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JP2010068585A - 電力変換装置 - Google Patents

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JP2010068585A
JP2010068585A JP2008230887A JP2008230887A JP2010068585A JP 2010068585 A JP2010068585 A JP 2010068585A JP 2008230887 A JP2008230887 A JP 2008230887A JP 2008230887 A JP2008230887 A JP 2008230887A JP 2010068585 A JP2010068585 A JP 2010068585A
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Takahiro Urakabe
隆浩 浦壁
Giichi Tsunoda
義一 角田
Tatsuya Okuda
達也 奥田
Matahiko Ikeda
又彦 池田
Masaru Kobayashi
勝 小林
Akihiko Iwata
明彦 岩田
Hirotoshi Maekawa
博敏 前川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】電力変換装置としての容量は同じであっても、平滑コンデンサに流れる電流を低減でき、この電流を検出する電流検出手段を、電力損失が小さく発熱が抑制され小形安価なものとできる電力変換装置を得ることを目的とする。
【解決手段】IGBTの直列体を有し平滑コンデンサCHの端子間に接続され所定の周期でIGBTをオンオフ駆動することにより電力変換を行う電力変換回路、平滑コンデンサCHに流れる電流を検出するシャント抵抗140、およびシャント抵抗140の出力が所定の設定値を超えたときIGBTをオフさせるトランジスタを備えた電力変換装置であって、その電力変換回路を平滑コンデンサCHに互いに並列に接続される2つの(単位)電力変換回路110、120で構成するとともに、両電力変換回路110、120のIGBTをオンオフ駆動する位相を互いにπ(180度)ずらすようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体スイッチング素子を使用した電力変換装置に関し、これら半導体スイッチング素子の故障等で過大な電流が流れたとき、電力変換装置内の部品を破損すること無く安全に停止することができる過電流保護回路を備えた電力変換装置に関する。
従来の過電流保護回路を備えた電力変換装置は、直流端子間の直流電圧を平滑する平滑コンデンサと直流端子間にブリッジ接続された半導体スイッチング素子とを備え、前記コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の出力と予め定められた過電流検出レベルとを比較し前記電流検出手段の出力が前記過電流検出レベルより大きくなったことにより過電流を検出するコンパレータと、このコンパレータにより過電流が検出されると前記半導体スイッチング素子のゲート電位を通常のオン時のゲート電位より低下させ、そして、前記半導体スイッチング素子のゲート電位を通常のオフ時のゲート電位に低下させるゲートしゃ断回路を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−15948号公報(請求項1、図1参照)
特許文献1に示された過電流保護回路を備えた電力変換装置では、前記平滑コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段の電流値が大きいため、比較的安価で検出精度の良いシャント抵抗を用いた場合は、発熱が大きくなり電流検出手段が大形化、高コスト化する問題点があった。また、比較的価格が高く検出精度に難があるが、検出信号が絶縁されて取り出せるため制御回路とのインターフェース回路が不要といったメリットをもつ、ホール素子を利用した非接触型の電流センサを用いた場合でも、その電流値に合わせて検出手段に用いられる磁気回路部の大きさが増減するため、同様の問題があった。
この発明は、以上のような従来の問題点を解消するためになされたもので、電力変換装置としての容量は同じであっても、平滑コンデンサに流れる電流を低減でき、この電流を検出する電流検出手段を、電力損失が小さく発熱が抑制され小形安価なものとできる電力変換装置を得ることを目的とする。
第1の発明に係る電力変換装置は、第1の平滑コンデンサ、半導体スイッチング素子の直列体を有し第1の平滑コンデンサの端子間に接続され所定の周期で半導体スイッチング素子をオンオフ駆動することにより電力変換を行う電力変換回路、第1の平滑コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段、および電流検出手段の出力が所定の設定値を超えたとき半導体スイッチング素子をオフさせる遮断手段を備えた電力変換装置において、
電力変換回路を第1の平滑コンデンサに互いに並列に接続される複数個の単位電力変換回路で構成するとともに、半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する周期におけるタイミングが、各単位電力変換回路で互いに異なるようにしたものである。
第2の発明に係る電力変換装置は、第1、第2および第3の平滑コンデンサの直列体、半導体スイッチング素子の直列体を有し第1の平滑コンデンサの端子間に接続され所定の周期で半導体スイッチング素子をオンオフ駆動することにより電力変換を行う第1の電力変換回路、半導体スイッチング素子の直列体を有し第2の平滑コンデンサの端子間に接続され所定の周期で半導体スイッチング素子をオンオフ駆動することにより電力変換を行う第2の電力変換回路、第3の平滑コンデンサの端子間に接続された、一方向に導通可能な半導体整流素子の直列体、および各半導体スイッチング素子の直列体の中間接続点と各半導体整流素子の直列体の中間接続点との間に接続された共振用インダクタと共振用コンデンサとの直列体を備え、半導体スイッチング素子のオンオフ駆動に基づく共振用コンデンサの充放電を利用して第1、第2および第3の平滑コンデンサの直列接続体端子間と第3の平滑コンデンサの端子間との間で直流電圧の変換を行う電力変換装置において、
第1の平滑コンデンサに流れる電流および第2の平滑コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段、および電流検出手段の出力が所定の設定値を超えたとき半導体スイッチング素子をオフさせる遮断手段を備えるとともに、
第1の電力変換回路を第1の平滑コンデンサに互いに並列に接続される複数個の第1の単位電力変換回路で構成し、第2の電力変換回路を第2の平滑コンデンサに互いに並列に接続される複数個の第2の単位電力変換回路で構成し、半導体整流素子の直列体を第3の平滑コンデンサに互いに並列に接続され第1の単位電力変換回路の個数と第2の単位電力変換回路の個数との和の個数の単位直列体で構成するとともに、
第1の電力変換回路における半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する周期におけるタイミングが、各第1の単位電力変換回路で互いに異なるように、かつ、第2の電力変換回路における半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する周期におけるタイミングが、各第2の単位電力変換回路で互いに異なるようにしたものである。
第1の発明に係る電力変換装置では、電力変換回路を複数個の単位電力変換回路で構成し、半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する周期におけるタイミングが、各単位電力変換回路で互いに異なるようにしたので、第1の平滑コンデンサから各単位電力変換回路の半導体スイッチング素子に流れる電流のタイミングがずれ、結果として、第1の平滑コンデンサに流れる電流実効値が低減し、電流検出手段が、電力損失が小さく発熱が抑制され小形安価となるという効果がある。
第2の発明に係る電力変換装置では、第1、第2および第3の平滑コンデンサの直列接続体端子間と第3の平滑コンデンサの端子間との間で直流電圧の変換を行う電力変換装置において、第1の発明と同様の原理により、第1および第2の平滑コンデンサに流れる電流実効値が低減し、電流検出手段が、電力損失が小さく発熱が抑制され小形安価となるという効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による電力変換装置について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による電力変換装置の構成を示す。この電力変換装置は、電圧の高い直流電圧VHから低い直流電圧VLへ電圧変換し、また、低い直流電圧VLから高い直流電圧VHへ電圧変換することができる。図1に示す電力変換装置100では、後述する半導体スイッチング素子の直列体を有しそのオンオフ駆動で電力の変換を行う電力変換回路が、互いに並列に接続された2個の単位電力変換回路110、120から構成されている。なお、以下の記述では、誤解の生じない範囲で、例えば、単位電力変換回路110は、適宜、電力変換回路110と略記するものとする。
電力変換装置100は、更に、電力変換回路110、120へゲート信号を出力する制御回路130と、第1の平滑コンデンサである高電圧側の平滑コンデンサCHと、第2の平滑コンデンサである低電圧側の平滑コンデンサCLと、平滑コンデンサCHに直列に接続された電流検出手段としてのシャント抵抗140と、シャント抵抗140からの電流検出電圧信号を反転増幅する反転増幅回路150と、反転増幅された電圧信号と所定の設定値であるリファレンス電圧Vrefとを比較して、電圧信号が大きい(過電流の)場合ハイ電圧を出力するコンパレータ160と、コンパレータ160からのハイ電圧出力をラッチして電力変換回路110、120に出力するラッチ回路170とから構成される。
また、電力変換回路110および120は、グランド端子110TG、120TGと、低電圧側入出力端子110TVL、120TVLと、高電圧側入出力端子110TVH、120TVHと、高電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子110TSH、120TSHと、低電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子110TSL、120TSLと、高電圧側半導体スイッチング素子用の遮断信号端子110TCH、120TCHと、低電圧側半導体スイッチング素子用の遮断信号端子110TCL、120TCLとを備えている。
次に、接続構成の詳細について説明する。
平滑コンデンサCHの一方の端子は、シャント抵抗140の一方の端子と反転増幅回路150の入力端子に接続され、他方の端子は、電力変換回路110、120の高電圧側入出力端子110TVH、120TVHに接続される。シャント抵抗140の他方の端子は、電力変換回路110、120のグランド端子110TG、120TGと、平滑コンデンサCLの一方の端子に接続され接地されている。平滑コンデンサCLの他方の端子は、電力変換回路110、120の低電圧側入出力端子110TVL、120TVLに接続されている。入出力電圧端子間(110TVH、110TG)、(120TVH、120TG)には、電圧VHが入力あるいは出力され、入出力電圧端子間(110TVL、110TG)、(120TVL、120TG)には、電圧VLが出力あるいは入力されている。
反転増幅回路150の出力端子は、コンパレータ160の+側入力端子に接続されている。コンパレータ160の−側入力端子には、リファレンス電圧Vrefが入力され、出力端子はラッチ回路170の入力端子に接続されている。ラッチ回路170の出力端子は、遮断信号端子110TCL、110TCH、120TCL、120TCHに接続されている。
制御回路130は、電圧VHおよびVLの要求される電圧変換仕様に応じて、ゲート信号Gate1H、Gate1L、Gate2H、Gate2Lを出力し、出力されたゲート信号は、電力変換回路110、120のゲート信号端子110TSH、110TSL、120TSH、120TSLに入力される。
次に、電力変換回路110および120の内部の接続の詳細について説明する。但し、電力変換回路110と120の構成は同じであるため、ここでは電力変換回路110内の接続についてのみ説明する。
電力変換回路110は、半導体スイッチング素子であるIGBT110SH、110SLと、ダイオード110DH、110DLと、インダクタ110Lと、ゲート駆動回路110DrH、110DrLと、詳しくは後段の過電流保護動作のところで詳述するが、IGBT110SH、110SLのゲート電圧をエミッタ電圧にしオフ動作させることを目的として、ゲート駆動回路110DrH、110DrLの入力電圧をエミッタ端子電圧に固定するトランジスタ110TrH、110TrLと、高電圧側に配置されたIGBT110SHおよびトランジスタ110TrHと、それぞれ制御回路130およびラッチ回路170との間の信号を電気的に絶縁するためのフォトカプラー110PHおよび110PTrとから構成されている。
なお、本願で、過電流保護動作を担う、本願請求項の遮断手段は、図1では、反転増幅回路150、コンパレータ160、ラッチ回路170、およびトランジスタ110TrH、110TrLが相当する。
また、IGBT110SHのコレクタ端子は、ダイオード110DHのカソード端子と、高電圧側入出力端子110TVHとに接続され、エミッタ端子は、ダイオード110DHのアノード端子と、インダクタ110Lの一方の端子と、IGBT110SLのコレクタ端子と、ダイオード110DLのカソード端子と、トランジスタ110TrHのエミッタ端子とに接続されている。IGBT110SLのエミッタ端子は、ダイオード110DLのアノード端子と、グランド端子110TGと、トランジスタ110TrLのエミッタ端子とに接続されている。インダクタ110Lの他方の端子は、低電圧側入出力端子110TVLに接続されている。
IGBT110SHのゲート端子は、ゲート駆動回路110DrHの出力端子に接続され、ゲート駆動回路110DrHの入力端子は、フォトカプラー110PHの出力端子と、トランジスタ110TrHのコレクタ端子とに接続されている。フォトカプラー110PHの入力端子は、ゲート信号端子110TSHに接続されている。トランジスタ110TrHのベース端子は、フォトカプラー110PTrの出力端子に接続され、フォトカプラー110PTrの入力端子は、遮断信号端子110TCHに接続されている。
IGBT110SLのゲート端子は、ゲート駆動回路110DrLの出力端子に接続され、ゲート駆動回路110DrLの入力端子は、トランジスタ110TrLのコレクタ端子と、ゲート信号端子110TSLとに接続されている。トランジスタ110TrLのベース端子は、遮断信号端子110TCLに接続されている。
次に、直流電圧変換に係る動作について説明する。
電力変換回路110は、IGBT110SHをオンオフ駆動することにより、入出力電圧端子間(110TVH、110TG)に入力された電圧VHを降圧調整して、入出力電圧端子間(110TVL、110TG)に電圧VLにして出力する。また、IGBT110SLをオンオフ駆動することにより、入出力電圧端子間(110TVL、110TG)に入力された電圧VLを昇圧調整して、入出力電圧端子間(110TVH、110TG)に電圧VHにして出力する。この電力変換回路110は、非絶縁形の昇降圧DC/DCコンバータであり、動作の詳細は、例えば、非特許文献1(電気学会・半導体電力変換システム調査専門委員会編:“パワーエレクトロニクス回路”,オーム社,pp.245−265,2000)等でよく知られているので、ここでは以下に動作の概要を説明するに留めるものとする。
降圧調整動作を例にして説明する。
制御回路130からゲート信号Gate1H、Gate1Lが出力され、ゲート信号Gate1Hがフォトカプラー110PH⇒ゲート駆動回路110DrH⇒IGBT110SHのゲート端子に、ゲート信号Gate1Lがゲート駆動回路110DrL⇒IGBT110SLのゲート端子に伝送され、IGBT110SH、110SLがオンオフ動作する。ゲート電圧は、ハイ電圧でオン、ロウ電圧でオフである。ここでは、ゲート信号Gate1H、Gate1Lもハイ電圧でIGBTがオン、ロウ電圧でIGBTがオフとなっている。このとき、IGBT110SLは、ゲート信号Gate1Lをロウ電圧とし常時オフ状態としてもよいが、ここでは、ゲート信号Gate1Lはゲート信号Gate1Hの反転電圧信号となっており、オンオフ動作をしている。このIGBTのオンオフ動作のオンデューティー比を調整することにより、VH⇒VLの降圧調整を行なっている。
同様に、電力変換回路120において、制御回路130から出力されるゲート信号Gate2H、Gate2Lにより、電力変換回路110のIGBT110SHに対応するIGBT120SH(図示せず)とIGBT110SLに対応するIGBT120SL(図示せず)とがオンオフ動作を行い、そのオンデューティー比を調整することにより、VH⇒VLの降圧調整を行う。
電圧VHを600V、電圧VLを200V、出力電力を13kW、インダクタ110L、120L(電力変換回路120の構成部品。図示せず。)のインダクタンス値を500μH、駆動周波数を10kHzとした場合を例にして、電力変換回路110と120の動作について説明する。
図2に、ゲート信号Gate1H、Gate2Hの電圧波形と、電力変換回路110、120の入力電流の波形と、平滑コンデンサCHの電流の波形とを示す。図に示したように、電力変換回路110と120は、オンオフ駆動する周期におけるタイミングである位相が、互いにπ(180度)ずれて動作する。このような動作をすると、入力電流が分散されるので、結果として、平滑コンデンサCHの電流実効値を小さく抑えることができる。この場合、平滑コンデンサの電流実効値は18Armsとなる。
比較例として、同じ電力を1つの電力変換回路で電圧変換した場合について説明する。条件は、電圧VHを600V、電圧VLを200V、出力電力を13kW、インダクタのインダクタンス値を250μH(500μHのインダクタを2個並列にしたものと等価)、駆動周波数を10kHzとする。
図3に、ゲート信号と、変換回路の入力電流の波形と、平滑コンデンサの電流の波形とを示す。図からわかるように、入力電流は分散されず集中するので、結果として、平滑コンデンサの電流実効値は大きくなる。この場合、平滑コンデンサの電流実効値は33.4Armsとなる。
上記より、本発明の電力変換装置のシャント抵抗140に流れる電流は、従来と比較して0.54倍にすることができる。これは、シャント抵抗の発熱を従来の30%に低減する効果があり、シャント抵抗を小形、安価に、また、安全で長寿命とすることができると同時に、電力変換装置の効率を向上させることができる。
次に、過電流保護動作について説明する。
電力変換回路110のIGBT110SHがオン動作している期間に、IGBT110SLが短絡故障した場合を例にして、過電流保護動作について説明する。
図4に、ゲート信号Gate1Hの電圧波形と、コンパレータ160の−入力端子の電圧Vrefおよび+入力端子の検出電流に対応した電圧の波形と、IGBT110SHの電流の波形を示す。
平滑コンデンサCHに流れる電流は、シャント抵抗140により電圧信号に変換され、反転増幅回路150により反転増幅され(過電流発生時の電圧信号を、接地電位を基準として正電圧として出力するため、反転増幅回路を用いている)、コンパレータ160の+入力端子に入力されている。IGBT110SLに短絡故障が発生すると、図のように、コンパレータ160の+入力端子の電圧が急激に上昇する(図中、時刻t1⇒t2)。+入力端子の電圧が−入力端子の電圧Vrefを超えると(図中、時刻t2)、コンパレータ160は過電流を検出し、ハイ電圧を出力する。このハイ電圧をラッチ回路170により維持し、このラッチ回路170の出力電圧がロウからハイに変化することにより、電力変換回路110、120の遮断信号端子110TCH、110TCL、120TCH、120TCLを介して、トランジスタ110TrH、110TrL、120TrH(図示せず)、120TrL(図示せず)のベースにハイ電圧信号を伝える。各トランジスタがオン動作すると、ゲート駆動回路110DrH、110DrL、120DrH(図示せず)、120DrL(図示せず)の入力がロウ電圧になり、IGBT110SH、110SL、120SH(図示せず)、120SL(図示せず)のゲート電圧がエミッタ電位まで低下し、各IGBTがオフ状態となる(図中、時刻t3⇒t4)。
このように、平滑コンデンサの電流を検出することにより、過電流状態を検出し、電力変換回路内のIGBTをオフ動作させることにより、電力変換装置の破損を防止することができる。電力変換回路へ流れ込む電流は、平滑コンデンサだけではなく接続される電源からもあるが、電源と電力変換回路の間の高周波インピーダンスは、平滑コンデンサと電力変換回路の間のそれと比較すると大きいため、高速な過電流現象の検出には平滑コンデンサの電流を検出する方法でよい。また、電流検出個所が1つで済むメリットもある。
なお、上記の説明においては、電力変換回路110、120間のオンオフ駆動動作の位相差をπとしたが、平滑コンデンサCHの電流の低減効果は小さくなるが、位相差をπ以外に設定しても従来よりも電流が低減することは言うまでもない。
また、上記の説明においては、電力変換回路を2つの(単位)電力変換回路110、120に分割する構成について説明したが、これを3つ以上に分割し、各(単位)電力変換回路間の動作の位相差を異ならせることにより、さらに平滑コンデンサの電流が低減し、さらにシャント抵抗の発熱を抑え、小形化が可能となる。
また、上記の説明においては、電流検出をシャント抵抗140により行なうことを説明したが、平滑コンデンサに流れる電流に基づき磁場を形成する磁気回路とこの磁場に設けられたホール素子を利用した非接触型の電流検出器を用いても同様の効果がある。この場合、電流検出器に用いられる磁気回路(コア材料)の小形化を図ることができ、電流検出器を小形、安価にすることができる。
更に、上記の説明においては、電力変換装置が電圧VHからVLへの降圧動作を行う場合について説明したが、電圧VLからVHへの昇圧動作をさせる場合も、上記の説明と同様、電力変換回路を分割し、位相を異ならせて動作させることにより、平滑コンデンサの電流を低減し、電流検出部分を小形、安価にできる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2による電力変換装置について説明する。
この電力変換装置200は、入力された電圧VLを2倍に昇圧して電圧VHとして出力する倍電圧DC/DCコンバータである。図5に、この発明の実施の形態2における電力変換装置200の構成を示す。電力変換装置200は、(単位)電力変換回路210、220、制御回路230、第1の平滑コンデンサである平滑コンデンサCs1、第2の平滑コンデンサである平滑コンデンサCs2、シャント抵抗140、反転増幅回路150、コンパレータ160、リファレンス電圧Vref、ラッチ回路170から構成される。
なお、シャント抵抗140、反転増幅回路150、コンパレータ160、リファレンス電圧Vref、ラッチ回路170は、先の実施の形態1と同じものである。
電力変換回路210および220は、グランド端子210TG、220TGと、低電圧側の入力電圧端子210TVL、220TVLと、高電圧側の出力電圧端子210TVH、220TVHと、高電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子210TSH、220TSHと、低電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子210TSL、220TSLと、半導体スイッチング素子用の遮断信号端子210TC、220TCとを備えている。
次に、接続の詳細について説明する。
平滑コンデンサCs1の一方の端子は、シャント抵抗140の一方の端子と反転増幅回路150の入力端子に接続され、他方の端子は、電力変換回路210、220の低電圧側の入力電圧端子210TVL、220TVLと、平滑コンデンサCs2の一方の端子に接続される。シャント抵抗140の他方の端子は、電力変換回路210、220のグランド端子210TG、220TGに接続され接地されている。平滑コンデンサCs2の他方の端子は、電力変換回路210、220の高電圧側の出力電圧端子210TVH、220TVHに接続されている。入力電圧端子間(210TVL、210TG)、(220TVL、220TG)には、電圧VLが入力され、出力電圧端子間(210TVH、210TG)、(220TVH、220TG)には、電圧VHが出力されている。
また、先の実施の形態1と同様に、反転増幅回路150の出力端子は、コンパレータ160の+側入力端子に接続されている。コンパレータ160の−側入力端子には、リファレンス電圧Vrefが入力され、出力端子はラッチ回路170の入力端子に接続されている。ラッチ回路170の出力端子は、遮断信号端子210TC、220TCに接続されている。
制御回路230は、ゲート信号Gate1H、Gate1L、Gate2H、Gate2Lを出力し、出力されたゲート信号は、電力変換回路210、220のゲート信号端子210TSH、210TSL、220TSH、220TSLに入力される。
次に、電力変換回路210および220の内部の接続の詳細について説明する。但し、電力変換回路210と220の構成は同じであるため、ここでは電力変換回路210内の接続についてのみ説明する。
電力変換回路210は、半導体スイッチング素子であるMOSFET210SH、210SL(図中、MOSFETの寄生ダイオードをドレイン端子−ソース端子間に記している)と、共振用のインダクタ210Lrと、共振用のコンデンサ210Crと、MOSFET210SH、210SLを駆動するゲート駆動回路210Drと、MOSFETのゲート電圧をソース電圧にし、オフ動作させることを目的として、ゲート駆動回路210Drの2つの入力電圧をMOSFET210SLのソース端子電圧にそれぞれ固定するトランジスタ210TrH、210TrLと、半導体整流素子であるダイオード210DH、210DLとから構成されている。
なお、本願で、過電流保護動作を担う、本願請求項の遮断手段は、図5では、反転増幅回路150、コンパレータ160、ラッチ回路170、およびトランジスタ210TrH、210TrLが相当する。
MOSFET210SHのドレイン端子は、ダイオード210DLのアノード端子と、低電圧側の入力電圧端子210TVLとに接続され、ソース端子は、MOSFET210SLのドレイン端子と、共振用コンデンサ210Crの一方の端子とに接続されている。MOSFET210SLのソース端子は、トランジスタ210TrH、210TrLのエミッタ端子と、グランド端子210TGとに接続されている。共振用コンデンサ210Crの他方の端子は、共振用インダクタ210Lrの一方の端子に接続され、共振用インダクタ210Lrの他方の端子は、ダイオード210DLのカソード端子と、ダイオード210DHのアノード端子とに接続されている。ダイオード210DHのカソード端子は、高電圧側の出力電圧端子210TVHに接続されている。
以上の接続の構成は換言すると、MOSFET210SHとMOSFET210SLとの直列体の中間接続点と、ダイオード210DHとダイオード210DLとの直列体の中間接続点との間に、共振用インダクタ210Lrと共振用コンデンサ210Crとの直列体が接続されていることになる。
MOSFET210SH、210SLのゲート端子は、それぞれゲート駆動回路210Drの出力端子に接続され、ゲート駆動回路210Drの入力端子は、それぞれゲート信号端子210TSHおよび210TSLに接続されている。ゲート駆動回路210Drの入力端子には、MOSFET210SH駆動用としてゲート信号Gate1H、210SL駆動用としてゲート信号Gate1Lが入力される。高電圧側MOSFET210SHのゲート信号は、ゲート駆動回路210Drの中で電圧レベルが接地電位からMOSFET210SHのソース電位に変換される。
ゲート信号端子210TSHは、トランジスタ210TrHのコレクタ端子に接続され、ゲート信号端子210TSLは、トランジスタ210TrLのコレクタ端子に接続される。トランジスタ210TrH、210TrLのエミッタ端子は、グランド端子210TGに、ベース端子は、遮断信号端子210TCに接続されている。
次に、直流電圧変換に係る動作について説明する。但し、電力変換回路210と220の動作は同じであるため、ここでは電力変換回路210の動作についてのみ説明する。
この発明の倍電圧DC/DCコンバータは、入力された電圧VLをその倍電圧の電圧VHにして出力する。定常状態において、平滑コンデンサCs1には電圧VLが充電され、平滑コンデンサCs2には電圧(VH−VL)が充電されている。電圧VHは、出力端子から電力を供給しているときは、VH<VL×2の関係となっている。共振用コンデンサ210Crには、平均的に電圧VLが充電されている。
MOSFET210SLがオン動作(210SHはオフ)すると、Cs1⇒210DL⇒210Lr⇒210Cr⇒210SL⇒シャント抵抗140の順に、エネルギーが平滑コンデンサCs1から共振用コンデンサ210Crに移行する。このとき、オン時間は、共振用コンデンサ210Crとインダクタ210Lrとから決まる共振周期の約1/2としている。オン時間をこのように設定することにより、電流ゼロ状態でのMOSFETのオンオフ動作が可能となるため、高効率にエネルギーの移行ができる。
次に、MOSFET210SHがオン動作(210SLはオフ)すると、210Cr⇒210Lr⇒210DH⇒Cs2⇒210SHの順に、エネルギーが共振用コンデンサ210Crから平滑コンデンサCs2に移行する。この場合も同様に、オン時間は210Crと210Lrとから決まる共振周期の約1/2となっており、高効率なエネルギーの移行を行なっている。このように、エネルギーをCs1からCs2に送ることにより倍電圧昇圧を行なっている。
なお、電力変換回路210と220とで、そのLrとCrとから決まる共振周期は同じとしている。
次に、電力変換回路210と220とを含む全体の動作について説明する。
図6にゲート信号Gate1HとGate2Hの電圧波形を示す。ゲート信号はハイ電圧でそれに対応するMOSFETがオン動作する。先の実施の形態1と同様に、動作の位相差がπ(180度)で各電力変換回路210と220とが動作している。このような動作をさせることにより、従来の1つの電力変換回路の場合と比較して、平滑コンデンサCs1の電流を先の実施の形態1と同様に小さくすることができる。
電圧VLを300V、出力電力を13kWとした場合において、本発明の電力変換回路を2分割した構成と分割しない構成の平滑コンデンサCs1の電流を比較する。図7に、両者における平滑コンデンサCs1の電流を示す。図からわかるように、本発明の平滑コンデンサの電流は小さくなっていることがわかる。電流実効値で比較すると、本発明が10.5Armsであるのに対して、従来方法では26.2Armsとなる。
なお、過電流保護動作に関しては、先の実施の形態1と同様であるので、再度の説明は省略する。
上記より、この発明の実施の形態2の電力変換装置のシャント抵抗140に流れる電流は、従来と比較して0.40倍にすることができる。これは、シャント抵抗の発熱を従来の16%に低減する効果があり、シャント抵抗を小形、安価に、また、安全で長寿命とすることができると同時に、電力変換装置の効率を向上させることができる。
なお、上記の説明においては、電力変換回路210、220間のオンオフ駆動動作の位相差をπとしたが、平滑コンデンサの電流の低減効果は小さくなるが、位相差をπ以外に設定しても従来よりも電流が低減することは言うまでもない。
また、上記の説明においては、電力変換回路を2つの(単位)電力変換回路210、220に分割する構成について説明したが、これを3つ以上に分割し、各(単位)電力変換回路間の動作の位相差を異ならせることにより、さらに平滑コンデンサの電流が低減し、さらにシャント抵抗の発熱を抑え、小形化が可能となる。
また、本発明の実施の形態2においては、半導体整流素子としてダイオード210DH、210DLを用いたが、これらをMOSFETに置き換えて、導通のタイミングに合わせてオン動作させてもよい。MOSFETに置き換えることで装置としては高価となるが、種々の動作モードが可能となり装置としての有用性が向上する利点がある。その場合、MOSFETの寄生ダイオードと上記ダイオードの導通方向は同じになるように配置する。
更に、上記説明においては、電流検出をシャント抵抗により行なうことを説明したが、ホール素子を利用した非接触型の電流検出器を用いても同様の効果がある。この場合、電流検出器に用いられる磁気回路(コア材料)の小形化を図ることができ、電流検出器を小形、安価にすることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3による電力変換装置について説明する。
昇圧動作を行う先の実施の形態2と異なり、この実施の形態3における電力変換装置300は、入力された電圧VHを1/2倍に降圧して電圧VLとして出力する1/2電圧DC/DCコンバータである。図8に、この発明の実施の形態3における電力変換装置300の構成を示す。電力変換装置300は、(単位)電力変換回路310、320、制御回路330、第2の平滑コンデンサである平滑コンデンサCs1、第1の平滑コンデンサであるCs2、シャント抵抗140、反転増幅回路150、コンパレータ160、リファレンス電圧Vref、ラッチ回路170から構成される。
なお、シャント抵抗140、反転増幅回路150、コンパレータ160、リファレンス電圧Vref、ラッチ回路170は、回路の動作基準電圧がグランド端子から出力電圧端子310TVL、320TVLに変更になっている点以外は、先の実施の形態1、2と同じものである。
電力変換回路310および320は、グランド端子310TG、320TGと、低電圧側の出力電圧端子310TVL、320TVLと、高電圧側の入力電圧端子310TVH、320TVHと、高電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子310TSH、320TSHと、低電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子310TSL、320TSLと、半導体スイッチング素子用の遮断信号端子310TC、320TCとを備えている。
次に、接続の詳細について説明する。
平滑コンデンサCs1の一方の端子は、グランド端子310TG、320TGに接続され接地され、他方の端子は、電力変換回路310、320の低電圧側の出力電圧端子310TVL、320TVLと、シャント抵抗140の一方の端子に接続されている。シャント抵抗140の他方の端子は、反転増幅回路150の入力端子と、平滑コンデンサCs2の一方の端子とに接続される。平滑コンデンサCs2の他方の端子は、電力変換回路310、320の高電圧側の入力電圧端子310TVH、320TVHに接続される。入力電圧端子間(310TVH、310TG)、(320TVH、320TG)には、電圧VHが入力され、出力電圧端子間(310TVL、310TG)、(320TVL、320TG)には、電圧VLが出力されている。
また、先の実施の形態1、2と同様に、反転増幅回路150の出力端子は、コンパレータ160の+側入力端子に接続されている。コンパレータ160の−側入力端子には、リファレンス電圧Vrefが入力され、出力端子はラッチ回路170の入力端子に接続されている。ラッチ回路170の出力端子は、遮断信号端子310TC、320TCに接続されている。
制御回路330は、ゲート信号Gate1H、Gate1L、Gate2H、Gate2Lを出力し、出力されたゲート信号は、電力変換回路310、320のゲート信号端子310TSH、310TSL、320TSH、320TSLに入力される。
次に、電力変換回路310および320の内部の接続の詳細について説明する。但し、電力変換回路310と320の構成は同じであるため、ここでは電力変換回路310内の接続についてのみ説明する。
電力変換回路310は、半導体スイッチング素子であるMOSFET310SH、310SL(図中、MOSFETの寄生ダイオードをドレイン端子−ソース端子間に記している)と、共振用のインダクタ310Lrと、共振用のコンデンサ310Crと、MOSFET310SH、310SLを駆動するゲート駆動回路310Drと、MOSFETのゲート電圧をソース電圧にし、オフ動作させることを目的として、ゲート駆動回路310Drの2つの入力電圧をMOSFET310SLのソース端子電圧にそれぞれ固定するトランジスタ310TrH、310TrLと、半導体整流素子であるダイオード310DH、310DLと、高電圧側に配置されたMOSFET310SH、310SLおよびトランジスタ310TrH、310TrLと、それぞれ制御回路330およびラッチ回路170との間の信号を電気的に絶縁するためのフォトカプラー310PH、310PLおよび310PTrとから構成されている。
なお、本願で、過電流保護動作を担う、本願請求項の遮断手段は、図8では、反転増幅回路150、コンパレータ160、ラッチ回路170、およびトランジスタ310TrH、310TrLが相当する。
MOSFET310SHのドレイン端子は、高電圧側の入力電圧端子310TVHに接続され、ソース端子は、MOSFET310SLのドレイン端子と、共振用インダクタ310Lrの一方の端子とに接続されている。MOSFET310SLのソース端子は、トランジスタ310TrH、310TrLのエミッタ端子と、低電圧側の出力電圧端子310TVLと、ダイオード310DHのカソード端子とに接続されている。共振用インダクタ310Lrの他方の端子は、共振用コンデンサ310Crの一方の端子に接続され、共振用コンデンサ310Crの他方の端子は、ダイオード310DLのカソード端子と、ダイオード310DHのアノード端子とに接続されている。ダイオード310DLのアノード端子は、グランド端子310TGに接続されている。
MOSFET310SH、310SLのゲート端子は、それぞれゲート駆動回路310Drの出力端子に接続され、ゲート駆動回路310Drの入力端子は、それぞれフォトカプラー310PHおよび310PLを介してゲート信号端子310TSHおよび310TSLに接続されている。ゲート駆動回路310Drの入力端子には、MOSFET310SH駆動用としてゲート信号Gate1H、310SL駆動用としてゲート信号Gate1Lが入力される。高電圧側MOSFET310SHのゲート信号は、ゲート駆動回路310Drの中で電圧レベルが電圧端子310TVLの電位からMOSFET310SHのソース電位に変換される。
ゲート信号端子310TSHは、フォトカプラー310PHを介してトランジスタ310TrHのコレクタ端子に接続され、ゲート信号端子310TSLは、フォトカプラー310PLを介してトランジスタ310TrLのコレクタ端子に接続される。トランジスタ310TrH、310TrLのエミッタ端子は、電圧端子310TVLに、ベース端子は、フォトカプラー310PTrを介して遮断信号端子310TCに接続されている。
次に、直流電圧変換に係る動作について説明する。但し、電力変換回路310と320の動作は同じであるため、ここでは電力変換回路310の動作についてのみ説明する。
この発明の1/2倍電圧DC/DCコンバータは、入力された電圧VHをその1/2電圧の電圧VLにして出力する。定常状態において、平滑コンデンサCs1とCs2を合わせて電圧VHの電圧が充電されている。電圧VLは、出力端子から電力を供給しているときは、VL<VH×(1/2)の関係となっている。共振用コンデンサ310Crには、平均的に電圧(VH−VL)が充電されている。
MOSFET310SHがオン動作(310SLはオフ)すると、Cs2⇒310SH⇒310Lr⇒310Cr⇒310DH⇒シャント抵抗140の順に、エネルギーが平滑コンデンサCs2から共振用コンデンサ310Crに移行する。このとき、先の実施の形態2と同様に、オン時間は、共振用コンデンサ310Crとインダクタ310Lrとから決まる共振周期の約1/2としている。オン時間をこのように設定することにより、電流ゼロ状態でのMOSFETのオンオフ動作が可能となるため、高効率にエネルギーの移行ができる。
次に、MOSFET310SLがオン動作(310SHはオフ)すると、310Cr⇒310Lr⇒310SL⇒Cs1⇒310DLの順に、エネルギーが共振用コンデンサ310Crから平滑コンデンサCs1に移行する。この場合も同様に、オン時間は310Crと310Lrとから決まる共振周期の約1/2となっており、高効率なエネルギーの移行を行なっている。このように、エネルギーをCs2からCs1に送ることにより1/2倍電圧降圧を行なっている。
なお、電力変換回路310と320とで、そのLrとCrとから決まる共振周期は同じとしている。
次に、電力変換回路310と320とを含む全体の動作について説明する。
図9にゲート信号Gate1HとGate2Hの電圧波形を示す。ゲート信号はハイ電圧でそれに対応するMOSFETがオン動作する。先の実施の形態1、2と同様に、動作の位相差がπ(180度)で各電力変換回路310と320とが動作している。このような動作をさせることにより、従来の1つの電力変換回路の場合と比較して、平滑コンデンサCs2の電流を先の実施の形態1、2と同様に小さくすることができる。
電圧VHを600V、出力電力を13kWとした場合において、本発明の電力変換回路を2分割した構成と分割しない構成の平滑コンデンサCs2の電流を比較する。図10に、両者における平滑コンデンサCs2の電流を示す。図からわかるように、本発明の平滑コンデンサの電流は小さくなっていることがわかる。電流実効値で比較すると、本発明が10.5Armsであるのに対して、従来方法では26.2Armsとなる。
なお、過電流保護動作に関しては、先の実施の形態1と同様であるので、再度の説明は省略する。
上記より、この発明の実施の形態3の電力変換装置のシャント抵抗140に流れる電流は、従来と比較して0.40倍にすることができる。これは、シャント抵抗の発熱を従来の16%に低減する効果があり、シャント抵抗を小形、安価に、また、安全で長寿命とすることができると同時に、電力変換装置の効率を向上させることができる。
なお、上記の説明においては、電力変換回路310、320間のオンオフ駆動動作の位相差をπとしたが、平滑コンデンサの電流の低減効果は小さくなるが、位相差をπ以外に設定しても従来よりも電流が低減することは言うまでもない。
また、上記の説明においては、電力変換回路を2つの(単位)電力変換回路310、320に分割する構成について説明したが、これを3つ以上に分割し、各(単位)電力変換回路間の動作の位相差を異ならせることにより、さらに平滑コンデンサの電流が低減し、さらにシャント抵抗の発熱を抑え、小形化が可能となる。
また、本発明の実施の形態3においては、半導体整流素子としてダイオード310DH、310DLを用いたが、これらをMOSFETに置き換えて、導通のタイミングに合わせてオン動作させてもよい。その場合、MOSFETの寄生ダイオードと上記ダイオードの導通方向は同じになるように配置する。
更に、上記説明においては、電流検出をシャント抵抗により行なうことを説明したが、ホール素子を利用した非接触型の電流検出器を用いても同様の効果がある。この場合、電流検出器に用いられる磁気回路(コア材料)の小形化を図ることができ、電流検出器を小形、安価にすることができる。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4による電力変換装置について説明する。
この電力変換装置400は、入力された電圧VLを3倍に昇圧して電圧VHとして出力する3倍電圧DC/DCコンバータである。図11に、この発明の実施の形態4における電力変換装置400の構成を示す。電力変換装置400は、(単位)電力変換回路410、420、制御回路430、第1の平滑コンデンサである平滑コンデンサCs1、第2および第3の平滑コンデンサであるCs2およびCs3、シャント抵抗140、反転増幅回路150、コンパレータ160、リファレンス電圧Vref、ラッチ回路170から構成される。
なお、シャント抵抗140、反転増幅回路150、コンパレータ160、リファレンス電圧Vref、ラッチ回路170は、先の実施の形態1と同じものである。
電力変換回路410および420は、グランド端子410TG、420TGと、低電圧側の入力電圧端子410TVL、420TVLと、中間電圧側の電圧端子410TVM、420TVMと、高電圧側の電圧端子410TVH、420TVHと、高電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子410TSH、420TSHと、低電圧側半導体スイッチング素子駆動用ゲート信号端子410TSL、420TSLと、半導体スイッチング素子用の遮断信号端子410TC、420TCとを備えている。
次に、接続の詳細について説明する。
平滑コンデンサCs1の一方の端子は、シャント抵抗140の一方の端子と反転増幅回路150の入力端子とに接続され、他方の端子は、電力変換回路410、420の低電圧側の入力電圧端子410TVL、420TVLと、中間電圧側の電圧端子410TVMと、平滑コンデンサCs2の一方の端子とに接続される。シャント抵抗140の他方の端子は、電力変換回路410、420のグランド端子410TG、420TGに接続され接地されている。平滑コンデンサCs2の他方の端子は、電力変換回路410の高電圧側の電圧端子410TVHと、電力変換回路420の中間電圧側の電圧端子420TVMと、平滑コンデンサCs3の一方の端子とに接続されている。入力電圧端子間(410TVL、410TG)、(420TVL、420TG)には、電圧VLが入力され、出力電圧端子間(420TVH、420TG)には、電圧VHが出力されている。
また、先の実施の形態1と同様に、反転増幅回路150の出力端子は、コンパレータ160の+側入力端子に接続されている。コンパレータ160の−側入力端子には、リファレンス電圧Vrefが入力され、出力端子はラッチ回路170の入力端子に接続されている。ラッチ回路170の出力端子は、遮断信号端子410TC、420TCに接続されている。
制御回路430は、ゲート信号Gate1H、Gate1L、Gate2H、Gate2Lを出力し、出力されたゲート信号は、電力変換回路410、420のゲート信号端子410TSH、410TSL、420TSH、420TSLに入力される。
次に、電力変換回路410および420の内部の接続の詳細について説明する。但し、電力変換回路410と420の構成は同じであるため、ここでは電力変換回路410内の接続についてのみ説明する。
電力変換回路410は、半導体スイッチング素子であるMOSFET410SH、410SL(図中、MOSFETの寄生ダイオードをドレイン端子−ソース端子間に記している)と、共振用のインダクタ410Lrと、共振用のコンデンサ410Crと、MOSFET410SH、410SLを駆動するゲート駆動回路410Drと、MOSFETのゲート電圧をソース電圧にし、オフ動作させることを目的として、ゲート駆動回路の2つの入力電圧をMOSFET410SLのソース端子電圧にそれぞれ固定するトランジスタ410TrH、410TrLと、半導体整流素子であるダイオード410DH、410DLとから構成されている。
MOSFET410SHのドレイン端子は、低電圧側の入力電圧端子410TVLに接続され、ソース端子は、MOSFET410SLのドレイン端子と、共振用コンデンサ410Crの一方の端子とに接続されている。MOSFET410SLのソース端子は、トランジスタ410TrH、410TrLのエミッタ端子と、グランド端子410TGとに接続されている。共振用コンデンサ410Crの他方の端子は、共振用インダクタ410Lrの一方の端子に接続され、共振用インダクタ410Lrの他方の端子は、ダイオード410DLのカソード端子と、ダイオード410DHのアノード端子とに接続されている。ダイオード410DHのカソード端子は、高電圧側の電圧端子410TVHに接続されている。ダイオード410DLのアノード端子は、中間電圧側の電圧端子410TVMに接続されている。
MOSFET410SH、410SLのゲート端子は、それぞれゲート駆動回路410Drの出力端子に接続され、ゲート駆動回路410Drの入力端子は、それぞれゲート信号端子410TSHおよび410TSLに接続されている。ゲート駆動回路410Drの入力端子には、MOSFET410SH駆動用としてゲート信号Gate1H、410SL駆動用としてゲート信号Gate1Lが入力される。高電圧側MOSFET410SHのゲート信号は、ゲート駆動回路410Drの中で電圧レベルが接地電位からMOSFET410SHのソース電位に変換される。
ゲート信号端子410TSHは、トランジスタ410TrHのコレクタ端子に接続され、ゲート信号端子410TSLは、トランジスタ410TrLのコレクタ端子に接続される。トランジスタ410TrH、410TrLのエミッタ端子はグランド端子410TGに、ベース端子は遮断信号端子410TCに接続されている。
電力変換回路420を構成する部品のそれぞれは、電力変換回路410を構成する部品と下記のように対応する。
MOSFET 410SH⇒420SH、410SL⇒420SL
ダイオード 410DH⇒420DH、410DL⇒420DL
共振用インダクタ 410Lr⇒420Lr
共振用コンデンサ 410Cr⇒420Cr
ゲート駆動回路 410Dr⇒420Dr
トランジスタ 410TrH⇒420TrH、410TrL⇒420TrL
次に、直流電圧変換に係る動作について説明する。
この発明の3倍電圧DC/DCコンバータは、入力された電圧VLをその3倍電圧の電圧VHにして出力する。定常状態において、平滑コンデンサCs1には電圧VLが充電され、平滑コンデンサCs2、Cs3には電圧(VH−VL)/2が充電されている。電圧VHは、出力端子から電力を供給しているときは、VH<VL×3の関係となっている。共振用コンデンサ410Crには平均的に電圧VL、420Crには平均的に電圧VL+(VH−VL)/2が充電されている。
先ず、電力変換回路410の動作について説明する。
MOSFET410SLがオン動作(410SHはオフ)すると、Cs1⇒410DL⇒410Lr⇒410Cr⇒410SL⇒シャント抵抗140の順に、エネルギーが平滑コンデンサCs1から共振用コンデンサ410Crに移行する。このとき、先の実施の形態2、3と同様に、オン時間は、共振用コンデンサ410Crとインダクタ410Lrとから決まる共振周期の約1/2としている。オン時間をこのように設定することにより、電流ゼロ状態でのMOSFETのオンオフ動作が可能となるため、高効率にエネルギーの移行ができる。
次に、MOSFET410SHがオン動作(410SLはオフ)すると、410Cr⇒410Lr⇒410DH⇒Cs2⇒410SHの順に、エネルギーが共振用コンデンサ410Crから平滑コンデンサCs2に移行する。この場合も同様に、オン時間は410Crと410Lrとから決まる共振周期の約1/2となっており、高効率なエネルギーの移行を行なっている。このように、エネルギーをCs1からCs2に送ることにより倍電圧昇圧を行なっている。
次に、電力変換回路420の動作について説明する。
MOSFET420SLがオン動作(420SHはオフ)すると、Cs1⇒Cs2⇒420DL⇒420Lr⇒420Cr⇒420SL⇒シャント抵抗140の順に、エネルギーが平滑コンデンサCs1、Cs2から共振用コンデンサ420Crに移行する。この場合も同様に、オン時間は、共振用コンデンサ420Crと共振用インダクタ420Lrとから決まる共振周期の約1/2としている。オン時間をこのように設定することにより、電流ゼロ状態でのMOSFETのオンオフ動作が可能となるため、高効率にエネルギーの移行ができる。
次に、MOSFET420SHがオン動作(420SLはオフ)すると、420Cr⇒420Lr⇒420DH⇒Cs3⇒Cs2⇒420SHの順に、エネルギーが共振用コンデンサ420Crから平滑コンデンサCs2、Cs3に移行する。この場合も同様に、オン時間は420Crと420Lrとから決まる共振周期の約1/2となっており、高効率なエネルギーの移行を行なっている。このように、エネルギーをCs1からCs2、Cs3に送ることにより3倍電圧昇圧を行なっている。
なお、電力変換回路410と420とで、そのLrとCrとから決まる共振周期は同じとしている。
次に、電力変換回路410と420とを含む全体の動作について説明する。
図12にゲート信号Gate1HとGate2Hの電圧波形を示す。ゲート信号はハイ電圧でそれに対応するMOSFETがオン動作する。先の各実施の形態と同様に、動作の位相差がπ(180度)で各電力変換回路410と420とが動作している。このような動作をさせることにより、従来の1つの電力変換回路の場合と比較して、平滑コンデンサCs1の電流を先の各実施の形態と同様に小さくすることができる。
電圧VLを200V、出力電力を13kWとした場合において、本発明の電力変換回路を2分割した構成と分割しない構成の平滑コンデンサCs1の電流を比較する。図13に、両者における平滑コンデンサCs1の電流を示す。図からわかるように、本発明の平滑コンデンサの電流は小さくなっていることがわかる。電流実効値で比較すると、本発明が10.5Armsであるのに対して、従来方法では26.2Armsとなる。
なお、過電流保護動作に関しては、先の実施の形態1と同様であるので、再度の説明は省略する。
上記より、この発明の実施の形態4の電力変換装置のシャント抵抗140に流れる電流は、従来と比較して0.40倍にすることができる。これは、シャント抵抗の発熱を従来の16%に低減する効果があり、シャント抵抗を小形、安価に、また、安全で長寿命とすることができると同時に、電力変換装置の効率を向上させることができる。
なお、上記の説明においては、電力変換回路410、420間のオンオフ駆動動作の位相差をπとしたが、平滑コンデンサの電流の低減効果は小さくなるが、位相差をπ以外に設定しても従来よりも電流が低減することは言うまでもない。
また、上記の説明においては、電力変換回路を2つの(単位)電力変換回路410、420に分割する構成について説明したが、これを3つ以上に分割し(昇圧比を増加させ)、各電力変換回路間の動作の位相差を異ならせることにより、さらに平滑コンデンサの電流が低減し、さらにシャント抵抗の発熱を抑え、小形化が可能となる。
また、本発明の実施の形態4においては、半導体整流素子としてダイオード410DH、410DLを用いたが、これらをMOSFETに置き換えて、導通のタイミングに合わせてオン動作させてもよい。その場合、MOSFETの寄生ダイオードと上記ダイオードの導通方向は同じになるように配置する。
更に、上記説明において、電流検出をシャント抵抗により行なうことを説明したが、ホール素子を利用した非接触型の電流検出器を用いても同様の効果がある。この場合、電流検出器に用いられる磁気回路(コア材料)の小形化を図ることができ、電流検出器を小形、安価にすることができる。
ところで、本発明の実施の形態4では、電圧VLから電圧VHへの3倍昇圧を行なうDC/DCコンバータについて説明したが、先の実施の形態3を参照し、図11における、MOSFET410SH、410SL、420SH、420SLをダイオードに置き換え、かつ、ダイオード410DH、410DL、420DH、420DLをMOSFETに置き換え、これらMOSFETをオンオフ動作させることにより、電圧VHから電圧VLへの1/3倍の降圧を行なうDC/DCコンバータとして動作させることもできる。
そして、そのとき、同様に、MOSFETの動作の位相差をπで各電力変換回路を動作させることにより、同様の効果が得られる。
なお、以上の置き換えた電力変換装置においては、MOSFETの直列体の部分が、本願請求項6の、それぞれ第1および第2の平滑コンデンサに接続される第1および第2の電力変換回路に対応する。そして、シャント抵抗は、これら第1および第2の平滑コンデンサに挿入される。また、ダイオードの直列体は、同請求項6の第3の平滑コンデンサに接続される直列体に対応する。
更に、上記第1および第2の電力変換回路を、それぞれ互いに並列に接続される2つの単位電力変換回路で構成し、上記ダイオードの直列体は、上記単位電力変換回路の総数である4つの互いに並列に接続される単位直列体で構成する必要がある。
本発明の実施の形態1における電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における電力変換回路を構成するIGBTを駆動するためのゲート信号波形と、電力変換回路に入力される電流波形と、平滑コンデンサの電流波形を示した図である。 本発明の実施の形態1における比較のための1つの電力変換回路で構成した場合のIGBTを駆動するためのゲート信号波形と、電力変換回路に入力される電流波形と、平滑コンデンサの電流波形とを示した図である。 本発明の実施の形態1における電力変換回路を構成するIGBTを駆動するためのゲート信号波形と、過電流の判定を行うコンパレータの入力電圧波形と、IGBTに流れる電流波形とを示した図である。 本発明の実施の形態2における電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2における電力変換回路を構成するMOSFETを駆動するためのゲート信号波形を示した図である。 本発明の実施の形態2と、比較のための1つの電力変換回路で構成した場合との平滑コンデンサの電流波形を示した図である。 本発明の実施の形態3における電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3における電力変換回路を構成するMOSFETを駆動するためのゲート信号波形を示した図である。 本発明の実施の形態3と、比較のための1つの電力変換回路で構成した場合との平滑コンデンサの電流波形を示した図である。 本発明の実施の形態4における電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4における電力変換回路を構成するMOSFETを駆動するためのゲート信号波形を示した図である。 本発明の実施の形態4と、比較のための1つの電力変換回路で構成した場合との平滑コンデンサの電流波形を示した図である。
符号の説明
100,200,300,400 電力変換装置、
110,120,210,220,310,320,410,420 (単位)電力変換回路、
CH,CL,Cs1,Cs2,Cs3 平滑コンデンサ、
130,230,330,430 制御回路、140 シャント抵抗、
150 反転増幅回路、160 コンパレータ、170 ラッチ回路、
Vref リファレンス電圧、
110SH,110SL,IGBT,210SH,210SL,310SH,310SL,410SH,410SL MOSFET、
210DH,210DL,310DH,310DL,410DH,410DL ダイオード、
110TrH,110TrL,210TrH,210TrL,310TrH,310TrL,410TrH,410TrL トランジスタ、
110Dr,210Dr,310Dr,410Dr ゲート駆動回路、
210Cr,310Cr,410Cr 共振用コンデンサ、
210Lr,310Lr,410Lr 共振用インダクタ。

Claims (10)

  1. 第1の平滑コンデンサ、半導体スイッチング素子の直列体を有し前記第1の平滑コンデンサの端子間に接続され所定の周期で前記半導体スイッチング素子をオンオフ駆動することにより電力変換を行う電力変換回路、前記第1の平滑コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段、および前記電流検出手段の出力が所定の設定値を超えたとき前記半導体スイッチング素子をオフさせる遮断手段を備えた電力変換装置において、
    前記電力変換回路を前記第1の平滑コンデンサに互いに並列に接続される複数個の単位電力変換回路で構成するとともに、前記半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する前記周期におけるタイミングが、前記各単位電力変換回路で互いに異なるようにしたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記単位電力変換回路毎に設けられ一端が前記半導体スイッチング素子の直列体の中間接続点に接続されたインダクタ、および前記インダクタの他端同士を接続し当該接続点と前記第1の平滑コンデンサの一端との間に接続された第2の平滑コンデンサを備え、前記半導体スイッチング素子のオンオフ駆動に基づく前記第2の平滑コンデンサの充放電を利用して前記第1の平滑コンデンサの端子間と前記第2の平滑コンデンサの端子間との間で直流電圧の変換を行うことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記第1の平滑コンデンサと直列に接続された第2の平滑コンデンサ、前記単位電力変換回路毎に設けられ前記第2の平滑コンデンサの端子間に接続された、一方向に導通可能な半導体整流素子の直列体、および前記各半導体スイッチング素子の直列体の中間接続点と前記各半導体整流素子の直列体の中間接続点との間に接続された共振用インダクタと共振用コンデンサとの直列体を備え、前記半導体スイッチング素子のオンオフ駆動に基づく前記共振用コンデンサの充放電を利用して前記第1の平滑コンデンサの端子間と前記第1および第2の平滑コンデンサの直列接続体端子間との間で直流電圧の変換を行うことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記第1の平滑コンデンサと直列に接続された第2の平滑コンデンサ、前記単位電力変換回路毎に設けられ前記第2の平滑コンデンサの端子間に接続された、一方向に導通可能な半導体整流素子の直列体、および前記各半導体スイッチング素子の直列体の中間接続点と前記各半導体整流素子の直列体の中間接続点との間に接続された共振用インダクタと共振用コンデンサとの直列体を備え、前記半導体スイッチング素子のオンオフ駆動に基づく前記共振用コンデンサの充放電を利用して前記第2の平滑コンデンサの端子間と前記第1および第2の平滑コンデンサの直列接続体端子間との間で直流電圧の変換を行うことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  5. 前記第1の平滑コンデンサと直列に接続された第2および第3の平滑コンデンサの直列体、前記複数の単位電力変換回路の内の一部の単位電力変換回路毎に設けられ前記第2の平滑コンデンサの端子間に接続された、一方向に導通可能な半導体整流素子の直列体、前記複数の単位電力変換回路の内の残部の単位電力変換回路毎に設けられ前記第3の平滑コンデンサの端子間に接続された、一方向に導通可能な半導体整流素子の直列体、および前記各半導体スイッチング素子の直列体の中間接続点と前記各半導体整流素子の直列体の中間接続点との間に接続された共振用インダクタと共振用コンデンサとの直列体を備え、前記半導体スイッチング素子のオンオフ駆動に基づく前記共振用コンデンサの充放電を利用して前記第1の平滑コンデンサの端子間と前記第1、第2および第3の平滑コンデンサの直列接続体端子間との間で直流電圧の変換を行うことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  6. 第1、第2および第3の平滑コンデンサの直列体、半導体スイッチング素子の直列体を有し前記第1の平滑コンデンサの端子間に接続され所定の周期で前記半導体スイッチング素子をオンオフ駆動することにより電力変換を行う第1の電力変換回路、半導体スイッチング素子の直列体を有し前記第2の平滑コンデンサの端子間に接続され所定の周期で前記半導体スイッチング素子をオンオフ駆動することにより電力変換を行う第2の電力変換回路、前記第3の平滑コンデンサの端子間に接続された、一方向に導通可能な半導体整流素子の直列体、および前記各半導体スイッチング素子の直列体の中間接続点と前記各半導体整流素子の直列体の中間接続点との間に接続された共振用インダクタと共振用コンデンサとの直列体を備え、前記半導体スイッチング素子のオンオフ駆動に基づく前記共振用コンデンサの充放電を利用して前記第1、第2および第3の平滑コンデンサの直列接続体端子間と前記第3の平滑コンデンサの端子間との間で直流電圧の変換を行う電力変換装置において、
    前記第1の平滑コンデンサに流れる電流および前記第2の平滑コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段、および前記電流検出手段の出力が所定の設定値を超えたとき前記半導体スイッチング素子をオフさせる遮断手段を備えるとともに、
    前記第1の電力変換回路を前記第1の平滑コンデンサに互いに並列に接続される複数個の第1の単位電力変換回路で構成し、前記第2の電力変換回路を前記第2の平滑コンデンサに互いに並列に接続される複数個の第2の単位電力変換回路で構成し、前記半導体整流素子の直列体を前記第3の平滑コンデンサに互いに並列に接続され前記第1の単位電力変換回路の個数と前記第2の単位電力変換回路の個数との和の個数の単位直列体で構成するとともに、
    前記第1の電力変換回路における前記半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する前記周期におけるタイミングが、前記各第1の単位電力変換回路で互いに異なるように、かつ、前記第2の電力変換回路における前記半導体スイッチング素子をオンオフ駆動する前記周期におけるタイミングが、前記各第2の単位電力変換回路で互いに異なるようにしたことを特徴とする電力変換装置。
  7. 前記半導体整流素子は、ダイオードで構成されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記半導体整流素子は、MOSFETで構成されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記電流検出手段は、前記平滑コンデンサに直列に接続されたシャント抵抗で構成され、前記シャント抵抗の端子間の出力から前記平滑コンデンサに流れる電流を検出するものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記電流検出手段は、前記平滑コンデンサに流れる電流に基づき磁場を形成する磁気回路と前記磁場に設けられたホール素子とから構成され、前記ホール素子の端子間の出力から前記平滑コンデンサに流れる電流を検出するものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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