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JP2010058549A - 補助制動装置 - Google Patents

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JP2010058549A
JP2010058549A JP2008223661A JP2008223661A JP2010058549A JP 2010058549 A JP2010058549 A JP 2010058549A JP 2008223661 A JP2008223661 A JP 2008223661A JP 2008223661 A JP2008223661 A JP 2008223661A JP 2010058549 A JP2010058549 A JP 2010058549A
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right foot
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Akira Nagae
明 永江
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】自動走行時にスムーズなブレーキ操作を行うことができる補助制動装置を提供する
【解決手段】補助制動装置1は、車両10の運転席足元の所定位置に設けられ、運転者の右足Rを載置させる右足フットレスト2を備えている。この補助制動装置1では、ACC作動時において、運転車の右足Rを、フットレス化されたブレーキペダルではなく、右足フットレスト2に載置して保持させることができる。そして、ACC作動時に車両制動する場合、所定位置(右足フットレスト2)からブレーキペダルへ右足Rが踏み替えられることとなるため、ブレーキペダルへの踏替え時間が想定以上必要になることを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動走行時の車両制動を補助するための補助制動装置に関する。
従来の補助制動装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。このような補助制動装置では、自動走行時において、ブレーキペダルがストロークしないように構成されており、ブレーキペダルがフットレストとして使用される。
特開2006−281871号公報
ここで、上記の補助制動装置では、前述のように、自動走行時にブレーキペダルがフットレスト化され、このフットレスト化されたブレーキペダルに右足が載置される。そのため、自動走行時に運転者の意思で車両制動させたい場合、スムーズなブレーキ操作を行うことが困難になるおそれがある。
また、上記の補助制動装置では、自動走行時において、運転者の右足を何処に位置させるかの指示がなされないため、ブレーキペダルから離れた位置等の運転者の好む位置に右足が置かれることがある。この場合、例えば障害物との衝突回避を支援するシステムであるPCS(Pre-Crash Safety system)が作動されてブレーキ操作が要求されると、ブレーキペダルへの踏替え時間が想定以上必要となるおそれがある。その結果、自動走行時にスムーズなブレーキ操作を行うことが困難になるおそれがある。
そこで、本発明は、自動走行時にスムーズなブレーキ操作を行うことができる補助制動装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る補助制動装置は、自動走行時の車両制動を補助するための補助制動装置であって、車両の運転席足元の所定位置に設けられ、運転者の右足を載置させるフットレストを備えたことを特徴とする。
この補助制動装置では、自動走行時において、運転車の右足を、フットレス化されたブレーキペダルではなく、運転席足元の所定位置に設けられたフットレストに載置して保持させることができる。そして、自動走行時に車両制動する場合には、所定位置(フットレスト)からブレーキペダルへ右足が踏み替えられることになるため、ブレーキペダルへの踏替え時間が想定以上必要になることを抑制できる。従って、本発明によれば、自動走行時にスムーズなブレーキ操作を行うことが可能となる。
また、フットレストは、フロア上においてブレーキペダルとアクセルペダルとの間の位置に設けられていることが好ましい。この場合、右足をブレーキペダルへ容易に踏み替えることができる。
また、フットレストは、ホイールハウス部又はロッカー部上においてアクセルペダルに近接する位置に設けられていることが好ましい。この場合、運転者にとって楽な位置に右足が置かれることとなる。
また、フットレストは、非自動走行時に車体に格納されると共に、自動走行時に車体からせり上がるように出現することが好ましい。この場合、非自動走行時にフットレストがペダル操作の邪魔になるのを防止することができる。
また、フットレストは、運転者にブレーキ操作が要求されるときに、その旨を運転者に報知するよう構成されていることが好ましい。これにより、運転者に対しブレーキ操作を積極的に促すことができる。
ここで、フットレストは、具体的には、運転者にブレーキ操作が要求されるとき、跳ね上がるよう構成されている場合がある。
また、運転者の右足がフットレストに載置されているか否かを検出する載置状態検出手段を備え、載置状態検出手段は、運転者の右足がフットレストに載置されていることを検出しない場合、運転者にブレーキ操作を要求するときの要求タイミングを早めることが好ましい。この場合、自動走行時において、運転者の右足位置が考慮されてブレーキ操作が要求されることとなる。
また、フットレストに設けられ、運転者の踏力を検出する踏力検出手段を備え、踏力検出手段は、所定条件下において、検出した踏力に基づいて車両を制動させることが好ましい。この場合、自動走行時において、運転車の右足をブレーキペダルへ踏み替えずに車両を制動させることができる。よって、自動走行時に一層スムーズなブレーキ操作を行うことが可能となる。
本発明によれば、自動走行時にスムーズなブレーキ操作を行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る補助制動装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の補助制動装置は、自動走行時の車両制動を補助するためのものであり、ここでは、先行車両に追従走行するよう車両走行を制御するACC(Adaptive Cruise Control)作動時の車両制動を補助する。なお、ここでのACCには、全車速域ACCを含んでいてもよい
図1に示すように、補助制動装置1は、自動車等の車両10に搭載されており、右足フットレスト(フットレスト)2、フットレストS/W3、警報機4、ミリ波センサ5及びECU6を備えている。右足フットレスト2は、運転者の右足Rを載置させるものであり、板状の本体2aと、当該本体2aを支持するステー2bと、を含んで構成されている。
図2は、図1の補助制動装置が搭載された車両の運転席足元を示す図である。図2に示すように、右足フットレスト2は、車両10における運転席11足元の所定位置に設けられている。ここでは、右足フットレスト2は、フロア12上においてブレーキペダル13とアクセルペダル14との間の中間位置に設けられている。運転席11足元の助手席側(図示左側)には、左足を載置させるためのものとして、従来のフットレストである左足フットレスト15が設けられている。
図1に戻り、フットレストS/W3は、運転者の右足Rが右足フットレスト2に載置されているか否かを検出するためのスイッチである。ここでは、踏力スイッチや圧力スイッチが、フットレストS/W3として右足フットレスト2に設けられている。このフットレストS/W3は、ECU6に電気的に接続されている。これにより、フットレストS/W3は、右足Rが右足フットレスト2に載置されたときにON、載置されていないときにOFFとする信号をECU6へ出力する。
警報機4は、所定条件下で運転者に警告を行うものである。この警報機4は、表示による警告を運転者に行うインジケータ9と、音声やブザー等による警告を運転者に行う警告機6と、シートベルト等を利用した体感警報を運転者に行う体感警報機7と、を有している。警報機4は、ECU6に電気的に接続されている。
ミリ波センサ5は、先行車両に関する先行車両情報を検出するためのものである。先行車両情報としては、車両10と先行車両との車間距離、先行車両に対する車両10の相対速度、及び先行車両の車速等が挙げられる。このミリ波センサ5は、ECU6に電気的に接続されており、検出した先行車両情報をECU6へ出力する。
ECU6は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。このECU6は、安全走行のための最適支援を行う統合システムである運転手サポートシステム(Driver Support System:DSS)を実行するためのシステムECU6aと、車両10の制動力を制御するブレーキECU6bと、車両10の駆動力を制御するエンジンECU6cと、を有している。ECU6b,6cは、システムECU6aに接続されている。
このシステムECU6aは、入力された先行車両情報に基づいて、ECU6b,6cを介して車両10の車速及び制動力を制御することで、ACCを実行する。また、入力された先行車両情報に基づいて、例えば警報機4を作動させることで、PCSを実行して緊急ブレーキ操作を運転者に要求する。また、ECU6aでは、フットレストS/W3から入力された出力信号に基づいて警報機4を作動させる(詳しくは、後述)。
図3は、図1に示す補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。図3に示すように、本実施形態の補助制動装置1では、ECU6にて以下の処理が実行される。
まず、車両10がACC作動時(追従走行する状態)であるか否かを判定する(S1)。ACC作動時の場合、警報機4を作動させ、運転者に対し右足フットレスト2に右足Rを載置するよう警告する(S2)。一方、ACC作動時でない場合、そのまま処理が終了する。
上記S2の後、フットレストS/W3のON・OFFを判定する(S3)。フットレストS/W3がOFFのとき、右足Rが右足フットレスト2に載置されていないとして、右足フットレスト2に右足Rを載置するよう引き続き警告する。他方、フットレストS/W3がONのとき、右足Rが右足フットレスト2に載置されているとして、警告を終了する(S4)。そして、ACCが終了するまで、上記S3の判定に再び移行する(S5)。
ところで、従来の補助制動装置では、ACC作動時にブレーキペダル13がフットレスト化され、このフットレス化されたブレーキペダル13に右足が載置される場合がある。この場合、ACC作動時にて運転者の意思で車両制動させたいとき、ブレーキペダル13がフットレスト化されているためにスムーズなブレーキ操作を行うことが困難になる。
この点、本実施形態の補助制動装置1では、ACC作動時において、運転車の右足Rを、フットレス化されたブレーキペダル13ではなく、右足フットレスト2に載置して保持させることができる。よって、ACC作動時に運転者の意思で車両制動させたい場合、スムーズなブレーキ操作を行うことが可能となる。
また、一般的な補助制動装置では、ACC作動時に、運転者の右足Rを何処に位置させるかの指示がなされないため、ブレーキペダル13から離れた位置等の運転者が好む位置に右足Rが置かれることがある。この場合、PCSが作動し緊急ブレーキ操作が要求されると、ブレーキペダル13への踏替え時間が想定以上必要となり、スムーズなブレーキ操作を行うことが困難になるおそれがある。
これに対し、本実施形態の補助制動装置1では、ACC作動時に車両制動する場合、所定位置(右足フットレスト2)からブレーキペダルへ右足が踏み替えられることになるため、ブレーキペダル13への踏替え時間が想定以上必要になることを抑制できる。
従って、本実施形態によれば、ACC作動時にスムーズなブレーキ操作を行うことが可能となる。その結果、制動タイミングの喪失及び制動力不足を防止することが可能となる。さらに、本実施形態においては、上述したように、右足フットレスト2が、フロア12上においてブレーキペダル13とアクセルペダル14との間の位置に設けられている。よって、容易且つ適切な踏替え時間で迅速に、右足Rをブレーキペダルへ踏み替えることができる。
また、本実施形態では、上述したように、ACC作動時に警報機4を作動させ、運転者に対し右足フットレスト2に右足Rを載置するよう警告している。よって、本実施形態においては、ACC作動時に、右足Rの置き場所が運転者にインストラクションされることとなる。
なお、補助制動装置1では、右足フットレスト2を、フロア12上においてブレーキペダル13とアクセルペダル14との間の位置に設けたが、これに限定されるものではない。右足フットレスト2にあっては、運転席11足元の所定位置に設けられればよく、例えば図4に示すように、ロッカー部16上におけるアクセルペダル14の横(近接する位置)に設けられていてもよい。この場合、運転者にとって楽な位置に右足Rを置くことができる。この右足フットレスト2の位置については、以下の実施形態においても同様である。さらに、右足フットレスト2は、ホイールハウス部におけるアクセルペダル14の横に設けられていてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。ここでは、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る補助制動装置の右足フットレストを示す図である。図5に示すように、本実施形態の補助制動装置20が上記第1実施形態と異なる点は、右足フットレスト2を昇降させる昇降機構21をさらに備えた点である。
昇降機構21は、例えばモータ及びバネを含んで構成され、運転席11足元の車体18内部に配設されている。また、昇降機構21は、ECU6に電気的に接続されている。これにより、昇降機構21は、図5(a)に示すように、ACC非作動時に右足フットレスト2を車体18に格納させると共に、図5(b)に示すように、ACC作動時に右足フットレスト2を車体18からせり上がるように出現させる。つまり、ACC非作動時に格納された右足フットレスト2は、ACC作動時において、その一端側を基軸として他端側が持ち上がるよう回転し出現する。
図6は、図5に示す補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。図6に示すように、本実施形態の補助制動装置20では、ECU6にて次の処理が実行される。すなわち、車両10がACC作動時であるか否かを判定し、ACC作動時の場合(S1にてYES)、昇降機構21を制御することによって、格納されている右足フットレスト2を車体18からせり上がるように出現させる(S21)。また、ACCを終了する場合(S5にてYES)、昇降機構21を制御することによって、せり上がる右足フットレスト2を車体18に格納する(S22)。
以上、本実施形態の補助制動装置1では、右足フットレスト2が、ACC非作動時に車体18に格納されると共に、ACC作動時に車体18からせり上がるように出現する。よって、ACC非作動時において、右足フットレスト2がブレーキペダル13やアクセルペダル14の操作の邪魔になるのを防止することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。ここでは、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る補助制動装置の右足フットレストを示す図である。図7に示すように、本実施形態の補助制動装置30が上記第1実施形態と異なる点は、PCS作動時に右足フットレスト2を跳ね上げる跳上げ機構31をさらに備えた点である。
跳上げ機構31は、例えばモータ及びバネを含んで構成されている。また、跳上げ機構31は、ECU7に電気的に接続されている。これにより、跳上げ機構31は、ACC作動時においてPCSが作動し緊急ブレーキ操作が要求されるとき、右足フットレスト2を跳ね上げる。
図8は、図7に示す補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。図8に示すように、本実施形態の補助制動装置30では、ECU6にて次の処理が実行される。すなわち、運転者に対し右足フットレスト2に右足Rを載置するよう警告した後(S4)、PCSが作動され緊急ブレーキ操作が要求された否かが判定される(S31)。緊急ブレーキ操作が要求された場合、跳上げ機構31を作動させて右足フットレスト2を跳ね上げる。これにより、緊急ブレーキ操作が要求されている旨が、右足フットレスト2を介して運転者に報知されることになる。
続いて、主ブレーキが作動した(ブレーキペダル13が踏まれた)場合、右足フットレスト2の跳ね上げが解除され、右足フットレスト2が元の状態に戻る(S33,S34)。そして、ACCが終了するまで上記S3の判定に再び移行する(S5)。
以上、本実施形態の補助制動装置30では、緊急ブレーキ操作が要求された場合、跳上げ機構31を作動させて右足フットレスト2を跳ね上げる。よって、PCSによる緊急ブレーキ操作を、運転者に対し積極的且つ直接的に促すことができる。
なお、本実施形態では、右足フットレスト2を跳ね上げる跳上げ機構31を搭載したが、これに代えて若しくは加えて、例えば右足フットレスト2に突上げ力(衝撃力)を付与する衝撃装置を搭載する場合もある。この場合、かかる突上げ力により緊急ブレーキ操作が要求されている旨を運転者に報知することができる。要は、右足フットレスト2は、ブレーキ操作が要求されている旨を運転者に報知可能に構成されていればよい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。ここでは、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図9は、本発明の第4実施形態に係る補助制動装置のECUにおける処理を示すフローチャートである。本実施形態の補助制動装置が上記第1実施形態と異なる点は、運転者の右足Rが右足フットレスト2に載置されていることがフットレストS/W3で検出されない場合、PCSが作動され緊急ブレーキ操作が要求されるときの要求タイミングを早める点である。
具体的には、本実施形態の補助制動装置では、ECU6にて次の処理が実行される。すなわち、図9に示すように、フットレストS/W3のON・OFFを判定した後(S3)、フットレストS/W3がONのとき、PCSが作動されるか否かを判定する(S41)。PCSが作動される場合、緊急ブレーキ操作の要求を標準タイミングで実行する(S42,S43)。ここでは、TTC(Time To Collision)が標準設定値のときに、警報機4を作動させて緊急ブレーキ操作を要求する。
他方、フットレストS/W3がOFFのとき、PCSが作動されるか否かを判定する(S44)。PCSが作動される場合、緊急ブレーキ操作の要求を、標準タイミングより早めた早出しタイミングで実行する(S45,S46)。ここでは、TTCが標準設定値より所定時間(例えば、1秒)早い値のときに、警報機4を作動させて緊急ブレーキ操作を要求する。そして、上記S43,S46の後、及び上記S41,S44にてNOの場合、ACCが終了するまで上記S3の判定に再び移行する(S5)。
以上、本実施形態の補助制動装置では、運転者の右足Rが右足フットレスト2に載置されていることがフットレストS/W3で検出されない場合(フットレストS/W3がOFF)、運転者に緊急ブレーキ操作を要求するときの要求タイミングを早めている。これにより、運転者の右足Rの位置を考慮した踏替え時間、つまり運転者の状態に応じて適切に緊急ブレーキ操作を要求することができる。
なお、本実施形態において、フットレストS/W3と、緊急ブレーキ操作の要求を早出しタイミングで実行するECU6とが、特許請求の範囲における載置状態検出手段を構成する。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。ここでは、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図10は、本発明の第5実施形態に係る補助制動装置の右足フットレストを示す図である。図10に示すように、本実施形態の補助制動装置50が上記第1実施形態と異なる点は、フットレストS/W3に代えてフットレスト踏力センサ8を備えた点である。
フットレスト踏力センサ8は、右足フットレスト2に載置された運転者の右足Rによる踏力(圧力)を検出するセンサであり、右足フットレスト2に設けられている。このフットレスト踏力センサ8は、ECU7に接続されており、検出した踏力をECU7へ出力する。
図11は、図10に示す補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。図11に示すように、本実施形態の補助制動装置50では、ECU7にて次の処理が実行される。すなわち、ACC作動時の場合(S1にてYES)、PCSが作動され緊急ブレーキ操作が要求されているか否かを判定する(S51)。
緊急ブレーキ操作が要求されている場合、フットレスト踏力センサ8で踏力を検出し(S52)、その踏力に応じた制動油圧を演算する(S53)。続いて、演算した制動油圧に基づいて主ブレーキを作動させる(S54)。そして、上記S54の後、及び上記S51にてNOの場合、ACCが終了するまで上記S51の判定に再び移行する(S5)。
図12は、図11に示すECUの処理において演算される制動油圧の一例を示すグラフである。図中において、横軸は踏力を示し、縦軸は制動油圧を示している。図12に示すように、ここでの制動油圧は、踏力に関する曲線関数となっている。具体的には、制動油圧は、踏力が0から大きくなるに連れて、曲線的に大きくなった後に所定値に収束するよう設定されている。
或いは、補助制動装置30では、図13に示すように、踏力に応じた制動油圧を演算した後(S53)、その演算した制動油圧に基づいてPBA(Pre-crash Brake Assist)を作動させる場合もある(S55)。このPBAとは、先行車等の障害物との衝突回避のために自動的に作動するブレーキを意味する。
図14は、図13に示すECUの処理において演算される制動油圧の一例を示すグラフである。図14に示すように、ここでの制動油圧は、踏力が所定値αになるまで0に維持されると共に、踏力が所定値αよりも大きくなったときに大きく立ち上がるように設定されている。
さらに或いは、補助制動装置30では、図15に示すように、ACC作動時の場合(S1にてYES)、フットレスト踏力センサ8がONとなっているか否かを判定する(S56)。具体的には、フットレスト踏力センサ8で検出された踏力が閾値β(図16(a)参照)以上である場合、当該フットレスト踏力センサ8がONであると判定する。
フットレスト踏力センサ8がONの場合、PCSが作動され緊急ブレーキ操作が要求されると(S57にてYES)、PBAが短時間(所定時間)の間継続して自動作動される(S58)。そして、このS58の後、及び上記S56,S57にてNOの場合、ACCが終了するまで上記S56の判定に再び移行する(S5)。
図16(a)は、図15に示すECUの処理において検出される踏力の一例を示すグラフであり、図16(b)は、図15に示すECUの処理において演算される制動油圧の一例を示すグラフである。これら各図中の横軸は、それぞれ時間を示しており、互いに対応している。
図16に示すように、踏力が閾値β以上であってフットレスト踏力センサ8がONのときにおいて、PCSが作動され緊急ブレーキ操作が要求されると(図中の時間t1のとき)、制動油圧が立ち上がって短時間Δtの間だけ維持される。よって、時間t2のときに運転者が右足Rを右足フットレスト2から離しても、短時間Δtの間では、PBAがそのまま継続して自動作動されることになる。その結果、運転者は、かかる短時間Δtの間に、例えば右足Rをブレーキペダル13へ踏み替えて主ブレーキを作動させることが可能となる。
以上、本実施形態では、ACC作動時において、右足フットレスト2に設けられたフットレスト踏力センサ8で踏力を検出し、その踏力に基づいて車両10を制動させている。よって、運転車の右足Rを踏み替えずに車両10を制動させることができ、一層スムーズなブレーキ操作を行うことが可能となる。その結果、運転者が主ブレーキに踏み替えるのに時間がかかり、充分な制動が確保されなかったり制動が間に合わなかったりするということを防止できる。
なお、本実施形態では、上述したように、緊急ブレーキ操作が要求されているという所定条件下にあるときに、フットレスト踏力センサ8で検出した踏力に基づいて車両10を制動させたが、その他の種々の所定条件(例えば、車速が一定速度以上のとき等)下にあるときに、フットレスト踏力センサ8で検出した踏力に基づいて車両10を制動させてもよい。また、PBAの作動に代えて、踏力に応じて制動力をアシストするBA(Brake Assist)を作動させる場合もある。
ちなみに、本実施形態において、フットレスト踏力センサ8と、検出した踏力に基づいて車両を制動させるECU6とが、特許請求の範囲における踏力検出手段を構成する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、先行車両情報を検出するものとしてミリ波センサを用いたが、レーザセンサやステレオカメラ等のあらゆるセンサを用いることができる。また、警報機4は、インジケータ9、警告機6及び体感警報機7を含んで構成したが、これらに代えて若しくは加えて、あらゆる警報手段を用いることも可能である。
また、上記実施形態では、ACC作動時の車両制動を補助したが、アクセルペダル14を踏まなくても一定車速を維持するよう車両走行を制御するCC(Cruise Control)作動時の車両制動を補助してもよく、要は、自動走行時の車両制動を補助すればよい。
また、本発明は、上述した各実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を含むように(上述した各実施形態が互いに複合するように)構成しても勿論よい。
本発明の第1実施形態に係る補助制動装置の構成を示すブロック図である。 図1の補助制動装置が搭載された車両の運転席足元を示す図である。 図1の補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。 図1の補助制動装置の他の例が搭載された車両の運転席足元を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る補助制動装置の右足フットレストを示す図である。 図5の補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る補助制動装置の右足フットレストを示す図である。 図7の補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る補助制動装置のECUにおける処理を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る補助制動装置の右足フットレストを示す図である。 図10の補助制動装置におけるECUの処理を示すフローチャートである。 図11の処理において演算される制動油圧の一例を示すグラフである。 図10の補助制動装置におけるECUの処理の他の例を示すフローチャートである。 図13の処理において演算される制動油圧の一例を示すグラフである。 図10の補助制動装置におけるECUの処理のさらに他の例を示すフローチャートである。 図15の処理において検出される踏力及び演算される制動油圧の一例を示すグラフである。
符号の説明
1,20,30,50…補助制動装置、2…右足フットレスト(フットレスト)、3…フットレストS/W(載置状態検出手段)、7…ECU(載置状態検出手段、踏力検出手段)、8…フットレスト踏力センサ(踏力検出手段)、10…車両、11…運転席足元、12…フロア、13…ブレーキペダル、14…アクセルペダル、16…ロッカー部、18…車体、R…右足。

Claims (8)

  1. 自動走行時の車両制動を補助するための補助制動装置であって、
    前記車両の運転席足元の所定位置に設けられ、運転者の右足を載置させるフットレストを備えたことを特徴とする制動補助装置。
  2. 前記フットレストは、フロア上においてブレーキペダルとアクセルペダルとの間の位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の補助制動装置。
  3. 前記フットレストは、ホイールハウス部又はロッカー部上においてアクセルペダルに近接する位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の補助制動装置。
  4. 前記フットレストは、非自動走行時に車体に格納されると共に、自動走行時に前記車体からせり上がるように出現することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の補助制動装置。
  5. 前記フットレストは、前記運転者にブレーキ操作が要求されるときに、その旨を前記運転者に報知するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項記載の補助制動装置。
  6. 前記フットレストは、前記運転者にブレーキ操作が要求されるときに跳ね上がるよう構成されていることを特徴とする請求項5記載の補助制動装置。
  7. 前記運転者の右足が前記フットレストに載置されているか否かを検出する載置状態検出手段を備え、
    前記載置状態検出手段は、前記運転者の右足が前記フットレストに載置されていることを検出しない場合、前記運転者にブレーキ操作を要求するときの要求タイミングを早めることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項記載の補助制動装置。
  8. 前記フットレストに設けられ、前記運転者の踏力を検出する踏力検出手段を備え、
    前記踏力検出手段は、所定条件下において、検出した前記踏力に基づいて前記車両を制動させることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項記載の補助制動装置。
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