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JP2010062964A - 複合アンテナ装置 - Google Patents

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JP2010062964A
JP2010062964A JP2008227752A JP2008227752A JP2010062964A JP 2010062964 A JP2010062964 A JP 2010062964A JP 2008227752 A JP2008227752 A JP 2008227752A JP 2008227752 A JP2008227752 A JP 2008227752A JP 2010062964 A JP2010062964 A JP 2010062964A
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etc antenna
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Kazuyoshi Aoki
一芳 青木
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】内蔵されるETCアンテナとフロントガラスとの距離によらず、ETCアンテナに対し安定した利得特性が得られる複合アンテナ装置を提供する。
【解決手段】複合アンテナ装置100は、切欠き部115が形成された共用地板110を有しており、第1端辺111の左右両端には凸部116が形成されている。共用地板110上には、ETCアンテナ部120.GPSアンテナ131、及びVICS用アンテナ132が配置されている。共用地板110上に切欠き部115を形成することにより、ETCアンテナ121とフロントガラス141との距離によらず、ETCアンテナ121に対し安定した利得特性が得られるようにすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、1つの地板上に2以上のアンテナを備えた車載用の複合アンテナ装置に関するものである。
近時、自動車にはGPS(全地球測位システム)用アンテナ、移動電話用アンテナ、ETC(自動料金収受システム)用アンテナ、VICS(道路交通情報通信システム)用アンテナ等の複数の車載用アンテナが搭載されるようになっている。これらのアンテナは、通常車室内のインストゥルメンタル・パネル(以下ではインパネという)等に設置されて用いられるが、このように自動車に搭載するアンテナの数が増えてくると、それぞれの取り付け場所を確保するのが困難になってきている。また、それぞれを別々に取り付けると外観上も好ましくない。
そこで、複数のアンテナを一体化して省スペース化を図った複合アンテナ装置の開発が進められている。特許文献1には、ETCアンテナ901、GPSアンテナ902、及びVICS用アンテナ903を1つの地板904を共有して統合した複合アンテナ装置900が開示されている。ここでは、周波数帯が最も低いGPSの地板904を共有化し、その上にサブアセンブリ化されたETCアンテナ901が配置されている。
特開2004−56773号公報
しかしながら、特許文献1に記載の複合アンテナ装置では、その設置位置によってETCアンテナの利得が変化してしまうといった問題があった。すなわち、特許文献1に記載の複合アンテナ装置をインパネ内あるいはインパネ上に設置する場合、ETCアンテナと当該車両のフロントガラスとの距離によって、ETCアンテナの利得が変化してしまうといった問題があった。また、利得変化の傾向が必ずしも一定でなく、例えばETCアンテナをフロントガラスに近付けるにつれて、利得が向上したり低下したりして安定した利得特性が得られないといった問題があった。
そこで、本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、内蔵されるETCアンテナとフロントガラスとの距離によらず、ETCアンテナに対し安定した利得特性が得られる複合アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明の複合アンテナ装置の第1の態様は、ETCアンテナと1以上の別のアンテナが同一の共用地板上に配置されて車両のフロントガラスの室内側近傍に設置される複合アンテナ装置であって、前記ETCアンテナは、前記共用地板上の所定の位置に走行方向に傾けて配置され、前記共用地板には、前記ETCアンテナが傾けられている側の端辺において所定の深さまで切り欠いた切欠き部が形成されていることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記切欠き部は、前記ETCアンテナの中心を通る前記共用地板の中心線に対し左右対称となるように切り欠かれていることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記ETCアンテナと前記切欠き部との間で最も近い端辺間の距離が少なくともETCアンテナの波長の1/(2π)以上であることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記所定の深さは、前記ETCアンテナの中心と前記切欠き部の前記ETCアンテナに最も近い端辺との距離がETCアンテナの波長の1/2より短くなる大きさであることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記切欠き部は、前記ETCアンテナに最も近い端辺の長さが所定の長さとなるように略矩形状に形成されていることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記切欠き部は、前記ETCアンテナに最も近い端辺の長さが所定の長さとなるように略台形状に形成されていることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記所定の長さはETCアンテナの波長以上であることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、ETCアンテナと1以上の別のアンテナが同一の共用地板上に配置されて車両のフロントガラスの室内側近傍に設置される複合アンテナ装置であって、前記ETCアンテナは、前記共用地板上の所定の位置に走行方向に傾けて配置され、前記共用地板には、前記ETCアンテナが傾けられている側の端辺から所定の深さまで前記ETCアンテナと略平行に折り曲げられた屈曲部が形成されていることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記ETCアンテナと前記屈曲部との間で最も近い端辺間の距離が少なくともETCアンテナの波長の1/(2π)以上であることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記所定の深さは、前記ETCアンテナの中心と前記屈曲部の前記ETCアンテナに最も近い端辺との距離がETCアンテナの波長の1/2より短くなる大きさであることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記別のアンテナとしてGPSアンテナが備えられ、前記共用地板として前記GPSアンテナの地板が用いられていることを特徴とする。
本発明の複合アンテナ装置の他の態様は、前記ETCアンテナはパッチアンテナであることを特徴とする。
本発明によれば、ETCアンテナを内蔵する複合アンテナ装置の共用地板を所定の形状に形成することにより、ETCアンテナとフロントガラスとの距離によらず、ETCアンテナに対し安定した利得特性が得られる複合アンテナ装置を提供することができる。
本発明の好ましい実施の形態における複合アンテナ装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。本発明の複合アンテナ装置は、ETCアンテナを含む2以上のアンテナを有しており、各アンテナが共有の地板上に配置されている。以下では、共用地板の一例として、使用帯域がETCより低い(波長が長い)GPSアンテナの地板を用いるものとする。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施の形態に係る複合アンテナ装置を図1、2に示す。図1は、本実施形態に係る複合アンテナ装置100の斜視図を示しており、図2は、複合アンテナ装置100の平面図を示している。複合アンテナ装置100は、1つの地板110を共用してその上にETCアンテナ121、GPSアンテナ131、およびVICS用アンテナ132を配置した構造としている。ETCアンテナ121は、パッチアンテナで形成することができる。これらのアンテナは、一つのレドーム101でカバーされて保護されている。なお、アンテナ132は、VICS用アンテナに限らず、たとえば車内通信用アンテナ等であってもよい。
ETCアンテナ121は、ETCアンテナ回路基板122とともにサブアセンブリ化されてETCアンテナ部120を構成している。GPSアンテナ131とVICS用アンテナ132は、回路基板133上に載置されてサブアセンブリ化されており、これが共用地板110の上に配置されている。
ETCアンテナ部120は、ETCの路側装置が車両前方の所定の角度範囲にあるときに良好な通信が可能となるように、地板110に対し所定の角度だけ傾けて設置されている。また、ETCアンテナ121は、その中心を通る共用地板110の中心線に対し左右対称となる位置に配置されている。車両前方のETC路側装置と好適に通信できるように、複合アンテナ装置100は車室の前方、すなわちインパネ内のフロントガラスの近傍に設置される。複合アンテナ装置100の設置例を図3に示す。図3は、複合アンテナ装置100が車両140に設置された一例を示している。ここでは、複合アンテナ装置100がインパネ142内のフロントガラス141の近傍に設置されており、これによりETCアンテナ121がETC路側装置140との間で良好な通信を行うことが可能となる。
複合アンテナ装置100の主要な寸法を、図2の平面図に示す。ここでは、GPSアンテナ131の地板を共用地板110としていることから、共用地板110の一辺の長さを90mmとしている。ETCアンテナ部120は、共用地板110の中心より車両前方側に配置されており、左右方向に対しては共用地板110の中心に位置している。ETCアンテナ121の中心と共用地板110の前方側の端辺(以下では第1端辺とする)111との距離を、ここでは一例として26mmとする。
本実施形態の複合アンテナ装置100では、共用地板110の一部を切除した切欠き部115が形成されている。切欠き部115は、第1端辺111に沿って左右方向中央に形成されており、第1端辺111の左右両端には凸部116が残されている。切欠き部115の底辺を符号115aで示す。以下では、切欠き部115の切欠き深さ(凸部116の突き出し長さと同じ)をDとし、凸部116の幅をWとする。これにより、切欠き部115の第1端辺111の長さ(第1の長さ)は、(90mm−2W)となる。ETCアンテナ121の波長をλとするとき、第1の長さは波長λ以上とするのがよい。
また、図3に示した複合アンテナ装置100の車両140内の設置位置について、図4を用いて詳細に説明する。図4は、ETCアンテナ部120及び共用地板110とフロントガラス141との位置関係を示しており、図2に示したETCアンテナ部120の中心を通るAA’線における拡大断面図を示している。ここでは、ETCアンテナ121の中心Oとフロントガラス141との距離をLとしている。また、図示しないETC路側装置からETCアンテナ121が受信する受信角度を、垂線に対しαだけ傾けた角度としている。さらに、共用地板110は水平に配置されているものとし、フロントガラス141は水平方向(及び共用地板110)に対し角度βだけ傾けられているとしている。
ETCアンテナ121の中心Oと共用地板110との距離をHとし、ETCアンテナ121の中心Oから共用地板110に垂直に下した点と共用地板110に設けられた切欠き部115の底辺115aとの距離をEとしている。なお、距離Hは距離Eに比べて十分小さいことから、ETCアンテナ121の中心Oと切欠き部115の底辺115aとの距離は距離Eにほぼ等しい。そこで、以下ではETCアンテナ121の中心Oと切欠き部115の底辺115aとの距離を距離Eとして説明する。
同様に、ETCアンテナ121の切欠き部115側の端辺121aから共用地板110に垂直に下した点と切欠き部115の底辺115aとの距離をGとする。距離Hが距離Gに比べて十分小さいことから、ETCアンテナ121の端辺121aと切欠き部115の底辺115aとの距離は距離Gにほぼ等しい。そこで、以下ではETCアンテナ121の端辺121aと切欠き部115の底辺115aとの距離を距離Gとして説明する。
本実施形態の複合アンテナ装置100は、内蔵されるETCアンテナ121とフロントガラス141との距離によらず、ETCアンテナ121が安定した利得特性を有するようにするために、地板110に切欠き部115を設けている。地板110の好適な位置に切欠き部115を設けることによって、ETCアンテナ121の利得特性を改善することができ、切欠き部115の寸法等を適切に選ぶことにより、ETCアンテナ121とフロントガラス141との距離によらず安定した利得特性が得られるようにすることができる。
切欠き部115の好適な設置位置として、切欠き部115とETCアンテナ121との間で最も近い端辺間の距離Gが、λ/(2π)以上となるようにするのがよい。距離Gがλ/(2π)以下の場合には、切欠き部115の底辺115aがETCアンテナ121から見てその近傍界に存在することになり、ETCアンテナ121の特性が底辺115aの影響を受けて変化してしまう。距離Gをλ/(2π)より大きくすることで、底辺115aがETCアンテナ121の遠方界に位置するようにしてその影響を強く受けないようにすることができる。また、ETCアンテナ121の中心Oと切欠き部115の底辺115aとの距離Eを、λ/2より短くするのがよい。
本実施形態では、切欠き部115を第1端辺111の中央部に形成してその両端に凸部116を残すように形成している。切欠き部115を形成してETCアンテナ121とフロントガラス141との距離Lを変更したときのETCアンテナ121の正面利得の一例を図5に示す。図5は、横軸を距離Lとしたときの正面利得の変化を、切欠き部115の寸法が異なる場合について比較して示している。同図には、比較のため切欠き部を設けないときのETCアンテナの正面利得の変化を符号10で示している。なお、同図において距離Lが負のときの正面利得は、フロントガラス141を介さないときの値を示している。
図5に示す符号11、12、13は、切欠き部115の深さDをともに8mmとし、凸部116の幅Wをそれぞれ19mm、10mm、8mmとしたときのETCアンテナ121の正面利得の変化を示している。それぞれの切欠き部115の寸法を、図6〜8の平面図に示す(それぞれの複合アンテナ装置を100a、100b、100cとする)。凸部116の幅Wを上記のように設定したとき、切欠き部115の幅(第1の長さ)はそれぞれ52mm、70mm、74mmとなり、いずれもETCアンテナ121の波長より長くなっている。また、凸部116の幅Wを19mmとしたときは、切欠き部115の幅がレドーム101の幅に略等しくなる。
ここでは、切欠き部115の深さDを8mmに設定しているが、このときETCアンテナ120の中心Oと切欠き部115の底辺115aとの距離Eは18mmとなり、λ/2より小さくなる。また、ETCアンテナ121の端辺121aと切欠き部115の底辺115aとの距離Gは約14mmとなり、λ/(2π)より大きくなっている。これに対し、切欠き部を設けない場合には、ETCアンテナ121の中心Oと共用地板110の第1端辺111との距離は約26mmとなり、λ/2より若干大きくなる。
図5において、切欠き部115を設けない従来の場合(符号10)には、ETCアンテナの正面利得が距離Lによって大きく変化しており、特に距離Lが6mm以上では比較的長い距離を周期として大きく増減している。これに対し本実施形態の複合アンテナ装置100では、切欠き部115を設けたことにより、距離Lに対する変化が小さくなっており、特に距離Lが6mm以上では小さく増減している程度である。この程度の利得の増減は、ETCを利用する上でほとんど影響がなく、ほぼ一定であるとみることができる。なお、距離Lが6mmより小さくなると、フロントガラス141の影響を強く受けることになり、これにより共振周波数がずれて利得が低下すると考えられる。
図5において、切欠き部115を設けない場合にはETCアンテナ121の正面利得(符号10)が比較的長い距離を周期として大きく増減していたのに対し、切欠き部115を設けた場合には正面利得(符号11、12、13)の変化の周期を短くすることができ、それに伴って正面利得の変化が小さくなるといった効果を見ることができる。
本実施形態では、共用地板110の第1端辺111の中央部に切欠き部115を形成してその両端に凸部116を残すようにしている。このような切欠き部115を設けた場合、ETCアンテナ121の正面利得は、切欠き部115の深さD、あるいはETCアンテナ121の中心Oと切欠き部115の底辺115aとの距離Eの大きさ、またはETCアンテナ121の端辺121aと切欠き部115の底辺115aとの距離Gの大きさにより影響を受けると考えられる。また、凸部116を設けることによってもETCアンテナ121の正面利得が影響を受けると考えられる。
図5に示した結果より、切欠き部115の深さDを8mmとすることで、ETCアンテナ121の端辺121aと切欠き部115の底辺115aとの距離Gをλ/(2π)より大きい約14mmとし、ETCアンテナ121の中心Oと切欠き部115の底辺115aとの距離Eをλ/2より小さい18mmとすることで、正面利得の距離Lに対する変化を小さくすることができることがわかる。
本実施形態では、切欠き部115の両側に凸部116を残しているが、このような凸部116を残すことで、切欠き部115を設ける前のETCアンテナ121の特性からの変化をできるだけ低減させるようにしている。符号11、12、13で示す結果より、凸部116の幅Wが小さいときの方が正面利得の変化が小さく、幅Wを大きくすると正面利得の変化もやや大きくなることがわかる。凸部116の幅Wを小さくすることにより、凸部116とETCアンテナ121との距離が大きくなり、凸部116をETCアンテナ121の近傍界から十分離すことができる。
以上の説明のように、本実施形態の複合アンテナ装置100では、共用地板110の好適な位置に切欠き部115を形成するとともに、その両端に凸部116を残すことにより、ETCアンテナ121とフロントガラス141との距離によらず、ETCアンテナ121に対し安定した利得特性が得られるようにすることが可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る複合アンテナ装置を図9に示す。本実施形態の複合アンテナ装置200では、底辺215aを上底とする台形状の切欠き部215を形成している。これにより、第1端辺211の両端に形成される凸部216も、第1端辺211側を上底とする台形状に形成される。底辺215aの長さ(第1の長さ)は、ETCアンテナ121の波長以上とするのがよい。
切欠き部215を形成してETCアンテナ121とフロントガラス141との距離Lを変更したときのETCアンテナ121の正面利得の一例を、第1の実施形態で示した図5に併せて表示する。図5において、符号21が本実施形態のETCアンテナ121の正面利得の変化を示している。本実施形態では、ETCアンテナ121の正面利得の変化をさらに小さくすることが可能となっている。切欠き部215及び凸部216を台形状とすることにより、共用地板210の切欠き部215とETCアンテナ121との間の部分が正面利得に与える影響をさらに小さくすることができると考えられる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る複合アンテナ装置を図10、11に示す。本実施形態の複合アンテナ装置300(300a、300b)では、凸部を設けないで第1端辺311側を左右両端まで切欠いている。切欠き部315の深さDは、それぞれ8mm、4mmとしている。また、切欠き部315の深さDを16mm(レドーム101の先端まで切欠き部を形成)とした比較例(複合アンテナ装置300xとする)を図12に示す。切欠き部315の寸法が異なる上記の場合の比較として、横軸を距離Lとしたときの正面利得の変化の一例を図13に示す。
図13より、切欠き部315の深さDを8mm(符号21)または4mm(符号22)とした本実施形態の複合アンテナ装置300では、符号10で示す切欠き部を設けない場合に比べて、正面利得の変化が低減されている。しかしながら、図5に示した凸部を設けた第1の実施形態および第2の実施形態の複合アンテナ装置100、200に比べて、正面利得の変化はやや大きくなっている。
切欠き部315の深さDをさらに大きくして16mmとした比較例の場合には(符号23)、正面利得の変化が切欠き部を設けない符号10の場合と同程度に大きく、両者の変化の方向がほぼ逆転している。切欠き部315の深さDを4mm、8mmおよび16mmとしたとき、切欠き部315の端辺315aとETCアンテナ121の中心Oとの距離距離Eはそれぞれ22mm、18mmおよび10mmとなり、切欠き部315の端辺315aとETCアンテナ121の端辺121aとの距離Gはそれぞれ18mm、14mmおよび6mmとなる。これより、切欠き部315の深さDが4mmまたは8mmのときは、距離Eがλ/2より短くかつ距離Gがλ/(2π)より長くなっている。これに対し深さDが16mmのときは、距離Gがλ/(2π)より短くなっている。
上記の結果より、切欠き部315の端辺315aとETCアンテナ121の中心Oとの距離距離Eをλ/2より短くし、かつ切欠き部315の端辺315aとETCアンテナ121の端辺121aとの距離Gをλ/(2π)より長くすることで、正面利得の変化を小さくすることが可能となる。なお、本実施形態では、共用地板310に対して第1端辺311側を両端まで切欠いているが、これに代えて切欠き部315の深さDと同じ距離だけETCアンテナ321を前方(第1端辺311側)に移動させてもよい。これにより、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る複合アンテナ装置を図14に示す。本実施形態の複合アンテナ装置400では、第1〜第3の実施形態で設けた切欠き部に代えて、共用地板410の切欠き部に相当する部分を、ETCアンテナ121と平行になるように屈曲させている。図14では、第1端辺411の中央に奥行きD’の屈曲部415を設けており、第1端辺411の両端部に屈曲させない幅Wの凸部416を形成している。
屈曲部415の傾きをETCアンテナ121と平行になるように形成することで、車両140の走行中、ETC路側装置からの受信波が屈曲部415に対してほぼ垂直方向を中心に入射される。その結果、屈曲部415に達した受信波は、屈曲部415及びフロントガラス141に対してほぼ垂直方向に反射され、フロントガラス141でほとんど反射されることなくこれを透過して外部に放出される。その結果、屈曲部415に達した電波からの影響をほとんど受けることはなく、屈曲部415は実質的に切欠き部を形成した場合と同様の効果を有している。
図14において、屈曲部415の奥行D’を第1の実施形態の切欠き部115の深さDと同じ大きさとし、凸部416の幅Wも第1の実施形態と同じ大きさとした場合には、本実施形態の複合アンテナ装置400は、第1の実施形態の複合アンテナ装置100と同程度のアンテナ特性が得られる。また、第1の実施形態に限らず、屈曲部415の寸法を第2の実施形態あるいは第3の実施形態の切欠き部と同じ大きさとすることで、それぞれと同程度のアンテナ特性を得ることが可能となる。
さらに、切欠き部を形成して凸部を設けた場合には、この凸部が変形しやすい(折れ曲がりやすい)のに対し、屈曲部415を形成した場合には、屈曲部415と凸部416とが連結されているため、凸部416が変形しにくくなるといった効果も得られる。なお、本実施形態では、屈曲部415の傾きをETCアンテナ121に平行となるように設定しているが、これをフロントガラス141と平行になるように屈曲させた場合でも、ほぼ同程度の効果が得られる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る複合アンテナ装置の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における複合アンテナ装置の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態に係る複合アンテナ装置の斜視図である。 第1の実施形態に係る複合アンテナ装置の平面図である。 車室内に複合アンテナ装置を設置した一例を示す模式図である。 共用地板及びETCアンテナ部とフロントガラスとの位置関係を示す断面図である。 ETCアンテナとフロントガラスとの距離に対する正面利得の変化の一例を示す図である。 切欠き部の寸法の一例を示す図である。 切欠き部の寸法の別の例を示す図である。 切欠き部の寸法の別の例を示す図である。 第2の実施形態に係る複合アンテナ装置の平面図である。 第3の実施形態に係る複合アンテナ装置の平面図である。 第3の実施形態に係る複合アンテナ装置の別の実施例の平面図である。 比較例の複合アンテナ装置の平面図である。 ETCアンテナとフロントガラスとの距離に対する正面利得の変化の別の例を示す図である。 第4の実施形態に係る複合アンテナ装置の平面図である。 従来の複合アンテナ装置の平面図である。
符号の説明
100、200、300、400 複合アンテナ装置
101 レドーム 110、210、310、410 共用地板
111、211、311、411 第1端辺
115、215、315、415 切欠き部
116、216、416 凸部
120 ETCアンテナ部
121 ETCアンテナ
122 ETCアンテナ回路基板
131 GPSアンテナ
132 VICS用アンテナ
133 回路基板
140 車両
141 フロントガラス
142 インパネ
415 屈曲部

Claims (12)

  1. ETCアンテナと1以上の別のアンテナが同一の共用地板上に配置されて車両のフロントガラスの室内側近傍に設置される複合アンテナ装置であって、
    前記ETCアンテナは、前記共用地板上の所定の位置に走行方向に傾けて配置され、
    前記共用地板には、前記ETCアンテナが傾けられている側の端辺において所定の深さまで切り欠いた切欠き部が形成されている
    ことを特徴とする複合アンテナ装置。
  2. 前記切欠き部は、前記ETCアンテナの中心を通る前記共用地板の中心線に対し左右対称となるように切り欠かれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  3. 前記ETCアンテナと前記切欠き部との間で最も近い端辺間の距離が少なくともETCアンテナの波長の1/(2π)以上である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の複合アンテナ装置。
  4. 前記所定の深さは、前記ETCアンテナの中心と前記切欠き部の前記ETCアンテナに最も近い端辺との距離がETCアンテナの波長の1/2より短くなる大きさである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複合アンテナ装置。
  5. 前記切欠き部は、前記ETCアンテナに最も近い端辺の長さが所定の長さとなるように略矩形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合アンテナ装置。
  6. 前記切欠き部は、前記ETCアンテナに最も近い端辺の長さが所定の長さとなるように略台形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合アンテナ装置。
  7. 前記所定の長さはETCアンテナの波長以上である
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の複合アンテナ装置。
  8. ETCアンテナと1以上の別のアンテナが同一の共用地板上に配置されて車両のフロントガラスの室内側近傍に設置される複合アンテナ装置であって、
    前記ETCアンテナは、前記共用地板上の所定の位置に走行方向に傾けて配置され、
    前記共用地板には、前記ETCアンテナが傾けられている側の端辺から所定の深さまで前記ETCアンテナと略平行に折り曲げられた屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする複合アンテナ装置。
  9. 前記ETCアンテナと前記屈曲部との間で最も近い端辺間の距離が少なくともETCアンテナの波長の1/(2π)以上である
    ことを特徴とする請求項8に記載の複合アンテナ装置。
  10. 前記所定の深さは、前記ETCアンテナの中心と前記屈曲部の前記ETCアンテナに最も近い端辺との距離がETCアンテナの波長の1/2より短くなる大きさである
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の複合アンテナ装置。
  11. 前記別のアンテナとしてGPSアンテナが備えられ、
    前記共用地板として前記GPSアンテナの地板が用いられている
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の複合アンテナ装置。
  12. 前記ETCアンテナはパッチアンテナである
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の複合アンテナ装置。
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