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JP2010010777A - 名前解決要求装置、プログラム及び方法、並びに、ネットワークシステム - Google Patents

名前解決要求装置、プログラム及び方法、並びに、ネットワークシステム Download PDF

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JP2010010777A JP2008164580A JP2008164580A JP2010010777A JP 2010010777 A JP2010010777 A JP 2010010777A JP 2008164580 A JP2008164580 A JP 2008164580A JP 2008164580 A JP2008164580 A JP 2008164580A JP 2010010777 A JP2010010777 A JP 2010010777A
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Yuzuru Igarashi
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 他の名前解決装置に名前解決を要求して名前解決を行う名前解決装置において、名前解決に要する時間を短くすることができる。
【解決手段】 本発明は、複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求して、名前解決を行う名前解決装置に関する。そして、名前解決装置は、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録する手段と、少なくとも登録されている履歴情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに名前解決を要求する優先度を決定する手段と、決定した名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録する手段と、名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行う手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、名前解決要求装置、プログラム及び方法、並びに、ネットワークシステムに関し、例えば、DNS(Domain Name Service)サーバに適用し得る。
従来、IPv4とIPv6の網の間の通信におけるにおいて、ユーザに使い勝手の良い環境を提供するために、DNSサーバによるドメイン名称とIPアドレスの対応付けの解決を利用することでトランスレータが変換すべきIPアドレスのペアを見つけ出す方法が取られる場合がある(非特許文献1参照)。クライアントが、DNSサーバに送出する、アクセス先のドメイン名称に基づいてIPアドレスを取得する要求と、DNSサーバがクライアントに応答する解決されたIPアドレス情報を監視することで、クライアントが真にアクセスするIPアドレス(=変換後アドレス)を記憶し、クライアントが、実際にアクセスするIPアドレス(=変換前アドレス)との対応関係を学習し、パケットのプロトコル変換を実施することで、クライアントから見るとシームレスなIPv4ネットワークとIPv6ネットワーク間の通信が可能になる。このとき、クライアントが送出するDNSサーバへのIPアドレス取得要求は、トランスレータにより他の網のDNSサーバへのIPアドレス取得要求に適切に変換されるトランスレータの中のDNS関連の変換及びアドレス学習部分は、DNS−ALG(DNS−Application Level Gateway)と呼ばれる(非特許文献1参照)。
図5は、従来(非特許文献1)の、DNS−ALGの構成について示した説明図である。
IETF RFC2766
クライアントが送出するDNS−ALGへのアドレス解決要求を他の網向け要求へ変換し、他網のDNSサーバへ送出し、その返答としてのアドレス解決要求を受け付けてクライアントへ応答するまでの過程で、他網のDNSサーバの応答時間が長く一定時間を越える場合や、又は解決できないときに無応答になるDNSサーバの場合は、DNS−ALGは、他網に複数のDNSサーバが配置されている場合には、別のDNSサーバにアドレス解決要求を切り替え発出するような実装が行われる。
図6は、従来のDNS−ALGにおいて、複数のDNSサーバのいずれかに名前解決要求を切り替え発出する動作について示した説明図である。
しかしながら、DNSサーバの特性は個々に異なるため、DNS−ALGでは一律のタイムアウト時間を適用し、上記の切り替え処理を行っている。
クライアント側でこのタイムアウト処理時間待機できない場合には、クライアント側でエラー処理や、アドレス解決要求の再送を実行することになり、タイミングによっては、クライアント側では、いつまでたってもアドレス解決しないために、アプリケーションの動作に支障が発生する場合もある。また、DNS−ALGでは、一度解決したアドレス情報は保持されるが、その保持時間は一般的に無制限ではなく、利用継続中にも再度アドレス解決が必要なケースがあり、そのためアプリケーションの利用中にセッションが切断された場合には、サービスが受けられなくなることになる。
そのため、他の名前解決装置に名前解決を要求して名前解決を行う場合に、名前解決に要する時間を短くすることができる名前解決装置、プログラム及び方法が望まれている。
第1の本発明の名前解決装置は、(1)複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求し、その名前解決提供装置からの返答内容に基づいて名前解決を行う名前解決装置において、(2)当該名前解決装置と、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録する履歴情報登録手段と、(3)少なくとも上記履歴情報登録手段に登録されている情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに、当該名前解決装置が名前解決を要求する優先度を決定する優先度決定手段と、(4)上記優先度決定手段が決定した、名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録する優先度登録手段と、(5)当該名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、上記優先度登録手段に登録されている情報において、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行う名前解決要求手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明の名前解決プログラムは、(1) 複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求し、その名前解決提供装置からの返答内容に基づいて名前解決を行う名前解決装置に搭載されたコンピュータを、(2)上記名前解決装置と、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録する履歴情報登録手段と、(3)少なくとも上記履歴情報登録手段に登録されている情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに、上記名前解決装置が名前解決を要求する優先度を決定する優先度決定手段と、(4)上記優先度決定手段が決定した、名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録する優先度登録手段と、(5)上記名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、上記優先度登録手段に登録されている情報において、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行う名前解決要求手段として機能させることを特徴とする。
第3の本発明の名前解決方法は、(1)複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求し、その名前解決提供装置からの返答内容に基づいて名前解決を行う名前解決装置における名前解決方法において、(2)履歴情報登録手段、優先度決定手段、優先度登録手段、名前解決要求手段を有し、(3)上記履歴情報登録手段は、上記名前解決装置と、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録し、(4)上記優先度決定手段は、少なくとも上記履歴情報登録手段に登録されている情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに、上記名前解決装置が名前解決を要求する優先度を決定し、(5)上記優先度登録手段は、上記優先度決定手段が決定した、名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録し、(6)上記名前解決要求手段は、上記名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、上記優先度登録手段に登録されている情報において、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行うことを特徴とする。
第4の本発明のネットワークシステムは、(1)名前解決の要求元のクライアントノードと、上記クライアントノードの要求に応じて名前解決を行う名前解決装置と、上記名前解決装置の要求に応じて、名前解決に係る情報を提供する複数の名前解決提供装置とを有するネットワークシステムにおいて、(2)上記名前解決装置として、第1の本発明の名前解決装置を適用したことを特徴とする。
本発明によれば、他の名前解決装置に名前解決を要求して名前解決を行う名前解決装置において、名前解決に要する時間を短くすることができる。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による名前解決要求装置、プログラム及び方法、並びに、ネットワークシステムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。なお、この実施形態においては、実施形態の名前解決装置を、DNS−ALGに適用した例について説明している。
(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態におけるネットワークシステム1の全体構成及び、DNS−ALG10の機能的構成を示すブロック図である。
図1では、ネットワークシステム1において、DNS−ALG10は、IPv6に対応した第1のネットワーク2と、IPv4に対応した第2のネットワーク3の間に配置されている。
DNS−ALG10は、ネットワーク2に配置されているクライアントノード21から、ネットワーク3に配置されているアクセス先ノード31へアクセスするにあたって、クライアントノード21の要求に応じて名前解決やプロトコル変換などを行うものである。
アクセス先DNSサーバ32−1〜32−3は、DNS−ALG10の要求に応じて、名前解決に係る情報を提供するものである。ネットワーク3には、3台のアクセス先DNSサーバ32−1〜32−3が配置されているものとするが、アクセス先DNSサーバ32が配置される台数は限定されないものである。なお、DNSサーバ32には、既存のDNSサーバを適用することができる。
DNS−ALG10は、クライアントノード21から、名前解決の要求を行うパケット(以下、「DNS要求パケット」という)が与えられると、アクセス先DNSサーバ32−1〜32−3からいずれかのものを選択して、DNS要求パケットを生成送出し、そのアクセス先DNSサーバ32から名前解決する応答のパケット(以下、「DNS応答パケット」という)が与えられると、そのDNS応答パケットの内容についてアドレス変換などを行い、クライアントノード21に送信する。なお、以下の説明において、DNS−ALG10が、アクセス先DNSサーバ32に、DNS要求パケットを送信してからDNS応答パケットを受信するまで応答時間を、「DNS応答時間」というものとする。
DNS−ALG10は、DNS要求受信部11、DNS要求変換送出部12、DNS応答変換送出部13、DNS応答受信部14、DB情報更新部15、タイムアウト監視部16、DNS選択部17、DNSセッションDB18を有している。なお、図1においては、図示は省略しているが、DNS−ALG10は、例えば、DNSに係るレコードの登録制御など既存のDNS−ALGが有している他の構成についても備えているものとする。また、DNS−ALG10は、例えば、パソコンなどの情報処理装置(1台に限定されず、複数台を分散処理し得るようにしたものであっても良い。)上に、実施形態の名前解決プログラム(固定データを含む)などをインストールすることにより、構築されるものであるが、機能的には図1のように表すことができる。
DNS要求受信部11は、クライアントノード21から名前解決の要求を受信する機能を担っている。
DNS要求変換送出部12は、DNS要求受信部11が受信したDNS要求パケットについてネットワーク3内の通信(IPv4)に適合するように変換を行い、アクセス先DNSサーバ32−1、32−2のいずれかに向けて、DNS要求パケットを送出する機能を担っている。なお、DNS要求変換送出部12がDNS要求パケットを送出す対象となるアクセス先DNSサーバ32は、DNS選択部17により選択されるものであり、DNS選択部17によるアクセス先DNSサーバ32選択の詳細については後述する。また、DNS要求受信部11が受信したDNS要求パケットについて、ネットワーク3内の通信(IPv4)に適合するように変換する際の処理は、既存のDNS−ALG(非特許文献1)と同様の処理により実現しても良い。
DNS応答受信部14は、アクセス先DNSサーバ32−1又は、アクセス先DNSサーバ32−1からDNS応答パケットを受信する機能を担っている。
DNS応答変換送出部13は、DNS応答受信部14が受信したDNS応答パケットについて、ネットワーク2内の通信(IPv6)に適合するように変換して、クライアントノード21に送信する機能を担っている。なお、DNS応答受信部14が受信したDNS応答パケットについて、ネットワーク2内の通信(IPv6)に適合するように変換する際の処理は、既存のDNS−ALG(非特許文献1)と同様の処理により実現しても良い。
DNSセッションDB18は、DNS−ALG10において、DNS要求パケットの制御に係る情報を登録する記憶手段であり、DNSサーバ情報登録部18a、DNSサーバ優先度登録部18bを有している。なお、DNSセッションDB18に格納される情報は、DB情報更新部15により更新されるものであり、DB情報更新部15による情報更新の詳細については後述する。
図2は、DNSサーバ情報登録部18aに登録される情報の例について示した説明図である。
DNSサーバ情報登録部18aは、DNSアドレス、ステータス情報、DNS応答時間、タイムアウト時間の情報を有している。
「DNSアドレス」は、それぞれのアクセス先DNSサーバ32のアドレスの情報が格納される。DNSアドレスの数及び内容は、例えば、予め設定した内容を適用しても良いし、クライアントノード21からのDNS要求パケットの内容に応じて追加登録するようにしても良い。
「ステータス情報」は、当該アクセス先DNSサーバ32について、過去のDNS要求パケットに対する応答の履歴に基づいて、当該アクセス先DNSサーバ32が、有効(応答可能)であるか無効(応答不可)であるかの情報が格納される。なお、ステータス情報には、初期値として予め値を設定し、その後DB情報更新部15により更新された値を設定するようにしても良いし、DNS−ALG10が起動した時点で、ダミーのDNS要求パケットを送信して、その応答結果に基づいて設定するようにしても良い。
「DNS応答時間」は、当該アクセス先DNSサーバ32の、過去のDNS応答時間の履歴に基づいて、DB情報更新部15で算出された時間の情報が格納される。なお、DNS応答時間には、初期値として予め値を設定し、その後DB情報更新部15により更新された値を設定するようにしても良いし、DNS−ALG10が起動した時点で、ダミーのDNS要求パケットを送信して、そのDNS応答時間に基づいて設定するようにしても良い。
「タイムアウト時間」は、当該アクセス先DNSサーバ32に、DNS要求パケットを送信してから、DNS応答受信部14においてDNS応答パケットの受信を待機する際のタイムアウト時間の情報が格納される。タイムアウト時間は、予め設定された値を適用しても良い。また、それぞれのアクセス先DNSサーバ32ごとに異なるタイムアウト時間を設定しても良いし、一律に同じタイムアウト時間を設定するようにしても良い。
図3は、DNSサーバ優先度登録部18bに登録される情報の例について示した説明図である。
DNSサーバ優先度登録部18bは、DNS選択部17がDNS要求パケットを送信する先のアクセス先DNSサーバ32を選択する際の優先度の情報を登録する記憶手段であり、クライアントアドレス、DNSアドレス、優先度の情報を有している。
「クライアントアドレス」は、クライアントノード21のアドレス情報を示している。DNSサーバ優先度登録部18bでは、図3に示す通り、クライアントアドレスごとに、対応するDNSアドレスとその優先度の情報を格納しているものとする。
「DNSアドレス」は、該当するクライアントノード21からの名前解決の要求について、DNS要求パケットを送信する先のアクセス先DNSサーバ32のアドレス情報を格納するものである。DNSアドレスの数及び内容については、例えば、予め設定した値を適用するようにしても良い。
「優先度」は、該当するDNSアドレスDNS選択部17がDNS要求パケットを送信する先のアクセス先DNSサーバ32を選択する際の優先度の情報を格納している。図3においては、例として、優先度が最も高いものを「1」とし、値が大きくなるほど優先度が低くなるものとする。なお、優先度には、初期値として予め値を設定し、その後DB情報更新部15により更新された値を設定するようにしても良いし、DNS−ALG10が起動した時点での、DNSサーバ情報登録部18aの内容に基づいて設定するようにしても良い。
DNS選択部17は、DNSサーバ優先度登録部18bに登録されている情報に基づいて、DNS要求変換送出部12によるDNS要求パケットの送出先を選択する機能を担っている。
例として、DNS要求受信部11が、クライアントノード21からDNS要求パケットを受信した場合に、DNS選択部17が選択するDNS要求パケットの送信先について説明する。例えば、DNSサーバ優先度登録部18bには、図3のような情報が格納されており、クライアントノード21のアドレスが「A」、アクセス先DNSサーバ32−1のアドレスが「X」であった場合を想定すると、クライアントアドレスが「A」で、優先度が最も高いDNSアドレスは「X」となるので、アクセス先DNSサーバ32−1が、DNS要求パケットの送信先として選択されることになる。
タイムアウト監視部16は、DNS要求変換送出部12によりDNS要求パケットが送出されると、それぞれのDNS要求パケットに対する応答時間を監視する。そして、DNS応答パケットが到来する前に、DNSサーバ情報登録部18aに登録されている、該当するアクセス先DNSサーバ32のタイムアウト時間が経過した場合には、タイムアウト監視部16は、タイムアウトの発生を検出する。タイムアウト監視部16は、タイムアウトの発生を検出すると、DNS選択部17にその次に優先度の高いDNSアドレスを選択させ、さらに、DNS要求変換送出部12に選択されたDNSアドレスのアクセス先DNSサーバ32に対してDNS要求パケットを送信させる。また、タイムアウト監視部16は、DNS要求変換送出部12によりDNS要求パケットが送出されると、そのDNS要求パケットに係るDNS応答時間を計時する機能も担っている。
DB情報更新部15は、DNSセッションDB18に格納されている情報の更新を行う機能を担っている。
DB情報更新部15は、タイムアウト監視部16においてタイムアウトを検出したアクセス先DNSサーバ32については、DNSサーバ情報登録部18aのステータス情報を「無効」に更新し、その後、該当するアクセス先DNSサーバ32から、タイムアウト経過前にDNS応答パケットを受信した場合には、18aのステータス情報を「有効」に更新するようにしても良い。
また、DB情報更新部15は、アクセス先DNSサーバ32から、タイムアウト経過前にDNS応答パケットを受信した場合には、DNSサーバ情報登録部18aのDNS応答時間を更新する。また、DB情報更新部15により更新されるDNSサーバ情報登録部18aのDNS応答時間は、最新にタイムアウト監視部16が計時したDNS応答時間としても良いし、直近にタイムアウト監視部16が計時した複数のDNS応答時間の平均時間や、過去の一定時間(例えば、1時間程度など)に計時されたDNS応答時間の平均時間としても良い。なお、この実施形態においては、DB情報更新部15が更新するDNSサーバ情報登録部18aのDNS応答時間は、最新にタイムアウト監視部16が計時したDNS応答時間として説明する。
また、この実施形態においてDB情報更新部15は、タイムアウト監視部16においてタイムアウトを検出したアクセス先DNSサーバ32については、DNSサーバ情報登録部18aの応答時間に、例えば、応答時間の最大値として、タイムアウト時間を格納するものとする。
DB情報更新部15は、DNSサーバ情報登録部18aの内容に基づいて、DNSサーバ優先度登録部18bの優先度の情報を更新する。
DB情報更新部15は、DNSサーバ優先度登録部18bの内容(図3参照)について、クライアントアドレスごとに、各DNSアドレスの優先度を更新する。DB情報更新部15が、各DNSアドレスの優先度を更新する際には、DNSサーバ情報登録部18aにおける、DNSアドレスごとのステータス情報及びDNS応答時間が参照される。DB情報更新部15では、例えば、ステータス情報が「無効」のDNSアドレスよりも、「有効」となっているDNSアドレスの優先度が高く設定し、さらに、DNS応答時間がより短いDNSアドレスの優先度を高く設定するようにしても良い。例えば、図3において、クライアントアドレスがAのDNSアドレスはX、Y、Zと3つあるが、図2におおいてXは、ステータス情報が有効でDNS応答時間が最も短いものとなるので、図3においてXの優先度が最も高い「1」に設定され、次いで、「Y」、「Z」と順に優先度が設定されている。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態のネットワークシステム1におけるDNS−ALG10の動作(実施形態の名前解決方法)を説明する。
図4は、DNS−ALG10の動作について示したフローチャートである。
図4では、クライアントノード21からDNS−ALG10に、DNS要求パケットが与えられた際のDNS−ALG10の動作について示している。
なお、図4においては、クライアントノード21、アクセス先ノード31のアドレスはそれぞれ「A」、「α」、アクセス先DNSサーバ32−1、32−2、32−3のDNSアドレスはそれぞれ「X」、「Y」、「Z」であるものとする。また、アクセス先ノード31のドメイン名は、「NODE01」であるものとする。また、図4のフローチャートの動作開始時点において、DNSサーバ情報登録部18a、DNSサーバ優先度登録部18bの内容は、上述の図2及び図3に示す内容となっているものとして説明する。
まず、クライアントノード21から、DNS−ALG10に、アクセス先ノード31(NODE01)の名前解決に係るDNS要求パケットが与えられたものとする(S101)。
次に、DNS−ALG10では、アクセス先ノード31(NODE01)の名前解決に係るDNS要求パケットを送信する先のアクセス先DNSサーバ32のDNSアドレスが選択される(S102)。ステップS102においては、上述の通り、DNSサーバ優先度登録部18bにおいて、クライアントアドレスが「A」で優先度が最も高句設定されているDNSアドレスは「X」であるので、DNS要求パケットを送信する先のDNSアドレスとしてXが選択されることになる。
そして、DNS−ALG10から、アクセス先DNSサーバ32−1(DNSアドレス:X)に、アクセス先ノード31(NODE01)の名前解決に係るDNS要求パケットが送出され(S103)、タイムアウト監視部16においてDNS応答時間の計時が開始される(S104)。
次に、タイムアウト監視部16において、上述のステップS103で送出されたDNS要求パケットに対するDNS応答パケットが受信される前に、タイムアウトが発生するか否かが判定される(S105)。
上述のステップS105において、タイムアウトが発生する前にDNS応答パケットが受信されたと判定された場合には、DNS応答受信部14により、そのDNS応答パケットが受信され、タイムアウト監視部16によるDNS応答時間の計時が終了する(S106)。
次に、DNS応答変換送出部13により、受信したDNS応答パケットの内容が、ネットワーク2(IPv6)に適合するように変換され、内容が変換されたDNS応答パケットが、クライアントノード21に与えられる。なお、変換前のDNS応答パケットに挿入されている、アクセス先ノード31のアドレス「α」については、IPv4の形式からIPv6の形式に変換されたものが適用される(S107)。
そして、上述のステップS106において、タイムアウト監視部16により計時されたDNS応答時間などに基づいて、DB情報更新部15は、DNSサーバ情報登録部18aの、ステータス情報、DNS応答時間のデータ更新を行い、更新したDNSサーバ情報登録部18aの内容に基づいて、DNSサーバ優先度登録部18bの優先度のデータ更新が行われ(S108)処理が終了する。
一方、上述のステップS105において、上述のステップS105において、タイムアウトが発生する前にDNS応答パケットが受信されず、タイムアウト監視部16においてタイムアウトが発生したと判定された場合には、DNS選択部17により、DNSサーバ優先度登録部18bの登録情報に基づいて、次に優先度の高いアクセス先DNSサーバ32が選択され、再度上述のステップS103から動作する(S109)
なお、上述のステップS105において、タイムアウトが発生し、複数回ステップS103におけるDNS要求パケットの送出が行われた場合には、上述のステップS108のデータ更新においては、全てのDNS要求パケットの送出の応答状況に基づいて、DNSサーバ情報登録部18aの情報が更新され、更新されたDNSサーバ情報登録部18aの情報に基づいてDNSサーバ優先度登録部18bの情報が更新される。
また、上述のステップS101〜S109の処理の途中において、クライアントノード21からDNS要求パケットを受信してから、DNS−ALG10自体に設定されているタイムアウト時間が経過してもクライアントノード21に、DNS応答パケットが返答できない場合には、処理が終了され、クライアントノード21にタイムアウトが通知されるようにしても良い。その場合、上述のステップS108のデータ更新を行い、全てのDNS要求パケットの送出の応答状況に基づいて、DNSサーバ情報登録部18a、DNSサーバ優先度登録部18bの情報が更新されるようにしても良い。
(A−3)実施形態の効果
上記の実施形態では、DNS−ALG10においてアクセス先DNSサーバ32−1、32−2、32−3との通信の履歴に応じて、DNSセッションDB18のデータを更新し、更新したDNSセッションDB18のデータに基づいて、DNS選択部17においてDNS要求パケットを送信する先のアクセス先DNSサーバ32を選択している。これにより、例えば、タイムアウトが発生したアクセス先DNSサーバ32については、優先度を低くしたり、DNS応答時間の短いアクセス先DNSサーバ32については優先度を高くしたりすることができ、DNS−ALG10において、名前解決に必要とする時間を短くするという効果を奏する。また、DNS−ALG10において、名前解決に必要とする時間を短くすることにより、クライアントノード21側でタイムアウトになる頻度を減少させるという効果を奏する。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態においては、本発明をDNS−ALGに適用した場合について説明したが、DNS−ALGに限定されず、他のDNSサーバの機能を担っている装置に適用するようにしても良い。また、上記の実施形態においては、本発明を適用したDNSサーバ(DNS−ALG10)は、IPv4とIPv6のネットワークの境界に配置されているが、本発明は、複数のネットワークの境界に配置されたものでなく単一のネットワーク内の名前解決を行うDNSサーバに適用しても良い。例えば、特にアドレス変換やプロトコル変換などを行わないDNSサーバに本発明を適用しても良く、その場合、DNS要求変換送出部12、DNS応答変換送出部13における変換の処理は省略する構成としても良い。
また、上記の実施形態においては、本発明を、DNS−ALG10に適用した例について説明したが、DNSサーバに限定されず、他の名前解決を行う装置に適用しても良い。例えば、DNSサーバ以外の名前解決を行う装置としては、DDNS(Dynamic DNS)サーバや、WINS(Windows(登録商標) Internet Name Service)サーバなどが挙げられる。
さらに、上記の実施形態において、本発明を適用したDNSサーバ(DNS−ALG10)は、IPネットワーク上において名前解決を行う装置として説明したが、対応するプロトコルはIPに限定されず、例えば、IPX−SPX(Internetwork Packet eXchange/Sequenced Packet eXchange)などの他のプロトコルに対応したネットワーク上で名前解決を行う装置に本発明を適用しても良い。
さらにまた、上記の実施形態において、本発明の名前解決装置を、DNSサーバ(DNS−ALG10)に適用した例について説明したが、クライアントノードからの要求に基づいて名前解決を行うDNSサーバではなく、名前解決の要求元のクライアントノード内部の名前解決に、本発明の名前解決装置を適用するようにしても良い。すなわち、クライアントノード自体が、複数のDNSサーバのうち、優先度の高いDNSサーバから順に名前解決の要求を行う場合に、本発明の名前解決装置等を適用するようにしても良い。
(B−2)上記の実施形態においては、本発明を、DNS−ALG10に適用した例について説明したが、DNSサーバに限定されず、他の名前解決を行う装置に適用しても良い。例えば、DNSサーバ以外の名前解決を行う装置としては、DDNS(Dynamic DNS)サーバや、WINS(Windows(登録商標) Internet Name Service)サーバなどが挙げられる。
(B−3)上記の実施形態においては、DNSサーバ情報登録部18aに登録されるステータス情報及び、DNS応答時間の2つのパラメータに基づいて、DNSサーバ優先度登録部18bにおける優先度を決定しているが、どちらか一方のパラメータを用いて優先度を決定しても良く、DNSサーバ優先度登録部18bに設定する優先度を決定するパラメータの内容や組み合わせは限定されないものである。
(B−4)上記の実施形態において、DNSサーバ優先度登録部18bでは、上述の図3に示すように、クライアントノードのアドレスごとに、DNSアドレスと優先度の情報を保持しているが、複数のクライアントノードに対して共通した情報を保持するようにしても良いし、全てのクライアントノードに対して同一の情報を保持するようにしても良い。
実施形態のネットワークシステムの全体構成、及び、実施形態の名前解決装置(DNS−ALG)の機能的構成を示すブロック図である。 実施形態のDNSサーバ情報登録部に登録される情報の例について示した説明図である。 実施形態のDNSサーバ優先度登録部に登録される情報の例について示した説明図である。 実施形態の名前解決装置(DNS−ALG)の動作について示したフローチャートである。 従来の、DNS−ALGの構成について示した説明図である。 従来のDNS−ALGにおいて、複数のDNSサーバのいずれかに名前解決要求を切り替え発出する動作について示した説明図である。
符号の説明
1…ネットワークシステム、10…DNS−ALG、11…DNS要求受信部、12…DNS要求変換送出部、13…DNS応答変換送出部、14…DNS応答受信部、15…DB情報更新部、16…タイムアウト監視部、17…DNS選択部、18…DNSセッションDB、18a…DNSサーバ情報登録部、18b…DNSサーバ優先度登録部、2、3…ネットワーク、21…クライアントノード、2、31…アクセス先ノード、32、32−1〜32−3…アクセス先DNSサーバ。

Claims (6)

  1. 複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求し、その名前解決提供装置からの返答内容に基づいて名前解決を行う名前解決装置において、
    当該名前解決装置と、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録する履歴情報登録手段と、
    少なくとも上記履歴情報登録手段に登録されている情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに、当該名前解決装置が名前解決を要求する優先度を決定する優先度決定手段と、
    上記優先度決定手段が決定した、名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録する優先度登録手段と、
    当該名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、上記優先度登録手段に登録されている情報において、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行う名前解決要求手段と
    を有することを特徴とする名前解決装置。
  2. 上記履歴情報登録手段は、少なくとも、当該名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求してから応答があるまでの応答時間の履歴を登録していることを特徴とする請求項1に記載の名前解決装置。
  3. 上記履歴情報登録手段は、少なくとも、当該名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求してから応答がある前に、タイムアウト時間が経過した否かの履歴に係る情報を登録していることを特徴とする請求項1又は2に記載の名前解決装置。
  4. 複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求し、その名前解決提供装置からの返答内容に基づいて名前解決を行う名前解決装置に搭載されたコンピュータを、
    上記名前解決装置と、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録する履歴情報登録手段と、
    少なくとも上記履歴情報登録手段に登録されている情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに、上記名前解決装置が名前解決を要求する優先度を決定する優先度決定手段と、
    上記優先度決定手段が決定した、名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録する優先度登録手段と、
    上記名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、上記優先度登録手段に登録されている情報において、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行う名前解決要求手段と
    して機能させることを特徴とする名前解決プログラム。
  5. 複数の名前解決提供装置のうち、いずれかの名前解決提供装置に名前解決を要求し、その名前解決提供装置からの返答内容に基づいて名前解決を行う名前解決装置における名前解決方法において、
    履歴情報登録手段、優先度決定手段、優先度登録手段、名前解決要求手段を有し、
    上記履歴情報登録手段は、上記名前解決装置と、それぞれの名前解決提供装置との間の通信の履歴に係る情報を登録し、
    上記優先度決定手段は、少なくとも上記履歴情報登録手段に登録されている情報に基づいて、名前解決提供装置ごとに、上記名前解決装置が名前解決を要求する優先度を決定し、
    上記優先度登録手段は、上記優先度決定手段が決定した、名前解決提供装置ごとの優先度の情報を登録し、
    上記名前解決要求手段は、上記名前解決装置が名前解決提供装置に名前解決を要求する際に、上記優先度登録手段に登録されている情報において、優先度の高い名前解決提供装置に優先的に名前解決の要求を行う
    ことを特徴とする名前解決方法。
  6. 名前解決の要求元のクライアントノードと、上記クライアントノードの要求に応じて名前解決を行う名前解決装置と、上記名前解決装置の要求に応じて、名前解決に係る情報を提供する複数の名前解決提供装置とを有するネットワークシステムにおいて、
    上記名前解決装置として、請求項1〜3のいずれかに記載の名前解決装置を適用したことを特徴とするネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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