JP2010089709A - ステアリング装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリングシャフト10の一部で、ステアリングロック機構を構成する係合孔26を形成する部分を、この係合孔26とステアリングコラム9の一部に形成した通孔25とを円周方向に整合させた状態でこの係合孔26がこの通孔25に近づく方向に変形させて、変形部28とする。又、この変形部28の外接円の直径dを、ハウジング21内に固定された軸受22、及び、トルクセンサ12を構成するセンサコイル31、31の内径Dよりも小さくする。これにより、上記変形部28がこれら軸受22及びセンサコイル31、31内を通過できる為、組み立て性が良好になる。又、上記係合孔26を形成する為に、キーロックカラーを設ける必要がなく、安価に得られる。
【選択図】図6
Description
尚、特許文献6には、トルクセンサに関する発明が記載されている。
このうちのステアリングシャフトは、前端寄り部分を、上記ステアリングコラムの前端部に固定されたハウジング内に支持されている。
又、上記ステアリングロック機構は、上記ステアリングコラムと上記ステアリングシャフトとの軸方向に関し互いに整合する位置にそれぞれ形成した通孔及び係合孔と、この通孔内を径方向に変位するロックピンとを有する。そして、上記所定の状態で、このロックピンが径方向に変位して上記係合孔に係合する事により、上記ステアリングコラムに対する上記ステアリングシャフトの回転を阻止する。
又、上記ステアリングシャフトが、上記ステアリングコラムの前端部に上記ハウジングを固定した状態で、このハウジングの前端側から挿入される事により、上記ステアリングコラム内に配置される。
又、上記変形部の外接円の直径を、上記ステアリングコラム及びハウジングの内側で、上記ステアリングシャフトの挿入時にこのステアリングシャフトが通過する部分のうち、仮にこのステアリングシャフトの一部が当接した場合にこのステアリングシャフトの挿入が不能となる、最も内径が小さい部材の内径よりも、小さくしている。
尚、上記ステアリングシャフトの一部が当接した場合でも、このステアリングシャフトの挿入が可能となる部材は、例えば、シールリングを構成するゴム等の、ステアリングシャフトに比べて、ヤング率が十分に小さい(軟らかく変形し易い)部材である。従って、上述の「ステアリングシャフトの一部が当接した場合にこのステアリングシャフトの挿入が不能となる」部材とは、この様なヤング率が小さい部材を除く事を意味する。
又、上記ステアリングシャフトは、後側に配置された入力軸と前側に配置された出力軸とをトーションバーを介して結合して成り、前端寄り部分を上記ハウジング内に、軸受を介して回転自在に支持されている。
又、上記トルクセンサは、上記ステアリングシャフトの前端寄り部分の周囲に配置され、上記トーションバーの捩れを検出する為の円筒状のセンサコイルを有する。
又、上記ステアリングシャフトが、上記ステアリングコラムの前端部に上記ハウジングを固定し、このハウジング内に上記軸受及びセンサコイルを配置した状態で、このハウジングの前端側から挿入される事により、上記ステアリングコラム内に配置される。
又、変形部は、上記入力軸の一部に形成されている。
又、最も内径が小さい部材が、軸受若しくはセンサコイルである。
そして、上記変形部の外接円の直径を、これら軸受及びセンサコイルの内径よりも小さくしている。
又、より好ましくは、請求項4に記載した発明の様に、ステアリングシャフトを構成する入力軸として、中空状のアウターシャフトの前端部にインナーシャフトの後端部を、回転の伝達自在に、且つ、軸方向に相対変位可能に結合して成るものを使用する。そして、上記アウターシャフトの一部に変形部を形成する。
又、上記係合孔を形成した変形部は、上記ステアリングシャフトの一部を変形させる事により形成したものである為、キーロックカラー等の別の部材をこのステアリングシャフトに組み付ける必要がなく、製造コストの低減を図れる。
尚、本発明の技術的範囲からは外れるが、外接円の直径が軸受22及びセンサコイル31、31の内径よりも小さいキーロックカラーをステアリングシャフトに圧入する構造も考えられる。但し、この様な構造とした場合、やはり、前述した様に、圧入に伴う製造コストの上昇と言う問題が生じる。
2 ロックピン
3 通孔
4 ステアリングホイール
5 ステアリングシャフト
6 キーロックカラー
7 キーロック孔
8 ステアリング装置
9 ステアリングコラム
10、10a、10b ステアリングシャフト
11 ステアリングロック機構
12 トルクセンサ
13 減速機構
14 アウターコラム
15 インナーコラム
16 ブラケット
17 入力軸
18 出力軸
19 トーションバー
20 転がり軸受
21 ハウジング
22 軸受
23、23a アウターシャフト
24 インナーシャフト
25 通孔
26 係合孔
27 ロックピン
28 変形部
29 凹溝
30 スリーブ
31 センサコイル
32 係合溝
33 係合突部
34 シールリング
35 シールリップ
36 ウォームホイール
37 塞ぎ部材
38 軸受
39 第二のブラケット
40 透孔
41 ボルト
42 ステアリングコラム組立体
43 ステアリングシャフト組立体
44 中空状素材
45 中間素材
46 金型
47 第二の中間素材
48 突出部材
Claims (5)
- 車体に支持される円筒状のステアリングコラムと、後端部にステアリングホイールを固定し、このステアリングコラム内に回転自在に支持されたステアリングシャフトと、所定の状態で、上記ステアリングホイールの回転を阻止するステアリングロック機構とを備え、
上記ステアリングシャフトは、前端寄り部分を、上記ステアリングコラムの前端部に固定されたハウジング内に支持されており、
上記ステアリングロック機構は、上記ステアリングコラムと上記ステアリングシャフトとの軸方向に関し互いに整合する位置にそれぞれ形成した通孔及び係合孔と、この通孔内を径方向に変位するロックピンとを有し、上記所定の状態で、このロックピンが径方向に変位して上記係合孔に係合する事により、上記ステアリングコラムに対する上記ステアリングシャフトの回転を阻止するものであり、
上記ステアリングシャフトが、上記ステアリングコラムの前端部に上記ハウジングを固定した状態で、このハウジングの前端側から挿入される事により、上記ステアリングコラム内に配置される
ステアリング装置に於いて、
上記ステアリングシャフトの一部で上記係合孔を形成する部分を、この係合孔と上記通孔とが円周方向に関し互いに整合した状態でこの係合孔がこの通孔に対し近づく方向に変形させた、変形部としており、
この変形部の外接円の直径が、上記ステアリングコラム及びハウジングの内側で、上記ステアリングシャフトの挿入時にこのステアリングシャフトが通過する部分のうち、仮にこのステアリングシャフトの一部が当接した場合にこのステアリングシャフトの挿入が不能となる、最も内径が小さい部材の内径よりも、小さい事を特徴とするステアリング装置。 - ステアリングコラムの前端部に固定されたハウジングと、ステアリングシャフトの前端寄り部分との間に、操舵トルクを検出するトルクセンサを配置しており、
上記ステアリングシャフトは、後側に配置された入力軸と前側に配置された出力軸とをトーションバーを介して結合して成り、前端寄り部分を上記ハウジング内に軸受を介して回転自在に支持されており、
上記トルクセンサは、上記ステアリングシャフトの前端寄り部分の周囲に配置され、上記トーションバーの捩れを検出する為の円筒状のセンサコイルを有しており、
上記ステアリングシャフトが、上記ステアリングコラムの前端部に上記ハウジングを固定し、このハウジング内に上記軸受及びセンサコイルを配置した状態で、このハウジングの前端側から挿入される事により、上記ステアリングコラム内に配置されるものであり、
変形部は、上記入力軸の一部に形成されており、
最も内径が小さい部材が、軸受若しくはセンサコイルであり、
上記変形部の外接円の直径が、これら軸受及びセンサコイルの内径よりも小さい、請求項1に記載したステアリング装置。 - ステアリングシャフトの少なくとも一部が中空状であり、この中空状部分の一部に変形部を形成している、請求項1又は請求項2に記載したステアリング装置。
- ステアリングシャフトを構成する入力軸は、中空状のアウターシャフトの前端部にインナーシャフトの後端部を、回転の伝達自在に、且つ、軸方向に相対変位可能に結合して成り、上記アウターシャフトの一部に変形部を形成している、請求項3に記載したステアリング装置。
- 請求項3又は請求項4に記載したステアリング装置の製造方法であって、中空状の素材の一部をハイドロフォーム成形により、径方向外方に膨らませる方向に変形させた後、プレス加工により所定形状に形成し、上記膨らませた部分のうちの所定位置に係合孔を形成する事により、一部に変形部を有するステアリングシャフトとするステアリング装置の製造方法。
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