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JP2010006365A - 自動車用タイヤ - Google Patents

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JP2010006365A JP2009068112A JP2009068112A JP2010006365A JP 2010006365 A JP2010006365 A JP 2010006365A JP 2009068112 A JP2009068112 A JP 2009068112A JP 2009068112 A JP2009068112 A JP 2009068112A JP 2010006365 A JP2010006365 A JP 2010006365A
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Munenori Iizuka
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Bridgestone Corp
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Abstract

【課題】ベルト層の補強材として用いるスチールコードの磁化に起因して発生する磁場の影響を低減した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】カーカス11のクラウン領域には、複数層のスチールベルト13が設けられている。各スチールベルト13は、複数本のスチールコード15をゴムによって被覆してなるものである。タイヤ径方向Rの最外層のスチールベルト13の外周面には、トレッド部17が設けられている。このトレッド部17は、タイヤ径方向Rの内側のアンダトレッド部18と、その外周面に積層されたキャップトレッド部19の2層よりなっている。スチールベルト13を構成するゴム、アンダトレッド部18及びキャップトレッド部19の少なくとも1つが、高透磁率材料含有ゴムよりなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は複数本のスチールコードをゴムで被覆してなるスチールベルトを有する自動車用タイヤに係り、詳しくは、スチールコードから発生する磁気がタイヤの外側に漏れることが遮蔽された自動車用タイヤに関する。
従来、自動車用タイヤの補強用ベルトとして、スチールベルトが用いられている。このスチールベルトは、一般に、ゴムベルト内に補強材としての複数のスチールコードを、タイヤの外周面に沿う方向であって且つタイヤ赤道面と斜交方向に延在させて並列配置したものである。また、2層以上のスチールベルト層を、各々のスチールコードのタイヤ赤道面に対する斜交方向が互いに反対方向となるように積層し、いわゆる交錯ベルト構造とすることも一般的に行われている。
このスチールコードの素材としては、炭素を0.7〜1.2wt%含有する高炭素鋼線が一般的に用いられている。この高炭素鋼線は強磁性体であるので、タイヤの製造過程やタイヤの使用中などに、スチールコードが磁化される場合がある。スチールコードが磁化されたタイヤは、車両走行時の回転により変動磁場を発生するので、車載電子機器に対する影響への懸念や環境面の視点から、対策が検討されている。
例えば、下記特許文献1〜4には、タイヤを脱磁することにより、タイヤから発生する磁場を低減する方法が開示されている。特に特許文献1には、車両に装着した状態で、使用中のタイヤの脱磁を可能にする装置が開示されている。また、下記特許文献5には、それぞれベルト層内でのスチールコードの磁化方向が一定方向となるように構成された複数の斜交ベルト層を、各々の磁化の方向が互いに逆になるようにして積層して交錯ベルト構造を形成することにより、外部に形成される磁場を低減したタイヤが開示されている。
特開2006−100349号公報 特開2005−88817号公報 特開2006−82007号公報 特開2006−86316号公報 再表2004/065142号公報
上記のように、タイヤの脱磁処理に関しては、これまでに種々の技術が提案されてきている。しかし、ベルト層のスチールコードは、一度脱磁したとしても、その後のタイヤの使用中に再度着磁することがある。したがって、着磁した場合でも発生する磁場が弱く、かつ使用中に着磁し難いタイヤが望まれる。また、車両に装着した状態での脱磁を行う場合でも、発生する磁場が弱く、着磁し難いタイヤの適用が有利である。
本発明の目的は、上記問題を解消して、ベルト層の補強材として用いられたスチールコードの磁化に起因して発生する磁場の影響を低減した自動車用タイヤを提供することにある。
本発明(請求項1)の自動車用タイヤは、複数本のスチールコードをゴムで被覆してなるスチールベルトを有する自動車用タイヤにおいて、該自動車用タイヤを構成するゴム部材の少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とするものである。
請求項2の自動車用タイヤは、請求項1において、該スチールベルトを構成するゴムの少なくとも一部が該高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする。
請求項3の自動車用タイヤは、請求項1又は2において、トレッド部を構成するゴムの少なくとも一部が、該高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする。
請求項4の自動車用タイヤは、請求項3において、該トレッド部は複数のゴムシートを積層してなるものであり、該ゴムシートのうちタイヤ径方向の最外層以外の層のうち少なくとも1層が、該高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする。
請求項5の自動車用タイヤは、請求項1ないし4のいずれか1項において、サイドウォール部を構成するゴムの少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする。
本発明(請求項6)の自動車用タイヤは、複数本のスチールコードをゴムで被覆してなるスチールベルトを有する自動車用タイヤにおいて、該スチールコードから発生する磁気を遮蔽するための、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層を有することを特徴とするものである。
請求項7の自動車用タイヤは、請求項6において、前記磁気シールド層は該自動車用タイヤの内部に存在することを特徴とする。
請求項8の自動車用タイヤは、請求項7において、該スチールベルトの表面の少なくとも一部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする。
請求項9の自動車用タイヤは、請求項7又は8において、トレッド部を構成するゴム部材の表面の少なくとも一部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする。
請求項10の自動車用タイヤは、請求項9において、該トレッド部は複数のゴムシートを積層してなるものであり、少なくとも1層の該ゴムシートの表面の一部又は全部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする。
請求項11の自動車用タイヤは、請求項7ないし10のいずれか1項において、サイドウォール部を構成するゴム部材の表面の少なくとも一部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする。
請求項12の自動車用タイヤは、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記高透磁率材料は、磁化し難い方向を揃えて前記高透磁率材料含有ゴム中に含有していることを特徴とする。
請求項13の自動車用タイヤは、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記高透磁率材料が扁平形状であることを特徴とする。
請求項14の自動車用タイヤは、請求項13において、前記扁平形状の高透磁率材料含有ゴムが、少なくともサイドウォール部を構成するゴムに含有していることを特徴とする。
請求項15の自動車用タイヤは、請求項6ないし11のいずれか1項において、前記磁気シールド層は前記塗膜層よりなり、前記高透磁率材料は、磁化し難い方向を揃えて該塗膜層中に含有していることを特徴とする。
請求項16の自動車用タイヤは、請求項6ないし11のいずれか1項において、前記高透磁率材料が扁平形状であることを特徴とする。
本発明(請求項1)の自動車用タイヤによると、自動車用タイヤを構成するゴム部材の少なくとも一部が高透磁率材料含有ゴムよりなるため、スチールコードからタイヤの外部に向う磁気がこの高透磁率材料含有ゴムによってシールドされる。
請求項2のように、スチールベルトのうちスチールコードを被覆するゴムを高透磁率材料含有ゴムとしてもよい。この場合、スチールコードらタイヤの外部に向う磁気が、このスチールコードの直近に存在するゴムベルトの高透磁率材料含有ゴムによって良好にシールドされる。
請求項3のように、トレッド部を構成するゴムの少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムにより構成されていてもよい。トレッド部はスチールコードよりもタイヤ径方向の外側に位置するため、スチールコードからタイヤの径方向に向う磁気が良好にシールドされる。
また、請求項4のように、トレッド部を複数のゴムシートを積層してなるものとし、該ゴムシートのうちタイヤ径方向の最外層以外の層のうち少なくとも1層を、高透磁率材料含有ゴムとしてもよい。この場合、高透磁率材料含有ゴムよりなるゴムシートは路面との摩擦等によって摩耗することがないため、磁気シールド効果が長期にわたって安定して維持される。なお、高透磁率材料含有ゴムシートを複数層とし、これらの間に非高透磁率材料含有ゴムシートを介在させた構造とすることにより、シールド効果がより良好となる。
請求項5のように、サイドウォール部を構成するゴムの少なくとも一部を、高透磁率材料含有ゴムとしてもよい。
本発明(請求項6)の自動車用タイヤによると、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層を有するため、スチールコードから発生する磁気がこの磁気シールド層によってシールドされる。
請求項7のように、この磁気シールド層は該自動車用タイヤの内部に存在することが好ましい。この場合、高透磁率材料含有ゴムよりなるゴムシートが路面との摩擦等によって摩耗することがないため、磁気シールド効果が長期にわたって安定して維持される。
請求項8のように、スチールベルトの表面の少なくとも一部に、磁気シールド層が形成されていてもよい。この場合、スチールコードからタイヤの外側に向う磁気が、このスチールコードの直近の磁気シールド層によって良好にシールドされる。
請求項9のように、トレッド部を構成するゴム部材の表面の少なくとも一部に、磁気シールド層が形成されていてもよい。この場合、磁気シールド層がスチールコードよりもタイヤ径方向の外側に位置するため、スチールコードからタイヤの径方向に向う磁気が良好にシールドされる。
また、請求項10のように、トレッド部を複数のゴムシートを積層してなるものとし、少なくとも1層の該ゴムシートの表面の一部又は全部に、磁気シールド層を形成してもよい。この場合、複数層の磁気シールド層とゴムシートとがタイヤ径方向に交互に積層した積層構造とすることにより、シールド効果がより良好となる。
請求項11のように、サイドウォール部を構成するゴム部材の表面の少なくとも一部に、磁気シールド層を形成してもよい。
請求項12のように、高透磁率材料を、磁化し難い方向を揃えて高透磁率材料含有ゴム中に含有してもよい。これにより、高透磁率材料の磁気シールド効果をより向上させることができる。
請求項13のように、高透磁率材料が扁平形状であってもよい。この場合、この扁平形状の高透磁率材料を配向させることにより、高透磁率材料の磁気シールド効果をより向上させることができる。また、磁化し難い方向を扁平形状の厚み方向とすることにより、磁化し難い方向に対して高透磁率材料の密度が向上し、磁気シールド効果がより向上する。扁平形状の高透磁率材料においては、磁化し難い方向が扁平形状の薄い方向とした場合には、磁化し難い方向を揃えてゴム中に含有させると、同じゴム厚の中にあってもより多くの高透磁率材料を含有させることができ、高透磁率材料の磁気シールド効果をより向上させることができる。
請求項14のように、この扁平形状の高透磁率材料含有ゴムが、少なくともサイドウォール部を構成するゴムに含有していてもよい。この扁平形状の高透磁率材料がサイドウォール部の補強材としても機能するため、磁気シールド効果が向上すると共に、サイドウォール部の強度も向上する。ここで、強度向上の機構として、高透磁率材料をマトリクスのゴムに対するフィラーとして考えた場合、その強度はアスペクト比が大きいほど大きくなるため、扁平状であることによりその強度は向上する。
請求項15のように、磁気シールド層が前記塗膜層よりなり、高透磁率材料が磁化し難い方向を揃えて該塗膜層中に含有していてもよい。これにより、高透磁率材料の磁気シールド効果をより向上させることができる。
請求項16のように、高透磁率材料が扁平形状であってもよい。この場合、この扁平形状の高透磁率材料を配向させることにより、高透磁率材料の磁気シールド効果をより向上させることができる。また、例えばタイヤを成形後に塗膜を半固化状態として加硫(後)工程に進んだ場合に、そのシールド材の柔軟性により加圧する方向(部材の厚み方向)に対して垂直方向に長辺を配向しやすくなり、シールド性能が向上する。
実施の形態に係る自動車用タイヤの断面図である。 図1の自動車用タイヤの製造方法を説明する図面である。 図1の自動車用タイヤの製造方法を説明する図面である。 図1の自動車用タイヤの製造方法を説明する図面である。 図1の自動車用タイヤの製造方法を説明する図面である。 異なる実施の形態に係る自動車用タイヤのスチールベルト近傍の断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る自動車用タイヤの半径方向断面図、第2図及び第3図は第1図の自動車用タイヤの製造方法におけるグリーンタイヤ成形工程を説明する断面図、第4図は第1図の自動車用タイヤの製造方法におけるグルービング工程を説明する断面図、第5図は第1図の自動車用タイヤの製造方法における加硫工程を説明する断面図である。
[第1の実施の形態(請求項1〜5の実施の形態)]
第1の実施の形態では、以下に詳細に説明する通り、第1図の自動車用タイヤ1を構成するゴム部材の少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムにより構成されている。
第1図に示すように、自動車用タイヤ1は、タイヤホイールのリム3に嵌合可能な一対のビード部5(第1図においては一方のビード部5のみ図示)を備えており、各ビード部5は、ビードコア7と、このビードコア7のタイヤ径方向Rの外側に配設されたビードフィラー9とをそれぞれ有している。このビードコア7は、スチールワイヤーをゴムで被覆してなるものである。
また、一方のビード部5におけるビードコア7には、トロイド状のカーカス11の一端部が連結されており、他方のビード部5におけるビードコア7には、カーカス11の他端部が連結されている。このカーカス11の両端部は、それぞれ、各ビードコア7を巻き込むようにタイヤ幅方向Wの内側から外側へ折り返されることにより、各ビードコア7に連結されている。このカーカス11は、ラジアル方向に延在する複数本のコード(図示省略)をゴムで被覆してなるものである。
カーカス11のクラウン領域の外周面には、複数層(第1図では3層)のスチールベルト13が設けられている。各スチールベルト13は、タイヤ径方向Rと垂直かつタイヤ周方向Cに対して斜交する方向へ延在する複数本のスチールコード15をゴムによって被覆してなるものである。
タイヤ径方向Rの最外層のスチールベルト13の外周面(第1図の上面)には、トレッド部17が設けられている。本実施の形態では、このトレッド部17は、タイヤ径方向Rの内側のアンダトレッド部18と、該アンダトレッド部18の外周面に積層されたキャップトレッド部19の2層よりなっている。このトレッド部17には、タイヤ周方向Cに延在する複数の周方向主溝21が形成されている。
カーカス11の一側面におけるトレッド部17と一方のビード部5の間、及びカーカス11の他側面におけるトレッド部17と他方のビード部5の間には、サイドウォール部23がそれぞれ設けられている。また、カーカス11の内側面には、空気の漏れを防ぐインナーライナー25が設けられている。
本実施の形態では、この自動車用タイヤ1を構成するゴム部材の少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムにより構成されている。例えば、スチールベルト13のうちスチールコード15を被覆するゴム、アンダトレッド部18、キャップトレッド部19、サイドウォール部23、カーカス11のうちコードを被覆するゴム、ビードフィラー9、ビードコア7のうちスチールワイヤーを被覆するゴム及びインナーライナー25のうち少なくとも1部が、高透磁率材料含有ゴムにより構成されている。
特に、スチールベルト15のうちスチールコードを被覆するゴム、アンダトレッド部18及びキャップトレッド部19の少なくとも1部を高透磁率材料含有ゴムとするのが好ましい。これらのゴム部材は、スチールコード15よりもタイヤ径方向Rの外側に位置するため、スチールコード15からタイヤ径方向Rの外側に向う磁気がシールドされることになる。このため、磁気が車載電子機器や車室内に漏れることが良好に防止される。
とりわけ、スチールベルト15のうちスチールコードを被覆すゴム及びアンダトレッド部18の少なくとも1部を高透磁率材料含有ゴムとするのが好ましい。これらのゴム部材は自動車用タイヤ1の内部に存在するため、使用中に路面との摩擦等によって摩耗することがなく、磁気シールド効果が長期にわたって安定して維持される。
なお、各ゴム部材の全体を高透磁率材料含有ゴムとしてもよく、一部を高透磁率材料含有ゴムとしてもよい。例えば、キャップトレッド部19を高透磁率材料含有ゴムとする場合、タイヤ径方向Rの内側を高透磁率材料含有ゴムとするのが好ましい。この場合、高透磁率材料含有ゴムが路面との摩擦等によって摩耗することがないため、磁気シールド効果が維持される。
この高透磁率材料含有ゴムの高透磁率材料としては、Mn−Zn系フェライト、Ni−Zn系フェライト、Cu−Zn系フェライトなどの酸化物や、鉄、コバルト、ニッケルあるいはこれらのいずれかあるいは全てを含むアモルファス合金、扁平状ケイ素鉄等のケイ素鋼(Fe−4Si)、スーパーマロイ(Fe−79Ni−5Mo)、78パーマロイ(Fe78−78.5Ni)、45パーマロイ(Fe45Ni)、ハードパーム(Fe−79Ni−9Nb)、ミューメタル(Fe−77Ni−2Cr−5Cu)等のパーマロイ、アルパーム(Fe−16Al)、パーメンジュール(Fe−50Co)、扁平状センダスト(Fe−5Al−10Si)などの金属が好適に用いられる。
この高透磁率材料の含有量としては、例えばゴム100質量部に対して高透磁率材料400〜800質量部、特に500〜700質量部、とりわけ600〜650質量部である。400質量部未満であると、磁気シールド効果の点で問題があり、800質量部超であると、ゴムとの加工性の点で問題がある。
この高透磁率材料の形態としては、微細粉末状、フレーク状の形態が、ゴムとの加工性の面で好ましい。
高透磁率材料が球状である場合、粒子径としては、0.1〜50μmが好ましく、特に0.5〜20μm、とりわけ1〜10μmが好ましい。粒子径が大きすぎる場合にはゴムの機械強度の点で問題があり、小さすぎる場合にはゴムとの加工性の点で問題がある。
高透磁率材料が扁平形状である場合、平均粒子径は0.1μm〜20μm特に0.5〜10μmが好ましく、厚みは0.1〜5μm特に0.2〜1μmが好ましく、アスペクト比は1〜10特に2〜5が好ましい。平均粒子径が大きすぎる場合にはゴムの機械強度の点で問題があり、小さすぎる場合にはゴムとの加工性の点で問題がある。厚みが大きすぎる場合には、そのアスペクト比が小さくなるため、配向性と共に、磁気シールド性が低下するなどの問題がある。また、厚みが小さすぎる場合には、混練等の強い剪断加工時の材料の破壊等が起こり、その形状を保持できないなどの問題がある。アスペクト比が2以上であると、磁気シールド効果が向上する。アスペクト比が2以下であると、その磁気異方性が十分でないため、シールド効果が小さい。
なお、平均粒子径及び平均厚みは、湿式法の粒度分布測定及び電子顕微鏡観察によるものである。
この高透磁率材料は、例えば水アトマイズ法やガスアトマイズ法等のアトマイズ法によって製造することができ、これにより、粒度の揃った粒状粉体の高透磁率材料を得ることができる。また、この粒状粉体をアトライター、ボールミル、スタンプミル等で扁平化することにより、扁平形状の高透磁率材料を得ることができる。
この高透磁率材料を、高透磁率材料含有ゴム中に配向するように含有するためには、150℃以上の高温でゴムを軟化させた状態で、圧力をかけたまま固化させればよく、通常、ゴムの加硫工程などにおいてこの操作を行う。
サイドウォール部23をこの扁平形状の高透磁率材料を含有する高透磁率材料含有ゴムとした場合、この扁平形状の高透磁率材料が補強部材として機能するため、サイドウォール部23が磁気シールド性を有すると共に、サイドウォール部23の強度が向上する。
高透磁率材料含有ゴムにあっては、高透磁率材料の磁化し難い方向を揃えてゴムに含有することにより、磁気シールド効果がより向上する。その方法としては、上記の通り、扁平形状の高透磁率材料を高透磁率材料含有ゴム中に配向させることが挙げられる。その他に、圧力をかける方向と垂直に磁力線が並ぶように磁石を配置させ、磁場配向させた状態で固化させる等の方法を用いることもできる。
次に、第1図の自動車用タイヤ1の製造方法の一例について説明する。
自動車用タイヤ1の製造方法は、グリーンタイヤ成型工程と、グルービング工程と、加硫工程とを有している。各工程の詳細は次の通りである。
<グリーンタイヤ成形工程>
第2図に示すように、中央部分がドラム径方向へ拡縮移動可能な筒状の成型ドラム27を用いてグリーンタイヤ1uを成形する。
まず、この成型ドラム27の外周面に未加硫のインナーライナー25uを貼付け、この未加硫のインナーライナー25u上に未加硫のカーカス11uを貼付ける。
次に、未加硫のカーカス11uの一端部付近に未加硫のビードコア7uと未加硫のビードフィラー9uをセットし、これらを巻き込むようにカーカス11uの一端部付近を折り返すことにより、未加硫の一方のビード部5uを形成する。同様に、未加硫のカーカス11uの他端部付近に未加硫のビードコア7uと未加硫のビードフィラー9uをセットし、これらを巻き込むようにカーカス11uの他端部付近を折り返すことにより、未加硫の他方のビード部5uを形成する。
更に、未加硫のカーカス11uにおける各ビード部5uに隣接した位置に、未加硫のサイドウォール(未加硫のサイドウォールゴム)23uをそれぞれ貼り付ける。その後、第3図に示すように、成型ドラム27の中央部分をドラム径方向へ拡張移動させ、未加硫のカーカス11uをトロイド状に形成して、グリーンケースを成型する。なお、第2図は、成型ドラム27の中央部分をドラム径方向へ拡張移動させる前の状態を示しており、第3図は、成型ドラム27の中央部分をドラム径方向へ拡張移動させた後の状態を示している。
グリーンケースを成型した後、未加硫のカーカス11uのクラウン領域に未加硫のスチールベルト13uを層状に複数層(本実施の形態では3層)巻き付けるようにして貼り付ける。次いで、未加硫のベルト13u上に、未加硫のアンダトレッド用のゴムシート18u及びキャップトレッド用のゴムシート19uを積層して巻き付けることにより、未加硫のトレッド部17uを形成する。このようにして、グリーンタイヤ1uを成型する。
なお、本実施の形態では、上記の未加硫ゴム部材の少なくとも一部を高透磁率材料含有ゴムとする。例えば、未加硫のサイドウォール23u、未加硫のスチールベルト13u、未加硫のアンダトレッド用ゴムシート18u、未加硫のキャップトレッド用ゴムシート19uの少なくとも1つを高透磁率材料とする。
<グルービング工程>
グリーンタイヤ成形工程が終了した後、グリーンタイヤ1uを貼付けた状態の成型ドラム27を、例えば特開平8−80582号公報、特開平4−68137号公報等に記載された公知のグルービング装置(グルービング装置の大部分を図示省略)にセットする。
そして、第4図に示すように、グルービング装置のカッター29によって未加硫のトレッド部17uの外周面に切り込みを入れ、グリーンタイヤ1uをタイヤ周方向Cへ回転させることにより、未加硫のトレッド部17uの外周面に、タイヤ周方向Cに延在する一次周方向主溝21uを形成する。更に、カッター29のタイヤ幅方向Wの位置を変更して、同様の操作を繰り返すことにより、未加硫のトレッド部17uに複数条の一次周方向主溝21uを形成する。
<加硫工程>
グルービング工程が終了した後、加硫金型33を用いてグリーンタイヤ1uを加硫する。
第5図に示すように、内面に複数の環状の溝形成突起31が設けられている。この加硫金型33内に、各一次周方向主溝21uが対応する溝形成突起31に係合するようにグリーンタイヤ1uをセットする。
この加硫金型33の詳細な構成は以下の通りである。
ここで、加硫金型33は、上下に対面配置された環形板状の下部モールド35及び上部モールド37と、これらの外周部同士の間に配置された周壁状のセクターモールド39とを備えている。下部モールド35は、加硫装置における固定フレーム(図示省略)に設置されている。この上部モールド35は、主として一方のサイドウォール部23と一方のビード部5を成型するものである。上部モールド37は、加硫装置における昇降可能な昇降フレーム(図示省略)に設置されている。この上部モールド37は、主として他方のサイドウォール部23と他方のビード部5を成型するものである。セクターモールド39は、下部モールド35に設けられている。このセクターモールド39は、主としてトレッド部17を成型するものである。このセクターモールド39は、モールド径方向へ拡縮移動可能できるようにセグメント化されており、このセクターモールド39の内面に、前述の複数の溝形成突起31が形成されている。
グリーンタイヤ1uをこの加硫金型33内にセットした後に、グリーンタイヤ1uを内側からブラダー41によって加圧しつつ加硫することにより、自動車用タイヤ1が成型される。
[第2の実施の形態(請求項6〜11の実施の形態)]
上記第1の実施の形態では、自動車用タイヤ1を構成するゴム部材の少なくとも1部を高透磁率材料含有ゴムとしているが、これに代えて又はこれと共に、自動車用タイヤ1の内部に、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層を設けてもよい。
例えば、第6図の通り、スチールベルト13の表面に、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層40を設けてもよい。
この磁気シールド層40を有する自動車用タイヤを製造するには、第1図の自動車用タイヤ1の製造方法において、未加硫のスチールベルト13uとして、表面に塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層40を設けたものを用いればよい。
この磁気シールド層40を塗膜層により構成する場合には、例えば、ポリウレタン等の樹脂よりなるバインダー基材に対して高透磁率材料よりなる粉末を分散した塗料を、未加硫のスチールベルト13uの表面に塗布すればよい。
この塗料中の高透磁率材料の濃度は、40〜80質量%特に55〜70質量%が好ましい。40質量%未満であると、磁気シールド効果の点で問題があり、70質量%超であると、塗料の塗工性や材料の強度・耐久性の点で問題がある。
この高透磁率材料の寸法、製造方法及び扁平形状にする方法は、上記の第1の実施の形態の場合と同様である。
塗料中の高透磁率材料を扁平形状とした場合、この塗料の塗布後の乾燥過程において、当該扁平形状の高透磁率材料は、その厚み方向が塗膜層の膜厚方向となるように配向する。
この塗膜層にあっては、高透磁率材料の磁化し難い方向を揃えて該塗膜層に含有することにより、塗膜層の磁気シールド効果がより向上する。その方法としては、上記の通り、扁平形状の高透磁率材料を塗膜層中に配向させることが挙げられる。
この磁気シールド層40をめっき層により構成する場合には、例えば、この未加硫のスチールベルト13uの表面に対して、特開2007−123598号公報に開示されているような低温めっき方法によってめっきを施せばよい。
上記実施の形態では、スチールベルト13の表面の全面、即ち、第4図における上面、下面及び側面に磁気シールド層40を設けているが、スチールベルト13の表面の一部に磁気シールド層40を設けてもよい。例えば、スチールベルト13の上面及び側面に磁気シールド層40を設けてもよい。
また、自動車用タイヤのうちスチールベルト13の表面以外の箇所に磁気シールド層を設けてもよい。例えば、第1図におけるアンダトレッド部18の内周面、外周面、キャップトレッド部19の内周面、サイドウォール部23内部等に磁気シールド層を設けてもよい。
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1図では、トレッド部17がアンダトレッド部18とキャップトレッド部19の2層構造となっているが、これらアンダトレッド部18とキャップトレッド部19との間に中間トレッド部(図示略)を1層以上設けてもよい。この場合、中間トレッド部の少なくとも1層を高透磁率材料含有ゴムとしてもよく、中間トレッド部の少なくとも1層の表面に、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層を設けてもよい。また、トレッド部17を単層構造としてもよい。
第1図の自動車用タイヤ1において、スチールベルト13のタイヤ幅方向Wの両側に、クッションゴムを設けてもよい。このクッションゴムを設けるには、先ず、第2図における左側の未加硫のサイドウォール23uのタイヤ幅方向(図の左右方向)における中央側の端部に連なるように、未加硫のカーカス11u上に未加硫の左側クッションゴムを設ける。同様に、第2図における右側の未加硫のサイドウォール23uのタイヤ幅方向における中央側の端部に連なるように、未加硫のカーカス11u上に未加硫の右側クッションゴムを設ける。これらの未加硫クッションゴムの間に上記の未加硫のスチールベルト13uを巻き付ける。その後は、第2図〜第5図で説明した通りにして自動車用タイヤを成型すればよい。このクッションゴムを高透磁率材料含有ゴムとしてもよく、また、このクッションゴムの表面の少なくとも一部に、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層を設けてもよい。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
[実施例1〜5及び比較例1,2]
<サンプルの作製>
天然ゴムに対して高透磁率粉末を表1に示す通りに混練混合し、プレス成型することにより、ゴムシート(長さ150mm×幅100mm×厚さ2mm)を得た。
表1中の高透磁率粉末の詳細は以下の通りである。
Mn−Znフェライト粉末:戸田工業社製BSF−547、平均粒径3.2μm
高ケイ素鋼粉末:山陽特殊製鋼社製Fe−50Ni、粉末平均粒径4.5μm
センダスト粉末:山陽特殊製鋼社製PST4−FM60、平均粒径7.6μm
78パーマロイ粉末:平均粒径8.5μm
扁平状78パーマロイ粉末:パシフィックソーワ社製、PC−78、
平均粒径5.2μm、平均アスペクト比2.7
なお、粉末の平均粒径は、レーザー分散方式の粒度分布測定器を用いて測定した。平均厚みは、粉末を磁石により扁平方向に配向させた状態で樹脂に埋め込み、断面を研磨し、この断面をSEMを用いて測定した。平均アスペクト比は、平均粒径と平均厚みとの比(平均粒径/平均厚み)として算出した。扁平状78パーマロイ粉末は、水アトマイズ法で製造した粒状粉末を、ジェットミル処理により衝突粉砕させて扁平化処理したものである。
Figure 2010006365
また、並列配置した複数本のスチールコードを天然ゴムでコーティングしてなるスチールベルト部材(長さ400mm×幅80mm×厚さ2mm)を製造した。スチールコードの材質としては、炭素を0.8wt%含有する高炭素鋼線を用いた。
このスチールベルト部材を、次の通りにして着磁した。
スチールベルト部材を着磁させるための磁石として、長さ200mm、幅30mm、厚さ5mmであり、厚さ方向に着磁された残留磁束密度2000ガウスのフェライト磁石を用いた。この磁石の長さ方向をスチールベルト部材のコード打ち込み方向と垂直にし、かつ磁石の幅方向をスチールベルト部材のコード打ち込み方向と平行にし、磁石をスチールベルト部材中央部に密着させて10秒間保持した後、磁石をスチールベルト部材から真上に遠ざけるようにして着磁した。
このようにして着磁したスチールベルト部材の上面に、3枚の上記ゴムシートを側面同士を突き合わせて1列に敷き並べ、スチールベルト部材の上面の全面を覆った。このようにしてサンプルを得た。
<磁場の測定>
サンプルの表面(ゴムシートが配置されている側の表面)の全面における磁場分布を測定した。測定機器として、レイクショア(lakeshore)製421型トランスパースプローブを用いた。この磁場分布の測定結果に基づき、磁場分布の平均値及び変動幅(磁場分布の中での最大値と最小値との差)を算出した。この平均値は、比較例1の平均値を100とした指数にて示した。また、この変動値は、比較例1の変動幅を100とした指数にて示した。この結果を表1に示す。
表1から明らかな通り、スチールベルト部材の上面を高透磁率材料含有ゴムよりなるゴムシートで覆うことにより、磁気が良好にシールドされ、タイヤスチールベルトの発生磁場を抑制できることが確かめられた。
また、実施例3と実施例4との比較から明らかな通り、高透磁率材料の含有量が同量である場合、該高透磁率材料の形状が扁平形状である場合の方が磁気シールド効果が高いことが確かめられた。
[実施例6〜10及び比較例3,4]
<サンプルの作製>
タイヤ部材のうち表2に示す部材に表2に示す高透磁率材料含有ゴムを用い、その他のタイヤ部材には天然ゴムを用いて、第1図〜第5図に示す構造を有するタイヤサイズ185/70R14の空気入りラジアルタイヤを作製した。表2中の高透磁率粉末の詳細は、実施例1〜3及び比較例1,2と同様である。
なお、この空気入りラジアルタイヤを作製する前に、以下の手順によって未加硫のスチールベルト13uを着磁した。
未加硫のスチールベルト13uを着磁させるための磁石として、長さ200mm、幅30mm、厚さ5mmであり、厚さ方向に着磁された残留磁束密度2000ガウスのフェライト磁石を用いた。この磁石の長さ方向をスチールベルト部材のコード打ち込み方向と垂直にし、かつ磁石の幅方向を未加硫のスチールベルト13uのコード打ち込み方向と平行にし、磁石をベルト13u中央部に密着させて10秒間保持した後、磁石をベルト13uから真上に遠ざけるようにして着磁した。
スチールベルト13はいわゆる交錯ベルト構造とした。
<磁場の測定>
サンプルの表面(ゴムシートが配置されている側の表面)の全面における磁場分布を測定した。測定機器として、レイクショア(lakeshore)製421型トランスパースプローブを用いた。この磁場分布の測定結果に基づき、磁場分布の平均値及び変動幅(磁場分布の中での最大値と最小値との差)を算出した。この平均値は、比較例3の平均値を100とした指数にて示した。また、この変動値は、比較例3の変動幅を100とした指数にて示した。この結果を表2に示す。
Figure 2010006365
表2から明らかな通り、タイヤのアンダトレッド部18の最下部又はサイドウォール部23の上部を高透磁率材料含有ゴムよりなるゴムシートで覆うことにより、スチールベルト13からの磁気が良好にシールドされ、スチールベルトの発生磁場を抑制できることが確かめられた。
また、実施例8と実施例12との比較から明らかな通り、高透磁率材料の含有量が同量である場合、該高透磁率材料の形状が扁平形状である場合の方が磁気シールド効果が高いことが確かめられた。
1 自動車用タイヤ
11 カーカス
13 スチールベルト
15 スチールコード
17 トレッド部
18 アンダトレッド部
19 キャップトレッド部
40 磁気シールド層

Claims (16)

  1. 複数本のスチールコードをゴムで被覆してなるスチールベルトを有する自動車用タイヤにおいて、
    該自動車用タイヤを構成するゴム部材の少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする自動車用タイヤ。
  2. 請求項1において、該スチールベルトを構成するゴムの少なくとも一部が該高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする自動車用タイヤ。
  3. 請求項1又は2において、トレッド部を構成するゴムの少なくとも一部が、該高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする自動車用タイヤ。
  4. 請求項3において、該トレッド部は複数のゴムシートを積層してなるものであり、
    該ゴムシートのうちタイヤ径方向の最外層以外の層のうち少なくとも1層が、該高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする自動車用タイヤ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、サイドウォール部を構成するゴムの少なくとも一部が、高透磁率材料含有ゴムよりなることを特徴とする自動車用タイヤ。
  6. 複数本のスチールコードをゴムで被覆してなるスチールベルトを有する自動車用タイヤにおいて、
    該スチールコードから発生する磁気を遮蔽するための、高透磁率材料を含有する塗膜層又はめっき層よりなる磁気シールド層を有することを特徴とする自動車用タイヤ。
  7. 請求項6において、前記磁気シールド層は該自動車用タイヤの内部に存在することを特徴とする自動車用タイヤ。
  8. 請求項7において、該スチールベルトの表面の少なくとも一部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする自動車用タイヤ。
  9. 請求項7又は8において、トレッド部を構成するゴム部材の表面の少なくとも一部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする自動車用タイヤ。
  10. 請求項9において、該トレッド部は複数のゴムシートを積層してなるものであり、
    少なくとも1層の該ゴムシートの表面の一部又は全部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする自動車用タイヤ。
  11. 請求項7ないし10のいずれか1項において、サイドウォール部を構成するゴム部材の表面の少なくとも一部に、前記磁気シールド層が形成されていることを特徴とする自動車用タイヤ。
  12. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記高透磁率材料は、磁化し難い方向を揃えて前記高透磁率材料含有ゴム中に含有していることを特徴とする自動車用タイヤ。
  13. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記高透磁率材料が扁平形状であることを特徴とする自動車用タイヤ。
  14. 請求項13において、前記扁平形状の高透磁率材料含有ゴムが、少なくともサイドウォール部を構成するゴムに含有していることを特徴とする自動車用タイヤ。
  15. 請求項6ないし11のいずれか1項において、前記磁気シールド層は前記塗膜層よりなり、
    前記高透磁率材料は、磁化し難い方向を揃えて該塗膜層中に含有していることを特徴とする自動車用タイヤ。
  16. 請求項6ないし11のいずれか1項において、前記高透磁率材料が扁平形状であることを特徴とする自動車用タイヤ。
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