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JP2010090675A - 側壁撤去装置 - Google Patents

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Yoshimitsu Harada
穀満 原田
Kazunori Omura
和範 大村
Hideyuki Maruta
秀行 丸田
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Daiwa Kiko KK
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Daiwa Kiko KK
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Abstract

【課題】路面の幅端部に設けられた側壁を、容易に撤去することができる側壁撤去装置を提供する。
【解決手段】路面11上に軌道13を敷設する。軌道13上には、台車14を走行可能に支持する。台車14上には、路面11の幅端部の側壁12を吊り上げて路面11の中央部側に搬送するための搬送装置19を支持する。台車14には、高架路面11の外側及び下側に位置して、破砕屑を受けるための破砕屑受け28を支持する。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道や自動車道等の高架路面の幅端部に設けられた側壁を撤去する場合に好適な側壁撤去装置に関するものである。
鉄道や自動車道等の路面の幅端部に設けられた側壁が経年劣化した場合や、防音効果を有するものと構築し直す場合には、既設の側壁を撤去する必要があった。このような場合には、側壁の外側や下側に防護用のネット等を設置した状態で、作業者が手作業により、側壁をその付け根部付近で切断し、その後に側壁を路面の中央部側に寄せて、トラックの荷台等に積み込んでいた。
また、煙突を解体する工法として、特許文献1に開示されるような方法が従来提案されている。この従来方法では、煙突の周囲に足場を組み上げて、その足場の周囲をシートにより包囲している。そして、このシートにより煙突をその周囲と遮断することにより、煙突の解体時に発生する粉塵等の飛散を防止するようにしている。
特開2004−144392号公報
ところが、前述した従来の路面における側壁の撤去方法では、作業者が手作業にて撤去作業を行っているため、その撤去作業が面倒であって、多大な労力と作業時間を要するという問題があった。
また、特許文献1に記載の従来方法は、煙突を解体する際の工法に関するものであるため、この工法を水平方向に長く延びる路面の側壁の撤去方法に適用することはできなかった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、路面の幅端部に設けられた側壁を、多くの労力や作業時間を要することなく、容易に撤去することができる側壁撤去装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、路面上に敷設された軌道と、その軌道上を走行可能な台車と、その台車上に支持され、路面の幅端部の側壁を吊り上げて路面の中央部側に搬送する搬送装置とを備えたことを特徴としている。
従って、この発明においては、台車が軌道に沿って低速度にて連続的または間欠的に走行移動されながら、路面の幅端部に設けられた側壁の撤去作業が順に行われる。そして、側壁の撤去時には、側壁が付け根部付近にて切断されるとともに、その切断された側壁が搬送装置により吊り上げられて路面の中央部側に搬送され、トラックの荷台等に積み込まれる。よって、側壁の撤去作業を、多くの労力や作業時間を要することなく容易に行うことができる。
また、前記の構成において、高架路面の外側及び下側に位置し、破砕屑を受けるための破砕屑受けを前記台車に支持するとよい。このように構成した場合には、側壁の撤去時に発生する破砕屑が、高架路面の外側及び下側に飛散するおそれを防止することができる。
さらに、前記の構成において、前記破砕屑受けを伸縮可能に構成するとともに、収縮状態においては、側壁の上端より上方に位置して、その状態で高架路面の幅方向における側壁の内外間を移動可能にするとよい。このようにすれば、破砕屑受けのセット及び配置換えが容易になる。
以上のように、この発明によれば、路面の幅端部に設けられた側壁を、多くの労力や作業時間を要することなく、容易に撤去することができる。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、鉄道や自動車道等の高架路面11の幅端部に設けられた側壁12を撤去する場合には、路面11上に一対のレールよりなる軌道13が敷設される。軌道13上には、四角枠状の台車14が下端に設けられた8つの車輪15を介して走行可能に支持されている。8つの車輪15のうち、4つの車輪15には走行用モータ16が連結され、これらのモータ16によって車輪15が回転されることにより、台車14が軌道13に沿って路面11の延長方向に低速度で走行移動される。この場合、台車14の底部が路面11の延長方向に向かって開放された状態にあり、台車14が路面11上に乗り入れられたトラック17を跨いで走行されるようになっている。
図1、図2及び図4に示すように、前記台車14の頂部中央には1本の第1ガイドレール18が路面11の幅方向へ延びるように固定されている。第1ガイドレール18には、側壁12の立壁部12aを基台部12bから切断した状態で、吊り上げて路面11の中央部側に搬送するための搬送装置19が移動可能に支持されている。搬送装置19は、第1ガイドレール18に複数のローラ20を介して移動可能に支持された移動部材21と、1つのローラ20を回転させて移動部材21を移動させるための第1移動用モータ22と、移動部材21の端部下面に支持された第1吊り上げ機23とから構成されている。第1つり上げ器23は、側壁12の立壁部12aを吊り上げるためのチェーン23a、及びそのチェーン23aを巻き上げるための図示しない巻き上げ用モータを備えている。
図1〜図3及び図5に示すように、前記台車14の頂部両側には2本の第2ガイドレール24が路面11の幅方向へ延びるように固定されている。第2ガイドレール24には、移動枠25が複数のローラ26を介して移動可能に支持されている。複数のローラ26のうちで、両側部に位置する一対のローラ26には、一対の第2移動用モータ27が連結されている。そして、このモータ27によってローラ26が回転されることにより、移動枠25が第2ガイドレール24に沿って移動される。
図1〜図3及び図5に示すように、前記移動枠25の先端下部には、高架路面11の外側及び下側に位置して、破砕屑を受けるための破砕屑受け28が支持されている。この破砕屑受け28は、複数の伸縮可能な枠部材28a,28b,28c,28dから構成されている。下端の枠部材28dには、高架路面11の下側に延びる箱型の受け部28eが突設されている。また、上端の枠部材28aを除く3つの枠部材28b〜28dには、破砕屑を受けるためのネット29が張設されている。
図1〜図3及び図5に示すように、前記移動枠25の先端両側部には、一対の第2吊り上げ機30が支持されている。この第2吊り上げ機30は、下端の枠部材28dに連結されるチェーン30a、及びそのチェーン30aを巻き上げるための図示しない巻き上げ用モータを備えている。そして、第2吊り上げ機30の巻き上げ用モータにて、チェーン30aが巻き戻しまたは巻き上げられることにより、破砕屑受け28の各枠部材28a〜28dが図1に示す伸長状態、または図5に実線で示す収縮状態に変移される。すなわち、各枠部材28a〜28d間にはそれらの各枠部材28a〜28dのスライドを案内するための案内部(図示しない)と、収縮状態及び伸長状態に規制するためのストッパ(図示しない)とが設けられている。
図1及び図2に示すように、前記台車14の一部にはエンジン式の発電機31が配設されている。そして、この発電機31からの電力を受けて、前記モータ16が回転される。台車14の上部には図示しない制御盤が設けられ、この制御盤に接続された同じく図示しないペンダントスイッチに対する操作により、前記各モータ16,22,27及び各吊り上げ機23,30内の巻き上げ用モータの作動及び停止が制御される。
次に、前記のように構成された側壁撤去装置の動作を説明する。
さて、この側壁撤去装置において、高架路面11の幅端部に設けられた側壁12を撤去する場合には、図1に示すように、路面11上に軌道13が敷設されて、その軌道13上に台車14が支持される。また、路面11上にはトラック17が乗り入れられて、台車14内に配置される。
この状態で、制御盤からの制御により、搬送装置19の第1吊り上げ機23が、図4に実線で示す台車14の内側位置から同図に鎖線で示す外側位置に移動されて、側壁12の上方に配置される。そして、この第1吊り上げ機23のチェーン23aが側壁12の上端部に連結される。さらに、制御盤からの制御により、破砕屑受け28が図5に実線で示す台車14の内側位置から、同図に鎖線で示す外側位置に移動されるとともに、収縮状態から伸長状態に変移される。さらに、図1に示すように、破砕屑受け28が側壁12の外側面に沿って、高架路面11の外側及び下側に近接する位置に移動配置される。すなわち、破砕屑受け28は、収縮状態では側壁12と干渉しないように側壁12の上方に位置する。また、破砕屑受け28は、伸長状態ではその下端が高架路面11の高架橋に直下に位置する。
その後、作業者により工具を使用して、側壁12の立壁部12aがその付け根部付近で切断される。そして、搬送装置19の第1吊り上げ機23の吊り上げ動作及び台車14側への搬送動作により、切断状態の側壁12の立壁部12aが吊り上げられて路面11の中央部側に搬送され、トラック17の荷台17aに積み込まれる。さらに、路面11上に残った側壁12の基台部12bは、作業者により破砕されて、トラック17の荷台17aに積み込まれる。従って、古い側壁12や破砕屑を廃棄処分することができる。
よって、この実施形態においては以下の効果がある。
(1) 側壁12が所定長さにわたって撤去されるごとに、制御盤からの制御により、走行用モータ16が作動されて、台車14が軌道に沿って低速度にて走行移動され、側壁12の撤去位置が変更される。そして、前記側壁12の立壁部12aの切断が繰り返し行われることにより、側壁12の撤去作業が連続的に行われる。従って、側壁12の撤去作業を、多くの労力や作業時間を要することなく容易に行うことができる。
(2) この側壁12の撤去時には、高架路面11の外側及び下側に破砕屑受け28が近接配置されて、その破砕屑受け28の位置が台車14の走行に伴って移動変更される。このため、側壁12の撤去時に発生する破砕屑を破砕屑受け28により受け止めることができて、破砕屑が高架路面11の外側及び下側に飛散するおそれを防止することができる。
(3) 前記破砕屑受け28を伸縮可能に構成するとともに、収縮状態においては、側壁の上端より上方に位置して、その状態で高架路面の幅方向における側壁の内外間を移動させることができる。従って、破砕屑受け28のセット及び配置換えが容易になる。
なお、この発明と直接の関係はないが、前記高架路面11上をその延長方向に走行するダンプカー等の車両を設け、その車両に、横方向に突出するブラケットを介して、搬送装置19及び破砕屑受け28を設けてもよい。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、台車14に設けられた走行用モータ16に代えて、軌道13上に走行車を別に設け、その走行車に台車14を連結して、走行車の牽引または台車14を走行させるように構成すること。
・ 前記実施形態において、破砕屑受け28の枠部材28a〜28dの数を変更すること。
・ 前記実施形態において、破砕屑受け28の受け部28eを下端の枠部材28dに折り畳み可能に取り付けること。
・ 破砕屑受け28のネット29に代えて、作業位置が外部から見えないように遮蔽する遮蔽材や、作業位置の騒音の拡散を抑止する防音機能や吸音機能を有するものを用いること。このように構成しても、破砕屑受け28は破砕屑を受ける機能を有する。
・ 前記実施形態においては、台車14の駆動電力を発電機31から得るように構成したが、これの代えて商用電源から得るように構成したり、あるいは小型エンジンから得るようにしたりすること。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握されるが、特許請求の範囲に記載されていない技術的思想は以下の通りである。
(A) 路面上に敷設された軌道上を走行可能な台車上に搬送装置を設けて、路面の幅端部の側壁に際して、その側壁を吊り上げて路面の中央部側に搬送することを特徴とする側壁撤去工法。
(B) 前記台車に破砕屑受けを設け、その破砕屑受けを高架路面の外側及び下側に位置させて、側壁の撤去にともなって生じる破砕屑を破砕屑受けで受けることを特徴とする前記技術的思想(A)項に記載の側壁撤去工法。
(C) 前記破砕屑受けを伸縮可能に構成し、収縮状態において、破砕屑受けを高架路面の幅方向に移動させて側壁の内側または外側に位置させ、外側に位置させた状態において破砕屑を受けることを特徴とする前記技術的思想(B)項に記載の側壁撤去工法。
一実施形態の側壁撤去装置を示す要部断面図。 図1の側壁撤去装置の平面図。 同側壁撤去装置の部分拡大側面図。 図1の側壁撤去装置における搬送装置の動作状態を示す要部断面図。 同側壁撤去装置における破砕屑受けの動作状態を示す要部断面図。
符号の説明
11…高架路面、12…側壁、13…軌道、14…台車、16…走行用モータ、17…トラック、19…搬送装置、21…移動部材、22…第1移動用モータ、23…第1吊り上げ機、25…移動枠、27…第2移動用モータ、28…破砕屑受け、30…第2吊り上げ機。

Claims (3)

  1. 路面上に敷設された軌道と、
    その軌道上を走行可能な台車と、
    その台車上に支持され、路面の幅端部の側壁を吊り上げて路面の中央部側に搬送する搬送装置と
    を備えたことを特徴とする側壁撤去装置。
  2. 高架路面の外側及び下側に位置し、破砕屑を受けるための破砕屑受けを前記台車に支持したことを特徴とする請求項1に記載の側壁撤去装置。
  3. 前記破砕屑受けを伸縮可能に構成するとともに、収縮状態においては、側壁の上端より上方に位置して、その状態で高架路面の幅方向における側壁の内外間を移動可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の側壁撤去装置。
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