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JP2010088261A - 電動機の電流センサ異常検知装置 - Google Patents

電動機の電流センサ異常検知装置 Download PDF

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JP2010088261A
JP2010088261A JP2008257357A JP2008257357A JP2010088261A JP 2010088261 A JP2010088261 A JP 2010088261A JP 2008257357 A JP2008257357 A JP 2008257357A JP 2008257357 A JP2008257357 A JP 2008257357A JP 2010088261 A JP2010088261 A JP 2010088261A
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Masahiko Akiyama
雅彦 秋山
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract


【課題】電流センサの異常を迅速かつ的確に検知する。
【解決手段】電動機の電流センサ異常検知装置10は、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出信号に基づき、同一タイミングでの3相の相電流の総和(相電流和=Iu+Iv+Iw)がゼロではなく、かつ、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出値(つまり、各相電流Iu,Iv,Iw)と、相電流推定部24から出力される3相の各相電流の推定値Iu^,Iv^,Iw^とが同一ではない場合には、検出値と推定値とが異なる相に係る相電流センサ32は異常であると判定し、同一タイミングでの3相の相電流の総和(相電流和=Iu+Iv+Iw)がゼロであり、かつ、3相の各相電流の検出値と推定値とが異なる場合には、直流側電流センサ31は異常であると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機の電流センサ異常検知装置に関する。
従来、例えばインバータから三相交流電動機に通電される各相電流を直接検出する各相電流センサに対して、先ず、三相電流の総和がゼロであるか否かを判定し、この判定結果において三相電流の総和がゼロではない場合に、電流制御系の入力偏差の過大あるいは出力異常が検知されるか否かを判定し、この判定結果において入力偏差の過大あるいは出力異常が検知された相の相電流センサは異常であると判定する制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2861680号公報
ところで、上記従来技術に係る制御装置において、指令電流に応じて実際にインバータから三相交流電動機に通電される各相電流(実電流)は電流制御系のインダクタンス成分に応じて変化することから、例えば指令電流がステップ状に変化する場合であっても、実電流の変化は緩やかであり、電流制御系の応答時間内では入力偏差(つまり、指令電流と実電流との偏差)が相対的に大きくなる。このため、入力偏差の過大に応じて相電流センサの異常を判定する場合には、電流制御系の応答時間を考慮する必要が生じ、信頼性の高い判定を迅速におこなうことが困難であるという問題が生じる。
しかも、一般的なPI(比例積分)制御による電流制御系においては、指令電流がランプ入力であると、適宜の応答時間が経過した後であっても、定常的な偏差が生じてしまうことから、入力偏差の過大に応じて相電流センサの異常を的確に判定することができない虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電動機に通電される電流を検出する電流センサの異常を迅速かつ的確に検知することが可能な電動機の電流センサ異常検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係る電動機の電流センサ異常検知装置は、パルス幅変調信号により3相交流の電動機への通電を順次転流させるインバータと、3相交流の前記電動機(例えば、実施の形態でのモータ11)の相電流を検出する相電流センサ(例えば、実施の形態での相電流センサ32)と、前記インバータの直流側電流を検出する直流側電流センサ(例えば、実施の形態での直流側電流センサ31)と、前記直流電流に基づき前記相電流を推定する相電流推定手段(例えば、実施の形態でのステップS02)と、前記相電流センサにより検出された前記相電流の3相の総和がゼロであるか否かを判定する判定手段(例えば、実施の形態でのステップS03)と、各相毎に、前記相電流推定手段により推定された前記相電流の推定値と前記相電流センサにより検出された前記相電流の検出値とが同一であるか否かを判定する相電流判定手段(例えば、実施の形態でのステップS04,ステップS06,ステップS08,ステップS10,ステップS12,ステップS13)と、前記判定手段による判定結果において前記相電流の3相の総和がゼロではなく、かつ、前記相電流判定手段による判定結果において前記推定値と前記検出値とが異なる場合に、前記推定値と前記検出値とが異なると判定された相に係る前記相電流センサは異常であると判定する異常判定手段(例えば、実施の形態でのステップS05,ステップS07,ステップS09)とを備える。
さらに、本発明の第2態様に係る本発明の電動機の電流センサ異常検知装置は、前記判定手段による判定結果において前記相電流の3相の総和がゼロであり、かつ、前記相電流判定手段による判定結果において前記推定値と前記検出値とが異なる場合に、前記直流側電流センサは異常であると判定する直流側異常判定手段を備える。
本発明の第1態様に係る電動機の電流センサ異常検知装置によれば、相電流センサの異常の有無を迅速に検知することができる。
さらに、本発明の第2態様に係る電動機の電流センサ異常検知装置によれば、相電流センサの異常の有無に加えて、直流側電流センサの異常の有無を迅速に検知することができる。
以下、本発明の電動機の電流センサ異常検知装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態による電動機の電流センサ異常検知装置10(以下、単に、電流センサ異常検知装置10と呼ぶ)は、例えば3相交流のブラシレスDCモータ11(以下、単に、モータ11と呼ぶ)に通電される各相電流を直接検出する各相電流センサ32の異常の有無あるいはモータ11に対する電源としてのバッテリ12の負極側端子とインバータ13のブリッジ回路13aとの間において直流側電流Idcを検出する直流側電流センサ31の異常の有無を検知するものであって、このモータ11は、界磁に利用する永久磁石を有する回転子(図示略)と、この回転子を回転させる回転磁界を発生する固定子(図示略)とを備えて構成されている。
なお、直流側電流センサ31はインバータ13のブリッジ回路13aとバッテリ12の正極側端子との間に配置されてもよい。
そして、電流センサ異常検知装置10は、例えば図1に示すように、各相電流センサ32と、直流側電流センサ31と、モータ制御装置14とを備えて構成されている。
この3相(例えば、U相、V相、W相の3相)交流のモータ11の駆動はモータ制御装置14から出力される制御指令を受けてインバータ13によりおこなわれる。
インバータ13は、スイッチング素子(例えば、MOSFET:Metal Oxide Semi-conductor Field Effect Transistor)を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路13aと平滑コンデンサCとを具備し、このブリッジ回路13aがパルス幅変調(PWM)された信号によって駆動される。
このブリッジ回路13aでは、例えば各相毎に対をなすハイ側およびロー側U相トランジスタUH,ULと、ハイ側およびロー側V相トランジスタVH,VLと、ハイ側およびロー側W相トランジスタWH,WLとがブリッジ接続されている。そして、各トランジスタUH,VH,WHはドレインがバッテリ12の正極側端子に接続されてハイサイドアームを構成し、各トランジスタUL,VL,WLはソースがバッテリ12の接地された負極側端子に接続されてローサイドアームを構成している。そして、各相毎に、ハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHのソースはローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLのドレインに接続され、各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのドレイン−ソース間には、ソースからドレインに向けて順方向となるようにして、各ダイオードDUH,DUL,DVH,DVL,DWH,DWLが接続されている。
インバータ13は、例えばモータ11の駆動時等においてモータ制御装置14から出力されて各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLのゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM信号)に基づき、各相毎に対をなす各トランジスタのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリ12から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のステータ巻線への通電を順次転流させることで、各相のステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
モータ制御装置14は、回転直交座標をなすdq座標上で電流のフィードバック制御(ベクトル制御)をおこなうものであり、目標d軸電流Idc及び目標q軸電流Iqcを演算し、目標d軸電流Idc及び目標q軸電流Iqcに基づいて各相電圧指令Vu,Vv,Vwを算出し、各相電圧指令Vu,Vv,Vwに応じてインバータ13に対するゲート信号であるPWM信号を出力すると共に、実際にインバータ13からモータ11に供給される各相電流Iu,Iv,Iwをdq座標上に変換して得たd軸電流Ids及びq軸電流Iqsと、目標d軸電流Idc及び目標q軸電流Iqcとの各偏差がゼロとなるように制御をおこなう。
モータ制御装置14は、例えば直流側電流センサI/F(インターフェース)21と、相電流センサI/F(インターフェース)22と、過電流保護装置23と、相電流推定部24と、制御装置25と、PWM信号生成部26とを備えて構成されている。
直流側電流センサI/F(インターフェース)21は、インバータ13のブリッジ回路13aとバッテリ12の負極側端子との間において、インバータ13のブリッジ回路13aの直流側電流Idcを検出する直流側電流センサ31に接続され、直流側電流センサ31から出力される検出信号を過電流保護装置23および相電流推定部24に出力する。
なお、直流側電流センサ31は、インバータ13のブリッジ回路13aとバッテリ12の正極側端子との間に配置されてもよい。
相電流センサI/F(インターフェース)21は、インバータ13のブリッジ回路13aとモータ11との間において、3相の各相電流を検出する各相電流センサ32に接続され、各相電流センサ32から出力される検出信号を制御装置25に出力する。
また、モータ11の回転子の回転角(つまり、所定の基準回転位置からの回転子の磁極の回転角度であって、モータ11の回転軸の回転位置)を検出する角度センサ33から出力される検出信号は制御装置25に入力されている。
なお、角度センサ33は省略されて、代わりに、モータ11の回転子の磁極位置を推定する装置を備えてもよい。
過電流保護装置23は、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcに応じて所定の過電流保護の動作をおこなう。
相電流推定部24は、PWM信号生成部26から出力されるゲート信号(つまり、PWM信号)に応じた検出タイミングで直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcに基づき、実際にインバータ13からモータ11に供給される各相電流の推定値Iu^,Iv^,Iw^を推定する。なお、この相電流推定部24の動作の詳細は後述する。
制御装置25は、角度センサ33から出力されるモータ11の回転角に応じて、相電流推定部24から出力される各相電流Iu,Iv,Iwをdq座標上に変換して得たd軸電流Ids及びq軸電流Iqsと、目標d軸電流Idc及び目標q軸電流Iqcとの各偏差がゼロとなるように電流のフィードバック制御(ベクトル制御)をおこない、各相電圧指令Vu,Vv,Vwを出力する。
また、制御装置25は、直流側電流センサ31から出力される直流側電流Idcの検出信号と、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出信号とに基づき、各相電流センサ32の異常の有無および直流側電流センサ31の異常の有無を検知する。この異常有無の検知動作の詳細は後述する。
PWM信号生成部26は、正弦波状の電流を3相のステータ巻線に通電するために、各相電圧指令Vu,Vv,Vwと、三角波などのキャリア信号とを比較して、インバータ13の各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLをオン/オフ駆動させるゲート信号(つまり、PWM信号)を生成する。そして、インバータ13において3相の各相毎に対をなす各トランジスタのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリ12から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ11の各ステータ巻線への通電を順次転流させることで、各ステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
PWM信号生成部26からインバータ13に入力されるゲート信号は、各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン/オフ状態の組み合わせに応じて、例えば下記表1および図2(A)〜(H)に示すように、8通りの各スイッチング状態S1〜S8(つまり、60度ずつ位相が異なる基本電圧ベクトルV0〜V7の状態)に応じたPWM(パルス幅変調)信号となる。なお、下記表1においては、ハイ側(High)およびロー側(Low)の各トランジスタのうちオン状態となるトランジスタを示しており、図2(A)〜(H)においてはオン状態となるトランジスタが強調表示されている。
そして、インバータ13のブリッジ回路13aの直流側には各スイッチング状態S1〜S8に応じて断続的に各相電流Iu,Iv,Iwが発生し、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつ、あるいは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつの符号が反転したもの、あるいは、ゼロとなる。
Figure 2010088261
相電流推定部24は、例えば、三角波などのキャリア信号の1周期の期間において、上述した各スイッチング状態S2〜S7(つまり、60度ずつ位相が異なる基本電圧ベクトルV1〜V6の状態)のうちの所定の2組の状態において直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから3相の相電流のうち2相の相電流を取得する。そして、これらの2相の相電流に基づき、3相の相電流のうち他の1相の相電流を推定する。そして、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから推定して得た3相の相電流の各推定値Iu^,Iv^,Iw^を制御装置25に出力する。
例えば図3に示すように、三角波のキャリア信号を用いた3相変調時においては、三角波のキャリア(搬送波)信号の谷側の頂点(キャリア頂点)に対して対称な電圧パターンでのキャリア信号の1周期Tsの期間において、2相分の各相電流の検出値を2回取得することができる。
つまり、相電流推定部24は、キャリア頂点に対して対称な2回の基本電圧ベクトルV1の状態において、キャリア頂点に対して対称な時刻tu1,tu2(つまり、谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2に対して、同一の時間間隔T1を有する時刻)で直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから、第1U相電流Iu1および第2U相電流Iu2を取得し、さらに、キャリア頂点に対して対称な2回の基本電圧ベクトルV3の状態において、キャリア頂点に対して対称な時刻tw1,tw2(つまり、谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2に対して、同一の時間間隔T2を有する時刻)で直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから、第1W相電流Iw1および第2W相電流Iw2を取得する。
そして、相電流推定部24は、各相毎に、各相電流Iu1,Iu2およびIw1,Iw2に基づき平均値を算出し、各平均値を谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2での電流値とする。
そして、相電流推定部24は、同一タイミングでの各相電流の電流値の総和はゼロであることを用いて、2相の相電流(例えば、U相電流およびW相電流)の電流値(つまり、谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2での電流値)から、他の1相の相電流(例えば、V相電流)の電流値を算出する。
なお、相電流推定部24は、各相電流Iu1,Iu2およびIw1,Iw2に基づき平均値を算出して、2相の相電流から他の1相の相電流を推定するとしたが、これに限定されず、他の推定方法によって各相電流を推定してもよい。
制御装置25は、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出信号に基づき、同一タイミングでの3相の相電流の総和(相電流和=Iu+Iv+Iw)がゼロであるか否かを判定する。
さらに、制御装置25は、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出値(つまり、各相電流Iu,Iv,Iw)と、相電流推定部24から出力される3相の各相電流の推定値Iu^,Iv^,Iw^とが同一であるか否かを判定する。
そして、相電流和がゼロではなく、かつ、各相電流の検出値と推定値とが異なる場合には、検出値と推定値とが異なると判定された相に係る相電流センサ32は異常であると判定する。
また、相電流和がゼロであり、かつ、検出値と推定値とが異なる場合には、直流側電流センサ31は異常であると判定する。
本実施の形態による電動機の電流センサ異常検知装置10は上記構成を備えており、次に、この電流センサ異常検知装置10の動作について添付図面を参照しながら説明する。
先ず、図4に示すステップS01において、各相電流センサ32から出力される検出信号により各相電流の検出値(つまり、各相電流Iu,Iv,Iw)を取得する。
次に、ステップS02においては、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcに基づき、各相電流の推定値Iu^,Iv^,Iw^を取得する。
そして、ステップS03においては、同一タイミングでの3相の相電流の総和(相電流和=Iu+Iv+Iw)がゼロであるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS10に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS04に進む。
そして、ステップS04においては、U相の相電流の検出値(U相電流Iu)と、U相の相電流の推定値Iu^とが同一であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS06に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、U相の相電流センサ(U相電流センサ)32が異常であると判定して、ステップS06に進む。
そして、ステップS06においては、V相の相電流の検出値(V相電流Iv)と、V相の相電流の推定値Iv^とが同一であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS08に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、V相の相電流センサ(V相電流センサ)32が異常であると判定して、ステップS08に進む。
そして、ステップS08においては、W相の相電流の検出値(W相電流Iw)と、W相の相電流の推定値Iw^とが同一であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、エンドに進み、処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS09に進み、このステップS09においては、W相の相電流センサ(W相電流センサ)32が異常であると判定して、エンドに進み、処理を終了する。
また、ステップS10においては、U相の相電流の検出値(U相電流Iu)と、U相の相電流の推定値Iu^とが同一であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS12に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS11に進み、このステップS11においては、直流側電流センサ31が異常であると判定して、エンドに進み、処理を終了する。
そして、ステップS12においては、V相の相電流の検出値(V相電流Iv)と、V相の相電流の推定値Iv^とが同一であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS13に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS11に進み、直流側電流センサ31が異常であると判定して、エンドに進み、処理を終了する。
そして、ステップS13においては、W相の相電流の検出値(W相電流Iw)と、W相の相電流の推定値Iw^とが同一であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、エンドに進み、処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS11に進み、直流側電流センサ31が異常であると判定して、エンドに進み、処理を終了する。
上述したように、本実施形態による電動機の電流センサ異常検知装置10によれば、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出信号に基づき、同一タイミングでの3相の相電流の総和(相電流和=Iu+Iv+Iw)がゼロであるか否かを判定し、さらに、各相電流センサ32から出力される3相の各相電流の検出値(つまり、各相電流Iu,Iv,Iw)と、相電流推定部24から出力される3相の各相電流の推定値Iu^,Iv^,Iw^とが同一であるか否かを判定して、各相電流センサ32の異常の有無あるいは直流側電流センサ31の異常の有無を検知することから、迅速かつ的確な異常検知処理をおこなうことができる。
しかも、各相電流センサ32毎に異常の有無を検知することから、3相の各相電流センサ32のうちの何れか2相分の各相電流センサ32から出力される検出信号に応じてモータ11の制御をおこなう際に、モータ11の制御に用いる相電流センサ32に異常が検知された場合には、この異常が検知された相電流センサ32の代わりに他の正常な相電流センサ32を用いることができ、モータ11の制御を適正に継続させることができる。
なお、上述した実施の形態において、相電流推定部24は、三角波のキャリア信号を用いた3相変調時に対して、キャリア信号の1周期Tsの期間において2相分の各相電流の検出値から各相毎に平均値を算出し、各平均値を谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2での電流値とするとしたが、これに限定されず、例えば2相変調時に対しても、キャリア信号の1周期Tsの期間において2相分の各相電流の検出値から各相毎に平均値を算出し、各平均値を谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2での電流値としてもよい。
なお、相電流推定部24は、2相分の各相電流の検出値から各相毎に平均値を算出して、2相の相電流から他の1相の相電流を推定するとしたが、これに限定されず、他の推定方法によって各相電流を推定してもよい。
なお、上述した実施の形態において、例えば、各スイッチング状態S2〜S7(つまり、60度ずつ位相が異なる基本電圧ベクトルV1〜V6の状態)の時間幅が小さい場合、すなわち電圧変調度が小さい場合あるいは指令電圧ベクトルの位相が単一の基本電圧ベクトルの位相に近い場合において、相電流推定が困難となる虞がある場合には、例えば、公知技術により、各スイッチング状態S2〜S7(つまり、60度ずつ位相が異なる基本電圧ベクトルV1〜V6の状態)の時間幅を増大させて、相電流推定が可能な状態にして、各相電流センサ32の異常の有無あるいは直流側電流センサ31の異常の有無を判定してもよい。
本発明の実施形態に係る電動機の電流センサ異常検知装置の構成図である。 図1に示すインバータの各スイッチング状態S1〜S8を示す図である。 本発明の実施形態に係る搬送波と各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン/オフのパターンと各相電流の検出タイミングの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電動機の電流センサ異常検知装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 電動機の電流センサ異常検知装置
11 モータ
13 インバータ
24 相電流推定部
25 制御装置
26 PWM信号生成部
31 直流側電流センサ
32 相電流センサ
ステップS02 相電流推定手段
ステップS04,ステップS06,ステップS08,ステップS10,ステップS12,ステップS13 相電流判定手段
ステップS05,ステップS07,ステップS09 異常判定手段
ステップS11 直流側異常判定手段

Claims (2)

  1. パルス幅変調信号により3相交流の電動機への通電を順次転流させるインバータと、3相交流の前記電動機の相電流を検出する相電流センサと、
    前記インバータの直流側電流を検出する直流側電流センサと、前記直流電流に基づき前記相電流を推定する相電流推定手段と、
    前記相電流センサにより検出された前記相電流の3相の総和がゼロであるか否かを判定する判定手段と、
    各相毎に、前記相電流推定手段により推定された前記相電流の推定値と前記相電流センサにより検出された前記相電流の検出値とが同一であるか否かを判定する相電流判定手段と、
    前記判定手段による判定結果において前記相電流の3相の総和がゼロではなく、かつ、前記相電流判定手段による判定結果において前記推定値と前記検出値とが異なる場合に、前記推定値と前記検出値とが異なると判定された相に係る前記相電流センサは異常であると判定する異常判定手段と
    を備えることを特徴とする電動機の電流センサ異常検知装置。
  2. 前記判定手段による判定結果において前記相電流の3相の総和がゼロであり、かつ、前記相電流判定手段による判定結果において前記推定値と前記検出値とが異なる場合に、前記直流側電流センサは異常であると判定する直流側異常判定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電動機の電流センサ異常検知装置。
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