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JP2010062274A - 半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子及びその製造方法 Download PDF

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JP2010062274A JP2008225453A JP2008225453A JP2010062274A JP 2010062274 A JP2010062274 A JP 2010062274A JP 2008225453 A JP2008225453 A JP 2008225453A JP 2008225453 A JP2008225453 A JP 2008225453A JP 2010062274 A JP2010062274 A JP 2010062274A
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Abstract

【課題】発光層で生じた光を効率良く外部に取り出すことができる半導体発光素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】n型半導体層と、p型半導体層と、前記n型半導体層と前記p型半導体層との間に設けられた発光層と、を有する積層構造体と、前記n型半導体層に接続され、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む第1の電極と、前記p型半導体層に接続された第2の電極と、を備えたことを特徴とする半導体発光素子を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体発光素子及びその製造方法に関する。
半導体発光素子の中で生じた光は、素子の外に直接取り出されるものもあれば、反射膜や、半導体層と基板界面、基板と外気の界面などの半導体発光素子内部で反射されることを繰り返すことで、素子表面や基板表面、または素子の側面から外に取り出されるものもある。素子内部の一部の光は反射効率の低いn側電極などに吸収され、光取り出し効率を下げる要因となっている。光取り出し効率を上げるには、素子内部で発光した光を素子形状の工夫や反射膜などによって素子の外部に取り出す方法が有効である。一方で、ボールボンディング等によるワイヤボンディングや、フリップチップのためのバンプの形成、n側電極のコンタクト抵抗による電圧降下の低減等の電極設計上の制約から、素子内部における吸収体であるn側電極の面積はある程度広くする必要がある。また、反射膜をp側電極と両立させている素子の場合、発光領域の設計やn側電極との兼ね合い等の電極設計上の制約から、反射膜の面積は自由に広げることはできない。
一方、基板上に高品質な窒化物半導体を形成することにより、結晶欠陥が少ない窒化物半導体からなる半導体素子を提供する技術が開示されている(特許文献1)。結晶欠陥の多い層があると、発光層から放出された光が吸収されて損失が生ずるが、特許文献1に開示されたような技術を用いることにより、発光層から放出される光に対する素子内部での吸収を抑制できる。
特開2000−31588号公報
本発明は、発光層で生じた光を効率良く外部に取り出すことができる半導体発光素子及びその製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、n型半導体層と、p型半導体層と、前記n型半導体層と前記p型半導体層との間に設けられた発光層と、を有する積層構造体と、前記n型半導体層に接続され、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む第1の電極と、前記p型半導体層に接続された第2の電極と、を備えたことを特徴とする半導体発光素子が提供される。
本発明の別の一態様によれば、基板の上に、n型半導体層、発光層及びp型半導体層を積層する工程と、前記p型半導体層の一部と前記発光層の一部とを除去して前記n型半導体層の一部を露出させる工程と、前記露出した前記n型半導体層の上と、前記p型半導体層の上と、に銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む銀含有膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体発光素子の製造方法が提供される。
本発明によれば、発光層で生じた光を効率良く外部に取り出すことができる半導体発光素子及びその製造方法が提供される。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の構成を例示する模式図である。
すなわち、同図(b)は平面図であり、同図(a)は同図(b)のA−A’線断面図である。
図1に表したように、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子101においては、サファイアからなる基板10の上にAlNからなる単結晶バッファ層11を挟んで、n型半導体層1、発光層3及びp型半導体層2がこの順に積層された積層構造体1sが形成されている。そして、この積層構造体1sの同一の主面上に、p側電極(第2の電極)4とn側電極(第1の電極)7とが設けられている。
p型半導体層2上には高効率反射膜となるp側電極4が設けられている。そして、p型半導体層2の一部はエッチングにより除去され、露出したn型半導体層1の上には、高効率反射膜となるn側電極7が設けられている。n側電極7は、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む。
すなわち、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子101は、n型半導体層1と、p型半導体層2と、n型半導体層1とp型半導体層2との間に設けられた発光層3と、を有し、p型半導体層2及び発光層3が選択的に除去されてp型半導体層2の側の第1主面1aにn型半導体層1の一部が露出した積層構造体1sと、積層構造体1sの第1主面1aの側に設けられ、n型半導体層1に接続され、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含むn側電極7と、積層構造体1sの第1主面1aの側に設けられ、p型半導体層2に接続されたp側電極4と、を備える。
本実施形態に係る半導体発光素子101よれば、後述する方法で形成したAlNからなる単結晶バッファ層11上のn型GaNは、平坦性に優れ、欠陥が少なく、高濃度のSiドーピングが可能であるため、通常は良好な電気特性を確保するのが困難な銀でも、良好なオーミックコンタクトを取ることができる。これにより、従来構造では反射率が極めて低かったn側電極7の領域を高効率反射膜で構成することができるため、発光層3から放出された光を高い効率で反射し、素子の外側に取り出すことができる。つまり、半導体発光素子の光取り出し効率を向上させることができる。すなわち、半導体発光素子101によれば、発光層で生じた光を効率良く外部に取り出すことができる半導体発光素子が提供できる。
後述するように、単結晶バッファ層11は、AlN及びAlGa1−xN(0.8≦x≦1)の少なくともいずれかを含むことができる。これにより、平坦性に優れ、欠陥が少なく、高濃度のSiドーピングが可能であるため、通常は良好な電気特性を確保するのが困難な銀でも、良好なオーミックコンタクトを取ることができる。
図1(b)に表した具体例おいては、n側電極7は、四角形状の半導体発光素子の一角を占めるが、n側電極7の形状はこれに限定されない。
次に、基板10の上に形成される半導体層の積層構造の具体例について説明する。
本実施例に係る半導体発光素子101は、サファイアからなる基板10の上に形成された窒化物半導体から構成される。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の構成を例示する模式図である。
図2に表したように、例えば、有機金属気相成長法を用いて、表面がサファイアc面からなる基板10の上に、単結晶AlNからなり高炭素濃度の第1バッファ層122(炭素濃度3×1018cm-3〜5×1020cm-3)を3nm〜20nm、単結晶AlNからなり高純度の第2バッファ層123(炭素濃度1×1016cm-3〜3×1018cm-3)を2μm、ノンドープGaNからなる第3バッファ層124を3μm、Siドープn型GaN層125(Si濃度1×1018cm-3〜5×1018cm-3)を4μm、Siドープn型GaNコンタクト層126(Si濃度1.1×1018cm-3〜3×1020cm-3)を0.2μm、Siドープn型Al0.10Ga0.90Nクラッド層(Si濃度1×1018cm−3)を0.02μm、Siドープn型Al0.11Ga0.89Nバリア層(Si濃度1.1〜1.5×1019cm−3)とGaInN発光層(波長380nm)とが交互に3周期積層されてなる多重量子井戸構造の発光層3を0.075μm、多重量子井戸の最終Al0.11Ga0.89Nバリア層(Si濃度1.1〜1.5×1019cm−3)を0.01μm、Siドープn型Al0.11Ga0.89N層142(Si濃度0.8〜1.0×1019cm−3)を0.01μm、ノンドープAl0.11Ga0.89Nスペーサ層143を0.02μm、Mgドープp型Al0.28Ga0.72Nクラッド層144(Mg濃度1×1019cm−3)を0.02μm、Mgドープp型GaNコンタクト層145(Mg濃度1×1019cm−3)を0.1μm、高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146(Mg濃度2×1020cm−3)を0.02μmの厚みで、それぞれ順次積層した構造を採用することができる。
p型GaNコンタクト層147は、Mgドープp型GaNコンタクト層145と高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146を有している。
高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146のMg濃度を、1×1020cm−3台と高めに設定することで、p側電極4とのオーミック性が向上する。ただし、半導体発光ダイオードの場合、半導体レーザダイオードとは異なり、高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146と発光層3との距離が近いため、Mg拡散による特性の劣化が懸念される。そこで、p側電極4と高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146との接触面積が広く、動作時の電流密度が低いことを利用して、電気特性を大きく損ねることなく高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146におけるMg濃度を1×1019cm−3台に抑えることで、Mgの拡散を防ぐことができ、発光特性を改善させることができる。
本具体例では、単結晶バッファ層11は、AlNからなり高炭素濃度の第1バッファ層122(高炭素濃度部)と、AlNからなり高純度の第2バッファ層123とノンドープGaNからなる第3バッファ層124とを含む。このように、単結晶バッファ層11となる窒化アルミニウム層の基板10の側における炭素濃度は、発光層3の側よりも高い。
高炭素濃度の第1バッファ層122は、基板10との結晶型の差異を緩和する働きをし、特に螺旋転位を低減する。第1バッファ層122の厚さは、3nm以上、20nm以下であることが望ましい。
また、高純度の第2バッファ層123は、表面が原子レベルで平坦化する。そのため、この上に成長するノンドープGaNの第3バッファ層124の欠陥が低減されるが、そのためには膜厚は、1μmよりも厚いことが好ましい。また、歪みによるそり防止のためには、厚みが4μm以下であることが望ましい。
高純度の第2バッファ層123は、AlNに限定されず、AlxGa1−xN(0.8≦x≦1)でも良くウェーハのそりを補償することができる。
第3バッファ層124は、高純度の第2バッファ層123の上で3次元島状成長をすることにより欠陥低減の役割を果たす。成長表面が平坦化するには、第3バッファ層124の平均膜厚は2μm以上であることが必要である。再現性とそり低減の観点から第3バッファ層124の総膜厚は、4〜10μmが適切である。
このような構成の単結晶バッファ層11を採用することで、従来の低温成長AlNバッファ層と比較して欠陥を約1/10に低減することができる。この技術によって、Siドープn型GaNコンタクト層126への高濃度Siドーピングや、紫外帯域発光でありながらも高効率な半導体発光素子を作ることができる。また、単結晶バッファ層11における結晶欠陥を低減することにより、単結晶バッファ層11での光の吸収も抑制できる。そして、本実施形態によれば、高効率反射膜のn側電極7を設けることにより、発光層3から放出された光を高い効率で反射し、素子の外部に取り出すことができる。
上記において、第3バッファ層は省略することができる。この場合においても、平坦性に優れ、欠陥が少なく、高濃度のSiドーピングができる。
次に、半導体層上の電極の形成方法の一例について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一部を例示する工程順模式的断面図である。
すなわち、同図は、図1に例示した半導体発光素子101の製造工程の一部を例示している。
まず、図3(a)に表したように、p型半導体層2の一部の領域において、n型コンタクト層が表面に露出するまで、マスクを用いてドライエッチングによってp型半導体層2と発光層3とを取り除く。
次に、図3(b)に表したように、オーミック特性、且つ高効率反射特性を有するn側電極7の形成を行う。例えば、パターニングされたリフトオフ用レジストを露出したn型コンタクト層上に形成し、真空蒸着装置を用いてオーミックコンタクト領域となる、例えば、Ag/Pdからなるn側電極7を200nmの膜厚で形成し、650℃の窒素雰囲気でシンター処理を行う。
次に、図3(c)に示すように、p側電極4を形成するため、パターニングされたリフトオフ用レジストをp型コンタクト層上に形成し、真空蒸着装置を用いて、例えば、Ag/Ptを200nmの膜厚で形成し、リフトオフ後に350℃の窒素雰囲気でシンター処理を行う。
次いで、劈開またはダイヤモンドブレード等により切断し個別のLED素子とする。
このようにして、半導体発光素子101が作製される。
図1に例示したように、半導体発光素子101の外部からp側電極4へ注入され、半導体層を通ってn側電極7まで流れてきた電流を、半導体発光素子の外部へ取り出すためのn側電極7の領域は、半導体発光素子101と外部端子との接触のためにワイヤボンディングやバンプを形成する関係上、広く設計せざるを得ない。n側電極7の領域の大きさは、例えば、120μm〜150μm程度である。
以上のように、n側電極7を、銀及び銀合金の少なくともいずれか含む高効率反射膜により形成することにより、電極を形成した半導体層の積層構造体1sの主面1aの反射領域を大幅に広げることができる。これにより、フリップチップマウントを行った際は、半導体層内で反射を繰り返している発光光の大半を、基板10の側へ反射させることができるため、光取り出し効率が向上できる。
n側電極7は、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む。通常の金属単層膜の可視光帯域に対する反射効率は、400nm以下の紫外域では波長が短くなるほど低下する傾向にあるが、銀は370nm以上400nm以下の紫外帯域の光に対しても高い反射効率特性を有する。そのため、本実施形態に係る半導体発光素子101が紫外発光であり、且つn側電極7が銀合金の場合、半導体界面側のn側電極7は銀の成分比が大きいほうが望ましい。n側電極7の膜厚は、光に対する反射効率を確保するため、100nm以上であることが好ましい。銀と同様に、アルミニウムは370nm以上400nm以下の紫外帯域の光に対しても高い反射効率特性を有するため、半導体界面側のn側電極7はアルミニウムの成分比が大きくても良い。従来は、安定してn型コンタクト層とアルミニウムのオーミックコンタクトを取るのは困難であったが、本実施形態に係る半導体発光素子101においては、Siドープn型GaNコンタクト層126への高濃度Siドーピングが可能であり、これにより、アルミニウムとオーミックコンタクトおよび低いコンタクト抵抗を得ることが可能となる。
p側電極4も、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含むことができる。少なくとも銀またはその合金を含むことができる。これにより、電極を形成した半導体層の積層構造体1sの主面1aの反射領域を大幅に広げることができる。これにより、フリップチップマウントを行った際は、半導体層内で反射を繰り返している発光光の大半を、基板10の側へ反射させることができるため、光取り出し効率をさらに向上できる。
この場合も、本実施形態に係る半導体発光素子101が紫外発光であり、且つp側電極4が銀合金の場合、半導体界面側のp側電極4は銀の成分比が大きいほうが望ましい。p側電極4の膜厚も、光に対する反射効率を確保するため、100nm以上であることが好ましい。銀と同様に、アルミニウムは370nm以上400nm以下の紫外帯域の光に対しても高い反射効率特性を有するため、半導体界面側のp側電極4はアルミニウムの成分比が大きくても良い。従来は、安定してn型コンタクト層とアルミニウムのオーミックコンタクトを取るのは困難であったが、本実施形態に係る半導体発光素子101においては、Siドープn型GaNコンタクト層126への高濃度Siドーピングが可能であり、これにより、アルミニウムとオーミックコンタクトおよび低いコンタクト抵抗を得ることが可能となる。
p側電極4をAg/Pt積層膜で形成し、その後シンター処理を行うことで、高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層146とAgの界面にごくわずかなPtを拡散させることができる。これにより、Agの密着性が向上するほか、Ag特有の高効率反射特性を損なうことなく、コンタクト抵抗を下げることができるため、p側電極4に要求される高効率反射特性と低動作電圧特性を高度に両立させることができる。すなわち、上記の界面にPtを拡散させた場合には、図3に関して説明した条件と同じ熱処理条件でAg単層膜をp側電極4に採用した場合と比較して、光出力はほぼ同じ値を示しつつ、20mA時の動作電圧を0.3V減少させることがでる。
AgとPtとは固溶関係にあり、また、AgとPdとは固溶関係にあるため、PtまたはPdがAgと混ざることにより、Agのマイグレーションを抑えることができる。特にPdとAgとは全固溶体であるため、Agのマイグレーションをより有効に抑えることができる。これらの組み合わせをp側電極4及びn側電極7に採用することで、高電流注入時においても高い信頼性を得ることができる。
p側電極4及びn側電極7が、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む場合において、p側電極4及びn側電極7の距離が離れるほど、銀またはその合金からのマイグレーションによる絶縁不良、耐圧不良のリスクが減少する。素子の中心付近におけるn側電極7に対向したp側電極4は、露光精度などのプロセス条件が許す限り、p型コンタクト層の端まで形成したほうが光取り出し効率が高くなる。p側電極4からn側電極7への電流経路を考えた際、p側電極4とn側電極7との距離が最も短い領域に電流が集中する傾向にあるため、電界集中を緩和させるには、p側電極4とn側電極7とが対向する領域のうち、上記距離の最も短い領域をなるべく長く設計するほうが好ましい。また、平面視した際、p側電極4とn側電極7とが対向する領域の長さは長ければ長いほど、p側電極及びn側電極7への電流経路が増えるため、電界集中が緩和され、p側電極4及びn側電極7の劣化が抑えられる。これらの効果を考慮して、p側電極4及びn側電極7の面積と形状、p側電極4とn側電極7の距離は任意に決めることができる。
本実施形態に係る半導体発光素子101によれば、n側電極7を高効率反射膜で構成することにより、電極を形成した半導体層からなる積層構造体1sの主面1aの大半を反射構造にすることができ、半導体層内で反射を繰り返している発光光のほとんどを、基板10の側へ反射させることができるため、光取り出し効率の向上が見込まれる。
図4は、比較例の半導体発光素子の構造を示す模式図である。
すなわち、同図(b)は平面図であり、同図(a)は同図(b)のA−A’線断面図である。
図4に表したように、比較例の半導体発光素子109においては、n側電極7は、Ti/Al/Ni/Auで構成されている。これ以外は、本実施形態に係る半導体発光素子101と同様なので説明を省略する。
すなわち、例えば、パターニングされたリフトオフ用レジストを半導体層上に形成し、n型コンタクト層上に、真空蒸着装置を用いてn側電極7となるTi/Al/Ni/Auを400nmの膜厚で形成し、リフトオフ後に650℃の窒素雰囲気でシンター処理を行う。同じくパターニングされたリフトオフ用レジストを半導体層上に形成し、p型GaNコンタクト層147上に、真空蒸着装置を用いてp側電極4となるAg/Ptを200nmの膜厚で形成し、リフトオフ後に350℃の窒素雰囲気でシンター処理を行う。
比較例の半導体発光素子109の場合、n側電極7は、反射率が10%程度かそれ以下の、反射率が低い金属により形成されている。このため、発光層3から放出された光の取り出し効率が低い。
これに対して、本実施形態に係る半導体発光素子101によれば、n側電極7を銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む高効率反射膜で形成することにより、電極を形成した積層構造体の主面の大半を反射構造にすることより、光の取り出し効率を向上させることができる。
本実施形態に係る半導体発光素子101において、単結晶バッファ層11上の結晶を用いることで、Siドープn型GaNコンタクト層126への高濃度のSiドーピングが可能となり、n側電極7とのコンタクト抵抗を大幅に減らすことができる。このため、従来はオーミック性が悪く、コンタクト抵抗が高かった高効率反射膜である銀や銀合金をn側電極7として採用することが容易となる。さらに、結晶欠陥低減により通常は効率が低下する400nmより短波長域でも高い発光効率が実現できる。
また、サファイアからなる基板10上での結晶型の差異を緩和するために、バッファ層とhして、非晶質または多結晶のAlN層を設けた場合には、バッファ層自体が光の吸収体となるため、発光素子としての光の取り出し効率が低下してしまう。
これに対して、サファイアからなる基板10の上に、単結晶AlNからなり高炭素濃度の第1バッファ層122、単結晶のAlNからなり高純度の第2バッファ層123を介して、p型半導体層1、発光層3及びn型半導体層2が形成されることにより、第1バッファ層122及び第2バッファ層123は光の吸収体とはなりにくく、結晶欠陥も大幅に減らせることから、結晶内における吸収体を大幅に減らすことができる。この場合、発光した光は結晶内で何度も反射を繰り返すことが可能となり、横方向への光の取り出し効率を上げるとともに、高効率反射領域であるn側電極7へ効率良く光を反射させることが可能となる。これらの効果により、発光強度の向上、高いスループット、低コストを実現することができる。
なお、本実施形態に係る半導体発光素子101において、p側電極4に、例えばITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極を用いて、半導体発光素子101の第1主面1aの側から光を取り出すようにしても良い。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の特性を例示するグラフ図である。
すなわち、同図は、Siドープn型コンタクト層126におけるSi濃度Cを変えて素子化工程前のウェーハにおけるn側電極7間の起電圧Vを評価した実験結果を例示しており、横軸は、Si濃度Cを示し、縦軸は、n側電極7間の起電圧Vを示している。起電圧Vは、半導体発光素子101に1mAの電流を流した時の値である。
図5に表したように、Siドープn型コンタクト層126におけるSi濃度Cが大きくなるにつれて起電圧Vが減少するが、Si濃度Cが1.1×1019cm−3以上の時に、この減少は顕著である。低電流時における起電圧は、n側電極7のオーミック性が良好であれば小さいが、オーミック性が悪いと大きくなる。オーミック性が良好であれば、コンタクト抵抗が多少高くても、実効的な電極面積が広がるようにn側電極7を設計することで抵抗を下げることができ、それにより、動作電圧を下げることができる。
このように、Siドープn型コンタクト層126におけるSi濃度Cは、1.1×1019cm−3以上であることが望ましい。
また、Si濃度Cが3.0×1019cm−3のSiドープGaN層を作成したところ、表面が少しあれていた。このことから、これよりもSi濃度を高くすると、結晶の品質が著しく劣化すると考えられる。従って、Siドープn型コンタクト層126中に、ドープするSiの濃度は、3.0×1019cm−3以下が望ましい。
以上の図5に例示した結果および数多くの実験により得られた経験則より、Siドープn型コンタクト層126におけるSi濃度Cは、1.1×1019cm−3以上、3.0×1019cm−3以下が望ましい。
本実施形態に係る半導体発光素子101は、少なくとも、n型半導体層とp型半導体層、およびそれらに挟まれた発光層3を含む半導体層を有し、半導体層の材料は、特に限定されるものではないが、例えば、AlxGa1-x-yInyN(x≧0、y≧0、x+y≦1)等の窒化ガリウム系化合物半導体が用いられる。これらの半導体層の形成方法は、特に限定されるものではないが、例えば、有機金属気相成長法、分子線エピタキシャル成長法等の公知の技術を用いることができる。
基板10の材料は特に限定されるものではないが、サファイア、SiC、GaN、GaAs、Siなどの一般的な基板を用いることができる。基板10は最終的に取り除いてもよい。
特に、基板10として、サファイア基板を用いることで良好な特性の結晶が得られやすい。すなわち、本実施形態に係る半導体発光素子101は、第1主面1aと対向する積層構造体1sの第2主面の側に設けられ、サファイアからなる基板をさらに備えることができる。
前記積層構造体は、基板10とn型半導体層1との間に設けられ、AlN及びAlGa1−xN(0.8≦x≦1)の少なくともいずれかを含む単結晶バッファ層をさらに有することができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係る半導体発光素子の構造を例示する模式的断面図である。
図6に表したように、本発明の第2の実施形態に係る半導体発光素子102においては、p側電極4は、第1金属膜41と第2金属膜42とを有する。第1金属膜41は、第2金属膜42とp型半導体層2との間に設けられる。また、n側電極7は、第3金属膜71と第4金属膜72とを有する。第3金属膜71は、第4金属膜72とn型半導体層1との間に設けられる。これ以外は、半導体発光素子101と同様にすることができるので説明を省略する。
第1金属膜41及び第3金属膜71は、高効率反射膜であり、銀及び銀合金の少なくともいずれかを用いることができる。
なお、第1金属膜41及び第3金属膜71は、後述するように、同時に形成することができる。また、第2金属膜42及び第4金属膜72には任意の材料を用いることができる。
半導体発光素子102においては、n側電極4は、n型半導体層1の上に設けられた第1金属膜41と、第1金属膜41を覆うように設けられた第2金属膜42を有し、p側電極7は、p型半導体層2の上に設けられ、第1金属膜41の材料と同じ材料からなる第3金属膜71と、第3金属膜71を覆うように設けられた第4金属膜72を有している。
すなわち、本実施形態に係る半導体発光素子102においては、p側電極4とn側電極7の一部となる高効率反射膜(第1金属膜41及び第3金属膜71)を同時に形成し、その周りを金属膜(第2金属膜42及び第4金属膜72)で被覆している。
本実施形態に係る半導体発光素子102においては、第1金属膜41が第2金属膜42で覆われ、第3金属膜71が第4金属膜72で覆われることで、第1金属膜41及び第3金属膜71が外気や誘電体膜8から隔離されるため、水分やイオン不純物に晒されにくくなり、第1金属膜41及び第3金属膜71のマイグレーションや酸化、硫化反応を抑えることができる。
また、p側電極4とn側電極7とが対向する側の第1金属膜41の端部、及び、第3金属膜71の端部、のすぐ横に、それぞれ第2金属膜42及び第4金属膜72が配置され、第1金属膜41及び第3金属膜71のすぐ横に電流経路ができるため、第1金属膜41及び第3金属膜71への電流集中が緩和される。
それと同時に、p側電極4とn側電極7とが対向する誘電体膜8の端部付近に、p型半導体層2と第2金属膜42とで挟まれた領域、及び、n型半導体層1と第4金属膜72とで挟まれた領域、がそれぞれできるため、誘電体膜8を挟んでp型半導体層2と第2金属膜42との間、及び、n型半導体層1と第4金属膜72との間、に弱い電界がかかる。その結果、第1金属膜41から誘電体膜8にかけて、及び、第3金属膜71から誘電体膜8にかけて、電界が徐々に弱くなる構造を作ることができるため、これらの領域における電界集中を緩和することができる。
さらに、上記の構造は、製造工程に特別な工夫は必要なく、従来と同じ工程、工程数で形成できる。これらの効果により、半導体発光素子のリーク電流低減、絶縁特性向上、耐圧特性向上、発光強度の向上、寿命の増大、高いスループット、低コストを実現することができる。
すなわち、本実施形態に係る半導体発光素子102によれば、発光層で生じた光を効率良く外部に取り出し、リーク電流低減、絶縁特性向上、耐圧特性向上、発光強度の向上、寿命の増大、高いスループット、低コストを可能とする半導体発光素子が提供できる。
本実施形態に係る半導体発光素子102において、第2金属膜42のp型コンタクト層に接触する側、及び、第4金属膜72のn型コンタクト層に接触する側には、耐環境性が高く且つ比較的反射率の高い白金(Pt)やロジウム(Rh)を用いることが好ましい。これにより、第2金属膜42及び第4金属膜72が、それぞれ第1金属膜41及び第3金属膜71の保護膜や発光光に対する反射膜として機能することができる。
第2金属膜42及び第4金属膜72が誘電体膜8を被覆する距離が長い場合は、誘電体膜8を介した電界の緩和構造を得る上で有利であるが、p側電極4とn側電極7とがショートする危険は高くなる。一方、短い場合は、p側電極4とn側電極7とがショートする危険は低くなる。
なお、半導体発光素子102において、Pt/Auが形成された領域、すなわち第2金属膜42及び第4金属膜72のそれぞれの少なくとも一部を被覆するように、Auを2000nmの膜厚で形成し、パッドを形成することもできる。これによって、ボンダビリティが向上するほか、半導体発光素子102の放熱性の改善も期待できる。また、このパッド45を金バンプとして使用することもできるし、Auの代わりにAuSnバンプを形成することもできる。
また、ワイヤボンディングのボンダビリティの向上、ボールボンダによる金バンプ形成時のダイシェア強度の向上、フリップチップマウントへの対応などのために、パッドを別途設けた場合、パッドの膜厚は、特に限定されるものではなく、例えば100nmから10000nmの間で選ぶことができる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一部を例示する工程順模式的断面図である。
図8は、図7に続く工程順模式的断面図である。
n型半導体層1、発光層3及びp型半導体層の形成に関しては、図2に関して説明した方法と同様の方法を用いることができるので省略する。
まず、図7(a)に表したように、p型半導体層2の一部の領域において、n型コンタクト層が表面に露出するまで、マスクを用いてドライエッチングによってp型半導体層2及び発光層3の一部を取り除く。
次に、図7(b)に表したように、例えば、熱CVD装置を用いて誘電体膜8となるSiOを400nmの膜厚で半導体上に形成する。
次に、図7(c)に表したように、オーミック特性且つ高効率反射特性を有するp側電極4およびn側電極7の形成を同時に行う。
すなわち、パターニングされたリフトオフ用レジストを半導体層上に形成し、露出したp型コンタクト層上及びn型コンタクト層上のSiO膜の一部をフッ化アンモン処理で取り除く。その際、後述する第1金属膜41と、誘電体膜8となるSiO膜と、の間、及び、第3金属膜71と、誘電体膜8となるSiO膜との間に、それぞれp型コンタクト層およびn型コンタクト層が露出するように、フッ化アンモンの処理時間を調整する。具体的な一例を挙げると、エッチングレート400nm/minの場合、Ag/Ptを形成する領域のSiO膜を取り除くための時間と、上記領域のすぐ脇に位置するp型コンタクト層及びn型コンタクト層を1μm幅で露出させるオーバーエッチングの時間の合計は、3分程度である。
そして、SiO膜が取り除かれた領域に、例えば、真空蒸着装置を用いて、例えば、Ag/Ptからなる第1金属膜41および第3金属膜71を200nmの膜厚で形成し、650℃の窒素雰囲気でシンター処理を行う。
次に、図8に表したように、パターニングされたリフトオフ用レジストを半導体層上に形成し、Ag/Ptが形成された領域全体と、Ag/Ptのすぐ横にある表面に露出されたp型コンタクト層およびn型コンタクト層の領域全体と、SiO膜の一部と、を被覆するように、第2金属膜42及び第4金属膜72として、例えば、Pt/Auを500nmの膜厚で形成し、p側電極4及びn側電極7を形成する。
上記において、オーミックメタルである第1金属膜41及び第3金属膜71を形成する前に誘電体膜8を半導体層上に形成することで、電極形成工程で電極と半導体層の界面に付着するコンタミネーションを大幅に減らすことができるため、信頼性や歩留り、電気特性、光学特性を向上させることができる。
第2金属膜42及び第4金属膜72は、銀を含まない金属から構成されており、それぞれ第1金属膜41及び第3金属膜71と電気的に接触している。第2金属膜42及び第4金属膜72の材料は、特に限定されるものではなく、金属の単層膜や多層膜、金属の合金層、導電性酸化物膜の単層膜や多層膜、これらの組み合わせであってもよい。第2金属膜42及び第4金属膜72の膜厚は、特に限定されるものではなく、例えば100nmから10000nmの間で選ぶことができる。
第2金属膜42とp型半導体層2の最上層となるp型コンタクト層の間の電気特性は、第1金属膜41とp型コンタクト層の間よりもオーミック性が悪く、コンタクト抵抗が大きいほうが好ましい。これによって、第1金属膜41直下に位置する発光層3に効率良く電流を注入することができ、第1金属膜41直下から発光した光を高効率に基板側へ反射させることができるため、光取り出し効率を向上させることができる。
第2金属膜42は、第1金属膜41と、第1金属膜41と誘電体膜8との間に露出したp型コンタクト層と、誘電体膜8の一部と、を被覆している。同様に、第4金属膜72は、第3金属膜71と、第3金属膜71と誘電体膜8との間に露出したn型コンタクト層と、誘電体膜8の一部と、を被覆している。特に、p側電極4とn側電極7とが対向する側の誘電体膜8は全域に渡って被覆していることが好ましい。第2金属膜42及び第4金属膜72が誘電体膜8上を被覆する長さは、製造工程上のパターン合わせ精度、反射膜として機能する第1金属膜41及び第3金属膜71の面積確保を考慮して、0.5μmから10μmの間が好ましい。
上記のように、第1金属膜41及び第3金属膜71を、同時に形成することができるので製造工程が簡略化され有利である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3実施例について説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る半導体発光素子の構造を例示する模式的断面図である。
図9に表したように、本発明の第3の実施形態に係る半導体発光素子103においては、第1金属膜41と第2金属膜42との間、第3金属膜71と第4金属膜72との間に、それぞれ、第5金属膜43と第6金属膜73とが設けられている。これ以外は、半導体発光素子102と同様とすることができるので説明を省略する。
第5金属膜43には、第2金属膜42に含まれる材料が第1金属膜41へ拡散し、または、第2金属膜42と第1金属膜41とが反応するのを防ぐ目的で、銀と反応しない、または銀に積極的に拡散しない材料を用いることができ、また、第5金属膜43は、第1金属膜41及び第2金属膜42と電気的に接続されることができる。
第6金属膜73には、第4金属膜72に含まれる材料が第3金属膜71へ拡散し、または、第4金属膜72と第3金属膜71とが反応するのを防ぐ目的で、銀と反応しない、または銀に積極的に拡散しない材料を用いることができ、また、第6金属膜73は、第3金属膜71及び第4金属膜72と電気的に接続されることができる。
これにより、第2金属膜42に含まれる材料が第1金属膜41へ拡散し、または、第2金属膜42と第1金属膜41とが反応するの抑制し、また、第4金属膜72に含まれる材料が第3金属膜71へ拡散し、または、第4金属膜72と第3金属膜71とが反応するのを抑制でき、信頼性の高い半導体発光素子が得られる。
第5金属膜43及び第6金属膜73に用いることができる材料としては、拡散防止層として使用可能な高融点金属、例えば、バナジウム(V)、クロム(Cr)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)などの単層膜または積層膜が挙げられる。
第5金属膜43に用いることがさらに望ましい材料としては、多少拡散しても問題がないように仕事関数が高く、p−GaNコンタクト層とオーミック性が得られやすい金属として、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ロジウム(Rh)、タングステン(W)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)が挙げられる。
また、第6金属膜73に用いることがさらに望ましい材料としては、多少拡散しても問題がないように仕事関数が低い金属として、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)が挙げられる。
第5金属膜43及び第6金属膜73の膜厚は、単層膜の場合は膜状態を保てる5nmから200nmの範囲であることが好ましい。積層膜の場合は、特に限定されるものではなく、例えば、10nmから10000nmの間で選ぶことができる。
すなわち、本実施形態に係る半導体発光素子103によれば、発光層で生じた光を効率良く外部に取り出し、リーク電流低減、絶縁特性向上、耐圧特性向上、発光強度の向上、寿命の増大、高いスループット、低コスト、高信頼性を可能とする半導体発光素子が提供できる。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法を例示するフローチャート図である。
図10に表したように、本発明の第4の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法においては、まず、基板10の上に、n型半導体層1、発光層3及びp型半導体層2を積層する(ステップS110)。これには、例えば、図2に関して説明した方法を用いることができる。
そして、前記p型半導体層2及び前記発光層3の一部を除去して前記n型半導体層1の一部を露出させる(ステップS120)。これには、例えば、図2及び図5に関して説明した方法を用いることができる。
そして、前記露出した前記n型半導体層1の上と、前記p型半導体層2の上と、に銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む銀含有膜を形成する(ステップS130)。この銀含有膜は、上記で説明した第1金属膜41及び第3金属膜71であり、第1金属膜41及び第3金属膜71は同時に形成されることができる。また、この時、銀含有膜には、第1金属膜41及び第3金属膜71に用いることができる材料に関して説明した材料を適用することができる。
これにより、第1金属膜41及び第3金属膜71を、同時に形成することができるので製造工程が簡略化され、発光層で生じた光を効率良く外部に取り出す半導体発光素子を効率良く製造することができる。
(第5の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態に係る半導体発光装置の構成を例示する模式的図である。
本発明の第5の実施形態に係る半導体発光装置201は、第1〜第3の実施形態に係る半導体発光素子101〜103の少なくともいずれかと、蛍光体とを組み合わせた白色LEDである。すなわち、本実施形態に係る半導体発光装置201は、上記のいずれかの半導体発光素子と、前記半導体発光素子から放出された光を吸収し、前記光とは異なる波長の光を放出する蛍光体と、を備える。
なお、以下では、一例として、上記の半導体発光素子101と、蛍光体と、を組み合わせた場合として説明する。
すなわち、図11に例示したように、本実施形態に係る半導体発光装置201においては、セラミック等からなる容器22の内面に反射膜23が設けられており、反射膜23は容器22の内側面と底面に分離して設けられている。反射膜23は、例えばアルミニウム等からなるものである。このうち容器22の底部に設けられた反射膜23の上に、半導体発光素子101がサブマウント24を介して設置されている。
半導体発光素子101にはボールボンダによって金バンプ25が形成され、サブマウント24に固定されている。金バンプ25を用いずに、直接サブマウント24へ固定してもよい。
これら半導体発光素子101、サブマウント24、反射膜23の固定には、接着剤による接着や半田等を用いることが可能である。
サブマウント24の半導体発光素子101の側の表面には、半導体発光素子101のp側電極4とn側電極7が絶縁されるようにパターニングされた電極が形成されており、それぞれ容器22側に設けられた図示しない電極に対してボンディングワイヤ26により接続されている。この接続は、内側面の反射膜23と底面の反射膜23との間の部分において行われている。
また、半導体発光素子101やボンディングワイヤ26を覆うように赤色蛍光体を含む第1蛍光体層211が設けられており、この第1蛍光体層211の上には青色、緑色または黄色の蛍光体を含む第2蛍光体層212が形成されている。この蛍光体層上にはシリコン樹脂からなる蓋部27が設けられている。
第1蛍光体層211は、樹脂及びこの樹脂中に分散された赤色蛍光体を含む。
赤色蛍光体としては、例えばY23、YVO4、Y2(P,V)O4等を母材として用いることができ、これに3価のEu(Eu3+)を付活物質として含ませる。すなわち、Y23:Eu3+、YVO4:Eu3+等を赤色蛍光体として用いることができる。Eu3+の濃度はモル濃度で1%〜10%とすることができる。赤色蛍光体の母材としてはY23、YVO4の他にLaOSやY2(P, V)O4等を用いることができる。また、Eu3+の他にMn4+等を利用することも可能である。特に、YVO4母体に3価のEuと共に少量のBiを添加することにより380nmの吸収が増大するので、さらに発光効率を高くすることができる。また、樹脂としては、シリコン樹脂等を用いることができる。
また、第2蛍光体層212は、樹脂、並びに、この樹脂中に分散された青色、緑色及び黄色の少なくともいずれかの蛍光体を含む。例えば、青色蛍光体と緑色蛍光体とを組み合わせて用いても良く、また、青色蛍光体と黄色蛍光体とを組み合わせ蛍光体を用いても良く、青色蛍光体、緑色蛍光体及び黄色蛍光体を組み合わせた蛍光体を用いても良い。
青色蛍光体としては、例えば(Sr, Ca)10(PO46Cl2:Eu2+やBaMg2Al1627:Eu2+等を用いることができる。
緑色蛍光体としては、例えば3価のTbを発光中心とするY2SiO5:Ce3+, Tb3+を用いることができる。この場合、CeイオンからTbイオンへエネルギーが伝達されることにより励起効率が向上する。また、緑色蛍光体として、例えば、Sr4Al1425:Eu2+等を用いることができる。
黄色蛍光体としては、例えばY3Al5:Ce3+等を用いることができる。
また、樹脂として、シリコン樹脂等を用いることができる。
特に、3価のTbは視感度が最大となる550nm付近に鋭い発光を示すので、3価のEuの鋭い赤色発光と組み合わせると発光効率が著しく向上する。
本実施形態に係る半導体発光装置201によれば、半導体発光素子101から発生した380nmの紫外光は、半導体発光素子101の基板10の側に放出され、反射膜23における反射をも利用することにより、各蛍光体層に含まれる上記蛍光体を効率良く励起することができる。
例えば、第1蛍光体層211に含まれる3価のEu等を発光中心とする上記蛍光体は、620nm付近の波長分布の狭い光に変換され、赤色可視光を効率良く得ることが可能である。
また、第2蛍光体層212に含まれる青色、緑色、黄色の蛍光体が効率良く励起され、青色、緑色、黄色の可視光を効率良く得ることができる。
これらの混色として白色光やその他様々な色の光を高効率でかつ演色性良く得ることが可能である。
次に、本実施形態に係る半導体発光装置201の製造方法について説明する。
なお、半導体発光素子101を作製する工程は、既に説明した方法を用いることができるので、以下では、半導体発光素子101が出来上がった後の工程について説明する。
まず、容器22の内面に反射膜23となる金属膜を、例えばスパッタリング法により形成し、この金属膜をパターニングして容器22の内側面と底面にそれぞれ反射膜23を残す。
次に、半導体発光素子101にボールボンダによって金バンプ25を形成し、p側電極4用とn側電極7用にパターニングされた電極を持つサブマウント24の上に固定し、このサブマウント24を容器22の底面の反射膜23上に設置して固定する。これらの固定には接着剤による接着やハンダ等を用いることが可能である。また、ボールボンダによる金バンプ25を用いずに半導体発光素子101をサブマウント24上に直接固定することもできる。
次に、サブマウント24上の図示しないn側電極7及びp側電極4をそれぞれ容器22側に設けられた図示しない電極に対してボンディングワイヤ26により接続する。
さらに、半導体発光素子101やボンディングワイヤ26を覆うように赤色蛍光体を含む第1蛍光体層211を形成し、この第1蛍光体層211上に青色、緑色及び黄色の少なくともいずれかの蛍光体を含む第2蛍光体層212を形成する。
蛍光体層のそれぞれの形成方法は、各蛍光体を樹脂原料混合液に分散させたものを滴下し、さらに熱処理を行うことにより熱重合させて樹脂を硬化させる。なお、各蛍光体を含有する樹脂原料混合液を滴下してしばらく放置した後に硬化させることにより、各蛍光体の微粒子が沈降し、第1、第2蛍光体層211、212の下層に各蛍光体の微粒子を偏在させることができ、各蛍光体の発光効率を適宜制御することが可能である。その後、蛍光体層上に蓋部27を設け、本実施形態に係る半導体発光装置201、すなわち、白色LEDが作製される。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらに限定されるものではない。半導体発光素子を構成する、半導体多層膜、金属膜、誘電体膜など各要素の形状、サイズ、材質、配置関係などに関して、また結晶成長プロセスに関して当業者が各種の変更を加えたものであっても、本発明の要旨を有する限りにおいて本発明の範囲に包含される。また、上記具体例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、具体例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる具体例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、本明細書において「窒化物半導体」とは、BInAlGa1−x−y−zN(0≦x≦1,0≦y≦1,0≦z≦1,x+y+z≦1)なる化学式において組成比x、y及びzをそれぞれの範囲内で変化させた全ての組成の半導体を含むものとする。またさらに、上記化学式において、N(窒素)以外のV族元素もさらに含むものや、導電型などを制御するために添加される各種のドーパントのいずれかをさらに含むものも、「窒化物半導体」に含まれるものとする。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体発光素子及び半導体装置を構成する半導体多層膜、金属膜、誘電体膜など各要素の形状、サイズ、材質、配置関係などや、蛍光体に関して、また製造方法に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した半導体発光素子及び半導体発光装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体発光素子及び半導体発光装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一部を例示する工程順模式的断面図である。 比較例の半導体発光素子の構造を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の特性を例示するグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体発光素子の構造を例示する模式的断面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一部を例示する工程順模式的断面図である。 図7に続く工程順模式的断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体発光素子の構造を例示する模式的断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法を例示するフローチャート図である。 本発明の第5の実施形態に係る半導体発光装置の構成を例示する模式的図である。
符号の説明
1 n型半導体層
1a 第1主面
1s 積層構造体
2 p型半導体層
3 発光層
4 p側電極(第2の電極)
7 n側電極(第1の電極)
8 誘電体膜
10 基板
11 単結晶バッファ層
22 容器
23 反射膜
24 サブマウント
25 金バンプ
26 ボンディングワイヤ
27 蓋部
41 第1金属膜
42 第2金属膜
43 第5金属膜
71 第3金属膜
72 第4金属膜
73 第6金属膜
101〜103、109 半導体発光素子
122 第1バッファ層
123 第2バッファ層
124 第3バッファ層
125 Siドープn型GaN層
126 Siドープn型GaNコンタクト層(n型コンタクト層)
142 Siドープn型Al0.11Ga0.89N層
143 ノンドープAl0.11Ga0.89Nスペーサ層
144 Mgドープp型Al0.28Ga0.72Nクラッド層
145 Mgドープp型GaNコンタクト層
146 高濃度Mgドープp型GaNコンタクト層
147 p型GaNコンタクト層
201 半導体発光装置
211、212 蛍光体層

Claims (13)

  1. n型半導体層と、p型半導体層と、前記n型半導体層と前記p型半導体層との間に設けられた発光層と、を有する積層構造体と、
    前記n型半導体層に接続され、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む第1の電極と、
    前記p型半導体層に接続された第2の電極と、
    を備えたことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記積層構造体は、前記p型半導体層及び前記発光層が選択的に除去されて前記p型半導体層の側の第1主面に前記n型半導体層の一部が露出しており、
    前記第1の電極は、前記積層構造体の前記第1主面の側に設けられており、
    前記第2の電極は、前記積層構造体の前記第1主面の側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記発光層から放出される発光のピーク発光波長は、370nm〜400nmの範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記第1主面と対向する前記積層構造体の第2主面の側に設けられ、サファイアからなる基板をさらに備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の半導体発光素子。
  5. 前記基板と前記積層構造体との間に設けられ、AlN及びAlGa1−xN(0.8≦x≦1)の少なくともいずれかを含む単結晶バッファ層をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の半導体発光素子。
  6. 前記単結晶バッファ層は、炭素濃度が前記発光層の側よりも高い高炭素濃度部を前記基板の側に有することを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子。
  7. 前記n型半導体層は、前記発光層に接するコンタクト層を有し、前記コンタクト層におけるSi濃度は、1.1×1019cm−3以上、3.0×1019cm−3以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  8. 前記第2の電極は、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  9. 前記第1の電極は、前記n型半導体層の上に設けられ、銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む第1金属膜と、前記第1金属膜を覆うように設けられた第2金属膜と、を有し、
    前記第2の電極は、前記p型半導体層の上に設けられ、前記第1金属膜の材料と同じ材料からなる第3金属膜と、前記第3金属膜を覆うように設けられた第4金属膜と、を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  10. 前記第1の電極は、前記第1金属膜と前記第2金属膜との間に設けられた第5金属膜をさらに有し、
    前記第2の電極は、前記第3金属膜と前記第4金属膜との間に設けられた第6金属膜をさらに有し、
    前記第5金属膜及び前記第6金属膜は、バナジウム(V)、クロム(Cr)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)及び白金(Pt)よりなる群から選択された少なくともいずれかからなる金属膜を含むことを特徴とする請求項9記載の半導体発光素子。
  11. 前記第1の電極は、前記第1金属膜と前記第2金属膜との間に設けられた第5金属膜をさらに有し、
    前記第5金属膜は、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ロジウム(Rh)、タングステン(W)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)及び白金(Pt)よりなる群から選択された少なくともいずれかからなる金属膜を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の半導体発光素子。
  12. 前記第2の電極は、前記第3金属膜と前記第4金属膜との間に設けられた第6金属膜をさらに有し、
    前記第6金属膜は、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)及びタンタル(Ta)よりなる群から選択された少なくともいずれかからなる金属膜を含むことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の半導体発光素子。
  13. 基板の上に、n型半導体層、発光層及びp型半導体層を積層する工程と、
    前記p型半導体層の一部と前記発光層の一部とを除去して前記n型半導体層の一部を露出させる工程と、
    前記露出した前記n型半導体層の上と、前記p型半導体層の上と、に銀及び銀合金の少なくともいずれかを含む銀含有膜を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
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