JP2010062233A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置に備えられる金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタにおいて、そのオフ電流をさらに低減させ、かつ動作の安定化を図るようにした表示装置の提供。
【解決手段】基板上に金属酸化物半導体層を半導体層とする薄膜トランジスタを備える表示装置であって、
前記基板と薄膜トランジスタの間にシリコン窒化膜がバリア層として形成され、
前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜はプラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜からなる。
【選択図】図1
【解決手段】基板上に金属酸化物半導体層を半導体層とする薄膜トランジスタを備える表示装置であって、
前記基板と薄膜トランジスタの間にシリコン窒化膜がバリア層として形成され、
前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜はプラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜からなる。
【選択図】図1
Description
本発明は表示装置に係り、特に、金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタを備える表示装置に関する。
基板上にマトリックス状に画素が配置された表示装置は、たとえばアクティブ・マトリックス方式によって各画素が駆動されるようになっている。
すなわち、行方向に配置された複数の画素(画素群)に共通に接続された各信号線(ゲート信号線)を通して該画素群を順次選択し、その選択の際に、列方向に配置された複数の画素に共通の信号線(ドレイン信号線)を通して前記画素群の各画素に画素情報を供給するようになっている。このため、各画素には、少なくとも、ゲート信号線からの信号によってドレイン信号線からの情報を当該画素に導く薄膜トランジスタが備えられている。
そして、同一の基板上に、各ゲート信号線および各ドレイン信号線に信号を供給するための駆動回路を構成し、各画素の薄膜トランジスタと並行して形成される薄膜トランジスタを備えたものが知られている。
このような薄膜トランジスタとしては、ポリSiからなる多結晶半導体が多く用いられているが、近年、たとえばZnO、InGaZnO4等からなる金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタが注目されつつある。
金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタは、Vthシフトが小さく、移動度が大きい特性を有し、また、製造の工程数が少なく、コストを比較的安くできる等の効果を奏するからである。
金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタ、あるいはこのような薄膜トランジスタを備える表示装置は、たとえば下記特許文献1、2、3等に開示がなされている。
特開2006−186319号公報
特開2006−165532号公報
特開2007−150157号公報
しかし、表示装置の基板上に形成された金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタは、たとえばポリSiのような多結晶半導体からなる薄膜トランジスタと同様に、そのオフ電流を低減させることが要望される。薄膜トランジスタのオフ電流を低減させることにより、表示装置における表示品質を向上させることができるからである。
また、表示装置の基板の表面は段差を少なくする構成とすることが要望される。基板の表面は異なる種類の信号線が層状に形成され、段差が多いとこれら信号線に断線、ショートが発生し易くなるからである。この場合、薄膜トランジスタを金属酸化物半導体によって構成することによって、このような薄膜トランジスタの構造の特殊性を生かして、基板の表面の段差を少なくできることを見いだせる。
本発明の目的は、表示装置に備えられる金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタにおいて、そのオフ電流をさらに低減させ、かつ動作の安定化を図るようにした表示装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタを備えた表示装置であって、基板の表面における段差を少なくできる表示装置を提供することにある。
本発明の構成は、たとえば、以下のようなものとすることができる。
(1)本発明の表示装置は、たとえば、基板上に金属酸化物半導体層を半導体層とする薄膜トランジスタを備える表示装置であって、
前記基板と薄膜トランジスタの間にシリコン窒化膜がバリア層として形成され、
前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜はプラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜からなることを特徴とする。
前記基板と薄膜トランジスタの間にシリコン窒化膜がバリア層として形成され、
前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜はプラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜からなることを特徴とする。
(2)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、前記ゲート絶縁膜は300℃以上のプラズマCVD法によって形成されたことを特徴とする。
(3)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、前記薄膜トランジスタは、金属酸化物半導体層の上面にソース電極およびドレイン電極が形成されて構成され、
これら金属酸化物半導体層、ソース電極およびドレイン電極は、連続スパッタの後に、一括パターンニングによって形成されていることを特徴とする。
これら金属酸化物半導体層、ソース電極およびドレイン電極は、連続スパッタの後に、一括パターンニングによって形成されていることを特徴とする。
(4)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、前記薄膜トランジスタのゲート電極と接続されるゲート信号線は、前記薄膜トランジスタのドレイン電極と接続されるドレイン信号線と、絶縁膜を介して交差して形成され、
前記ドレイン信号線は、前記ゲート信号線と交差する部分において平面的に観て弧状のパターンで形成されていることを特徴とする。
前記ドレイン信号線は、前記ゲート信号線と交差する部分において平面的に観て弧状のパターンで形成されていることを特徴とする。
(5)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、前記薄膜トランジスタのゲート電極は、金属酸化物半導体層上に、絶縁膜を介して交差して形成され、
前記金属酸化物半導体層は、前記ゲート電極と交差する部分において平面的に見て弧状のパターンで形成されていることを特徴とする。
前記金属酸化物半導体層は、前記ゲート電極と交差する部分において平面的に見て弧状のパターンで形成されていることを特徴とする。
(6)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、前記薄膜トランジスタは、金属酸化物半導体層の上面にソース電極およびドレイン電極が形成され、
前記ソース電極およびドレイン電極の周辺には金属酸化物半導体層が外方にはみ出て形成されていることを特徴とする。
前記ソース電極およびドレイン電極の周辺には金属酸化物半導体層が外方にはみ出て形成されていることを特徴とする。
(7)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、前記薄膜トランジスタのソース電極およびドレイン電極、これらソース電極およびドレイン電極にそれぞれ接続されるそれぞれの信号線は、その上面とこの上面と交差する側壁面との境界が丸く形成されていることを特徴とする。
(8)本発明の表示装置は、たとえば、(1)において、薄膜トランジスタのゲート電極およびこのゲート電極と接続されるゲート信号線は、その膜厚が、金属酸化物半導体層およびソース電極あるいはドレイン電極との合計の膜厚の2倍以上に設定されていることを特徴とする。
(9)本発明の表示装置は、たとえば、(1)ないし(8)のいずれかにおいて、表示装置は有機EL表示装置であることを特徴とする。
なお、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
上記のように構成した表示装置によれば、それに備えられる金属酸化物半導体からなる薄膜トランジスタにおいて、そのオフ電流をさらに低減させ、かつ動作の安定化を図るようにすることができる。
また、上記のように構成した表示装置によれば、基板の表面における段差を少なくすることができる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明をする。なお、各図において、同一または類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
(表示装置の概略構成)
図2(a)は、本発明のたとえば有機EL表示装置の斜視図を示し、図2(b)は、図2(a)のb−b線における断面図を示している。
図2(a)は、本発明のたとえば有機EL表示装置の斜視図を示し、図2(b)は、図2(a)のb−b線における断面図を示している。
図2(a)において、有機EL表示装置は、TFT基板SUB1とこのTFT基板SUB1に対向配置された封止基板SUB2とで外囲器を構成している。封止基板SUB2はその周辺に形成されたたとえばエポキシ樹脂からなるシール材SLによってTFT基板SUB1に固着されている。TFT基板SUB1の封止基板SUB2側の面におけるシール材SL内の領域は画素の集合からなる表示領域ARを構成している。各画素は、TFT基板SUB1の表示領域面に形成された薄膜トランジスタ、電極、発光層、および信号線等によって形成され、これら信号線は封止基板SUB2から露出された領域(シール材SLの外側領域)にまで引き出され端子部TMを構成している。
図2(b)に示すように、TFT基板SUB1の表示領域面における画素は、画素分離膜に囲まれる領域内に、カソード電極KT、発光層LEL、およびアノード電極ATが順次積層された部分を備え、カソード電極KT、発光層LEL、およびアノード電極ATに流れる電流によって発光層LELが発光し、この光は封止基板SUB2を通して出射されるようになっている。なお、封止基板SUB2の表示領域面には、たとえば高分子アルコールのアルミニウムアルコキシドからなる透明乾燥剤層DRLが、その一部あるは全面を前記アノード電極ATと接触した状態で形成されている。透明乾燥剤層DRLは発光層の湿気による特性劣化を回避させるために設けられている。
(画素の等価回路)
図3(a)は、前記表示領域ARに形成される等価回路の一例を示す図で、図3(b)は、その上側においてVss線に供給する信号のタイミングチャート、下側においてVdata線に供給する信号のタイミングチャートを示している。
図3(a)は、前記表示領域ARに形成される等価回路の一例を示す図で、図3(b)は、その上側においてVss線に供給する信号のタイミングチャート、下側においてVdata線に供給する信号のタイミングチャートを示している。
図3(a)は等価回路図であるが、幾何学的には対応して描かれており、図中、2×2の4個の画素を示している。それぞれの画素に備えられる図中ダイオードDが上述した発光層LELに相当するようになっている。この発光層LELに電流が流れることによってその電流の強度に応じた光量で発光するようになっている。電流量はトランジスタ(薄膜トランジスタ)T1によって制御されるようになっている。トランジスタT1を流れる電流は該トランジスタT1のゲート電極に印加される電圧によって決定され、この電圧はコンデンサCに書き込まれる電圧に相当する。コンデンサCに書き込まれる電圧は、トランジスタ(薄膜トランジスタ)T2をVss線に信号を供給することによってVdata線に供給される信号の電圧が保持されるようになっている。
(画素の断面構成)
図1は、TFT基板SUB1の面に形成された前記画素の一部を示した断面図である。なお、この画素には、トランジスタ(薄膜トランジスタ)T1と発光層LEL(図示せず)を挟持して形成される一対の電極のうち一方の電極(カソード電極KT)8を示している。したがって、図1にはコンデンサCが図示されていないものとなっている。
図1は、TFT基板SUB1の面に形成された前記画素の一部を示した断面図である。なお、この画素には、トランジスタ(薄膜トランジスタ)T1と発光層LEL(図示せず)を挟持して形成される一対の電極のうち一方の電極(カソード電極KT)8を示している。したがって、図1にはコンデンサCが図示されていないものとなっている。
図1において、TFT基板SUB1があり、このTFT基板SUB1の表面(封止基板SUB2側の面)にバリア層2が形成されている。このバリア層2はシリコン窒化膜によって構成されている。このバリア層2はTFT基板SUB1内の不純物が後述する薄膜トランジスタT1の半導体層への侵入を阻止する層として機能する。この場合、前記薄膜トランジスタT1は金属酸化物半導体層3を用いて形成されていることから、たとえばシリコン酸化膜よりもシリコン窒化膜によって前記バリア層2を構成することによって、前記機能を向上させることが確かめられている。バリア層2の表面には島状に形成されたgy金属酸化物半導体層3が形成されている。この金属酸化物半導体膜3はたとえばInGaZnOxによって構成されている。金属酸化物半導体層3の上面には、その中央部を除いた両端側に、ソース・ドレイン電極4が形成されている。TFT基板SUB1の表面に、ソース・ドレイン電極4をも被って絶縁膜5が形成されている。この絶縁膜5は薄膜トランジスタT1の形成領域においてゲート絶縁膜として機能する。絶縁膜5の上面には、酸化物半導体層3とその中央部において重畳するようにしてゲート電極6が形成されている。なお、このゲート電極6は図示されていないが、Mo/Al/Moの積層構造として構成されている。このゲート電極6は、ソース・ドレイン電極4のうちの一方の電極側の辺部において当該電極のゲート電極6側の辺部に重畳し、ソース・ドレイン電極4のうちの他方の電極側の辺部において当該電極のゲート電極6側の辺部に重畳するようにして形成されている。トランジスタT1のオン時に電流が多く流れるようにするためである。この場合、ソース・ドレイン電極4のうちの一方の電極(たとえば図中左側の電極)を被う絶縁膜5には予め当該電極の一部を露出させるコンタクトホールCN1が形成されており、このコンタクトホールCN1を通して、ゲート電極6と同材料からなり該ゲート電極6の形成の際に同時に形成される中間介在層6'が形成されている。TFT基板SUB1の表面には、ゲート電極6をも被って層間絶縁膜7が形成され、この層間絶縁膜7はその一部に形成されたコンタクトホールCN2によって前記中間介在層6'が露出されるようになっている。この中間介在層6'によって層間絶縁膜7に形成するコンタクトホールCN2はその深さを浅くでき、コンタクトホールCN2の形成を容易にできるようになっている。層間絶縁膜7の表面には、発光層LEL(図示せず)を挟持して配置される一対の電極のうちの一方の電極(カソード電極KT)8が形成され、この電極8は、前記コンタクトホールCN2を通してトランジスタT1のソース・ドレイン電極4のうちの一方の電極に電気的に接続されるようになっている。電極8は、たとえばITO/Ag/ITO積層電極から構成されている。TFT基板SUB1の表面には、感光性ポリイミド樹脂等の絶縁膜9が形成され、この絶縁膜9は、電極8の周辺を除く中央部に開口部OPを形成することによって、素子分離膜を構成するようになっている。
なお、図1において、素子分離膜である絶縁膜9から露出された電極8の上面には、電子輸送層、発光層、ホール輸送層、およびアノード電極等が順次形成されて構成されるが、その材料等の詳細については後に説明する。
(画素の製造方法)
図4(a)ないし(h)は、図1に示した画素における製造方法の一実施例を示した工程図である。各工程図は、図1に対応させて描いている。以下、行程準に説明する
行程1.(図4(a))
まず、基板SUB1の表面にCVD法を用いてシリコン窒化膜を形成し、これをバリア層2とする。引き続きスパッタ法を用いて、たとえばInGaZnOxの酸化物半導体層3と、たとえばMoからなる金属膜4を順次連続して形成する。ここで、バリア層2の膜厚は約100nm、酸化物半導体膜3の膜厚は約60nm、金属膜4の膜厚は約180nmとした。
図4(a)ないし(h)は、図1に示した画素における製造方法の一実施例を示した工程図である。各工程図は、図1に対応させて描いている。以下、行程準に説明する
行程1.(図4(a))
まず、基板SUB1の表面にCVD法を用いてシリコン窒化膜を形成し、これをバリア層2とする。引き続きスパッタ法を用いて、たとえばInGaZnOxの酸化物半導体層3と、たとえばMoからなる金属膜4を順次連続して形成する。ここで、バリア層2の膜厚は約100nm、酸化物半導体膜3の膜厚は約60nm、金属膜4の膜厚は約180nmとした。
行程2.(図4(b))
金属膜4の表面にホトレジストを塗布し、ホトグラフィ技術を用いて、薄膜トランジスタT1の各電極のパターン(SDパターン)とチャンネル部のパターンからなるホトレジスト膜RSTを形成する。ここで、このホトレジスト膜RSTは、周知のいわゆるハーフ露光等によって形成され、チャネル部は薄く(0.4μm)、SD部は厚く(1.4μm)なっている。
金属膜4の表面にホトレジストを塗布し、ホトグラフィ技術を用いて、薄膜トランジスタT1の各電極のパターン(SDパターン)とチャンネル部のパターンからなるホトレジスト膜RSTを形成する。ここで、このホトレジスト膜RSTは、周知のいわゆるハーフ露光等によって形成され、チャネル部は薄く(0.4μm)、SD部は厚く(1.4μm)なっている。
なお、ここでいうSDパターンは、ソース電極に一体に接続されて形成される配線層のパターン、およびドレイン電極に一体に接続されて形成される配線層のパターンも含むものとする。
行程3.(図4(c))
ホトレジスト膜RSTをマスクとし、ウェットエッチングによって、ホトレジスト膜RSTから露出された金属膜4とその下層の酸化物半導体層3をエッチングする。この際のエッチング液は、金属膜4にあっては燐酸、酢酸、硝酸の混酸を用い、酸化物半導体層3にあっては蓚酸を用いた。
ホトレジスト膜RSTをマスクとし、ウェットエッチングによって、ホトレジスト膜RSTから露出された金属膜4とその下層の酸化物半導体層3をエッチングする。この際のエッチング液は、金属膜4にあっては燐酸、酢酸、硝酸の混酸を用い、酸化物半導体層3にあっては蓚酸を用いた。
その後、プラズマアッシングを用い、ホトレジスト膜RSTを表面から厚さ約0.6μmほど除去することにより、チャンネル部におけるホトレジスト膜RSTを除去し、該チャネル部における金属膜4の表面を露出させるようにする。そして、残存するホトレジスト膜RSTをマスクとして、該ホトレジスト膜RSTから露出された金属膜4をエッチングし、チャンネル部における酸化物半導体層3の表面を露出させる。
この行程を経ることにより、SD配線4(ソース・ドレイン電極を含むパターン化された金属膜4)が酸化物半導体層3を乗り超えることなく形成でき、段差による断線を回避することができる。また、SD配線4は酸化物半導体層3よりも小さな面積できており、後述の絶縁膜5によるこの積層部(酸化物半導体層3、SD配線4)のカバーを容易に行うことができる。ここで、絶縁膜5によるカバーをさらに容易にするために、ホトレジスト膜RSTの剥離後にアッシングを行い、SD配線4の角部を酸化し、その後水洗することで、角部を丸めるようにしてもよい。
行程4.(図4(d))
SD配線4および酸化物半導体層3をも被って絶縁膜5を形成する。この絶縁膜5は薄膜トランジスタT1のゲート絶縁膜として機能するものである。その後、ホトリソグラフィ技術を用いて、絶縁膜5にコンタクトホールCN1を形成し、電極(たとえばソース電極)の一部を露出させる。
SD配線4および酸化物半導体層3をも被って絶縁膜5を形成する。この絶縁膜5は薄膜トランジスタT1のゲート絶縁膜として機能するものである。その後、ホトリソグラフィ技術を用いて、絶縁膜5にコンタクトホールCN1を形成し、電極(たとえばソース電極)の一部を露出させる。
ここで、絶縁膜5はSiN膜をプラズマCVD法によりSiH4とNH3を分解して形成し、エッチングはSF6ガスを用いたドライエッチにより行った。絶縁膜5の厚さは約150nmとした。
なお、プラズマCVD法で作成したSiN膜中の深い欠陥準位は成膜温度依存性が大きく、300℃以上であれば実用上問題ないが、それ以下では欠陥準位に蓄積される電荷の影響でトランジスタの閾値電圧変化が大きくなる。このため、酸化物半導体のゲート絶縁膜としてプラズマCVD法で作成したSiN膜を用いると酸化物半導体の表面が部分的に窒化し、余剰電子を窒素がトラップするのでキャリア密度が下がりトランジスタのオフ電流を下げる効果をもたらす。酸化物半導体では酸素欠損により自由電子が生じやすくトランジスタのオフ電流があまり小さくならない傾向があるがこれを窒素がトラップすることで、オフ電流を抑制できるようになる。
行程5.(図4(e))
ゲート電極6および中間介在層6'を形成する。ゲート電極6および中間介在層6'は、図示されていないがたとえばMo/Al/Moの3層構造からなる積層体からなっている。ここで、ゲート電極6および中間介在層6'の厚さは約500nmで、下層のMoの厚さを約50nm、Alの厚さを約400nm、上層のMoの厚さを約50nmとした。段差による断線の防止を配慮する趣旨である。下地の絶縁膜5の段差が240nmあり、ゲート電極6および中間介在層6'の厚さをその約2倍とすることで断線を防止することができる。たとえば酸化膜半導体3の膜厚を40nm、SD配線4の膜厚を120nmとするとゲート電極6および中間介在層6'は350nm程度の厚さでも断線しにくくなることが確かめられている。
ゲート電極6および中間介在層6'を形成する。ゲート電極6および中間介在層6'は、図示されていないがたとえばMo/Al/Moの3層構造からなる積層体からなっている。ここで、ゲート電極6および中間介在層6'の厚さは約500nmで、下層のMoの厚さを約50nm、Alの厚さを約400nm、上層のMoの厚さを約50nmとした。段差による断線の防止を配慮する趣旨である。下地の絶縁膜5の段差が240nmあり、ゲート電極6および中間介在層6'の厚さをその約2倍とすることで断線を防止することができる。たとえば酸化膜半導体3の膜厚を40nm、SD配線4の膜厚を120nmとするとゲート電極6および中間介在層6'は350nm程度の厚さでも断線しにくくなることが確かめられている。
行程6.(図4(f))
ゲート電極6および中間介在層6'をも被ってたとえば感光性ポリイミドを塗布により形成することにより層間絶縁膜7を形成する。この層間絶縁膜7の厚さは約1.5μmとした。その後、ホトリソグラフィ技術を用いて、前記中間介在層6'の一部を露出させるコンタクトホールCN2を形成する。塗布型の層間絶縁膜7を用いることでその表面を平坦化でき、表面の凹凸が原因する光の散乱を大幅に低減させることができる。
ゲート電極6および中間介在層6'をも被ってたとえば感光性ポリイミドを塗布により形成することにより層間絶縁膜7を形成する。この層間絶縁膜7の厚さは約1.5μmとした。その後、ホトリソグラフィ技術を用いて、前記中間介在層6'の一部を露出させるコンタクトホールCN2を形成する。塗布型の層間絶縁膜7を用いることでその表面を平坦化でき、表面の凹凸が原因する光の散乱を大幅に低減させることができる。
行程7.(図4(g))
層間絶縁膜7の表面に電極8を、その一部がコンタクトホールCN2を通して前記中間介在層6'と電気的に接続するように形成する。この電極8は、スパッタリング法を用いて、ITO/Ag/ITOの積層膜を連続して形成し、ホトリソグラフィ技術を用いてパターン化して形成した。ITOのエッチングは蓚酸で行い、Agのエッチングは燐酸、酢酸、硝酸の混酸で行った。下層のITOの膜厚は約50nm、Agの膜厚は約150nm、上層のITOの膜厚は約30nmとした。
層間絶縁膜7の表面に電極8を、その一部がコンタクトホールCN2を通して前記中間介在層6'と電気的に接続するように形成する。この電極8は、スパッタリング法を用いて、ITO/Ag/ITOの積層膜を連続して形成し、ホトリソグラフィ技術を用いてパターン化して形成した。ITOのエッチングは蓚酸で行い、Agのエッチングは燐酸、酢酸、硝酸の混酸で行った。下層のITOの膜厚は約50nm、Agの膜厚は約150nm、上層のITOの膜厚は約30nmとした。
行程8.(図4(h))
電極8の一部を露呈させる画素分離膜9を形成する。この画素分離膜9は、たとえば感光性ポリイミドを塗布し、ホトリソグラフィ技術を用いて、電極8の一部を露呈させることにより形成した。
電極8の一部を露呈させる画素分離膜9を形成する。この画素分離膜9は、たとえば感光性ポリイミドを塗布し、ホトリソグラフィ技術を用いて、電極8の一部を露呈させることにより形成した。
(平面的に観た画素の製造方法)
図5(a)ないし(c)、図6(a)ないし(c)は、画素の上述した製造方法において、その工程を平面的に観た状態を示した図である。図5(a)ないし(c)、図6(a)ないし(c)にあっては、図3に示したコンデンサCをも描画している。
図5(a)ないし(c)、図6(a)ないし(c)は、画素の上述した製造方法において、その工程を平面的に観た状態を示した図である。図5(a)ないし(c)、図6(a)ないし(c)にあっては、図3に示したコンデンサCをも描画している。
まず、図5(a)は、図4(c)に示した行程に対応する画素の平面を示し、酸化物半導体層3、ソース・ドレイン電極4、コンデンサCの一方の電極CT1、および信号線SGL等を示している。ソース・ドレイン電極4、コンデンサCの一方の電極CT1、および信号線SGL等は、それぞれ、酸化物半導体層3の上面に形成され、それらの周囲において、前記酸化物半導体層3は若干外方へはみ出されて形成されている。このことから、ソース・ドレイン電極4、コンデンサCの一方の電極CT1、および信号線SGL等のそれぞれは、酸化物半導体層3を乗り上げたり、該酸化物半導体層3からはみ出したりすることがなく、酸化物半導体層3の段差で断線してしまうようなことがなくなる。また、図5(a)から明らかなように、酸化物半導体層3のゲート電極(あるいはゲート信号線)が交差する部分は、平面的に観て弧状のパターン(図中符号αで示す)で形成されている。このようにすることで、酸化物半導体層3のゲート電極6等が乗り越える部分において、ゲート電極6をエッチングにより形成する際にホトレジストとゲート電極6の材料の間にエッチング液が染み込んで断線を引き起こしてしまう現象を回避できる効果を奏する。
図5(b)は、図4(d)に示した行程に対応する画素の平面を示し、ゲート絶縁膜として機能する絶縁膜5を形成した状態を示している。そして、この絶縁膜5には、トランジスタT1のソース・ドレイン電極4のそれぞれの電極の一部を露出させるためのコンタクトホールCN1が形成されている。
図5(c)は、図4(e)に示した行程に対応する画素の平面を示し、ゲート電極6、中間介在層6'、コンデンサCの他方の電極CT2、および信号線SGLを示している。コンデンサCは、その一方の電極CT1にゲート絶縁膜5を介して他方の電極CT2を重ねることで構成されている。この場合、他方の電極CT2の周辺を一方の電極CT1の周辺より内側に位置づけさせることにより、他方の電極CT2の外周部の段差によって短絡を起してしまう憂いを回避させた構成としている。なお、図5(c)から明らかなように、絶縁膜5のコンタクトホールCN1はゲート電極6等の材料によって該ゲート電極6等の形成の際に形成される中間介在層6'が埋設された構成となっている。
図6(a)は、図4(f)に示した行程に対応する画素の平面を示し、層間絶縁膜7を形成した状態を示している。そして、この層間絶縁膜7には、トランジスタT1のソース・ドレイン電極4のうちの一方の電極に接続された中間介在層6'を露出させるコンタクトホールCN2が形成されている。層間絶縁膜7に該コンタクトホールCN2を形成する場合において、その深さを浅くでき、容易に該コンタクトホールCN2を形成できる効果を奏する。
図6(b)は、図4(g)に示した行程に対応する画素の平面を示し、発光層を挟持する一対の電極のうちの一方の電極(カソード電極KT)8を示している。電極8は前記コンタクトホールCN2を通してトランジスタT1のソース・ドレイン電極4のうちの一方の電極と電気的に接続されている。
図6(c)は、図4(h)に示した行程に対応する画素の平面を示し、画素分離膜として機能する絶縁膜9を示している。該絶縁膜9は、電極8の周辺部およびコンタクトホールCN2の形成部を被って形成されている。
(チャネル部の構成)
図7は、薄膜トランジスタT1のチャンネル部の断面図を示す。図7に示すように、ゲート電極6は、そのソース電極4(図中4aで示す)側の辺部、およびドレイン電極4(図中4bで示す)側の辺部において、ソース電極4a、ドレイン電極4bと重なるように形成されている。金属酸化物半導体3を用いた薄膜トランジスタT1は、該金属酸化物半導体層3に不純物のドーピングを行わないので、ゲート電圧が印加されていない際は、オフ状態を維持する特性となる。したがって、オン時の抵抗が高く電流が流れにくくなるのを回避するために、ゲート電極6を上述のような構成としている。そして、この場合、ソース電極4aのゲート電極6側の辺部、ドレイン電極4bのゲート電極6側の辺部において、ゲート絶縁膜5を破ってゲート電極6にショートし易い構造となる。このため、ソース電極4a、ドレイン電極4bの形成後において、アッシングして表面、特に角部を酸化し、その後水洗で酸化部分を溶解除去することで角部を丸める構成としている。すなわち、これにより、ソース電極4aおよびドレイン電極4b、これらソース電極4aおよびドレイン電極4bにそれぞれ接続されるそれぞれの信号線は、その上面とこの上面と交差する側壁面との境界が丸く形成されるようになっている。
図7は、薄膜トランジスタT1のチャンネル部の断面図を示す。図7に示すように、ゲート電極6は、そのソース電極4(図中4aで示す)側の辺部、およびドレイン電極4(図中4bで示す)側の辺部において、ソース電極4a、ドレイン電極4bと重なるように形成されている。金属酸化物半導体3を用いた薄膜トランジスタT1は、該金属酸化物半導体層3に不純物のドーピングを行わないので、ゲート電圧が印加されていない際は、オフ状態を維持する特性となる。したがって、オン時の抵抗が高く電流が流れにくくなるのを回避するために、ゲート電極6を上述のような構成としている。そして、この場合、ソース電極4aのゲート電極6側の辺部、ドレイン電極4bのゲート電極6側の辺部において、ゲート絶縁膜5を破ってゲート電極6にショートし易い構造となる。このため、ソース電極4a、ドレイン電極4bの形成後において、アッシングして表面、特に角部を酸化し、その後水洗で酸化部分を溶解除去することで角部を丸める構成としている。すなわち、これにより、ソース電極4aおよびドレイン電極4b、これらソース電極4aおよびドレイン電極4bにそれぞれ接続されるそれぞれの信号線は、その上面とこの上面と交差する側壁面との境界が丸く形成されるようになっている。
(交差部の構成)
図8は、ゲート信号線(ゲート電極6と接続される信号線:図中符号GLで示す)のうち、ドレイン信号線(図中符号DLで示す)を乗り越えて交差する部分を示した断面図である。ドレイン信号線DLは、その上面とこの上面と交差する側壁面との境界がアッシングと水洗により丸めて形成され、ゲート絶縁膜5の破壊を防止した構成となっている。また、ドレイン信号線DLは、金属酸化物半導体層3上で該金属酸化物半導体層3より面積が小さく形成され、これにより、その周辺は金属酸化物半導体層3が外方にはみ出て形成された構成となっている。このため、金属酸化物半導体層3とドレイン信号線DLは断面が階段状となり、これらを被って形成されるゲート絶縁膜5の着き回りを容易にでき、ゲート信号線GLがドレイン信号線DLを一度に乗り超える高さを分散でき、該ゲート信号線GLにおいて断線が起きにくい構成となっている。
図8は、ゲート信号線(ゲート電極6と接続される信号線:図中符号GLで示す)のうち、ドレイン信号線(図中符号DLで示す)を乗り越えて交差する部分を示した断面図である。ドレイン信号線DLは、その上面とこの上面と交差する側壁面との境界がアッシングと水洗により丸めて形成され、ゲート絶縁膜5の破壊を防止した構成となっている。また、ドレイン信号線DLは、金属酸化物半導体層3上で該金属酸化物半導体層3より面積が小さく形成され、これにより、その周辺は金属酸化物半導体層3が外方にはみ出て形成された構成となっている。このため、金属酸化物半導体層3とドレイン信号線DLは断面が階段状となり、これらを被って形成されるゲート絶縁膜5の着き回りを容易にでき、ゲート信号線GLがドレイン信号線DLを一度に乗り超える高さを分散でき、該ゲート信号線GLにおいて断線が起きにくい構成となっている。
(コンタクトホールの構成)
図9は、薄膜トランジスタT1のソース電極4a(あるいはドレイン電極4b)と発光層を挟持する一対の電極のうちの一方の電極8とを電気的に接続させためのコンタクトホールを示す断面図である。薄膜トランジスタTFTのソース電極4aには、ゲート絶縁膜5に形成されたコンタクトホールCN1を通して中間介在層6'が予め形成されている。この中間介在層6'は薄膜トランジスタT1のゲート電極6の形成の際に同時に形成されるようになっている。このため、図9においては、中間介在層6'は、ゲート電極6と同様に多層の金属膜の積層体から構成されている。したがって、中間介在層6'をも被って形成される層間絶縁膜7に、該中間介在層6'を露出させるためのコンタクトホールCN2を形成する場合に、その深さを浅くして形成でき、該コンタクトホールCN2の形成を極めて容易にすることができるようになる。
図9は、薄膜トランジスタT1のソース電極4a(あるいはドレイン電極4b)と発光層を挟持する一対の電極のうちの一方の電極8とを電気的に接続させためのコンタクトホールを示す断面図である。薄膜トランジスタTFTのソース電極4aには、ゲート絶縁膜5に形成されたコンタクトホールCN1を通して中間介在層6'が予め形成されている。この中間介在層6'は薄膜トランジスタT1のゲート電極6の形成の際に同時に形成されるようになっている。このため、図9においては、中間介在層6'は、ゲート電極6と同様に多層の金属膜の積層体から構成されている。したがって、中間介在層6'をも被って形成される層間絶縁膜7に、該中間介在層6'を露出させるためのコンタクトホールCN2を形成する場合に、その深さを浅くして形成でき、該コンタクトホールCN2の形成を極めて容易にすることができるようになる。
(端子の構成)
図10は、表示領域AR以外の領域に形成されたたとえばゲート信号線GLにおける端子の構成を示す断面図である。
図10は、表示領域AR以外の領域に形成されたたとえばゲート信号線GLにおける端子の構成を示す断面図である。
図10において、ゲート信号線GLの端部(端子形成部)は、該ゲート信号線GLを被って形成される層間絶縁膜7に形成された開口部HL1によって開口され、該開口部HL1を被って形成される端子材料層MLによって端子が形成されている。該端子材料層MLは電極8と同材料で構成され該電極8の形成の際に同時に形成されるようになっている。前記端子材料層MLは、前記素子分離層と同材料で該素子分離層の形成の際に同時に形成される絶縁膜9の下層に形成され、該絶縁膜9に形成された開口部HL2によって、その中央部が露出されるように構成されている。
(発光部の構成)
図1の構成において、素子分離膜である絶縁膜9から露出されたカソード電極8の上面には、電子輸送層、発光層、ホール輸送層、およびアノード電極等が順次形成されて構成されていることは上述した通りである。
図1の構成において、素子分離膜である絶縁膜9から露出されたカソード電極8の上面には、電子輸送層、発光層、ホール輸送層、およびアノード電極等が順次形成されて構成されていることは上述した通りである。
さらに詳述すれば、前記カソード電極8上に、たとえば、電子輸送性の後述する第1の物質と後述する第2の物質を共蒸着して電子注入層を形成し、その上に前記第1の物質を蒸着して電子輸送層6を形成し、さらに、発光層5を形成し、次に、後述する第3の物質でホール輸送層を形成し、その上にホール注入層を形成し、アノード電極をたとえばIZOのスパッタにより形成するようになっている。
前記第1の物質としては電子輸送性を示し、アルカリ金属と共蒸着することにより電荷移動錯体化しやすいものであれば特に限定されることはない。この第1の物質は、たとえば、トリス(8−キノリノラート)アルミニウム、トリス(4−メチル−8−キノリノラート)アルミニウム、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)−4−フェニルフェノラート−アルミニウム、ビス[2−[2−ヒドロキシフェニル]ベンゾオキサゾラート]亜鉛などの金属錯体や2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、1,3−ビス[5−(p−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ベンゼン等を用いることができる。
また、第2の物質としては電子輸送性物質に対して電子供与性を示す材料であれば特に限定されることはない。この第2の物質は、たとえば、リチウム、セシウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属、さらには希土類金属等の金属類、あるいはそれらの酸化物、ハロゲン化物、炭酸化物等から選択して電子供与性を示す物質を用いることができる。
また、第3の物質はホール輸送性を示す物質であり、たとえば、テトラアリールベンジジン化合物(トリフェニルジアミン:TPD)、芳香族三級アミン、ヒドラゾン誘導体、カルバゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、アミノ基を有するオキサジアゾール誘導体、ポリチオフェン誘導体、銅フタロシアニン誘導体等を用いることができる。
また、ホール注入層は、MoO3、WO3、V2O5などの無機材料を用いることができる。これにより、アノード電極IZOをスパッタしても有機材料の劣化を回避できる。
そして、発光層に用いる発光材料としては、電子、ホールの輸送能力を有するホスト材料に、それらの再結合により蛍光もしくはりん光を発するドーパントを添加したもので共蒸着により第3の層として形成できるものであれば特に限定されることはない。発光層は、たとえば、ホストとしてはトリス(8−キノリノラト)アルミニウム、ビス(8−キノリノラト)マグネシウム、ビス(ベンゾ{f}−8−キノリノラト)亜鉛、ビス(2−メチル−8−キノリノラト)アルミニウムオキシド、トリス(8−キノリノラト)インジウム、トリス(5−メチル−8−キノリノラト)アルミニウム、8−キノリノラトリチウム、トリス(5−クロロ−8−キノリノラト)ガリウム、ビス(5−クロロ−8−キノリノラト)カルシウム、5,7−ジクロル−8−キノリノラトアルミニウム、トリス(5,7−ジブロモ−8−ヒドロキシキノリノラト)アルミニウム、ポリ[亜鉛(II)−ビス(8−ヒドロキシ−5−キノリニル)メタン]のような錯体、アントラセン誘導体、カルバゾール誘導体等を用いることができる。
なお、ドーパントとしてはホスト中で電子とホールを捉えて再結合させ発光するものであって、例えば赤ではピラン誘導体、緑ではクマリン誘導体、青ではアントラセン誘導体などの蛍光を発光する物質やもしくはイリジウム錯体、ピリジナート誘導体などりん光を発する物質であってもよい。
本発明は、その実施例として、有機EL表示装置を例に挙げて説明したものである。しかし、たとえば液晶表示装置等の他の表示装置にも本発明を適用することができる。
SUB1……TFT基板、SUB2……封止基板、SL……シール材、AR……表示領域、KT……カソード電極、LEL……発光層、AT……アノード電極、DRL……透明乾燥剤層、T1、T2……トランジスタ(薄膜トランジスタ)、C……コンデンサ、RST……ホトレジスト膜、CN1、CN2……コンタクトホール、2……バリア層、3……金属酸化物半導体層、4……ソース・ドレイン電極、SD配線、5……絶縁膜(ゲート絶縁膜)、6……ゲート電極、6'……中間介在層、7……層間絶縁膜、8……電極(カソード電極)、9……絶縁膜(素子分離膜)。
Claims (9)
- 基板上に金属酸化物半導体層を半導体層とする薄膜トランジスタを備える表示装置であって、
前記基板と薄膜トランジスタの間にシリコン窒化膜がバリア層として形成され、
前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜はプラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜からなることを特徴とする表示装置。 - 前記ゲート絶縁膜は300℃以上のプラズマCVD法によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記薄膜トランジスタは、金属酸化物半導体層の上面にソース電極およびドレイン電極が形成されて構成され、
これら金属酸化物半導体層、ソース電極およびドレイン電極は、連続スパッタの後に、一括パターンニングによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記薄膜トランジスタのゲート電極と接続されるゲート信号線は、前記薄膜トランジスタのドレイン電極と接続されるドレイン信号線と、絶縁膜を介して交差して形成され、
前記ドレイン信号線は、前記ゲート信号線と交差する部分において平面的に観て弧状のパターンで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記薄膜トランジスタのゲート電極は、金属酸化物半導体層上に、絶縁膜を介して交差して形成され、
前記金属酸化物半導体層は、前記ゲート電極と交差する部分において平面的に見て弧状のパターンで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記薄膜トランジスタは、金属酸化物半導体層の上面にソース電極およびドレイン電極が形成され、
前記ソース電極およびドレイン電極の周辺には金属酸化物半導体層が外方にはみ出て形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記薄膜トランジスタのソース電極およびドレイン電極、これらソース電極およびドレイン電極にそれぞれ接続されるそれぞれの信号線は、その上面とこの上面と交差する側壁面との境界が丸く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 薄膜トランジスタのゲート電極およびこのゲート電極と接続されるゲート信号線は、その膜厚が、金属酸化物半導体層およびソース電極あるいはドレイン電極との合計の膜厚の2倍以上に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 表示装置は有機EL表示装置であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の表示装置。
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