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JP2010074258A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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JP2010074258A JP2008236510A JP2008236510A JP2010074258A JP 2010074258 A JP2010074258 A JP 2010074258A JP 2008236510 A JP2008236510 A JP 2008236510A JP 2008236510 A JP2008236510 A JP 2008236510A JP 2010074258 A JP2010074258 A JP 2010074258A
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Abstract

【課題】表示するコンテンツを切替える際に、コンテンツの切替をより円滑にし、かつ、ユーザに与える臨場感を一層向上させることができる表示装置及び表示方法を提供すること。
【解決手段】この表示装置10は、映像及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツを再生する再生部14と、上記再生部14に再生させるコンテンツを選択する選択部12と、上記選択部12が選択するコンテンツが一のコンテンツAから他のコンテンツBへと切替わる場合に、上記再生部14が再生している上記一のコンテンツA及び上記他のコンテンツBの少なくとも一方の映像の表示位置を移動させる表示制御部15と、上記表示制御部15による表示位置の移動に応じて、上記一のコンテンツA及び上記他のコンテンツBの少なくとも一方の音声による音像が定位する定位位置を移動させる音声制御部17と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置及び表示方法に関する。
近年、例えば液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイ・電界放出ディスプレイなどの表示装置の受容が高まり、これらの表示装置は、様々なユーザに多様なコンテンツを表示して提供することができる。例えば、ユーザが一のコンテンツを視聴中に他のコンテンツを視聴することを望む場合、表示装置は、表示している映像を一のコンテンツから他のコンテンツに切替える。
特開2003−224772号公報
しかしながら、表示装置におけるコンテンツの切替は、多くの場合突然行われる。つまり、一のコンテンツが表示されている状態から、他のコンテンツが選択等されると、その一のコンテンツが消されて表示画面がブランク(例えば黒画像など)となり、その後他のコンテンツが表示画面に表示される。このブランクの状態の期間では、通常、他のコンテンツを表示するための準備の処理が行われ、準備が整った段階で他のコンテンツが表示されることが多い。
このような表示画面がブランクな状態は、ユーザに不快感を与える可能性がある。つまり、視聴したいコンテンツが表示されずに、ユーザは表示装置に待たされるような感覚を持つことになる。このような状態を不快に感じるユーザは少なくない。
また、このようなブランクな状態が発生しないとしても、表示画面が一のコンテンツから他のコンテンツに突然切替えられたのでは、ユーザの不快感は拭いきれないことが多い。
更にまた、異なるコンテンツの切替方法として、上記特許文献1には、切替前のコンテンツの映像の一部に、切替後のコンテンツの映像を表示させる技術がある。しかしながら、このようなコンテンツの切替では、コンテンツ中にそのような小さいコンテンツが含まれる場合との区別がつかず、ユーザが不快に思う可能性がある。また、この場合のコンテンツの切替も、円滑ではなく臨場感に欠ける場合が少なくない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、表示するコンテンツを切替える際に、コンテンツの切替をより円滑にし、かつ、ユーザに与える臨場感を一層向上させることが可能な、新規かつ改良された表示装置及び表示方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、映像及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツを再生する再生部と、上記再生部に再生させるコンテンツを選択する選択部と、上記選択部が選択するコンテンツが一のコンテンツから他のコンテンツへと切替わる場合に、上記再生部が再生している上記一のコンテンツ及び上記他のコンテンツの少なくとも一方の映像の表示位置を移動させる表示制御部と、上記表示制御部による表示位置の移動に応じて、上記一のコンテンツ及び上記他のコンテンツの少なくとも一方の音声による音像が定位する定位位置を移動させる音声制御部と、を有する、表示装置が提供される。
この構成によれば、再生部が再生するコンテンツが、選択部により、一のコンテンツから他のコンテンツへと切替えられる。すると、表示制御部により、両コンテンツの少なくとも一方の表示位置が移動され、かつ、音声制御部により、両コンテンツの少なくとも一方の音声による音像の定位位置が移動される。つまり、この構成によれば、コンテンツが切替えられる際に、切替前後のコンテンツの少なくとも一方の表示位置と、それらのコンテンツの少なくとも一方の音像定位位置とを移動させつつ、コンテンツを切替えることができる。
また、上記音声制御部が上記定位位置を移動させる方向は、上記表示制御部が上記表示位置を移動させる方向と同じであってもよい。
また、上記表示制御部は、上記表示位置を2以上の方向に移動可能であってもよい。
また、上記一のコンテンツの属性情報及び上記他のコンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、上記表示位置及び上記定位位置の少なくとも一方を移動させる方向を決定する移動方向決定部を更に有してもよい。
また、上記移動方向決定部は、上記一のコンテンツの属性情報及び上記他のコンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、上記表示位置及び上記定位位置の少なくとも一方を移動させる速さを決定してもよい。
また、上記表示制御部は、上記一のコンテンツ及び上記他のコンテンツの少なくとも一方の表示倍率を変更することにより、表示されたコンテンツを正面から視聴するユーザの前方又は後方に上記表示位置を移動させてもよい。
また、上記表示制御部は、表示されたコンテンツを正面から視聴するユーザの左方又は右方に上記表示位置を移動させてもよい。
また、上記音声制御部は、上記一のコンテンツ及び上記他のコンテンツの少なくとも一方の音声の音圧を変更してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、映像及び音声の少なくとも一方を含み再生されるコンテンツが一のコンテンツから他のコンテンツへと切替わるか否かを判断するコンテンツ切替確認ステップと、上記コンテンツ切替確認ステップで、上記再生されるコンテンツが上記一のコンテンツから上記他のコンテンツへと切替わると判断された場合、上記一のコンテンツ及び上記他のコンテンツの少なくとも一方の表示位置を移動させると共に、該表示位置の移動に応じて、上記一のコンテンツ及び上記他のコンテンツの少なくとも一方の音声による音像が定位する定位位置を移動させる移動ステップと、を有する、表示方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、表示するコンテンツを切替える際に、コンテンツの切替をより円滑にし、かつ、ユーザに与える臨場感を一層向上させることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下で説明する本発明の各実施形態に係る表示装置は、表示させるコンテンツが一のコンテンツから他のコンテンツへと切替わる際、両コンテンツの少なくとも一方の動画又は静止画の表示位置や、音声による音像が定位する定位位置を移動させる。
ここでは、切替られる前後のコンテンツを、それぞれ「視聴コンテンツ(一のコンテンツの一例)(A)」及び「切替コンテンツ(他のコンテンツの一例)(B)」という。ただし、この「視聴中」とは、特定の時点において実際に視聴されているコンテンツを意味するのではなく、単に切替前に視聴されていたと言う意味である。つまり、切替後においては、切替コンテンツが視聴されることになるが、ここでは説明の便宜上、切替後においても視聴されるコンテンツは切替コンテンツという。なお、この表示装置が表示するコンテンツは、特に種類や内容などが限定されるものではないが、このコンテンツは、映像(静止画・動画を含む)及び音声の少なくとも一方を含む。視聴コンテンツ及び切替コンテンツの少なくともどちらか一方には、映像が含まれ、やはりどちらか一方(映像を含まないコンテンツでもよい。)には、音声が含まれることが望ましい。ただし、説明の便宜上、視聴コンテンツ及び切替コンテンツの双方に映像及び音声が含まれる場合を説明する。
以下、このような本発明の第1実施形態に係る表示装置について詳しく説明する。なお、この表示装置についての理解を容易にするために、以下では、次の順序で説明する。
<第1実施形態>
[1.表示システムの構成]図1
[2.表示装置の構成] 図2
[3.表示装置の動作] 図3
[3−1.表示装置によるコンテンツ切替の第1例]図4〜図8
[3−2.表示装置によるコンテンツ切替の第2例]図9〜図13
[3−3.表示装置によるコンテンツ切替の第3例]図14,図15
[3−4.表示装置によるコンテンツ切替の第4例]図16,図17
[3−5.コンテンツ切替方法の決定例]
[4.表示装置による効果の例]
<第1実施形態>
[1.表示システムの構成]
まず、図1を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る表示装置を備えた表示システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る表示システムについて説明する説明図である。
図1に示すように、表示システム1は、表示装置10と、スピーカSPL,SPRとを備える。
表示装置10は、コンテンツを再生し、そのコンテンツの映像を表示し、かつ、音声を出力する。このような表示装置の例としては、例えば、ブラウン管(CRT:Cathode Ray Tube)・液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)・プラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)・電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)・有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(有機EL、OELD:Organic Electroluminescence Display)・ビデオプロジェクタなどが挙げられる。また、更に他の表示装置としては、例えば、汎用のコンピュータやノート型のコンピュータ・PDA(Personal Digital Assistant)・携帯電話などのように、コンテンツを表示できる様々な形態の表示装置が挙げられる。つまり、この表示装置10は、コンテンツを再生し、そのコンテンツの映像を表示し、かつ、音声を出力することができる機器であれば、如何なる表示装置であってもよい。なお、以下では、本発明の各実施形態に係る表示装置を、単に「表示装置」という。
表示装置10は、表示画面Mを有し、この表示画面Mに、再生したコンテンツに含まれる映像を表示させる。また、表示装置10は、再生したコンテンツの音声を、サラウンド・サウンド(Surround Sound)を構成する音声出力部から出力する。音声出力部の例としては、表示装置10に内蔵されたスピーカ、外部のスピーカ、ヘッドホン、ヘッドセット、イヤホンなどが挙げられる。また、このサラウンドシステムは、モノラル(1チャンネル)、ステレオ(2チャンネル)、3チャンネル以上の例えば5.1チャンネルや7.1チャンネルなどの多チャンネルであってもよい。なお、ここでは、表示装置10は、内蔵されたスピーカ(図示せず)と、外部のスピーカSPL,SPRとで構成される多チャンネルのサラウンドシステムを有する場合について、説明する。
スピーカSPL,SPRは、外部の音声出力部の一例であって、リアスピーカである。ユーザ(つまり視聴者)Uが表示装置10の表示画面Mの正面で表示外面を視聴していると仮定する。この場合において、スピーカSPLは、ユーザUの左方後方に位置するリアスピーカであり、スピーカSPRは、ユーザUの右方後方に位置するリアスピーカである。
このスピーカSPL,SPRは、表示装置10に内蔵されたスピーカと同様に、後述する表示装置10が有する音声制御部17(図2参照。)からの音声信号により駆動されて音として音声を出力する。なお、以下では説明の便宜上、外部のスピーカSPL,SPRと内部のスピーカ(図示せず)を総称して「音声出力部18(図2参照。)」といい、外部のスピーカSPL,SPRも含めて音声出力部18は、上記表示装置10の構成の1つであるとして説明する。
また、以下では、ユーザUが表示装置10の表示画面Mの正面で表示外面を視聴している場合において、ユーザUの左方向(x軸正の方向)を単に「左」等ともいい、ユーザUの右方向(x軸負の方向)を単に「右」等ともいう。そして、ユーザUの前方向(y軸負の方向)を単に「前」等ともいい、ユーザUの後方向(y軸正の方向)を単に「後」等ともいう。なお、前後方向に対して、表示装置10の正面(つまり表示画面Mが形成された方向。y軸正の方向)を単に「正面」等ともいい、表示装置10の裏面(y軸負の方向)を単に「裏面」又は「背面」等ともいう。つまり、ユーザUの前方向は、表示装置10の裏面方向に相当し、ユーザUの後方向は、表示装置10の正面方向に相当する。また、ユーザU及び表示装置10の上方向を単に「上」等ともいい、ユーザU及び表示装置10の下方向を単に「下」等ともいう。
[2.表示装置の構成]
次に、図2を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る表示装置の構成について説明する説明図である。
図2に示すように、表示装置10は、コンテンツ取得部11と、コンテンツ選択部12と、移動方向決定部13と、再生部14と、表示制御部15と、表示部16と、音声制御部17と、音声出力部18とを備える。
コンテンツ取得部11は、表示装置10が再生するコンテンツを取得する。このコンテンツ取得部11は、同時に複数のコンテンツを取得することができる。つまり、コンテンツ取得部11は、視聴コンテンツと切替コンテンツとその他のコンテンツとを同時に取得することができる。コンテンツ取得部11がコンテンツを取得する取得元は、特に限定されるものではない。この取得元の例としては、例えば、地上波・衛星波などの放送波、表示装置10の内部に搭載された記憶装置(図示せず)、外部に配置され表示装置10に接続された記録装置(図示せず)、インターネットなどのネットワーク上にコンテンツを公開しているコンテンツ配信サーバ(図示せず)等が挙げられる。しかし、コンテンツ取得部11がコンテンツを取得する取得元は、これらの例に限定されるものではない。
なお、コンテンツ取得部11が取得するコンテンツは、上述の通り、映像を表す映像情報と、音声を表す音声情報とを含む。このコンテンツは、更に、属性情報を含む。「属性情報」は、そのコンテンツの属性を表す情報である。コンテンツの属性には、例えば、そのコンテンツの種別(ジャンル)・内容等の概略・出演者や制作者に関する情報・放送時間帯や日付・放送チャンネル・コンテンツが作成された日付や日時・そのコンテンツが対象としている視聴者層・コンテンツに関連して視聴者に提供する情報・放送形式や取得方法などが含まれる。このような属性情報としては、例えば、EPS(電子番組ガイド)などが挙げられる。
コンテンツ取得部11が取得するコンテンツは、例えば、上記複数の情報がまとめられていたり、圧縮されていたり、暗号化されているなど、コンテンツに含まれる情報が通常では読み取りできない形式である場合可能性もある。その場合、コンテンツ取得部11は、取得したコンテンツを、例えば、複数の情報に戻したり、解凍したり、複合化するなど、読み取りできる形式に変換してもよい。更に、コンテンツ取得部11は、放送されたコンテンツを取得する場合、チューナ等の役割を担ってもよい。ただし、このような変換やチューニング機能は、コンテンツ取得部11がコンテンツを取得する取得元が有してもよいことは、言うまでない。
コンテンツ選択部12は、選択部の一例であり、コンテンツ取得部11が取得した複数のコンテンツの中から、再生部14に再生させるコンテンツを選択する。なお、コンテンツ選択部12が選択するコンテンツが、視聴コンテンツから切替コンテンツへと切替えられることを「コンテンツの切替」等という。
このようなコンテンツの切替は、コンテンツ選択部12により、例えば、ユーザUによるリモートコントローラやボタンなどの操作部(図示せず)への操作・予め設定されたタイマ・視聴コンテンツの終了などのような、様々なタイミング(時点)で行われる。この際、例えば、ユーザUがコンテンツを切替える操作をした時点、予め設定された時間間隔が経過したり時刻に到達した時点、及び、視聴コンテンツが終了した時点(望ましくはその直前)などを、ここでは「切替開始タイミング(t0)」ともいう。つまり、切替開始タイミングは、表示装置10が、視聴コンテンツから切替コンテンツへの切替を開始する時点を意味し、そのタイミングがどのように設定されるかは、様々な態様が考えられる。表示装置10は、例えば、この切替開始タイミングにおいて、コンテンツの表示位置や音像の定位位置の移動を開始し、移動が完了した時点で、視聴コンテンツから切替コンテンツへの切替が完了する。この切替が完了するタイミングを、ここでは「切替完了タイミング(t1又はt2)」ともいう。そして、この切替開始タイミングから切替終了タイミングまでの間の期間を、「切替期間」ともいう。ただし、これらのタイミングや期間は、説明の便宜上の設定であり、本実施形態を限定するものではない。例えば、上記タイミングの誤差や定義の違い、期間の幅などが存在してもよいことは、言うまでもない。
つまり、コンテンツの切替が行われる場合、コンテンツ選択部12は、切替開始タイミングより前は、視聴コンテンツを選択し、切替開始タイミングより後は、切替コンテンツを選択する。そして、コンテンツ選択部12は、選択したコンテンツを再生部14に出力する。但し、コンテンツ選択部12は、少なくとも切替開始タイミングから切替完了タイミングまでか、その後しばらくの間、切替コンテンツと併せて視聴コンテンツも再生部14に出力する。
移動方向決定部13は、コンテンツの切替が行われる場合、表示画面Mに表示される映像の表示位置、及び、音声出力部18から出力される音声の音像の定位位置の少なくとも一方を移動させる方向を決定する。つまり、上述のように、本実施形態に係る表示装置10は、コンテンツの映像の表示位置と音声の音像の定位位置とを移動させるが、その移動方向を、この移動方向決定部13が決定する。
移動方向決定部13は、移動方向を、例えば、左方向・右方向・前方向・後方向・回転・これらを組み合わせた方向などの複数の方向の中から決定することができる。これらの移動方向の具体的な例にについては、下記[3.表示装置の動作]で併せて説明する。
移動方向決定部13が決定する移動方向は、予め設定されていてもよいが、ここでは、移動方向決定部13が、複数の移動方向の中から1の移動方向(2の移動方向でもよい。)を選択して決定する場合について説明する。この際、移動方向決定部13は、例えば、視聴コンテンツの属性情報及び切替コンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、移動方向を決定してもよい。また、移動方向決定部13は、移動方向だけでなく、移動方向への映像及び/又は音像の移動の速さをも決定することができる。この場合にも、移動速さは、予め設定されていてもよく、上記両コンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、決定されてもよい。この属性情報に基づく移動方向や移動速さの決定については、後述の[3−5.コンテンツ切替方法の決定例]において詳しく説明する。
再生部14は、コンテンツ選択部12から取得したコンテンツを再生する。なお、この再生部14は、コンテンツ選択部12から複数のコンテンツを取得した場合、その複数のコンテンツを再生することができる。また、再生部14は、コンテンツ選択部12から取得したコンテンツだけでなく、コンテンツ取得部11が取得した複数のコンテンツを再生することもできる。複数のコンテンツを再生して表示画面Mに表示することにより、表示装置10は、そのコンテンツをユーザUに参照させつつ、ユーザUにコンテンツの選択操作を行わせることができる。
表示制御部15は、表示画面Mに表示させる映像、つまり、再生部14が再生したコンテンツの映像の表示状態(表示位置を含む)を制御する。一方表示部16は、表示画面Mを有し、上記表示制御部15から伝達される映像を、その表示制御部15による制御に基づいて、表示画面Mに表示させる。コンテンツの切替が行われない場合、表示制御部15は、再生部14により再生されているコンテンツを表示画面Mに表示させる。この際、ユーザUがコンテンツを視聴している場合には、表示制御部15は、コンテンツの映像を表示画面Mいっぱいに表示させることができる。
一方、表示制御部15は、コンテンツ切替時には、視聴コンテンツ(切替前のコンテンツ)及び切替コンテンツ(切替後のコンテンツ)の少なくとも一方の表示位置を移動させる。この際、表示制御部15は、移動方向決定部13が決定した移動方向に、表示位置を移動させる。一方、上述のように、移動方向決定部13は、2以上の方向から1の移動方向又は2の移動方向を決定できる。よって、表示制御部15は、2以上の方向に表示位置を移動させることが可能であとともに、視聴コンテンツと切替コンテンツとを異なる方向に移動させることも可能である。また、もちろん、表示制御部15は、視聴コンテンツ及び切替コンテンツの一方だけの表示位置を移動させることも可能である。なお、以下では、両コンテンツを移動させる際には、視聴コンテンツの移動方向と、切替コンテンツの移動方向とが同じである場合について説明する。
この表示制御部15による表示位置の移動例についても、下記[3.表示装置の動作]において詳しく説明する。
音声制御部17は、再生部14で再生されたコンテンツの音を、例えば外部のスピーカSPL,SPRや内蔵のスピーカ(図示せず)などの音声出力部18に出力させる。この際、音声制御部17は、音声出力部18から出力される音声の出力音圧(つまり例えば音量など)を調整したり、その音声による音像の定位位置を移動させることができる。なお、本実施形態における音像とは、例えば、コンテンツの音声を聴くユーザUが、あたかも音が像をつくっているように認識するものをいう。そして、音像の定位位置は、例えば、ユーザUが、その音像、つまり音の発信源が位置していると認識するその位置をいう。なお、ここで音像と音像の定位位置の説明をしたが、この説明は、本実施形態を限定するものではなく、音像及び定位位置は、広い意味で理解されうるものである。
音声制御部17は、音圧を調整するために、例えばアンプリファイアや増幅器などのような音圧調整回路(図示せず)を有する。音声制御部17は、音像の定位位置を移動させるために、例えば音像定位処理回路などを有する。ただし、音圧を調整する音圧調整回路は、音像の定位処理にも使用されてもよい。そして、音圧調整回路及び音圧調整回路は、例えば、サラウンドシステムのチャンネル数だけ備えられることが望ましい。
音像定位処理回路の例としては、例えば、FIRフィルタ(Finite Impulse Response Filter)などが挙げられる。音像定位処理回路がFIRフィルタの場合、FIRフィルタは、例えば、サラウンドシステムのチャンネル数だけ備えられる。そして、各FIRフィルタが、再生部14が再生したコンテンツの音声情報に畳み込み演算処理を行うことにより、各チャンネルから出力される音に位相差が付加される。その結果、この音像定位処理回路は、定められた音像の定位位置に、再生中の音声の音像を定位させることができる。この際、音圧調整回路による各チャンネルに対する音圧調整が行われて各チャンネル間に音圧差が負荷されることにより、より効果的に音像を所定の位置に定位させることができる。音像定位処理回路による音像定位位置の移動は、FIRフィルタが有する複数の係数器(図示せず)の係数を、音像を定位させるべき定位位置に応じた頭部伝達関数(Head Related Transfer Function)により求められる係数値に順次変更することにより、行うことができる。併せて音圧調整回路により音圧差の調整が行われる。なお、ここで挙げたFIRフィルタは、あくまで音像定位処理回路の一例を示すものであり、音声制御部17が他の音像定位回路を備えていてもよいことは言うまでもない。
音声制御部17は、コンテンツ切替時に、視聴コンテンツ(切替前のコンテンツ)及び切替コンテンツ(切替後のコンテンツ)の少なくとも一方の音像の定位位置を移動させる。この際、音声制御部17は、上記表示制御部15と同様に、移動方向決定部13が決定した移動方向に、表示位置を移動させる。上記移動方向決定部13は、表示位置を移動させる方向に応じて、音像定位位置を移動させる方向を決定する。つまり、音声制御部17は、表示制御部15による表示位置の移動に応じて、音像の定位位置を移動させることになる。また、この表示位置の移動方向と、音像の移動方向とは、異なる方向であってもよいが、同一の方向であることが望ましい。
更に、音声制御部17は、通常はユーザUの操作等に応じて、音圧を調整するが、コンテンツ切替時に、視聴コンテンツ及び切替コンテンツの少なくとも一方の音声の音圧を変更してもよい。
この音声制御部17による音像定位位置の移動例についても、下記[3.表示装置の動作]において詳しく説明する。
なお、音声出力部18は、上述の通り、外部及び/又は内蔵の音声出力部であり、図1におけるスピーカSPL,SPR及び/又は内蔵のスピーカ(図示せず)等である。
[3.表示装置の動作]
更に、図3を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る表示装置の動作について説明する説明図である。
図3に示すように、まず、ユーザUが視聴コンテンツを視聴している際に、ステップS01(コンテンツ切替確認ステップの一例)が処理される。ステップS01では、コンテンツ選択部12により、新たなコンテンツ(つまり、切替コンテンツ)が選択されたかが確認される。つまり、このステップS01では、コンテンツの切替が行われたか否かが判断される。コンテンツの切替が行われてない場合には、このステップS01が繰り返される。一方、コンテンツの切替が行われた場合には、ステップS03に進む。
ステップS03では、移動方向決定部13により、視聴コンテンツの属性情報及び切替コンテンツの属性情報の少なくとも一方の確認が行われる。そして、ステップS04に進む。
ステップS05では、移動方向決定部13により、ステップS03で確認された属性情報に基づいて、表示位置及び音像定位位置の移動方向が決定される。ただし、予め移動方向が決定されている場合には、先のステップS03及びステップS05は必ずしも必要ではない。このステップS05の処理後は、ステップS07に進む。
ステップS07(移動ステップの一例)では、表示位置及び音像定位位置の移動処理が行われる。つまり、表示制御部15により、視聴コンテンツ及び切替コンテンツの少なくとも一方の表示位置が、ステップS05で決定された方向へと移動される。また、音声制御部17により、やはり視聴コンテンツ及び切替コンテンツの少なくとも一方の音声による音像の定位位置が、ステップS05で決定された方向へと移動される。このステップS07における移動の例については、後述する。そして、ステップS07の処理後は、ステップS09が処理される。
ステップS09では、再生部14により、切替コンテンツの再生が終了したか否かが確認される。再生終了の例としては、例えば、切替コンテンツが終了した場合、表示装置10の電源がOFFされた場合などが挙げられる。再生が終了した場合には、動作を終了するが、再生が終了していない場合には、ステップS01以降の処理が繰り返される。ただし、再度ステップS01以降の処理が行われる場合には、切替コンテンツは、新たな視聴コンテンツとなることは言うまでもない。また、このステップS09は、必ずしも必要ではなく、表示装置10の動作中は常にステップS01〜ステップS09が処理されてもよいことも言うまでもない。
[3−1.表示装置によるコンテンツ切替の第1例]
以上、本実施形態に係る表示装置10の動作について説明した。ここで、この表示装置によるコンテンツ切替の動作の例、つまり、ステップS05における表示位置や音像の定位位置の移動方法の例等について説明する。しかしながら、ここで説明するコンテンツ切替例は、あくまで一例であって、様々な切替が可能であることは言うまでもない。例えば、以下で説明する移動例では、視聴コンテンツ及び切替コンテンツの両方を移動させる場合について説明するが、どちらか一方を移動させることももちろん可能である。
まず、図4〜図8を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置10によるコンテンツ切替の第1例について説明する。図4は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例における表示位置について説明する説明図である。図5は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例における音像定位位置について説明する説明図である。図6は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例における音圧について説明する説明図である。図7及び図8は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例の概念について説明する説明図である。
(表示位置)
まず、図4を参照しつつ、表示制御部15による表示位置の移動について説明する。
この第1例では、表示制御部15は、映像の表示位置を後方へと移動させる。例えば、ある映像を表示画面Mに表示している際に、その映像の倍率を上げて拡大すると、ユーザUは、表示映像があたかも後方へと移動したように認識する。逆に、映像の倍率を下げて縮小すると、ユーザUは、表示映像があたかも前方へと移動したように認識する。かかる効果を利用して、表示制御部15は表示位置を後方に移動させる(前方に移動させることももちろん可能である。)。より具体的に説明する。
図4に示すように、切替開始タイミングt0までは、表示装置10の表示画面Mに倍率1で、視聴コンテンツAの映像が表示されているものとする。そして、切替開始タイミングt0において、コンテンツの切替が開始したとする。すると、視聴コンテンツAの映像の表示倍率は、ラインL1に沿って上昇されて、その表示位置は、後方(図1のy軸正の方向)に移動して徐々にユーザUに近づく。そして、視聴コンテンツAの表示位置が見かけ上ユーザUの位置へと到達する(タイミングt1)。その後、視聴コンテンツAは、更に後方へと移動してもよいが、タイミングt1以降は表示されないことが望ましい。一方、切替後のコンテンツである切替コンテンツBの映像は、視聴コンテンツAの映像が消えた時点で、ラインL2,L3に示すように表示装置の表示画面Mに倍率1で表示されて体もよい。また、この切替コンテンツBの映像は、例えば、タイミングt1においては1以下の倍率で表示されており、その後1まで倍率が上昇されることにより、ラインL4,L3に沿って移動されてもよい。そして、切替完了タイミングt2では、切替後の切替コンテンツBが倍率1で表示画面Mに表示される。
(音像定位位置)
図5に、音像の定位位置の移動例を示す。
図5に示すように音像の定位位置は、上記図4に示した表示位置の移動と同様に、つまり、同じ方向・同じ速さで移動されることが望ましい。ただし、図4に示した表示位置の移動では、切替前の視聴コンテンツAの映像の表意位置は、タイミングt1以降表示されないとしたが、この視聴コンテンツAによる音像の定位位置は、タイミングt1以降も同じ方向に移動されることが望ましい。
(音圧)
図6に、音声の音圧の変化を示す。
この図6では、サラウンドシステムの各チャンネル毎の音圧を示す代わりに、全チャンネルの平均の音圧を代表的に示している。この第1例では、映像の表示位置及び音像の定位位置は、後方へと移動する。従って、左右のチャンネル間で音圧に変更を加えなくてもよいためである。
視聴コンテンツAの音圧は、切替開始タイミングt0以降、ラインL5に示すように、徐々に減少されることが望ましい(フェードアウト)。しかし、第1例では、上述のように、視聴コンテンツAの映像の表示位置及び音像の定位位置共に、まず、ユーザUに近づくように後方に移動する。従って、変更例として、例えば、ラインL6に示すように、表示位置等がユーザU位置に到達するタイミングt1までは、視聴コンテンツAの音圧を減少させず、そのタイミングt1以降で音圧を減少させることも可能である。また、更に他の変更例として、例えば、ラインL7に示すように、タイミングt1までは一旦視聴コンテンツAの音圧を上昇させて、そのタイミングt1以降で音圧を減少させることも可能である。この場合、表示位置及び音像定位位置が近づくと共に音圧が上昇するため、表示位置及び音像定位位置の移動により臨場感を加えることができる。
一方、切替コンテンツBの音圧は、例えば、ラインL8,L9に示すように、タイミングt1以降、一定の音圧であってもよいが、ラインL10,L9に示すように、徐々に上昇されてもよい(フェードイン)。この場合、視聴コンテンツAの音と切替コンテンツBの音とは、クロスフェードされることとなり、更に臨場感を増すことができる。
(概念)
この第1例のように、表示位置・音像定位位置・音圧を調整することにより、ユーザUは以下のようなコンテンツの切替が、表示装置10により行われるように認識する。
つまり、図7に示すように、ユーザUは、あたかも複数のコンテンツが重畳されているように認識する。図7では、表示画面Mに視聴コンテンツAが表示されている。しかし、コンテンツの切替が行われると、図8に示すように、視聴コンテンツAの映像の表示位置・音声の音像の定位位置及び音圧がユーザUに近づき更に背後に遠ざかる移動方向V1へと移動されたように、ユーザUは認識する。そして、この視聴コンテンツAの移動後には、表示画面Mに切替コンテンツBが表示される。従って、ユーザUは、複数のコンテンツが重畳されており、コンテンツの切替によりその重畳したコンテンツが前後方向にめくられるような印象を持つことになる。
なお、これらのコンテンツ切替処理が行われる切替期間(例えばt0からt2まで)は、短すぎてはコンテンツが移動したようにユーザUに認識させることが難しく、長すぎてはユーザUに不快感を与えかねない。そこで、切替期間は、例えば、1〜2秒程度に設定されることが望ましい。しかし、これは本発明を限定するものではない。切替期間については、以下で説明する第2〜第4例でも同様である。
[3−2.表示装置によるコンテンツ切替の第2例]
次に、図9〜図13を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置10によるコンテンツ切替の第2例について説明する。図9は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例における表示位置について説明する説明図である。図10は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例における音像定位位置について説明する説明図である。図11は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例における音圧について説明する説明図である。図12及び図13は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例の概念について説明する説明図である。
(表示位置)
まず、図9を参照しつつ、表示制御部15による表示位置の移動について説明する。
この第2例では、表示制御部15は、映像の表示位置を左方へと移動させる。例えば、ある映像を表示画面Mに表示している際に、その映像の表示位置の中心を、表示画面Mの中心から左方へと移動させる。同様に、他の映像の表示位置の中心を、表示画面Mの右方から、その中心へと移動させる。すると、ユーザUは、両映像の表示映像があたかも左方へと移動したように認識する。逆に、映像の表示位置の中心を右方へと移動させると、ユーザUは、表示映像があたかも右方へと移動したように認識する。かかる効果を利用して、表示制御部15は表示位置を左方に移動させる(右方に移動させることももちろん可能である。)。より具体的に説明する。
図9に示すように、切替開始タイミングt0までは、表示装置10の表示画面Mの中心と、視聴コンテンツAの映像の中心とが一致するように、映像が表示されているものとする。そして、切替開始タイミングt0において、コンテンツの切替が開始したとする。すると、視聴コンテンツAの映像の中心は、ラインL11に沿って左方へと移動されて、その表示位置も、ユーザUの左方(図1のx軸正の方向)に移動する。その結果、視聴コンテンツAの映像が表示範囲から左方へと消えていき、タイミングt1では、完全に視聴コンテンツAの映像が表示範囲外に移動される。一方、これと同時に、切替開始タイミングt0において、切替コンテンツBの映像の中心は、その映像が表示範囲に入らないような表示画面Mの右方にあるが、徐々にラインL12に沿って左方へと移動される。その結果、タイミングt1では、切替コンテンツBの映像の中心が、表示画面Mの中心と一致して、表示画面Mには切替コンテンツBの映像が表示される。つまり、切替前の視聴コンテンツAは左方に移動して消えつつ、切替後の切替コンテンツBは右方より移動してきて表示されることになる。
(音像定位位置)
図10に、音像の定位位置の移動例を示す。
図10に示すように音像の定位位置は、上記図9に示した表示位置の移動と同様に、つまり、同じ方向・同じ速さで移動されることが望ましい。
(音圧)
図11に、音声の音圧の変化を示す。
この第2例では、音像定位位置を図10に示すように左方に移動させる。従って、音声制御部17は、視聴コンテンツAについては、サラウンドシステムの左方のチャンネルの音圧を徐々に上げ、逆に右方のチャンネルの音圧を徐々に下げる。また、音声制御部17は、切替コンテンツBについては、右方のチャンネルの音圧を左方のチャンネルの音圧よりも高くした状態から、右方のチャンネルと左方のチャンネルの音圧を等しくなるように変更する。すると、音像定位位置の移動が、より効果的に行われるような印象をユーザUに与えることができる。しかし、図11では、このような左方及び右方での音圧の違いを示すのではなく、全チャンネルの平均の音圧を代表的に示している。
視聴コンテンツAの音圧は、切替開始タイミングt0以降、例えばラインL13に示すように、徐々に減少されることが望ましい(フェードアウト)。一方、切替コンテンツBの音圧は、切替開始タイミングt0以降、例えばラインL14に示すように、徐々に増加されることが望ましい(フェードイン)。この場合、視聴コンテンツAの音と切替コンテンツBの音とは、クロスフェードされることとなり、更に臨場感を増すことができる。
(概念)
この第2例のように、表示位置・音像定位位置・音圧を調整することにより、ユーザUは以下のようなコンテンツの切替が、表示装置10により行われるように認識する。
つまり、図12に示すように、ユーザUは、あたかも複数のコンテンツが左右方向に並べられているように認識する。図12では、表示画面Mに視聴コンテンツAが表示されている。しかし、コンテンツの切替が行われると、図13に示すように、視聴コンテンツAの映像の表示位置・音声の音像の定位位置及び音圧がユーザUの左方である移動方向V2へと移動されたように、ユーザUは認識する。この視聴コンテンツAの移動と共に、切替後の切替コンテンツBは、右方より移動方向V2へと移動して、表示画面Mに表示される。従って、ユーザUは、複数のコンテンツが左右方向に並べられおり、コンテンツの切替によりその並べられたコンテンツが左右方向にめくられるような印象を持つことになる。
なお、この第2例の更なる変更例として、表示位置・音像定位位置・音圧を上下方向に移動させることももちろん可能である。この場合、サラウンドシステムの左方チャンネルの音圧と右方チャンネルの音圧とには、差が付加されないことが望ましい。
[3−3.表示装置によるコンテンツ切替の第3例]
以上、本実施形態に係るコンテンツ切替の2つの例について説明したが、上述の通り、本実施形態に係るコンテンツ切替は、この2例に限定されるものではない。そこで、さらなるコンテンツ切替例として、第3例及び第4例について説明する。なお、コンテンツ切替における表示位置・音像定位位置・音圧の変化については、上記第1例及び第2例において、詳しく説明したため、以下では第3例及び第4例による概念を中心に説明する。ただし、上記第1例及び第2例と多少の変更を加えて、表示位置・音像定位位置・音圧を変化させることにより、第3例及び第4例を実現できることは言うまでもない。
図14及び図15を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置10によるコンテンツ切替の第3例について説明する。図14及び図15は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第3例の概念について説明する説明図である。
(概念)
この第3例では、図14に示すように、切替可能な複数のコンテンツが、略円状に配置される。そして、コンテンツの切替は、図15に示すように、複数のコンテンツの表示位置等が、移動方向V3へと回転することにより行われる。この表示位置等の回転は、表示制御部15による表示倍率の変更・映像の中心位置の上下左右の調整・映像の重畳等と、音声制御部17による音像定位位置の変更・音圧変更等とにより行われる。その結果、ユーザUは、以下のようなコンテンツの切替が表示装置10により行われるように認識する。
つまり、図14に示すように、ユーザUは、あたかも複数のコンテンツが略円状に配置されている状態を、斜め上方より見ているように認識する。図14では、表示画面Mの中央近傍に視聴コンテンツAが表示されている。しかし、コンテンツの切替が行われると、図15に示すように、視聴コンテンツAを含む複数のコンテンツの映像の表示位置・音声の音像の定位位置及び音圧が移動方向V3へと移動されたように、ユーザUは認識する。その結果、表示画面Mのほぼ中央近傍には、切替後の切替コンテンツBが表示されることにより、コンテンツの切替が行われる。従って、ユーザUは、複数のコンテンツの配置位置及び音源が回転して、略円状に配置された複数のコンテンツがその円方向に回転してめくられるような印象を持つことになる。
[3−4.表示装置によるコンテンツ切替の第4例]
次に、図16及び図17を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置10によるコンテンツ切替の第4例について説明する。図16及び図17は、本実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第4例の概念について説明する説明図である。
(概念)
この第4例は、上記第2例で説明した左右方向への移動と上下方向への移動とを応用して、コンテンツをあたかも「クロスメディアバー(登録商標)」のように移動させて、コンテンツの切替を行うことができる。その結果、ユーザUは、以下のようなコンテンツの切替が表示装置10により行われるように認識する。
つまり、図16に示すように、ほぼ中央左方に視聴コンテンツAが表示され、その左右に他のコンテンツ(例えばコンテンツC)が並べられ、その上下にも他のコンテンツ(例えばコンテンツB)が並べられる。この左右方向に並べられるコンテンツ同士や、上下方向に並べられるコンテンツ同士には、例えば、共通する属性情報を有するなどの何らかの関連性があることが望ましい。このような関連性としては、例えば、左右方向に並べられるコンテンツは、地上波デジタル放送の各チャンネルで放映されているコンテンツである場合が挙げられる。また、この場合、例えば、上下方向に並べられるコンテンツは、地上波アナログ・BSアナログ・BSデジタル・録画コンテンツ・ネットワーク上のコンテンツなどのように、放送形式や取得方法が互いに異なる場合が挙げられる。ただし、このような属性情報による分類は、様々な変更例が考えられる。
そして、ユーザUは、あたかも複数のコンテンツがクロスメディアバー(登録商標)のように配置されているように認識する。図16では、クロスメディアバー(登録商標)の中心に視聴コンテンツAが表示されている。しかし、コンテンツの切替が行われると、図17に示すように、視聴コンテンツAを含む複数のコンテンツの映像の表示位置・音声の音像の定位位置及び音圧が移動方向V4、移動方向V5又はそれらの逆方向へと移動されたように、ユーザUは認識する。その結果、クロスメディアバー(登録商標)の中心には、例えば切替コンテンツBが切替後のコンテンツとして表示されることにより、コンテンツの切替が行われる。従って、ユーザUは、クロスメディアバー(登録商標)状に並べられたコンテンツの映像と音源とがあたかもそのクロスメディアバー(登録商標)に沿って移動したような印象を持つことになる。
[3−5.コンテンツ切替方法の決定例]
本実施形態に係る表示装置10は、以上で例示したように例えば第1例〜第4例のようなコンテンツ切替が可能である。一方、上述のように、どのコンテンツ切替方法によりコンテンツを切替えるかは、移動方向決定部13により決定される。そこで、ここではこの移動方向決定部13による切替方法の決定例について説明する。
上述のように、移動方向決定部13は、予め設定されている一の方向を移動方向に決定することもできるが、視聴コンテンツの属性情報及び切替コンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、移動方向を決定することができる。そこで、ここでは両コンテンツの属性情報に基づいた移動方向の決定について説明する。
コンテンツの属性の例としては、上述のように、コンテンツの種別(ジャンル)・内容等の概略・出演者や制作者に関する情報・放送時間帯や日付・放送チャンネル・コンテンツが作成された日付や日時・そのコンテンツが対象としている視聴者層・コンテンツに関連して視聴者に提供する情報・放送形式や取得方法などが挙げられる。
移動方向決定部13は、これらの属性情報の変化に応じた移動方向を決定する。
例えば、移動方向決定部13は、一の属性情報が切替前後で変化した場合には、一の方向に移動方向を決定し、他の属性情報が切替前後で変化した場合には、他の方向に移動方向を決定することも可能である。この場合、ユーザに、切替前後のコンテンツにおいてどの属性情報が変化したのかという情報をも提供することができる。この場合について、より具体的な例を挙げて説明すると以下の通りである。しかし、ここで挙げる例は、あくまで一例であり、様々な変更例が考えられることは言うまでもない。
例えば、コンテンツが放送されているものである場合、コンテンツの切替には、放送形式自体を変更する切替や、同一放送形式内での単なるチャンネルの切替がある。そこで、移動方向決定部13は、放送形式自体を変更する切替を行う場合には、図8等に示す第1例の移動方向V1に決定する一方、単なるチャンネルの切替を行う場合には、図13等に示す第2例の移動方向V2に決定してもよい。その結果、ユーザは、コンテンツの切替が、放送形式の変更を伴うものか、単なるチャンネルの変更かを知ることができる。また、この場合、表示装置10は、図17等に示す第4例とは異なり、あたかも、ユーザの前後と左右にコンテンツが水平に並べられたようなクロスメディアバー(登録商標)のようなコンテンツ切替方式を提供することができる。
また、例えば、コンテンツが予め記録装置(図示せず)に記録されたものである場合、移動方向決定部13は、その記録装置内でのコンテンツの切替であれば、図15等に示す第3例の移動方向V3に決定してもよい。更に、記録装置のコンテンツと放送されているコンテンツとの間の切替の場合、移動方向決定部13は、図17等に示す第4例の移動方向V4に決定してもよい。
これらの例やその組み合わせにより、表示装置10は、ユーザに放送形式や取得方法が変更されたか否かの情報を、移動方向により示すことができる。
一方、ここでは、どの属性情報が変更されたのかを移動方向により示す場合を説明したが、これとは逆に、どの属性情報が変更されていないのかを移動方向により示すことも可能であることは、言うまでもない。
また、コンテンツのカテゴリ等の属性情報に応じて、移動方向を決定することももちろん可能である。例えば、移動方向決定部13は、「ドラマ」というカテゴリが共通していれば、図8等に示す第1例の移動方向V1等に決定し、カテゴリが変更していれば、図13等に示す第2例の移動方向V2等に決定することも可能である。また、この場合、移動方向決定部13は、「例えば、切替先のコンテンツ(切替コンテンツB)のカテゴリのみに基づいて、移動方向を決定することも可能である。そうすることにより、表示装置10は、切替後のコンテンツの属性情報を、その移動方向により示す等の新しい情報提供方法を提案することができる。
また、移動方向決定部13は、例えば、移動方向と共に、その移動の速さを属性情報に応じて決定することも可能である。例えば、切替コンテンツのカテゴリが「スポーツ」などであれば、移動の速さ、つまり、図4におけるラインL1,L4等の傾きを大きくして、よりスピーディなコンテンツの切替を行うことも可能である。この場合、より臨場感にあふれて各コンテンツの属性情報を反映させた新たなコンテンツ切替が可能となる。
ここでは、属性情報の例として、放送形式や取得方法、コンテンツのカテゴリを例に挙げて説明したが、もちろん他の属性情報により、これらのような移動方向の決定、及び、その速さの決定が行われてもよいことは言うまでもない。
[4.表示装置による効果の例]
以上、本発明の第1実施形態に係る表示装置10について説明した。
この表示装置10によれば、切替前後のコンテンツの少なくとも一方を移動させつつ、コンテンツの切替を行うため、より円滑なコンテンツの切替が可能である。また、この際、コンテンツの表示位置の移動と共に、そのコンテンツの音像の定位位置をも併せて移動させるため、臨場感を高め立体感のあるコンテンツの切替が可能である。
例えば、図8等や図15等に示す第1例及び第3例等では、コンテンツがユーザの前後方向にも移動されることになる。その結果、コンテンツ切替の臨場感及び立体感は、より一層高められる。
このように、本実施形態に係る表示装置10によれば、映像と音像とを同時に移動させて、臨場感及び立体感がより一層コンテンツを切り替えることにより、新たなユーザインターフェイスを提供することが可能である。この際、移動方向をコンテンツの属性情報に応じて変更することにより、臨場感及び立体感あふれたコンテンツ切替と共に、その属性情報をユーザに新たな視覚的・聴覚的効果により提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、移動方向の例として第1例〜第4例を挙げつつ説明した。しかしながら、この移動方向は、上述の通り、これらの例に限定されるものではない。例えば、上下と左右とを組み合わせたり、前後と左右又は上下とを組み合わせたり、上下・前後・左右を全て組み合わせて、斜め方向に映像や音像等を移動させることも可能である。
また、例えば、図4等では、一定の速さで表示位置や音像定位位置が移動する場合について説明したが、この速さは、移動中に変更されてもよい。つまり、例えば、表示位置等の移動に際して、移動開始時は速く、移動終了時に近づくに連れて遅くなるなどの変更例が可能であることは言うまでもない。
また、上記実施形態では、音圧がフェードイン・フェードアウトされる場合について説明し、図8等の第1例などでは、図4に示すようにタイミングt1において、視聴コンテンツAが消える場合について説明した。しかし、この表示映像も、音圧におけるフェードイン・フェードアウトのように徐々に消されたり、現れたりしてもよい。
また、上記各実施形態で説明した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させてもよいが、ソフトウエアにより実行させてもよい。一連の処理をソフトウエアにより行う場合、汎用又は専用のコンピュータにプログラムを実行させることにより、上記の一連の処理を実現することができる。コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)と、HDD(Hard Disk Drive)・ROM(Read Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記録装置と、LAN(Local Area Network)・インターネット等のネットワークに接続された通信装置と、マウス・キーボード等の入力装置と、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、各種のCD(Compact Disc)・MO(Magneto Optical)ディスク・DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体等を読み書きするドライブと、モニタなどの表示装置・スピーカやヘッドホンなどの音声出力装置などの出力装置等と、を有してもよい。そして、このコンピュータは、記録装置・リムーバブル記憶媒体に記録されたプログラム、又はネットワークを介して取得したプログラムを実行することにより、上記一連の処理を実行してもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る表示システムについて説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置の構成について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置の動作について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例における表示位置について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例における音像定位位置について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例における音圧について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第1例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例における表示位置について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例における音像定位位置について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例における音圧について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第2例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第3例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第3例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第4例の概念について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置によるコンテンツ切替の第4例の概念について説明する説明図である。
符号の説明
1 表示システム
10 表示装置
11 コンテンツ取得部
12 コンテンツ選択部
13 移動方向決定部
14 再生部
15 表示制御部
16 表示部
17 音声制御部
18 音声出力部
L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9 ライン
L10,L11,L12,L13,L14 ライン
M 表示画面
SPL,SPR スピーカ
t0,t1,t2 タイミング
V1,V2,V3,V4,V5 移動方向

Claims (9)

  1. 映像及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツを再生する再生部と、
    前記再生部に再生させるコンテンツを選択する選択部と、
    前記選択部が選択するコンテンツが一のコンテンツから他のコンテンツへと切替わる場合に、前記再生部が再生している前記一のコンテンツ及び前記他のコンテンツの少なくとも一方の映像の表示位置を移動させる表示制御部と、
    前記表示制御部による表示位置の移動に応じて、前記一のコンテンツ及び前記他のコンテンツの少なくとも一方の音声による音像が定位する定位位置を移動させる音声制御部と、
    を有する、表示装置。
  2. 前記音声制御部が前記定位位置を移動させる方向は、前記表示制御部が前記表示位置を移動させる方向と同じである、請求項1のいずれかに記載の表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記表示位置を2以上の方向に移動可能である、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記一のコンテンツの属性情報及び前記他のコンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、前記表示位置及び前記定位位置の少なくとも一方を移動させる方向を決定する移動方向決定部を更に有する、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記移動方向決定部は、前記一のコンテンツの属性情報及び前記他のコンテンツの属性情報の少なくとも一方に基づいて、前記表示位置及び前記定位位置の少なくとも一方を移動させる速さを決定する、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、前記一のコンテンツ及び前記他のコンテンツの少なくとも一方の表示倍率を変更することにより、表示されたコンテンツを正面から視聴するユーザの前方又は後方に前記表示位置を移動させる、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記表示制御部は、表示されたコンテンツを正面から視聴するユーザの左方又は右方に前記表示位置を移動させる、請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記音声制御部は、前記一のコンテンツ及び前記他のコンテンツの少なくとも一方の音声の音圧を変更する、請求項1に記載の表示装置。
  9. 映像及び音声の少なくとも一方を含み再生されるコンテンツが一のコンテンツから他のコンテンツへと切替わるか否かを判断するコンテンツ切替確認ステップと、
    前記コンテンツ切替確認ステップで、前記再生されるコンテンツが前記一のコンテンツから前記他のコンテンツへと切替わると判断された場合、前記一のコンテンツ及び前記他のコンテンツの少なくとも一方の表示位置を移動させると共に、該表示位置の移動に応じて、前記一のコンテンツ及び前記他のコンテンツの少なくとも一方の音声による音像が定位する定位位置を移動させる移動ステップと、
    を有する、表示方法。
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