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JP2010007029A - 油性インキ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ペン先を外気に触れる状態で放置されていても極力初筆カスレを抑制し、滑らかに書き出せる優れた油性インキ組成物を提供する。
【解決手段】着色剤と、油溶性樹脂と、アルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤と、ヒドロキシプロピルポリエチレンイミンとから少なくともなることを特徴とする油性インキ。
【選択図】 なし

Description

本発明は、溶剤にアルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤を用いた、筆記具に充填してペン先を外気に触れる状態で放置したときに次の書き出し時にカスレが発生する現象、いわゆる初筆カスレが発生しにくい油性インキに関する。
従来より、筆記具用油性インキは、筆跡が速やかに乾燥する利点を有する一方、キャップを外した状態で放置するとペン先が乾燥し、インキ中の樹脂や着色剤が乾燥硬化してしまうために筆記不良を起こし易いという問題がある。
特に、ボールペン用油性インキにおいては、アルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤と、ケトン樹脂、キシレン樹脂、ロジン誘導樹脂などの紙面への定着を主な目的とした樹脂と、必要に応じてポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール等の粘度調整、流動特性調整、ボテを防止することを主な目的とした樹脂とからなっており、そして、ボールペン用油性インキはこれらの成分を高濃度に溶解して使用しているため、ボールペンのチップ先端が外気に触れる状態で放置したときにボールチップ先端部のインキが乾燥して、インキの粘度が局部的に増粘して書き出し時にボールが回りにくくなり、書き始めから数mm〜数十mmインキが吐出しなかったり、筆記途中でインキの吐出が一時的に中断する初筆カスレが発生し易い不具合があった。
この問題を解消するために、ポリグリセリン脂肪酸エステル(特許文献1参照)、高級脂肪酸エステル(特許文献2参照)等を添加してペン先のインキ表面に固体状の被膜を形成して溶剤の蒸発が進行するのを抑制することや、また、インキ中に特定のフェノキシ樹脂を添加して有機溶剤との親和性を高めインキが完全に乾燥固化することを防いだもの(特許文献3参照)などが知られている。
特公昭62−34352号公報(1頁1欄上から2行目〜20行目) 特開2001−207100号公報(1頁2欄上から1行目〜19行目) 特開2000−53907号公報(段落番号0005〜0009)
従来、油性インキはペン先を外気に触れる状態に放置すると有機溶剤が蒸発して初筆カスレを引き起こす。溶剤にアルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤を用いた油性インキも、油溶性染料、油溶性樹脂、顔料等をアルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤が取り囲んでこれを溶解もしくは分散しているため、ペン先が外気に触れる状態に放置するとアルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤が蒸発して油溶性染料、油溶性樹脂、顔料等の比率が高くなりインキの粘度が上がったり、更に蒸発が進んで油溶性染料、油溶性樹脂が溶解しきれず析出したり、顔料においては凝集したりしてインキの流動性が悪くなり、次に書き出したときにカスレたり、筆記不能になったりするいわゆる初筆カスレを発生する。
特定のフェノキシ樹脂を添加してインキの完全な乾燥固化を防いでもチップ先端部の粘度上昇は避けられずインキはスムースに流動せず初筆カスレを十分には防止できないものであった。
また、インキに特定のポリグリセリン脂肪酸エステルや高級脂肪酸エステルを添加して乾燥と吸湿による固化を防いでも限度があり、初筆カスレを十分に防止することは出来ないものであった。
このように初筆カスレについて未だ十分と云えるインキは無かった。
本発明は、ペン先を外気に触れる状態で放置されていても極力初筆カスレを抑制し、滑らかに書き出せる優れた油性インキを得ることを目的とする。
即ち、本発明は、着色剤と、油溶性樹脂と、アルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる1種もしくは2種以上の有機溶剤と、ヒドロキシプロピルポリエチレンイミンとから少なくともなることを特徴とする油性インキを要旨とするものである。
ヒドロキシプロピルポリエチレンイミンの親油性部分が油溶性染料、顔料、油溶性樹脂に作用して表面に吸着することでこれらの成分の表面に水酸基を多数形成する。このヒドロキシプロピルポリエチレンイミンのヒドロキシプロピル基の水酸基がアルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤の水酸基と水素結合して結果的に溶媒和を強固にする。これにより、油溶性染料、顔料、油溶性樹脂は溶解安定性が向上し、チップ先端が外気に触れる状態で放置されてアルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤が蒸発しても析出や凝集を起こさずインキが流動性を維持できるので初筆カスレが発生しにくいものと考えられる。
以下に発明を詳細に説明する。
着色剤は通常一般的に使用されている染料、顔料が使用可能である。染料の一例を挙げると、SPILON BLACK GMH SPECIAL、SPILON RED C−GH、SPILON RED C−BH、SPILON BLUE C−RH、SPILON BLUE BPNH、SPILON YELLOW C−2GH、SPILON VIOLET C−RH、S.P.T. ORANGE6、S.P.T. BLUE111(保土ヶ谷化学工業(株)製)などのアイゼンスピロンカラー、アイゼンSOT染料、ORIENT SPRIT BLACK AB、VALIFAST BLACK 3804、VALIFAST RED 1320、VALIFAST RED 1360、VALIFAST ORANGE 2210、VALIFAST BLUE 1605、VALIFAST VIOLET 1701、VALIFAST BLUE 1601、VALIFAST BLUE 1603、VALIFAST BLUE 1621、VALIFAST BLUE 2601、VALIFAST YELLOW 1110、VALIFAST YELLOW 3104、VALIFAST YELLOW 3105、VALIFAST YELLOW 1109(オリエント化学工業(株)製)などのバリファストカラー、オリエントオイルカラー、ローダミンBベース、ソルダンレッド3R、メチルバイオレット2Bベース、ビクトリアブルーF4R等や、ネオスーパーブルーC−555(中央合成化学(株)製)が挙げられる。顔料の一例を挙げると、カーボンブラックや不溶性アゾ顔料、アゾレーキ系顔料、縮合アゾ系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、イソインドリン系顔料、アントラキノン系顔料、ジオキサジン系顔料、インジゴ系顔料、チオインジゴ系顔料、キノフタロン系顔料、ペリノン、ペリレン系顔料等有機顔料などの従来公知の一般的な顔料が使用可能である。これらは単独で用いてもよいし、2種以上組合せ調色して用いてもよい。
黒色顔料としてはカーボンブラックが使用できる。その一例を挙げると、プリンテックス3、同25、同30、同35、同40、同45、同55、同60、同75、同80、同85、同90、同95、同300、スペシャルブラック4、同5、同100、同250、同550(以上デグサヒュルスジャパン(株)製)。三菱カーボンブラック#2700、同#2650、同#2600、同#2400、同#2350、同#2300、同#2200、同#1000、同#990、同#980、同#970、同#960、同#950、同#900、同#850、同#750、同#650、同#52、同#50、同#47、同#45、同#45L、同#44、同#40、同#33、同#32、同#30、同#25、同#20、同#10、同#5、同#95、同#260、同CF9、同MCF88、同MA600、同MA77、同MA7、同MA11、同MA100、同MA100R、同MA100S、同MA220、同MA230(以上、三菱化学(株)製)、トーカブラック#8500/F、同#8300/F、同#7550SB/F、同#7400、同#7360SB/F、同#7350/F、同#7270SB、同#7100/F、同#7050(以上東海カーボン(株)製)等が挙げられる。
青色顔料としては例えばC.I.Pigment Blue 2、同9、同15、同15:1、同15:2、同15:3、同15:4、同15:6、同16、同17、同28、同29、同36、同60、同68、同76、同80等が使用できる。
赤色の顔料としてはC.I.Pigment Red 2、同3、同5、同8、同14、同17、同22、同23、同31、同48:1、同48:2、同48:3、同48:4、同53:1、同53:2、同57:1、同112、同122、同144、同146、同149、同166、同170、同175、同176、同177、同179、同184、同185、同187、同188、同202、同207、同208、同209、同210、同211、同213、同214、同242、同253、同254、同255、同256、同257、同264、同266、同268、同270、同272等が使用できる。
黄色の顔料としてはC.I.Pigment Yellow 1、同3、同12、同13、同14、同16、同17、同55、同73、同74、同79、同81、同83、同93、同94、同95、同97、同109、同110、同111、同120、同128、同133、同136、同138、同139、同147、同151、同154、同155、同167、同173、同174、同175、同176、同180、同185、同191、同194、同213等が使用できる。
橙色の顔料としてはC.I.Pigment Orange5、同13、同16、同34、同36、同38、同43、同62、同68、同72、同74等がある。
緑色の顔料としてはC.I.Pigment Green7、同36、同37等が使用できる。
紫色の顔料としてはC.I.Pigment Violet19、同23等が使用出来る。
これらの染料および顔料の使用量は油性インキ全量に対し1重量%以上40重量%以下が好適に使用でき、1重量%以上30重量%以下がより好ましい。使用量が1重量%より少ないと筆跡が薄すぎて判読がし難くなる。また、40重量%より多いと経時的に沈降して目詰まりによる筆記不能や、油性インキ中の固形分の増加による粘度上昇でインキ追従不良などの不具合を生じやすくなる。
有機溶剤は、インキの主媒体であり、グリコールエーテル類、グリコール類、アルコール類が好ましい。具体的な一例としては、ベンジルアルコール、フェニルグリコール、フェニルジブロピレングリコール、3−メチル−3メトキシブタノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプロピルグリコール、イソブチルグリコール、メチルジグリコール、イソブチルジグリコール、ヘキシレングリコール、フェニルジグリコール、ベンジルグリコール、ベンジルジグリコール、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル等を挙げることが出来る。これらの溶剤は単独あるいは組み合わせて使用でき、その使用量はインキ全量に対し10重量%以上80重量%以下が好ましい。
油溶性樹脂は、定着性向上、筆跡の裏写り防止の他、粘度調整、染料の溶解促進の為に添加するものであり、エステルガム、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコール、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、セルロース系樹脂、シクロヘキサノン、アセトフェノン、尿素などのケトンとホルムアルデヒドとの縮合樹脂、シクロヘキサノンの縮合樹脂及びそれらを水素添加した樹脂、マレイン酸樹脂、スチレンとマレイン酸エステルとの共重合体、スチレンとアクリル酸又はそのエステルとの共重合体、ポリビニルアセタール、重合脂肪酸とポリアミン類との縮合体であるポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルアルキルエーテル、クマロン−インデン樹脂、ポリテルペン、ロジン系樹脂やその水素添加物、ロジン変性されたマレイン酸樹脂、ロジン変性されたフェノール樹脂、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合物、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸ポリメタクリル酸共重合物、ポリオキシエチレンなどが挙げられる。
これらの樹脂は単独あるいは混合して使用することができる。その使用量は油性インキ組成物全量に対して0.05〜30重量%が好ましい。
ヒドロキシプロピルポリエチレンイミンは水素結合により溶剤の揮発を抑制してインキの乾燥を防ぎ初筆カスレを防止する目的で使用するが、具体的には日本触媒(株)製のプロピレンオキシド変性ポリエチレンイミン PP−061(有効成分48.0〜52.0%の水溶液)がある。使用量はヒドロキシプロピルポリエチレンイミン純分としてインキ全量に対し0.2〜20.0重量%が好ましい。0.2重量%より少ないと初筆カスレ防止効果が不十分となり、20.0重量%を超えて添加すると溶剤が蒸発したときのインキの粘度が高くなり過ぎ初筆カスレし易くなったり筆記時にインキの続きが悪くなる不具合が発生する畏れがある。
また、不使用時にペン先からのインキ漏れ出しを防止したり、筆記先端部を上向き(正立状態)で放置した場合のインキの逆流を防止するためにインキに剪断減粘性を付与しても良い。剪断減粘性剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロース誘導体、ヒアルロン酸等の水溶性多糖類、アクリル酸又はメタクリル酸の重合体もしくはそれらのアルキルエステルとの共重合体、さらにはこれらの架橋体や、ベンジリデンソルビトール、シリカ、ベントナイト系無機化合物、有機ベントナイトなども使用可能である。
なお、特にボールペン用のインキに剪断減粘性を付与する場合は、ペン先を下向きに放置したときのインキの漏れ出しを防ぐことと筆記時の粘度低下を最適な値とすることで書き味をより軽くする目的で25℃での剪断減粘指数を0.3以上0.9以下にすることが好ましい。
顔料を分散するために、分散剤を使用することは差し支えない。通常使用されているものは使用可能であるがポリビニルブチラールや少なくとも分子内にカルボン酸基を有するモノマーを構成単位に含む共重合体等が好ましい。
上記成分の他に、必要に応じて油性インキ原料として用いられる潤滑剤や粘度調整剤、防錆剤、防腐剤、消泡剤、カスレ防止剤、分散剤、糸曳き性付与剤、レベリング性付与剤等の添加剤、アルコール、グリコール、グリコールエーテル以外から選ばれる有機溶剤を併用することも可能である。
潤滑剤はなめらかな書き味を付与するために使用するが、切削油類、高級脂肪酸類、リン酸エステル類、アシルアミノ酸類、チアゾール類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等又はそれらのアルキルエーテル類が一般的に使用される。中でもリン酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸又はこれらの中和物が潤滑効果が大きく好ましい。
アルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる有機溶剤以外の溶剤を使用する場合はインキに添加してインキ成分の溶解や分散を阻害しないものが好ましい。また、その使用量は蒸発してもインキの流動性に悪影響を与えない程度の量が好ましい。
本発明において顔料を分散するには通常一般的な方法で可能である。例えば、顔料と、有機溶剤分散剤とを混合し、プロペラ撹拌機等で均一に撹拌した後、分散機で顔料を分散する。ロールミル、ボールミル、サンドミル、ビーズミル、ホモジナイザー等の分散機はインキの溶剤量や、顔料濃度によって適宜選択する。
インキを製造するには、着色剤と、油溶性樹脂と、有機溶剤とヒドロキシプロピルポリエチレンイミンとをホモミキサー等の撹拌機にて充分に混合攪拌した後、他の成分、例えば粘度調整剤や溶剤、色調調整のための油性染料、潤滑剤等を混合し、更に均一になるまで溶解・混合することで得られるが、場合によって混合したインキをさらに分散機にて分散したり、得られたインキを濾過や遠心分離機に掛けて粗大粒子や不溶解成分を除いたりすることは何ら差し支えない。
また、本発明のインキを繊維芯や中綿を用いる筆記具に使用する場合インキ粘度は25℃において100mPa・s以下がインキ吐出の点から好ましく、ボールペンに用いる場合の粘度はインキ吐出やペン先を下向きにして放置したときのペン先からのインキの漏れを考慮して剪断速度が1/sのとき200〜50000mPa・sが好ましく、剪断減粘性を付与した場合は1/sのとき200〜100000mPa・s、1000/sの時100〜3000mPa・sになるようにするのが好ましい。
以下、実施例及び比較例に基づき更に詳細に説明する。尚、各実施例中単に「部」とあるのは「重量部」を表す。
(実施例1)
プリンテックス35(カーボンブラック、デグサヒュルスジャパン(株)製)
5.0部
ネオスーパーブルーC−555(C.I.SOLVENT BLUE70、中央合成化学(株)製 17.3部
SPILON RED C−GH(油性染料、保土谷化学工業(株)製)4.6部
VALIFAST YELLOW 1151油性染料、オリエント化学工業(株)製) 3.1部
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 41.9部
エチレングリコールモノイソプロピルエーテル 17.0部
エスレックBL−1(ポリビニルブチラール、分散剤、積水化学工業(株)製)
1.6部
エスレックBH−3(ポリビニルブチラール、粘度調整剤、積水化学工業(株)製) 1.0部
フォスファノールLB400(リン酸エステル系界面活性剤、潤滑剤、東邦化学工業(株)製) 1.5部
アミート105(POEココナットアミン、界面活性剤、(株)花王製)1.0部
エポミン PP−061(ヒドロキシプロピルポリエチレンイミン水溶液、有効成分49.7%、(株)日本触媒製) 6.0部
上記成分のうち、エポミン PP−061を開放状態で80℃に放置して水分を蒸発させた。次いで、ジエチレングリコールモノメチルエーテルの全量と、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルの全量と、エスレックBL−1の全量を70℃で攪拌、混合溶解した後、これを室温まで放冷してからプリンテックス35の全量を加えダイノーミル(ビーズミル、(株)シンマルエンタープライズ製)で直径0.3mmのジルコニアビーズを用い10回通しを行い黒色のペーストを得た。
次いで、このペーストにネオスーパーブルーC−555の全量と、SPILON RED C−GHの全量と、VALIFAST YELLOW 1151の全量と、フォスファノールLB400の全量と、アミート105の全量と、水を蒸発させたエポミン PP−061の全量と、エスレックBH−3の全量を加え、70℃で3時間攪拌、混合した後室温まで放冷し黒色の油性インキを得た。
このものの粘度は剪断速度1/sで980mPa・sであった。
(実施例2)
SPILON VIOLET C−RH(油性染料、保土谷化学工業(株)製)
15.0部
SPILON YELLOW C−GNH(油性染料、保土谷化学工業(株)製)
10.0部
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 28.5部
エチレングリコールモノノルマルプロピルエーテル 20.7部
ハイラック110H(ケトン樹脂、粘度調整剤、日立化成(株)製) 6.0部
PVP−k90(ポリビニルピロリドン、粘度調整剤、ISP社製) 6.0部
ナイミーンO−205(ポリオキシエチレンオレイルアミン、界面活性剤、日本油脂(株)製) 1.0部
フォスファノールLS500(POEアルキルエーテルリン酸、潤滑剤、東邦化学工業(株)製) 0.8部
エポミン PP−061 12.0部
上記成分のうち、エポミン PP−061を開放状態で80℃に放置して水分を蒸発させた。これに、エポミン PP−061以外の成分を全て加え、70℃で攪拌し、均一に溶解して黒色の油性インキを得た。このものの剪断速度1/sの粘度は1280mPa・sであった。
(実施例3)
NOVOPERM RED F3RK70(C.I.Pigment Red 170、クラリアントジャパン(株)製) 5.0部
SPILON RED C−GH 15.6部
SPILON RED C−BH(油性染料、保土谷化学工業(株)製)0.8部
SPILON YELLOW C−GNH 3.8部
エスレックBL−1 1.6部
エスレックBH−3 0.5部
ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 53.2部
エチレングリコールモノイソプロピルエーテル 15.4部
ユニオールD2000(ポリプロピレングリコール、日本油脂(株)製)3.5部
エポミン PP−061 0.6部
上記成分のうち、エポミン PP−061を開放状態で80℃に放置して水分を蒸発させた。次いで、上記成分のうち、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルの全量と、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルの全量と、エスレックBL−1の全量を70℃で攪拌、混合溶解した後、これを室温まで放冷してからNOVOPERM RED F3RK70の全量を加えダイノーミル(ビーズミル、(株)シンマルエンタープライズ製)で直径0.3mmのジルコニアビーズを用い10回通しを行い赤色のペーストを得た。
次いで、このペーストにSPILON RED C−GHの全量と、SPILON RED C−BHの全量と、SPILON YELLOW C−GNHの全量と、ユニオールD2000の全量と、エスレックBH−3の全量と水を蒸発させたエポミンPP−061の全量を加え、70℃で3時間攪拌、混合した後室温まで放冷し赤色の油性インキを得た。このものの粘度は剪断速度1/sで1360mPa・sであった。
(実施例4)
SPILON VIOLET C−RH(油性染料、保土谷化学工業(株)製)
5.0部
SPILON YELLOW C−GNH(油性染料、保土谷化学工業(株)製)
2.5部
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 28.5部
エチレングリコールモノノルマルプロピルエーテル 46.0部
ハイラック110H(ケトン樹脂、定着用樹脂、日立化成(株)製) 6.0部
エポミン PP−061 12.0部
上記成分のうち、エポミン PP−061を開放状態で80℃に放置して水分を蒸発させた。これに、エポミン PP−061以外の成分を全て加え、70℃で攪拌し、均一に溶解して黒色の油性インキを得た。このものの剪断速度1/sの粘度は8mPa・sであった。
(比較例1)
実施例1において、エポミン PP−061の水を蒸発させたものの代わりにエチレングリコールモノイソプロピルエーテルを加えた以外は同様に為して黒色の油性インキを得た。このインキの粘度は剪断速度1/sで930mPa・sであった。
(比較例2)
実施例2において、エポミン PP−061の水を蒸発させたものの代わりにエチレングリコールモノノルマルプロピルエーテルを用いた以外は同様に為して黒色の油性インキを得た。このインキの粘度は剪断速度1/sで1190mPa・sであった。
(比較例3)
実施例2においてエポミン PP−061の添加量を0.3部に減じ、その分エチレングリコールモノノルマルプロピルエーテルを加えた以外は同様に無し黒色の油性インキを得た。このインキの粘度は剪断速度1/sで1150mPa・sであった。
(比較例4)
実施例2においてエポミン PP−061の添加量を45部に増やし、その分ジエチレングリコールモノメチルエーテルを減じた以外は同様に無し黒色の油性インキを得た。このインキの粘度は剪断速度1/sで1330mPa・sであった。
(比較例5)
実施例4において、エポミン PP−061の水を蒸発させたものの代わりにエチレングリコールモノノルマルプロピルエーテルを加えた以外は同様に為して黒色の油性インキを得た。このインキの粘度は剪断速度1/sで6mPa・sであった。
以上、実施例、比較例で得たインキ組成物について、下記の試験を行った。結果を表1に示す。
尚、粘度の測定は、実施例1〜3,比較例1〜4はジャスコインタナショナル(株)製のレオメーターVAR−100に、φ20のパラレルローターを取り付け試料台との間隙を0.2mmに調整後、一定速度の項目で剪断速度を1/sに設定して行った。
実施例4と比較例5は東京計器製ELD型粘度計を用い、1°34’×R24のコーンロータを使用し剪断速度38.3/sで測定した。
測定温度はいずれも25℃である。
(試験用サンプルの作製)
上記実施例及び比較例で得た油性インキのうち、実施例1〜3、比較例1〜4は市販のジェットストリーム(油性ボールペン、三菱鉛筆(株)製(ボール径φ0.7))からインキを抜いて洗浄した部品に0.3g充填し、遠心機にて遠心力を加えてインキ中の気泡を脱気して、試験用ボールペンを作製した。
実施例4と比較例5は市販のぺんてる(株)製ぺんてるペンENN50からインキを抜いて洗浄した部品に充填して試験用マーカーを作製した。
初筆カスレ試験
筆記後キャップを外したまま無風の温度20℃、湿度40%の室内に実施例1〜3,比較例1〜4は24時間、実施例4と比較例5は2時間放置した後上質紙に直線を手書きで筆記したときにその書き始めから正常筆記できた筆跡の位置までの長さを定規で測定した。
以上、詳細に説明したように本発明の油性インキは、ペン先を外気に触れる状態で放置されていても初筆カスレを抑制し、滑らかに書き出せる優れた油性インキである。

Claims (1)

  1. 着色剤と、油溶性樹脂と、アルコール、グリコール、グリコールエーテルから選ばれる1種もしくは2種以上の有機溶剤と、ヒドロキシプロピルポリエチレンイミンとから少なくともなることを特徴とする油性インキ。
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