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JP2010090550A - 上吊式の戸の制動装置 - Google Patents

上吊式の戸の制動装置 Download PDF

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JP2010090550A
JP2010090550A JP2008259014A JP2008259014A JP2010090550A JP 2010090550 A JP2010090550 A JP 2010090550A JP 2008259014 A JP2008259014 A JP 2008259014A JP 2008259014 A JP2008259014 A JP 2008259014A JP 2010090550 A JP2010090550 A JP 2010090550A
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JP2008259014A
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Shintaro Nakarai
伸太郎 半井
Akira Oba
晃 大場
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Isokawa Industry Co Ltd
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Atom Livin Tech Co Ltd
Isokawa Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】異音の発生を防止できるとともに、制動力調整機構を備えて制動力を調整操作して閉戸動作時に引戸が縦枠に当接するときの最大制動力を適切に設定できる上吊式の戸の制動装置を提供すること。
【解決手段】上吊式の戸の制動装置1Aは、閉戸動作時及び開戸動作時に被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内され制動部ケース41が上下動し、制動力付与部材30と当接している摺接ブロック43がばね44から受ける力が変化して当接力の増減調整が行われる。閉戸動作工程では制動力付与部材30に当接開始後の閉戸動作に応じて当該当接力を増大させながら制動力付与部材30と摩擦摺動して一定の制動力を得るように構成される。開戸動作工程では摺接ブロック43が制動力付与部材30と当接している間、当接力を減少させ制動力が減少する。制動力調整機構50Aは、被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されて制動部ケース41が高くなる側への該制動部ケース41の移動端の位置を調整し得る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レールに懸吊されて走行するランナに取付けられた戸の閉戸時及び開戸時に、戸の開閉速度を減少させ静かに開閉するように戸に制動を掛けられる上吊式の戸の制動装置に関する。
従来、レールを走行するランナに引戸が懸吊されて開閉する上吊式の引戸装置が提案されている。上吊式の引戸装置は、下方に開口した略C形チャンネル状をなすレールの下端縁部内側を転動する走行ローラを有するランナと、ランナに連結され引戸に固定される取付部と、引戸の動きに応じて制動力を発生する制動部とを備えてなる。
上記構成の上吊式引戸装置は、引戸を円滑にかつ軽快に開閉することができる反面、勢いよく閉めると、引戸が縦枠に衝突し、その反動で跳ね返ることがあるので、引戸が縦枠に当接する直前に制動力を発生させて引戸の跳ね返りを防止する上吊式の戸の制動装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
上吊式の戸の制動装置は、車輪を備えたランナ本体に接触しないようにレールの内側天面の所定位置に固着される制動力付与部材と、ランナに設けられて制動力付与部材に当接して制動力を得る制動部本体とを備えてなり、戸が縦枠に当接する直前区間(閉戸動作時の閉止寸前の位置)で当接体が制動力付与部材に当接し制動力(摩擦力)を発生させて戸の跳ね返りを防止する構成である。
特許文献1に開示された上吊式の戸の制動装置は、制動体が、中空ブロックと、ばねにより飛び出すように付勢された当接体と、ブレーキゴムとを備えてなる。この上吊式の戸の制動装置は、閉戸動作時に発生させる制動力の大きさを調整ねじを回動調整することにより調整することができる長所がある反面、開戸動作時に、制動体の当接体と制動力付与部材との当接が解除されるが、このときに、制動体が踊ってしまい、異音を発生するという問題があった。
特許文献2に開示された上吊式の戸の制動装置は、特許文献1に開示された上吊式の戸の制動装置の異音の発生を解消することを目的に開発されたものであり、レールの内側天面の閉戸側の所定位置に固着される制動力付与部材と、ランナ本体に形成された制動部収納穴内を移動可能に設けられ前記制動力付与部材に当接して制動力を得る制動部とを備えてなり、制動部は、制動部ケースと、ガイド傾斜穴(傾斜ガイド)と、ガイド傾斜穴に係合案内されるガイドリブ(被傾斜ガイド)と、制動部ケースに収容された当接部(摺接ブロック)と、摺接ブロックを付勢するばねとを備えてなる。
特許文献2に開示された上吊式の戸の制動装置は、閉戸動作時及び開戸動作時に制動部ケースが上下動することにより、制動力付与部材と当接している摺接ブロックがばねから受ける力が変化して当接力の増減調整が行われ、閉戸動作工程では前記制動力付与部材に当接開始後の閉戸動作に応じて当該当接力を増大させながら制動力付与部材と摩擦摺動して一定の制動力を得るように構成され、かつ開戸動作工程では前記制動力付与部材と当接している間、前記当接力を減少させ前記制動力が減少するように構成されている。
特許文献2に開示された上吊式の戸の制動装置は、開戸動作工程では制動力付与部材と当接している間、当接力を減少させ制動力が減少するように構成され、特許文献1に開示された上吊式の戸の制動装置において問題となっている異音の発生を解消している。
特開平11−148269号公報 特開2006−207232号公報
しかしながら、特許文献2に開示された上吊式の戸の制動装置は、異音の発生を防止できるが、戸の大きさ、重さ、その他使用状況に合わせて制動力を調整することができなかった。
本発明は、上述した点に鑑み案出されたもので、その目的は、異音の発生の防止と、制動力調整機構を備えて制動力を調整操作して閉戸動作時に戸が縦枠に当接するときの最大制動力を適切に設定することができる上吊式の戸の制動装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の上吊式の戸の制動装置は、下側に開口した略C形チャンネル状をなすレール内を走行するランナと、
前記ランナより前記開口を通して垂下される吊軸に支持され戸に固定される取付部と、
前記レールの内側天面の閉戸側の所定位置に固着される制動力付与部材と、
ランナ本体に形成された上下に貫通した制動部収納孔内を移動可能に設けられ前記制動力付与部材に当接して制動力を得る制動部と、を備え、
前記制動部が、
前記制動部収納孔内に摺動可能に収容された上端が開口した制動部ケースと、
前記ランナ本体に形成された閉戸方向側が低く開戸側が高くなるように傾斜した傾斜ガイドと、
前記制動部ケースに設けられ前記傾斜ガイドに係合案内される被傾斜ガイドと、
前記制動部ケースに上下動可能・脱出不能に収容され前記制動部ケースより突出する上面が前記制動力付与部材の下面を摺動する摺接ブロックと、
前記制動部ケース内に収容され前記摺接ブロックを上方へ押出すように該摺接ブロックを付勢するばねと、
を備えてなる上吊式の戸の制動装置において、
前記被傾斜ガイドが前記傾斜ガイドに係合案内されて前記制動部ケースが高くなる側への該制動部ケースの移動端の位置を調整し得る制動力調整機構を前記ランナ本体に備えた、
ことを特徴とする。戸には、折戸、間仕切用仕切戸及び引戸等が含まれる。
従って、上記構成によれば、被傾斜ガイドが傾斜ガイドに係合案内されて制動部ケースが高くなる側への該制動部ケースの移動端の位置を調整し得る制動力調整機構をランナ本体に備えている。従って、制動力調整機構を調整することにより、ランナ本体の制動部収納孔内における制動部(制動部ケース)の開戸方向に移動し当接停止する位置を可変設定できるので、戸の大きさ、重さ、その他使用状況に合わせ、制動力調整機構を手動により調整することにより制動力を大きく又は小さくすることができる。
制動力を大きくしたい場合には、ランナ本体の制動部収納孔内における制動部の制動力調整機構による開戸方向の当接停止位置を開戸方向側に寄って設定する。すると、閉戸動作時に、摺接ブロックの制動部ケースからの突出高さが大きくなる位置で該制動部ケースが制動力調整機構により当接停止されるから、摺接ブロックと制動力付与部材との摩擦抵抗がおおきくなり制動部に大きな制動力が得られる。
反対に、制動力を小さくしたい場合には、制動部の開戸方向の当接停止位置を閉戸側に寄って設定する。すると、閉戸動作時に、摺接ブロックが制動部ケースから小さく突出した位置で該制動部ケースが制動力調整機構により当接停止されるから、摺接ブロックと制動力付与部材との摩擦抵抗が小さくなり制動部に小さな制動力が得られる。
一方、制動力調整機構は開度動作時には機能を発揮しない。
上記構成によれば、制動力調整機構を備えたので、従来以上に、戸を一層円滑かつ軽快に開閉することができ、戸が縦枠に当接する直前に制動力が発生して戸が縦枠に勢いよく衝突することを一層適切に防止でき、戸の反動で跳ね返ることを防止できる。
制動力調整機構については、前記制動部ケースの開戸側側面に対向するスライドシャフトと、前記レールの下方に開口に臨んで設けられ前記スライドシャフトを前記制動部ケースの開戸側側面に当接させ該制動部ケースの開戸方向の移動端の位置を調整できる手動調整部と、を備えた構成とすることが好ましい。
この構成にすると、部品点数が少なく組立が容易なメカニカル機構を実現でき、製作コストを低く抑えられ、故障が少ない制動力調整機構を実現できる。
本発明によれば、異音の発生を防止でき、制動力調整機構を備えて戸の大きさ、重さ、その他使用状況に合わせて制動力を調整操作して閉戸動作時に戸が縦枠に当接する直前に最大に発生する最大制動力を適切に設定することができる。
従って、本発明によれば、戸を一層円滑かつ軽快に開閉することができ、戸が縦枠に当接する直前に制動力が発生して戸が縦枠に勢いよく衝突することを一層適切に防止できる。
本発明の上吊式の戸の制動装置に係る実施形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は上吊式の戸の制動装置の分解斜視図を示し、図2は制動装置の縦断正面図、図3は制動部の外観斜視図を示している。
まず、基本的構成について説明する。
図1、図2に示すように、上吊式の戸の制動装置1Aは、走行ローラ12を有するランナ10と、ランナ10より垂下引戸Dに固定される取付部20と、レールRに固着される制動力付与部材30と、引戸Dが閉戸間際から閉戸までの間の動作工程の位置で制動力付与部材30に当接して制動力を得る制動部40と、を含んで構成されている。
ランナ10は、ランナ本体11と走行ローラ12とを含んで構成され、下側に開口した略C形チャンネル状をなすレールRに対し該レールRの一端開口より内部に収容される。ランナ本体11は、2輪を1軸の両端に備えた状態に2軸をレール方向に離れて軸支して計4輪の走行ローラ12をレールRの下端縁r、rに乗って転動するように備えていると共に、2軸間に軸受部11aを備えている。
取付部20は、ランナ本体11の軸受部11aに軸上端部を回転可能に軸支されかつレールRの下側の開口を通して垂下された取付部支持用の吊軸21を備え、該吊軸21を介してランナ10に懸吊され、引戸Dのコーナー部の肉厚内に設けられた凹部Kに嵌入されビスねじ61〜63等により固定される(図1参照)。取付部20は、調整ねじ22、23を回すことにより吊軸21の垂線方向の傾きを調整し得ると共に高さ可変できる手動調整機能を備えている。取付部20は、この実施形態では、特許文献1に記載されている吊車装置の取付部と略同一の構成を採用できるので、構成の詳細説明を省略する。
制動力付与部材30は、樹脂成形体、あるいはアルミニウムの成形体であり、端部の厚みが薄く、中央部が所定の厚みを有したステック形状であり、両端部にビス穴が形成されていて、ビス64等を用いてレールRの内側天面の閉戸側の所定位置に締結される。
続いて、制動部40について説明する。
図2、図3に示すように、制動部40は、上部が開口された制動部ケース41と、制動部ケース41の両側面に傾斜した突条部としてかつ角柱状ブロックの別部材として設けられた被傾斜ガイド42、42と、制動部ケース41に収容された摺接ブロック43と、制動部ケース41に収容され摺接ブロック43を上方へ付勢するばね44と、を含んで構成されている。
制動部40は、ランナ本体11の制動部収納孔11b内に緩く収容されている。ランナ本体11の制動部収納孔11bを形成している両側壁には傾斜ガイド(傾斜した長穴)13、13が形成されていて、制動部40の両側面に備えた被傾斜ガイド42、42が傾斜ガイド13、13に嵌合支持され戸幅方向に案内される。傾斜ガイド13、13は、閉戸方向側が低く開戸方向側が高くなるように形成されている。従って、制動部40は、傾斜ガイド13、13に係合案内され戸幅方向に移動可能である。
制動部40は、この実施形態では、制動部ケース41にばね44と摺接ブロック43を順に収容し、摺接ブロック43を押し込んで該摺接ブロック43の側面に開けたねじ穴(符号付けず)を制動部ケース41の両側面に開けた縦長の長孔45に合わせ、外方から長孔45に臨んだねじ穴に脱出防止ねじピン46を螺合し、これによって、摺接ブロック43が脱出防止ねじピン46の長孔内の上下方向のストロークだけ制動部ケース41の上面の開口より出没可能・突出状態に付勢されている。
そして、ランナ本体11の制動部収納孔11b内に制動部ケース41を収容し、制動部ケース41の両側面に設けた傾斜溝をランナ本体11に形成された長孔である両側の傾斜ガイド13に合わせ、外方から別部材(角柱状ブロック)とされた被傾斜ガイド42を制動部収納孔11bに嵌入しかつ傾斜溝に嵌入し固定用ねじ47で固定され、もって、制動部40がランナ本体11の制動部収納孔11b内に収納され、制動部40の両側の被傾斜ガイド42が、制動部ケース41の両側面に設けられ傾斜ガイド13に係合案内される。
制動部40は、ランナ本体11に形成された上下に貫通した制動部収納孔11b内を移動可能に設けられ引戸Dが閉戸間際から閉戸までの間の動作工程の位置でばね44により上方へ付勢する摺接ブロック43が制動力付与部材30に当接して制動力を得るように構成されている。
すなわち、制動部40は、閉戸動作時及び開戸動作時に被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されて制動部ケース41が上下動することにより、制動力付与部材30と当接している摺接ブロック43の受けるばね44からの力が変化して当接力の増減調整が行われ、閉戸動作工程では制動力付与部材30に当接開始後の閉戸動作に応じて当該当接力を増大させながら制動力付与部材30と摩擦摺動して一定の制動力を得るように構成され、かつ開戸動作工程では制動力付与部材30と当接している間、当接力を減少させ制動力が減少するように構成されている(図1、図2参照)。
本発明の上吊式の戸の制動装置1Aは、更に、ランナ本体11に制動力調整機構50Aを備えている(図1、図2参照)。この制動力調整機構50Aは、被傾斜ガイド42が前記傾斜ガイド13に係合案内されて前記制動部ケース41が高くなる側への該制動部ケース41の移動端の位置を調整し得る構成であれば良い。
この制動力調整機構50Aは、戸の大きさ、重さ、その他使用状況に合わせて制動力を調整操作して閉戸動作時に戸が縦枠に当接する直前に最大に発生する最大制動力を適切に設定するために、被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されて制動部ケース41が高くなり摺接ブロック43が制動力付与部材30との当接圧力を高めて制動力が大きくなる側への該制動部ケース41の移動端の位置を調整し得る機能、すなわち、制動力付与部材30と当接していない位置での高さを調整し得る機能を備えた構成とされる。
具体的には、制動力調整機構50Aは、制動部ケース41の開戸側側面に対向するスライドシャフト51と、前記レールRの下方に開口に臨んで設けられ前記スライドシャフト51を前記制動部ケース41の開戸側側面に当接させ該制動部ケース41の開戸方向の移動端の位置を調整できる手動調整部52と、を備えた構成である。
手動調整部52は、この実施形態では、スライドシャフト51の先端から一体に延びるねじ軸52aと、スライドシャフト51の先端下側に対応した位置にスライドシャフト51に直交する方向に設けられる手動回転軸52bと、中心に雌ねじ部を有し該雌ねじ部がねじ軸52aに螺合されかつ軸方向移動不能に設けられた従歯車52cと、手動回転軸52bに被嵌固定された原歯車52dと、手動回転軸52bを回転するための手回し手段52eと、を備えて構成されている。手回し手段52eは、この実施形態では、手動回転軸52bの端部に例えば6角面が形成されていると共に、ドライバーが係合して手動回転軸52bを回転するための被係止凹部が形成され、いずれでも手回しできるようになっている。なお、ねじ軸52aは、ランナ本体11の端面から延びる筒部14に緩く収嵌されている。この構成にすると、部品点数が少なく組立が容易なメカニカル機構を実現でき、製作コストを低く抑えられ、故障が少ない制動力調整機構を実現できる。
スライドシャフト51は、制動部収納孔11bに係合し回転不能・スライド可能に設けられた非円形部51aと、非円形部51aの端面に設けられ制動部ケース41の開戸側側面に対向する頭部51bと、頭部51bに接着された消音ゴム51cとを備えてなる。なお、消音ゴム51cを制動部ケース41の開戸側側面に接着してもよい。
手動回転軸52bの端部の手回し手段52eにドライバーを係合し手動回転軸52bを手回しすると、原歯車52dが回転し、原歯車52dが従歯車52cを回転する。ここで、従歯車52cと螺合されたねじ軸52aは、スライドシャフト51と一体に設けられ、スライドシャフト51の非円形部51aが制動部収納孔11bに係合し回転不能・スライド可能に設けられているから、手動回転軸52bを手回して従歯車52cが回転すると、スライドシャフト51が軸方向に移動する。従って、この制動力調整機構50Aは、被傾斜ガイド42が前記傾斜ガイド13に係合案内されて前記制動部ケース41が高くなる側又は低くなる側への該制動部ケース41の移動端の位置を調整し得るように構成されている。
続いて、この実施形態の上吊式の戸の制動装置の機能について図4〜図6を参照して説明する。
図4は、閉戸動作終了間際の状態を示し、まだ制動が行われていない。
図5は、閉戸動作終了の状態を示し、制動が行われている。
図6は、開度動作状態を示し、制動が終了間際の状態を示している。
上吊式の戸の制動装置1Aは、図4の閉戸動作終了間際から図5の閉戸動作完了時まで、及び図5の閉戸から開戸開始動作時に、制動部40の摺接ブロック43が制動力付与部材30に当接して、その摩擦抵抗が制動力となり、戸を円滑にかつ軽快に開閉することができ、戸が縦枠に当接する直前に制動力が発生して戸が縦枠に勢いよく衝突することを未然に防止できる。
特に、制動部40が、ランナ本体11の制動部収納孔11b内に戸幅方向に移動可能に設けられ被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されているから、閉戸動作終了間際から閉戸動作完了時の間は、摺接ブロック43と制動力付与部材30との摩擦抵抗により、制動部40(制動部ケース41)が、ランナ本体11の制動部収納孔11b内において、該戸Dの移動方向と反対方向に移動し、摺接ブロック43がばね44の付勢により上昇し制動部ケース41からの突出高さを大きくするので制動力付与部材30との摩擦抵抗が大きくなり大きな制動が得られる。
上記構成によれば、被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されて制動部ケース41が高くなる側又は低くなる側への該制動部ケース41の移動端の位置を調整し得る制動力調整機構50Aをランナ本体11に備えている。従って、制動力調整機構50Aを調整することにより、ランナ本体11の制動部収納孔11b内における制動部40(制動部ケース41)の開戸方向に移動し当接停止する位置を可変設定できるので、戸の大きさ、重さ、その他使用状況に合わせ、制動力調整機構50Aを手動により調整することにより制動力を大きくしたい場合又は小さくすることができる。制動力調整機構50Aの調整は、図4に示すように、摺接ブロック43が制動力付与部材30から離れている状態で手動調整部52を操作して行う。
例えば、戸の大きく、あるいは重量は大きいために、制動力を大きくしたい場合には、ランナ本体11の制動部収納孔11b内における制動部40の制動力調整機構50Aによる開戸方向の当接停止位置を開戸方向側に寄って設定する。すると、閉戸動作時にランナ本体11の制動部収納孔11b内において、該戸Dの移動方向と反対方向に移動したときに、被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されることにより制動部ケース41が上昇し、摺接ブロック43の制動部ケース41からの突出高さが大きくなる位置で該制動部ケース41が制動力調整機構50Aのスライドシャフト51により当接停止されるから、摺接ブロック43と制動力付与部材30との摩擦抵抗が大きくなり制動部40に大きな制動力が得られる。
反対に、制動力を小さくしたい場合には、制動部40の開戸方向の当接停止位置を閉戸側に寄って設定する。すると、閉戸動作時にランナ本体11の制動部収納孔11b内において、該戸Dの移動方向と反対方向に移動し、被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されても、摺接ブロック43が制動部ケース41から小さく突出した位置で該制動部ケース41が制動力調整機構50Aにより当接停止されるから、摺接ブロック43と制動力付与部材30との摩擦抵抗が小さくなり制動部40に小さな制動力が得られる。
一方、開度動作時には、制動部40は、摺接ブロック43と制動力付与部材30との摩擦抵抗により、ランナ本体11の制動部収納孔11b内において、該戸Dの移動方向と反対方向に移動に移動され、被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13の低い側に係合案内されるから、摺接ブロック43がばね44の付勢に抗して下降し制動部ケース41からの突出高さを小さくするので制動力付与部材30との摩擦抵抗が小さくなり、小さな制動力が得られ、制動力付与部材30から離れるので異音を発生しない。制動力調整機構50Aは開度動作時には機能を発揮しない。
上記実施形態によれば、制動力調整機構50Aを備えたので、従来以上に、戸を一層円滑かつ軽快に開閉することができ、戸が縦枠に当接する直前に制動力が発生して戸Dが縦枠に勢いよく衝突することを一層適切に防止でき、戸Dの反動で跳ね返ることを防止できる。
上記実施形態によれば、戸の大きさ、重さ、その他使用状況に合わせて制動力調整機構50Aを調整操作して閉戸動作時に戸が縦枠に当接する直前に最大に発生する最大制動力を適切に設定できる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態に係る上吊式の戸の制動装置について図7を参照して説明する。
この実施形態に係る上吊式の戸の制動装置1Bは、走行ローラ12を有するランナ10と、ランナ10より垂下引戸Dに固定される取付部20と、レールRに固着される制動力付与部材30と、引戸Dが閉戸間際から閉戸までの間の動作工程の位置で制動力付与部材30に当接して制動力を得る制動部40と、制動力調整機構50Bを含んで構成されている。制動力調整機構50Bが、第1の実施形態に係る上吊式の戸の制動装置1Aの制動力調整機構50Aと相違しているが、この相違は、手回し手段の相異とクリック感生成機構の有無の相異である。
第1の実施形態では、手回し手段が、この実施形態では、手動回転軸52bの端部に形成されたドライバーが係合して手動回転軸52bを回転するための被係止凹部52eであるのに対し、第2の実施形態では、手動回転軸52bの端部に固定している回転用つまみ52fである点が相違する。
また、クリック感生成機構が、第1の実施形態では設けられておらず、第2の実施形態では設けられている点が相違する。
図7に示すように、クリック感生成機構53は、手動回転軸52bに被嵌固定された1つの溝を有する溝付き円板53aと、溝付き円板53aにばね53cによって押し付けられるボール53bと、ブッシュねじ53dとからなる。
クリック感生成機構53は、回転用つまみ52fを手回しして手動回転軸52bを回転すると、溝付き円板53aは、手動回転軸52bと一体に回転し、これに伴って、ボール53bは、溝付き円板53aの1つの溝に勢いよく落ち込んで音と振動を伴うクリック感を手動回転軸52bを介して手に伝えることができる。クリック感生成機構53を備えると、手動回転軸52bがどれだけの角度回転したかについて手に伝わる感触で分かる。
図7と図2との比較から分かるように、第2の実施形態に係る上吊式の戸の制動装置1Bは、上記相違点の構成以外は、第1の実施形態に係る上吊式の戸の制動装置1Aと同一に構成されており、従って、上記相違点の構成以外の構成について、第1の実施形態と同一の符号を付し、説明は省略する。なお、第1の実施形態に係る上吊式の戸の制動装置1Aについても、クリック感生成機構を備えることができる。
〔その他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含むものである。
上記実施形態においては、上吊式引戸を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上吊式の扉体であれば適用可能であり折引戸であっても良い。制動力調整機構50Aは、ランナ本体11に備えられ被傾斜ガイド42が傾斜ガイド13に係合案内されて制動部ケース41が高くなる側への該制動部ケース41の移動端の位置を調整し得る構成であれば足りる。具体的には、制動部ケース41の開戸側側面に対向するスライドシャフト51を備えていて、該スライドシャフト51を制動部ケース41の開戸側側面に対する離間距離を調整可能である手動調整部52を備えていれば足りる。
実施形態に係る上吊式の戸の制動装置の分解斜視図である。 図1の上吊式の戸の制動装置の縦断正面図である。 図1の上吊式の戸の制動装置の要部である制動装置の斜視図である。 図1の上吊式の戸の制動装置の摺接ブロックが制動力付与部材に当接していないときの閉戸終了間際の動作状態を示す図である。 図1の上吊式の戸の制動装置の閉戸終了時の制動状態を示す図である。 図1の上吊式の戸の制動装置の開戸開始時の制動終了間際の動作状態を示す図である。 他の実施形態に係る上吊式の戸の制動装置の縦断正面図である。
符号の説明
1A、1B 上吊式の戸の制動装置
R レール
10 ランナ
11 ランナ本体
11b 制動部収納孔
13 傾斜ガイド
21 吊軸
20 取付部
30 制動力付与部材
40 制動部
41 制動部ケース
42 被傾斜ガイド
43 摺接ブロック
44 ばね
50A、50B 制動力調整機構
51 スライドシャフト
52 手動調整部

Claims (2)

  1. 下側に開口した略C形チャンネル状をなすレール内を走行するランナと、
    前記ランナより前記開口を通して垂下される吊軸に支持され戸に固定される取付部と、
    前記レールの内側天面の閉戸側の所定位置に固着される制動力付与部材と、
    ランナ本体に形成された上下に貫通した制動部収納孔内を移動可能に設けられ前記制動力付与部材に当接して制動力を得る制動部と、を備え、
    前記制動部が、
    前記制動部収納孔内に摺動可能に収容された上端が開口した制動部ケースと、
    前記ランナ本体に形成された閉戸方向側が低く開戸側が高くなるように傾斜した傾斜ガイドと、
    前記制動部ケースに設けられ前記傾斜ガイドに係合案内される被傾斜ガイドと、
    前記制動部ケースに上下動可能・脱出不能に収容され前記制動部ケースより突出する上面が前記制動力付与部材の下面を摺動する摺接ブロックと、
    前記制動部ケース内に収容され前記摺接ブロックを上方へ押出すように該摺接ブロックを付勢するばねと、
    を備えてなる上吊式の戸の制動装置において、
    前記被傾斜ガイドが前記傾斜ガイドに係合案内されて前記制動部ケースが高くなる側への該制動部ケースの移動端の位置を調整し得る制動力調整機構を前記ランナ本体に備えた、
    ことを特徴とする上吊式の戸の制動装置。
  2. 前記制動力調整機構は、前記制動部ケースの開戸側側面に対向するスライドシャフトと、前記レールの下方に開口に臨んで設けられ前記スライドシャフトを前記制動部ケースの開戸側側面に当接させ該制動部ケースの開戸方向の移動端の位置を調整できる手動調整部と、を備えた構成である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の上吊式の戸の制動装置。
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