向に延びている。側面部67,68も主面部65に沿って紙面奥行き方向に延びており、断面では主面部65の端部から右方向に水平に延びている。側面部67は、根元側の第1部分67aと、そこから延びる第2部分67bとを有している。第2部分67bは第1部分67aより薄くなっており、可撓性が高くなっている。第2部分67bの先端には外側にフック状のフック部67cが形成されている。側面部68は、根元側の第1部分68aと、そこから延びる第2部分68bとを有している。第1部分68aと第2部分68bは、側面部67の第2部分67bと同様に薄くなっており、可撓性が高くなっている。第2部分68bの先端には外側にフック状に曲がったフック部68cが形成されている。
なお、外側ホルダ61の側面部67の第1部分67aには係合部67dが形成され、それに対して走行レール11の下面に形成された係合部11f(図3)が係合している。この構造により、給電レール13は走行レール11に固定されている。
プレート部材62は、銅製の薄いプレートであり、主に、主面部69と、主面部69の端部から側方に延びる一対の側面部71,73とを有している。プレート部材62の厚みは、例えば、0.3mmであり、0.2〜0.4mmの範囲にあることが好ましい。主面部69は、図5,図6の紙面奥行き方向に延びており、断面では上下方向に延びている。側面部71,73も主面部69に沿って紙面奥行き方向に延びており、断面では主面部69の端部から右方向に水平に延びている。プレート部材62は、外側ホルダ61の内側の面と同様の形状になっており、外側ホルダ61の内側の面に密着した状態で保持されている。つまり、プレート部材62の主面部69は、外側ホルダ61の主面部65の内側面に密着している。プレート部材62の側面部71は、外側ホルダ61の側面部67の内側面に密着している。プレート部材62の側面部73は、外側ホルダ61の側面部68の内側面に密着している。
次に、プレート部材62の側面部71,73を外側ホルダ61の側面部67,68に密着した状態を保たせるための構造について説明する。図5に示すように、側面部71および側面部67の先端にはキャップ91が装着され、側面部73および側面部68の先端にはキャップ92が装着されている。キャップ91,92は、プレート部材62に沿って連続的に形成されていても良いし、断続的にすなわち複数箇所に配置されていても良い。以下、図5を用いて、キャップ92の断面構造について詳細に説明する。なお、キャップ91の構造はキャップ92と同様であるので、説明を省略する。
キャップ92は、例えば樹脂製であり、可撓性が高い。キャップ92は、図8に示すように、断面でU字状に折り曲げられた形状であり、側面部73および側面部68の先端はキャップ92内に収容されている。キャップ92の外側部分の先端には、キャップ92が側面部68から脱落しないようにフック部68cに係合するフック部93が形成されている。さらに、キャップ92の内側部分の先端には、側面部73に当接する突部94が形成されている。このようにして、キャップ92の両端が側面部73,68を挟みつけることで、側面部68が側面部73から離れることがない。さらに、キャップ92の中間の折り曲げ部分には、内側に突出する突部95が形成されている。突部95が側面部68の先端に当接することで、フック部68c、93の係合が維持される。
内側ホルダ63は、樹脂製の一体成形部材であり、図7に示すように、外側ホルダ61およびプレート部材62の組合せに対して所定の間隔で複数配置されている。内側ホルダ63のピッチは例えば150〜200mmである。各内側ホルダ63は、主面部75と、主面部75の中間2箇所から側方に延びる一対の給電線保持部77,79とから構成されている。内側ホルダ63の主面部75は、外側ホルダ61の内側に嵌め込まれ、主面部65に当接している。
次に、外側ホルダ61に内側ホルダ63を固定している手段について説明する。外側ホルダ61の主面部65には、内側に開いた複数の溝81が形成され、そこにはナット82が配置されている。さらに、内側ホルダ63の主面部75には、ザグリ付きの孔83が形成されている。孔83内には、ボルト84が内側から挿入され、ボルト84は、プレート部材62の主面部69に形成された孔(図示せず)を通ってナット82に螺合している。
一対の給電線17は、図3に示すように、給電線保持部77,79の先端に保持された状態で、コア29の突出部29aと突出部29bの間の空間内の奥深い位置に配置されている。
複数の内側ホルダ63が部分的に配置されることによって、プレート部材62の主面部69の多くの部分が露出した状態になる。したがって、内側ホルダ63による磁束の低減作用が発生しにくい。
図5から明らかなように、一対の給電線17,17と、それぞれから近い側のプレート部材62の一対の側面部71,73までの距離L1,L2が同一である。なお、図では、L1,L2は、両者の最短距離である。プレート部材62が非磁性体であるため、一対の給電線17,17から発生する磁界が外部に漏れにくい。プレート部材62に渦電流が発生することで、磁気シールドを構成するからである。そのため、漏洩磁界による悪影響を他の装置に与えにくい。特に、プレート部材62が銅製である(導電性が高い)ため、漏れ磁束の低減効果が高い。また、プレート部材62を配置することで、電磁誘導による給電の際にコア29の磁気回路が閉ループとなるため、給電効率が向上する。
また、それぞれから近い側のプレート部材62の一対の側面部71,73までの距離L1,L2を同一にすることにより、一対の給電線17,17からそれぞれ生じる磁界のバランスを保つことができる。これにより、他の装置に漏洩磁界による悪影響を与えにくいという効果が高くなる。
さらに、プレート部材62の一対の側面部71,73が主面部69から延びる長さL3,L4が同一であり、一対の側面部71,73の先端は一対の給電線17を覆う位置まで延びている。一対の側面部71,73が一対の給電線17,17を覆うとは、一対の給電線17,17の側方最外側部分よりも一対の側面部71,73の先端がさらに側方外側にあることを意味する。この場合は、一対の側面部67,68が主面部69から延びる長さが同一であるため、一対の給電線17,17からそれぞれ生じる磁界のバランスを保つことができる。これにより、漏洩磁界による悪影響を他の装置に与えにくいという効果が高くなる。さらに、プレート部材62の一対の側面部71,73の先端は一対の給電線17,17を覆う位置まで延びているため、一対の給電線17,17から発生する磁界が外部により漏れにくくなる。
プレート部材62が外側ホルダ61の一対の給電線17,17側、つまり外側ホルダ61の内側に配置されているため、天井走行車システム1に他の部材が衝突しても、プレート部材62からの塵が外部に出にくくなっている。この結果、本発明の一実施形態としての天井走行車システムをクリーンルーム内に適用しても問題が生じにくい。
さらに、内側ホルダ63がプレート部材62の保持機能と一対の給電線17,17の保持機能とを有しているため、部品点数を少なくできる。
次に、給電線ホルダ15の組立・分解作業について説明する。最初に、外側ホルダ61の内側にプレート部材62を嵌め込む。次に、キャップ91,92を両部材の側面部先端に装着する。この状態でプレート部材62は外側ホルダ61に仮止め固定された状態になっている。次に、複数の内側ホルダ63を外側ホルダ61の内側つまりプレート部材62の内側に嵌めていく。さらに、ボルト84をナット82に螺合する。以上で、給電線ホルダ15が組み立てられる。分解作業は、上述の組み立て作業と反対の作業を行う。
内側ホルダ63は複数の部材からなるため、組立・分解作業性が向上する。つまり、内側ホルダ63は外側ホルダ61やプレート部材62に対して小さな部材であり、嵌め込むときには、外側ホルダ61やプレート部材62に対して厳密な位置決めをすることなく嵌め込み作業ができる。また、内側ホルダ63を取り外すときにも小さな部材を一つずつ外すだけで良いため、作業性がよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、プレート部材は銅製であったが、アルミプレートやステンレスプレートであっても良い。
前記実施形態では、内側ホルダを外側ホルダに固定するためにボルトとナットを用いたが、固定方法はこれに限定されない。例えば、内側ホルダにも外側のホルダの側面部に沿った側面部を設けて、内側ホルダの側面部をわずかに弾性変形することで、自らの弾性力によって外側ホルダに固定されているようにしても良い。
前記実施形態では、プレート部材は3面を有する一枚のプレートから構成されていたが、例えば、3枚のプレートを組み合わせて構成されても良い。
前記実施形態では、天井走行車システムを説明したが、本発明は床上走行車等の他の軌道走行車システムにも適用可能である。
前記実施形態では、半導体製造工場のクリーンルーム内の走行車システムを説明したが、本発明は他の種類の工場にも適用可能である。
一対の給電線は、両方の給電線ホルダに設けられていても良いし、いずれか一方の給電線ホルダのみに設けられていても良い。
本発明は、軌道上を走行する走行車システムに広く適用可能である。
クリーンルーム内の天井走行車システムの概略模式図。 天井走行車システム及び天井走行車の部分側面図。 レール内の縦断面概略図。 天井走行車システム及び天井走行車の部分側面図。 給電ユニットの縦断面図。 給電ユニットを各部品に分解した状態の縦断面図。 レールの部分斜視図。 キャップの係合状態を示す部分断面図。
符号の説明
1 天井走行車システム
3 レール
4 FOUP
5 天井走行車
11 走行レール
13 給電レール
15 給電線ホルダ
17 給電線
23 受電部
27 ピックアップユニット
29 コア
31 ピックアップコイル
33 非接触給電部
61 外側ホルダ(ホルダ)
62 プレート部材
63 内側ホルダ
65 主面部
67,68 側面部
69 主面部
71,73 側面部
75 主面部
77,79 給電線保持部

Claims (6)

  1. 受電ピックアップを有する走行車を走行させるための走行車システムであって、
    前記走行車の走行経路に沿って配置され前記受電ピックアップに給電するための一対の給電線と、
    前記走行経路に沿って延びる主面部と、前記主面部から延び前記一対の給電線を挟んで対向する一対の側面部とを有する、非磁性の導電体からなるプレート部材とを備え、
    前記一対の給電線のそれぞれから近い側の前記一対の側面部までの距離が同一である、
    走行車システム。
  2. 前記一対の側面部が前記主面部から延びる長さが同一であり、
    前記一対の側面部の先端は前記一対の給電線を覆う位置まで延びている、請求項1に記載の走行車システム。
  3. 前記走行経路に沿って連続して設けられ、前記一対の給電線を保持する樹脂製のホルダをさらに備え、
    前記プレート部材は前記ホルダに対して前記一対の給電線側に配置されている、請求項1または2に記載の走行車システム。
  4. 前記ホルダは、走行経路に沿って連続しており前記プレート部材を内側に保持しており、
    前記ホルダに保持されて前記プレート部材を前記ホルダに固定するとともに前記一対の給電線を保持する内側ホルダをさらに備えている、請求項3に記載の走行車システム。
  5. 前記内側ホルダは複数のホルダ部材を有している、請求項4に記載の走行車システム。
  6. 前記一対の給電線と前記プレート部材の組は、合計二組あり、前記走行経路の両側にそれぞれ配置され、
    前記プレート部材の前記主面部は前記一対の給電線の側方外側に配置され、前記一対の側面部は他のプレート部材側に延びている、請求項1〜5のいずれかに記載の走行車システム。

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