JP2010004012A - 半導体薄膜の形成方法および半導体薄膜の検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザアニールによる結晶化を利用した半導体薄膜の形成において、その結晶化度を従来よりも高精度に評価することが可能な半導体薄膜の形成方法を提供する。
【解決手段】p−Si膜23の結晶化度の検査処理の際に、p−Si膜23およびa−Si膜230へ向けて、LED12によって照射光Loutをそれぞれ照射する。これにより、p−Si膜23およびa−Si膜230の透過画像(透過画像データD1)を取得する。また、画像処理用コンピュータ15において、p−Si膜23(結晶化領域51)の透過輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の透過輝度との透過コントラストを求める。そして求めた透過コントラストに基づいて、p−Si膜23に対する選別を行う。これにより、従来よりも確実な選別が実現される。
【選択図】図1
【解決手段】p−Si膜23の結晶化度の検査処理の際に、p−Si膜23およびa−Si膜230へ向けて、LED12によって照射光Loutをそれぞれ照射する。これにより、p−Si膜23およびa−Si膜230の透過画像(透過画像データD1)を取得する。また、画像処理用コンピュータ15において、p−Si膜23(結晶化領域51)の透過輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の透過輝度との透過コントラストを求める。そして求めた透過コントラストに基づいて、p−Si膜23に対する選別を行う。これにより、従来よりも確実な選別が実現される。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば液晶表示装置または有機EL(ElectroLuminescence)表示装置に用いられるTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)基板の製造に好適な半導体薄膜の形成方法およびそのような半導体薄膜の検査装置に関する。
アクティブマトリクス型の液晶表示装置や有機EL素子を用いた有機EL表示装置においては、TFT基板が用いられる。このTFT基板は、基板上に非晶質または比較的粒径の小さな多結晶の半導体薄膜を形成すると共にこの半導体薄膜に対してレーザビームを照射してアニールすることにより結晶成長させた半導体薄膜を用いて、駆動素子としてのTFTを形成したものである。
このようなレーザビームによるアニール装置の光源としては、従来より、半導体薄膜の吸収率が高く、かつ大きなパルス光出力が得られるエキシマレーザが用いられている。しかしながら、このエキシマレーザはガスレーザであるが故に、パルスごとの出力強度にばらつきがある。よって、エキシマレーザを用いて形成したTFTにおいても特性のばらつきが発生してしまい、これを用いた表示装置においても表示むらが発生し易いという欠点がある。
そこで、ガスレーザにおけるパルス強度ばらつきによる画質の低下を解消することを目的として、出力の安定性が高い半導体レーザを光源に用いたアニール装置が提案されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、半導体レーザから得られる光出力はエキシマレーザ等と比べると非常に小さいため、アニール処理の際のビームのサイズも小さくなってしまう。このため、TFT基板の単位面積あたりのアニール処理時間が増加し、生産性の低下や製造コストの増大といった問題が生じている。
そこで、アニール処理の高スループット化を目的として、複数のレーザ光源を互いに近接して配置すると共に、それらによる複数のレーザビームを非晶質半導体薄膜上の複数の領域に対して同時に照射するようにし、走査時間を短縮して生産性を上げるようにしたアニール方法も提案されている(例えば、特許文献2)。
一方、このような半導体レーザを用いた半導体薄膜の結晶化に対する制御方法は、従来より、アニール装置に備え付けられたレーザビーム強度のモニタ手段によりなされてきた。例えば、特許文献3に示されているレーザビーム強度のモニタ方法は、複数のレーザ光学系の光路に対して単一の強度測定部を用いるのであり、一つの強度測定部を各レーザ光学系の光路上に移動させて各光路において受光可能となるようにすることにより、複数のレーザ光学系に対し、1つの強度測定部によってそれぞれの照射エネルギーを測定できるようにしたものである。
また、例えば特許文献4には、アニール領域(結晶化された領域)内において、照射光に基づく輝度の階調の高低を求めることにより、アニール領域内の結晶化の度合いを評価するようにしたものが提案されている。具体的には、結晶化された領域内での結晶性の高低の模様に基づいて、結晶化の度合いを評価するようになっている。
ところが、上記特許文献2のように複数のレーザビームを用いてアニール処理を行う場合、個々のレーザ光源には、射出光の発散角の個体差がある。また、このような個体差を補正するために均一照射光学系を設けた場合でも、その調整誤差等が生じてしまう。よって、複数のレーザビームを用いてアニール処理を行う場合、被照射体に照射される個々のレーザ光のサイズや強度には、必然的に差異が生じてしまうことになる。
また、上記特許文献3の場合、個々のレーザ光源によるレーザビームの強度(パワー)のみをモニタしているため、フォーカス位置や光学系の収差等による被照射体面上での微妙なパワー密度の差をモニタすることは不可能である。よって、このようなパワー密度の差異は被照射体(半導体薄膜)に対するアニール効果の差異となり、半導体薄膜上の位置による結晶化度の差異となるため、結果として形成されたTFTの特性が、各レーザビームにより異なってしまう。そしてこのようなTFTの特性差は、表示装置における表示むらの原因ともなってしまう。なお、このような半導体薄膜に対するレーザアニール効果の差異(薄膜上の位置による効果の差異)は、上記のように複数のレーザ光源を用いてアニール処理を行う場合だけではなく、単一のレーザ光源を用いてアニール処理を行う場合にも生じうるものである。
さらに、上記特許文献4では、場合によっては(例えば、粒径が数十nm以下の微結晶の場合など)、結晶化された領域内において上記した特徴的な模様が現れないことがあった。したがって、そのような場合には結晶化の度合いを評価できないこととなり、より精度の高い評価方法が望まれていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、レーザアニールによる結晶化を利用した半導体薄膜の形成において、その結晶化度を従来よりも高精度に評価することが可能な半導体薄膜の形成方法および半導体薄膜の検査装置を提供することにある。
本発明の半導体薄膜の形成方法は、基板上に非晶質半導体薄膜を形成する工程と、レーザ光を照射して非晶質半導体薄膜に対して選択的に加熱処理を施すことにより、照射領域に対応する非晶質半導体薄膜を結晶化させて要素領域ごとに部分的に結晶質半導体薄膜を形成する工程と、この結晶質半導体薄膜の結晶化度を検査する検査工程とを含むようにしたものである。また、この検査工程は、結晶質半導体薄膜および非晶質半導体薄膜へ向けて光をそれぞれ照射することにより、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストを求める工程と、求めたコントラストに基づいて結晶質半導体薄膜に対する選別を行う選別工程とを含むようになっている。
本発明の半導体薄膜の形成方法では、基板上に非晶質半導体薄膜が形成されたのち、レーザ光を照射してこの非晶質半導体薄膜に対して選択的に加熱処理が施されることにより、照射領域に対応する非晶質半導体薄膜が結晶化され、要素領域ごとに部分的に結晶質半導体薄膜が形成される。そしてそののち、この結晶質半導体薄膜の結晶化度が検査される。ここで、この検査工程では、結晶質半導体薄膜および非晶質半導体薄膜へ向けて光がそれぞれ照射されることにより、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストが求められ、求めたコントラストに基づいて、結晶質半導体薄膜に対する選別が行われる。このようにして、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストに基づいて結晶質半導体薄膜に対する選別がなされることにより、従来よりも確実な選別が実現される。
本発明の半導体薄膜の検査装置は、レーザ光を照射して基板上の非晶質半導体薄膜に対して選択的に加熱処理を施すことにより照射領域が結晶化され、要素領域ごとに部分的に形成された結晶質半導体薄膜に適用される結晶化度の検査装置であって、結晶質半導体薄膜が形成された基板を搭載するステージと、結晶質半導体薄膜および非晶質半導体薄膜へ向けて光をそれぞれ照射する光源と、この光源から発せられた光に基づいて、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストを求める導出部と、この導出部により求められたコントラストに基づいて結晶質半導体薄膜に対する選別を行う選別部とを備えたものである。
本発明の半導体薄膜の検査装置では、結晶質半導体薄膜が要素領域ごとに部分的に形成された基板において、結晶質半導体薄膜および非晶質半導体薄膜へ向けて、光源より光がそれぞれ照射される。そしてこの光源から発せられた光に基づいて、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストが求められ、求められたコントラストに基づいて、結晶質半導体薄膜に対する選別が行われる。このようにして、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストに基づいて結晶質半導体薄膜に対する選別がなされることにより、従来よりも確実な選別が実現される。
本発明の半導体薄膜の形成方法によれば、結晶質半導体薄膜の結晶化度を検査する検査工程において、結晶質半導体薄膜および非晶質半導体薄膜へ向けて光をそれぞれ照射することにより、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストを求めると共に、求めたコントラストに基づいて結晶質半導体薄膜に対する選別を行うようにしたので、従来よりも確実な選別が実現される。よって、レーザアニールによる結晶化を利用した半導体薄膜の形成において、その結晶化度を従来よりも高精度に評価することが可能となる。
本発明の半導体薄膜の検査装置によれば、結晶質半導体薄膜および非晶質半導体薄膜へ向けて光源より光をそれぞれ照射し、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストを求めると共に、求められたコントラストに基づいて結晶質半導体薄膜に対する選別を行うようにしたので、従来よりも確実な選別が実現される。よって、レーザアニールによる結晶化を利用した半導体薄膜の形成において、その結晶化度を従来よりも高精度に評価することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る半導体薄膜の検査装置(検査装置1)の全体構成を表すものである。この検査装置1は、例えば、ボトムゲート構造を有する薄膜トランジスタ(ボトムゲート型TFT)の製造工程中に形成されるシリコン半導体膜に適用されるものである。具体的には、Si(シリコン)薄膜基板2(後述するように、透明基板上にa−Si(アモルファスシリコン)膜(非晶質半導体薄膜)を形成したのちに、このa−Si膜に対してレーザ光を選択的に照射してアニール処理を施すことにより照射領域(後述する照射領域41)が結晶化され、要素領域(画素)ごとに部分的に形成されたp−Si(ポリシリコン)膜(結晶質半導体薄膜)を有する基板)に適用される結晶化度の検査装置である。この検査装置1は、可動ステージ11と、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)12と、対物レンズ13と、CCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)カメラ14と、画像処理用コンピュータ15と、制御用コンピュータ16とから構成されている。なお、以下の説明では、結晶化されたSi薄膜の一例としてp−Si膜を挙げて説明するが、微結晶Si膜であってもよい。
可動ステージ11は、検査対象であるSi薄膜基板2を搭載する(支持する)ものであり、後述する制御用コンピュータ16から供給される制御信号Sによって、図中のX軸方向やY軸方向に任意に移動することができるようになっている。また、この可動ステージ11は、後述するLED12から発せられる光(照射光Lout)が透過可能な材質(例えば、ガラス板)により構成されている。
LED12は、可動ステージ11の裏側(Si薄膜基板2の搭載面とは反対側)からSi薄膜基板2へ向けて光(照射光Lout)を照射する光源である。このLED12は、約500〜600nmを中心波長とする波長領域の光である緑色光あるいは約500〜600nmの波長領域の単色光を、照射光Loutとして照射するものであることが好ましい。白色光のようなスペクトル分布に依存しないため、より普遍的な測定が可能となるからである。具体的には、白色光源では、測定装置が複数ある場合や光源を取り替えた場合などには、スペクトル分布が異なることによって後述するコントラスト値が変化する虞があるが、緑色光源あるいは単色光源の場合にはそのような心配がないからである。なお、光源として高輝度のLEDの代わりに、顕微鏡のランプ照明などを用いるようにしてもよい。
対物レンズ13は、LED12から発せられて可動ステージ11およびSi薄膜基板2を透過した照射光Lout(透過光)を拡大して検出するための光学素子である。また、CCDカメラ14は、約500〜600nmの波長領域の光に対して高感度化されたカメラであり、内部に撮像素子としてCCDイメージセンサを有することにより、Si薄膜基板2におけるa−Si膜(未結晶化領域)およびp−Si膜(結晶化領域)の透過顕微鏡画像(透過画像)を撮像するようになっている。
画像処理用コンピュータ15は、対物レンズ13およびCCDカメラ13により得られたa−Si膜およびp−Si膜の透過画像に基づいて、p−Si膜に対する選別を行う(検査処理を行う)ものである。具体的には、まず、CCDカメラ13から供給される透過画像データD1を取り込むと共に、その画像輝度を解析して、Si薄膜基板2上に形成されているp−Si膜(結晶化領域)の透過輝度とa−Si膜(未結晶化領域)の透過輝度とのコントラストを求め、この求めたコントラストに基づいて、Si薄膜基板2上に形成されたp−Si膜が良品であるか不良品であるかの判別を行うようになっている。なお、この画像処理用コンピュータ15による検査処理の詳細については、後述する。
制御用コンピュータ16は、制御信号Sに基づいて、LED12による照射光Loutの点灯制御や、LED12、対物レンズ13およびCCDカメラ14の移動位置の制御、ならびに対物レンズ13の切換制御等を行うものである。このうち、移動位置の制御については、具体的には、可動ステージ11上に搭載されたSi薄膜基板2に対してLED12、対物レンズ13およびCCDカメラ14を相対的に変位させるための制御を行うようになっている。
ここで、LED12が、本発明における「光源」の一具体例に対応する。また、対物レンズ13、CCDカメラ14および画像処理用コンピュータが、本発明における「導出部」の一具体例に対応する。また、対物レンズ13およびCCDカメラ14が、本発明における「導出部の光学系」の一具体例に対応する。また、画像処理用コンピュータ15が、本発明における「選別部」の一具体例に対応する。また、制御用コンピュータ16が、本発明における「制御部」の一具体例に対応する。
次に、図2〜図10を参照して、図1に示した検査装置1を用いた検査工程を含む、本発明の一実施の形態に係る半導体薄膜の形成方法について説明する。ここで、図2〜図4は、本実施の形態の半導体薄膜の形成方法の主要な工程の一部を断面図(Z−X断面図)で表したものである。また、図5は、図4に続く工程である検査工程の一例を流れ図で表したものである。
まず、図2に示したように、例えばガラス基板などの透明基板20(基板サイズが、例えば550mm×650mm程度のもの)上に、例えばフォトリソグラフィ法を用いて、ゲート電極21、ゲート絶縁膜221,222およびa−Si膜230を、この順に形成する。なお、ゲート電極21は例えばモリブデン(Mo)により構成し、ゲート絶縁膜221は例えばシリコン窒化物(SiNX)により構成し、ゲート絶縁膜222は例えばシリコン酸化物(SiO2)により構成する。
次に、図3に示したように、透明基板20上のa−Si膜230に対し、図示しない半導体レーザ光源を用いてレーザ光L1を部分的に照射して選択的にアニール処理(加熱処理)を施すことにより、要素領域(Si薄膜基板2を表示装置に適用した場合、画素に対応する)ごとに部分的にa−Si膜230を結晶化させる。具体的には、例えば図4に示したように、レーザ光L1の照射領域41に対してはアニール処理が施されることにより結晶化され、p−Si膜23が形成された結晶化領域51となる。一方、レーザ光L1の非照射領域40に対してはアニール処理が施されないために結晶化されず、a−Si膜230が形成されたままの未結晶化領域50となる。
次に、例えば図5中のステップS101〜S104に示したようにして、図1に示した検査装置1を用いることにより、透明基板20上に形成されたp−Si膜23の結晶化状態(結晶化度)の検査を行う(検査処理を実行する)。
具体的には、まず、p−Si膜23が形成されているSi薄膜基板2を可動ステージ11上に搭載させると共に、可動ステージ11の裏側(Si薄膜基板2の搭載面とは反対側)からp−Si膜(結晶化領域51)およびa−Si膜(未結晶化領域50)に対してLED12によって照射光Loutをそれぞれ照射し、対物レンズ13およびCCDカメラ14によって可動ステージ11およびSi薄膜基板2の透過光を受光して撮像することにより、画像処理用コンピュータ15において、p−Si膜23(結晶化領域51)およびa−Si膜230(未結晶化領域50)の透過画像(透過画像データD1)を取得する(図5のステップS101)。なお、この際、制御用コンピュータ16から供給される制御信号Sによって、可動ステージ11上に搭載されたSi薄膜基板2に対し、LED12、対物レンズ13およびCCDカメラ14を相対的に変位させることにより、p−Si膜23上の複数のポイントでの透過画像を取得することが可能である。
次に、画像処理用コンピュータ15によって、取得した透過画像(透過画像データD1)に基づいて、以下の(1−1)式または(1−2)式で定義される、p−Si膜23(結晶化領域51)の透過輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の透過輝度との(透過)コントラストを求める(ステップS102)。これは、Si膜の結晶化度はアニール処理の際のエネルギー密度(照射強度)に大きく依存していることから、Si膜の透過率も結晶化領域の拡大や結晶サイズの増大に伴って増加し、例えば図6に示したように、結晶化領域51(照射領域41)と未結晶化領域50(非照射領域40)とでは、透過強度(透過輝度)が互いに異なる(照射領域41の透過強度:IH(λ)、非照射領域40の透過強度:IL(λ))ことを利用している。なお、結晶化領域51として、上記したp−Si膜の代わりに、微結晶Si膜を適用するようにしてもよい。
ここで、上記(1−1)式は、マイケルソンコントラスト(Michelson Contrast)と呼ばれるコントラストの算出式である。これは、白黒の明暗対比を表したものであり、具体的には、例えば図7(A)に示したように、基本的には規則的な正弦波状の縞の明暗対比を表したものである。コントラストの値としては、式における定義により、0〜1の値(無次元量、単位はなし)を取り、これを%コントラスト(0〜100%)で表す場合も多い。
一方、上記(1−2)式は、ウェーバーコントラスト(Weber Contrast)と呼ばれるコントラストの算出式である。これは、例えば図7(B)に示したように、均一な広いバックグラウンドの中にエッジのはっきりしたパターンがある場合や、バックグラウンドの光強度がほぼ均一な場合に用いられるものである。
次に、画像処理用コンピュータ15によって、求められた透過コントラストに基づいて、例えば図8に示したような、透過コントラストと、透過画像取得の際の光の照射強度と、p−Si膜23において得られると予想される電気特性(デバイス電気特性;例えば、TFTにおけるソース・ドレイン間に流れる電流値)との相関関係を利用して、この電気特性を予測する(ステップS103)。なお、図8に示したような相関関係の特性のグラフは、予め作成しておくようにする。
ここで、例えば、隣接するTFT間の電気特性のばらつきが3%程度以下と小さい場合、例えば図8に示したように、以下の(1)〜(3)の事項が成り立つことが、実験結果により求められた。
(1)照射強度と透過コントラストとは、互いにほぼ線形に増加していく関係(比例関係)にある。
(2)透過コントラストが増加するにつれて、デバイス電気特性も増加する。
(3)透過コントラストが常に特定の値になるように照射強度を制御すると、デバイス電気特性も一定となる。
(1)照射強度と透過コントラストとは、互いにほぼ線形に増加していく関係(比例関係)にある。
(2)透過コントラストが増加するにつれて、デバイス電気特性も増加する。
(3)透過コントラストが常に特定の値になるように照射強度を制御すると、デバイス電気特性も一定となる。
また、TFTを用いた表示装置の場合、一般に、隣接する画素間の輝度差が3%以下のとき、その差は視認できないといわれている。つまり、TFTにおける電流値差が3%以下であれば、視認できないことになる。そのため、例えば上記(2)の対応曲線を予め作成しておいてその微分係数を求めておき、コントラストの差を0.03/微分係数の範囲内に収めれば、TFTにおける電流値差3%以下が実現されることが分かる。
また、この際、画像処理用コンピュータ15によって、例えば図9におよび図10に示したように、照射強度と透過コントラストとのγ特性(CCDカメラ14等の特性+光反応による材料の透過率特性)において、γ値=1となるようにγ特性を補正しておくのが好ましい。あるいは、照射強度と透過コントラストとのγ特性において、γ値=1のものを予め用いるようにするのが好ましい。これらのようにしてγ値=1のものを用いることにより、より高精度での結晶度の評価が可能となるからである。ただし、照射強度のダイナミックレンジをより広く取りたい場合などは、γ値が1以下のものを用いるようにするのが好ましい。
ここで、照射領域41の透過輝度の階調をA、非照射領域40の透過輝度の階調をB、透過コントラストをC、透過強度をI、透過率をT、および所定の係数をKとすると、具体的には、以下の(I)〜(III)のことが言える。
(I)γ=1の場合(γ特性が線形性の特性の場合)
この場合、以下の(2)式で示される照射領域41の関係式および以下の(3)式で示される非照射領域40の関係式により、以下の(4)式で示される透過コントラストCが求められる。そしてこの(4)式の透過コントラストでは、透過強度Iには依存していないため、光量依存性がなく、補正が不要であると言える。
この場合、以下の(2)式で示される照射領域41の関係式および以下の(3)式で示される非照射領域40の関係式により、以下の(4)式で示される透過コントラストCが求められる。そしてこの(4)式の透過コントラストでは、透過強度Iには依存していないため、光量依存性がなく、補正が不要であると言える。
(II)γ≠1の場合(γ特性が、γ乗の特性の場合)
この場合、以下の(5)式で示される照射領域41の関係式および以下の(6)式で示される非照射領域40の関係式により、以下の(7)式で示される透過コントラストCが求められる。そしてこの(7)式の透過コントラストでは、透過強度Iには依存していないため、光量依存性がない。ただし、予め求めておいたγ値によって、例えばγ=1となるような補正が必要であると言える。
この場合、以下の(5)式で示される照射領域41の関係式および以下の(6)式で示される非照射領域40の関係式により、以下の(7)式で示される透過コントラストCが求められる。そしてこの(7)式の透過コントラストでは、透過強度Iには依存していないため、光量依存性がない。ただし、予め求めておいたγ値によって、例えばγ=1となるような補正が必要であると言える。
(III)γ≠1の場合(γ特性がγ乗の特性であると共に、未照射領域40と照射領域41とで、γ特性が互いに異なる(γ値が互いに異なる)場合)
この場合、以下の(8)式で示される照射領域41の関係式および以下の(9)式で示される非照射領域40の関係式により、以下の(10)式で示される透過コントラストCが求められる。この(10)式の透過コントラストでは、透過強度Iに依存しているため、光量依存性がある。したがって、予め求めておいたγ値および測定時の光量によって、例えばγ=1となるような補正が必要であると言える。
この場合、以下の(8)式で示される照射領域41の関係式および以下の(9)式で示される非照射領域40の関係式により、以下の(10)式で示される透過コントラストCが求められる。この(10)式の透過コントラストでは、透過強度Iに依存しているため、光量依存性がある。したがって、予め求めておいたγ値および測定時の光量によって、例えばγ=1となるような補正が必要であると言える。
次に、画像処理用コンピュータ15によって、例えば図8に示したような、透過コントラストと、照射強度と、デバイス電気特性との相関関係を利用して、p−Si膜23に対する選別(p−Si膜23が良品であるか不良品であるかの選別)を行う(ステップS104)。具体的には、ステップS103において予測したデバイス電気特性の値に応じて、p−Si膜23が良品であるか不良品であるかの選別を行う。これにより、透明基板20上に形成されたp−Si膜23の結晶化度の検査処理が終了となる。
このようにして本実施の形態では、透明基板20上にa−Si膜230が形成されたのち、このa−Si膜230に対してレーザ光L1が部分的に照射されて選択的にアニール処理(加熱処理)が施されることにより、照射領域41に対応するa−Si膜230が結晶化され、要素領域(画素)ごとに部分的にp−Si膜23が形成される。そしてそののち、検査装置1によって、p−Si膜23の結晶化度が検査される(検査処理がなされる)。ここで、この検査処理では、p−Si膜23およびa−Si膜230が形成された透明基板20(Si薄膜基板2)を搭載する可動ステージ11の裏側から、p−Si膜23およびa−Si膜230へ向けてLED12により照射光Loutがそれぞれ照射され、可動ステージ11ならびにp−Si膜23またはa−Si膜230を透過した透過光が対物レンズ13を介してCCDカメラ14により受光されることにより、p−Si膜23およびa−Si膜230の透過画像(透過画像データD1)が取得される。そしてこの透過画像データD1を取得した画像処理用コンピュータ15では、p−Si膜23(結晶化領域51)の透過輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の透過輝度との透過コントラストが求められ、求められた透過コントラストに基づいて、p−Si膜23に対する選別が行われる。このようにして、結晶化領域51の透過輝度と未結晶化領域50の透過輝度との透過コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別がなされることにより、従来よりも確実な選別が実現される(例えば、粒径が数十nm以下の微結晶Si膜の場合などであっても、確実な選別がなされる)。
また、このような透過コントラストに基づいて選別を行うことにより、例えば図11に示したように、従来の評価手法である分光エリプソメトリ法、Raman分光法、SEM(Scanning Electron Microscope)法およびTEM(Transmission Electron Microscope)法と比べ、格段に高速な評価が実現されると共に、非接触および非破壊かつ微小領域の検査が実現され、数値定量化が可能となる。
以上のように本実施の形態では、p−Si膜23の結晶化度の検査処理の際に、p−Si膜23およびa−Si膜230へ向けてLED12により照射光Loutをそれぞれ照射し、p−Si膜23およびa−Si膜230の透過画像(透過画像データD1)を取得すると共に、画像処理用コンピュータ15において、p−Si膜23(結晶化領域51)の透過輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の透過輝度との透過コントラストを求め、求めた透過コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行うようにしたので、従来よりも確実な選別が実現される。よって、レーザアニールによる結晶化を利用したSi薄膜の形成において、その結晶化度を従来よりも高精度に評価することが可能となる(例えば、CCDカメラ14の階調が12ビットの場合、1/4096の精度での評価が可能となる)。よって、焦点位置の微妙な差や発散角の違いによるレーザビーム径の微妙な差、あるいは光学系の微妙な収差などから生じる被照射体(a−Si膜230)上でのパワー密度の差等が生じているような場合であっても、アニール処理の際の半導体レーザによる結晶化の制御が可能となる。また、p−Si膜23上の照射領域間の結晶粒の大きさその他の特性の差を軽減することができる。また、Si薄膜基板2に対して非接触かつ非破壊により結晶化度の検査を行うことができるため、短時間に再現性の高い結晶化モニタを行うことが可能となる。
具体的には、p−Si膜23に対する選別の際に、求めた透過コントラストと、透過画像取得の際の光の照射強度と、p−Si膜23において得られると予想される電気特性との相関関係を利用して、p−Si膜23に対する選別を行うようにしたので、上記のような効果を得ることが可能となる。
また、従来の評価手法と比べて格段に高速な評価が実現されるため、リアルタイム測定が可能となる。よって、アニール処理を行いながらのリアルタイムフィードバックが可能になる。
また、照射光Loutの透過光に基づいて、p−Si膜23およびa−Si膜230の透過画像(透過画像データD1)を取得することにより、コントラスト(透過コントラスト)を求めるようにしたので、後述する反射画像を用いた場合と比べてより高精度の評価が可能となる。
また、照射強度と透過コントラストとのγ特性において、γ値=1のものを予め用いるか、またはγ値=1となるように補正するようにした場合には、より高精度での結晶度の評価が可能となる。一方、照射強度と透過コントラストとのγ特性において、γ値が1以下のものを用いるようにした場合には、照射強度のダイナミックレンジをより広く取ることが可能となる。
また、単色の波長光源(緑色光の光源)を用いるようにしたので、多波長の光源を用いた場合と比べ、より高精度の評価が可能となる。具体的には、単色の波長光源を用いた場合、例えば、以下の(11)式で示される照射領域41の透過強度IH(λ)と、以下の(12)式で示される非照射領域40の透過強度IL(λ)とにより、以下の(13)式で示される透過コントラストCNTが求められる。そしてこの(13)式の透過コントラストCNTでは、透過強度IH(λ)および透過強度IL(λ)に依存していないため、光源のスペクトル分布の影響を受けず、より精度の高い測定評価が可能となる。一方、多波長の光源を用いた場合、例えば、以下の(14)式で示される照射領域41でのパワーPHと、以下の(15)式で示される非照射領域40でのパワーPLとにより、以下の(16)式で示される透過コントラストCNTが求められる。そしてこの(16)式の透過コントラストCNTでは、パワーPH,PLに依存しているため、光源のスペクトル分布の影響を受けてしまうことになる。
また、p−Si膜23およびa−Si膜230の透明画像(透過画像データD1)を取得する際に、p−Si膜23およびa−Si膜230へ向けてそれぞれ照射する光(照射光Lout)として、緑色光を用いるようにしたので、より普遍的な測定が可能となる。
また、アニール処理の際に、複数のレーザ光源を用いてレーザ光L1を照射するようにした場合には、アニール処理のスループットを向上させて短時間でアニール処理を行うことが可能となる。また、このように複数のレーザ光源を用いた場合であっても、上記した検査処理を行うことにより、レーザ光の強度ばらつきの影響を抑えることができ、p−Si膜23の特性の面内ばらつきを低減することが可能となる。
さらに、制御用コンピュータ16から供給される制御信号Sによって、可動ステージ11上に搭載されたSi薄膜基板2に対し、LED12、対物レンズ13およびCCDカメラ14を相対的に変位させるようにしたので、p−Si膜23およびa−Si膜230上の複数のポイントでの透過画像を取得することができ、そのような複数ポイントでの検査を行うことが可能となる。
以下、本発明の変形例をいくつか挙げて説明する。なお、上記実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[変形例1]
図12(B)は、変形例1に係る検査工程について説明するための断面図(Z−X断面図)である。本変形例は、p−Si膜23を形成する工程において、a−Si膜230上の光吸収層231に対してレーザ光L1を照射することにより、a−Si膜230に対して間接的に加熱処理を施すようにしたものである。すなわち、上記実施の形態では、例えば図12(A)に示したように、p−Si膜23を形成する工程において、a−Si膜230に対してレーザ光L1を照射することにより、a−Si膜230に対して直接的に加熱処理を施しているのに対し、本変形例では、a−Si膜230に対して間接的に加熱処理を施すようになっている。
図12(B)は、変形例1に係る検査工程について説明するための断面図(Z−X断面図)である。本変形例は、p−Si膜23を形成する工程において、a−Si膜230上の光吸収層231に対してレーザ光L1を照射することにより、a−Si膜230に対して間接的に加熱処理を施すようにしたものである。すなわち、上記実施の形態では、例えば図12(A)に示したように、p−Si膜23を形成する工程において、a−Si膜230に対してレーザ光L1を照射することにより、a−Si膜230に対して直接的に加熱処理を施しているのに対し、本変形例では、a−Si膜230に対して間接的に加熱処理を施すようになっている。
なお、本変形例では、光吸収層231が積層したままの状態での測定も可能である。すなわち、透過率は光吸収層231の剥離前後で強い相関があるため、予め対応表を作っておけば、光吸収層231を剥離せずとも、コントラストの値を予測することが可能である。
また、図12(A),(B)において、光吸収層231とゲート電極21のパターンとの2層を同時に透過させた場合、透過強度が0となって評価することができなくなってしまうため、注意が必要である。
[変形例2,3]
図13は、変形例2に係る検査工程について説明するための断面図(Z−X断面図)である。また、図14は、変形例3に係る検査工程について説明するための断面図(Z−X断面図)である。これら変形例2,3は、トップゲート構造を有する薄膜トランジスタ(トップゲート型TFT)の製造工程中の評価方法に対応するものである。なお、変形例3は、上記変形例1と同様に、光吸収層231を用いてa−Si膜230に対して間接的に加熱処理を施すようにしたものである。
図13は、変形例2に係る検査工程について説明するための断面図(Z−X断面図)である。また、図14は、変形例3に係る検査工程について説明するための断面図(Z−X断面図)である。これら変形例2,3は、トップゲート構造を有する薄膜トランジスタ(トップゲート型TFT)の製造工程中の評価方法に対応するものである。なお、変形例3は、上記変形例1と同様に、光吸収層231を用いてa−Si膜230に対して間接的に加熱処理を施すようにしたものである。
なお、これら変形例2,3においても、光吸収層231とゲート電極のパターンとの2層を同時に透過させた場合、透過強度が0となって評価することができなくなってしまうため、注意が必要である。
[変形例4〜6]
図15は、変形例4〜6に係る半導体薄膜の検査装置(検査装置1A)の全体構成を表すものである。この検査装置1Aでは、照射光Loutの反射光に基づいて、p−Si膜23およびa−Si膜230の反射画像(反射画像データD2)を取得することにより、コントラスト(反射コントラスト;p−Si膜23(結晶化領域51)の反射輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の反射輝度とのコントラスト)を求めるようにしたものである。そしてこの求めた反射コントラストに基づいて、p−Si膜23に対する選別を行うようになっている。このような反射コントラストを求める際には、透過コントラストの場合と同様に、前述の(1−1)式または(1−2)式を用いるようにすればよい。なお、LED12を可動ステージ11の上方に配置すると共に、このLED12からの照射光Loutを、図示しないビームスプリッタを介してSi薄膜基板2へ向けて照射するようにしてもよい。
図15は、変形例4〜6に係る半導体薄膜の検査装置(検査装置1A)の全体構成を表すものである。この検査装置1Aでは、照射光Loutの反射光に基づいて、p−Si膜23およびa−Si膜230の反射画像(反射画像データD2)を取得することにより、コントラスト(反射コントラスト;p−Si膜23(結晶化領域51)の反射輝度とa−Si膜230(未結晶化領域50)の反射輝度とのコントラスト)を求めるようにしたものである。そしてこの求めた反射コントラストに基づいて、p−Si膜23に対する選別を行うようになっている。このような反射コントラストを求める際には、透過コントラストの場合と同様に、前述の(1−1)式または(1−2)式を用いるようにすればよい。なお、LED12を可動ステージ11の上方に配置すると共に、このLED12からの照射光Loutを、図示しないビームスプリッタを介してSi薄膜基板2へ向けて照射するようにしてもよい。
この検査装置1Aでは、例えば図16に示した変形例4のようにして、直接加熱方式のボトムゲート型TFTの製造工程中の評価に用いられ、例えば図17に示した変形例5のようにして、間接加熱方式のボトムゲート型TFTの製造工程中の評価に用いられ、例えば図18に示した変形例6のようにして、間接加熱方式のトップゲート型TFTの製造工程中の評価に用いられる。
このようにして、反射コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行うようにした場合、上記実施の形態等で説明した透過コントラストを用いた場合と比べて感度は劣るが、青色光以下の波長領域の光源で評価することにより、下地パターン(ボトムゲートの場合、ゲートパターン)上の結晶性を評価することが可能となる。また、このように反射コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行う場合、短波長光源ほど感度を高くすることができる。特に、E1(280nm)やE2(370nm)を用いた場合、照射領域41と未照射領域40との間の反射率の差をより大きくすることができる。
なお、これら変形例4〜6においても、光吸収層231とゲート電極のパターンとの2層を同時に透過させた場合、透過強度が0となって評価することができなくなってしまうため、注意が必要である。
[変形例7,8]
図19は、変形例7に係る検査工程について説明するための模式図である。また、図20は、変形例8に係る検査工程について説明するための模式図である。これら変形例7,8では、コントラストを求める工程において、照射光Loutを複数のビーム(例えば、2つの照射光Lout1,Lout2)に分割し、結晶化領域51の輝度と未結晶化領域50の輝度とを差動増幅器17によって差動増幅したのちに、コントラストを求めるようになっている。なお、変形例7は、透過コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行う場合であり、変形例8は、反射コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行う場合である。
図19は、変形例7に係る検査工程について説明するための模式図である。また、図20は、変形例8に係る検査工程について説明するための模式図である。これら変形例7,8では、コントラストを求める工程において、照射光Loutを複数のビーム(例えば、2つの照射光Lout1,Lout2)に分割し、結晶化領域51の輝度と未結晶化領域50の輝度とを差動増幅器17によって差動増幅したのちに、コントラストを求めるようになっている。なお、変形例7は、透過コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行う場合であり、変形例8は、反射コントラストに基づいてp−Si膜23に対する選別を行う場合である。
このような変形例7,8によれば、透過光強度または反射強度を差動増幅することにより、さらに高精度かつ高速スキャン(例えば、図19,20中の矢印P11,P12,P21,P22の方向のスキャン)により測定評価をすることができる。
[変形例9]
図21は、変形例9に係る検査工程について説明するためのものであり、(A)は本変形例の検査工程において用いるSi薄膜基板2の平面構成例を、(B)は本変形例の検査工程において用いる可動ステージ11およびSi薄膜基板2の側面構成例を、それぞれ表している。
図21は、変形例9に係る検査工程について説明するためのものであり、(A)は本変形例の検査工程において用いるSi薄膜基板2の平面構成例を、(B)は本変形例の検査工程において用いる可動ステージ11およびSi薄膜基板2の側面構成例を、それぞれ表している。
図21(A),(B)にそれぞれ示したように、本変形例では、Si薄膜基板2(透明基板20)上(図21(A))、またはこのSi薄膜基板2を搭載する可動ステージ11上(図21(B)における所定の位置に、参照レベル測定領域52と、ゼロレベル測定領域53とが、予め設けられている。
参照レベル測定領域52は、照射光Loutに基づいて、撮像画像(透過画像または反射画像)に対する参照画像を取得するための測定領域である。一方、ゼロレベル測定領域53は、照射光Loutに基づいて、これら撮像画像および参照画像を取得する際のオフセット成分に対応するゼロレベル画像を取得するための測定領域である。
これにより、本変形例の検査工程では、前述の(1−1)式または(1−2)を用いて透過コントラストまたは反射コントラストを算出する際に(図5のステップS102に対応)、例えば以下の(17)式を用いて、取得した撮像画像における輝度分布に対して補正を行った後に、これらのコントラストを求めるようになっている。
(補正後の撮像画像の輝度分布)={(補正前の撮像画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)/(参照画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)}×{(参照画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)の平均値} ……(17)
(補正後の撮像画像の輝度分布)={(補正前の撮像画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)/(参照画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)}×{(参照画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)の平均値} ……(17)
具体的には、本変形例の検査工程では、画像処理用コンピュータ15において、例えば図22および図23に示したようにして、取得した撮像画像における輝度分布に対して補正を行う。
すなわち、まず、図22(A)に示したように、評価対象領域内において、照射領域41(結晶化領域51)および非照射領域40(未結晶化領域50)の撮像画像(測定画像;測定画像データD31)を取得する。この測定画像では、図に示したように、ノイズSn(光学系のノイズ(傷やごみなど)や、光源の光強度ムラなど)を含んだ状態となっている。
次に、図22(B)に示したように、参照レベル測定領域52内において、上記した参照画像(参照画像データD32)を取得する。この参照画像では、図に示したように、上記において取得した測定画像と共通するノイズSnを含んだ状態となっている。
次に、図22(C)に示したように、ゼロレベル測定領域53内において、ゼロレベル画像(ゼロレベル画像データD33)を取得する。すなわち、暗電流などのオフセット成分の影響を取り除くため、光強度がゼロの状態の画像を取得する。
次に、図23(A)に示したように、上記により取得した測定画像および参照画像から、以下の(18)式および(19)式を用いて、取得したゼロレベル画像を差し引くことにより、ゼロレベル補正を行う。これにより、暗電流などのオフセット成分の影響が、測定画像および参照画像から取り除かれることになる。
ゼロレベル補正後の測定画像データD31’=D31−D33 ……(18)
ゼロレベル補正後の参照画像データD32’=D32−D33 ……(19)
ゼロレベル補正後の測定画像データD31’=D31−D33 ……(18)
ゼロレベル補正後の参照画像データD32’=D32−D33 ……(19)
そして、図23(B)および前述の(17)式,以下の(20)式に示したように、上記のゼロレベル補正後の測定画像を、ゼロレベル補正後の参照画像の画素ごとの輝度によって除算した後、補正前の輝度に戻すため、参照画像の輝度の平均値を乗算する。これにより、このような補正後の測定画像(測定画像データD32”)では、測定画像および参照画像において共通して含まれるノイズSnが全て取り除かれることになる。
ノイズSnの除去補正後の測定画像データD32”
=(D31’/D32’)×(D32’の平均値) ……(20)
ノイズSnの除去補正後の測定画像データD32”
=(D31’/D32’)×(D32’の平均値) ……(20)
このようにして、本変形例では、透過コントラストまたは反射コントラストを算出する際に、取得した撮像画像における輝度分布に対して、ノイズSnを除去するための補正を行った後に、コントラストを求めるようにしたので、光学系のノイズ(傷やごみなど)や、光源の光強度ムラなどを除去することができ、結晶性の評価精度をさらに向上させることが可能となる。
ここで、図24は、このようなノイズSnを除去するための補正を行う前の透過画像の一例を、図25は、そのような補正後の透過画像の一例を、それぞれ表したものである。この実施例では、透明基板20上に、ゲート電極21、ゲート絶縁膜221,222、a−Si膜230、バッファ層および光吸収層231をこの順に形成した後、半導体レーザによるレーザ光L1を用いてアニール処理を行い、微結晶シリコンを透明基板20上に形成した。そして、上記したようにして、LED12からの照射光Loutを用いて測定画像、参照画像およびゼロレベル画像をそれぞれ取得した後、ノイズSnを除去するための補正を行う前後において、透過コントラストの評価を行った。また、同一測定箇所に対して同じ測定を複数回繰り返し、測定データのバラつきを評価した(図26参照)。図24〜図26に示したように、図24中の丸印内等に存在するノイズSnが補正により取り除かれ、これにより、コントラストの測定データのバラつきが、補正後では補正前の約48程度に低減されていることが分かる。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、p−Si膜23の透明画像(透過画像データD1)を取得する際に、p−Si膜23およびa−Si膜230へ向けてそれぞれ照射する光(照射光Lout)として、緑色光を用いる場合について説明したが、照射光Loutの波長領域はこれには限られない。具体的には、例えば白色光を用いた場合には、光吸収層231を剥離するプロセスなしに、感度良く測定することが可能となる。また、青色光よりも短波長の光を用いた場合には、光吸収層231を剥離した後の感度を高くすることができる。また、パターン上の反射光測定のときに有効となる。なお、取得する際の撮像手段としても、上記実施の形態等で説明した対物レンズ13およびCCDカメラ14には限られず、他の光学系によって構成してもよい。
また、上記実施の形態等では、p−Si膜23を形成する際(アニール処理の際)に、半導体レーザ光源を用いてレーザ光L1を照射する場合について説明したが、例えばエキシマレーザ等のガスレーザなど、他の種類のレーザ光源を用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、基板の裏面側からの透過画像を用いた場合について説明したが、例えば、基板の表面側からの透過画像を用いてもよい。その場合、基板は透明基板でなくてもよく、可動ステージ11も照射光Loutを透過しないものでもよい。
また、上記実施の形態等では、照射光Loutの透過光または反射光に基づいて、p−Si膜23およびa−Si膜230の撮像画像(透過画像または反射画像)を取得することにより、コントラスト(透過コントラストまたは反射コントラスト)を求める場合について説明したが、例えば、そのような撮像画像の代わりに、微小領域に照射された光Loutに基づいて分光光度計測を行うことにより、コントラスト(透過コントラストまたは反射コントラスト)を求めるようにしてもよい。このような分光光度計測を用いて評価を行った場合、撮像画像を用いた場合と比べ、精度は劣るが、より高速の評価が可能となる。
また、上記実施の形態等において説明したp−Si膜23は、例えば図27に示したように、液晶表示装置や有機EL表示装置の製造に用いられるボトムゲート型の薄膜トランジスタ(TFT)を有するTFT基板3に適用することができる。具体的には、上記実施の形態等において説明した検査処理を行ったのちのSi薄膜基板2において、p−Si膜23上に、例えばフォトリソグラフィ法によって、層間絶縁膜251,252、配線26、平坦化膜27および透明導電膜28を、この順に積層形成するようにすればよい。その際、層間絶縁膜251は例えばシリコン窒化物(SiNX)により構成し、層間絶縁膜252は例えばシリコン酸化物(SiO2)により構成し、配線26は例えばアルミニウム(Al)により構成し、平坦化膜27は例えばアクリル樹脂等により構成し、透明導電膜28は例えばITO(Indium Tin Oxide;酸化インジウム錫)により構成する。なお、図20には、ボトムゲート型のTFTを有するTFT基板について示したが、例えばトップゲート型のTFTを有するTFT基板についても、本発明により形成した半導体薄膜を適用することが可能である。また、本発明により形成した半導体薄膜は、このようなTFTの形成に用いられるものには限られず、他の半導体素子に適用してもよい。
さらに、上記実施の形態等では、非晶質半導体薄膜および結晶質半導体薄膜の一例として、Si薄膜(a−Si膜230、p−Si膜23および微結晶Si膜)を挙げて説明したが、本発明は、Si薄膜以外の半導体薄膜(例えばSiGe薄膜など、照射領域と未照射領域との階調差が測定可能な全ての半導体薄膜)にも適用することが可能である。
1,1A…検査装置、11…可動ステージ、12…LED、13…対物レンズ、14…CCDカメラ、15…画像処理用コンピュータ、16…制御用コンピュータ、17…差動増幅器、2…Si薄膜基板、20…透明基板、21…ゲート電極、221,222…ゲート絶縁膜、230…a−Si膜、23…p−Si膜、231…光吸収層、24…ストッパ膜、251,252…層間絶縁膜、26…配線、27…配線、28…透明導電膜、3…TFT基板、30…薄膜トランジスタ(TFT)、40…非照射領域、41…照射領域、50…未結晶化領域、51…結晶化領域、52…参照レベル測定領域、53…ゼロレベル測定領域、Lout,Lout1,Lout2…照射光、L1…レーザ光、D1…透明画像データ、D2…反射画像データ、D31…測定画像データ、D32’…補正画像データ、D32…参照レベル画像データ、D33…ゼロレベル画像データ、S…制御信号、Sn…ノイズ。
Claims (20)
- 基板上に非晶質半導体薄膜を形成する工程と、
レーザ光を照射して前記非晶質半導体薄膜に対して選択的に加熱処理を施すことにより、照射領域に対応する非晶質半導体薄膜を結晶化させて要素領域ごとに部分的に結晶質半導体薄膜を形成する工程と、
前記結晶質半導体薄膜の結晶化度を検査する検査工程と
を含み、
前記検査工程は、
前記結晶質半導体薄膜および前記非晶質半導体薄膜へ向けて光をそれぞれ照射することにより、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストを求める工程と、
求めたコントラストに基づいて、前記結晶質半導体薄膜に対する選別を行う選別工程と
を含む
半導体薄膜の形成方法。 - 前記選別工程において、求めたコントラストと、前記コントラストを求める工程における光の照射強度と、前記結晶質半導体薄膜において得られる電気特性との相関関係を用いて、前記結晶質半導体薄膜に対する選別を行う
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記照射強度と前記コントラストとのγ特性におけるγ値=1のものを用いて、前記結晶質半導体薄膜に対する選別を行う
請求項2に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記照射強度と前記コントラストとのγ特性において、γ値=1となるようにγ特性を補正して、前記結晶質半導体薄膜に対する選別を行う
請求項2に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記コントラストを求める工程において、照射された光に基づいて前記結晶質半導体薄膜および前記非晶質半導体薄膜の撮像画像を取得することにより、前記コントラストを求める
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 照射された光の透過光に基づいて前記結晶質半導体薄膜および前記非晶質半導体薄膜の透過画像を取得することにより、前記コントラストを求める
請求項5に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 照射された光の反射光に基づいて前記結晶質半導体薄膜および前記非晶質半導体薄膜の反射画像を取得することにより、前記コントラストを求める
請求項5に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記基板上または前記基板を搭載するステージ上における所定の位置に、前記撮像画像に対する参照画像を取得するための参照レベル測定領域と、前記撮像画像および前記参照画像を取得する際のオフセット成分に対応するゼロレベル画像を取得するためのゼロレベル測定領域とをそれぞれ設けておき、
前記コントラストを求める工程において、以下の式を用いることにより、取得した前記撮像画像における輝度分布に対して補正を行った後に、前記コントラストを求める
請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の半導体薄膜の形成方法。
(補正後の撮像画像の輝度分布)={(補正前の撮像画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)/(参照画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)}×{(参照画像の輝度分布−ゼロレベル画像の輝度分布)の平均値} - 前記コントラストを求める工程において、微小領域に照射された光に基づいて分光光度計測を行うことにより、前記コントラストを求める
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記コントラストを求める工程において、照射された光を複数のビームに分割し、前記結晶化領域の輝度と前記未結晶化領域の輝度とを差動増幅したのちに、前記コントラストを求める
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記コントラストを求める工程において、照射する光として白色光を用いる
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記コントラストを求める工程において、照射する光として緑色光を用いる
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記コントラストを求める工程において、照射する光として、青色光よりも短波長の光を用いる
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記結晶質半導体薄膜を形成する工程において、光吸収層に対して前記レーザ光を照射することにより、前記非晶質半導体薄膜に対して間接的に加熱処理を施す
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記結晶質半導体薄膜を形成する工程において、半導体レーザ光源を用いて前記レーザ光を照射する
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記結晶質半導体薄膜が、TFT(薄膜トランジスタ)の形成に用いられるものである
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記結晶質半導体薄膜および前記非晶質半導体薄膜が、Si(シリコン)薄膜である
請求項1に記載の半導体薄膜の形成方法。 - 前記結晶質半導体薄膜が、多結晶Si薄膜または微結晶Si薄膜である
請求項17に記載の半導体薄膜の形成方法。 - レーザ光を照射して基板上の非晶質半導体薄膜に対して選択的に加熱処理を施すことにより照射領域が結晶化され、要素領域ごとに部分的に形成された結晶質半導体薄膜に適用される結晶化度の検査装置であって、
前記結晶質半導体薄膜が形成された基板を搭載するステージと、
前記結晶質半導体薄膜および前記非晶質半導体薄膜へ向けて光をそれぞれ照射する光源と、
前記光源から発せられた光に基づいて、結晶化領域の輝度と未結晶化領域の輝度とのコントラストを求める導出部と、
前記導出部により求められたコントラストに基づいて、前記結晶質半導体薄膜に対する選別を行う選別部と
を備えた半導体薄膜の検査装置。 - 前記ステージ上に搭載された基板に対して前記光源および前記導出部の光学系を相対的に変位させるための制御を行う制御部を備えた
請求項19に記載の半導体薄膜の検査装置。
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