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JP2010008357A - 磁気センサ - Google Patents

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JP2010008357A
JP2010008357A JP2008170846A JP2008170846A JP2010008357A JP 2010008357 A JP2010008357 A JP 2010008357A JP 2008170846 A JP2008170846 A JP 2008170846A JP 2008170846 A JP2008170846 A JP 2008170846A JP 2010008357 A JP2010008357 A JP 2010008357A
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magnetic
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JP2008170846A
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Katsufumi Nagasu
勝文 長洲
Takuya Aizawa
卓也 相沢
Satoru Nakao
知 中尾
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

【課題】平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度の向上を図る。
【解決手段】基板の上に、外部磁界J1により磁気特性が変化する磁性体膜と前記磁性体膜にバイアス磁界を印加するコイルとを、絶縁体を介して重なるように配し、前記コイルは、逆スパイラルの第1コイル部および第2コイル部からなり、前記第1コイル部と前記第2コイル部は、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が誘起電圧出力端をなしており、前記磁性体膜は、前記第1コイル部の内周端近傍および前記第2コイル部の内周端近傍を通る直線に沿って、前記第1コイル部と前記第2コイル部の内周端近傍間に位置する第1領域e1からその外側に位置する第2領域e21,e22まで延設され、e21,e22に通電領域を有し、前記コイルは、その長手方向に沿って生じる前記誘起電圧H11,H12,H21,H22が、e1およびe21,e22において同じ向きである。
【選択図】図2

Description

本発明は、微小な磁界を高精度に検知する磁気センサに関し、特にフラックスゲートセンサや高周波キャリア型センサとして使用される磁気センサに関する。
微弱な外部磁界を高精度に検知する磁気センサとして、磁気インピーダンス素子(磁性体膜)を用いたものがある。しかし、磁気インピーダンス素子は、ゼロ磁界付近では感度を持たないため、素子近傍に配置したコイルによってバイアス磁界を印加して高周波キャリア型センサとして使用するか、あるいは素子近傍にコイルを配置してフラックスゲートセンサとして使用する必要がある。
近年は、モバイル機器に搭載するために、磁気センサの薄型化・小型化の要求が強く、例えば磁性体膜と平面コイルとで構成された薄型かつ小型の磁気センサが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
図6および図7は、それぞれ従来の磁気センサの一例を示す図である。図6において、(a)は平面図、(b)は(a)においてのS11−S11間の断面図である。同様に、図7において、(a)は平面図、(b)は(a)においてのS12−S12間の断面図である。
図6に示すように、従来の磁気センサ100は、基板100Aと、絶縁体100Bと、磁性体膜111(111a,111b)と、磁性体膜の接続配線112(112a,112b,112c)と、磁性体膜の電極パッド113(113a,113b)と、コイル114(114a,114b)と、コイルの接続配線115(115a,115b)と、コイルの電極パッド116(116a,116b)とを備えて構成されている(例えば特許文献1参照)。
また、図7に示すように、従来の磁気センサ200は、基板200Aと、絶縁体200Bと、磁性体膜211(211a,211b)と、磁性体膜の接続配線212(212a,212b,212c)と、磁性体膜の電極パッド213(213a,213b)と、コイル214(214a,214b)と、コイルの接続配線215(215a,215b)と、コイルの電極パッド216(216a,216b)とを備えて構成されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−004831号公報 特開2006−201123号公報
しかしながら、図6に示す従来の磁気センサ100では、磁性体膜111が、逆スパイラルのコイル部114a,114bからなるコイル114の内周端近傍間領域(コイル中心間領域)e1のみに設けられているため、このコイル中心間領域e1の外側領域e21,e22が無駄になっていた。
一方、図7に示す従来の磁気センサ200では、磁性体膜211はコイル中心間領域e1のみならず、外側領域e21,e22まで延びて、コイル214の全域にわたって設けられている。しかし、磁性体膜211a,211bは、コイル部214bの内周端近傍において、それぞれ配線212a,212bによって電極パッド213a,213bに接続されるとともに、コイル部214aの内周端近傍において、配線212cによって互いに接続されている。従って、磁気センサ200において、外側領域e21,e22に配置された磁性体膜部分は通電領域ではないので、外側領域e21,e22を有効に使用しているとは言い難い。従来の磁気センサ200において通電領域をコイル中心間領域e1から外側領域e21,e22にまで広げた場合には、以下の問題が発生し、外部磁界の検知感度を高めることの障害となる(例えば、特許文献2の段落[0009]および図13参照)。
(誘導コイルの場合)
図8は磁性体膜211の通電領域を広げた磁気センサ200をフラックスゲートセンサとして使用した場合の従来の問題を説明する平面模式図である。通電領域を広げた磁気センサ200において、コイル214を誘導コイルとして用い、電極パッド216a,216bを磁気検知(誘起電圧)出力端子とし、電極パッド213aを信号入力端子、電極パッド213bをGND端子とする。
電極パッド213から磁性体膜211に高周波信号またはパルス信号を通電し、そのときに例えば図8中の矢印J1の向きの外部磁界が存在すると、磁性体膜211は、広げた通電領域において、図8中の矢印G11,G12,G21,G22の向きに磁界変化を生じる。これにより、コイル214は、磁性体膜211の上層に位置しているので、コイル中心間領域e1では図8中の矢印H11,H12の向きに誘起電圧を発生し、外側領域e21,e22では図8中の矢印H21,H22の向きに誘起電圧を発生する。
このように、フラックスゲートセンサとして使用する場合には、磁性体膜211の磁気特性変化によりコイル214に誘起される電圧は、コイル中心間領域e1においての向き(符号)H11,H12と、その外側領域e21,e22においての向き(符号)H21,H22とが逆になる。このため、誘起電圧を大きくすることができず、かえって外部磁界の検知感度が低下してしまう。
(バイアスコイルの場合)
図9は磁性体膜211の通電領域を広げた磁気センサ200を高周波キャリア型センサとして使用した場合の従来の問題を説明する平面模式図である。通電領域を広げた磁気センサ200において、コイル214をバイアスコイルとして用い、電極パッド213a,213bを磁気検知出力端子とし、電極パッド216bをGND端子とし、電極パッド216aを電圧入力端子とする。
コイル214に電圧を印加すると、図9中の矢印E11,E12,E21,E22の向きにコイル電流が流れ、コイル214はバイアス磁界を発生する。これにより、磁性体膜211a,211bは、コイル214の下層に位置するので、コイル中心間領域e1では図9中の矢印F11,F12の向きにコイル214からの上記バイアス磁界を受け、外側領域e21,e22では図9中の矢印F21,F22の向きにコイル214からの上記バイアス磁界を受ける。
このように、高周波キャリア型センサとして使用した場合には、磁性体膜211から見て、コイル中心間領域e1でのコイル通電の向きE11,E12と、この外側領域e21,e22でのコイル通電の向きE21,E22とが逆向きになる。このため、バイアス磁界印加のためにコイル214に通電すると、コイル中心間領域e1において磁性体膜211が受けるバイアス磁界の向きF11,F12と、その外側領域e21,e22において磁性体膜211が受けるバイアス磁界の向きF21,F22とが逆向きとなる。従って、磁性体膜211に逆向きのバイアス磁界が印加されるので、バイアス磁界の印加効率が悪くなり、この印加効率の低下が検知感度の向上を図ることの障害となる。
以上のように従来の磁気センサでは、その平面領域を有効活用して検知感度の向上を図ることができないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度の向上を図ることができる磁気センサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の磁気センサは、基板の上に、外部磁界が印加されつつ信号を通電すると通電領域の磁気特性が変化する磁性体膜と、前記磁性体膜の通電による磁気特性の変化により誘起電圧が変化するコイルとを、絶縁体を介して重なるように配した磁気センサであって、前記コイルは、前記基板の上方から見て、それぞれの内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつ第1コイル部および第2コイル部からなり、前記第1コイル部と前記第2コイル部は、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が誘起電圧出力端をなしており、前記磁性体膜は、前記第1コイル部の内周端近傍および前記第2コイル部の内周端近傍を通る直線に沿って、前記第1コイル部と前記第2コイル部の内周端近傍間に位置する第1領域から前記第1領域の外側に位置する第2領域まで延設され、前記第2領域に通電領域を有しており、前記コイルは、その長手方向に沿って生じる前記誘起電圧が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きであることを特徴とする。
また、本発明の第2の磁気センサは、基板の上に、外部磁界により磁気特性が変化する磁性体膜と前記磁性体膜にバイアス磁界を印加するコイルとを、絶縁体を介して重なるように配した磁気センサであって、前記コイルは、前記基板の上方から見て、それぞれの内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつ第1コイル部および第2コイル部からなり、前記第1コイル部と前記第2コイル部は、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が信号入力端をなしており、前記磁性体膜は、前記第1コイル部の内周端近傍および前記第2コイル部の内周端近傍を通る直線に沿って、前記第1コイル部と前記第2コイル部の内周端近傍間に位置する第1領域から前記第1領域の外側に位置する第2領域まで延設され、その長手方向に沿って生じる前記バイアス磁界が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きであることを特徴とする。
本発明の第1の磁気センサによれば、コイルの長手方向に沿って生じる誘起電圧が第1の領域と前記第2の領域において同じ向きであることにより、従来よりも誘起電圧を大きくすることができるので、センサの平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度を向上させることができるという効果がある。
また、本発明の第2の磁気センサによれば、磁性体膜の長手方向に沿って生じるバイアス磁界が第1の領域と前記第2の領域において同じ向きであることにより、従来よりもバイアス磁界の印加効率を高くすることができるので、センサの平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度を向上させることができるという効果がある。
以下、本発明を、図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
実施の形態1
図1は本発明の磁気センサの実施の形態1を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)においてのS1−S1間の断面図である。図1に示すように、本発明の実施の形態1の磁気センサ10は、基板10Aと、絶縁体10Bと、磁性体膜11(11a,11b)と、磁性体膜の接続配線12(12a,12b,12c)と、磁性体膜の電極パッド13(13a,13b)と、コイル14(14a,14b)と、コイルの接続配線15(15a,15b)と、コイルの電極パッド16(16a,16b)とを備えて構成されている。
基板10Aは、非磁性材料等からなる基板である。この基板10Aとしては、例えば、酸化膜付きのシリコン(Si)基板、ガラス基板、セラミック基板等を用いることができる。この実施の形態1の磁気センサ10は、図1に示すように、基板10A上に形成された薄型のセンサとして構成されている。
絶縁体10Bは、基板10A上に設けられており、近接して配置された磁性体膜11とコイル14との間、あるいはこれらと他の導体との間の絶縁を確保するとともに、磁気センサ10の絶縁性を確保している。この絶縁体10Bは、1種または2種以上の絶縁性材料を適宜選択して用いることが可能であるが、例えば、プラズマCVD法によるシリコン酸化膜等の酸化膜や樹脂等の有機絶縁膜などにより構成することが可能である。
この実施の形態1では、図1(b)に示すように、基板10Aの上に、磁性体膜11とコイル14とが、絶縁体10Bを介して重なるように配置されている。なお、絶縁体10Bには、電極パッド13a,13b,16a,16bを露出する開口部が設けられている。また、絶縁体10Bは、層間絶縁体の最上層に封止絶縁体を設けた構成とすることも可能である。
磁性体膜11は、外部磁界によってその磁気特性が変化する。また、磁性体膜11は、外部磁界が印加されつつ信号(高周波電流あるいはパルス電流)を通電するとその通電領域の磁気特性が変化する。この磁性体膜11は、導電性を有する軟磁性体等、磁界により磁気特性が変化する材質からなる。図1に示すように、この実施の形態1の磁性体膜11は、2本の直線状の磁性体膜11a,11bにより構成されている。磁性体膜11a,11bは、コイル14を構成する逆スパイラルのコイル部14a,14bの内周端近傍を通る直線に沿って、それぞれの両端部がコイル部14a,14bの内周端近傍間領域(コイル中心間領域)e1(第1領域)からその外側領域e21,e22(第2領域)まで延設されている(図1では、磁性体膜11a,11bは、コイル部14a,14bの長手方向の外周端からそれぞれはみ出して、コイル14の全配置領域に設けられている)。
磁性体膜11a,11bは、コイル中心間領域e1の外側領域e22においてそれぞれ配線12a,12bによって電極パッド13a,13bに接続されており、コイル中心間領域e1の外側領域e21において配線12cによって互いに接続されている。従って、磁性体膜11の通電領域f1は、コイル中心間領域e1の外側領域e21,e22まで延びている。つまり、磁性体膜11は、コイル中心間領域e1のみならず、外側領域e21,e22にも通電領域f1を有している。この通電領域f1は、磁性体膜11の長手方向の両端部付近の反磁界が強い領域q1,q2よりも内側に設定することにより、特に優れた磁気特性を得ることができる。
コイル14は、磁性体膜11にバイアス磁界を印加する。また、コイル14は、通電された磁性体膜11の通電による磁気特性の変化を電圧の変化として誘起する。このコイル14は、非磁性金属材料等からなる導電体膜である。
コイル14は、基板10Aの上方から見て、それぞれの内周端から外周端に同じ回転方向のスパイラル形状をもつコイル部14a(第1コイル部)およびコイル部14b(第2コイル部)からなる。コイル部14aと14bは、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が信号入力端をなしている。
配線12a,12bは、磁性体膜11a,11bと電極パッド13a,13bとの間を接続している。配線12aは、コイル中心間領域e1よりも外側の領域e22において磁性体膜11aに接続しており、配線12bは、領域e22において磁性体膜11bに接続している。また、接続配線12cは、コイル中心間領域e1よりも外側の領域e21において2本の磁性体膜11a,11bを接続している。接続配線15a,15bは、コイル14と電極パッド16a,16bとの間を接続している。これらの配線は、銅(Cu)やアルミニウム(Al)等の非磁性導電体からなることが望ましい。
電極パッド13a,13bは、磁性体膜11の磁気特性の変化をインピーダンスの変化として出力するために設けられている。また、電極パッド13a,13bは、磁性体膜11に高周波電流またはパルス電流を流すために設けられている。一方、電極パッド16a,16bは、コイル14にバイアス磁界を発生させるための電圧を印加するために設けられている。また、電極パッド16a,16bは、コイル14の誘起電圧を出力するために設けられている。これらの電極パッドは、銅(Cu)やアルミニウム(Al)等の非磁性導電体からなることが望ましい。
(誘導コイルとしての動作)
図2は磁気センサ10をフラックスゲートセンサとして使用した場合の動作を説明する平面模式図である。磁気センサ10において、コイル14をフラックスゲートセンサの誘導コイルとして用い、電極パッド16a,16bを磁気検知(誘起電圧)出力端子とし、電極パッド13aを信号入力端子、電極パッド13bをGND端子とする。
電極パッド13aから磁性体膜11に高周波信号またはパルス信号を通電し、そのときに例えば図2中の矢印J1の向きの外部磁界が存在すると、磁性体膜11は、通電領域f1において、図2中の矢印G11,G12,G21,G22の向きに磁界変化を生じる。これにより、コイル中心間領域e1では、コイル14は、磁性体膜11の上層に位置しているので、図2中の矢印H11,H12の向きに誘起電圧を発生する。一方、外側領域e21,e22では、コイル14は、磁性体膜11の下層に位置するので、図2中の矢印H21,H22の向きに誘起電圧を発生する。
つまり、コイル中心間領域e1においてコイル14から見た磁界変化の向きと、外側領域e21,e22においてコイル14から見た磁界変化の向きとは、同じ向きになるので、コイル部14a,14bには、コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22とで同じ向き(符号)の誘起電圧が発生する。従って、コイル14は、磁性体膜11の通電領域f1全域において、同じ向き(符号)の誘起電圧を発生する。
このように実施の形態1によれば、外部磁界が印加されつつ通電された磁性体膜11の磁気特性変化によりコイル14に誘起される電圧の向き(符号)を、コイル14の配置領域の略全域において同じ向きにすることができる(コイル中心間領域e1とその外側領域e21,e22で同じ向きにすることができる)ので、従来の磁気センサ(フラックスゲートセンサ)よりも、誘起電圧を大きくでき、高い検知感度を得ることができる。
(バイアスコイルとしての動作)
図3は磁気センサ10を高周波キャリア型センサとして使用した場合の動作を説明する平面模式図である。磁気センサ10において、コイル14をバイアスコイルとして用い、電極パッド13a,13bを磁気検知出力端子とし、電極パッド16bをGND端子とし、電極パッド16aを電圧入力端子とする。
コイル14に電圧を印加すると、図3中の矢印E11,E12,E21,E22の向きにコイル電流が流れ、コイル14はバイアス磁界を発生する。これにより、コイル中心間領域e1では、磁性体膜11a,11bは、コイル14の下層に位置するので、図3中の矢印F11,F12の向きにコイル14からの上記バイアス磁界を受ける。一方、外側領域e21、e22では、磁性体膜11a,11bは、コイル14の上層に位置するので、図3中の矢印F21,F22の向きにコイル14からの上記バイアス磁界を受ける。
つまり、コイル中心間領域e1において磁性体膜11から見たコイル通電の向きと、外側領域e21,e22において磁性体膜11から見たコイル通電の向きとは、同じ向きになるので、磁性体膜11a,11bには、コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22とで同じ向きのバイアス磁界が印加される。従って、磁性体膜11は、コイル14の配置領域全域において磁性体膜11の長手方向に同じ向きのバイアス磁界を印加される。
このように実施の形態1によれば、磁性体膜11が受けるバイアス磁界の向きを、磁性体膜11の長手方向の略全域において同じ向きにすることができる(コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22で同じ向きにすることができる)ので、従来の磁気センサ(高周波キャリア型センサ)よりもバイアス磁界の印加効率を高くすることができ、高い検知感度を得ることができる。
さらに、この実施の形態1の磁気センサ10は、図1(b)に示すように、絶縁体10Bにおいて、基板10A側の下層に、外側領域e21,e22に配置されるコイル14の部分を形成し、その上の中間層に磁性体膜11を1層で形成し、その上の上層に、コイル中心間領域e1に配置されるコイル14の部分を形成し、下層のコイル部分と上層のコイル部分とを、コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22の境界においてコンタクトホール等により接続した構造である。つまり、磁気センサ10では、磁性体膜11を1層構造とし、コイル14を2層構造として、絶縁体10Bを、少なくとも3層(基板10Aと下層コイル部分の層間絶縁層、下層コイル部分と磁性体膜11の層間絶縁層、磁性体膜11と上層コイル部分の層間絶縁層)の積層構造としている。
このように磁性体膜11を1層構造とすることにより、磁性体膜11を全長にわたって平坦にすることが可能となるので、優れた磁気特性の磁性体膜11を設けることができる。ただし、薄膜磁性体からなる磁性体膜がコイルよりも上層になる領域では、磁性体薄膜下の絶縁体が平坦であることが必要である。
以上のように本発明の実施の形態1は、基板10Aの上に、外部磁界が印加されつつ信号を通電すると通電領域の磁気特性が変化する磁性体膜11と、磁性体膜11の通電による磁気特性の変化により誘起電圧が変化するコイル14とを、絶縁体10Bを介して重なるように配した磁気センサであって、コイル14は、基板10Aの上方から見て、その内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつコイル部14aおよびコイル部14bからなり、コイル部14aと14bは、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が誘起電圧出力端をなしており、磁性体膜11は、コイル部14aの内周端近傍およびコイル14bの内周端近傍を通る直線に沿って、コイル部14aと14bの内周端近傍間に位置する第1領域e1からその外側に位置する第2領域e21または/およびe22まで延設され、前記第2領域に通電領域を有しており、コイル14は、その長手方向に沿って生じる前記誘起電圧が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きである。これにより、磁性体膜11の通電領域f1を第1領域e1よりも広げて、誘起電圧を大きくすることができるので、センサの平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態1は、基板10Aの上に、外部磁界により磁気特性が変化する磁性体膜11と磁性体膜11にバイアス磁界を印加するコイル14とを、絶縁体10Bを介して重なるように配した磁気センサであって、コイル14は、基板10Aの上方から見て、その内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつコイル部14aおよびコイル部14bからなり、コイル部14aと14bは、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が信号入力端をなしており、磁性体膜11は、コイル部14aの内周端近傍およびコイル部14bの内周端近傍を通る直線に沿って、コイル部14aと14bの内周端近傍間に位置する第1領域e1からその外側に位置する第2領域e21または/およびe22まで延設され、その長手方向に沿って生じる前記バイアス磁界が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きである。これにより、磁性体膜11の配置領域を第1領域e1よりも広げて、バイアス磁界の印加効率を高くすることができるので、センサの平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1では、コイル中心間領域e1においてコイルを磁性体膜の上層に配置し、外側領域e21,e22においてコイルを磁性体膜の下層に配置した(図1(b)参照)。しかし、これとは逆に、コイル中心間領域e1ではコイルを磁性体膜の下層に配置し、外側領域e21,e22ではコイルを磁性体膜の上層に配置した構成とすることも可能である。この場合にも、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。また、通電領域f1の一端をコイル部14aの内周端近傍に位置させること、あるいは通電領域f1の他端をコイル部14bの内周端近傍に位置させることも可能である。同様に、磁性体膜11の一端をコイル部14aのコイル部14aの内周端近傍に位置させること、あるいは磁性体膜11の他端をコイル部14bの内周端近傍に位置させることも可能である。また、上記実施の形態1において、磁性体膜の本数は、1本とすることも、3本以上とすることも可能である。
実施の形態2
図4は本発明の磁気センサの実施の形態2を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)においてのS2−S2間の断面図である。図4に示すように、本発明の実施の形態2の磁気センサ20は、基板20Aと、絶縁体20Bと、磁性体膜21(21a,21b)と、磁性体膜の接続配線22(22a,22b,22c)と、磁性体膜の電極パッド23(23a,23b)と、コイル24(24a,24b)と、コイルの接続配線25(25a,25b)と、コイルの電極パッド26(26a,26b)とを備えている。
この実施の形態2の磁気センサ20では、上記実施の形態1の磁気センサ10(図1参照)と同様に、1層の磁性体膜21の配置領域を内周端近傍間領域(コイル中心間領域)e1の両側よりも延ばして設け、コイル24の配置領域全域にわたって設けている。
しかし、この磁気センサ20では、上記実施の形態1の磁気センサ10とは異なり、配線22a,22bはそれぞれコイル部24bの内周端近傍において磁性体膜21a,21bに接続されており、配線22cはコイル部24aの内周端近傍において磁性体膜21aと21bとを接続している。従って、磁性体膜21の通電領域f2は、コイル部24aの内周端近傍からコイル部24bの内周端近傍までの領域であり、通電領域f2の長さはコイル中心間領域e1のそれと略同じである。
つまり、この磁気センサ20は、磁性体膜を1層構造としてコイルを2層構造とした上記磁気センサ10において、磁性体膜の通電領域f2をコイル部の内周端近傍間としたものである。従って、コイル中心間領域e1の外側領域e21,e22に配置された磁性体膜の部分は非通電領域となる。
(バイアスコイルとしての動作)
磁気センサ20を高周波キャリア型磁気センサとして使用した場合の動作について以下に説明する。コイル24をバイアスコイルとして用い、電極パッド23a,23bを磁気検知出力端子とし、電極パッド26bをGND端子とし、電極パッド26aを電圧入力端子とする。
コイル24に電圧を印加すると、図3中の矢印E11,E12,E21,E22の向きにコイル電流が流れ、コイル24はバイアス磁界を発生する。これにより、コイル中心間領域e1では、磁性体膜21a,21bは、コイル24の下層に位置するので、図3中の矢印F11,F12の向きにコイル24からの上記バイアス磁界を受ける。一方、外側領域e21,e22では、磁性体膜21a,21bは、コイル24の上層に位置するので、図3中の矢印F21,F22の向きにコイル24からの上記バイアス磁界を受ける。
つまり、コイル中心間領域e1において磁性体膜21から見たコイル通電の向きと、外側領域e21,e22において磁性体膜21から見たコイル通電の向きとは、同じ向きになるので、磁性体膜21a,21bには、コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22とで同じ向きのバイアス磁界が印加される。従って、磁性体膜21は、コイル24の配置領域全域において磁性体膜21の長手方向に同じ向きのバイアス磁界を印加される。
このように実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、磁性体膜21が受けるバイアス磁界の向きを、磁性体膜21の長手方向の略全域において同じ向きにすることができる(コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22で同じ向きにすることができる)ので、従来の磁気センサ(高周波キャリア型センサ)よりもバイアス磁界の印加効率を高くすることができ、高い検知感度を得ることができる。
また、この実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、磁性体膜21を1層構造とすることにより、磁性体膜21を全長にわたって平坦にすることが可能となるので、優れた磁気特性の磁性体膜21を設けることができる。ただし、磁性体膜がコイルよりも上層になる領域では、磁性体膜下の絶縁体が平坦であることが必要である。
以上のように本発明の実施の形態2は、基板20Aの上に、外部磁界により磁気特性が変化する磁性体膜21と磁性体膜21にバイアス磁界を印加するコイル24とを、絶縁体20Bを介して重なるように配した磁気センサであって、コイル24は、基板20Aの上方から見て、その内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつコイル部24aおよびコイル部24bからなり、コイル部24aと24bは、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が信号入力端をなしており、磁性体膜21は、コイル部24aの内周端近傍およびコイル部24bの内周端近傍を通る直線に沿って、コイル部24aと24bの内周端近傍間に位置する第1領域e1からその外側に位置する第2領域e21または/およびe22まで延設され、その長手方向に沿って生じる前記バイアス磁界が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きである。これにより、磁性体膜21の配置領域をコイル中心間領域e1よりも広げて、バイアス磁界の印加効率を高くすることができるので、センサの平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度を向上させることができる。
なお、上記実施の形態2では、コイル中心間領域e1においてコイルを磁性体膜の上層に配置し、外側領域e21,e22においてコイルを磁性体膜の下層に配置した(図4(b)参照)。しかし、これとは逆に、コイル中心間領域e1ではコイルを磁性体膜の下層に配置し、外側領域e21,e22ではコイルを磁性体膜の上層に配置した構成とすることも可能である。この場合にも、上記実施の形態2と同様の効果が得られる。また、磁性体膜21の一端をコイル部24aの内周端近傍に位置させること、あるいは磁性体膜21の他端をコイル部24bの内周端近傍に位置させることも可能である。また、上記実施の形態2において、磁性体膜の本数は、1本とすることも、3本以上とすることも可能である。
実施の形態3
図5は本発明の磁気センサの実施の形態3を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)においてのS3−S3間の断面図である。図5に示すように、本発明の実施の形態3の磁気センサ30は、基板30Aと、絶縁体30Bと、磁性体膜31(31a,31b)と、磁性体膜の接続配線32(32a,32b,32c)と、磁性体膜の電極パッド33(33a,33b)と、コイル34(34a,34b)と、コイルの接続配線35(35a,35b)と、コイルの電極パッド36(36a,36b)とを備えている。
この実施の形態3の磁気センサ30では、上記実施の形態2の磁気センサ20(図4参照)と同様に、磁性体膜31の配置領域を内周端近傍領域(コイル中心間領域)e1から延設し、コイル34の配置領域全域にわたって設けるとともに、磁性体膜31の通電領域f2をコイル部34aの内周端近傍からコイル部34bの内周端近傍までの領域としている。
しかし、この磁気センサ30では、上記実施の形態2の磁気センサ20(図4参照)とは異なり、図5(b)に示すように、絶縁体30Bにおいて、基板30A側の下層に、コイル中心間領域e1に配置される磁性体膜31の部分を形成し、その上の中間層にコイル34を1層で形成し、その上の上層に、外側領域e21,e22に配置される磁性体膜31の部分を形成し、下層の磁性体膜部分と上層の磁性体膜部分とを、コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22の境界においてコンタクトホール等により接続した構造である。
つまり、この磁気センサ30は、磁性体膜の通電領域f2を内周端近傍間とした上記磁気センサ20において、コイル34を1層構造とし、磁性体膜31を2層構造として、絶縁体30Bを、少なくとも3層(基板30Aと下層磁性体膜部分の層間絶縁層、下層磁性体膜部分とコイル34の層間絶縁層、コイル34と上層磁性体膜部分の層間絶縁層)の積層構造としたものである。
このように実施の形態3によれば、コイル34を1層構造とすることにより、コイル34に層間の接続部を設ける必要がないので、信頼性の高いコイル34を設けることができる。
なお、磁性体膜31を2層構造とした磁気センサ30では、磁性体膜31a,31bがコイル部34a、34bの中心を通る幅方向の位置でそれぞれ層間接続されており、屈曲部を有する。この屈曲部を通電領域に含めてしまうと、磁性体膜31の磁気特性の悪化を招くおそれがある。このため、この磁気センサ30では、磁性体膜31の通電領域をコイル中心間領域e1から外側領域e21,e22にまで広げることは得策ではない。
(バイアスコイルとしての動作)
磁気センサ30を高周波キャリア型磁気センサとして使用した場合の動作について以下に説明する。コイル34をバイアスコイルとして用い、電極パッド33a,33bを磁気検知出力端子とし、電極パッド36bをGND端子とし、電極パッド36aを電圧入力端子とする。
コイル34に電圧を印加すると、図3中の矢印E11,E12,E21,E22の向きにコイル電流が流れ、コイル34はバイアス磁界を発生する。これにより、コイル中心間領域e1では、磁性体膜31a,31bは、コイル34の下層に位置するので、図3中の矢印F11,F12の向きにコイル34からの上記バイアス磁界を受ける。一方、外側領域e21,e22では、磁性体膜31a,31bは、コイル34の上層に位置するので、図3中の矢印F21,F22の向きにコイル34からの上記バイアス磁界を受ける。
つまり、コイル中心間領域e1において磁性体膜31から見たコイル通電の向きと、外側領域e21,e22において磁性体膜31から見たコイル通電の向きとは、同じ向きになるので、磁性体膜31a,31bには、コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22とで同じ向きのバイアス磁界が印加される。従って、磁性体膜31は、コイル34の配置領域全域において磁性体膜31の長手方向に同じ向きのバイアス磁界を印加される。
このように実施の形態3によれば、上記実施の形態2と同様に、磁性体膜31が受けるバイアス磁界の向きを、磁性体膜31の長手方向の略全域において同じ向きにすることができる(コイル中心間領域e1と外側領域e21,e22で同じ向きにすることができる)ので、従来の磁気センサ(高周波キャリア型センサ)よりもバイアス磁界の印加効率を高くすることができ、高い検知感度を得ることができる。
以上のように本発明の実施の形態3は、基板30Aの上に、外部磁界により磁気特性が変化する磁性体膜31と磁性体膜31にバイアス磁界を印加するコイル34とを、絶縁体30Bを介して重なるように配した磁気センサであって、コイル34は、基板30Aの上方から見て、その内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつコイル部34aおよびコイル部34bからなり、コイル部34aと34bは、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が信号入力端をなしており、磁性体膜31は、コイル部34aの内周端近傍およびコイル部34bの内周端近傍を通る直線に沿って、コイル部34aと34bの内周端近傍間に位置する第1領域e1からその外側に位置する第2領域e21または/およびe22まで延設され、その長手方向に沿って生じる前記バイアス磁界が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きである。これにより、磁性体膜31の配置領域をコイル中心間領域e1よりも広げて、バイアス磁界の印加効率を高くすることができるので、センサの平面領域を有効活用して外部磁界の検知感度を向上させることができる。
なお、上記実施の形態3では、コイル中心間領域e1において磁性体膜をコイルの下層に配置し、外側領域e21,e22において磁性体膜をコイルの上層に配置した(図5(b)参照)。しかし、これとは逆に、コイル中心間領域e1では磁性体膜をコイルの上層に配置し、外側領域e21,e22では磁性体膜をコイルの下層に配置した構成とすることも可能である。この場合にも、上記実施の形態3と同様の効果が得られる。また、磁性体膜31の一端をコイル部34aの内周端近傍に位置させること、あるいは磁性体膜31の他端をコイル部34bの内周端近傍に位置させることも可能である。また、上記実施の形態3において、磁性体膜の本数は、1本とすることも、3本以上とすることも可能である。
本発明の磁気センサ10(図1参照)を作成した。コイル14については、厚さ5μmとし、コイル部14a,14bのそれぞれのライン/スペースを10μm/10μmとした。磁性体膜11a,11bについては、ライン/スペースを40μm/20μm、全長を1.0mm、厚さを1.5μm、通電領域長を600μmとした。基板10Aは、1mm角のシリコン基板とした。
本発明の磁気センサ20(図4参照)を作成した。コイル24については、厚さ5μmとし、コイル部24a,24bのそれぞれのライン/スペースを10μm/10μmとした。磁性体膜21a,21bについては、ライン/スペースを40μm/20μm、全長を1.0mm、厚さを1.5μm、通電領域長を500μmとした。基板20Aは、1mm角のシリコン基板とした。
本発明の磁気センサ30(図5参照)を作成した。薄膜磁性体からなるコイル34については、厚さ5μmとし、コイル部34a,34bのそれぞれのライン/スペースを10μm/10μmとした。磁性体膜31a,31bについては、ライン/スペースを40μm/20μm、全長を1.0mm、厚さを1.5μm、通電領域長を500μmとした。基板30Aは、1mm角のシリコン基板とした。
本発明の磁気センサの実施の形態1を示す図である。 本発明の磁気センサをフラックスゲート型センサとして使用した場合の磁性体膜による磁界変化とコイルの誘起電圧の向きを説明する図である。 本発明の磁気センサを高周波キャリア型センサとして使用した場合のコイルの通電の向きと磁性体膜がコイルから受けるバイアス磁界の向きを説明する図である。 本発明の磁気センサの実施の形態2を示す図である。 本発明の磁気センサの実施の形態3を示す図である。 従来の磁気センサの一例を示す図である。 従来の磁気センサの一例を示す図である。 図7の従来の磁気センサにおいて磁性体膜の通電領域をスパイラスコイル部の中心間領域長よりも長くしたものをフラックスゲート型センサとして使用した場合の磁性体膜による磁界変化とコイルの誘起電圧の向きを説明する図である。 図7の従来の磁気センサにおいて磁性体膜の通電領域をスパイラスコイル部の中心間領域長よりも長くしたものを高周波キャリア型センサとして使用した場合のコイルの通電の向きと磁性体膜がコイルから受けるバイアス磁界の向きを説明する図である。
符号の説明
10,20,30…磁気センサ、 10A,20A,30A…基板、 10B,20B,30B…絶縁体、 11(11a,11b),21(21a,21b),31(31a,31b)…磁性体膜、 12(12a,12b,12c),22(22a,22b,22c),32(32a,32b,32c)…接続配線、 13(13a,13b),23(23a,23b),33(33a,33b)…電極パッド、 14,24,34…コイル、 14a,14b,24a,24b,34a,34b…コイル部、 15(15a,15b),25(25a,25b),35(35a,35b)…接続配線、 16(16a,16b),26(26a,26b),36(36a,36b)…電極パッド。

Claims (4)

  1. 基板の上に、外部磁界が印加されつつ信号を通電すると通電領域の磁気特性が変化する磁性体膜と、前記磁性体膜の通電による磁気特性の変化により誘起電圧が変化するコイルとを、絶縁体を介して重なるように配した磁気センサであって、
    前記コイルは、前記基板の上方から見て、それぞれの内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつ第1コイル部および第2コイル部からなり、
    前記第1コイル部と前記第2コイル部は、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が誘起電圧出力端をなしており、
    前記磁性体膜は、前記第1コイル部の内周端近傍および前記第2コイル部の内周端近傍を通る直線に沿って、前記第1コイル部と前記第2コイル部の内周端近傍間に位置する第1領域から前記第1領域の外側に位置する第2領域まで延設され、前記第2領域に通電領域を有しており、
    前記コイルは、その長手方向に沿って生じる前記誘起電圧が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きである
    ことを特徴とする磁気センサ。
  2. 基板の上に、外部磁界により磁気特性が変化する磁性体膜と前記磁性体膜にバイアス磁界を印加するコイルとを、絶縁体を介して重なるように配した磁気センサであって、
    前記コイルは、前記基板の上方から見て、それぞれの内周端から外周端に向けて同じ回転方向のスパイラル形状をもつ第1コイル部および第2コイル部からなり、
    前記第1コイル部と前記第2コイル部は、隣接して設けられ、おのおのの外周端同士が接続され、それぞれのコイル部の内周端が信号入力端をなしており、
    前記磁性体膜は、前記第1コイル部の内周端近傍および前記第2コイル部の内周端近傍を通る直線に沿って、前記第1コイル部と前記第2コイル部の内周端近傍間に位置する第1領域から前記第1領域の外側に位置する第2領域まで延設され、その長手方向に沿って生じる前記バイアス磁界が、前記第1領域および前記第2領域において同じ向きである
    ことを特徴とする磁気センサ。
  3. 前記磁性体膜は、一層で形成されており、
    前記コイルは、前記第1領域と前記第2領域のいずれか一方の領域では前記磁性体膜よりも前記基板側となる下層に形成され、他方の領域では前記磁性体膜よりも上層に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサ。
  4. 前記コイルは、一層で形成されており、
    前記磁性体膜は、前記第1領域と前記第2領域のいずれか一方の領域では前記コイルよりも前記基板側となる下層に形成され、他方の領域では前記コイルよりも上層に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサ。
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