[go: up one dir, main page]

JP2010081395A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010081395A
JP2010081395A JP2008248818A JP2008248818A JP2010081395A JP 2010081395 A JP2010081395 A JP 2010081395A JP 2008248818 A JP2008248818 A JP 2008248818A JP 2008248818 A JP2008248818 A JP 2008248818A JP 2010081395 A JP2010081395 A JP 2010081395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
signal
sound
unit
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008248818A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoshida
昌弘 吉田
Tomoki Oku
智岐 奥
Kazuma Hara
一眞 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2008248818A priority Critical patent/JP2010081395A/ja
Publication of JP2010081395A publication Critical patent/JP2010081395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Stereophonic Arrangements (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】水中で集音した音声信号を再生した際に、ユーザの意図に反した音声信号となってしまうことを抑制することが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】集音した音声信号の記録及び/又は再生機能を有し、集音環境判定部63の判定結果により水中モードと通常モードが切り替わり、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減するノイズ影響低減部(処理部64R、64L)を備え、集音した音声信号を水中モードにて記録する際、又は、記録した音声信号を水中モードにて再生する際のいずれかにおいて、前記ノイズ影響低減部が、ノイズ判定情報生成部62からの情報を用いて、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減することを特徴とする電子機器。
【選択図】図3

Description

本発明は、音声信号の記録及び/又は再生が可能な電子機器(例えば、撮像装置やICレコーダ等)に関する。
近年、空気中のみならず水中においても集音することができる撮像装置やICレコーダなどの電子機器が種々提案されている。これらの電子機器は、防水構造や防水ハウジングに収納可能な構造とすることで、空気中のみならず水中においても集音することを可能としている。
しかしながら、水中における集音特性は空気中における集音特性と大きく異なるため、電子機器を用いて水中で集音した音声信号は、空気中で集音した音声信号とは大きく異なるものとなる。そのため、水中で集音した音声信号を再生した場合に、非常に聞き取り難くなったり耳障りになったりするなど、ユーザの意図に反した音声信号となってしまうことが問題となっていた。
この問題に対して、集音している環境が水中か否かを判定し、その判定結果に応じて利得制御部及び可変フィルタ部を制御し、マイクロホンからの集音信号の利得及び周波数特性を変化させるビデオカメラが、特許文献1において提案されている。
特開平7−30790号公報
上述した特許文献1では、利得及び周波数特性を空気中と水中に応じ最適に調整するとしか記載されておらず、どのような調整をすれば、水中で集音した音声信号を再生した場合に、非常に聞き取り難くなったり耳障りになったりするなどの問題を解決することができるかについては何ら開示されていなかった。
本発明は、上記の状況に鑑み、水中で集音した音声信号を再生した際に、ユーザの意図に反した音声信号となってしまうことを抑制することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明者等は、前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた。その結果、水中で集音した音声信号を再生した際にユーザの意図に反した音声信号となってしまうのは、電子機器内部のマイクロホンを包む空気層と電機機器外部の水との境界において、水を伝搬して外部から到来する音は媒質の相違から大きく反射することで、外部から到来する本来必要な音はマイクロホンで感知し難くなり、逆に電子機器本体が発するノイズは電子機器内部にこもって大きな音として集音されてしまうためであるとの知見を得た。
本発明はかかる知見に基づきなされたものであり、本発明に係る電子機器は、集音した音声信号の記録及び/又は再生機能を有し、水中モードと通常モードを有し、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減するノイズ影響低減部を備え、集音した音声信号を水中モードにて記録する際、又は、記録した音声信号を水中モードにて再生する際のいずれかにおいて、前記ノイズ影響低減部が、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する構成としている。
このような構成によると、水中で集音された音声信号に対して、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を施すことができ、水中で集音した音声信号を再生した際に、ユーザの意図に反した音声信号となってしまうことを抑制することができる。なお、通常モードでは、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する必要性が乏しく、また、通常モードでは、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減することが困難であることから、集音した音声信号の記録及び再生機能を有する場合は、集音した音声信号を通常モードにて記録する際、及び、記録した音声信号を通常モードにて再生する際のいずれにおいても、前記ノイズ影響低減部が、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減せず、集音した音声信号の記録又は再生機能を有する場合は、集音した音声信号を通常モードにて記録する際、又は、記録した音声信号を通常モードにて再生する際のいずれかにおいて、前記ノイズ影響低減部が、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減しないようにすることが望ましい。
また、前記ノイズ影響低減部が、複数のマイクロホンで集音した音声信号の相対位相差及び/又は相対レベル差を利用して、記録機器本体が発するノイズを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき、記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行う処理部とを備えるようにしてもよい。この場合、複数のマイクロホンで集音した音声信号を周波数領域の信号に変換する変換部を備え、前記判定部が、前記周波数領域の信号の所定の周波数帯域毎に、相対位相差及び/又は相対レベル差を解析し、予め設定した閾値以上の相対位相差及び/又は相対レベル差を有する周波数帯域成分を機器本体が発したノイズ成分であると判定してもよい。さらに、前記処理部が、前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域の信号若しくは前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域の信号を含む複数の帯域の信号を減衰させることにより、及び/又は、前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域以外の信号若しくは前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域の信号を含む複数の帯域以外の信号を増幅させることにより、記録機器本体から到来するノイズの影響を低減するようにしてもよい。
また、上記各構成において、音声信号が水中で集音されたものであるか否かを判定する集音環境判定部を備え、前記集音環境判定部の判定結果に応じて水中モードと通常モードとを切り替えるようにしてもよい。これにより、水中モードと通常モードの自動切り替えが可能となる。
また、上記各構成の電子機器の一例としては、映像を撮影するカメラを備える撮像装置が挙げられる。
本発明の構成によると、水中で集音された音声信号に対して、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を施すことができ、水中で集音した音声信号を再生した際に、ユーザの意図に反した音声信号となってしまうことを抑制することができる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。ここでは、本発明に係る電子機器として、音声信号の記録・再生とともに画像信号の記録・再生も可能な撮像装置を例に挙げて説明する。
<<撮像装置>>
(撮像装置の基本構成)
まず、撮像装置の基本構成について図1を参照して説明する。図1は、本発明に係る撮像装置の一内部構成例を示すブロック図である。
図1に示す撮像装置は、入射される光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの固体撮像素子(イメージセンサ)1と、被写体の光学像をイメージセンサ1に結像させるズームレンズとズームレンズの焦点距離すなわち光学ズーム倍率を変化させるモータとズームレンズの焦点を被写体に合わせるためのモータとを有するレンズ部2と、イメージセンサ1から出力されるアナログ信号である画像信号をデジタル信号に変換するAFE(Analog Front End)3と、撮像装置の前方の左右方向から入力された音声を独立して電気信号に変換するステレオマイク4と、AFE3からのデジタル信号となる画像信号に対して、階調補正等の各種画像処理を施す画像処理部5と、ステレオマイク4からのアナログ信号である音声信号に対してデジタル信号に変換するとともに音声補正処理を施す音声処理部6と、画像処理部5から出力される画像信号及び音声処理部6から出力される音声信号のそれぞれに対してMPEG(Moving Picture Experts Group)圧縮方式などの圧縮符号化処理を施す圧縮処理部7と、圧縮処理部7で圧縮符号化された圧縮符号化信号をSDカードなどの外部メモリ22に記録するドライバ部8と、ドライバ部8で外部メモリ22から読み出した圧縮符号化信号を伸長して復号する伸長処理部9と、伸長処理部9で復号されて得られた画像信号をアナログ信号に変換するビデオ出力回路部10と、ビデオ出力回路部10で変換された信号を出力するビデオ出力端子11と、ビデオ出力回路部10からの信号に基づく画像の表示を行うLCD(Liquid Crystal Display)等を有するディスプレイ部12と、伸長処理部9からの音声信号をアナログ信号に変換する音声出力回路部13と、音声出力回路部13で変換された信号を出力する音声出力端子14と、音声出力回路部13からの音声信号に基づいて音声を再生出力するスピーカ部15と、各ブロックの動作タイミングを一致させるためのタイミング制御信号を出力するタイミングジェネレータ(TG)16と、撮像装置内全体の駆動動作を制御するCPU(Central Processing Unit)17と、各動作のための各プログラムを記憶するとともにプログラム実行時のデータの一時保管を行うメモリ18と、ユーザからの指示が入力される操作部19と、CPU17と各ブロックとの間でデータのやりとりを行うためのバス回線20と、メモリ18と各ブロックとの間でデータのやりとりを行うためのバス回線21と、を備える。なお、CPU17は、画像処理部5で検出した画像信号に応じて、レンズ部2内の各モータを駆動して焦点、絞りの制御を行う。
(撮像装置の基本動作)
次に、図1に示す撮像装置の動画撮影時の基本動作について図1を参照して説明する。まず、撮像装置は、レンズ部2より入射される光をイメージセンサ1において光電変換することによって、電気信号である画像信号を取得する。そして、イメージセンサ1は、タイミングジェネレータ16から入力されるタイミング制御信号に同期して、所定のフレーム周期(例えば、1/60秒)で順次AFE3に画像信号を出力する。
そして、AFE3によってアナログ信号からデジタル信号へと変換された画像信号は、画像処理部5に入力される。画像処理部5は、入力される画像信号を、輝度信号と色差信号とからなる画像信号に変換するとともに、階調補正や輪郭強調等の各種画像処理を施す。また、メモリ18はフレームメモリとして動作し、画像処理部5が処理を行う際に画像信号を一時的に保持する。
また、このとき画像処理部5に入力される画像信号に基づき、レンズ部2において、各種レンズの位置が調整されてフォーカスの調整が行われたり、絞りの開度が調整されて露出の調整が行われたりする。このフォーカスや露出の調整は、それぞれ最適な状態となるように所定のプログラムに基づいて自動的に行われたり、ユーザの指示に基づいて手動で行われたりする。
一方、ステレオマイク4において電気信号に変換される音声信号は、音声処理部6に入力される。音声処理部6は、入力される音声信号をデジタル信号に変換するとともにノイズ除去や音声信号の強度制御などの音声補正処理を施す。なお、音声処理部6の構成については後述する。
そして、画像処理部5から出力される画像信号と、音声処理部6から出力される音声信号とがともに圧縮処理部7に入力され、圧縮処理部7において所定の圧縮方式で圧縮される。このとき、画像信号と音声信号とが時間的に関連付けられ、再生時に画像と音とがずれないように構成される。そして、圧縮された画像信号及び音声信号はドライバ部8を介して外部メモリ22に記録される。
また、音声のみを記録する場合であれば、音声信号が圧縮処理部7において所定の圧縮方式で圧縮され、外部メモリ22に記録されることとなる。
外部メモリ22に記録された圧縮符号化信号は、ユーザの指示に基づく操作部19の出力信号に応じて、伸長処理部9に読み出される。伸長処理部9は、圧縮符号化信号を伸長及び復号し、画像信号及び音声信号を生成する。そして、画像信号をビデオ出力回路部10、音声信号を音声出力回路部13にそれぞれ出力する。そして、ビデオ出力回路部10や音声出力回路部13において、画像信号及び音声信号がディスプレイ部12やスピーカ部15において再生可能な形式に変換されて出力される。
また、画像信号の記録を行わずにディスプレイ部12に表示される画像をユーザが確認する、所謂プレビューモードである場合に、圧縮処理部7が圧縮処理を行わないようにし、画像処理部5が圧縮処理部7ではなくビデオ出力回路部10に画像信号を出力するようにしてもよい。また、画像信号を記録する際に、ドライバ部8を介して外部メモリ22に記録する動作と並行して、ビデオ出力回路10を介してディスプレイ部12に画像信号を出力するようにしても構わない。
なお、図1に示す構成では、ディスプレイ部12やスピーカ部15が撮像装置に搭載されているが、ディスプレイ部12やスピーカ部15を撮像装置と別体とし、撮像装置に設けられる端子(ビデオ出力端子11、音声出力端子14)とケーブル等を用いて接続されるような構成であっても構わない。
(ステレオマイクの配置)
次に、図1に示す撮像装置が備えるステレオマイク4の配置例について図面を参照して説明する。図2は、図1に示す撮像装置を装置上面から見た概略外観図である。モニタユニット23に、ディスプレイ部12と、ステレオマイク4を構成している右側マイク4R及び左側マイク4Lとが設けられている。右側マイク4R及び左側マイク4Lは、ディスプレイ部12の背面にマイク間隔2cmで設けられている。
(音声処理部の基本構成)
次に、図1に示す撮像装置が備える音声処理部6の基本構成について図3を参照して説明する。図3は、音声処理部6の基本構成を示すブロック図である。
図3に示すように、音声処理部6は、FFT(Fast Fourier Transform)部61R及び61Lと、ノイズ判定情報生成部62と、集音環境判定部63と、処理部64R及び64Lと、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部65R及び65Lとを備えている。
FFT部61Rは、ステレオマイク4の右側マイク4R(図2参照)から入力されるRch音声信号を48kHzでサンプリングしてデジタル信号に変換した後、2048サンプル毎にFFT処理にて周波数領域の信号SR[F]に変換する。また、FFT部61Lは、ステレオマイク4の左側マイク4L(図2参照)から入力されるLch音声信号を48kHzでサンプリングしてデジタル信号に変換した後、2048サンプル毎にFFT処理にて周波数領域の信号SL[F]に変換する。
ノイズ判定情報生成部62は、FFT部61Rから出力される周波数領域の信号SR[F]及びFFT部61Lから出力される周波数領域の信号SL[F]を用いて、撮像装置本体が発するノイズであるか否かの判定に必要な情報を生成する。また、集音環境判定部63は、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであるか否かを判定する。
音声処理部6に入力される2つの音声信号が水中で集音されたものであると集音環境判定部63が判定した場合、処理部64Rは、ノイズ判定情報生成部62から出力される情報を用いて、周波数領域の信号SR[F]に対して、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行い、処理部64Lは、ノイズ判定情報生成部62から出力される情報を用いて、周波数領域の信号SL[F]に対して、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行う。一方、音声処理部6に入力される2つの音声信号が水中で集音されたものでないと集音環境判定部63が判定した場合、処理部64R及び64Lは、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行わない。
このような構成により、水中で集音された音声信号に対して、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を施すことができ、水中で集音した音声信号を再生した際に、ユーザの意図に反した音声信号となってしまうことを抑制することができる。
なお、集音環境判定部63の判定結果をディスプレイ部12に表示したり、表示用LED(Light Emitting Diode)を集音環境判定部63の判定結果に応じて発光、点滅させたりして、集音環境判定部63の判定結果をユーザに通知するようにしてもよい。このような構成によると、ユーザは集音環境判定部63が正しい判定を行っているか否かを容易に確認することができる。
また、撮像装置が空気中にあるときに適した撮影モードである通常撮影モードと、撮像装置が水中にあるときに適した撮影モードである水中撮影モードとを、ユーザが操作部19の操作によって手動で切り替えることができる構成としても構わない。この場合においても、集音環境判定部63が、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであるか否かを判定するようにしてもよく、集音環境判定部63の判定結果により自動設定された撮影モードと操作部19の操作により手動設定された撮影モードのどちらを優先させても構わない。なお、自動設定された撮影モードと手動設定された撮影モードのどちらを優先するかを操作部19の操作によって変更可能にしていることが望ましい。
また、音声処理部6において、処理部64R及び64Lの他に、音声補正処理を行う処理部を備えることとしても構わない。また、この処理部64R及び64L以外の処理部が、水中で集音されたものでないと判定された音声信号に対して音声補正処理を施すものであっても構わないし、入力される全ての音声信号に対して音声補正処理を施すものであっても構わない。
(ノイズ判定情報生成部、集音環境判定部、処理部の実施例)
上述したノイズ判定情報生成部62、集音環境判定部63、並びに処理部64R及び64Lの各実施例について以下に図面を参照して順に説明する。なお、以下の説明において、上述した基本構成と同一の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
<ノイズ判定情報生成部の第1実施例>
最初に、ノイズ判定情報生成部62の第1実施例について図4及び図5を参照して説明する。図4は、ノイズ判定情報生成部62の第1実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。ノイズ判定情報生成部62の第1実施例では、ノイズ判定情報生成部62が相対位相差情報生成部621を備えている。また、図5は、撮像装置本体のノイズ源及び本来の集音対象である音源からの音の伝搬の様子を示す図である。
2つのマイクロホンでそれぞれ集音した2つの音声信号の相対位相差を一意に決定するためには、2つのマイクロホンの間隔が半波長に相当する周波数以下の音声信号である必要がある。そのため、2つのマイクロホンの間隔が図5に示すように2cmの場合、空気中での音速を340m/sとすれば、相対位相差情報生成部621は、8.5kHz以下の帯域の音声信号についてのみ相対位相差情報を生成することができる。
撮像装置本体が発するモータ音などのノイズは、撮像装置の筐体内の空洞(空気中)を伝搬して、マイクロホン4R及び4Lそれぞれに到達する。このとき、右側マイクロホン4Rに到達したノイズの位相と左側マイクロホン4Lに到達したノイズの位相との差である相対位相差Δφ0は、下記の(1)式で表すことができる。ただし、Freqは、相対位相差を求めているノイズの周波数である。
Δφ0=2π×(Freq×20/340000) …(1)
一方、水中を伝搬して右側マイクロホン4Rに到達した音の位相と左側マイクロホン4Lに到達した音の位相との差(相対位相差)は、図5に示すように水中を伝搬してくる音が撮像装置の側面から到来した場合に最も大きくなり、その場合の相対位相差Δφ1は、水中での音速が空気中での音速の約5倍であるため、下記の(2)式で表すことができる。ただし、Freqは、相対位相差を求めている音の周波数である。また、水中を伝搬した音は、その後、モニタユニット23に入りマイクロホン4R及び4Lに到達するまでに空気中を伝搬することになるが、このモニタユニット23に入りマイクロホン4R及び4Lに到達するまでの伝搬経路長は2つの経路でほぼ同じであり、また、モニタユニット23内(空気中)での伝搬経路長が水中での伝搬経路長に比べて極めて短いため、水中を伝搬してくる音の相対位相差を考える上では、モニタユニット23内(空気中)での伝搬経路を無視して構わない。また、図5(a)に示すように、本来の集音対象である音源が空気中に有る場合もあるが、音源から空気中−水中の境界面までの伝搬経路長は2つの経路でほぼ同じであるため、水中を伝搬してくる音の相対位相差を考える上では、音源から空気中−水中の境界面までの伝搬経路を無視して構わない。
Δφ1=2π×{Freq×20/(340000×5)} …(2)
相対位相差情報生成部621は、周波数領域の信号SR[F]と周波数領域の信号SL[F]との位相差を比較して、右側マイクロホン4Rに到達した音の位相と左側マイクロホン4Lに到達した音の位相との差である相対位相差の情報を生成する。なお、相対位相差比較部621は、FFT部61R及び61Lの解像度である2048/48000[Hz]毎に相対位相差を得ている。
水中を伝搬してくる音の相対位相差はΔφ1以下であり、撮像装置本体が発するノイズの相対位相差はΔφ0(=5×Δφ1)であるため、相対位相差情報生成部621によって得られた相対位相差がΔφ1以下である周波数成分は水中を伝達してくる音の周波数成分であると判定することができる。
<ノイズ判定情報生成部の第2実施例>
次に、ノイズ判定情報生成部62の第2実施例について図6を参照して説明する。図6は、ノイズ判定情報生成部62の第2実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。ノイズ判定情報生成部62の第2実施例では、ノイズ判定情報生成部62が相対レベル差情報生成部622を備えている。
水中では音の減衰が非常に小さい事が知られている。また、一般的に音源に近いほど音の距離減衰は大きい事が知られている。そのため、水中を伝搬してマイクロホン4R及び4Lそれぞれに到達する外部からの音に対する減衰は小さく、右側マイクロホン4Rと左側マイクロホン4Lとの間での信号レベル差は殆ど生じない。一方、撮像装置の筐体内の空洞(空気中)を伝搬してマイクロホン4R及び4Lそれぞれに到達するノイズは、空気中を伝搬する事、ノイズ源とマイクロホン4R及び4Lとが近距離であること、筐体内部での反射時の吸音による減衰などがある事から、右側マイクロホン4Rと左側マイクロホン4Lとの間での信号レベル差が大きくなる。
相対レベル差情報生成部622は、周波数領域の信号SR[F]と周波数領域の信号SL[F]とのレベル差を比較して、右側マイクロホン4Rに到達した音のレベルと左側マイクロホン4Lに到達した音のレベルとの差である相対レベル差の情報を生成する。なお、相対レベル差情報生成部622は、FFT部61R及び61Lの解像度である2048/48000[Hz]毎に相対レベル差を得ている。
水中を伝搬してくる音の相対レベル差は大きく、撮像装置本体が発するノイズの相対レベル差は小さいため、相対レベル差情報生成部622によって得られた相対レベル差が予め設定した閾値以上である周波数成分は水中を伝達してくる音の周波数成分であると判定することができる。
なお、ノイズ判定情報生成部62の第1実施例と第2実施例の組み合わせも可能である。すなわち、ノイズ判定情報生成部62が、相対位相差及び相対レベル差の情報を生成することも可能である。相対位相差、相対レベル差の両方を用いて判定を行うことで判定の精度を上げることが可能となる。
<集音環境判定部の第1実施例>
次に、集音環境判定部63の第1実施例について図7を参照して説明する。図7は、集音環境判定部63の第1実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。集音環境判定部63の第1実施例では、集音環境判定部63が圧力判定部631を備えている。
集音環境判定部63の第1実施例を採用する場合、図1に示す撮像装置に新たに圧力センサを設ける。圧力判定部631は、圧力センサの検出信号を入力し、撮像装置外部の圧力が予め設定した閾値以上である場合に、撮像装置が水中で使用されており、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると判定し、撮像装置外部の圧力が予め設定した閾値未満である場合に、撮像装置が空気中で使用されており、音声処理部6に入力される音声信号が空気中で集音されたものであると判定する。
<集音環境判定部の第2実施例>
次に、集音環境判定部63の第2実施例について図8を参照して説明する。図8は、集音環境判定部63の第2実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。集音環境判定部63の第2実施例では、集音環境判定部63が周波数特性判定部632を備えている。
ここで、空気中で白色雑音を再生し、それを空気中で集音した場合の周波数特性を図9に示す。また、空気中で白色雑音を再生し、それを水中で集音した場合の周波数特性を図10に示す。
空気中で集音した場合の周波数特性は、図9に示す通りほぼフラットな特性となる。一方、水中で集音した場合の周波数特性は、一般的に、信号レベルが大きければ、図10に示す通り高周波帯域の信号が大きく減衰する。これは、伝搬されてくる音が、空気中−水中、水中−集音機器の筐体内部(空気中)の2つの境界において反射により減衰し、水中で新たに発生した波の音や筐体内部で新たに発生した音などの一般的に低い音が残るためである。
このように、撮像装置を水中で使用している場合には、撮像装置を空気中で使用している場合では起こりえないような、低帯域の音と中帯域の音及び高帯域の音とのレベル差が生じるため、そのレベル差を利用して判定を行う。
以下、周波数特性判定部632が実行する判定方法について説明する。Rch音声信号及びLch音声信号を対象として、低帯域(例えば、数十(70)Hz〜3kHz)、中帯域(例えば、6kHz〜9kHz)、高帯域(例えば、12kHz〜15kHz)の各帯域で信号レベルの平均値を算出する。なお、各帯域の具体的数値は上記の例に限らず、各帯域相互の大小関係が正しければ問題ない。また、低帯域と中帯域が一部重複していてもよく、中帯域と高帯域が一部重複していてもよい。
その各帯域における信号レベルの平均値から算出することが可能な、高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1、中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2、及び、高帯域に対する中帯域の信号レベル比(中帯域/高帯域)R3は、ステレオマイク4を空気中から水中に挿入し再び空気中に戻した場合図11に示すような時間変化を示す。図11中の期間T1及びT3はステレオマイク4が空気中に位置する期間であり図11中の期間T2はステレオマイク4が水中に位置する期間である。高帯域に対する中帯域の信号レベル比(中帯域/高帯域)R3は、空気中、水中に関係なく、ほぼ一定値である。これに対し、高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1及び中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2は、空気中では小さい値であるが、水中では受音感度が変化し、空気中の場合と比べて大幅に大きな値になる。
このことを利用して、周波数特性判定部632は、高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1及び中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2を各帯域における信号レベルの平均値から算出し、高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1及び中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2が予め設定した閾値以上に大きくなった場合に、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると判定する。判定精度は劣ることになるが、中帯域における信号レベルの平均値及び中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2を算出せず、高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1が予め設定した閾値以上に大きくなった場合に音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると判定すること、或いは、高帯域における信号レベルの平均値及び高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1を算出せず、中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2が予め設定した閾値以上に大きくなった場合に音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると判定することも可能である。
なお、水中においても、気泡の音や筐体のこすれ音によって突発的なノイズが発生し、中帯域及び高帯域の信号レベルが瞬間的に大きくなり、高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1及び中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2が瞬間的に小さな値になる可能性がある。そのため、周波数特性判定部632が判定に使用する高帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/高帯域)R1及び中帯域に対する低帯域の信号レベル比(低帯域/中帯域)R2は、一定時間において平均をとった値を用いることが望ましい。
また、閾値に関しては、ヒステリシス特性を持たせ、空気中であると判定している間は閾値を高く、水中であると判定している間は閾値を低く設定することが望ましい。
<処理部の第1実施例>
次に、処理部64R及び64Lの第1実施例について図12を参照して説明する。図12は、処理部64R及び64Lの第1実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。処理部64R及び64Lの第1実施例では、処理部64Rが低減処理部641Rを備え、処理部64Lが低減処理部641Lを備えている。
低減処理部641R及び641Lは、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると集音環境判定部63が判定した場合、ノイズ判定情報生成部62からのノイズ判定情報と閾値(例えばノイズ判定情報生成部62の第1実施例を採用した場合は 上述した(2)式のΔφ1)とを比較して周波数領域の信号SR[F]及びSL[F]が撮像装置本体が発するノイズであるか否かを、FFT部61R及び61Lの解像度である2048/48000[Hz]毎に判定し、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を−20dB低減し、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を低減しない処理を行う。
処理部64R及び64Lの第1実施例を採用する場合、ノイズ判定情報生成部62の第1実施例を採用すると、周波数領域の信号SR[F]及びSL[F]間で位相差の大きい周波数成分に対してのみ低減処理が行われるため、仮に集音環境判定部63が誤判定しても、撮影している正面方向の音を低減することなく、集音環境の誤判定による悪影響が小さいという利点がある。
<処理部の第2実施例>
次に、処理部64R及び64Lの第2実施例について図13を参照して説明する。図13は、処理部64R及び64Lの第2実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。処理部64R及び64Lの第2実施例では、処理部64Rが強調処理部642Rを備え、処理部64Lが強調処理部642Lを備えている。
強調処理部642R及び642Lは、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると集音環境判定部63が判定した場合、ノイズ判定情報生成部62からのノイズ判定情報と閾値(例えばノイズ判定情報生成部62の第1実施例を採用した場合は 上述した(2)式のΔφ1)とを比較して周波数領域の信号SR[F]及びSL[F]が撮像装置本体が発するノイズであるか否かを、FFT部61R及び61Lの解像度である2048/48000[Hz]毎に判定し、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を強調(増幅)し、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を強調しない処理を行う。なお、強調の度合いは、周波数にかかわらず一律としてもよく、周波数に応じて変化する(図10の周波数特性を考慮し低帯域では強調を弱め、中帯域/高帯域では強調を強める)ようにしてもよい。
処理部64R及び64Lがノイズと判定した周波数成分以外は、水中を伝搬してきた本来の水中音の周波数成分である。水中を伝搬してきた本来の水中音は水と空気との境界面で反射し、音は大きく減衰している。そのため、処理部64R及び64Lの第2実施例を採用し、ノイズと判定した周波数成分以外を強調(増幅)することにより、本来の水中音を有るべきレベルに近づけることができる。
なお、処理部64の第1実施例と第2実施例の組み合わせも可能である。すなわち、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を低減し、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を強調(増幅)する処理を行うようにすることも可能である。
<処理部の第3実施例>
次に、処理部64R及び64Lの第3実施例について図14を参照して説明する。図14は、処理部64R及び64Lの第3実施例を採用した場合の音声処理装置6の構成を示すブロック図である。処理部64R及び64Lの第3実施例では、処理部64Rが閾値可変処理部643Rを備え、処理部64Lが閾値可変処理部643Lを備えている。なお、処理部64R及び64Lの第3実施例を採用する場合、図14に示すように、ノイズ判定情報生成部62の第1実施例を採用する。
閾値可変処理部643R及び643Lは、音声処理部6に入力される音声信号が水中で集音されたものであると集音環境判定部63が判定した場合、ノイズ判定情報生成部62からのノイズ判定情報と第1の閾値(上述した(2)式のΔφ1)とを比較して周波数領域の信号SR[F]及びSL[F]が撮像装置本体が発するノイズであるか否かを、FFT部61R及び61Lの解像度である2048/48000[Hz]毎に判定し、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を−20dB低減し、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を低減しない処理を行う。
また、閾値可変処理部643R及び643Lは、音声処理部6に入力される音声信号が空気中で集音されたものであると集音環境判定部63が判定した場合、FFT部61R及び61Lの解像度である2048/48000[Hz]毎に、相対位相差情報生成部621からの相対位相差情報と第2の閾値(下記に示す(3)式のΔφ2)とを比較して、相対位相差情報生成部621からの相対位相差情報が第2の閾値(下記に示す(3)式のΔφ2)より大きければ、周波数領域の信号SR[F]及びSL[F]が音源方向角θR又はθL(図15参照)が30°より大きい音源(不要音)によるものであると判定し、音源方向角θR又はθLが30°より大きい音源(不要音)によるものであると判定された周波数成分を−20dB低減し、相対位相差情報生成部621からの相対位相差情報が第2の閾値(下記に示す(3)式のΔφ2)以下であれば、周波数領域の信号SR[F]及びSL[F]が音源方向角θR又はθL(図15参照)が30°以内の音源によるものであると判定し、音源方向角θR又はθLが30°以内の音源によるものであると判定された周波数成分を低減しない処理を行う。これにより、撮像装置正面方向から左右それぞれ30°以内の方向に指向性を持たせることができる。ただし、(3)式中のFreqは、相対位相差情報との比較対象の周波数である。
Δφ2=2π×(Freq×20×sin30°/340000) …(3)
処理部64の第3実施例を採用すると、水中撮影モードにおけるノイズ低減処理と通常撮影モードにおける指向性処理との切り替えを、回路規模又はソフトウェア規模を大きくすることなく、閾値(第1の閾値、第2の閾値)の切り替えのみで実現することができる。
<<再生時の適用例>>
上述した図1に示す撮像装置は、集音した音声信号を記録する際に、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する処理を実行している。しかしながら、本発明はこれに限定されず、集音した音声信号を再生する際に、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する処理を実行するようにしてもよい。
集音した音声信号を再生する際に、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する処理を実行する撮像装置を図16に示す。なお、図16において図1と実質上同一の部分には同一の符号を付している。
図16に示す撮像装置が図1に示す撮像装置と異なる点は、音声処理部6の代わりに音声処理部6aを設け、さらに、伸長処理部9と音声出力回路部13との間に音声処理部6bを設けている点である。
音声処理部6aは、音声処理部6と異なり、ステレオマイク4からのアナログ信号である音声信号に対してA/D変換は行うが、FFT処理、ノイズ判定情報生成処理、集音環境判定処理、集音時に撮像装置本体から到来するノイズの影響を低減する処理、及びIFFT処理を行わない構成である。
音声処理部6bは、FFT部がA/D変換処理を行わない点を除き、音声処理部6と同様の構成である。音声処理部6bにおいて行われる音声処理は、基本的に音声処理部6において行われる音声処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
音声処理部6bの集音環境判定部によって水中で集音されたと判定された場合は、水中で集音された音声信号の再生に適した再生モードである水中再生モードとなり、音声処理部6bの集音環境判定部によって空気中で集音されたと判定された場合は、空気中で集音された音声信号の再生に適した再生モードである通常再生モードとなるが、これに代えて、又は、これに加えて、水中再生モードと通常再生モードとをユーザが操作部19の操作によって手動で切り替えることができる構成としても構わない。後者のように、手動切り替えの構成を付加した場合、自動設定された再生モードと操作部19の操作により手動設定された再生モードのどちらを優先させても構わない。なお、自動設定された再生モードと手動設定された再生モードのどちらを優先するかを操作部19の操作によって変更可能にしていることが望ましい。
なお、集音環境(集音時に図16に示す撮像装置が置かれている環境)と再生環境(再生時に図16に示す撮像装置が置かれている環境)とが異なっている可能性があるため、音声処理部6bの集音環境判定部には、上述した集音環境判定部の第1実施例を採用しないようにする。
<<変形例>>
上述した図1又は図16に示す撮像装置では、水中で集音されたと判定した場合に、集音した音声信号(集音した音声信号を記録、再生したものを含む)に対して、集音時に機器本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行ったが、それに加えて、スムージング処理、ズーム処理中における利得の抑制、メモリ18に予め記憶している音声データ或いは前フレームデータの利用、及び、オートゲインコントロールのレスポンス速度を上げることによるクリックノイズの抑制の少なくとも一つを行うようにしてもよい。
また、上述した図1又は図16に示す撮像装置では、水中で集音されたと判定した場合に、集音した音声信号(集音した音声信号を記録、再生したものを含む)に対して、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行ったが、それに加えて、水中で集音されたと判定された場合に撮影した映像信号(撮影した映像信号を記録、再生したものを含む)に対して水中環境に適した特性補正や撮影時のカメラ制御に対して水中環境に適した特性補正を行ってもよい。
また、上述した図1又は図16に示す撮像装置では、ステレオマイク4を用いたが、複数のマイクロホンで構成される他のマイク(例えば、5.1chサラウンド録音対応マイク)を用いても構わない。
また、本発明にかかる電子機器は、音声信号の記録及び/又は再生が可能であればよいので、映像に関連するブロックは特に必要ない。したがって、本発明は、撮像装置以外の電子機器、例えば、音声記録装置、音声再生装置、音声記録再生装置(例えばICレコーダ)等にも適用することができる。
また、本発明に係る集音環境判定装置を搭載した電子機器は、防水構造であることが望ましいが、防水構造でなくても例えば防水ハウジングに収納し防水仕様の外部マイクによって集音した音声信号を入力するというような使用法を採用することが可能である。
また、例えば、音声処理部6bの各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムを含む再生ソフトウェアを、パーソナルコンピュータ上で動作させることで、本発明に係る電子機器を実現することもできる。
処理部の第1実施例では、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を−20dB低減し、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を低減しない処理を行ったが、この処理に代えて、図17に示すように、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を大きく低減(図17に示す例では−12dB)し、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分の前後の周波数成分を少し低減(図17に示す例では−6dB)し、それ以外の周波数成分を低減しない処理を行ってもよい。これにより、連続する周波数間で減衰量の相違が大きくなって、不自然な音となったりミュージカルノイズが発生することを抑制することができる。
同様に、処理部の第2実施例では、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を強調(増幅)し、撮像装置本体が発するノイズであると判定された周波数成分を強調しない処理を行ったが、この処理に代えて、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分を大きく強調(増幅)し、撮像装置本体が発するノイズであると判定されなかった周波数成分の前後の周波数成分を少し強調(増幅)し、それ以外の周波数成分を強調(増幅)しない処理を行ってもよい。
は、本発明に係る撮像装置の一内部構成例を示すブロック図である。 は、図1に示す撮像装置を装置上面から見た概略外観図である。 は、図1に示す撮像装置が備える音声処理部の基本構成を示すブロック図である。 は、ノイズ判定情報生成部の第1実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である は、撮像装置本体のノイズ源及び本来の集音対象である音源からの音の伝搬の様子を示す図である。 は、ノイズ判定情報生成部の第2実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である は、集音環境判定部の第1実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である は、集音環境判定部の第2実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である は、空気中における音声の周波数特性を示す図である。 は、水中における音声の周波数特性を示す図である。 は、空気中と水中における音声の周波数特性の相違を示す図である。 は、処理部の第1実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である。 は、処理部の第2実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である。 は、処理部の第3実施例を採用した場合の音声処理装置の構成を示すブロック図である。 は、音源方向角を示す図である。 は、本発明に係る撮像装置の他の内部構成例を示すブロック図である。 は、処理部の減衰処理例を示す図である。
符号の説明
1 固体撮像素子(イメージセンサ)
2 レンズ部
3 AFE
4 ステレオマイク
4L、4R マイク
5 画像処理部
6、6a、6b 音声処理部
7 圧縮処理部
8 ドライバ部
9 伸長処理部
10 ビデオ出力回路部
11 ビデオ出力端子
12 ディスプレイ部
13 音声出力回路部
14 音声出力端子
15 スピーカ部
16 タイミングジェネレータ(TG)
17 CPU
18 メモリ
19 操作部
20、21 バス回線
22 外部メモリ
23 モニタユニット
61R、61L FFT部
62 ノイズ判定情報生成部
63 集音環境判定部
64R、64L 処理部
65R、65L IFFT部
621 相対位相差情報生成部
622 相対レベル差情報生成部
631 圧力判定部
632 周波数特性判定部
641R、641L 低減処理部
642R、642L 強調処理部
643R、643L 閾値可変処理部

Claims (6)

  1. 集音した音声信号の記録及び/又は再生機能を有し、
    水中モードと通常モードを有し、
    集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減するノイズ影響低減部を備え、
    集音した音声信号を水中モードにて記録する際、又は、記録した音声信号を水中モードにて再生する際のいずれかにおいて、前記ノイズ影響低減部が、集音時に記録機器本体から到来するノイズの影響を低減することを特徴とする電子機器。
  2. 前記ノイズ影響低減部が、
    複数のマイクロホンで集音した音声信号の相対位相差及び/又は相対レベル差を利用して、記録機器本体が発するノイズを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する音声処理を行う処理部とを備える請求項1に記載の電子機器。
  3. 複数のマイクロホンで集音した音声信号を周波数領域の信号に変換する変換部を備え、
    前記判定部が、前記周波数領域の信号の所定の周波数帯域毎に、相対位相差及び/又は相対レベル差を解析し、予め設定した閾値以上の相対位相差及び/又は相対レベル差を有する周波数帯域成分を機器本体が発したノイズ成分であると判定する請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記処理部が、前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域の信号若しくは前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域の信号を含む複数の帯域の信号を減衰させることにより、及び/又は、前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域以外の信号若しくは前記判定部によってノイズと判定された周波数帯域の信号を含む複数の帯域以外の信号を増幅させることにより、記録機器本体から到来するノイズの影響を低減する請求項3に記載の電子機器。
  5. 音声信号が水中で集音されたものであるか否かを判定する集音環境判定部を備え、前記集音環境判定部の判定結果に応じて水中モードと通常モードとを切り替える請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 映像を撮影するカメラを備える撮像装置である請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
JP2008248818A 2008-09-26 2008-09-26 電子機器 Pending JP2010081395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008248818A JP2010081395A (ja) 2008-09-26 2008-09-26 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008248818A JP2010081395A (ja) 2008-09-26 2008-09-26 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010081395A true JP2010081395A (ja) 2010-04-08

Family

ID=42211306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008248818A Pending JP2010081395A (ja) 2008-09-26 2008-09-26 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010081395A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12119020B2 (en) 2021-06-03 2024-10-15 International Business Machines Corporation Audiometric receiver system to detect and process audio signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12119020B2 (en) 2021-06-03 2024-10-15 International Business Machines Corporation Audiometric receiver system to detect and process audio signals

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5263767B2 (ja) 撮像装置及びモード適否判定方法
JP5056157B2 (ja) ノイズ低減回路
US10535363B2 (en) Audio processing apparatus and control method thereof
US8050142B2 (en) Sound collection environment deciding device, sound processing device, electronic appliance, sound collection environment deciding method and sound processing method
US11657794B2 (en) Audio processing apparatus for reducing noise using plurality of microphones, control method, and recording medium
JP5349062B2 (ja) 音響処理装置及びそれを備えた電子機器並びに音響処理方法
US8514300B2 (en) Imaging apparatus for reducing driving noise
JP2011002723A (ja) 音声信号処理装置
JP5529638B2 (ja) 音声処理装置及び音声処理方法、撮像装置
JP4542396B2 (ja) 録音装置
JP2010081395A (ja) 電子機器
JP5171369B2 (ja) 集音環境判定装置及びそれを備えた電子機器並びに集音環境判定方法
JP5171370B2 (ja) 音声処理装置及び電子機器並びに音声処理方法
JP7665304B2 (ja) 音声処理装置、制御方法、およびプログラム
JP2010134260A (ja) 電子機器及び音声処理方法
JP6929137B2 (ja) 音声処理装置及びその制御方法
JP6985821B2 (ja) 音声処理装置及びその制御方法
JP7686439B2 (ja) 音声処理装置、制御方法、およびプログラム
JP7566552B2 (ja) 音声処理装置、制御方法、およびプログラム
JP7757079B2 (ja) 音声処理装置、制御方法、及びプログラム
JP7725236B2 (ja) 音声処理装置、制御方法、およびプログラム
JP6886352B2 (ja) 音声処理装置及びその制御方法
JP6931296B2 (ja) 音声処理装置及びその制御方法
JP2011124959A (ja) 音声信号処理装置
JP2010130423A (ja) 電子機器及び音声処理方法