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JP2010078156A - 車両用摩擦クラッチ装置 - Google Patents

車両用摩擦クラッチ装置 Download PDF

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JP2010078156A
JP2010078156A JP2009271554A JP2009271554A JP2010078156A JP 2010078156 A JP2010078156 A JP 2010078156A JP 2009271554 A JP2009271554 A JP 2009271554A JP 2009271554 A JP2009271554 A JP 2009271554A JP 2010078156 A JP2010078156 A JP 2010078156A
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JP2009271554A
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Genryu Nakane
源隆 中根
Kazuyuki Watanabe
和行 渡邉
Masanori Mori
正憲 森
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

【課題】普通の車両への搭載性の点で優れ、フエーシングの挟み付け力とレリーズシリンダー装置の油圧との間の相関を簡単にかつ安定して求めることができ、かつ、ストローク効率が良い車両用摩擦クラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチディスク12のフエーシング12bを、フライホイール11とプレッシャープレート13bとで挟み付けることによってエンジンと変速機との間のトルク伝達を行う車両用摩擦クラッチ装置で、油圧シリンダー装置18によりプレッシャープレート13bをフライホイールに向けて押圧させることでフエーシングの挟み付け力を発生させる。望ましくは、油圧シリンダー18装置のシリンダー18aとピストン18cとで形成させた作動油圧室18bの油圧を排出したときのピストン18cの復帰位置を、フエーシングの摩耗に追従して、作動油圧室18bの容積が拡大する方向へ移動させる位置調節装置20を設ける。
【選択図】図1

Description

この出願の発明は、車両の変速機の入力軸と一体に回転するクラッチディスクのフエーシングを、車両のエンジンの出力軸と一体に回転するフライホイールとこのフライホイールと一体に回転するがフライホイールに対して進退可能なプレッシャープレートとで挟み付けることによってエンジンと変速機との間のトルク伝達を行わせる車両用摩擦クラッチ装置に関するものである。
この種の車両用摩擦クラッチ装置は、一般的に、プレッシャープレートをフライホイールに向けて付勢するスプリングによりフエーシングの挟み付け力を発生させると共に、スプリングの力と対抗する力を発生させるレリーズレバーを設けてフエーシングの挟み付け力を制御可能とし、フエーシングの挟み付け力に比例する伝達トルクを制御可能としており、スプリングとしてダイヤフラムスプリングを使用したものはダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置と呼ばれ、またスプリングとしてコイルスプリングを使用したものはコイルスプリング式摩擦クラッチ装置と呼ばれている。ダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置は、小型、中型の車両に広く使用されており、ダイヤフラムスプリングとレリーズレバーとが一体に形成されている。そして、ダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置とコイルスプリング式摩擦クラッチ装置の何れにおいても、プレッシャープレート、スプリング、レリーズレバーをカバープレートに組付けてクラッチカバー組立体とし、このクラッチカバー組立体のカバープレートとフライホイールとを結合するようになっている。
そして、伝達トルクを制御するために、上記レリーズレバーの力点に力を加えるレリーズベアリングを変速機のケースにより摺動自在に支持させ、変速機のケースにより揺動自在に支持させたレリーズフォークを介してレリーズベアリングと変速機のケースに固定した油圧作動のレリーズシリンダー装置のピストンとを機械的に連結するか、或いはレリーズベアリングと同軸的に変速機のケースに固定した油圧作動のレリーズシリンダー装置のピストンとレリーズベアリングとを機械的に連結し、レリーズシリンダー装置に油圧を供給することによりスプリングの力に対抗する力を発生させ、フエーシングの挟み付け力、即ち伝達トルクを制御可能としている。
レリーズシリンダー装置に供給する油圧は、車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクを運転者が制御する場合には車両のクラッチペダルに機械的に連結されたマスタシリンダー装置によりレリーズシリンダー装置に油圧を供給することにより制御され、また車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクを発進時や変速時に自動制御する場合には、油圧源からの油圧を圧力制御弁により所望の油圧に減圧してレリーズシリンダー装置に供給するか、或いはレリーズシリンダー装置の油圧を検出して所望の油圧となるように油圧源からの圧油を給排制御弁によりレリーズシリンダー装置に給排することによって制御される。
レリーズシリンダー装置には、車両用摩擦クラッチの伝達トルクを可変させるためにレリーズシリンダー装置に対して給排しなければならない圧油量がフエーシングの摩耗に影響されないようにするため、レリーズシリンダー装置の圧力室の油圧を排出したときのピストンの復帰位置を、フエーシングの摩耗に追従して、圧力室の容積が縮小する方向へ移動させる位置調節装置が附設されている。
また、実開平4−90736号公報には、フライホイールと一体に回転する油圧シリンダー装置によりフエーシングの挟み付け力を発生させるように構成した車両用摩擦クラッチ装置が記載されている。
実開平4−90736号公報
従来のダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置やコイルスプリング式摩擦クラッチ装置は、レリーズシリンダー装置を変速機のケースに支持させているため、レリーズシリンダー装置とその油圧制御装置との油圧的接続構造が簡単であり、普通の車両への搭載性の点で優れている。これに対し、実開平4−90736号公報に記載の摩擦クラッチ装置は、油圧シリンダー装置がフライホイールと一体回転するため、油圧シリンダー装置とその油圧制御装置との油圧的接続構造が複雑である上、油圧シリンダー装置の油圧が遠心力の影響を受けるので、遠心力の影響を打消すための装置を必要とし、従って普通の車両への搭載性の点で劣る。
車両の駆動系における急激なトルク変動は車両のショックをもたらすので、車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクを自動制御する場合には、フエーシングの挟み付け力とレリーズシリンダー装置の油圧との間の相関を簡単にかつ安定して求めることができることが望まれる。
しかしながら、従来のダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置やコイルスプリング式摩擦クラッチ装置では、上記相関を簡単に求めることができない。即ち、車両の走行によってクラッチディスクのフエーシングが摩耗し、やがては摩滅する。フエーシングの摩耗が進行するのに伴い、フエーシングを挟み付けているプレッシャープレートの位置がフライホイール側へずれ、スプリングの撓み量が減少してスプリングの力が変化する。従って、フエーシングの挟み付け力を任意の値に調節するためにレリーズシリンダー装置に供給しなければならない油圧の値は、フエーシングの摩耗によるプレッシャープレートの位置の変動を検出し、プレッシャープレートの位置の変動によるスプリングの力の変動分を補正しなければならない。特に、ダイヤフムスプリング式摩擦クラッチ装置のダイヤフラムスプリングの撓み量と力との関係は非線形であるので、フエーシングの摩耗によるプレッシャープレートの位置ずれを高精度で検出することが重要となる。
また、車両用摩擦クラッチ装置においては、(油圧シリンダー装置の作動ストローク量−プレッシャープレートのストローク量×レバー比)/油圧シリンダー装置の作動ストローク量で表わされるストローク効率が良いことが望まれる。しかし、従来のダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置やコイルスプリング式摩擦クラッチ装置は、レリーズシリンダー装置のピストンのストローク量がレリーズレバーやカバープレート等の撓みにより消費され、特にトルク伝達状態とトルク伝達の遮断状態とではレリーズレバーの支点部に加わる力の方向が反転することからカバープレートの撓みが大きく、従って無効ストローク量が大きいことから、ストローク効率が悪い。特に、ダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチ装置はダイヤフラムスプリングとレリーズレバーとが一体である関係上、レリーズレバーの曲げ剛性が低くならざるを得ず、レリーズレバーの撓みが大きい。
ストローク効率が悪いことは、レリーズシリンダー装置を含む油圧系の大型化を招き、多くの不利益を招く。
この出願の発明は、普通の車両への搭載性の点で優れ、フエーシングの挟み付け力と油圧シリンダー装置の油圧との間の相関を簡単にかつ安定して求めることができ、かつ、ストローク効率が良い、車両用摩擦クラッチ装置を提供することを主たる目的とする。
この出願の発明は、上記の目的に加えて、伝達トルクを可変させるために油圧シリンダー装置に対して給排すべき圧油量がフエーシングの摩耗に影響されない、車両用摩擦クラッチ装置を提供することを他の目的とする。
この出願の請求項1の発明は、車両のエンジンの出力軸と一体に回転するフライホイールと、
前記フライホイールと一体に回転するとともに前記フライホイールに対して進退可能なプレッシャープレートと、前記フライホイールと前記プレッシャープレートとの間に配設されるフエーシングを有するとともに、車両の変速機の入力軸と一体に回転するクラッチディスクと、前記クラッチディスクとの間で前記プレッシャープレートを挟み込むレバー部材を有するレバー機構と、前記レバー部材の内周側を前記フライホイールに近づく方向に押圧可能なベアリング組立体と、前記ベアリング組立体およびレバー機構を介して前記プレッシャープレートを前記フライホイールに向けて押圧させる押圧力発生機構と、を備え、前記レバー部材は前記ベアリング組立体と当接する力点部を有し、前記レバー部材は、前記力点部よりも前記レバー部材の外周側で前記プレッシャープレートに形成された作用点部と当接し、前記作用点部との当接部分よりも前記レバー部材の外周側で支点部材によって外周部が支持される車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項2の発明は、請求項1において、前記ベアリング組立体が前記レバー部材の力点部を前記フライホイールに近づく方向に押圧すると、前記支点部材と前記レバー部材との当接部分を支点として前記レバー部材が前記プレッシャープレートの作用点部を前記フライホイールに近づく方向に押圧することにより、前記フエーシングを、前記フライホイールと前記プレッシャープレートとで挟み付けてエンジンと変速機との間のトルク伝達を行わせる車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項3の発明は、請求項1あるいは請求項2において、前記レバー部材は、前記フライホイールに結合されたカバープレート内周側に、放射状に配置されていることを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つにおいて、前記支点部材は、前記カバープレートの内周側に配置されたリング状の線材であることを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つにおいて、前記カバープレートと前記プレッシャープレートとが一体に回転するように連結するとともに前記プレッシャープレートを前記フライホイールから離間するように軸方向に付勢するストラップを備えることを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一つにおいて、前記押圧力発生機構は、前記車両に対して固定の部材により支持された油圧シリンダーであることを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項7の発明は、請求項6において、前記油圧シリンダー装置の固定部材と可動部材とで形成させた作動油圧室の圧油を排出したときの前記可動部材の復帰位置を、前記フエーシングの摩耗に追従して、前記作動油圧室の容積が拡大する方向へ移動させる位置調節装置を設けたことを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項8の発明は、請求項7において、前記油圧シリンダー装置を前記フライホイールと離間させて配置し、前記ベアリング組立体を前記車両に対して固定の部材により前記フライホイールと同軸的にかつ前記レバー機構に対して進退自在に支持させ、前記車両に対して固定の部材により両端間の部分をピボット運動自在に支持させたフォーク部材の一端部を前記ベアリング組立体と作動的に連結し、前記油圧シリンダー装置には前記可動部材に対して同軸的でかつピボット運動可能に係合させるとともに前記フォーク部材の他端部にピボット運動可能に係合させたロッド部材を設け、このロッド部材と前記固定部材との間で前記位置調節装置が作用するようにしたことを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項9の発明は、請求項6において、内部の油圧に略比例してトルク伝達が可能なマスタシリンダーにより前記油圧シリンダー装置へ油圧が供給されることを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置である。
この出願の請求項1乃至請求項5の車両用摩擦クラッチ装置においては、クラッチディスクのフエーシングの挟み付け力を押圧力発生機構によって発生させるようにしたことから、普通の車両への搭載性の点で優れる。そして、レバー機構の支点に加わる力の方向がトルク伝達状態とトルク伝達の遮断状態とで反転することがないので、トルク伝達状態とトルク伝達の遮断状態との間で切換える際のカバープレートの撓みによる無効ストローク量が低減し、従ってストローク効率を向上させ、押圧力発生機構を含む操作系を小型化することができる。
この出願の請求項6の車両用摩擦クラッチ装置においては、フエーシングの挟み付け力を任意の値に調節するために油圧シリンダー装置に供給しなければならない油圧の値は、フエーシングの摩耗量の如何に拘わらず、略一定となり、フエーシングの挟み付け力とレリーズシリンダー装置の油圧との間の相関を簡単にかつ安定して求めることができる。そして、油圧シリンダー装置を含む油圧系を小型化することができる。
この出願の請求項7の車両用摩擦クラッチ装置は、油圧シリンダー装置の固定部材と可動部材とで形成させた作動油圧室の油圧を排出したときの可動部材の復帰位置を、フエーシングの摩耗に追従して、作動油圧室の容積が拡大する方向へ移動させる位置調節装置を設けたので、フエーシングが摩耗してプレッシャープレートを押し付けるレバー機構の傾きが変異する場合であってもフエーシングの摩耗量に応じた量の油が作動油圧室に供給されるので、摩擦クラッチの伝達トルクを最大と最小との間で切換える際に油圧シリンダー装置に対して給排すべき圧油量は、フエーシングの摩耗に影響されることがなく、常に一定である。
この出願の請求項8の車両用摩擦クラッチ装置は、油圧シリンダー装置をフライホイールと離間させて配置した一般的な構成であり、位置調節装置も油圧シリンダー装置に内蔵されかつその構成部品数も少ないことから、普通の車両への搭載性に優れ、かつ安価に製造することができる。
以上に説明したように、この出願の発明に係る車両用摩擦クラッチ装置は、変速機ケースに取り付けた油圧シリンダー装置によってフエーシングに挟み付け力を発生させるようにしたものであり、普通の車両への搭載性の点で優れ、フエーシングの挟み付け力とレリーズシリンダー装置の油圧との間の相関を簡単にかつ安定して求めることができ、かつ、レバー機構の支点に加わる力の方向がトルク伝達状態とトルク伝達の遮断状態とで反転することがないので、トルク伝達状態とトルク伝達の遮断状態との間で切換える際のカバープレートの撓みによる無効ストローク量が低減し、従ってストローク効率を向上させ、押圧力発生機構を含む操作系を小型化することができる。
この出願の発明の車両用摩擦クラッチ装置を示す図である。 図1中のクラッチカバー組立体を示す図である。 図2のクラッチカバー組立体のストラップの取付け関係を示す図である。 図2のクラッチカバー組立体の連結部材の取付け関係を示す図である。 図1中の油圧シリンダー装置の拡大図である。 図5中の皿ばねを図5の右方向から見た図である。 この出願の発明の、図1とは異なる車両用摩擦クラッチ装置を示す図である。 図7中の油圧シリンダー装置の拡大図である。 この出願の発明の車両用摩擦クラッチ装置の油圧シリンダー装置の操作系に係る構成を示す図である。 この出願の発明の、図9とは異なる油圧シリンダー装置の操作系に係る構成を示す図である。 この出願の発明の車両用摩擦クラッチ装置の油圧シリンダー装置の操作系に係る構成を示す図である。 この出願の発明の車両用摩擦クラッチ装置の油圧シリンダー装置の操作系に係る構成を示す図である。
以下、この出願の発明に係る車両用摩擦クラッチ装置の実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、この出願の発明に係る車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクが最大となっているときの縦断面を示す。図1において、11は図示しないエンジンの出力軸と一体に回転するフライホイール、12は図示しない変速機(そのケースは車両に対して固定される)の入力軸にスプライン連結されたクラッチディスク、13はクラッチカバー組立体、14は変速機の入力軸の外周を取り囲むように変速機ケースに固定された支持スリーブ(車両に対して固定に部材)、15は支持スリーブ14により摺動自在に支持されたベアリング組立体、16は変速機ケース或いは車両に対して固定のクラッチハウジング(図示省略)に固定されたピボット支持部材(車両に対して固定に部材)、17は半径方向に横たわりかつその中間部をピボット支持部材16によりピボット運動自在に支持されたフォーク部材、18はフォーク部材17の外端を押す油圧シリンダー装置である。
クラッチカバー組立体13およびベアリング組立体15はフライホイール11に対してほぼ同軸に配置され、油圧シリンダー装置18はその軸線がフライホイール11の軸線に対してほぼ平行となるように配置されている。
クラッチディスク12は、その外周部に備えた薄い板ばね材製のクッショニングスプリング12aの両側にフエーシング12bを備えている。
クラッチカバー組立体13は、図1〜図4に示すように、外周部にてフライホイール11にボルト結合されるカバープレート13aと、プレッシャープレート13bと、カバープレート13aとプレッシャープレート13bと一体に回転するように連結すると共にプレッシャープレート13bをフライホイール11から離間するように軸方向に付勢するストラップ(薄い板ばね材を複数枚積層してなる)13cと、カバープレート13aとプレッシャープレート13bの軸方向対向部間に位置するレバー機構13dとを主たる構成要素としている。
カバープレート13aは、円筒部13eと、フランジ部13fと、それらの境界のコーナー部13gを有している。レバー機構13dは、カバープレート13aの円筒部13eの内周側に、円筒部13eの内周に沿って放射状に配置された板材製の12本のレバー部材13h〜13hと、カバープレート13aのコーナー部13gの内周側に配置された線材製のリング状の支点部材13jと、プレッシャープレート13bに形成された12個の突起状の作用点部13k〜13kと、12本のレバー部材13h〜13hの半径方向外端部を相互に連結する薄い板ばね材製のリング状の連結部材13mとを主たる構成要素としている。各レバー部材13hの内端部はベアリング組立体15によってフライホイール11側へ押される力点部とされている。
ストラップ13cは、図1および図3に示すように、その一端をリベット13nによりカバープレート13aに結合され、またその他端をリベット13oによりプレッシャープレート13bの外周の突出部に結合されている。ストラップ13cは周方向に等間隔で3本設けられている。連結部材13mは、弾性を有する薄板で形成されており、図2および図4に示すように、リベット13p、13pにより各レバー部材13hと結合されている。連結部材13mの応力集中を回避し且つレバー部材13hに働く遠心力で連結部材13mの周方向長さが増大しレバー部材13mの半径方向外端がカバープレート13aの円筒部13eの内周に当接するようにするため、連結部材13mのレバー部材13hと対向する部分と対向しない部分とが軸方向でずれているように、ウェーブが付与されている。
支点部材13jが当接するカバープレート13aのコーナー部13gの内側面は切削仕上げされている。そして、支点部材13jと各レバー部材13hは、耐摩耗性を高くするために、焼き入れが施されている。
ピボット支持部材16による支持点を中心としたフォーク部材17のピボット運動によりベアリング組立体15は軸方向へ摺動するように、フォーク部材17の内端はベアリング組立体15と連結されている。フォーク部材17は、スプリング20によりベアリング組立体15との当接を維持され、またスプリング19によりレバー部材13hとの当接を維持されている。
油圧シリンダー装置18は、図1および図5に示すように、変速機ケースに固定されたシリンダー(固定部材)18aと、このシリンダー18a内に摺動自在に嵌合され作動油圧室18bを区画形成するピストン(可動部材)18cと、シリンダー18aとピストン18cとの間に配設されるシール部材18gと、ピストン18cとフォーク部材17の外端との間で力の伝達を行うプッシュロッド(ロッド部材)18dと、作動油圧室18b内に設置されてピストン18cをフォーク部材17の外端に向けて付勢してプッシュロッド18dとピストン18cおよびフォーク部材17との当接状態を維持するスプリング18eと作動油圧室18b内へ油圧を供給・排出する油圧ポート18fを主たる構成要素としている。作動油圧室18bの油圧を油圧ポート18fを介して排出したときのピストン18cの盲動は、スプリング18eにより規制される。
図5に示すように、油圧シリンダー装置18には、作動油圧室18bの油圧を排出したときのピストン18cの復帰位置を、フエーシング12bの摩耗に追従して、作動油圧室18bの容積が拡大する方向へ移動させる位置調節装置20が附設されている。この位置調節装置20は、シリンダー18aの開口寄りの拡大された内径部18a1とプッシュロッド18dの外周との間の環状空間20aに収容された皿ばね(リング状のばね板)20bを備える。この皿ばね20bは、図6に示すように、その外周縁に、内径部18a1に対して図5の右方向へは所定値以上の軸方向の力が加わることで移動可能であるが図5の左方向へは移動不能なように係合される舌状部20b1を8個、周方向に等間隔で有している。舌状部20b1の数は任意に設定し得るものである。作動油圧室18bの油圧によりピストン18cを図5の右方向に押す力は、皿ばね20bの舌状部20b1を内径部18a1に対して図5の右方向に移動させるのに十分である。皿ばね20bの内径は、ピストン18cの往復運動に伴い発生するプッシュロッド18dの、ピストン18dとの当接点を中心としたピボット運動によりプッシュロッド18dの外周と皿ばね20bの内周とが干渉することのないような大きさに選定されている。プッシュロッド18dの外周には、皿ばね20bの内径よりも大きな外径を有する鍔部(ストッパ部)18d1が形成されると共に、この鍔部18d1から所定間隔だけ油圧シリンダー装置18の軸方向に隔ててスナップリング(ストッパ部)20cが固定されている。このスナップリング20cはプッシュロッド18dの外周に形成されたリング状の溝にその内周縁部を嵌入されることでプッシュロッド18dに対して固定されているものであり、その外径も皿ばね20bの内径より大きくされており、皿ばね20bの内周縁部は油圧シリンダー装置18の軸方向において鍔部18d1とスナップリング20cとの間に位置している。フエーシング12bの挟み付け力を最大にするべく作動油圧室18bに最高の油圧が供給されている図5の状態では、皿ばね20bの内周縁とスナップリング20cとの間に所定ストロークに対応する間隔Sが存在する。
以上に説明した構成の車両用摩擦クラッチ装置においては、油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bに油圧を供給しなければ、ストラップ13cによってプレッシャープレート13bに加えられる力がスプリング18eの力やベアリング組立体15、フォーク部材17、ピストン18cの摺動抵抗に打ち勝ってプレッシャープレート13bはフライホイール11から遠ざかる方向へ動かされ、プレッシャープレート13bがプレッシャープレート側のフエーシング12bから離間すると共にフライホイール側のフエーシング12bがフライホイール11から離間するので、フエーシング12b、12bの挟み付け力がゼロとなり、伝達トルクがゼロとなる。この場合のプレッシャープレート13b、ベアリング組立体15、フォーク部材17、プッシュロッド18d、ピストン18cの移動は、プッシュロッド18dに固定されたスナップリング20aが皿ばね20bの内周縁に当接してそれ以上の移動を規制されることによって終了する。
油圧シリンダー装置18の油圧ポート18fから作動油圧室18bに油圧を供給すると、油圧によってピストン18cに推進力が発生し、この推進力(油圧シリンダー装置18の出力)がプッシュロッド18d、フォーク部材17、ベアリング組立体15およびレバー機構13dを順次介してプレッシャープレート13bに、これをフライホイール11側へ押すように伝達される。ピストン18cの推進力に基づきプレッシャープレート13bに加えられる力がストラップ13cによりプレッシャープレート13bに加えられる力を上回ると、プレッシャープレート13bがフライホイール側へ動く。従って、作動油圧室18bの油圧の上昇によりプレッシャープレート13bがフライホイール側へ動き、フエーシング12bをフライホイール11との間で挟み付け、このフエーシングの挟み付け力に応じたトルクがフラーホイール11から変速機の入力軸に伝達される。
ストラップ13cによりプレッシャープレート13bに加えられる力は油圧シリンダー装置18の作動油圧によってプレッシャープレート13bに加えられる力に対して非常に小さいので、フエーシングの挟み付け力は、油圧シリンダー装置18に供給する油圧に略比例するので、伝達トルクの大きさは油圧シリンダー装置18に供給する油圧によって制御することができる。
油圧シリンダー装置18に油圧を供給してフエーシングの挟み付け力を発生させる場合、フォーク部材17やレバー部材12hに曲げ力が加わるためこれらが撓むと共に、支点部材13jを支持するカバープレート13aにも曲げ力が加わってカバープレート13aが撓み、ピストン18cのストローク量の一部が無効となる。しかし、カバープレート13aに加わる力の方向は常に一定であり、カバープレート13aの撓みに起因する無効ストローク量は、カバープレート13aに加わる力の方向が反転する場合に比べれば少ない。また、これら撓みは、クッショニングスプリング12aによりフエーシングに付与されるクッション撓みと直列である。
フエーシングの挟み付け力を最大にするべく作動油圧室18bに最高の油圧を供給したときのピストン18cの位置は、フエーシング12bが新品の状態であって摩耗していない場合には、プッシュロッド18dの鍔部18d1が皿ばね20bの内周縁に所定値未満の力で当接する位置である。
他方、車両用摩擦クラッチ装置をトルク伝達状態と非トルク伝達状態との間で繰り返し切換えることによってフエーシング12bが摩耗すると、作動油圧室18bに最高の油圧を供給したときのピストン18cの位置は、フエーシング12bが摩耗していないときの位置に比べて、フエーシング12bの摩耗量に対応した量だけ図5で右方向にずれる。従って、この場合においては、プッシュロッド18dの鍔部18d1が皿ばね20bの内周縁に所定値以上の力で当接し、皿ばね20bが、ピストン18cの摺動が止まるまで、換言するとフエーシング12bの摩耗量に対応するピストン18cの位置ずれ量だけ図5で右方向へ動かされる。
而して、フエーシング挟み付け量の最大値および最小値のそれぞれに対するプレッシャープレート13b、ベアリング組立体15、フォーク部材17、プッシュロッド18d、ピストン18cの位置は、フエーシング12bの摩耗量に対応して調節され、ピストン18cについて見れば、作動油圧室18bの油圧を排出したときのピストン18cの復帰位置は、フエーシング12bの摩耗に追従して、作動圧力室18bの容積が拡大する方向へ移動される。これにより、車両用摩擦クラッチの伝達トルクを最大と最小との間で切換える際に油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bに給排すべき作動油の量は一定となる。
トルク伝達状態からトルク伝達の遮断状態に切換えるために油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bをリザーバ(図示省略)に連通すると、撓みが発生していた部材の復元作用やストラップ13cの作用によってピストン18cが迅速に復帰させられ、従ってフエーシング12bの挟み付け力が迅速に減少する。
尚、油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bの油圧の制御は、エンジンにより電磁クラッチ等を介して駆動されるか、電動機により直接駆動される油圧ポンプによりアキュームレータに所定レベルの油圧を蓄積するようにした油圧源と、アキュームレータから導いた油圧をリニアソレノイドにより駆動する圧力制御弁により所望の油圧に減圧して供給することで行ったり、アキュームレータからの作動圧油をリニアソレノイドにより駆動する流量制御弁によって作動油圧室に給排させると共に作動油圧室の油圧を検出して流量制御弁を制御することで行ったり、或いはエンジン直結の油圧ポンプの吐出油をリニアソレノイドにより駆動する流量制御弁によって作動油圧室に給排させると共に作動油圧室の油圧を検出して流量制御弁を制御することで行うこととすればよい。
また、運転者によるクラッチペダルの操作により油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bの油圧の制御を行なう場合においても、前述した油圧シリンダー装置の構成であれば同様の作用を奏することは明白であり、このような形式の車両用摩擦クラッチ装置に採用することももちろん可能である。尚、運転者がクラッチペダルを操作することにより油圧シリンダー装置内の油圧を制御する場合の詳細な構成及びその構成による作用については後述する。
また、図5に示す位置調節装置20における皿ばね20bは、その舌状部20b1によりシリンダー18aに対して、油圧シリンダー装置18の軸方向の一方向へは所定値以上の軸方向の力が加わることによって移動可能であるが他方向へは移動不能に係合させると共に、プッシュロッド18dに対して、所定ストローク量だけ油圧シリンダー装置18の軸方向へ往復運動可能に係合させたが、舌状部20b1を皿ばね20bの内周縁に形成し、この舌状部20b1によりプッシュロッド18dに対して、油圧シリンダー装置18の軸方向の一方向へは所定値以上の軸方向の力が加わることによって移動可能であるが他方向へは移動不能に係合させると共に、シリンダー18aに対して、所定ストローク量だけ油圧シリンダー装置18の軸方向へ往復運動可能に係合させることとしてもよい。
図7および図8は、この出願の発明の車両用摩擦クラッチ装置であるが図1〜図6に示すものとは異なる車両用摩擦クラッチ装置を示す。この図7および図8の車両用摩擦クラッチ装置と図1〜図6の車両用摩擦クラッチ装置との相違点は、油圧シリンダー装置によってベアリング組立体を動かす構成および位置調節装置の構成の点にある。図7および図8に示すように、変速機ケースの支持スリーブ114に固定的に支持させる環状のシリンダー118a内に環状のピストン118cを摺動可能に嵌合して環状の作動油圧室118bを区画形成させ、ピストン118cのシリンダー118aからの小径の突出端部にベアリング組立体115を、ピストン118cに固定したスナップリング120cおよびばね板118fとにより一体に動くように結合し、レバー部材13hとベアリング組立体115との当接を維持させるとともにピストン118cの盲動を規制させるスプリング118eをシリンダー118aの外周側に配置している。そして、位置調節装置120は、ピストン118bの突出端部の付け根部分の外周とシリンダー118aの開口寄りの拡大された内径部との間の環状空間120a内に皿ばね120bを配置し、この皿ばね120bをその外周縁に一体に形成した複数の舌状部120b1により、シリンダー118aに対して、油圧シリンダー装置118の軸方向の一方向(図8で左方向)へは所定値以上の軸方向の力が加わることによって移動可能であるが他方向(図8で右方向)へは移動不能に係合させている。皿ばね120aの内周縁は、ピストン118cに形成した段部(ストッパ部)118c1とスナップリング(ストッパ部)120cとの間に配置し、フエーシング12bの挟み付け力を最大にするべく作動油圧室118bに最高の油圧が供給されている図8の状態では、皿ばね120bの内周縁とスナップリング120cとの間に所定ストロークに対応する間隔(図5に示す間隔Sに相当する)を存在させている。この図7および図8の車両用摩擦クラッチ装置でも、図1〜図6に示す車両用摩擦クラッチ装置と同等の作用、効果が得られる。
尚、舌状部120b1を皿ばね120bの内周縁に形成し、この舌状部120b1によりピストン118cに対して、油圧シリンダー装置118の軸方向の一方向へは所定値以上の軸方向の力が加わることによって移動可能であるが他方向へは移動不能に係合させると共に、シリンダー118aに対して、所定ストローク量だけ油圧シリンダー装置118の軸方向へ往復運動可能に係合させることとしてもよい。
図9は、図1〜図6に示す車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクを運転者が制御する場合における油圧シリンダー装置の操作系を示す図である。
クラッチカバー組立体、ベアリング組立体及び油圧シリンダー装置の詳細な構成については図1〜図6に示す実施形態と同一であるものとして説明を省略するとともに同一の符号を用いて説明する。
図9において、30は運転者により操作力が加えられるクラッチペダル、60は油圧シリンダー装置18がフエーシング12bの挟み付け力を発生させる方向にロッド50を付勢する付勢機構、40はクラッチペダル30と連結されるとともに付勢機構60による付勢力とクラッチペダル30に加えられる操作力との差に応じた油圧を油圧シリンダー装置18に出力するマスタシリンダー、50はクラッチペダル30に加えられる操作力をマスタシリンダー40に伝達するロッドである。
クラッチペダル30は、ペダルレバー31とペダルレバー31の先端に取り付けられる踏み部32とを備えており、車両に対して固定の回動中心33を中心として回動可能である。ロッド50の一端はペダルレバー31の回動中心33側に連結され、他端はマスタシリンダー40の入力側ピストン43に連結される。
マスタシリンダー40は、中空円筒形状のシリンダーボデー41と、シリンダーボデー41内を摺動自在に嵌合され圧力室42を区画形成するとともにロッド50と連結する入力側ピストン43と、圧力室42内の油圧を油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bに出力する出力ポート44と、シリンダーボデー41に対する入力側ピストン43の位置に応じて圧力室42との連通・遮断を切替えることで圧力室42内に油を供給可能なリザーバ45とを備えている。油圧ホース46は圧力室42内と油圧シリンダー装置18内とを連通している。
付勢機構60は、カバー61にてシリンダーボデー41を固定している。外周端がカバー61の内周面に保持されるとともに内周端が入力側ピストン43に保持されるダイアフラムスプリング62とを備える。尚、カバー61はシリンダーボデー41を固定する側と反対側で車両のブラケット63に固定されている。
マスタシリンダー40と油圧シリンダー装置18との間の油圧の供給及び排出は出力ポート44と油圧ポート18fとを連結する油圧ホース46を介して行われており、油圧の供給時には圧力室42内の油圧が出力ポート44、油圧ホース46から油圧ポート18fを介して作動油圧室18b内に供給され、油圧の排出時にはクラッチペタル30の作動に伴って圧力室42の体積が膨らむ方向に入力側ピストン43が移動し、圧力室42の油圧が低下して作動油圧室18b内の油圧が油圧ポート18f、油圧ホース46から出力ポート44を介して圧力室42内に排出される。
作動油圧室18b内への油圧の供給・排出と運転者によるクラッチペダル30の操作について説明する。運転者が踏み部32に踏力(操作力)を加えていない状態では、ダイアフラムスプリング62の弾性力によって入力側ピストン43が圧力室42に進入する方向(図9左方向)に付勢され、入力側ピストン43によってリザーバ45と圧力室42との連通が遮断されて圧力室42内が高圧に保持されている。この圧力室42内の油圧は出力ポート44から油圧ホース46を介して油圧ポート18fに供給され、作動油圧室18b内が圧力室42と略同一の高圧に保持される。これにより、ピストン18cがプッシュロッド18dをフォーク部材17の外端に向けて付勢する。フォーク部材17が付勢されると、ベアリング組立体15がレバー部材13hの端部を押圧して、プレッシャプレート13bがフライホイール11側へ押圧されて、フエーシング12bをプレッシャプレート13bとフライホイール11との間で挟み付け、挟み付け力に応じたトルクがフライホイール11から変速機の入力軸に伝達され、摩擦クラッチ装置は係合している。尚、ダイアフラムスプリング62の弾性力は、踏み部32に踏力が加えられない状態において、フエーシング12bの挟み付け力によりフライホイール11から変速機へ伝達可能なトルクが100%以上となるように設定されている。
図9に示す実施形態では、トルク伝達状態でマスタシリンダー40の圧力室42及び油圧シリンダー装置18の作動油圧室18bが高圧に保持されているので、圧力室42内でシリンダーボデー41の内周と入力側ピストン43との間をシールするシール部材47及び作動油圧室18b内でシリンダー18aとピストン18cとの間をシールするシール部材18gは摩擦クラッチ装置を操作していない状態では常に高圧に晒されている。このような状態ではシール部材18g、47がシリンダー内周面に貼り付いてしまう怖れがあるため、本実施形態ではシール部材18g、47のシリンダー18a及びシリンダーボデー41の内周面に接触する箇所をフッ素樹脂にてコーティングすることにより、シール部材18g、47が両シリンダーの内周面に貼り付くのを抑えている。
次に、フライホイール11から変速機へ伝達されるトルクを低減する時のクラッチペダル30の操作について説明する。運転者が踏み部32に踏力を加え、この踏力がダイアフラムスプリング62の弾性力に打ち勝つと、ペダルレバー61は回動中心33を中心として回動し、入力側ピストン43が圧力室42の容積を増大する方向(図9右方向)にシリンダーボデー41内を摺動する。これによって圧力室42内の圧力が低圧になり、油圧ホース46を介して作動油圧室18bが低圧になると、プッシュロッド18dがフォーク部材17を付勢する力が低減し、レバー部材13hがプレッシャプレート13bを押し付ける力が低減することによりプレッシャプレート13bとフライホイール11との間でフエーシング12bを挟み付ける力が低減されてストラップ13cのバネ力が打ち勝ってプレッシャプレート13bとフェーシング12bが離間し、摩擦クラッチ装置が解放する。入力側ピストン43の摺動量が所定量を越えると圧力室42とリザーバ45とが連通し、リザーバ45から圧力室42内への油の供給が可能になる。ここで、油圧シリンダー装置18の説明で述べたように、フエーシング12bの摩耗によりピストン18cの復帰位置がフエーシング12bの摩耗に追従して、作動油圧室18bの容積が拡大する方向に移動した場合、プッシュロッド18dが作動油圧室18bの容積を拡大する際のストロークは皿ばね20bとスナップリング20cにより規制されるので、作動油圧室18b内は負圧になる。このときにフエーシング12bの摩耗量に追従した量の油がリザーバ45から圧力室42内に供給される。運転者がクラッチペダル30の操作を終了して踏み部32に踏力が加えられなくなると、ダイアフラムスプリング62の弾性力によって入力側ピストン43が圧力室42に進入する方向(図9左側)に付勢され、圧力室42とリザーバ45との連通が遮断されるとともに圧力室42内が高圧に保持されて、上述したようにフライホイール11から変速機へトルクが伝達される。リザーバ45と圧力室42との連通が遮断されたときには、圧力室42、油圧ホース46及び作動油圧室18bのそれぞれの容積の合計は、前回の容積の合計にフエーシング12bの摩耗量に追従して圧力室42内に供給された油の容積を加えた値となる。このように、フエーシング12bの摩耗量に追従してリザーバ45から油が供給されるので、クラッチペダル30の非操作時における入力側ピストン43のシリンダーボデー41に対する位置が、フエーシング12bの摩耗量に追従して変化することがない。したがって、ダイアフラムスプリング62の傾きがフエーシング12bの摩耗量に追従して変化することもないので、トルク伝達状態から非トルク伝達状態への切換時に踏み部32へ加えるストローク及び荷重が経時変化することがなく、常に安定した荷重特性となる。
したがって、ダイアフラムスプリング62の荷重特性をクッショニングスプリング12aの荷重特性に沿ってクッショニングスプリング12aの荷重特性に微少量の荷重を上乗せした特性に設定すれば、クラッチペダル30の踏力はダイアフラムスプリング62とクッショニングスプリング12aとの差となるので踏力を大幅に低減することが可能になる。
また、図9に示す実施形態では、クラッチペダル30に踏力を加えない状態ではダイアフラムスプリング62の付勢力によってマスターシリンダ40からレバー機構までが撓んでいる。反面、従来の方式ではクラッチペダルに踏力を加えられない状態では付勢力が作用していないため、クラッチペダルに踏力を加えて各部を撓ませてからプレッシャプレートを動作させている。本実施形態の構成では各部を撓ませるのに要する操作ストロークが不要になるだけでなく、この撓みが逆方向に作用しクラッチペダルの操作を助長することになる。従って、プレッシャプレートを同じだけストロークさせる場合には、効率向上分だけクラッチペダル30に加える踏力が減少し、クラッチペダル踏力を大幅に低減する事が可能となる。
図10は、図9とは異なる構成の付勢機構160にて、図1〜図6に示す車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクを運転者が制御する場合における油圧シリンダー装置の操作系を示す図である。付勢機構160以外のクラッチペダル130及びマスタシリンダー140の構成については図9で説明したクラッチペダル30及びマスタシリンダー40と同一であるので、説明を省略する。また、クラッチカバー組立体、ベアリング組立体及び油圧シリンダー装置の詳細な構成については図1〜図6に示す実施形態と同一であるものとして説明を省略する。
付勢機構160は、入力側ピストン143に連結するロッド150に形成されシリンダーボデー141からクラッチペダル130に向かって細くなる斜面を有するテーパ部材164と、テーパ部材164の斜面に面して配されるローラ165と、テーパ部材164の斜面をローラ165に向かって荷重を付与する蓄力部材166とを備える。ローラ165はシリンダーボデー141及び車両のブラケット163に固定される固定部161に取り付けられており、蓄力部材166はロッド150と垂直な方向に伸長するようにテーパ部材164に荷重を付与しながらローラ165に接する。運転者がクラッチペダル130を操作していない状態では、図10に示すようにローラ165はテーパ部材164の細部に位置している。
運転者がクラッチペダル130の踏み部132に踏力(操作力)を加えて、踏力が蓄力部材166による荷重に打ち勝つと、ロッド150及びテーパ部材164がマスタシリンダー140内の圧力室の容積を増大する方向(図10右方向)に摺動する。マスタシリンダー140から油圧シリンダー装置18bへの油圧の供給・排出については図9で説明した作用と同一であり、トルク伝達状態から非トルク伝達状態への切換時に踏み部132へ加える荷重及びストロークが経時変化することがなく、常に安定した荷重特性となる。
図11は、付勢機構を図9及び図10で示したようなマスターシリンダとクラッチペダルとの間に配設するのではなく、クラッチペダル230の回動中心233より踏み部232側に連結される軸270に配設した場合を示す実施形態であり、それ以外の構成及び作動に関しては図9で説明したのと同一であるので、説明を省略する。
付勢機構260は、クラッチペダル230に連結するとともにクラッチペダル230のストロークに応じて図面水平方向に往復動する軸に内周が当接するダイアフラムスプリング262と、ダイアフラムスプリング262の外周を支持するとともに車両のブラケット263に枢軸固定されるカバー261とにより構成されている。この構成によると、マスターシリンダ240、付勢機構260及びクラッチペダル230から成る構成の配置に関する自由度が向上して、軸方向寸法を短縮することが可能である。尚、図11で示す付勢機構260の取付は、図10に示す構成の付勢機構にも用いることができるのは明白である。
図12は、図9及び図10とは異なる構成の付勢機構360にて、図1〜図6に示す車両用摩擦クラッチ装置の伝達トルクを運転者が制御する場合における油圧シリンダー装置の操作系を示す図である。付勢機構360以外のクラッチペダル330及びマスタシリンダー340の構成については図9で説明したクラッチペダル30及びマスタシリンダー40と同一であるので、説明を省略する。また、クラッチカバー組立体、ベアリング組立体及び油圧シリンダー装置の詳細な構成については図1〜図6に示す実施形態と同一であるものとして説明を省略する。
付勢機構360は、シリンダーボデー341及び車両のブラケット363に固定される固定部361と、固定部361に一端が連結され入力側ピストン343に連結するロッド350に他端が連結されるとともに伸長方向の蓄力を有する蓄力部材366とを備える。運転者がクラッチペダル130を操作していない状態では、図12に示すように蓄力部材366の一端側がクラッチペダル330側に、蓄力部材366の他端側がマスタシリンダー340側に位置しており、クラッチペダル330のストロークが最大のときであってもこの位置関係が変わらないように設計されている。
運転者がクラッチペダル330に踏力(操作力)を加えて、踏力が蓄力部材366による荷重に打ち勝つと、ロッド350がマスタシリンダー340内の圧力室の容積を増大する方向(図12右方向)に摺動する。マスタシリンダー340から油圧シリンダー装置18bへの油圧の供給・排出については図9で説明した作用と同一であり、トルク伝達状態から非トルク伝達状態への切換時にクラッチペダル330へ加える荷重及びストロークが経時変化することがなく、常に安定した荷重特性となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に沿った形態の車両用摩擦クラッチ装置であれば、どのような装置であってもよい。
11・・・フライホイール
12・・・クラッチディスク
12b・・・フエーシング
13・・・クラッチカバー組立体
13d・・・レバー機構
14・・・変速機ケースの支持スリーブ
15、115・・・ベアリング組立体
17・・・フォーク部材
18、118・・・油圧シリンダー装置
18a、118a・・・シリンダー(固定部材)
18b、118b・・・作動油圧室
18c、118c・・・ピストン(可動部材)
18d・・・プッシュロッド(ロッド部材)
118c1・・・段部(ストッパ部)
18d1・・・鍔部(ストッパ部)
20、120・・・位置調節装置
20a、120a・・・環状空間
20b、120b・・・皿ばね(リング状のばね板)
20b1、120b1・・・舌状部
20c、120c・・・スナップリング(ストッパ部)
30、130、230、330・・・クラッチペダル
31・・・ペダルレバー
32、132、232・・・踏み部
33、233・・・回動中心
40、140、240、340・・・マスタシリンダー
41、141、241、341・・・シリンダーボデー
42・・・圧力室
43、143、343・・・入力側ピストン
44・・・出力ポート
45・・・リザーバ
46・・・油圧ホース
50、150、350・・・ロッド
60、160、260、360・・・付勢機構
61、261・・・カバー
62、262・・・ダイアフラムスプリング
63、263、363・・・車両のブラケット
161・・・固定部
164・・・テーパ部材
165・・・ローラ
166、366・・・蓄力部材

Claims (9)

  1. 車両のエンジンの出力軸と一体に回転するフライホイールと、
    前記フライホイールと一体に回転するとともに前記フライホイールに対して進退可能なプレッシャープレートと、
    前記フライホイールと前記プレッシャープレートとの間に配設されるフエーシングを有するとともに、車両の変速機の入力軸と一体に回転するクラッチディスクと、
    前記クラッチディスクとの間で前記プレッシャープレートを挟み込むレバー部材を有するレバー機構と、
    前記レバー部材の内周側を前記フライホイールに近づく方向に押圧可能なベアリング組立体と、
    前記ベアリング組立体およびレバー機構を介して前記プレッシャープレートを前記フライホイールに向けて押圧させる押圧力発生機構と、
    を備え、前記レバー部材は前記ベアリング組立体と当接する力点部を有し、
    前記レバー部材は、前記力点部よりも前記レバー部材の外周側で前記プレッシャープレートに形成された作用点部と当接し、前記作用点部との当接部分よりも前記レバー部材の外周側で支点部材によって外周部が支持される車両用摩擦クラッチ装置。
  2. 前記ベアリング組立体が前記レバー部材の力点部を前記フライホイールに近づく方向に押圧すると、前記支点部材と前記レバー部材との当接部分を支点として前記レバー部材が前記プレッシャープレートの作用点部を前記フライホイールに近づく方向に押圧することにより、前記フエーシングを、前記フライホイールと前記プレッシャープレートとで挟み付けてエンジンと変速機との間のトルク伝達を行わせる請求項1の車両用摩擦クラッチ装置。
  3. 前記レバー部材は、前記フライホイールに結合されたカバープレート内周側に、放射状に配置されていることを特徴とする、請求項1あるいは請求項2の車両用摩擦クラッチ装置。
  4. 前記支点部材は、前記カバープレートの内周側に配置されたリング状の線材であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一つの車両用摩擦クラッチ装置。
  5. 前記カバープレートと前記プレッシャープレートとが一体に回転するように連結するとともに前記プレッシャープレートを前記フライホイールから離間するように軸方向に付勢するストラップを備えることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一つの車両用摩擦クラッチ装置。
  6. 前記押圧力発生機構は、前記車両に対して固定の部材により支持された油圧シリンダーであることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか一つの車両用摩擦クラッチ装置。
  7. 前記油圧シリンダー装置の固定部材と可動部材とで形成させた作動油圧室の圧油を排出したときの前記可動部材の復帰位置を、前記フエーシングの摩耗に追従して、前記作動油圧室の容積が拡大する方向へ移動させる位置調節装置を設けたことを特徴とする、請求項6の車両用摩擦クラッチ装置。
  8. 前記油圧シリンダー装置を前記フライホイールと離間させて配置し、前記ベアリング組立体を前記車両に対して固定の部材により前記フライホイールと同軸的にかつ前記レバー機構に対して進退自在に支持させ、前記車両に対して固定の部材により両端間の部分をピボット運動自在に支持させたフォーク部材の一端部を前記ベアリング組立体と作動的に連結し、前記油圧シリンダー装置には前記可動部材に対して同軸的でかつピボット運動可能に係合させるとともに前記フォーク部材の他端部にピボット運動可能に係合させたロッド部材を設け、このロッド部材と前記固定部材との間で前記位置調節装置が作用するようにしたことを特徴とする、請求項7の車両用摩擦クラッチ装置。
  9. 内部の油圧に略比例してトルク伝達が可能なマスタシリンダーにより前記油圧シリンダー装置へ油圧が供給されることを特徴とする、請求項6の車両用摩擦クラッチ装置。
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