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JP2010082761A - 電動工具 - Google Patents

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Sachikazu Kono
祥和 河野
Nobuhiro Takano
信宏 高野
Eiji Nakayama
栄二 中山
Takero Ishimaru
健朗 石丸
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業性と安全性を兼ねた電動工具を提供すること。
【解決手段】検出されたモータ電流の電流値が第2の過電流設定値を超えていたときはモータ103がロック状態であると判断し,瞬時にトライアック125の入力するゲート信号を停止させる(ステップ210)。また、モータ電流の電流値が第1の過電流設定値を超えていたときはこの状態が3秒以上継続されたかどうかの判断を行い(ステップ209)、3秒以上継続された時はモータ103が焼損する恐れがあると判断し,トライアック125の入力するゲート信号を停止させる(ステップ210)。
【選択図】図1

Description

本発明は,モータの回転数を制御する回転制御機能を備えた電動工具に関する。
従来の電動工具におけるモータの回転数制御としては,モータに対する負荷が変動してもモータの回転数が変動しないように,モータの回転数を検出し,その検出結果をトライアック等の導通角にフィードバックすることによって,モータの回転数を常に一定に保つ定回転制御が一般的に行われている。また,モータを保護するためにモータに流れる電流を検出して予め設定してある過電流設定値を超えたときはモータを停止させる制御方法が行われている。
特開平4−208002号公報
上記従来技術では、例えば丸鋸等で部材の切断作業を行っている状態において先端工具が部材に噛み込んでモータがロックすると,モータ電流が過電流値を超えてモータが停止してしまう。先端工具の噛み込み状態が比較的浅いときには、即座に噛み込み状態から抜け出して切断作業を継続することができる場合でもモータが停止してしまい作業効率を高めることが困難となる。一方、噛み込み状態が深かったり噛み込み状態から容易に抜け出せないような状況にあるときには、モータの焼損を防止するためにモータを確実に停止させる必要もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業性と安全性を兼ねた電動工具を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、モータへ駆動電圧を印加する電圧印加手段と,モータの回転数を検出する回転数検出手段と,モータの回転数を設定する回転数設定手段と,回転数検出手段から出力される回転数検出信号と回転数設定手段によって設定される回転数設定信号とを比較しモータへの駆動電圧を制御する制御手段と,モータに流れる電流を検出する電流検出手段と,制御手段は、電流検出手段で検出された電流が所定時間第1の過電流値を超えたときはモータを停止又は回転数を低下させ,電流検出手段で検出された電流が第1の過電流値よりも大きい第2の過電流値を超えたときはモータを停止させるように駆動電圧を制御することを特徴としている。
請求項2の発明では、前記制御手段は、前記第1過電流値及び前記第2の過電流値のいずれか一方から演算により他方を算出することを特徴としている。
本発明によれば、先端工具の噛み込み状態が比較的浅いときには、第1の過電流値を超えたところでその状態から抜け出して切断作業を継続することができる。また、噛み込み状態が深かったり噛み込み状態から容易に抜け出せないような状況にあるときには、第1の過電流値が所定時間継続し、あるいは第2の過電流値に達してモータを確実に停止させることができる。
また,第1過電流値及び第2の過電流値の一方から演算によって他方の過電流値を設定するようにしたことにより、過電流値の記憶領域を抑えることができ、低コスト化が図れる。
本発明の一実施の形態による電動工具について図1、図2を参照しながら説明する。まず、図1を参照しながら、本実施の形態による電動工具の回転数制御装置の構成について説明する。
図1に示すように、回転数制御装置104は、交流電源101と接続され電力を供給されている。また、回転数制御装置104は、スイッチ102を介してモータ103と接続され、モータ103に電圧を印加することによって駆動している。
回転数制御装置104は、回転数の低下率に応じてモータの回転数を制御する回転数低下率検出のための機能、およびモータに流れる電流の増加率に応じてモータの回転数を制御するモータ電流増加率検出のための機能を有している。よって、回転数制御装置104は、電源回路107、回転センサ106、回転数増幅回路105、ゼロクロス検出回路108、モータ電圧調整回路140、マイコン123、回転数設定のためのダイヤル式ボリューム134、抵抗133、および可変抵抗135を備えている。
回転数制御装置104は、モータ103の回転数を設定された回転数に増加させるまでの時間を設定するモータ起動時間設定のための機能、および所定電流以上がモータ103に流れた場合にはモータの回転を停止させる過電流検出のための機能をさらに有している。よって、回転数制御装置104は、モータ起動時間設定回路150と過電流設定回路160とを備えている。
電源回路107は、互いに並列に接続されたツェナーダイオード118およびコンデンサ119、ツェナーダイオード118の一端に互いに直列に接続された抵抗107およびダイオード116から構成された半波整流回路である。電源回路107は、交流電圧を直流の定電圧Vccに変換し、回転制御装置104に供給している。なお、本実施の形態において、電圧Vccはグランド電位よりも低い電圧としている。
回転数増幅回路105は、カップリングコンデンサ109、NPNトランジスタ113、バイパスコンデンサ115、抵抗110、111、112、114とで構成され、回転センサ106からの回転数検出信号を増幅する。回転センサ106は、例えばモータ100の回転軸に備えられた磁極により誘導される起電力を検出することによって回転数に応じた回転数検出信号を出力するセンサである。
回転センサ106の一端は、カップリングコンデンサ109の一端と接続されている。カップリングコンデンサ109の他端は、電圧Vccとグランド電位との間に直列に接続された抵抗110と抵抗111との接続点に接続されていると共に、NPNトランジスタ113のベースに接続されている。NPNトランジスタ113のコレクタは、抵抗112を介してグランド電位と接続されると共に、マイコン123に接続されている。NPNトランジスタ113のエミッタは、互いに並列に接続された抵抗114とバイパスコンデンサ115とを介して電圧Vccを印加されている。回転数増幅回路105においては、回転センサ106の出力を、抵抗110と抵抗111との分圧比による電位をバイアスされた交流信号としてNPNトランジスタ113に入力することにより、回転数に応じた周波数を有し増幅されたほぼ矩形波の信号をマイコン123に出力している。マイコン123は、この矩形波の例えば立下りを検出してカウントすることによって、モータの回転数を算出する。
モータ103の回転数を設定するために、所定電圧Vccとグランド電位との間には、抵抗133、ダイヤル式ボリューム134、および可変抵抗135が互いに直列に接続されている。ダイヤル式ボリューム134の接点はマイコン123に接続されている。ここでダイヤル式ボリューム134は、作業用途によってユーザが外部から自由に設定できるように構成されている。また、可変抵抗135は、回転数制御装置104のバラツキを抑制するための調整用の可変抵抗である。ダイヤル式ボリューム134で所定の抵抗値を設定し、可変抵抗135で微調整を行うことによって、モータ103の回転数の所望の設定値に応じた電圧がマイコン123に入力される。
ゼロクロス検出回路108は、フォトカプラ122、抵抗120、および抵抗121で構成されている。フォトカプラ122は、互いに逆極性に並列に接続されたLED171およびLED172と、フォトダイオード173とを備えている。抵抗120の一端は交流電源101と接続され、他端はLED171およびLED172と接続されている。フォトトランジスタ173のコレクタは、抵抗121を介してグランド電位に接続されると共にマイコン123に接続され、エミッタは電圧Vccを印加されている。LED171またはLED172が発光すると、フォトトランジスタ173のコレクタ電圧は電圧Vccとなる。交流電源101の電圧がグランド電位に近くなりどちらのLEDも発光しない場合には、コレクタ電圧はグランド電位となる。マイコン123は、このグランド電位となるときをゼロクロスと検出する。
モータ電圧調整回路140は、トライアック125および抵抗126で構成されている。トライアック125のT2端子は、モータ103および抵抗124と接続されており、T1端子は抵抗127を介してグランド電位に接続されている。また、トライアック125のゲート端子は抵抗126を介してマイコン123と接続されている。トライアック125は、マイコン123によってゼロクロス回路108が検出するゼロクロスを参照しながら導通角を制御されることによってモータ103へ供給する電圧を調整している。
抵抗124は、モータ103とマイコン123との間に接続されており、スイッチ102がオンすることによって所定電圧をマイコン123に出力する。
抵抗127はモータ103に流れる電流検出用のシャント抵抗であり、抵抗128を介してモータ103に流れる電流に応じた電圧値をマイコン123に出力する。
モータ起動時間設定回路150は、電圧Vccとグランド電位との間に互いに直列に接続された抵抗129および抵抗130を備えている。抵抗129と抵抗130との接続点はマイコン123と接続されており、モータ起動時間設定回路150は、抵抗129と抵抗130との分圧比に応じた電圧をマイコン123に出力している。抵抗129と抵抗130との分圧比に応じた電圧は、モータ103が回転を開始してから設定された回転数に達するまでの時間に応じて設定されている。
過電流設定回路160は、電圧Vccとグランド電位との間に互いに直列に接続された抵抗131および抵抗132を備えている。抵抗131と抵抗132との接続点はマイコン123と接続されており、過電流設定回路160は、抵抗131と抵抗132との分圧比に応じた電圧をマイコン123に出力している。抵抗131と抵抗132との分圧比に応じた電圧は、モータ103に安全に流すことができる最大電流に応じて設定されている。
マイコン123は回転数制御回路104の制御手段である。マイコン123は、電源回路107により所定電圧Vccを印加されている。また、マイコン123は、回転数増幅回路105、ゼロクロス検出回路108、モータ起動時間設定回路150、過電流値設定回路160、抵抗124、128、ダイヤル式ボリューム134と接続され、それぞれからの信号を入力されている。また、抵抗126を介してトライアック125のゲート端子に接続され、トライアック125の導通角を制御する信号を出力する。
本実施の形態において、電源回路107およびモータ電圧調整回路140は本発明の電圧印加手段として動作し、回転センサ106および回転数増幅回路105は、回転数検出手段である。シャント抵抗127は電流検出手段であり、マイコン123は制御手段である。
次に回転数制御装置104の一連の動作について,図2のフローチャートに沿って説明する。初めに交流電源101から交流電圧が投入されると電源回路107によって直流の定電圧がマイコン123及び制御回路内に供給される。その後マイコン123は抵抗器129,130によって設定されているモータ103の起動時間設定電圧を検出し,起動時間の設定を行う(ステップ201)。この起動時間とは,モータ103を急激に回転させたときの反動を抑制するためにある程度の期間をおいて回転数を滑らかに目標回転数まで上昇させるソフトスタートの時間である。具体的には回路内基準電圧VCC−GND間の範囲で5段階に分けて設定を行い,起動時間設定電圧が0〜1/5×VCCのときは起動時間を0秒,1/5×VCC〜2/5×VCCのときは起動時間を1秒,2/5×VCC〜3/5×VCCのときは起動時間を2秒,3/5×VCC〜4/5×VCCのときは起動時間を3秒,4/5×VCC〜VCCのときは起動時間を4秒と設定を行う。この起動時間は大きいサイズのモータほど起動時間を長く設定して起動時の反動を抑えることが好ましい。次にマイコン123は抵抗器131,132によって設定されているモータ103の第1の過電流値設定電圧を検出し,第1の過電流値の設定を行う(ステップ202)。この過電流値はモータ103が過負荷によって焼損しないような電流値を設定しておく。次にマイコン123はステップ202で検出した第1の過電流値設定電圧から第2の過電流設定値の演算を行う。この第2の過電流設定値はモータ103がロックしたことを検出するためのものであり,モータ103のロック電流以下に設定する必要がある。具体的には第1の過電流設定値に対して3〜4倍に演算した値を第2の過電流設定値として設定する(ステップ203)。次にマイコン123は抵抗器133,可変抵抗器134,135によって設定されているモータ103の目標回転数設定電圧を検出し,目標回転数の設定を行う(ステップ204)。可変抵抗器134は使用者が作業用途によって外部から自由に回転数を設定できるものである。また,可変抵抗器135は制御回路のバラツキを抑制するための調整用の可変抵抗器である。次にスイッチ102をONされると抵抗器124を還してマイコン123にスイッチON信号が入力され,マイコン123は抵抗器126を還してトライアック125のゲート端子にゲート信号を入力する。その後トライアック125はONし,モータ103に電流が流れ始め,モータ103は回転し始める(ステップ205)。このとき,マイコン123は抵抗器129,130によって設定されているモータ103の起動時間に従ってゼロクロス検出回路108によって検出されたゼロクロス点からの導通角を序々に広げていき,モータ103の回転数が抵抗器133,可変抵抗器134,135によって設定されている目標回転数になるようにソフトスタート動作を行う。次にマイコン123は回転数センサ106,回転数信号増幅回路105によって検出されたモータ103の回転数を監視し,モータ103の回転数が目標回転数と比較してモータ103の回転数が低いときはトライアック125の導通角を広げ,またモータ103の回転数が高いときはトライアック125の導通角を狭めるようにトライアック125の入力するゲート信号を制御して,モータ103の回転数が常に一定となるように位相制御を行う(ステップ206)。次にマイコン123はモータ103に流れている電流値の検出を行い,第2の過電流設定値を超えていないかの監視を行う(ステップ207)。モータ103に流れている電流はシャント抵抗127によって電圧信号に変換される。この変換された電圧信号は抵抗器128を還してマイコン123に入力される。マイコン123は入力された電圧信号とステップ203で設定された第2の過電流設定値と比較を行う。検出された電流値が第2の過電流設定値を超えていたときはモータ103がロック状態であると判断し,瞬時にトライアック125の入力するゲート信号を停止させる(ステップ210)。また,検出された電流値が第2の過電流値を超えていないときは次のステップに進み,マイコン123はモータ103に流れている電流値の検出を行い,ステップ202で設定された第1の過電流設定値を超えていないかの監視を行う(ステップ208)。このとき検出された電流値が第1の過電流設定値を超えていたときはこの状態が3秒以上継続されたかどうかの判断を行う(ステップ209)。検出された電流値が第1の過電流設定値を3秒以上継続された時はモータ103が焼損する恐れがあると判断し,トライアック125の入力するゲート信号を停止させる(ステップ210)。
また,ステップ208,209において,モータ103に流れる電流値が第1の過電流設定値を超えていない,もしくは3秒以上継続されなかったときは,ステップ202に戻り,引き続きモータ103の定回転制御,及びモータ103のロック状態,過電流の監視を行う。
本実施形態によれば、先端工具の噛み込み状態が比較的浅いときには、第1の過電流値を超えたところでその状態から抜け出して切断作業を継続することができる。また、噛み込み状態が深かったり噛み込み状態から容易に抜け出せないような状況にあるときには、第1の過電流値が所定時間継続し、あるいは第2の過電流値に達するためモータを確実に停止させることができる。
また,第1過電流値から演算によって第2のの過電流値を設定するようにしたことにより、マイコンの記憶領域を抑えることができ、低コスト化が図れる。
また、本実施形態では、第1の過電流値が3秒間継続したときにモータを停止させるように構成したが、例えば、3秒以上継続したときには、3秒以上の継続時間に応じてモータの駆動電圧を順次減少させるように制御しても良い。
本発明の一実施例に係る回転数制御装置の構成図である 本発明の一実施例に係る回転数制御装置の一連の動作フローチャートである。
符号の説明
101:交流電源 102:スイッチ 103:モータ
104:回転数制御装置 105:回転数信号増幅回路
106:回転数センサ 107:電源回路 108:ゼロクロス検出回路
123:マイコン
124,126,128,129,130,131,132,133:抵抗器
125:トライアック 127:シャント抵抗
134,135:可変抵抗器

Claims (2)

  1. モータへ駆動電圧を印加する電圧印加手段と,
    前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と,
    前記モータの回転数を設定する回転数設定手段と,
    前記回転数検出手段から出力される回転数検出信号と前記回転数設定手段によって設定される回転数設定信号とを比較し前記モータへの駆動電圧を制御する制御手段と,
    前記モータに流れる電流を検出する電流検出手段と,
    前記制御手段は、前記電流検出手段で検出された電流が所定時間第1の過電流値を超えたときは前記モータを停止又は回転数を低下させ,前記電流検出手段で検出された電流が前記第1の過電流値よりも大きい第2の過電流値を超えたときは前記モータを停止させるように前記駆動電圧を制御することを特徴とする電動工具。
  2. 前記制御手段は、前記第1過電流値及び前記第2の過電流値のいずれか一方から演算により他方を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
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