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JP2010072284A - カメラの焦点調節装置 - Google Patents

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Shinichi Suzuki
伸一 鈴木
Hidehiro Ogawa
英洋 小川
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】ダイナミックAFモードにおける焦点調節の応答性能と被写体の追尾性能を向上させる。
【解決手段】撮影画面内の複数の焦点検出エリアの内の予め設定された領域内の焦点検出エリアで検出される焦点検出結果に基づいて、撮影レンズの焦点調節を行うカメラの焦点調節装置において、カメラの動きを検出し、カメラの動きが検出されると前記領域を拡大し、拡大した領域内の焦点検出エリアで検出される焦点検出結果に基づいて撮影レンズの焦点調節を行う。
【選択図】図9

Description

本発明はカメラの焦点調節装置に関する。
撮影画面内に複数の焦点検出エリアを設定し、選択したエリアの焦点検出結果に基づいて撮影レンズの焦点調節を行う際に、ピントを合わせたい主要被写体が選択エリアから外れても、他のエリアの焦点検出結果を用いて主要被写体にピントを合わせ続ける、いわゆるダイナミックAF(自動焦点調節)モードを有するカメラの焦点調節装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開平09−318865号公報
ところで、カメラの焦点調節装置では焦点検出エリアの多点化が進んでおり、撮影画面内に数十点あるいはそれ以上の焦点検出エリアを設定したカメラが出現している。このような多くの焦点検出エリアを有するカメラにおいて、上述した従来のカメラの焦点調節制御を行うと、選択エリア以外のすべての焦点検出エリアで焦点検出を行うため、焦点検出演算時間がかかる上に、主要被写体に近似した他の被写体を主要被写体と誤認する可能性が高くなる。
そこで、ダイナミックAFにおいて焦点検出結果を参照する焦点検出エリアの領域を選択エリアの周辺領域に制限し、その領域内の焦点検出エリアの焦点検出結果を用いてダイナミックAFを実行しているが、被写体の動きによっては上記領域からも外れることがあり、かといって領域を拡大すると上述した焦点検出時間と主要被写体誤認の問題が発生する。
(1) 請求項1の発明は、撮影画面内の複数の焦点検出エリアで撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、焦点検出手段による焦点検出結果に基づいて撮影レンズの焦点調節を行う焦点調節手段と、複数の焦点検出エリアの内の予め設定された領域内の焦点検出エリアで検出される焦点検出結果に基づいて、焦点調節手段により撮影レンズの焦点調節を行う制御手段とを備えたカメラの焦点調節装置において、カメラの動きを検出する動き検出手段を備え、制御手段は、動き検出手段によりカメラの動きが検出されると領域を拡大し、拡大した領域内の焦点検出エリアで検出される焦点検出結果に基づいて焦点調節手段により撮影レンズの焦点調節を行う。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラの焦点調節装置において、動き検出手段はカメラの動く方向を検出し、制御手段によって、動き検出手段により検出されたカメラの動く方向に応じた領域の拡大を行うようにしたものである。
(3) 請求項3の発明は、請求項2に記載のカメラの焦点調節装置において、制御手段によって、カメラの動く方向のみに領域を拡大するようにしたものである。
(4) 請求項4の発明は、請求項2に記載のカメラの焦点調節装置において、制御手段によって、カメラの動く方向とその逆方向に同じ量だけ領域を拡大するようにしたものである。
(5) 請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラの焦点調節装置において、動き検出手段はカメラの動く速さを検出し、制御手段によって、カメラの動く速さが速いほど領域の拡大量を大きくするようにしたものである。
本発明によれば、焦点検出演算時間を短縮して焦点調節制御における応答性を向上させながら、主要被写体に近似した他の被写体を主要被写体と誤認する可能性を低減でき、主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。
本発明の焦点調節装置を一眼レフレックス・ディジタルカメラに搭載した一実施の形態を説明する。なお、本発明の焦点調節装置は、一眼レフレックス・ディジタルカメラに限定されず、コンパクトカメラやビデオカメラなどのあらゆる種類のカメラに適用することができる。
図1は一実施の形態の一眼レフレックス・ディジタルカメラの構成を示し、図2は一実施の形態のカメラの横断面図を示す。なお、図1および図2において、本発明と直接、関係のないカメラの機器および回路の図示を省略する。マイクロコンピューター1はCPUやメモリなどの周辺部品を備え、カメラの各種演算と各種シーケンス制御を実行するとともに、後述する制御プログラムを実行して焦点調節制御を実行する。一実施の形態のカメラはレンズ交換式の例を示し、マイクロコンピューター1は交換レンズに内蔵されるレンズ制御装置(不図示)から開放絞り値、焦点距離、射出瞳などのレンズ情報を入力する。
測光回路2は、測光センサー3により被写体輝度を複数の領域に分割して計測する。露出制御回路4は、測光回路2により検出された被写体輝度と、予め設定された撮像感度とに基づいてシャッター速度と絞り値を演算し、シャッター制御部5と絞り制御部6を制御する。シャッター制御部5は演算結果のシャッター速度となるようにシャッター7を制御し、絞り制御部6は演算結果の絞り値となるように絞り8を制御する。
焦点検出回路9は、カメラボディ底部に配置される焦点検出センサー10から交換レンズ11の焦点調節状態を示す信号を入力し、位相差検出方式により交換レンズ11のデフォーカス量を検出する。レンズ駆動回路12は検出結果のデフォーカス量にしたがって交換レンズ11のフォーカシングレンズ(不図示)を駆動し、焦点調節を行う。なお、この一実施の形態ではフォーカシングレンズを駆動するモーターを交換レンズ11に内蔵する例を示すが、カメラボディ内に設置してもよい。モード設定回路13は、露出、オートフォーカス、画像などの各種撮影モードを設定する。設定操作部材14はカメラの設定操作を行う操作部材であり、レリーズボタン(不図示)の第1ストロークで閉路する半押しスイッチSW1、レリーズボタンの前述の第1ストロークよりも深い第2ストロークで閉路する全押しスイッチSW2などが含まれる。
撮像素子15はCCDやCMOSなどにより構成され、交換レンズ11により結像された被写体像を撮像して被写体像信号を出力する。A/D変換回路16は撮像素子15から出力される被写体像信号をA/D変換する。タイミング回路17は、撮像素子15の撮像タイミングとA/D変換回路16のA/D変換タイミングを制御する。画像処理制御回路18は、被写体像データに対してホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整などの画像処理を行うとともに、各色の被写体像データに対して補間処理を行う。なお、撮像素子15、A/D変換回路16、タイミング回路17および画像処理制御回路18は、撮像素子15の後方に配置される撮像基板19上に実装される。
SDRAM20は補正後の被写体像データを一時的に記憶し、画像用記録媒体21は被写体像データと撮影データをまとめて各種ファイル形式で記録する。なお、画像記録媒体21にはコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカード、スマートメディアなどを用いることができる。背面液晶制御回路22は、カメラボディの背面に設けられた背面液晶モニター23を制御して画像や各種情報を表示する。ファインダー内表示制御回路24はファインダー内透過型液晶表示器25とそのバックライト26を制御し、ファインダー接眼窓(不図示)から視認されるファインダー画面の下方に撮影モード、撮影枚数、シャッター速度、絞り値などの各種撮影情報を表示する。
ファインダー光学系のペンタダハプリズム27と接眼レンズ28、29、30の間には、ダイクロイックプリズム31、32が配置される。ペンタダハプリズム27とダイクロイックプリズム31、32は互いに接着され、ペンタダハプリズム27とダイクロイックプリズム31の接着面と、ダイクロイックプリズム31と32の接着面は、交換レンズ11の光軸に対して互いに異なる角度の2つの光学面を形成する。ダイクロイックプリズム31、32の上部には、投影レンズ33、折り返しミラー34、スーパーインポーズ透過型液晶表示器35、照明レンズ36、照明用LED光源37が配置される。なお、ダイクロイックプリズム32の射出面上部にはプリズム38と測光レンズ39が配置され、これらにより被写体光が測光センサー3へ導かれる。
スーパーインポーズ表示制御回路40は、ダイクロイックプリズム31、32の上部に配置されるスーパーインポーズ透過型液晶表示器35と照明用LED光源37を制御し、交換レンズ11によりスクリーン41上に結像される被写体像に、図4に示す51カ所のフォーカスエリア(焦点検出エリア)マークを重ね合わせて表示する、すなわちスーパーインポーズ表示する。スーパーインポーズ透過型液晶表示器35はシャッターの機能を有しており、LED光源37からの赤色光が表示部分を透過して投影レンズ33により拡大され、さらにダイクロイックプリズム31、32の2つの光学面により反射されてペンタダハプリズム27からの被写体像に重ね合わされる。すなわち、フォーカスエリアマークが被写体像にスーパーインポーズ表示される。なお、スーパーインポーズ透過型液晶表示器35により表示されるフォーカスエリアマークは照明用LED光源37の色(この実施の形態では赤色)で表示される。
図2において、交換レンズ11のレンズ群を透過した被写体光は、その一部がメインミラー42により反射されてファインダー光学系へ導かれ、スクリーン41上に結像される。スクリーン41上に結像された被写体像は、ペンタダハプリズム27、ダイクロイックプリズム31、32、接眼レンズ28〜30を透過してファインダー接眼窓へ導かれ、撮影者に視認される。このとき、スーパーインポーズ透過型液晶表示器35によりフォーカスエリアマークが被写体像に重ね合わされてスーパーインポーズ表示される。
また、図2において、交換レンズ11のレンズ群を透過した被写体光は、その一部がメインミラー42を透過しサブミラー43により反射されて焦点検出センサー10へ導かれる。焦点検出センサー10は、周知の位相差検出方式により撮影画面内のフォーカスエリアマークの各位置において交換レンズ11の焦点調節状態、すなわちデフォーカス量が検出される。そして、51カ所のフォーカスエリアの中から所定のアルゴリズムにより最終的にフォーカス検出すべきフォーカスエリアが選択され、選択されたフォーカスエリアはスーパーインポーズによりファインダー画像に表示される。なお、撮影者がフォーカスエリアを任意に選択した場合には、その選択エリアがファインダー画像にスーパーインポーズ表示される。
さらに、図2において、撮影時にはメインミラー42とサブミラー43が結像レンズ11の撮影光路から退避され、被写体光はシャッター7、ローパスフィルター44を介して撮像素子17へ導かれ、撮像素子17上に結像されて撮像される。
加速度センサー45は、図2および図3に示すように基板19上に設置され、X軸方向すなわちカメラの左右方向と、Y軸方向すなわちカメラの上下方向の加速度を検出する。カメラを正位置に構えて静止被写体を捕捉しているときには、X軸方向の加速度は0Gになり、Y軸方向下向きの加速度が1Gになる。カメラを正位置に構えて被写界を水平方向に移動している被写体を捕捉しながらカメラをターンオーバーさせるときは、X軸方向の加速度が検知される。また、カメラを正位置に構えて被写界を天地方向に移動している被写体を捕捉しながらカメラをターンオーバーさせるときは、Y軸方向の加速度が検知される。なお、カメラを被写界の地の方向へターンオーバーすると、Y軸方向に1Gを超える加速度が検知される。また、加速度センサー45の加速度検出値の極性によってX軸方向の左方向と右方向を、Y軸方向の上方向と下方向をそれぞれ識別可能である。
図3は一実施の形態の一眼レフレックス・ディジタルカメラの背面図である。カメラの背面には設定操作部材14と背面液晶モニター23が設けられている。ここでは設定操作部材14の各種スイッチの中で、焦点調節制御に直接関係のあるものだけを説明する。AFモードスイッチ14aは自動焦点調節(AF)モードを切り換えるための操作部材であり、シングルAFモード、ダイナミックAFモード、オートエリアAFモードの3つのAFモードからいずれかを選択するためのスイッチである。
シングルAFモードは、選択したフォーカスエリアでのみ自動焦点調節(AF)を行うモードである。ダイナミックAFモードは、選択されたフォーカスエリアからピントを合わせたい主要被写体が一時的に外れた場合でも、他のフォーカスエリアで検出されたデフォーカス量を用いて主要被写体にピントを合わせ続けるモードである。オートエリアAFモードは、カメラがフォーカスエリアを選択してピントを合わせるモードである。
図5は一実施の形態のファインダー画面を示す。この一実施の形態では、撮影画面内の51カ所にフォーカスエリア(図中に矩形枠で示す)が設定されている。撮影者がいずれかのフォーカスエリアを選択すると、選択されたフォーカスエリアのみが点灯される。なお、図5では説明を解りやすくするためにすべてのフォーカスエリアが点灯された状態を示すが、通常はこのようにすべてのフォーカスエリアが点灯されることはない。撮影画面外のファインダー画面下方には、上述したファインダー内透過型液晶表示器25により撮影モード、撮影枚数、シャッター速度、絞り値などの各種撮影情報が表示される。
図6は、ダイナミックAFモードでスポーツカーに乗った人物を捕捉した場合のファインダー画面を示す。選択エリアは撮影画面中央のフォーカスエリアである。主要被写体であるスポーツカーに乗った人物が画面中央のフォーカスエリアから外れた場合に、上述した従来の焦点調節装置では、選択エリア以外のフォーカスエリアで検出されたデフォーカス量を用いて主要被写体にピントを合わせ続けようとする。例えば、画面中央の選択エリア以外の50点のフォーカスエリアで焦点検出を行ってデフォーカス量を検出し、それらの中から画面中央のフォーカスエリアで前回検出されたデフォーカス量に近いデフォーカス量を抽出し、そのデフォーカス量にしたがって焦点調節を行い、主要被写体にピントを合わせ続ける。
ところが、多くのフォーカスエリアを有するカメラで従来のダイナミックAFモードにおける焦点調節方法を実施すると、焦点検出演算時間がかかる上に、主要被写体に近似した他の被写体を主要被写体と誤認する可能性が高くなる。そこで、この一実施の形態では、選択エリアの周辺の例えば合計9点のフォーカスエリアで検出されたデフォーカス量に基づいて主要被写体にピントを合わせ続ける。なお、ここでは選択エリア周辺のダイナミックAFにおいて参照するフォーカスエリア、すなわちダイナミックAFにおける有効エリアの領域を9点のフォーカスエリアを含む領域としたが、必ずしもこの大きさの領域に限定する必要はない。
これにより、選択エリア以外のすべてのフォーカスエリアをダイナミックAFモードにおける有効エリアとする場合に比べ、焦点検出演算時間を短縮でき、焦点調節制御における応答性を向上させながら、主要被写体に近似した他の被写体を主要被写体と誤認する可能性を低減でき、主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。
しかし、スポーツカーに乗った人物のように動きの速い主要被写体を捕捉する場合には、選択エリア周辺のわずか9点のフォーカスエリアでは捕捉しきれず、これらのフォーカスエリアから外れる場合がある。かといって、ダイナミックAFにおける有効エリアの領域を大きくすると、上述した焦点検出時間と主要被写体誤認の問題が発生する。
そこで、この一実施の形態では加速度センサー45によりカメラの向きを変えようとしている方向、つまりカメラをターンオーバーする方向を検出し、検出方向とその逆方向の両方にダイナミックAFにおける有効エリアの領域を拡大する。例えば図7に示すように、加速度センサー45によりX軸方向の加速度を検知した場合には、ダイナミックAFにおける有効エリアの領域をX軸方向とその逆方向の両方に拡大し、合計15点のフォーカスエリアをダイナミックAFにおける有効エリアとし、これらの15点のフォーカスエリアで検出されたデフォーカス量に基づいて主要被写体にピントを合わせ続ける。
これにより、選択エリア周辺の9点のフォーカスエリアをダイナミックAFモードにおける有効エリアとする場合に比べ、さらに動きの速い主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。
また、図7に示す実施例ではカメラをターンオーバーさせる方向とその逆方向の両方にダイナミックAFの有効エリアの領域を拡大するので、選択エリアに移動被写体を捕捉しながらカメラをターンオーバーさせるときに、移動被写体の動きに対してカメラを速くターンオーバーさせ過ぎたり、遅れてターンオーバーさせた場合でも、検出方向とその逆方向に拡大した領域内に主要被写体を確実の捕捉でき、この拡大領域内のフォーカスエリアをダイナミックAFの有効エリアとして用いて主要被写体にピントを合わせ続けることができる。
なお、図7に示す実施例では、カメラをターンオーバーさせる方向とその逆方向の両方に同じ量だけダイナミックAFの有効エリアの領域を拡大する例を示したが、ターンオーバー方向とその逆方向とで拡大量を変えてもよい。
ここで、加速度センサー45はX軸とY軸のプラス方向とマイナス方向を識別できるので、加速度のある方向のみにダイナミックAFにおける有効エリアの領域を拡大することができる。例えば図8に示すように、加速度センサー45によりX軸のマイナス方向(ここでは撮影画面の左方向)の加速度が検出された場合には、ダイナミックAFの領域をX軸マイナス方向のみに拡大し、合計12点のフォーカスエリアをダイナミックAFにおける有効エリアとし、これらの12点のフォーカスエリアで検出されたデフォーカス量に基づいて主要被写体にピントを合わせ続ける。
これにより、加速度を検知した方向のプラス側とマイナス側の両方にダイナミックAFにおける有効エリアの領域を拡大する場合に比べ、より焦点検出演算時間を短縮でき、焦点調節制御における応答性をさらに向上させながら、動きの速い主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。
加速度センサー45によりX軸方向とY軸方向の両方に加速度を検知した場合、例えば図9に示すように主要被写体が撮影画面の左下り斜め方向に移動した場合には、X軸方向とY軸方向のセンサー出力に基づいて主要被写体の移動方向を判別し、移動方向とその逆方向にダイナミックAFにおける有効エリアの領域を拡大する。これにより、図7に示す実施例と同様な効果を得ることができる。
また、図10に示すように、主要被写体の移動方向、つまり左下方向のみにダイナミックAFにおける有効エリアの領域を拡大することによって、図8に示す実施例と同様な効果を得ることができる。
図11は一実施の形態の制御プログラムを示すフローチャートである。マイクロコンピューター1は、ステップ1でレリーズボタンが半押し操作されてスイッチSW1がオンになるとこの制御プログラムの実行を開始する。ステップ2でAFモードスイッチ14aによりダイナミックAFモードが選択されているか否かを判別し、ダイナミックAFモードが選択されている場合はステップ3へ進み、シングルAFモード、オートエリアAFモードが選択されている場合はステップ5へ進む。
ダイナミックAFモードが選択されている場合は、ステップ3で加速度センサー45のX軸方向(カメラの左右方向)と、Y軸方向(カメラの上下方向)の加速度がそれぞれ所定値を超えているか否かを判別する。X軸方向に所定値以上の加速度が検出された場合、センサー出力がプラスであれば移動被写体を捕捉してカメラを左方向にターンオーバーしていると判別し、センサー出力がマイナスであれば移動被写体を捕捉してカメラを右方向にターンオーバーしていると判別する。
一方、Y軸方向に所定値以上の加速度が検出された場合、センサー出力がプラスであれば移動被写体を捕捉してカメラを上方向にターンオーバーしていると判別し、センサー出力がマイナス1G以上であれば移動被写体を捕捉してカメラを下方向にターンオーバーしていると判別する。さらに、X軸方向とY軸方向に所定値以上の加速度が検出された場合は、上述したように加速度検出値とその極性によりカメラをターンオーバーしている方向を判別する。
X軸方向とY軸方向の少なくともいずれか一方に所定値以上の加速度が検出された場合はステップ4へ進み、両方向とも所定値未満の場合はステップ5へ進む。ステップ4において、選択エリア周辺の通常のダイナミックAFモードにおける有効エリアの領域から、カメラをターンオーバーしている方向(およびその逆方向)、つまり移動被写体の移動方向(およびその逆方向)へダイナミックAFにおける有効エリアの領域を拡大する。なお、ダイナミックAFモードが選択されていない場合、またはX軸方向とY軸方向の加速度がともに所定値未満の場合はダイナミックAFにおける有効エリアの領域拡大は行わない。
有効エリアの領域を拡大する際に、拡大領域を所定範囲としてもよいが、加速度が大きいほど移動被写体の動きが速いのでその分だけ拡大領域を広くすることによって、動きの速い主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。
ステップ5で選択エリアで焦点検出を行う。このときダイナミックAFモードが選択されている場合には、選択エリアにおける今回のデフォーカス量検出値が前回の検出値に比べて所定値以上変化したら、それまで選択エリアで捕捉していた主要被写体を選択エリアから外してしまったと判断する。そして、上述したダイナミックAFにおける有効エリア領域内のフォーカスエリアでデフォーカス量を検出し、選択エリアを除く有効エリア領域内のフォーカスエリアで検出されたデフォーカス量の中から、選択エリアで前回検出されたデフォーカス量、つまり選択エリアで主要被写体を捕捉していたときに検出されたデフォーカス量に近いデフォーカス量を抽出し、そのデフォーカス量にしたがって交換レンズ11のフォーカシングレンズを駆動し、焦点調節を行う。
続くステップ6で測光回路2により被写界の測光を行い、測光結果の被写体輝度に基づいて露出演算を行う。ステップ7においてレリーズボタンの全押し操作が行われて全押しスイッチSW2がオンしているか否かを判別し、オンしていないときはステップ1へ戻り、オンしているときはステップ8へ進む。ステップ8で周知の撮像動作を行い、続くステップ9で撮像画像に各種処理を施した後、画像を記録する。
なお、撮影画面内のフォーカスエリアの個数および配置はこの一実施の形態に限定されない。また、上述した一実施の形態では撮影者が任意に選択したフォーカスエリアを中心にしてダイナミックAFにおける有効エリアの領域を決定する例を示したが、カメラが例えば顔認識アルゴリズムなどにより主要被写体を選別し、主要被写体に対応するフォーカスエリアを選択エリアとしてダイナミックAFの有効エリア領域を決定してもよい。
ダイナミックAFの制御アルゴリズムについては上述した一実施の形態のアルゴリズムに限定されず、周知のダイナミックAFアルゴリズムを用いて選択エリアから外れた主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。
上述した一実施の形態では加速度センサー45を用いてカメラの動き、つまりターンオーバーする方向とその速さを検出する例を示したが、カメラのターンオーバー方向とその速さを検出する動き検出手段は加速度センサーに限定されない。
なお、上述した実施の形態とそれらの変形例において、実施の形態どうし、または実施の形態と変形例とのあらゆる組み合わせが可能である。
上述した実施の形態とその変形例によれば以下のような作用効果を奏することができる。まず、撮影画面内の複数のフォーカスエリアの内の予め設定された領域内のフォーカスエリアで検出される焦点検出結果に基づいて、撮影レンズの焦点調節を行うダイナミックAFモードを有するカメラにおいて、カメラの動きを検出し、カメラの動きが検出されると上記領域を拡大し、拡大した領域内の焦点検出エリアで検出される焦点検出結果に基づいて撮影レンズの焦点調節を行うようにしたので、焦点検出演算時間を短縮して焦点調節制御における応答性を向上させながら、主要被写体に近似した他の被写体を主要被写体と誤認する可能性を低減でき、主要被写体に対してピントを合わせ続けることができる。つまり、焦点調節制御の応答性と主要被写体の追尾性能とを向上させることができる。
また、一実施の形態とその変形例によれば、カメラの動く方向を検出し、カメラの動く方向に応じた上記領域の拡大を行うようにしたので、必要最小限の領域拡大により焦点調節制御の応答性と主要被写体の追尾性能とをさらに向上させることができる。
一実施の形態の構成を示す図 一実施の形態のカメラの横断面図 カメラに設置される加速度センサーを示す図 一実施の形態のカメラの背面図 フォーカスエリアを重畳表示したファインダー画像を示す図 ダイナミックAFモードにおける有効エリアの通常の領域を示す図 カメラの左方向に被写体が移動した場合のダイナミックAFモードにおける有効エリアの領域拡大例を示す図 カメラの左方向に被写体が移動した場合のダイナミックAFモードにおける有効エリアの領域拡大例を示す図 カメラの左下方向に被写体が移動した場合のダイナミックAFモードにおける有効エリアの領域拡大例を示す図 カメラの左下方向に被写体が移動した場合のダイナミックAFモードにおける有効エリアの領域拡大例を示す図 一実施の形態のカメラの制御プログラムを示すフローチャート
符号の説明
1;マイクロコンピューター、9;焦点検出回路、10;焦点検出センサー、11;交換レンズ、12;レンズ駆動回路、45;加速度センサー

Claims (5)

  1. 撮影画面内の複数の焦点検出エリアで撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段による焦点検出結果に基づいて前記撮影レンズの焦点調節を行う焦点調節手段と、
    前記複数の焦点検出エリアの内の予め設定された領域内の焦点検出エリアで検出される前記焦点検出結果に基づいて、前記焦点調節手段により前記撮影レンズの焦点調節を行う制御手段とを備えたカメラの焦点調節装置において、
    カメラの動きを検出する動き検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記動き検出手段によりカメラの動きが検出されると前記領域を拡大し、拡大した領域内の焦点検出エリアで検出される前記焦点検出結果に基づいて前記焦点調節手段により前記撮影レンズの焦点調節を行うことを特徴とするカメラの焦点調節装置。
  2. 請求項1に記載のカメラの焦点調節装置において、
    前記動き検出手段はカメラの動く方向を検出し、
    前記制御手段は、前記動き検出手段により検出されたカメラの動く方向に応じた前記領域の拡大を行うことを特徴とするカメラの焦点調節装置。
  3. 請求項2に記載のカメラの焦点調節装置において、
    前記制御手段は、カメラの動く方向のみに前記領域を拡大することを特徴とするカメラの焦点調節装置。
  4. 請求項2に記載のカメラの焦点調節装置において、
    前記制御手段は、カメラの動く方向とその逆方向に同じ量だけ前記領域を拡大することを特徴とするカメラの焦点調節装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラの焦点調節装置において、
    前記動き検出手段はカメラの動く速さを検出し、
    前記制御手段は、カメラの動く速さが速いほど前記領域の拡大量を大きくすることを特徴とするカメラの焦点調節装置。
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