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JP2010003825A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法 Download PDF

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JP2010003825A JP2008160738A JP2008160738A JP2010003825A JP 2010003825 A JP2010003825 A JP 2010003825A JP 2008160738 A JP2008160738 A JP 2008160738A JP 2008160738 A JP2008160738 A JP 2008160738A JP 2010003825 A JP2010003825 A JP 2010003825A
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Hiroe Ogata
浩恵 尾方
Masakatsu Suzuki
政勝 鈴木
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】CCD固体撮像素子において、電荷転送部のVtを変動させることなく受光部領域の暗電流を抑制する。
【解決手段】電荷転送電極を形成後、電荷転送部3及び受光部(フォトダイオード2)全体を覆うようにフッ素を含む膜13を形成する。次に、550度〜850度のアニールを施すことにより、自己制御的に受光部及び読み出し領域のシリコン基板1と酸化膜との界面にフッ素を拡散させることにより、シリコン基板1表面の不飽和結合を飽和し界面淮位を安定化する。さらに、フッ素を含む膜をCVD法で形成されたタングステン又はタングステンシリサイドを用いることにより、遮光膜7と共用できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置及びその製造方法に関し、より特定的には、受光領域の酸化膜とシリコン基板との界面にフッ素が導入された固体撮像装置及びその製造方法に関する。
一般に、固体撮像装置は、複数の画素がマトリクス状に配列された複数の画素部を有し、各画素においては、半導体基板の主面に、入射光量に応じた電気信号を出力するよう構成された受光部と電気信号を転送する領域とが設けられている。近年の固体撮像素子の高感度化に伴い、ノイズ成分である暗電流や白キズの低減が必須となっている。従来、受光領域の表面は、暗電流を抑制するためにP++層が形成されているが、セルサイズの微細化によりP++の濃度を薄く浅く形成する必要があり、受光領域での白キズの低減と暗電流の低減との両立が必要になっている。暗電流や白キズの原因の1つは、半導体基板表面の界面淮位であることが分かっている。
そこで、従来より、MOS型半導体素子では、半導体基板の表面にフッ素を導入して界面淮位を安定化させる方法が提案されている(特許文献1及び2を参照)。
以下に、ゲート電極中にフッ素を導入した従来のMOS型半導体素子の構造について、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4は、特許文献1に記載のMOS型半導体素子を製造する過程における各段階での断面図を示す図である。図4(a)は、半導体基板(シリコン基板)41上にLOCOSによる素子分離領域42を形成した状態を示す。この状態においてイオン注入法によってシリコン基板41中にフッ素を導入する。この際、イオン注入のピークはシリコン基板41中にある。次に、850℃程度でシリコン酸化膜を形成する。この時点でフッ素は界面に偏析しやすい特徴を持つため、シリコン基板41中のフッ素はシリコン基板41とシリコン酸化膜との界面に移動し、シリコン基板41表面の不飽和結合を終端している。
図5は、特許文献2に記載のMOS型半導体素子を製造する過程における各段階での断面図を示す図である。図5(a)は、半導体基板(シリコン基板)51上にゲート絶縁膜52やCVD法(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長法)によってゲート電極53を堆積した状態である。次に、イオン注入法によりシリコン基板51中にフッ素を導入する。このとき、イオン注入のピークはゲート絶縁膜52中にあり、注入によるシリコン基板51のダメージは軽減されている。次に、850℃程度でアニール処理を行い膜中のフッ素をシリコン基板51とシリコン酸化膜との界面に移動し、シリコン基板51表面の不飽和結合を終端している。
特開昭61−164266号公報 特開平3−280471号公報
しかしながら、上記従来の方法で基板表面全体にフッ素を導入した場合、トランジスタ特性が変動することが分かっている。トランジスタ特性の変動が、複数配置された各画素おいて均一な変動を有するものであれば、画素部全体として見たときには読み出し及び電荷転送に起因する画質のムラは発生しないが、上記従来の方法でトランジスタ部にフッ素を導入した場合、注入によるばらつき及び拡散でのばらつきを考慮すると、ウェハ面内で画質のムラが大きな固体撮像装置となる。
それ故に、本発明の目的は、受光領域のみに選択的にフッ素を導入することにより、画質ムラを発生させることなく暗電流を低減できる固体撮像素子及びその製造方法を提供することである。
本発明は、半導体基板の主面に電荷転送領域と受光領域とが形成された固体撮像素子に向けられている。そして、上記目的を達成するために、本発明の固体撮像素子は、半導体基板表面の受光領域にフッ素が存在し、電荷転送領域にはフッ素が存在しないことを特徴する。
この本発明の固体撮像装置は、半導体基板の受光領域に受光部を形成する工程と、半導体基板の電荷転送領域上に転送電極を形成する工程と、半導体基板の受光領域及び電荷転送領域の上にフッ素を含む膜を形成する工程と、フッ素を含む膜から半導体基板の受光領域へフッ素を拡散させる工程と、半導体基板上に平坦化層を形成する工程とで、製造される。
フッ素を拡散させる工程は、550℃〜850℃の温度で行われることが好ましい。このフッ素を含む膜は、120〜121atm/cm3以上のフッ素を含み、CVD法で形成されたタングステン膜又はタングステンシリサイド膜を使用し、電荷転送領域の遮光膜をも兼ねている。また、フッ素を含む膜を形成する工程とフッ素を拡散させる工程との間に、遮光膜上にシリコン酸化膜を10nm以上形成する工程をさらに備えてもよい。なお、フッ素を含む膜を形成する工程において、フッ素を含む膜は、CVD法によって形成されたシリコン酸化膜であって、成膜時にフッ素を含むガスを添加することにより膜中にフッ素が導入されかつその成膜温度が410℃以下であることが望ましい。
上記本発明によれば、受光部の表面から信号電荷読み出し部の表面までの界面準位を安定化させている。このため、暗電流による画像劣化が改善できる。また、フッ素は自己制御的に供給されるため、素子の微細化も可能である。
以下、本発明の固体撮像装置がCCD型固体撮像装置である場合を一例に挙げて、本発明の実施形態を詳細を説明する。なお、CCD型固体撮像装置以外には、MOS型固体撮像装置等が考えられる。一般的なCCD型固体撮像装置は、複数の画素がマトリクス状に配列されてなる画素部と、その周囲に配置された周辺回路部とで構成される。
図1は、本発明の一実施形態に係るCCD型固体撮像装置の画素部を構成する画素の断面構造を示す図である。図1(a)において、本実施形態の固体撮像装置は、半導体基板1、フォトダイオード2、電荷転送部3、ゲート絶縁膜4、ゲート電極5、層間絶縁膜6、遮光膜7、平坦化膜8、及び集光レンズ9を備える。
半導体基板1は、固体撮像装置を形成するためのベースとなるシリコン基板であり、例えば、P型半導体層で構成される。フォトダイオード2は、半導体基板1の主面に、半導体基板1と反対導電型の不純物(例えば、N型不純物)を導入し、これを熱拡散することによって形成された拡散層である。このフォトダイオード2は、受光した光の強度に応じた電荷量を持つ信号電荷を発生させ、発生させた信号電荷を蓄積する。
電荷転送部3は、半導体基板1の主面に形成され、フォトダイオード2で発生した電荷を転送する。ゲート絶縁膜4は、半導体基板1の主面を覆うように形成され、半導体基板1とゲート電極5とを絶縁する。ゲート電極5は、ゲート絶縁膜4を介した半導体基板1上において、各フォトダイオード2に隣接して配置され、フォトダイオード2で発生した電荷を電荷転送部3に移動させるためのスイッチとしての役割を果たす。層間絶縁膜6は、ゲート絶縁膜4及びゲート電極5を覆うように形成され、ゲート電極5と遮光膜7とを絶縁する。
遮光膜7は、ゲート電極5に光が当たることを防止するために、ゲート電極5の全体を覆うように形成される。ただし、フォトダイオード2の上部には、フォトダイオード2を受光可能とするために、その一部が除去されて開口部が形成されている。
平坦化膜8は、遮光膜7と接すると共に半導体基板1の全面を覆うように形成され、その上層には集光レンズ9が形成されている。さらに、ここでは図示しないが、特定の波長の光(赤、緑、青など)を透過させるカラーフィルタや、オンチップマイクロレンズが配置される。入射光は、これらの集光レンズ9によってフォトダイオード2の表面付近に集光される。
ここで、本実施形態の特徴部分であるフォトダイオード2の表面の構造について説明する。
図1(b)に示すように、n型電荷蓄積領域の上に形成された暗電流抑制のためのp型領域10が、受光部(フォトダイオード2)の表面から信号電荷読み出し部(p型信号電荷読み出し領域11)の表面に渡って形成されている。しかし、近年の固体撮像装置の微細化に伴いp型領域10の濃度を下げる必要があり、受光部の表面で発生した暗電流が画像を劣化させやすい構造となっている。特に、p型信号電荷読み出し領域11の上層部のP型濃度を濃くすると読み出し電圧が高くなるため、受光部上のように濃いp型領域10を形成できず、界面準位に起因して発生した電荷は、暗電流や白キズとして画像を劣化させる。本実施形態では、ゲート電極5及び層間絶縁膜6の上を全体に覆うように形成されたフッ素を含む膜からフッ素を拡散させることにより、自己制御的に読み出し電極エッジからフォトダイオード2の表面にフッ素が導入され、受光部の表面から信号電荷読み出し部の表面までの界面準位を安定化できる。
本実施形態においてフッ素を含む膜とは、120〜121atm/cm3以上のフッ素を含み、CVD法(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長法)で形成されたタングステン膜又はタングステンシリサイド膜若しくはFSG膜が望ましい。これにより、フッ素を含む膜を遮光膜として兼ねることができ、工数を増やすことなくフッ素を導入することができる。また、フッ素を拡散させる工程は、550℃〜850℃の温度で行われるのが望ましい。これにより、すでに形成されたフォトダイオード2及び電荷転送部3の不純物分布に変動を与えることなくフッ素を拡散させることができる。
以下に、本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について、具体例を挙げて説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の半導体基板1の主面に遮光膜7を形成するための仕掛状態を示す図である。このような仕掛状態の半導体基板1を得るためには、まずイオン注入法等の方法を用いて、半導体基板1の主面に、フォトダイオード2及び電荷転送部3を形成する。次に、半導体基板1の主面に、熱酸化やCVD法により、厚み20nmとなるようにシリコン酸化膜(SiO2膜)を堆積し、ゲート絶縁膜4を形成する。次に、ゲート絶縁膜4の上にCVD法により、厚み200nmとなるようにポリシリコン膜を堆積する。そして、ポリシリコン膜にフォトリソグラフィ処理及びドライエッチング処理等を施して必要なパターン(図示せず)を形成することにより、ゲート電極5を形成する。次に、ゲート電極5及びゲート絶縁膜4を覆うように、熱酸化及びCVD法により、酸化シリコンからなる層間絶縁膜6を堆積する。
図2に示す実施例1では、図2(a)のように構成された半導体基板1に、タングステン膜7(遮光膜)を形成する。図2(b)は、タングステン膜7が形成された状態を示す図である。具体的には、スパッタ法により厚み10nmのタングステン膜を形成した後、WF6ガスを用いてCVD法により厚み150nmのタングステン膜7を堆積する。さらに、W表面酸化を抑制するためにプラズマCVD法によりSiO2膜13を10nm形成する。その後、N2雰囲気で850度60分のアニール処理を行う。図2(c)は、アニール処理中の状態を示す図であり、半導体基板1にフッ素が拡散する。
フッ素を含む膜からフッ素を拡散させるためのアニール処理を施すと、電荷転送部3ではゲート電極5及びゲート絶縁膜4に遮蔽されフッ素が半導体基板1の表面に達しないが、ゲートにセルフアラインになるようにフォトダイオード2及びゲート電極5のエッジ部にフッ素を分布させることができる。また、平坦化工程前に形成することにより、光学特性を決定する上層の膜にフッ素が拡散せず導波路の光学特性を変動させることがない。
図2(d)は、タングステン膜7をパターニングした様子を示す断面図である。レジストパターンをマスクとして、タングステン膜7及びシリコン酸化膜13を、プラズマエッチング装置によりドライエッチングする。フッ素の拡散工程が、平坦化工程前であるため、フッ素の拡散により導波路を構成する膜の屈折率を変動させることがない。また、図示しないが、タングステン膜7上を一般的な製造方法で平坦化し、さらに無機材料をもちいて集光レンズ9を形成する。この後、電荷転送部3の界面準位安定化のための水素シンターを施してもよい。
図3に示す実施例2では、図3(a)のように構成された半導体基板1上の層間絶縁膜6及びゲート絶縁膜4を、フォトレジストマスクを用いて除去する。その後、CVD法を用いて410℃の温度でSiH4とSiF6とを用いて膜中にフッ素が導入されたシリコン酸化膜7を形成する。410℃以下で形成することにより、Si−Fの結合力が弱い膜が形成され、フッ素が離脱しやすく、より効果的に拡散させることができる。この場合、フッ素を含む膜は、Si基板表面に接して形成することができ、より有効にシリコン基板1表面にフッ素を導入できる。その後、N2雰囲気で850度60分のアニール処理を行う。その後、一般的な製造方法でタングステン膜7を形成する。
上記のように製造された固体撮像装置は、受光部の表面から信号電荷読み出し部の表面までの界面準位を安定化させている。このため、暗電流による画像劣化が改善できる。また、フッ素は自己制御的に供給されるため、素子の微細化も可能である。
本発明の固体撮像装置及びその製造方法は、Si02−Si基板の界面淮位を抑制して暗電流や白キズが抑制された画像特性の良い固体撮像装置であると共に、素子の微細化に有効であるという特徴を有するので、CCDやCMOSセンサ等に使用できる。具体的には、カメラ付き携帯電話、ビデオカメラ、及びデジタルスチルカメラ等に使用される固体撮像装置や、プリンタ等に使用されるラインセンサ等に好適に使用できる。
本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す断面図 図1に示す固体撮像装置の製造方法を説明する図(実施例1) 図1に示す固体撮像装置の製造方法を説明する図(実施例2) 従来のMOS型半導体素子の製造方法を説明する図(特許文献1) 従来のMOS型半導体素子の製造方法を説明する図(特許文献2)
符号の説明
1、41、51 半導体基板(シリコン基板)
2 フォトダイオード
3 電荷転送部
4、43、52 ゲート絶縁膜
5、53 ゲート電極
6 層間絶縁膜
7 遮光膜
8 平坦化膜
9 集光レンズ
10 p型領域
11 p型信号電荷読み出し領域
13 シリコン酸化膜
42 素子分離領域

Claims (6)

  1. 半導体基板の主面に電荷転送領域と受光領域とが形成された固体撮像素子であって、
    前記半導体基板表面の前記受光領域にフッ素が存在し、前記電荷転送領域にはフッ素が存在しないことを特徴とする、固体撮像装置。
  2. 半導体基板の受光領域に受光部を形成する工程と、
    前記半導体基板の電荷転送領域上に転送電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記受光領域及び前記電荷転送領域の上にフッ素を含む膜を形成する工程と、
    前記フッ素を含む膜から前記半導体基板の受光領域へフッ素を拡散させる工程と、
    前記半導体基板上に平坦化層を形成する工程とを備えることを特徴とする、固体撮像装置の製造方法。
  3. 前記フッ素を拡散させる工程は、550℃〜850℃の温度で行われることを特徴とする、請求項2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  4. 前記フッ素を含む膜は、120〜121atm/cm3以上のフッ素を含み、CVD法(化学気相成長法)で形成されたタングステン膜又はタングステンシリサイド膜を使用し、前記電荷転送領域の遮光膜を兼ねることを特徴とする、請求項2又は3に記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 前記フッ素を含む膜を形成する工程と前記フッ素を拡散させる工程との間に、前記遮光膜上にシリコン酸化膜を10nm以上形成する工程をさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載の固体撮像装置の製造方法。
  6. 前記フッ素を含む膜を形成する工程において、前記フッ素を含む膜は、CVD法(化学気相成長法)によって形成されたシリコン酸化膜であって、成膜時にフッ素を含むガスを添加することにより膜中にフッ素が導入されかつその成膜温度が410℃以下であることを特徴とする、請求項2に記載の固体撮像装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160144433A (ko) * 2014-04-11 2016-12-16 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 프레스 성형품의 제조 방법, 및 자동차용 로어 암

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