JP2010009910A - パック電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】モールディングと素電池との密着力が大きいパック電池を提供する。
【解決手段】パック電池は、素電池と、回路基板と、低温成形により形成されたモールディングとを主な構成要素として備える。パック電池では、中継リード62が、一枚の導電性板体が曲折加工されてなるものであって、互いに並行する外辺Lb、Lcを有する主面部62aと、外辺Lb、Lcの各々を折り曲げ線として主面部62aと交差する方向に立ち上げられた立上部62b、62cとを有する。また、主面部62aは、外辺Ld、Leを有し、その各々を折り曲げ線として立ち上げられた立上部62d、62eが設けられている。立上部62eは、主面部62aに対し斜め方向に立ち上げられている。モールディングは、立上部62b、62c、62d、62eを埋設するように回り込み、中継リード62全体を内包する状態に形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】パック電池は、素電池と、回路基板と、低温成形により形成されたモールディングとを主な構成要素として備える。パック電池では、中継リード62が、一枚の導電性板体が曲折加工されてなるものであって、互いに並行する外辺Lb、Lcを有する主面部62aと、外辺Lb、Lcの各々を折り曲げ線として主面部62aと交差する方向に立ち上げられた立上部62b、62cとを有する。また、主面部62aは、外辺Ld、Leを有し、その各々を折り曲げ線として立ち上げられた立上部62d、62eが設けられている。立上部62eは、主面部62aに対し斜め方向に立ち上げられている。モールディングは、立上部62b、62c、62d、62eを埋設するように回り込み、中継リード62全体を内包する状態に形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、パック電池に関し、特に、低温成形により形成されたモールディングで回路部品などが被覆された構成を有するパック電池に関する。
パック電池は、携帯電話機などのモバイル機器の普及に伴い、それらの電源として広く用いられている。従来技術に係るパック電池の構成について、図5を用い説明する。
図5(a)に示すように、パック電池は、素電池910の一方の端面がトップモールディング920で被覆され、他方の端面がボトムカバー930で被覆された構成を有する。このうち、トップモールディング920は、樹脂材料を低温成形することにより形成されている。
図5(a)に示すように、パック電池は、素電池910の一方の端面がトップモールディング920で被覆され、他方の端面がボトムカバー930で被覆された構成を有する。このうち、トップモールディング920は、樹脂材料を低温成形することにより形成されている。
図5(b)に示すように、トップモールディング920は、素電池910における一方の端面910aを被覆するとともに、絶縁板941、PTC(Positive Temperature Coefficient)素子942および保護回路基板950などを被覆している。絶縁板941は、素電池910の端面(封口板)910aに設けられた排気弁を覆うように配されている。PTC素子942は、端面910aの略中央部分に凸設された負極端子911に一端のリードが接続され、絶縁板941に対し、X軸方向の上に載置されている。PTC素子942のもう一方のリードは、保護回路基板950から延設された基板リードと接合されている。
保護回路基板950におけるもう一方の基板リード(Y軸方向右下のリード)は、リード943を介して素電池910の端面910a上のクラッド板912とスポット溶接により接合されている。
トップモールディング920を構成する樹脂材料は、素電池910における端面910aと保護回路基板950との間、および保護回路基板950におけるX軸方向左下側の主面の一部領域に回り込むように充填成形される。
特開2003−7282号公報
特開2005−346945号公報
トップモールディング920を構成する樹脂材料は、素電池910における端面910aと保護回路基板950との間、および保護回路基板950におけるX軸方向左下側の主面の一部領域に回り込むように充填成形される。
しかしながら、上記従来技術に係るパック電池では、トップモールディング920と素電池910との密着力(接合力)が十分ではなく、外部からトップモールディング920に力が加わった際に、素電池910から剥離してしまうことが生じ得る。
また、従来技術に係るパック電池では、トップモールディング920において、樹脂の厚みが厚くなる部分にヒケが発生することがある。このような問題が発生した場合には、パック電池の外観品質の低下を招き、場合によっては、歩留りの低下をもたらすことになる。特に、パック電池の小型化を推進してゆく上で、素電池と保護回路基板との間の間隙を小さくすることが必要となる場合に、このようなヒケの発生が大きな問題になってくるものと考えられる。
また、従来技術に係るパック電池では、トップモールディング920において、樹脂の厚みが厚くなる部分にヒケが発生することがある。このような問題が発生した場合には、パック電池の外観品質の低下を招き、場合によっては、歩留りの低下をもたらすことになる。特に、パック電池の小型化を推進してゆく上で、素電池と保護回路基板との間の間隙を小さくすることが必要となる場合に、このようなヒケの発生が大きな問題になってくるものと考えられる。
本発明は、上記問題を解決しようとなされたものであって、モールディングと素電池との密着力が大きいパック電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は次の構成を採用することとした。
本発明に係るパック電池は、素電池と回路基板とモールディングとを主な構成要素として備える。
・ 素電池;一端面が封口板により構成され、当該封口板に正負極の一方の極が形成されている。
本発明に係るパック電池は、素電池と回路基板とモールディングとを主な構成要素として備える。
・ 素電池;一端面が封口板により構成され、当該封口板に正負極の一方の極が形成されている。
・ 回路基板;平板形状を有してなり、素電池の封口板に対し対向配置され、上記一方の極に対して中継リードを介して電気接続されている。
・ モールディング;樹脂材料からなり、素電池の封口板と回路基板との間に充填形成されている。
本発明に係るパック電池では、中継リードが、一枚の導電性板体が曲折加工されてなるものであって、並行する第1および第2の外辺を有する主面部と、第1および第2の外辺の各々を折り曲げ線として主面部立ち上げられた第1および第2の立上部とを有する。また、回路基板は、中継リードにおける第1の立上部と当接する状態に設けられてなる基板リードを有する。
・ モールディング;樹脂材料からなり、素電池の封口板と回路基板との間に充填形成されている。
本発明に係るパック電池では、中継リードが、一枚の導電性板体が曲折加工されてなるものであって、並行する第1および第2の外辺を有する主面部と、第1および第2の外辺の各々を折り曲げ線として主面部立ち上げられた第1および第2の立上部とを有する。また、回路基板は、中継リードにおける第1の立上部と当接する状態に設けられてなる基板リードを有する。
ここで、本発明に係るパック電池の中継リードは、封口板の一方の極に対し主面部が当接された状態で接合されており、回路基板の基板リードに対し第1の立上部が上記当接部分で接合されている。また、本発明に係るパック電池のモールディングは、第1および第2の立上部を埋設するように回り込み、中継リード全体を内包する状態に形成されていることを特徴とする。
本発明に係るパック電池では、封口板と回路基板との間に配され、両者の間の接合を図る中継リードが、主面部から立ち上げられた第1および第2の立上部を有する。第1および第2の立上部は、モールディングにより内包され、成形時において、流動する樹脂材料のガイド板としての機能を果たす。即ち、中継リードに第1および第2の立上部を設けることにより、中継リードとモールディングとの接触面積、接触領域が大きくなり、モールディングと素電池との間の大きな密着力を確保することができる。
また、本発明に係るパック電池では、上述のように、中継リードに第1および第2の立上部を設けることにより、その外側のモールディングの肉厚を薄くすることができ、ヒケなどの外観不良の発生を抑制することができる。よって、本発明に係るパック電池では、モールディングでのヒケの発生を確実に抑制することが可能となる。
従って、本発明に係るパック電池は、モールディングと素電池との間の大きな密着力を確保することができ、高い外観品質を備える。
従って、本発明に係るパック電池は、モールディングと素電池との間の大きな密着力を確保することができ、高い外観品質を備える。
本発明に係るパック電池では、次のようなバリエーションを採用し得る。
本発明に係るパック電池では、中継リードにおける第1の立上部を、その主面に交差する外側方向から見るとき、当該第1の立上部には第2の立上部に対し重ならない部分が存在する。そして、本発明に係るパック電池では、第1の立上部と基板リードとの接合が、上記当接部分であって、且つ、第2の立上部に対し重ならない部分でなされている、という構成を採用することができる。このような構成を採用する場合にあっては、中継リードに第2の立上部が設けられていても、中継リードと基板リードとの接合に障害とならず、良好な作業性が確保される。よって、このような構成を採用する場合には、製造コスト面での優位性を有する。
本発明に係るパック電池では、中継リードにおける第1の立上部を、その主面に交差する外側方向から見るとき、当該第1の立上部には第2の立上部に対し重ならない部分が存在する。そして、本発明に係るパック電池では、第1の立上部と基板リードとの接合が、上記当接部分であって、且つ、第2の立上部に対し重ならない部分でなされている、という構成を採用することができる。このような構成を採用する場合にあっては、中継リードに第2の立上部が設けられていても、中継リードと基板リードとの接合に障害とならず、良好な作業性が確保される。よって、このような構成を採用する場合には、製造コスト面での優位性を有する。
また、本発明に係るパック電池では、中継リードにおいて、主面部に第1および第2の外辺と交差する方向の第3の外辺を有し、この第3の外辺を折り曲げ線として主面部に対し斜め方向に立ち上げられた第3の立上部を有する、という構成を採用することができる。このような構成を採用する場合には、第3の立上部がモールディングの接合におけるアンカーとして機能し、接合強度の向上を図ることができる。即ち、第3の立上部を主面部に対して斜め方向に立ち上げており、モールディングに対して封口板に直交する方向に引っ張り力が働いた場合や、曲げ方向に力が働いた場合にあっても、第3の立上部がアンカーとして機能して高い接合強度が確保される。
また、本発明に係るパック電池では、第3の起立部に透孔が設けられている、という構成を採用することができる。このように第3の立上部に透孔を設けることで、モールディングの樹脂材料が透孔にも浸入することになり、アンカー効果がより一層確実となる。
また、本発明に係るパック電池では、封口板において、他方の極としての端子が、当該封口板とは絶縁された状態で凸設されており、凸設されてなる端子が、感熱素子を介して回路基板に接続されている、という構成を採用することができる。
また、本発明に係るパック電池では、封口板において、他方の極としての端子が、当該封口板とは絶縁された状態で凸設されており、凸設されてなる端子が、感熱素子を介して回路基板に接続されている、という構成を採用することができる。
また、本発明に係るパック電池では、素電池として非水二次電池を採用することもできる。
以下では、本発明を実施するための最良の形態について、一例を示して説明する。なお、以下の説明で用いる実施の形態は、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、本発明は、その本質的部分以外に何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
1.パック電池1の全体構成
本実施の形態に係るパック電池1の全体構成について、図1を用い説明する。
1.パック電池1の全体構成
本実施の形態に係るパック電池1の全体構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るパック電池1は、素電池10におけるX軸方向両端の端面がトップモールディング20およびボトムカバー30によりそれぞれ覆われている。そして、素電池10における周面は、フィルム状の外装ラベル40により覆われている。
X軸方向左下のトップモールディング20には、窓部20a、20bが設けられており、一方の窓部20bは、水没ラベル41で覆われている。
X軸方向左下のトップモールディング20には、窓部20a、20bが設けられており、一方の窓部20bは、水没ラベル41で覆われている。
図1における二点鎖線で囲った部分には、便宜的にトップモールディング20を除去した状態のパック電池1を部分的に示している。図1の二点鎖線で囲った部分に示すように、トップモールディング20には、感熱素子としてのPTC素子60や保護回路が組まれた保護回路基板50が内包されている。
保護回路基板50におけるX軸方向左下側の主面50aには、5つの端子51〜55が形成されている。このうち端子51〜53は、外部装着機器との接続に用いる外部接続端子であって、トップモールディング20aからその一部が露出するようになっている。他方、端子54、55は、テスト用の端子であって、パック電池1の機能テストの後に水没ラベル41で覆われる。
保護回路基板50におけるX軸方向左下側の主面50aには、5つの端子51〜55が形成されている。このうち端子51〜53は、外部装着機器との接続に用いる外部接続端子であって、トップモールディング20aからその一部が露出するようになっている。他方、端子54、55は、テスト用の端子であって、パック電池1の機能テストの後に水没ラベル41で覆われる。
素電池10における封口板10aと保護回路基板50との間には、PTC素子60、絶縁板61および中継リード62が挿設されている。ここで、トップモールディング20の形成後においては、これらPTC素子60、絶縁板61および中継リード62の全てが内包されることになる。
なお、トップモールディング20は、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、ウレタン系樹脂などを構成材料とし、低温でのインサート成形(低温成形)をもって形成されている。
なお、トップモールディング20は、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、ウレタン系樹脂などを構成材料とし、低温でのインサート成形(低温成形)をもって形成されている。
なお、本実施の形態においてトップモールディング20の形成に用いる低温成形は、加熱され溶融された樹脂材料を利用するので、ホットメルトモールディングともいう。
2.パック電池1におけるコアパックの構成
パック電池1におけるコアパックの構成について、図2を用い説明する。なお、コアパックとは、パック電池1において充放電などの電気的機能で核となる部分をいう。
2.パック電池1におけるコアパックの構成
パック電池1におけるコアパックの構成について、図2を用い説明する。なお、コアパックとは、パック電池1において充放電などの電気的機能で核となる部分をいう。
図2に示すように、素電池10は、扁平な略直方体形状の外観形状を有しており、例えば、非水二次電池であるリチウムイオン電池が適用されている。素電池10におけるX軸方向左下の封口板10aには、X軸方向外側に凸設された負極端子11と、主面に接合されたクラッド板12と、排気弁13が設けられている。
素電池10の封口板10aに対しては、排気弁13の上を覆う状態で絶縁板61が配され、その上にPTC素子60が載置される。PTC素子60は、素子本体部60aと、Y軸の両方向にそれぞれ延出された素子リード60b、60cとを有してなる。PTC素子60における素子リード60bは、素電池10における負極端子11に接合されている。PTC素子60におけるもう一方の素子リード60cは、X軸方向に立ち上げられた部分で保護回路基板50に設けられた基板リード(図2では、図示を省略。)に接合されている。
素電池10の封口板10aに対しては、排気弁13の上を覆う状態で絶縁板61が配され、その上にPTC素子60が載置される。PTC素子60は、素子本体部60aと、Y軸の両方向にそれぞれ延出された素子リード60b、60cとを有してなる。PTC素子60における素子リード60bは、素電池10における負極端子11に接合されている。PTC素子60におけるもう一方の素子リード60cは、X軸方向に立ち上げられた部分で保護回路基板50に設けられた基板リード(図2では、図示を省略。)に接合されている。
一方、素電池10の封口板10a上のクラッド板12には、中継リード62が接合されている。クラッド板12への中継リード62の接合は、Y−Z平面に沿って形成された主面部62aの背がクラッド板12に当接され、当該当接状態でスポット溶接されることでなされている。一方、中継リード62と保護回路基板50との接合は、保護回路基板50に設けられた基板リード(図2では、図示を省略。)と、X軸方向に立ち上げられた立上部62bとがスポット溶接されることでなされている。
なお、排気弁13上を覆う絶縁板61は、PTC素子60と封口板10aとの間の電気的な絶縁と、インサート成形によりトップモールディング20を形成する際に排気弁13に樹脂材料が充填されてしまわないようにするための両目的で設けられている。
3.中継リード62
次に、パック電池1における従来との相違点である、中継リード62の形態について、図3(a)〜(c)を用い説明する。図3(a)は、中継リード62の斜視図であり、図3(b)は、中継リード62を図3(a)の矢印Bの方向に見たときの平面図であり、図3(c)は、中継リード62を図3(a)の矢印Cの方向に見たときの平面図である。
3.中継リード62
次に、パック電池1における従来との相違点である、中継リード62の形態について、図3(a)〜(c)を用い説明する。図3(a)は、中継リード62の斜視図であり、図3(b)は、中継リード62を図3(a)の矢印Bの方向に見たときの平面図であり、図3(c)は、中継リード62を図3(a)の矢印Cの方向に見たときの平面図である。
図3(a)〜(c)に示すように、中継リード62は、一枚の導電性板体としての金属板が曲折加工されてなるものであって、Y−Z平面に沿った主面部62aと、そこから立ち上げられた立上部62b、62c、62d、62eとを有し構成されている。また、図3(a)に示すように、Y軸方向の両側に設けられた立上部62d、62eには、それぞれ透孔62dh、62ehがそれぞれ設けられている。
図3(b)に示すように、立上部62eは、主面部62aにおける外辺Leを折り曲げ線として、主面部62aと角度θ1を有するように立ち上げられている(折り曲げ加工されている)。また、立上部62dは、主面部62aにおける外辺Ldを折り曲げ線として、主面部62aと角度θ2を有するように立ち上げられている。ここで、角度θ1は、0[°]よりも大きく、且つ、90[°]よりも小さく設定されており(例えば、略30[°]に設定されており)、主面部62aに対し斜め方向に立ち上げられている。
一方、角度θ2は、略90[°]に設定されており、立上部62dは、主面部62aに対し略直交する方向に立ち上げられている。
図3(c)に示すように、立上部62bは、主面部62aにおける外辺Lbを折り曲げ線として、立ち上げられている(折り曲げ加工されている)。立上部62cは、主面部62aにおける外辺Lcを折り曲げ線として、立ち上げられている。ここで、主面部62aにおける外辺Lbと外辺Lcとは、並行している。
図3(c)に示すように、立上部62bは、主面部62aにおける外辺Lbを折り曲げ線として、立ち上げられている(折り曲げ加工されている)。立上部62cは、主面部62aにおける外辺Lcを折り曲げ線として、立ち上げられている。ここで、主面部62aにおける外辺Lbと外辺Lcとは、並行している。
また、図3(b)に示すように、立上部62bを矢印Bの方向に見るとき、立上部62bには、立上部62cに対し重ならない部分を一部に有する。
4.保護回路基板50とPTC素子60および中継リード62との接合
保護回路基板50とPTC素子60および中継リード62との接合について、図4を用い説明する。
4.保護回路基板50とPTC素子60および中継リード62との接合
保護回路基板50とPTC素子60および中継リード62との接合について、図4を用い説明する。
図4に示すように、保護回路基板50には、裏面50bにおけるY軸方向の両端部分にX軸方向の封口板10aに向けて基板リード56、57が延設されている。基板リード56は、PTC素子60における素子リード60cとスポット溶接により接合されている。このようなスポット溶接は、図4の紙面に垂直な方向(Z軸方向)の上側、あるいは下側から作業をすることができる。
また、基板リード57は、中継リード62の立上部62bとスポット溶接により接合されている。ここで、上記のように、中継リード62では、図3(b)などに示すように、立上部62bにおいて立上部62cと重ならない部分を有するので、当該部分で基板リード57とのスポット溶接が図られている。このようなスポット溶接についても、上記同様に、図4の紙面に垂直な方向(Z軸方向)の上側、あるいは下側から作業をすることができる。
なお、トップモールディング20は、保護回路基板50と素電池10における封口板10aとの間(領域D)に充填形成されることになり、中継リード62における立上部62b、62c、62d、62eの全てを埋設するように樹脂が回り込み、中継リード62の全体が内包される。そして、金型に装着されて溶融された樹脂材料を充填するときには、パック電池1の側方(図4においては、紙面に垂直な上方向、あるいは下方向)から、ゲートを通じて樹脂材料が注入、充填されることになる。
5.優位性
本実施の形態に係るパック電池1が有する優位性について、説明する。
本実施の形態に係るパック電池1では、素電池10の封口板10aと保護回路基板50との間に配され、両者の間の接合を図る中継リード62が、主面部62aと、これに交差する方向に立ち上げられた立上部62b、62cを有する(図3(a)、(c)を参照)。立上部62bと立上部62cとは、トップモールディング20により内包され、その成形時において、流動する樹脂材料のガイド板としての機能を果たす。即ち、中継リード62に立上部62b、62cを設けることにより、その外側のトップモールディングの肉厚を薄くすることができ、ヒケなどの外観不良の発生を抑制することができる。よって、パック電池1では、トップモールディングでのヒケの発生を確実に抑制することが可能となり、優れた外観品質が確保される。
本実施の形態に係るパック電池1が有する優位性について、説明する。
本実施の形態に係るパック電池1では、素電池10の封口板10aと保護回路基板50との間に配され、両者の間の接合を図る中継リード62が、主面部62aと、これに交差する方向に立ち上げられた立上部62b、62cを有する(図3(a)、(c)を参照)。立上部62bと立上部62cとは、トップモールディング20により内包され、その成形時において、流動する樹脂材料のガイド板としての機能を果たす。即ち、中継リード62に立上部62b、62cを設けることにより、その外側のトップモールディングの肉厚を薄くすることができ、ヒケなどの外観不良の発生を抑制することができる。よって、パック電池1では、トップモールディングでのヒケの発生を確実に抑制することが可能となり、優れた外観品質が確保される。
また、パック電池1では、中継リード62において、図3(b)に示すように、立上部62bを矢印Bの方向に見るとき、立上部62cと重ならない部分を有する。図4に示すように、立上部62bに立上部62cと重ならない部分を設けておくことによって、立上部62bと基板リード57との接合の際に、立上部62cの存在しない部分からスポット溶接などの溶接棒を挿入することが可能となる。なお、スポット溶接を行う場合には、上記のように、図4の紙面に垂直な方向(Z軸方向)の上側、あるいは下側から作業をすることができ、その他に、シリーズスポット溶接の場合には、図4におけるY軸方向に2本の溶接棒を用いることができる。よって、本実施の形態に係るパック電池1では、上述のように、トップモールディング20におけるヒケの発生を効果的に抑制しながら、製造時における良好な作業性が確保可能である。よって、パック電池1では、製造コストの上昇を抑えることができる。
また、パック電池1では、図3(c)などに示すように、中継リード62において、主面部62aに対し0[°]より大きく90[°]より小さい角度θ1をもって斜め方向に立ち上げられた(折り曲げ加工された)立上部62eを有するので、この立上部62eをトップモールディング20の接合におけるアンカーとして機能させることができる。よって、パック電池1では、トップモールディング20の高い接合強度を有する。よって、パック電池1では、トップモールディング20に対して封口板10aに直交する方向に引っ張り力が働いた場合や、曲げ方向に力が働いた場合にあっても、立上部62eがアンカーとして機能して高い接合強度が確保される(大きな密着力が得られる)。
また、パック電池1では、中継リード62において、立上部62dおよび立上部62eのそれぞれにおいて、透孔62dhおよび透孔62ehが設けられているので、トップモールディング20の樹脂材料が透孔62dh、62ehにも浸入することになり、アンカー効果がより一層確実となる。
ここで、上述のように、樹脂材料は、パック電池1の側方より注入することにより、樹脂材料の注入方向に向かって開口する中継リード62における透孔62dh、62ehを、樹脂材料が通過し、透孔62dh、62ehに樹脂材料が十分に充填されることになる。このため、トップモールディング20と中継リード62、即ち、トップモールディング20と素電池10との密着力の向上が図られる。
ここで、上述のように、樹脂材料は、パック電池1の側方より注入することにより、樹脂材料の注入方向に向かって開口する中継リード62における透孔62dh、62ehを、樹脂材料が通過し、透孔62dh、62ehに樹脂材料が十分に充填されることになる。このため、トップモールディング20と中継リード62、即ち、トップモールディング20と素電池10との密着力の向上が図られる。
また、図3(b)に示すように、板状の立上部62eの面が、同じく板状の主面部62aの面に対して、ひねりを加えた面(面の方向を方線で示す場合、X軸方向、Y軸方向だけでなく、Z軸方向の成分も含む面)となっている。よって、本実施の形態に係るパック電池1では、外部から加わる種々の力に対して、トップモールディング20と素電池10とを強固に密着させることができる。
6.その他の事項
上記実施の形態で採用した各構成および材料などは、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いた一例であって、本発明は、その本質的な特徴部分以外に何ら上記形態に限定を受けるものではない。例えば、パック電池1では、一つの素電池10を備える構成としたが、二つ以上の素電池を内蔵する形態を採用することもできる。
上記実施の形態で採用した各構成および材料などは、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いた一例であって、本発明は、その本質的な特徴部分以外に何ら上記形態に限定を受けるものではない。例えば、パック電池1では、一つの素電池10を備える構成としたが、二つ以上の素電池を内蔵する形態を採用することもできる。
また、パック電池1では、素電池10として扁平の略直方体形状の非水二次電池(リチウムイオン電池)を採用したが、素電池の種類および外観形状については、これに限定されない。例えば、円筒型の外観形状を有する電池を素電池として採用したり、ニッケル−カドミウム二次電池やニッケル−水素二次電池などを素電池として採用したりすることもできる。
また、パック電池1では、素電池10における負極端子11が封口板10aから凸設された構成としたが、正極端子が封口板から凸設された構成の素電池を採用することもできる。なお、このような場合においても、素電池における凸設された端子(正極端子)にPTC素子を接続しておくことが望ましい。これは、例えば、外装ラベルが破れたりして素電池10における外装缶と出力との間などで短絡を生じ、ICが壊れた場合にも、素電池の正極端子と保護回路基板との間の電力流通経路中にPTC素子が介在されることになり、安全性の確保という観点から望ましい。
また、パック電池1では、中継リード62と保護回路基板50の基板リード57との接合に係る作業性確保という観点から、立上部62bにおいて立上部62cと重ならない部分を設けたが、パック電池のサイズなどの諸条件で溶接時における作業性を考慮する必要がないような場合には、中継リード62の幅全体に立上部62b、62cを設けることとしてもよい。このようにすることにより、トップモールディング20のヒケなどの外観不良をより一層低減することが可能となる。
本発明は、携帯電話機などのモバイル機器の電源として、高い外観品質を有するパック電池を実現するのに有用な技術である。
1.パック電池
10.素電池
11.負極端子
12.クラッド板
13.排気弁
20.トップモールディング
30.ボトムカバー
40.外装ラベル
41.水没ラベル
50.保護回路基板
51〜55.基板端子
56、57.基板リード
60.PTC素子
61.絶縁板
62.中継リード
62a.主面部
62b〜62e.立上部
10.素電池
11.負極端子
12.クラッド板
13.排気弁
20.トップモールディング
30.ボトムカバー
40.外装ラベル
41.水没ラベル
50.保護回路基板
51〜55.基板端子
56、57.基板リード
60.PTC素子
61.絶縁板
62.中継リード
62a.主面部
62b〜62e.立上部
Claims (6)
- 一端面が封口板により構成され、当該封口板に正負極の一方の極が形成されてなる素電池と、
平板形状を有してなり、前記封口板に対し対向配置され、前記一方の極に対して中継リードを介して電気接続された回路基板と、
樹脂材料からなり、前記封口板と前記回路基板との間に充填形成されてなるモールディングとを有するパック電池であって、
前記中継リードは、一枚の導電性板体が曲折加工されてなるものであって、並行する第1および第2の外辺を有する主面部と、前記第1および第2の外辺の各々を折り曲げ線として前記主面部から立ち上げられた第1および第2の立上部とを有し
前記回路基板には、前記中継リードにおける前記第1の立上部と当接する状態に設けられてなる基板リードを有し、
前記中継リードは、前記封口板の一方の極に対し、前記主面部が当接された状態で接合されており、前記回路基板の基板リードに対し、前記第1の立上部が前記当接部分で接合されており、
前記モールディングは、前記第1および第2の立上部を埋設するように回り込み、前記中継リード全体を内包する状態に形成されている
ことを特徴とするパック電池。 - 前記第1の立上部をその主面に交差する外側方向から見るとき、当該第1の立上部には、前記第2の立上部に対し重ならない部分が存在し、
前記第1の立上部は、前記基板リードに対し、前記当接部分であって、且つ、前記重ならない部分で接合されている
ことを特徴とする請求項1に記載のパック電池。 - 前記リードは、前記主面部に前記第1および第2の外辺と交差する方向の第3の外辺を有し、前記第3の外辺を折り曲げ線として前記主面部に対し斜め方向に立ち上げられた第3の立上部を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のパック電池。 - 前記第3の立上部には、透孔が設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載のパック電池。 - 前記封口板には、他方の極としての端子が、当該封口板とは絶縁された状態で凸設されており、
前記凸設されてなる端子は、感熱素子を介して前記回路基板に接続されている
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のパック電池。 - 前記素電池は、非水二次電池である
ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のパック電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008167091A JP2010009910A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | パック電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008167091A JP2010009910A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | パック電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010009910A true JP2010009910A (ja) | 2010-01-14 |
Family
ID=41590152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008167091A Withdrawn JP2010009910A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | パック電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010009910A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019021881A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | 三洋電機株式会社 | 電源装置 |
-
2008
- 2008-06-26 JP JP2008167091A patent/JP2010009910A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019021881A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | 三洋電機株式会社 | 電源装置 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20130319 |