JP2010071765A - 分注プローブ洗浄方法および自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液面検知機構の故障または不具合によって、正常に液面を検知できずに分注プローブが必要以上に検体または試薬内部に潜り込んだ際に、分注プローブが検体または試薬と接触した範囲を適切に判断して洗浄を行なうことができる分注プローブ洗浄方法および自動分析装置を提供する。
【解決手段】自動分析装置1における分注プローブ洗浄方法であって、前記検体または試薬を収容する検体容器22または試薬容器44内の液面高を検知する液面検知ステップと、前記液面検知ステップにおいて液面検知が行なわれなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブ50の洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御ステップと、を含む。
【選択図】 図5
【解決手段】自動分析装置1における分注プローブ洗浄方法であって、前記検体または試薬を収容する検体容器22または試薬容器44内の液面高を検知する液面検知ステップと、前記液面検知ステップにおいて液面検知が行なわれなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブ50の洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御ステップと、を含む。
【選択図】 図5
Description
本発明は、検体または試薬を分注する分注プローブを備えた分注装置における分注プローブ洗浄方法および自動分析装置に関する。
従来、検体と試薬とを反応させることによってその検体の成分を分析する自動分析装置において、検体や試薬等の液体を細管状のプローブを備えた分注装置により反応を行わせる反応容器に分注し、キャリーオーバーやコンタミネーションを防止するために分注終了後の分注プローブを洗浄装置にて洗浄後、洗浄した分注プローブにより検体または試薬等の液体を別の反応容器に分注するという分注サイクルが採用されている。
このような分注サイクルでは、粘性が高い液体を用いる分析項目などの分注において、吐出時などの水勢により分注プローブの洗浄される高さより高い位置に液体が付着することがあり、かかる場合に分注プローブの液面検知機能を分注プローブに付着する液体の監視に用いることにより、液体付着の場合は吐出や吸引を行なわずに洗浄動作を繰り返す自動分析装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、開口部が穿孔式の液体容器等から液体分注手段により分注を行なう場合に、液体消費量の検出結果から前記液体分注手段の汚染領域および洗浄範囲を決定し、洗浄を行なう自動分析装置が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の分析装置では、分注プローブの洗浄領域は変更されないため洗浄領域外に液体が付着している場合には何度も洗浄を行なうことになり洗浄効率が低下する。また、液体検知機能により液体の付着を監視しているため、液体検知機能が故障すると洗浄方法を正しく認識できず、分注プローブの洗浄を適切に行なうことができないという問題がある。
さらに、特許文献2に記載の分析装置では、開口部が穿孔式の液体容器から分注を行なうものであって、液体接触範囲が広いため分注プローブの洗浄範囲が広く、開口部が開口式の液体容器から分注を行なう際の分注プローブ洗浄より洗浄効率が劣るものであり、液面検知機構が故障すると汚染領域を決定できないおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、液面検知機構の故障または不具合によって、正常に液面を検知できずに分注プローブが必要以上に検体または試薬内部に潜り込んだ際に、分注プローブが検体または試薬と接触した範囲を適切に判断して洗浄を行なうことができる分注プローブ洗浄方法および自動分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の分注プローブ洗浄方法は、検体および試薬を分注装置により反応容器に分注し、分注された検体及び試薬を反応容器内で攪拌して反応させ、反応液の光学的特性をもとに前記反応液を分析し、分注終了後の前記分注装置の分注プローブを分注プローブ洗浄装置により洗浄して新たな検体および試薬の分注を行う自動分析装置における分注プローブ洗浄方法であって、前記検体または試薬を収容する検体容器または試薬容器内の液面高を検知する液面検知ステップと、前記液面検知ステップにおいて液面検知が行なわれなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の分注プローブ洗浄方法は、上記の発明において、前記検体または試薬の吸引時に前記分注プローブが接続される配管内の圧力を検知する圧力検知ステップと、前記圧力検知ステップにより検知した圧力値に基づき前記分注プローブが前記検体または試薬を吸引したか否かを判定する判定ステップと、を含み、前記洗浄制御ステップは、前記液面検知ステップにおいて液面不検知であり、前記判定ステップにおいて前記検体または試薬が吸引と判定された場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とし、前記液面検知ステップにおいて液面不検知であり、前記判定ステップにおいて前記検体または試薬が吸引されないと判定された場合に、分注プローブの洗浄領域を通常の洗浄領域とするよう制御することを特徴とする。
また、本発明の分注プローブ洗浄方法は、上記の発明において、前記液面検知ステップの液面高は、静電容量方式、導通方式、または圧力検出方式によって検知することを特徴とする。
また、本発明の自動分析装置は、検体および試薬を分注装置により反応容器に分注し、分注された検体及び試薬を反応容器内で攪拌して反応させ、反応液の光学的特性をもとに前記反応液を分析し、分注終了後の前記分注装置の分注プローブを分注プローブ洗浄装置により洗浄して新たな検体および試薬の分注を行う自動分析装置であって、前記検体または試薬を収容する検体容器または試薬容器内の液面高を検知する液面検知手段と、前記液面検知手段が液面検知を行なわなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の自動分析装置は、上記の発明において、前記検体または試薬の吸引時に、前記分注プローブが接続される配管内の圧力を検知する圧力検知手段と、前記圧力検知手段により検知した圧力値に基づき前記分注プローブが前記検体または試薬を吸引したか否かを判定する判定手段と、を備え、前記洗浄制御手段は、前記液面検知手段が液面を検知せず、前記判定手段が前記検体または試薬を吸引と判定した場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とし、前記液面検知手段が液面検知せず、前記判定手段が前記検体または試薬が吸引されないと判定した場合に、分注プローブの洗浄領域を通常の洗浄領域とするよう制御することを特徴とする。
また、本発明の自動分析装置は、上記の発明において、前記液面検知手段の液面高は、静電容量方式、導通方式、または圧力検出方式によって検知することを特徴とする。
本発明に係る分注プローブ洗浄方法および自動分析装置によれば、検体または試薬を収容する検体容器または試薬容器内の液面高を検知する液面検知手段と、前記液面検知手段が液面検知を行なわなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御手段と、備えることにより、分注プローブが検体または試薬と接触した範囲を適切に判断して洗浄を行なうことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、本明細書の記載により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる自動分析装置を示す概略構成図である。図1に示すように、自動分析装置1は、検体と試薬との間の反応物を通過する光を測定する測定機構9と、測定機構9を含む自動分析装置1全体の制御を行なうとともに、測定機構9における測定結果の分析を行なう制御機構10とを備える。自動分析装置1は、これらの二つの機構が連携することによって複数の検体の分析を自動的に行なう。
図1は、本発明にかかる自動分析装置を示す概略構成図である。図1に示すように、自動分析装置1は、検体と試薬との間の反応物を通過する光を測定する測定機構9と、測定機構9を含む自動分析装置1全体の制御を行なうとともに、測定機構9における測定結果の分析を行なう制御機構10とを備える。自動分析装置1は、これらの二つの機構が連携することによって複数の検体の分析を自動的に行なう。
まず、測定機構9について説明する。測定機構9は、大別して検体テーブル2と、反応テーブル3と、試薬テーブル4と、検体分注装置5と、試薬分注装置7と、分注プローブ洗浄装置6および8とを備えている。
検体テーブル2は、円盤状のテーブルを有し、該テーブルの周方向に沿って等間隔で複数配置された収納部21を備えている。各収納部21には、検体を収容した検体容器22が着脱自在に収納される。検体容器22は、上方に向けて開口する開口部22aを有している。また、検体テーブル2は、検体テーブル2の中心を通る鉛直線を回転軸として検体テーブル駆動部(図示せず)によって図1に矢印で示す方向に回転する。検体テーブル2が回転すると検体容器22は、検体分注装置5によって検体が吸引される検体吸引位置に搬送される。
なお、検体容器22には、収容された検体の種類や分析項目に関する検体情報を有する識別ラベル(図示せず)が貼り付けてある。一方、検体テーブル2は、検体容器22の識別ラベルの情報を読み取る読取部23を備えている。
反応テーブル3は、円環状のテーブルを有し、該テーブルの周方向に沿って等間隔で複数配置された収納部31を備えている。各収納部31には、検体と試薬を収容する透明な反応容器32が上方に向けて開口した形態で着脱自在に収納される。また、反応テーブル3は、反応テーブル3の中心を通る鉛直線を回転軸として反応テーブル駆動部(図示せず)によって図1に矢印で示す方向に回転する。反応テーブル3が回転すると反応容器32は、検体分注装置5によって検体が吐出される検体吐出位置や、試薬分注装置7によって試薬が吐出される試薬吐出位置に搬送される。反応テーブル3の上方と下方には、図示しない開閉自在な蓋と恒温槽とがそれぞれ設けられている。恒温槽は、反応容器32に分注される検体と試薬の反応を促進させる温度に加温調整され、恒温槽の温度管理を行なうためのヒータ、温度センサを備える。
測光装置33は、光源33aおよび受光部33bを有している。光源33aは、所定波長の分析光を出射し、受光部33bは、光源33aから出射されて、反応容器32に収容された検体と試薬が反応した反応液を透過した光束を測定する。測光装置33は、前記光源33aと受光部33bが反応テーブル3の収納部31を挟んで半径方向に対向する位置に配置されている。なお、反応テーブル3は、測定後の反応液を反応容器32から排出し、該反応容器32を洗浄する反応容器洗浄機構34、および反応容器32に分注された検体と試薬との攪拌を行い、反応を促進させる攪拌部35を備えている。
試薬テーブル4は、円盤状のテーブルを有し、該テーブルの周方向に沿って等間隔で複数配置された収納部41を備えている。各収納部41には、試薬を収容した試薬容器42が着脱自在に収納される。試薬容器42は、上方に向いて開口する開口部42aを有している。また、試薬テーブル4は、試薬テーブル4の中心を通る鉛直線を回転軸として試薬テーブル駆動部(図示せず)によって図1に矢印で示す方向に回転する。試薬テーブル4が回転すると試薬容器42は、試薬分注装置7によって試薬が吸引される試薬吸引位置に搬送される。試薬テーブル4の上方には、開閉自在な蓋(図示せず)が設けられている。また、試薬テーブル4の下方には、保冷槽が設けられている。このため、試薬テーブル4内に試薬容器42が収納され、蓋が閉じられたときに、保冷槽により試薬容器42内に収容された試薬が一定の温度状態に保たれ、試薬容器42内に収容された試薬の蒸発や変性を抑制することができる。試薬テーブル4内の温度は、温度センサから得られる温度情報によって温度管理される。
なお、試薬容器42には、収容された試薬の種類や収容量に関する試薬情報を有する識別ラベル(図示せず)が貼り付けてある。一方、試薬テーブル4は、試薬容器42の識別ラベルの情報を読み取る読取部43を備えている。
検体分注装置5は、検体の吸引および吐出を行なう分注プローブが先端部に取り付けられ、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行なうアームを備える。検体分注装置5は、検体テーブル2と反応テーブル3との間に設けられ、検体テーブル2によって所定位置に搬送された検体容器22内の検体を分注プローブによって吸引し、アームを旋回させ、反応テーブル3によって所定位置に搬送された反応容器32に分注して検体を所定タイミングで反応テーブル3上の反応容器32内に移送する。
試薬分注装置7は、試薬の吸引および吐出を行なう分注プローブが先端部に取り付けられ、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行なうアームを備える。試薬分注装置7は、試薬テーブル4と反応テーブル3との間に設けられ、試薬テーブル4によって所定位置に搬送された試薬容器42内の試薬を分注プローブによって吸引し、アームを旋回させ、反応テーブル3によって所定位置に搬送された反応容器32に分注して試薬を所定タイミングで反応テーブル3上の反応容器32内に移送する。
図2に検体分注装置5(試薬分注装置7も同様である)の概略構成図を示す。検体分注装置5は、図2に示すように分注プローブ50を有している。分注プローブ50は、ステンレスなどによって棒管状に形成されたもので、先端側はテーパー形状をとる。分注プローブ50は、先端を下方に向けて上方の基端がアーム51の先端に取り付けてある。アーム51は、水平配置され、その基端が支軸52の上端に固定してある。支軸52は、鉛直配置されており、プローブ移送部53によって鉛直軸Oを中心として回転する。支軸52が回転すると、アーム51が水平方向に旋回して、分注プローブ50を水平方向に移動させる。また、支軸52は、プローブ移送部53によって鉛直軸Oに沿って昇降する。支軸52が昇降すると、アーム51が鉛直方向に昇降して、分注プローブ50を鉛直(上下)方向であって分注プローブ50の長手方向に昇降させる。
分注プローブ50の基端には、チューブ54aの一端が接続される。このチューブ54aの他端は、シリンジ55に接続される。シリンジ55は、チューブ54aの他端が接続された筒状のシリンダー55aと、シリンダー55aの内壁面に摺動しながらシリンダー55a内を進退可能に設けられたプランジャー55bとを有する。プランジャー55bは、プランジャー駆動部56に接続される。プランジャー駆動部56は、例えばリニアモーターを用いて構成され、シリンダー55aに対するプランジャー55bの進退移動を行うものである。シリンジ55のシリンダー55aには、チューブ54bの一端が接続される。このチューブ54bの他端は、押し出し液L1を収容するタンク57に接続される。また、チューブ54bの途中には、電磁弁58およびポンプ59が接続される。なお、押し出し液L1としては、蒸留水や脱気水などの非圧縮性流体が適用される。この押し出し液L1は、分注プローブ50の内部の洗浄を行う洗浄水としても適用される。
検体分注装置5は、ポンプ59を駆動し、電磁弁58を開状態にすることでタンク57に収容されている押し出し液L1が、チューブ54bを経てシリンジ55のシリンダー55a内に充填され、さらにシリンダー55aからチューブ54aを経て分注プローブ50の先端まで満たされる。このように押し出し液L1が分注プローブ50の先端まで満たされた状態で、電磁弁58を閉状態にし、ポンプ59を止めておく。そして、検体や試薬の吸引を行う場合、プランジャー駆動部56を駆動してプランジャー55bをシリンダー55aに対して後退移動させることにより、押し出し液L1を介して分注プローブ50の先端部に吸引圧が印加され、この吸引圧によって検体や試薬が吸引される。一方、検体や試薬の吐出を行う場合には、プランジャー駆動部56を駆動してプランジャー55bをシリンダー55aに対して進出移動させることにより、押し出し液L1を介して分注プローブ50の先端部に吐出圧が印加され、この吐出圧によって検体や試薬が吐出される。
なお、検体分注機構5は、分注プローブ50で分注する検体および試薬の液面を検知する液面検知機構11を備えている。液面検知機構11には、例えば分注プローブが検体や試料に接した際の静電容量の変化によって液面を検知する静電容量式、導電性を有する分注プロ−ブと、このプローブの近傍に固設された導体棒(電極)との間に電圧を印加しておき、プローブおよび導体棒が液面と接触した際に液体を介して電気的に導通するのをプローブからの出力電圧の変化によって液面を検知する導通式、分注装置の配管内の圧力を検知して、分注プローブが液面と接触した際の圧力変化により液面を検知する圧力式など種々の液面検知機構を採用することができる。実施の形態1では、静電容量式の液面検知機構を用いて液面検知を行なう。
以下に、静電容量式の液面検知機構について、図3を参照して説明する。図3は、静電容量式の液面検知機構11の概略構成図である。図3に示すように、液面検知機構11は、発振回路111、微分回路112及び電圧検出回路113を備えている。
発振回路111は、交流信号を発振し、微分回路112に入力する。微分回路112は、図3に示すように、抵抗112a、112b、コンデンサ112c、112d及びオペアンプ112eを有し、発振回路111が発振する交流信号の周波数によって入力感度が高くなるように調整されている。微分回路112の+側入力端は、リード線11aを介して分注プローブ50に接続されており、分注プローブ50と筐体アースである電極4aとの間に静電容量が発生し、この静電容量はコンデンサ112dと並列に生じることになる。そのため、分注プローブ50と筐体アースである電極4aとの間の静電容量の変化により微分回路112の出力電圧Voutが変化する。電圧検出回路113は、この出力電圧Voutを検出し、この値に応じて分注プローブ50の下端が検体容器22内に存在する液体の液面に接したか否か、すなわち液面を検知する。電圧検出回路113が検出したこの出力電圧信号は、制御部101へ出力され、検体容器22に収容される検体の液面高が検知される。
この場合、分注プローブ50が液体の液面に非接触状態の静電容量値により発振回路111の周波数で入力感度が高くなるように調節された微分回路112は、接触状態の静電容量値では感度が低下する。従って、電圧検出回路113は、出力電圧Voutの変化により液面を検知する。
分注プローブ洗浄装置6は、検体テーブル2と反応テーブル3との間であって、検体分注装置5における分注プローブ50の水平移動の軌跡の途中位置に設けられる。図4に実施の形態1にかかる分注プローブ洗浄装置6の概略構成図を示す。図4に示すように、分注プローブ洗浄装置6は洗浄槽60を有している。洗浄槽60は、筒状に形成され、下降する分注プローブ50の先端が上方から挿入されるように上部に開口部60aを有している。
洗浄槽60の中央域には、角柱または円柱状の洗浄水噴出槽62が設けられ、前記洗浄水噴出槽62の上段には噴出用洗浄水供給手段61、中段には噴出用洗浄水供給手段63が設けられる。噴出用洗浄水供給手段61および63は、ノズル部61a、63aを有し、該ノズル部61a、63aは、その吐出口を斜め下方に向け、かつ洗浄槽60の鉛直な中心線Sに向けて複数(本実施の形態においては各2つ)設けられる。各ノズル部61a、63aには、チューブ61b、63bの分岐した一端がそれぞれ接続される。また、チューブ61b、63bは、一端から他端に至る途中で1つに合流して形成される。このチューブ61b、63dは、電磁弁61d、63dを介しチューブ61fに接続される。チューブ61fは、一端から他端に至る途中で1つに合流し、ポンプ61eを介して洗浄液L2を収容する洗浄水タンク61cに接続される。なお、洗浄水L2としては、蒸留水や脱気水などが適用される。また、洗浄水噴出槽62の底部には、チューブ62bの一端が接続され、チューブ62bの他端は、電磁弁62dを介して、廃棄タンク62cに接続される。
分注プローブ洗浄機構6は、電磁弁61d、63dを開状態にしてポンプ61eを駆動することで洗浄水タンク61cに収容されている洗浄水L2が、チューブ61fおよび61b、63bを経てノズル部61a、63aの吐出口から洗浄槽60内の上段および中段に噴出される。また、電磁弁61dのみを開状態とし、電磁弁63dを閉状態としてポンプ61eを駆動することで洗浄水タンク61cに収容されている洗浄水L2が、チューブ61fおよび61bを経てノズル部61aの吐出口から洗浄水噴出槽62内の上段に噴出される。洗浄槽62下部に接続された電磁弁62dを開状態にすることで洗浄水噴出槽62に噴出された洗浄水L2は、チューブ62bを経て廃棄タンク62cに排出される。洗浄制御部66は、ポンプ61eの駆動、ならびに電磁弁61d、63dおよび62dの開閉について制御する。
つぎに、制御機構10について説明する。図1に示すように、制御機構10は、制御部101、入力部102、分析部103、記憶部104、出力部105および送受信部107を備える。制御機構10が備える各部は、制御部101に電気的に接続されている。分析部103は、制御部101を介して測光装置33に接続され、受光部33bが受光した光量に基づいて検体の成分濃度等を分析し、分析結果を制御部101に出力する。入力部102は、制御部101へ検査項目等を入力する操作を行う部分であり、例えば、キーボードやマウス等が使用される。入力部102はタッチパネルによって実現するようにしてもよい。
記憶部104は、情報を磁気的に記憶するハードディスクと、自動分析装置1が処理を実行する際にその処理にかかわる各種プログラムをハードディスクからロードして電気的に記憶するメモリとを用いて構成され、検体の分析結果等を含む諸情報を記憶する。記憶部104は、CD−ROM、DVD−ROM、PCカード等の記憶媒体に記憶された情報を読み取ることができる補助記憶装置を備えてもよい。
出力部105は、プリンタ、スピーカー等を用いて構成され、制御部101の制御のもと、分析に関する諸情報を出力する。出力部105は、分析内容や警報等を表示するもので、ディスプレイパネル等が使用される。送受信部107は、図示しない通信ネットワークを介して所定の形式にしたがった情報の送受信を行なうインターフェースとしての機能を有する。
以上のように構成される自動分析装置1は、回転する反応テーブル3によって周方向に沿って搬送されてくる複数の反応容器32に、試薬分注装置7が試薬容器42から吸引した試薬を吐出し、試薬が吐出された反応容器32は、反応テーブル3によって周方向に沿って搬送され、検体分注機構5によって検体テーブル2に保持された検体容器22から検体が分注され、試薬および検体分注後の分注プローブは、キャリーオーバーを防止すべく、次の試薬および検体分注前に分注プローブ洗浄装置6および8により洗浄される。
次に、図5〜7を参照してさらに実施の形態1について説明する。図5は、実施の形態1の分注プローブ洗浄方法のフローチャートである。図6および図7は、実施の形態1の検体分注の動作図である。先ず、プローブ移送部53により分注する検体を収容した検体容器22上に分注プローブ50を搬送し、検体容器22内に分注プローブ50を降下する(ステップS100)。分注プローブ50の降下により検体液面に接触すると、分注プローブ50が備える液面検知機構11は、かかる液面接触による静電容量の変化により液面を検知する(図6、(a)参照)。液面検知機構11が液面検知した場合(ステップS101、Yes)、所定量の検体を吸引するために、さらに一定量分注プローブ50を検体内に降下し検体を吸引する(ステップS102)(図6、(b)参照)。その後、検体を吸引した分注プローブ50を反応テーブル3上に搬送し、反応容器32内に検体を吐出する(ステップS103)(図6、(c)参照)。分注終了後、分注プローブ50を分注プローブ洗浄装置6に搬送し、検体吸引により分注プローブ50が検体と接触した範囲、即ち、分注プローブ50内壁面および外壁面の先端部を洗浄槽60内で洗浄する(ステップS104)。分注プローブ50の内壁面は、プランジャー駆動部56の吐出圧により押し出し液L1を分注プローブ50から吐出させて洗浄し、外壁面は、洗浄槽60の上段に設置された噴出用洗浄水供給手段61のノズル部61aから洗浄水L2を噴出させ、分注プローブ外壁面に衝突させることにより洗浄する。液面検知機構11が正常に機能する場合には(ステップS101、Yes)、分注プローブ50外壁面が検体と接触する範囲は分注プローブ50先端部であるため、分注プローブ50の洗浄槽60内への挿入は先端部のみでよく(図6、(d)参照)、洗浄水L2のノズル部61aからの噴出により洗浄することができる。
一方、液面検知機構11が正常に機能しない場合には(ステップS101、No)、図7(b)に示すように、分注プローブ50は検体容器22内の最下点で停止し、検体の吸引を行なう(ステップS105)。吸引した検体は、分注プローブ50を反応テーブル3上に搬送後、反応容器32内に吐出されるが(ステップS106)(図7、(c)参照)、液面検知機構11の故障により分注プローブ50の外壁面は広い領域で検体と接触するため、接触領域全体を洗浄することが必要になる。したがって、分注終了後の分注プローブ50を分注プローブ洗浄装置6に搬送し、分注プローブ50全体が洗浄槽60内に挿入されるよう降下して、分注プローブ50内壁面および外壁面全体を洗浄槽60内で洗浄する(ステップS107)。分注プローブ50の内壁面は、プランジャー駆動部56の吐出圧により押し出し液L1を分注プローブ50から吐出させて洗浄し、外壁面は、洗浄槽60の上段に設置された噴出用洗浄水供給手段61のノズル部61a、および中段に設置された噴出用洗浄水供給手段63のノズル部63aから洗浄水L2を噴出させ、分注プローブ外壁面に衝突させることにより洗浄する(図7、(d)参照)。
(実施の形態2)
実施の形態1は、洗浄槽60内に1つの槽(洗浄水噴出槽62)を有し、液面検知機構11が故障した際に、上段および中段に備える噴出用洗浄水供給手段61および63の両方を用いて分注プローブ50全体の洗浄を行なうものであるのに対し、実施の形態2は、洗浄槽内に2つの槽(貯留槽62a、62g)を備え、分注プローブ50の洗浄領域に併せて貯留槽を選択して洗浄を行なうことを特徴とする。実施の形態2は、1つの洗浄槽内に2つの別個の貯留槽を備えるケースについて説明するが、1つの貯留槽(または噴出用洗浄水供給手段を有する洗浄水噴出槽)を備えた洗浄槽を2つ個別に有するものも同様に使用できるものである。
実施の形態1は、洗浄槽60内に1つの槽(洗浄水噴出槽62)を有し、液面検知機構11が故障した際に、上段および中段に備える噴出用洗浄水供給手段61および63の両方を用いて分注プローブ50全体の洗浄を行なうものであるのに対し、実施の形態2は、洗浄槽内に2つの槽(貯留槽62a、62g)を備え、分注プローブ50の洗浄領域に併せて貯留槽を選択して洗浄を行なうことを特徴とする。実施の形態2は、1つの洗浄槽内に2つの別個の貯留槽を備えるケースについて説明するが、1つの貯留槽(または噴出用洗浄水供給手段を有する洗浄水噴出槽)を備えた洗浄槽を2つ個別に有するものも同様に使用できるものである。
図8に、実施の形態2にかかる分注プローブ洗浄装置6Aの概略構成図を示す。洗浄槽60の中央域には、角柱または円柱状の2つの貯留槽62a、62gが設けられる。貯留槽62aは、チューブ63bおよび61fを介して洗浄水L2を貯留する洗浄水タンク61cと接続され、貯留槽62gは、チューブ61bおよび61fを介して洗浄水タンク61cと接続される。また、チューブ63b、61bおよび61fは三方弁63cで連結され、チューブ61fの洗浄水タンク61cへ至る途中にポンプ61eが設置される。三方弁63cは、洗浄水タンク61c内の洗浄水L2を、貯留槽62aまたは貯留槽62gのいずれかに供給するための切り替え弁として働く。貯留槽62gには、三方弁63cをチューブ61b側に切り替え後ポンプ61eを駆動することで、洗浄水タンク61cに収容されている洗浄水L2がチューブ61fおよび61bを経てノズル部61aから貯留される。貯留槽62aには、三方弁63cをチューブ63b側に切り替え後ポンプ61eを駆動することで、洗浄水タンク61cに収容されている洗浄水L2がチューブ61fおよび63bを経てノズル部63aから貯留される。貯留槽62a、62g下部には、チューブ62b、62eを介して電磁弁62d、62fが接続され、電磁弁62d、62fを開状態にすることで貯留槽62a、62gに貯留された洗浄水L2は廃棄タンク62cに排出される。洗浄制御部66Aは、ポンプ61eの駆動、三方弁63cの切り替え、ならびに電磁弁62dおよび62fの開閉について制御する。
次に、実施の形態2の分注プローブ洗浄方法について、図5に示すフローチャートを参照してさらに説明する。実施の形態2の分注プローブ洗浄方法のフローは、実施の形態1の分注プローブ洗浄方法のフローと同じ処理を行なうが、ステップS104、ステップS107の処理が異なる。すなわち、検体容器22内に分注プローブ50を降下し(ステップS100)、分注プローブ50が検体液面に接触すると、分注プローブ50が備える液面検知機構11は、かかる液面接触による静電容量の変化により液面を検知する。液面検知機構11が液面検知した場合(ステップS101、Yes)、所定量の検体を吸引し(ステップS102)、反応容器32内に検体を吐出する(ステップS103)。分注終了後、分注プローブ50を分注プローブ洗浄装置6Aに搬送し、検体吸引により分注プローブ50が検体と接触した範囲、即ち、分注プローブ50内壁面および外壁面の先端部につき貯留槽62g内で洗浄する(ステップS104)。実施の形態2では、分注プローブ50は、貯留槽62gに貯留された洗浄水L2内に先の分注で検体と接触した先端領域を浸漬するように挿入され、プランジャー駆動部56の吸引・吐出圧により貯留された洗浄水L2を吸引・吐出して、検体と接触した内外壁面を洗浄する。液面検知機構11が正常に機能する場合には(ステップS101、Yes)、分注プローブ50外壁面が検体と接触する範囲は分注プローブ50先端部であるため、分注プローブ50の貯留槽への挿入は先端部のみでよく、貯留槽高が低く、洗浄水L2の貯留量が少ない貯留槽62gが洗浄に使用される。
一方、液面検知機構11が正常に機能しない場合には(ステップS101、No)、分注プローブ50は検体容器22内の最下点で停止し検体の吸引を行なう(ステップS105)。吸引した検体は、分注プローブ50を反応テーブル3上に搬送後、反応容器32内に吐出されるが(ステップS106)、液面検知機構11の故障により分注プローブ50の外壁面は広い領域で検体と接触するため、接触領域全体を洗浄することが必要になる。したがって、分注終了後の分注プローブ50は分注プローブ洗浄装置6Aに搬送され、分注プローブ全体を洗浄可能な貯留槽62a内で洗浄される(ステップS107)。実施の形態2では、貯留槽高が高く、洗浄水L2の貯留量が多い貯留槽62aが洗浄に使用され、分注プローブ50は、貯留槽62aに貯留された洗浄水L2内に、先の分注で検体と接触した先端領域全体が浸漬するように挿入され、プランジャー駆動部56の吸引・吐出圧により貯留された洗浄水L2を吸引・吐出して、検体と接触した内外壁面を洗浄する。実施の形態2では、分注プローブ50の洗浄領域に対応して洗浄する貯留槽を選択することで、洗浄水L2の使用量の削減が可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、検体分注装置の配管内に圧力センサを設置して、分注プローブ50の検体吸引時の圧力変化を検出することにより、液面検知機構11が液面を検知しない場合に、液面検知機構11が故障しているのか、検体が残存していないのかの判断を行なうことができるものである。図9に検体分注装置5Bの概略構成図を示すが、配管内に接続される圧力センサ54cは、図に示すプランジャー駆動部56より分注プローブ50側に配置されてもよく、またポンプ59側でもよい。
実施の形態3では、検体分注装置の配管内に圧力センサを設置して、分注プローブ50の検体吸引時の圧力変化を検出することにより、液面検知機構11が液面を検知しない場合に、液面検知機構11が故障しているのか、検体が残存していないのかの判断を行なうことができるものである。図9に検体分注装置5Bの概略構成図を示すが、配管内に接続される圧力センサ54cは、図に示すプランジャー駆動部56より分注プローブ50側に配置されてもよく、またポンプ59側でもよい。
次に、実施の形態3について、図10に示す分注プローブ洗浄方法のフローチャートを参照して説明する。実施の形態3では、分注プローブ50の洗浄を、噴出ノズルを備えた分注プローブ洗浄装置6で行なう場合について説明する。まず、プローブ移送部53により分注する検体を収容した検体容器22上に分注プローブ50を搬送し、検体容器22内に分注プローブ50を降下する(ステップS200)。分注プローブ50の降下により検体液面に接触すると、分注プローブ50が備える液面検知機構11は、かかる液面接触による静電容量の変化により液面を検知する。液面検知機構11が液面検知した場合(ステップS201、Yes)、所定量の検体を吸引するために、さらに一定量分注プローブ50を検体内に降下し検体を吸引する(ステップS202)。その後、検体を吸引した分注プローブ50を反応テーブル3上に搬送し、反応容器32内に検体を吐出する(ステップS203)。分注終了後、分注プローブ50を分注プローブ洗浄装置6に搬送し、検体と接触した分注プローブ50の先端領域を洗浄槽60内で洗浄する(ステップS204)。分注プローブ50の内壁面は、プランジャー駆動部56の吐出圧により押し出し液L1を分注プローブ50から吐出させて洗浄し、外壁面は、洗浄槽60の上段に設置された噴出用洗浄水供給手段61のノズル部61aから洗浄水L2を噴出させ、分注プローブ外壁面に衝突させることにより洗浄する。液面検知機構11が正常に機能する場合には(ステップS201、Yes)、分注プローブ50外壁面が検体と接触する範囲は分注プローブ50先端部のみであるため、分注プローブ50の洗浄槽60内への挿入は先端部のみでよく、洗浄水L2のノズル部61aからの噴出により洗浄することができる。
一方、液面検知機構11が正常に機能しない場合には(ステップS201、No)、分注プローブ50は検体容器22内の最下点で停止し検体の吸引を行なう(ステップS205)。一方、液面検知機構11が液面を検知しない理由が故障であるか、検体残量不足であるかを判断するために、図9に示す検体分注装置5Bの配管に接続される圧力センサ54cを用いて検体吸引時の配管内圧力を検知することにより検体吸引の有無を判断する。検体容器22内の最下点で検体の吸引を行なう際に、圧力センサ54cにより圧力を検出し(ステップS206)、検体吸引による圧力変化が確認された場合には(ステップS207、Yes)、液面検知機構11が故障と判断され、反応容器32に検体を吐出後(ステップS208)、分注プローブ洗浄装置6に搬送して分注プローブ50全体が洗浄槽60内に挿入されるよう降下し、分注プローブ50内壁面および外壁面全体を洗浄槽60内で洗浄する(ステップS209)。検体吸引による圧力変化が確認されない場合には(ステップS207、No)、検体容器内に検体が残存しておらず検体が吸引されないと判断され、分析が中止される(ステップS210)。この場合、検体容器内にわずかに検体が残存していることが考えられるので、分析が再開されたときのコンタミネーションを防止するために、分注プローブの通常の洗浄領域である内壁面および外壁面の先端部を洗浄する(ステップS211)。実施の形態3では、液面検知機構11により検体液面が検知されない場合に、液面検知機構11の故障であるか、検体残量不足であるかの判断を的確に行うことができ、試薬等の使用量軽減も可能となる。
実施の形態3では、分注プローブ50の洗浄を、噴出ノズルを備えた分注プローブ洗浄装置6で行なう場合について説明したが、実施の形態2の貯留槽を2つ備えた分注プローブ洗浄装置6Aで行なってもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
1 自動分析装置
2 検体テーブル
21、31、41 収納部
22 検体容器
22a、42a 開口部
23、43 読取部
3 反応テーブル
32 反応容器
33 測光装置
33a 光源
33b 受光部
34 反応容器洗浄機構
35 攪拌部
4 試薬テーブル
4a 金属板
42 試薬容器
5、5B 検体分注装置
7 試薬分注装置
50 分注プローブ
51 アーム
52 支軸
53 プローブ移送部
54a、54b チューブ
54c 圧力センサ
55 シリンジ
55a シリンダー
55b プランジャー
56 プランジャー駆動部
57 タンク
59、61e ポンプ
6、6A 分注プローブ洗浄装置
60 洗浄槽
60a 開口部
62 洗浄水噴出槽
61、63 噴出用洗浄水供給手段
61a、63a ノズル部
61b、62b、63b、61f、62e チューブ
61c 洗浄水タンク
58、61d、63d、62d、62f 電磁弁
63c 三方弁
62a、62g 貯留槽
62c 廃棄タンク
66、66A 洗浄制御部
9 測定機構
10 制御機構
101 制御部
102 入力部
103 分析部
104 記憶部
105 出力部
107 送受信部
11 液面検知機構
111 発振回路
112 微分回路
113 電圧検出回路
L1 押し出し液
L2 洗浄水
O 鉛直軸
S 中心線
2 検体テーブル
21、31、41 収納部
22 検体容器
22a、42a 開口部
23、43 読取部
3 反応テーブル
32 反応容器
33 測光装置
33a 光源
33b 受光部
34 反応容器洗浄機構
35 攪拌部
4 試薬テーブル
4a 金属板
42 試薬容器
5、5B 検体分注装置
7 試薬分注装置
50 分注プローブ
51 アーム
52 支軸
53 プローブ移送部
54a、54b チューブ
54c 圧力センサ
55 シリンジ
55a シリンダー
55b プランジャー
56 プランジャー駆動部
57 タンク
59、61e ポンプ
6、6A 分注プローブ洗浄装置
60 洗浄槽
60a 開口部
62 洗浄水噴出槽
61、63 噴出用洗浄水供給手段
61a、63a ノズル部
61b、62b、63b、61f、62e チューブ
61c 洗浄水タンク
58、61d、63d、62d、62f 電磁弁
63c 三方弁
62a、62g 貯留槽
62c 廃棄タンク
66、66A 洗浄制御部
9 測定機構
10 制御機構
101 制御部
102 入力部
103 分析部
104 記憶部
105 出力部
107 送受信部
11 液面検知機構
111 発振回路
112 微分回路
113 電圧検出回路
L1 押し出し液
L2 洗浄水
O 鉛直軸
S 中心線
Claims (6)
- 検体および試薬を分注装置により反応容器に分注し、分注された検体及び試薬を反応容器内で攪拌して反応させ、反応液の光学的特性をもとに前記反応液を分析し、分注終了後の前記分注装置の分注プローブを分注プローブ洗浄装置により洗浄して新たな検体および試薬の分注を行う自動分析装置における分注プローブ洗浄方法であって、
前記検体または試薬を収容する検体容器または試薬容器内の液面高を検知する液面検知ステップと、
前記液面検知ステップにおいて液面検知が行なわれなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御ステップと、
を含むことを特徴とする自動分析装置における分注プローブ洗浄方法。 - 前記検体または試薬の吸引時に前記分注プローブが接続される配管内の圧力を検知する圧力検知ステップと、
前記圧力検知ステップにより検知した圧力値に基づき前記分注プローブが前記検体または試薬を吸引したか否かを判定する判定ステップと、
を含み、前記洗浄制御ステップは、前記液面検知ステップにおいて液面不検知であり、前記判定ステップにおいて前記検体または試薬が吸引と判定された場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とし、前記液面検知ステップにおいて液面不検知であり、前記判定ステップにおいて前記検体または試薬が吸引されないと判定された場合に、分注プローブの洗浄領域を通常の洗浄領域とするよう制御することを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置における分注プローブ洗浄方法。 - 前記液面検知ステップの液面高は、静電容量方式、導通方式、または圧力検出方式によって検知することを特徴とする請求項1または2に記載の自動分析装置における分注プローブ洗浄方法。
- 検体および試薬を分注装置により反応容器に分注し、分注された検体及び試薬を反応容器内で攪拌して反応させ、反応液の光学的特性をもとに前記反応液を分析し、分注終了後の前記分注装置の分注プローブを分注プローブ洗浄装置により洗浄して新たな検体および試薬の分注を行う自動分析装置であって、
前記検体または試薬を収容する検体容器または試薬容器内の液面高を検知する液面検知手段と、
前記液面検知手段が液面検知を行なわなかった場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とする洗浄制御手段と、
を備えることを特徴とする自動分析装置。 - 前記検体または試薬の吸引時に、前記分注プローブが接続される配管内の圧力を検知する圧力検知手段と、
前記圧力検知手段により検知した圧力値に基づき前記分注プローブが前記検体または試薬を吸引したか否かを判定する判定手段と、
を備え、前記洗浄制御手段は、前記液面検知手段が液面を検知せず、前記判定手段が前記検体または試薬を吸引と判定した場合に、前記検体または試薬分注後の分注プローブの洗浄領域をプローブ全体とし、前記液面検知手段が液面検知せず、前記判定手段が前記検体または試薬が吸引されないと判定した場合に、分注プローブの洗浄領域を通常の洗浄領域とするよう制御することを特徴とする請求項4に記載の自動分析装置。 - 前記液面検知手段の液面高は、静電容量方式、導通方式、または圧力検出方式によって検出することを特徴とする請求項4または5に記載の自動分析装置。
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| JP2008238521A JP2010071765A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | 分注プローブ洗浄方法および自動分析装置 |
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