JP2010071025A - ノズル装置とそれを使用した衛生洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノズル位置にズレが生じた場合、そのズレの発生を検知し、補正できるノズル装置を提供する。
【解決手段】ノズル22の移動量を検出するノズル移動量検出手段63、65、71と、ノズル22の移動方向を検出する移動方向検出手段64、66、71と、予め設定記憶された指定移動方向および指定移動量と実際に移動した移動方向および移動量を比較する手段71を備えたので、制御手段60がノズル移動量検出手段63、65、71が検出した洗浄ノズル22の移動量および移動方向検出手段64、66、71が検出した洗浄ノズル22の移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、ノズル22をモータ駆動し精度の良い洗浄動作ができる。
【選択図】図34(a)
【解決手段】ノズル22の移動量を検出するノズル移動量検出手段63、65、71と、ノズル22の移動方向を検出する移動方向検出手段64、66、71と、予め設定記憶された指定移動方向および指定移動量と実際に移動した移動方向および移動量を比較する手段71を備えたので、制御手段60がノズル移動量検出手段63、65、71が検出した洗浄ノズル22の移動量および移動方向検出手段64、66、71が検出した洗浄ノズル22の移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、ノズル22をモータ駆動し精度の良い洗浄動作ができる。
【選択図】図34(a)
Description
発明は人体の局部を洗浄する洗浄水を噴出するノズル装置に関するものである。
衛生洗浄装置の一例を図49に示す。衛生洗浄装置は使用者が便座114に着座し、操作部111によって洗浄が開始されると衛生洗浄装置内の洗浄ノズル115が前進し、洗浄ノズル115の噴出口116から洗浄水が噴出される。また、停止する際は使用者が操作部111によって操作させると、洗浄水は停止し洗浄ノズル115は本体113に収納される。
従来、この種の衛生洗浄装置のノズル装置は、洗浄ノズル115を前進、後退をさせる駆動装置としてシンクロナスモータ、パルスモータ、サーボモータ等とその電源周波数やパルスに同期して回転するモータ222と、このモータ222の電源周波数のサイクル数を計時する手段と、計時されたサイクル数により洗浄ノズル115の現在値を判断する手段と、この現在値を予め設定記憶された指定値と比較する手段とを備え、現在値と指定値の比較値によりモータ222の電源回路をON・OFF制御する。それにより収納位置や使用状態の2位置における洗浄ノズル115の位置決めを行うものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、図50に示すようなノズル装置の構成で、操作部111(図49)によって洗浄を開始した場合、制御手段部224によってモータ222が正転方向に回転し、モータ222のウォームギア221によってギア220が回転しノズル下部のラック219に回転が伝わり、洗浄ノズル115が前進する。このときモータ222の回転と同時にセンサ部223も回転し、センサ部223の出力により制御手段部224が目標位置まで移動させる。逆転方向も同様にして制御を行う。
また、図51(a)、図51(b)にモータ222とセンサ部の構成図を示す。モータ222を回転させるとモータ222に設置されている透過型のフォトインタラプタ326とそのフォトインタラプタ326の光を透過させたり、遮断させたりするスリット付回転体327によって洗浄ノズル115の位置をモータ222の回転回数により検出させていた。
特開昭61−229039号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗浄ノズル115を前進、後退させるときに、こじり等による駆動抵抗の変動や、外力によりモータ222への負荷が増大し、モータ222が一時的あるいは部分的に所定の定格回転が損なわれる所謂モータスリップによるズレが発生した場合、洗浄ノズル115の位置は指定位置とズレた状態となり、しかも電源周波数やパルスに同期して回転するモータ222と、このモータ222の電源周波数のサイクル数を計時する手段と、計時されたサイクル数により洗浄ノズル115の現在値を判断することで、現在値を予め設定記憶された指定値と比較する従来の構成では、ズレが生じたことを認識することができない。特に、いわゆるムーブ洗浄と称してモータ222の正転逆転を連続して洗浄ノズル115を所定距離連続往復して、お尻洗浄やビデ洗浄する場合、ズレが生じた場合にその積み重ねによって大きくずれた位置を洗浄する不具合を生じるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ノズル位置にズレが生じた場合、そのズレの発生を検知し、補正できるノズル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のノズル装置は、人体局部への洗浄水を噴出する洗浄ノズルと、洗浄を指示する洗浄指示手段と、前記洗浄ノズルを進退させるモータと、前記モータを駆動する駆動回路と、前記洗浄ノズルの移動量を検出するノズル移動量検出手段と、前記洗浄ノズルの移動方向を検出する移動方向検出手段と、予め設定記憶された指定移動方向および指定移動量と実際に移動した移動方向および移動量を比較する手段を有し、目標とする設定移動方向および設定移動量に対してその実質移動方向および実質移動量とにより前記洗浄ノズルを意図した進退駆動する制御手段を備えたものである。
これによって制御手段が、ノズル移動量検出手段が検出した洗浄ノズルの移動量および移動方向検出手段が検出した洗浄ノズルの移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、洗浄ノズルをモータ駆動するため、精度の良い洗浄動作ができる。
以上のように本発明によれば、外部の力に影響されにくくノズルの位置検出精度の向上を図ることができ、精度の良い洗浄動作ができ、より使い勝手の良いノズル装置および衛生洗浄装置を提供できる。
第1の発明は、局部を洗浄する洗浄ノズルと、洗浄指示する洗浄指示手段と、前記洗浄ノズルを進退させるモータと、前記モータを駆動する駆動回路と、前記洗浄ノズルの移動量を検出するノズル移動量検出手段と、前記洗浄ノズルの移動方向を検出する移動方向検出手段と、予め設定記憶された指定移動方向および指定移動量と実際に移動した移動方向および移動量を比較する手段を有し、目標とする設定移動方向および設定移動量に対してその実質移動方向および実質移動量とにより前記洗浄ノズルを意図した進退駆動する制御手段を備え、制御手段は、ノズル移動量検出手段が検出した洗浄ノズルの移動量および移動方向検出手段が検出した洗浄ノズルの移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、洗浄ノズルをモータ駆動するため、精度の良い洗浄動作ができる。
第2の発明は、特に第1の発明において制御手段は、洗浄ノズルが意図する移動方向とは異なる力が加わったことを移動方向検出手段が検知した場合その方向とは逆に洗浄ノズルを移動させる補正をすることができるので、洗浄ノズルを駆動する方向とは逆方向の外力が洗浄ノズルに作用しても、洗浄ノズルの移動位置を補正することができる。
第3の発明は、特に第2の発明において制御手段は、ノズルの移動量を検出するノズル移動量検出手段の入力パルスと入力パルスの間隔を測定しかつ移動方向検出手段によって移動量の方向を検出することにより、方向性と移動速度から外部の力を検出することにより、ノズル位置を補正することができるので、洗浄ノズルの移動速度の補正をすることができる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明において制御手段は、モータが停止した時点で目標とする設定移動方向および設定移動量に対する実質移動方向および実質移動量とのズレを検出し、ノズル移動の補正のために一定の時間を設けて補正を行うので、洗浄ノズルの移動と移動の間に洗浄ノズル位置のズレ補正をすることができる。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明において制御手段は、ノズル移動量検出手段および移動方向検出手段への電源供給用制御手段を設けて、ノズル駆動を終了させかつノズル移動の補正が終了するとノズル移動量検出手段および移動方向検出手段の制御用の電源を遮断するので、省電力及び部品の寿命を良化させることができる。
第6の発明は、特に第1〜5のいずれか1つの発明において制御手段は、洗浄指示手段からの指示なしに洗浄ノズルが手動で伸縮させたときは、手動で動かされたと判断でき、すぐに補正を行わないので、通常の局部洗浄によるノズル動作ではなく、使用者が洗浄ノズルを掃除する等のために手動で洗浄ノズルを引き出しても、すぐ洗浄ノズルが引っ込んでしまうことを防止できる。
第7の発明は、特に第6の発明において制御手段は、手動で動かされたと判断された場合ある一定時間にノズルが元に戻されなかった場合はそれを報知するので、洗浄ノズルが引き出されたまま放置され続けることを防止できる。
第8の発明は、特に第6の発明において制御手段は、手動で動かされたと判断され一定時間にノズルが元に戻されなかった場合は洗浄ノズルを所定の位置に自動的に戻すので、洗浄ノズルを引き出したまま放置でき、洗浄ノズルを手動で元に戻す手間が省ける。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明のノズル装置と、前記ノズル装置に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記ノズル装置と前記洗浄水供給手段を制御する制御手段と、便器の上面に載置する便座を備えた衛生洗浄装置とすることにより、目標とする設定移動方向および設定移動量で精度の良い局部洗浄ができ、使い勝手のよい衛生洗浄装置を提供することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、本実施の形態によって発明が限定されるものではない。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、本実施の形態によって発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるノズル装置を使用した衛生洗浄装置の斜視図を示すものであり、図2はノズルが収納位置にあるノズル装置全体の外観の斜視図を示すものであり、図3はノズルが収納位置において、上ケースを外した状態の斜視図を示し、図4はノズル装置のビデ洗浄位置での斜視図を示し、図5はノズル装置のお尻洗浄位置での斜視図を示し、図6はノズル装置の先端部の詳細断面図を示すものである。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるノズル装置を使用した衛生洗浄装置の斜視図を示すものであり、図2はノズルが収納位置にあるノズル装置全体の外観の斜視図を示すものであり、図3はノズルが収納位置において、上ケースを外した状態の斜視図を示し、図4はノズル装置のビデ洗浄位置での斜視図を示し、図5はノズル装置のお尻洗浄位置での斜視図を示し、図6はノズル装置の先端部の詳細断面図を示すものである。
図1に示すように便器(図示せず)の上面に設置して使用する衛生洗浄装置は、後部に配設した本体10の前面には便座11と便蓋12が回動自在に枢支してあり、本体12の前部には本発明のノズル装置13が設置してあり、本体10の内部にはノズル装置13に洗浄水を供給する洗浄水供給手段(図示せず)やノズル装置13と洗浄水供給手段を制御する制御手段(図示せず)等が配設してある。また、トイレルーム内には、使用者の入室を検知する人体検知リモコン14や衛生洗浄装置を操作する操作リモコン15が設置されている。
ノズル装置13は、図2に示すように、樹脂材料で成型したケーシング16は上下に分離可能な上ケース17と下ケース18を組み合わせた構成であり、ケーシング16の中央部には略円筒形のノズルガイド19が形成してあり、ノズルガイド19の一端には先端開口20が設けてある。
ノズルガイド19内には円筒形のノズルユニット21が摺動自在に設置してあり、図2に示すように、ノズルユニット21をノズルガイド19内に収容した収納位置と、図4および図5に示すように、ノズルユニット21が先端開口20より突出した洗浄位置間を進退可能となっている。
ノズルユニット21は略円筒形のノズル本体22と、ノズル本体22を収容する略円筒形状のノズルカバー23と、ノズルカバー23でノズル本体22を牽引する連結手段24で構成している。
ノズルカバー23はノズルカバー本体25とノズルラックブロック26とが一体となって構成されている。ノズルカバー本体25はステンレスの薄板を円筒状に形成したものであり、先端面は閉塞面をなし、後端面は開放面となっており、後端面よりノズル本体22が挿入可能な形状をなしている。ノズルカバー本体25の上面には、ノズル本体22およびノズルカバー23をケーシング16内に収容した状態で、ノズル本体22のビデ洗浄噴出口27に対向する位置に噴出開口29が1個設けてある。ノズルカバー本体25の下面後方には、ノズルラックブロック26と嵌合するスリット状のラック開口30が設けてあり、下面前方にはノズルカバー本体25内の洗浄水を排出する排水口31が設けてある。また、ノズルラックブロック26の下面には略全長に亘って歯型状のラック26aを形成してある。
ノズル本体22はノズルカバー23の内径より僅かに小さい外径であり、ノズル本体22とノズルカバー23が互いにスムーズに摺動可能な寸法関係となっている。
図7は図6(a)のB−B断面を、図8は図6(a)のC−C断面を、図9は図6(b)のD−D断面を示すものである。
図7に示すように、ノズル本体22の内部には、お尻直噴洗浄流路32と、お尻旋回洗浄流路33と、ビデ洗浄流路34の3本の流路が形成してある。
お尻直噴洗浄流路32はノズル本体22後端部から先端部まで配置してあり、図6(b)に示すように先端部において略同内径のままノズル本体22上面方向へ流路を屈曲させ、お尻洗浄噴出口28に連通している。お尻旋回洗浄流路33はノズル本体22後端部から先端部まで配置してあり、先端部においてノズル本体22上面方向へ屈曲したお尻直噴洗浄流路32の軸心に対して偏心させ、接線方向から洗浄水に軸心周りの旋回成分を付与するように連通させている。ビデ洗浄流路34はノズル本体22後端部から途中の流路径をφ1.0〜1.5mm程度まで絞ったイジェクタ35を経由して先端部まで配置してあり、ビデ洗浄噴出口27の下方に配置された水室にビデへの吐出方向の軸心に対して偏心させて連通し、洗浄水に軸心周りの旋回成分を付与する構成となっている。また、イジェクタ35近傍にはφ1.0mm程度の空気混入孔36を開けてある。
お尻直噴洗浄流路32と、お尻旋回洗浄流路33と、ビデ洗浄流路34の後端の部分には、いずれも洗浄水を供給する洗浄水供給口32a、33a、34aが設置してあり、洗浄水供給手段から流路切替弁37を経由しホース(図示せず)を介して連通してある。また、お尻直噴洗浄流路32に関しては、流路切替弁37と洗浄水供給口32aとの間にT字管(図示せず)を設け、洗浄水に空気混入するための空気ポンプ(図示せず)を間に併設してある。
図10はノズル装置の上面図を示すものであり、図11および図12は図10における要部断面図を示すものである。ノズル本体22とノズルカバー23と連結手段24からな
るノズルユニット21を収容するケーシング16のノズルガイド19は、その後部はノズルカバー本体25の外径より僅かに大きい内径となっており、ノズルカバー本体25とノズルガイド19がスムーズに摺動可能な寸法関係となっている。
るノズルユニット21を収容するケーシング16のノズルガイド19は、その後部はノズルカバー本体25の外径より僅かに大きい内径となっており、ノズルカバー本体25とノズルガイド19がスムーズに摺動可能な寸法関係となっている。
ノズルガイド19の先端開口20の近傍には内径の大きい洗浄拡大部38が設置してあり、洗浄拡大部38はノズルユニット21の収納位置においてノズルカバー本体25上面の噴出開口29およびその周辺を十分にカバーする奥行きとなっている。洗浄拡大部38の上部横向き接線方向へノズル洗浄噴出口39が開口しており、ケーシング16の外側にノズル洗浄噴出口39と連通する洗浄水供給口39aが設置してあり、洗浄水供給手段とホース(図示せず)を介して連通してある。洗浄拡大部38の内径はノズルカバー本体25の外面と略全周に亘り僅かな隙間を形成する寸法となっており、前記隙間にノズル洗浄用の洗浄水が流通可能な構成となっている。
ノズル洗浄噴出口39はノズルガイド19の横向き接線方向へ洗浄水を噴出する構成のため、洗浄水はノズルカバー本体25の周囲を旋回するように流れるため、ノズルカバー本体25裏側まで効率よく洗浄できる。また、洗浄拡大部38の下部には洗浄水を排出する排水口31が設置してある。
また、ノズルガイド19の先端開口20の上部に枢支し上下に回動自在なノズルシャタ40が設けてあり、ノズルユニット21をノズルガイド19に収納した状態で先端開口20を閉塞することができる。ノズルシャタ40はノズルユニット21が洗浄位置に進出するときは、ノズルユニット21の先端で押進することにより上方に開成し、ノズルユニット21を収納位置に収納したときはノズルシャタ40の自重で下方に回動し閉塞する構成である。
図13〜18はノズル装置の駆動の状態を示す縦断面図であり、図13は収納状態を示し、図14はビデ洗浄状態を示し、図15はノズルユニットが前ストッパに当接し連結位置が切替る前の状態を示し、図16はノズルユニットが前ストッパに当接し連結位置が切替った後の状態を示し、図17はお尻洗浄状態を示し、図18ノズルユニットが後ストッパに当接し連結位置が切替る前の状態を示すものである。図19〜24はノズル装置の各駆動状態におけるノズルユニット21と上ケース17との位置関係を示した上面図を示し、図25〜30は同下面図を示すものである。
図に示すように、ケーシング16の下部にはノズル駆動手段41が設置してある。ノズル駆動手段41は駆動モータ42とウォームギア(図示せず)と変速ギア43とピニオンギア44を備え、ピニオンギア44はノズルカバー23を構成するノズルラックブロック26の下面に設置したラック26aと噛合する位置に設置してある。駆動モータ42の回転はウォームギアと変速ギア43を介して回転数を落としてピニオンギア44に伝達され、ピニオンギア44が回転することにより、ラック26aを有するノズルカバー23が摺動可能な構成となっている。駆動モータ42は制御手段(図示せず)に接続してあり、制御手段により運転が制御される。また、駆動モータ42の後部には駆動モータ42の回転数を検知する回転検知センサ45が設置してある。
図31、図32はそれぞれビデ洗浄時およびお尻洗浄時の連結手段近傍の拡大図である。ノズルカバー23にはノズルカバー23の移動によりノズル本体22を牽引移動させる連結手段24が設置してある。連結手段24はノズル本体22の側面に設置した連結受部46と、ノズルカバー23の後端部に設置した連結片47で構成している。
図31、図32に示すように、樹脂材料で成型した連結受部46はノズル本体22後端の一方の側面にノズル本体22と平行に設置してある。連結受部46は前後に間隔を開け
て2ヶ所に前凹陥部46aと後凹陥部46bを、円周方向に同一断面形状となるように設けており、前凹陥部46aと後凹陥部46bの間隔はノズル本体22のビデ洗浄噴出口27とお尻洗浄噴出口28との間隔と略等しい寸法となっている。
て2ヶ所に前凹陥部46aと後凹陥部46bを、円周方向に同一断面形状となるように設けており、前凹陥部46aと後凹陥部46bの間隔はノズル本体22のビデ洗浄噴出口27とお尻洗浄噴出口28との間隔と略等しい寸法となっている。
連結片47はノズルカバー23の後端部の側面に連結受部46と対向するように設けてある。連結片47は弾性を有する金属材料で形成し、連結片保持部48に保持され、両端を固定された両端支持梁で、略中央部に連結突起47aを形成した構成となっており、連結突起47aは前記連結受部46の前凹陥部46aと後凹陥部46bに嵌入する形状となっている。連結突起47aが前凹陥部46aまたは後凹陥部46bに嵌入することにより連結片47と連結受部46が連結し、ノズル本体22とノズルカバー23が連動可能となる。
前後凹陥部46a、46bの断面形状はV字形状であり、連結突起47aは前後凹陥部46a、46bの断面形状よりも角度の小さいV字形状である。連結時においてもノズル本体22方向に荷重が加わるようにバネ定数を調整することで、常に前後凹陥部46a、46bのV字断面の頂点と連結突起47aのV字形状の頂点が略一致し、ノズル本体22とノズルカバー23の連結手段24に起因するズレが最小となる。
また、ノズル本体22には位置決め突起49が設けてあり、位置決め突起49はケーシング16のノズルガイド19前部に設けた前ストッパ50に当接することでノズルの前進方向の摺動範囲を、後ストッパ51にノズル本体22後端を当接することによりノズル本体22の後退方向の摺動範囲を規制する手段となっている。
以上のように構成されたノズル装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、図13、図19、図25にて示すノズルを使用しない収納状態においては、ノズルカバー23はノズルガイド19の最も後部に位置し、ノズル本体22も摺動範囲の最も後部に位置しており、ノズル本体22後端はノズルガイド19後部に設けた後ストッパ51に当接した状態であり、ノズル本体22、ノズルカバー23ともに最も後退した位置に配置されおり、この位置を収納位置と称し、この状態を収納状態と称する。この時、連結片47の連結突起47aは図19に示すように連結受部46の後凹陥部46bに嵌入した状態になっている。
収納状態から洗浄を開始する際には、まず、使用者が操作手段を操作することにより、制御手段が制御を開始し、駆動モータ42の回転がピニオンギア44に伝えられることによりピニオンギア44と噛み合ったラック26aを有するノズルカバー23を後方に移動させようとするが、ノズルカバー23はこれ以上後方に移動できないため、その前後方向の位置は変化しない。この位置を原点としてこれ以降のノズルカバー23の位置は駆動モータ42の回転数を回転数検知センサ45で検知することで、ノズルカバー23の移動量を推定しながら位置制御することが可能となる。
次に駆動モータ42を逆回転させてノズルカバー23を前方に移動させる。このときノズル本体22は連結片47の連結突起47aが連結受部46の後凹陥部46bに嵌入した状態が保たれていることによってノズルカバー23に牽引され一体化した状態で前方に移動する。
使用者の操作がビデ洗浄の操作であった場合は図14、図20、図26に示すように、前方に移動したノズル本体22およびノズルカバー23は、あらかじめ設定しておいた制御シーケンスに従い、原点状態からの駆動モータ42の回転数が設定値に達すると停止する。このとき、ノズル本体22に設けた位置決め突起49はノズルガイド19の前部に設
けた前ストッパ50に接触する手前で停止した状態であり、この位置がビデ洗浄の標準位置となる。
けた前ストッパ50に接触する手前で停止した状態であり、この位置がビデ洗浄の標準位置となる。
この状態で、制御手段は洗浄水供給手段を制御し、ビデ洗浄流路34に通水することでビデ洗浄が開始される。ビデ洗浄噴出口27から噴出した洗浄水は噴出開口29を通過して噴射される。流量の調節は洗浄水供給手段によってなされ、通水流路の切替は流路切替弁37によって行われる。イジェクタ35を経由した直後の洗浄水は流速が高いため、イジェクタ35近傍が負圧となり、空気混入孔36から微細な空気を巻き込んだ洗浄水となり、より柔らかな洗浄感を提供できる。
この時、お尻洗浄噴出口28はノズルカバー本体25によって覆われている状態であり、ビデ洗浄によって生じた汚水が直接かからないため、清潔に保たれる。
また流路切替弁37のシール性が不十分である場合、お尻直噴洗浄流路32と、お尻旋回洗浄流路33と、ビデ洗浄流路34との流量切替えが完全に行われずビデ洗浄中にもお尻洗浄噴出口28から微小量の水が噴出してしまうが、お尻洗浄噴出口28の上部がノズルカバー本体25で覆われているため、その水が使用者に向かって噴出される恐れがない。
ビデ洗浄を行っている状態で駆動モータ42を正転、逆転を交互に繰り返すように駆動させると、ノズル本体22とノズルカバー23は標準位置に対して前後に揺動した状態となり、洗浄水は人体の局所のより広い範囲を洗浄できる。
ビデ洗浄の停止を操作すると、駆動モータ42は逆回転し、ノズル本体22およびノズルカバー23は後方へ移動し、元の収納位置に戻る。なお、今回の構成では空気混入をさせるため、イジェクタ35近傍に空気混入孔36を開けているが、この孔はなくてもよい。その場合、空気は混入されないが、流路断面積を一部狭めることにより、洗浄水供給手段の脈動感を低減させることができ、デリケートなビデに過度の負荷をかけることのない快適な洗浄が実現できる。
次にお尻洗浄を選択した場合、ビデ洗浄と同様にノズルカバー23の原点位置を確認した後、前方へ移動するように駆動モータ42が回転し、ノズル本体22とノズルカバー23を前方に移動させるのはビデ洗浄の場合と同じであるが、お尻洗浄の場合はビデ洗浄位置を越えてさらにノズルカバー23を前方に移動させてゆく。
このとき、図15、図21、図27に示すようにノズル本体22に設けた位置決め突起49はノズルガイド19の前部に設けた前ストッパ50に当接し、ノズル本体22はこれ以上前に移動することを規制する。さらにノズルカバー23を前方に移動させると連結片47の連結突起47aが後凹陥部46bから外れる。このような動作が可能となるためには連結突起47aを外すのに要する荷重値よりもノズルを前後方向に移動させる駆動モータ42の駆動トルクが大きいことが条件となる。
連結突起47aが後凹陥部46bから外れたことで、ノズル本体22とノズルカバー23は分離された状態となり、前ストッパ50によって移動が規制されたノズル本体22に対して、ノズルカバー23だけが前方に移動し、連結突起47aは前凹陥部46aにはまり込んでゆく。連結突起47aが前凹陥部46aに完全に嵌入すると、図16、図22、図28に示すように噴出開口29がお尻洗浄噴出口28と対向する状態となる。この時点でノズルカバー23の前方移動が終了するように、上ケース17には、ノズル本体22とは接触せずにノズルカバー23と当接するノズルカバー前ストッパ52が設けられている。なお、ノズルカバー前ストッパ52を設けずに、あらかじめ制御シーケンスによって駆
動モータ42の回転数による位置制御が行われる形としてもよい。
動モータ42の回転数による位置制御が行われる形としてもよい。
このように連結突起47aが前凹陥部46aに嵌入した状態で駆動モータ42をわずかに逆回転させることでノズルカバー23を後方に移動させ、お尻洗浄の標準位置まで移動させた時点で駆動モータ42を停止させる。この状態が図18に示すお尻洗浄の標準位置となる。
上記お尻洗浄の標準位置にノズルカバー23が到達した時点で、制御手段は洗浄水供給手段を制御し、お尻直噴洗浄流路32もしくはお尻旋回洗浄流路33に通水を開始することでお尻洗浄が開始される。お尻洗浄噴出口28から噴出した洗浄水は噴出開口29に直接接触することなく通過して噴射される。流量の調節は洗浄水供給手段によってなされ、通水流路の切替は流路切替弁37によって行われる。お尻直噴洗浄流路32とお尻旋回洗浄流路33へ流れる流量比は流路切替弁37の開度で調節することができる。
制御部による流路切替弁37の切替えにより、お尻直噴洗浄流路32にのみ洗浄水を供給すると、お尻洗浄噴出口28の口径と略同等の集中した洗浄水流となって噴出し、ピンポイントで強い洗浄水で洗浄することができる。一方、お尻旋回洗浄流路33にのみ洗浄水を供給すると、洗浄水に軸心周りの旋回成分が付与されるため、お尻洗浄噴出口28から拡散した洗浄水流となって噴出し、広範囲を柔らかな洗浄水で洗浄することができる。また、お尻直噴洗浄流路32とお尻旋回洗浄流路33ともに所定の流量比で洗浄水を供給すると、お尻洗浄水流形状を上記集中状態から拡散状態にまで流量比に応じたかたちで制御することができる。
また、お尻直噴洗浄流路32に通水している際、空気ポンプを駆動させることで、洗浄水に圧縮された空気を混入することができる。空気が混入された洗浄水はお尻洗浄噴出口28から噴出する際、空気が膨張することで洗浄水は運動エネルギーを付加され、集まって塊となって肛門に着水するため、より強い洗浄力を生じさせる。また、洗浄水供給手段による洗浄水の圧力変動の周波数と空気ポンプのダイヤフラムの周波数を変えることで、空気の混入タイミングが不規則なものとなり、肛門に着水する洗浄水が不規則で間欠的なものとなり、断続的な洗浄と比較してボリュームを感じる洗浄となる。
この時、ビデ洗浄噴出口27の上部はノズルカバー本体25によって覆われている状態であり、お尻洗浄によって生じた汚水がビデ洗浄噴出口27に直接かからないため、ビデ洗浄噴出口27は清潔に保たれる。
また流量切替弁37のシール性が不十分である場合、お尻直噴洗浄流路32と、お尻旋回洗浄流路33と、ビデ洗浄流路34の流量切替が完全に行われずお尻洗浄中にもビデ洗浄噴出口27から微小量の水が噴出してしまうが、ビデ洗浄噴出口27の上部がノズルカバー本体25で覆われているため、その水がノズルの外部に噴出される恐れがない。
お尻洗浄を行っている状態で駆動モータ42を正転、逆転を交互に繰り返すように駆動させると、ノズル本体22とノズルカバー23は標準位置に対して前後に揺動した状態となり、洗浄水は人体の局所のより広い範囲を洗浄できる。
お尻洗浄の停止を操作すると、駆動モータ42は逆回転し、ノズル本体22およびノズルカバー23は後方へ移動を開始する。収納のために後方へ移動する途中過程において、ノズル本体22後端はノズルガイド19の後部に設けた後ストッパ51に当接し、ノズル本体22はこれ以上後に移動することが規制される。さらにノズルカバー23を後方に移動させると連結片47の連結突起47aが前凹陥部46aから外れる。このような動作が可能となるためには連結突起47a解除に要する荷重値よりもノズルカバー23を前後方
向に移動させる駆動モータ42の駆動トルクが大きいことが条件となる。
向に移動させる駆動モータ42の駆動トルクが大きいことが条件となる。
連結突起47aが前凹陥部46aから外れたことで、ノズル本体22とノズルカバー23は分離された状態となり、後ストッパ51によって移動を規制されたノズル本体22に対して、ノズルカバー23だけが後方に移動することで、連結突起47aは後凹陥部46bにはまり込んでゆく。連結突起47aが後凹陥部46bに完全に嵌入すると、噴出開口29がビデ洗浄噴出口27と対向する状態となる。この時点でノズルカバー23はノズルガイド19のノズルカバー後ストッパ53に当接し、これ以上後方へ移動できない。なおノズルカバー後ストッパ53に当接することで、ノズル後退終了とみなして駆動モータ42の回転を停止させてもよいし、あらかじめ設定された制御シーケンスに基づき、駆動モータ42の回転数による位置制御によって停止させてもよい。
上記お尻洗浄が終了し、ノズルカバー23が後退しノズル本体22後端が後ストッパ51に当接し停止した時点、またはビデ洗浄が終了し、ノズルカバー23が後退しノズル本体22後端が後ストッパ51に当接し停止した時点で、制御手段はノズル洗浄の制御を開始する。制御手段は洗浄水供給手段を制御し、洗浄水供給口39aへ通水を開始することでノズル洗浄が開始される。流量の調節は洗浄水供給手段によってなされ、通水流路の切替は流路切替弁37によって行われる。
ノズル洗浄噴出口39から噴出した洗浄水は、洗浄拡大部38内径上部横向き接線方向へノズル洗浄噴出口39が開口しているため、噴出した洗浄水はノズルガイド19の内壁に沿って、ノズルカバー本体25との隙間を円周方向に旋回循環する旋回流となり、ノズルカバー23の外周壁およびビデ洗浄噴出口27の汚れを効果的に除去することができる。なお、ノズル洗浄水噴出口37は噴出開口29と略対向する位置に複数個設けるような構成としてもよい。こうすることで、比較的汚れの貯まりやすい噴出開口29近傍を集中的に洗浄することができ、より清潔な局部洗浄を実現できる。また、ノズル洗浄水噴出口39の口径を小さくすることでより高水圧の水流が噴出することとなり、洗浄力が向上する。また、孔数を増やすことで、効果的に広範囲を洗浄することもできる。
以上のように、本実施の形態においては、洗浄水を噴出するお尻洗浄噴出口28とビデ洗浄噴出口27とそれぞれの噴出口に洗浄水を供給する流路を備えたノズル本体22と、ノズル本体22を覆い噴出開口29を1個有する筒状のノズルカバー23と、ノズル本体22とノズルカバー23を連結する連結手段24と、ノズル本体22とノズルカバー23とを収納するノズルガイド19と、ノズル本体22の進退を駆動するノズル駆動手段41とを備え、ノズル本体22とノズルカバー23は相互に摺動可能な構成とし、使用する噴出口に噴出開口29を対向させるようにノズルカバー23を摺動させ、噴出開口29を介して噴出する構成とすることにより、複数の噴出口を有するノズル本体22であっても噴出開口29は1個で済み、汚れの付着しやすい箇所が最小限となるので、清潔性が向上する。また、未使用側の噴出口はノズルカバー23により覆われているため、洗浄により汚れた洗浄水でノズル本体22が汚染されることがなく衛生的である。
しかも、噴出開口29が必要最小限のため、見栄えもすっきりとし、ノズルカバー23も簡単な構成となるため低コスト化を図ることができる。
また、ノズル本体22とノズルカバー23は連結手段24を介して連動し、相対位置を切り替えることができる構成となっているため、1個のノズル駆動手段41で2個の駆動対象をそれぞれの最適位置まで駆動でき、装置の小型化と低コスト化を図ることができる。
なお、本実施の形態においてはノズル駆動手段41としては駆動モータ42とウォーム
ギアと変速ギア43とピニオンギア44を備えたギアを介した伝達機構を採用したが、これに限るものではなく、ベルトやチェーン等の伝達機構を使用してもよい。
ギアと変速ギア43とピニオンギア44を備えたギアを介した伝達機構を採用したが、これに限るものではなく、ベルトやチェーン等の伝達機構を使用してもよい。
また、本実施の形態においてはノズルカバー本体25をステンレスで形成したが、材料はこれに限るものではなく、他の耐食性を備えた金属材料やセラミック等の無機材料あるいは樹脂材料でもよい、特にこれらの材料に抗菌あるいは殺菌性能や撥水性能等を付加したものを使用することにより、より清潔性を高めることができる。
また、本実施の形態においては、連結手段24の連結片は弾性を有する金属材料で形成したが、これに限るものではなく、弾性を有する樹脂材料でもよい。樹脂材料を使用した場合、連結手段24の連結部材を一体で成型することが可能となり安価に作ることが可能となる。
また、本実施の形態においては、洗浄流路として、お尻直噴洗浄流路32と、お尻旋回洗浄流路33と、ビデ洗浄流路34の3流路を形成したが、他にもケーシング16のノズルガイド19に設置したノズル洗浄噴出口39の換わりにノズル洗浄流路を設けたり、洗浄により濡れた人体を乾燥させるために乾燥風を吹き出す乾燥風流路を設けてもよい。
また、本実施の形態においては、ノズルカバー23を構成するノズルラックブロック26にピニオンギア44と嵌合するラック26aが構成され、ノズルカバー23が駆動し、連結されたノズル本体22が牽引移動する構成であるが、逆にノズル本体22にラックを構成し、ノズル本体22が駆動し、連結されたノズルカバー23を牽引移動する構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、ノズルカバー23に開けた噴出開口29は、ノズル本体22およびノズルカバー23が収容時にビデ洗浄噴出口27に対向する位置に設けてあるが、お尻洗浄噴出口28に対向する位置に設けてもよい。また、連結手段24における連結受部を3ヶ所に増やし、いずれの洗浄噴出口とも対向しない位置に設けてもよい。こうすることで、収納時、すべての洗浄噴出口がノズルカバーにより覆われ、トイレットペーパー屑に代表される粉塵が洗浄口に入ってくることがなく、清潔に保つことができる。
また、本実施の形態のおいては、ノズル洗浄噴出口を洗浄拡大部の上部横向き接線方向へ開口させているが、ノズルカバー収納時に噴出開口と略対向する位置に複数のノズル洗浄噴出口を開口させてもよい。こうすることで、局部の洗浄水が噴出する噴出開口を集中して洗浄することができる。
また、本実施の形態においては、毎回原点位置を確認した後、洗浄を開始するシーケンスとなっているが、本体電源投入時にのみ原点位置を確認し、その位置情報を制御手段に記憶させておいてもよい。こうすることで、洗浄開始の信号を受けてから実際にノズルが駆動し洗浄するまでの時間が短縮される。他にも、決められたタイミングを制御手段に設定しておき、そのタイミングに従って定期的に原点位置を確認する形でも良い。これにより、洗浄開始までの時間が短縮されつつも、ノズルの原点位置がずれたときには自動的に修正される。
ここで本実施の形態を、わかりやすく説明するため、ノズル装置の概略構成図を図33に示し、また図13〜図18のノズル駆動用のモータ42とノズル移動量検出手段および移動方向検出手段のセンサである回転検知センサ45の構成を図34(a)図34(b)に示す。衛生洗浄装置の洗浄指示手段であるリモコン15の洗浄ボタンを押されると、制御手段60によってモータ42が正転方向に回転し、モータ42のウォームギア61によってピニオンギア44が回転しノズル下部のラック26に回転が伝わり、ノズル22が前
進する。
進する。
このときモータ42の回転と同時に、モータ42に設置しているスリット付回転体62が回転する。スリット付回転体62には、ノズル移動量を検出させるために光が透過する部分と反射する部分があるスリット63(図34)を設けてあり、これは従来通りであるがノズル移動量を検出できるスリット63とは別に、ノズル移動方向を検出できるスリット64(図34)を適切な位置に設ける。それぞれスリット63、64に透過型のフォトインタラプタ65、66(センサ:図34)を配置する。その制御回路構成を図35に示す。
モータ42が正転方向に回転すると同時に、スリット63、64も回転し、ノズル移動量を検出できるスリット63が透過型のフォトインタラプタ65を横切るたびに、フォトインタラプタ65の出力信号68が図36(a)のように出力される。同時にノズル移動方向を検出できるスリット64も、もうひとつの透過型のフォトインタラプタ66を横切るたびに、フォトインタラプタ66の出力信号70が図36(b)のように出力される。
モータ42が逆転方向に回転すると同時に、スリット63、64も回転し、ノズル移動量を検出できるスリット63が透過型のフォトインタラプタ65を横切るたびに、フォトインタラプタ65の出力信号68が、図37(c)のように出力される。同時にノズル移動方向を検出できるスリット64も、もうひとつの透過型のフォトインタラプタ66を横切るたびに、フォトインタラプタ66の出力信号70が図37(d)のように出力される。
このとき、各フォトインタラプタ65、66の出力を検出するマイコン71(図35)が配置されマイコン71によって、モータ42が正常に動作したかどうかを判断する。まず、モータ42が正転方向のときに、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち上がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がH入力され、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち下がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ65の入力がL入力されれば、正転方向に正常に動作していると判断する。
また、モータ42が逆転方向のときに、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち上がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がL入力され、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち下がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がH入力されれば、逆転方向に正常に動作していると判断する。判断処理方法を図38に示す。
もし、外部の力によりモータ42の回転方向とは違う力によって動作した場合は、図38とは違う動作となり、例えば、モータ42が出力していないにも関わらずノズル移動量用センサ65の入力が立ち上がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がH入力され、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち下がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がL入力されたときは、正転方向に力が加わったことになる。
また、モータ42が出力していないにも関わらず、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち上がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がL入力され、ノズル移動量用センサ65の入力が立ち下がりパルスのとき、ノズル移動方向用センサ66の入力がH入力されたときは、逆転方向に力が加わったことになり、モータ42以外の動作によってノズル22が動いたと判断することができる。
したがって、目標とする設定移動方向および設定移動量に対して、その実際の移動方向および実際の移動量をマイコン71が検知でき、制御手段60が、ノズル移動量検出手段63、65、71が検出した洗浄ノズル22の移動量、および移動方向検出手段64、6
6、71が検出した洗浄ノズル22の移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、洗浄ノズル22をモータ駆動して、精度の良い洗浄動作をすることができる。
6、71が検出した洗浄ノズル22の移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、洗浄ノズル22をモータ駆動して、精度の良い洗浄動作をすることができる。
上記の実施形態において、制御手段60は、洗浄ノズル22が意図する移動方向とは異なる力が加わったことを移動方向検出手段64、66、71が検知した場合、その方向とは逆に洗浄ノズル22を移動させる補正をすることができるので、洗浄ノズル22を駆動する方向とは逆方向の外力が洗浄ノズル22に作用した場合でも、洗浄ノズル22の移動位置を補正することができる。
また、上記の実施形態において、図39に示したノズル移動方向用センサ66の入力の立ち上がりと立ち下がりの間隔時間を測定する。
図39に示したように、例えば、モータ42が出力していないにも関わらずノズル22に外部の力が加わった時に、ノズル移動量用センサ65の入力が、立ち上がりパルスのときはノズル移動方向用センサ66の入力がH入力、ノズル移動量用センサ65の入力が、立ち下がりパルスのときはノズル移動方向用センサ66の入力がL入力されたときは正転方向に力が加わったことになるが、そのときのH入力時間及びL入力時間を測定する。その結果ΔT(T1+T2+T3+T4+T5+T6+T7)により、どちらの方向にどれだけの速度で移動したかを検出できる。結果、外部の力がどの程度の力かを判断できる。
このように、作用した外部の力が判断できるので、ノズル22に作用した外部の力とは逆向きに、それ以上の移動トルクになるようにモータ42の通電量を制御し、より確実にノズル22の移動位置を補正することができる。
ノズル22の移動距離(L)とノズル22の移動時間(T)との関係を図40に示す。もし、正常に動作されず正転方向もしくは逆転方向に動作した場合は予め、図40の関係から移動時間(T)と移動距離(L)の関係(α・L/T)から速度(V)を算出しておき、その速度(V)とモータトルク(P)との関係を図41に示す。その結果により、速度(V1)以上のモータトルク(P1)を出力する。予めマイコン71にはP1以上のトルクになるようにモータ42の電力量を出力させ、適切に補正できるようにする。
また、制御手段60は、モータ停止のタイミングで移動量検知用及び移動方向を検知するセンサ65、66およびマイコン71によるズレの検出および補正をすぐに終了させるのではなく、ノズル移動の補正のために一定の時間を設けて補正を行う。このズレ検出および補正に必要な一定の時間というのは、実際には0.1秒とか0.2秒レベルのごく短時間であるため、使用者が洗浄している際にノズル駆動が停止しているとほとんど気付かないレベルで、違和感を感じるような不具合はない。
図42にノズル22駆動時のフローチャートを示す。
モータ42によるノズル駆動が開始すると、ノズル22の目標位置が設定されノズル22を移動させる。移動量検知用及び移動方向検知用センサ65、66の出力がマイコン71に入力され正常に動作されているかどうかを判定するが、モータ42を停止させると同時にセンサ65、66による検知を終了するのではなく、正常停止検知タイマとして一定の時間(前記したコンマ数秒レベルの短時間)の間ノズル22が目標位置に正常に停止しているかを判定する。これによって、もしノズル22の位置ズレがある場合は、その位置ズレの方向およびズレ量を補正することができる。
冒頭の背景技術で説明したような従来の構成の場合、いわゆるムーブ洗浄と称してモー
タ222の正転逆転を連続して洗浄ノズル115を所定距離連続往復して、お尻洗浄やビデ洗浄する場合、ズレが生じた場合にその積み重ねによって大きくずれた位置を洗浄する不具合を生じるという課題があったが、本実施形態によれば、モータ42の正転逆転を連続して洗浄ノズル22を所定距離連続往復して、お尻洗浄やビデ洗浄する場合、ノズル22が往復反転する際にそのノズル22の位置ズレの方向およびズレ量を判定し、そのズレ量を次の目標位置に対して移動量補正することによって、連続往復しているどこかで駆動抵抗の変動や、外力によりノズル22の移動位置がズレても、次の移動停止位置時点までに補正されて駆動されるため、ズレの積み重ねによって大きくずれた位置を洗浄するような従来不具合がなく、設定した所定位置の往復洗浄を精度よく維持することができる。
タ222の正転逆転を連続して洗浄ノズル115を所定距離連続往復して、お尻洗浄やビデ洗浄する場合、ズレが生じた場合にその積み重ねによって大きくずれた位置を洗浄する不具合を生じるという課題があったが、本実施形態によれば、モータ42の正転逆転を連続して洗浄ノズル22を所定距離連続往復して、お尻洗浄やビデ洗浄する場合、ノズル22が往復反転する際にそのノズル22の位置ズレの方向およびズレ量を判定し、そのズレ量を次の目標位置に対して移動量補正することによって、連続往復しているどこかで駆動抵抗の変動や、外力によりノズル22の移動位置がズレても、次の移動停止位置時点までに補正されて駆動されるため、ズレの積み重ねによって大きくずれた位置を洗浄するような従来不具合がなく、設定した所定位置の往復洗浄を精度よく維持することができる。
このように、モータ停止時の正常検知タイマは、必ずしも停止してからそのタイマ時間内にズレ検知および正常位置移動によるズレ補正をするということに限定されるのではなく、ズレ判定を正常検知タイマのタイマ内に判定し正常位置移動は次の動作内に行うことも含むものである。
図43は、省電力及び部品の寿命を良化させることができるセンサ制御回路を示す。モータ42の駆動が始まるとマイコン71からトランジスタQ1にON信号が出力され、ノズル移動量検知用センサおよびノズル移動方向検知用センサであるフォトインタプタ65、66のLED側に電流が流れてセンサ検知可能状態になり、ノズル位置検知が完全に完了するまでマイコン71からトランジスタQ1をONさせておく。ノズル位置検知が終了し、ノズル位置補正が終了すると、マイコン71からトランジスタQ1にOFF信号が出力されて、フォトインタプタのLED側に電流が流れなくなりセンサ検知停止状態になる。
この動作により、ノズル22を動作していない時は位置検知する必要がないので、フォトインタプタ65,66のLEDに電流を流す必要がなく省電力化になり、かつフォトインタラプタ65,66の部品の寿命を長くすることができる。つまり、制御手段60に、ノズル移動量検出手段65および移動方向検出手段66への電源供給用制御手段Q1を設けて、ノズル22駆動を終了させかつノズル移動の補正が終了すると同時にノズル移動量検出手段65および移動方向検出手段66の制御用電源を遮断するので、省電力及び部品の寿命を良化させることができる。上記のように本実施態様では、ノズル22駆動を終了させかつノズル移動の補正が終了すると同時にノズル移動量検出手段65および移動方向検出手段66の制御用電源を遮断するようにしたが、前記「終了と同時に遮断」については必ずしも同時ではなく、終了後たとえば5秒後とか3分後というようにノズル22駆動を終了させかつノズル移動の補正が終了した所定時間後に遮断するようにしてもよい。
また、図44にノズル手動動作判断のフローチャートを示す。使用者が通常の局部洗浄によってノズル22が動作された場合でなく、例えばノズル22を掃除する際手動でノズル22を伸ばして洗うときは、マイコン71はモータ42がマイコン71自身でモータ42を駆動していなくて、ノズル22の移動が検知された場合、ノズル22が手動で動作されたと判断し、すぐにノズル位置の補正駆動をしない。これにより、使用者がノズル22を掃除する際手動でノズル22を伸ばして洗おうとした場合、すぐにノズル22がモータで引っ込められて洗うことができないという不具合がなく、手動でノズル22を引き出して洗うことができる。つまり、洗浄指示手段15からの指示なしに洗浄ノズル22が手動で伸縮させたときは、制御手段60が手動で動かされたと判断でき、すぐに補正を行わないので、通常の局部洗浄によるノズル動作ではなく、使用者が洗浄ノズル22を掃除する等のために手動で洗浄ノズルを引き出しても、すぐ洗浄ノズル22が引っ込んでしまうことを防止できる。
また、もし使用者がノズル22を掃除した後ノズル22を手動で元の位置に戻されずに
、一定時間(たとえば10分とか20分とかの長時間)その状態が継続された場合はノズル22が元の位置に戻されていないことを、衛生洗浄装置の表示部に表示させることに報知することにより元の位置に戻してもらうことを促すことができる。制御手段は、手動で動かされたと判断された場合、ある一定時間(たとえば10分とか20分とかの長時間)にノズル22が元に戻されなかった場合にそれを報知するので、洗浄ノズル22が引き出されたまま放置され続けることを防止できる。
、一定時間(たとえば10分とか20分とかの長時間)その状態が継続された場合はノズル22が元の位置に戻されていないことを、衛生洗浄装置の表示部に表示させることに報知することにより元の位置に戻してもらうことを促すことができる。制御手段は、手動で動かされたと判断された場合、ある一定時間(たとえば10分とか20分とかの長時間)にノズル22が元に戻されなかった場合にそれを報知するので、洗浄ノズル22が引き出されたまま放置され続けることを防止できる。
また、もし使用者がノズル22を掃除した後ノズル22を手動で元の位置に戻されることがなく、一定時間(たとえば10分とか20分とかの長時間)その状態が継続された場合に、制御手段60によって自動的にノズル22を元の位置に戻すようにすることにより、洗浄ノズルを引き出したまま放置でき、洗浄ノズルを手動で元に戻す手間が省ける。
以上説明したように、本実施の形態のノズル装置は、人体局部への洗浄水を噴出する洗浄ノズル22と、洗浄を指示する洗浄指示手段15と、洗浄ノズル22を進退させるモータ42と、モータ42を駆動する駆動回路60と、洗浄ノズル22の移動量を検出するノズル移動量検出手段63、65、71と、洗浄ノズル22の移動方向を検出する移動方向検出手段64、66、71と、予め設定記憶された指定移動方向および指定移動量と実際に移動した移動方向および移動量を比較する手段71を有し、目標とする設定移動方向および設定移動量に対してその実質移動方向および実質移動量とにより洗浄ノズル22を意図した進退駆動する制御手段60を備えたので、制御手段60が、ノズル移動量検出手段63、65、71が検出した洗浄ノズル22の移動量および移動方向検出手段64、66、71が検出した洗浄ノズル22の移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、洗浄ノズル22をモータ駆動するため、精度の良い洗浄動作ができる。
また、制御手段60は、洗浄ノズル22が意図する移動方向とは異なる力が加わったことを移動方向検出手段64、66、71が検知した場合その方向とは逆に洗浄ノズル22を移動させる補正をすることができるので、洗浄ノズル22を駆動する方向とは逆方向の外力が洗浄ノズル22に作用しても、洗浄ノズル22の移動位置を補正することができる。
また、制御手段60は、ノズル22の移動量を検出するノズル移動量検出手段63、65、71の入力パルスと入力パルスの間隔を測定しかつ移動方向検出手段64、66、71によって移動量の方向を検出することにより、方向性と移動速度から外部の力を検出することにより、ノズル位置を補正することができるので、洗浄ノズル22の移動速度の補正をすることができる。
また、制御手段60は、モータ42が停止した時点で目標とする設定移動方向および設定移動量に対する実質移動方向および実質移動量とのズレを検出し、ノズル移動の補正のために一定の時間を設けて補正を行うので、洗浄ノズル22の移動と移動の間に洗浄ノズル位置のズレ補正をすることができる。
また、制御手段60は、ノズル移動量検出手段63、65、71および移動方向検出手段64、66、71への電源供給用制御手段Q1を設けて、ノズル駆動を終了させかつノズル移動の補正が終了するとノズル移動量検出手段63、65、71および移動方向検出手段64、66、71の制御用の電源を遮断するので、省電力及び部品の寿命を良化させることができる。
また、制御手段60は、洗浄指示手段15からの指示なしに洗浄ノズル22が手動で伸縮させたときは、手動で動かされたと判断でき、すぐに補正を行わないので、通常の局部
洗浄によるノズル動作ではなく、使用者が洗浄ノズル22を掃除する等のために手動で洗浄ノズル22を引き出しても、すぐ洗浄ノズル22が引っ込んでしまうことを防止できる。
洗浄によるノズル動作ではなく、使用者が洗浄ノズル22を掃除する等のために手動で洗浄ノズル22を引き出しても、すぐ洗浄ノズル22が引っ込んでしまうことを防止できる。
また、制御手段60は、手動で動かされたと判断された場合ある一定時間にノズル22が元に戻されなかった場合はそれを報知するので、洗浄ノズル22が引き出されたまま放置され続けることを防止できる。
また、制御手段60は、手動で動かされたと判断され一定時間にノズルが元に戻されなかった場合は洗浄ノズル22を所定の位置に自動的に戻すので、洗浄ノズル22を引き出したまま放置でき、洗浄ノズル22を手動で元に戻す手間が省ける。
また、上記したノズル装置に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記ノズル装置と前記洗浄水供給手段を制御する制御手段と、便器の上面に載置する便座を備えた衛生洗浄装置とすることにより、目標とする設定移動方向および設定移動量で精度の良い局部洗浄ができ、使い勝手のよい衛生洗浄装置を提供することができる。
なお、本実施の形態において、洗浄指示する洗浄指示手段はリモコン15に設けた構成で説明したが、これに限らず衛生洗浄装置本体10に設けてもよい。
また、ノズル移動量検出手段および移動方向検出手段のセンサとして、透過型のフォトインタラプタ65、66を用い、モータ42に取り付けたスリット付回転体62のスリット63、64が透過型のフォトインタラプタ65、66を通過することによって、モータ42の回転量および回転方向を検出する構成で説明したが、透過型のフォトインタラプタに限られるものではなく、反射型のセンサや、ポテンショメータのような可変抵抗型のセンサ、静電容量型センサなど別の方式のセンサを用いてもよい。
また、センサ部45をモータ42に設けた構成で説明したが、これに限られるものではなく、ノズル22やノズルラック26にセンサ部45を設け、モータ42の回転ではなくノズル22の直線動作あるいはノズル位置を直接的にセンシングしてもよい。
(実施の形態2)
図45は本発明の第2の実施の形態におけるノズル装置全体の外観の斜視図を、図46はノズル本体の噴出開口29における断面図を示す。
図45は本発明の第2の実施の形態におけるノズル装置全体の外観の斜視図を、図46はノズル本体の噴出開口29における断面図を示す。
本実施の形態が実施の形態1と異なるのは、ノズル本体22に連結配置された回動駆動手段54で、他については実施の形態1と同様であり、同作用をする構成については同一の符号を付し、詳細な説明は実施例1のものを援用する。
ノズル本体22とノズルカバー23とを連結している連結受部46は円周方向に同一断面形状となるように設けられているので、ノズル本体22が回動しても連結受部46と連結突起47aとの嵌合関係は変わらずに同一の位置関係で連結し続ける。また、ノズルカバー本体25にあけてある噴出開口29は円周方向に長い長穴となっている。この長穴の開口角度をαとする。
お尻洗浄やビデ洗浄を行っている状態で、制御手段で制御手段で回動駆動手段54を動作させ、ノズル本体22をお尻洗浄噴出口28あるいはビデ洗浄噴出口27が鉛直上方向位置にある状態を基準位置とし、左右円周方向に回動させる。回動角度を基準位置より左右に前記開口角度αの1/2より小さくすることで、ノズルカバー本体25に干渉せず洗浄水が噴出し、噴出した洗浄水は振動し、広い範囲を洗浄できるとともに、噴流がばらけ
るため、ボリュームを感じる洗浄となる。このとき、回動速度や回動範囲を制御することで、洗浄範囲やボリューム感を調節することができる。 また、回動駆動手段54と共にノズル駆動手段41も駆動モータ42を正転、逆転を交互に繰り返すように駆動させることで、より広い範囲の洗浄を実現することが出来る。
るため、ボリュームを感じる洗浄となる。このとき、回動速度や回動範囲を制御することで、洗浄範囲やボリューム感を調節することができる。 また、回動駆動手段54と共にノズル駆動手段41も駆動モータ42を正転、逆転を交互に繰り返すように駆動させることで、より広い範囲の洗浄を実現することが出来る。
(実施の形態3)
図47は本発明の第3の実施の形態におけるノズル本体22の噴出開口29における断面図を、図48は回動させた状態における断面図を示す。
図47は本発明の第3の実施の形態におけるノズル本体22の噴出開口29における断面図を、図48は回動させた状態における断面図を示す。
本実施の形態が実施の形態2と異なるのは、ノズル本体22に構成された乾燥風流路55、乾燥風噴出口56および乾燥風供給口(図示せず)と乾燥風供給手段(図示せず)で、他については実施の形態2と同様であり、同作用をする構成については同一の符号を付し、詳細な説明は実施例1および2のものを援用する。
乾燥風供給手段は乾燥ファンと乾燥ヒータと乾燥風洞で構成され、乾燥風洞は乾燥風供給口と連通している。乾燥ファンと乾燥ヒータは制御手段により設定された温度の温風が吹き出すようになっている。乾燥風噴出口56はノズル本体22の駆動方向に対してビデ洗浄噴出口27と同じ位置で、かつノズル本体22を角度βだけ回動させたときに鉛直上方向に孔が向くような方向に開いている。βを長孔の開口角度αの1/2より大きい角度とすることで、乾燥風噴出口56はビデ洗浄時にはノズルカバー23に覆われており、ビデ洗浄によって生じた汚水が直接かからないため、清潔に保たれる。また、ビデ洗浄噴出口27と同じ位置であるため、連結手段24における連結受部の数を増やす必要がないため簡単な構成となり、さらに乾燥風噴出口56をノズル本体22のより前方に構成することができるため、その分ノズルカバー23の突出距離が少なくて済み、省スペース化・低コスト化を図ることが出来る。
乾燥を選択した場合、ビデ洗浄と同様にノズルカバー23の原点位置を確認した後、前方へ移動するように駆動モータ42が回転し、ノズル本体22とノズルカバー23を前方に移動させるのはビデ洗浄の場合と同じであるが、乾燥の場合は乾燥標準位置まで移動させ駆動モータ42を停止させた後、図48に示すように、回動駆動手段54によりノズル本体を角度β回動させ、その位置を乾燥の標準位置とする。
上記乾燥の標準位置にノズルカバー23が到達した時点で、制御手段は乾燥風供給手段を制御し、温風送風が開始される。通常、お尻およびビデ洗浄後、洗浄水は局部のみではなく、その周辺にまで飛び散っている。そのため、回動駆動手段54と共にノズル駆動手段41も駆動モータ42を正転、逆転を交互に繰り返すように駆動させることで、より広い範囲に乾燥風を吹き付けることができる。また、ノズル本体22の回動と乾燥風の送風の制御を連動させ、乾燥風噴出し口が外側から中央部へ回動するときのみ送風するようにすることで、お尻についた水滴を中央部に集めることができ、最後にまとめて中央部に乾燥風を吹き付けることで、効率的な乾燥を実現できる。
以上のように、本発明にかかるノズル装置は、制御手段が、ノズル移動量検出手段が検出したノズルの移動量および移動方向検出手段が検出したノズルの移動方向が、目標とする設定移動方向および設定移動量とずれていないかどうかを検知しながら、ノズルをモータ駆動するため、精度の良い洗浄動作ができる。衛生洗浄装置に使用しての局所洗浄以外のあらゆる洗浄装置や乾燥装置などの用途にも適用できる。
13 ノズル装置
15 リモコン(洗浄指示手段)
19 ノズルガイド
22 ノズル
23 ノズルカバー
24 連結手段
26 ラック
27 ビデ洗浄噴出口(噴出口)
28 お尻洗浄噴出口(噴出口)
29 噴出開口
32 お尻直噴洗浄流路(流路)
33 お尻旋回洗浄流路(流路)
34 ビデ洗浄流路(流路)
38 洗浄拡大部
39 ノズル洗浄噴出口
41 ノズル駆動手段(駆動手段)
42 モータ
44 ピニオンギア
45 回転検知センサ
55 乾燥風流路(流路)
56 乾燥風噴出口(噴出口)
60 制御手段
61 ウォームギア
62 スリット付回転体
63 ノズル移動量検知用スリット
64 ノズル移動方向検知用スリット
65 フォトインタラプタ(ノズル移動量用センサ)
66 フォトインタラプタ(ノズル移動方向用センサ)
71 マイコン
15 リモコン(洗浄指示手段)
19 ノズルガイド
22 ノズル
23 ノズルカバー
24 連結手段
26 ラック
27 ビデ洗浄噴出口(噴出口)
28 お尻洗浄噴出口(噴出口)
29 噴出開口
32 お尻直噴洗浄流路(流路)
33 お尻旋回洗浄流路(流路)
34 ビデ洗浄流路(流路)
38 洗浄拡大部
39 ノズル洗浄噴出口
41 ノズル駆動手段(駆動手段)
42 モータ
44 ピニオンギア
45 回転検知センサ
55 乾燥風流路(流路)
56 乾燥風噴出口(噴出口)
60 制御手段
61 ウォームギア
62 スリット付回転体
63 ノズル移動量検知用スリット
64 ノズル移動方向検知用スリット
65 フォトインタラプタ(ノズル移動量用センサ)
66 フォトインタラプタ(ノズル移動方向用センサ)
71 マイコン
Claims (9)
- 局部を洗浄する洗浄ノズルと、洗浄指示する洗浄指示手段と、前記洗浄ノズルを進退させるモータと、前記モータを駆動する駆動回路と、前記洗浄ノズルの移動量を検出するノズル移動量検出手段と、前記洗浄ノズルの移動方向を検出する移動方向検出手段と、予め設定記憶された指定移動方向および指定移動量と実際に移動した移動方向および移動量を比較する手段を有し、目標とする設定移動方向および設定移動量に対してその実質移動方向および実質移動量とにより前記洗浄ノズルを意図した進退駆動する制御手段を備えたノズル装置。
- 制御手段は、洗浄ノズルが意図する移動方向とは異なる力が加わったことを移動方向検出手段が検知した場合その方向とは逆に洗浄ノズルを移動させる補正をすることができる請求項1記載のノズル装置。
- 制御手段は、ノズルの移動量を検出するノズル移動量検出手段の入力パルスと入力パルスの間隔を測定しかつ移動方向検出手段によって移動量の方向を検出することにより、方向性と移動速度から外部の力を検出することにより、ノズル位置を補正することができる請求項2記載のノズル装置。
- 制御手段は、モータが停止した時点で目標とする設定移動方向および設定移動量に対する実質移動方向および実質移動量とのズレを検出し、ノズル移動の補正のために一定の時間を設けて補正を行う請求項1〜3のいずれかに記載のノズル装置。
- 制御手段は、ノズル移動量検出手段および移動方向検出手段への電源供給用制御手段を設けて、ノズル駆動を終了させかつノズル移動の補正が終了するとノズル移動量検出手段および移動方向検出手段制御用の電源を遮断する請求項1〜4のいずれかに記載のノズル装置。
- 制御手段は、洗浄指示手段からの指示なしに洗浄ノズルが手動で伸縮させたときは、手動で動かされたと判断でき、すぐに補正を行わない請求項1〜5のいずれかに記載のノズル装置。
- 制御手段は、手動で動かされたと判断された場合ある一定時間にノズルが元に戻されなかった場合はそれを報知する請求項6記載のノズル装置。
- 制御手段は、手動で動かされたと判断され一定時間にノズルが元に戻されなかった場合は洗浄ノズルを所定の位置に自動的に戻す請求項6記載のノズル装置。
- 請求項1〜8に記載のノズル装置と、前記ノズル装置に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記ノズル装置と前記洗浄水供給手段を制御する制御手段と、便器の上面に載置する便座を備えた衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008242154A JP2010071025A (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | ノズル装置とそれを使用した衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008242154A JP2010071025A (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | ノズル装置とそれを使用した衛生洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010071025A true JP2010071025A (ja) | 2010-04-02 |
Family
ID=42203061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008242154A Withdrawn JP2010071025A (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | ノズル装置とそれを使用した衛生洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010071025A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220073252A (ko) * | 2020-11-26 | 2022-06-03 | 주식회사 콜러노비타 | 노즐어셈블리 구동 제어방법 |
-
2008
- 2008-09-22 JP JP2008242154A patent/JP2010071025A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220073252A (ko) * | 2020-11-26 | 2022-06-03 | 주식회사 콜러노비타 | 노즐어셈블리 구동 제어방법 |
| KR102877583B1 (ko) * | 2020-11-26 | 2025-10-29 | 주식회사 콜러노비타 | 노즐어셈블리 구동 제어방법 |
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