JP2010073885A - 共鳴コイルおよび非接触給電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】共鳴法を用いた非接触給電システムに用いられる共鳴コイルにおいて火花放電が発生するのを防止する。
【解決手段】二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240の各々は、コイルを構成するコイル導線410と、絶縁性の樹脂420とを含む。コイル導線410は、所定の共鳴周波数で電気的に共振する。樹脂420は、コイル導線410の電界分布に基づいて、コイル導線410の端部に近いほど厚みが増すようにテーパ状にコイル導線410に被覆加工される。
【選択図】図5
【解決手段】二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240の各々は、コイルを構成するコイル導線410と、絶縁性の樹脂420とを含む。コイル導線410は、所定の共鳴周波数で電気的に共振する。樹脂420は、コイル導線410の電界分布に基づいて、コイル導線410の端部に近いほど厚みが増すようにテーパ状にコイル導線410に被覆加工される。
【選択図】図5
Description
この発明は、共鳴コイルおよび非接触給電システムに関し、特に、共鳴法を用いて電力を送電/受電する際に用いられる共鳴コイルおよびそれを用いた非接触給電システムに関する。
環境に配慮した車両として、電気自動車やハイブリッド車などの電動車両が大きく注目されている。これらの車両は、走行駆動力を発生する電動機と、その電動機に供給される電力を蓄える再充電可能な蓄電装置とを搭載する。なお、ハイブリッド車は、電動機とともに内燃機関をさらに動力源として搭載した車両や、車両駆動用の直流電源として蓄電装置とともに燃料電池をさらに搭載した車両である。
ハイブリッド車においても、電気自動車と同様に、車両外部の電源から車載の蓄電装置を充電可能な車両が知られている。たとえば、家屋に設けられた電源コンセントと車両に設けられた充電口とを充電ケーブルで接続することにより、一般家庭の電源から蓄電装置を充電可能ないわゆる「プラグイン・ハイブリッド車」が知られている。
一方、送電方法として、電源コードや送電ケーブルを用いないワイヤレス送電が近年注目されている。このワイヤレス送電技術としては、有力なものとして、電磁誘導を用いた送電、電磁波を用いた送電、および共鳴法による送電の3つの技術が知られている。
このうち、共鳴法は、一対の共鳴器(たとえば一対の共鳴コイル)を電磁場(近接場)において共鳴させ、電磁場を介して送電する非接触の送電技術であり、数kWの大電力を比較的長距離(たとえば数m)送電することも可能である(非特許文献1参照)。
国際公開第2007/008646号パンフレット
アンドレ・クルス(Andre Kurs)、他5名、"ワイヤレス パワー トランスファー バイア ストロングリィ カップルド マグネティック レゾナンス(Wireless Power Transfer via Strongly Coupled Magnetic Resonances)"、[online]、2007年7月6日、サイエンス(SCIENCE)、第317巻、p.83−86、[平成2007年9月12日検索]、インターネット<URL:http://www.sciencemag.org/cgi/reprint/317/5834/83.pdf>
上記の文献に開示される構成では、共鳴コイルは、両端がオープン(非接続)のLC共振コイルから成る。ここで、共鳴コイルを構成するコイル導線の電界分布は、コイル導線の端部に近いほど高くなる。そして、数kWから数十kWの大電力が授受され得る電動車両の給電システム等に上記文献に開示される構成を適用する場合、コイル導線の端部あるいは端部近傍において電界が空気の絶縁破壊限界を超え、火花放電が発生し得る。
それゆえに、この発明の目的は、共鳴法を用いた非接触給電システムに用いられる共鳴コイルにおいて火花放電が発生するのを防止することである。
この発明によれば、共鳴コイルは、他のコイルと電磁場を介して共鳴することにより前記他のコイルへ送電しまたは前記他のコイルから受電する共鳴コイルであって、コイル導線と、絶縁性の樹脂とを備える。コイル導線は、所定の共鳴周波数で電気的に共振する。樹脂は、コイル導線の端部に近いほど厚みが増すようにコイル導線に被覆加工される。
好ましくは、樹脂の厚みは、コイル導線の電界分布に応じて決定される。
好ましくは、樹脂は、コイル導線の非中央部から端部へ向かってテーパ状に被覆加工される。
好ましくは、樹脂は、コイル導線の非中央部から端部へ向かってテーパ状に被覆加工される。
また、この発明によれば、非接触給電システムは、一次コイルと、一次自己共振コイルと、二次自己共振コイルと、二次コイルと、整流器とを備える。一次コイルは、電源から電力を受ける。一次自己共振コイルは、一次コイルから電磁誘導により給電され、電磁場を発生する。二次自己共振コイルは、電磁場を介して一次自己共振コイルと共鳴することにより一次自己共振コイルから受電する。二次コイルは、二次自己共振コイルによって受電された電力を電磁誘導により取出す。整流器は、二次コイルによって取出された電力を整流して負荷へ供給する。一次自己共振コイルおよび二次自己共振コイルの各々は、コイル導線と、絶縁性の樹脂とを含む。コイル導線は、所定の共鳴周波数で電気的に共振する。樹脂は、コイル導線の端部に近いほど厚みが増すようにコイル導線に被覆加工される。
好ましくは、樹脂の厚みは、コイル導線の電界分布に応じて決定される。
好ましくは、樹脂は、コイル導線の非中央部から端部へ向かってテーパ状に被覆加工される。
好ましくは、樹脂は、コイル導線の非中央部から端部へ向かってテーパ状に被覆加工される。
この発明においては、コイル導線の端部に近いほど厚みが増すように絶縁性の樹脂がコイル導線に被覆加工されるので、コイル導線の端部に近いほど絶縁破壊の限界値が高い。したがって、この発明によれば、共鳴法を用いた非接触給電システムに用いられる共鳴コイルにおいて火花放電が発生するのを防止することができる。
また、この発明によれば、コイル導線全長に亘って樹脂の厚みを一律にするのではなく端部に近いほど厚みが増すようにしたので、樹脂量の低減およびコイルの軽量化を図ることができる。また、コイルの放熱性も確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による非接触給電システムの全体構成図である。図1を参照して、非接触給電システムは、電動車両100と、給電装置200とを備える。電動車両100は、二次自己共振コイル110と、二次コイル120と、整流器130と、DC/DCコンバータ140と、蓄電装置150とを含む。また、電動車両100は、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」とも称する。)160と、モータ170と、車両ECU(Electronic Control Unit)180とをさらに含む。
二次自己共振コイル110は、たとえば車体下部に配設される。二次自己共振コイル110は、両端がオープン(非接続)のLC共振コイルであり、給電装置200の一次自己共振コイル240(後述)と電磁場を介して共鳴することにより給電装置200から電力を受電する。なお、二次自己共振コイル110の容量成分は、コイルの浮遊容量である。
二次自己共振コイル110は、給電装置200の一次自己共振コイル240との距離や、一次自己共振コイル240および二次自己共振コイル110の共鳴周波数等に基づいて、一次自己共振コイル240と二次自己共振コイル110との共鳴強度を示すQ値(たとえば、Q>100)およびその結合度を示すκ等が大きくなるようにその巻数が適宜設定される。
この二次自己共振コイル110においては、コイル導線の端部およびその近傍が高電界となるところ、その高電界部において空気中への火花放電が発生しないように、絶縁性の樹脂によってコイル導線の端部およびその近傍が被覆加工される。なお、二次自己共振コイル110の構成については、後ほど詳しく説明する。
二次コイル120は、二次自己共振コイル110と同軸上に配設され、電磁誘導により二次自己共振コイル110と磁気的に結合可能である。この二次コイル120は、二次自己共振コイル110により受電された電力を電磁誘導により取出して整流器130へ出力する。
整流器130は、二次コイル120によって取出された交流電力を整流する。DC/DCコンバータ140は、車両ECU180からの制御信号に基づいて、整流器130によって整流された電力を蓄電装置150の電圧レベルに変換して蓄電装置150へ出力する。なお、車両の走行中に給電装置200から受電する場合には、DC/DCコンバータ140は、整流器130によって整流された電力をシステム電圧に変換してPCU160へ直接供給してもよい。また、DC/DCコンバータ140は、必ずしも必要ではなく、二次コイル120によって取出された交流電力が整流器130によって整流された後に直接蓄電装置150に与えられるようにしてもよい。
蓄電装置150は、再充電可能な直流電源であり、たとえばリチウムイオンやニッケル水素などの二次電池から成る。蓄電装置150は、DC/DCコンバータ140から供給される電力を蓄えるほか、モータ170によって発電される回生電力も蓄える。そして、蓄電装置150は、その蓄えた電力をPCU160へ供給する。なお、蓄電装置150として大容量のキャパシタも採用可能であり、給電装置200から供給される電力やモータ170からの回生電力を一時的に蓄え、その蓄えた電力をPCU160へ供給可能な電力バッファであれば如何なるものでもよい。
PCU160は、蓄電装置150から出力される電力あるいはDC/DCコンバータ140から直接供給される電力によってモータ170を駆動する。また、PCU160は、モータ170により発電された回生電力を整流して蓄電装置150へ出力し、蓄電装置150を充電する。モータ170は、PCU160によって駆動され、車両駆動力を発生して駆動輪へ出力する。また、モータ170は、駆動輪や図示されないエンジンから受ける運動エネルギーによって発電し、その発電した回生電力をPCU160へ出力する。
車両ECU180は、給電装置200から電動車両100への給電時、DC/DCコンバータ140を制御する。車両ECU180は、たとえば、DC/DCコンバータ140を制御することによって、整流器130とDC/DCコンバータ140との間の電圧を所定の目標電圧に制御する。また、車両ECU180は、車両の走行時、車両の走行状況や蓄電装置150の充電状態(「SOC(State Of Charge)」とも称される。)に基づいてPCU160を制御する。
一方、給電装置200は、交流電源210と、高周波電力ドライバ220と、一次コイル230と、一次自己共振コイル240とを含む。
交流電源210は、車両外部の電源であり、たとえば系統電源である。高周波電力ドライバ220は、交流電源210から受ける電力を高周波の電力に変換し、その変換した高周波電力を一次コイル230へ供給する。なお、高周波電力ドライバ220が生成する高周波電力の周波数は、たとえば1M〜10数MHzである。
一次コイル230は、一次自己共振コイル240と同軸上に配設され、電磁誘導により一次自己共振コイル240と磁気的に結合可能である。そして、一次コイル230は、高周波電力ドライバ220から供給される高周波電力を電磁誘導により一次自己共振コイル240へ給電する。
一次自己共振コイル240は、たとえば地面近傍に配設される。一次自己共振コイル240も、両端がオープン(非接続)のLC共振コイルであり、電動車両100の二次自己共振コイル110と電磁場を介して共鳴することにより電動車両100へ電力を送電する。なお、一次自己共振コイル240の容量成分も、コイルの浮遊容量である。
この一次自己共振コイル240も、電動車両100の二次自己共振コイル110との距離や、一次自己共振コイル240および二次自己共振コイル110の共鳴周波数等に基づいて、Q値(たとえば、Q>100)および結合度κ等が大きくなるようにその巻数が適宜設定される。
そして、この一次自己共振コイル240においても、コイル導線の端部およびその近傍が高電界となるところ、絶縁性の樹脂によってコイル導線の端部およびその近傍が被覆加工される。なお、一次自己共振コイル240の構成についても、後ほど詳しく説明する。
図2は、共鳴法による送電の原理を説明するための図である。図2を参照して、この共鳴法では、2つの音叉が共鳴するのと同様に、同じ固有振動数を有する2つのLC共振コイルが電磁場(近接場)において共鳴することによって、一方のコイルから他方のコイルへ電磁場を介して電力が伝送される。
具体的には、高周波電源310に一次コイル320を接続し、電磁誘導により一次コイル320と磁気的に結合される一次自己共振コイル330へ1M〜10数MHzの高周波電力を給電する。一次自己共振コイル330は、コイル自身のインダクタンスと浮遊容量とによるLC共振器であり、一次自己共振コイル330と同じ共振周波数を有する二次自己共振コイル340と電磁場(近接場)を介して共鳴する。そうすると、一次自己共振コイル330から二次自己共振コイル340へ電磁場を介してエネルギー(電力)が移動する。二次自己共振コイル340へ移動したエネルギー(電力)は、電磁誘導により二次自己共振コイル340と磁気的に結合される二次コイル350によって取出され、負荷360へ供給される。なお、共鳴法による送電は、一次自己共振コイル330と二次自己共振コイル340との共鳴強度を示すQ値がたとえば100よりも大きいときに実現される。
なお、図1との対応関係について説明すると、図1の交流電源210および高周波電力ドライバ220は、図2の高周波電源310に相当する。また、図1の一次コイル230および一次自己共振コイル240は、それぞれ図2の一次コイル320および一次自己共振コイル330に相当し、図1の二次自己共振コイル110および二次コイル120は、それぞれ図2の二次自己共振コイル340および二次コイル350に相当する。そして、図1の整流器130以降が負荷360として総括的に示されている。
図3は、電流源(磁流源)からの距離と電磁界の強度との関係を示した図である。図3を参照して、電磁界は3つの成分から成る。曲線k1は、波源からの距離に反比例した成分であり、「輻射電界」と称される。曲線k2は、波源からの距離の2乗に反比例した成分であり、「誘導電界」と称される。また、曲線k3は、波源からの距離の3乗に反比例した成分であり、「静電界」と称される。
「静電界」は、波源からの距離とともに急激に電磁波の強度が減少する領域であり、共鳴法では、この「静電界」が支配的な近接場(エバネッセント場)を利用してエネルギー(電力)の伝送が行なわれる。すなわち、「静電界」が支配的な近接場において、同じ固有振動数を有する一対の共鳴器(たとえば一対のLC共振コイル)を共鳴させることにより、一方の共鳴器(一次自己共振コイル)から他方の共鳴器(二次自己共振コイル)へエネルギー(電力)を伝送する。この「静電界」は遠方にエネルギーを伝播しないので、遠方までエネルギーを伝播する「輻射電界」によりエネルギー(電力)を伝送する電磁波に比べて、共鳴法は、より少ないエネルギー損失で送電することができる。
図4は、図1に示した二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240の電界分布(電圧分布)を示した図である。図4を参照して、横軸は、自己共振コイルを構成するコイル導線の中央部からの距離を示し、縦軸は、コイル導線の電界を示す。図4に示されるように、コイル導線の端部に近いほど電界が高くなり、端部で最大となる。そして、たとえば送電電力が数百Wレベルになると、コイル導線の端部において電界が空気の絶縁破壊限界を超えることによって火花放電が発生する。送電電力がさらに大電力になれば、コイル導線の端部近傍においても火花放電が発生し得る。なお、コイル導線の中央部の電界は零であり、共鳴周波数に応じて電界の符号は反転する。
このように、コイル導線の端部および端部近傍において火花放電が発生し得るところ、この実施の形態では、二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240は、絶縁性の樹脂によって被覆加工される。そして、図4に示したコイル導線の電界分布に基づいて、コイル導線の端部に近いほど樹脂の厚みが増すようにコイル導線を被覆加工したものである。
図5は、二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240の端部の拡大図である。図5を参照して、自己共振コイルを構成するコイル導線410の周囲に絶縁性の樹脂420が被覆される。コイル導線410は、高導電性の電線であり、たとえば銀や銅から成る。樹脂420は、たとえばテフロン(登録商標)やシリコン等から成り、コイル導線410の端部に近いほど厚みが増すようにテーパ状に被覆加工される。
コイル導線410の端部に近いほど厚みが増すように樹脂420をテーパ状にしたのは、以下の理由による。すなわち、上述のように、送電電力が大きくなるとコイル端部だけでなく端部近傍においても電圧が空気の絶縁破壊限界を超えて火花放電が発生し得るので、コイル導線410の端部に絶縁性のキャップのようなものを単に被せるだけでは足りず、図4に示したコイル導線410の電界分布に基づいて樹脂420の厚みを決定したからである。
図6は、二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240の全長にわたる樹脂420の厚みを示した図である。なお、この図6では、樹脂420の厚みの変化が容易に理解できるように、二次自己共振コイル110(または一次自己共振コイル240)を直線状に伸ばして示される。
図6を参照して、樹脂420は、コイル導線410の両端部に近いほど厚みが増すようにテーパ状に被覆加工され、コイル導線410の中央寄りの部分では、樹脂420は設けられないか、あるいは薄く被覆加工される。図4に示したように、コイル導線410の中央寄りの部分では、コイル導線410の電圧は低く、絶縁破壊を起こすことはないので、樹脂420の被覆加工をしないか、もしくはコイル端部よりも樹脂420の厚みを薄くしたものである。これにより、樹脂420の量を低減できるとともにコイルの軽量化も図られ、さらにはコイルの放熱性も確保される。
以上のように、この実施の形態においては、二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240において、コイル導線410の端部に近いほど厚みが増すように絶縁性の樹脂420がテーパ状に被覆加工されるので、コイル導線410の端部に近づくほど絶縁破壊の限界値が高い。したがって、この実施の形態によれば、二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240において火花放電が発生するのを防止することができる。
また、コイル導線410全長に亘って樹脂420の厚みを一律に厚くするのではなくコイル導線410の端部に近いほど厚みが増すようにしたので、樹脂量の低減およびコイルの軽量化を図ることができる。また、コイルの放熱性も確保することができる。
なお、上記の実施の形態において、電動車両は、モータ170に加えてエンジンを動力源としてさらに搭載したハイブリッド車両であってもよい。また、電動車両は、直流電源として燃料電池を搭載した燃料電池車であってもよい。
また、上記においては、給電装置200から供給される電力は、蓄電装置150に充電されるものとしたが、この発明は、蓄電装置を備えない車両にも適用可能である。すなわち、走行中に給電装置から電力を受電しながらモータで走行する電動車両にもこの発明は適用可能である。
なお、上記において、二次自己共振コイル110および一次自己共振コイル240の各々は、この発明における「共鳴コイル」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 電動車両、110,340 二次自己共振コイル、120,350 二次コイル、130 整流器、140 DC/DCコンバータ、150 蓄電装置、160 PCU、170 モータ、180 車両ECU、210 交流電源、220 高周波電力ドライバ、230,320 一次コイル、240,330 一次自己共振コイル、360 負荷、410 コイル導線、420 樹脂。
Claims (6)
- 他のコイルと電磁場を介して共鳴することにより前記コイルへ送電しまたは前記コイルから受電する共鳴コイルであって、
所定の共鳴周波数で電気的に共振するコイル導線と、
前記コイル導線の端部に近いほど厚みが増すように前記コイル導線に被覆加工される絶縁性の樹脂とを備える共鳴コイル。 - 前記樹脂の厚みは、前記コイル導線の電界分布に応じて決定される、請求項1に記載の共鳴コイル。
- 前記樹脂は、前記コイル導線の非中央部から端部へ向かってテーパ状に被覆加工される、請求項1または請求項2に記載の共鳴コイル。
- 電源から電力を受ける一次コイルと、
前記一次コイルから電磁誘導により給電され、電磁場を発生する一次自己共振コイルと、
前記電磁場を介して前記一次自己共振コイルと共鳴することにより前記一次自己共振コイルから受電する二次自己共振コイルと、
前記二次自己共振コイルによって受電された電力を電磁誘導により取出す二次コイルと、
前記二次コイルによって取出された電力を整流して負荷へ供給する整流器とを備え、
前記一次自己共振コイルおよび前記二次自己共振コイルの各々は、
所定の共鳴周波数で電気的に共振するコイル導線と、
前記コイル導線の端部に近いほど厚みが増すように前記コイル導線に被覆加工される絶縁性の樹脂とを含む、非接触給電システム。 - 前記樹脂の厚みは、前記コイル導線の電界分布に応じて決定される、請求項4に記載の非接触給電システム。
- 前記樹脂は、前記コイル導線の非中央部から端部へ向かってテーパ状に被覆加工される、請求項4または請求項5に記載の非接触給電システム。
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