JP2010002657A - Fixing device and image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、定着装置および画像形成装置に関し、特に、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置およびこれを用いた画像形成装置に関する。 The present invention relates to a fixing device and an image forming apparatus, and more particularly to a fixing device using an electromagnetic induction heating method and an image forming apparatus using the same.
電磁誘導加熱方式を用いた定着装置は、回転体と、当該回転体を電磁誘導により加熱する電磁誘導加熱手段とを備え、搬送されてくる記録シートに前記回転体の周面を押圧させて当該記録シート上のトナー像を溶融定着させる構成を有している。
回転体は電磁誘導により発熱する発熱層を有する。発熱層の外周には、記録シート(トナー像)に均一に熱を加えるため、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱性エラストマーからなる弾性層が接着されている。
A fixing device using an electromagnetic induction heating method includes a rotating body and electromagnetic induction heating means for heating the rotating body by electromagnetic induction, and presses the circumferential surface of the rotating body against a recording sheet being conveyed to The toner image on the recording sheet is melted and fixed.
The rotating body has a heat generating layer that generates heat by electromagnetic induction. An elastic layer made of a heat resistant elastomer such as silicone rubber or fluororubber is adhered to the outer periphery of the heat generating layer in order to uniformly apply heat to the recording sheet (toner image).
従来、上記発熱層を構成する材料としては、ニッケル(Ni)が主流であるが、近年、これよりも発熱効率の高い銅(Cu)を用いることが検討されている(特許文献1)。
しかしながら、発熱層を銅(Cu)で形成した場合、耐久性に関し以下の問題が生じることが判明した。すなわち、定着装置の累積稼働時間が長くなると、弾性層が発熱層(銅層)から剥離してしまうのである。これは、銅層表面に酸化膜が発生し、これが原因で、弾性層との接着性が低下するためであると考えられる。エラストマーといえども若干の通気性は有し、銅層の表面は空気(酸素)に曝される。その上、定着装置の稼働中、発熱層(銅層)は、200℃前後に発熱するため、酸化が促進されるためと考えられる。 However, when the heat generating layer is formed of copper (Cu), it has been found that the following problems occur regarding durability. That is, when the cumulative operation time of the fixing device becomes long, the elastic layer is peeled off from the heat generating layer (copper layer). This is considered to be because an oxide film is generated on the surface of the copper layer, and this causes a decrease in adhesiveness with the elastic layer. Even an elastomer has some air permeability, and the surface of the copper layer is exposed to air (oxygen). In addition, the heat generation layer (copper layer) generates heat around 200 ° C. during the operation of the fixing device, which is considered to promote oxidation.
本発明は、上記した課題に鑑み、発熱層に銅を用いた定着装置でありながら、弾性層が剥離しにくい定着装置を提供すること、および、そのような定着装置を用いた画像形成装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above-described problems, the present invention provides a fixing device that uses copper as a heat generating layer, but has an elastic layer that does not easily peel off, and an image forming apparatus using such a fixing device. The purpose is to provide.
上記の目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、回転体と、当該回転体を電磁誘導により加熱する電磁誘導加熱手段とを備え、搬送されてくる記録シートに前記回転体の周面を接触させて当該記録シート上のトナー像を溶融定着させる定着装置であって、前記回転体は、銅を含む発熱層とエラストマーからなる弾性層とを有し、前記発熱層には当該発熱層の酸化を防止する酸化防止層が積層されており、当該酸化防止層に前記弾性層が接着されていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a fixing device according to the present invention includes a rotating body, and electromagnetic induction heating means for heating the rotating body by electromagnetic induction, and a peripheral surface of the rotating body on a conveyed recording sheet. A fixing device that melts and fixes the toner image on the recording sheet by contacting the rotating body, wherein the rotating body includes a heat generating layer containing copper and an elastic layer made of an elastomer, and the heat generating layer includes the heat generating layer. An anti-oxidation layer for preventing the oxidation is laminated, and the elastic layer is bonded to the anti-oxidation layer.
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、記録シート上に形成されたトナー像を定着装置により溶融定着させる定着装置を有する画像形成装置であって、当該定着装置として、上記定着装置を備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, an image forming apparatus according to the present invention is an image forming apparatus having a fixing device that melts and fixes a toner image formed on a recording sheet by a fixing device. The fixing device is provided.
上記構成からなる定着装置によれば、銅を含む発熱層に当該発熱層の酸化を防止する酸化防止層が積層され、当該酸化防止層にエラストマーからなる弾性層が接着されているため、発熱層の酸化を防止することができるので、当該酸化に起因する弾性層の剥離を防止することが可能になる。
前記酸化防止層を、ニッケル、クロム、銀のいずれか一の材料で形成することとできる。これらの金属材料は、銅の上に薄肉で形成することができるため、発熱特性に悪影響をほとんど与えることがない。また、エラストマーとの接着性も高く、長期に渡る加熱使用においても接着性が低下することがない。
According to the fixing device having the above-described configuration, the heat generation layer containing copper is laminated with the oxidation prevention layer for preventing the oxidation of the heat generation layer, and the elastic layer made of elastomer is bonded to the oxidation prevention layer. Therefore, it is possible to prevent the elastic layer from peeling off due to the oxidation.
The antioxidant layer can be formed of any one material of nickel, chromium, and silver. Since these metal materials can be formed on copper with a thin wall, the heat generation characteristics are hardly adversely affected. Moreover, the adhesiveness with an elastomer is also high, and the adhesiveness does not deteriorate even when used for a long time.
あるいは、前記酸化防止層を、ポリイミド樹脂で形成しても構わない。ポリイミド樹脂は僅かながら通気性を有するが、絶縁材料であるため発熱特性にまったく悪影響を与えることがない。このため、厚肉化により発熱層に達する空気を可能な限り遮断することができる。また、シリコーンゴムとの接着性も高く、長期に渡る加熱使用においても接着性が低下することがない。 Alternatively, the antioxidant layer may be formed of a polyimide resin. Although the polyimide resin has a slight air permeability, since it is an insulating material, it does not adversely affect the heat generation characteristics. For this reason, the air which reaches a heat generating layer by thickening can be interrupted | blocked as much as possible. Moreover, the adhesiveness with silicone rubber is high, and the adhesiveness does not deteriorate even when used for a long time.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
1.画像形成装置(カラープリンタ)の全体構成
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の一例として示すカラープリンタ2の概略構成を示す図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<Embodiment 1>
1. Overall Configuration of Image Forming Apparatus (Color Printer) FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a
図1に示すように、カラープリンタ2は、中間転写ベルト4を有するいわゆるタンデム方式のカラープリンタである。
中間転写ベルト4は、無端状ベルト部材であり、駆動ローラ6と従動ローラ8によって張架されていて、駆動ローラ6により矢印Aの方向に走行駆動される。
中間転写ベルト6の下部に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成部10Y,10M,10C,10K、および画像濃度センサ12が配置されている。画像濃度センサ12は、レジストセンサとしての機能をも有している。
As shown in FIG. 1, the
The intermediate transfer belt 4 is an endless belt member, is stretched by a driving roller 6 and a driven
Along the lower portion of the intermediate transfer belt 6,
各色の画像形成部10Y,10M,10C,10Kはいずれも同様の構成である。よって、画像形成部10Yを代表にして説明する。画像形成部10Yは、感光体ドラム14と、その周囲に配置された帯電装置16、露光装置18、現像装置20、クリーナ装置22を有している。また、中間転写ベルト4を挟んで感光体ドラム14に対向する位置に、1次転写装置24が配置されている。
The
画像形成部10Y,10M,10C,10Kの下方には、記録シートPを収容し給紙する給紙装置26が設けられている。給紙装置26は、記録シートを収容する給紙カセット28を有している。給紙カセット26の上部には、記録シートPを送り出す給紙ローラ30が設けられている。記録シートPは、給紙ローラ30によって、給紙カセットから繰り出され、搬送路32へ送出される。
Below the
搬送路32を挟んで、従動ローラ8と対向する位置に、2次転写装置34が配置されている。
さらに、記録シートPの搬送方向下流側(図中上方)の搬送路32途中には、定着装置36が配置されている。定着装置36については、後に詳述する。
定着装置36より搬送路32のさらに下流側には、排紙ローラ38および排紙トレイ40が配置されている。
A
Further, a
A
カラープリンタ2は、画像形成の指示を受けると、その画像信号から各色の画像データを生成する。生成された各色の画像データは、対応する画像形成部10Y,10M,10C,10Kにそれぞれ送出される。各色の画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、画像データに基づいて、帯電装置16により一様に帯電されたそれぞれの感光体ドラム14を露光して静電潜像を形成する。形成された静電潜像は、現像装置20によって、トナー像として現像される。
When the
形成されたトナー像は、1次転写装置24によって、走行する中間転写ベルト4に順次転写され、重ね合わされる。中間転写ベルト4に重ね合わされたトナー像は、2次転写装置34によって、搬送路32を搬送される記録シートPに転写される。
トナー像を担持した記録シートPは、さらに搬送されて定着装置36に至り、定着装置36によって加熱されるとともに加圧される。これにより、トナー像が記録シートPに定着される。トナー像が定着された記録シートPは、排紙ローラ38によって排紙トレイ40に排出される。
2.定着装置の構成
(1)全体構成
次に、定着装置36の構成について、図2、図3を参照しながら説明する。
The formed toner images are sequentially transferred onto the traveling intermediate transfer belt 4 by the
The recording sheet P carrying the toner image is further conveyed and reaches the
2. Configuration of Fixing Device (1) Overall Configuration Next, the configuration of the
図2は、定着装置36の概略構成を示す斜視図であり、図3は、定着装置36の横断面図である。
定着装置36は、図2、図3に示すように、加熱ローラ42、加圧ローラ44、磁束発生部46を有している。
回転体である加熱ローラ42と加圧ローラ44とは互いに平行に配置され、いずれも回転自在に支持されている。加圧ローラ44は、加熱ローラ42へ向けてその軸芯と垂直の方向に付勢されている。これにより、加熱ローラ42と加圧ローラ44との間にニップが形成される。ニップの出口(図3中右側)の近傍には、定着後の記録シートPを加熱ローラ42から分離するための分離爪48(図2で不図示)が備えられている。なお、図2、図3は、図1に示す設置状態から、定着装置36を時計回りに90度回転させて示したものである。
(2)加熱ローラの構成
(a)全体構成
加熱ローラ42の縦断面の一部の上側半分の詳細を図4に示す。図4に示すように、内側(図4中下側)から中空の芯金50、断熱層52、発熱制御層54、発熱層56、酸化防止層58、弾性層60、離型層62の7層構成になっている。このうち、芯金50と断熱層52とは互いに接着されてローラ状となっている。これらを合わせて定着ローラ64という。また、発熱制御層54、発熱層56、酸化防止層58、弾性層60、離型層62は互いに接合されて、無端ベルト状になっている。これらを合わせて定着ベルト66という。定着ローラ64と定着ベルト66とは接合されていない。
FIG. 2 is a perspective view illustrating a schematic configuration of the
As shown in FIGS. 2 and 3, the
The
(2) Configuration of Heating Roller (a) Overall Configuration Details of the upper half of a part of the longitudinal section of the
定着ベルト66に定着ローラ64が挿入されていて、定着ベルト66と定着ローラ64との間には、ほとんど隙間はない。そのため、実質的に、定着ベルト66と定着ローラ64とを合わせた全体で1つのローラ(加熱ローラ42)と見ることができる。
(b)芯金
芯金50は、加熱ローラ42の全体を支持する支持体であり、十分な耐熱性と強度を有することが必要である。芯金50は、非磁性材で構成されている。芯金50の比透磁率は0.99〜2.0、好ましくは0.99〜1.1の範囲内とする。
A fixing
(B) Core Bar The
また、芯金50としては、電気抵抗率の低い材料を用いる。芯金50の体積抵抗率は、1.0×10-8[Ωm]〜10.0×10-8[Ωm]、好ましくは1.0×10-8[Ωm]〜2.0×10-8[Ωm]の範囲内のものとする。特に、本形態では、芯金50には、高温において発熱制御層54よりも低抵抗である材料を用いる。芯金50としては、例えば、厚さ4[mm]程度で、外径15[mm]〜25[mm]の銅製パイブとするとよい。あるいは、上記の比透磁率及び体積抵抗率の範囲内であれば、ステンレススティール(SUS)、アルミニウム等を用いることもできる。ここで、本発明における「高温」とは、過昇温状態である温度範囲のことであり、本形態では発熱制御層54のキュリー温度を超えた温度範囲に相当する。
Further, as the
(c)断熱層
断熱層52は、定着ベルト66に発生した熱を芯金50へ逃がさないためのものである。そのために、熱伝導率が低く、かつ耐熱性および弾性を有する、ゴム材や樹脂材からなるスポンジ体(断熱構造体)のものが好ましい。このようなものとすれば、定着ベルト66のたわみを許容し、ニップ幅を大きく保つことができる。また、加熱ローラ42全体としての硬度を小さくして、定着性や通紙性等を良好なものとできる。また、断熱層52として、ソリッド体とスポンジ体との2層構造のものを使用してもよい。
(C) Heat Insulating Layer The
また、例えば、断熱層52として、シリコンスポンジ材を用いる場合は、厚さ1[mm]〜10[mm]、さらに好ましくは2[mm]〜7[mm]のものを使用するとよい。また、この断熱層52の硬度は、アスカーC硬度で20[度]〜60[度]、さらに好ましくは、30[度]〜50[度]の範囲内とする。なお、この加熱ローラ42全体としてのローラ硬度は、アスカーC硬度で30[度]〜90[度]程度が好ましい。
For example, when a silicon sponge material is used as the
(d)発熱制御層
発熱制御層54としては、常温において、芯金50よりも適度に体積抵抗率の大きい磁性体を用いる。さらに。本形態では、定着温度と同程度の温度にキュリー点を有する材質を用いる。例えば、比透磁率は、50〜2000、好ましくは100〜1000の範囲内のものとする。また、キュリー温度より低温の温度範囲での体積抵抗率は、2×10-8[Ωm]〜100×10-8[Ωm]、好ましくは5×10-8[Ωm]〜100×10-8[Ωm]の範囲内のものとする。なお、発熱制御層54の厚さは、20[μm]〜200[μm]、好ましくは40[μm]〜100[μm]の範囲内とすることが良い。
(D) Heat generation control layer As the heat
また、目標とする定着温度が約180[℃](170[℃]〜190[℃])の場合には、キュリー温度は、150[℃]〜220[℃]、好ましくは180[℃]〜200[℃]の範囲内のものとする。本例では、キュリー温度が190[℃]のパーマロイ(Ni-Fe系透磁率合金)を使用している。パーマロイでは、ニッケルの比率が高いほどキュリー温度の高いものを得ることができるので、その成分比によって発熱制御層54のキュリー温度を調整する。また、クロム、コバルト、モリブデン等を含む合金とすることによってもキュリー温度の調整が可能である。
When the target fixing temperature is about 180 [° C.] (170 [° C.] to 190 [° C.]), the Curie temperature is 150 [° C.] to 220 [° C.], preferably 180 [° C.] to It shall be within the range of 200 [° C]. In this example, permalloy (Ni—Fe based magnetic permeability alloy) having a Curie temperature of 190 [° C.] is used. In Permalloy, the higher the ratio of nickel, the higher the Curie temperature can be obtained. Therefore, the Curie temperature of the heat
(e)発熱層
発熱層56は、磁束発生部46によって発生される磁束を受けて誘導電流が誘起され、これにより発熱する層である。本形態では、この発熱層56を形成する材料として非磁性材であり、良好な導電性を有する銅(Cu)を用いる。銅は、比透磁率は低いが、薄膜にすることにより、Ni等の磁性材料を使用した場合よりさらに発熱効率のよい発熱層を得ることができる。また、他の非磁性材料、例えば銀を用いた場合よりも高い発熱効率が得られる。
(E) Heat generation layer The
なお、発熱層56は、純銅に限らず銅合金でも構わない。この場合に、発熱層56の比透磁率は、1.0〜2.0の範囲内が望ましい。また、良好な発熱性を得るために、発熱層56はごく薄く形成する。発熱層56の厚さは、5[μm]〜40[μm]の範囲内が好ましい。本例では、厚さ10[μm]の純銅で形成されている。
また、発熱層56の体積抵抗率は、高温において、発熱制御層54より小さいものとする。高温における発熱層56の体積抵抗率は、芯金50とほぼ同程度であることが望ましい。具体的には、1.0×10-8[Ωm]〜10.0×10-8[Ωm]、望ましくは1.0×10-8[Ωm]〜2.0×10-8[Ωm]の範囲内であることが望ましい。
The
Further, it is assumed that the volume resistivity of the
(f)酸化防止層
酸化防止層58は、発熱層56の酸化を防止するためのものである。この酸化防止層58が外気(空気)の発熱層56への接触を防ぐことで、発熱層56と弾性層60の間の酸化防止層58を介した接合状態が長期間に渡って良好に維持される。特に、本実施の形態では、発熱層56に銅を含むため、何らの手当てをしない場合には、酸化皮膜の成長が激しい上、酸化皮膜自体の強度が非常に弱く、酸化皮膜層部分で剥離が発生するおそれがある。
(F) Antioxidation Layer The antioxidation layer 58 is for preventing the
また、酸化防止層58の材料としては、通気性が皆無である金属材料が好ましく、発熱性能への影響を少なくするためには、なるべく非磁性かつ低抵抗の材料で薄く形成すると更に良い。特に、ニッケル、クロム、銀は、薄肉形成可能で発熱性能への影響が小さく、弾性層60との接着性も良好なため適している。
上記金属材料で酸化防止層58を形成した場合の厚みとしては0.5[μm]〜5[μm]の範囲内であることが望ましい。厚さが0.5[μm]未満ではピンホールによってシール性が悪化するおそれがあり、厚さが5[μm]を超えると発熱性能に影響し、特に過昇温の防止効果に悪影響を与えるからである。なお、厚さに因る発熱性能への影響については後述する。
Further, the material of the antioxidant layer 58 is preferably a metal material that has no air permeability. In order to reduce the influence on the heat generation performance, it is better to make the material as thin as possible with a non-magnetic and low resistance material. In particular, nickel, chromium, and silver are suitable because they can be formed thin, have little influence on heat generation performance, and have good adhesion to the
The thickness when the antioxidant layer 58 is formed of the metal material is preferably in the range of 0.5 [μm] to 5 [μm]. If the thickness is less than 0.5 [μm], the sealing performance may be deteriorated by the pinhole. If the thickness exceeds 5 [μm], the heat generation performance is affected, and particularly the effect of preventing excessive temperature rise is adversely affected. Because. The effect on the heat generation performance due to the thickness will be described later.
また、酸化防止層58の材料としてポリイミド樹脂を用いても良い。ポリイミド樹脂は絶縁体であるため後述する発熱性能への影響は皆無である。しかし、金属材料に比べ若干の通気性を有するため厚みは3[μm]〜30[μm]が望ましい。厚さが3[μm]未満であるとシール性が不十分となり発熱層(銅層)表面が酸化し、一方、厚みが30[μm]を超えていると、発熱層56で発生した熱を加熱ローラ42の外周面まで到達させることが難しく、熱効率が悪くなるからである。
Further, a polyimide resin may be used as the material of the antioxidant layer 58. Since the polyimide resin is an insulator, there is no influence on the heat generation performance described later. However, the thickness is preferably 3 [μm] to 30 [μm] because it has a slight air permeability compared to the metal material. If the thickness is less than 3 [μm], the sealing property is insufficient and the surface of the heat generating layer (copper layer) is oxidized. On the other hand, if the thickness exceeds 30 [μm], the heat generated in the
(g)弾性層
弾性層60は、トナー像に均一かつ柔軟に熱を伝えるためのものである。この弾性層60が適度な弾性を有することにより、トナー像が押しつぶされたり不均一な溶融となったりすることによる画像ノイズの発生を防止できる。そのために、弾性層60には、耐熱性と弾性とを有するゴム材や樹脂材を用いる。その材料としては、例えば、定着温度での使用に耐えられるシリコーンゴム、フッ素ゴムその他の耐熱性エラストマーが適している。また、上記の材料に、熱伝導性や補強等を目的とした各種の充填材を混入したものでもよい。例えば、熱伝導性の向上のために充填される粒子の例としては、ダイヤモンド、銀、銅、アルミニウム、大理石、ガラス等が挙げられる。実用的には、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、窒化ホウ素、酸化ベリリウム等が好ましい。
(G) Elastic Layer The
弾性層60としては、厚さ10[μm]〜800[μm]、さらに望ましくは100[μm]〜300[μm]の範囲内のものとする。弾性層60の厚さが10[μm]未満では厚さ方向の十分な弾力性を得ることが難しく、一方、厚さが800[μm]を超えていると、発熱層56で発生した熱を加熱ローラ42の外周面まで到達させることが難しく、熱効率が悪くなるからである。
The
弾性層60の硬度は、JIS A硬度で1[度]〜80[度]、さらに望ましくは5[度]〜30[度]の範囲内のものとする。この範囲内の硬度であれば、弾性層60の強度の低下や密着性の低下を防止しつつ、安定した定着性を確保できる。硬度がこの範囲内となるシリコーンゴムとして、例えば、1成分系、2成分系、または3成分系以上のシリコーンゴム、LTV(Low Temperature Vulcanizable:低温加硫)型、RTV (Room Temperature Vulcanizable:常温加硫)型、またはHTV(High Temperature Vulcanizable:高温加硫)型のシリコーンゴム、縮合型または付加型のシリコーンゴム等が使用できる。本例では、JIS A硬度10[度]で厚さ200[μm]のシリコーンゴムを使用している。
The
(h)離型層
離型層62は、加熱ローラ42の最外層をなし、加熱ローラ42と記録シートとの離型性を高めるためのものである。離型層62としては、定着温度での使用に耐えられるとともにトナーに対する離型性に優れたものを使用する。例えば、シリコーンゴムやフッ素ゴム、あるいはPFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合体)、PTFE(四フッ化エチレン)、FEP(四フッ化エチレン・六フッ化エチレン共重合体)、PFEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)等のフッ素樹脂が好ましい。あるいは、これらを混合したものでもよい。
(H) Release Layer The
離型層62の厚さは5[μm]〜100[μm]、さらに望ましくは10[μm]〜50[μm]の範囲内のものとする。また、離型層62と弾性層60との接着力を向上させるために、プライマー等による接着処理を行ってもよい。また、離型層62の中に、必要に応じて、導電材、耐摩耗材、良熱伝導材等をフィラーとして添加してもよい。
(i)加熱ローラの製法
上記各層からなる定着ベルト66の製造方法について説明する。本形態では、発熱制御層54となるパーマロイの圧延材、発熱層56となる銅の圧延材、酸化防止層58となるニッケルの圧延材を重ねてクラッド材化する。当該クラッド材を、絞り加工、スピニング加工、あるいはDI加工(ドローイング・アイアニング加工)などの塑性加工により無端ベルト状に形成する。当該ベルト状部材の外周面に弾性層60となるシリコーンゴムシート及び離型層62となるフッ素ゴムシートを接着剤によって接合することにより、定着ベルト66を製造する。当該接着剤としては、プライマー(例えば、東レ・ダウコーニング社製の「プライマーC」)が用いられる。
The thickness of the
(I) Manufacturing Method of Heating Roller A manufacturing method of the fixing
あるいは、発熱制御層54のみを塑性加工により円筒形の無端ベルト状にした後、発熱層56、酸化防止層58はメッキ加工により発熱制御層54に積層しても構わない。また、酸化防止層58にポリイミド樹脂を用いる場合は、発熱層56の外表面に、ポリアミック酸溶液(ポリイミド前駆体)を塗布し、これを高温で乾燥・焼き付けをすることによりポリイミド樹脂皮膜を形成する。
(3)加圧ローラの構成
図3に戻り、加圧ローラ44について説明する。図3に示すように、加圧ローラ44は、中空の芯金68、断熱層70、離型層72を有している。
Alternatively, only the heat
(3) Configuration of Pressure Roller Returning to FIG. 3, the
(a)芯金
芯金68は、厚さ3[mm]で外径15[mm]〜25[mm]のアルミ製パイプである。強度が確保できれば、芯金68に代えて、PPSのような耐熱性の材質によるモールドのパイプを用いてもよい。あるいは、鉄パイプを使用することも不可能ではないが、電磁誘導による影響を受けにくい非磁性のものがより好ましい。
(A) Core Bar The
(b)断熱層
芯金68の外周には、断熱層70が設けられている。断熱層70は、厚さ3[mm]〜10[mm]の範囲内のシリコーンスポンジゴムからなる層である。なお、断熱層70は、一層で構成するのではなく、シリコーンゴムとシリコーンスポンジとの二層構造としてもよい。
(B) Heat insulation layer A
(c)離型層
加圧ローラ44の最外周の離型層72は、加熱ローラ42の離型層62(図4)と同様に、記録シートに対するローラ表面の離型性を向上させるためのものである。離型層72は、PTFEまたはPFA等のフッ素系樹脂からなる厚さ10[μm]〜50[μm]の範囲内の層である。
(C) Release Layer The
なお、本形態では、加圧ローラ44は、加熱ローラ42に対して300[N]〜500[N]の荷重で加圧されており、定着装置36のニップ幅は約5[mm]〜15[mm]となっている。加圧ローラ44の荷重を変更することにより上記ニップ幅を調整することができ、上記範囲外のニップ幅に調整することも可能である。
(4)磁束発生部の構成
(a)全体構成
図2、図3に戻り、磁束発生部46について説明する。
In this embodiment, the
(4) Configuration of Magnetic Flux Generator (a) Overall Configuration Returning to FIGS. 2 and 3, the
次に、磁束発生部46について説明する。磁束発生部46は、加熱ローラ42の外周に対面するとともに、加熱ローラ42の長手方向に沿って、加熱ローラ42に平行に配置されている。磁束発生部46は、図2に示すように、励磁コイル78と磁性体コア80とコイルボビン82とを有している。本形態ではさらに、高周波インバータ84、サーミスタ86、制御部88を有している。
Next, the
(b)励磁コイル
励磁コイル78は、加熱ローラ42の長手方向に沿って巻かれたコイルである。その横断面(図3参照)は、加熱ローラ42の外周に倣ってやや湾曲した形状となっている。この励磁コイル78には、高周波インバータ84が接続され、20[kHz]〜40[kHz]、100[W]〜2000[W]の高周波電力が供給される。本形態では、周波数を20[kHz]〜40[kHz]としたので、発熱効率が高く、十分高い定着温度を得ることができる。周波数を20[kHz]未満とすると、発熱効率が大きく低下してしまう。また、周波数を40[kHz]より大きくすると、連続通紙時に電力供給が不足気味となるおそれがある。このような状態では、定着ベルト66の温度が十分高くならず、定着不良が発生するおそれがあるので好ましくない。
(B) Excitation coil The
そのため、本形態では、励磁コイル78の巻き線として、細い素線を数十〜数百本束ねてリッツ線としたものを使用している。この励磁コイル78は通電時に自己発熱する。その場合でも絶縁性を保てるように、巻き線に耐熱性の樹脂が被覆されたものを使用している。さらに、例えばファン等によって、励磁コイル78を空冷することが望ましい。なお、本形態の励磁コイル78は、その長手方向に一繋がりのものであり、複数個に分断されているものではない。
For this reason, in this embodiment, the winding of the
(c)磁性体コア
磁性体コア80は、磁気回路の効率を上げるためと、磁気遮蔽のためのものである。この磁性体コア80は、メインコア90、端部コア92、裾コア94を有している。メインコア90は、その横断面が図2、図3に示すようなアーチ形状のものである。メインコア90は、長さが約10[mm]のコア片を、加熱ローラ42の軸方向に複数個(本例では13個)配置したものとしている。なお、メインコア90として、断面が略「E」字の形状で、中央部に加熱ローラ42側へ突出した部分のあるものを使用しても良い。このようにすれば、さらに発熱劾率を高めることができる。また、端部コア92は、横断面が四角形状で長さが5[mm]〜10[mm]のコア片を、加熱ローラ42の両端部に配置したものである。また、裾コア94は、横断面が四角形状のものを、加熱ローラ42の長手方向寸法に略対応した範囲に連続的に配置したものである。
(C) Magnetic core The
磁性体コア80はいずれも、高透磁率でありかつ渦電流の損失が低い材質で形成されている。本形態の磁性体コア80のキュリー温度は、140[℃]〜220[℃]、さらに望ましくは、160[℃]〜200[℃]の範囲内とすることが望ましい。本形態では高周波を用いるため、コア内における渦電流の損失が大きくなりがちである。また、パーマロイのような高透磁率の合金によるコアでは、さらに渦電流の損失が大きくなりがちである。そこで、このような材質を使用する場合は薄板を積層した構造のコアとすることが望ましい。なお、励磁コイル78と磁性体コア80とによる磁気回路部分の磁気遮蔽が、他の手段によって十分にできる場合には、コアなし(空芯)にしてもよい。さらに、磁性体コア80として、樹脂材に磁性粉を分散させたものを用いることもできる。この素材は、透磁率はやや低いが、形状を自由に設定できるという利点がある。
(5)サーミスタ
さらに本形態では、加熱ローラ42の表面に当接して配置されたサーミスタ86を有している。サーミスタ86は、加熱ローラ42のローラ軸方向について、どのサイズの用紙を通紙した場合でも用紙が通過する箇所に配置される。例えば、左寄せで通紙される画像形成装置であれば、加熱ローラ42の左端部の近くである。また、加熱ローラ42の回転方向について、定着ニップの入口よりやや上流側に配置されている。このサーミスタ86によって、加熱ローラ42の定着前の場所における表面温度が検出される。
Each of the
(5) Thermistor Further, in this embodiment, the
そして、定着処理時には、サーミスタ86によって検出された表面温度が適切な定着温度の範囲内となるように、制御部88によって高周波インバータ84が制御される。適切な定着温度は、トナーの種類等に応じてあらかじめ設定されており、例えば、100[℃]〜200[℃]程度である。なお、加熱ローラ42の表面温度の検出は、サーミスタ86に限らず、非接触式の温度センサによって行ってもよい。
(6)定着装置の動作
次に、本形態の定着装置36による定着処理動作について説明する。本形態の定着装置36では、加圧ローラ44が加熱ローラ42に押し付けられ、これらの間にニップが形成されている。定着処理時には、図3中に矢印で示すように、加圧ローラ44が図中時計回り方向に回転駆動される。これにより、加熱ローラ42は、加圧ローラ44との摩擦力によって、図中反時計回り方向に従動回転される。なお、この駆動と従動との関係は、逆でもよい。
During the fixing process, the high-
(6) Operation of Fixing Device Next, the fixing processing operation by the fixing
磁束発生部46においては、高周波インバータ84によって、励磁コイル78に高周波電力が供給される。これにより発生した磁束は、磁性体コア80の内部を通る。そして、その磁束は、磁性体コア80の突起部間で外部に出て、加熱ローラ42に至る。発熱制御層54が、そのキュリー温度より低温の常温状態であれば、発熱制御層54は透磁率の高い状態である。この状態では、発熱制御層54のシールド効果により、磁束はその反対側(加熱ローラ42のより内周側)へはほとんど漏れない。
In the
すなわち、常温では、磁束のほとんどは、発熱層56と発熱制御層54との厚さの中を(両層内を)加熱ローラ42の周方向に進み、磁束発生部46へ戻る。このため、これらの層では磁束密度が非常に高い。従って、これらの層では発熱量が大きい。例えば、ウォームアップ時はこの状態であるので、発熱層56と発熱制御層54とがともに大きく発熱する。さらに本形態では、発熱に寄与する層(発熱層56と発熱制御層54)の熱容量が小さく、断熱層52によって定着ベルト66が断熱保持されていることから、短時間で昇温させることができる。
That is, at room temperature, most of the magnetic flux travels through the thickness of the
さらに本形態では、発熱層56が非磁性材であるものの非常に薄い層であるので、発熱層56によって大きい発熱量が得られる。このことは、次のように説明できる。一般に、高周波の交番電界を印加した場合に導電層に誘導される渦電流は、いわゆる表皮効果のために表面層に集中し、内部にはあまり流れない。表皮効果の程度は、以下の(式1)で表される。
Furthermore, in this embodiment, the
δ=√{ρ/(π・f・μ)} …(式1)
ただし、δは浸透深さ(電流密度が表面の1/eになる深さ)、fは交番電圧の周波数、μは透磁率、ρは体積抵抗率である。ここで、浸透深さδ当たりの抵抗は、以下の(式2)に示す表皮抵抗Rで表され、このRを用いて導電層の発熱量Pは以下の(式3)で表される。
R=ρ/δ …(式2)
P=R・I2 …(式3)
ただし、Iは、渦電流である。
δ = √ {ρ / (π · f · μ)} (Formula 1)
Where δ is the penetration depth (depth at which the current density becomes 1 / e of the surface), f is the frequency of the alternating voltage, μ is the magnetic permeability, and ρ is the volume resistivity. Here, the resistance per penetration depth δ is expressed by the skin resistance R shown in the following (formula 2), and the heat generation amount P of the conductive layer is expressed by the following (formula 3) using this R.
R = ρ / δ (Formula 2)
P = R · I 2 ... (Equation 3)
However, I is an eddy current.
磁性材の発熱層では、この表皮効果により、層自体の厚さにかかわらず渦電流の流れる範囲が限定されるので、電流密度が大きく発熱量も大きい。非磁性材の揚合は、表皮効果が小さく、層全体に渦電流が流れる。本形態の発熱層56は、非磁性材の非常に薄い層であるので、層全体に流れたとしても電流密度が大きく、十分な発熱量を得ることができる。また、低抵抗の発熱層56があることにより、芯金50へ磁束の一部が漏れることが防止されている。
In the heat generation layer of the magnetic material, the range in which the eddy current flows is limited by the skin effect regardless of the thickness of the layer itself, so that the current density is large and the heat generation amount is large. The lifting of the non-magnetic material has a small skin effect, and an eddy current flows through the entire layer. Since the
このように発生した熱は、発熱層56に接着されている酸化防止層58、弾性層60を介して、加熱ローラ42の表面へ伝達される。そして、加熱ローラ42の表面が適切な定着温度となるように、制御部88によって高周波インバータ84が制御される。トナー像を担持する記録シートPは、トナー像の載っている面を加熱ローラ42の側に向けた状態で、加熱ローラ42と加圧ローラ44との間のニップに挿通される。そして、加熱ローラ42と加圧ローラ44との間のニップを、図3中左から右へ通過する間に、トナーが溶融されて記録シートPに定着される。
The heat generated in this way is transmitted to the surface of the
ニップを通過した記録シートPは、加熱ローラ42から分離されて後段へと搬送される。記録シートPが、ニップを通過した後も加熱ローラ42に張り付いたままであれば、分離爪48によって加熱ローラ42から強制的に分離される。これにより、記録シートPが定着装置36でジャムになることが防止されている。なお、分離爪48の先端部は、加熱ローラ42の表面に接触していてもしていなくてもよい。
The recording sheet P that has passed through the nip is separated from the
記録シートPの定着処理により、記録シートP及びトナーによって加熱ローラ42の表面から熱が奪われる。そのため、ローラの軸方向について記録シートPの通紙された範囲では、加熱ローラ42の表面温度が下がる。サーミスタ86は、記録シートPが通紙される箇所で温度を検出する。制御部88は、サーミスタ86の検出結果を受けて、高周波インバータ84を制御する。すなわち、次回の記録シートPが定着ニップまで搬送されてくるまでに適切な定着温度の範囲内となるように、制御部88は、高周波インバータ84から励磁コイル78に供給される高周波電力を増減する。
Due to the fixing process of the recording sheet P, heat is removed from the surface of the
この定着装置36によって、比較的用紙幅の小さい記録シートPを連続して定着処理すると、通紙範囲外においては次第に熱が溜まる。そのため、加熱ローラ42の軸方向のうち、通紙範囲外においては発熱制御層54の温度が特に上昇し、その部分の温度がキュリー温度を超える場合がある。発熱制御層54の温度がキュリー温度を超えた箇所では、発熱制御層54の透磁率が大きく低下する。これにより、発熱制御層54によるシールド効果が弱くなる。すなわち、通紙範囲外の高温となった部分では、発熱制御層54の透磁率が大きく低下して、磁束の大部分が発熱層56と発熱制御層54とを貫通してさらに内周側へ漏れる。これにより、発熱層56と発熱制御層54とを通る磁束密度が大きく減少するので、これらによる発熱量も大きく低下する。
When the fixing
さらに本形態では、芯金50が補助発熱制御層として機能する。高温箇所において発熱層56と発熱制御層54とを貫いて漏れた磁束は、補助発熱制御層である芯金50に掛かる。芯金50は、例えば銅製パイプであり低抵抗であるので、渦電流が容易に流れる。そのため、芯金50に掛かっている磁束による渦電流の大部分は、芯金50中に発生する。芯金50は低抵抗であるので、渦電流が流れてもほとんど発熱しない。また、芯金50に発生する渦電流による逆起電力が、磁束を打ち消す方向に働く。そのため、発熱層56と発熱制御層54との磁束密度がさらに低下する。従って、発熱量がさらに低下する。これにより、高温箇所では、加熱ローラ42の半径方向のいずれの箇所でもほとんど発熱しない状態となる。
Furthermore, in this embodiment, the cored
従って、過昇温となった箇所では、発熱制御層54の透磁率が変化するとともに、発熱量が大きく低下する。一方、通紙範囲内の高温となっていない部分では発熱量はほとんど変わらない。これは、この範囲においては、発熱制御層54の透磁率が低下せず、磁束密度の分布が常温状態からほとんど変化しないことによる。このように、芯金50が補助発熱制御層として機能することにより、発熱制御層54の透磁率の分布が変化した際に、発熱層56と発熱制御層54との発熱量をさらに低下させることができる。さらに、本形態では補助発熱制御層である芯金50の厚さが他の層に比較して大きいので、補助発熱制御層の発熱量をより抑制でき、定着装置の全体として熱効率のよいものとできる。
Therefore, at the location where the temperature rises excessively, the magnetic permeability of the heat
さらに本形態では、発熱層56と発熱制御層54とが積層されているので、表面温度の変化が発熱制御層54に素早く伝わる。従って、加熱ローラ42の一部において、その表面温度が、定着に適した温度を超えて高くなるとすぐに、その部分の発熱量が大きく低下するので、過昇温状態が続くことはない。このような効果が得られるように、発熱制御層54のキュリー温度が選択されている。また、本形態では、補助発熱制御層として芯金50を使用しているので、補助発熱制御層をも定着ベルトに積層した場合に比較して、定着ベルト66の熱容量は大きくない。従って、短時間でのウォームアップが可能である。
Further, in this embodiment, since the
さらに本形態では、非磁性体の発熱層56を有している。特に、この発熱層56をごく薄いものとしたので、総発熱量が大きい。従って、投入電力の制御可能な範囲が広いものとなっている。また、発熱層56の熱容量が小さいので、ウォームアップ時間が短いものとなっている。
(7)酸化防止層に関する実験
次に、酸化防止層に関して行った二つの実験の結果について説明する。
Furthermore, in this embodiment, the
(7) Experiment on Antioxidation Layer Next, the results of two experiments conducted on the antioxidant layer will be described.
(a)第1の実験
まず、第1の実験として、酸化防止層58を設けたことによる弾性層60の剥離防止効果を検証するための実験を行った。
発熱層のモデルとして純銅からなる50[mm]×50[mm]、厚さ1[mm]の銅板を準備した。
(A) First Experiment First, as a first experiment, an experiment for verifying the peeling prevention effect of the
A copper plate of 50 [mm] × 50 [mm] and a thickness of 1 [mm] made of pure copper was prepared as a model of the heat generating layer.
また、従来技術に係る比較例として、銅板の片面に弾性層に相当するものとして厚さ0.5[mm]からなるシリコーンゴムシートを接着剤で直接接着したもの(すなわち、酸化防止層の無いもの)を準備した。
一方、本発明の実施例として、銅板の片面に、酸化防止層として、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銀(Ag)を、それぞれ1[μm]の厚さでメッキしたものを準備した。そして、各種メッキが施された各々のメッキ層(酸化防止層)に接着剤で上記と同じシリコーンゴムシートを接着した。なお、接着剤としては、前記のプライマーを用いた。
Moreover, as a comparative example according to the prior art, a silicone rubber sheet having a thickness of 0.5 [mm] is directly bonded to one side of a copper plate with an adhesive corresponding to an elastic layer (that is, there is no antioxidant layer) Prepared).
On the other hand, as an example of the present invention, one having a thickness of 1 [μm] plated with nickel (Ni), chromium (Cr), and silver (Ag) as an antioxidant layer on one side of a copper plate was prepared. . Then, the same silicone rubber sheet as described above was bonded to each plating layer (antioxidation layer) subjected to various platings with an adhesive. In addition, the said primer was used as an adhesive agent.
以上の4種類のテスト片を、200[℃]の雰囲気中に240時間放置した後、弾性層(シリコーンゴムシート)の剥離の有無を調査した。
調査の結果、比較例のものは、弾性層の接着性は完全に失われていて、弾性層は手で力をほとんど加えなくても簡単に剥がれる程度になっていた。
これに対し、実施例の3種は、手で剥がそうとしても、シリコーンゴムシート(弾性層)は、メッキ層(酸化防止層)との境界(界面)から剥がれることはなく、無理に剥がそうとするとシリコーンゴムがちぎれる状態であった。
After leaving the above four types of test pieces in an atmosphere of 200 [° C.] for 240 hours, the presence or absence of peeling of the elastic layer (silicone rubber sheet) was investigated.
As a result of the investigation, in the comparative example, the adhesiveness of the elastic layer was completely lost, and the elastic layer was easily peeled off with little force applied by hand.
On the other hand, in the three types of Examples, the silicone rubber sheet (elastic layer) does not peel off from the boundary (interface) with the plating layer (antioxidation layer) even if it is peeled off by hand. As a result, the silicone rubber was torn off.
これにより、酸化防止層による発熱層(銅層)の酸化防止効果が確認できると共に、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銀(Ag)で形成した各々の酸化防止層の弾性層(シリコーンゴム)との接着性についても確認できた。
以上の結果を図5にまとめた。
(b)第2の実験
次に、第2の実験として、酸化防止層を設けることによる発熱性能への影響を調べた。
Thereby, the antioxidant effect of the heat generation layer (copper layer) by the antioxidant layer can be confirmed, and the elastic layer (silicone rubber) of each antioxidant layer formed of nickel (Ni), chromium (Cr), silver (Ag) It was also possible to confirm the adhesiveness with).
The above results are summarized in FIG.
(B) Second Experiment Next, as a second experiment, the influence on the heat generation performance by providing the antioxidant layer was examined.
当該実験は、実機を用い、図4に示した構成において、酸化防止層であるニッケル層、クロム層、銀層の厚みの異なるものを準備し、各々の場合における、過昇温時の発熱率に与える影響を調べた。ここでの発熱率とは、発熱制御層54がキュリー温度を超えた後の発熱量で、越える前の発熱量を除して得られる百分率である。発熱率の基準値は、製品仕様毎に異なり、20[%]〜30[%]の範囲にあるが、本実験では、20[%]を超えた場合は、不合格(×)、20[%]以下であれば合格(○)とした。なお、発熱量は、放射温度計を用いて測定した、加熱ローラ(定着ベルト)の外表面温度によって評価した。
In the experiment, using the actual machine, the nickel layer, the chromium layer, and the silver layer as the antioxidant layer having different thicknesses were prepared in the configuration shown in FIG. We investigated the effect on Here, the heat generation rate is a heat generation amount after the heat
実験結果を図6に示す。当該結果から、金属材料からなる酸化防止層を設けたとしても、ニッケルとクロムで形成した場合は、5[μm]以下、銀では少なくとも10[μm]以下では、過昇温防止効果への悪影響がないことが分かった。
3.実施例効果
以上、説明したように、本実施の形態に係るカラープリンタによれば、発熱層56と弾性層60の間に酸化防止層58を設けたので、弾性層60の発熱層56からの剥離を防止することが可能となるため、長期に渡り安定した定着性能を有するものとなっている。
The experimental results are shown in FIG. From this result, even if an anti-oxidation layer made of a metal material is provided, when it is formed of nickel and chromium, if it is 5 [μm] or less, and silver is at least 10 [μm] or less, it has an adverse effect on the effect of preventing overheating. I found that there was no.
3. As described above, according to the color printer of the present embodiment, since the oxidation preventing layer 58 is provided between the
さらに、加熱ローラ42に、発熱層56と発熱制御層54と補助発熱制御層(芯金50)とを有しているため、部分的に高温となり、定着ベルト66の表面温度が発熱制御層54のキュリー温度を超えた場合には、その箇所の発熱制御層54の透磁率が大きく低下する。よって、その部分の磁束密度が大きく低下し、発熱量が減少するので、過昇温が防止される。すなわち、小サイズの用紙を連続通紙した場合でも、部分的な過昇温が発生せず、安定した定着性能を有する定着装置および画像形成装置となっている。
<実施の形態2>
実施の形態2に係るカラープリンタ100は、主として加熱ローラの構成が異なる以外は、基本的に実施の形態1のカラープリンタ2と同様である。よって、異なる部分を中心に説明し、実施の形態1のカラープリンタ2と同様の構成部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明については省略する。
Further, since the
<
The
実施の形態2に係るカラープリンタ100の定着装置102の横断面図を図7に示す。
図7に示すように、定着装置102の回転体である加熱ローラ104は、回転体である定着ローラ64の外径が、回転体である定着ベルト106の内径よりかなり小径に形成されている、この定着ローラ64は、実施の形態1におけるものと径が異なるのみで、同一の層構成である。また定着ローラ64は、定着ベルト106を挟んで、加圧ローラ44に圧接されている。
FIG. 7 shows a cross-sectional view of the fixing
As shown in FIG. 7, the
本形態では、定着ローラ64が小径であることから、その上部において、定着ベルト106との間に空間Sがある。この空間S内に、2層構造の摺接部材108が固定されて配置されている。摺接部材108は、図示の横面形状が扇形で、図中奥行き方向に加熱ローラ104とほぼ同等の長さを有するものである。また、その上面は、定着ベルト106の内側の面に軽く接触している。すなわち、定着ベルト106は、定着ローラ64と摺接部材108とに架け渡されている。
In this embodiment, since the fixing
本形態の定着ベルト106は、実施の形態1の定着ベルト66とは異なり、発熱制御層54(図4)を有していない。
図8に、定着ベルト106の縦断面の一部の上半分を示す。図8に示すように、定着ベルト106は、内周側から順に発熱層110、酸化防止層112、弾性層114、離型層116の4層構成となっている。摺接部材108は、図8に示すように、内周側から順に補助発熱制御層118と発熱制御層120との2層構成となっている。
Unlike the fixing
FIG. 8 shows an upper half of a part of a longitudinal section of the fixing
発熱層110は、実施の形態1の発熱層56と同じく非磁性材である純銅、または銅合金からなる。発熱制御層120は、実施の形態1の発熱制御層54と同じく、キュリー温度190[℃]程度のパーマロイからなる。補助発熱制御層118は、実施の形態1の芯金50と同じく、体積抵抗率の低い導電性金属材料、例えば銅とすればよい。なお、図8では、定着ベルト106と摺接部材108の境界を明確にするため、これらの間に多少の隙間を設けて描いているが、実際には互いに接触している。
The
本形態では、摺接部材108の上面は、定着ベルト106の内周側に沿って湾曲した曲面となっている。すなわち、発熱制御層120は、均一の厚さの円筒面の一部の形状である。そして、発熱制御層120の上面は、そのほぼ全城にわたって、定着ベルト106の発熱層110に常時接触している。発熱制御層120の下面と補助発熱制御層118の上面とが接合されている。補助発熱制御層118も、均一の厚さの円筒面の一部の形状である。また、摺接部材108の下面は、定着ローラ64に接触していない。
In this embodiment, the upper surface of the sliding
本形態では、定着ローラ64の外径を小さいものとしたので、定着ベルト106と定着ローラ64との接触面積が小さい。従って、定着ベルト106から定着ローラ64へ逃げる熱の量も小さい。さらに、摺接部材108は定着ベルト106の全周でなく部分的に設けられているので、摺接部材108へ逃げる熱の量も小さい。また、発熱制御層120を定着ベルト106以外の部分に設けたことから、その分、定着ベルト106は実施の形態1の定着ベルト66に比較して薄く形成することができる。よって、定着ベルト106の熱容量を実施の形態1の場合に比較して小さくできる。したがって、実施の形態1に比較してウォームアップ時間のさらなる短縮が可能である。
In this embodiment, since the outer diameter of the fixing
以上、説明したように、実施の形態2のカラープリンタ100によっても、実施の形態1と同様に、小サイズの記録シートを連続通紙した場合でも、部分的な過昇温が発生せず、長期に渡り安定した定着性能を発揮する。また、定着ベルトにおいて弾性層が剥離しにくく、耐久性が優れたものとなっている。
<実施の形態3>
実施の形態3に係るカラープリンタ200は、主として定着ベルトと摺接部材の構成が異なる以外は、基本的に実施の形態2のカラープリンタ100(図7)と同様である。よって、異なる部分を中心に説明し、実施の形態2のカラープリンタ100と同様の構成部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明については省略する。
As described above, even with the
<Embodiment 3>
The
実施の形態3に係るカラープリンタ200の定着装置202の横断面図を図9に示す。
図9に示すように、定着装置202、加熱ローラ204が、定着ローラ64と定着ベルト206と摺接部材108を有している。摺接部材108の上面は定着ベルト206に接触している。実施の形態3では、定着ベルト206に、発熱制御層をも含んでいる。摺接部材108の形状は、実施の形態2の摺接部材108と同様であるが、2層構成とはなっていない。摺接部材108は、単に補助発熱制御層として機能する。このようにしても、定着ベルト206と定着ローラ64との接触面積が小さいので、定着ベルト206から定着ローラ64へ逃げる熱の量を小さくすることができる。
FIG. 9 shows a cross-sectional view of the fixing
As shown in FIG. 9, the fixing
または、補助発熱制御層をも定着ベルトに含まれるものとしてもよい。すなわち、補助発熱制御層、発熱制御層、発熱層、酸化防止層、弾性層、離型層のすべてが含まれるものとすることもできる。この場合は、摺接部材はなくてもよい。
以上、説明したように、実施の形態3に係るカラープリンタ200によっても、実施の形態1、2と同様に、小サイズの用紙を連続通紙した場合でも、部分的な過昇温が発生せず、安定した定着性能を有するとともに高い発熱効率が得られる。
Alternatively, the auxiliary heat generation control layer may be included in the fixing belt. That is, the auxiliary heat generation control layer, the heat generation control layer, the heat generation layer, the antioxidant layer, the elastic layer, and the release layer can all be included. In this case, the sliding contact member may not be provided.
As described above, even with the
以上、本発明に係る画像形成装置についてタンデム方式のカラープリンタを例にして説明してきたが、本発明は、タンデム式のカラープリンタに限らず、他の方式のカラープリンタ、例えば、ロータリ式のカラープリンタにも適用可能である。また、カラープリンタに限らずモノクロプリンタにも適用できる。さらには、プリンタに限らず、コピー機やファクシミリ装置、あるいはこれら三つの機能を有する複合機(MFP)にも適用可能である。要は、電磁誘導加熱方式の定着装置を有し、トナー像を熱定着するような画像形成装置であれば適用できるのである。 The image forming apparatus according to the present invention has been described by taking a tandem color printer as an example. However, the present invention is not limited to a tandem color printer, but other color printers such as a rotary color printer. It can also be applied to a printer. Further, the present invention can be applied not only to a color printer but also to a monochrome printer. Furthermore, the present invention is not limited to a printer, and can also be applied to a copier, a facsimile machine, or a multifunction peripheral (MFP) having these three functions. In short, any image forming apparatus that has an electromagnetic induction heating type fixing device and heat fixes a toner image can be applied.
本発明は、例えば、カラープリンタ等の画像形成装置に用いられる電磁誘導方式の定着装置に好適に利用可能である。 The present invention can be suitably used for, for example, an electromagnetic induction type fixing device used in an image forming apparatus such as a color printer.
36 定着装置
42 加熱ローラ
46 磁束発生部
56,110 発熱層
58,112 酸化防止層
60,114 弾性層
66 定着ベルト
106,206 定着ベルト
36
Claims (4)
前記回転体は、銅を含む発熱層とエラストマーからなる弾性層とを有し、前記発熱層には当該発熱層の酸化を防止する酸化防止層が積層されており、当該酸化防止層に前記弾性層が接着されていることを特徴とする定着装置。 A fixing device that includes a rotating body and electromagnetic induction heating means that heats the rotating body by electromagnetic induction, and fuses and fixes a toner image on the recording sheet by bringing the circumferential surface of the rotating body into contact with the conveyed recording sheet A device,
The rotating body includes a heat generation layer containing copper and an elastic layer made of an elastomer, and an antioxidation layer for preventing oxidation of the heat generation layer is laminated on the heat generation layer, and the elastic layer is provided with the elastic layer. A fixing device, wherein the layers are adhered.
当該定着装置として、請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。 An image forming apparatus having a fixing device for fusing and fixing a toner image formed on a recording sheet by a fixing device,
An image forming apparatus comprising the fixing device according to claim 1 as the fixing device.
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US20130058691A1 (en) * | 2011-09-02 | 2013-03-07 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Fixing device and image formation apparatus |
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2008
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